JPH10203389A - パワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置Info
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- JPH10203389A JPH10203389A JP9025874A JP2587497A JPH10203389A JP H10203389 A JPH10203389 A JP H10203389A JP 9025874 A JP9025874 A JP 9025874A JP 2587497 A JP2587497 A JP 2587497A JP H10203389 A JPH10203389 A JP H10203389A
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- steering
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- oil
- hydraulic cylinder
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 9
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 60
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 7
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims description 2
- 230000026058 directional locomotion Effects 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】装置全体を大型化することなく、操舵補助力発
生用油圧シリンダに圧油を供給するポンプのリリーフ圧
力を小さくし、ポンプ部品や圧油供給用ホース等の耐久
性を向上できるパワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】操舵補助力発生用油圧シリンダ18にポン
プから供給される圧油の油圧を制御弁により操舵抵抗に
応じて制御する。その油圧シリンダ18のシリンダチュ
ーブ19内のピストン20により仕切られる一方の油室
21に供給される圧油の油圧によるピストン20の一方
向移動により、右操舵補助力が付与され、他方の油室2
2に供給される圧油の油圧によるピストン20の他方向
移動により、左操舵補助力が付与される。操舵角度が設
定値以上の状態でのピストン20の受圧面積が、その設
定値未満の状態でのピストン20の受圧面積よりも大き
くなるように、そのピストン20の受圧面積が変化す
る。
生用油圧シリンダに圧油を供給するポンプのリリーフ圧
力を小さくし、ポンプ部品や圧油供給用ホース等の耐久
性を向上できるパワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】操舵補助力発生用油圧シリンダ18にポン
プから供給される圧油の油圧を制御弁により操舵抵抗に
応じて制御する。その油圧シリンダ18のシリンダチュ
ーブ19内のピストン20により仕切られる一方の油室
21に供給される圧油の油圧によるピストン20の一方
向移動により、右操舵補助力が付与され、他方の油室2
2に供給される圧油の油圧によるピストン20の他方向
移動により、左操舵補助力が付与される。操舵角度が設
定値以上の状態でのピストン20の受圧面積が、その設
定値未満の状態でのピストン20の受圧面積よりも大き
くなるように、そのピストン20の受圧面積が変化す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧シリンダによ
り操舵補助力を発生させるパワーステアリング装置に関
する。
り操舵補助力を発生させるパワーステアリング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両の操舵に要する力は、操舵角度が大
きくなるとタイヤに作用する路面からの反力が大きくな
るため、左右操舵限界直前まで操舵した状態において最
大になる。
きくなるとタイヤに作用する路面からの反力が大きくな
るため、左右操舵限界直前まで操舵した状態において最
大になる。
【0003】そのため、ポンプからの圧油によって操舵
補助力を発生させる油圧シリンダを備えるパワーステア
リング装置においては、その操舵に要する力に見合った
操舵補助力を発生させるため、その油圧シリンダにポン
プから供給される圧油の油圧を操舵抵抗に応じて制御す
る制御弁を備えている。これにより、図8に示すよう
に、その油圧シリンダに作用する油圧は、操舵限界直前
において最大とされる。なお、操舵限界角度θまで操舵
した状態においては、その油圧シリンダに作用する油圧
を解除し、衝撃を防止することが行われている。
補助力を発生させる油圧シリンダを備えるパワーステア
リング装置においては、その操舵に要する力に見合った
操舵補助力を発生させるため、その油圧シリンダにポン
プから供給される圧油の油圧を操舵抵抗に応じて制御す
る制御弁を備えている。これにより、図8に示すよう
に、その油圧シリンダに作用する油圧は、操舵限界直前
において最大とされる。なお、操舵限界角度θまで操舵
した状態においては、その油圧シリンダに作用する油圧
を解除し、衝撃を防止することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記パワーステアリン
グ装置におけるポンプのリリーフ圧力は、その油圧シリ
ンダに作用する油圧の最大値よりも大きくする必要があ
る。しかし、ポンプのリリーフ圧力を大きくすると、ポ
