JPH10205752A - グロープラグ - Google Patents

グロープラグ

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JPH10205752A
JPH10205752A JP2093997A JP2093997A JPH10205752A JP H10205752 A JPH10205752 A JP H10205752A JP 2093997 A JP2093997 A JP 2093997A JP 2093997 A JP2093997 A JP 2093997A JP H10205752 A JPH10205752 A JP H10205752A
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JP
Japan
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glow plug
heating element
sheath member
sheath
terminal
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Application number
JP2093997A
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English (en)
Inventor
Hideo Kawamura
英男 河村
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Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
Original Assignee
Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd filed Critical Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
Priority to JP2093997A priority Critical patent/JPH10205752A/ja
Publication of JPH10205752A publication Critical patent/JPH10205752A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、保護管内には未焼結混合粉末を充
填して安価に製造し、スタート時には電流制御機能を有
するPTC部材をバイパスしてスムースに発熱部を加熱
可能に構成したグロープラグを提供する。 【解決手段】 このグロープラグは、緻密なセラミック
スから構成された鞘部材1内に発熱体5を配置し、鞘部
材1内に未焼結混合粉末の固化部材から成る充填部材を
充填して鞘部材1の開口端部を耐熱性封止部材で密封す
る。発熱体5を、プラグ本体15内に配置された自己電
流制御部材8及びバイパスリード線10を通じてバッテ
リ17に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジンの始動時等に使用されるグロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のグロープラグとして、タングステ
ン、モリブデン等の高融点金属を発熱体として、窒化ケ
イ素成形体の間に挟み、ホットプレスにより窒化ケイ素
部の焼成、及び窒化ケイ素部と発熱部との一体化を同時
に行う方法で作製させるグロープラグは知られている
(特開平6−272861号公報、特公昭60−194
04号公報等参照)。例えば、特開平6−272861
号公報に開示されたセラミック発熱体は、窒化珪素質焼
結体中に無機導電材から成る発熱抵抗体を埋設したもの
であり、窒化珪素質成形体を作製し、該窒化珪素質成形
体に対してコイル状タングステン線から成る発熱抵抗体
と該発熱抵抗体に接続したリード線を構成するタングス
テン線から成る発熱抵抗体とを配置し、前記発熱抵抗体
を挟むように別の窒化珪素質成形体を重ねて、これを加
圧して焼成して窒化珪素質焼結体を作製するものであ
る。
【0003】自己電流制御形グロープラグとして、特開
平7−167432号公報に開示されたものがある。該
自己電流制御形グロープラグは、所定時間経過後にはコ
イルへの通電を自動的に遮断できるものであり、コネク
タを備えた中空状本体に固着されたセラミック製パイ
プ、パイプに充填されたセラミックス充填体、セラミッ
クス充填体に埋め込まれたコイル、及びコイルに接続さ
れたPTC部材から構成されている。PTC(positive
