JPH10202160A - タクト式処理ラインにおける洗浄処理方法 - Google Patents
タクト式処理ラインにおける洗浄処理方法Info
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- JPH10202160A JPH10202160A JP649097A JP649097A JPH10202160A JP H10202160 A JPH10202160 A JP H10202160A JP 649097 A JP649097 A JP 649097A JP 649097 A JP649097 A JP 649097A JP H10202160 A JPH10202160 A JP H10202160A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄処理時間の短縮とスプレー開始の早期化
を図る。 【解決手段】 スプレーノズルと洗浄液の貯槽との間の
管路に介在するポンプを、ワークが洗浄工程の洗浄位置
にセットされる時点よりも所定時間前に起動し、これに
よって管路への洗浄液の充填を少なくとも前記ワークの
セット時点以前に完了させる。
を図る。 【解決手段】 スプレーノズルと洗浄液の貯槽との間の
管路に介在するポンプを、ワークが洗浄工程の洗浄位置
にセットされる時点よりも所定時間前に起動し、これに
よって管路への洗浄液の充填を少なくとも前記ワークの
セット時点以前に完了させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクト式処理ライ
ンの洗浄工程における洗浄処理方法に関し、特には、洗
浄処理のサイクルタイムを短縮するための方法に関す
る。
ンの洗浄工程における洗浄処理方法に関し、特には、洗
浄処理のサイクルタイムを短縮するための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の未塗装ボデー等の被塗物に塗装
前処理や電着塗装処理を施す手段として用いられている
タクト式処理ラインは、上記被塗物をスプレー洗浄する
洗浄工程および該被塗物を薬液に浸漬する浸漬工程をそ
れぞれ複数備えている。
前処理や電着塗装処理を施す手段として用いられている
タクト式処理ラインは、上記被塗物をスプレー洗浄する
洗浄工程および該被塗物を薬液に浸漬する浸漬工程をそ
れぞれ複数備えている。
【0003】上記洗浄工程には、スプレーノズルに洗浄
液を供給するポンプを配設してあるが、従来において
は、該洗浄工程への被塗物の搬入が完了してから上記ポ
ンプを起動するようにしている。
液を供給するポンプを配設してあるが、従来において
は、該洗浄工程への被塗物の搬入が完了してから上記ポ
ンプを起動するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記洗浄液供給ポンプ
は、洗浄水の貯槽と上記スプレーノズルとの間に介在す
る管路の途中に配設されており、したがって、スプレー
ノズルからの洗浄水の放出は、上記ポンプの起動後、上
記管路に洗浄水が充填されてから開始されることにな
る。
は、洗浄水の貯槽と上記スプレーノズルとの間に介在す
る管路の途中に配設されており、したがって、スプレー
ノズルからの洗浄水の放出は、上記ポンプの起動後、上
記管路に洗浄水が充填されてから開始されることにな
る。
【0005】上記管路への洗浄水の充填には、例えば1
0秒程度を要する。この充填時間は洗浄に寄与しないロ
ス時間であり、洗浄処理に要する時間を長くさせる要
因、換言すれば、同処理のサイクルタイムを長くする要
因になる。
0秒程度を要する。この充填時間は洗浄に寄与しないロ
ス時間であり、洗浄処理に要する時間を長くさせる要
因、換言すれば、同処理のサイクルタイムを長くする要
因になる。
【0006】また、上記充填に伴うスプレー開始時点の
遅れは、前工程で薬液処理されたワークの乾燥むらや、
酸化被膜生成による被塗物表面の防錆力低下を生じさせ
る要因になる。
遅れは、前工程で薬液処理されたワークの乾燥むらや、
酸化被膜生成による被塗物表面の防錆力低下を生じさせ
る要因になる。
