JPH1019391A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH1019391A
JPH1019391A JP8169744A JP16974496A JPH1019391A JP H1019391 A JPH1019391 A JP H1019391A JP 8169744 A JP8169744 A JP 8169744A JP 16974496 A JP16974496 A JP 16974496A JP H1019391 A JPH1019391 A JP H1019391A
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Japan
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air conditioner
control
superheat
degree
refrigerant
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JP8169744A
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English (en)
Inventor
Takeo Ueno
武夫 植野
Masaaki Takegami
雅章 竹上
Takeshi Arai
健史 新井
Shinichi Watanabe
慎一 渡邊
Toru Kachi
徹 加地
Daisuke Miyake
大輔 三宅
Masakane Hara
正務 原
Moichi Kitano
茂一 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 能力を最大にする能力制御と成績係数を最大
にするCOP制御とを行える空気調和機の制御装置を提
供する。 【解決手段】 この空気調和機の制御装置は、制御基板
11と、室内機6の吸込空気の温度を検出する吸込温度
センサ15と、吐出ガス温度センサ12と出口冷媒温度
センサ13とを備える。制御基板11は吸込温度センサ
15が検出した温度が設定値よりも2℃以上高いときに
は能力制御を行う一方、吸込温度センサ15が検出した
温度と設定値との差が2℃未満であるときにCOP制御
を行う。上記能力制御は膨張弁5の開度を制御して吐出
ガスの過熱度を制御することによって実行し、上記CO
P制御は膨張弁5の開度を制御して蒸発器1の出口での
冷媒の過熱度を制御することによって実行する。各能力
制御またはCOP制御用過熱度はメモリ11bに記憶さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、成績係数〔CO
P(コエフィシェント・オブ・パフォーマンス(coefficien
t of performance))〕または能力が最大になるように制
御する空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の制御装置としては、
図5に示すように、蒸発器101の出口に取り付けられ
た温度センサ102を有し、この温度センサ102から
の信号を受けて、膨張弁103の開度を調整して、蒸発
器101の出口での矢印Z方法に流れる冷媒の過熱度を
一定値(通常3℃〜5℃)に保つようにする制御基板10
5を備えたものがある。なお、107は凝縮器である。
この従来例では、蒸発器101の出口での冷媒の過熱度
を3℃〜5℃に保つことによって、蒸発器101から圧
縮機160への液冷媒の流入を防いで、圧縮機160の
保護を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記過熱度
が0℃付近の冷媒は液体と気体との二相流になっていて
不安定であり、温度を精度良く計測できず制御に適して
いない。したがって、上述のように、上記過熱度を3℃
〜5℃に保って、蒸発器101の出口で冷媒を確実に気
化させている。
【0004】ところが、冷房能力を最大にするには、圧
縮機160の吸入側での冷媒の過熱度(≒蒸発器101
出口での冷媒の過熱度)を0℃前後にする必要がある。
したがって、上記従来の制御装置では、空気調和機の能
力を最大にするような制御ができない。
【0005】また、上記従来の制御装置では、蒸発器1
01の出口での冷媒の過熱度を一定値にするように膨張
弁103の開度を調節しているから、COPを最大にす
るような最適化制御もできていない。
【0006】そこで、この発明の目的は、能力を最大に
する能力制御および成績係数を最大にするCOP制御を
行える空気調和機の制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の空気調和機の制御装置は、空気調
和機の能力が最大になるように制御する能力制御と、空
気調和機の成績係数が最大になるように制御するCOP
制御とのいずれか一方を選択できるようになっている制