temperature coefficient) 部材は、所定温度以上で急
激に抵抗値が増加してコイルへの通電を遮断するもので
あり、コイルの端部とコネクタのコネクタ部とを接続し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のグロ
ープラグは、保護管内にタングステン線を配置すると共
に、保護管内に前駆体等の材料から成る充填材を充填
し、これを焼結して作製されている。しかしながら、ヒ
ータコイルを形成するタングステンやモリブデン等の高
融点金属は、酸化され易く、温度が上昇すると、結晶粒
子が大きくなり、1100℃以上の温度で再結晶し、そ
れらの品質が脆化することが知られている。即ち、従来
のようにグロープラグを作製する場合に、保護管内に充
填した材料を1400℃〜1900℃の高温で焼結して
作製するものは、保護管内に配置されたヒータコイルが
脆化し、ヒータコイルの断線の主な原因になっていた。
また、スラリーを焼結するには、高価な焼結炉が必要に
なり、製造工程も複雑になるため、グロープラグのコス
トをアップする要因になっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の課題を解決することであり、鞘部材内に通電により発
熱するNi,Co,Mo,Cr等の耐熱金属から成る発
熱体を配置すると共に、鞘部材内に混合粉末の泥漿を乾
燥固化させた絶縁性固化材料から成る第1充填部材を充
填して鞘部材内を高密度化し、これを焼結することな
く、鞘部材の端部を封止して作製し、それによって、低
コストで作製でき、また、発熱体の加熱状態を自己電流
制御部材によって制御すると共に、自己電流制御部材を
バイパスして発熱体をバッテリに接続し、グロープラグ
自体が高温であっても始動時には自己電流制御部材に電
流を流すことなく発熱部を加熱できるグロープラグを提
供することである。
【0006】この発明は、緻密な耐熱、耐酸化性セラミ
ックスから構成された鞘部材、安価なNi,Co,M
o,Cr等の合金の耐熱性材料から成る前記鞘部材内に
配置された発熱体、前記鞘部材内に充填されたセラミッ
クス、ケイ素、チタン、カーボン及びグラファイトから
選択される絶縁性材料から成る混合粉末の未焼結材から
成る絶縁性第1充填部材、前記鞘部材から前記発熱体に
接続されたリード線を延び出させた状態で前記鞘部材の
開口端部を密封する耐熱性封止部材、前記鞘部材の端部
に取り付けられたプラグ本体、及び前記プラグ本体内に
充填された絶縁性第2充填部材内に配置され且つ前記第
1リード線と前記プラグ本体に設けた第1端子とを直列
に接続した正温度抵抗係数を持つ材料から成る自己電流
制御部材、から成るグロープラグに関するものである。
【0007】また、前記第1充填部材は、窒化ケイ素、
シリカ、アルミナ等のセラミックス、チタン、外周を絶
縁材で被覆されたカーボンやグラファイトから成る前記
混合粉末の泥漿を固化させた絶縁性の固化材料から構成
されている。即ち、前記第1充填部材の前記混合粉末
は、前記発熱体による発熱によって高温になるが、前記
混合粉末中にTiを含有することによって充填されたN
2 と反応してTiNとSi3 4 の固化材が生成され、
前記鞘部材内部の密度が高くなって温度の高い前記第1
充填部材が前記鞘部材の壁面に密着する。また、前記混
合粉末がそのまま前記鞘部材の内部に固化することなく
存在しても、無酸素状態であるので、発熱体が酸化した
り腐食することがなく、前記混合粉末が高密度状態に分
布しているので、熱伝導的にも問題なく、良好な熱伝導
状態に構成できる。
【0008】また、前記自己電流制御部材は、所定温度
以上で抵抗値が急激に大きくなるチタン酸バリウム系焼
結体又はチタン酸ナマリ系焼結体から構成されている。
【0009】また、前記封止部材は、前記第1充填部材
に隣接したガラス材から成る第1封止部材及び該第1封
止部材に隣接した前記鞘部材の端部に位置する液体シー
ル材から成る第2封止部材から構成されている。
【0010】また、前記鞘部材は、窒化ケイ素、炭化ケ
イ素、サイアロン及びそれらの複合物から選択されるセ
ラミックスで形成されている。また、前記鞘部材内には
2ガスが封入されている。
【0011】更に、前記発熱体は、Ni,Cr,Mo及
びそれらの合金から選定される材料から構成されてい
る。また、前記発熱体は、第2リード線を通じて前記プ
ラグ本体に接続されている。
【0012】又は、この発明は、緻密なセラミックスか
ら成る鞘部材内に配置された発熱体の一端に接続する第
1リード線は正温度抵抗係数を持つ材料から成る自己電
流制御部材と直列に且つバイパスリード線は直接に電源
に接続され、また、前記発熱体の他端に接続する第2リ