【0007】なお、上記乾燥むら等を防止するために、
被塗物を洗浄工程に早く到着させることも考えられる。
しかし、そのようにすると、前工程における薬液切り時
間が短くなるので、洗浄工程で回収される洗浄液中に多
量の薬液が混入することになり、その結果、以下のよう
な問題が生じる。
被塗物を洗浄工程に早く到着させることも考えられる。
しかし、そのようにすると、前工程における薬液切り時
間が短くなるので、洗浄工程で回収される洗浄液中に多
量の薬液が混入することになり、その結果、以下のよう
な問題が生じる。
【0008】すなわち、上記回収洗浄水は、洗浄液槽に
戻されて再度洗浄に供されるので、上記薬液の混入量が
多いと該洗浄液槽における洗浄液の交換頻度が高くな
り、このため、洗浄に要する費用がアップする。
戻されて再度洗浄に供されるので、上記薬液の混入量が
多いと該洗浄液槽における洗浄液の交換頻度が高くな
り、このため、洗浄に要する費用がアップする。
【0009】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、洗浄
処理時間の短縮とスプレー開始の早期化を図ることがで
きるタクト式処理ラインにおける水洗処理方法を提供す
ることにある。
処理時間の短縮とスプレー開始の早期化を図ることがで
きるタクト式処理ラインにおける水洗処理方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬入されたワ
ークをスプレー洗浄する洗浄工程を有したタクト式処理
ラインに適用され、スプレーノズルと洗浄液の貯槽との
間の管路に介在するポンプを、前記ワークが前記洗浄工
程の洗浄位置にセットされる時点よりも所定時間前に起
動し、前記所定時間は、前記管路への洗浄液の充填が少
なくとも前記ワークのセット時点以前に完了するように
設定したことを特徴としている。
ークをスプレー洗浄する洗浄工程を有したタクト式処理
ラインに適用され、スプレーノズルと洗浄液の貯槽との
間の管路に介在するポンプを、前記ワークが前記洗浄工
程の洗浄位置にセットされる時点よりも所定時間前に起
動し、前記所定時間は、前記管路への洗浄液の充填が少
なくとも前記ワークのセット時点以前に完了するように
設定したことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、自動車の未塗装ボデー
(以下、ワークと言う)10の塗装前処理をタクト式に
実行する塗装前処理装置を例示したものである。
(以下、ワークと言う)10の塗装前処理をタクト式に
実行する塗装前処理装置を例示したものである。
【0012】この塗装前処理装置において、湯洗工程1
1に搬入されたワーク10は、洗浄液(湯水)によるス
プレー洗浄を施された後、脱脂工程12に搬入されて槽
16内の脱脂薬液に浸漬される。
1に搬入されたワーク10は、洗浄液(湯水)によるス
プレー洗浄を施された後、脱脂工程12に搬入されて槽
16内の脱脂薬液に浸漬される。
【0013】そして、脱脂工程12で浸漬処理されたワ
ーク10は、水洗工程13でスプレー洗浄された後、化
成工程14に配設された槽17内の化成薬液に浸漬さ
れ、ついで、水洗工程15でスプレー洗浄されて次工程
に搬出される。
ーク10は、水洗工程13でスプレー洗浄された後、化
成工程14に配設された槽17内の化成薬液に浸漬さ
れ、ついで、水洗工程15でスプレー洗浄されて次工程
に搬出される。
【0014】図2に示すように、スプレー洗浄工程であ
る上記湯洗工程11、水洗工程13および水洗工程15
には、一次洗浄用の洗浄液を貯溜した一次槽18、二次
洗浄用の洗浄液を貯溜した二次槽19、一端がポンプ2
0および21を介して一次槽18および二次槽19の底
部にそれぞれ連結された管路22、この管路22の他端
に設けられたスプレーノズル23群、使用済み洗浄水を
一次槽18に流入させる電磁開閉バルブ24、および、
使用済み洗浄水を二次槽19に流入させる電磁開閉バル
ブ25を配設してある。
る上記湯洗工程11、水洗工程13および水洗工程15
には、一次洗浄用の洗浄液を貯溜した一次槽18、二次
洗浄用の洗浄液を貯溜した二次槽19、一端がポンプ2
