JPH10199440A - アパーチャグリル支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの製造方法 - Google Patents
アパーチャグリル支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの製造方法Info
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- JPH10199440A JPH10199440A JP9003370A JP337097A JPH10199440A JP H10199440 A JPH10199440 A JP H10199440A JP 9003370 A JP9003370 A JP 9003370A JP 337097 A JP337097 A JP 337097A JP H10199440 A JPH10199440 A JP H10199440A
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/073—Mounting arrangements associated with shadow masks
-
- H—ELECTRICITY
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0716—Mounting arrangements of aperture plate to frame or vessel
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- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0722—Frame
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダンパワイヤによるアパーチャグリルを構成
する各薄膜テープに働く作用力を均等にするようなアパ
ーチャグリル支持フレームを提供する。 【解決手段】 アパーチャグリル支持フレームの上フレ
ーム25及び下フレーム26の溶接面25a、26a
は、加圧により弾性変形した状態が半径Rの円柱壁面の
一部となるように、その弾性変形量を加味して予め加工
されており、例えばそれらの両端部の溶接面25a、2
6aが、弾性変形前において半径Rの円弧から少し膨ら
んだ形状になっている。
する各薄膜テープに働く作用力を均等にするようなアパ
ーチャグリル支持フレームを提供する。 【解決手段】 アパーチャグリル支持フレームの上フレ
ーム25及び下フレーム26の溶接面25a、26a
は、加圧により弾性変形した状態が半径Rの円柱壁面の
一部となるように、その弾性変形量を加味して予め加工
されており、例えばそれらの両端部の溶接面25a、2
6aが、弾性変形前において半径Rの円弧から少し膨ら
んだ形状になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アパーチャグリル
支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの製造
方法に関し、特にインライン形の陰極線管に用いられ、
縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリルを支
持するアパーチャグリル支持フレームに関する。
支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの製造
方法に関し、特にインライン形の陰極線管に用いられ、
縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリルを支
持するアパーチャグリル支持フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン受像機では、陰極線
管が用いられている。この陰極線管として、3つの電子
ビームがインラインに配列された、すなわち水平方向に
一列に配列されたインライン形の陰極線管が知られてい
る。
管が用いられている。この陰極線管として、3つの電子
ビームがインラインに配列された、すなわち水平方向に
一列に配列されたインライン形の陰極線管が知られてい
る。
【0003】このインライン形の陰極線管は、水平一直
線上に並んだ3つの電子ビームを出射する単電子銃3ビ
ーム方式の電子銃と、電子銃から出射される電子ビーム
を集束するコンバーゼンス電極と、電子ビームを偏向さ
せる偏向ヨークと、縦格子状のスリットが設けられたア
パーチャグリルを有する色選別機構と、赤、緑及び青に
発光する蛍光体が縦縞状に塗布された蛍光面を有するガ
ラスバルブとを備える。
線上に並んだ3つの電子ビームを出射する単電子銃3ビ
ーム方式の電子銃と、電子銃から出射される電子ビーム
を集束するコンバーゼンス電極と、電子ビームを偏向さ
せる偏向ヨークと、縦格子状のスリットが設けられたア
パーチャグリルを有する色選別機構と、赤、緑及び青に
発光する蛍光体が縦縞状に塗布された蛍光面を有するガ
ラスバルブとを備える。
【0004】そして、この陰極線管では、電子銃から出
射された電子ビームは、コンバーゼンス電極により集束
された後、偏向ヨークにより水平同期信号、垂直同期信
号に同期して左右、上下に偏向され、蛍光面を全体に亘
って走査する。
射された電子ビームは、コンバーゼンス電極により集束
された後、偏向ヨークにより水平同期信号、垂直同期信
号に同期して左右、上下に偏向され、蛍光面を全体に亘
って走査する。
【0005】このように偏向ヨークで偏向された電子ビ
ームは、色選別機構によって電子ビームの不要な部分が
遮蔽される。すなわち、色選別機構は、本来蛍光面に当
てる電子ビームのみを透過させる。色選別機構を透過し
た電子ビームは、蛍光面の赤、青及び緑の蛍光体に正し
く当たり、この蛍光体を発光させ、カラー画像が表示さ
れる。
ームは、色選別機構によって電子ビームの不要な部分が
遮蔽される。すなわち、色選別機構は、本来蛍光面に当
てる電子ビームのみを透過させる。色選別機構を透過し
た電子ビームは、蛍光面の赤、青及び緑の蛍光体に正し
く当たり、この蛍光体を発光させ、カラー画像が表示さ
れる。
【0006】色選別機構は、縦格子状のスリットが設け
られたアパーチャグリルと、このアパーチャグリルを上
下方向に架張した状態で支持するアパーチャグリル支持
フレームと、アパーチャグリルを構成する各薄膜テープ
に接触して配設され、各薄膜テープに垂直方向の作用力
をかけるダンパワイヤと、ダンパワイヤの両端を引っ張
るダンパスプリングとからなる。
