JPH10205505A - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
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- JPH10205505A JPH10205505A JP9011645A JP1164597A JPH10205505A JP H10205505 A JPH10205505 A JP H10205505A JP 9011645 A JP9011645 A JP 9011645A JP 1164597 A JP1164597 A JP 1164597A JP H10205505 A JPH10205505 A JP H10205505A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧具の消耗により加圧操作時のストローク
量が漸次増加しても、ピストン推力が大きくなるように
変換されるときのピストンロッドの先端或いは加圧具の
先端とワークとの間の間隔が自動的に調整されるように
すること。 【解決手段】 第1のシリンダ室R1a,R1bに圧力
流体が流入することによってピストンロッド20が小推
力にて前進され、また第1のシリンダ室R1a,R1b
と第2のシリンダ室R2に圧力流体が流入することによ
ってピストンロッド20が大推力にて前進されるように
構成した流体圧シリンダにおいて、ピストンロッド20
のロッド側にシリンダ室R3,R4を形成するリセット
ピストン30と推力変換位置記憶体40を設け、また推
力変換位置記憶体40に係脱してシリンダ室R1aとR
2を連通・遮断するとともにピストンロッド20の後退
時に逃がし手段として機能する切換弁60をピストンロ
ッド20に組付けた。
量が漸次増加しても、ピストン推力が大きくなるように
変換されるときのピストンロッドの先端或いは加圧具の
先端とワークとの間の間隔が自動的に調整されるように
すること。 【解決手段】 第1のシリンダ室R1a,R1bに圧力
流体が流入することによってピストンロッド20が小推
力にて前進され、また第1のシリンダ室R1a,R1b
と第2のシリンダ室R2に圧力流体が流入することによ
ってピストンロッド20が大推力にて前進されるように
構成した流体圧シリンダにおいて、ピストンロッド20
のロッド側にシリンダ室R3,R4を形成するリセット
ピストン30と推力変換位置記憶体40を設け、また推
力変換位置記憶体40に係脱してシリンダ室R1aとR
2を連通・遮断するとともにピストンロッド20の後退
時に逃がし手段として機能する切換弁60をピストンロ
ッド20に組付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンロッドの
前進時にストロークの終端にて所定の条件にて大きな推
力を発生し、ここに至るまでは推力を小さく保つことが
できる流体圧シリンダに関する。
前進時にストロークの終端にて所定の条件にて大きな推
力を発生し、ここに至るまでは推力を小さく保つことが
できる流体圧シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】流体圧シリンダの一つとして、ピストン
ロッドのヘッド側に、第1の給排通路に連通する第1の
シリンダ室が形成されるとともに、流入許容チェック弁
を介して低圧側に接続されるとともに流出許容チェック
弁を介して前記第1の給排通路に接続されまた前記第1
のシリンダ室に連通・遮断される第2のシリンダ室が形
成され、前記第1のシリンダ室に前記第1の給排通路を
通して圧力流体が流入することによって前記ピストンロ
ッドが小推力にて前進され、また前記両シリンダ室に圧
力流体が流入することによって前記ピストンロッドが大
推力にて前進されるように構成したものがあり、かかる
流体圧シリンダは実公昭60−4688号公報に示され
ている。
ロッドのヘッド側に、第1の給排通路に連通する第1の
シリンダ室が形成されるとともに、流入許容チェック弁
を介して低圧側に接続されるとともに流出許容チェック
弁を介して前記第1の給排通路に接続されまた前記第1
のシリンダ室に連通・遮断される第2のシリンダ室が形
成され、前記第1のシリンダ室に前記第1の給排通路を
通して圧力流体が流入することによって前記ピストンロ
ッドが小推力にて前進され、また前記両シリンダ室に圧
力流体が流入することによって前記ピストンロッドが大
推力にて前進されるように構成したものがあり、かかる
流体圧シリンダは実公昭60−4688号公報に示され
ている。
【0003】上述した公報の流体圧シリンダにおいて
は、ピストンロッドが所定量ストロークしたときに両シ
リンダ室が連通する構成となっていて、ピストンロッド
のストローク量が所定量に達するまではピストンロッド
が小推力にて前進され、またストローク量が所定量に達
したときに小推力から大推力に切り換えられ、その後は
大推力にてピストンロッドが前進される。
は、ピストンロッドが所定量ストロークしたときに両シ
リンダ室が連通する構成となっていて、ピストンロッド
のストローク量が所定量に達するまではピストンロッド
が小推力にて前進され、またストローク量が所定量に達
したときに小推力から大推力に切り換えられ、その後は
大推力にてピストンロッドが前進される。
【0004】したがって、当該流体圧シリンダを用いて
例えばピストンロッドのシリンダ本体外に突出した先端
でワークに加圧操作を行うような場合、ピストンロッド
の先端とワークとの間が作業者の手、指等の入り込めな
い間隔となったときに上述した小推力から大推力への切
り換えが行われるようにピストンロッドの先端位置を定
めると、推力の大きいときにピストンロッドの先端とワ
ークとの間に作業者の手、指等が挟み込まれることはな
く、しかも仮に小推力から大推力への切り換えに至る前
にピストンロッドの先端とワークとの間に作業者の手、
指等が挟み込まれても、推力は小さいので大事に至ら
ず、ピストンロッドを推力に抗して押し戻して挟み込み
を簡単に解除することが可能で作業者のための安全性を
確保することができる。
例えばピストンロッドのシリンダ本体外に突出した先端
でワークに加圧操作を行うような場合、ピストンロッド
の先端とワークとの間が作業者の手、指等の入り込めな
い間隔となったときに上述した小推力から大推力への切
り換えが行われるようにピストンロッドの先端位置を定
めると、推力の大きいときにピストンロッドの先端とワ
ークとの間に作業者の手、指等が挟み込まれることはな
く、しかも仮に小推力から大推力への切り換えに至る前
にピストンロッドの先端とワークとの間に作業者の手、
指等が挟み込まれても、推力は小さいので大事に至ら
ず、ピストンロッドを推力に抗して押し戻して挟み込み
を簡単に解除することが可能で作業者のための安全性を
確保することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した公
報の流体圧シリンダにおいて、例えばピストンロッドの
シリンダ本体外に突出した先端に消耗性の加圧具を取付
けてワークに加圧操作を行うような場合には、加圧操作
の繰り返しに伴い加圧具が消耗して、大推力にて加圧操
作が行われるまでのストローク量が漸次大きくなるた
め、上述した安全性を確保するためには、予めピストン
ロッドの先端位置を変更するためのロッド位置変更機構
を設けておいて、適宜な時間間隔にて加圧具の消耗に応
じてロッド先端位置を変更操作する必要があり、扱いが
煩雑になる問題がある。
報の流体圧シリンダにおいて、例えばピストンロッドの
シリンダ本体外に突出した先端に消耗性の加圧具を取付
けてワークに加圧操作を行うような場合には、加圧操作
の繰り返しに伴い加圧具が消耗して、大推力にて加圧操
作が行われるまでのストローク量が漸次大きくなるた
め、上述した安全性を確保するためには、予めピストン
ロッドの先端位置を変更するためのロッド位置変更機構
を設けておいて、適宜な時間間隔にて加圧具の消耗に応
じてロッド先端位置を変更操作する必要があり、扱いが
煩雑になる問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
に対処すべくなされたものであり、請求項1に係る発明
は、シリンダ本体内に複数のシリンダ室を設け、各シリ
ンダ室に流入する流体を制御することによって推力を変
更する流体圧シリンダにおいて、前記複数のシリンダ室
への流体の流入を制御する切換弁と、ピストンロッドの
ストロークが変化した場合に、その変化量に対応する量
だけ移動して常にはその移動後の位置を保持する推力変
換位置記憶体と、この推力変換位置記憶体を初期位置に
戻すリセットピストンとを設け、また前記切換弁を、前
記ピストンロッドのピストンが前記推力変換位置記憶体
に対して所定ストロークで所定のシリンダ室に連通さ
せ、前記所定ストローク以外では前記所定のシリンダ室
との連通を遮断するように構成し、前記ピストンロッド
内に設けたことに特徴がある。
に対処すべくなされたものであり、請求項1に係る発明
は、シリンダ本体内に複数のシリンダ室を設け、各シリ
ンダ室に流入する流体を制御することによって推力を変
更する流体圧シリンダにおいて、前記複数のシリンダ室
への流体の流入を制御する切換弁と、ピストンロッドの
ストロークが変化した場合に、その変化量に対応する量
だけ移動して常にはその移動後の位置を保持する推力変
換位置記憶体と、この推力変換位置記憶体を初期位置に
戻すリセットピストンとを設け、また前記切換弁を、前
記ピストンロッドのピストンが前記推力変換位置記憶体
に対して所定ストロークで所定のシリンダ室に連通さ
せ、前記所定ストローク以外では前記所定のシリンダ室
との連通を遮断するように構成し、前記ピストンロッド
内に設けたことに特徴がある。
【0007】また、請求項2に係る発明は、ピストンロ
ッドのヘッド側に、第1の給排通路に連通する第1のシ
リンダ室が形成されるとともに、流入許容チェック弁を
介して低圧側に接続されるとともに前記第1のシリンダ
室に連通・遮断される第2のシリンダ室が形成され、前
記第1のシリンダ室に前記第1の給排通路を通して圧力
流体が流入することによって前記ピストンロッドが小推
