JPH10196277A - 地中推進装置及び地中推進方法 - Google Patents
地中推進装置及び地中推進方法Info
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- JPH10196277A JPH10196277A JP473697A JP473697A JPH10196277A JP H10196277 A JPH10196277 A JP H10196277A JP 473697 A JP473697 A JP 473697A JP 473697 A JP473697 A JP 473697A JP H10196277 A JPH10196277 A JP H10196277A
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 管を牽引して地中に埋設する方法において、
発進および到達立坑の小規模化、配置人員の削減、安全
性向上、日進量の増加により工期を短縮する。 【解決手段】 発進立坑2から到達立坑3に誘導管20
を推進機5で推進させる。到達立坑3においてヘッド部
25及び埋設管4を誘導管20に外挿し、係止部材26
を誘導管20の端部に取り付け、埋設管4の後端に管押
板35を取り付ける。係止部材26は管押板35の通過
孔37から突出する。推進機5によって誘導管20を牽
引し、ヘッド部25と埋設管4を地盤中に圧入する。推
進機5によって誘導管20を推進して係止部材26を管
押板35の外にさらに突出させ、再び係止する。この誘
導管20の往復運動を繰り返して埋設管4を発進立坑2
に向けて牽引していく。
発進および到達立坑の小規模化、配置人員の削減、安全
性向上、日進量の増加により工期を短縮する。 【解決手段】 発進立坑2から到達立坑3に誘導管20
を推進機5で推進させる。到達立坑3においてヘッド部
25及び埋設管4を誘導管20に外挿し、係止部材26
を誘導管20の端部に取り付け、埋設管4の後端に管押
板35を取り付ける。係止部材26は管押板35の通過
孔37から突出する。推進機5によって誘導管20を牽
引し、ヘッド部25と埋設管4を地盤中に圧入する。推
進機5によって誘導管20を推進して係止部材26を管
押板35の外にさらに突出させ、再び係止する。この誘
導管20の往復運動を繰り返して埋設管4を発進立坑2
に向けて牽引していく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地表を開削するこ
となく地中に水道管、下水道管、電力地中線、またはガ
ス管などの地下埋設管を精度よく推進し築造する方法
と、このような方法に有用な地中推進装置に関するもの
である。
となく地中に水道管、下水道管、電力地中線、またはガ
ス管などの地下埋設管を精度よく推進し築造する方法
と、このような方法に有用な地中推進装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8を参照して従来の地中推進方法につ
いて説明する。発進立坑100から推進機101によっ
て誘導管102を地中に推進し、到達立坑103に到達
させる。到達立坑103に到達した誘導管102の先端
にヘッド部104を接続する。ヘッド部104の外形は
埋設しようとする埋設管105の外形よりも大きい。こ
のヘッド部104に牽引ロッド106を接続する。この
牽引ロッド106を外挿して埋設管105を設ける。埋
設管105の先端をヘッド部104の後面に当接させ
る。牽引ロッド106の後端に管押板107を設置し、
埋設管105の後端に管押板107を当接させる。発進
立坑100に設置した推進機101により、誘導管10
2とヘッド部104と牽引ロッド106を地盤側に向け
て牽引し、牽引ロッド106に接続した管押板107に
より埋設管105を牽引して地中に埋設していく。発進
立坑100では、引き抜いた誘導管102を順次分解し
て回収する作業を行う必要がある。到達立坑100で
は、管押板107と牽引ロッド106の分解・接続作業
とともに、牽引ロッド106および該牽引ロッド106
を外挿する埋設管105の継ぎ足し作業が必要となる。
いて説明する。発進立坑100から推進機101によっ
て誘導管102を地中に推進し、到達立坑103に到達
させる。到達立坑103に到達した誘導管102の先端
にヘッド部104を接続する。ヘッド部104の外形は
埋設しようとする埋設管105の外形よりも大きい。こ
のヘッド部104に牽引ロッド106を接続する。この
牽引ロッド106を外挿して埋設管105を設ける。埋
設管105の先端をヘッド部104の後面に当接させ
る。牽引ロッド106の後端に管押板107を設置し、
埋設管105の後端に管押板107を当接させる。発進
立坑100に設置した推進機101により、誘導管10
2とヘッド部104と牽引ロッド106を地盤側に向け
て牽引し、牽引ロッド106に接続した管押板107に
より埋設管105を牽引して地中に埋設していく。発進
立坑100では、引き抜いた誘導管102を順次分解し
て回収する作業を行う必要がある。到達立坑100で
は、管押板107と牽引ロッド106の分解・接続作業
とともに、牽引ロッド106および該牽引ロッド106
を外挿する埋設管105の継ぎ足し作業が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
方法では、誘導管102、ヘッド部104、牽引ロッド
106、管押板107を接続して一体とするため、発進
立坑100では誘導管102の回収作業が必要になり、
到達立坑103では牽引ロッド106の接続作業が必要
となる。このため、日進量は低く、多数の作業員が必要
となり、不経済かつ工期の遅延が問題となっていた。ま
た、小規模立坑からの作業が多く、作業環境が良好とは
いえないという問題もあった。
方法では、誘導管102、ヘッド部104、牽引ロッド
106、管押板107を接続して一体とするため、発進
立坑100では誘導管102の回収作業が必要になり、
到達立坑103では牽引ロッド106の接続作業が必要
となる。このため、日進量は低く、多数の作業員が必要
となり、不経済かつ工期の遅延が問題となっていた。ま
