JPH10203376A - ステアリングホイールとステアリングホイールの芯金成形金型 - Google Patents
ステアリングホイールとステアリングホイールの芯金成形金型Info
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Abstract
上して操作性が良好になるし、製造コストが低減でき、
型成形のために寸法が安定し、歩留が向上するばかり
か、メーター視認性が向上できるステアリングホイール
を提供する。 【解決手段】 少なくともリム部芯金11と複数のスポ
ーク部芯金9A〜9Dとを一体的にダイカスト成形した
ステアリングホイール1において、前記リム部芯金11
を横断面ほぼC字形状に成形すると共に、前記リム部芯
金11と複数の前記スポーク部芯金9A〜9Dとの相隣
する接合点イ、ロの対のうちの最も離間する1組の接合
点イ、ロの最遠部に、前記リム部芯金11の内空部を埋
める中実形状の連結部13Aを設けた。
Description
ステアリングホイールに係わり、詳しくは、芯金のリム
部とスポーク部とを一体的にダイカスト成形したステア
リングホイールに関するものである。
ステアリングシャフトに嵌着ナット止めなどされるボス
部に複数のスポークで連結したものが用いられており、
曲げ加工と溶接工程を経た後に、表皮成形金型にインサ
ートされて発泡ポリウレタンで鋳包みなどしてステアリ
ングホイールとするが、握り部であるリム部の環形状に
歪みがあると、表皮の厚みがばらつき、触感が悪くなる
などの問題があるため、厳格な寸法管理などを要し、そ
のため製造コストが上昇していた。
カスト材よりなる芯金及びこの芯金を被覆する被覆体よ
りなるリング部を備えたステアリングホイールが開示さ
れている。すなわち、リム部とスポーク部とボス部とを
アルミダイカスト材を用いて一体にダイカスト成形した
芯金を用いたステアリングホイールである。
来の、鋼管を円環状に曲げたリム芯金に比べて、曲げ剛
性が低いという問題を有している。そのために、断面積
を増加させて強度を高めると、芯金の重量が増加し、慣
性力が増え、ステアリングホイールの操作性が悪化する
という問題を生じ、また、被覆成形された表皮の肉質が
確保できず、握り感触を低下させるとの問題を生じるこ
とがある。
は、上側のスポーク間の距離を狭めれば、リム部の強度
を補うことも可能である。しかし、ステアリングホイー
ルを通して見るメーターの視認性を悪化させるという問
題点があった。
たものであって、その第1の目的とするところは、ステ
アリングホイールのグリップの触感が向上して操作性が
良好になるし、製造コストが低減でき、型成形のために
寸法が安定し、歩留が向上するばかりか、メーター視認
性が向上できるステアリングホイールを提供することに
ある。
は、溶融金属に混入するガス(空気)を製品キャビティ
から効果的に除去でき、製品内気泡の形成を防止し、品
質及び歩留を向上することができるステアリングホイー
ルの芯金成形金型を提供することにある。
するために、請求項1の発明に係わるステアリングホイ
ールは、少なくともリム部芯金と複数のスポーク部芯金
とを一体的にダイカスト成形したステアリングホイール
において、前記リム部芯金を横断面ほぼC字形状に成形
すると共に、前記リム部芯金と複数の前記スポーク部芯
金との相隣する接合点の対のうちの最も離間する1組の
接合点の最遠部に、前記リム部芯金の内空部を埋める中
実形状の連結部を設けたことを特徴とする。
対する変化量が少なくなるように、リム部芯金の強度が
向上できるばかりか、前記連結部以外は横断面ほぼC字
形状をなしていて、軽くて大きな慣性力を発生しないの
で、ステアリングホイールのグリップの触感が向上して
操作性が良好になる。また、ダイカスト材の使用量が増
加せずに一体的にリム部芯金をダイカスト成形すること
ができるので、製造コストが低減でき、型成形のために
寸法が安定し、歩留が向上する。
上側のスポーク部芯金相互間の距離を大きく取るができ
るので、ステアリングホイールを通して見るメーターの
視認性が良くなる。
に、請求項2の発明に係わるステアリングホイールは、
請求項1に記載のステアリングホイールにおいて、前記
リム部芯金の、前記接合点と前記連結部との中間部に他
の連結部を設けた。
をより一層効果的に達成できる。
に、請求項3の発明に係わるステアリングホイールの芯
金成形金型は、ダイカスト成形の芯金成形金型におい
て、リム部芯金をダイカスト成形するための成形金型部
に、前記リム部芯金の連結部を成形するための連結部成
形部の近傍に位置させて、溶融金属のオーバーフロー部