0および21を介して一次槽18および二次槽19の底
部にそれぞれ連結された管路22、この管路22の他端
に設けられたスプレーノズル23群、使用済み洗浄水を
一次槽18に流入させる電磁開閉バルブ24、および、
使用済み洗浄水を二次槽19に流入させる電磁開閉バル
ブ25を配設してある。
【0015】なお、二次槽19には清浄な洗浄液が外部
から供給され、また、一次槽18には、二次槽19から
オーバフローした洗浄液が供給される。そして、槽18
および19内の洗浄水は、それぞれストレーナ18aお
よび19aを介してその底部から取り出される。
から供給され、また、一次槽18には、二次槽19から
オーバフローした洗浄液が供給される。そして、槽18
および19内の洗浄水は、それぞれストレーナ18aお
よび19aを介してその底部から取り出される。
【0016】上記工程11、13および15におけるス
プレー洗浄処理の具体的手順は以下の通りである。な
お、この手順は、シーケンサ等の図示していない制御手
段によって実行される。
プレー洗浄処理の具体的手順は以下の通りである。な
お、この手順は、シーケンサ等の図示していない制御手
段によって実行される。
【0017】(a) 図2に示すように、ワークたるワ
ーク10が前工程から発進した時点で図示していないタ
イマーを起動する。なお、この時点では、バルブ24が
閉状態に、また、バルブ25が開状態におかれている。
ーク10が前工程から発進した時点で図示していないタ
イマーを起動する。なお、この時点では、バルブ24が
閉状態に、また、バルブ25が開状態におかれている。
【0018】(b) 図3に示すように、上記タイマが
時間T1の計時を完了した時点でバルブ24,25を切
替える。つまり、バルブ24を開状態に、また、バルブ
25を閉状態にする。ここで、上記タイマの設定時間T
1について説明する。上記ワーク10の搬送速度は一定
であるが、湯洗工程11とその前行程との間の距離、水
洗工程13とその前行程との間の距離、および、水洗工
程15とその前行程との間の距離は必ずしも等しくな
い。上記時間T1は、上記バルブ24,25の切替え時
点が工程11、13および15へのワーク10の到着時
点よりも時間T2(この例では22秒)だけ前の時点と
なるように、換言すれば、上記バルブ24,25の切替
え時点から時間T2後にワーク10が工程11,13お
よび15に到着するように設定される。すなわち、例え
ば、水洗工程13とその前行程との間におけるワーク1
0の移動時間が30秒であるとすると、上記時間T1
は、30秒ーT2(22秒)=8秒となる。
時間T1の計時を完了した時点でバルブ24,25を切
替える。つまり、バルブ24を開状態に、また、バルブ
25を閉状態にする。ここで、上記タイマの設定時間T
1について説明する。上記ワーク10の搬送速度は一定
であるが、湯洗工程11とその前行程との間の距離、水
洗工程13とその前行程との間の距離、および、水洗工
程15とその前行程との間の距離は必ずしも等しくな
い。上記時間T1は、上記バルブ24,25の切替え時
点が工程11、13および15へのワーク10の到着時
点よりも時間T2(この例では22秒)だけ前の時点と
なるように、換言すれば、上記バルブ24,25の切替
え時点から時間T2後にワーク10が工程11,13お
よび15に到着するように設定される。すなわち、例え
ば、水洗工程13とその前行程との間におけるワーク1
0の移動時間が30秒であるとすると、上記時間T1
は、30秒ーT2(22秒)=8秒となる。
【0019】(c) バルブ24,25の切替え動作が
完了するまでには、図4に示す時間T3(この例では2
秒)を要する。そこで、このバルブ切替え時間T3の経
過後にポンプ20を起動する。このポンプ20の起動に
より、前記管路22に一次槽18内の洗浄液(洗浄湯
水、洗浄水)が供給されるが、ノズル23群から洗浄液
が実際にスプレーされるのは、管路22に洗浄液が充填
される時間T4(この例では10秒)の経過後である。
したがって、ワーク10は、図4の位置から洗浄液でス
プレーされながら図5の到着位置まで移動することにな
り、この移動期間におけるスプレー洗浄時間はT5(こ