た、小規模立坑からの作業が多く、作業環境が良好とは
いえないという問題もあった。
【0004】また、到達立坑103で埋設管105を据
付け牽引する際には、地中に埋設した先行管の後端部に
順次埋設管105を継ぎ足す作業が必要であるが、管継
手の構造が印蝋継手やカラー接合など先行の埋設管10
5と一体に結合できないものである場合には、継ぎ足し
た後続の埋設管105が垂れ下がり、その状態で牽引す
ると管口を破損することがあるという問題があった。
付け牽引する際には、地中に埋設した先行管の後端部に
順次埋設管105を継ぎ足す作業が必要であるが、管継
手の構造が印蝋継手やカラー接合など先行の埋設管10
5と一体に結合できないものである場合には、継ぎ足し
た後続の埋設管105が垂れ下がり、その状態で牽引す
ると管口を破損することがあるという問題があった。
【0005】また、前述の方法では埋設管105に比べ
て小口径の誘導管102を推進して到達立坑103に到
達させておき、後にこれを牽引することによって埋設管
105を地中に推進していく。このため、発進立坑10
0に配置した推進機101には、比較的小さな力で誘導
管102を推進し、比較的大きな力で埋設管105を牽
引する能力が必要であったが、従来の推進機は押し力が
大きく、引き力が小さいため、十分な牽引力を得るため
には過大設備が必要となった。また、誘導管102の接
続は推進機101の前方で行なわなくてはならず、発進
立坑100内の狭いスペースでは作業が困難であった。
て小口径の誘導管102を推進して到達立坑103に到
達させておき、後にこれを牽引することによって埋設管
105を地中に推進していく。このため、発進立坑10
0に配置した推進機101には、比較的小さな力で誘導
管102を推進し、比較的大きな力で埋設管105を牽
引する能力が必要であったが、従来の推進機は押し力が
大きく、引き力が小さいため、十分な牽引力を得るため
には過大設備が必要となった。また、誘導管102の接
続は推進機101の前方で行なわなくてはならず、発進
立坑100内の狭いスペースでは作業が困難であった。
【0006】本発明は、少人数の作業員によって短かい
工期で効率的に推進作業が行える地中推進装置及び地中
推進方法を提供することを目的としている。
工期で効率的に推進作業が行える地中推進装置及び地中
推進方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された地
中推進装置は、発進立坑と到達立坑の間に埋設管を埋設
するための地中推進装置において、発進立坑に設置され
る二方向に駆動可能な推進機と、推進機に連結されて到
達立坑に到達する誘導管と、到達立坑に到達した誘導管
を外挿して到達立坑の側から地中に圧入される埋設管の
先端に設けられ、誘導管を外挿して到達立坑の側から地
盤に圧入されるヘッド部と、到達立坑に到達した誘導管
の到達立坑側の端部に設けられた係止部材と、埋設管の
後端に設けられ、誘導管が到達立坑に向けて推進される
時には係止部材と係止せず、誘導管が発進立坑に向けて
牽引される時には係止部材と係止して推進機の牽引力を
埋設管及びヘッド部に伝達する伝達部材とを有してい
る。
中推進装置は、発進立坑と到達立坑の間に埋設管を埋設
するための地中推進装置において、発進立坑に設置され
る二方向に駆動可能な推進機と、推進機に連結されて到
達立坑に到達する誘導管と、到達立坑に到達した誘導管
を外挿して到達立坑の側から地中に圧入される埋設管の
先端に設けられ、誘導管を外挿して到達立坑の側から地
盤に圧入されるヘッド部と、到達立坑に到達した誘導管
の到達立坑側の端部に設けられた係止部材と、埋設管の
後端に設けられ、誘導管が到達立坑に向けて推進される
時には係止部材と係止せず、誘導管が発進立坑に向けて
牽引される時には係止部材と係止して推進機の牽引力を
埋設管及びヘッド部に伝達する伝達部材とを有してい
る。
【0008】請求項2に記載された地中推進装置は、請
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材には通過
孔が形成されており、係止部材には、誘導管が牽引され
た時に通過孔に係止する係止部が形成されていることを
特徴としている。
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材には通過
孔が形成されており、係止部材には、誘導管が牽引され
た時に通過孔に係止する係止部が形成されていることを
特徴としている。
【0009】請求項3に記載された地中推進装置は、請
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材には通過
孔が形成されており、係止部材は、通過孔を挿通する棒
ねじ部と、通過孔から伝達部材の外側に突出した棒ねじ
部に設けられるナットを有することを特徴としている。
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材には通過
孔が形成されており、係止部材は、通過孔を挿通する棒
ねじ部と、通過孔から伝達部材の外側に突出した棒ねじ
部に設けられるナットを有することを特徴としている。
【0010】請求項4に記載された地中推進装置は、請
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材の外周に
は切り欠き部が形成されており、係止部材は、誘導管の
軸方向と直交する平面を備えたフランジの対を複数対有
しており、係止部材のフランジの対の間に伝達部材が挟
持されることを特徴としている。
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材の外周に
は切り欠き部が形成されており、係止部材は、誘導管の
軸方向と直交する平面を備えたフランジの対を複数対有
しており、係止部材のフランジの対の間に伝達部材が挟
持されることを特徴としている。
【0011】請求項5に記載された地中推進装置は、請
求項1記載の地中推進装置において、到達立坑の内部
に、到達立坑に到達した誘導管を外挿して到達立坑の側
から地盤に圧入される埋設管を回転可能に支える管支持
手段を設けたことを特徴としている。