を設けたことを特徴とする。
ス(空気)を製品キャビティから効果的に除去でき、製
品内気泡の形成を防止し、品質及び歩留を向上すること
ができる。
に基づいて説明する。図1は本発明に係わるステアリン
グホイールの芯金の反操作側から見た平面図、図2は同
ステアリングホイールの操作側から見た平面図、図3は
図1のA−A線に沿う断面図、図4は図1のB−B線に
沿う断面図である。
は、ステアリングホイール本体2と、このステアリング
ホイール本体2の上部に取り付けられるパッド(図示せ
ず)とを備えている。ステアリングホイール本体2は、
ボス部4と、このボス部4から斜め下方に放射状に延び
る4本のスポーク部5と、これらのスポーク部5の先端
に固定された円環状のリム部6とを備えている。4本の
スポーク部5のうち第1及び第2のスポーク部5A、5
Bの2本はほぼ左右方向に延び、残りの第3及び第4の
スポーク部5C、5Dの2本は運転席側(図1の下側)
に向かって延びている。
示せず)の先端に嵌合されるボス本体7と、ボス本体7
の上端外周に形成されたボス部芯金としてのボスプレー
ト8とからなっている。また、前記スポーク部5A、5
B、5C、5Dは、前記ボススプレート8から斜め下方
に放射状に延びるスポーク部芯金9A、9B、9C、9
Dとから成っている。
断面ほぼC字形状を成していて、リム部芯金11の内空
部としての凹溝15を中にして左右に立壁部15A、1
5Bを有する芯金本体16を備えておりこの芯金本体1
6の、第1及び第2のスポーク部5A、5B(スポーク
部芯金9A、9B)との接合点イ、ロより最遠部に第1
の連結部13Aが、また、この第1の連結部13Aを中
にして所定の間隔をおいて第2、第3の連結部13B、
13Cがそれぞれ形成してある。そして、第1、第2、
第3の連結部13A、13B、13Cは図4に示すよう
に断面ほぼ円形状を成しており、前記リム部芯金11の
内空部を埋める中実形状である。
芯金9A、9B、9C、9D及びリム部芯金11はアル
ミダイカスト材により一体的に形成してあり、これらの
部分は、ダイカストマシンの成形金型により成形され
る。この場合、リム部芯金11をダイカスト成形するた
めには、前記成形金型の一部である、図5及び図6に示
す成形金型部14Aが使用される。この成形金型部14
Aはリング部キャビティ25を形成しており、このリン
グ部キャビティ25は図示しないスポーク部キャビティ
を介してボス部キャビティに連なっている。そして、リ
ング部キャビティ25とスポーク部キャビティとボス部
キャビティとで製品キャビティを構成している。
型(固定金型)18と他方のダイカスト成形金型(可動
金型)19とを備えており、一方のダイカスト成形金型
18には、リム部芯金11の外郭形状のほぼ半分に倣う
型部20と、サブキャビティ21と、型部20とサブキ
ャビティ21とを連絡するオーバーフロー部22とが設
けてある。このオーバーフロー部22は連結部成形部ハ
の近傍に位置している。そして、前記型部20は、図6
に示すように芯金本体16に倣う型部位17Aと、図7
に示すように連結部13A、13B、13Cに倣う型部
位17Bとを有している。
リム部芯金11の外郭形状の残りの半分に倣う型部23
が設けてある。そして、この型部23は図6に示すよう
に芯金本体16に倣う型部位24Aと、図7に示すよう
に連結部13A、13B、13Cに倣う型部位24Bと
を有している。そして、前記型部20と前記型部23と
で前記リング部キャビティ25を構成している。
型18、19を閉型した状態で、ダイカストマシンの溶
湯供給部より、ダイカストマシンの成形金型のゲート、
すなわち、図1にGで示すゲートから溶湯を注入して、
この溶湯をボス部キャビティに流入させ、スポーク部キ
ャビティを介してリング部キャビティ25に流入させ
る。
ら存在する空気に置換するように、このリング部キャビ
ティ25全体を満たすことが望ましい。ところが、比重
の小さいダイカスト材、例えば、アルミニウム合金、マ
グネシウム合金などは、巻き込んだ空気を内包したまま
固化しやすく、ダイカスト製品に内部欠陥を生じやす
い。
ビティ25に流入した溶湯の先端をオーバーフロー部2
2からサブキャビティ21に逃がしてやることにより、
溶湯の先端部が巻き込みやすい空気と共に、溶湯をリン
グ部キャビティ25から取り除くことができる。
型18、19を開型して、成形品を離型した後に、前記
オーバーフロー部22により象られたオーバーフロー部
位を除去して、ステアリングホイール本体2がダイカス
ト成形される。
A、13B、13Cを有するリム部芯金11を有するス
テアリングホイール本体2を用いたステアリングホイー
