JPH1020621A - 接触帯電装置 - Google Patents
接触帯電装置Info
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- JPH1020621A JPH1020621A JP17921996A JP17921996A JPH1020621A JP H1020621 A JPH1020621 A JP H1020621A JP 17921996 A JP17921996 A JP 17921996A JP 17921996 A JP17921996 A JP 17921996A JP H1020621 A JPH1020621 A JP H1020621A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯電部材材料を広い範囲から選択でき、しか
も、鱗状の帯電むらの発生を十分抑制できる接触帯電装
置を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム1(被帯電体)に接触配置
される帯電部材21に電源PWから直流電圧を印加して
感光体ドラム1を帯電させる接触帯電装置2において、
帯電部材21の帯電寄与面fs の表面抵抗ρs が0Ω/
□より大きく、1×105 Ω/□以下であり、感光体ドラ
ム1の帯電部材21による帯電前の表面電位Vo と印加
直流電圧Vc との電位差が550V以上750V以下で
ある。
も、鱗状の帯電むらの発生を十分抑制できる接触帯電装
置を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム1(被帯電体)に接触配置
される帯電部材21に電源PWから直流電圧を印加して
感光体ドラム1を帯電させる接触帯電装置2において、
帯電部材21の帯電寄与面fs の表面抵抗ρs が0Ω/
□より大きく、1×105 Ω/□以下であり、感光体ドラ
ム1の帯電部材21による帯電前の表面電位Vo と印加
直流電圧Vc との電位差が550V以上750V以下で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式の複写
機、プリンタ等の画像形成装置用の接触帯電装置に関す
る。
機、プリンタ等の画像形成装置用の接触帯電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機、プリンタ等の画
像形成装置では、感光体ドラム等の静電潜像担持体を帯
電装置により帯電させ、その帯電域に画像露光して静電
潜像を形成し、該潜像を現像して可視像とし、これを転
写材へ転写し、定着させる。このように潜像の形成に先
立って静電潜像担持体表面を帯電させるのに帯電装置が
採用されている。この他、静電潜像担持体上に形成され
た可視像を転写材に転写させる転写チャージャ、可視像
を転写された転写材を静電潜像担持体から分離させる分
離チャージャ等にも帯電装置が採用されている。
像形成装置では、感光体ドラム等の静電潜像担持体を帯
電装置により帯電させ、その帯電域に画像露光して静電
潜像を形成し、該潜像を現像して可視像とし、これを転
写材へ転写し、定着させる。このように潜像の形成に先
立って静電潜像担持体表面を帯電させるのに帯電装置が
採用されている。この他、静電潜像担持体上に形成され
た可視像を転写材に転写させる転写チャージャ、可視像
を転写された転写材を静電潜像担持体から分離させる分
離チャージャ等にも帯電装置が採用されている。
【0003】前記帯電装置としてはコロナ放電を利用し
たコロトロン、スコロトロン等のコロナ帯電装置が従来
から用いられているが、これらコロナ帯電装置は安定し
た帯電を行えるという利点を有するものの、高電圧を必
要とすることや、オゾンの発生量が多いことから、安全
性や環境保全の点で問題がある。そこでこのような問題
を解決する手段として、近年各種の接触帯電装置や近接
帯電装置が提案されている。
たコロトロン、スコロトロン等のコロナ帯電装置が従来
から用いられているが、これらコロナ帯電装置は安定し
た帯電を行えるという利点を有するものの、高電圧を必
要とすることや、オゾンの発生量が多いことから、安全
性や環境保全の点で問題がある。そこでこのような問題