の例では10秒)となる。なお、洗浄中に降下する洗浄
液は、槽18,19上に配設された回収板26で捕獲さ
れた後、バルブ24を介して槽18に流入し、再度洗浄
に供される。
完了するまでには、図4に示す時間T3(この例では2
秒)を要する。そこで、このバルブ切替え時間T3の経
過後にポンプ20を起動する。このポンプ20の起動に
より、前記管路22に一次槽18内の洗浄液(洗浄湯
水、洗浄水)が供給されるが、ノズル23群から洗浄液
が実際にスプレーされるのは、管路22に洗浄液が充填
される時間T4(この例では10秒)の経過後である。
したがって、ワーク10は、図4の位置から洗浄液でス
プレーされながら図5の到着位置まで移動することにな
り、この移動期間におけるスプレー洗浄時間はT5(こ
の例では10秒)となる。なお、洗浄中に降下する洗浄
液は、槽18,19上に配設された回収板26で捕獲さ
れた後、バルブ24を介して槽18に流入し、再度洗浄
に供される。
【0020】(d)工程11,13,15に到着したワ
ーク10を図6に実線で示す位置に向けて下降させ、そ
の下降が終了した時点で破線で示すようにワーク10を
揺動する。ワーク10を下降させるのは、そのルーフ部
の洗浄をより確実に行うためであり、この下降によって
ワーク10は正規の洗浄位置にセットされたことにな
る。また、ワーク10を揺動させるのは、その洗浄効率
を向上するためである。なお、図8に示すように、上記
ワーク10の下降に要する時間はT6(この例では5
秒)である。
ーク10を図6に実線で示す位置に向けて下降させ、そ
の下降が終了した時点で破線で示すようにワーク10を
揺動する。ワーク10を下降させるのは、そのルーフ部
の洗浄をより確実に行うためであり、この下降によって
ワーク10は正規の洗浄位置にセットされたことにな
る。また、ワーク10を揺動させるのは、その洗浄効率
を向上するためである。なお、図8に示すように、上記
ワーク10の下降に要する時間はT6(この例では5
秒)である。
【0021】(e) 図8に示すように、ポンプ20の
起動時点から時間T7(この例では40秒)が経過した
時点で該ポンプ20を停止させるとともに、液切りタイ
マを起動し、同時にワーク10の揺動を停止する。図8
から明らかなように、ワーク10に対する実質的なスプ
レー洗浄時間は30秒となる。上記液切りタイマは、液
切り時間T8(この例では40秒)を計時するものであ
り、ワーク10に残存した洗浄液はこのタイマの計時中
に滴下する。なお、上記ワーク10の揺動動作を上記設
定時間T8が終了するまで継続することも可能であり、
かくすれば、より効率良く洗浄液を切ることができる。
上記設定時間T8は、生産効率上からは短い方が望まし
いが、短か過ぎると、槽19内の洗浄液を用いた後述の
二次洗浄時における回収洗浄水の汚染度が高くなるた
め、品質の低下や槽19の清掃頻度の増加等の悪影響を
もたらす。
起動時点から時間T7(この例では40秒)が経過した
時点で該ポンプ20を停止させるとともに、液切りタイ
マを起動し、同時にワーク10の揺動を停止する。図8
から明らかなように、ワーク10に対する実質的なスプ
レー洗浄時間は30秒となる。上記液切りタイマは、液
切り時間T8(この例では40秒)を計時するものであ
り、ワーク10に残存した洗浄液はこのタイマの計時中
に滴下する。なお、上記ワーク10の揺動動作を上記設
定時間T8が終了するまで継続することも可能であり、
かくすれば、より効率良く洗浄液を切ることができる。
上記設定時間T8は、生産効率上からは短い方が望まし
いが、短か過ぎると、槽19内の洗浄液を用いた後述の
二次洗浄時における回収洗浄水の汚染度が高くなるた
め、品質の低下や槽19の清掃頻度の増加等の悪影響を
もたらす。
【0022】(f) 上記設定時間T8が経過した時点
でバルブ24,25を切替える。つまり、図7に示すよ
うに、バルブ24を閉状態に、また、バルブ25を開状
態にする。
でバルブ24,25を切替える。つまり、図7に示すよ
うに、バルブ24を閉状態に、また、バルブ25を開状
態にする。
【0023】(g) 上記バルブ24,25の切替えに
要する時間T9(この例では2秒)の経過後にポンプ2