られたアパーチャグリルと、このアパーチャグリルを上
下方向に架張した状態で支持するアパーチャグリル支持
フレームと、アパーチャグリルを構成する各薄膜テープ
に接触して配設され、各薄膜テープに垂直方向の作用力
をかけるダンパワイヤと、ダンパワイヤの両端を引っ張
るダンパスプリングとからなる。
【0007】図7は、アパーチャグリル支持フレーム4
2とアパーチャグリル41を示した図で、図7(a)は
アパーチャグリル支持フレーム42とアパーチャグリル
41の正面図、(b)はアパーチャグリル支持フレーム
42の側面図、(c)はアパーチャグリル支持フレーム
42とアパーチャグリル41の底面図である。
2とアパーチャグリル41を示した図で、図7(a)は
アパーチャグリル支持フレーム42とアパーチャグリル
41の正面図、(b)はアパーチャグリル支持フレーム
42の側面図、(c)はアパーチャグリル支持フレーム
42とアパーチャグリル41の底面図である。
【0008】アパーチャグリル41は、冷間厚延材にフ
ォトエッチングにより縦格子状のスリットを形成して作
製されており、隣接したスリット間の部分は薄膜テープ
になっている。すなわち、アパーチャグリル41は、薄
膜テープの集合体の形状を有している。このアパーチャ
グリル41は、後述するように、上下方向、すなわちY
方向に架張された状態でアパーチャグリル支持フレーム
42に溶接されている。ダンパワイヤは、例えばタング
ステンのワイヤからなり、アパーチャグリル41のスリ
ットに直交するように配設されている。このダンパワイ
ヤの両端は、アパーチャグリル支持フレーム42に設け
られたダンパースプリングにより引っ張られている。こ
のダンパースプリングの張力により、ダンパワイヤは、
アパーチャグリル41を構成する各薄膜テープに接触
し、各薄膜テープに垂直方向の作用力をかける。そし
て、ダンパワイヤは、各薄膜テープとの接触による摩擦
力により、例えば外部からの振動によってアパーチャグ
リル41の各薄膜テープが振動することを防止してい
る。すなわち、ダンパワイヤは、アパーチャグリル41
の各薄膜テープに均一に作用力を与えることによって、
アパーチャグリル41全体に均一な制振効果を与えてい
る。
ォトエッチングにより縦格子状のスリットを形成して作
製されており、隣接したスリット間の部分は薄膜テープ
になっている。すなわち、アパーチャグリル41は、薄
膜テープの集合体の形状を有している。このアパーチャ
グリル41は、後述するように、上下方向、すなわちY
方向に架張された状態でアパーチャグリル支持フレーム
42に溶接されている。ダンパワイヤは、例えばタング
ステンのワイヤからなり、アパーチャグリル41のスリ
ットに直交するように配設されている。このダンパワイ
ヤの両端は、アパーチャグリル支持フレーム42に設け
られたダンパースプリングにより引っ張られている。こ
のダンパースプリングの張力により、ダンパワイヤは、
アパーチャグリル41を構成する各薄膜テープに接触
し、各薄膜テープに垂直方向の作用力をかける。そし
て、ダンパワイヤは、各薄膜テープとの接触による摩擦
力により、例えば外部からの振動によってアパーチャグ
リル41の各薄膜テープが振動することを防止してい
る。すなわち、ダンパワイヤは、アパーチャグリル41
の各薄膜テープに均一に作用力を与えることによって、
アパーチャグリル41全体に均一な制振効果を与えてい
る。
【0009】アパーチャグリル支持フレーム42は、ア
パーチャグリル41を上下方向に架張した状態で支持す
る上フレーム45及び下フレーム46と、上フレーム4
5と下フレーム46をそれぞれの両端部で連結する横フ
レーム47、48とからなる。上フレーム45及び下フ
レーム46は、断面が図7(b)で示すような略L字形
をしていて全体的に棒状に形成されている。
パーチャグリル41を上下方向に架張した状態で支持す
る上フレーム45及び下フレーム46と、上フレーム4
5と下フレーム46をそれぞれの両端部で連結する横フ
レーム47、48とからなる。上フレーム45及び下フ
レーム46は、断面が図7(b)で示すような略L字形
をしていて全体的に棒状に形成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】アパーチャグリル支持
フレーム42の上フレーム45及び下フレーム46のア
パーチャグリル41が溶接によって取り付けられる面
(以下、溶接面という。)45a、46aは、上述の図
7(c)及び図7(c)のAの部分を拡大した図8
(A)に示すように、半径Rの円柱壁面の一部となるよ
うに加工されており、そして、上フレーム45及び下フ
レーム46の例えばそれぞれ4ヶ所を、図7(a)に示
すように加圧機構51によって矢印a、bの方向、すな
わち上フレーム45と下フレーム46の間隔を狭めるよ
うに加圧する。
フレーム42の上フレーム45及び下フレーム46のア
パーチャグリル41が溶接によって取り付けられる面
(以下、溶接面という。)45a、46aは、上述の図
7(c)及び図7(c)のAの部分を拡大した図8
(A)に示すように、半径Rの円柱壁面の一部となるよ
うに加工されており、そして、上フレーム45及び下フ
レーム46の例えばそれぞれ4ヶ所を、図7(a)に示
すように加圧機構51によって矢印a、bの方向、すな
わち上フレーム45と下フレーム46の間隔を狭めるよ
うに加圧する。
【0011】この結果、上フレーム45は、図7(a)
に破線で示すように−Y方向に弾性変形するとともに、
例えば図7(c)に破線で示すように、その両端部の溶
接面45aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性
変形する。また、下フレーム46は、図7(a)に破線
で示すように+Y方向に弾性変形するとともに、例えば
図7(c)に破線で示すように、その両端部の溶接面4
6aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性変形す
る。一方、横フレーム47は、図7(a)及び図7
(b)に破線で示すように+X方向及び−Z方向に弾性
変形し、横フレーム48は、図7(a)及び図7(b)
に破線で示すように−X方向及び−Z方向に弾性変形す
る。このようにアパーチャグリル支持フレーム42の各
フレームが弾性変形した状態において、上フレーム45
及び下フレーム46の溶接面45a、46aにアパーチ
ャグリル41を溶接した後、加圧機構51による圧力を
解放する。この結果、アパーチャグリル支持フレーム4
2の各フレームは、弾性変形していることから圧力が解
放されると、その弾性により元に戻ろうとし、その作用