を解決する手段として、近年各種の接触帯電装置や近接
帯電装置が提案されている。
【0004】接触帯電装置は電圧を印加した帯電部材を
被帯電体に接触させ、主として、該帯電部材の被帯電体
との接触領域に連続して被帯電体から離れている領域と
被帯電体表面との空隙で発生する放電により被帯電体を
帯電させるものである。帯電部材としては、帯電ロー
ラ、帯電ブラシ等種々の形態があり、帯電ブレード、帯
電フィルム等も提案されいる。
被帯電体に接触させ、主として、該帯電部材の被帯電体
との接触領域に連続して被帯電体から離れている領域と
被帯電体表面との空隙で発生する放電により被帯電体を
帯電させるものである。帯電部材としては、帯電ロー
ラ、帯電ブラシ等種々の形態があり、帯電ブレード、帯
電フィルム等も提案されいる。
【0005】近接帯電装置は電圧を印加した帯電部材を
被帯電体に極めて近く配置して放電を発生させ、それに
より被帯電体表面を帯電させるものである。近接帯電装
置における帯電部材も種々の態様のものが提案されてい
る。これら接触帯電装置や近接帯電装置は特にオゾン発
生量がコロナ帯電装置に比べて著しく少ないという利点
がある。また、印加すべき電圧もコロナ帯電装置に比べ
て低く設定することが可能である。
被帯電体に極めて近く配置して放電を発生させ、それに
より被帯電体表面を帯電させるものである。近接帯電装
置における帯電部材も種々の態様のものが提案されてい
る。これら接触帯電装置や近接帯電装置は特にオゾン発
生量がコロナ帯電装置に比べて著しく少ないという利点
がある。また、印加すべき電圧もコロナ帯電装置に比べ
て低く設定することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
接触帯電装置をみてみると、帯電部材として金属等の低
抵抗な材料からなるものを採用すると、被帯電体表面が
鱗状に不均一に帯電し、そのため被帯電体が静電潜像担
持体であるときは、例えば図4に示すような1ドット/
4ドットの網点画像を形成すると、網点のドット欠けや
ドット抜けが生じて網点画像の濃淡むらが起きる。この
ときの帯電部材による被帯電体表面の帯電状態を調べる
ために、後述するような帯電状態評価用画像を作成する
と、図8に示すような鱗状の画像が見られる。これは、
被帯電体表面が均一に帯電されず、鱗状の帯電むらが生
じていることを示している。この問題は高抵抗な材料か
らなる帯電部材を採用するときは発生しない。そのため
金属等の低抵抗材料からなる帯電部材を採用することが
できず、導電性材料を分散させたゴム、樹脂等の高抵抗
材料からなる帯電部材を採用せざるを得なかった。
接触帯電装置をみてみると、帯電部材として金属等の低
抵抗な材料からなるものを採用すると、被帯電体表面が
鱗状に不均一に帯電し、そのため被帯電体が静電潜像担
持体であるときは、例えば図4に示すような1ドット/
4ドットの網点画像を形成すると、網点のドット欠けや
ドット抜けが生じて網点画像の濃淡むらが起きる。この
ときの帯電部材による被帯電体表面の帯電状態を調べる
ために、後述するような帯電状態評価用画像を作成する
と、図8に示すような鱗状の画像が見られる。これは、
被帯電体表面が均一に帯電されず、鱗状の帯電むらが生
じていることを示している。この問題は高抵抗な材料か
らなる帯電部材を採用するときは発生しない。そのため
金属等の低抵抗材料からなる帯電部材を採用することが
できず、導電性材料を分散させたゴム、樹脂等の高抵抗
材料からなる帯電部材を採用せざるを得なかった。
【0007】また、帯電部材の被帯電体との接触部分に
傷が発生してそこにトナー等の異物が詰まることで被帯
電体表面に筋状の帯電むらが発生することがあるが、こ
れを抑制しようとするときは、硬度の高い材料からなる
帯電部材を採用することが考えられる。そのような材料
の例の一つとして金属材料が考えられるが、上述の理由
により採用することができなかった。したがって、硬度
の高い特定の樹脂に導電性カーボンに代表される導電性
材料を分散させた材料からなる帯電部材を採用する必要
があった。摩耗しにくい帯電部材を採用しようとすると
きも同様であった。
傷が発生してそこにトナー等の異物が詰まることで被帯
電体表面に筋状の帯電むらが発生することがあるが、こ
