JPH10194691A - バランサ装置 - Google Patents

バランサ装置

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JPH10194691A
JPH10194691A JP111697A JP111697A JPH10194691A JP H10194691 A JPH10194691 A JP H10194691A JP 111697 A JP111697 A JP 111697A JP 111697 A JP111697 A JP 111697A JP H10194691 A JPH10194691 A JP H10194691A
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JP
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arm
hydraulic
work
hydraulic cylinder
accumulator
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JP111697A
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English (en)
Inventor
Yasukazu Andou
恭数 安藤
Shinobu Tsunoda
忍 角田
Tsutomu Kobayashi
努 小林
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Aichi Corp
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Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧ポンプ等の油圧供給源が停止された後も
バランスを維持するバランサ装置を提供する。 【解決手段】 ポンプ72を駆動しリリーフバルブ74
を調整する。このとき、シリンダチューブ41のローラ
43が台形リンク部材51の段差51aに当接し下側ア
ーム部材50を反時計方向へ回転させるため起伏アーム
30が起仰される。その後、ソレノイドバルブ75、7
6を閉に切り替えることにより、アキュムレータ73に
蓄えられた油圧によって油圧シリンダ40の作動圧を維
持し、ポンプ72を停止可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業者が行う作業
を補助するために用いられる作業用アームに関する。
【0002】
【従来の技術】配電線架設作業等には、走行自在な車体
上に、旋回、起伏、伸縮等が自在なブームが設けられた
高所作業車が用いられることが多い。このブームの先端
に配設された作業台が、活線状態(通電状態)の配電線
電柱あるいは配電線の近傍に配置され、作業台に搭乗し
ている作業者が、電線用ストリッパ、グラインダ、カッ
ター等の工具を用いて作業を行う。
【0003】このような作業を安全にしかも効率良く行
うために、各種作業工具や作業器具等を着脱自在に保持
可能な作業用アームが用いられる。作業用アームには、
それに取り付けられた作業器具、工具等の重量とアーム
の自重とから作業用アームを倒伏させる方向へモーメン
トが生じるため、高所において作業者が作業用アームを
繰り出し先端部に取り付けられた工具等を位置決めする
作業は容易でない。そのため、作業用アームには、この
倒伏モーメントに抗する起仰モーメントを作用させて作
業用アームをバランスさせるバランサ装置が設けられる
のが一般的である。バランサ装置によって常にバランス
される作業用アームは、作業者が僅かな力で操作でき、
先端部に着脱自在に取り付けられた工具等の位置決めが
容易である。
【0004】このようなバランサ装置が油圧シリンダを
有して構成された場合は、この油圧シリンダへ、作業用
アームとそれに取り付けられた作業器具等の重量に応じ
て調圧された油圧が油圧ポンプ等によって供給されるこ
とにより作業用アームを起仰させるモーメントが得られ
ている。この起仰モーメントは、作業用アームに作用す
る倒伏モーメントからの圧縮を受けるように配設された
油圧シリンダに生じる反力からなり、作業用アームのバ
ランスをとるものである。これにより、作業者は、作業
用アーム及びその先端部に取り付けられた作業器具等の
重量を意識せずに作業用アームを操作し作業器具等を所
望の位置へ配置することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配電工事中
に、作業用アーム先端部に取り付けられた作業器具や工
具の位置を変えながら作業を進めたい場合は、その作業
が終了するまで作業用アームのバランスを維持する必要
がある。このため、従来のバランサ装置においては、常