によってアパーチャグリル41にY方向、すなわち上下
方向に架張する引張力が働き、アパーチャグリル41は
展張したマスクとなる。
に破線で示すように−Y方向に弾性変形するとともに、
例えば図7(c)に破線で示すように、その両端部の溶
接面45aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性
変形する。また、下フレーム46は、図7(a)に破線
で示すように+Y方向に弾性変形するとともに、例えば
図7(c)に破線で示すように、その両端部の溶接面4
6aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性変形す
る。一方、横フレーム47は、図7(a)及び図7
(b)に破線で示すように+X方向及び−Z方向に弾性
変形し、横フレーム48は、図7(a)及び図7(b)
に破線で示すように−X方向及び−Z方向に弾性変形す
る。このようにアパーチャグリル支持フレーム42の各
フレームが弾性変形した状態において、上フレーム45
及び下フレーム46の溶接面45a、46aにアパーチ
ャグリル41を溶接した後、加圧機構51による圧力を
解放する。この結果、アパーチャグリル支持フレーム4
2の各フレームは、弾性変形していることから圧力が解
放されると、その弾性により元に戻ろうとし、その作用
によってアパーチャグリル41にY方向、すなわち上下
方向に架張する引張力が働き、アパーチャグリル41は
展張したマスクとなる。
【0012】この展開したアパーチャグリル41に対し
て、図8(B)に示すようにダンパワイヤ43をスリッ
ト方向に直交させて配設し、その両端をダンパースプリ
ング44で引っ張る。ここで、上フレーム45及び下フ
レーム46は弾性変形した状態でアパーチャグリル41
が溶接されているのであるが、上述したように、それら
の溶接面45a、46aは予め半径Rの円柱壁面の一部
と同じ形状にしてあるため、弾性変形後の溶接面45
a、45bは、半径Rの円柱壁面の一部では無くなって
しまう。よって、アパーチャグリル41を構成する各薄
膜テープに働く作用力Nは均一でなくなってしまう。特
にダンパワイヤ43とアパーチャグリル41の間に隙間
cが発生してしまうところでは、ダンパワイヤ43がア
パーチャグリル41を垂直に押す抗力Nの力が弱まって
しまうか無くなってしまう。したがって、各薄膜テープ
とダンパワイヤ43間に働く摩擦力は一定ではなくな
り、アパーチャグリル41全体に均一な制振効果を与え
ることができない。
て、図8(B)に示すようにダンパワイヤ43をスリッ
ト方向に直交させて配設し、その両端をダンパースプリ
ング44で引っ張る。ここで、上フレーム45及び下フ
レーム46は弾性変形した状態でアパーチャグリル41
が溶接されているのであるが、上述したように、それら
の溶接面45a、46aは予め半径Rの円柱壁面の一部
と同じ形状にしてあるため、弾性変形後の溶接面45
a、45bは、半径Rの円柱壁面の一部では無くなって
しまう。よって、アパーチャグリル41を構成する各薄
膜テープに働く作用力Nは均一でなくなってしまう。特
にダンパワイヤ43とアパーチャグリル41の間に隙間
cが発生してしまうところでは、ダンパワイヤ43がア
パーチャグリル41を垂直に押す抗力Nの力が弱まって
しまうか無くなってしまう。したがって、各薄膜テープ
とダンパワイヤ43間に働く摩擦力は一定ではなくな
り、アパーチャグリル41全体に均一な制振効果を与え
ることができない。
【0013】図9は、アパーチャグリル41を溶接する
前の上フレーム45と下フレーム46の溶接面45a、
46aの面形状と、溶接した後の上フレーム45と下フ
レーム46の溶接面45a、46aの面形状を比較して
示した図である。アパチャーグリル41を溶接する前の
溶接面45a、46aは半径Rの円柱壁面の一部と同じ
形状であり、アパチャーグリル41を溶接した後の溶接
面45a、46aは両端部が半径Rの円弧から少しへこ
んだ形状となっている。
前の上フレーム45と下フレーム46の溶接面45a、
46aの面形状と、溶接した後の上フレーム45と下フ
レーム46の溶接面45a、46aの面形状を比較して
示した図である。アパチャーグリル41を溶接する前の
溶接面45a、46aは半径Rの円柱壁面の一部と同じ
形状であり、アパチャーグリル41を溶接した後の溶接
面45a、46aは両端部が半径Rの円弧から少しへこ
んだ形状となっている。
【0014】ここで、上下一対のフレーム42a、43
aに支持されるアパーチャグリル41の長辺方向をX方
向、アパーチャグリル41の短辺方向でX方向と直角な
方向をY方向、電子銃から電子ビームの出射される方向
で、X方向Y方向と直角な方向をZ方向とする。
aに支持されるアパーチャグリル41の長辺方向をX方
向、アパーチャグリル41の短辺方向でX方向と直角な
方向をY方向、電子銃から電子ビームの出射される方向
で、X方向Y方向と直角な方向をZ方向とする。
【0015】そこで、本発明は、アパーチャグリルとの
溶接後にアパーチャグリルを架張する部分が半径Rの円
柱壁面の一部であり、ダンパワイヤによるアパーチャグ
リルを構成する各薄膜テープに働く作用力を均等にする
ようなアパーチャグリル支持フレームを提供することを
目的とする。
溶接後にアパーチャグリルを架張する部分が半径Rの円
柱壁面の一部であり、ダンパワイヤによるアパーチャグ
リルを構成する各薄膜テープに働く作用力を均等にする
ようなアパーチャグリル支持フレームを提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアパーチャ
グリル支持フレームは、インライン形の陰極線管に用い
られ、縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリ
ルを支持するアパチャーグリル支持フレームにおいて、
アパーチャグリルを上下方向に架張した状態で支持する
上フレーム及び下フレームと、上フレーム及び下フレー
ムをその両端部で連結する左フレーム及び右フレームと
からなり、上フレーム及び下フレームのアパーチャグリ
ルが溶接される面は、上フレームと下フレームの間隔を
小さくするように上フレーム及び下フレームを加圧した
状態においてアパーチャグリルを溶接した後、圧力を解
放した状態において所定の半径を有する円柱壁面の一部
となるように予め変形量を加味して加工されている。
グリル支持フレームは、インライン形の陰極線管に用い
られ、縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリ
ルを支持するアパチャーグリル支持フレームにおいて、
