JPH10200399A - 位相同期装置 - Google Patents

位相同期装置

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JPH10200399A
JPH10200399A JP9000081A JP8197A JPH10200399A JP H10200399 A JPH10200399 A JP H10200399A JP 9000081 A JP9000081 A JP 9000081A JP 8197 A JP8197 A JP 8197A JP H10200399 A JPH10200399 A JP H10200399A
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phase
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accident
loop filter
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JP9000081A
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Inventor
Hatsuhiko Naito
初彦 内藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相同期装置において、入力信号に正負対称
な波形のノイズが重畳された時にこのノイズを軽減する
ことを目的とする。 【解決手段】 位相同期装置は、位相比較器1、ルーブ
フィルタ2、電圧制御発振器(VCO)3により構成さ
れるが、ループフィルタ2として、比例積分フィルタ2
aと移動平均フィルタ2cと1次遅れフィルタ2bとで
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は電力変換装置など
に使用される位相同期装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の位相同期装置の構成図を図29に
示す。図29において、1は位相比較器、2はループフ
ィルタ、3は電圧制御発振器(VCO)、4はROM、
5はカウンタである。位相比較器1には、3相入力信号
Va、Vb、VcとROMから出力されるVCO3より
の帰還信号Vaf、Vbf、Vcfとが加えられ、両信
号の積の和を取ることにより帰還信号との位相差が求め
られる。ループフィルタ2は上記位相差に重畳される高
調波等のノイズを低減する目的のフィルタであり、比例
積分フィルタ2aと1次遅れフィルタ2bで構成され
る。VCO3はループフィルタ2の出力を周波数に変換
するものである。カウンタ5はVCO3の出力を積分
し、分周するものである。ROM4はVCO3の出力を
3相の交流電圧波形に変換するもので、その出力周波数
はVCO3の出力に応じて変わることになり、Vaf、
Vbf、Vcfになる。
【0003】次に従来装置の動作を説明する。入力信号
の位相が変化すれば、入力信号と帰還信号とが位相差を
持つことになり、入力信号をsin(ωt+φ1)、帰
還信号をsin(ωt+φ2)とすれば、位相比較器1
の出力はsin(φ1−φ2)となり、これによってV
CO3の出力周波数が変化し、カウンタ5の進段速度が
変化する。VCO3の出力周波数が変化するので、RO
M4の出力も変化することになり、入力位相と一致した
点で入力信号と帰還信号の位相差はゼロとなる。
【0004】ところで、従来技術による位相同期装置に
おいては、入力信号である3相電圧がバランスしていな
いとき、例えば1線短絡事故により3相がバランスしな
くなったときには、位相比較器1の位相差出力に各種の
高調波が重畳される。また、入力信号そのものにも各種
の高次高調波が乗ることがあり、この場合にも位相比較
器1の出力に高調波が重畳される。
【0005】このような高次高調波ノイズは、従来のル
ープフィルタ2では完全に除去することは不可能であ
る。1次遅れフィルタ2bは高調波のノイズ振幅を小さ
くする効果があるのみであり、効果を大きくするには1
次遅れフィルタ2bの時定数を大きくする必要がある
が、この場合には位相同期装置の応答が遅くなるという
欠点がある。位相比較器1の出力が高調波ノイズを受け
れば、VCO3の出力が高調波で変調を受けることにな
り、正しい位相制御が出来なくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、前述
したように、高次高調波ノイズは、従来の1次遅れフィ
ルタ2bでは完全に除去することは不可能である。この
ため、正確な位相でゲートパルスを出力出来なくなると
いう問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、VCO入力に高調波やノイズが
重畳しても、これらの高調波やノイズを除去し、正確な
位相でゲートパルスを出力する装置を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る位相同期
装置は、3相の交流電圧を入力し3相入力電圧と3相の
位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力する位相
比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例積分フィ
ルタ、移動平均フィルタ、及び1次遅れフィルタからな
るループフィルタ、このループフィルタの出力により制
御され、上記位相比較器に位相同期出力を供給する電圧
制御発振器(以下VCOと呼ぶ)を備えたものである。
【0009】また、3相の交流電圧を入力し3相入力電
圧と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出
力する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比
例積分フィルタ及び移動平均フィルタからなるループフ
ィルタ、このループフィルタの出力により制御され、上
記位相比較器に位相同期出力を供給するVCOを備えた
ものである。
【0010】また、3相の交流電圧を入力し3相入力電
圧と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出