に油圧シリンダに油圧を供給し続けるよう油圧ポンプを
常時駆動させておく必要があった。
【0006】高所作業車においては、この油圧ポンプ
は、車体に搭載されたエンジンによって駆動されるよう
にデザインされている場合が多いが、このように常にエ
ンジン等の動力源を稼働させておくことは経済的に好ま
しくない。本発明は、このような問題に鑑みてなされた
ものであり、油圧ポンプ等の油圧供給源が停止された後
もバランスを維持するバランサ装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のバランサ装置は、基台に対して起伏自在に
配設された起伏アームと、この起伏アームを倒伏させる
方向に作用する荷重に抗して前記起伏アームを起仰させ
る補助力を付与するバランサとからなり、起伏アーム
は、作業用アームとして、先端部に作業器具等が取り付
け可能に構成される。
【0008】バランサは、油圧シリンダと油圧供給手段
と油圧調節手段とアキュムレータと油圧開閉手段とから
なり、起伏アームの倒伏に応じて受ける圧縮に対して反
力を作用する方向に油圧シリンダが配設され、油圧供給
手段がこの油圧シリンダへ油圧調節手段を介して調圧さ
れた油圧を供給するように構成される。この調圧された
油圧を蓄えるアキュムレータが油圧回路的に油圧シリン
ダと油圧供給手段との間に配設され、アキュムレータと
油圧供給手段とを繋ぐ油路に油圧開閉手段が配設され
る。
【0009】油圧開閉手段が開の状態において、調圧さ
れた油圧が油圧シリンダへ供給されるとき、油圧シリン
ダによって、アームの自重や作業器具等の荷重に対抗す
る起仰力が起伏アームに作用され、起伏アームのバラン
スが得られる。さらに、本発明のバランサ装置は、バラ
ンスが得られた後に油圧開閉手段が閉に切り替えられる
ことで、油圧シリンダからの起仰力が、アキュムレータ
に蓄えられた油圧によって維持される。このため、油圧
開閉手段が閉に切り替えられた後も起伏アームのバラン
ス状態は油圧供給手段の作動状態に依存せずに保持され
る。
【0010】この場合、本発明のバランサ装置は、アキ
ュムレータと油圧シリンダとを繋ぐ油路に第二油圧開閉
手段を有して構成されるのが好ましい。バランス状態に
ある起伏アームは僅かな力が加えられただけでも動いて
しまう。このことが逆に作業性を損なうことにならない
よう、作業内容に応じてこの第二油圧開閉手段を閉に切
り替えることにより油圧シリンダをロックさせて起伏ア
ームを固定することも可能である。
【0011】さらに、本発明のバランサ装置の起伏アー
ムは、基台に一端が各々所定間隔で枢支されて平行に延
びた一対のアーム部材と、これらアーム部材の他端の各
々が枢支される先端側部材とから平行リンク機構に構成
されるのが好ましい。この場合、一対のアーム部材の一
方は、油圧シリンダのピストンと一体に形成され、この
ピストンが嵌入された油圧シリンダのシリンダチューブ
を軸方向に移動自在に支持するように構成される。ま
た、他方のアーム部材は、シリンダチューブに当接して
シリンダチューブから押力を受けるように一方のアーム
部材の方向へ突き出した押圧部を有して形成される。
【0012】この起伏アームによれば、油圧シリンダが
油圧供給手段によって作動されるとき、シリンダチュー
ブが一方のアーム部材に沿って軸方向へ移動しながら他
方のアーム部材の押圧部を押すため、両アーム部材が相
対的に平行移動し、その結果として起伏アームの起仰作
動が行われる。また、起伏アームの仰角に応じて両アー
ム部材の相対位置が変化するため、油圧開閉手段が閉の
状態においてアキュムレータに蓄えられた油圧によって
油圧シリンダが作動されているときもバランスはほぼ一
定に維持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図を参照して説明する。図2には、本発明に
係わるバランサ装置を備えた高所作業車20が示されて
いる。この高所作業車20は、概略、車体部とブームと
作業台とから構成されるもので、車体部は、主に、駆動
車輪を有する自走可能な車体21からなり、この車体2
1の前後左右に、伸長、接地することにより作業時に車
体21を安定支持するジャッキ装置が設けられている。
【0014】車体21上には、内蔵モータ(図示せず)
により回動自在な旋回台22が配設されている。この旋
回台22の上部にブーム23が枢支され、旋回台22か
らブーム23へ起伏シリンダが係着されている。この起
伏シリンダによりブーム23は起伏作動が自在である。
また、ブーム23は、複数のブーム部材が入子式に組ま
れたもので、ブーム内に配設された伸縮シリンダ(図示
せず)により伸縮作動が自在である。
【0015】このブーム部材23の先端には、作業台2
4が、レベリング機構により常に地面に対して底面が平
行に保たれるように、また水平方向へ首振り自在に配設