アパーチャグリルを上下方向に架張した状態で支持する
上フレーム及び下フレームと、上フレーム及び下フレー
ムをその両端部で連結する左フレーム及び右フレームと
からなり、上フレーム及び下フレームのアパーチャグリ
ルが溶接される面は、上フレームと下フレームの間隔を
小さくするように上フレーム及び下フレームを加圧した
状態においてアパーチャグリルを溶接した後、圧力を解
放した状態において所定の半径を有する円柱壁面の一部
となるように予め変形量を加味して加工されている。
【0017】以上のように構成された本発明に係るアパ
ーチャグリル支持フレームによれば、上フレームと下フ
レームのアパーチャグリルが溶接される面の形状は、ア
パーチャグリルの溶接後において円柱壁面の形状を有す
る。
ーチャグリル支持フレームによれば、上フレームと下フ
レームのアパーチャグリルが溶接される面の形状は、ア
パーチャグリルの溶接後において円柱壁面の形状を有す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアパーチャグ
リル支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの
実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
リル支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの
実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
【0019】インライン形の陰極線管は、例えば図1に
示すように、水平一直線上に並んだ3つの電子ビームを
出射する単電子銃3ビーム方式の電子銃11と、電子銃
11から出射される電子ビームを集束するコンバーゼン
ス電極12と、電子ビームを偏向させる偏向ヨーク13
と、縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリル
21を有する色選別機構20と、赤、緑及び青に発光す
る蛍光体が縦縞状に塗布された蛍光面14を有するガラ
スバブル15とを備える。
示すように、水平一直線上に並んだ3つの電子ビームを
出射する単電子銃3ビーム方式の電子銃11と、電子銃
11から出射される電子ビームを集束するコンバーゼン
ス電極12と、電子ビームを偏向させる偏向ヨーク13
と、縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリル
21を有する色選別機構20と、赤、緑及び青に発光す
る蛍光体が縦縞状に塗布された蛍光面14を有するガラ
スバブル15とを備える。
【0020】そして、この陰極線管では、電子銃11か
ら出射された電子ビームは、コンバーゼンス電極12に
より集束された後、偏向ヨーク13により水平同期信
号、垂直同期信号に同期して左右、上下に偏向され、蛍
光面14を全体に亘って走査する。
ら出射された電子ビームは、コンバーゼンス電極12に
より集束された後、偏向ヨーク13により水平同期信
号、垂直同期信号に同期して左右、上下に偏向され、蛍
光面14を全体に亘って走査する。
【0021】このように偏向ヨーク13で偏向された電
子ビームは、色選別機構20によって電子ビームの不要
な部分が遮蔽される。すなわち、色選別機構20は、本
来蛍光面14に当てる電子ビームのみを透過させる。色
選別機構20を透過した電子ビームは、蛍光面14の
赤、青及び緑の蛍光体に正しく当たり、この蛍光体を発
光させ、カラー画像が表示される。
子ビームは、色選別機構20によって電子ビームの不要
な部分が遮蔽される。すなわち、色選別機構20は、本
来蛍光面14に当てる電子ビームのみを透過させる。色
選別機構20を透過した電子ビームは、蛍光面14の
赤、青及び緑の蛍光体に正しく当たり、この蛍光体を発
光させ、カラー画像が表示される。
【0022】つぎに、色選別機構20について詳細に説
明する。
明する。
【0023】色選別機構20は、例えば図2に示すよう
に、縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリル
21と、このアパーチャグリル21を上下方向に架張し
た状態で支持するアパーチャグリル支持フレーム22
と、アパーチャグリル21を構成する各薄膜テープに接
触して配設され、各薄膜テープに垂直方向の作用力をか
けるダンパワイヤ23と、ダンパワイヤ23の両端を引
っ張るダンパスプリング24とからなる。
に、縦格子状のスリットが設けられたアパーチャグリル
21と、このアパーチャグリル21を上下方向に架張し
た状態で支持するアパーチャグリル支持フレーム22
と、アパーチャグリル21を構成する各薄膜テープに接
触して配設され、各薄膜テープに垂直方向の作用力をか
けるダンパワイヤ23と、ダンパワイヤ23の両端を引
っ張るダンパスプリング24とからなる。
【0024】アパーチャグリル21は、冷間厚延材にフ
ォトエッチングにより縦格子状のスリットを形成して作
製されており、隣接したスリット間の部分は薄膜テープ
になっている。すなわち、アパーチャグリル21は、薄
膜テープの集合体の形状を有している。このアパーチャ
グリル21は、後述するように、上下方向、すなわちY
方向に架張された状態でアパーチャグリル支持フレーム
22に溶接されている。ダンパワイヤ23は、例えばタ
ングステンのワイヤからなり、アパーチャグリル21の
スリットに直交するように配設されている。このダンパ
ワイヤ23の両端は、アパーチャグリル支持フレーム2
2に設けられたダンパースプリング24により引っ張ら
れている。このダンパースプリング24の張力により、
ダンパワイヤ23は、アパーチャグリル21を構成する
各薄膜テープに接触し、各薄膜テープに垂直方向の作用
力をかける。そして、ダンパワイヤ23は、各薄膜テー
プとの接触による摩擦力により、例えば外部からの振動
によってアパーチャグリル21の各薄膜テープが振動す
ることを防止している。すなわち、ダンパワイヤ23
は、アパーチャグリル21の各薄膜テープに均一に作用
力を与えることによって、アパーチャグリル21全体に
均一な制振効果を与えている。
ォトエッチングにより縦格子状のスリットを形成して作
製されており、隣接したスリット間の部分は薄膜テープ
になっている。すなわち、アパーチャグリル21は、薄
膜テープの集合体の形状を有している。このアパーチャ
グリル21は、後述するように、上下方向、すなわちY
方向に架張された状態でアパーチャグリル支持フレーム
22に溶接されている。ダンパワイヤ23は、例えばタ
ングステンのワイヤからなり、アパーチャグリル21の
