JPH10205406A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JPH10205406A
JPH10205406A JP1235297A JP1235297A JPH10205406A JP H10205406 A JPH10205406 A JP H10205406A JP 1235297 A JP1235297 A JP 1235297A JP 1235297 A JP1235297 A JP 1235297A JP H10205406 A JPH10205406 A JP H10205406A
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JP
Japan
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valve
piezoelectric
bimorph
fuel injection
driving
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JP1235297A
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Yukio Sawada
沢田  行雄
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射弁の駆動手段を小型化する。 【解決手段】 ニードルバルブ22の駆動手段としてバ
イモルフ26(又はユニモルフ)を用いる。ニードルバ
ルブ22の両側にバイモルフ26を複数個ずつ並べて配
置し、各バイモルフ26をニードルバルブ22に対して
直角方向(水平方向)に向けて、各バイモルフ26の撓
み変位方向をニードルバルブ22の開閉方向(上下方
向)に合わせている。各バイモルフ26の弾性板35の
基端は、バルブボディ12の上部内周に圧入等により嵌
着されたリング状の支持ベース37に固定され、各バイ
モルフ26の弾性板35の先端がニードルバルブ22に
溶接等により連結されている。また、ニードルバルブ2
2の両側には、バイモルフ26の温度特性による撓み変
位を抑えるために、温度特性による撓み変位の方向が反
対になる温度特性補正用のユニモルフ38が並設されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電素子を駆動手
段とする燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧電素子は、電圧を印加すると一方向に
歪み変位を発生する強誘電体セラミックであり、応答性
が非常に優れているため、燃料噴射弁の駆動手段とし
て、従来より一般的に用いられているソレノイドコイル
に代えて、圧電素子を用いることが考えられている。一
般に、圧電素子自体のひずみ変位量は微小であるため、
弁体の駆動ストロークを確保するために、多数の圧電素
子を積層してひずみ変位量を拡大した積層型圧電アクチ
ュエータを用いるようにしたものがある。しかし、これ
でもなお、変位量が不足するため、特開昭62−157
274号公報に示すように、積層型圧電アクチュエータ
のひずみ変位を拡大レバー機構で拡大して弁体を駆動す
るようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積層型
圧電アクチュエータと拡大レバー機構とを組み合わせた
構成では、構成が複雑化して、部品点数の増加や組立性
の低下を招き、製造コストが高くなる上に、駆動手段が
大型化して、燃料噴射弁が大型化してしまうという問題
がある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、圧電素子による弁体
の駆動ストロークを確保しながら、構成を簡単化でき、
組立性向上、低コスト化、小型化を実現することができ
る燃料噴射弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の燃料噴射弁は、弁体を駆動する
駆動手段を、弾性板の片面又は両面に板状の圧電素子を
接合して成る撓み変位型の圧電駆動体(バイモルフ又は
ユニモルフ)により構成し、該圧電駆動体の撓み変位方
向を前記弁体の開閉方向に合わせて、該圧電駆動体の基
端を前記弁ハウジング側に支持させ、該圧電駆動体の先
端で前記弁体を駆動するようになっている。ここで、駆
動手段として用いる撓み変位型の圧電駆動体は、弾性板
の片面又は両面の板状の圧電素子に電圧を印加すると、
その圧電素子が板面方向に伸び変位/縮み変位し、それ
によって、該圧電駆動体が板面と直角方向に湾曲するよ
うに撓み変位し、この撓み変位量が弁体の駆動ストロー
クとなる。このように、撓み変位型の圧電駆動体は、圧