力する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比
例積分フィルタ、移動平均フィルタ、及び1次遅れフィ
ルタからなるループフィルタ、このループフィルタの出
力を記憶する位相記憶装置(以下MEMPと呼ぶ)、上
記位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、上
記ループフィルタまたはMEMPの出力により制御さ
れ、上記位相比較器に位相同期出力を供給するVCO、
及び常時は上記ループフィルタの出力を、事故発生時に
は上記MEMPの出力を、上記事故検出装置の事故検出
出力により切り換えて上記VCOに加える切換手段を備
えたものである。
【0011】また、3相の交流電圧を入力し3相入力電
圧と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出
力する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比
例積分フィルタ及び移動平均フィルタからなるループフ
ィルタ、このループフィルタの出力を記憶するMEM
P、上記位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装
置、上記ループフィルタまたはMEMPの出力により制
御され、上記位相比較器に位相同期出力を供給するVC
O、及び常時は上記ループフィルタの出力を、事故発生
時には上記MEMPの出力を、上記事故検出装置の事故
検出出力により切り換えて上記VCOに加える切換手段
を備えたものである。
【0012】また、3相の交流電圧を入力し3相入力電
圧と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出
力する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比
例積分フィルタ、移動平均フィルタ、及び時定数の異な
る2個の1次遅れフィルタからなるループフィルタ、上
記位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、上
記ループフィルタまたはMEMPの出力により制御さ
れ、上記位相比較器に位相同期出力を供給するVCO、
及び常時は上記時定数の小さい1次遅れフィルタの出力
を、事故発生時には上記時定数の大きい1次遅れフィル
タの出力を、上記事故検出装置の事故検出出力により切
り換えて上記VCOに加える切換手段を備えたものであ
る。
【0013】また、上記構成において、事故検出装置が
事故の回復を検出したとき切換手段をループフィルタ側
に戻すようにしたものである。
【0014】また、事故検出装置が事故の回復を検出し
たとき切換手段を時定数の小さい1次遅れフィルタ側に
戻すようにしたものである。
【0015】また、事故検出装置が事故の回復を検出し
た後、所定時間後に切換手段をループフィルタ側に戻す
ようにしたものである。
【0016】また、事故検出装置が事故の回復を検出し
た後、所定時間後に切換手段を時定数の小さい1次遅れ
フィルタ側に戻すようにしたものである。
【0017】また、3相の交流電圧を入力し3相入力電
圧と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出
力する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比
例積分フィルタ、移動平均フィルタ、及び1次遅れフィ
ルタからなるループフィルタ、このループフィルタの出
力を記憶するMEMP、上記位相比較器入力側の事故を
検出する事故検出装置、上記位相比較器の入力電圧中の
高調波量を演算して求める高調波量演算装置、上記ルー
プフィルタまたはMEMPの出力により制御され、上記
位相比較器に位相同期出力を供給するVCO、及び常時
は上記ループフィルタの出力を、事故発生時には上記M
EMPの出力を、上記事故検出装置の事故検出出力によ
り切り換えて上記VCOに加える切換手段を備え、上記
事故検出装置が事故の回復を検出し且つ上記高調波量演
算装置の出力が所定値以下になったとき上記切換手段を
上記ループフィルタ側に戻すようにしたものである。
【0018】また、3相の交流電圧を入力し3相入力電
圧と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出
力する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比
例積分フィルタ及び移動平均フィルタからなるループフ
ィルタ、このループフィルタの出力を記憶するMEM
P、上記位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装
置、上記位相比較器の入力電圧中の高調波量を演算して
求める高調波量演算装置、上記ループフィルタまたはM
EMPの出力により制御され、上記位相比較器に位相同
期出力を供給するVCO、及び常時は上記ループフィル
タの出力を、事故発生時には上記MEMPの出力を、上
記事故検出装置の事故検出出力により切り換えて上記V
COに加える切換手段を備え、上記事故検出装置が事故
の回復を検出し且つ上記高調波量演算装置の出力が所定
値以下になったとき上記切換手段を上記ループフィルタ
側に戻すようにしたものである。
【0019】また、3相の交流電圧を入力し3相入力電
圧と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出
力する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比
例積分フィルタ、移動平均フィルタ、及び時定数の異な
る2個の1次遅れフィルタからなるループフィルタ、上
記位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、上
記位相比較器の入力電圧中の高調波量を演算して求める
高調波量演算装置、上記ループフィルタまたはMEMP
の出力により制御され、上記位相比較器に位相同期出力
を供給するVCO、及び常時は上記時定数の小さい1次
遅れフィルタの出力を、事故発生時には上記時定数の大
きい1次遅れフィルタの出力を、上記事故検出装置の事