ード線はアース接地されていることから成るグロープラ
グに関するものである。
【0013】更に、この発明は、緻密なセラミックスか
ら成る鞘部材、前記鞘部材内に配置された発熱体、前記
鞘部材内に充填された絶縁性の第1充填部材、前記発熱
体に接続されたリード線を前記鞘部材から延び出させた
状態で前記鞘部材の開口端部を密封する耐熱性封止部
材、前記鞘部材の端部に取り付けられたプラグ本体、前
記プラグ本体内に充填された絶縁性の第2充填部材内に
配置され且つ前記第1リード線を前記プラグ本体に設け
た第1端子に直列に接続した正温度抵抗係数を持つ材料
から成る自己電流制御部材、及び前記第1リード線を前
記自己電流制御部材をバイパスして前記プラグ本体に設
けた第2端子に直列に接続したバイパスリード線、から
成るグロープラグに関するものである。
【0014】また、前記バイパスリード線の内部抵抗
は、前記自己電流制御部材の内部抵抗より大きく設定さ
れている。
【0015】また、前記第1端子と前記第2端子はスタ
ートスイッチに接続され、前記スタートスイッチは前記
第1端子をバッテリに接続すると共に前記第2端子を前
記バッテリに選択的に接続するように構成されている。
【0016】また、前記スタートスイッチは始動時にオ
ンされるキースイッチのオン端子に接続され、エンジン
の始動時には前記第2端子及び前記バイパスリード線を
通じて前記発熱体に電流が供給されるように構成されて
いる。
【0017】この発明によるグロープラグは、上記のよ
うに、発熱体に自己電流制御部材のPCT部材を通じて
接続される第1端子と発熱体にバイパスリード線を通じ
て接続された第2端子とがプラグ本体に設けられ、前記
第1端子がスタートスイッチのオン位置と接続され、前
記第2端子がスタートスイッチのスタート位置に接続さ
れ、スタートスイッチはバッテリに接続されている。従
って、エンジンの始動時には、発熱体はバッテリに自己
電流制御部材をバイパスしたバイパスリード線を通じて
直接接続され、グロープラグの発熱部を加熱するように
構成したので、エンジンの再始動時等のグロープラグが
高温度状態であっても、バッテリからの電流が自己電流
制御部材をバイパスして発熱体に供給され、スムースな
エンジン始動を行うことができる。また、エンジンの始
動後には、発熱体は自己電流制御部材を通じてバッテリ
に接続されることになり、エンジン温度が高い時には自
己電流制御部材の抵抗が高くなって発熱体に供給される
電流が小さくなり、電流制御されることになる。
【0018】このグロープラグは、上記のように、発熱
体をNi,Cr,Mo,Co等の比較的安価な金属から
作製し、該発熱体を保護管となる鞘部材内に配置し、鞘
部材内に、例えば、セラミックス、Ti、絶縁性カーボ
ン、Siの粉末を入れ、N2ガスを封入したものであ
る。従って、発熱体による加熱によって温度上昇する
と、Si,TiがN2 と反応し、Si3 4 にTiNに
転化し、TiNと体積膨張によって鞘部材と充填部材と
の間に隙間が発生せず、熱伝導が良好になる。或いは、
充填部材として、鞘部材内に絶縁性グラファイト、Si
3 4 等の粉末を充填するものであり、鞘部材に充填し
た後に充填材を高温での焼結を行わないので、材料が安
価であり、高価な焼結炉等を必要としない。即ち、前記
鞘部材内に充填する充填部材の材料は、特定されるもの
でなく、耐熱性を有する粉末、粒状等の材料であれば十
分である。この製造方法は、泥漿材を鞘内に注入した
後、乾燥させ、N2 ガス中で発熱コイルを加熱させて、
固化させた後、封止部材で気密性を得るように密封して
もよいものである。
【0019】
【発明の実施の態様】以下、図面を参照して、この発明
によるグロープラグの実施例を説明する。図1はこの発
明によるグロープラグの一実施例を示す説明図である。
【0020】このグロープラグは、ディーゼルエンジン
の始動補助具としてのグロープラグに適用して好ましい
ものであり、通電により加熱される発熱部20を備えて
いる。グロープラグは、主として、セラミックスから中
空状に形成された発熱部20を構成する保護管としての
鞘部材1、鞘部材1の端部に取り付けられたプラグ本体
15、鞘部材1内に配置された発熱コイルから成る発熱
体5、鞘部材1内に充填された混合粉末から成る絶縁性
の第1充填部材4、発熱体5に接続されたリード線6,
7を鞘部材1から延び出させた状態で鞘部材1の開口端
部を密封する耐熱性封止部材2,3、鞘部材1の端部を
固定したプラグ本体15、及びプラグ本体15内に充填
された絶縁性の第2充填部材9内に配置され且つリード
線6とプラグ本体15に設けた端子12とを直列に接続
した正温度抵抗係数を持つ材料から成る自己電流制御部
材8から構成されている。プラグ本体15には、グロー