ンプ部品や圧油供給用ホース等の耐久性が低下する。
グ装置におけるポンプのリリーフ圧力は、その油圧シリ
ンダに作用する油圧の最大値よりも大きくする必要があ
る。しかし、ポンプのリリーフ圧力を大きくすると、ポ
ンプ部品や圧油供給用ホース等の耐久性が低下する。
【0005】また、その油圧シリンダに圧油を供給する
ポンプを電動モータにより駆動し、省エネルギーのため
に、そのモータの回転速度を操舵補助時に操舵補助速度
にすると共に操舵補助解除時に待機速度にするパワース
テアリング装置においては、その油圧シリンダに作用す
る油圧を大きくするには、モータの出力トルクを大きく
する必要があるため駆動電流値が大きくなり、省エネル
ギー化を充分に図ることができない。
ポンプを電動モータにより駆動し、省エネルギーのため
に、そのモータの回転速度を操舵補助時に操舵補助速度
にすると共に操舵補助解除時に待機速度にするパワース
テアリング装置においては、その油圧シリンダに作用す
る油圧を大きくするには、モータの出力トルクを大きく
する必要があるため駆動電流値が大きくなり、省エネル
ギー化を充分に図ることができない。
【0006】本発明は、上記課題を解決することのでき
るパワーステアリング装置を提供することを目的とす
る。
るパワーステアリング装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポンプからの
圧油によって操舵補助力を発生させる油圧シリンダと、
その油圧シリンダに供給される圧油の油圧を操舵抵抗に
応じて制御する制御弁とを備え、その油圧シリンダは、
シリンダチューブと、このシリンダチューブ内を仕切る
ことで一対の油室を形成するピストンとを有し、一方の
油室に供給される圧油の油圧によるピストンの一方向移
動により右操舵補助力が付与され、他方の油室に供給さ
れる圧油の油圧によるピストンの他方向移動により左操
舵補助力が付与されるパワーステアリング装置に適用さ
れる。
圧油によって操舵補助力を発生させる油圧シリンダと、
その油圧シリンダに供給される圧油の油圧を操舵抵抗に
応じて制御する制御弁とを備え、その油圧シリンダは、
シリンダチューブと、このシリンダチューブ内を仕切る
ことで一対の油室を形成するピストンとを有し、一方の
油室に供給される圧油の油圧によるピストンの一方向移
動により右操舵補助力が付与され、他方の油室に供給さ
れる圧油の油圧によるピストンの他方向移動により左操
舵補助力が付与されるパワーステアリング装置に適用さ
れる。
【0008】本発明のパワーステアリング装置は、左右
操舵角度が設定値以上の状態でのピストンの受圧面積
が、その設定値未満の状態でのピストンの受圧面積より
も大きくなるように、そのピストンの受圧面積が変化す
ることを特徴とする。
操舵角度が設定値以上の状態でのピストンの受圧面積
が、その設定値未満の状態でのピストンの受圧面積より
も大きくなるように、そのピストンの受圧面積が変化す
ることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、ピストンの受圧面積を、
左右操舵角度が設定値以上の状態ではその設定値未満の
状態よりも大きくすることで、油圧シリンダに供給され
る圧油の油圧を大きくすることなく、操舵補助力を増大
して操舵抵抗を低減できる。よって、その油圧シリンダ
に作用させる油圧の最大値を低減し、そのポンプのリリ
ーフ圧力を小さくできる。
左右操舵角度が設定値以上の状態ではその設定値未満の
状態よりも大きくすることで、油圧シリンダに供給され
る圧油の油圧を大きくすることなく、操舵補助力を増大
して操舵抵抗を低減できる。よって、その油圧シリンダ
に作用させる油圧の最大値を低減し、そのポンプのリリ
ーフ圧力を小さくできる。
【0010】そのシリンダチューブは、一方の油室にお
いて内径が一端に向かうに従い漸次大きくなる部分と、
他方の油室において内径が他端に向かうに従い漸次大き
くなる部分とを有し、そのピストンは、ピストン本体
と、このピストン本体の外周に嵌め合わされるピストン
リングとを有し、そのピストンの移動により、そのピス
トンリングの外径がシリンダチューブの内径の変化に応
じて変化するように、そのピストンリングは径方向に弾
性変形可能とされ、そのピストンリングの外径の変化に
よりピストンの受圧面積が変化するのが好ましい。これ
により、そのピストンの受圧面積を簡単な構成で変化さ
せることができる。この場合、そのピストン本体の外周
にピストンの移動方向に並列する複数のピストンリング
が嵌め合わされ、各ピストンリングは一箇所において分
断されることで外径が変化するように弾性変形可能とさ
れ、各ピストンリングの周方向に関する分断端位置は互
いに異なるものとされているのが好ましい。これによ
り、両油室間の圧油の漏れを確実に防止できる。
いて内径が一端に向かうに従い漸次大きくなる部分と、
他方の油室において内径が他端に向かうに従い漸次大き
くなる部分とを有し、そのピストンは、ピストン本体
と、このピストン本体の外周に嵌め合わされるピストン
リングとを有し、そのピストンの移動により、そのピス
トンリングの外径がシリンダチューブの内径の変化に応
じて変化するように、そのピストンリングは径方向に弾
性変形可能とされ、そのピストンリングの外径の変化に
よりピストンの受圧面積が変化するのが好ましい。これ
により、そのピストンの受圧面積を簡単な構成で変化さ
せることができる。この場合、そのピストン本体の外周
にピストンの移動方向に並列する複数のピストンリング
が嵌め合わされ、各ピストンリングは一箇所において分
断されることで外径が変化するように弾性変形可能とさ
れ、各ピストンリングの周方向に関する分断端位置は互
いに異なるものとされているのが好ましい。これによ
り、両油室間の圧油の漏れを確実に防止できる。
【0011】その油圧シリンダは、電動モータにより駆
動されるポンプからの圧油によって操舵補助力を発生さ
