JPH10199586A - 電線の溶接方法 - Google Patents

電線の溶接方法

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JPH10199586A
JPH10199586A JP285897A JP285897A JPH10199586A JP H10199586 A JPH10199586 A JP H10199586A JP 285897 A JP285897 A JP 285897A JP 285897 A JP285897 A JP 285897A JP H10199586 A JPH10199586 A JP H10199586A
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welding
wires
wire
steel core
aluminum
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JP285897A
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English (en)
Inventor
Hitoaki Yoneda
仁章 米田
Yoshimasa Suzuki
慶正 鈴木
Shinichi Matsuzaki
伸一 松崎
Kimiharu Sato
公春 佐藤
Yoshimitsu Sato
義光 佐藤
Hideaki Kikuchi
秀昭 菊地
Eiji Nishida
英司 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koki Co Ltd
Asahi Electric Works Ltd
Original Assignee
Nippon Koki Co Ltd
Asahi Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素線径が4.0mm以下の電線の溶接におい
て溶接時に融着部の容積を確保することにある。 【解決手段】 溶接器内に溶接材を挿入し、素線径が
4.0mm以下の接続すべき2本の電線の端部に湯留め
具を設け、接続すべき2本の電線を溶接材を挟んで溶接
器内に挿入し、酸化還元反応熱によって溶接材を加熱溶
融して両電線の端部を溶接するに際し、加熱溶融時に両
電線を湯留め具とともに溶接材に向かって押圧しながら
移動し、加熱溶融時に発生する溶接材の溶融物を、溶接
器に設けた湯溜まり部内に溜めるとともに、同時に発生
するガス,水蒸気などの気体を溶接器に設けた気体排気
用の通路を介して外部へ排出しながら、湯止め具により
湯溜まり部の所定の容積を確保し、加熱溶融が終わり温
度が低下し、溶融物が凝固して収縮し始めると、この収
縮部位に湯溜まり部に溜められていた溶融物を流し込む
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の端部を溶接
によって結合する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電線を溶接する方法としては、電
線の端末部分に、テルミット反応によって生じる高温の
金属溶融物を流し込み、溶融物のもつ熱で電線の端末部
分を溶融し、電線端末を対向プレスし溶接する方法(例
えば、特開昭50−53886号公報参照)、また、電
線と電気的に良質の特性をもつ溶接材を電線の端末部分
に配置し、これを外部から間接的に加熱溶融し溶接する
方法(例えば、特開昭48−34049号公報等参照)
が開示されている。
【0003】しかし、前者の方法では、電線の溶接部に
テルミット反応によって生じた金属溶融物が残り、電線
の溶接部に混入するおそれがある。そのため、電気抵抗
が規格(日本電線工業会規格JCS 251)を外れる
という問題があった。また、後者の方法では、溶融した
溶接材が、外部加熱部分と電線との間から流れるおそれ
がある。
【0004】そのため、溶接材の流れ出しによって溶接
が不十分となって電気抵抗が規格(日本電線工業会規格
JCS 251)を外れるという問題があった。このよ
うな問題点を解決するものとして、特開平6−2676
33号公報および特開平7−57847号公報に開示さ
れる電線の溶接方法およびその装置が知られている。
【0005】しかし、特開平6−267633号公報に
よる電線の溶接方法およびその装置においては、加熱さ
れた電線と溶接材の溶融物が、溶融状態から凝固状態に
変わる時に体積の変化により収縮し、一般にいわれる鋳
巣が発生すると同時に、加熱溶融時に溶融物が、溶接す
る電線の端面の隙間を流れて融着物に凹みが発生する。
このため、電線の溶接部(融着部分)の結合性能を低下
させ、電気抵抗が規格(日本電線工業規格JCS 25
1)を外れるという問題がある。
【0006】一方、特開平7−57847号公報による
電線の溶接方法およびその装置においては、電線の溶接
部における鋳巣および凹みを防止することができる利点
を有する。この電線の溶接方法およびその装置を図7に
基づいて説明する。収容部1は、例えば、厚紙製の薬包
外筒2と半割の筒状鉄板製の隔壁部材3と2つの止め部
材4とドーナツ状の端板8と加熱剤9と点火具7とから
なる。
【0007】この収容部1は、予め薬包外筒2と隔壁部
材3と一方の端板8によって筒状体を形成した後、その
内部に加熱剤9を充填するとともに、残りの端板8を取
り付ける。最後に、点火具7を取り付けることによって
形成される。半割りの筒状鉄板製の隔壁部材3は、両端
にフランジ3a,3bを有する。そして、一方のフラン
ジ3aが他方のフランジ3bよりも長くしてある。
【0008】長くした一方のフランジ3aのほぼ中央部
には、図9および図10に示すように、湯溜まり部15
を形成するための凹部3cと、連通部17を形成するた
めの凹部3dと、気体排気用の通路16を形成するため
の凹溝3eが設けられている。この半割りの筒状鉄板製
の隔壁部材3は、そのフランジ3a,3bを断面略U字
状の金属製の止め部材4によって被嵌されることによっ
て、筒状体とされる。止め部材4は、例えば、直径2.