れを抑制しようとするときは、硬度の高い材料からなる
帯電部材を採用することが考えられる。そのような材料
の例の一つとして金属材料が考えられるが、上述の理由
により採用することができなかった。したがって、硬度
の高い特定の樹脂に導電性カーボンに代表される導電性
材料を分散させた材料からなる帯電部材を採用する必要
があった。摩耗しにくい帯電部材を採用しようとすると
きも同様であった。
【0008】このようなことから帯電部材の材料選択の
幅が限られるという問題があった。そこで本発明は、被
帯電体に接触配置される帯電部材を備え、前記被帯電体
を帯電させるために該帯電部材に直流電圧を印加する接
触帯電装置であって、帯電部材材料を広い範囲から選択
でき、しかも、鱗状の帯電むらの発生を実用上問題のな
い程度に抑制できる接触帯電装置を提供することを課題
とする。
幅が限られるという問題があった。そこで本発明は、被
帯電体に接触配置される帯電部材を備え、前記被帯電体
を帯電させるために該帯電部材に直流電圧を印加する接
触帯電装置であって、帯電部材材料を広い範囲から選択
でき、しかも、鱗状の帯電むらの発生を実用上問題のな
い程度に抑制できる接触帯電装置を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の接触帯電装置は、被帯電体に接触配置される帯電部
材を備え、前記被帯電体を帯電させるために該帯電部材
に電源から直流電圧を印加する接触帯電装置であって、
前記帯電部材の帯電に寄与する面の表面抵抗ρs が0Ω
/□より大きく、1×105 Ω/□以下であり、前記被帯
電体の前記帯電部材による帯電前の表面電位と該帯電部
材に印加する直流電圧との電位差が550V以上750
V以下であることを特徴としている。
明の接触帯電装置は、被帯電体に接触配置される帯電部
材を備え、前記被帯電体を帯電させるために該帯電部材
に電源から直流電圧を印加する接触帯電装置であって、
前記帯電部材の帯電に寄与する面の表面抵抗ρs が0Ω
/□より大きく、1×105 Ω/□以下であり、前記被帯
電体の前記帯電部材による帯電前の表面電位と該帯電部
材に印加する直流電圧との電位差が550V以上750
V以下であることを特徴としている。
【0010】ここで「被帯電体」は、代表的には感光体
等の静電潜像担持体であるが、それに限定される必要は
なく、本発明の帯電装置は、鱗状の帯電むらを防止又は
抑制しようとする被帯電体に適用できる。前記帯電部材
は複数設けられていてもよく、その場合には、該帯電部
材のそれぞれについて、帯電に寄与する面の表面抵抗ρ
s は0Ω/□より大きく、1×10 5 Ω/□以下とし、前
記被帯電体の該帯電部材による帯電前の表面電位と該帯
電部材に印加する直流電圧との電位差は550V以上7
50V以下とする。前記550V以上750V以下の条
件を満たすように電圧印加すると、一つの帯電部材だけ
では被帯電体表面電位を実用上の所定の電位に到達させ
られないようなとき、複数の帯電部材を設け、それら帯
電部材で被帯電体表面電位を段階的に所定電位に到達さ
せることができる。
等の静電潜像担持体であるが、それに限定される必要は
なく、本発明の帯電装置は、鱗状の帯電むらを防止又は
抑制しようとする被帯電体に適用できる。前記帯電部材
は複数設けられていてもよく、その場合には、該帯電部
材のそれぞれについて、帯電に寄与する面の表面抵抗ρ
s は0Ω/□より大きく、1×10 5 Ω/□以下とし、前
記被帯電体の該帯電部材による帯電前の表面電位と該帯
電部材に印加する直流電圧との電位差は550V以上7
50V以下とする。前記550V以上750V以下の条
件を満たすように電圧印加すると、一つの帯電部材だけ
では被帯電体表面電位を実用上の所定の電位に到達させ
られないようなとき、複数の帯電部材を設け、それら帯
電部材で被帯電体表面電位を段階的に所定電位に到達さ
せることができる。
【0011】いずれにしても、帯電部材の帯電に寄与す
る面の表面抵抗ρs は0Ω/□より大きく、1×105 Ω
/□以下であればよいが、下限値については、帯電部材
材料として通常考えられる低抵抗な材料は金属材料であ
り、それは低抵抗なものでもその表面抵抗は概ね1×10
-5Ω/□である。この観点からすると、帯電部材の帯電