せ、そのモータの回転速度を、操舵補助時に操舵補助速
度にすると共に、操舵補助解除時に待機速度にする手段
を備えるのが好ましい。この場合、その油圧シリンダに
作用させる油圧の最大値を低減できるので、そのポンプ
の駆動用モータの出力トルクを小さくできる。
動されるポンプからの圧油によって操舵補助力を発生さ
せ、そのモータの回転速度を、操舵補助時に操舵補助速
度にすると共に、操舵補助解除時に待機速度にする手段
を備えるのが好ましい。この場合、その油圧シリンダに
作用させる油圧の最大値を低減できるので、そのポンプ
の駆動用モータの出力トルクを小さくできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【0013】図1に示すラックピニオン式パワーステア
リング装置1は、ステアリングホイールHに連結される
入力軸2と、この入力軸2にトーションバー3を介し連
結される出力軸4とを備えている。そのトーションバー
3はピン5を介し入力軸2に連結され、また、セレーシ
ョン6を介し出力軸4に連結されている。その出力軸4
にピニオン7が形成され、このピニオン7に噛み合うラ
ック8が操舵用車輪(図示省略)に連結されている。そ
の入力軸2はベアリング9を介しバルブハウジング10
aに支持され、また、ブッシュ11を介し出力軸4に支
持されている。その出力軸4はベアリング12、13を
介しラックハウジング10bに支持されている。これに
より、操舵による入力軸2の回転がトーションバー3を
介しピニオン7に伝達されてラック8が車両幅方向に移
動し、このラック8の移動により車輪が操舵される。な
お、その入出力軸2、4とバルブハウジング10aとの
間にオイルシール14、15が設けられている。また、
そのラック8を支持するサポートヨーク16が設けら
れ、このサポートヨーク16はバネ17の弾性力により
ラック8に押し付けられている。
リング装置1は、ステアリングホイールHに連結される
入力軸2と、この入力軸2にトーションバー3を介し連
結される出力軸4とを備えている。そのトーションバー
3はピン5を介し入力軸2に連結され、また、セレーシ
ョン6を介し出力軸4に連結されている。その出力軸4
にピニオン7が形成され、このピニオン7に噛み合うラ
ック8が操舵用車輪(図示省略)に連結されている。そ
の入力軸2はベアリング9を介しバルブハウジング10
aに支持され、また、ブッシュ11を介し出力軸4に支
持されている。その出力軸4はベアリング12、13を
介しラックハウジング10bに支持されている。これに
より、操舵による入力軸2の回転がトーションバー3を
介しピニオン7に伝達されてラック8が車両幅方向に移
動し、このラック8の移動により車輪が操舵される。な
お、その入出力軸2、4とバルブハウジング10aとの
間にオイルシール14、15が設けられている。また、
そのラック8を支持するサポートヨーク16が設けら
れ、このサポートヨーク16はバネ17の弾性力により
ラック8に押し付けられている。
【0014】ポンプ37からの圧油によって操舵補助力
を発生する油圧シリンダ18が設けられている。その油
圧シリンダ18は、ラックハウジング10bの一部によ
り構成されるシリンダチューブ19と、ラック8に一体
に形成された円環状のピストン20とを有する。そのピ
ストン20は、そのシリンダチューブ19内を仕切るこ
とで一対の油室21、22を形成する。各油室21、2
2に、油圧シリンダ18に供給される圧油の油圧を操舵
抵抗に応じて制御するロータリー式油圧制御弁23が接
続されている。その制御弁23は、筒状の第1バルブ部
材24と、この第1バルブ部材24に相対回転可能に挿
入される第2バルブ部材25とを備えている。その第1
バルブ部材24は出力軸4にピン26を介し同行回転可
能に取り付けられている。その第2バルブ部材25は入
力軸2の外周に一体に形成されている。
を発生する油圧シリンダ18が設けられている。その油
圧シリンダ18は、ラックハウジング10bの一部によ
り構成されるシリンダチューブ19と、ラック8に一体
に形成された円環状のピストン20とを有する。そのピ
ストン20は、そのシリンダチューブ19内を仕切るこ
とで一対の油室21、22を形成する。各油室21、2
2に、油圧シリンダ18に供給される圧油の油圧を操舵
抵抗に応じて制御するロータリー式油圧制御弁23が接
続されている。その制御弁23は、筒状の第1バルブ部
材24と、この第1バルブ部材24に相対回転可能に挿
入される第2バルブ部材25とを備えている。その第1
バルブ部材24は出力軸4にピン26を介し同行回転可
能に取り付けられている。その第2バルブ部材25は入
力軸2の外周に一体に形成されている。
【0015】図2に示すように、第1バルブ部材24の
内周と第2バルブ部材25の外周とに、軸方向に沿う複
数の凹部が周方向等間隔に形成されている。その第1バ
ルブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つ
の右操舵用凹部27と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの左操舵用凹部28とで構成される。その第2バル
ブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つの
圧油供給用凹部29と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの圧油排出用凹部30とで構成される。各右操舵用
凹部27と各左操舵用凹部28とは周方向に交互に配置
され、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹部30と
は周方向に交互に配置される。各右操舵用凹部27は、
第1バルブ部材24に形成された第1流路31およびバ
