JPH10201971A - カーテン生地の丈決め装置及び原反の給送方法並びに裁断位置決め装置 - Google Patents

カーテン生地の丈決め装置及び原反の給送方法並びに裁断位置決め装置

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JPH10201971A
JPH10201971A JP2207497A JP2207497A JPH10201971A JP H10201971 A JPH10201971 A JP H10201971A JP 2207497 A JP2207497 A JP 2207497A JP 2207497 A JP2207497 A JP 2207497A JP H10201971 A JPH10201971 A JP H10201971A
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cutting
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Kenichiro Takeyama
健一郎 竹山
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天辺に芯地が縫着された所定長のカーテン生
地を製造する装置及び原反の給送方法に関し、既存設備
を有効利用しつつ生産性の向上と自動化を図る。 【解決手段】 原反7を検尺、裁断した後その天辺26
に芯地27を縫着する装置において、原反を裁断位置に
送る送りローラ17の後方に原反7の天側を切断する第
1のカッタ33と芯付けミシン22とを配置し、第1カ
ッタの下流に裾側を切断する第2のカッタ35を位置調
整自在に配置し、更にその下流側に生地の裾辺28を折
り返して縫う裾縫いミシン36を配置した。原反は裾側
から上記装置に供給される。原反7を表裏逆に供給すれ
ば、既存の裾縫いミシンを利用できる。天地方向のリピ
ート模様6を有する原反7は、模様を検出するかリピー
ト長を記憶して、模様のリピート長さPを整数倍した寸
法に対応して原反を裁断位置24に送る。これにより、
天地模様の位置を一定にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンの製造装
置及び製造方法に関するものであり、特に所定長さに裁
断されかつ天辺に芯地が縫着されたカーテン生地を製造
する装置(以下「丈決め装置」という。)及び丈決め装
置への原反の給送方法並びに丈決め装置における原反の
裁断位置の位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常のカーテン1は、図7に示すよう
に、幅T及び丈長さRが所定寸法に決められた矩形をし
ており、芯地が縫着された上辺2、下辺3、両側辺4、
4を備えており、必要により上辺2にヒダ5が設けられ
る。また、天地模様付きカーテン1にあっては、カーテ
ンの幅Tや丈長さRの他に、上辺2からの最初の模様6
の天側端部6aまでの距離Qが決められている。模様6
は織りや編み、捺染によって形成されており、模様はリ
ピート長さPを有している。
【0003】図8は芯付け縫い後の長さWのカーテン生
地25の裏面を示したものであり、天辺26に沿って幅
Sの芯地27が縫着されている。芯付け縫い後のカーテ
ン生地25は、図示の2つの鎖線位置で谷折りして裾辺
28を幅Xだけ折り返して本縫いミシンで裾縫いを行
い、芯地27を内側に折り畳んでヒダ取り縫いをして図
7のカーテンに仕上げている。カーテンの素材として
は、経緯糸の密度の高いドレープ地や透かし模様のレー
ス地が主に用いられている。天地模様6を有するドレー
プ地やレース地(以下「原反」という。)は、模様の天
側を引き出し側として紙管に巻回して縫製工場に搬入さ
れる。
【0004】従来のカーテンの縫製工程は、図9に示す
ように、耳縫い、反転、検尺、裁断、芯付け縫い、裾縫