ル1の曲げ強度を測定した。その結果を図8に示す。ま
た、比較用として、連結部13A、13B、13Cの無
いリム部芯金11を有するステアリングホイール本体2
を用いたステアリングホイールの曲げ強度を測定した。
その結果を図9に示す。
部芯金11を有するステアリングホイール本体2を用い
たステアリングホイール1の場合は、比較例に比べて荷
重に対する変化量が少なくなっていることが解る。すな
わち、荷重が40Kgの場合には、比較例では変化量は
29mmであるのに対して、連結部13(13A、13
B、13C)を有するリム部芯金11を有するステアリ
ングホイール本体2を用いたステアリングホイール1で
は11.05mmである。
11は、荷重に対する変化量が少なくなるように、リム
部芯金11の強度が向上できるばかりか、前記連結部1
3以外は横断面ほぼC字形状をなしていて、軽くて大き
な慣性力を発生しないので、ステアリングホイール1の
グリップの触感が向上して操作性が良好になる。また、
ダイカスト材の使用量が増加せずに一体的にリム部芯金
11をダイカスト成形することができるので、製造コス
トが低減でき、型成形のために寸法が安定し、歩留が向
上する。
上側のスポーク部芯金9A、9B相互間の距離Lを大き
く取るができるので、ステアリングホイール1を通して
見るメーターの視認性が良くなる。
おいて、リム部芯金11をダイカスト成形するための成
形金型部14Aに、前記リム部芯金11の連結部13
A,13B、13Cを成形するための連結部成形部ハの
近傍に位置させて、溶融金属のオーバーフロー部22を
設けたことにより、溶融金属に混入するガス(空気)を
製品キャビティから効果的に除去でき、製品内気泡の形
成を防止し、品質及び歩留を向上することができる。
係わるステアリングホイールによれば、少なくともリム
部芯金と複数のスポーク部芯金とを一体的にダイカスト
成形したステアリングホイールにおいて、前記リム部芯
金を横断面ほぼC字形状に成形すると共に、前記リム部
芯金と複数の前記スポーク部芯金との相隣する接合点の
対のうちの最も離間する1組の接合点の最遠部に、前記
リム部芯金の内空部を埋める中実形状の連結部を設けた
ことにより、リム部芯金は、荷重に対する変化量が少な
くなるように、リム部芯金の強度が向上できるばかり
か、前記連結部以外は横断面ほぼC字形状をなしてい
て、軽くて大きな慣性力を発生しないので、ステアリン
グホイールのグリップの触感が向上して操作性が良好に
なる。また、ダイカスト材の使用量が増加せずに一体的
にリム部芯金をダイカスト成形することができるので、
製造コストを低減でき、型成形のために寸法が安定し、
歩留が向上する。
上側のスポーク部芯金相互間の距離Lを大きく取るがで
きるので、ステアリングホイールを通して見るメーター
の視認性が良くなる。
グホイールによれば、請求項1に記載のステアリングホ
イールにおいて、前記リム部芯金の、前記接合点と前記
連結部との中間部に他の連結部を設けたことにより、請
求項1の発明の効果をより一層効果的に達成できる。
グホイールの芯金成形金型によれば、ダイカスト成形の
芯金成形金型において、リム部芯金をダイカスト成形す
るための成形金型部に、前記リム部芯金の連結部を成形
するための連結部成形部の近傍に位置させて、溶融金属
のオーバーフロー部を設けたことにより、溶融金属に混
入するガス(空気)を製品キャビティから効果的に除去
でき、製品内気泡の形成を防止し、品質及び歩留を向上
することができる。
反操作側から見た平面図である。
図である。
部芯金をダイカスト成形するための成形金型部の断面図
である。
撓み線図である。
ホイールの荷重−撓み線図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともリム部芯金と複数のスポーク
部芯金とを一体的にダイカスト成形したステアリングホ
イールにおいて、 前記リム部芯金を横断面ほぼC字形状に成形すると共
に、前記リム部芯金と複数の前記スポーク部芯金との相
隣する接合点の対のうちの最も離間する1組の接合点の
最遠部に、前記リム部芯金の内空部を埋める中実形状の
連結部を設けたことを特徴とするステアリングホイー
ル。 - 【請求項2】 前記リム部芯金の、前記接合点と前記連
結部との中間部に他の連結部を設けた請求項1に記載の
ステアリングホイール。 - 【請求項3】 ダイカスト成形の成形金型において、 リム部芯金をダイカスト成形するための成形金型部に、
前記リム部芯金の連結部を成形するための連結部成形部
の近傍に位置させて、溶融金属のオーバーフロー部を設