ルブハウジング10aに形成された第1ポート32を介
し、図1に示すように油圧シリンダ18の一方の油室2
1に通じる。各左操舵用凹部28は、第1バルブ部材2
4に形成された第2流路33およびバルブハウジング1
0aに形成された第2ポート34を介し、油圧シリンダ
18の他方の油室22に通じる。各圧油供給用凹部29
は、第1バルブ部材24に形成された第3流路35およ
びバルブハウジング10aに形成された入口ポート36
を介し、図1に示すようにポンプ37に通じる。そのポ
ンプ37は電動モータ50により駆動され、例えば、そ
のモータ50の回転速度に応じた流量の圧油を吐出する
ベーンポンプやギヤポンプにより構成できる。なお、ポ
ンプ37と入口ポート36との間にはリリーフバルブ8
0が設けられている。各圧油排出用凹部30は、第2バ
ルブ部材25に形成された第1排出路38、入力軸2と
トーションバー3の内外周間の通路47、図1に示す入
力軸2に形成された第2排出路39、及びバルブハウジ
ング10aに形成された排出ポート40を介して、タン
ク41に通じる。これにより、そのポンプ37、タンク
41、及び油圧シリンダ18の各油室21、22は、第
1バルブ部材24と第2バルブ部材25の内外周間の弁
間流路42を通じ連絡する。その弁間流路42における
第1バルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間は、
両バルブ部材24、25の相対回転により開度が変化す
る絞り部A、B、C、Dとされ、その絞り部A、B、
C、Dの開度変化により油圧シリンダ18に作用する油
圧が制御される。
内周と第2バルブ部材25の外周とに、軸方向に沿う複
数の凹部が周方向等間隔に形成されている。その第1バ
ルブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つ
の右操舵用凹部27と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの左操舵用凹部28とで構成される。その第2バル
ブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つの
圧油供給用凹部29と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの圧油排出用凹部30とで構成される。各右操舵用
凹部27と各左操舵用凹部28とは周方向に交互に配置
され、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹部30と
は周方向に交互に配置される。各右操舵用凹部27は、
第1バルブ部材24に形成された第1流路31およびバ
ルブハウジング10aに形成された第1ポート32を介
し、図1に示すように油圧シリンダ18の一方の油室2
1に通じる。各左操舵用凹部28は、第1バルブ部材2
4に形成された第2流路33およびバルブハウジング1
0aに形成された第2ポート34を介し、油圧シリンダ
18の他方の油室22に通じる。各圧油供給用凹部29
は、第1バルブ部材24に形成された第3流路35およ
びバルブハウジング10aに形成された入口ポート36
を介し、図1に示すようにポンプ37に通じる。そのポ
ンプ37は電動モータ50により駆動され、例えば、そ
のモータ50の回転速度に応じた流量の圧油を吐出する
ベーンポンプやギヤポンプにより構成できる。なお、ポ
ンプ37と入口ポート36との間にはリリーフバルブ8
0が設けられている。各圧油排出用凹部30は、第2バ
ルブ部材25に形成された第1排出路38、入力軸2と
トーションバー3の内外周間の通路47、図1に示す入
力軸2に形成された第2排出路39、及びバルブハウジ
ング10aに形成された排出ポート40を介して、タン
ク41に通じる。これにより、そのポンプ37、タンク
41、及び油圧シリンダ18の各油室21、22は、第
1バルブ部材24と第2バルブ部材25の内外周間の弁
間流路42を通じ連絡する。その弁間流路42における
第1バルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間は、
両バルブ部材24、25の相対回転により開度が変化す
る絞り部A、B、C、Dとされ、その絞り部A、B、
C、Dの開度変化により油圧シリンダ18に作用する油
圧が制御される。
【0016】図2は、操舵が行なわれていない直進操舵
状態での両バルブ部材24、25の相対位置を示す。こ
の状態において、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用
凹部30とは全絞り部A、B、C、Dを介し連絡するた
め、ポンプ37から供給された圧油は直接タンク41へ
還流し操舵補助力は発生せず、そのため、上記モータ5
0を操舵補助に必要な操舵補助速度で駆動する必要はな
い。
状態での両バルブ部材24、25の相対位置を示す。こ
の状態において、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用
凹部30とは全絞り部A、B、C、Dを介し連絡するた
め、ポンプ37から供給された圧油は直接タンク41へ
還流し操舵補助力は発生せず、そのため、上記モータ5
0を操舵補助に必要な操舵補助速度で駆動する必要はな
い。
【0017】直進操舵状態から右方へ操舵すると、操舵
抵抗に応じてトーションバー3は捩じれ、両バルブ部材
24、25は弾性的に相対回転する。その結果、各右操
舵用凹部27と各圧油供給用凹部29との間の絞り部A
の開度および各左操舵用凹部28と各圧油排出用凹部3
0との間の絞り部Bの開度が大きくなり、各左操舵用凹
部28と各圧油供給用凹部29との間の絞り部Cの開度
および各右操舵用凹部27と各圧油排出用凹部30との
間の絞り部Dの開度が小さくなる。これにより、ポンプ