プラグをエンジン本体等に固定するため、ねじ部28及
びナット部29が設けられている。端子12,13は、
ナット部29から外方へ延び出している。
【0021】鞘部材1は、発熱部20を構成するもので
あり、耐熱性に優れ且つ耐腐食性に優れた窒化ケイ素
(Si3 4 )、炭化ケイ素(SiC)、サイアロン
(Si−Al−O−N)及びそれらの複合物から選択さ
れる緻密なセラミックスによって構成され、その形状は
一端が閉鎖され、他端が開口端部に形成されている。
【0022】発熱体5は、耐熱性に優れると共に耐酸化
性に優れているNi,Cr,Mo,Co及びそれらの合
金、例えば、インコネル等から選定される材料から構成
され、コイル状の金属線に形成されている。Ni,C
r,Mo,Coから成る合金は、耐熱性が1300℃程
度であるが、酸化には比較的に強い特性を有しているの
で、発熱体5を作製するのに適している。また、Ni,
Cr,Mo,Coは、加熱時に熱膨張によって収縮する
特性を有するが、それらの合金、例えば、インコネルの
熱膨張係数(5×10- 6 /℃)は窒化ケイ素と熱膨張
係数(3.1×10- 6 /℃)とほぼ同様であるので、
鞘部材1を窒化ケイ素で作製し、発熱体5をインコネル
等の材料で作製すると、鞘部材1と発熱体5とはマッチ
ングが良好になる。発熱体5をタングステンやその合金
の材料で作製した場合には、該材料は熱には極めて強い
が、酸化に弱いことを考慮して酸素に晒されないような
構造、例えば、N2 ガスを封入する等の構造に構成する
必要である。
【0023】また、第1充填部材4は、窒化ケイ素、ア
ルミナ、炭化ケイ素等のセラミックス、添加剤のシリカ
(SiO2 )、Y2 3 、絶縁被覆されたカーボンやグ
ラファイトから選択される材料から成る混合粉末の未焼
結材から構成されている。更に、鞘部材1内に充填され
た第1充填部材4中には、発熱体5の酸化や腐食を防止
するため、N2 ガスが封入されている。この実施例で
は、第1充填部材4は、上記混合粉末を水又は溶剤を加
えて泥漿を作り、その泥漿を発熱体5が配置された鞘部
材1内に流し込み、泥漿を乾燥させて固化させた絶縁性
の固化材料から構成されている。固化材料は、鞘部材1
の内壁面に固着して鞘部材1内で密度が高くなるが、特
に、Tiを含有している混合粉末であれば、その現象は
顕著になる。そこで、固化材料が鞘部材1に密着した状
態で、N2 ガスを封入して鞘部材1の端部を封止部材
2,3で密封する。
【0024】封止部材2,3は、第1充填部材4に隣接
したガラス材から成る第1封止部材2と、第1封止部材
2に隣接した鞘部材1の端部に位置する液体シール材か
ら成る第2封止部材3から構成されている。第1封止部
材2は、SiO2 ,Al2 3 ,オキシナイトライド材
から構成された耐熱性のガラス材から成り、第1充填部
材4が充填された鞘部材1の内部の気密性を保ってい
る。更に、第1封止部材2とリード線6,7との間、及
び第1封止部材2と鞘部材1の内壁面との間の気密を保
つために、液剤から成る液体シール材の第2封止部材3
が鞘部材1の端部に充填されている。
【0025】また、発熱体5に接続された第1リード線
6は、鞘部材1の端部に充填された第2封止部材3から
伸び出し、接続部材14に接続されている。接続部材1
4には、自己電流制御部材8が接続されると共に、バイ
パスリード線10が接続されている。更に、自己電流制
御部材8は、リード線11を通じてプラグ本体15に設
けられた第1端子12に接続されている。バイパスリー
ド線10は、自己電流制御部材8をバイパスするライン
であり、プラグ本体15に設けられた第2端子13に接
続されている。また、発熱体5に接続された第2リード
線7は、金属製のプラグ本体15に接続され、アースさ
れている。
【0026】また、プラグ本体15内に配置された自己
電流制御部材8は、所定温度以上で抵抗値が急激に大き
くなって電流を小さく制御する機能を有する正温度係数
部材(PTC部材)から成り、その材料として、例え
ば、チタン酸バリウム系焼結体又はチタン酸ナマリ系焼
結体を積層した合板材から構成されている。更に、プラ
グ本体15内には、自己電流制御部材8を埋めるように
第2充填部材9が充填されている。第2充填部材9は、
非導電性のアルミナ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、それら
の複合セラミック繊維等から成る絶縁材から構成されて
いる。
【0027】このグロープラグにおいて、第1端子12
と第2端子13は、スタートスイッチ27に接続されて
いる。スタートスイッチ27は、第1端子12をバッテ
リ17に接続すると共に、第2端子13をバッテリ17