1を起動する。この結果、管路22に二次槽19内の洗
浄液が供給されるので、この管路22への洗浄水の充填
が完了する時間T10(この例では10秒)の経過時点
からノズル23より二次洗浄液がスプレーされる。これ
により、ワーク10は一次洗浄液よりも清浄な二次洗浄
液によって洗浄されることになるが、この洗浄中におい
ても、図6に示したようにワーク10を揺動させる。な
お、上記設定時間T8が終了する時点よりも上記時間T
10だけ前の時点でポンプ21を起動し、上記設定時間
T8の終了時点もしくは該時点よりも上記時間T9だけ
前の時点でバルブ24,25を切替えるようにしても良
い。かくすれば、上記充填時間T10に起因したスプレ
ー開始時点の遅れが回避されるので、二次洗浄処理に要
する時間を短縮することができる。
要する時間T9(この例では2秒)の経過後にポンプ2
1を起動する。この結果、管路22に二次槽19内の洗
浄液が供給されるので、この管路22への洗浄水の充填
が完了する時間T10(この例では10秒)の経過時点
からノズル23より二次洗浄液がスプレーされる。これ
により、ワーク10は一次洗浄液よりも清浄な二次洗浄
液によって洗浄されることになるが、この洗浄中におい
ても、図6に示したようにワーク10を揺動させる。な
お、上記設定時間T8が終了する時点よりも上記時間T
10だけ前の時点でポンプ21を起動し、上記設定時間
T8の終了時点もしくは該時点よりも上記時間T9だけ
前の時点でバルブ24,25を切替えるようにしても良
い。かくすれば、上記充填時間T10に起因したスプレ
ー開始時点の遅れが回避されるので、二次洗浄処理に要
する時間を短縮することができる。
【0024】(h) ポンプ21の起動時点から時間T
11(この例では35秒)が経過した時点で該ポンプ2
1を停止させる。この結果、二次洗浄時間は25秒とな
る。一方、ポンプ21の停止と同時に、ワーク10の揺
動を停止し、更に、該ワーク10を図7に実線で示した
位置に向かって上昇させる。
11(この例では35秒)が経過した時点で該ポンプ2
1を停止させる。この結果、二次洗浄時間は25秒とな
る。一方、ポンプ21の停止と同時に、ワーク10の揺
動を停止し、更に、該ワーク10を図7に実線で示した
位置に向かって上昇させる。
【0025】(i) ワークの上昇に要する時間T12
(この例では5秒)が経過した時点で液切りタイマを起
動する。そして、該タイマの設定時間T13(この例で
は30秒)が経過した時点でワーク10を次工程に向け
て発進させる。
(この例では5秒)が経過した時点で液切りタイマを起
動する。そして、該タイマの設定時間T13(この例で
は30秒)が経過した時点でワーク10を次工程に向け
て発進させる。
【0026】上述したように、上記本発明の実施形態に
おいては、ワーク10が洗浄工程11,13,15に到
着する前に管路22に対する洗浄液の充填が完了する。
おいては、ワーク10が洗浄工程11,13,15に到
着する前に管路22に対する洗浄液の充填が完了する。
【0027】これに対して、従来においては、図8に示
すように、ワークが洗浄位置に到着してから、具体的に
はワークの下降終了時点でポンプを起動しているので、
本発明の実施形態における洗浄処理時間に比して、スプ
レー開始時点が27秒遅れることになる。
すように、ワークが洗浄位置に到着してから、具体的に
はワークの下降終了時点でポンプを起動しているので、
本発明の実施形態における洗浄処理時間に比して、スプ
レー開始時点が27秒遅れることになる。
【0028】したがって、スプレー開始時点からポンプ
停止時点に至る実質的洗浄時間を25秒(上記実施形態
では30秒)に設定したとしても、洗浄処理に要する時
間が上記実施形態のそれに比して22秒長くなることに
なる。
停止時点に至る実質的洗浄時間を25秒(上記実施形態
では30秒)に設定したとしても、洗浄処理に要する時
間が上記実施形態のそれに比して22秒長くなることに
なる。
【0029】このように、本発明の実施形態によれば、
洗浄処理時間が短縮されるので、該処理のサイクルタイ
ムの短縮、換言すれば、上記前処理装置の処理効率の向
上を図ることができる。
洗浄処理時間が短縮されるので、該処理のサイクルタイ