力にて前進され、また前記両シリンダ室に圧力流体が流
入することによって前記ピストンロッドが大推力にて前
進されるように構成した流体圧シリンダにおいて、前記
ピストンロッドのロッド側に第2の給排通路に連通する
第3のシリンダ室と第3の給排通路に連通する第4のシ
リンダ室を形成するリセットピストンを設けるととも
に、前記ピストンロッドのピストンと前記リセットピス
トン間に形成される前記第3のシリンダ室に前記ピスト
ンロッドのピストンまたは前記リセットピストンが当接
して押動するときのみ軸方向に移動し常には位置保持さ
れる推力変換位置記憶体を設け、また前記ピストンロッ
ドのピストンが前記推力変換位置記憶体に当接する直前
から当接する間の所定ストロークにて前記推力変換位置
記憶体に係合して前記第1と第2のシリンダ室を連通さ
せ前記所定ストローク以外では前記推力変換位置記憶体
に非係合で前記第1と第2のシリンダ室との連通を遮断
する切換弁を前記ピストンロッドに組付けるとともに、
前記ピストンロッドの後退時において前記切換弁が前記
推力変換位置記憶体に非係合となった後に前記第2のシ
リンダ室から流体を前記第1の給排通路に逃がす逃がし
手段を設けたことに特徴がある。
ッドのヘッド側に、第1の給排通路に連通する第1のシ
リンダ室が形成されるとともに、流入許容チェック弁を
介して低圧側に接続されるとともに前記第1のシリンダ
室に連通・遮断される第2のシリンダ室が形成され、前
記第1のシリンダ室に前記第1の給排通路を通して圧力
流体が流入することによって前記ピストンロッドが小推
力にて前進され、また前記両シリンダ室に圧力流体が流
入することによって前記ピストンロッドが大推力にて前
進されるように構成した流体圧シリンダにおいて、前記
ピストンロッドのロッド側に第2の給排通路に連通する
第3のシリンダ室と第3の給排通路に連通する第4のシ
リンダ室を形成するリセットピストンを設けるととも
に、前記ピストンロッドのピストンと前記リセットピス
トン間に形成される前記第3のシリンダ室に前記ピスト
ンロッドのピストンまたは前記リセットピストンが当接
して押動するときのみ軸方向に移動し常には位置保持さ
れる推力変換位置記憶体を設け、また前記ピストンロッ
ドのピストンが前記推力変換位置記憶体に当接する直前
から当接する間の所定ストロークにて前記推力変換位置
記憶体に係合して前記第1と第2のシリンダ室を連通さ
せ前記所定ストローク以外では前記推力変換位置記憶体
に非係合で前記第1と第2のシリンダ室との連通を遮断
する切換弁を前記ピストンロッドに組付けるとともに、
前記ピストンロッドの後退時において前記切換弁が前記
推力変換位置記憶体に非係合となった後に前記第2のシ
リンダ室から流体を前記第1の給排通路に逃がす逃がし
手段を設けたことに特徴がある。
【0008】この場合において、前記第1のシリンダ室
を、前記第1の給排通路に直接連通する一次側シリンダ
室と、前記第1の給排通路に減圧弁を介して連通する二
次側シリンダ室とに区画して、前記第1の給排通路に供
給される圧力流体の圧力が設定範囲内である場合には、
前記減圧弁の減圧作用により前記一次側シリンダ室にて
得られる推力と前記二次側シリンダ室にて得られる推力
との和が略一定となるように構成することが望ましい
(請求項3の発明)。
を、前記第1の給排通路に直接連通する一次側シリンダ
室と、前記第1の給排通路に減圧弁を介して連通する二
次側シリンダ室とに区画して、前記第1の給排通路に供
給される圧力流体の圧力が設定範囲内である場合には、
前記減圧弁の減圧作用により前記一次側シリンダ室にて
得られる推力と前記二次側シリンダ室にて得られる推力
との和が略一定となるように構成することが望ましい
(請求項3の発明)。
【0009】また、前記推力変換位置記憶体に、前記ピ
ストンロッドのピストンを軸方向に摺動可能に収容する
とともに前記第3のシリンダ室を形成する筒部を一体的
に設けて、この筒部の外周に前記第2の給排通路と前記
第3のシリンダ室とを接続する接続通路を形成するのが
望ましい(請求項4の発明)。また、前記切換弁に、前
記逃がし手段の機能を付加するのが望ましい(請求項5
の発明)。
ストンロッドのピストンを軸方向に摺動可能に収容する
とともに前記第3のシリンダ室を形成する筒部を一体的
に設けて、この筒部の外周に前記第2の給排通路と前記
第3のシリンダ室とを接続する接続通路を形成するのが
望ましい(請求項4の発明)。また、前記切換弁に、前
記逃がし手段の機能を付加するのが望ましい(請求項5
の発明)。
【0010】
【発明の作用・効果】請求項1に係る発明の流体圧シリ
ンダにおいては、ピストンロッドのピストンが推力変換
位置記憶体に対し所定のストロークに達すると、ピスト
ンロッドの先端或いはこれに組付けた加圧具の先端とワ
ークとの間は作業者の手、指等の入り込めない間隔とな
り、このとき切換弁により所定のシリンダ室が連通さ
れ、ピストン推力が大きくなる。したがって、ピストン
推力の大きいときに作業者の手、指等の挟み込みを防止
できる。また、上述したピストン推力の変換前に、ピス
トンロッドの先端或いはこれに組付けた加圧具の先端と
ワークとの間に作業者の手、指等が挟み込まれた場合に
は、ピストン推力が小さいので作業者が怪我を負うこと
を防止できるとともに、ピストンロッドを推力に抗して
押し戻して挟み込みを簡単に解除することが可能で作業
者のための安全性を確保することができる。
ンダにおいては、ピストンロッドのピストンが推力変換
位置記憶体に対し所定のストロークに達すると、ピスト
ンロッドの先端或いはこれに組付けた加圧具の先端とワ
ークとの間は作業者の手、指等の入り込めない間隔とな
り、このとき切換弁により所定のシリンダ室が連通さ
れ、ピストン推力が大きくなる。したがって、ピストン
推力の大きいときに作業者の手、指等の挟み込みを防止
できる。また、上述したピストン推力の変換前に、ピス
トンロッドの先端或いはこれに組付けた加圧具の先端と
ワークとの間に作業者の手、指等が挟み込まれた場合に
は、ピストン推力が小さいので作業者が怪我を負うこと
を防止できるとともに、ピストンロッドを推力に抗して
押し戻して挟み込みを簡単に解除することが可能で作業
者のための安全性を確保することができる。
【0011】また、ピストンロッドのストロークが変化
すると、このストロークの変化量に対応する量だけ推力
変換位置記憶体が移動するので、ピストン推力が大きく
なるように変換されるときの、前記ピストンロッドの先
端或いは加圧具の先端とワークとの間は、作業者の手、
指等の入り込めない間隔に自動的に調整され、格別な調
整操作が不要で、取扱いが容易である。また、切換弁を
ピストンロッド内に設けるので、当該流体圧シリンダ全
体の大きさがコンパクトになる。
すると、このストロークの変化量に対応する量だけ推力
変換位置記憶体が移動するので、ピストン推力が大きく
なるように変換されるときの、前記ピストンロッドの先
端或いは加圧具の先端とワークとの間は、作業者の手、
指等の入り込めない間隔に自動的に調整され、格別な調
整操作が不要で、取扱いが容易である。また、切換弁を
ピストンロッド内に設けるので、当該流体圧シリンダ全
体の大きさがコンパクトになる。
【0012】また、請求項2に係る発明の流体圧シリン
ダにおいては、通常の加圧操作に先だって推力変換位置
記憶体の初期位置決めがなされる。すなわち、第3の給
排通路を通して第4のシリンダ室に圧力流体を供給する
とともに、第1,第2及び第3のシリンダ室から流体を
排出させて、リセットピストンを推力変換位置記憶体及
びピストンロッドとともに後退位置まで後退させ、次い
で第1の給排通路を通して第1のシリンダ室に圧力流体
を供給するとともに第4のシリンダ室から流体を排出さ
せてピストンロッドを推力変換位置記憶体及びリセット
ピストンとともに加圧操作を行うに適したストローク量
だけ前進させて初期位置(ピストンロッドの先端或いは
これに組付けた加圧具の先端とワークとの間が作業者の
手、指等の入り込めない間隔となる位置)にて停止させ
る。このときには、ピストンロッドに組付けた切換弁が
推力変換位置記憶体と係合していて第1と第2のシリン
ダ室を連通させているため、第1のシリンダ室に供給さ
れる圧力流体は第2のシリンダ室にも供給されてピスト
ンロッドが大推力にて前進される。
ダにおいては、通常の加圧操作に先だって推力変換位置
記憶体の初期位置決めがなされる。すなわち、第3の給
排通路を通して第4のシリンダ室に圧力流体を供給する
とともに、第1,第2及び第3のシリンダ室から流体を
排出させて、リセットピストンを推力変換位置記憶体及
びピストンロッドとともに後退位置まで後退させ、次い
で第1の給排通路を通して第1のシリンダ室に圧力流体
を供給するとともに第4のシリンダ室から流体を排出さ
せてピストンロッドを推力変換位置記憶体及びリセット
ピストンとともに加圧操作を行うに適したストローク量
だけ前進させて初期位置(ピストンロッドの先端或いは
これに組付けた加圧具の先端とワークとの間が作業者の
手、指等の入り込めない間隔となる位置)にて停止させ
る。このときには、ピストンロッドに組付けた切換弁が
推力変換位置記憶体と係合していて第1と第2のシリン
ダ室を連通させているため、第1のシリンダ室に供給さ
れる圧力流体は第2のシリンダ室にも供給されてピスト
ンロッドが大推力にて前進される。
【0013】次いで、第2の給排通路を通して第3のシ
リンダ室に圧力流体を供給するとともに第1のシリンダ
室から流体を排出させてピストンロッドを後退位置に後
退させると、推力変換位置記憶体が初期位置に残され
て、推力変換位置記憶体の初期位置決めが完了する。こ
のときには、切換弁が推力変換位置記憶体に係合してい
る間は切換弁が第1のシリンダ室と第2のシリンダ室を
連通させているため、第2のシリンダ室から切換弁を通
して第1のシリンダ室に流体が排出され、また切換弁が
推力変換位置記憶体に非係合となった後には、第2のシ
リンダ室から逃がし手段を通して第1の給排通路に流体
が排出される。また、このときには、第2の給排通路を
通して第3のシリンダ室に供給される圧力流体がリセッ
トピストンにも作用して、リセットピストンが前進端に
まで前進する。
リンダ室に圧力流体を供給するとともに第1のシリンダ