スリットに直交するように配設されている。このダンパ
ワイヤ23の両端は、アパーチャグリル支持フレーム2
2に設けられたダンパースプリング24により引っ張ら
れている。このダンパースプリング24の張力により、
ダンパワイヤ23は、アパーチャグリル21を構成する
各薄膜テープに接触し、各薄膜テープに垂直方向の作用
力をかける。そして、ダンパワイヤ23は、各薄膜テー
プとの接触による摩擦力により、例えば外部からの振動
によってアパーチャグリル21の各薄膜テープが振動す
ることを防止している。すなわち、ダンパワイヤ23
は、アパーチャグリル21の各薄膜テープに均一に作用
力を与えることによって、アパーチャグリル21全体に
均一な制振効果を与えている。
【0025】図3は、アパーチャグリル支持フレーム2
2とアパーチャグリル21を示した図で、図3(a)は
アパーチャグリル支持フレーム22とアパーチャグリル
21の正面図、(b)はアパーチャグリル支持フレーム
22の側面図、(c)はアパーチャグリル支持フレーム
22とアパーチャグリル21の底面図である。
2とアパーチャグリル21を示した図で、図3(a)は
アパーチャグリル支持フレーム22とアパーチャグリル
21の正面図、(b)はアパーチャグリル支持フレーム
22の側面図、(c)はアパーチャグリル支持フレーム
22とアパーチャグリル21の底面図である。
【0026】インライン形の陰極線管の色選別機構の分
野に於いては、アパーチャグリル21は、図3(a)で
示されるように、加圧されたアパーチャグリル支持フレ
ーム(支持母体)21の架張によって支持されている。
野に於いては、アパーチャグリル21は、図3(a)で
示されるように、加圧されたアパーチャグリル支持フレ
ーム(支持母体)21の架張によって支持されている。
【0027】ここで、アパーチャグリル支持フレーム2
2について説明する。
2について説明する。
【0028】アパーチャグリル支持フレーム22は、例
えば図3に示すように、アパーチャグリル21を上下方
向に架張した状態で支持する上フレーム25及び下フレ
ーム26と、上フレーム25と下フレーム26をそれぞ
れの両端部で連結する横フレーム27、28とからな
る。上フレーム25及び下フレーム26は、断面が図3
(b)で示すような略L字形をしていて全体的に棒状に
形成されており、上フレーム25と下フレーム26のア
パーチャグリル21が溶接によって取り付けられる面
(以下、溶接面という。)25a、26aは、アパーチ
ャグリル21を取り付けた状態において、所定の半径を
有する円柱壁の一部と同じ形状となっている。このアパ
ーチャグリル支持フレーム22へのアパーチャグリル2
1の取り付けは、以下のようにして行われる。
えば図3に示すように、アパーチャグリル21を上下方
向に架張した状態で支持する上フレーム25及び下フレ
ーム26と、上フレーム25と下フレーム26をそれぞ
れの両端部で連結する横フレーム27、28とからな
る。上フレーム25及び下フレーム26は、断面が図3
(b)で示すような略L字形をしていて全体的に棒状に
形成されており、上フレーム25と下フレーム26のア
パーチャグリル21が溶接によって取り付けられる面
(以下、溶接面という。)25a、26aは、アパーチ
ャグリル21を取り付けた状態において、所定の半径を
有する円柱壁の一部と同じ形状となっている。このアパ
ーチャグリル支持フレーム22へのアパーチャグリル2
1の取り付けは、以下のようにして行われる。
【0029】アパーチャグリル支持フレーム22の上フ
レーム25及び下フレーム26の溶接面25a、26a
は、上述の図3(c)及び図3(c)のAの部分を拡大
した図4(A)に示すように、後述する加圧により弾性
変形した状態が半径Rの円柱壁面の一部となるように、
その弾性変形量を加味して予め加工されており、例えば
図4(A)に示すように、それらの両端部の溶接面25
a、26aが、弾性変形前において半径Rの円弧から少
し膨らんだ形状となっている。そして、上フレーム25
及び下フレーム26の例えばそれぞれ4ヶ所を、図3
(a)に示すように加圧機構31によって矢印a、bの
方向、すなわち上フレーム25と下フレーム26の間隔
を狭めるように加圧する。
レーム25及び下フレーム26の溶接面25a、26a
は、上述の図3(c)及び図3(c)のAの部分を拡大
した図4(A)に示すように、後述する加圧により弾性
変形した状態が半径Rの円柱壁面の一部となるように、
その弾性変形量を加味して予め加工されており、例えば
図4(A)に示すように、それらの両端部の溶接面25
a、26aが、弾性変形前において半径Rの円弧から少
し膨らんだ形状となっている。そして、上フレーム25
及び下フレーム26の例えばそれぞれ4ヶ所を、図3
(a)に示すように加圧機構31によって矢印a、bの
方向、すなわち上フレーム25と下フレーム26の間隔
を狭めるように加圧する。
【0030】この結果、上フレーム25は、図3(a)
に破線で示すように−Y方向に弾性変形するとともに、
例えば図3(c)に破線で示すように、その両端部の溶
接面25aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性
変形する。また、下フレーム26は、図3(a)に破線
で示すように+Y方向に弾性変形するとともに、例えば
図3(c)に破線で示すように、その両端部の溶接面2
6aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性変形す
る。一方、横フレーム27は、図3(a)及び図3
(b)に破線で示すように+X方向及び−Z方向に弾性
変形し、横フレーム28は、図3(a)及び図3(b)
に破線で示すように−X方向及び−Z方向に弾性変形す
る。このようにアパーチャグリル支持フレーム22の各
フレームが弾性変形した状態において、上フレーム25
及び下フレーム26の溶接面25a、26aにアパーチ
ャグリル21を溶接した後、加圧機構31による圧力を
解放する。この結果、アパーチャグリル支持フレーム2
2の各フレームは、弾性変形していることから圧力が解
放されると、その弾性により元に戻ろうとし、その作用
によってアパーチャグリル21にY方向、すなわち上下
方向に架張する引張力が働き、アパーチャグリル21は
展張したマスクとなる。
に破線で示すように−Y方向に弾性変形するとともに、
例えば図3(c)に破線で示すように、その両端部の溶
接面25aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性
変形する。また、下フレーム26は、図3(a)に破線
で示すように+Y方向に弾性変形するとともに、例えば