故検出出力により切り換えて上記VCOに加える切換手
段を備え、上記事故検出装置が事故の回復を検出し且つ
上記高調波量演算装置の出力が所定値以下になったとき
上記切換手段を上記時定数の小さい1次遅れフィルタ側
に戻すようにしたものである。
【0020】また、事故検出装置が事故の回復を検出し
た後、所定時間後に切換手段をループフィルタ側に戻す
と同時にループフィルタのゲインを下げ、所定時間後そ
のゲインを元の値に戻すようにしたものである。
【0021】また、事故検出装置が事故の回復を検出し
た後、所定時間後に切換手段をループフィルタ側に戻す
と同時にループフィルタのゲインを下げ、高調波演算装
置の出力が所定の値以下になったときそのゲインを元の
値に戻すようにしたものである。
【0022】また、事故検出装置が事故の回復を検出し
たとき切換手段を時定数の小さい1次遅れフィルタ側に
戻すと同時にループフィルタのゲインを下げ、所定時間
後そのゲインを元の値に戻すようにしたものである。
【0023】また、事故検出装置が事故の回復を検出し
たとき切換手段を時定数の小さい1次遅れフィルタ側に
戻すと同時にループフィルタのゲインを下げ、高調波演
算装置の出力が所定の値以下になったときそのゲインを
元の値に戻すようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明の実施の形態1を図1に基
づいて説明する。図1において、2はループフィルタで
あり、これは比例積分フィルタ2a、移動平均フィルタ
2c、及び1次遅れフィルタ2bより構成される。な
お、1次遅れフィルタの関数は一般に K/(1+T・
S) で表される。ここで、Kはゲイン、Tは時定数で
ある。即ち、従来のフィルタの比例積分フィルタ2aと
1次遅れフィルタ2bの間に移動平均フィルタ2cを設
けたものである。この他は図29と同様である。
【0025】次に動作について説明する。一般に、前述
したように、入力信号である3相電圧Va、Vb、Vc
が不平衡な場合や、事故回復時には、ループフィルタ2
の比例積分フィルタ2aの出力には各種の高次高調波ノ
イズが重畳される場合が多い。この高調波ノイズは、図
2(a)に示すように1サイクルをディジタル的に移動
平均することにより、図2(b)に示すように除去する
ことが出来る。この発明は移動平均フィルタ2cを設け
ることにより、高調波ノイズを除去するものである。移
動平均フィルタ2cはマイクロプロセッサ(以下μPと
呼ぶ)で簡単に実現することが可能であり、そのプログ
ラムを図3に示す。移動平均の後の1次遅れフィルタ2
bは、応答速度やゲインを調整し、また、移動平均で除
去しえなかったノイズを除去するためのフィルタであ
る。この1次遅れフィルタ2bもμPで簡単に実現出来
る。1次遅れフィルタ2bを実現するソフトウエア(以
下S/Wと呼ぶ)は従来のものでよい。図3(a)は移
動平均フィルタ2cのメモリ構成、(b)は移動平均の
フローチャートである。以上のようにループフィルタを
構成することにより、高調波ノイズを除去出来、応答速
度が調整可能な位相同期装置が得られる。実施の形態1
においては、移動平均フィルタにより入力電圧に高調波
が重畳された時にもノイズを有効にカット出来ると共
に、応答速度を可変にすることが可能になる。
【0026】実施の形態2.以下この発明の実施の形態
2を図4に基づいて説明する。図4において、2はルー
プフィルタであり、比例積分フィルタ2a及び移動平均
フィルタ2cより構成される。その他の構成は図1と同
様である。
【0027】次に動作について説明する。一般に、前述
したように、入力信号である3相電圧Va、Vb、Vc
が不平衡な場合や事故回復時には、ループフィルタ2の
比例積分フィルタ2aの出力には各種の高次高調波ノイ
ズが重畳される場合が多い。この高調波ノイズは1サイ
クルをディジタル的に移動平均することにより図2に示
すように除去することが出来る。この移動平均フィルタ
2cはμPで簡単に実現することが可能であり、そのプ
ログラムを図3に示す。本実施の形態は応答速度やゲイ
ン調整の必要のない場合に有効であり、実施の形態1に
比べてプログラムが簡単になり、μPの演算時間も少な
くて済む。実施の形態2においては、移動平均フィルタ
により入力電圧に高調波が重畳された時にもノイズを有
効にカット出来る。実施の形態1のように応答速度を可
変にする必要がない時はプログラムが簡単になり、演算
時間も短くて済む。
【0028】実施の形態3.以下この発明の実施の形態
3を図5に基づいて説明する。図5において、6は位相
記憶装置(MEMP)、7は電圧実効値検出装置、8は
事故検出装置、9は切換スイッチであり、その他の構成
は図1と同様である。切換スイッチ9は通常はループフ
ィルタ2側にVCO3を接続している。MEMP6は常
に1サイクル分の位相を記憶するものである。事故検出
装置8は電圧実効値検出装置7の出力を監視し、その入
力信号電圧(V1)が一定値(K2)以下になった場合
には事故と判定して出力を出し、切換スイッチ9をME
MP6側に切り換えて、MEMP6が記憶している1サ
イクル前の位相をVCO3に加える。
【0029】事故中は高調波等の影響により、位相出力
は振動するが、前述したように、事故検出時には、VC
O3の入力を1サイクル前の位相にロックすることによ
り、事故中も安定した位相を出力することが可能とな
る。本方式はμPを使用することにより容易に実現出来
る。本方式のプログラムを図6に示す。実施の形態3に
おいては、応答速度が可変な場合で、事故発生時事故前
の位相を保存することが可能であり、事故中も保存した
事故中の位相を出力することにより安定に動作する。
【0030】実施の形態4.以下この発明の実施の形態
4を図7に基づいて説明する。本実施の形態は図5の1
次遅れフィルタ2bがない場合であり、他は実施の形態
3と同様である。実施の形態3に比べて、プログラムが
容易になり演算時間も早くなる。実施の形態4において
は、応答速度が可変でなくてもよい場合に、事故中も保
存した事故前の位相を出力することにより、安定に動作
する。
【0031】実施の形態5.以下この発明の実施の形態
5を図8に基づいて説明する。図8において、2b1は
時定数の小さい1次遅れフィルタ、2b2は時定数の大
きい1次遅れフィルタであり、これらは並列に接続さ
れ、それぞれの出力端は切換スイッチ9の接点に接続さ