4mmの円弧部4aが形成されるように加工されている。
【0009】これによって、図9に示すように、半割り
の筒状鉄板製の隔壁部材3のフランジ3a,3bを被嵌
した時、フランジ3a,3aと円弧部4aとの間に排気
用の通路11が形成されるようになっている。加熱剤9
は、テルミット反応で代表される金属酸化物と金属また
は金属合金との酸化還元反応を応用したものである。
【0010】点火具7は、図示しない電源に連絡し、着
火薬を点火して加熱剤9を作動させるものである。収容
部1内には、アルミニウム溶接材12が配置されてい
る。アルミニウム溶接材12の両側には、接続すべき2
本のアルミニウム電線13,13の端部13a,13a
が当接されている。
【0011】また、アルミニウム電線13,13の端部
13a,13aには、収容部1内に嵌入する長さに亘っ
て耐熱性のセラミック製繊維を巻き付けた後に、その上
をセロハンテープ、ガラス繊維を用いたテープなどによ
って止着することによって、湯止め具14が形成されて
いる。この湯止め具14,14を形成する耐熱性のセラ
ミック製繊維は、表面が起毛状になっており、例えば、
フェールトのようである。このため、電線表面の凹凸に
なじみ易く、半割りの筒状鉄板製の隔壁部材3とアルミ
ニウム電線13の間を塞ぎ、アルミニウム溶接材12の
溶融物の流出を防ぐことができる。
【0012】つぎに、この電線の溶接方法を説明する。
まず、2つ割りの隔壁部材3のフランジ3a,3bを重
ね合わせた後、止め部材10を被嵌する。ついで、薬包
外筒2と隔壁部材3と一方の端板8によって筒状体を形
成した後、その内部に加熱剤9を充填する。ついで、残
りの端板8を取り付ける。最後に、加熱剤9が充填され
ている箇所に点火具7を取り付けることによって、収容
部1を形成する。
【0013】つぎに、収容部1内にアルミニウム溶接材
12を配置する。一方、接続すべき2本のアルミニウム
電線13,13は、予めそれぞれの端部13a,13a
に収容部1内に嵌入する長さに亘って耐熱性のセラミッ
ク製繊維を巻き付けるとともに、その上をセロハンテー
プ,ガラス繊維を用いたテープなどによって止着するこ
とによって、湯止め具14,14,を形成しておく。
【0014】このように湯止め具14,14を設けたア
ルミニウム電線13,13を、収容部1の両端側から接
続すべき2本のアルミニウム電線13,13の端部13
a,13aを挿入し、それぞれの先端がアルミニウム溶
接材12と当接したところで、その移動を停止する。こ
の状態で、酸化還元反応を起こす加熱剤9を充填した収
容部1の点火具7を操作して、加熱剤9を反応させる。
【0015】この加熱剤9による酸化還元反応熱が、収
容部1の隔壁部材3を介してアルミニウム溶接材12に
加えられて加熱溶融する。この時、溶融したアルミニウ
ム溶接材12がフランジ3a,3aの凹部3d,3dで
形成される連通部17を通り、フランジ3a,3aの凹
部3c,3cで形成される湯溜まり部15に溜まる。
【0016】同時に、ガス,水蒸気などの気体が発生す
るが、この気体は湯溜まり部15に連通するフランジ3
a,3aの凹溝3e,3eで形成される気体排気用の通
路16を経て、隔壁部材3のフランジ3a,3aの上部
側と止め部材4の円弧部4aとの間の通路11から外部
へ排出される。また、溶融した溶接材は、両電線13,
13の端末部分から電線の表面を伝って流れ出す。
【0017】また、溶融したアルミニウムは、両アルミ
ニウム電線13,13の端部13a,13a部分から電
線の表面を伝って流れ出す。そして、溶融したアルミニ
ウムが、湯止め具14,14の位置まで来ると、隔壁部
材3と湯止め具14,14とによって外部への流出が阻
止される。
【0018】その後、加熱が終わり予熱によって温度が
低くなり、融着部が凝固し始めると、同時に収縮し始め
る。この時に、湯溜まり部15に貯留されていた溶接材
の溶融物が、融着部の収縮部の凹み部や鋳巣部に流れこ
み、融着部の凹みや鋳巣の発生を防止する。その後、ア
ルミニウムが冷却固化したところで、収容部1を破壊し
た後、半割の隔壁部材3を分解し、湯止め具14を取り
除くことによって、図11に示すように、アルミニウム
溶接材の溶融物19で溶接されたアルミニウム電線18
を得ることができる。
【0019】以上のように、加熱剤9の反応熱によって
アルミニウム溶接材12が加熱溶融した時、溶融物の一
部が連通部17を介して湯溜まり部15内に流入して貯
留されると同時に、加熱溶融時に生ずるガス,水蒸気な