い、ヒダ取り縫いの各工程からなっており、耳縫いユニ
ット10は、図10に示すように、ロール状の原反7を
外周面で支持する支持ローラ8と、テーブル9の両側に
配置された耳縫いミシン11とを有している。耳縫い作
業は、原反7の天地模様6の模様面12を表側にしかつ
天側を先頭にして耳縫いミシン11に通し、両側の耳を
折り返しながら連続的に縫い上げて台車13上に振り落
とす。台車13に振り落とされた原反7は、その天地模
様6の天側が下方となってジグザグ状に折り畳まれる。
なお、カーテン幅Tが150又は200cmのものは、
片耳縫いをしたあと、耳縫いのない耳を縫合して所定幅
に製造している。この際、原反の模様が合うように注意
しなければならない。
【0005】次に図11に示すように、台車上の原反7
を反転して天地模様6の天側を引き出し側とし、台車を
丈決め装置14へ移動する。丈決め装置14は、模様の
パターン長さに合わせて原反から一定長さWのカーテン
生地25を得る装置であり、検尺、裁断及び芯付け縫い
の作業を行うものである。
【0006】図12に示されている丈決め装置14は、
片屋根形の滑り台15と滑り台の下辺に連接する水平な
載置台16とを有しており、滑り台15の稜線に沿って
送りローラ17が軸架されている。滑り台15の送りロ
ーラの近傍には滑り台15を横断する回転式のカッタ1
9が設けられており、このカッタの下流側で滑り台15
の手前側側辺には原反7の先端辺を検出するセンサ21
が移動自在に設けられている。センサ21は、所望のカ
ーテン生地の長さWに設定できるように、滑り台に沿っ
て移動かつ固定可能である。載置台16の先端(反滑り
台側辺)の奥側隅部には芯付けミシン22が配置されて
いる。原反はその模様面12を表側にしかつ天地模様の
天側を先頭にして、送りローラ17で間歇的に滑り台1
5及び載置台16に給送される。送りローラ17の間歇
駆動動作はコントローラ23によって制御されている。
【0007】まず、作業者は、モータ30を駆動して送
りローラ17を回転させて、目視で原反を滑り台15の
裁断位置24に位置決めする。このときの原反の位置
は、天地模様6から裁断位置24までの寸法が所定長さ
U(=S+Q)となる位置である。カッタ19を横行さ
せて裁断し、最初の余分長さを除去してカーテン生地の
天辺となる原反の先端辺を形成する。
【0008】次にコントローラ23は、所望のカーテン
生地の長さWより若干短い距離だけ原反7を早送りし、
速度を緩めてセンサ21で原反の先端辺が検出されるの
を待つ。裁断位置24とセンサ21との距離は、カーテ
ンの丈長さRに後述する芯地27の折り返し代S及び裾
巻き込み代Xを見込んだ長さR+S+X=Wである。コ
ントローラはセンサ21からの検出信号に基づいて送り
ローラの回転動作を停止し、カッタ19で原反7を裁断
する。これにより、長さWのカーテン生地25を得るこ
とになる。カーテン生地25は、滑り台15を滑り落ち
てその天辺26が載置台16の先端に到達し、作業者が
芯付けミシン22を動作させてカーテン生地の天辺26
の裏面に幅Sの芯地27を縫い付ける。
【0009】芯付け作業の間にコントローラ23は、ゆ
っくり送りローラ17を回転させて余分長さVだけ原反
を送り天地模様から裁断位置までの寸法が所定長さUに
なるようにして送りローラを停止させる。この状態でカ
ッタ19を横行させて余分長さVを切除する。第1枚目
のカーテン生地の芯付け作業が終了が完了したら、以
下、同様な操作を繰り返して、検尺、裁断及び芯付け縫
いの作業がなされる。
【0010】芯付け縫いの完了したカーテン生地25
は、台車に一枚毎積み重ねられて図示しない裾縫いユニ
ットに送られ、裾辺28を寸法Xだけ内側に折り返して
本縫いミシンで裾縫い作業が行われる。更にヒダ取りユ
ニットに送り、芯地27を内側に折り曲げて一定幅のヒ
ダを取りながら縫い付けて幅Tで丈長さRのカーテン1
が完成する。
【0011】以上のように、従来のカーテンの縫製工程