室から流体を排出させてピストンロッドを後退位置に後
退させると、推力変換位置記憶体が初期位置に残され
て、推力変換位置記憶体の初期位置決めが完了する。こ
のときには、切換弁が推力変換位置記憶体に係合してい
る間は切換弁が第1のシリンダ室と第2のシリンダ室を
連通させているため、第2のシリンダ室から切換弁を通
して第1のシリンダ室に流体が排出され、また切換弁が
推力変換位置記憶体に非係合となった後には、第2のシ
リンダ室から逃がし手段を通して第1の給排通路に流体
が排出される。また、このときには、第2の給排通路を
通して第3のシリンダ室に供給される圧力流体がリセッ
トピストンにも作用して、リセットピストンが前進端に
まで前進する。
【0014】この状態から通常の加圧操作が行われる。
この加圧操作では、第1の給排通路を通して第1のシリ
ンダ室に圧力流体が供給されるとともに第3のシリンダ
室から流体が排出されて、ピストンロッドが前進する。
ところで、ピストンロッドが後退位置から前進して、ピ
ストンロッドのピストンが初期位置にある推力変換位置
記憶体に当接する直前の所定ストロークにまで前進する
ときには、ピストンロッドに組付けた切換弁が推力変換
位置記憶体に非係合で第1のシリンダ室と第2のシリン
ダ室との連通を遮断しているため、第1の給排通路に供
給される圧力流体は、第1のシリンダ室に供給されるも
のの、第2のシリンダ室には供給されない。このため、
第1のシリンダ室に圧力流体が流入することによってピ
ストンロッドが小推力にて前進される。この小推力によ
る前進時には、流入許容チェック弁を介して第2のシリ
ンダ室に流体が流入する。
この加圧操作では、第1の給排通路を通して第1のシリ
ンダ室に圧力流体が供給されるとともに第3のシリンダ
室から流体が排出されて、ピストンロッドが前進する。
ところで、ピストンロッドが後退位置から前進して、ピ
ストンロッドのピストンが初期位置にある推力変換位置
記憶体に当接する直前の所定ストロークにまで前進する
ときには、ピストンロッドに組付けた切換弁が推力変換
位置記憶体に非係合で第1のシリンダ室と第2のシリン
ダ室との連通を遮断しているため、第1の給排通路に供
給される圧力流体は、第1のシリンダ室に供給されるも
のの、第2のシリンダ室には供給されない。このため、
第1のシリンダ室に圧力流体が流入することによってピ
ストンロッドが小推力にて前進される。この小推力によ
る前進時には、流入許容チェック弁を介して第2のシリ
ンダ室に流体が流入する。
【0015】かくして、ピストンロッドのピストンが初
期位置にある推力変換位置記憶体に当接する直前の所定
ストロークに達すると、切換弁が推力変換位置記憶体に
係合して切り替わり、第1のシリンダ室と第2のシリン
ダ室を連通させる。したがって、第1のシリンダ室から
第2のシリンダ室に圧力流体が供給され、両シリンダ室
に圧力流体が流入することによってピストンロッドが大
推力にて前進され、有効な加圧操作が行われる。
期位置にある推力変換位置記憶体に当接する直前の所定
ストロークに達すると、切換弁が推力変換位置記憶体に
係合して切り替わり、第1のシリンダ室と第2のシリン
ダ室を連通させる。したがって、第1のシリンダ室から
第2のシリンダ室に圧力流体が供給され、両シリンダ室
に圧力流体が流入することによってピストンロッドが大
推力にて前進され、有効な加圧操作が行われる。
【0016】ところで、上述したようにピストン推力が
大きくなるように変換されるときには、ピストンロッド
の先端或いはこれに組付けた加圧具の先端とワークとの
間の間隔が作業者の手、指等の入り込めない間隔となっ
ているため、ピストン推力の大きいときに作業者の手、
指等の挟み込みを防止できる。また、上述したピストン
推力の変換前に、ピストンロッドの先端或いはこれに組
付けた加圧具の先端とワークとの間に作業者の手、指等
が挟み込まれた場合には、ピストン推力が小さいので作
業者が怪我を負うことを防止できるとともに、ピストン
ロッドを推力に抗して押し戻して挟み込みを簡単に解除
することが可能で作業者のための安全性を確保すること
ができる。なお、加圧操作が終了した後に、第2の給排
通路を通して第3のシリンダ室に圧力流体を供給してピ
ストンロッドを後退させると、ピストンロッドのみが後
退位置に向けて後退し推力変換位置記憶体及びリセット
ピストンは移動しないため、上述した加圧操作を繰り返
し行うことができる。ピストンロッドが後退位置に後退
するときには、上述したのと同様にして第2のシリンダ
室から流体が排出される。
大きくなるように変換されるときには、ピストンロッド
の先端或いはこれに組付けた加圧具の先端とワークとの
間の間隔が作業者の手、指等の入り込めない間隔となっ
ているため、ピストン推力の大きいときに作業者の手、
指等の挟み込みを防止できる。また、上述したピストン
推力の変換前に、ピストンロッドの先端或いはこれに組
付けた加圧具の先端とワークとの間に作業者の手、指等
が挟み込まれた場合には、ピストン推力が小さいので作
業者が怪我を負うことを防止できるとともに、ピストン
ロッドを推力に抗して押し戻して挟み込みを簡単に解除
することが可能で作業者のための安全性を確保すること
ができる。なお、加圧操作が終了した後に、第2の給排
通路を通して第3のシリンダ室に圧力流体を供給してピ
ストンロッドを後退させると、ピストンロッドのみが後
退位置に向けて後退し推力変換位置記憶体及びリセット
ピストンは移動しないため、上述した加圧操作を繰り返
し行うことができる。ピストンロッドが後退位置に後退
するときには、上述したのと同様にして第2のシリンダ
室から流体が排出される。
【0017】また、上述した加圧操作が繰り返し行われ
て、例えば消耗性の加圧具で加圧操作を行う場合のよう
に、加圧操作の繰り返しに伴って加圧具が消耗し、加圧
操作に要するピストンロッドのストローク量が漸次増加
しても、加圧操作に際して加圧具の消耗に応じてピスト
ンロッドのピストンが推力変換位置記憶体に当接して推
力変換位置記憶体を増加ストローク分前進させるため、
ピストン推力が大きくなるように変換されるときのピス
トンロッドの先端或いはこれに組付けた加圧具の先端と
ワークとの間の間隔は作業者の手、指等の入り込めない
間隔に自動的に調整され、格別な調整操作を必要とせ
ず、扱いが容易である。
て、例えば消耗性の加圧具で加圧操作を行う場合のよう
に、加圧操作の繰り返しに伴って加圧具が消耗し、加圧
操作に要するピストンロッドのストローク量が漸次増加
しても、加圧操作に際して加圧具の消耗に応じてピスト
ンロッドのピストンが推力変換位置記憶体に当接して推
力変換位置記憶体を増加ストローク分前進させるため、
ピストン推力が大きくなるように変換されるときのピス
トンロッドの先端或いはこれに組付けた加圧具の先端と
ワークとの間の間隔は作業者の手、指等の入り込めない
間隔に自動的に調整され、格別な調整操作を必要とせ
ず、扱いが容易である。
【0018】また、請求項2に係る発明の流体圧シリン
ダにおいては、第2のシリンダ室が低圧側へ流入許容チ
ェック弁を介して接続されて、第2のシリンダ室に圧力
流体が導入される大推力発揮時には、低圧側への連通経
路が、圧力流体の導入に応じ流入許容チェック弁により
自動的に遮断されるので、第2のシリンダ室と低圧側と
の連通経路を遮断する構成がシンプルになる。また、ピ
ストンロッドの後退時には、第2のシリンダ室からの流
体が逃がし手段により第1の給排路へ逃がされるので、
第2のシリンダ室の排出のための専用通路を設けなくて
よく構成がシンプルになる。
ダにおいては、第2のシリンダ室が低圧側へ流入許容チ
ェック弁を介して接続されて、第2のシリンダ室に圧力
流体が導入される大推力発揮時には、低圧側への連通経
路が、圧力流体の導入に応じ流入許容チェック弁により
自動的に遮断されるので、第2のシリンダ室と低圧側と
の連通経路を遮断する構成がシンプルになる。また、ピ
ストンロッドの後退時には、第2のシリンダ室からの流
体が逃がし手段により第1の給排路へ逃がされるので、
第2のシリンダ室の排出のための専用通路を設けなくて
よく構成がシンプルになる。
【0019】また、請求項3に係る発明の流体圧シリン
ダにおいては、第1のシリンダ室を、第1の給排通路に
直接連通する一次側シリンダ室と、第1の給排通路に減
圧弁を介して連通する二次側シリンダ室とに区画して、
第1の給排通路に供給される圧力流体の圧力が設定範囲
内である場合には、減圧弁の減圧作用により一次側シリ
ンダ室にて得られる推力と二次側シリンダ室にて得られ
る推力との和が略一定となるように構成したため、ピス
トンロッドが小推力にて前進しているときには、仮に第
1の給排通路に供給される圧力流体の圧力が上昇して
も、ピストンロッドに作用する小推力は略一定に保たれ
て所定以上に大きくなることが防止される。
ダにおいては、第1のシリンダ室を、第1の給排通路に
直接連通する一次側シリンダ室と、第1の給排通路に減
圧弁を介して連通する二次側シリンダ室とに区画して、
第1の給排通路に供給される圧力流体の圧力が設定範囲
内である場合には、減圧弁の減圧作用により一次側シリ
ンダ室にて得られる推力と二次側シリンダ室にて得られ
る推力との和が略一定となるように構成したため、ピス
トンロッドが小推力にて前進しているときには、仮に第
1の給排通路に供給される圧力流体の圧力が上昇して
も、ピストンロッドに作用する小推力は略一定に保たれ
て所定以上に大きくなることが防止される。
【0020】また、請求項4に係る発明の流体圧シリン
ダにおいては、推力変換位置記憶体に筒部を一体的に設
けて、この筒部の外周に第2の給排通路と第3のシリン
ダ室とを接続する接続通路が形成されるようにしたた
め、推力変換位置記憶体を有効に活用して接続通路を形
成することができて、通路構成をシンプルとすることが
できる。また、請求項5に係る発明の流体圧シリンダに
おいては、切換弁に、逃がし手段の機能を付加したた
め、構成がシンプルとなる。
ダにおいては、推力変換位置記憶体に筒部を一体的に設
けて、この筒部の外周に第2の給排通路と第3のシリン
ダ室とを接続する接続通路が形成されるようにしたた
め、推力変換位置記憶体を有効に活用して接続通路を形
成することができて、通路構成をシンプルとすることが