どが、隔壁部材3内に止まることなく、フランジ3aに
設けた凹溝3e,3eによって形成される通路16を介
して外部へ通じる通路11を介して排気されので、アル
ミニウム溶接材12の体積膨張に伴って流出しようとす
る溶融物が、無理なく湯溜まり部15内に流入すること
ができる。
【0020】そして、加熱溶融が終わって温度が低下
し、溶融物が凝固して収縮し始めると、この収縮部位に
湯溜まり部15に溜められていた溶融物が、両電線1
3,13の溶接部位に流し込むように構成されているか
ら、気泡による凹み部や収縮による鋳巣部を覆い、凹み
や鋳巣を防止することができる。また、湯溜まり部15
は、図8に示すように、収容部1の中心部に近い位置に
配置されているので、加熱剤9による加熱が終了して
も、その予熱によって加温され、内部に貯留されている
アルミニウム溶接剤12の溶融物を急激に冷却すること
がない。
【0021】そのため、溶接部位での冷却が始まった時
に、確実に溶融状態のアルミニウム溶接材12を確実に
供給することができる。また、溶融したアルミニウム溶
接材12の溶接部が収容部1の隔壁部材3と湯止め具1
4,14とによって外部への流出が阻止される。
【0022】また、溶接部位が湯止め具14,14によ
って閉塞されているので、溶接時に収容部1を水平姿勢
に保持しなくとも、例えば、斜めや垂直にして使用する
ことができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】この特開平7−578
47号公報による電線の溶接方法およびその装置におい
ては、従来の溶接電線に比し、溶接部における気泡によ
る凹み部や収縮による鋳巣部を覆い、凹みや鋳巣を防止
することができる。
【0024】しかし、この電線の溶接方法およびその装
置では、素線径が4.5mmまでの鋼心アルミより線に
おいてはその機能を十分に発揮することができるが、素
線径が4.0mm以下の場合には、湯止め具14の機能
に難点があることが確認された。湯留め具14は、一定
の容積を湯溜まり部15に溶けた溶融物が固まるまで溶
接する電線13,13に保持する必要がある。
【0025】湯止め具14は、溶接材12が加熱溶融す
ると、電線13を保持し溶接材12を保持している電線
13の端部13aに向かって付勢している電線保持具
(図示せず)のばね力で、接続する2本の電線13,1
3の段部13aが溶接材12に向かって一緒に移動する
必要がある。しかし、素線径が4.0mm以下の素線が
細い種類の電線では、融着時の加熱剤の熱で素線の強度
が弱くなり電線保持具のばね力で外へ広がる。この時、
湯止め具14も外へ押し広げられ、湯止め具14が電線
13および湯止め具14を覆っている隔壁部材3に押し
付けられ、電線13が移動しても、湯止め具14はもと
の位置に止まっている。
【0026】このため、電線の溶接部の溶けた溶接材が
電線13の隙間へ逃げてしまい、融着部の容積が所望の
大きさに比べて大きくなり、溶融物19の絶対量が不足
し、溶接が正常に行えなくなるおそれがある。本発明は
かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、
その目的は、素線径が4.0mm以下の電線の溶接にお
いて溶接時に融着部の容積を確保することができる電線
の溶接方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
溶接器内に溶接材を挿入し、素線径が4.0mm以下の
接続すべき2本の電線の端部に湯留め具を設け、接続す
べき2本の電線を溶接材を挟んで溶接器内に挿入し、酸
化還元反応熱によって溶接材を加熱溶融して両電線の端
部を溶接するに際し、加熱溶融時に両電線を湯留め具と
ともに溶接材に向かって押圧しながら移動し、加熱溶融
時に発生する溶接材の溶融物を、溶接器に設けた湯溜ま
り部内に溜めるとともに、同時に発生するガス,水蒸気
などの気体を溶接器に設けた気体排気用の通路を介して
外部へ排出しながら、湯止め具により融着部の所定の容
積を確保し、加熱溶融が終わり温度が低下し、溶融物が
凝固して収縮し始めると、この収縮部位に湯溜まり部に
溜められていた溶融物を流し込むようにすることを特徴
とするものである。
【0028】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
線の溶接方法において、接続すべき2本の電線の素線径
は、2.6〜4.0mmであることを特徴とするもので
ある。請求項3の発明は、請求項1又は2記載の電線の
