JPH10202434A - ロングシャフト内面加工装置 - Google Patents
ロングシャフト内面加工装置Info
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- JPH10202434A JPH10202434A JP596497A JP596497A JPH10202434A JP H10202434 A JPH10202434 A JP H10202434A JP 596497 A JP596497 A JP 596497A JP 596497 A JP596497 A JP 596497A JP H10202434 A JPH10202434 A JP H10202434A
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Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 硫黄滑り止めペンキを用いることなく硫黄の
スリップによる空回りを防止することができるロングシ
ャフト内面加工装置を提供する。 【解決手段】 ロングシャフト1を軸心Z−Zを中心に
回転駆動するシャフト回転装置12と、加工工具14を
ロングシャフト内の軸心に沿って移動させる工具移動装
置16とを備える。加工工具は、ロングシャフトの軸心
に沿って延びる中空管29と、その内部を貫通する拡縮
用ロッド22と、ローレット23を有するローレット支
持部24と、ローレット支持部と中空管の先端部とを連
結する平行リンク25と、ローレット支持部とロッドの
先端部とを連結する拡縮リンク26とからなる。
スリップによる空回りを防止することができるロングシ
ャフト内面加工装置を提供する。 【解決手段】 ロングシャフト1を軸心Z−Zを中心に
回転駆動するシャフト回転装置12と、加工工具14を
ロングシャフト内の軸心に沿って移動させる工具移動装
置16とを備える。加工工具は、ロングシャフトの軸心
に沿って延びる中空管29と、その内部を貫通する拡縮
用ロッド22と、ローレット23を有するローレット支
持部24と、ローレット支持部と中空管の先端部とを連
結する平行リンク25と、ローレット支持部とロッドの
先端部とを連結する拡縮リンク26とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硫黄滑り止めペン
キの代わりにロングシャフトの内面にローレット加工を
行うロングシャフト内面加工装置に関する。
キの代わりにロングシャフトの内面にローレット加工を
行うロングシャフト内面加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットエンジンのタービンとファン
(又はコンプレッサ)を連結するために、ロングシャフ
トと呼ばれる図5に例示するような細長い中空軸(例え
ば全長約3m、主要部の外径10〜20cm)が用いら
れる。かかるロングシャフトは、軽量化のため薄肉であ
り、かつタービンと共に高速回転するため高い回転バラ
ンス精度が要求される。そのため、通常の内面加工装置
(例えば中ぐり盤)の適用は困難であり、図6に例示す
るような加工工程が適用される。
(又はコンプレッサ)を連結するために、ロングシャフ
トと呼ばれる図5に例示するような細長い中空軸(例え
ば全長約3m、主要部の外径10〜20cm)が用いら
れる。かかるロングシャフトは、軽量化のため薄肉であ
り、かつタービンと共に高速回転するため高い回転バラ
ンス精度が要求される。そのため、通常の内面加工装置
(例えば中ぐり盤)の適用は困難であり、図6に例示す
るような加工工程が適用される。
【0003】すなわち、(A)ロングシャフト1の外面
を粗加工後、(B)コアバー2とロングシャフト1との
隙間へ硫黄3を鋳込み、(C)硫黄の凝固後、コアバー
とほぼ同径のボーリングバー4を挿入し、(D)ボーリ
ングバーを引き抜きながら、先端部5の工具6で内面を
加工する手段が用いられる。かかる手段により、ボーリ
ングバーの先端部5を凝固した硫黄3で支持することが
でき、先端工具6の芯振れを防ぎ、硫黄と共に内面を加
工することにより、内径振れの少ないロングシャフトを
加工することができる。
を粗加工後、(B)コアバー2とロングシャフト1との
隙間へ硫黄3を鋳込み、(C)硫黄の凝固後、コアバー
とほぼ同径のボーリングバー4を挿入し、(D)ボーリ
ングバーを引き抜きながら、先端部5の工具6で内面を
加工する手段が用いられる。かかる手段により、ボーリ
ングバーの先端部5を凝固した硫黄3で支持することが
でき、先端工具6の芯振れを防ぎ、硫黄と共に内面を加
工することにより、内径振れの少ないロングシャフトを