電素子の伸び変位/縮み変位をその直角方向への撓み変
位に変換することで、変位量を大幅に拡大でき、従来の
ような拡大レバー機構を用いなくても、弁体の駆動スト
ロークを十分に確保できる。従って、拡大レバー機構が
不要となり、その分、構成を簡単化・小型化できて、組
立性向上、低コスト化を実現することができる。
【0006】本発明は、駆動力を高めるために、複数個
の圧電駆動体を設けても良く、この場合には、請求項2
のように、弁体の周囲の複数箇所に該弁体の周囲の駆動
力がバランスするように複数個の圧電駆動体を配置する
ことが好ましい。このようにすれば、弁体に偏荷重が働
かず、弁体やその摺動部の偏摩耗を防ぐことができ、耐
久性を向上することができる。
【0007】ところで、圧電駆動体が片持ち状態で自由
に撓み変位すると、それに伴って、該圧電駆動体の両端
間の直線距離が僅かながら短くなるため、圧電駆動体の
両端を固定すると、その固定端から圧電駆動体の撓み変
位を妨げる方向に拘束力が働いて、撓み変位が少なくな
るおそれがある。
【0008】この対策として、請求項3のように、圧電
駆動体の先端を自由端とし、該自由端を弁体の外周に形
成した段差部に掛合させることで、該圧電駆動体の駆動
力を該弁体に伝達するようにしても良い。このようにす
れば、圧電駆動体の撓み変位に伴う両端間の直線距離の
変化が自由に許容され、圧電駆動体の撓み変位を妨げる
方向に拘束力が働かず、圧電駆動体の撓み変位を効率良
く増大させることができる。
【0009】また、請求項4のように、圧電駆動体を弁
体の軸方向に複数個並べて配列し、これら複数個の圧電
駆動体の先端に、これらを連結する連結部材を取り付
け、この連結部材の軸方向端面を弁体の外周に形成した
段差部に掛合させることで、該圧電駆動体の駆動力を該
弁体に伝達するようにしても良い。このように、弁体の
軸方向に配列した複数個の圧電駆動体は、片持ち状態で
同時に撓み変位させると、それらの先端の位置は一直線
上に並ぶため、それらの先端を連結部材で連結しても、
該連結部材が弁体に固定されていなければ、複数個の圧
電駆動体には、連結部材から拘束力が働かず、圧電駆動
体の撓み変位を効率良く増大させることができる。しか
も、製造組立時に複数個の圧電駆動体を連結部材で連結
することで、これらを1つのユニット部品として扱うこ
とができ、組立性を向上することができる。
【0010】また、燃料噴射弁はエンジンの放熱を受け
てかなり温度上昇するため、圧電駆動体に電圧を印加し
なくても、圧電駆動体が温度特性により僅かながら撓み
変位するおそれがある。
【0011】この対策として、請求項5のように、圧電
駆動体の温度特性による撓み変位を抑えるために、温度
特性による撓み変位の方向が反対になる温度特性補正用
の圧電駆動体を併設しても良い。このようにすれば、圧
電駆動体の温度特性による撓み変位を自動的に抑えるこ
とができ、燃料噴射弁の温度特性を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
[実施形態(1)]以下、本発明の実施形態(1)を図
1乃至図3に基づいて説明する。まず、図3に基づいて
燃料噴射弁全体の構成を説明する。燃料噴射弁の弁ハウ
ジング10は、燃料通路を構成する金属製の燃料パイプ
11と金属製のバルブボディ12とを溶接により一体化
して構成している。燃料パイプ11の上端部には、燃料
配管(図示せず)に連結される燃料コネクタ部13が形
成され、この燃料コネクタ部13の外周部には、燃料配
管との連結部をシールする樹脂製のOリング14が嵌合
され、該燃料コネクタ部13の内部には、燃料配管から
送られてくる燃料を濾過するフィルタ15が装着されて
いる。このフィルタ15を通過した燃料は、燃料パイプ
11内を通過してバルブボディ12内に流れ込む。
【0013】燃料パイプ11の外周部は、樹脂成形体3
1でモールドされ、この樹脂成形体31には電気コネク
タ32が一体成形され、この電気コネクタ32には、後
述するバイモルフ26に電圧を印加するためのコネクタ
ピン33がインサート成形により埋設されている。
【0014】一方、バルブボディ12の下端部には、テ
ーパ穴状の弁座部16が形成され、その外側には、金属
製の噴射プレート17がレーザシーム溶接等により気密
に固着され、該噴射プレート17に形成された燃料噴射
孔18(図1参照)が弁座部16の開口内に位置してい
る。バルブボディ12の外周部には、吸気マニホールド
(図示せず)との連結部をシールする樹脂製のOリング
19が嵌合され、その下方には、Oリング19を抜け止
めする樹脂製のキャップ20が噴射プレート17をカバ
ーするように圧入固定され、該キャップ20には、燃料
噴射孔18の周辺部分を露出させるテーパ穴21が形成
されている。
【0015】バルブボディ12の内部には、弁体として
金属製のニードルバルブ22が収納されている。このニ