御手段を備えることを特徴としている。
【0008】この請求項1の発明によれば、上記能力制
御を選択すれば、空気調和機の能力を最大にすることが
できる。一方、上記COP制御を選択すれば、空気調和
機の成績係数を最大にすることができる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、外
部からの入力信号によって、上記能力制御とCOP制御
のいずれか一方が選択されるようになっていることを特
徴としている。
【0010】この請求項2の発明によれば、上記能力制
御とCOP制御のいずれか一方を、外部からの入力信号
によって選択することができる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、室
内機の吸込空気の温度を検出する吸込温度センサと、こ
の吸込温度センサが検出した吸込空気の温度と設定値と
の差が、所定の範囲内にあるときには、COP制御を行
う一方、上記吸込空気の温度と上記設定値との差が、上
記所定の範囲を越えたときに、能力制御を行うようにな
っている制御部とを備えることを特徴としている。
【0012】この請求項3の発明によれば、吸込空気の
温度が設定値に近いときには、COP制御を実行して、
運転の成績係数を最大にして省エネルギーを図る一方、
吸込空気の温度が設定値から離れたときには、能力制御
を実行して、運転能力を最大にして、吸込空気の温度を
設定値に速やかに近づけることができる。従って、請求
項3の発明によれば、省エネルギーと最大運転能力を使
い分けることができる。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、圧
縮機の吐出ガスの温度を検出する吐出ガス温度センサ
と、この吐出ガス温度センサからの上記吐出ガスの温度
を表す信号を受けて、膨張手段を制御して、上記吐出ガ
スの過熱度を、空気調和機の能力が最大になるような値
にする制御部とを備えることを特徴としている。
【0014】この請求項4の発明によれば、圧縮機の吐
出ガスの温度を検出した温度センサからの上記吐出ガス
の温度を表す信号に基づいて膨張手段を制御して、上記
吐出ガスの過熱度を空気調和機の能力が最大になるよう
な値にする。
【0015】このように、膨張手段を制御して、圧縮機
からの吐出ガスの過熱度を空気調和機の能力が最大にな
るような値にすれば、圧縮機への冷媒に未蒸発の液が残
らないようにでき、圧縮機の信頼性を保つことができる
上に、空気調和機の能力を最大にすることができる。
【0016】この請求項4の発明によれば、圧縮機の吐
出側での冷媒過熱度を検出すれば能力制御できるから、
従来のように圧縮機の吸入側での0℃付近の冷媒過熱度
を検出する必要がなく、制御性が良い。
【0017】また、請求項5の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、蒸
発器の出口での冷媒温度を検出する出口冷媒温度センサ
と、この出口冷媒温度センサからの上記出口での冷媒温
度を表す信号を受けて、膨張手段を制御して、上記出口
での冷媒の過熱度を、空気調和機の成績係数が最大にな
るような値にする制御部とを備えることを特徴としてい
る。
【0018】この請求項5の発明によれば、蒸発器の出
口での冷媒温度を検出した温度センサからの上記出口で
の冷媒温度を表す信号に基づいて膨張手段を制御して、
上記蒸発器の出口での冷媒の過熱度を空気調和機の成績
係数が最大になるような値にする。
【0019】このように、膨張手段を制御して、蒸発器
の出口での冷媒の過熱度を、空気調和機の成績係数が最
大になるような値にすれば、圧縮機への冷媒に未蒸発の
液が残らないようにして圧縮機の信頼性を保つことがで
きる上に、空気調和機の成績係数を最大にすることがで
きる。
【0020】また、請求項6の発明は、請求項4に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の能力を最大にするような圧縮機の吐出ガスの
最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機を駆動する電源
の周波数毎に記憶している記憶部を備え、上記制御部
は、圧縮機の吐出ガスの過熱度が、上記圧縮機の駆動周
波数に対応して上記記憶部が記憶している最適過熱度に
なるように、膨張手段を制御するようになっていること
を特徴としている。
【0021】この請求項6の発明によれば、制御部は、
圧縮機の吐出ガスの過熱度が、上記記憶部が記憶してい
る周波数毎の最適過熱度になるように膨張手段を制御す
る。したがって、請求項6の発明によれば、圧縮機の出
力をインバータで周波数制御している場合にも、圧縮機
を駆動している電源の周波数に対応して能力を最大にで
きる能力制御を行える。
【0022】また、請求項7の発明は、請求項4に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の能力を最大にするような圧縮機の吐出ガスの