できる。また、請求項5に係る発明の流体圧シリンダに
おいては、切換弁に、逃がし手段の機能を付加したた
め、構成がシンプルとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明による流体圧シリ
ンダを電気溶接装置のガンシリンダ、すなわち、固定配
置された受け側電極91に対向配置されてワークWを溶
接する際に受け側電極91とによりワークWを強固に挟
み込む押し側電極92を進退移動させる複動型エアシリ
ンダに実施した例を示していて、この流体圧シリンダは
図2〜図6に詳細に示したように、シリンダ本体10と
ピストンロッド20を備えるとともに、リセットピスト
ン30と推力変換位置記憶体40を備えている。
面に基づいて説明する。図1は本発明による流体圧シリ
ンダを電気溶接装置のガンシリンダ、すなわち、固定配
置された受け側電極91に対向配置されてワークWを溶
接する際に受け側電極91とによりワークWを強固に挟
み込む押し側電極92を進退移動させる複動型エアシリ
ンダに実施した例を示していて、この流体圧シリンダは
図2〜図6に詳細に示したように、シリンダ本体10と
ピストンロッド20を備えるとともに、リセットピスト
ン30と推力変換位置記憶体40を備えている。
【0022】シリンダ本体10は、図2に示したよう
に、本体11と、この本体11の一端に気密的かつ一体
的に組付けたヘッド側カバー12と、このヘッド側カバ
ー12の軸心に気密的かつ一体的に組付けたロッド13
と、本体11の他端に気密的かつ一体的に組付けたロッ
ド側カバー14によって構成されていて、ヘッド側カバ
ー12にはフィルタF及び流入許容チェック弁V1(図
4参照)と減圧弁50が組付けられるとともにポートB
が設けられ、ロッド13にはポートAが設けられ、ロッ
ド側カバー14にはポートCが設けられている。各ポー
トA,B,Cは、図1に示したように各電磁切換弁9
3,94にそれぞれ接続されていて、空圧源Pまたは大
気に接続されるように構成されている。
に、本体11と、この本体11の一端に気密的かつ一体
的に組付けたヘッド側カバー12と、このヘッド側カバ
ー12の軸心に気密的かつ一体的に組付けたロッド13
と、本体11の他端に気密的かつ一体的に組付けたロッ
ド側カバー14によって構成されていて、ヘッド側カバ
ー12にはフィルタF及び流入許容チェック弁V1(図
4参照)と減圧弁50が組付けられるとともにポートB
が設けられ、ロッド13にはポートAが設けられ、ロッ
ド側カバー14にはポートCが設けられている。各ポー
トA,B,Cは、図1に示したように各電磁切換弁9
3,94にそれぞれ接続されていて、空圧源Pまたは大
気に接続されるように構成されている。
【0023】ポートAは、ロッド13に設けた軸方向の
給排通路13aを通してシリンダ室R1aに連通すると
ともに、上述した給排通路13aとロッド13に設けた
径方向の通路13bとヘッド側カバー12に設けた通路
12aを通して減圧弁50の一次側ポート51a(図6
参照)に連通している。ポートBは、ヘッド側カバー1
2に設けた給排通路12bと、ヘッド側カバー12と本
体11間に形成した通路11aと、推力変換位置記憶体
40の筒部41と本体11間に形成した接続通路11b
と、推力変換位置記憶体40の筒部41前端に設けた連
通孔41aを通して、筒部41内のシリンダ室R3に連
通している。ポートCは、ロッド側カバー14に設けた
給排通路14aを通してシリンダ室R4に連通してい
る。
給排通路13aを通してシリンダ室R1aに連通すると
ともに、上述した給排通路13aとロッド13に設けた
径方向の通路13bとヘッド側カバー12に設けた通路
12aを通して減圧弁50の一次側ポート51a(図6
参照)に連通している。ポートBは、ヘッド側カバー1
2に設けた給排通路12bと、ヘッド側カバー12と本
体11間に形成した通路11aと、推力変換位置記憶体
40の筒部41と本体11間に形成した接続通路11b
と、推力変換位置記憶体40の筒部41前端に設けた連
通孔41aを通して、筒部41内のシリンダ室R3に連
通している。ポートCは、ロッド側カバー14に設けた
給排通路14aを通してシリンダ室R4に連通してい
る。
【0024】ピストンロッド20は、推力変換位置記憶
体40の筒部41内に気密的かつ軸方向へ摺動可能に組
付けたピストン21と、このピストン21の軸心部に気
密的かつ一体的に組付けたロッド22によって構成され
ていて、ロッド22には切換弁60が内蔵されている。
また、ピストン21の両側には、上述した連通孔41a
と各通路11b,11a,12bを通してポートBに連
通するシリンダ室R3が形成されるとともに、上述した
エアフィルタF及び流入許容チェック弁V1とヘッド側
カバー12に設けた通路12cを通して大気を吸入可能
かつ切換弁60を介してシリンダ室R1aに連通可能な
シリンダ室R2が形成されている。なお、ピストン21
のヘッド側カバー12側には衝撃緩衝用のゴムストッパ
23が組付けられている。
体40の筒部41内に気密的かつ軸方向へ摺動可能に組
付けたピストン21と、このピストン21の軸心部に気
密的かつ一体的に組付けたロッド22によって構成され
ていて、ロッド22には切換弁60が内蔵されている。
また、ピストン21の両側には、上述した連通孔41a
と各通路11b,11a,12bを通してポートBに連
通するシリンダ室R3が形成されるとともに、上述した
エアフィルタF及び流入許容チェック弁V1とヘッド側
カバー12に設けた通路12cを通して大気を吸入可能
かつ切換弁60を介してシリンダ室R1aに連通可能な
シリンダ室R2が形成されている。なお、ピストン21
のヘッド側カバー12側には衝撃緩衝用のゴムストッパ
23が組付けられている。
【0025】ロッド22は、一端22aにてシリンダ本
体10におけるロッド側カバー14を気密的かつ軸方向
へ摺動可能に貫通してシリンダ本体10外に突出してお
り、他端22bにてヘッド側カバー12の内孔12dに
対して所定の隙間でロッド13に対して気密的かつ軸方
向へ摺動可能に組付けられていて、シリンダ本体10に
おけるロッド13先端との間にはロッド13の給排通路
13aを通してポートAに連通するシリンダ室R1aが
形成されている。また、ロッド22の他端22b側に
は、ヘッド側カバー12の内孔12dとロッド13の外
周に対して気密的かつ軸方向へ摺動可能に組付けた受圧
ピストン24が組付けられていて、この受圧ピストン2
4とシリンダ本体10のヘッド側カバー12及びロッド
13とによってヘッド側カバー12に設けた通路12e
を通して減圧弁50の二次側ポート51b(図6参照)
に連通するシリンダ室R1bが形成されている。なお、
受圧ピストン24とヘッド側カバー12の内孔12dと
ロッド22とによって形成されている筒状空間は、図2
及び図5に示したように、ヘッド側カバー12に回り止
めピン15を用いて一体的に組付けたガイド16とこれ
によって回り止めされるピストンロッド20におけるロ
ッド22の四角形状とされた部位間に形成された通路1
6aを通してシリンダ室R2に常に連通している。
体10におけるロッド側カバー14を気密的かつ軸方向
へ摺動可能に貫通してシリンダ本体10外に突出してお
り、他端22bにてヘッド側カバー12の内孔12dに
対して所定の隙間でロッド13に対して気密的かつ軸方
向へ摺動可能に組付けられていて、シリンダ本体10に
おけるロッド13先端との間にはロッド13の給排通路
13aを通してポートAに連通するシリンダ室R1aが
形成されている。また、ロッド22の他端22b側に
は、ヘッド側カバー12の内孔12dとロッド13の外
周に対して気密的かつ軸方向へ摺動可能に組付けた受圧
ピストン24が組付けられていて、この受圧ピストン2
4とシリンダ本体10のヘッド側カバー12及びロッド
13とによってヘッド側カバー12に設けた通路12e
を通して減圧弁50の二次側ポート51b(図6参照)
に連通するシリンダ室R1bが形成されている。なお、
受圧ピストン24とヘッド側カバー12の内孔12dと
ロッド22とによって形成されている筒状空間は、図2
及び図5に示したように、ヘッド側カバー12に回り止
めピン15を用いて一体的に組付けたガイド16とこれ
によって回り止めされるピストンロッド20におけるロ
ッド22の四角形状とされた部位間に形成された通路1
6aを通してシリンダ室R2に常に連通している。
【0026】リセットピストン30は、シリンダ本体1
0の本体11とピストンロッド20のロッド22間に気
密的かつ軸方向へ摺動可能に組付けられていて、ピスト
ンロッド20のロッド側(図2に示したピストン21の
下側)に上述したシリンダ室R3とR4をそれぞれ形成
している。
0の本体11とピストンロッド20のロッド22間に気
密的かつ軸方向へ摺動可能に組付けられていて、ピスト
ンロッド20のロッド側(図2に示したピストン21の
下側)に上述したシリンダ室R3とR4をそれぞれ形成
している。
【0027】推力変換位置記憶体40は、軸方向の連通
孔40a(リセットピストン30間に形成される室をも
シリンダ室R3とするためのもの)を有していて、シリ
ンダ本体10の本体11とヘッド側カバー12間に気密
的かつ軸方向へ摺動可能に組付けられており、ピストン
ロッド20のピストン21またはリセットピストン30
が当接して押動するときのみ軸方向に移動し常には位置
保持されるように摩擦係合力の大きいシールリング42
と17が採用されている。
孔40a(リセットピストン30間に形成される室をも
シリンダ室R3とするためのもの)を有していて、シリ
ンダ本体10の本体11とヘッド側カバー12間に気密
的かつ軸方向へ摺動可能に組付けられており、ピストン
ロッド20のピストン21またはリセットピストン30
が当接して押動するときのみ軸方向に移動し常には位置
保持されるように摩擦係合力の大きいシールリング42
と17が採用されている。
【0028】減圧弁50は、図6に詳細に示したよう
に、上述した一次側ポート51aと二次側ポート51b
を有するハウジング51と、このハウジング51に一体
的に組付けたホルダ52と、ホルダ52に気密的かつ軸
方向へ摺動可能に組付けたピストン53及び弁棒54
