JPH1020183A - 視線検出機能を有する撮像装置及び電子機器 - Google Patents

視線検出機能を有する撮像装置及び電子機器

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JPH1020183A
JPH1020183A JP8176429A JP17642996A JPH1020183A JP H1020183 A JPH1020183 A JP H1020183A JP 8176429 A JP8176429 A JP 8176429A JP 17642996 A JP17642996 A JP 17642996A JP H1020183 A JPH1020183 A JP H1020183A
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Takashi Arai
崇 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視線検出機能を有する撮像装置及び電子機器
において、操作するごとに装置の所定機能の設定をしな
ければならず、使用者にとって非常に煩わしさが生じて
いたため、その煩わしさを解消する。 【解決手段】 眼球の個人差補正データに対応して装置
の所定機能データをメモリに格納することにより、装置
を使用するときは使用者が登録したポジションに設定す
ることにより所定機能の設定をする必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は視線検出手段を備え
た撮像装置及び電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人間の眼は個々の眼球の光軸と視軸とに
ずれがあり、このことを考えると視線検出の精度を高め
るには使用者めいめいの眼球のデータを測定し補正をす
る必要があった。従来ではこの眼球の補正データを記憶
して、使用時にそのデータを呼び出すことにより眼球の
個人差補正をした後、撮影していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、視線検
出機能を有する撮像装置を使用する際にあたって、眼球
の個人の補正データを登録するのみであって、撮影機
能、再生機能、及び視度調節機能などの撮像装置の所定
の機能に関しては使用するたびに設定する必要があり、
使用者にとって煩わしさは残っている。
【0004】また、ヘッドマウントディスプレイなどの
電子機器においても同様に使用する度に設定する必要が
ある。
【0005】本発明は視線検出誤差を補正する際に、撮
像装置や電子機器などの所定の機能の設定を行い、それ
らの設定を眼球の個々の補正データに対応させて記憶
し、さらに複数人数分記憶が可能な視線検出機能を有す
る撮像装置及び電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】ファインダ視野内を覗く
使用者の視線を検出する視線検出手段と、眼球の個人差
による視線の検出誤差を補正する視線補正手段とを具備
する撮像装置において、前記視線補正手段により算出し
た前記使用者の前記視線補正データに対応して前記撮像
装置の所定機能の設定データを少なくとも1つ記憶する
記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記視線補
正データ及び前記所定機能の設定データを前記記憶手段
から呼び出す手段とを具備することを特徴とする。
【0007】また、上記撮像装置は、前記記憶手段によ
り記憶された前記視線補正データに対応した前記所定機
能の設定データを変更する変更手段と、前記変更手段に
より変更した前記所定機能の設定データを再び前記視線
補正データに対応させて記憶する手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】また、上記撮像装置は、前記視線検出手段
による前記使用者の眼球の視線検出誤差の補正とともに
前記所定機能の設定を実行する手段を具備することを特
徴とする。
【0009】また、上記撮像装置の所定機能として少な
くとも撮影機能または再生機能または視度調節機能また
は視線機能のいずれか1つを含むことを特徴とする視線
検出機能を有する撮像装置。
【0010】ファインダ視野内を覗く使用者の視線を検
出する視線検出手段と、眼球の個人差による視線の検出
誤差を補正する視線補正手段とを具備する装置であっ
て、前記視線補正手段により算出した前記使用者の前記
視線補正データに対応して前記所定機能の設定データを
少なくとも1つ記憶する記憶手段と、前記記憶手段によ
り記憶された前記視線補正データ及び前記所定機能の設