図3(c)に破線で示すように、その両端部の溶接面2
6aは、中央部に対して相対的に−Z方向に弾性変形す
る。一方、横フレーム27は、図3(a)及び図3
(b)に破線で示すように+X方向及び−Z方向に弾性
変形し、横フレーム28は、図3(a)及び図3(b)
に破線で示すように−X方向及び−Z方向に弾性変形す
る。このようにアパーチャグリル支持フレーム22の各
フレームが弾性変形した状態において、上フレーム25
及び下フレーム26の溶接面25a、26aにアパーチ
ャグリル21を溶接した後、加圧機構31による圧力を
解放する。この結果、アパーチャグリル支持フレーム2
2の各フレームは、弾性変形していることから圧力が解
放されると、その弾性により元に戻ろうとし、その作用
によってアパーチャグリル21にY方向、すなわち上下
方向に架張する引張力が働き、アパーチャグリル21は
展張したマスクとなる。
【0031】この展開したアパーチャグリル21に対し
て、図4(B)に示すようにダンパワイヤ23をスリッ
ト方向に直交させて配設し、その両端をダンパースプリ
ング24で引っ張る。上フレーム25及び下フレーム2
6は弾性変形した状態でアパーチャグリル21が溶接さ
れていることから、上述したように、それらの溶接面2
5a、26aは半径Rの円柱壁面の一部と同じ形状であ
り、アパーチャグリル21を構成する各薄膜テープに働
く作用力Nは均一である。したがって、各薄膜テープと
ダンパワイヤ23間に働く摩擦力は一定であり、アパー
チャグリル21全体に均一な制振効果を与えることがで
きる。
て、図4(B)に示すようにダンパワイヤ23をスリッ
ト方向に直交させて配設し、その両端をダンパースプリ
ング24で引っ張る。上フレーム25及び下フレーム2
6は弾性変形した状態でアパーチャグリル21が溶接さ
れていることから、上述したように、それらの溶接面2
5a、26aは半径Rの円柱壁面の一部と同じ形状であ
り、アパーチャグリル21を構成する各薄膜テープに働
く作用力Nは均一である。したがって、各薄膜テープと
ダンパワイヤ23間に働く摩擦力は一定であり、アパー
チャグリル21全体に均一な制振効果を与えることがで
きる。
【0032】ここで、上下一対のフレーム22a、23
aに支持されるアパーチャグリル21の長辺方向をX方
向、アパーチャグリル21の短辺方向でX方向と直角な
方向をY方向、電子銃11から電子ビームの出射される
方向で、X方向Y方向と直角な方向をZ方向とする。
aに支持されるアパーチャグリル21の長辺方向をX方
向、アパーチャグリル21の短辺方向でX方向と直角な
方向をY方向、電子銃11から電子ビームの出射される
方向で、X方向Y方向と直角な方向をZ方向とする。
【0033】図5は、アパーチャグリル21を溶接する
前の上フレーム25と下フレーム26の溶接面25a、
26aの面形状と、溶接した後の上フレーム25と下フ
レーム26の溶接面25a、26aの面形状を比較して
示した図である。アパチャーグリル21を溶接する前の
溶接面25a、26aは両端部が半径Rの円弧から少し
膨らんだ形状となっており、アパチャーグリル21を溶
接した後の溶接面25a、26aは半径Rの円柱壁面の
一部と同じ形状である。
前の上フレーム25と下フレーム26の溶接面25a、
26aの面形状と、溶接した後の上フレーム25と下フ
レーム26の溶接面25a、26aの面形状を比較して
示した図である。アパチャーグリル21を溶接する前の
溶接面25a、26aは両端部が半径Rの円弧から少し
膨らんだ形状となっており、アパチャーグリル21を溶
接した後の溶接面25a、26aは半径Rの円柱壁面の
一部と同じ形状である。
【0034】図6は、本発明に係るアパーチャグリル支
持フレーム22の製造方法を示す工程図である。
持フレーム22の製造方法を示す工程図である。
【0035】ステップ1において、アパーチャグリル2
1を溶接する前と溶接した後との上フレーム25及び下
フレーム26の溶接面25a、26aの形状の差分を求
める。すなわち、アパーチャグリル21を溶接する前の
上フレーム25及び下フレーム26の溶接面25a、2
6aの形状に対する、上フレーム25と下フレーム26
の間隔を小さくするように上フレーム25及び下フレー
ム26を加圧した状態においてアパーチャグリル21を
溶接した後、圧力を解放した状態において上フレーム2
5及び下フレーム26の溶接面25a、26aの形状の
差分を求める。具体的にはこの差分は、加圧後のフレー
ム溶接面の実測値より、n次の近似多項式で曲線を定義
して、切削値データをNCフライス等の切削機にインプ
ットして切削する。
1を溶接する前と溶接した後との上フレーム25及び下
フレーム26の溶接面25a、26aの形状の差分を求
める。すなわち、アパーチャグリル21を溶接する前の
上フレーム25及び下フレーム26の溶接面25a、2
6aの形状に対する、上フレーム25と下フレーム26
の間隔を小さくするように上フレーム25及び下フレー
ム26を加圧した状態においてアパーチャグリル21を
溶接した後、圧力を解放した状態において上フレーム2
5及び下フレーム26の溶接面25a、26aの形状の
差分を求める。具体的にはこの差分は、加圧後のフレー
ム溶接面の実測値より、n次の近似多項式で曲線を定義
して、切削値データをNCフライス等の切削機にインプ
ットして切削する。
【0036】また、実測値から求める方法以外にもシミ
ュレーションで有限要素法を用いた構造解析プログラム
からフレームの変形モードを計算し、そのデータをNC
フライス等の切削機にインプットすることも可能であ
る。
ュレーションで有限要素法を用いた構造解析プログラム
からフレームの変形モードを計算し、そのデータをNC
フライス等の切削機にインプットすることも可能であ
る。
【0037】ステップ2において、所定の半径を有する
円柱壁面の一部の形状にステップ1で求めた差分を加算
して、上フレーム25及び下フレーム26の溶接面25
a、26aの切削値を求める。
円柱壁面の一部の形状にステップ1で求めた差分を加算
して、上フレーム25及び下フレーム26の溶接面25
a、26aの切削値を求める。
【0038】ステップ3において、ステップ2で求めら
れた切削値データを例えばNCフライス等の切削機にイ
ンプットし、アパーチャグリル支持フレーム22の上フ
レーム25及び下フレーム26の溶接面25a及び26
aを切削する。
れた切削値データを例えばNCフライス等の切削機にイ
ンプットし、アパーチャグリル支持フレーム22の上フ
レーム25及び下フレーム26の溶接面25a及び26
aを切削する。
【0039】
【発明の効果】本発明では、上フレーム及びフレームの
溶接面は、上フレームと下フレームの間隔を小さくする