求項1記載の地中推進装置において、到達立坑の内部
に、到達立坑に到達した誘導管を外挿して到達立坑の側
から地盤に圧入される埋設管を回転可能に支える管支持
手段を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項6に記載された地中推進装置は、請
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材とヘッド
部の間に、誘導管を外挿するとともに埋設管を内挿する
伝達管を設け、推進機が誘導管を牽引した時に、ヘッド
部が地盤から受ける貫入抵抗が伝達管から伝達部材に伝
達されるようにしたことを特徴としている。
求項1記載の地中推進装置において、伝達部材とヘッド
部の間に、誘導管を外挿するとともに埋設管を内挿する
伝達管を設け、推進機が誘導管を牽引した時に、ヘッド
部が地盤から受ける貫入抵抗が伝達管から伝達部材に伝
達されるようにしたことを特徴としている。
【0013】請求項7に記載された地中推進装置は、請
求項1記載の地中推進装置において、推進機は、推進方
向の駆動力よりも牽引方向の駆動力の方が大きいことを
特徴としている。
求項1記載の地中推進装置において、推進機は、推進方
向の駆動力よりも牽引方向の駆動力の方が大きいことを
特徴としている。
【0014】請求項8に記載された地中推進方法は、発
進立坑と到達立坑の間に埋設管を埋設するための地中推
進方法において、発進立坑から到達立坑に誘導管を推進
させる工程と、到達立坑においてヘッド部及び埋設管を
誘導管に外挿し、係止部材を誘導管の端部に取り付け、
誘導管が推進される時には係止部材に係止せず、誘導管
が牽引される時には係止部材に係止して推進機の牽引力
を埋設管及びヘッド部に伝達する伝達部材を埋設管の後
端に取り付ける工程と、推進機によって誘導管を牽引す
ることによりヘッド部と埋設管を地盤中に圧入する工程
と、推進機によって誘導管を推進して伝達部材に対して
係止部材を推進方向に移動させる工程とを有している。
進立坑と到達立坑の間に埋設管を埋設するための地中推
進方法において、発進立坑から到達立坑に誘導管を推進
させる工程と、到達立坑においてヘッド部及び埋設管を
誘導管に外挿し、係止部材を誘導管の端部に取り付け、
誘導管が推進される時には係止部材に係止せず、誘導管
が牽引される時には係止部材に係止して推進機の牽引力
を埋設管及びヘッド部に伝達する伝達部材を埋設管の後
端に取り付ける工程と、推進機によって誘導管を牽引す
ることによりヘッド部と埋設管を地盤中に圧入する工程
と、推進機によって誘導管を推進して伝達部材に対して
係止部材を推進方向に移動させる工程とを有している。
【0015】即ち、上記の工法によれば、まず発進立坑
より誘導管を推進して到達立坑に到達させ、到達立坑に
おいて誘導管を外挿してヘッド部および埋設管を取り付
ける。さらに到達立坑において、誘導管に取り付けた係
止部材と埋設管の後端に設けた伝達部材を係止させ、推
進機によって誘導管を発進立坑側に引く。これによっ
て、埋設管は地中に引き込まれていく。発進立坑内の推
進機は誘導管を牽引した後、該誘導管を再び到達立坑側
に推進する。この時、埋設管と伝達部材は停止したまま
であり、誘導管の先端に連結された係止部材は静止した
伝達部材に係止することなく到達立坑側に移動する。そ
して、誘導管と係止部材を再び推進機で発進立坑側に牽
引すれば、係止部材は伝達部材に係止するので埋設管は
再び地中に引き込まれる。以上の操作を繰り返し、一本
の埋設管が地中に埋設された後は、新たに埋設管を継ぎ
足して同様に作業を続行する。
より誘導管を推進して到達立坑に到達させ、到達立坑に
おいて誘導管を外挿してヘッド部および埋設管を取り付
ける。さらに到達立坑において、誘導管に取り付けた係
止部材と埋設管の後端に設けた伝達部材を係止させ、推
進機によって誘導管を発進立坑側に引く。これによっ
て、埋設管は地中に引き込まれていく。発進立坑内の推
進機は誘導管を牽引した後、該誘導管を再び到達立坑側
に推進する。この時、埋設管と伝達部材は停止したまま
であり、誘導管の先端に連結された係止部材は静止した
伝達部材に係止することなく到達立坑側に移動する。そ
して、誘導管と係止部材を再び推進機で発進立坑側に牽
引すれば、係止部材は伝達部材に係止するので埋設管は
再び地中に引き込まれる。以上の操作を繰り返し、一本
の埋設管が地中に埋設された後は、新たに埋設管を継ぎ
足して同様に作業を続行する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を説明
する。まず、本例で使用される地中推進装置1の構造を
説明する。図1に示すように、本例の地中推進装置1
は、発進立坑2と到達立坑3の間に埋設管4を埋設する
ために使用される。発進立坑2には推進機5が設置され
る。図2に示すように、推進機5の基台である推進台6
は、互いに平行に連結された2本のフレーム7,7を有
している。両フレーム7,7の前端部には、発進立坑2
の内側壁に当接する前側反力板8が固定されている。各
フレーム7,7の後端部には、それぞれ反力ねじジャッ
キ9,9が設けられている。反力ねじジャッキ9は、各
フレーム7に対してねじで螺合したねじ棒10と、この
ねじ棒10の位置を固定するナット11を有しており、
両ねじ棒10の先端には発進立坑2の内側壁に当接する
後側反力板12が固定されている。従って反力ねじジャ
ッキ9を調整すれば、前側及び後側の一対の反力板8,
12を発進立坑2の内側壁に適当な力で当接させて、推
進台6を発進立坑2内に固定保持することができる。ま
た、フレーム7の底面には高さ調整ねじジャッキ13が
設けられており、発進立坑2の底面に設置される推進機
5の姿勢を調整できるようになっている。
する。まず、本例で使用される地中推進装置1の構造を
説明する。図1に示すように、本例の地中推進装置1
は、発進立坑2と到達立坑3の間に埋設管4を埋設する
ために使用される。発進立坑2には推進機5が設置され
る。図2に示すように、推進機5の基台である推進台6
は、互いに平行に連結された2本のフレーム7,7を有
している。両フレーム7,7の前端部には、発進立坑2
の内側壁に当接する前側反力板8が固定されている。各