加工することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のロング
シャフトの内面加工では、(D)の内面加工時に凝固し
た硫黄3がロングシャフト1の内面でスリップして空回
りすることがある。この空回りが発生すると、硫黄によ
り芯振れ防止機能が損なわれ、内径振れが大きくなる問
題がある。そのため、従来は、ロングシャフトの内面に
硫黄を鋳込む前に、特殊な硫黄滑り止めペンキを塗布
し、このペンキにより硫黄と内面とのスリップを防止し
ていた。しかし、かかるペンキを用いると、その塗布に
時間がかかるばかりでなく、塗布後の完全乾燥にも長時
間を要する問題点があった。また、内面加工後に非加工
部分には硫黄と共にこのペンキが残り、硫黄自体は溶解
炉内で容易に溶解除去することができるが、このペンキ
は溶解除去できないため、回転ブラシ等を用いて機械的
に除去する必要があり、このペンキ除去にも長時間がか
かり、かつこの除去工程で加工面を傷付けるおそれがあ
る、等の問題点があった。
シャフトの内面加工では、(D)の内面加工時に凝固し
た硫黄3がロングシャフト1の内面でスリップして空回
りすることがある。この空回りが発生すると、硫黄によ
り芯振れ防止機能が損なわれ、内径振れが大きくなる問
題がある。そのため、従来は、ロングシャフトの内面に
硫黄を鋳込む前に、特殊な硫黄滑り止めペンキを塗布
し、このペンキにより硫黄と内面とのスリップを防止し
ていた。しかし、かかるペンキを用いると、その塗布に
時間がかかるばかりでなく、塗布後の完全乾燥にも長時
間を要する問題点があった。また、内面加工後に非加工
部分には硫黄と共にこのペンキが残り、硫黄自体は溶解
炉内で容易に溶解除去することができるが、このペンキ
は溶解除去できないため、回転ブラシ等を用いて機械的
に除去する必要があり、このペンキ除去にも長時間がか
かり、かつこの除去工程で加工面を傷付けるおそれがあ
る、等の問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、硫黄
滑り止めペンキを用いることなく硫黄のスリップによる
空回りを防止することができるロングシャフト内面加工
装置を提供することにある。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、硫黄
滑り止めペンキを用いることなく硫黄のスリップによる
空回りを防止することができるロングシャフト内面加工
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ロング
シャフトを軸心を中心に回転駆動するシャフト回転装置
と、加工工具をロングシャフト内の軸心に沿って移動さ
せる工具移動装置とを備え、前記加工工具は、ロングシ
ャフトの軸心に沿って延びる中空管と、その内部を貫通
する拡縮用ロッドと、ローレットを有するローレット支
持部と、該ローレット支持部と中空管の先端部とを連結
する平行リンクと、ローレット支持部とロッドの先端部
とを連結する拡縮リンクとからなる、ことを特徴とする
ロングシャフト内面加工装置が提供される。
シャフトを軸心を中心に回転駆動するシャフト回転装置
と、加工工具をロングシャフト内の軸心に沿って移動さ
せる工具移動装置とを備え、前記加工工具は、ロングシ
ャフトの軸心に沿って延びる中空管と、その内部を貫通
する拡縮用ロッドと、ローレットを有するローレット支
持部と、該ローレット支持部と中空管の先端部とを連結
する平行リンクと、ローレット支持部とロッドの先端部
とを連結する拡縮リンクとからなる、ことを特徴とする
ロングシャフト内面加工装置が提供される。
【0007】上記本発明の構成によれば、ローレット支
持部と中空管の先端部とが平行リンクで連結されている
ので、拡縮用ロッドを中空管に対して末端側に引き付け
ることによりローレット支持部に取付られたローレット
をその軸心を平行に保持しながら拡径し、逆に拡縮用ロ
ッドを先端側に押し付けることによりローレットをその
軸心を平行に保持したまま縮径することができる。
持部と中空管の先端部とが平行リンクで連結されている
ので、拡縮用ロッドを中空管に対して末端側に引き付け
ることによりローレット支持部に取付られたローレット
をその軸心を平行に保持しながら拡径し、逆に拡縮用ロ
ッドを先端側に押し付けることによりローレットをその
軸心を平行に保持したまま縮径することができる。
【0008】従って、ローレットを縮径した状態で加工
工具をロングシャフト内に挿入し、シャフト回転装置に
よりロングシャフトを回転させ、ローレットを拡径して
ロングシャフトの内面に押付け、その状態で工具移動装
置で加工工具をロングシャフト内の軸心に沿って移動さ