溶接方法において、接続すべき2本の電線は、鋼心アル
ミより線であることを特徴とするものである。請求項4
記載の発明は、請求項3記載の電線の溶接方法におい
て、鋼心アルミより線は、鋼心がアルミ被覆された鋼心
アルミより線、鋼心が亜鉛メッキ被覆された鋼心アルミ
より線、鋼心がアルミ被覆された耐熱鋼心アルミより
線、鋼心が亜鉛メッキ被覆された耐熱鋼心アルミより線
であることを特徴とするものである。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4記載の電線の溶接方法において、湯止め具は、両
電線の端部に耐熱性のセラミック製繊維を取り付けた
後、この耐熱性のセラミック製繊維の外周にガラス繊維
製テープを介してフッ素樹脂製テープを取り付けてなる
ことを特徴とするものである。請求項6記載の発明は、
請求項1ないし請求項5記載の電線の溶接方法におい
て、加熱溶融前では、両電線は溶接器の中央部に溶接材
が位置するように挟んで溶接器内に挿入され、湯留め具
は湯溜まり部より外方に位置していることを特徴とする
ものである。
【0030】(作用)請求項1ないし請求項6記載の発
明においては、まず、筒状の隔壁部材のフランジに止め
部材を取り付ける。つぎに、薬包外筒と隔壁部材の一方
の端板によって筒状体を形成した後、内部に酸化還元反
応を起こす加熱剤を充填する。その後、隔壁部材の他方
の端板を取り付けることによって、収容部を形成する。
【0031】つぎに、収容部内に溶接材を配置する。こ
の溶接器とは別に、接続すべき両電線の端部に、まず、
耐熱性のセラミック製繊維を取り付けた後、この耐熱性
のセラミック製繊維の外周にガラス繊維製テープを介し
てフッ素樹脂製テープを取り付けることによって湯留め
具を取り付ける。
【0032】その後、端部にそれぞれ湯止め具を取り付
けた接続すべき2本の電線を隔壁部材の両端側から挿入
し、それぞれの先端が溶接材を当接したところで、その
移動を停止する。つぎに、この両電線を保持治具により
通常のバネの力で対向プレスし、接合する。
【0033】この状態で、収容部に点火具を装着し、こ
の点火具を点火して加熱剤を反応させる。この加熱剤に
よる酸化還元反応熱が、収容部の隔壁部材を介して溶接
材を加熱溶融する。
【0034】この時、両電線の端部は、湯留め具ととも
に溶接材に向かって押圧されながら移動し、湯止め具に
より融着部の所定の容積を確保し、溶融した溶接材の一
部がフランジの連通部を通り、湯溜まり部に溜まる。こ
こで、湯止め部においては、筒状の隔壁部材を通して、
加熱剤の熱がフッ素樹脂製テープおよびガラス繊維製テ
ープに伝播すると、フッ素樹脂製テープおよびガラス繊
維製テープの結合材であるプラスチック部分が燃えてし
まう。この時、フッ素樹脂製テープから発生するガスが
ガラス繊維と反応し、ガラスを熱から保護する。ガラス
繊維はフッ素樹脂がないと熱に犯され、粉々になってし
まうが、フッ素樹脂で保護されガラス繊維は繊維として
の形状を保つことができる。
【0035】同時に、ガス,水蒸気などの気体が発生す
るが、この気体は湯溜まり部に連通する気体排気用の通
路を経て、隔壁部材のフランジと止め部材とで形成され
る排気用の通路から外部へ排気される。また、溶融した
溶接材は、両電線の端末部分から電線の表面を伝って流
れ出す。そして、溶融した溶接材が、湯止め具の位置ま
で来ると、隔壁部材と湯止め具とによって外部への流出
が阻止されるとともに、湯止め具の位置で、冷却固化さ
れる。
【0036】その後、加熱が終わり放熱によって温度が
低くなり、融着部が凝固し始めると、同時に収縮し始め
る。この時に、湯溜まり部に貯留されていた溶接材の溶
融物が、融着部の収縮部の凹み部や鋳巣部に流れこみ、
融着部の凹みや鋳巣の発生を防止する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0038】図1ないし図5は、請求項1ないし6記載
の電線の溶接方法の一実施形態を示す。図において、2
1は、収容部を表す。
【0039】この収容部21は、例えば、セラミック製
の薬包外筒22と半割の筒状鉄板製の隔壁部材23と2
つの止め部材24とドーナツ状の端板28と加熱剤29
と点火具27とからなる。この収容部21は、予め薬包
外筒22と隔壁部材23と一方の端板28によって筒状
体を形成した後、その内部に加熱剤29を充填するとと
もに、残りの端板28を取り付ける。最後に、点火具2
7を取り付けることによって形成される。