フレーム7,7の後端部には、それぞれ反力ねじジャッ
キ9,9が設けられている。反力ねじジャッキ9は、各
フレーム7に対してねじで螺合したねじ棒10と、この
ねじ棒10の位置を固定するナット11を有しており、
両ねじ棒10の先端には発進立坑2の内側壁に当接する
後側反力板12が固定されている。従って反力ねじジャ
ッキ9を調整すれば、前側及び後側の一対の反力板8,
12を発進立坑2の内側壁に適当な力で当接させて、推
進台6を発進立坑2内に固定保持することができる。ま
た、フレーム7の底面には高さ調整ねじジャッキ13が
設けられており、発進立坑2の底面に設置される推進機
5の姿勢を調整できるようになっている。
【0017】推進台6には、移動台15がフレーム7の
長手方向に沿って移動可能に設けられている。移動台1
5には、各フレーム7,7と対応する位置に、2台の油
圧シリンダ16が移動台15の移動方向と平行にそれぞ
れ設置されている。油圧シリンダ16は、ロッド17の
先端が前側反力板8に固定されている。移動台15に
は、両油圧シリンダ16,16の間に管固定装置18が
設けられている。この管固定装置18は、狭い作業スペ
ースで誘導管20の接合を容易にするため、誘導管20
が貫通してチャックで固定する構造になっている。この
管固定装置18には、誘導管20の一端部が固定され
る。管固定装置18による誘導管20の固定と解除は簡
単な操作で行うことができる。移動台15には、油圧源
に接続される引きポート口21と押しポート口22が設
けられており、これら各ポート口と各油圧シリンダ16
は配管を介して接続されている。23は油圧計である。
長手方向に沿って移動可能に設けられている。移動台1
5には、各フレーム7,7と対応する位置に、2台の油
圧シリンダ16が移動台15の移動方向と平行にそれぞ
れ設置されている。油圧シリンダ16は、ロッド17の
先端が前側反力板8に固定されている。移動台15に
は、両油圧シリンダ16,16の間に管固定装置18が
設けられている。この管固定装置18は、狭い作業スペ
ースで誘導管20の接合を容易にするため、誘導管20
が貫通してチャックで固定する構造になっている。この
管固定装置18には、誘導管20の一端部が固定され
る。管固定装置18による誘導管20の固定と解除は簡
単な操作で行うことができる。移動台15には、油圧源
に接続される引きポート口21と押しポート口22が設
けられており、これら各ポート口と各油圧シリンダ16
は配管を介して接続されている。23は油圧計である。
【0018】作動油が供給されて油圧シリンダ16のロ
ッド17が伸縮すれば、油圧シリンダ16を含む移動台
15の全体が推進台6に対して前後にスライドする。ま
ず、引きポート口21から作動油が供給されれば、油圧
シリンダ16のピストンは引き側に移動する。しかしな
がら、油圧シリンダ16のロッド17は前側反力板8に
固定されているので、油圧シリンダ16が固定された移
動台15は前側反力板8に向けて移動する。この移動台
15の管固定装置18に誘導管20が固定されていれ
ば、この誘導管20は到達立坑3に向けて地盤中に押し
込まれる。(以後、この方向を推進方向と呼ぶ。)逆
に、押しポート口22から作動油が供給されれば、油圧
シリンダ16のピストンは押し側に移動する。しかしな
がら、油圧シリンダ16のロッド17は前側反力板8に
固定されているので、油圧シリンダ16が固定された移
動台15は後側反力板12に向けて移動する。この移動
台15の管固定装置18に誘導管20が固定されていれ
ば、この誘導管20は発進立坑2内に向けて地盤から引
き抜かれる方向に移動する。(以後、この方向を牽引方
向と呼ぶ。)
ッド17が伸縮すれば、油圧シリンダ16を含む移動台
15の全体が推進台6に対して前後にスライドする。ま
ず、引きポート口21から作動油が供給されれば、油圧
シリンダ16のピストンは引き側に移動する。しかしな
がら、油圧シリンダ16のロッド17は前側反力板8に
固定されているので、油圧シリンダ16が固定された移
動台15は前側反力板8に向けて移動する。この移動台
15の管固定装置18に誘導管20が固定されていれ
ば、この誘導管20は到達立坑3に向けて地盤中に押し
込まれる。(以後、この方向を推進方向と呼ぶ。)逆
に、押しポート口22から作動油が供給されれば、油圧
シリンダ16のピストンは押し側に移動する。しかしな
がら、油圧シリンダ16のロッド17は前側反力板8に
固定されているので、油圧シリンダ16が固定された移
動台15は後側反力板12に向けて移動する。この移動
台15の管固定装置18に誘導管20が固定されていれ
ば、この誘導管20は発進立坑2内に向けて地盤から引
き抜かれる方向に移動する。(以後、この方向を牽引方
向と呼ぶ。)
【0019】図1に示すように、前記推進機5は、誘導
管20を順次継ぎ足しながら推進し、発進立坑2から到
達立坑3に到達させる。到達立坑3に到達した誘導管2
0の他端には、ヘッド部25が外挿される。ヘッド部2
5は、先端が略円錐形の推進体であり、中心に誘導管2
0が挿通する通孔が形成されている。ヘッド部25の外
形は、地中に設置しようとしている埋設管4の外形より
も大きい。ヘッド部25の後端は開口しており、この開
口部に埋設管4の端部が挿入される。
管20を順次継ぎ足しながら推進し、発進立坑2から到
達立坑3に到達させる。到達立坑3に到達した誘導管2
0の他端には、ヘッド部25が外挿される。ヘッド部2
5は、先端が略円錐形の推進体であり、中心に誘導管2
0が挿通する通孔が形成されている。ヘッド部25の外
形は、地中に設置しようとしている埋設管4の外形より
も大きい。ヘッド部25の後端は開口しており、この開
口部に埋設管4の端部が挿入される。
【0020】到達立坑3に到達した誘導管20の端部に
は、係止部材26が設けられる。図3に示すように、誘
導管20の端部には、係止部材26の基体27が連結さ
れる。基体27は誘導管20と略同径の円筒形乃至円柱
形の部材であるが、その外周面には周方向に90°間隔
で樹脂製のスペーサ28が台座29を介して取り付けら
れている。スペーサ28は埋設管4の内周面に接してお
り、誘導管20が軸方向に移動した時に係止部材26を