最適過熱度を、上記空気調和機の冷媒の配管長さ毎に記
憶している記憶部を備え、上記制御部は、圧縮機の吐出
ガスの過熱度が、上記周波数と上記配管長との組み合わ
せに対応して上記記憶部が記憶している最適過熱度にな
るように、膨張手段を制御するようになっていることを
特徴としている。
【0023】この請求項7の発明によれば、制御部は、
圧縮機の吐出ガスの過熱度が、上記記憶部が記憶してい
る上記周波数と上記配管長との組み合わせに対応した最
適過熱度になるように膨張手段を制御する。したがっ
て、請求項7の発明によれば、圧縮機の出力をインバー
タで周波数制御している場合に、圧縮機を駆動している
電源の周波数と配管長とに対応して、能力を最大にでき
る能力制御を行える。
【0024】また、請求項8の発明は、請求項5に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の成績係数を最大にするような蒸発器の出口で
の冷媒の最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機を駆動
する電源の周波数毎に記憶している記憶部を備え、上記
制御部は、蒸発器の出口での冷媒の過熱度が、上記駆動
周波数に対応して上記記憶部が記憶している最適過熱度
になるように、膨張手段を制御するようになっているこ
とを特徴としている。
【0025】この請求項8の発明によれば、制御部は、
蒸発器の出口での冷媒の過熱度が、上記記憶部が記憶し
ている周波数毎の最適過熱度になるように膨張手段を制
御する。したがって、請求項8の発明によれば、圧縮機
の出力をインバータで周波数制御している場合にも、圧
縮機を駆動している電源の周波数に対応して成績係数を
最大にできるCOP制御を行える。
【0026】また、請求項9の発明は、請求項5に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の成績係数を最大にするような蒸発器の出口で
の冷媒の最適過熱度を、上記空気調和機の冷媒の配管長
さ毎に記憶している記憶部を備え、上記制御部は、蒸発
器の出口での冷媒の過熱度が、上記周波数と上記配管長
との組み合わせに対応して上記記憶部が記憶している最
適過熱度になるように、膨張手段を制御するようになっ
ていることを特徴としている。
【0027】この請求項9の発明によれば、制御部は、
蒸発器の出口での冷媒の過熱度が、上記記憶部が記憶し
ている上記周波数と上記配管長との組み合わせに対応し
た最適過熱度になるように膨張手段を制御する。したが
って、請求項9の発明によれば、圧縮機の出力をインバ
ータで周波数制御している場合に、圧縮機を駆動してい
る電源の周波数と配管長とに対応して、成績係数を最大
にできるCOP制御を行える。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0029】図1に、この発明の空気調和機の制御装置
の実施の形態を有する空気調和機の構成を示す。上記空
気調和機は、蒸発器1と圧縮機2と凝縮機3と膨張手段
としての電子式膨張弁5とを備えている。蒸発器1は室
内機6に内蔵されている。また、上記圧縮機2は、駆動
電源の周波数がインバータ制御されることで、出力制御
されている。なお、図1において矢印Xは冷媒が流れる
方向を示している。
【0030】また、この実施の形態の制御装置は、制御
部としての制御基板11と、吐出ガス温度センサ12
と、出口冷媒温度センサ13とを備えている。吐出ガス
温度センサ12は、圧縮機2の吐出ガスの温度を検出す
るものであり、出口冷媒温度センサ13は、蒸発器1の
出口での冷媒温度を検出するものである。
【0031】また、この実施の形態は、室内機6の吸込
空気の温度を検出する吸込温度センサ15を備えてい
る。上記制御基板11と温度センサ12,13および1
5が制御手段を構成している。上記制御基板11は、C
PU(中央処理装置)11aと記憶部としてのメモリ11
bを有している。
【0032】上記制御基板11は、上記吸込温度センサ
15が検出した上記吸込空気の温度が所定の設定値より
も2℃以上高いときには、能力制御を行う一方、上記吸
込温度センサ15が検出した上記吸込空気の温度と上記
所定の設定値との差が2℃未満であるときには、COP
制御を行う。
【0033】上記能力制御を行う場合には、上記制御基
板1は、吐出ガス温度センサ12から、圧縮機2の吐出
ガスの温度を表す信号を受けて、電子式膨張弁5の開度
を制御して、上記吐出ガスの過熱度を、上記空気調和機
の能力を最大にするような値にする。また、上記制御基
板11のメモリ11bは、上記空気調和機の能力を最大
にするような圧縮機2の吐出ガスの最適過熱度を、上記
圧縮機2を駆動する電圧の周波数と冷媒配管長さとの組
み合わせに対応して記憶している。そして、上記CPU
11aは、上記駆動周波数に対応してメモリ11bが記
憶している最適過熱度になるように、電子式膨張弁5を
制御する。