37から油圧シリンダ18の一方の油室21へ圧油が供
給され、その圧油の油圧によりピストン20が一方向に
移動し、油圧シリンダ18の他方の油室22からタンク
41へ圧油が還流され、車両の右方への操舵補助力がラ
ック8に付与される。
抵抗に応じてトーションバー3は捩じれ、両バルブ部材
24、25は弾性的に相対回転する。その結果、各右操
舵用凹部27と各圧油供給用凹部29との間の絞り部A
の開度および各左操舵用凹部28と各圧油排出用凹部3
0との間の絞り部Bの開度が大きくなり、各左操舵用凹
部28と各圧油供給用凹部29との間の絞り部Cの開度
および各右操舵用凹部27と各圧油排出用凹部30との
間の絞り部Dの開度が小さくなる。これにより、ポンプ
37から油圧シリンダ18の一方の油室21へ圧油が供
給され、その圧油の油圧によりピストン20が一方向に
移動し、油圧シリンダ18の他方の油室22からタンク
41へ圧油が還流され、車両の右方への操舵補助力がラ
ック8に付与される。
【0018】直進操舵状態から左方へ操舵すると、各絞
り部A、B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に
変化するので、ポンプ37から油圧シリンダ18の他方
の油室22へ圧油が供給され、その圧油の油圧によりピ
ストン20が他方向に移動し、油圧シリンダ18の一方
の油室21からタンク41へ圧油が還流され、車両の左
方への操舵補助力がラック8に付与される。
り部A、B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に
変化するので、ポンプ37から油圧シリンダ18の他方
の油室22へ圧油が供給され、その圧油の油圧によりピ
ストン20が他方向に移動し、油圧シリンダ18の一方
の油室21からタンク41へ圧油が還流され、車両の左
方への操舵補助力がラック8に付与される。
【0019】図1に示すように、上記モータ50はコン
トローラ60に接続される。そのコントローラ60は制
御回路61と駆動回路62とを有する。その制御回路6
1はコンピュータにより主構成され、ステアリングホイ
ールHの直進操舵状態からの操舵角度を検出する舵角セ
ンサ51と、車速センサ53とに接続される。この制御
回路61は記憶した制御プログラムに従って、操舵補助
時にはモータ50の回転速度を操舵補助速度とする指示
信号を駆動回路62に出力し、操舵補助解除時にはモー
タ50の回転速度を待機速度とする指示信号を駆動回路
62に出力する。すなわち、その制御回路61は、予め
設定した基準操舵角度を記憶する。その基準操舵角度
は、例えば、ステアリングホイールHの舵角中点からの
遊び角度とされる。上記舵角センサ51によって検知さ
れるステアリングホイールHの操舵角度が、その基準操
舵角度以上の場合に操舵補助時であると判断する。ま
た、その舵角の変化がない場合や、舵角が遊びの範囲に
戻ってから所定時間経過した場合は、操舵補助解除時で
あると判断する。その駆動回路62は、上記モータ50
とバッテリー電源63とに接続され、電力制御用スイッ
チング素子としてFET等のトランジスタを含む公知の
ものを用いることができる。この駆動回路62は、制御
回路61からのモータ50の回転速度を操舵補助速度と
する指示信号により、モータ50に駆動電流を流す。そ
の操舵補助速度は、上記ポンプ37から送り出される圧
油の流量が操舵補助に必要な流量になるように予め設定
される速度である。そのモータ50の操舵補助速度は、
設定車速に達するまでは車速に比例して減少するものと
される。これにより、低車速では操舵補助力を大きくし
て車両の旋回性能を向上し、高車速では操舵補助力を小
さくして車両の走行安定性を向上できる。その車速は上
記車速センサ53により検知される。また、制御回路6
1からモータ50の回転速度を待機速度とする指示信号
が駆動回路62に出力されると、駆動回路62はモータ
50への電流を遮断し、これにより操舵補助は解除され
る。その待機速度は、上記操舵補助速度よりも小さな予
め設定される速度であって、本実施形態では零とされ
る。
トローラ60に接続される。そのコントローラ60は制
御回路61と駆動回路62とを有する。その制御回路6
1はコンピュータにより主構成され、ステアリングホイ
ールHの直進操舵状態からの操舵角度を検出する舵角セ
ンサ51と、車速センサ53とに接続される。この制御
回路61は記憶した制御プログラムに従って、操舵補助
時にはモータ50の回転速度を操舵補助速度とする指示
信号を駆動回路62に出力し、操舵補助解除時にはモー
タ50の回転速度を待機速度とする指示信号を駆動回路
62に出力する。すなわち、その制御回路61は、予め
設定した基準操舵角度を記憶する。その基準操舵角度
は、例えば、ステアリングホイールHの舵角中点からの
遊び角度とされる。上記舵角センサ51によって検知さ
れるステアリングホイールHの操舵角度が、その基準操
舵角度以上の場合に操舵補助時であると判断する。ま
た、その舵角の変化がない場合や、舵角が遊びの範囲に
戻ってから所定時間経過した場合は、操舵補助解除時で
あると判断する。その駆動回路62は、上記モータ50
とバッテリー電源63とに接続され、電力制御用スイッ
チング素子としてFET等のトランジスタを含む公知の
ものを用いることができる。この駆動回路62は、制御
回路61からのモータ50の回転速度を操舵補助速度と
する指示信号により、モータ50に駆動電流を流す。そ
の操舵補助速度は、上記ポンプ37から送り出される圧
油の流量が操舵補助に必要な流量になるように予め設定
される速度である。そのモータ50の操舵補助速度は、
設定車速に達するまでは車速に比例して減少するものと
される。これにより、低車速では操舵補助力を大きくし
て車両の旋回性能を向上し、高車速では操舵補助力を小
さくして車両の走行安定性を向上できる。その車速は上