定データを前記記憶手段から呼び出す手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0011】また、上記電子機器は、前記記憶手段によ
り記憶された前記視線補正データに対応した前記所定機
能の設定データを変更する変更手段と、前記変更手段に
より変更した前記所定機能の設定データを再び前記視線
補正データに対応させて記憶する手段とを具備すること
を特徴とする。
【0012】また、上記電子機器は前記所定機能として
速度調節機能または難易度調節機能または画像解像度調
節機能または音量調節機能または視度調節機能または視
線機能のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を説
明する。
【0014】(第1の実施の形態)はじめに視線検出原
理について説明する。図9は視線検出方法の原理図(上
面図)であり、図10は視線検出法の原理図(側面図)
である。図9及び図10において、906a、906b
は使用者に対して不感の赤外光を放射する発光ダイオー
ドなどの光源であり、各光源は結像レンズ911の光軸
に対してx方向(水平方向)に略対称に、またy方向
(垂直方向)にはやや下側に(図10)配置され、観察
者の眼球を発散照明している。眼球で反射した照明光の
一部は結像レンズ911によってイメージセンサ912
に結像する。図8(a)はイメージセンサ912に投影
される眼球像の概略図であり、図8(b)はイメージセ
ンサ912の出力強度図である。
【0015】まず水平面に置いて図8(b)では光源9
06bより反射された赤外光は使用者の眼球908の角
膜910を照明する。このとき角膜910の表面で反射
した赤外光により形成される角膜反射像d(虚像)は結
像レンズ911により集光され、イメージセンサ912
上の位置d′に結像する。
【0016】同様に光源906aより放射された赤外光
は眼球の角膜910を照明する。このとき角膜910の
表面で反射した赤外光により形成された角膜反射像e
(虚像)は、結像レンズ911により集光され、イメー
ジセンサ912上の位置e′に結像する。
【0017】また虹彩904の単部a、bからの光束は
結像レンズ911の光軸に対する眼球908の光軸の回
転角θが小さい場合、虹彩904の単部a、bのx座標
をxa、xbとすると、xa、xbはイメージセンサ上
で多数点求めることができる(図8(a)中の×印)。
【0018】そこでまず円の最小自乗法にて瞳孔中心x
cを算出する。一方、角膜910の曲率中心oのx座標
をxoとすると、眼球908の光軸に対する回転角θx
は、 oc*sinθx=xc−xo(1) となる。ここでo′は眼球の中心である。また、角膜反
射像dとeの中点kに所定の補正値δxを考慮してxo
を求めると、 xk=(xd+xe)/2 xo=(xd+xe)/2+δx(2) ここでδxは装置の設置方法及び眼球距離などから幾何
学的に求められる数値であり、その算出方法は省略す
る。(1)を(2)へ代入しθxを求めると、 θx=arcsin〔〔xc−{(xd+xe)/2+δx}〕/oc〕(3 ) 更にイメージセンサー上に投影されたおのおのの特徴点
の座標と同様に、 θx=arcsin〔xc′−{(xd′+xe′)/2+δx′}〕/oc /β〕(4) となる。ここでβは結像レンズ911に対する眼球の距
離szeにより決まる倍率で、実際は角膜反射像の間隔
|xd′−xe′|の関数として求められる。なお、
a′b′はイメージセンサ912上に結像した瞳のエッ
ジ部である。
【0019】垂直面で考えると、図9のような構成とな
る。ここで2個の赤外発光ダイオード(以下IREDと
する。)906a、906bにより生じる角膜反射像は
同位置に発生し、これをiとする。
【0020】眼球の回転角θyの算出方法は水平面の時
とほぼ同位置であるが、(2)式のみ異なり、角膜曲率
中心のoのy座標をyoとすると、 yo=yi+δy (5) ここでδyは装置の配置方法、眼球距離などから幾何学
に求められる数値であり、その算出方法は省略する。よ
って垂直方向の回転角θyは、 θy=arcsin〔〔yc′−(yi′+δy′)〕/oc/β〕(6) となる。
【0021】さらに、ビデオ撮像装置のファインダ画面
上の位置座標(xn、yn)はファインダー光学系で決
まる定数mを用いると、水平面上、垂直面上の位置座標
(xn、yn)はファインダ光学系で決まる定数mを用
いると、 xn=m*arcsin〔xc′−{(xd′+xe′)/2+δx′}〕/ oc/β〕(7) yn=m*arcsin〔〔yc′−{(yi′+δy′)〕/oc/β〕 (8) となり、視線の位置が決定される。
【0022】図8(a)で明らかなように、瞳孔エッヂ
の検出はイメージセンサ波形の立ち上がり(b′)、立
ち上がり(a′)を利用する。また、角膜反射像の座標
