JPH10202575A - ロボット手首機構 - Google Patents

ロボット手首機構

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JPH10202575A
JPH10202575A JP695797A JP695797A JPH10202575A JP H10202575 A JPH10202575 A JP H10202575A JP 695797 A JP695797 A JP 695797A JP 695797 A JP695797 A JP 695797A JP H10202575 A JPH10202575 A JP H10202575A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は手首機構の外側で撓ませたチューブ
が破損しやすいことを課題とする。 【解決手段】 塗装用ロボット1は、第2アーム6の先
端の手首機構7に塗装ガン15が装着されている。手首
機構7は、第2アーム6の先端側面にA軸回りに回動す
る第1ケース10と、第1ケース10の端部でB軸回り
に回動する第2ケース11と、第2ケース11の端部で
C軸回りに回動する中心軸12とよりなる。塗装ガン1
5はブラケット14を介して中心軸12に支持されてい
る。また、塗料チューブ16及び空気チューブ17は、
手首機構7の各ケース10,11の中心線に沿う中空軸
及びパイプ状の中心軸12内に挿通されているため、手
首機構7が動作しても塗料チューブ16及び空気チュー
ブ17が捩じれたり、擦られたりすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボット手首機構に
係り、特に手首機構に支持された治具に接続されたチュ
ーブを配設するのに好適なロボット手首機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動化された塗装ラインに設置さ
れる塗装用ロボットには、主にプレイバック形の多関節
ロボットが使用されている。この種の塗装用ロボット
は、水平方向に延在する第2アームの先端に取り付けら
れた手首機構に塗装ガンが支持されており、アームの動
作と共に塗装ガンをティーチングされた通りに移動させ
てワークへの塗装作業を行う。
【0003】手首機構は、互いに直交するように交差す
るX軸方向,Y軸方向,Z軸方向の各回転力が伝達され
て駆動され、3次元動作を行うことができるので、塗装
ガンの塗装方向を自在に変えることができる。また、塗
装用ロボットでは、塗料供給ユニットあるいはアームに
設置された色替ユニットから引き出された塗料チューブ
及び空気チューブを塗装ガンに接続しなければならな
い。すなわち、塗装用ロボットの場合、塗料供給ユニッ
トのポンプにより送液された塗料及び圧縮空気を塗装ガ
ンに供給するための塗料チューブ及び空気チューブがア
ームに沿って配設されている。そして、塗料チューブ及
び空気チューブは、手首機構の3次元動作を妨げないよ
うにするため、大きく撓ませた状態で塗装ガンに接続さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロボット手首機構では、塗料チューブ及び空気チューブ
が手首機構の外側に大きく膨らんだ状態に配設されてい
るため、外観上見苦しく、且つチューブが周囲の機器に
接触しやすいので、チューブが周囲の機器に引っ掛かり
無理な力が作用して破損するおそれがある。
【0005】また、チューブを手首機構の内部に挿通さ
せることが考えられているが、各軸やギヤ等が内蔵され
ているので、手首機構の内部にチューブが捩じれないよ
うに収納することが難しかった。しかも、手首機構の内
部でチューブが破損した場合、破損箇所を特定できない
ばかりか手首機構の内部に塗料が充満してギヤや軸受の
抵抗が増大して駆動できなくなるといった問題が生ず
る。
【0006】そこで、本発明は上記問題を解決したロボ
ット手首機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、互
いに交差する3方向の各回転軸を個別に覆うケースを有
し、該ケースの端部にチューブが接続された治具を支持
するよう構成されたロボット手首機構において、前記回
転軸の中心線に沿って延在する空間を前記ケース内に設
け、前記空間に連通する開口を前記ケース外側に設けて
なり、前記空間内に前記チューブを挿通させたことを特