記車速センサ53により検知される。また、制御回路6
1からモータ50の回転速度を待機速度とする指示信号
が駆動回路62に出力されると、駆動回路62はモータ
50への電流を遮断し、これにより操舵補助は解除され
る。その待機速度は、上記操舵補助速度よりも小さな予
め設定される速度であって、本実施形態では零とされ
る。
【0020】図3に示すように、上記油圧シリンダ18
のシリンダチューブ19の両端内周とラック8の外周と
の間は、シール部材82、83により閉鎖されている。
そのシリンダチューブ19の内径は、両端間部分19a
では一定とされ、一端近傍部分19bでは一端に向かう
に従い漸次大きくされ、他端近傍部分19cでは他端に
向かうに従い漸次大きくされている。
のシリンダチューブ19の両端内周とラック8の外周と
の間は、シール部材82、83により閉鎖されている。
そのシリンダチューブ19の内径は、両端間部分19a
では一定とされ、一端近傍部分19bでは一端に向かう
に従い漸次大きくされ、他端近傍部分19cでは他端に
向かうに従い漸次大きくされている。
【0021】その油圧シリンダ18のピストン20は、
ラック8の外周に嵌め合わされた状態で、そのラック8
の外周の周溝8′の内面に接する抜け止め部20′を有
し、また、そのラック8との間に止め輪81が嵌め込ま
れることで、そのラック8に一体化されている。このピ
ストン20は、円環状のピストン本体20aと、図4に
示すように、そのピストン本体20aの外周の周溝20
a′に隙間を介して嵌め合わされる単一の円環状ピスト
ンリング20bとを有する。図5の(1)、(2)、
(3)に示すように、そのピストンリング20bは一箇
所において分断され、径方向に弾性変形可能とされてい
る。その弾性変形により、ピストンリング20bを図5
の(2)に示す径の大きな自然状態から、図5の(3)
に示す径の小さな状態にすることができる。このピスト
ンリング20bの外径は、自然状態において上記シリン
ダチューブ19の両端近傍部分19b、19cの内径の
最大値よりも大きくされている。本実施形態では、その
ピストンリング20bの各分断端近傍では、分断端に向
かうに従い肉厚が小さくされ、両分断端は径方向に対し
て傾斜する面20b′を介して互いに面接合するものと
されている。
ラック8の外周に嵌め合わされた状態で、そのラック8
の外周の周溝8′の内面に接する抜け止め部20′を有
し、また、そのラック8との間に止め輪81が嵌め込ま
れることで、そのラック8に一体化されている。このピ
ストン20は、円環状のピストン本体20aと、図4に
示すように、そのピストン本体20aの外周の周溝20
a′に隙間を介して嵌め合わされる単一の円環状ピスト
ンリング20bとを有する。図5の(1)、(2)、
(3)に示すように、そのピストンリング20bは一箇
所において分断され、径方向に弾性変形可能とされてい
る。その弾性変形により、ピストンリング20bを図5
の(2)に示す径の大きな自然状態から、図5の(3)
に示す径の小さな状態にすることができる。このピスト
ンリング20bの外径は、自然状態において上記シリン
ダチューブ19の両端近傍部分19b、19cの内径の
最大値よりも大きくされている。本実施形態では、その
ピストンリング20bの各分断端近傍では、分断端に向
かうに従い肉厚が小さくされ、両分断端は径方向に対し
て傾斜する面20b′を介して互いに面接合するものと
されている。
【0022】そのピストンリング20bは、左右操舵角
度が設定値以上になると、そのシリンダチューブ19の
内径が変化する両端近傍部分19b、19cに至るもの
とされている。これにより、そのピストン20の図3で
実線で示す直進操舵状態から2点鎖線で示す操舵限界近
傍までの移動により、そのピストンリング20bの外径
はシリンダチューブ19の両端近傍部分19b、19c
における内径の変化に応じて外径が変化する。そのピス
トンリング20bの外径の変化により、そのピストン2
0の受圧面積は、操舵角度が設定値以上の状態では、そ
の設定値未満の状態よりも大きくなるように変化する。
なお、本実施形態では、ピストン20が操舵限界まで操
舵された場合、そのピストンリング20bはシリンダチ
ューブ19における制御弁23との配管接続口19″を
通過し、これにより、両油室21、22が互いに連絡さ
れ、その油圧シリンダ18に作用する油圧が解除可能と
されている。
度が設定値以上になると、そのシリンダチューブ19の
内径が変化する両端近傍部分19b、19cに至るもの
とされている。これにより、そのピストン20の図3で
実線で示す直進操舵状態から2点鎖線で示す操舵限界近
傍までの移動により、そのピストンリング20bの外径
はシリンダチューブ19の両端近傍部分19b、19c
における内径の変化に応じて外径が変化する。そのピス
トンリング20bの外径の変化により、そのピストン2
0の受圧面積は、操舵角度が設定値以上の状態では、そ
の設定値未満の状態よりも大きくなるように変化する。
なお、本実施形態では、ピストン20が操舵限界まで操
舵された場合、そのピストンリング20bはシリンダチ
ューブ19における制御弁23との配管接続口19″を
通過し、これにより、両油室21、22が互いに連絡さ
れ、その油圧シリンダ18に作用する油圧が解除可能と
されている。
【0023】上記構成によれば、ピストン20の受圧面
積を、左右操舵角度が設定値以上の状態では設定値未満
の状態よりも大きくすることで、油圧シリンダ18に供
給される圧油の油圧を大きくすることなく、操舵補助力
を増大して操舵抵抗を低減できる。よって、その油圧シ
リンダ18に作用させる油圧の最大値を低減し、ポンプ
37のリリーフ圧力を小さくできる。これにより、その
ポンプ37のリリーフ圧力を小さくし、ポンプ部品や圧
油供給用ホース等の耐久性を向上できる。さらに、その
ポンプ37の駆動用モータ50の出力トルクを小さくで