【0040】半割りの筒状鉄板製の隔壁部材23は、両
端にフランジ23a,23bを有する。そして、一方の
フランジ23aのほぼ中央部には、湯溜まり部35を形
成するための凹部23cと、連通部37を形成するため
の凹部23dと、気体排気用の通路36を形成するため
の凹溝23eが設けられている。この半割りの筒状鉄板
製の隔壁部材23は、例えば、約1.2mmの厚みの鉄板
で構成され、約1500℃までは溶けずに形状保持がで
きるようになっている。
【0041】この半割りの筒状鉄板製の隔壁部材23
は、そのフランジ23a,23bを断面略U字状の金属
製の止め部材24によって被嵌されることによって、筒
状体とされる。止め部材24は、例えば、直径2.4mm
の円弧部24aが形成されるように加工されている。
【0042】これによって、半割りの筒状鉄板製の隔壁
部材23のフランジ23a,23bを被嵌した時、フラ
ンジ23a,23aと円弧部24aとの間に排気用の通
路31が形成されるようになっている。加熱剤29は、
テルミット反応で代表される金属酸化物と金属または金
属合金との酸化還元反応を応用したものである。
【0043】本実施形態では、加熱剤29の組成配合比
としては、アルミニウム25重量%、鉄−アルミニウム
合金10重量%、珪素鉄20重量%、酸化銅10重量
%、四三酸化鉄20重量%、酸化第二鉄10重量%、二
酸化マンガン5重量%とした。この加熱剤29は、熱を
発するだけで、発熱中流動するものではない。点火具2
7は、図示しない電源に連絡し、着火薬を点火して加熱
剤29を作動させるものである。
【0044】収容部21内には、アルミニウム溶接材3
2が配置されている。このアルミニウム溶接材32は、
アルミニウム電線33,33と電気的に同じかもしくは
良質のアルミニウム材が用いられている。ここで、アル
ミニウム溶接材32としては、純度99.9%以上のア
ルミニウム材が用いられている。また、融点は660℃
である。
【0045】また、その大きさは、2本のアルミニウム
電線33,33を溶接するに十分な大きさとしてある。
アルミニウム溶接材32の両側には、接続すべき2本の
アルミニウム電線33,33の端部33a,33aが当
接される。アルミニウム電線33,33は、本実施形態
では、素線径が4.0mmの鋼心アルミより線(ACS
R、公称断面積330mm2)を用いた。このアルミニ
ウム電線33,33は、JIS H−2110(電気用
アルミニウム地金)で構成されている。その組成は、A
l99.65重量%以上で、Si0.10重量%以下、
Fe0.25重量%以下、Cu0.005重量%以下、
Mn0.005重量%以下、Ti+V0.005重量%
以下である。また、融点は660℃である。
【0046】また、アルミニウム電線33,33の端部
33a,33aには、湯止め具34が形成されている。
この湯止め具34が、収納部21の中央部にアルミニウ
ム溶接材32が位置するように挟んで挿入された時に、
湯溜まり部35より外方に位置するように形成されてい
る。湯止め具34は、図3に示すように、まず、耐熱性
のセラミック製繊維(セラミックファイバー)を有機バ
インダーで固めた湯止めシート34aを粘着剤の付いた
ガラス繊維製テープ(グラスファイバーテープ)34b
で接着し、つぎに、ガラス繊維製テープ(グラスファイ
バーテープ)34bの粘着剤のない面に粘着剤の付いた
フッ素樹脂製テープ(フッ素樹脂の商品名テフロン製テ
ープ)34cを貼り付けることにより構成されている。
【0047】この湯止め具34,34の湯止めシート3
4aを形成する耐熱性のセラミック製繊維は、表面が起
毛状になっており、例えば、フェールトのようである。
このため、電線表面の凹凸になじみ易く、半割りの筒状
鉄板製の隔壁部材23とアルミニウム電線33の間を塞
ぎ、アルミニウム溶接材32の溶融物の流出を防ぐこと
ができる。
【0048】つぎに、このように構成された本実施形態
の作用を説明する。まず、2つ割りの隔壁部材23のフ
ランジ23a,23bを重ね合わせた後、止め部材24
を被嵌する。ついで、薬包外筒22と隔壁部材23と一
方の端板28によって筒状体を形成した後、その内部に
加熱剤29を充填する。ついで、残りの端板28を取り
付ける。最後に、加熱剤29が充填されている箇所に点
火具27を取り付けることによって、収容部21を形成
する。
【0049】つぎに、収容部21内にアルミニウム溶接
材32を配置する。一方、接続すべき2本のアルミニウ