同方向に案内する。この基体27には、クレビスピン3
0を介して係止ロッド17が回動可能に連結されてい
る。係止ロッド31は棒状の部材であり、本例では3か
所に係止部としての係止溝32が形成されている。
は、係止部材26が設けられる。図3に示すように、誘
導管20の端部には、係止部材26の基体27が連結さ
れる。基体27は誘導管20と略同径の円筒形乃至円柱
形の部材であるが、その外周面には周方向に90°間隔
で樹脂製のスペーサ28が台座29を介して取り付けら
れている。スペーサ28は埋設管4の内周面に接してお
り、誘導管20が軸方向に移動した時に係止部材26を
同方向に案内する。この基体27には、クレビスピン3
0を介して係止ロッド17が回動可能に連結されてい
る。係止ロッド31は棒状の部材であり、本例では3か
所に係止部としての係止溝32が形成されている。
【0021】図1又は図3に示すように、到達立坑3か
らヘッド部25とともに地盤に圧入される埋設管4の後
端には、伝達部材としての管押板35がブッシュリング
36を介して取り付けられる。管押板35の略中央には
通過孔37が形成されている。前記係止部材26の係止
ロッド31はこの通過孔37を挿通して埋設管4の外に
突出している。係止ロッド31はクレビスピン30を中
心に回動可能であり、また係止溝32が牽引方向につい
て通過孔37に係止する形状になっている。このため、
係止ロッド31に形成された係止溝32は、通過孔37
から埋設管4の外に出る方向に移動する際には通過孔3
7に係止せず、反対に通過孔37から埋設管4の中に入
る方向に移動する際には通過孔37に係止する。従っ
て、誘導管20が到達立坑3に向けて推進される時に
は、係止ロッド31は管押板35に係止せずに抵抗なく
移動可能である。逆に、誘導管20が発進立坑2に向け
て牽引される時には、係止ロッド31の係止溝32を管
押板35の通過孔37に係止させて、推進機5の牽引力
を埋設管4及びヘッド部25に伝達させることができ
る。
らヘッド部25とともに地盤に圧入される埋設管4の後
端には、伝達部材としての管押板35がブッシュリング
36を介して取り付けられる。管押板35の略中央には
通過孔37が形成されている。前記係止部材26の係止
ロッド31はこの通過孔37を挿通して埋設管4の外に
突出している。係止ロッド31はクレビスピン30を中
心に回動可能であり、また係止溝32が牽引方向につい
て通過孔37に係止する形状になっている。このため、
係止ロッド31に形成された係止溝32は、通過孔37
から埋設管4の外に出る方向に移動する際には通過孔3
7に係止せず、反対に通過孔37から埋設管4の中に入
る方向に移動する際には通過孔37に係止する。従っ
て、誘導管20が到達立坑3に向けて推進される時に
は、係止ロッド31は管押板35に係止せずに抵抗なく
移動可能である。逆に、誘導管20が発進立坑2に向け
て牽引される時には、係止ロッド31の係止溝32を管
押板35の通過孔37に係止させて、推進機5の牽引力
を埋設管4及びヘッド部25に伝達させることができ
る。
【0022】埋設管4は到達立坑3内に搬入され、到達
立坑3に到達した誘導管20を外挿して順次継ぎ足しな
がら地盤に圧入されていくが、到達立坑3の側壁に圧入
される埋設管4は底面から離れているので、図4(a)
に示すようにまだ圧入されていない後続の埋設管4aを
到達立坑3内で支える手段がなければ、該埋設管4aと
先行の埋設管4との接続部分に無理な力が加わって当該
部分が損傷してしまうおそれもある。そこで、本例で
は、図4(b)〜(d)に示すように、到達立坑3の内
部に管支持手段40が設けられている。管支持手段40
は、到達立坑3において埋設管4を回転可能に支持する
ための装置である。管支持手段40は、基台41と、基
台41を支える高さ調整ジャッキ42と、基台41に設
けられた二対の支持ローラ43とを有している。支持ロ
ーラ43は、埋設管4aの外周面接して埋設管4aを軸
方向に平行に案内する。
立坑3に到達した誘導管20を外挿して順次継ぎ足しな
がら地盤に圧入されていくが、到達立坑3の側壁に圧入
される埋設管4は底面から離れているので、図4(a)
に示すようにまだ圧入されていない後続の埋設管4aを
到達立坑3内で支える手段がなければ、該埋設管4aと
先行の埋設管4との接続部分に無理な力が加わって当該
部分が損傷してしまうおそれもある。そこで、本例で
は、図4(b)〜(d)に示すように、到達立坑3の内
部に管支持手段40が設けられている。管支持手段40
は、到達立坑3において埋設管4を回転可能に支持する
ための装置である。管支持手段40は、基台41と、基
台41を支える高さ調整ジャッキ42と、基台41に設
けられた二対の支持ローラ43とを有している。支持ロ
ーラ43は、埋設管4aの外周面接して埋設管4aを軸
方向に平行に案内する。
【0023】次に、前記地中推進機5を用いて行う地中
推進方法を説明する。発進立坑2内に誘導管20を降ろ
し、推進機5の管固定装置18に誘導管20の後端部を
固定する。推進機5の引きポート口21に作動油を供給
して油圧シリンダ16を作動させる。推進機5の移動台
15は推進方向に移動し、誘導管20は地中に圧入され
る。地中に圧入された誘導管20の後端部に後続の誘導
管20を順次継ぎ足しながら推進を継続していく。誘導
管20の先端部が到達立坑3に到達する。
推進方法を説明する。発進立坑2内に誘導管20を降ろ
し、推進機5の管固定装置18に誘導管20の後端部を
固定する。推進機5の引きポート口21に作動油を供給
して油圧シリンダ16を作動させる。推進機5の移動台
15は推進方向に移動し、誘導管20は地中に圧入され
る。地中に圧入された誘導管20の後端部に後続の誘導
管20を順次継ぎ足しながら推進を継続していく。誘導
管20の先端部が到達立坑3に到達する。
【0024】本例における油圧シリンダ16の力は、シ
リンダの押し方向である牽引方向に比べ、シリンダの引
き方向である推進方向の方が弱い。しかしながら、誘導
管20は埋設管4に比べて口径が小さく推進抵抗が比較
的小さいので、支障なく推進できる。
リンダの押し方向である牽引方向に比べ、シリンダの引
き方向である推進方向の方が弱い。しかしながら、誘導