と、これらピストン53及び弁棒54に対して同軸的に
組付けた弁体55と、ピストン53及び弁棒54を弁体
55の開方向に向けて所定のばね力Fで付勢する調圧ば
ね56と、この調圧ばね56に対向して弁体55を付勢
する弁ばね57を備えていて、一次側ポート51aと二
次側ポート51bに付与される一次圧P1と二次圧P2
が調圧ばね56に抗して弁体55を閉じさせる方向に作
用するようになっており、弁ばね57のばね力は調圧ば
ね56のばね力Fに比較して小さく無視できる程度のも
のである。
に、上述した一次側ポート51aと二次側ポート51b
を有するハウジング51と、このハウジング51に一体
的に組付けたホルダ52と、ホルダ52に気密的かつ軸
方向へ摺動可能に組付けたピストン53及び弁棒54
と、これらピストン53及び弁棒54に対して同軸的に
組付けた弁体55と、ピストン53及び弁棒54を弁体
55の開方向に向けて所定のばね力Fで付勢する調圧ば
ね56と、この調圧ばね56に対向して弁体55を付勢
する弁ばね57を備えていて、一次側ポート51aと二
次側ポート51bに付与される一次圧P1と二次圧P2
が調圧ばね56に抗して弁体55を閉じさせる方向に作
用するようになっており、弁ばね57のばね力は調圧ば
ね56のばね力Fに比較して小さく無視できる程度のも
のである。
【0029】この減圧弁50においては、弁体55に作
用する一次圧P1の有効受圧面積をS1とし、ピストン
53に作用する二次圧P2の有効受圧面積をS2(ピス
トン53の二次圧受圧面積Soから弁体55の二次圧受
圧面積S1を引いたもの)としたとき、図7に示したよ
うに、一次圧P1が小さいとき(P1≦F/(S1+S
2))には弁体55は全開で一次圧P1と二次圧P2は
実質的に等しいが、一次圧P1が所定値以上(P1≧F
/(S1+S2))に大きくなると、P1・S1+P2
・S2=Fの関係を満たすよう弁体55が移動して絞り
作用を行い二次圧P2を一次圧P1の増加に応じて減少
させる。このような減圧弁作用は、一次圧P1が非常に
大きくなり、これにより弁体55が閉じられるようにな
るまでの設定範囲(F/(S1+S2)≦P1≦F/S
1)にて行われる。なお、ポートAに供給される圧縮空
気の圧力範囲は上記設定範囲内に選定される。
用する一次圧P1の有効受圧面積をS1とし、ピストン
53に作用する二次圧P2の有効受圧面積をS2(ピス
トン53の二次圧受圧面積Soから弁体55の二次圧受
圧面積S1を引いたもの)としたとき、図7に示したよ
うに、一次圧P1が小さいとき(P1≦F/(S1+S
2))には弁体55は全開で一次圧P1と二次圧P2は
実質的に等しいが、一次圧P1が所定値以上(P1≧F
/(S1+S2))に大きくなると、P1・S1+P2
・S2=Fの関係を満たすよう弁体55が移動して絞り
作用を行い二次圧P2を一次圧P1の増加に応じて減少
させる。このような減圧弁作用は、一次圧P1が非常に
大きくなり、これにより弁体55が閉じられるようにな
るまでの設定範囲(F/(S1+S2)≦P1≦F/S
1)にて行われる。なお、ポートAに供給される圧縮空
気の圧力範囲は上記設定範囲内に選定される。
【0030】ところで、この減圧弁50においては、上
記有効受圧面積S1とS2の比が、シリンダ室R1aに
てロッド22に作用する一次圧P1の有効受圧面積S3
とシリンダ室R1bにて受圧ピストン24に作用する二
次圧P2の有効受圧面積S4の比に実質的に等しくなる
ように設定されていて、S1/S2=S3/S4から導
かれるS2=S1・S4/S3を上記P1・S1+P2
・S2=FのS2に代入することによりP1・S3+P
2・S4=F・S3/S1の関係が得られ、ポートAか
らシリンダ室R1aとR1bに圧縮空気が供給されシリ
ンダ室R2に圧縮空気が供給されない状態でのピストン
ロッド20の推力(シリンダ室R1aにて得られる推力
とシリンダ室R1bにて得られる推力の和)がF・S3
/S1で供給圧縮空気の圧力が大きくなっても略一定に
保たれるようになっている。
記有効受圧面積S1とS2の比が、シリンダ室R1aに
てロッド22に作用する一次圧P1の有効受圧面積S3
とシリンダ室R1bにて受圧ピストン24に作用する二
次圧P2の有効受圧面積S4の比に実質的に等しくなる
ように設定されていて、S1/S2=S3/S4から導
かれるS2=S1・S4/S3を上記P1・S1+P2
・S2=FのS2に代入することによりP1・S3+P
2・S4=F・S3/S1の関係が得られ、ポートAか
らシリンダ室R1aとR1bに圧縮空気が供給されシリ
ンダ室R2に圧縮空気が供給されない状態でのピストン
ロッド20の推力(シリンダ室R1aにて得られる推力
とシリンダ室R1bにて得られる推力の和)がF・S3
/S1で供給圧縮空気の圧力が大きくなっても略一定に
保たれるようになっている。
【0031】切換弁60は、図2及び図3に示したよう
に、ピストンロッド20のピストン21が推力変換位置
記憶体40に当接する直前から当接する間の所定ストロ
ークにて推力変換位置記憶体40のテーパ面(カム面)
40bに係合してシリンダ室R1aとR2を連通させ前
記所定ストローク以外では推力変換位置記憶体40のテ
ーパ面40bに非係合でシリンダ室R1aとR2との連
通を遮断するメカニカルな切換弁であり、ピストンロッ
ド20におけるロッド22の軸心部に同軸的に組付けら
れてロッド22と一体的に移動するバルブハウジング6
1と、このバルブハウジング61内に同軸的かつ軸方向
へ摺動可能に組付けたポペット62と、このポペット6
2をバルブ閉方向に付勢するスプリング63と、バルブ
ハウジング61に気密的かつ軸方向へ摺動可能に組付け
られてポペット62の先端に一体的に連結されたバルブ
ピストン64と、ピストンロッド20のロッド22に径
方向にて出没可能に組付けられて推力変換位置記憶体4
0のテーパ面40bとの係合によりバルブピストン64
とポペット62をスプリング63に抗してバルブ開方向
へ押動する一対のカム体65と、これら各カム体65の
径外方への抜けを規制するリング66によって構成され
ている。
に、ピストンロッド20のピストン21が推力変換位置
記憶体40に当接する直前から当接する間の所定ストロ
ークにて推力変換位置記憶体40のテーパ面(カム面)
40bに係合してシリンダ室R1aとR2を連通させ前
記所定ストローク以外では推力変換位置記憶体40のテ
ーパ面40bに非係合でシリンダ室R1aとR2との連
通を遮断するメカニカルな切換弁であり、ピストンロッ
ド20におけるロッド22の軸心部に同軸的に組付けら
れてロッド22と一体的に移動するバルブハウジング6
1と、このバルブハウジング61内に同軸的かつ軸方向
へ摺動可能に組付けたポペット62と、このポペット6
2をバルブ閉方向に付勢するスプリング63と、バルブ
ハウジング61に気密的かつ軸方向へ摺動可能に組付け
られてポペット62の先端に一体的に連結されたバルブ
ピストン64と、ピストンロッド20のロッド22に径
方向にて出没可能に組付けられて推力変換位置記憶体4
0のテーパ面40bとの係合によりバルブピストン64
とポペット62をスプリング63に抗してバルブ開方向
へ押動する一対のカム体65と、これら各カム体65の
径外方への抜けを規制するリング66によって構成され
ている。
【0032】また、この切換弁60においては、バルブ
ピストン64の先端に形成したパイロット室R5が各カ
ム体65の軸心に設けたパイロット通路65aを通して
シリンダ室R3に連通する構成が付加されていて、ポー
トAが大気に接続されるとともにポートBが空圧源Pに
接続されて、シリンダ室R3に圧縮空気が供給されると
ともにシリンダ室R1aから空気が排出されるとき(ピ
ストンロッド20の後退時)には、シリンダ室R3に供
給される圧縮空気の一部がパイロット室R5に供給され
て、バルブピストン64とポペット62がスプリング6
3に抗してバルブ開方向へ押動されるようになってお
り、ピストンロッド20の後退時において切換弁60の
各カム体65が推力変換位置記憶体40のテーパ面40
bに非係合となった後にシリンダ室R2から空気を給排
通路13aに逃がす逃がし手段の機能をも切換弁60が
発揮するように構成されている。
ピストン64の先端に形成したパイロット室R5が各カ
ム体65の軸心に設けたパイロット通路65aを通して
シリンダ室R3に連通する構成が付加されていて、ポー
トAが大気に接続されるとともにポートBが空圧源Pに
接続されて、シリンダ室R3に圧縮空気が供給されると
ともにシリンダ室R1aから空気が排出されるとき(ピ
ストンロッド20の後退時)には、シリンダ室R3に供
給される圧縮空気の一部がパイロット室R5に供給され
て、バルブピストン64とポペット62がスプリング6
3に抗してバルブ開方向へ押動されるようになってお
り、ピストンロッド20の後退時において切換弁60の
各カム体65が推力変換位置記憶体40のテーパ面40
bに非係合となった後にシリンダ室R2から空気を給排
通路13aに逃がす逃がし手段の機能をも切換弁60が
発揮するように構成されている。
【0033】上記のように構成した本実施形態において
は、通常の加圧操作に先だって推力変換位置記憶体40
の初期位置決めがなされる。すなわち、図1に示した電
磁切換弁94を切り換えてポートCから給排通路14a
を通してシリンダ室R4に圧縮空気を供給するととも
に、各シリンダ室R1a,R1b,R2,R3から空気
を排出可能として、リセットピストン30を推力変換位
置記憶体40及びピストンロッド20とともに後退位置
まで後退させ、次いで図1に示した電磁切換弁93を切
り換えるとともに電磁切換弁94を図示状態に切り換え
てポートAから給排通路13aを通してシリンダ室R1
a,R1bに圧縮空気を供給するとともにシリンダ室R
4から空気を排出させてピストンロッド20を推力変換
位置記憶体40及びリセットピストン30とともに加圧
操作を行うに適したストローク量だけ前進させて初期位
置(ピストンロッド20の先端に組付けた押し側電極9
2の先端とワークWとの間が作業者の手、指等の入り込
めない間隔となる位置)にて停止させる。このときに
は、ピストンロッド20に組付けた切換弁60のカム体
65が推力変換位置記憶体40のテーパ面40bと係合