ードルバルブ22は、軽量化のために中空状に形成さ
れ、その下部に形成された大径部23が、バルブボディ
13内に形成された摺動穴部24内に上下方向に摺動自
在に嵌合支持されている。ニードルバルブ22の大径部
23の外周部には、摺動穴部24内に燃料通路用の隙間
を形成するためのカット面部25が形成されている。
【0016】ニードルバルブ22の上部は、後述する撓
み変位型の圧電駆動体であるバイモルフ26で支持され
ている。燃料パイプ11の内部には、すり割り27付の
アジャスタパイプ28が圧入固定され、このアジャスタ
パイプ28の下方にスプリング29が装着され、このス
プリング29の弾発力によってニードルバルブ22が閉
弁方向(下方)に付勢されている。非駆動時(噴射停止
時)には、スプリング29の弾発力によってニードルバ
ルブ22の下端がバルブボディ12の弁座部16に圧接
して燃料噴射孔18が閉鎖された状態に保持される。
尚、アジャスタパイプ28の圧入位置を調整すること
で、スプリング29によるニードルバルブ22の閉弁方
向の付勢力を調整できるようになっている。燃料パイプ
11内に送られてくる燃料は、アジャスタパイプ28の
内径部とスプリング29の内径部を通過してバルブボデ
ィ12内に流れ込む。
【0017】次に、ニードルバルブ22の駆動手段とし
て用いるバイモルフ26の構造と組付方法について図1
及び図2に基づいて説明する。バイモルフ26は、薄い
板ばね等の弾性板35の両面に板状の圧電素子36を接
合して構成したものである。ニードルバルブ22の両側
にバイモルフ26を複数個(同じ個数)ずつ軸方向に並
べて配置し、各バイモルフ26をニードルバルブ22に
対して直角方向(水平方向)に向けて、各バイモルフ2
6の撓み変位方向をニードルバルブ22の開閉方向(上
下方向)に合わせている。各バイモルフ26の弾性板3
5の基端は、バルブボディ12の上部内周に圧入等によ
り嵌着されたリング状の支持ベース37に固定され、各
バイモルフ26の弾性板35の先端がニードルバルブ2
2に溶接等により連結されている。燃料パイプ11から
バルブボディ12内に送られてくる燃料は、バイモルフ
26と支持ベース37との間の隙間を通過して下方に流
れる。
【0018】各バイモルフ26の両面の圧電素子36
は、それぞれ表面に電極面が形成され、各圧電素子36
は、その表面の電極面と弾性板35(共通電極)との間
に電圧を印加すると、上面側の圧電素子36が板面方向
に縮み変位し、下面側の圧電素子36が板面方向に延び
変位し、それによって、該バイモルフ26の先端側が上
方(ニードルバルブ22の開弁方向)に反り上がるよう
に撓み変位し、ニードルバルブ22をスプリング29に
抗して開弁方向に駆動する。
【0019】また、ニードルバルブ22の両側には、バ
イモルフ26の温度特性による撓み変位を抑えるため
に、温度特性による撓み変位の方向が反対になる温度特
性補正用の圧電駆動体、例えばユニモルフ38が並設さ
れている。ユニモルフ38は、薄い板ばね等の弾性板3
9の片面に板状の圧電素子40を接合して構成したもの
であり、このユニモルフ38の組付方法は、バイモルフ
26と同じである。ユニモルフ38の温度特性による撓
み変位力は、これと反対方向に発生するバイモルフ26
の温度特性による撓み変位力の合計値とほぼ同一になる
ように設定されている。これにより、バイモルフ26の
温度特性による撓み変位を自動的に抑えることができ、
燃料噴射弁の温度特性を向上できる。
【0020】尚、このユニモルフ38は、バイモルフ2
6の温度特性を補正するために用いられるため、バイモ
ルフ26の電圧印加時でも、ユニモルフ38には電圧が
印加されない。但し、バイモルフ26の電圧印加時に、
ユニモルフ38にも電圧を印加して、該ユニモルフ38
をバイモルフ26と同方向に撓み変位させるようにして
も良く、この場合には、温度特性補正用のユニモルフ3
8をニードルバルブ22の駆動手段としても利用でき
る。
【0021】以上説明した実施形態(1)によれば、燃
料噴射停止中は、バイモルフ26に電圧を印加せず、ス
プリング29の弾発力によってニードルバルブ22の下
端がバルブボディ12の弁座部16に圧接して燃料噴射
孔18が閉鎖された状態に保持される。そして、燃料噴
射時には、各バイモルフ26に電圧が印加され、上面側
の圧電素子36が板面方向に縮み変位し、下面側の圧電
素子36が板面方向に延び変位し、それによって、各バ
イモルフ26の先端側が上方(ニードルバルブ22の開
弁方向)に反り上がるように撓み変位し、その撓み変位
によってニードルバルブ22がスプリング29に抗して
引き上げられ、燃料噴射孔18が開放される。
【0022】このように、撓み変位型の圧電駆動体であ
るバイモルフ26は、圧電素子36の伸び変位/縮み変
位をその直角方向への撓み変位に変換することで、変位