に寄与する面の表面抵抗ρs は、それには限定されない
が、実際には概ね1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/□以
下の範囲で選択されると考えられる。
る面の表面抵抗ρs は0Ω/□より大きく、1×105 Ω
/□以下であればよいが、下限値については、帯電部材
材料として通常考えられる低抵抗な材料は金属材料であ
り、それは低抵抗なものでもその表面抵抗は概ね1×10
-5Ω/□である。この観点からすると、帯電部材の帯電
に寄与する面の表面抵抗ρs は、それには限定されない
が、実際には概ね1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/□以
下の範囲で選択されると考えられる。
【0012】表面抵抗ρs が0Ω/□より大きく、1×
105 Ω/□以下の範囲の材料は、広い範囲から選択でき
る材料であるが、この材料で形成した帯電部材について
何の考慮も払わずに使用すると、鱗状の帯電むらが発生
する可能性のある領域の材料である。被帯電体の帯電部
材による帯電前の表面電位と該帯電部材に印加する直流
電圧との電位差が550V以上750V以下の範囲内に
あれば、該帯電部材の帯電に寄与する面の表面抵抗ρs
を0Ω/□より大きく、1×105 Ω/□以下にできる広
範囲の材料から選択形成されるいずれの帯電部材につい
ても鱗状の帯電むらを十分抑制できる。
105 Ω/□以下の範囲の材料は、広い範囲から選択でき
る材料であるが、この材料で形成した帯電部材について
何の考慮も払わずに使用すると、鱗状の帯電むらが発生
する可能性のある領域の材料である。被帯電体の帯電部
材による帯電前の表面電位と該帯電部材に印加する直流
電圧との電位差が550V以上750V以下の範囲内に
あれば、該帯電部材の帯電に寄与する面の表面抵抗ρs
を0Ω/□より大きく、1×105 Ω/□以下にできる広
範囲の材料から選択形成されるいずれの帯電部材につい
ても鱗状の帯電むらを十分抑制できる。
【0013】かかる電位差が750Vより大きくなって
くると、実用上無視できない鱗状の帯電むらが発生して
くる。なお、かかる電位差が550Vより小さくなる
と、被帯電体の帯電が不十分となり、使用し難くなる。
本発明の接触帯電装置における帯電部材としては、ブレ
ード帯電部材、フィルム帯電部材、ローラ帯電部材等種
々考えられる。
くると、実用上無視できない鱗状の帯電むらが発生して
くる。なお、かかる電位差が550Vより小さくなる
と、被帯電体の帯電が不十分となり、使用し難くなる。
本発明の接触帯電装置における帯電部材としては、ブレ
ード帯電部材、フィルム帯電部材、ローラ帯電部材等種
々考えられる。
【0014】本発明の帯電装置によると、帯電部材は被
帯電体に一部接触する状態で配置され、該帯電部材に直
流電圧が印加され、帯電部材と被帯電体とが相対的に移
動せしめられることで該被帯電体表面が帯電する。そし
て帯電部材の帯電に寄与する面の表面抵抗ρs が0Ω/
□より大きく、1×105 Ω/□以下という条件、すなわ
ち、従来ならば鱗状の帯電むらが発生する、又は発生し
易い条件であるにもかかわらず、被帯電体の帯電部材に
よる帯電前の表面電位と該帯電部材へ印加する直流電圧
との電位差が550V以上750V以下の範囲内に規制
されているから、鱗状の帯電むらの発生は実用上問題の
ない程度に抑制される。また、帯電部材の帯電に寄与す
る面の表面抵抗ρs は0Ω/□より大きく、1×105 Ω
/□以下という広い範囲から選択できるので、帯電部材
材料の選択幅は十分広い。その範囲で、耐摩耗性に優
れ、傷つきにくい硬度の高い材料(例えば適当な金属材
料)や安価な材料からなる帯電部材を製作することもで
きる。
帯電体に一部接触する状態で配置され、該帯電部材に直
流電圧が印加され、帯電部材と被帯電体とが相対的に移
動せしめられることで該被帯電体表面が帯電する。そし
て帯電部材の帯電に寄与する面の表面抵抗ρs が0Ω/
□より大きく、1×105 Ω/□以下という条件、すなわ
ち、従来ならば鱗状の帯電むらが発生する、又は発生し
易い条件であるにもかかわらず、被帯電体の帯電部材に
よる帯電前の表面電位と該帯電部材へ印加する直流電圧