していてシリンダ室R1aとR2を連通させているた
め、シリンダ室R1aに供給される圧縮空気は切換弁6
0を通してシリンダ室R2にも供給されてピストンロッ
ド20が大推力にて前進される。
は、通常の加圧操作に先だって推力変換位置記憶体40
の初期位置決めがなされる。すなわち、図1に示した電
磁切換弁94を切り換えてポートCから給排通路14a
を通してシリンダ室R4に圧縮空気を供給するととも
に、各シリンダ室R1a,R1b,R2,R3から空気
を排出可能として、リセットピストン30を推力変換位
置記憶体40及びピストンロッド20とともに後退位置
まで後退させ、次いで図1に示した電磁切換弁93を切
り換えるとともに電磁切換弁94を図示状態に切り換え
てポートAから給排通路13aを通してシリンダ室R1
a,R1bに圧縮空気を供給するとともにシリンダ室R
4から空気を排出させてピストンロッド20を推力変換
位置記憶体40及びリセットピストン30とともに加圧
操作を行うに適したストローク量だけ前進させて初期位
置(ピストンロッド20の先端に組付けた押し側電極9
2の先端とワークWとの間が作業者の手、指等の入り込
めない間隔となる位置)にて停止させる。このときに
は、ピストンロッド20に組付けた切換弁60のカム体
65が推力変換位置記憶体40のテーパ面40bと係合
していてシリンダ室R1aとR2を連通させているた
め、シリンダ室R1aに供給される圧縮空気は切換弁6
0を通してシリンダ室R2にも供給されてピストンロッ
ド20が大推力にて前進される。
【0034】次いで、電磁切換弁93を図示状態に切り
換えてポートBから給排通路12bを通してシリンダ室
R3に圧縮空気を供給するとともにシリンダ室R1a,
R1bから空気を排出させてピストンロッド20を後退
位置に後退させると、推力変換位置記憶体40が初期位
置に残されて、推力変換位置記憶体40の初期位置決め
が完了する。このときには、切換弁60のカム体65が
推力変換位置記憶体40のテーパ面40bに係合してい
る間は切換弁60がメカニカルに開いていてシリンダ室
R1aとR2を連通させているため、シリンダ室R2か
ら切換弁60を通してシリンダ室R1aに空気が排出さ
れ、また切換弁60のカム体65が推力変換位置記憶体
40のテーパ面40bに非係合となった後には、シリン
ダ室R3からパイロット室R5に供給される圧縮空気に
より切換弁60が開いているため、シリンダ室R1aと
R2は連通していて、シリンダ室R2から逃がし手段と
して機能する切換弁60を通してシリンダ室R1aに空
気が排出される。また、このときには、シリンダ室R3
に供給される圧縮空気の一部が推力変換位置記憶体40
の連通孔40aを通過してリセットピストン30にも作
用するため、リセットピストン30が前進端(図2に示
した位置)にまで前進する。
換えてポートBから給排通路12bを通してシリンダ室
R3に圧縮空気を供給するとともにシリンダ室R1a,
R1bから空気を排出させてピストンロッド20を後退
位置に後退させると、推力変換位置記憶体40が初期位
置に残されて、推力変換位置記憶体40の初期位置決め
が完了する。このときには、切換弁60のカム体65が
推力変換位置記憶体40のテーパ面40bに係合してい
る間は切換弁60がメカニカルに開いていてシリンダ室
R1aとR2を連通させているため、シリンダ室R2か
ら切換弁60を通してシリンダ室R1aに空気が排出さ
れ、また切換弁60のカム体65が推力変換位置記憶体
40のテーパ面40bに非係合となった後には、シリン
ダ室R3からパイロット室R5に供給される圧縮空気に
より切換弁60が開いているため、シリンダ室R1aと
R2は連通していて、シリンダ室R2から逃がし手段と
して機能する切換弁60を通してシリンダ室R1aに空
気が排出される。また、このときには、シリンダ室R3
に供給される圧縮空気の一部が推力変換位置記憶体40
の連通孔40aを通過してリセットピストン30にも作
用するため、リセットピストン30が前進端(図2に示
した位置)にまで前進する。
【0035】この状態から通常の加圧操作が行われる。
この加圧操作では、電磁切換弁93が図示状態から切り
換えられて、ポートAから給排通路13aを通してシリ
ンダ室R1a,R1bに圧縮空気が供給されるとともに
シリンダ室R3から空気が排出されて、ピストンロッド
20が前進する。ところで、ピストンロッド20が後退
位置から前進して、ピストンロッド20のピストン21
が初期位置にある推力変換位置記憶体40に当接する直
前の所定ストロークにまで前進するときには、ピストン
ロッド20に組付けた切換弁60のカム体65が推力変
換位置記憶体40のテーパ面40bに非係合でシリンダ
室R1aとR2との連通を遮断しているため、給排通路
13aに供給される圧縮空気は、シリンダ室R1aに供
給されるものの、シリンダ室R2には供給されない。こ
のため、シリンダ室R1a,R1bに圧縮空気が流入す
ることによってピストンロッド20が小推力にて前進さ
れる。この小推力による前進時には、フィルタFと流入
許容チェック弁V1を介してシリンダ室R2に空気が流
入する。
この加圧操作では、電磁切換弁93が図示状態から切り
換えられて、ポートAから給排通路13aを通してシリ
ンダ室R1a,R1bに圧縮空気が供給されるとともに
シリンダ室R3から空気が排出されて、ピストンロッド
20が前進する。ところで、ピストンロッド20が後退
位置から前進して、ピストンロッド20のピストン21
が初期位置にある推力変換位置記憶体40に当接する直
前の所定ストロークにまで前進するときには、ピストン
ロッド20に組付けた切換弁60のカム体65が推力変
換位置記憶体40のテーパ面40bに非係合でシリンダ
室R1aとR2との連通を遮断しているため、給排通路
13aに供給される圧縮空気は、シリンダ室R1aに供
給されるものの、シリンダ室R2には供給されない。こ
のため、シリンダ室R1a,R1bに圧縮空気が流入す
ることによってピストンロッド20が小推力にて前進さ
れる。この小推力による前進時には、フィルタFと流入
許容チェック弁V1を介してシリンダ室R2に空気が流
入する。
【0036】かくして、ピストンロッド20のピストン
21が初期位置にある推力変換位置記憶体40に当接す
る直前の所定ストロークに達すると、切換弁60のカム
体65が推力変換位置記憶体40のテーパ面40bに係
合して、切換弁60が閉状態から開状態に切り替わり、
シリンダ室R1aとR2を連通させる。したがって、シ
リンダ室R1aからR2に圧縮空気が供給され、シリン
ダ室R1a,R1bとR2に圧縮空気が流入することに
よってピストンロッド20が大推力にて前進され、有効
な加圧操作が行われる。
21が初期位置にある推力変換位置記憶体40に当接す
る直前の所定ストロークに達すると、切換弁60のカム
体65が推力変換位置記憶体40のテーパ面40bに係
合して、切換弁60が閉状態から開状態に切り替わり、
シリンダ室R1aとR2を連通させる。したがって、シ
リンダ室R1aからR2に圧縮空気が供給され、シリン
ダ室R1a,R1bとR2に圧縮空気が流入することに
よってピストンロッド20が大推力にて前進され、有効
な加圧操作が行われる。
【0037】ところで、上述したようにピストン推力が
大きくなるように変換されるときには、ピストンロッド
20の先端に組付けた押し側電極92の先端とワークW
との間の間隔が作業者の手、指等の入り込めない間隔と
なっているため、ピストン推力の大きいときに作業者の
手、指等の挟み込みを防止できる。また、上述したピス
トン推力の変換前に、ピストンロッド20の先端に組付
けた押し側電極92の先端とワークWとの間に作業者の
手、指等が挟み込まれた場合には、ピストン推力が小さ
いので作業者が怪我を負うことを防止できるとともに、
ピストンロッド20を推力に抗して押し戻して挟み込み
を簡単に解除することが可能で作業者のための安全性を
確保することができる。
大きくなるように変換されるときには、ピストンロッド
20の先端に組付けた押し側電極92の先端とワークW
との間の間隔が作業者の手、指等の入り込めない間隔と
なっているため、ピストン推力の大きいときに作業者の
手、指等の挟み込みを防止できる。また、上述したピス
トン推力の変換前に、ピストンロッド20の先端に組付
けた押し側電極92の先端とワークWとの間に作業者の
手、指等が挟み込まれた場合には、ピストン推力が小さ
いので作業者が怪我を負うことを防止できるとともに、
ピストンロッド20を推力に抗して押し戻して挟み込み
を簡単に解除することが可能で作業者のための安全性を
確保することができる。
【0038】また、上述した加圧操作が終了した後に、
電磁切換弁93を図示状態に切り換えて、ポートBから
給排通路12bを通してシリンダ室R3に圧縮空気を供
給してピストンロッド20を後退させると、ピストンロ
ッド20のみが後退位置に向けて後退し推力変換位置記
憶体40及びリセットピストン30は移動しないため、
上述した加圧操作を繰り返し行うことができる。なお、
ピストンロッド20が後退位置に後退するときには、上
述したのと同様にしてシリンダ室R1a,R1bとR2
から空気が排出される。
電磁切換弁93を図示状態に切り換えて、ポートBから
給排通路12bを通してシリンダ室R3に圧縮空気を供
給してピストンロッド20を後退させると、ピストンロ
ッド20のみが後退位置に向けて後退し推力変換位置記
憶体40及びリセットピストン30は移動しないため、
上述した加圧操作を繰り返し行うことができる。なお、
ピストンロッド20が後退位置に後退するときには、上
述したのと同様にしてシリンダ室R1a,R1bとR2
から空気が排出される。
【0039】また、上述した加圧操作が繰り返し行われ
て、加圧操作の繰り返しに伴って図1に示した両電極9
1,92が消耗し、加圧操作に要するピストンロッド2
0のストローク量が漸次増加しても、加圧操作に際して
両電極91,92の消耗に応じてピストンロッド20の
ピストン21が推力変換位置記憶体40に当接して推力
変換位置記憶体40を増加ストローク分前進させるた
め、ピストン推力が大きくなるように変換されるときの
ピストンロッド20の先端に組付けた押し側電極92の
先端とワークWとの間の間隔は作業者の手、指等の入り