ムの短縮、換言すれば、上記前処理装置の処理効率の向
上を図ることができる。
【0030】また、スプレー開始時点が早められるの
で、前工程でワーク10に付着した薬液に乾燥むらを生
じる虞れがなく、また、ワーク10の表面に酸化被膜が
生成されて防錆力が低下するという虞れもない。
で、前工程でワーク10に付着した薬液に乾燥むらを生
じる虞れがなく、また、ワーク10の表面に酸化被膜が
生成されて防錆力が低下するという虞れもない。
【0031】なお、上記ワーク10は、図9に例示する
ようなハンガー50によって搬送される。このハンガー
50は、一対のワイヤ51によって吊るされた平行リン
ク構造の保持具52と、上記各ワイヤ51の繰出し長を
調節する一対のウインチ53とを備え、ガイドレール6
0に沿って走行する。
ようなハンガー50によって搬送される。このハンガー
50は、一対のワイヤ51によって吊るされた平行リン
ク構造の保持具52と、上記各ワイヤ51の繰出し長を
調節する一対のウインチ53とを備え、ガイドレール6
0に沿って走行する。
【0032】このハンガー50によれば、各ウインチ5
3を同時等速運転することによって保持具52、つま
り、ワーク10を昇降することができ、また、各ウイン
チ53を交互に正逆転することによって図6に示すよう
にワーク10を揺動することができる。
3を同時等速運転することによって保持具52、つま
り、ワーク10を昇降することができ、また、各ウイン
チ53を交互に正逆転することによって図6に示すよう
にワーク10を揺動することができる。
【0033】上記実施形態においては、一時槽18およ
び二次槽19に対してそれぞれ独立したポンプ20およ
び21を設けているが、図10に示すように、1つのポ
ンプ60を用いて槽18,19内の洗浄液を管路22に
選択的に供給することも可能であり、この場合、電磁切
替バルブ61によってポンプ60を槽18,19に選択
接続する。
び二次槽19に対してそれぞれ独立したポンプ20およ
び21を設けているが、図10に示すように、1つのポ
ンプ60を用いて槽18,19内の洗浄液を管路22に
選択的に供給することも可能であり、この場合、電磁切
替バルブ61によってポンプ60を槽18,19に選択
接続する。
【0034】また、上記実施形態においては、ワーク1
0が洗浄工程11,13,15に到着する時点より前に
管路22に対する洗浄液の充填を完了させているが、上
記到着時点もしくはワーク10の下降終了時点に上記充
填が完了するようにポンプ20の起動時点を設定しても
良い。そして、この場合には、スプレー開始当初からワ
ーク10に十分なスプレー洗浄を施すことができるの
で、上記実質的洗浄時間を25秒程度となるようにポン
プ20の停止時点を設定することができる。
0が洗浄工程11,13,15に到着する時点より前に
管路22に対する洗浄液の充填を完了させているが、上
記到着時点もしくはワーク10の下降終了時点に上記充
填が完了するようにポンプ20の起動時点を設定しても
良い。そして、この場合には、スプレー開始当初からワ
ーク10に十分なスプレー洗浄を施すことができるの
で、上記実質的洗浄時間を25秒程度となるようにポン
プ20の停止時点を設定することができる。
【0035】更に、上記実施形態では、ワーク10の長
手方向とその移送方向とが一致しているが、上記両方向
が直交する場合においても本発明は適用可能である。
手方向とその移送方向とが一致しているが、上記両方向
が直交する場合においても本発明は適用可能である。
【0036】更にまた、上記したようなタクト式の洗浄
処理は、上記塗装前処理を終えたワーク10に電着塗装
を施す電着塗装装置においても実施されるが、本発明は
この電着塗装装置等における洗浄処理にも有効に適用す
ることができる。
処理は、上記塗装前処理を終えたワーク10に電着塗装
を施す電着塗装装置においても実施されるが、本発明は
この電着塗装装置等における洗浄処理にも有効に適用す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄処理時間が短縮さ
れるので、該処理のサイクルタイムの短縮化を図ること