管20は埋設管4に比べて口径が小さく推進抵抗が比較
的小さいので、支障なく推進できる。
【0025】図5(a)に示すように、到達立坑3に到
達した誘導管20にヘッド部25および埋設管4を外挿
する。埋設管4は管支持手段40によって支えられる。
誘導管20の端部に係止部材26を取り付け、埋設管4
の後端に管押板35を取り付ける。係止部材26の係止
ロッド31が管押板35の通過孔37から埋設管4の外
に突出した状態とする。係止ロッド31の係止溝32の
内、最も先端にある係止溝32を管押板35の通過孔3
7に係止させる。
達した誘導管20にヘッド部25および埋設管4を外挿
する。埋設管4は管支持手段40によって支えられる。
誘導管20の端部に係止部材26を取り付け、埋設管4
の後端に管押板35を取り付ける。係止部材26の係止
ロッド31が管押板35の通過孔37から埋設管4の外
に突出した状態とする。係止ロッド31の係止溝32の
内、最も先端にある係止溝32を管押板35の通過孔3
7に係止させる。
【0026】推進機5の押しポート口22に作動油を供
給して油圧シリンダ16を作動させる。図5(b)に示
すように、推進機5の移動台15は牽引方向に移動し、
誘導管20を牽引する。誘導管20に連結された係止部
材26が管押板35を牽引し、管押板35が埋設管4を
牽引方向に押す。埋設管4とヘッド部25は地中に圧入
される。
給して油圧シリンダ16を作動させる。図5(b)に示
すように、推進機5の移動台15は牽引方向に移動し、
誘導管20を牽引する。誘導管20に連結された係止部
材26が管押板35を牽引し、管押板35が埋設管4を
牽引方向に押す。埋設管4とヘッド部25は地中に圧入
される。
【0027】本例における油圧シリンダ16の力は、シ
リンダの引き方向である推進方向に比べ、シリンダの押
し方向である牽引方向の方が強い。従って、誘導管20
に比べて口径が大きく推進抵抗が比較的大きい埋設管4
も支障なく圧入することができる。
リンダの引き方向である推進方向に比べ、シリンダの押
し方向である牽引方向の方が強い。従って、誘導管20
に比べて口径が大きく推進抵抗が比較的大きい埋設管4
も支障なく圧入することができる。
【0028】推進機5の牽引ストローク終了後、推進機
5の引きポート口21に作動油を供給して油圧シリンダ
16を作動させる。図5(c)に示すように、推進機5
の移動台15は推進方向に移動し、誘導管20は到達立
坑3に向けて推進する。係止部材26は誘導管20によ
って押し出され、管押板35の通過孔37から外にさら
に突出する。係止部材26の係止溝32を管押板35の
通過孔37にかけ直す。
5の引きポート口21に作動油を供給して油圧シリンダ
16を作動させる。図5(c)に示すように、推進機5
の移動台15は推進方向に移動し、誘導管20は到達立
坑3に向けて推進する。係止部材26は誘導管20によ
って押し出され、管押板35の通過孔37から外にさら
に突出する。係止部材26の係止溝32を管押板35の
通過孔37にかけ直す。
【0029】図5(d)に示すように、再び推進機5の
移動台15を牽引方向に移動し、誘導管20を牽引す
る。埋設管4はさらに地中に引き込まれていく。以上の
作業を順次繰り返して埋設管4の全体を地中に圧入した
後、この埋設管4の後端に新たな埋設管4を接続して牽
引を続ける。
移動台15を牽引方向に移動し、誘導管20を牽引す
る。埋設管4はさらに地中に引き込まれていく。以上の
作業を順次繰り返して埋設管4の全体を地中に圧入した
後、この埋設管4の後端に新たな埋設管4を接続して牽
引を続ける。
【0030】本例では、係止溝32を有する係止ロッド
31を備えた係止部材26が用いられ、これが板状の管
押板35の通過孔37にラチェット状に一方向(牽引方
向)についてかみ合う構造とした。しかしながら、係止
部材26の構造はこれに限定される必要はなく、誘導管
20が推進方向に移動する場合には伝達部材に係止せ
ず、牽引方向に移動する場合には伝達部材に係止してそ
の牽引力を伝達部材を介して埋設管4に伝えうるもので
あればよい。図6は前述した例の係止部材26と他の構
造例を対比して図示したものであり、同図(a)は前述
した例の係止部材26である。
31を備えた係止部材26が用いられ、これが板状の管
押板35の通過孔37にラチェット状に一方向(牽引方
向)についてかみ合う構造とした。しかしながら、係止
部材26の構造はこれに限定される必要はなく、誘導管
20が推進方向に移動する場合には伝達部材に係止せ
ず、牽引方向に移動する場合には伝達部材に係止してそ
の牽引力を伝達部材を介して埋設管4に伝えうるもので
あればよい。図6は前述した例の係止部材26と他の構
造例を対比して図示したものであり、同図(a)は前述
した例の係止部材26である。
【0031】図6(b)に示す係止部材46は、誘導管
20の端部に結合される棒ねじ部47と、通過孔48か
ら管押板49の外側に突出した棒ねじ部47に設けられ
る係止部としてのナット50を有している。誘導管20
が推進されると棒ねじ部47が管押板49から突出する
ので、その突出した分だけナット48を締め込む。推進
された誘導管20を推進によって到達した位置から牽引
すれば、直ちに埋設管4の圧入が行える。
20の端部に結合される棒ねじ部47と、通過孔48か
ら管押板49の外側に突出した棒ねじ部47に設けられ
る係止部としてのナット50を有している。誘導管20
が推進されると棒ねじ部47が管押板49から突出する
ので、その突出した分だけナット48を締め込む。推進
された誘導管20を推進によって到達した位置から牽引
すれば、直ちに埋設管4の圧入が行える。
【0032】図6(c)に示す係止部材57は、棒部5
9と、棒部59に設けられた2枚一組のフランジ58を
複数対有している。フランジ58は、誘導管20の軸方
向と直交する平面を備えている。伝達部材としての管押
板60には外周に達する切り欠き部61が形成されてい
る。係止部材57のフランジ58の対の間に管押板60
を挟持させる。誘導管20が推進されると、フランジ5
8,58の間に挟まれた管押板60は先に進んで埋設管
4から離れる。このフランジ58,58の間から管押板
60を外し、埋設管4の端部に近いフランジ58,58