せることにより、ローレットによりロングシャフトの内
面にローレット加工を行うことができる。このローレッ
ト加工により、互いに交差する溝がロングシャフト内面
に形成されるので、この溝により硫黄との摩擦力が増大
するので、硫黄滑り止めペンキを用いることなく硫黄の
スリップによる空回りを防止することができる。
工具をロングシャフト内に挿入し、シャフト回転装置に
よりロングシャフトを回転させ、ローレットを拡径して
ロングシャフトの内面に押付け、その状態で工具移動装
置で加工工具をロングシャフト内の軸心に沿って移動さ
せることにより、ローレットによりロングシャフトの内
面にローレット加工を行うことができる。このローレッ
ト加工により、互いに交差する溝がロングシャフト内面
に形成されるので、この溝により硫黄との摩擦力が増大
するので、硫黄滑り止めペンキを用いることなく硫黄の
スリップによる空回りを防止することができる。
【0009】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
中空管及び拡縮用ロッドの末端部には、拡縮用ロッドを
末端側に付勢する付勢装置(例えば圧縮バネ)が設けら
れている。この構成により、ローレットの拡縮すなわち
ローレット径を末端側(手元)で調整でき、かつテーパ
部の加工も可能である。また、付勢装置による付勢力を
ローレット加工に適した大きさに設定しておくことによ
り、加工工具の軸方向の移動中に、ローレットの拡縮を
自動的に行うことができる。
中空管及び拡縮用ロッドの末端部には、拡縮用ロッドを
末端側に付勢する付勢装置(例えば圧縮バネ)が設けら
れている。この構成により、ローレットの拡縮すなわち
ローレット径を末端側(手元)で調整でき、かつテーパ
部の加工も可能である。また、付勢装置による付勢力を
ローレット加工に適した大きさに設定しておくことによ
り、加工工具の軸方向の移動中に、ローレットの拡縮を
自動的に行うことができる。
【0010】また、前記ローレット支持部,平行リンク
及び拡縮リンクはそれぞれ120°づつ隔てて3組設け
られ、3つのローレットのうち少なくとも1つは、異な
る方向のローレット溝を有している。この構成により、
3つのローレットにより加工工具をロングシャフトの中
心に自動調心し、同時に互いに交差する溝を形成するこ
とができる。
及び拡縮リンクはそれぞれ120°づつ隔てて3組設け
られ、3つのローレットのうち少なくとも1つは、異な
る方向のローレット溝を有している。この構成により、
3つのローレットにより加工工具をロングシャフトの中
心に自動調心し、同時に互いに交差する溝を形成するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。図1は、本発明によるロングシャフト内面加工装置
の全体構成図である。この図において、本発明のロング
シャフト内面加工装置10は、ロングシャフト1を軸心
Z−Zを中心に回転駆動するシャフト回転装置12と、
加工工具14をロングシャフト内の軸心に沿って移動さ
せる工具移動装置16とを備えている。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。図1は、本発明によるロングシャフト内面加工装置
の全体構成図である。この図において、本発明のロング
シャフト内面加工装置10は、ロングシャフト1を軸心
Z−Zを中心に回転駆動するシャフト回転装置12と、
加工工具14をロングシャフト内の軸心に沿って移動さ
せる工具移動装置16とを備えている。
【0012】シャフト回転装置12は、水平架台17、
水平支持ローラ18、端面支持ローラ19及び回転駆動
ユニット20からなる。水平支持ローラ18は間隔を隔
てた水平軸を中心に自由回転する一対のローラからな
り、ロングシャフト1を水平に支持したまま軸心Z−Z
を中心に自由に回転できるように支持している。端面支
持ローラ19は、垂直な軸心を中心に自由回転するロー
タからなり、ロングシャフト1の端面に接触しながら回
転し、その端面位置を保持する。回転駆動ユニット20
は、ロングシャフト1の外周面に接するタイミングベル
ト20aとこれを駆動する駆動装置20b(例えば減速
機付モータ)からなり、ロングシャフト1を軸心を中心
に加工に適した速度で回転するようになっている。
水平支持ローラ18、端面支持ローラ19及び回転駆動
ユニット20からなる。水平支持ローラ18は間隔を隔
てた水平軸を中心に自由回転する一対のローラからな
り、ロングシャフト1を水平に支持したまま軸心Z−Z
を中心に自由に回転できるように支持している。端面支
持ローラ19は、垂直な軸心を中心に自由回転するロー