ができ、これによって、タクト式処理ラインの処理効率
が向上する。
れるので、該処理のサイクルタイムの短縮化を図ること
ができ、これによって、タクト式処理ラインの処理効率
が向上する。
【0038】また、洗浄工程におけるスプレー開始時点
が早められるので、前工程で薬液処理されたワークの乾
燥むらを生じる虞れがなく、また、ワークの表面に酸化
被膜が生成されて防錆力が低下するという虞れもなくな
る。
が早められるので、前工程で薬液処理されたワークの乾
燥むらを生じる虞れがなく、また、ワークの表面に酸化
被膜が生成されて防錆力が低下するという虞れもなくな
る。
【図1】塗装前処理の手順を例示した概念図。
【図2】スプレー洗浄工程の構成および作用と、該工程
に対するワークの位置関係を示した概念図。
に対するワークの位置関係を示した概念図。
【図3】スプレー洗浄工程の作用および該工程に対する
ワークの位置関係を示した概念図。
ワークの位置関係を示した概念図。
【図4】スプレー洗浄工程の作用および該工程に対する
ワークの位置関係を示した概念図。
ワークの位置関係を示した概念図。
【図5】ワークがスプレー洗浄工程に到着した状態を示
した概念図。
した概念図。
【図6】ワークの揺動態様を示した概念図。
【図7】ワークが上昇した状態を示した概念図。
【図8】洗浄処理のタイムチャート。
【図9】ワークの搬送に使用するハンガーを例示した構
成図。
成図。
【図10】一つの洗浄液供給用ポンプを備える洗浄工程
の構成をした概念図。
の構成をした概念図。
10 ワーク 11 湯洗工程 12 脱脂工程 13 水洗工程 14 化成工程 15 水洗工程 18 一次槽 19 二次槽 20,21,60 ポンプ 22 管路 23 スプレーノズル 24,25 電磁開閉バルブ 50 ハンガー 61 電磁切替バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 搬入されたワークをスプレー洗浄する洗
浄工程を有したタクト式処理ラインに適用され、 スプレーノズルと洗浄液の貯槽との間の管路に介在する
ポンプを、前記ワークが前記洗浄工程の洗浄位置にセッ
トされる時点よりも所定時間前に起動し、 前記所定時間は、前記管路への洗浄液の充填が少なくと
も前記ワークのセット時点以前に完了するように設定し
たことを特徴とするタクト式処理ラインにおける洗浄処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649097A JPH10202160A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | タクト式処理ラインにおける洗浄処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649097A JPH10202160A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | タクト式処理ラインにおける洗浄処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202160A true JPH10202160A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11639924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP649097A Pending JPH10202160A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | タクト式処理ラインにおける洗浄処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202160A (ja) |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP649097A patent/JPH10202160A/ja active Pending
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