れている。切換スイッチ9は1次遅れフィルタの時定数
の大小を切り換えるスイッチであり、通常は時定数の小
さい(T1)1次遅れフィルタ2b1が選択され、その
出力がVCO3に加えられている。
【0032】事故検出装置8が事故判定の出力を出した
場合には、スイッチ9は時定数の小さい1次遅れフィル
タ2b1から時定数の大きい(T2)1次遅れフィルタ
2b2側に切り換えられる。これにより、1次遅れ系の
時定数が大きくなり、事故直後には実際の系統の位相や
周波数が変化しても、見かけ上は変化せずにほとんど事
故前の位相で動作し、実施の形態4における位相記憶と
ほぼ同じ効果がある。本方式によれば位相を記憶する必
要がないのでメモリの節約になり、また、アルゴリズム
も簡単になる。実施の形態5においては、事故時には1
次遅れフィルタの時定数を大きい方へ切り換えることに
より、事故前の位相を保持することが可能になる。この
方法によればメモリを用いることなく、時定数の選び方
によりある程度入力信号の位相に追随させることが可能
になる。
【0033】実施の形態6.上記実施の形態3(図5)
においては、事故中には1サイクル前の位相を出力する
が、この実施の形態6では、事故が回復して入力電圧が
一定値(K1)以上になり、事故検出装置8の事故検出
出力がなくなった時には、切換スイッチ9を元に戻して
ループフィルタ2の出力である通常の演算出力に戻すよ
うにする。この方式により、事故後は事故前と同様に入
力電圧に対して簡単なアルゴリズムで位相同期すること
が出来る。この制御はμPによって実現することが可能
であり、その制御プログラムを図9に示す。実施の形態
6においては、事故回復後、入力電圧一定値以上にな
り、位相同期装置への入力値が一定値以上になった時
に、事故中出力していた事故前の位相出力から通常の演
算出力に切り換える。以上の方法により事故回復後は入
力電圧に同期することが出来る。
【0034】実施の形態7.上記実施の形態4(図7)
においては、事故中には1サイクル前の位相を出力する
が、この実施の形態7では、事故が回復して入力電圧が
一定値(K1)以上になり、事故検出装置8の事故検出
出力がなくなった時には、切換スイッチ9を元に戻して
ループフィルタ2の出力である通常の演算出力に戻すよ
うにする。この方式により、プログラムが簡単で且つ事
故後は事故前と同様に入力電圧に対して簡単なアルゴリ
ズムで位相同期することが出来る。この制御はμPによ
って実現することが可能であり、その制御プログラムを
図10に示す。実施の形態7においては、事故回復後、
入力電圧が一定値以上になり、位相同期装置への入力値
が一定値以上になった時に、事故中出力していた事故前
の位相出力から通常の演算出力に切り換える。以上の方
法により事故回復後は入力電圧に同期することが出来
る。本実施の形態においては実施の形態6の場合に比べ
てプログラムが簡単になる。
【0035】実施の形態8.上記実施の形態5(図8)
においては、事故中に1次遅れフィルタの時定数を大き
くしたが、この実施の形態8では、事故が回復して入力
電圧が一定値(K1)以上になり、事故検出装置8の事
故検出出力がなくなった時には、切換スイッチ9を元に
戻して時定数の小さい1次遅れフィルタ2b1の出力を
VCO3に加えるようにする。本方式によりメモリ容量
が少なくて済む方式が可能になる。本方式もμPによっ
て実現可能であり、そのプログラムを図11に示す。実
施の形態8においては、事故回復時に入力電圧が一定値
を超えた時点で大きくしていたフィルタの時定数を元の
値に戻す。これにより事故回復後は事故回復前の速い応
答に戻すことが出来る。
【0036】実施の形態9.上記実施の形態6(図9)
においては、事故が回復して入力電圧が一定値以上にな
り、事故検出装置8の事故検出出力がなくなった時に
は、切換スイッチ9を元に戻してループフィルタ側の出
力をVCO3に加えるようにしているが、事故回復時に
は系統に高調波が多い。高調波が多い時点で通常の演算
出力に戻すと位相出力が高調波で変調を受けるのでゲー
トパルスの位相が変調を受ける。この実施の形態9で
は、高調波量は事故回復の時間と共に減少していくこと
を利用して、事故回復時、入力電圧が一定値(K1)を
越え、事故検出装置8の出力がなくなった時点より一定
時間t1を経た後に切換スイッチ9を元に戻すようにす
ることにより、高調波の影響を受けにくくしている。こ
のアルゴリズムもμPを使用することにより実現出来
る。このプログラムを図12に示す。実施の形態9にお
いては、高調波量が時間と共に減少することを利用し
て、入力電圧がある一定値に回復してから一定時間経過
後、通常の演算出力に戻すようにしているので、高調波
の影響を受け難くなる。
【0037】実施の形態10.上記実施の形態7(図1
0)においては、事故が回復して入力電圧が一定値以上
になり、事故検出装置8の事故検出出力がなくなった時
には、切換スイッチ9を元に戻してループフィルタ側の
出力をVCO3に加えるようにしているが、事故回復時
には系統に高調波が多い。高調波が多い時点で通常の演
算出力に戻すと位相出力が高調波で変調を受けるのでゲ
ートパルスの位相が変調を受ける。この実施の形態9で
は、高調波量は事故回復の時間と共に減少していくこと
を利用して、事故回復時、入力電圧が一定値(K1)を
越え、事故検出装置8の出力がなくなった時点より一定
時間t1を経た後に切換スイッチ9を移動平均フィルタ
2c側に戻すことにより、高調波の影響を受けにくくし
ている。このアルゴリズムもμPを使用することにより
実現出来る。このプログラムを図13に示す。実施の形
態10においては、高調波量が時間と共に減少すること
を利用して、入力電圧がある一定値に回復してから一定
時間経過後、通常の演算出力に戻すようにしているの
で、高調波の影響を受け難くなる。本方式は実施の形態
9よりもプログラムが簡単になる。
【0038】実施の形態11.上記実施の形態8(図1
1)においては、事故が回復して入力電圧が一定値以上
になり、事故検出装置8の事故検出出力がなくなったと
きには、切換スイッチ9を元に戻して時定数を小さい時
定数に戻したが、事故回復時には交流系統には高調波が
多い。この時点で小さい時定数のフィルタに戻すと位相
出力が高調波で変調を受けるので、ゲートパルスの位相
が変調を受ける。この実施の形態11では、高調波量は