徴とするものである。
【0008】従って、本発明によれば、チューブが回転
軸の中心線に沿って延在する空間に挿通され、空間に連
通する開口がケース外側に設けられているので、チュー
ブの挿通作業が容易に行えると共に、手首機構の内部に
挿通されたチューブが破損してもケース外側の開口から
破損箇所を確認でき、チューブ交換作業も容易に行え
る。また、チューブから液が漏出しても空間内に充満す
るだけなので、軸受やギヤの抵抗が増大しないようにで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例を説明する。図1は本発明になるロボット手首機構の
一実施例が適用された塗装用ロボットの斜視図である。
【0010】塗装用ロボット1は、塗装エリア2内に設
置されており、被塗装物が搬送されると、予めティーチ
ングされた塗装動作を行うプレイバック形の多関節ロボ
ットである。塗装用ロボット1は、大略、基台3と、基
台3上でA軸回りに旋回する旋回ベース4と、旋回ベー
ス4上で起立しB軸回りに揺動する第1アーム5と、第
1アーム5の上端から水平方向に延在しC軸回りに揺動
する第2アーム6と、第2アーム6の先端に設けられた
手首機構7とよりなる。
【0011】また、旋回ベース4のブラケット4aに
は、第1アーム5を駆動する第1アーム駆動モータ8が
取り付けられ、第2アーム6の回動軸中心には第2アー
ム6を駆動する第2アーム駆動モータ9が取り付けられ
ている。本実施例の場合、手首機構7の先端には塗装ガ
ン15が取り付けられている。塗装ガン15は、第1ア
ーム5及び第2アーム6の揺動により所定の塗装高さ位
置に移動し、手首機構7により塗料噴射方向が変更され
る。
【0012】手首機構7は、第2アーム6の先端側面に
A軸回りに回動する第1ケース10と、第1ケース10
の端部でB軸回りに回動する第2ケース11と、第2ケ
ース11の端部でC軸回りに回動する中心軸12とより
なる。ケース10,11及び中心軸12は、第2アーム
6の基端部に取り付けられた手首駆動用モータユニット
13内の各モータにより個別に駆動される。そして、各
モータの回転駆動力は、第2アーム6及び手首機構7の
内部に設けられた伝達機構(図1では隠れて見えない)
を介して手首機構7のケース10,11及び中心軸12
に伝達される。
【0013】中心軸12は端部にブラケット14を支持
するフランジ12aを有し、ブラケット14の端部には
塗装ガン15が装着されている。この塗装ガン15は圧
縮空気の圧力により塗料を霧化して被塗装物に吹き付け
る構成であるので、塗装ガン15には、塗料供給ユニッ
トあるいは色替ユニット(共に図示せず)から引き出さ
れた塗料チューブ16及び空気チューブ17が接続され
ている。この塗料チューブ16及び空気チューブ17
は、第2アーム6に沿ってアーム長手方向に装架されて
おり、後述するように第2アーム6の先端側面に設けら
れたチューブ挿通孔18(図2参照)から手首機構7の
内部に挿通されている。
【0014】また、手首機構7の中心軸12から引き出
された塗料チューブ16及び空気チューブ17の端部
は、塗装ガン15に接続されている。次に、本発明の要
部である手首機構7の内部構成について、図2を参照し
て説明する。
【0015】第2アーム6の先端部には、A軸を中心と
して回動する中空状の軸21,22,23が同軸的に設
けられている。各軸21,22,23は、筒状に形成さ
れており、外側軸21の内部空間に中間軸22が挿通さ
れ、中間軸22の内部空間に中心軸23が挿通されてい
る。外側軸21は、第2アーム6の側面に保持された軸
受24により軸承されており、中間軸22は外側軸21
の内周に嵌合された軸受25により軸承されている。そ
して、中心軸23は中間軸22の内周に嵌合された軸受
26により軸承されている。
【0016】また、各軸21,22,23の一端には、
プーリ27,28,29が取り付けられており、各プー
リ27,28,29にはタイミングベルト30,31,
32が巻き掛けされている。そして、タイミングベルト
30,31,32は、夫々第2アーム6の基端部に取り
付けられた手首駆動用モータユニット13内の各モータ
により個別に駆動される。
【0017】外側軸21の他端は第1ケース10に固着
されており、第1ケース10と一体に回動する。すなわ
ち、第1ケース10は、タイミングベルト30を介して
プーリ27が回動すると、外側軸21が駆動されるた
め、外側軸21を駆動軸として回動する。