に選択的にオン状態又はオフ状態に接続するように構成
されている。スタートスイッチ27には、バッテリ17
にライン24で接続されたバッテリ端子21、第1端子
12にライン22で接続されたオン端子18、及び第2
端子13にライン23で接続されたスタート端子19が
設けられている。スタートスイッチ27には、キースイ
ッチ16が設けられ、キースイッチ16の接触子26
は、バッテリ端子21とオン端子18に常時接続し、ス
タート端子19に始動時のみに接続するように構成され
ている。また、バッテリ17は、ライン25によってグ
ロープラグのプラグ本体15に接続され、アースされて
いる。スタートスイッチ27は、始動時にオンされるキ
ースイッチ16のオン端子18に接続され、エンジンの
始動時には第2端子13及びバイパスリード線10を通
じて発熱体5に電流が供給されるように構成されてい
る。
【0028】この発明によるグロープラグは、上記の構
成において、通電によって加熱される発熱部20の構造
に特徴を有している。このグロープラグを構成する発熱
部20は、鞘部材1内に充填即ち挿入した充填部材4を
焼結することなく、未焼結混合粉末のままで鞘部材1の
端部を密封して作製したものであり、発熱体5やリード
線6,7の劣化を防止すると共に、焼結工程を必要とせ
ず、低コストに製造されている。
【0029】更に、このグロープラグは、PTC部材の
自己電流制御部材8が組み込まれ、エンジン始動時に
は、自己電流制御部材8をバイパスしてバイパスリード
線10を通じて発熱体5に電流が供給されるので、自己
電流制御部材8の領域の温度に影響されず、確実に始動
時の補助ができ、スムースな始動を確保できる。また、
スタートスイッチ27がオンの時、スタート端子19側
の抵抗を自己電流制御部材8の内部抵抗より大きく設定
されているので、自己電流制御部材8側が低温であれ
ば、バッテリ17からの主電流が自己電流制御部材8を
流れ、自己電流制御部材8が内部抵抗によって発熱する
熱エネルギと、発熱部材20の発熱による熱エネルギと
によって、自己電流制御部材8はその作動温度に達する
ことができ、その後はスムースな電流制御機能を発揮で
きるようになる。
【0030】
【発明の効果】この発明によるグロープラグは、上記の
ように、鞘部材内に充填される充填部材が1700℃と
いう高温で焼結されておらず、充填部材が未焼結混合粉
末から構成されているので、発熱体が高温に晒されずに
劣化することがなく、充填圧力をかけることができない
セラミックスで作製した鞘部材を用いても、混合粉末が
600℃以上程度の加熱によってかさ密度をアップさせ
ることができ、繰り返しの熱応力を受けても発熱体が断
線することなく、寿命を大幅に延ばすことができ、焼結
工程を必要としないので低コストに製造できる。
【0031】また、このグロープラグは、エンジン始動
時には、自己電流制御部材をバイパスするバイパスリー
ド線を通じて発熱体に電流を確実に供給できる。例え
ば、エンジンを停止させた直後で、グロープラグが高温
であったとしても、バッテリからの電流を自己電流制御
部材をバイパスして発熱体へ供給できるので、自己電流
制御部材による電流抑制の作用が働かなく、エンジン始
動時には発熱体は確実に加熱され、スムースな始動を達
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるグロープラグの一実施例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 鞘部材 2 第1封止部材 3 第2封止部材 4 第1充填部材 5 発熱体 6 第1リード線 7 第2リード線 8 自己電流制御部材 9 第2充填部材 10 バイパスリード線 11 リード線 12 第1端子 13 第2端子 14 接続部材 15 プラグ本体 16 キースイッチ 17 バッテリ 18 オン端子 19 スタート端子 20 発熱部 21 バッテリ端子 27 スタートスイッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緻密なセラミックスから成る鞘部材、耐
    熱性材料から成る前記鞘部材内に配置された発熱体、前
    記鞘部材内に充填されたセラミックス、ケイ素、チタ
    ン、カーボン、グラファイトから選択される絶縁性材料
    から成る混合粉末の未焼結材から成る絶縁性の第1充填
    部材、前記発熱体に接続されたリード線を前記鞘部材か
    ら延び出させた状態で前記鞘部材の開口端部を密封する
    耐熱性封止部材、前記鞘部材の端部に取り付けられたプ
    ラグ本体、及び前記プラグ本体内に充填された絶縁性の
    第2充填部材内に配置され且つ前記第1リード線と前記