込めない間隔に自動的に調整され、格別な調整操作を必
要とせず、扱いが容易である。
て、加圧操作の繰り返しに伴って図1に示した両電極9
1,92が消耗し、加圧操作に要するピストンロッド2
0のストローク量が漸次増加しても、加圧操作に際して
両電極91,92の消耗に応じてピストンロッド20の
ピストン21が推力変換位置記憶体40に当接して推力
変換位置記憶体40を増加ストローク分前進させるた
め、ピストン推力が大きくなるように変換されるときの
ピストンロッド20の先端に組付けた押し側電極92の
先端とワークWとの間の間隔は作業者の手、指等の入り
込めない間隔に自動的に調整され、格別な調整操作を必
要とせず、扱いが容易である。
【0040】また、本実施形態においては、シリンダ室
R2が低圧側(大気)へ流入許容チェック弁V1を介し
て接続されて、シリンダ室R2に圧縮空気が導入される
大推力発揮時には、低圧側への連通経路が、圧縮空気の
導入に応じ流入許容チェック弁V1により自動的に遮断
されるので、シリンダ室R2と低圧側との連通経路を遮
断する構成がシンプルになる。また、ピストンロッド2
0の後退時には、切換弁60に付加した逃がし手段の機
能によりシリンダ室R2から空気が給排通路13aへ逃
がされるので、シリンダ室R2の排出のための専用通路
を設けなくてよく構成がシンプルになる。
R2が低圧側(大気)へ流入許容チェック弁V1を介し
て接続されて、シリンダ室R2に圧縮空気が導入される
大推力発揮時には、低圧側への連通経路が、圧縮空気の
導入に応じ流入許容チェック弁V1により自動的に遮断
されるので、シリンダ室R2と低圧側との連通経路を遮
断する構成がシンプルになる。また、ピストンロッド2
0の後退時には、切換弁60に付加した逃がし手段の機
能によりシリンダ室R2から空気が給排通路13aへ逃
がされるので、シリンダ室R2の排出のための専用通路
を設けなくてよく構成がシンプルになる。
【0041】また、本実施形態においては、ポートAに
供給される圧縮空気が、シリンダ室R1aに直接供給さ
れるとともにシリンダ室R1bに減圧弁50を介して供
給されるように構成されていて、ポートAに供給される
圧縮空気の圧力が設定範囲内である場合には、減圧弁5
0の減圧作用によりシリンダ室R1aにて得られる推力
とシリンダ室R1bにて得られる推力との和が略一定と
なるように構成したため、ピストンロッド20が小推力
にて前進しているときには、仮にポートAに供給される
圧縮空気の圧力が上昇しても、ピストンロッド20に作
用する小推力は略一定に保たれて所定以上に大きくなる
ことが防止される。
供給される圧縮空気が、シリンダ室R1aに直接供給さ
れるとともにシリンダ室R1bに減圧弁50を介して供
給されるように構成されていて、ポートAに供給される
圧縮空気の圧力が設定範囲内である場合には、減圧弁5
0の減圧作用によりシリンダ室R1aにて得られる推力
とシリンダ室R1bにて得られる推力との和が略一定と
なるように構成したため、ピストンロッド20が小推力
にて前進しているときには、仮にポートAに供給される
圧縮空気の圧力が上昇しても、ピストンロッド20に作
用する小推力は略一定に保たれて所定以上に大きくなる
ことが防止される。
【0042】また、本実施形態においては、推力変換位
置記憶体40に筒部41を一体的に設けて、この筒部4
1の外周に給排通路12bとシリンダ室R3とを接続す
る接続通路11bが形成されるようにしたため、推力変
換位置記憶体40を有効に活用して接続通路11bを形
成することができて、通路構成をシンプルとすることが
できる。また、切換弁60に、ピストンロッド20の後
退時において切換弁60の各カム体65が推力変換位置
記憶体40のテーパ面40bに非係合となった後にシリ
ンダ室R2から空気を給排通路13aに逃がす逃がし手
段の機能を付加したため、構成がシンプルとなる。
置記憶体40に筒部41を一体的に設けて、この筒部4
1の外周に給排通路12bとシリンダ室R3とを接続す
る接続通路11bが形成されるようにしたため、推力変
換位置記憶体40を有効に活用して接続通路11bを形
成することができて、通路構成をシンプルとすることが
できる。また、切換弁60に、ピストンロッド20の後
退時において切換弁60の各カム体65が推力変換位置
記憶体40のテーパ面40bに非係合となった後にシリ
ンダ室R2から空気を給排通路13aに逃がす逃がし手
段の機能を付加したため、構成がシンプルとなる。
【0043】図1から図7に示した上記実施形態におい
ては、ポートAに供給される圧縮空気がシリンダ室R1
aに直接供給されるとともにシリンダ室R1bに減圧弁
50を介して供給されるように構成して、ピストンロッ
ド20が小推力にて前進されるときには、その推力が略
一定に保たれるようにしたが、図8に示したように、減
圧弁50をなくすとともに、シリンダ室R1a及びR1
bに代えて単一のシリンダ室R1を備える構成として本
発明を実施することも可能である。また、図8に示した
実施形態においては、シリンダ本体10のロッド側カバ
ー14が本体11に一体的に設けられるとともに、推力
変換位置記憶体40が筒部41を備えない構成とされて
いて、シリンダ室R4への給排通路14aが本体11に
設けられるとともに、シリンダ室R3と給排通路12b
を接続する接続通路22cがピストンロッド20のロッ
ド22に設けられている。また、切換弁60がバルブハ
ウジング61を備えない構成とされている。なお、図8
に示した実施形態のその他の構成は図2に示した実施形
態の構成と実質的に同じであるため、同一符号を付して
その説明は省略する。また、図8に示した実施形態にお
いては、ピストンロッド20が小推力にて前進されると
きにその推力が略一定に保たれるという作動は得られな
いものの、その他の作動は上記実施形態と同様に得られ
るものであり、図8の構成及び上記実施形態の作動説明
から容易に理解されると思われるため、その説明は省略
する。
ては、ポートAに供給される圧縮空気がシリンダ室R1
aに直接供給されるとともにシリンダ室R1bに減圧弁
50を介して供給されるように構成して、ピストンロッ
ド20が小推力にて前進されるときには、その推力が略
一定に保たれるようにしたが、図8に示したように、減
圧弁50をなくすとともに、シリンダ室R1a及びR1
bに代えて単一のシリンダ室R1を備える構成として本
発明を実施することも可能である。また、図8に示した
実施形態においては、シリンダ本体10のロッド側カバ
ー14が本体11に一体的に設けられるとともに、推力
変換位置記憶体40が筒部41を備えない構成とされて
いて、シリンダ室R4への給排通路14aが本体11に
設けられるとともに、シリンダ室R3と給排通路12b
を接続する接続通路22cがピストンロッド20のロッ
ド22に設けられている。また、切換弁60がバルブハ
ウジング61を備えない構成とされている。なお、図8
に示した実施形態のその他の構成は図2に示した実施形
態の構成と実質的に同じであるため、同一符号を付して
その説明は省略する。また、図8に示した実施形態にお
いては、ピストンロッド20が小推力にて前進されると
きにその推力が略一定に保たれるという作動は得られな
いものの、その他の作動は上記実施形態と同様に得られ
るものであり、図8の構成及び上記実施形態の作動説明
から容易に理解されると思われるため、その説明は省略
する。
【0044】また、図1から図7に示した上記実施形態
においては、ポートAに供給される圧縮空気が直接供給
されるシリンダ室R1aを小径とするとともに減圧弁5
0を介して供給されるシリンダ室R1bを大径として実
施したが、図9に示したように、ヘッド側カバー12に
設けたポートAに供給される圧縮空気が直接供給される
シリンダ室R1aを大径とするとともに減圧弁50を介
して供給されるシリンダ室R1bを小径として実施する
ことも可能である。また、図9に示した実施形態におい
ては、シリンダ本体10のロッド側カバー14が本体1
1に一体的に設けられるとともに、推力変換位置記憶体
40が筒部41を備えない構成とされていて、シリンダ
室R4への給排通路14aが本体11に設けられるとと
もに、シリンダ本体11のロッド13にポートBととも
に設けた給排通路13aとシリンダ室R3を接続する接
続通路がシリンダ本体10のロッド13に固着したパイ
プ19とピストンロッド20のロッド22とピストン2
1に設けた通路22d,21aによって構成されてい
る。また、切換弁60のカム体65にパイロット通路6
5aを設ける代わりにピストンロッド20のロッド22
にパイロット通路22eが設けられている。なお、その
他の構成及び作動は上記実施形態の構成及び作動と実質
的に同じであるため、同一符号を付してその説明は省略
する。
においては、ポートAに供給される圧縮空気が直接供給
されるシリンダ室R1aを小径とするとともに減圧弁5
0を介して供給されるシリンダ室R1bを大径として実
施したが、図9に示したように、ヘッド側カバー12に
設けたポートAに供給される圧縮空気が直接供給される
シリンダ室R1aを大径とするとともに減圧弁50を介
して供給されるシリンダ室R1bを小径として実施する
ことも可能である。また、図9に示した実施形態におい
ては、シリンダ本体10のロッド側カバー14が本体1
1に一体的に設けられるとともに、推力変換位置記憶体
40が筒部41を備えない構成とされていて、シリンダ
室R4への給排通路14aが本体11に設けられるとと
もに、シリンダ本体11のロッド13にポートBととも
に設けた給排通路13aとシリンダ室R3を接続する接
続通路がシリンダ本体10のロッド13に固着したパイ
プ19とピストンロッド20のロッド22とピストン2
1に設けた通路22d,21aによって構成されてい
る。また、切換弁60のカム体65にパイロット通路6
5aを設ける代わりにピストンロッド20のロッド22
にパイロット通路22eが設けられている。なお、その
他の構成及び作動は上記実施形態の構成及び作動と実質
的に同じであるため、同一符号を付してその説明は省略
する。
【0045】上記各実施形態においては、ピストンロッ
ド20の後退時において切換弁60のカム体65が推力