は鋭い立ち上がり部(e′)及び(d′)を利用する。
【0023】個人差補正システムについて説明する。実
際の観察者の目は、前記(1)式におけるac寸法にば
らつきがあるとともに、眼球の光軸と支軸にはズレがあ
る。これらを考慮すると、より視線検出の精度を高める
ためには、使用者めいめいの特製データを測定し、撮影
時にそれぞれのデータ設定をする必要がある。
【0024】個人差補正システムとして、比例定数A及
びオフセット定数Bを使用者の特性データとして用いる
方法について説明する。前記(7)、(8)式で求めら
れた視線座標に対して、水平方向、垂直方向それぞれ別
々の比例定数A及びオフセット定数Bを設定し、補正後
の座標を(Xnt、Ynt)とすると、 Xnt=Ax*Xn+Bx(9) Ynt=Ay*Yn+By(10) となり、視線検出の補正がされる。
【0025】図11は本実施の形態の構成概略図であ
る。
【0026】同図に示した構成において、1011はズ
ームレンズを備え被写体をCCDなどに露光し被写体像
を電気的な信号に変換するレンズ撮像系、また1001
はNTSC信号などの規格化された信号に処理する信号
処理回路、さらに1012は磁気テープや光ディスクな
どの画像を記録するための記録媒体である。
【0027】そのほか、レンズ撮像系1011により撮
像される被写体を観察するためのファインダを構成する
LCDなどを有する表示素子1002と、この表示素子
1002の前に配置された第一の接眼レンズ1003
と、使用者の目の直前に配置された第二の接眼レンズ1
010と、使用者の目1005の視線を検出する視線検
出手段1006と、フォーカスエリアの概略を表すAF
枠、後述する視線スイッチの指標、その他テープカウン
ターや撮影モードなど使用者に必要な情報などを表示素
子1002へ表示する表示回路1007を具備する。
【0028】また、この撮像装置の各部を制御するシス
テムコントロール手段1008と、さまざまなデータを
記憶するためのメモリ1009、撮像装置の機能を実行
するための操作キー検出手段1004を具備して概略構
成されている。
【0029】前記視線検出ユニット1006は、使用者
の目1005に赤外光を照射する赤外発光ダイオード1
060と、可視光を反射し赤外光を透過するダイクロイ
ックミラー1061と、このダイクロイックミラー10
61を透過した赤外光を集光する集光レンズ1062
と、この集光レンズ1062により集光された赤外光を
電気信号に変換する光電変換素子1063と、この光電
変換素子1063上の使用者の眼球をもとに、使用者の
表示素子1002上の注視点を求める注視点検出回路1
064とを具備している。
【0030】ダイクロイックミラー1061は、可視光
を反射するため、使用者が接眼レンズ1003、101
0を通して表示素子1002の画面を観察できるように
なっている。またダイクロイックミラー1061は、赤
外光を透過するため、赤外発光ダイオード1060によ
って照射された目1005の反射像は第二の接眼レンズ
1010を通って、集光レンズ1062で集光されて光
電変換素子1063上に像を結ぶようになっている。
【0031】図1(a)は第1の実施の形態の撮像装置
に使用するスイッチパネルであり、105はビデオ撮像
装置のモード設定ダイヤルであり、撮像装置モード、V
TRモード、CALモード(眼球の個人差補正登録モー
ド)、カスタムモ−ド(使用者固有の撮像装置の所定機
能設定モ−ド)、電源OFFを設定するものである。1
01は使用者設定用スライドスイッチであり、3人のデ
ータを設定するものである。
【0032】また、102は注視スイッチであり、使用
者が注視できたと判断したときに押す、プッシュキーで
ある。更に104はカ−ソル移動スイッチであり、設定
画面上で設定する項目を選択すべく、カーソルを上下に
移動するための、二個対になっているキーである。
【0033】103は設定スイッチであり、各項目の撮
像装置の機能の設定を可能とするものである。図1
(b)は第1の実施の形態の所定機能設定時のファイン
ダー画面であり、106、107は個人差補正画面、1
08はカスタム設定画面である。ここで109、110
は個人差補正を行う際注視する指標であり、この指標を
注視することにより、視線位置の個人差に起因する誤差
情報を検出する。
【0034】112はカスタム設定における設定項目で
あり、リモコンを受けつけるかどうかの選択、マイクの
風切りの雑音をカットする機能のON/OFF、記録中
表示(タリー)のON/OFF等の撮像装置の撮影機能
及び再生機能の設定や、視線によるスイッチ機能の内容
変更、視線AF枠の表示のON/OFF等の視線機能等
が含まれる。
【0035】また、111は、設定する項目を選択する
ためのカーソルである。
【0036】図5は、眼球の個人差補正とともに撮像装