は、原反の天地模様の天側を先頭にし、しかも模様面を
表側にして各工程に給送するものであるから、耳縫い工
程と検尺、裁断、芯付け縫いの工程(以下「丈決め工
程」という)との間に反転工程を設けることが必須であ
った。したがって耳縫い及び反転の工程で一人の作業員
を要し、検尺および裁断の工程で一人の作業員を要し、
芯付け縫い工程で一人の作業員を要していた。即ち、従
来の丈決め工程では、2人の作業員を要していた。
【0012】以上のように従来のカーテンの縫製工程で
は多数の作業員を必要とするため、自動化が強く望まれ
ていた。このような要請にもとづき、耳縫い、反転、検
尺、裁断、芯付け縫い、裾縫いの作業を一連かつ自動的
に行うカーテン縫製装置が提唱されている(特開平6−
210084号公報)。この装置は、従来の各工程の間
に原反プールを設けたものである。原反プールは、原反
の反転作業の省略化と、各ユニットの加工速度差を緩和
して原反の安定供給を可能にしている。なお、上記装置
における原反の給送方法は、原反の模様面を表側にしか
つ天地模様の天側を先頭にして各工程に送るという従来
の給送方法と同じである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の装置は、カーテン幅が150又は200cm幅のもの
に使用することができない。また原反プールに過剰の原
反が載置されると、載置された原反がその引き出し部に
張力をかけるので、原反が長手方向に変形して模様ズレ
が起こるという問題がある。更に、上記公報記載の装置
は、作業時間の長い検尺作業によって前後の作業速度が
規制されることになり、自動化により生産能率が低下す
るという新たな問題が発生する。
【0014】本発明は、既存設備を有効かつ効率的に利
用することができ、しかも、生産能率を低下させること
なく、一部自動化を図ることができる、カーテンの丈決
め装置及びこの装置への原反の給送方法を提供すること
を課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカーテン
の丈決め装置は、原反7を検尺したあと裁断して所定長
さのカーテン生地25を製造し、このカーテン生地25
の天辺26に沿って芯地27を縫いつけるカーテン生地
の丈決め装置において、丈決め装置に裁断されたカーテ
ン生地の裾辺28を折り返して縫う裾縫いミシン36を
付設し、原反7の天側を切断する第1のカッタ33と裾
側を切断する第2のカッタ35との2個の裁断用カッタ
を設け、原反を裁断位置に送る送りローラ17の後方に
第1のカッタ33と芯付けミシン22を配置し、第2の
カッタ35の下流側に裾縫いミシン36を配置したこと
を特徴とするものである。
【0016】請求項2記載の裁断位置決め装置は、リピ
ート長さPの天地模様6を有する原反7を裁断位置24
に間歇的に送る送りローラ17と、送りローラ17を制
御するコンピュータ23とを備え、コンピュータ23
は、裁断位置24に設けたカッタを横行させて原反を裁
断してカーテン生地25の天辺26から一定距離Uに天
地模様6がくるように、原反7を裁断位置24に位置決
めする裁断位置決め装置において、裁断位置から距離B
隔たった位置に天地模様6を認識するテレビカメラ18
を配置し、このテレビカメラと前記コンピュータ23と
は接続されており、コンピュータ23は、設定されたカ
ーテン生地25の長さWから、前記一定距離Uを減算し
て得た値Aを記憶する記憶手段と、模様のリピート長さ
Pを整数倍したときに前記記憶値Aを超えない最大倍数
nを乗じた長さを得る演算手段とを備えており、テレビ
カメラ18が模様の天地模様6を認識したあと、送りロ
ーラ17でリピート長さPに最大倍数nを乗じた長さだ
け原反を裁断位置24に送り、更に前記一定長さUに距
離Bを加算又は減算した長さだけ送ることを特徴とする
ものである。
【0017】請求項3記載の裁断位置決め装置は、リピ