きるので、そのモータ駆動電流値を小さくして省エネル
ギー化を向上できる。
積を、左右操舵角度が設定値以上の状態では設定値未満
の状態よりも大きくすることで、油圧シリンダ18に供
給される圧油の油圧を大きくすることなく、操舵補助力
を増大して操舵抵抗を低減できる。よって、その油圧シ
リンダ18に作用させる油圧の最大値を低減し、ポンプ
37のリリーフ圧力を小さくできる。これにより、その
ポンプ37のリリーフ圧力を小さくし、ポンプ部品や圧
油供給用ホース等の耐久性を向上できる。さらに、その
ポンプ37の駆動用モータ50の出力トルクを小さくで
きるので、そのモータ駆動電流値を小さくして省エネル
ギー化を向上できる。
【0024】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、ピストンの受圧面積が変化する操舵角度の
設定値は、上記作用効果を奏することができれば特に限
定されず、例えば、その設定角度を零とすることで、図
3において2点鎖線で示すように、シリンダチューブ1
9の内径がピストン20の直進操舵位置から漸次変化す
るようにしてもよい。また、図6の(1)に示すよう
に、ピストン本体20aの外周にピストン20の移動方
向に並列する一対の周溝20a′を形成し、各周溝20
a′それぞれにピストンリング20bを嵌め合わせるよ
うにしたり、図6の(2)に示すように、ピストン本体
20aの外周に上記実施形態よりも幅の広い単一の周溝
20a″を形成し、その周溝20a″にピストン20の
移動方向に並列する一対のピストンリング20bをバッ
クアップワッシャ20dを介して嵌め合わせてもよい。
その図6の(1)、(2)それぞれの変形例において
は、一対のピストンリング20bの一方の分断端位置と
他方の分断端位置とは周方向に関して互いに異なる位置
とされ、両油室21、22間の圧油の漏れ防止を確実な
ものとしている。また、図7の(1)、(2)、(3)
に示すように、ピストンリング20bの各分断端近傍で
段差20b′が形成されることで肉厚が小さくされ、両
分断端近傍部分は径方向に平行な面20b″を介して互
いに面接合するものとされてもよい。また、本発明が適
用されるパワーステアリング装置のポンプは車両のエン
ジンにより駆動されるものであってもよい。さらに、本
発明をラックピニオン式パワーステアリング装置以外に
適用してもよく、例えばボールスクリュー式パワーステ
アリング装置にも適用できる。
い。例えば、ピストンの受圧面積が変化する操舵角度の
設定値は、上記作用効果を奏することができれば特に限
定されず、例えば、その設定角度を零とすることで、図
3において2点鎖線で示すように、シリンダチューブ1
9の内径がピストン20の直進操舵位置から漸次変化す
るようにしてもよい。また、図6の(1)に示すよう
に、ピストン本体20aの外周にピストン20の移動方
向に並列する一対の周溝20a′を形成し、各周溝20
a′それぞれにピストンリング20bを嵌め合わせるよ
うにしたり、図6の(2)に示すように、ピストン本体
20aの外周に上記実施形態よりも幅の広い単一の周溝
20a″を形成し、その周溝20a″にピストン20の
移動方向に並列する一対のピストンリング20bをバッ
クアップワッシャ20dを介して嵌め合わせてもよい。
その図6の(1)、(2)それぞれの変形例において
は、一対のピストンリング20bの一方の分断端位置と
他方の分断端位置とは周方向に関して互いに異なる位置
とされ、両油室21、22間の圧油の漏れ防止を確実な
ものとしている。また、図7の(1)、(2)、(3)
に示すように、ピストンリング20bの各分断端近傍で
段差20b′が形成されることで肉厚が小さくされ、両
分断端近傍部分は径方向に平行な面20b″を介して互
いに面接合するものとされてもよい。また、本発明が適
用されるパワーステアリング装置のポンプは車両のエン
ジンにより駆動されるものであってもよい。さらに、本
発明をラックピニオン式パワーステアリング装置以外に
適用してもよく、例えばボールスクリュー式パワーステ
アリング装置にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、装置全体を大型化する
ことなく、簡単な構成で操舵補助力発生用油圧シリンダ
に圧油を供給するポンプのリリーフ圧力を小さくし、ポ
ンプ部品や圧油供給用ホース等の耐久性を向上でき、ま
た、そのポンプを電動モータにより駆動する場合はモー
タ駆動電流値を小さくして省エネルギー化を向上できる
と共に、モータ及びその駆動回路の電流負荷を小さくで
き、耐久性を向上できるパワーステアリング装置を提供
できる。
ことなく、簡単な構成で操舵補助力発生用油圧シリンダ
に圧油を供給するポンプのリリーフ圧力を小さくし、ポ
ンプ部品や圧油供給用ホース等の耐久性を向上でき、ま
た、そのポンプを電動モータにより駆動する場合はモー
タ駆動電流値を小さくして省エネルギー化を向上できる
と共に、モータ及びその駆動回路の電流負荷を小さくで
き、耐久性を向上できるパワーステアリング装置を提供
できる。
【図1】本発明の実施形態のパワーステアリング装置の
縦断面図
縦断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】本発明の実施形態のパワーステアリング装置に
おける油圧シリンダの断面図
おける油圧シリンダの断面図
【図4】本発明の実施形態のパワーステアリング装置に
おける油圧シリンダの要部の断面図
おける油圧シリンダの要部の断面図
【図5】本発明の実施形態のパワーステアリング装置に
おける油圧シリンダのピストンリングの(1)は正面
図、(2)は自然状態での断面図、(3)は縮小状態で
の断面図
おける油圧シリンダのピストンリングの(1)は正面
図、(2)は自然状態での断面図、(3)は縮小状態で
の断面図
【図6】本発明の実施形態のパワーステアリング装置に