【0034】この実施の形態によれば、圧縮機2の吹出
側での冷媒過熱度を検出すれば、能力制御できるから、
従来のように圧縮機2の吸入側での0℃付近の冷媒過熱
度を検出する必要がなく、制御性が良い。
【0035】一方、上記COP制御を行う場合には、上
記制御基板1は、出口冷媒温度センサ13から、蒸発器
1の出口での冷媒温度を表す信号を受けて、電子式膨張
弁5の開度を制御して、上記出口での冷媒の過熱度を、
上記空気調和機の成績係数を最大にするような値にす
る。また、上記制御基板11のメモリ11bは、上記空
気調和機の成績係数を最大にするような蒸発器1の出口
での冷媒の最適過熱度を、上記圧縮機2を駆動する電源
の周波数と冷媒配管長さとの組み合わせに対応して記憶
している。そして、上記CPU11aは、上記駆動周波
数に対応してメモリ11bが記憶している最適過熱度に
なるように、電子式膨張弁5を制御する。
【0036】上記構成の空気調和機の制御装置によれ
ば、上記制御基板11は、吸込空気の温度が設定値より
も2℃以上高いときに、能力制御を実行して圧縮機2の
出力を最大にして、吸込空気の温度を速やかに低下させ
て設定値にすることができる。また、上記吸込空気の温
度と上記設定値との差が2℃未満であるときに、COP
制御を実行して運転の成績係数を最大にして省エネルギ
ーを図れる。したがって、この実施の形態によれば、省
エネルギー用制御と最大空調能力制御とを、それぞれ必
要なときに行うことができる。
【0037】また、この実施の形態によれば、上記制御
基板11は、能力制御を行う場合には、圧縮機2の吐出
ガスの温度を検出した温度センサ12からの上記吐出ガ
スの温度を表す信号に基づいて電子式膨張弁5の開度を
制御して、図2に示すように、上記吐出ガスの過熱度を
空気調和機の能力が最大になるような値にする。この
時、圧縮機2吸込ガスの過熱度は0℃近くになるが、吐
出ガスの過熱度(t)を、圧縮機2への冷媒に未蒸発の液
が戻らないような過熱度td以下とならないように制御
する。したがって、圧縮機2の信頼性を保ちつつ、空気
調和機の能力を最大にすることができる。また、圧縮機
吸い込みガスの過熱度の0℃付近は計測困難であるが、
この状態でも吐出ガスは確実に過熱度がついており、正
確に計測することができる。
【0038】また、この実施の形態によれば、能力制御
を行う場合に、制御基板11は、図3(A),(B)に示す
ように、圧縮機2の吐出ガスの過熱度が、上記メモリ1
1bが記憶している上記圧縮機2の駆動周波数f1,f2,
3と冷媒配管長L1,L2との組み合わせに対応した最適
過熱度t11,t12,t13,t21,t22,t23 になるよう
に、電子式膨張弁5を制御する。したがって、この実施
形態によれば、圧縮機2の出力をインバータで周波数制
御している場合に、圧縮機2を駆動している電源の周波
数(f1,f2,f3)と冷媒の配管長(L1,L2)との組み合わ
せに対応して、能力を最大にできる能力制御を行うこと
ができる。
【0039】また、この実施の形態によれば、COP制
御を行う場合に、制御基板11は、図6(A),(B)に示
すように、蒸発器2の出口での冷媒の過熱度が、メモリ
11bが記憶している上記駆動周波数f1,f2,f3と上
記冷媒配管長L1,L2との組み合わせに対応した最適過
熱度t101,t102,t103,t201,t202,t203になるよう
に電子式膨張弁5を制御する。したがって、この実施の
形態によれば、圧縮機2の出力をインバータで周波数制
御している場合に、圧縮機2を駆動している電源の周波
数と冷媒配管長との組み合わせに対応して、成績係数を
最大にできるCOP制御を行える。
【0040】尚、上記実施の形態では、制御基板11は
上記室内機6の吸込空気の温度と設定値との差の大小に
応じて、能力制御とCOP制御のどちらかを自動的に選
択するようにしたが、制御基板11に制御選択用の手動
スイッチを設けて、このスイッチの切替によって能力制
御をCOP制御のいずれか一方を選択するようにしても
よい。
【0041】また、上記実施の形態では、圧縮機2をイ
ンバータ制御されるものとしたが、圧縮機2が一定の周
波数で駆動されるものであっても本発明を適用できる。
また、上記実施の形態では、蒸発器1で室内機を構成す
る冷房空調の場合について説明したが、凝縮機3で室内
機を構成する暖房空調の場合にも、また、4路切替弁を
有する冷暖房用機にも本発明を適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機の制御装置は、空気調和機の能力が最大
になるように制御する能力制御と、空気調和機の成績係
数が最大になるように制御するCOP制御とのいずれか
一方を選択できるようになっている制御手段を備えてい
る。
【0043】この請求項1の発明によれば、上記能力制
御を選択すれば、空気調和機の能力を最大にすることが
できる。一方、上記COP制御を選択すれば、空気調和
機の成績係数を最大にすることができる。