けたことを特徴とするステアリングホイールの芯金成形
金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02090997A JP3787936B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | ステアリングホイールとステアリングホイールの芯金成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP02090997A JP3787936B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | ステアリングホイールとステアリングホイールの芯金成形金型 |
Publications (2)
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| JPH10203376A true JPH10203376A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3787936B2 JP3787936B2 (ja) | 2006-06-21 |
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ID=12040363
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP02090997A Expired - Fee Related JP3787936B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | ステアリングホイールとステアリングホイールの芯金成形金型 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3787936B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0997368A3 (en) * | 1998-10-30 | 2001-01-17 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel |
| US7882764B2 (en) | 2006-07-20 | 2011-02-08 | Nihon Plast Co., Ltd. | Steering wheel |
| JP2012213942A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Nippon Plast Co Ltd | 射出成形品、前記射出成形品の製造装置及び前記射出成形品の製造方法 |
| JP2021187274A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 日本プラスト株式会社 | ハンドルの芯金 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP02090997A patent/JP3787936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP0997368A3 (en) * | 1998-10-30 | 2001-01-17 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel |
| US6386063B1 (en) | 1998-10-30 | 2002-05-14 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel |
| US6892607B2 (en) | 1998-10-30 | 2005-05-17 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel |
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| JP2021187274A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 日本プラスト株式会社 | ハンドルの芯金 |
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|---|---|
| JP3787936B2 (ja) | 2006-06-21 |
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