ート長さPの天地模様6を有する原反7を裾側から裁断
位置24に間歇的に送る送りローラ17と、設定された
カーテン生地25の長さWに相当する距離だけ裁断位置
24から下流側に離隔した位置に配置されたセンサ41
と、送りローラ17を制御するコンピュータ23とを備
えており、コンピュータ23は設定されたカーテン生地
の長さWから、カーテン生地の天辺26から最初の天地
模様6があるまでの距離Uを減算して得た値Aを得る手
段と、模様のリピート長さPを整数倍したときに前記記
憶値を超える最小倍数値mを乗じた長さを得る演算手段
とを備えており、センサ41からの検知信号を受けたと
きにコンピュータは、リピート長さPに最小倍数mを乗
じた長さからカーテン生地の長さWを減じた余分長さV
だけ送ることを特徴とするものである。
【0018】請求項4記載の丈決め装置への原反の給送
方法は、天地模様6のある原反7を天側から耳縫いミシ
ン11に供給し、耳縫いミシンで両耳が縫われた後、台
車上にジグザグ状に振り落とされた原反7を丈決め装置
14に給送する方法において、台車上の原反を裾側から
丈決め装置14に供給することを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項5記載の丈決め装置への原反の給送
方法は、天地模様6のある原反7を天側から耳縫いミシ
ン11に供給し、この耳縫いミシンで両耳が縫われた
後、台車上にジグザグ状に振り落とされた原反7を丈決
め装置14へ供給する方法において、原反の裏面を表側
にして丈決め装置14に給送すると共に、原反の模様6
を認識するテレビカメラ18を給送される原反の裏側に
配置したことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明は、丈決め装置14に裾縫
いミシン36を付設し、裁断用のカッタを原反7の天側
を切断する第1のカッタ33と裾側を切断する第2のカ
ッタ35とで形成し、検尺ユニットの送りローラ17の
後方に第1のカッタ33と芯付けユニット22を配置
し、第2のカッタ35の下流側に裾縫いユニット36を
配置したので、検尺、裁断、芯付けの各工程を一連かつ
自動的に行うことができ、作業者を一人削減することが
できる。
【0021】請求項2記載の発明は、裁断位置から距離
B隔たった位置に天地模様6を認識するテレビカメラ1
8を配置し、このテレビカメラに接続されたコンピュー
タ23が設定されたカーテン生地25の長さWから、芯
地幅Sと縫製完了後のカーテン1の上辺2から最初の模
様6までの距離Qとを合算した値Uを減算して得た値A
を記憶する記憶手段と、模様のリピート長さPを整数倍
したときに前記記憶手段の記憶値を超えない最大倍数n
を得る演算手段とを備えており、テレビカメラ18が模
様を認識したあと、送りローラ17でリピート長さPに
最大倍数nを乗した長さだけ原反を裁断位置24に送っ
たあと、更にテレビカメラ18から裁断位置までの距離
Bを前記Uから加算又は減算した距離だけ送るものであ
るから、従来と異なった原反の裁断位置の位置決め装置
を提供することができる。
【0022】請求項3記載の発明は、設定されたカーテ
ン生地25の長さWに相当する距離だけ、裁断位置24
から下流側に離隔した位置に配置されたセンサ41を設
け、このセンサに接続されたコンピュータ23は、設定
されたカーテン生地の長さWから、カーテン生地の天辺
26から最初の天地模様6があるまでの距離Uを減算し
て得た値Aを得る手段と、模様のリピート長さPを整数
倍したときに前記記憶値を超える最小倍数値mを乗じた
長さを得る演算手段とを備えており、センサ41からの
検知信号を受けたあと、リピート長さPに最小倍数mを
乗じた長さからカーテン生地の長さWを減じた余分長さ
Vだけ送るものであるから、天地模様の濃淡や形状に関
わらず、正確な裁断位置決めを行うことができる。な
お、請求項2の発明と請求項3記載の発明とを併用する
ことにより、ビデオカメラの消耗を抑えた確実性の高い