量を大幅に拡大でき、従来のような拡大レバー機構を用
いなくても、ニードルバルブ22の駆動ストロークを十
分に確保できる。従って、拡大レバー機構が不要とな
り、その分、構成を簡単化できると共に、駆動手段を小
型化できて、組立性向上、低コスト化を実現することが
できる。
【0023】また、バイモルフ26は、ニードルバルブ
22の両側に同数個設けられているため、ニードルバル
ブ22の両側の駆動力が同一になる。このため、ニード
ルバルブ22に偏荷重が働かず、ニードルバルブ22の
摺動部(大径部23、摺動穴部24、弁座部16)の偏
摩耗を防ぐことができて、耐久性を向上することができ
る。
【0024】尚、上記実施形態(1)では、ニードルバ
ルブ22の両側のみにバイモルフ26を配置したが、ニ
ードルバルブ22の周囲の3箇所以上にバイモルフ26
を配置しても良く、この場合でも、ニードルバルブ22
の周囲の駆動力がバランスするようにバイモルフ26を
配置すれば、ニードルバルブ22に偏荷重が働かず、ニ
ードルバルブ22の摺動部の偏摩耗を防ぐことができ
て、耐久性を向上することができる。
【0025】[実施形態(2)]ところで、バイモルフ
26が片持ち状態で自由に撓み変位すると、それに伴っ
て、該バイモルフ26の両端間の直線距離が僅かながら
短くなるため、バイモルフ26の両端を固定すると、そ
の固定端からバイモルフ26の撓み変位を妨げる方向に
拘束力が働いて、撓み変位が少なくなるおそれがある。
【0026】この対策として、図4に示す本発明の実施
形態(2)では、各バイモルフ26の基端を支持ベース
37に片持ち支持させ、各バイモルフ26の弾性板35
の先端を自由端とし、該弾性板35の先端をニードルバ
ルブ22の外周に形成した溝部41(段差部)に緩く嵌
め込んでいる。従って、弾性板35の先端の位置は、バ
イモルフ26の撓み変位に伴って溝部41内を自由にず
れ動くことが可能である。バイモルフ26の撓み変位時
には、弾性板35の先端が溝部41の上面に掛合するこ
とで、バイモルフ26の開弁方向(上方)への駆動力が
ニードルバルブ22に伝達される。尚、温度特性補正用
のユニモルフ38の組付方法も、バイモルフ26と同じ
であり、ユニモルフ38の基端が支持ベース37に片持
ち支持され、ユニモルフ38の弾性板39の先端がニー
ドルバルブ22の外周に形成した溝部42に緩く嵌め込
まれている。
【0027】この構成では、バイモルフ26の撓み変位
に伴う両端間の直線距離の変化が自由に許容され、バイ
モルフ26の撓み変位を妨げる方向に拘束力が働かず、
バイモルフ26の撓み変位を効率良く増大させることが
でき、ニードルバルブ22の駆動ストロークを増大させ
ることができる。しかも、バイモルフ26の温度変化に
よる熱膨張/収縮も自由に許容され、温度特性補正用の
ユニモルフ38の存在と相俟って、温度による影響を効
果的に低減することができる。
【0028】尚、ニードルバルブ22の外周に、バイモ
ルフ26の弾性板35の先端を掛合させる手段として、
溝部41に代えて、凸リブを形成し、この凸リブの下面
に弾性板35の先端を掛合させるようにしても良い。
【0029】[実施形態(3)]図5及び図6に示す本
発明の実施形態(3)では、ニードルバルブ22の両側
に、複数個のバイモルフ26を軸方向(上下方向)に並
べて配列し、各バイモルフ26の基端を支持ベース37
に片持ち支持させると共に、軸方向に配列した複数個の
バイモルフ26の弾性板35の先端に、これらを連結す
る金属製の連結部材43を溶接等により取り付け、この
連結部材43の軸方向端面を、ニードルバルブ22の上
端外周に形成したスプリング受け部44(段差部)の下
面に掛合させることで、バイモルフ26の開弁方向(上
方)への駆動力をニードルバルブ22に伝達する。連結
部材43とニードルバルブ22との間に僅かな隙間があ
けられている。この実施形態(3)でも、温度特性補正
用のユニモルフ38をバイモルフ26と同様の組付方法
で併設している。
【0030】この実施形態(3)のように、ニードルバ
ルブ22の軸方向に配列した複数個のバイモルフ26
は、片持ち状態で同時に撓み変位させると、それらの先
端の位置は一直線上に並ぶため、それらの先端を連結部
材43で連結しても、該連結部材43がニードルバルブ
22に固定されていなければ、複数個のバイモルフ26
には、連結部材43から拘束力が働かず、バイモルフ2
6の撓み変位を効率良く増大させることができ、前記実
施形態(2)と同じく、ニードルバルブ22の駆動スト
ロークを増大させることができる。しかも、連結部材4
3とニードルバルブ22との間に僅かな隙間をあけるこ
とで、バイモルフ26の温度変化による熱膨張/収縮も
自由に許容され、温度特性補正用のユニモルフ38の存
在と相俟って、温度による影響を効果的に低減すること