【0018】また、中間軸22,中心軸23の他端に
は、傘歯車33,34が取り付けられている。さらに、
中心軸23の一端は、第2アーム6の先端側面に設けら
れた孔6aに挿通され、チューブ挿通孔18として開口
している。そのため、中心軸23の内部空間23aは、
塗料チューブ16及び空気チューブ17を挿通するため
のチューブ挿通路となる。
【0019】第1ケース10は外周に、A軸を中心とす
る開口10aと、B軸を中心とする開口10bとが設け
られている。そして、第1ケース10の内部には、開口
10aに挿通されてA軸方向に延在する第1のパイプ3
5と、開口10bに挿通されてB軸方向に延在する第2
のパイプ36とがL字状に組み合わされた第1空間部材
37が取り付けられている。第1のパイプ35の内部空
間35aと第2のパイプ36の内部空間36aとは、互
いに交差しているため、互いに連通されており、後述す
るようにメンテナンス用通路として機能する。
【0020】第1のパイプ35の一端は、開口10aを
介して第1ケース10の外部に連通されており、第2の
パイプ36の一端は、開口10bを介して第1ケース1
0の外部に連通されている。そのため、第1ケース10
の外部からパイプ35,36の内部空間35a,36a
を点検することができる。
【0021】また、A軸方向のパイプ35の他端には、
上記中心軸23が回転可能に挿入されている。そして、
中心軸23の外周には、パイプ35との間をシールする
シール部材38が嵌合している。また、B軸方向のパイ
プ36の他端には、B軸方向に延在する中心軸39が回
転可能に挿入されている。そして、中心軸39の外周に
は、パイプ36との間をシールするシール部材40が嵌
合している。
【0022】この中心軸39は中空状のパイプよりな
り、一端がパイプ36の内部空間36aに連通してい
る。そして、中心軸39の内部空間39aは、塗料チュ
ーブ16及び空気チューブ17を挿通するためのチュー
ブ挿通路となる。また、中心軸39の外周には、軸受4
1が嵌合しており、中心軸39と同軸的に配設された外
側軸42が軸受41の外周に嵌合している。そして、軸
42の外周は第1ケース10に保持された軸受43に嵌
合して軸承されている。
【0023】中心軸39の一端には、傘歯車34に歯合
する傘歯車44が取り付けられ、外側軸42の一端に
は、傘歯車33に歯合する傘歯車45が取り付けられて
いる。また、中心軸39の他端は、傘歯車46が取り付
けられており、第2ケース11内に挿入されている。外
側軸42の他端は、第2ケース11に固着されている。
【0024】そのため、第2ケース11は、タイミング
ベルト31を介してプーリ28が回動すると、中間軸2
2が駆動されるため、中間軸22の傘歯車33に歯合す
る傘歯車45を介して外側軸42が駆動される。よっ
て、第2ケース11は外側軸42を駆動軸として回動す
る。
【0025】第2ケース11は外周に、B軸を中心とす
る開口11aと、C軸を中心とする開口11bとが設け
られている。そして、第2ケース11の内部には、開口
11aに挿通されてB軸方向に延在する第1のパイプ4
7と、開口11bに挿通されてC軸方向に延在する第2
のパイプ48とがL字状に組み合わされた第2空間部材
49が取り付けられている。尚、第1のパイプ47の内
部空間47aと第2のパイプ48の内部空間48aと
は、互いに交差しているため、互いに連通されている。
【0026】第1のパイプ47の一端は、開口11aを
介して第2ケース11の外部に連通されており、第2の
パイプ48の一端は、開口11bを介して第2ケース1
1の外部に連通されている。そのため、第2ケース11
の外部からパイプ47,48の内部空間47a,48a
を点検することができる。
【0027】また、C軸方向のパイプ48の他端には、
上記中心軸12が回転可能に挿入されている。そして、
中心軸12の外周には、パイプ48との間をシールする
シール部材50が嵌合している。また、中心軸12は中
空状のパイプよりなり、第2ケース11に保持された軸
受51により軸承されている。中心軸12の一端は、塗
装ガン15のブラケット14に連結されるフランジ12
aを有し、他端はC軸方向のパイプ48に挿入されてお
り、中心軸12を軸方向(C軸方向)に貫通する内部空
間12bは塗料チューブ16及び空気チューブ17を挿
通するためのチューブ挿通路となる。
【0028】さらに、中心軸12には、傘歯車46に歯
合する傘歯車52が取り付けられている。そのため、中
心軸12は、タイミングベルト32を介してプーリ29