との電位差が550V以上750V以下の範囲内に規制
されているから、鱗状の帯電むらの発生は実用上問題の
ない程度に抑制される。また、帯電部材の帯電に寄与す
る面の表面抵抗ρs は0Ω/□より大きく、1×105 Ω
/□以下という広い範囲から選択できるので、帯電部材
材料の選択幅は十分広い。その範囲で、耐摩耗性に優
れ、傷つきにくい硬度の高い材料(例えば適当な金属材
料)や安価な材料からなる帯電部材を製作することもで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。以下に説明する本発明に係る
接触帯電装置はいずれも図1に示すプリンタに組み込ん
で使用されるものである。図1に示すプリンタは中央部
に静電潜像担持体(被帯電体)である感光体ドラム1を
備えており、このドラムはメインモータ100により矢
印a方向に回転駆動される。ドラム1の周囲には帯電装
置2、現像装置3、転写チャージャ4、クリーニング装
置5及びイレーサ6が順次配置してある。帯電装置2は
本発明にかかる接触帯電装置であり、図2に示すよう帯
電部材21を有し、画像形成にあたっては、これに電源
PWからこの例では直流電圧Vcが印加される。帯電装
置2については後ほどさらに説明する。
図面を参照して説明する。以下に説明する本発明に係る
接触帯電装置はいずれも図1に示すプリンタに組み込ん
で使用されるものである。図1に示すプリンタは中央部
に静電潜像担持体(被帯電体)である感光体ドラム1を
備えており、このドラムはメインモータ100により矢
印a方向に回転駆動される。ドラム1の周囲には帯電装
置2、現像装置3、転写チャージャ4、クリーニング装
置5及びイレーサ6が順次配置してある。帯電装置2は
本発明にかかる接触帯電装置であり、図2に示すよう帯
電部材21を有し、画像形成にあたっては、これに電源
PWからこの例では直流電圧Vcが印加される。帯電装
置2については後ほどさらに説明する。
【0016】感光体ドラム1の上方には光学系7が配置
してあり、この光学系はハウジング71の中に半導体レ
ーザ発生装置、ポリゴンミラー、トロイダルレンズ、ハ
ーフミラー、球面ミラー、折り返しミラー、反射ミラー
等を配置したもので、ハウジング71の床部に露光スリ
ット72が形成してあり、ここから帯電装置2と現像装
置3の間を通して感光体ドラム1に画像露光できるもの
である。
してあり、この光学系はハウジング71の中に半導体レ
ーザ発生装置、ポリゴンミラー、トロイダルレンズ、ハ
ーフミラー、球面ミラー、折り返しミラー、反射ミラー
等を配置したもので、ハウジング71の床部に露光スリ
ット72が形成してあり、ここから帯電装置2と現像装
置3の間を通して感光体ドラム1に画像露光できるもの
である。
【0017】感光体ドラム1の図中右側にはタイミング
ローラ対81、中間ローラ対82及び給紙カセット83
が順次配置してあり、給紙カセット83には給紙ローラ
84が臨んでいる。また、感光体ドラム1の図中左側に
は定着ローラ対91、排紙ローラ対92が順次配置して
あり、排紙ローラ対92には排紙トレイ93が臨んでい
る。以上の各部品はプリンタ本体10に搭載されてい
る。
ローラ対81、中間ローラ対82及び給紙カセット83
が順次配置してあり、給紙カセット83には給紙ローラ
84が臨んでいる。また、感光体ドラム1の図中左側に
は定着ローラ対91、排紙ローラ対92が順次配置して
あり、排紙ローラ対92には排紙トレイ93が臨んでい
る。以上の各部品はプリンタ本体10に搭載されてい
る。
【0018】このプリンタによると、感光体ドラム1表
面が帯電装置2により所定電位に一様に帯電され、該帯
電域に光学系7から画像露光されて静電潜像が形成され
る。かくして形成された静電潜像は現像装置3により現
像されてトナー像となり、転写チャージャ4に臨む転写
領域へ移行する。一方、給紙カセット83から給紙ロー
ラ84により転写紙が引き出され、中間ローラ対82を
経てタイミングローラ対81に至り、ここでドラム1上
のトナー像と同期をとって転写領域へ送り込まれる。か
くして転写領域において転写チャージャ4の作用でドラ
ム1上のトナー像が転写紙上に転写され、該転写紙は定
着ローラ対91へ至り、ここでトナー像を定着されたの