    プラグ本体に設けた第1端子とを直列に接続した正温度
    抵抗係数を持つ材料から成る自己電流制御部材、から成
    るグロープラグ。
  2. 【請求項2】 前記第1充填部材は、前記混合粉末の泥
    漿を固化させた絶縁性の固化材料から構成されている請
    求項1に記載のグロープラグ。
  3. 【請求項3】 前記自己電流制御部材は、所定温度以上
    で抵抗値が急激に大きくなるチタン酸バリウム系焼結体
    又はチタン酸ナマリ系焼結体から構成されている請求項
    1又は2に記載のグロープラグ。
  4. 【請求項4】 前記鞘部材は、窒化ケイ素、炭化ケイ
    素、サイアロン及びそれらの複合物から選択されるセラ
    ミックスで形成されている請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のグロープラグ。
  5. 【請求項5】 前記発熱体は、Ni,Cr,Mo,Co
    及びそれらの合金から選定される材料からコイル状発熱
    部が構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のグロープラグ。
  6. 【請求項6】 前記封止部材は、前記第1充填部材に隣
    接したガラス材から成る第1封止部材及び該第1封止部
    材に隣接した前記鞘部材の端部に位置する液体シール材
    から成る第2封止部材から構成されている請求項1〜5
    のいずれか1項に記載のグロープラグ。
  7. 【請求項7】 前記鞘部材内にはN2 ガスが封入されて
    いる請求項1〜6のいずれか1項に記載のグロープラ
    グ。
  8. 【請求項8】 前記発熱体は、第2リード線を通じて前
    記プラグ本体に接続されている請求項1〜7のいずれか
    1項に記載のグロープラグ。
  9. 【請求項9】 緻密なセラミックスから成る鞘部材内に
    配置された発熱体の一端に接続する第1リード線は正温
    度抵抗係数を持つ材料から成る自己電流制御部材と直列
    に且つバイパスリード線は直接に電源に接続され、ま
    た、前記発熱体の他端に接続する第2リード線はアース
    接地されていることから成るグロープラグ。
  10. 【請求項10】 緻密なセラミックスから成る鞘部材、
    前記鞘部材内に配置された発熱体、前記鞘部材内に充填
    された絶縁性の第1充填部材、前記発熱体に接続された
    リード線を前記鞘部材から延び出させた状態で前記鞘部
    材の開口端部を密封する耐熱性封止部材、前記鞘部材の
    端部に取り付けられたプラグ本体、前記プラグ本体内に
    充填された絶縁性の第2充填部材内に配置され且つ前記
    第1リード線を前記プラグ本体に設けた第1端子に直列
    に接続した正温度抵抗係数を持つ材料から成る自己電流
    制御部材、及び前記第1リード線を前記自己電流制御部
    材をバイパスして前記プラグ本体に設けた第2端子に直
    列に接続したバイパスリード線、から成るグロープラ
    グ。
  11. 【請求項11】 前記バイパスリード線の内部抵抗は、
    前記自己電流制御部材の内部抵抗より大きく設定されて
    いる請求項9又は10に記載のグロープラグ。
  12. 【請求項12】 前記第1端子と前記第2端子はスター
    トスイッチに接続され、前記スタートスイッチは前記第
    1端子をバッテリに接続すると共に前記第2端子を前記
    バッテリに選択的に接続するように構成されている請求
    項10又は11に記載のグロープラグ。
  13. 【請求項13】 前記スタートスイッチは始動時にオン
    されるキースイッチのオン端子に接続され、エンジンの
    始動時には前記第2端子及び前記バイパスリード線を通
    じて前記発熱体に電流が供給されるように構成されてい
    る請求項12に記載のグロープラグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101524253B1 (ko) * 2014-08-19 2015-05-29 대진글로우텍 주식회사 2중 단자를 갖는 글로우 플러그 조립체

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KR101524253B1 (ko) * 2014-08-19 2015-05-29 대진글로우텍 주식회사 2중 단자를 갖는 글로우 플러그 조립체

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