の間に管押板60を取り付ける。推進された誘導管20
を推進によって到達した位置から牽引すれば、管押板6
0が埋設管4の端部に係合するので、直ちに埋設管4の
圧入が行える。
9と、棒部59に設けられた2枚一組のフランジ58を
複数対有している。フランジ58は、誘導管20の軸方
向と直交する平面を備えている。伝達部材としての管押
板60には外周に達する切り欠き部61が形成されてい
る。係止部材57のフランジ58の対の間に管押板60
を挟持させる。誘導管20が推進されると、フランジ5
8,58の間に挟まれた管押板60は先に進んで埋設管
4から離れる。このフランジ58,58の間から管押板
60を外し、埋設管4の端部に近いフランジ58,58
の間に管押板60を取り付ける。推進された誘導管20
を推進によって到達した位置から牽引すれば、管押板6
0が埋設管4の端部に係合するので、直ちに埋設管4の
圧入が行える。
【0033】埋設管4を埋設する位置の土の性状が、粘
着力・付着力・摩擦抵抗が大きい場合や、埋設管4が軸
方向の耐荷力が小さい塩化ビニル管・ポリ管等のプラス
チックパイプなどである場合には、図7に示すように誘
導管20を外挿するとともに埋設管4を内挿する伝達管
70を設ける。伝達管70は、ヘッド部25と管押板3
5を連結する。管押板35が牽引されれば、ヘッド部2
5の貫入抵抗は伝達管70から管押板35に伝達され、
埋設管4には自身の管周面抵抗のみが加わるので牽引応
力が分散され、容易に埋設管4を布設することができ
る。
着力・付着力・摩擦抵抗が大きい場合や、埋設管4が軸
方向の耐荷力が小さい塩化ビニル管・ポリ管等のプラス
チックパイプなどである場合には、図7に示すように誘
導管20を外挿するとともに埋設管4を内挿する伝達管
70を設ける。伝達管70は、ヘッド部25と管押板3
5を連結する。管押板35が牽引されれば、ヘッド部2
5の貫入抵抗は伝達管70から管押板35に伝達され、
埋設管4には自身の管周面抵抗のみが加わるので牽引応
力が分散され、容易に埋設管4を布設することができ
る。
【0034】また、本例では、従来の方法と異なり、発
進立坑2内で誘導管20を順次回収していく作業を行う
必要がないので、発進立坑2内に配置する作業員の数は
大幅に削減でき、推進機5を遠隔操作するようにすれば
発進立坑2内は無人化できる。また、到達立坑3内にお
いては、従来の方法と異なり、牽引ロッド102を順次
接続していく作業を行う必要がないので、到達立坑3内
に配置する作業員の数も大幅に削減できる。これによっ
て管推進工事における小規模立坑での災害を防ぐことが
できる。
進立坑2内で誘導管20を順次回収していく作業を行う
必要がないので、発進立坑2内に配置する作業員の数は
大幅に削減でき、推進機5を遠隔操作するようにすれば
発進立坑2内は無人化できる。また、到達立坑3内にお
いては、従来の方法と異なり、牽引ロッド102を順次
接続していく作業を行う必要がないので、到達立坑3内
に配置する作業員の数も大幅に削減できる。これによっ
て管推進工事における小規模立坑での災害を防ぐことが
できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の装置及び方法によれば、誘導管
を到達立坑まで推進した後、この誘導管に外挿したヘッ
ド部及び埋設管を誘導管の一連の前後往復動作によって
地中に引き込んでいく。このため、従来の方法における
牽引ロッド等の部材が省略でき、発進立坑において誘導
管を回収する必要もない。従って従来の装置・工法に比
べて人員が削減でき、日進量が増加するので、経済性が
向上する。
を到達立坑まで推進した後、この誘導管に外挿したヘッ
ド部及び埋設管を誘導管の一連の前後往復動作によって
地中に引き込んでいく。このため、従来の方法における
牽引ロッド等の部材が省略でき、発進立坑において誘導
管を回収する必要もない。従って従来の装置・工法に比
べて人員が削減でき、日進量が増加するので、経済性が
向上する。
【0036】本発明の装置及び方法によれば、発進立坑
においては誘導管の回収作業を省略できることから立坑
内の配置人員を削減あるいは省略することができる。到
達立坑においては牽引ロッド等の接続作業が省略できる
ため配置人員の削減および作業の軽量化が図れる。従っ
て、牽引ロッドなどの部材を新たに設備する必要もな
く、安全かつ経済的で工期を短縮することができる。
においては誘導管の回収作業を省略できることから立坑
内の配置人員を削減あるいは省略することができる。到
達立坑においては牽引ロッド等の接続作業が省略できる
ため配置人員の削減および作業の軽量化が図れる。従っ
て、牽引ロッドなどの部材を新たに設備する必要もな
く、安全かつ経済的で工期を短縮することができる。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施の形態の一例における推進機の平
面図と側面図である。
面図と側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例における係止装置を
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例及び本例における管
支持手段の構造と使用態様を示す図である。
支持手段の構造と使用態様を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例における工程の説明
図である。
図である。
【図6】本発明における実施の形態の一例における係止
手段と、係止手段の他の構造例を示す図である。
手段と、係止手段の他の構造例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例における伝達管の構
造と使用態様を示す図である。
造と使用態様を示す図である。
【図8】従来の牽引式の地中推進装置1とこれを用いた
地中推進方法の説明図である。
地中推進方法の説明図である。
1 地中推進装置 2 発進立坑 3 到達立坑 5 推進機 20 誘導管 25 ヘッド部 26,46,57 係止部材 32 係止部としての係止溝 35,49,60 伝達部材としての管押板 37 通過孔 40 管支持手段 47 棒ねじ部 48 通過孔 50 ナット 58 フランジ 61 切り欠き部 70 伝達管