裁断位置決め装置を得ることができる。
【0023】請求項4の発明は、台車上の原反7を裾側
から丈決め装置14に給送するものであるから、台車上
での原反の反転工程を省略することができる。
【0024】請求項5の発明は、原反の裏面を表側にし
て丈決め装置14に給送すると共に、原反の模様6を認
識するテレビカメラ18を原反の裏側に配置したもので
あるから、芯付ミシンの構造を簡単にすることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に係るカーテンの
縫製工程を示したものである。耳縫い工程のあとに検
尺、裁断、芯付け縫い及び裾縫いを一工程で行い、その
後ヒダ取り縫いを行っている。後述する本発明の丈決め
装置14を用い、原反の裏面を表側にしてかつ裾側から
供給することにより、耳縫いのあとの反転作業は不要と
なる。
【0026】図2は耳縫いユニット10と、検尺、裁断
及び芯付け縫い作業を行う丈決め装置14と、裾縫いミ
シン36とを示したものである。耳縫いユニット10は
従来のものと同様の構造である。本発明の丈決め装置1
4は、片屋根形の滑り台15とその下辺に連接する水平
な載置台16とを備えている。滑り台15の稜線側には
幅狭の水平部31が連接されており、この水平部31上
を横断するように芯付けミシン(例えば極東産機株式会
社製のカーテン自動芯付機)22が設けられている。芯
付けミシン22は、水平部上で上下動するレール32に
移動自在に設けられており、レール端に設けられた走行
モータ30によってレール上を往復動する。芯付けミシ
ン22の上流側には回転式の第1のカッタ33が設けら
れており、第1のカッタで原反7を切断したあとすぐに
芯地の縫いつけを行う。この作業はインターロックミシ
ンで行われる。走行モータ30及び芯付けミシンのモー
タは滑り台の下方に配置されたコンピュータ(例えばキ
ーエンス株式会社製コントローラCV−100)23で
制御されている。
【0027】水平部31の先端辺に沿って送りローラ1
7が装架されている。送りローラの駆動モータもコンピ
ュータ23で制御されている。送りローラの下方には原
反ガイド34が設けられており、この原反ガイドは台車
13から引き上げられた原反7を鉛直方向の面内に規制
している。原反の模様を識別するテレビカメラ(例えば
キーエンス株式会社製カメラCV−C1)18は水平部
31の下方で原反7の裏側に向けて配置されており、裁
断位置24からテレビカメラ18までの距離はBであ
る。テレビカメラ18の出力信号はコンピュータ23に
与えられている。
【0028】滑り台15の下部(下流側)には帯状の第
2のカッタ(バンドカッタ)35が位置変更自在に設け
られており、第2カッタを上下動するソレノイドはコン
ピュータ23で制御されている。第2カッタの位置は、
第1のカッタ33からカーテン生地の丈長さWだけ離れ
た位置である。カーテン生地の丈長さWを変更したいと
きは、変更長さだけ第2カッタを移動して移動後の位置
で固定する。載置台16の先端辺(反滑り台側の辺)の
奥側に裾縫いミシン36が固定されている。裾縫いミシ
ンとして移動式のものを用いてもよい。
【0029】次に丈決め装置に対する原反の給送方法に
ついて説明する。原反は天地模様の天側を引出し側とし
て紙管に巻回されて提供されている。模様面が表側とな
って耳縫いユニットを通るようにして原反を支持ローラ
8に載せる。支持ローラ上の原反の先端辺を引き出し、
耳縫いユニット10のテーブル9の両側の耳縫いミシン
11で原反の両耳を三つ巻にして縫い、台車13にジグ
ザグに振り落とす。そのまま台車を丈決め装置14に移
動し、ジグザグ状の原反の後端辺を原反ガイド34を通
して送りローラ17に挟持させる。このとき原反の模様
面を裏側にする。
【0030】図3は原反の裁断位置決め装置を示す模式
図である。スタートのスイッチを入れると、コンピュー
タ23は送りローラ17のモータを駆動し、テレビカメ