おける油圧シリンダの要部の(1)は変形例の断面図、
(2)は異なる変形例の断面図
おける油圧シリンダの要部の(1)は変形例の断面図、
(2)は異なる変形例の断面図
【図7】本発明の実施形態のパワーステアリング装置に
おける油圧シリンダのピストンリングの変形例の(1)
は正面図、(2)は自然状態での断面図、(3)は縮小
状態での断面図
おける油圧シリンダのピストンリングの変形例の(1)
は正面図、(2)は自然状態での断面図、(3)は縮小
状態での断面図
【図8】従来のパワーステアリング装置の操舵角と操舵
補助力発生用油圧シリンダに作用する油圧との関係を示
す図
補助力発生用油圧シリンダに作用する油圧との関係を示
す図
1 パワーステアリング装置 18 油圧シリンダ 19 シリンダチューブ 20 ピストン 20b ピストンリング 21、22 油室 23 制御弁 37 ポンプ 50 モータ 60 コントローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 ポンプからの圧油によって操舵補助力を
発生させる油圧シリンダと、 その油圧シリンダに供給される圧油の油圧を操舵抵抗に
応じて制御する制御弁とを備え、 その油圧シリンダは、シリンダチューブと、このシリン
ダチューブ内を仕切ることで一対の油室を形成するピス
トンとを有し、 一方の油室に供給される圧油の油圧によるピストンの一
方向移動により右操舵補助力が付与され、他方の油室に
供給される圧油の油圧によるピストンの他方向移動によ
り左操舵補助力が付与されるパワーステアリング装置に
おいて、 左右操舵角度が設定値以上の状態でのピストンの受圧面
積が、その設定値未満の状態でのピストンの受圧面積よ
りも大きくなるように、そのピストンの受圧面積が変化
することを特徴とするパワーステアリング装置。 - 【請求項2】 そのシリンダチューブは、一方の油室に
おいて内径が一端に向かうに従い漸次大きくなる部分
と、他方の油室において内径が他端に向かうに従い漸次
大きくなる部分とを有し、 そのピストンは、ピストン本体と、このピストン本体の
外周に嵌め合わされるピストンリングとを有し、 そのピストンの移動により、そのピストンリングの外径
がシリンダチューブの内径の変化に応じて変化するよう
に、そのピストンリングは径方向に弾性変形可能とさ
れ、 そのピストンリングの外径の変化によりピストンの受圧
面積が変化する請求項1に記載のパワーステアリング装
置。 - 【請求項3】 そのピストン本体の外周にピストンの移
動方向に並列する複数のピストンリングが嵌め合わさ
れ、各ピストンリングは一箇所において分断されること
で外径が変化するように弾性変形可能とされ、各ピスト
ンリングの周方向に関する分断端位置は互いに異なるも
のとされている請求項2に記載のパワーステアリング装
置。 - 【請求項4】 その油圧シリンダは、電動モータにより
駆動されるポンプからの圧油によって操舵補助力を発生
させ、 そのモータの回転速度を、操舵補助時に操舵補助速度に
すると共に、操舵補助解除時に待機速度にする手段を備
える請求項1〜3の何れかに記載のパワーステアリング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9025874A JPH10203389A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9025874A JPH10203389A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | パワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203389A true JPH10203389A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=12177943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9025874A Pending JPH10203389A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10203389A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011017441A (ja) * | 1999-04-22 | 2011-01-27 | Nvb Internatl | チャンバーとピストンの組合せ構造体並びに組合せ構造体を採用したポンプ、モータ、ショックアブソーバ及びトランスジューサ |
| KR101144494B1 (ko) * | 2008-04-11 | 2012-05-11 | 주식회사 만도 | 유압식 동력 보조 조향장치 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP9025874A patent/JPH10203389A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011017441A (ja) * | 1999-04-22 | 2011-01-27 | Nvb Internatl | チャンバーとピストンの組合せ構造体並びに組合せ構造体を採用したポンプ、モータ、ショックアブソーバ及びトランスジューサ |
| KR101144494B1 (ko) * | 2008-04-11 | 2012-05-11 | 주식회사 만도 | 유압식 동력 보조 조향장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040223 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041026 |