【0044】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、外
部からの入力信号によって、上記能力制御とCOP制御
のいずれか一方が選択されるようになっている。
【0045】この請求項2の発明によれば、上記能力制
御とCOP制御のいずれか一方を、外部からの入力信号
によって選択することができる。
【0046】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、室
内機の吸込空気の温度を検出する吸込温度センサと、こ
の吸込温度センサが検出した吸込空気の温度と設定値と
の差が、所定の範囲内にあるときには、COP制御を行
う一方、上記吸込空気の温度と上記設定値との差が、上
記所定の範囲を越えたときに、能率制御を行うようにな
っている制御部とを備えている。
【0047】この請求項3の発明によれば、吸込空気の
温度が設定値に近いときには、COP制御を実行して、
運転の成績係数を最大にして省エネルギーを図る一方、
吸込空気の温度が設定値から離れたときには、能力制御
を実行して、運転能力を最大にして、吸込空気の温度を
設定値に速やかに近づけることができる。したがって、
請求項3の発明によれば、省エネルギー制御と最大運転
能力制御とを夫々が必要となされるときに行うことがで
きる。
【0048】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、圧
縮機の吐出ガスの温度を検出する吐出ガス温度センサ
と、この吐出ガス温度センサからの上記吐出ガスの温度
を表す信号を受けて、膨張手段を制御して、上記吐出ガ
スの過熱度を、空気調和機の能力が最大になるような値
にする制御部とを備えている。
【0049】この請求項4の発明によれば、圧縮機の吐
出ガスの温度を検出した温度センサからの上記吐出ガス
の温度を表す信号に基づいて膨張手段を制御して、上記
吐出ガスの過熱度を空気調和機の能力が最大になるよう
な値にする。
【0050】このように、膨張手段を制御して、圧縮機
からの吐出ガスの過熱度を空気調和機の能力が最大にな
るような値にすれば、圧縮機への冷媒に未蒸発の液が残
らないようにでき、圧縮機の信頼性を保つことができる
上に、空気調和機の能力を最大にすることができる。
【0051】この請求項4の発明によれば、圧縮機の吹
出側での冷媒過熱度を検出すれば能力制御できるから、
従来のように圧縮機の吸入側での0℃付近の不安定な冷
媒過熱度を検出する必要がなく、制御性が良い。
【0052】また、請求項5の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、蒸
発器の出口での冷媒温度を検出する出口冷媒温度センサ
と、この出口冷媒温度センサからの上記出口での冷媒温
度を表す信号を受けて、膨張手段を制御して、上記出口
での冷媒の過熱度を、空気調和機の成績係数が最大にな
るような値にする制御部とを備えている。
【0053】この請求項5の発明によれば、蒸発器の出
口での冷媒温度を検出した温度センサからの上記出口で
の冷媒温度を表す信号に基づいて膨張手段を制御して、
上記蒸発器の出口での冷媒の過熱度を空気調和機の成績
係数が最大になるような値にする。
【0054】このように、膨張手段を制御して、蒸発器
の出口での冷媒の過熱度を、空気調和機の成績係数が最
大になるような値にすれば、圧縮機への冷媒に未蒸発の
液が残らないようにして圧縮機の信頼性を保つことがで
きる上に、空気調和機の成績係数を最大にすることがで
きる。
【0055】また、請求項6の発明は、請求項4に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の能力を最大にするような圧縮機の吐出ガスの
最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機を駆動する電源
の周波数毎に記憶している記憶部を備え、上記制御部
は、圧縮機の吐出ガスの過熱度が、上記圧縮機の駆動周
波数に対応して上記記憶部が記憶している最適過熱度に
なるように、膨張手段を制御するようになっている。
【0056】この請求項6の発明によれば、制御部は、
圧縮機の吐出ガスの過熱度が、上記記憶部が記憶してい
る周波数毎の最適過熱度になるように膨張手段を制御す
る。したがって、請求項6の発明によれば、圧縮機の出
力をインバータで周波数制御している場合にも、圧縮機
を駆動している電源の周波数に対応して能力を最大にで
きる能力制御を行える。
【0057】また、請求項7の発明は、請求項4に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の能力を最大にするような圧縮機の吐出ガスの
最適過熱度を、上記空気調和機の冷媒の配管長さ毎に記
憶している記憶部を備え、上記制御部は、圧縮機の吐出
ガスの過熱度が、上記周波数と上記配管長との組み合わ
せに対応して上記記憶部が記憶している最適過熱度にな
るように、膨張手段を制御するようになっている。