事故回復の時間と共に減少してことを利用して、事故回
復時、入力電圧が一定値(K1)を越え、事故検出装置
8の出力がなくなった時点より一定時間t1を経た後に
切換スイッチ9を小さい時定数の1次遅れフィルタ2b
1側に切り換えることにより高調波の影響を受けにくく
している。このアルゴリズムもμPを使用することによ
り実現出来る。このプログラムを図14に示す。実施の
形態11においては、高調波量が時間と共に減少するこ
とを利用して、入力電圧がある一定値に回復してから一
定時間経過後、フィルタの時定数を元の時定数に戻すよ
うにしているので、高調波の影響を受け難くなる。
【0039】実施の形態12.上記実施の形態9(図1
2)においては、事故回復後一定時間経過後に高調波が
減衰することを利用して入力電圧が回復してから一定時
間後に通常の演算出力に戻したが、実際には系統の高調
波を監視しておき、高調波量が一定値以下になった時点
で通常の演算出力に戻した方がより確実である。
【0040】図15はこの実施の形態12を示すブロッ
ク図で、10は高調波量演算装置であり、この出力で切
換スイッチ9を制御するようにしている。その他の構成
は図5と同様である。即ち、上記実施の形態9において
は、高調波の減衰量を予測して経過時間t1を決める必
要があるが、本実施の形態においては、高調波の減衰量
を高調波量演算装置10により求め、これにより切換ス
イッチ9を制御するようにしている。従って、事故回復
を事故検出装置8が検出し、且つ高調波量演算装置10
による高調波量が一定値(K3)まで低減したときに切
換スイッチ9を1次遅れフィルタ2b側に戻すようにし
ており、より確実な制御が行える。本実施の形態のCP
Uで実施するS/Wを図16に示す。実施の形態12に
おいては、実際に高調波量をモニタしておき、高調波量
が一定値以下になった時点で、演算を事故前の位相を出
力するモードから通常の演算出力に戻すため、より確実
な制御が可能である。
【0041】実施の形態13.上記実施の形態10(図
13)においては、事故回復後、一定時間経過後に高調
波が減衰することを利用して入力電圧が回復してから一
定時間後に通常の演算出力に戻したが、実際には系統の
高調波を監視しておき、高調波量が一定値以下になった
時点で通常の演算出力に戻した方がより確実である。
【0042】図17は実施の形態13を示すブロック図
で、10は高調波量演算装置であり、この出力で切換ス
イッチ9を制御するようにしている。その他の構成は図
15から1次遅れフィルタ2bを省略したものである。
即ち、上記実施の形態10においては、高調波の減衰量
を予測して経過時間t1を決める必要があるが、本実施
の形態においては、高調波の減衰量を高調波量演算装置
10により求め、これにより切換スイッチ9を制御する
ようにしている。従って、事故検出装置8が事故回復を
検出し、且つ高調波量演算装置10による高調波量が一
定値(K3)まで低減したときに切換スイッチ9を移動
平均フィルタ2c側に戻すようにしており、より確実な
制御が行える。本実施の形態のCPUで実施するS/W
を図18に示す。実施の形態13においては、実際に高
調波量をモニタしておき、高調波量が一定値以下になっ
た時点で、演算を事故前の位相を出力するモードから通
常の演算出力に戻すため、より確実な制御が可能であ
り、また、プログラムが実施の形態12よりも簡単にな
る。
【0043】実施の形態14.上記実施の形態11(図
14)においては、事故回復してから一定時間経過後に
高調波が減衰することを利用して、入力電圧が回復して
から一定時間後、切換スイッチを時定数の小さい1次遅
れフィルタ側に戻したが、実際には系統の高調波を監視
しておき、高調波量が一定値以下になった時点で時定数
の小さい1次遅れフィルタ側に戻した方がより確実であ
る。
【0044】図19は実施の形態14を示すブロック図
で、事故検出装置8及び高調波量演算装置10で切換ス
イッチ9を制御するようにし、切換スイッチ9で時定数
の小さい1次遅れフィルタ2b1と時定数の大きい1次
遅れフィルタ2b2を切り換えるようにしている。即
ち、上記実施の形態11においては、高調波の減衰量を
予測して経過時間t1を決める必要があるが、本実施の
形態においては、高調波の減衰量を高調波量演算装置1
0により求め、これにより切換スイッチ9を制御するよ
うにしている。従って、事故回復を事故検出装置8が検
出し、且つ高調波量演算装置10による高調波量が一定
値(K3)まで低減したときに切換スイッチ9を時定数
の小さい1次遅れフィルタ2b1側に戻すようにしてお
り、より確実な制御が行える。本実施の形態のS/Wを
図20に示す。実施の形態14においては、高調波量を
モニタしておき、高調波量が一定値以下になった時点で
時定数を元の値に戻すようにしているため、より確実な
制御が可能である。
【0045】実施の形態15.実施の形態3(図5)に
おいては、事故期間中事故前の位相を出力し、事故回復
後入力電圧が一定電圧を越えた時点で元の演算出力に戻
すようにしているが、この戻す時点で1次遅れフィルタ
のゲインを小さくした方が位相出力の高調波による影響
は少なくなる。
【0046】この実施の形態15では、このため、戻す
時点で1次遅れフィルタ2bのゲインをK1からK2に
変えて小さくする。これにより事故回復後も系統電圧と
同期を取ることが出来、高調波の影響を少なくすること
が出来る。また入力電圧が回復してから一定時間経たこ
とをタイマー20で検出して切換えスイッチ9を切り換
えることにより、高調波量が小さくなった時点でゲイン
Kを元の値に戻せばよい。本実施の形態のブロック図を
図21に、S/Wを図22に示す。実施の形態15にお
いては、入力電圧が一定値を越えた時点で、固定された
出力位相を解除すると同時に1次遅れフィルタのゲイン
を小さくし、一定時間後ゲインを元に戻すようにしてい
るため、事故回復時のインラッシュによる高調波の影響
を少なくすることが出来る。
【0047】実施の形態16.実施の形態3(図5)に
おいては、事故期間中は事故前の位相を出力し、事故回
復後入力電圧が一定値を越えた時点で元の演算出力に戻
すようにしているが、この戻す時点で1次遅れフィルタ
のゲインKを小さくした方が位相出力の高調波による影
響は少なくなる。
【0048】この実施の形態16では、このため戻す時
点で1次遅れフィルタ2bのゲインをK1からK3に変