タからなり、ロングシャフト1の端面に接触しながら回
転し、その端面位置を保持する。回転駆動ユニット20
は、ロングシャフト1の外周面に接するタイミングベル
ト20aとこれを駆動する駆動装置20b(例えば減速
機付モータ)からなり、ロングシャフト1を軸心を中心
に加工に適した速度で回転するようになっている。
【0013】上述した構成により、ロングシャフト1を
水平に支持したままその軸心Z−Zを中心に回転駆動す
ることができる。なお、この例では、ロングシャフト1
の軸心は水平であるが、本発明はこれに限定せず、自由
な角度、例えば必要により垂直にしてもよい。
水平に支持したままその軸心Z−Zを中心に回転駆動す
ることができる。なお、この例では、ロングシャフト1
の軸心は水平であるが、本発明はこれに限定せず、自由
な角度、例えば必要により垂直にしてもよい。
【0014】工具移動装置16は、水平架台17の上面
に取付けられた水平ラック21a、これと螺合するピニ
オン歯車21b、及び加工工具14を水平に支持する工
具支持部15からなる。ピニオン歯車21bは工具支持
部15に取付けられ、手動または電動で回転するように
なっている。この構成により加工工具14を水平に支持
しながら、ロングシャフト1の軸心に沿って移動させる
ことができる。
に取付けられた水平ラック21a、これと螺合するピニ
オン歯車21b、及び加工工具14を水平に支持する工
具支持部15からなる。ピニオン歯車21bは工具支持
部15に取付けられ、手動または電動で回転するように
なっている。この構成により加工工具14を水平に支持
しながら、ロングシャフト1の軸心に沿って移動させる
ことができる。
【0015】図2は、図1の主要部拡大図であり、図3
は、図2のA−A線における矢視図である。図2に示す
ように、加工工具14は、ロングシャフト1の軸心Z−
Zに沿って延びる中空管29と、その内部を貫通する拡
縮用ロッド22と、ローレット23を有するローレット
支持部24と、ローレット支持部24と中空管29の先
端部29a(図で右端部)とを連結する平行リンク25
と、ローレット支持部24とロッド22の先端部22a
とを連結する拡縮リンク26とからなる。
は、図2のA−A線における矢視図である。図2に示す
ように、加工工具14は、ロングシャフト1の軸心Z−
Zに沿って延びる中空管29と、その内部を貫通する拡
縮用ロッド22と、ローレット23を有するローレット
支持部24と、ローレット支持部24と中空管29の先
端部29a(図で右端部)とを連結する平行リンク25
と、ローレット支持部24とロッド22の先端部22a
とを連結する拡縮リンク26とからなる。
【0016】中空管29の末端部29b(図で左端部)
は、工具支持部15により支持されている。平行リンク
25は、両端がピン結合された2本のリンクからなり、
ローレット23の軸心を常に軸心Z−Zと平行に保持す
るようになっている。拡縮リンク26は、両端がピン結
合された1本のリンクからなり、ロッド22の相対的に
移動によりローレット支持部24を拡縮するようになっ
ている。
は、工具支持部15により支持されている。平行リンク
25は、両端がピン結合された2本のリンクからなり、
ローレット23の軸心を常に軸心Z−Zと平行に保持す
るようになっている。拡縮リンク26は、両端がピン結
合された1本のリンクからなり、ロッド22の相対的に
移動によりローレット支持部24を拡縮するようになっ
ている。
【0017】また、図3に示すように、この実施形態で
は、ローレット支持部24,平行リンク25及び拡縮リ
ンク26はそれぞれ120°づつ隔てて3組設けられて
いる。この構成により、3つのローレット23により加
工工具14をロングシャフト1の中心に自動調心するこ
とができる。また、3つのローレット23のうち少なく
とも1つは、異なる方向のローレット溝を有している。
この構成により、同時に互いに交差する溝を形成するこ
とができる。なお各ローレット23を互いに交差する溝
を有する2枚のローレットを重ねたものにしてもよい。
は、ローレット支持部24,平行リンク25及び拡縮リ
ンク26はそれぞれ120°づつ隔てて3組設けられて
いる。この構成により、3つのローレット23により加
工工具14をロングシャフト1の中心に自動調心するこ
とができる。また、3つのローレット23のうち少なく
とも1つは、異なる方向のローレット溝を有している。
この構成により、同時に互いに交差する溝を形成するこ
とができる。なお各ローレット23を互いに交差する溝
を有する2枚のローレットを重ねたものにしてもよい。
【0018】更に、図2に示すように、中空管29及び
拡縮用ロッド22の末端部(図で左端部)には、拡縮用
ロッド22を末端側に付勢する付勢装置27(この図で