置の所定機能を設定する第1の実施の形態のシステムの
流れ図である。
【0037】図5において、まずモード設定ダイヤル1
05のポジションが、CAL(眼球の個人差補正登録モ
ード)になっているかどうかを判断し(502)、CA
Lになっていれば使用者設定スライドスイッチ101の
ポジションを検出し(503)、個人差による視線位置
の誤差情報をメモリー1009に書き込む。また、CA
Lになっていなければ、502の前に戻る。
【0038】次に図12(a)のようにファインダー内
の左上に指標(1301)を表示する(504)。ここ
で使用者は、前記指標を注視しながら注視スイッチ10
2を押す。システムコントロール回路1008により注
視スイッチがONになったかどうかを判断し(50
5)、前述の(7)及び(8)式により第一の注視点座
標(Xn1、Yn1)を求める(506)。
【0039】同様にして、図12(b)のようにファイ
ンダ内の右下に指標(1302)を表示し(507)、
第二の注視点座標(Xn2、Yn2)を求める(50
8、509)。
【0040】以上求めたデータ(Xn1、Yn1)、
(Xn2、Yn2)を前述の(9)、(10)式に代入
すると、4つの式が成立するのでこれらの式からAx、
Bx、Ay、Byを算出する(510)。このとき、
(Xnt、Ynt)に代入する座標値は、あらかじめ決
めておいた、ファインダー画面上での2つの指標を表示
する座標である。
【0041】最後に、Ax、Bx、Ay、Byを、メモ
リ1009におけるアドレスh1〜h3のどれか、例え
ばh1の割当エリアに格納する(511)。
【0042】この後、カスタム設定画面108を表示し
(512)、モード設定ダイヤル105がCALになっ
ているかを判断する(513)。
【0043】CALになっていなければ、表示画面の設
定情報を視線補正データに対応したh1のメモリへ格納
して(518)終了となる(519)。CALになって
いるとき、のカーソル移動スイッチ104によりカーソ
ル111を移動させるかどうかを判断し(514)、必
要であればカーソル111を移動させる(515)。
【0044】次に、撮像装置の所定機能の変更手段とし
て、516で設定スイッチがONかどうかを判断し、設
定スイッチがONのときは517で撮像装置の所定機能
の変更を可能とする。
【0045】以上の構成では、眼球の個人差補正動作の
際に続けてモード設定を行い、個人差補正データとモー
ド設定補正データを同一のメモリアドレスへ格納する。
撮影時は、設定スイッチ103を使用者が登録したポジ
ションに設定することにより随時眼球補正データ及び撮
像装置の所定機能の使用者固有のデータを同時に使用す
ることができる。
【0046】また、視線検出補正デ−タを消去せずに使
用者固有の撮像装置の所定の機能を変更し、再設定した
いときは、その使用者の設定に合わせ、モ−ド設定ダイ
ヤル105をカスタムモ−ドにし、設定スイッチをON
することにより所定機能を再設定すればよい。
【0047】(第2の実施の形態)本実施の形態は眼球
の個人差補正登録動作(CALモードにおける動作)と
は別に撮像装置の撮影機能及び再生機能などの設定の変
更を行い、CALにおいてのデータ領域に書き込み、C
ALデータの選択時に一緒に書き込まれた個人情報を読
み出すものである。本実施の形態の構成ブロック図(図
11)、視線検出原理(図8〜10)、個人差補正時の
ファインダー画面(図12)については第1の実施の形
態と同様であり説明は省略する。
【0048】図2(a)は本実施の形態の撮像装置に使
用するスイッチパネルであり、204はビデオ撮像装置
のモード設定ダイヤルであり、撮像装置モード、VTR
モード、CALモード(個人差補正登録モード)、電源
OFF、カスタムモードを設定するものである。201
は使用者設定用スライドスイッチであり、3人のデータ
を設定するものであり、個人差補正で使用するものと同
一である。
【0049】さらに203はカーソル移動スイッチであ
り、設定画面上で設定する項目を選択すべく、カーソル
111を上下に移動するための、二個対になっているキ
ーである。
【0050】202は設定スイッチであり、撮像装置の
機能の設定を可能とする。
【0051】図2(b)は本実施の形態における使用者
の撮像装置の撮影機能及び再生機能及び視度調節機能の
設定をするカスタムモードのにおけるファインダー画面
である。図2(b)は図1(b)の撮像装置の内部表示
設定画面と同様なので説明は省略する。
【0052】図6は本実施の形態によるシステムの流れ
図であり、以下詳細を説明する。
【0053】まずモードダイヤル204のポジション
が、カスタムモ−ドになっているかどうかを判断し(6
02)、カスタムモ−ドになっていれば使用者設定スラ
イドスイッチ203のポジションを検出し、メモリー1