えて小さくする。これにより事故回復後も系統電圧と同
期を取ることが出来、高調波の影響を少なくすることが
出来る。また電圧回復後には高調波量演算装置10によ
り高調波をモニタしておき、高調波量が小さくなった時
点で切換えスイッチ9を切り換えることによりゲインを
元との値に戻せばよい。本実施の形態のブロック図を図
23に示す。また、S/Wを図24に示す。実施の形態
16においては、入力電圧が一定値を越えた時点で、固
定された出力位相を解除すると同時に、1次遅れフィル
タのゲインを小さくし、高調波量が一定値以下になった
時点でゲインを元に戻すようにしているため、より確実
に高調波の影響を少なくすることが出来る。
【0049】実施の形態17.実施の形態5(図8)に
おいては、事故期間中、フィルタの時定数Tを大きく
し、事故回復後、入力電圧が一定値を越えた時点でフィ
ルタの時定数を元に戻しているが、事故回復後は高調波
量が多いのでフィルタの時定数を元に戻すのと同時にフ
ィルタのゲインをKからK1に変えて小さくすれば高調
波の影響を少なくすることが出来、系統電圧に同期する
ことが出来る。ゲインは電圧回復後一定時間を経たこと
をタイマ20で検出して切換えスイッチ9を切り換える
ことにより元の値に戻せばよい。本実施の形態のブロッ
ク図を図25に、制御S/Wを図26に示す。実施の形
態17においては、入力電圧が一定値を越えた時点で時
定数を元に戻すと同時にフィルタのゲインを小さくし、
一定時間後ゲインを元に戻すようにしているため、事故
回復後応答を速くできると同時に高調波の影響を少なく
することが出来る。
【0050】実施の形態18.上記実施の形態17(図
25)においては、ゲインKを入力電圧が回復してから
一定時間を経た後、元の値に戻しているが、この実施の
形態18では高調波量を高調波量演算装置10でモニタ
しておき、高調波量が一定値(K4)以下になれば切換
えスイッチ9を切り換えることによりゲインを元の値に
戻すようにしている。本実施の形態のブロック図を図2
7に、制御S/Wを図28に示す。実施の形態18にお
いては、入力電圧が一定値を越えた時点で時定数を元に
戻すと同時にフィルタのゲインを小さくし、高調波量が
一定値以下になった時点でゲインを元に戻すようにして
いるため、事故回復後応答を速くできると同時に高調波
の影響をより確実に少なくすることが出来る。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、移動平均フィルタに
より入力電圧に高調波が重畳された時にもノイズを有効
にカットできるため、安定した性能を有する位相同期装
置が得られる。また、事故発生時に、事故前の位相を記
憶して利用するようにしているため、事故による誤動作
を抑えることができる。
【0052】また、事故発生時に、1次遅れフィルタの
時定数を大きくし事故前の位相に近い位相を保存するよ
うにすることにより、メモリを用いることなく、事故時
にもある程度入力信号の位相に追随させることが可能に
なる。また、事故回復後、一定時間後または高調波量が
所定値以下に減少したときに通常の演算出力に戻すよう
にしているので、事故回復時に残留する高調波の影響を
受け難くすることができる。
【0053】また、事故発生時には事故前の位相記憶装
置の出力または時定数の大きい1次遅れフィルタの出力
を利用し、事故回復後は、元の演算出力に切り換えると
同時に1次遅れフィルタのゲインを下げることにより、
事故回復時のインラッシュによる高調波の影響を少なく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る位相同期装置を
示すブロック図である。
【図2】 移動平均フィルタの原理を示す図である。
【図3】 (a)は移動平均フィルタのメモリ構成、
(b)は移動平均のフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る位相同期装置を
示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る位相同期装置を
示すブロック図である。
【図6】 (a)は実施の形態3の動作を示すフローチ
ャート、(b)は演算結果のメモリ内の構成を示す図で
ある。
【図7】 本発明の実施の形態4に係る位相同期装置を
示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態5に係る位相同期装置を
示すブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態6に係る位相同期装置の
動作を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態7に係る位相同期装置
の動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態8に係る位相同期装置
の動作を示すフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の形態9に係る位相同期装置
の動作を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態10に係る位相同期装
置の動作を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の実施の形態11に係る位相同期装
置の動作を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態12に係る位相同期装
置を示すブロック図である。
【図16】 実施の形態12の動作を示すフローチャー
トである。
【図17】 本発明の実施の形態13に係る位相同期装
置を示すブロック図である。
【図18】 実施の形態13の動作を示すフローチャー
トである。
【図19】 本発明の実施の形態14に係る位相同期装
置を示すブロック図である。
【図20】 実施の形態14の動作を示すフローチャー
トである。
【図21】 本発明の実施の形態15に係る位相同期装
置を示すブロック図である。
【図22】 実施の形態15の動作を示すフローチャー
トである。
【図23】 本発明の実施の形態16に係る位相同期装
置を示すブロック図である。
【図24】 実施の形態16の動作を示すフローチャー
トである。
【図25】 本発明の実施の形態17に係る位相同期装