ように上フレーム及び下フレームを加圧した状態におい
てアパーチャグリルを溶接した後、圧力を解放した状態
において所定の半径を有する円柱壁面の一部となるよう
に予め変形量を加味して加工されていることにより、ア
パーチャグリルが弾性変形した状態の上フレーム及び下
フレームに溶接されている状態において、溶接面は半径
Rの円柱壁面の一部と同じ形状であり、アパーチャグリ
ルを構成する各薄膜テープに働く作用力は均一である。
したがって、各薄膜テープとダンパワイヤ間に働く摩擦
力は一定であり、アパーチャグリル全体に均一な制振効
果を与えることができる。
溶接面は、上フレームと下フレームの間隔を小さくする
ように上フレーム及び下フレームを加圧した状態におい
てアパーチャグリルを溶接した後、圧力を解放した状態
において所定の半径を有する円柱壁面の一部となるよう
に予め変形量を加味して加工されていることにより、ア
パーチャグリルが弾性変形した状態の上フレーム及び下
フレームに溶接されている状態において、溶接面は半径
Rの円柱壁面の一部と同じ形状であり、アパーチャグリ
ルを構成する各薄膜テープに働く作用力は均一である。
したがって、各薄膜テープとダンパワイヤ間に働く摩擦
力は一定であり、アパーチャグリル全体に均一な制振効
果を与えることができる。
【図1】陰極線管の断面図である。
【図2】本発明に係るアパーチャグリル支持フレームの
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明に係るアパーチャグリル支持フレーム及
びアパーチャグリルの正面図、側面図、底面図である。
びアパーチャグリルの正面図、側面図、底面図である。
【図4】本発明に係るアパーチャグリル支持フレームの
下フレームの端部拡大図である。
下フレームの端部拡大図である。
【図5】本発明に係るアパーチャグリル支持フレームの
上フレームと下フレームの溶接面の加圧前と加圧後の形
状を比較した図である。
上フレームと下フレームの溶接面の加圧前と加圧後の形
状を比較した図である。
【図6】本発明に係るアパーチャグリル支持フレームの
製造方法の工程図である。
製造方法の工程図である。
【図7】従来のアパーチャグリル支持フレーム及びアパ
ーチャグリルの正面図、側面図、底面図である。
ーチャグリルの正面図、側面図、底面図である。
【図8】従来のアパーチャグリル支持フレームの下フレ
ームの端部拡大図である。
ームの端部拡大図である。
【図9】従来のアパーチャグリル支持フレームの上フレ
ームと下フレームの溶接面の加圧前と加圧後の形状を比
較した図である。
ームと下フレームの溶接面の加圧前と加圧後の形状を比
較した図である。
20 色選別機構、21 アパチャーグリル、22 ア
パチャーグリル支持フレーム、23 ダンパワイヤ、2
4 ダンパスプリング、25 上フレーム、25a 溶
接面、26 下フレーム、26a 溶接面、27 横フ
レーム、28 横フレーム
パチャーグリル支持フレーム、23 ダンパワイヤ、2
4 ダンパスプリング、25 上フレーム、25a 溶
接面、26 下フレーム、26a 溶接面、27 横フ
レーム、28 横フレーム
Claims (6)
- 【請求項1】 インライン形の陰極線管に用いられ、縦
格子状のスリットが設けられたアパーチャグリルを支持
するアパーチャグリル支持フレームにおいて、 上記アパーチャグリルを上下方向に架張した状態で支持
する上フレーム及び下フレームと、 上記上フレーム及び下フレームをその両端部で連結する
左フレーム及び右フレームと、 からなり、 上記上フレーム及び下フレームのアパーチャグリルが溶
接される面は、上フレームと下フレームの間隔を小さく
するように上フレーム及び下フレームを加圧した状態に
おいてアパーチャグリルを溶接した後、圧力を解放した
状態において所定の半径を有する円柱壁面の一部となる
ように予め変形量を加味して加工されている、 ことを特徴とするアパーチャグリル支持フレーム。 - 【請求項2】 上記変形量は、アパーチャグリルを溶接
する前の上記上フレーム及び下フレームのアパーチャグ
リルが溶接される面の形状に対するアパーチャグリルを
溶接した後、圧力を解放した状態における上記上フレー
ム及び下フレームのアパーチャグリルが溶接された面の
形状の差分である、ことを特徴とする請求項1記載のア
パーチャグリル支持フレーム。 - 【請求項3】 上記アパーチャグリルの縦格子状のスリ
ットに略垂直の方向であって、アパーチャグリルを構成
する各薄膜テープに接触して配設され、上記各薄膜テー
プに垂直方向の作用力をかけるワイヤを有する、ことを
特徴とする請求項1記載のアパーチャグリル支持フレー
ム。 - 【請求項4】 インライン形の陰極線管において、縦格
子状のスリットが設けられたアパーチャグリルを上下方
向に架張した状態で支持するアパーチャグリル支持フレ
ームを備え、 上記アパーチャグリル支持フレームの上フレーム及び下
フレームのアパーチャグリルが溶接される面は、上フレ
ームと下フレームの間隔を小さくするように上フレーム
及び下フレームを加圧した状態においてアパーチャグリ
ルを溶接した後、圧力を解放した状態において所定の半
径を有する円柱壁面の一部となるように予め変形量を加
味して加工されている、ことを特徴とするインライン形
の陰極線管。 - 【請求項5】 上フレーム及び下フレームと、上記上フ
レーム及び下フレームをその両端部で連結する左フレー
ム及び右フレームとからなり、縦格子状のスリットが設
けられたアパーチャグリルを、その上下方向に架張した
状態で支持するアパーチャグリル支持フレームの製造方
法において、 アパーチャグリルを溶接する前の上記上フレーム及び下
フレームのアパーチャグリルが溶接される面の形状に対
する、上フレームと下フレームの間隔を小さくするよう
に上フレーム及び下フレームを加圧した状態においてア
パーチャグリルを溶接した後、圧力を解放した状態にお
いて上記上フレーム及び下フレームのアパーチャグリル
が溶接された面の形状の差分を求めるステップと、 所定の半径を有する円柱壁面の一部の形状に上記差分を
加算して、上記上フレーム及び下フレームの切削値を求
めるステップと、 上記切削値を切削機に入力し、上記上フレーム及び下フ
レームを切削するステップと、 を有することを特徴とするアパーチャグリル支持フレー
ムの製造方法。 - 【請求項6】 上記差分を求めるステップは、有限要素
法を用いた構造解析プログラムを用いて求められること
を特徴とする請求項5に記載のアパーチャグリル支持フ