は圧縮バネ)が設けられている。この付勢装置27は、
例えば空圧シリンダ等であってもよい。この構成によ
り、ローレット23の拡縮すなわちローレット径を末端
側(手元)で調整でき、かつテーパ部の加工も可能であ
る。また、付勢装置27による付勢力をローレット加工
に適した大きさに設定しておくことにより、加工工具1
4の軸方向の移動中に、ローレット23の拡縮を自動的
に行うことができる。
拡縮用ロッド22の末端部(図で左端部)には、拡縮用
ロッド22を末端側に付勢する付勢装置27(この図で
は圧縮バネ)が設けられている。この付勢装置27は、
例えば空圧シリンダ等であってもよい。この構成によ
り、ローレット23の拡縮すなわちローレット径を末端
側(手元)で調整でき、かつテーパ部の加工も可能であ
る。また、付勢装置27による付勢力をローレット加工
に適した大きさに設定しておくことにより、加工工具1
4の軸方向の移動中に、ローレット23の拡縮を自動的
に行うことができる。
【0019】図4は、加工工具14の作動説明図であ
る。上述した構成によれば、ローレット支持部24と中
空管29の先端部29aとが平行リンク25で連結され
ているので、図4(A)に示すように、拡縮用ロッド2
2を中空管29に対して末端側に引く付けることにより
ローレット支持部24に取付られたローレット23をそ
の軸心を平行に保持しながら拡径することができる。ま
た、図4(B)に示すように、逆に拡縮用ロッド22を
先端側に押し付けることによりローレット23をその軸
心を平行に保持したまま縮径することができる。
る。上述した構成によれば、ローレット支持部24と中
空管29の先端部29aとが平行リンク25で連結され
ているので、図4(A)に示すように、拡縮用ロッド2
2を中空管29に対して末端側に引く付けることにより
ローレット支持部24に取付られたローレット23をそ
の軸心を平行に保持しながら拡径することができる。ま
た、図4(B)に示すように、逆に拡縮用ロッド22を
先端側に押し付けることによりローレット23をその軸
心を平行に保持したまま縮径することができる。
【0020】従って、図1において、ローレット23を
縮径した状態で加工工具14をロングシャフト1内に挿
入し、シャフト回転装置12によりロングシャフト1を
回転させ、ローレット23を拡径してロングシャフト1
の内面に押付け、その状態で工具移動装置16で加工工
具14をロングシャフト1内の軸心Z−Zに沿って移動
させることにより、ローレット23によりロングシャフ
ト1の内面にローレット加工を行うことができる。この
ローレット加工により、互いに交差する溝がロングシャ
フト内面に形成されるので、この溝により硫黄との摩擦
力が増大するので、硫黄滑り止めペンキを用いることな
く硫黄のスリップによる空回りを防止することができ
る。
縮径した状態で加工工具14をロングシャフト1内に挿
入し、シャフト回転装置12によりロングシャフト1を
回転させ、ローレット23を拡径してロングシャフト1
の内面に押付け、その状態で工具移動装置16で加工工
具14をロングシャフト1内の軸心Z−Zに沿って移動
させることにより、ローレット23によりロングシャフ
ト1の内面にローレット加工を行うことができる。この
ローレット加工により、互いに交差する溝がロングシャ
フト内面に形成されるので、この溝により硫黄との摩擦
力が増大するので、硫黄滑り止めペンキを用いることな
く硫黄のスリップによる空回りを防止することができ
る。
【0021】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】上述したロングシャフト内面加工装置に
よれば、現在行われているペンキの乾燥時間をゼロにす
ることができ、大幅なコストダウンと山積の消化に有効
であり、かつペンキが不要となるため、ペンキ代がゼロ
となる。すなわち、本発明のロングシャフト内面加工装
置は、硫黄滑り止めペンキを用いることなく硫黄のスリ
ップによる空回りを防止することができる等の優れた効
果を有する。
よれば、現在行われているペンキの乾燥時間をゼロにす
ることができ、大幅なコストダウンと山積の消化に有効
であり、かつペンキが不要となるため、ペンキ代がゼロ
となる。すなわち、本発明のロングシャフト内面加工装
置は、硫黄滑り止めペンキを用いることなく硫黄のスリ
ップによる空回りを防止することができる等の優れた効
果を有する。
【図1】本発明によるロングシャフト内面加工装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】図1における主要部の拡大図である。
【図3】図2のA−A線における矢視図である。