009に書き込み(603)、カスタムモ−ドになって
いなければ602の前に戻る。ここでメモリー1009
とは使用者固有の個人差補正データを格納したときと同
一エリアである。
【0054】次にカスタムモ−ド設定画面108を表示
し(604)、モード設定ダイヤル204がカスタムモ
−ドになっているかを判断し(605)、カスタムモ−
ドになっていなければ、表示画面の設定情報をメモリ1
009の、例えばh1のアドレスへ格納して(610)
終了となる(611)。
【0055】606においてカーソル移動スイッチ20
3によりカーソルを移動させる必要があれば、607で
カーソルを移動させる。
【0056】次に、608において設定スイッチ202
がONになっていれば、609において撮像装置の機能
の設定内容を変更する(609)。
【0057】以上の構成により、撮像装置の所定機能の
設定を単独で行い、視線検出の個人差補正をしなくて
も、視線検出の個人差補正デ−タと撮像装置の所定機能
設定データを同一のメモリに互いに対応関係になるよう
に記憶することにより、個人差補正データとその使用者
が設定した所定機能の設定データからなる使用者固有の
データを同時に呼び出すことができる。
【0058】また、再設定し直すときも上述の動作を同
様に実行することにより、眼球補正をせずに撮像装置の
所定機能の再設定をすることができる。
【0059】(第3の実施の形態)図4は第3の実施の
形態による撮像装置の構成ブロック図である。401
は、ギヤ配列、ステッピングモータなどにより表示素子
1002を矢印方向に移動させるための表示素子移動装
置であり、これによって表示素子1002が上下方向
(図の矢印方向)に移動可能とされ、使用者の視度を補
正することができる。
【0060】また、404は前記ステッピングモータを
駆動するドライバ回路、402は表示素子1002の移
動量を演算する位置検出回路である。
【0061】なおその他の構成は第1の実施の形態の撮
像装置のブロック図と同様なので説明は省略する。ま
た、本実施の形態の視線検出原理(図8〜図10)、個
人差補正時のファインダ画面(図12)については第1
の実施の形態と同様であり、説明は省略する。
【0062】図3(a)は第3の実施の形態にて使用す
るスイッチパネルで303は撮像装置のモード設定ダイ
ヤルであり、撮像装置モード、VTRモード、CALモ
ード(個人差補正登録モード)、視度モードを設定する
ものである。301は使用者設定用スライドスイッチで
あり、3人のデータを設定するもので個人差補正と兼用
している。
【0063】さらに、302は視度調整スイッチであ
り、前記表示素子移動装置401を動作させ、表示素子
1002を移動させるための2個対になっているキーで
ある。
【0064】ここで遠視キーを押すと、表示素子は、図
4において上に移動し遠視の観察者を矯正する。近視キ
ーを押すと、下に移動し近視の使用者を矯正する。
【0065】図3(b)は、本実施の形態によるファイ
ンダ画面であり、304は視度調整画面である。ここで
305は視度調整メッセージであり、このとき使用者に
視度調整スイッチ302を用いてファインダが最もはっ
きり見えるように、視度を調節してもらう。
【0066】図5は、第3の実施の形態によるシステム
の流れ図であり、以下説明する。
【0067】まずモード設定ダイヤル303のポジショ
ンが、視度になっているかどうかを判断する(70
2)。視度になっていれば使用者設定スライドスイッチ
301のポジションを検出し、メモリー1009に書き
込む(703)。ここでメモリー1009は、使用者固
有の個人差補正データを格納したときと同一エリアであ
る。
【0068】次に図3(a)に示すファインダの表示の
ように視度調整メッセージ305を表示する(70
4)。さらに、モード設定ダイヤル303が視度になっ
ているかを判断する(705)。視度モードになってれ
ば表示素子の位置を検出し(708)、表示素子の位置
情報をメモリ1009のあるアドレス、例えばh1へ格
納して(709)、終了する(710)。
【0069】前記視度調整スイッチ302がONになっ
ていれば、押されたスイッチに対応した方向に表示素子
を移動させる。
【0070】以上の構成により、視度調節を行い、個人
差補正データと視度調節後の表示素子位置データを、同
一のメモリに互いに対応関係になるように格納し、撮影
時は設定スイッチ301を使用者が登録したポジション
に設定することにより、視度調節後の表示素子位置デー
タに基づいて、表示素子を移動させれば、使用者固有の
個人差補正データ設定を行うとともに、視度調節が自動
で行われる。
【0071】(第4の実施の形態)上述した実施の形態
はビデオカメラの撮像装置に関するものであったが、次
に近年急速に普及している図13のゴーグルのような使