が回動すると、中心軸23が駆動されるため、傘歯車3
4,44を介して中心軸39が駆動され、さらに傘歯車
45,52を介して中心軸12が駆動される。よって、
塗装ガン15は中心軸12を駆動軸としてC軸回りに回
動する。
【0029】上記構成とされた手首機構7では、第2ア
ーム6の側面に沿って装架された塗料チューブ16及び
空気チューブ17が第2アーム6の先端側面に開口する
チューブ挿通孔18に引き込まれ、A軸方向に延在する
中心軸23の内部空間23aに挿通され、第1ケース1
0内に組み込まれた空間部材37の内部空間35a,3
6aでB方向に折曲され、B方向に延在する中心軸39
の内部空間39aに挿通される。
【0030】さらに、塗料チューブ16及び空気チュー
ブ17は、中心軸39の内部空間39aから第2ケース
11内に組み込まれた空間部材49の内部空間47a,
48aでC方向に折曲され、C方向に延在する中心軸1
2の内部空間12bに挿通される。そして、中心軸12
の内部空間12bから引き出された塗料チューブ16及
び空気チューブ17は、塗装ガン15に接続される。
【0031】このように、塗料チューブ16及び空気チ
ューブ17が手首機構7の内部に挿通されて塗装ガン1
5に接続される構成とすることにより、従来のようにチ
ューブを手首機構7の動作を妨げないように大きく撓ま
せる必要がなく、外観的にもすっきりとしたデザインに
できる。また、塗料チューブ16及び空気チューブ17
が手首機構7の内部に収納されることにより、周囲の機
器に引っ掛かることがなく、チューブ損傷事故が防止さ
れている。
【0032】また、手首機構7のケース10,11の外
側には、空間部材37,49の内部空間35a,36
a、47a,48aが開口しているため、塗料チューブ
16及び空気チューブ17を直交方向に曲げて挿通させ
る際に外部から操作しやすく、容易に塗料チューブ16
及び空気チューブ17を互いに直交する方向に延在する
各内部空間23a,39a,12bに容易に挿通させる
ことができるので、チューブ挿通作業を能率良く行うこ
とができる。
【0033】また、塗料チューブ16及び空気チューブ
17は、手首機構7の各中心軸23,39,12内に挿
通されており、且つ各中心軸23,39,12が回動可
能に取り付けられているため、手首機構7が動作しても
塗料チューブ16及び空気チューブ17が捩じれたり、
擦られたりすることがない。そのため、手首機構7が動
作しても内部に挿通された塗料チューブ16及び空気チ
ューブ17が損傷しにくい構成となっており、各チュー
ブの耐久性が高められている。
【0034】また、手首機構7の内部で塗料チューブ1
6又は空気チューブ17が破損して塗料又は空気が漏出
した場合、漏出した塗料又は空気はその破損箇所の近い
場所で開口する空間部材37,49の内部空間35a,
36a、47a,48aから外部に排出される。
【0035】そのため、手首機構7の内部に塗料チュー
ブ16から漏出した塗料により軸受やギヤの抵抗が増大
して動作不能となることが防止され、しかも漏出した塗
料又は空気が排出される内部空間35a,36a、47
a,48aからチューブ破損箇所を特定することができ
る。よって、塗料チューブ16又は空気チューブ17が
破損した場合、破損箇所が容易に分かるので、チューブ
交換作業が簡単に行える。
【0036】図3は本発明の変形例の縦断面図である。
尚、図2と同一部分には、同一符号を付してその説明を
省略する。61は第1ケース10内に収納された第1の
十字パイプで、互いに直交する4方向に延在する第1〜
4パイプ62〜65を十字状に接合させたものであり、
各パイプ62〜65を貫通する内部空間62a〜65a
は夫々接合部分で連通されている。
【0037】十字パイプ61のA1 方向に延在する第1
パイプ62は中心軸23の内部空間23aに挿入され、
1 方向に延在する第2パイプ63は中心軸39の内部
空間39aに挿入され、A2 方向に延在する第3パイプ
64は開口10aに挿入されて第1ケース10の外側に
開口し、B2 方向に延在する第4パイプ65は開口10
bに挿入されて第1ケース10の外側に開口している。
【0038】66は第2ケース11内に収納された第2
の十字パイプで、互いに直交する4方向に延在する第1
〜4パイプ67〜70を十字状に接合させたものであ
り、各パイプ67〜70を貫通する内部空間67a〜7
0aは夫々接合部分で連通されている。
【0039】十字パイプ66のC1 方向に延在する第1