変換位置記憶体40のテーパ面40bに非係合となった
後にシリンダ室R2から空気をポートAに連通する給排
通路に逃がす逃がし手段の機能を切換弁60に付加して
本発明を実施したが、切換弁60とは別に逃がし手段を
構成して(例えば図9においてヘッド側カバー12にポ
ートAとシリンダ室R2を接続する排出通路を設けると
ともに、この排出通路にポートAへの空気流れを許容す
るチェック弁を設けて)本発明を実施することも可能で
ある。
ド20の後退時において切換弁60のカム体65が推力
変換位置記憶体40のテーパ面40bに非係合となった
後にシリンダ室R2から空気をポートAに連通する給排
通路に逃がす逃がし手段の機能を切換弁60に付加して
本発明を実施したが、切換弁60とは別に逃がし手段を
構成して(例えば図9においてヘッド側カバー12にポ
ートAとシリンダ室R2を接続する排出通路を設けると
ともに、この排出通路にポートAへの空気流れを許容す
るチェック弁を設けて)本発明を実施することも可能で
ある。
【図1】 本発明による流体圧シリンダを電気溶接装置
のガンシリンダに実施した例を示す正面図である。
のガンシリンダに実施した例を示す正面図である。
【図2】 図1に示した流体圧シリンダの拡大縦断正面
図である。
図である。
【図3】 図2に示した流体圧シリンダの部分拡大図で
ある。
ある。
【図4】 図2に示した流体圧シリンダの部分破断側面
図である。
図である。
【図5】 図2に示したシリンダ本体のガイドとピスト
ンロッドのロッドと切換弁のバルブハウジング及びポペ
ットの関係を示す横断平面図である。
ンロッドのロッドと切換弁のバルブハウジング及びポペ
ットの関係を示す横断平面図である。
【図6】 図2に示した流体圧シリンダの平面図であ
る。
る。
【図7】 図6に示した減圧弁の一次圧と二次圧の関係
を示す特性線図である。
を示す特性線図である。
【図8】 本発明による流体圧シリンダの他の実施形態
を示す縦断正面図である。
を示す縦断正面図である。
【図9】 本発明による流体圧シリンダのその他の実施
形態を示す縦断正面図である。
形態を示す縦断正面図である。
10…シリンダ本体、11b…接続通路、13a…(第
1の)給排通路、12b…(第2の)給排通路、14a
…(第3の)給排通路、20…ピストンロッド、21…
ピストン、22…ロッド、30…リセットピストン、4
0…推力変換位置記憶体、41…筒部、50…減圧弁、
60…切換弁、V1…流入許容チェック弁、R1…(第
1の)シリンダ室、R1a,R1b…(一次側)シリン
ダ室,(二次側)シリンダ室(第1のシリンダ室)、R
2…(第2の)シリンダ室、R3…(第3の)シリンダ
室、R4…(第4の)シリンダ室。
1の)給排通路、12b…(第2の)給排通路、14a
…(第3の)給排通路、20…ピストンロッド、21…
ピストン、22…ロッド、30…リセットピストン、4
0…推力変換位置記憶体、41…筒部、50…減圧弁、
60…切換弁、V1…流入許容チェック弁、R1…(第
1の)シリンダ室、R1a,R1b…(一次側)シリン
ダ室,(二次側)シリンダ室(第1のシリンダ室)、R
2…(第2の)シリンダ室、R3…(第3の)シリンダ
室、R4…(第4の)シリンダ室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 幸生 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 シリンダ本体内に複数のシリンダ室を設
け、各シリンダ室に流入する流体を制御することによっ
て推力を変更する流体圧シリンダにおいて、前記複数の
シリンダ室への流体の流入を制御する切換弁と、ピスト
ンロッドのストロークが変化した場合に、その変化量に
対応する量だけ移動して常にはその移動後の位置を保持
する推力変換位置記憶体と、この推力変換位置記憶体を
初期位置に戻すリセットピストンとを設け、また前記切
換弁を、前記ピストンロッドのピストンが前記推力変換
位置記憶体に対して所定ストロークで所定のシリンダ室
に連通させ、前記所定ストローク以外では前記所定のシ
リンダ室との連通を遮断するように構成し、前記ピスト
ンロッド内に設けたことを特徴とする流体圧シリンダ。 - 【請求項2】 ピストンロッドのヘッド側に、第1の給
排通路に連通する第1のシリンダ室が形成されるととも
に、流入許容チェック弁を介して低圧側に接続されると
ともに前記第1のシリンダ室に連通・遮断される第2の
シリンダ室が形成され、前記第1のシリンダ室に前記第
1の給排通路を通して圧力流体が流入することによって
前記ピストンロッドが小推力にて前進され、また前記両
シリンダ室に圧力流体が流入することによって前記ピス
トンロッドが大推力にて前進されるように構成した流体
圧シリンダにおいて、前記ピストンロッドのロッド側に
第2の給排通路に連通する第3のシリンダ室と第3の給
排通路に連通する第4のシリンダ室を形成するリセット
ピストンを設けるとともに、前記ピストンロッドのピス
トンと前記リセットピストン間に形成される前記第3の
シリンダ室に前記ピストンロッドのピストンまたは前記
リセットピストンが当接して押動するときのみ軸方向に
移動し常には位置保持される推力変換位置記憶体を設
け、また前記ピストンロッドのピストンが前記推力変換
位置記憶体に当接する直前から当接する間の所定ストロ
ークにて前記推力変換位置記憶体に係合して前記第1と
第2のシリンダ室を連通させ前記所定ストローク以外で
は前記推力変換位置記憶体に非係合で前記第1と第2の
シリンダ室との連通を遮断する切換弁を前記ピストンロ
ッドに組付けるとともに、前記ピストンロッドの後退時
において前記切換弁が前記推力変換位置記憶体に非係合
となった後に前記第2のシリンダ室から流体を前記第1
の給排通路に逃がす逃がし手段を設けたことを特徴とす
る流体圧シリンダ。 - 【請求項3】 前記第1のシリンダ室を、前記第1の給
排通路に直接連通する一次側シリンダ室と、前記第1の
給排通路に減圧弁を介して連通する二次側シリンダ室と
に区画して、前記第1の給排通路に供給される圧力流体
の圧力が設定範囲内である場合には、前記減圧弁の減圧
作用により前記一次側シリンダ室にて得られる推力と前
記二次側シリンダ室にて得られる推力との和が略一定と
なるように構成したことを特徴とする請求項2記載の流
体圧シリンダ。 - 【請求項4】 前記推力変換位置記憶体に、前記ピスト
ンロッドのピストンを軸方向に摺動可能に収容するとと
もに前記第3のシリンダ室を形成する筒部を一体的に設
けて、この筒部の外周に前記第2の給排通路と前記第3
のシリンダ室とを接続する接続通路を形成したことを特
徴とする請求項2または3記載の流体圧シリンダ。 - 【請求項5】 前記切換弁に、前記逃がし手段の機能を
付加したことを特徴とする請求項2、3または4記載の
流体圧シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011645A JPH10205505A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011645A JPH10205505A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 流体圧シリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205505A true JPH10205505A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11783698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9011645A Pending JPH10205505A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10205505A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104481963A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-04-01 | 三一汽车制造有限公司 | 一种油缸、泵送系统及混凝土泵送设备 |
| CN104785916A (zh) * | 2014-01-21 | 2015-07-22 | (株)星宇Hitech | 振动点焊的装置和方法 |
| CN112024053A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-04 | 湖南三一快而居住宅工业有限公司 | 一种驱动调节装置及粉碎机 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP9011645A patent/JPH10205505A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104785916A (zh) * | 2014-01-21 | 2015-07-22 | (株)星宇Hitech | 振动点焊的装置和方法 |
| US9545688B2 (en) | 2014-01-21 | 2017-01-17 | Sungwoo Hitech Co., Ltd. | Device and method of vibro-spot welding |
| CN104481963A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-04-01 | 三一汽车制造有限公司 | 一种油缸、泵送系统及混凝土泵送设备 |
| CN112024053A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-04 | 湖南三一快而居住宅工业有限公司 | 一种驱动调节装置及粉碎机 |
| CN112024053B (zh) * | 2020-09-18 | 2021-12-28 | 湖南三一快而居住宅工业有限公司 | 一种驱动调节装置及粉碎机 |
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