ができる。また、製造組立時に複数個のバイモルフ26
を連結部材43で連結することで、これらを1つのユニ
ット部品として扱うことができ、組立性を向上すること
ができる。
【0031】[その他の実施形態]上記各実施形態で
は、ニードルバルブ22を駆動する撓み変位型の圧電駆
動体として、バイモルフ26を用いたが、ユニモルフを
用いても良い。また、温度特性補正用のユニモルフ38
として、バイモルフを用いても良い。尚、温度特性補正
用の圧電駆動体は、必ずしも設けなくても良く、この場
合でも、本発明の所期の目的は十分に達成できる。
【0032】その他、本発明は、ニードルバルブ22を
駆動する撓み変位型の圧電駆動体の個数を適宜変更して
も良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示す燃料噴射弁の主
要部の拡大縦断面図
【図2】図1のA−A線に沿って示す横断面図
【図3】燃料噴射弁全体の縦断面図
【図4】本発明の実施形態(2)におけるニードルバル
ブ駆動用のバイモルフの組付構造を示す拡大縦断面図
【図5】本発明の実施形態(3)を示す燃料噴射弁の主
要部の拡大縦断面図
【図6】図5のB−B線に沿って示す横断面図
【符号の説明】
10…弁ハウジング、11…燃料パイプ、12…バルブ
ボディ、15…フィルタ、16…弁座部、17…噴射プ
レート、18…燃料噴射孔、22…ニードルバルブ(弁
体)、23…大径部、24…摺動穴部、25…カット面
部、26…バイモルフ(撓み変位型の圧電駆動体)、2
8…アジャスタパイプ、29…スプリング、32…電気
コネクタ、35…弾性板、36…圧電素子、37…支持
ベース、38…温度特性補正用のユニモルフ(温度特性
補正用の圧電駆動体)、39…弾性板、40…圧電素
子、41,42…溝部(段差部)、43…連結部材、4
4…スプリング受け部(段差部)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料通路を構成する弁ハウジング内に、
    燃料噴射孔を開閉する弁体と、この弁体を駆動する駆動
    手段とを設けた燃料噴射弁において、 前記駆動手段は、弾性板の片面又は両面に板状の圧電素
    子を接合して成る撓み変位型の圧電駆動体により構成
    し、該圧電駆動体の撓み変位方向を前記弁体の開閉方向
    に合わせて、該圧電駆動体の基端を前記弁ハウジング側
    に支持させ、該圧電駆動体の先端で前記弁体を駆動する
    ことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記圧電駆動体は、前記弁体の周囲の複
    数箇所に該弁体の周囲の駆動力がバランスするように配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴
    射弁。
  3. 【請求項3】 前記圧電駆動体の先端を自由端とし、該
    自由端を前記弁体の外周に形成した段差部に掛合させる
    ことで、該圧電駆動体の駆動力を該弁体に伝達すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 前記圧電駆動体を前記弁体の軸方向に複
    数個並べて配列し、これら複数個の圧電駆動体の先端
    に、これらを連結する連結部材を取り付け、この連結部
    材の軸方向端面を前記弁体の外周に形成した段差部に掛
    合させることで、該圧電駆動体の駆動力を該弁体に伝達
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射
    弁。
  5. 【請求項5】 前記圧電駆動体の温度特性による撓み変
    位を抑えるために、温度特性による撓み変位の方向が反
    対になる温度特性補正用の圧電駆動体を併設したことを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の燃料噴射
    弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100806058B1 (ko) * 1999-09-30 2008-02-21 로베르트 보쉬 게엠베하 유체 제어 밸브
US7635093B2 (en) 2003-03-12 2009-12-22 Robert Bosch Gmbh Fuel injection valve
WO2020065337A1 (en) * 2018-09-27 2020-04-02 Imperial College Of Science, Technology And Medicine High-pressure valve

Cited By (3)

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