置を示すブロック図である。
【図26】 実施の形態17の動作を示すフローチャー
トである。
【図27】 本発明の実施の形態18に係る位相同期装
置を示すブロック図である。
【図28】 実施の形態18の動作を示すフローチャー
トである。
【図29】 従来の位相同期装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 位相比較器、2 ループフィルタ、2a 比例積分
フィルタ、2b 1次遅れフィルタ、2b1 時定数の
小さい1次遅れフィルタ、2b2 時定数の大きい1次
遅れフィルタ、3 VCO、4 ROM、5 カウンタ
ー、6 MEMP、7 電圧実効値検出装置、8 事故
検出装置、9 切換スイッチ、10 高調波量演算装
置。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧と
    3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力す
    る位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例積
    分フィルタ、移動平均フィルタ、及び1次遅れフィルタ
    からなるループフィルタ、このループフィルタの出力に
    より制御され、上記位相比較器に位相同期出力を供給す
    る電圧制御発振器(以下VCOと呼ぶ)を備えたことを
    特徴とする位相同期装置。
  2. 【請求項2】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧と
    3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力す
    る位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例積
    分フィルタ及び移動平均フィルタからなるループフィル
    タ、このループフィルタの出力により制御され、上記位
    相比較器に位相同期出力を供給するVCOを備えたこと
    を特徴とする位相同期装置。
  3. 【請求項3】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧と
    3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力す
    る位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例積
    分フィルタ、移動平均フィルタ、及び1次遅れフィルタ
    からなるループフィルタ、このループフィルタの出力を
    記憶する位相記憶装置(以下MEMPと呼ぶ)、上記位
    相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、上記ル
    ープフィルタまたはMEMPの出力により制御され、上
    記位相比較器に位相同期出力を供給するVCO、及び常
    時は上記ループフィルタの出力を、事故発生時には上記
    MEMPの出力を、上記事故検出装置の事故検出出力に
    より切り換えて上記VCOに加える切換手段を備えたこ
    とを特徴とする位相同期装置。
  4. 【請求項4】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧と
    3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力す
    る位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例積
    分フィルタ及び移動平均フィルタからなるループフィル
    タ、このループフィルタの出力を記憶するMEMP、上
    記位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、上
    記ループフィルタまたはMEMPの出力により制御さ
    れ、上記位相比較器に位相同期出力を供給するVCO、
    及び常時は上記ループフィルタの出力を、事故発生時に
    は上記MEMPの出力を、上記事故検出装置の事故検出
    出力により切り換えて上記VCOに加える切換手段を備
    えたことを特徴とする位相同期装置。
  5. 【請求項5】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧と
    3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力す
    る位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例積
    分フィルタ、移動平均フィルタ、及び時定数の異なる2
    個の1次遅れフィルタからなるループフィルタ、上記位
    相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、上記ル
    ープフィルタの出力により制御され、上記位相比較器に
    位相同期出力を供給するVCO、及び常時は上記時定数
    の小さい1次遅れフィルタの出力を、事故発生時には上
    記時定数の大きい1次遅れフィルタの出力を、上記事故
    検出装置の事故検出出力により切り換えて上記VCOに
    加える切換手段を備えたことを特徴とする位相同期装
    置。
  6. 【請求項6】 事故検出装置が事故の回復を検出したと
    き切換手段をループフィルタ側に戻すようにしたことを
    特徴とする請求項3または請求項4記載の位相同期装
    置。
  7. 【請求項7】 事故検出装置が事故の回復を検出したと
    き切換手段を時定数の小さい1次遅れフィルタ側に戻す
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の位相同期装
    置。
  8. 【請求項8】 事故検出装置が事故の回復を検出した
    後、所定時間後に切換手段をループフィルタ側に戻すよ
    うにしたことを特徴とする請求項3または請求項4記載
    の位相同期装置。