ム電線33,33は、予めそれぞれの端部33a,33
aに湯止め具34,34を形成しておく。このように湯
止め具34,34を設けたアルミニウム電線33,33
を、図5に示すように、収容部21の両端側から接続す
べき2本のアルミニウム電線33,33の端部33a,
33aを挿入し、それぞれの先端がアルミニウム溶接材
32と当接したところで、酸化還元反応を起こす加熱剤
29を充填した収容部21の点火具27を操作して、加
熱剤29を反応させる。
【0050】なお、溶接開始から溶接完了までは、外部
に設けた電線保持具のばね力によって電線33を収納部
21の中心に向けて押圧し続ける。したがって、電線3
3の動きに伴って湯止め具34も一緒に移動する。
【0051】この加熱剤29による酸化還元反応熱が、
収容部21の隔壁部材23を介してアルミニウム溶接材
32に加えられて加熱溶融する。この時、溶融したアル
ミニウム溶接材32がフランジ23a,23aの凹部2
3d,23dで形成される連通部37を通り、フランジ
23a,23aの凹部23c,23cで形成される湯溜
まり部35に溜まる。
【0052】ここで、湯止め部35においては、筒状の
隔壁部材23を通して、加熱剤29の熱がフッ素樹脂製
テープ34cおよびガラス繊維製テープ34bに伝播す
ると、フッ素樹脂製テープ34cおよびガラス繊維製テ
ープ34bの結合材であるプラスチック部分が燃えてし
まう。この時、フッ素樹脂製テープ34cから発生する
ガスがガラス繊維と反応し、ガラスを熱から保護する。
ガラス繊維はフッ素樹脂がないと熱に犯され、粉々にな
ってしまうが、フッ素樹脂で保護されガラス繊維は繊維
としての形状を保つことができる。
【0053】同時に、ガス,水蒸気などの気体が発生す
るが、この気体は湯溜まり部35に連通するフランジ2
3a,23aの凹溝23e,23eで形成される気体排
気用の通路36を経て、隔壁部材23のフランジ23
a,23aの上部側と止め部材24の円弧部24aとの
間の通路31から外部へ排出される。また、溶融した溶
接材は、中心に向かって押し付けられている両電線3
3,33の端末部分から電線の表面を伝って流れ出す。
【0054】また、溶融したアルミニウムは、両アルミ
ニウム電線33,33の端部33a,33a部分から電
線の表面を伝って流れ出す。そして、溶融したアルミニ
ウムが、湯止め具34,34の位置まで来ると、隔壁部
材23と湯止め具34,34とによって外部への流出が
阻止される。その後、加熱が終わり予熱によって温度が
低くなり、融着部が凝固し始めると、同時に収縮し始め
る。
【0055】この時に、湯溜まり部35に貯留されてい
た溶接材の溶融物が、融着部の収縮部の凹み部や鋳巣部
に流れこみ、融着部の凹みや鋳巣の発生を防止する。そ
の後、アルミニウムが冷却固化したところで、収容部1
を破壊した後、半割の隔壁部材23を分解し、湯止め具
34を取り除くことによって、図11に示すように、ア
ルミニウム溶接材の溶融物19で溶接されたアルミニウ
ム電線18を得ることができる。
【0056】以上のように、本実施形態では、素線径が
4.0mm以下の細い電線であっても、湯止め部35の
外周に設けたフッ素樹脂製テープ34cによりガラス繊
維製テープ34bが繊維としての形状を保つことができ
るため、融着時の加熱剤29の熱で素線の強度が弱くな
り電線保持具のばね力で外へ広がろうとする電線33を
規制し、溶接部の溶けた溶接材を確実に電線33の接合
部に供給することができる。
【0057】ここで、湯止め具35についてさらに詳述
する。本実施形態において、湯止め具35の外周に設け
たフッ素樹脂製テープ34cっを取り除いた場合では、
加熱剤の量が比較的多く必要な電線種では、湯溜まり部
35にたまった溶融アルミが強熱されると、下に落ちや
すくなるため、融着部が凝固する前に湯止めシート34
aと隔壁部材23との間に溶融アルミの落下道を作り、
湯止めシート34aを脇にどけながら、湯止めシート3
4aと隔壁部材23との間に全部落ちてしまう。
【0058】このため、融着後に融着外観上、凹部など
が発生してしまう。これに対し、本実施形態では、フッ
素樹脂で保護されたガラス繊維が湯止めシート34aの
形状を保たせているため、溶融アルミの落下する道を作
らないし、また隔壁部材23と湯止めシート34aとの
間に溶融アルミが入り込む隙間を作らない。
【0059】このため、溶融アルミが湯溜まり部35に
保持され、融着部が凝固する際のアルミの収縮に対して
補充でき、凝固後の融着部外観が綺麗に仕上がる。ま