されている。このため、作業台24に搭乗した作業者
は、旋回台22及びブーム23の各作動を行うことによ
り作業台24を任意の高所位置へ移動し快適に作業が行
える。
【0016】作業台24には、本発明によるバランサ装
置が組み込まれた作業用アーム10が格納自在に配設さ
れている。この作業用アーム10は、図3に示されるよ
うに、昇降部材11と水平アーム12と起伏アーム30
と揺動バランサ14とFRPアーム15とから構成され
ている。尚、FRPアーム15の先端部には作業に応じ
て種々の作業器具16が着脱自在に取り付けられる。
【0017】昇降部材11は、上下方向に並んで配設さ
れた複数のローラ11aを有してなり、作業台24の前
部内側に配設された取付ベース17に設けられた昇降レ
ール17aに沿って昇降作動される。この昇降部材11
の上端部に水平アーム12が水平旋回自在に配設され、
この水平アーム12の先端部に、基端側支持部材31
が、水平アーム12に対して水平旋回自在に枢支されて
いる。尚、この実施例においては、この基端側支持部材
31までが、請求項に述べられた基台に対応するもので
ある。
【0018】この基端側支持部材31には、起伏アーム
30が起伏自在に枢支されている。起伏アーム30は、
図4に示すように、油圧シリンダ40のロッドと一体に
形成された上側アーム部材42と、台形状の下側アーム
部材50とが、各々一端を基端側支持部材31へ他端を
先端側支持部材32へ枢支された平行リンク機構をなし
ている。このため、先端側支持部材32は、起伏アーム
30の起伏角度の如何に拘わらず常に基端側支持部材3
1に対して平行に保たれる。
【0019】図4及び図5に示されるように、油圧シリ
ンダ40のシリンダチューブ41の基端側には一対のロ
ーラ43が回転軸を水平方向へ向けて枢支されている。
下側アーム部材50は、左右一対の台形リンク部材51
からなり、各リンク部材51は油圧シリンダ40が係着
された上側アーム部材42の外側に位置している。ま
た、各台形リンク部材51には、基端側内方、上辺から
下辺へ渡って、平滑な段差51aが形成されている。
尚、この段差51aにはローラ43が当接される。
【0020】このように構成された起伏アーム30に
は、図3に示されるように、先端側支持部材32を介し
て、揺動バランサベース14aとFRPアーム保持部材
14bとからなる揺動バランサ14が取り付けられてい
る。揺動バランサベース14aは先端側支持部材32に
対して水平旋回自在であり、この揺動バランサベース1
4aに対してFRPアーム保持部材14bは起伏作動が
自在である。揺動バランサ14は、FRPアーム保持部
材14bに着脱自在に取り付けられたFRPアーム15
を倒伏させる方向に作用する荷重に抗してFRPアーム
15を起仰させるもので、内部に複数の圧縮スプリング
を有して構成されている。このように支持されたFRP
アーム15の先端部には、作業の内容に応じて作業器具
16が着脱自在に取り付けられる。尚、作業器具16に
は、対象物の把持が可能なハンドや、レンチ、カッタ
ー、ストリッパ等の工具が含まれる。
【0021】次に、図1を用いて、本発明によるバラン
サ装置の油圧回路を説明する。タンク71と、油圧供給
手段としてのポンプ72とが高所作業車20の車体21
上に搭載され、このポンプ72から、起伏アーム30に
配設された油圧シリンダ40へ油路61を介して油圧が
供給される。また、油路61から分岐して、ポンプ72
からの作動油をタンク71へ還流させる油路63には、
供給油圧を調圧する油圧調節手段としてのリリーフバル
ブ74が配設される。
【0022】さらに、作業台24上に載置された作業用
アーム10の取付ベース17内にアキュムレータ73が
配設される。このアキュムレータ73は、油圧シリンダ
40へポンプ72から油路61を介して供給される油圧
を蓄えるもので、油路62によって油路61に繋がれて
いる。油圧開閉手段として、この油路61における、ポ
ンプ72と油路62への分岐点との間にソレノイドバル
ブ75が、また、油路63における、油路61との分岐
点とリリーフバルブ74との間にソレノイドバルブ76
が配設され、さらに、第二開閉手段として、油路61に
おける、油路62への分岐点と油圧シリンダ40との間
にソレノイドバルブ77が配設される。
【0023】このバランサ装置を有した作業用アーム1
0を用いる作業の際は、ブーム23の起仰、伸長作動を
行い作業台24を所望の位置に移動させた後、作業台2
4内に折り畳まれて格納されている作業用アーム10を
繰り出す。まず、昇降部材11を上昇作動させた後、水
平アーム12を水平旋回させて作業用アーム10の方向
を定める。その後、起伏アーム30の起仰作動を行う。
【0024】起伏アーム30を起仰させる際は(図1参
照)、まず、ポンプ72を高所作業車20のエンジンに
よって駆動し、リリーフバルブ74を調整する。これに
よって起伏アーム30が起仰されるが、これは、シリン