【図4】加工工具の作動説明図である。
【図5】ロングシャフトの部分断面図である。
【図6】従来の加工手段の工程説明図である。
1 ロングシャフト 2 コアバー 3 硫黄 4 ボーリングバー 5 先端部 6 工具 10 ロングシャフト内面加工装置 12 シャフト回転装置 14 加工工具 15 工具支持部 16 工具移動装置 17 水平架台 18 水平支持ローラ 19 端面支持ローラ 20 回転駆動ユニット 21a 水平ラック 21b ピニオン歯車 22 拡縮用ロッド 23 ローレット 24 ローレット支持部 25 平行リンク 26 拡縮リンク 27 付勢装置(圧縮バネ) 29 中空管
Claims (3)
- 【請求項1】 ロングシャフトを軸心を中心に回転駆動
するシャフト回転装置と、加工工具をロングシャフト内
の軸心に沿って移動させる工具移動装置とを備え、 前記加工工具は、ロングシャフトの軸心に沿って延びる
中空管と、その内部を貫通する拡縮用ロッドと、ローレ
ットを有するローレット支持部と、該ローレット支持部
と中空管の先端部とを連結する平行リンクと、ローレッ
ト支持部とロッドの先端部とを連結する拡縮リンクとか
らなる、ことを特徴とするロングシャフト内面加工装
置。 - 【請求項2】 前記中空管及び拡縮用ロッドの末端部に
は、拡縮用ロッドを末端側に付勢する付勢装置が設けら
れている、ことを特徴とする請求項1に記載のロングシ
ャフト内面加工装置。 - 【請求項3】 前記ローレット支持部,平行リンク及び
拡縮リンクはそれぞれ120°づつ隔てて3組設けら
れ、3つのローレットのうち少なくとも1つは、異なる
方向のローレット溝を有している、ことを特徴とする請
求項1又は2に記載のロングシャフト内面加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP596497A JPH10202434A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ロングシャフト内面加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP596497A JPH10202434A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ロングシャフト内面加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202434A true JPH10202434A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11625573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP596497A Pending JPH10202434A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ロングシャフト内面加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202434A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009113510A1 (ja) | 2008-03-10 | 2009-09-17 | 株式会社Ihi | 長尺シャフト内面加工装置とその方法 |
| CN115608894A (zh) * | 2022-09-28 | 2023-01-17 | 浙江安胜科技股份有限公司 | 一种不锈钢材料极限滚压成型设备及工艺 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP596497A patent/JPH10202434A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009113510A1 (ja) | 2008-03-10 | 2009-09-17 | 株式会社Ihi | 長尺シャフト内面加工装置とその方法 |
| US8839699B2 (en) | 2008-03-10 | 2014-09-23 | Ihi Corporation | Long shaft inner surface machining apparatus and method therefor |
| CN115608894A (zh) * | 2022-09-28 | 2023-01-17 | 浙江安胜科技股份有限公司 | 一种不锈钢材料极限滚压成型设备及工艺 |
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