た、本実施形態においても、従来と同様に、加熱剤29
の反応熱によってアルミニウム溶接材32が加熱溶融し
た時、溶融物の一部が連通部37を介して湯溜まり部3
5内に流入して貯留されると同時に、加熱溶融時に生ず
るガス,水蒸気などが、隔壁部材23内に止まることな
く、フランジ23aに設けた凹溝23e,23eによっ
て形成される通路36を介して外部へ通じる通路31を
介して排気されので、アルミニウム溶接材32の体積膨
張に伴って流出しようとする溶融物が、無理なく湯溜ま
り部35内に流入することができる。
【0060】そして、加熱溶融が終わって温度が低下
し、溶融物が凝固して収縮し始めると、この収縮部位に
湯溜まり部35に溜められていた溶融物が、両電線3
3,33の溶接部位に流し込むように構成されているか
ら、気泡による凹み部や収縮による鋳巣部を覆い、凹み
や鋳巣を防止することができる。また、湯溜まり部35
は、図1、図2に示すように、収容部21の中心部に近
い位置に配置されているので、加熱剤29による加熱が
終了しても、その予熱によって加温され、内部に貯留さ
れているアルミニウム溶接剤32の溶融物を急激に冷却
することがない。
【0061】そのため、溶接部位での冷却が始まった時
に、溶融状態のアルミニウム溶接材32を確実に供給す
ることができる。図6は、本発明の別の実施形態を示
す。本実施形態では、アルミニウム溶接材32の外側に
アルミパイプ50を配置したものである。
【0062】本実施形態も上記実施形態と同様の効果を
奏することができる。なお、上記実施形態では、素線径
が4.0mmの鋼心アルミより線(ACSR、公称断面
積330mm2)を用いた場合について説明したが、本
発明はこれに限るものではない。例えば、素線径が3.
8mmの鋼心アルミより線(ACSR、公称断面積61
0mm2)、素線径が3.2mmの鋼心アルミより線
(ACSR、公称断面積240mm2)、素線径が2.
6mmの鋼心アルミより線(ACSR、公称断面積16
0mm2)がある。
【0063】また、本発明が適用できる鋼心アルミより
線としては、鋼心がアルミ被覆された鋼心アルミより線
(ACSR/AC線)、鋼心が亜鉛メッキ被覆された鋼
心アルミより線(ACSR/ACSR線)、鋼心がアル
ミ被覆された耐熱鋼心アルミより線(TACSR/AC
線)、鋼心が亜鉛メッキ被覆された耐熱鋼心アルミより
線(TACSR/ACSR線)であり、素線径が4.0
mm以下であればよい。
【0064】なお、上記各実施形態では、アルミニウム
電線33の溶接について説明したが、本発明は、これに
限定するものではない。例えば、銅電線の溶接にも適用
できる。銅電線は、JIS H−2123(タフピッチ
形銅が素材として使われている)に規定されてある。融
点は1084℃である。
【0065】また、銅の溶接材は、銅電線と同質であ
り、Cu99.90重量%以上のものを用いる。融点は
1084℃である。さらに、本発明において、電線は、
単線でもより線でも良く、特に限定するものではない。
また、両者の接続に当たっては、一方が単線で他方がよ
り線でも溶接は可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項6
記載の発明によれば、素線径が4.0mm以下の電線の
溶接において、湯止め具の外周に設けたフッ素樹脂製テ
ープによりガラス繊維製テープが繊維としての形状を保
つことができるため、融着時の加熱剤の熱で素線の強度
が弱くなり電線保持具のばね力で外へ広がろうとする電
線を規制し、融着部の溶けた溶接材を確実に電線の接合
部に供給することができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1ないし6記載の電線の溶接方法の一実
施形態を示す横断面図である。
【図2】図1のB−B線に沿った縦断面図である。
【図3】図1に用いる湯止め具の展開図である。
【図4】図1の電線の縦断面図である。
【図5】図1の電線の溶接方法の一実施形態における溶
接時の状況を示すを示す横断面図である。
【図6】請求項1ないし6記載の電線の溶接方法の別の
実施形態を示す横断面図である。
【図7】従来の電線の溶接方法およびその溶接装置をア
ルミニウム電線の溶接に適用した一例を示す横断面図で
ある。
【図8】図7のA−A線に沿った断面図である。
【図9】図7の要部拡大断面図である。
【図10】図7の隔壁部材の斜視図である。
【図11】結合されたアルミニウム電線の要部拡大図で
ある。
【符号の説明】