ダチューブ41のローラ43が、台形リンク部材51の
段差51aに当接し、油圧シリンダ40の油室に供給さ
れた油圧に応じて生じる押力によって下側アーム部材5
0を反時計方向へ回転させるためである。
【0025】このバランサ装置においては、このように
起伏アーム30が起仰され所望の角度にバランスされた
後、ソレノイドバルブ75、76を閉に切り替えること
によって油圧シリンダ40をポンプ72から切り離すこ
とができる。ソレノイドバルブ75、76が閉の状態に
おいて、油圧シリンダ40は、ポンプ72の作動状態に
拘わらずに、アキュムレータ73に蓄えられた油圧によ
って作動圧が維持されるため、ポンプ72が停止された
としても起伏アーム30のバランスには何ら影響がな
い。一度バランスをとった後にポンプ72の駆動を停止
してしまえば、燃料の節約になり経済的である。
【0026】このようにバランスが保たれるため、作業
用アーム10の姿勢を再調整したいときには、作業者は
僅かな力で起伏アーム30を起伏させることができる。
さらに、このバランサ装置においては、起伏アーム30
が平行リンク機構であるため、起伏アーム30がかなり
大きく起伏作動されてもそのバランスはほぼ一定に維持
される。これは、起伏アーム30が起伏作動されると
き、上側アーム部材42と下側アーム部材50とがアー
ム部材の軸方向へ相対的な位置ずれを起こすためであ
り、起伏アーム30の仰角の変化に応じて両アーム部材
42、50間の距離等も変化するためである。
【0027】起伏アーム30の先端部には、起伏アーム
30の自重や、先端部に取り付けられたFRPアーム1
5と作業器具16との荷重等からの合成力Fが作用す
る。図6に示されるように、起伏アーム30が水平な場
合は、この合成力Fと、上側及び下側アーム部材42、
50を枢支する基端側枢支ピン33、35と先端側枢支
ピン34、36との間の水平距離Lとの積である倒伏モ
ーメント(時計方向のモーメント)FLが、油圧シリン
ダ40による押力fと、上側アーム部材42(すなわ
ち、基端側枢支ピン33と先端側枢支ピン34とを結ぶ
線分)と下側アーム部材50(すなわち、基端側枢支ピ
ン35と先端側枢支ピン36とを結ぶ線分)との距離d
との積である起仰モーメント(反時計方向のモーメン
ト)fdによってバランスされている。従って、次式
(1)の関係が成り立つ。
【0028】FL = fd ・・・(1)
【0029】図7に示されるように、起伏アーム30が
起仰された場合は、基端側枢支ピン33、35と先端側
枢支ピン34、36との間の水平距離L’は、仰角をθ
で表せば、Lcosθと小さくなるが、このとき、同様
に上側アーム部材42(すなわち、基端側枢支ピン33
と先端側枢支ピン34とを結ぶ線分)と下側アーム部材
50(すなわち、基端側枢支ピン35と先端側枢支ピン
36とを結ぶ線分)との距離d’も、dcosθと小さ
くなっている。従って、次式が成り立つ。
【0030】FL’ = fd’ ・・・(2) L’ = Lcosθ ・・・(3) d’ = dcosθ ・・・(4)
【0031】従って、このときの起伏アーム30のバラ
ンスは次式(5)によって表される。
【0032】 FLcosθ = fdcosθ ・・・(5)
【0033】これは、常に(1)式の関係が保たれ、起
伏アーム30のバランスが維持されることを意味するも
のである。従って、起伏アーム30の起伏作動は滑らか
であり、作業者は、僅かな力で起伏アーム30を上下さ
せて容易に作業器具16を新たな位置へ移動することが
できる。また、作業器具16の位置決め後に、ソレノイ
ドバルブ77を閉に切り替えることにより、油圧シリン
ダ40をアキュムレータ73から切り離してロックさ
せ、起伏アーム30を固定することもできる。
【0034】尚、上記実施の形態においては、本発明の
バランサ装置は、高所作業車の作業台に取り付けられた
作業用アームに用いられたが、高所作業に限られずに種
々の作業を補助する作業用アームに適用が可能である。
また、起伏アームを平行リンク機構によって構成しこれ
を起仰させるためにシリンダチューブにローラが配設さ
れたが、ローラを介さずにスライダ等によって滑らせる
ように構成することも可能である。本発明はこれらに限
られるものではなく、本発明の特許請求の範囲内におい
てさらなる改善、改良、変更等が行え得ることは明らか
である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバランサ
装置は、油圧シリンダへ供給される油圧を蓄えるアキュ
ムレータを有して構成されているため、油圧開閉手段に
よって、油圧シリンダへ油圧を供給する油圧供給手段が
切り離された後も、アキュムレータに蓄えられた油圧に
よって起伏アームのバランスを保つことができる。従っ
て、ポンプ等の油圧供給手段をエンジン等によって常時
駆動し続ける必要がなくエネルギーが節約でき経済的で