ラ18が原反の最初の模様6を視認したときに停止す
る。コンピュータ23は、カーテン生地25の長さWか
ら、芯地27の幅Sと縫製完了後のカーテンの上辺から
最初の模様までの距離Qとを合算した値Uを減算した値
Aを演算し、模様のリピート長さPを整数倍したときに
前記値Aを超えない最大倍数nを乗じた長さだけ原反7
を送る。更にコンピュータ23は、送りローラを駆動し
て距離Bに合算値Uを加えた値だけ原反を送ったあと、
芯付けミシン22及び走行モータ30に駆動指令を与え
る。芯付けミシン22のレール32は、下動して原反7
を滑り台15に押さえ、芯付けミシン22は原反を第1
カッタ33で裁断しながら切断端のほつれ縫いと芯付け
縫いとを行う。この芯付け縫い作業中にコンピュータ2
3は、第2カッタ35に駆動指令を与えて余分な部分を
切除する。芯付け縫いが終わったら、レール32が上動
して芯付けミシン22がもとの位置に復帰する。
【0031】レール32の上動に伴ってカーテン生地2
5は解放され、滑り台15を滑り落ちてカーテン生地の
裾辺が載置台16の先端辺に到達する。作業者は、裾辺
を2回折り曲げて裾縫いミシン36で裾縫いを行う。以
後従来と同様の方法でヒダ取り縫いを行ってカーテンの
縫製作業が完了する。
【0032】図4は丈決め装置の他の例を示したもので
ある。丈決め装置14は長手方向に2条の搬送ベルト3
7を有する作業台38を備えている。作業台にはその奥
側辺に沿って送りローラ17が装架されており、手前辺
の一隅に裾縫いミシン36が設置されている。搬送ベル
ト37と送りローラ17とは等しい搬送速度で個別に駆
動される。作業台の奥部中央には矩形の透明板39が装
着されており、その直下にテレビカメラ18が配置され
ている。
【0033】作業者は、耳縫い作業完了後、台車13に
ジグザグ状に載置された原反7の裏面を表側にして、天
地模様の裾側を送りローラに挟持させる。スタートボタ
ンを押すとコンピュータにより検尺、裁断が行われる。
図5に示すように、コンピュータ23は送りローラ17
及び搬送ベルトのモータを駆動し、テレビカメラ18が
原反の最初の模様6の天側端部6aを視認したときに停
止する。そしてカーテン生地の長さWから、芯地27の
幅Sと縫製完了後のカーテンの上辺から最初の模様まで
の距離Qとを合算した値Uを減算して得た値Aを演算
し、模様のリピート長さPを整数倍したときに前記値A
を超えない最大倍数nを乗じた長さだけ原反を送り、更
に合算値Uから距離Bを減じた長さだけ送って、原反を
裁断位置に位置決めする。以後、搬送ベルトの駆動を除
き、前記実施例と同様である。カーテン生地の裾辺28
が作業台の手前辺にきたときにコンピュータは搬送ベル
トを自動的に停止させる。作業者は、裾縫いミシン36
で裾縫いを行い、ヒダ取り作業へと進む。
【0034】図6は原反の裁断位置決め装置の更に他の
実施例を示したものであり、本実施例ではテレビカメラ
に替えて位置変更自在なセンサ41を滑り台の下方に設
けている。センサ41の位置は、裁断位置24からカー
テン生地の長さWだけ隔たった位置、即ち第2カッタ3
5がある位置に固定されている。作業者は、原反を裏面
を表側にしてかつ天地模様の裾側を引出側にして送りロ
ーラ17に挟持させ、モータ30を駆動して目視で原反
を滑り台15の裁断位置24に位置決めする。即ち、原
反の天地模様6が裁断位置24から距離が所定長さU
(=S+Q)に位置するように位置決めする。位置決め
が完了したら、コンピュータ23は、第1のカッタ33
を具備する芯付けミシン(インターロックミシン)22
及び第2カッタ35を作動させ、天辺に芯付けされた丈
長さWのカーテン生地と廃棄すべき最初の余分長さの生
地を得る。
【0035】次にコンピュータは、芯付け作業の完了を
確認してモータ30に駆動指令を与える。コンピュータ
は、設定されたカーテン生地の長さWから、カーテン生
地の天辺26から最初の天地模様6があるまでの距離U