レームの製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9003370A JPH10199440A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | アパーチャグリル支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの製造方法 |
| US09/004,913 US6188169B1 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Aperture grill supporting frame and manufacturing method thereof |
| US09/761,740 US20010017512A1 (en) | 1997-01-10 | 2001-01-18 | Aperture grill supporting frame and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9003370A JPH10199440A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | アパーチャグリル支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10199440A true JPH10199440A (ja) | 1998-07-31 |
| JPH10199440A5 JPH10199440A5 (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=11555470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9003370A Abandoned JPH10199440A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | アパーチャグリル支持フレーム及びアパーチャグリル支持フレームの製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6188169B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10199440A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914376B2 (en) * | 2000-11-27 | 2005-07-05 | Lg Electronics Inc. | Supporting frame structure for tension-type shadow mask of color CRT |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000123752A (ja) * | 1998-10-20 | 2000-04-28 | Toshiba Corp | カラー受像管 |
| KR100709240B1 (ko) * | 2000-10-11 | 2007-04-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관의 색 선별 장치 |
| US6566799B1 (en) * | 2001-11-15 | 2003-05-20 | Thomson Licensing, S.A. | Cathode ray tubes having damper wire support springs |
| US6700319B2 (en) * | 2001-11-29 | 2004-03-02 | Thomson Licensing S. A. | Cathode-ray tube having a tension mask with microphonics control |
| US20080151364A1 (en) * | 2004-01-14 | 2008-06-26 | Carl Zeiss Smt Ag | Catadioptric projection objective |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0775144B2 (ja) * | 1985-04-17 | 1995-08-09 | ソニー株式会社 | 陰極線管の色選別電極 |
| JPH05121008A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-18 | Sony Corp | 陰極線管色選別機構 |
| JP3516472B2 (ja) * | 1993-12-21 | 2004-04-05 | ソニー株式会社 | カラー陰極線管の製造方法 |
| JP3259552B2 (ja) * | 1994-12-12 | 2002-02-25 | 三菱電機株式会社 | カラーブラウン管用色選別電極構体 |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP9003370A patent/JPH10199440A/ja not_active Abandoned
-
1998
- 1998-01-09 US US09/004,913 patent/US6188169B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-01-18 US US09/761,740 patent/US20010017512A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914376B2 (en) * | 2000-11-27 | 2005-07-05 | Lg Electronics Inc. | Supporting frame structure for tension-type shadow mask of color CRT |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6188169B1 (en) | 2001-02-13 |
| US20010017512A1 (en) | 2001-08-30 |
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Legal Events
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| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050322 |