ある。
【0036】さらに、バランサ装置がアキュムレータと
油圧シリンダとを繋ぐ油路に第二油圧開閉手段を有して
構成された場合は、この第二油圧開閉手段を閉に切り替
えることによって油圧シリンダをロックさせて起伏アー
ムを固定することができる。他の方法によって起伏アー
ムに固定手段を施す場合に比べ、この方法は構成が単純
であるため、低いコストで製作できるばかりでなく操作
も容易である。
【0037】さらに、起伏アームが平行リンク機構によ
り構成された場合には、起伏アームの仰角の如何に拘わ
らず、起伏アームの自重及び先端部に取り付けられた作
業器具等の荷重から生じる倒伏モーメントは、油圧シリ
ンダによる起仰モーメントによって常にバランスされる
ため、油圧開閉手段が閉の状態においてアキュムレータ
に蓄えられた油圧によって油圧シリンダが保持されてい
る間もバランスはほぼ一定に維持される。従って、起伏
アームの起伏作動は滑らかであり、作業者は僅かな力で
容易に起伏アームを上下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバランサ装置の起伏アームと油圧回路
とを表す構成図である。
【図2】上記バランサ装置が内蔵された作業用アームが
配設された高所作業車の側面図である。
【図3】上記作業用アームの側面図である。
【図4】本発明のバランサ装置の起伏アームの側面図で
ある。
【図5】上記起伏アームの上面図である。
【図6】水平な起伏アームに作用するモーメントを表す
説明図である。
【図7】起仰した起伏アームに作用するモーメントを表
す説明図である。
【符号の説明】
20 高所作業車 24 作業台 30 起伏アーム 40 油圧シリンダ 42 上側アーム部材 43 ローラ 50 下側アーム部材 72 ポンプ 73 アキュムレータ 75、76、77 ソレノイドバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 努 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414ー1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者が行う作業を補助するための作業
    用アームのバランサ装置であって、 先端部に作業器具等が取り付け可能な、基台に対して起
    伏自在に配設された起伏アームと、 この起伏アームを倒伏させる方向に作用する荷重に抗し
    て前記起伏アームを起仰させる補助力を付与するバラン
    サとからなり、 このバランサが、 前記起伏アームの倒伏に応じて受ける圧縮に対して反力
    を作用する方向に配設された油圧シリンダと、 この油圧シリンダへ油圧を供給する油圧供給手段と、 この油圧を調節する油圧調節手段と、 油圧回路的に前記油圧シリンダと前記油圧供給手段との
    間に配設されて、前記油圧を蓄えるアキュムレータと、 このアキュムレータと前記油圧供給手段とを繋ぐ油路を
    開閉する油圧開閉手段とを有することを特徴とするバラ
    ンサ装置。
  2. 【請求項2】 前記アキュムレータと前記油圧シリンダ
    とを繋ぐ油路を開閉する第二油圧開閉手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載のバランサ装置。
  3. 【請求項3】 前記起伏アームが、前記基台と、前記基
    台に一端が各々所定間隔で枢支されて平行に延びた一対
    のアーム部材と、これらアーム部材の他端の各々が枢支
    された先端側部材とから平行リンク機構をなし、 前記一対のアーム部材の一方は、前記油圧シリンダのピ
    ストンと一体に形成され、このピストンが嵌入された前
    記油圧シリンダのシリンダチューブを軸方向に移動自在
    に支持し、 前記他方のアーム部材は、前記シリンダチューブに当接
    して前記シリンダチューブから押力を受けるように前記
    一方のアーム部材の方向へ突き出して形成された押圧部
    を有することを特徴とする請求項1あるいは2記載のバ
    ランサ装置。
JP111697A 1997-01-08 1997-01-08 バランサ装置 Pending JPH10194691A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001341990A (ja) * 2000-06-02 2001-12-11 Hokuriku Electric Power Co Inc:The アプローチアーム装置
CN107701529A (zh) * 2017-09-15 2018-02-16 湖北航天技术研究院总体设计所 一种多缸协同起竖液压系统
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