Claims (8)
- 【請求項1】 発進立坑と到達立坑の間に埋設管を埋設
するための地中推進装置において、 発進立坑に設置される二方向に駆動可能な推進機と、 推進機に連結されて到達立坑に到達する誘導管と、 到達立坑に到達した誘導管を外挿して到達立坑の側から
地中に圧入される埋設管の先端に設けられ、誘導管を外
挿して到達立坑の側から地盤に圧入されるヘッド部と、 到達立坑に到達した誘導管の到達立坑側の端部に設けら
れた係止部材と、 埋設管の後端に設けられ、誘導管が到達立坑に向けて推
進される時には係止部材と係止せず、誘導管が発進立坑
に向けて牽引される時には係止部材と係止して推進機の
牽引力を埋設管及びヘッド部に伝達する伝達部材とを有
する地中推進装置。 - 【請求項2】 伝達部材には通過孔が形成されており、
係止部材には、誘導管が牽引された時に通過孔に係止す
る係止部が形成されている請求項1記載の地中推進装
置。 - 【請求項3】 伝達部材には通過孔が形成されており、
係止部材は、通過孔を挿通する棒ねじ部と、通過孔から
伝達部材の外側に突出した棒ねじ部に設けられるナット
を有する請求項1記載の地中推進装置。 - 【請求項4】 伝達部材の外周には切り欠き部が形成さ
れており、係止部材は、誘導管の軸方向と直交する平面
を備えたフランジの対を複数対有しており、係止部材の
フランジの対の間に伝達部材が挟持される請求項1記載
の地中推進装置。 - 【請求項5】 到達立坑の内部に、到達立坑に到達した
誘導管を外挿して到達立坑の側から地盤に圧入される埋
設管を回転可能に支える管支持手段を設けた請求項1記
載の地中推進装置。 - 【請求項6】 伝達部材とヘッド部の間に、誘導管を外
挿するとともに埋設管を内挿する伝達管を設け、推進機
が誘導管を牽引した時に、ヘッド部が地盤から受ける貫
入抵抗が伝達管から伝達部材に伝達されるようにした請
求項1記載の地中推進装置。 - 【請求項7】 推進機は、推進方向の駆動力よりも牽引
方向の駆動力の方が大きい請求項1記載の地中推進装
置。 - 【請求項8】 発進立坑と到達立坑の間に埋設管を埋設
するための地中推進方法において、 発進立坑から到達立坑に誘導管を推進させる工程と、 到達立坑においてヘッド部及び埋設管を誘導管に外挿
し、係止部材を誘導管の端部に取り付け、誘導管が推進
される時には係止部材に係止せず、誘導管が牽引される
時には係止部材に係止して推進機の牽引力を埋設管及び
ヘッド部に伝達する伝達部材を埋設管の後端に取り付け
る工程と、 推進機によって誘導管を牽引することによりヘッド部と
埋設管を地盤中に圧入する工程と、 推進機によって誘導管を推進して伝達部材に対して係止
部材を推進方向に移動させる工程と、 を有する地中推進方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP473697A JPH10196277A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 地中推進装置及び地中推進方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP473697A JPH10196277A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 地中推進装置及び地中推進方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196277A true JPH10196277A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11592204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP473697A Pending JPH10196277A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 地中推進装置及び地中推進方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196277A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002275891A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-25 | Chem Grouting Co Ltd | タイロッドアンカーの施工方法 |
| JP2008274617A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Osaka Gas Co Ltd | 非開削掘削埋設装置 |
| JP2010007253A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Houshou Eg:Kk | 地中埋設管交換工事用引込装置 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP473697A patent/JPH10196277A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002275891A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-25 | Chem Grouting Co Ltd | タイロッドアンカーの施工方法 |
| JP2008274617A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Osaka Gas Co Ltd | 非開削掘削埋設装置 |
| JP2010007253A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Houshou Eg:Kk | 地中埋設管交換工事用引込装置 |
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