を減算して記憶値Aを得て、模様のリピート長さPを整
数倍したときに前記記憶値を超える最小倍数値mを乗じ
た長さを得る。原反の先端辺(裾辺)がセンサ41を通
過したときの信号を受けたコンピュータは、リピート長
さPに最小倍数mを乗じた長さからカーテン生地の長さ
Wを減じた長さ(2回目以降の余分長さ)Vだけ送る。
この長さVは、送りロールの回転数を測定したり、図6
に示すようにセンサ41の下流側に距離V隔ててセンサ
42を設けて測定することができる。
【0036】このように、テレビカメラの代わりにセン
サ41を配置したものは、テレビカメラで読み取ること
ができない天地模様の場合にも裁断位置決めできるとい
う特徴がある。また、テレビカメラとセンサ41とを併
用してやれぱ、センサ41からの検知信号があったとき
にのみテレビカメラを作動させることができ、テレビカ
メラの消耗を防ぐことができる。更に、テレビカメラに
よって裁断位置決め速度を向上させることができると共
にテレビカメラによって読み取ることが困難な模様の場
合の誤動作を防止することができ、確実性の高い裁断位
置決め装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の丈決め工程を備えたカーテンの製造工
程を示す図
【図2】耳縫いユニットと丈決め装置との側面図
【図3】原反の第1の裁断位置決め装置を示す模式図
【図4】丈決め装置の他の例を示す斜視図
【図5】原反の第2の裁断位置決め装置を示す模式図
【図6】原反の第3の裁断位置決め装置を示す模式図
【図7】カーテンの斜視図
【図8】芯付け後のカーテン生地の斜視図
【図9】従来のカーテンの縫製工程を示す図
【図10】耳縫いユニットの斜視図
【図11】反転工程を示す斜視図
【図12】従来の丈決め装置の斜視図
【符号の説明】
1 カーテン 2 上辺 3 下辺 6 模様 7 原反 11 耳縫いミシン 14 丈決め装置 17 送りローラ 18 テレビカメラ 22 芯付けミシン 23 コンピュータ 24 裁断位置 25 カーテン生地 26 天辺 27 芯地 28 裾辺 33 第1のカッタ 35 第2のカッタ 36 裾縫いミシン 41 センサ W カーテン生地の丈長さ B テレビカメラから裁断位置までの距離 U カーテン生地の天辺から模様の天側端部までの距離 P 天地模様のリピート長さ V 余分長さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反(7) を検尺したあと裁断して所定長
    さのカーテン生地(25)を製造し、このカーテン生地(25)
    の天辺(26)に沿って芯地(27)を縫いつけるカーテン生地
    の丈決め装置において、丈決め装置に裁断されたカーテ
    ン生地の裾辺(28)を折り返して縫う裾縫いミシン(36)を
    付設し、原反(7) の天側を切断する第1のカッタ(33)と
    裾側を切断する第2のカッタ(35)との2個の裁断用のカ
    ッタを設け、原反を裁断位置に送る送りローラ(17)の後
    方に第1のカッタ(33)と芯付けミシン(22)を配置し、第
    1のカッタ(33)の下流側に第2のカッタ(35)を配置し、
    その更に下流側に裾縫いミシン(36)を配置したことを特
    徴とする、カーテンの丈決め装置。
  2. 【請求項2】 リピート長さ(P) の天地模様(6) を有す
    る原反(7) を裁断位置(24)に間歇的に送る送りローラ(1
    7)と、送りローラ(17)を制御するコンピュータ(23)とを
    備え、コンピュータ(23)は、裁断位置(24)に設けたカッ
    タを横行させて原反を裁断してカーテン生地(25)の天辺
    (26)から一定距離(U) に天地模様(6)がくるように、原
    反(7) を裁断位置(24)に位置決めする裁断位置決め装置
    において、裁断位置から距離(B) 隔たった位置に天地模