  9. 【請求項9】 事故検出装置が事故の回復を検出した
    後、所定時間後に切換手段を時定数の小さい1次遅れフ
    ィルタ側に戻すようにしたことを特徴とする請求項5記
    載の位相同期装置。
  10. 【請求項10】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧
    と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力
    する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例
    積分フィルタ、移動平均フィルタ、及び1次遅れフィル
    タからなるループフィルタ、このループフィルタの出力
    を記憶するMEMP、上記位相比較器入力側の事故を検
    出する事故検出装置、上記位相比較器の入力電圧中の高
    調波量を演算して求める高調波量演算装置、上記ループ
    フィルタまたはMEMPの出力により制御され、上記位
    相比較器に位相同期出力を供給するVCO、及び常時は
    上記ループフィルタの出力を、事故発生時には上記ME
    MPの出力を、上記事故検出装置の事故検出出力により
    切り換えて上記VCOに加える切換手段を備え、上記事
    故検出装置が事故の回復を検出し且つ上記高調波量演算
    装置の出力が所定値以下になったとき上記切換手段を上
    記ループフィルタ側に戻すようにしたことを特徴とする
    位相同期装置。
  11. 【請求項11】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧
    と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力
    する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例
    積分フィルタ及び移動平均フィルタからなるループフィ
    ルタ、このループフィルタの出力を記憶するMEMP、
    上記位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、
    上記位相比較器の入力電圧中の高調波量を演算して求め
    る高調波量演算装置、上記ループフィルタまたはMEM
    Pの出力により制御され、上記位相比較器に位相同期出
    力を供給するVCO、及び常時は上記ループフィルタの
    出力を、事故発生時には上記MEMPの出力を、上記事
    故検出装置の事故検出出力により切り換えて上記VCO
    に加える切換手段を備え、上記事故検出装置が事故の回
    復を検出し且つ上記高調波量演算装置の出力が所定値以
    下になったとき上記切換手段を上記ループフィルタ側に
    戻すようにしたことを特徴とする位相同期装置。
  12. 【請求項12】 3相の交流電圧を入力し3相入力電圧
    と3相の位相同期出力とを比較して位相偏差信号を出力
    する位相比較器、上記位相偏差出力が入力される、比例
    積分フィルタ、移動平均フィルタ、及び時定数の異なる
    2個の1次遅れフィルタからなるループフィルタ、上記
    位相比較器入力側の事故を検出する事故検出装置、上記
    位相比較器の入力電圧中の高調波量を演算して求める高
    調波量演算装置、上記ループフィルタの出力により制御
    され、上記位相比較器に位相同期出力を供給するVC
    O、及び常時は上記時定数の小さい1次遅れフィルタの
    出力を、事故発生時には上記時定数の大きい1次遅れフ
    ィルタの出力を、上記事故検出装置の事故検出出力によ
    り切り換えて上記VCOに加える切換手段を備え、上記
    事故検出装置が事故の回復を検出し且つ上記高調波量演
    算装置の出力が所定値以下になったとき上記切換手段を
    上記時定数の小さい1次遅れフィルタ側に戻すようにし
    たことを特徴とする位相同期装置。
  13. 【請求項13】 事故検出装置が事故の回復を検出した
    後、所定時間後に切換手段をループフィルタ側に戻すと
    同時にループフィルタのゲインを下げ、所定時間後その
    ゲインを元の値に戻すようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の位相同期装置。
  14. 【請求項14】 事故検出装置が事故の回復を検出した
    後、所定時間後に切換手段をループフィルタ側に戻すと
    同時にループフィルタのゲインを下げ、高調波演算装置
    の出力が所定の値以下になったときそのゲインを元の値
    に戻すようにしたことを特徴とする請求項10記載の位
    相同期装置。
  15. 【請求項15】 事故検出装置が事故の回復を検出した
    とき切換手段を時定数の小さい1次遅れフィルタ側に戻
    すと同時にループフィルタのゲインを下げ、所定時間後
    そのゲインを元の値に戻すようにしたことを特徴とする
    請求項5記載の位相同期装置。
  16. 【請求項16】 事故検出装置が事故の回復を検出した
    とき切換手段を時定数の小さい1次遅れフィルタ側に戻
    すと同時にループフィルタのゲインを下げ、高調波演算
    装置の出力が所定の値以下になったときそのゲインを元
    の値に戻すようにしたことを特徴とする請求項12記載
    の位相同期装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005036691A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃焼温度高速検知装置
JP2009017408A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Furuno Electric Co Ltd 基準周波数発生装置
JP2011247852A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Nichicon Corp 交流信号の位相検出方法

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