用者の頭部に固定して用いるヘッドマウントディスプレ
イを本発明に適用した場合について説明する。
【0072】ここでは、ヘッドマウントディスプレイを
用いてゲームを実行する実施の形態を示す。
【0073】図14は本実施の形態のブロック図であ
る。図14において他のブロック図で同じ符号を用いて
いる箇所は説明を省略する。
【0074】図14の構成においてはCD−ROM10
20などからゲームソフトなどをインストールし、CP
U1008′によって処理し、表示回路1007によっ
てゲーム画面を表示素子1002に表示させる。また、
CPU1008は音声処理回路1022によりD/A変
換してヘッドホン1021に音声を出力させる。
【0075】このような構成のヘッドマウントディスプ
レイの画面でゲームを行う際、図15のように速度調節
機能の「SPEED」、難易度調節機能の「LEVE
L」、画像解像度調節機能の「RESOLUTIO
N」、音量調節機能の「SOUND」、などゲームモー
ドの設定及び視度調節設定などを画面に表示させる。
【0076】図15の画面において、マニュアルスイッ
チ1501の上下のカーソルスイッチ1502によって
カーソル1503を動かす。カーソル位置が決定された
後、そのカーソル位置のモード設定を左右のカーソルを
用いて行う。モードの設定が決定された後、設定スイッ
チ1504をONにして決定する。
【0077】これらの使用者固有のゲームの設定あるい
は動作モードを使用者の視線補正データすなわちスイッ
チ101のポジションに対応して記憶させる。
【0078】以上のようにヘッドマウントディスプレイ
でゲームを行うときに視線補正データとともに使用者固
有のゲームの設定あるいは動作モードを呼び出すことが
できるので、ゲームを行うごとにゲームの動作及び設定
の必要がなくなる。
【0079】なお、上記の説明では、マニュアルスイッ
チ1501上のカーソルスイッチ1502を用いてモー
ド設定を行っていたが、視線によるカーソル1505〜
1508を用いてモード設定を行ってもよい。
【0080】またゲームのモード設定の変更は、視度補
正と同時に行ってもよいし、単独で行ってもよい。
【0081】
【発明の効果】請求項1によると、視線検出誤差を補正
したデータと対応して使用者固有の撮像装置の所定機能
の設定を少なくとも一人分記憶可能であるので、撮像装
置の所定の機能を装置の使用のたびに再設定する必要が
なくなる。
【0082】請求項2によると、使用者は視線検出誤差
のデ−タを保存したまま撮像装置の所定機能の設定を変
更可能であるので迅速な撮像装置の所定機能の設定を行
うことができる。
【0083】請求項3によると、視線検出誤差の補正の
ときに撮像装置の機能の設定をあわせて行うので使用者
の煩わしさは解消することができる。
【0084】請求項4によると少なくとも撮像装置の撮
影機能及び再生機能及び視線機能及び視度調節機能及び
視線機能のいずれか1つの設定を含むので簡便な撮像装
置を提供することができる。
【0085】請求項5によると、視線検出誤差を補正し
たデータと対応して使用者固有の電子機器の所定機能の
設定を少なくとも一人分記憶可能であるので、その所定
機能を装置の使用のたびに再設定する必要がなくなる。
【0086】請求項6によると、使用者は視線検出誤差
のデ−タを保存したまま電子機器の所定機能の設定を変
更可能であるので、迅速な電子機器の所定機能の設定を
行うことができる。
【0087】請求項7によると、少なくとも電子機器の
速度調節機能及び難易度調節機能及び画像解像度調節機
能及び音量調節機能または視度調節機能または視線機能
のいずれか1つの設定を含むので簡便な撮像装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1の実施の形態の撮像装置のスイッ
チパネルを、(b)は第1の実施の形態の所定機能設定
のファインダ画面をそれぞれ示す図
【図2】(a)は第2の実施の形態の撮像装置のスイッ
チパネルを、(b)は第2の実施の形態の所定機能設定
のファインダ画面をそれぞれ示す図
【図3】(a)は第3の実施の形態の撮像装置のスイッ
チパネルを、(b)は第3の実施の形態の所定機能設定
のファインダ画面をそれぞれ示す図
【図4】第3の実施の形態の撮像装置の構成概略図
【図5】第1の実施の形態におけるフローチャート
【図6】第2の実施の形態におけるフローチャート
【図7】第3の実施の形態におけるフローチャート
【図8】光電変換素子による眼球像の出力図
【図9】視線検出原理図(上面)
【図10】視線検出原理図(側面)
【図11】第1の実施の形態及び第2の実施の形態の撮
像装置の構成概略図
【図12】眼球の個人差補正時のファインダ画面
【図13】ヘッドマウントディスプレイ装着図
【図14】第4の実施の形態における電子機器の構成概
略図