    様(6) を認識するテレビカメラ(18)を配置し、このテレ
    ビカメラと前記コンピュータ(23)とは接続されており、
    コンピュータ(23)は、設定されたカーテン生地(25)の長
    さ(W) から、前記一定距離(U) を減算して得た値(A) を
    記憶する記憶手段と、模様のリピート長さ(P) を整数倍
    したときに前記記憶値(A) を超えない最大倍数(n) を乗
    じた長さを得る演算手段とを備えており、テレビカメラ
    (18)が模様(6) を認識したあと、送りローラ(17)でリピ
    ート長さ(P) に最大倍数(n) を乗じた長さだけ原反を裁
    断位置(24)に送り、更に前記一定長さ(U) に距離(B) を
    加算又は減算した長さだけ送ることを特徴とする、裁断
    位置決め装置。
  3. 【請求項3】 リピート長さ(P) の天地模様(6) を有す
    る原反(7) を裾側から裁断位置(24)に間歇的に送る送り
    ローラ(17)と、設定されたカーテン生地(25)の長さ(W)
    に相当する距離だけ裁断位置(24)から下流側に離隔した
    位置に配置されたセンサ(41)と、送りローラ(17)を制御
    するコンピュータ(23)とを備えており、コンピュータ(2
    3)は設定されたカーテン生地の長さ(W) から、カーテン
    生地の天辺(26)から最初の天地模様(6) があるまでの距
    離(U) を減算して得た値(A) を得る手段と、模様のリピ
    ート長さ(P) を整数倍したときに前記記憶値を超える最
    小倍数値(m) を乗じた長さを得る演算手段とを備えてお
    り、センサ(41)からの検知信号を受けたときにコンピュ
    ータは、リピート長さ(P) に最小倍数(m) を乗じた長さ
    からカーテン生地の長さ(W) を減じた余分長さ(V) だけ
    送ることを特徴とする、裁断位置決め装置。
  4. 【請求項4】 天地模様(6) のある原反(7) を天側から
    耳縫いミシン(11)に供給し、耳縫いミシンで両耳が縫わ
    れた後、台車上にジグザグ状に振り落とされた原反(7)
    を丈決め装置(14)に給送する方法において、台車上の原
    反を裾側から丈決め装置(14)に供給することを特徴とす
    る、丈決め装置への原反の給送方法。
  5. 【請求項5】 天地模様(6) のある原反(7) を天側から
    耳縫いミシン(11)に供給し、この耳縫いミシンで両耳が
    縫われた後、台車上にジグザグ状に振り落とされた原反
    (7) を丈決め装置(14)へ供給する方法において、原反の
    裏面を表側にして丈決め装置(14)に給送すると共に、原
    反の模様(6) を認識するテレビカメラ(18)を給送される
    原反の裏側に配置したことを特徴とする、丈決め装置へ
    の原反の給送方法。
JP2207497A 1997-01-20 1997-01-20 カーテン生地の丈決め装置及び原反の給送方法並びに裁断位置決め装置 Pending JPH10201971A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001129279A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Kyokuto Sanki Co Ltd カーテンヒダ縫いのための元幅自動測定方法、元幅データ取得方法および元幅自動測定用の装置構造
CN104089565A (zh) * 2014-07-18 2014-10-08 苏州美山子制衣有限公司 服装缝制工序质检专用量尺
CN111206343A (zh) * 2020-02-24 2020-05-29 施益明 一种自动卷边机

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