パイプ67は開口11bに挿入され、B1 方向に延在す
る第2パイプ68は開口11aに挿入され、C2 方向に
延在する第3パイプ69は中心軸12の内部空間12a
に挿入され、B2 方向に延在する第4パイプ70は十字
パイプ61の第2パイプ63が挿入されている。
【0040】そして、第1十字パイプ61の第2パイプ
63は、第2十字パイプ66の第4パイプ70に回動自
在に嵌合されているため、第1ケース11をB軸回りに
駆動する際には、第1十字パイプ61の第2パイプ63
と第2十字パイプ66の第4パイプ70とが相対的に回
動して手首機構7の動作を妨げないように構成されてい
る。
【0041】塗料チューブ16又は空気チューブ17は
第2アーム6の側面から十字パイプ61の第1パイプ6
2に挿入された後、B方向に折曲されて第2パイプ63
及び十字パイプ66の第4パイプ70に挿通された後、
C方向に折曲されて十字パイプ66の第3パイプ69に
挿通される。
【0042】さらに、十字パイプ66の第3パイプ69
から引き出された塗料チューブ16又は空気チューブ1
7は塗装ガン15に接続されている。この変形例の場
合、手首機構7の各軸に第1十字パイプ61及び第2十
字パイプ66の各パイプが挿通されているので、手首機
構7の各軸が回転駆動されても各チューブ16,17が
擦られないため、各チューブ16,17の摩耗が減少し
て各チューブ16,17の寿命を延ばすことができる。
【0043】尚、上記実施例では、中空パイプを使用し
て各チューブ16,17を挿通するための内部空間を形
成したが、これに限らず、手首機構7の各軸の中心線に
沿う空間が形成されていれば、各チューブ16,17が
捩じられることなく手首機構7に内蔵することができる
ので、中空パイプ以外の部材を使用して各軸の中心線に
沿う空間が形成するようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、チューブ
が回転軸の中心線に沿って延在する空間に挿通され、空
間に連通する開口がケース外側に設けられているので、
チューブの挿通作業が容易に行えると共に、手首機構の
内部に挿通されたチューブが破損してもケース外側の開
口から破損箇所を確認でき、チューブ交換作業も容易に
行える。さらに、チューブが手首機構の外側に大きく撓
ませる必要がなくなるため、外観的にもすっきりしたデ
ザインになると共に、チューブが周辺機器に引っ掛かっ
て破損することも防止できる。また、チューブから液が
漏出しても空間内に充満するだけなので、軸受やギヤの
抵抗が増大して手首機構が動作不可状態になることを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるロボット手首機構の一実施例が適
用された塗装用ロボットの斜視図である。
【図2】手首機構の内部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図3】手首機構の変形例の内部を拡大して示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 塗装用ロボット 5 第1アーム 6 第2アーム 7 手首機構 10 第1ケース 11 第2ケース 12 中心軸 13 手首駆動用モータユニット 15 塗装ガン 16 塗料チューブ 17 空気チューブ 18 チューブ挿通孔 21 外側軸 22 中間軸 23 中心軸 23a 内部空間 27,28,29 プーリ 30,31,32 タイミングベルト 35 第1のパイプ 36 第2のパイプ 37 第1空間部材 39 中心軸 39a 内部空間 47 第1のパイプ 48 第2のパイプ 49 第2空間部材 61 第1の十字パイプ 62〜65 第1〜4パイプ 66 第2の十字パイプ 67〜70 第1〜4パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する3方向の各回転軸を個別
    に覆うケースを有し、該ケースの端部にチューブが接続
    された治具を支持するよう構成されたロボット手首機構
    において、 前記回転軸の中心線に沿って延在する空間を前記ケース
    内に設け、 前記空間に連通する開口を前記ケース外側に設けてな
    り、 前記空間内に前記チューブを挿通させたことを特徴とす
    るロボット手首機構。
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