21 収容部 22 薬包外筒 23 隔壁部材 24 止め部材 27 点火具 29 加熱剤 32 アルミニウム溶接材 33 電線 34 湯止め具 34a 湯止めシート 34b ガラス繊維製テープ 34c フッ素樹脂製テープ 35 湯溜まり部
フロントページの続き (72)発明者 松崎 伸一 福島県西白河郡西郷村大字長坂字土生2の 1 日本工機株式会社内 (72)発明者 佐藤 公春 福島県西白河郡西郷村大字長坂字土生2の 1 日本工機株式会社内 (72)発明者 佐藤 義光 福島県西白河郡西郷村大字長坂字土生2の 1 日本工機株式会社内 (72)発明者 菊地 秀昭 神奈川県川崎市高津区久本1丁目8番1号 旭電機株式会社内 (72)発明者 西田 英司 神奈川県川崎市高津区久本1丁目8番1号 旭電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接器内に溶接材を挿入し、素線径が
    4.0mm以下の接続すべき2本の電線の端部に湯留め
    具を設け、接続すべき2本の電線を溶接材を挟んで溶接
    器内に挿入し、酸化還元反応熱によって溶接材を加熱溶
    融して両電線の端部を溶接するに際し、 加熱溶融時に両電線を湯留め具とともに溶接材に向かっ
    て押圧しながら移動し、加熱溶融時に発生する溶接材の
    溶融物を、溶接器に設けた湯溜まり部内に溜めるととも
    に、同時に発生するガス,水蒸気などの気体を溶接器に
    設けた気体排気用の通路を介して外部へ排出しながら、
    湯止め具により融着部の所定の容積を確保し、加熱溶融
    が終わり温度が低下し、溶融物が凝固して収縮し始める
    と、この収縮部位に湯溜まり部に溜められていた溶融物
    を流し込むようにすることを特徴とする電線の溶接方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電線の溶接方法におい
    て、 接続すべき2本の電線の素線径は、2.6〜4.0mm
    であることを特徴とする電線の溶接方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電線の溶接方法に
    おいて、 接続すべき2本の電線は、鋼心アルミより線であること
    を特徴とする電線の溶接方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電線の溶接方法におい
    て、 鋼心アルミより線は、鋼心がアルミ被覆された鋼心アル
    ミより線、鋼心が亜鉛メッキ被覆された鋼心アルミより
    線、鋼心がアルミ被覆された耐熱鋼心アルミより線、鋼
    心が亜鉛メッキ被覆された耐熱鋼心アルミより線である
    ことを特徴とする電線の溶接方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載の電線の溶
    接方法において、 湯止め具は、両電線の端部に耐熱性のセラミック製繊維
    を取り付けた後、この耐熱性のセラミック製繊維の外周
    にガラス繊維製テープを介してフッ素樹脂製テープを取
    り付けてなることを特徴とする電線の溶接方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5記載の電線の溶
    接方法において、 加熱溶融前では、両電線は溶接器の中央部に溶接材が位
    置するように挟んで溶接器内に挿入され、湯留め具は湯
    溜まり部より外方に位置していることを特徴とする電線
    の溶接方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114312389A (zh) * 2022-01-30 2022-04-12 郑州恒天铜业有限公司 一种新能源汽车充电桩用具有防水功能的电缆以及连接设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114312389A (zh) * 2022-01-30 2022-04-12 郑州恒天铜业有限公司 一种新能源汽车充电桩用具有防水功能的电缆以及连接设备
CN114312389B (zh) * 2022-01-30 2024-01-30 郑州恒天铜业有限公司 一种新能源汽车充电桩用具有防水功能的电缆以及连接设备

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