【図15】第4の実施の形態における電子機器の所定機
能設定画面及び操作スイッチを示す図
【符号の説明】
1002 表示素子 1005 眼球 1006 視線検出ユニット 1008 システムコントロール回路 1021 ヘッドホン 1060 IRED 1063 光電変換素子 1064 注視点検出回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダ視野内を覗く使用者の視線を
    検出する視線検出手段と、眼球の個人差による視線の検
    出誤差を補正する視線補正手段とを具備する撮像装置に
    おいて、 前記視線補正手段により算出した前記使用者の前記視線
    補正データに対応して前記撮像装置の所定機能の設定デ
    ータを少なくとも1つ記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された前記視線補正データ及び
    前記所定機能の設定データを前記記憶手段から呼び出す
    手段とを具備することを特徴とする視線検出機能を有す
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記記憶手段により
    記憶された前記視線補正データに対応した前記所定機能
    の設定データを変更する変更手段と、 前記変更手段により変更した前記所定機能の設定データ
    を再び前記視線補正データに対応させて記憶する手段と
    を具備することを特徴とする視線検出機能を有する撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    視線検出手段による前記使用者の眼球の視線検出誤差の
    補正とともに前記所定機能の設定を実行する手段を具備
    することを特徴とする視線検出機能を有する撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、前記
    撮像装置の所定機能として少なくとも撮影機能または再
    生機能または視度調節機能または視線機能のいずれか1
    つを含むことを特徴とする視線検出機能を有する撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 ファインダ視野内を覗く使用者の視線を
    検出する視線検出手段と、眼球の個人差による視線の検
    出誤差を補正する視線補正手段とを具備する装置であっ
    て、 前記視線補正手段により算出した前記使用者の前記視線
    補正データに対応して前記所定機能の設定データを少な
    くとも1つ記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された前記視線補正データ及び
    前記所定機能の設定データを前記記憶手段から呼び出す
    手段とを具備することを特徴とする視線検出機能を有す
    る電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記記憶手段により
    記憶された前記視線補正データに対応した前記所定機能
    の設定データを変更する変更手段と、前記変更手段によ
    り変更した前記所定機能の設定データを再び前記視線補
    正データに対応させて記憶する手段とを具備することを
    特徴とする視線検出機能を有する電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、前記
    所定機能として速度調節機能または難易度調節機能また
    は画像解像度調節機能または音量調節機能または視度調
    節機能または視線機能のうち少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする視線検出機能を有する電子機器。
JP8176429A 1996-07-05 1996-07-05 視線検出機能を有する撮像装置及び電子機器 Withdrawn JPH1020183A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489058A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Ya Man Ltd 接触温度を可変できる超音波美容装置
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JP2015013031A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 ソニー株式会社 視線検出装置及び視線検出方法
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