【0058】この請求項7の発明によれば、制御部は、
圧縮機の吐出ガスの過熱度が、上記記憶部が記憶してい
る上記周波数と上記配管長との組み合わせに対応した最
適過熱度になるように膨張手段を制御する。したがっ
て、請求項7の発明によれば、圧縮機の出力をインバー
タで周波数制御している場合に、圧縮機を駆動している
電源の周波数と配管長とに対応して、能力を最大にでき
る能力制御を行える。
【0059】また、請求項8の発明は、請求項5に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の成績係数を最大にするような蒸発器の出口で
の冷媒の最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機を駆動
する電源の周波数毎に記憶している記憶部を備え、上記
制御部は、蒸発器の出口での冷媒の過熱度が、上記駆動
周波数に対応して上記記憶部が記憶している最適過熱度
になるように、膨張手段を制御するようになっている。
【0060】この請求項8の発明によれば、制御部は、
蒸発器の出口での冷媒の過熱度が、上記記憶部が記憶し
ている周波数毎の最適過熱度になるように膨張手段を制
御する。したがって、請求項8の発明によれば、圧縮機
の出力をインバータで周波数制御している場合にも、圧
縮機を駆動している電源の周波数に対応して成績係数を
最大にできるCOP制御を行える。
【0061】また、請求項9の発明は、請求項5に記載
の空気調和機の制御装置において、上記制御手段は、空
気調和機の成績係数を最大にするような蒸発器の出口で
の冷媒の最適過熱度を、上記空気調和機の冷媒の配管長
さ毎に記憶している記憶部を備え、上記制御部は、蒸発
器の出口での冷媒の過熱度が、上記周波数と上記配管長
との組み合わせに対応して上記記憶部が記憶している最
適過熱度になるように、膨張手段を制御するようになっ
ている。
【0062】この請求項9の発明によれば、制御部は、
蒸発器の出口での冷媒の過熱度が、上記記憶部が記憶し
ている上記周波数と上記配管長との組み合わせに対応し
た最適過熱度になるように膨張手段を制御する。したが
って、請求項9の発明によれば、圧縮機の出力をインバ
ータで周波数制御している場合に、圧縮機を駆動してい
る電源の周波数と配管長とに対応して、成績係数を最大
にできるCOP制御を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の空気調和機の制御装置の実施の形
態の構成を示す模式図である。
【図2】 上記実施の形態において、吐出ガス過熱度を
調整して能力制御を行う動作を説明する特性図である。
【図3】 図3(A)は、上記実施の形態において、配管
長L1に応じて、圧縮機駆動周波数f1,f2,f3毎に吐出
ガス過熱度tを調整して能力制御を行う動作を説明する
特性図であり、図3(B)は、上記実施の形態において、
配管長L2に応じて、圧縮機駆動周波数f1,f2,f3毎に
吐出ガス過熱度tを調整して能力制御を行う動作を説明
する特性図である。
【図4】 図4(A)は、上記実施の形態において、配管
長L1に応じて、圧縮機駆動周波数f1,f2,f3毎に蒸発
器出口での冷媒過熱度tを調整してCOP制御を行う動
作を説明する特性図であり、図4(B)は、上記実施の形
態において、配管長L2に応じて、圧縮機駆動周波数
1,f2,f3毎に蒸発器出口での冷媒過熱度tを調整し
てCOP制御を行う動作を説明する特性図である。
【図5】 従来の空気調和機の制御装置の構成を示す模
式図である。
【符号の説明】
1…蒸発器、2…圧縮機、3…凝縮器、5…電子式膨張
弁、6…室内機、11…制御基板、11a…CPU、1
1b…メモリ、12…吐出ガス温度センサ、13…出口
冷媒温度センサ、15…吸込温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 健史 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 渡邊 慎一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 加地 徹 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 三宅 大輔 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 原 正務 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 北野 茂一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の能力が最大になるように制
    御する能力制御と、空気調和機の成績係数が最大になる
    ように制御するCOP制御とのいずれか一方を選択でき
    るようになっている制御手段(11,13,15)を備える
    ことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、外部からの入力信号
    によって、上記能力制御とCOP制御のいずれか一方が
    選択されるようになっていることを特徴とする空気調和
    機の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、 室内機(6)の吸込空気の温度を検出する吸込温度センサ
    (15)と、 この吸込温度センサ(15)が検出した吸込空気の温度と
    設定値との差が、所定の範囲内にあるときには、COP
    制御を行う一方、上記吸込空気の温度と上記設定値との
    差が、上記所定の範囲を越えたときに、能力制御を行う
    ようになっている制御部(11)とを備えることを特徴と
    する空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、 圧縮機(2)の吐出ガスの温度を検出する吐出ガス温度セ
    ンサ(12)と、 この吐出ガス温度センサ(12)からの上記吐出ガスの温
    度を表す信号を受けて、膨張手段(5)を制御して、上記
    吐出ガスの過熱度を、空気調和機の能力が最大になるよ
    うな値にする制御部(11)とを備えることを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、 蒸発器(1)の出口での冷媒温度を検出する出口冷媒温度
    センサ(13)と、 この出口冷媒温度センサ(13)からの上記出口での冷媒
    温度を表す信号を受けて、膨張手段(5)を制御して、上
    記出口での冷媒の過熱度を、空気調和機の成績係数が最
    大になるような値にする制御部(11)とを備えることを
    特徴とする空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、 空気調和機の能力を最大にするような圧縮機(2)の吐出
    ガスの最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機(2)を駆
    動する電源の周波数毎に記憶している記憶部(11b)を
    備え、 上記制御部(11)は、圧縮機(2)の吐出ガスの過熱度
    が、上記圧縮機(2)の駆動周波数に対応して上記記憶部
    (11b)が記憶している最適過熱度になるように、膨張
    手段(5)を制御するようになっていることを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、 空気調和機の能力を最大にするような圧縮機(2)の吐出
    ガスの最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機(2)を駆
    動する電源の周波数と上記空気調和機の冷媒の配管長さ
    との組み合わせに対応して記憶している記憶部(11b)
    を備え、 上記制御部(11)は、圧縮機(2)の吐出ガスの過熱度
    が、上記周波数と上記配管長との組み合わせに対応して
    上記記憶部(11b)が記憶している最適過熱度になるよ
    うに、膨張手段(2)を制御するようになっていることを
    特徴とする空気調和機の制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、 空気調和機の成績係数を最大にするような蒸発器(1)の
    出口での冷媒の最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機
    (2)を駆動する電源の周波数毎に記憶している記憶部
    (11b)を備え、 上記制御部(11)は、蒸発器(1)の出口での冷媒の過熱
    度が、上記駆動周波数に対応して上記記憶部(11b)が
    記憶している最適過熱度になるように、膨張手段(5)を
    制御するようになっていることを特徴とする空気調和機
    の制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の空気調和機の制御装置
    において、 上記制御手段(11,13,15)は、 空気調和機の成績係数を最大にするような蒸発器(1)の
    出口での冷媒の最適過熱度を、上記空気調和機の圧縮機
    (2)を駆動する電源の周波数と上記空気調和機の冷媒
    の配管長さとの組み合わせに対応して記憶している記憶
    部(11b)を備え、 上記制御部(11)は、蒸発器(1)の出口での冷媒の過熱
    度が、上記周波数と上記配管長との組み合わせに対応し
    て上記記憶部(11b)が記憶している最適過熱度になる
    ように、膨張手段(5)を制御するようになっていること
    を特徴とする空気調和機の制御手段。
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