ち排紙ローラ対92により排紙トレイ93へ排出され
る。
面が帯電装置2により所定電位に一様に帯電され、該帯
電域に光学系7から画像露光されて静電潜像が形成され
る。かくして形成された静電潜像は現像装置3により現
像されてトナー像となり、転写チャージャ4に臨む転写
領域へ移行する。一方、給紙カセット83から給紙ロー
ラ84により転写紙が引き出され、中間ローラ対82を
経てタイミングローラ対81に至り、ここでドラム1上
のトナー像と同期をとって転写領域へ送り込まれる。か
くして転写領域において転写チャージャ4の作用でドラ
ム1上のトナー像が転写紙上に転写され、該転写紙は定
着ローラ対91へ至り、ここでトナー像を定着されたの
ち排紙ローラ対92により排紙トレイ93へ排出され
る。
【0019】トナー像が転写紙に転写されたのち、感光
体ドラム1上に残留するトナーはクリーニング装置5に
よって清掃される。残留電荷はイレーサ6により消去さ
れる。なお、前記プリンタのシステム速度(感光体ドラ
ム1の周速)は3.5cm/secである。現像装置3
は一成分の接触現像装置であり、反転現像を行う。
体ドラム1上に残留するトナーはクリーニング装置5に
よって清掃される。残留電荷はイレーサ6により消去さ
れる。なお、前記プリンタのシステム速度(感光体ドラ
ム1の周速)は3.5cm/secである。現像装置3
は一成分の接触現像装置であり、反転現像を行う。
【0020】前記感光体ドラム1は長波長光に対し感度
を有する負帯電用の機能分離型有機感光体である。電荷
発生層はτ型無金属フタロシアニンとポリビニルブチラ
ール樹脂の混合物で厚さ約0.4μmに形成され、次に
電荷輸送層としてヒドラゾン化合物とポリカーボネイト
樹脂を主成分とする混合物が厚さ約18μmに形成され
ている。なお、本発明帯電装置が適用可能な静電潜像担
持体は、前記のものに限定されるものではない。
を有する負帯電用の機能分離型有機感光体である。電荷
発生層はτ型無金属フタロシアニンとポリビニルブチラ
ール樹脂の混合物で厚さ約0.4μmに形成され、次に
電荷輸送層としてヒドラゾン化合物とポリカーボネイト
樹脂を主成分とする混合物が厚さ約18μmに形成され
ている。なお、本発明帯電装置が適用可能な静電潜像担
持体は、前記のものに限定されるものではない。
【0021】また、ここでは現像装置3において使用す
るトナーは負帯電型で、ビスフェノールA型ポリエステ
ル樹脂とカーボンブラックを主成分とする混合物を公知
の方法によって混練、粉砕、分級し、平均粒径が10μ
mとしたものである。このようなトナーを前記現像装置
3に収納し、現像バイアスVB の下で現像を行うように
した。
るトナーは負帯電型で、ビスフェノールA型ポリエステ
ル樹脂とカーボンブラックを主成分とする混合物を公知
の方法によって混練、粉砕、分級し、平均粒径が10μ
mとしたものである。このようなトナーを前記現像装置
3に収納し、現像バイアスVB の下で現像を行うように
した。
【0022】接触帯電装置2についてさらに説明する
と、これは図2に示すように、フィルム帯電部材21と
なる所定寸法に裁断されたフィルムFの一端部f1を支
持部材22で片持ち支持し、フィルム自由端部f2を上
方へ折り曲げ、該自由端部側を感光体ドラム1表面に接
触配置し、該帯電部材21に電源PWから直流電圧Vc
を印加するものである。
と、これは図2に示すように、フィルム帯電部材21と
なる所定寸法に裁断されたフィルムFの一端部f1を支
持部材22で片持ち支持し、フィルム自由端部f2を上
方へ折り曲げ、該自由端部側を感光体ドラム1表面に接
触配置し、該帯電部材21に電源PWから直流電圧Vc
を印加するものである。
【0023】帯電部材21に印加する電圧Vcは、帯電
部材21により帯電せしめられる感光体ドラム1表面の
該帯電部材による帯電前の表面電位Voと該電圧Vcと
の電位差ΔV=|Vc−Vo|が550V以上750V
以下となるように設定される。帯電部材21を構成する
フィルムFは、ここでは特開平4−249270号公報
に開示されているものと同種の可撓性フィルムである。
さらに詳言すると、被帯電体への接触性を良好にするた
めに、図3に示すように、幅b=1cmのものを外径D
1 =1cmの断面円形の芯棒Rに巻き付けるときに要す
る曲げモーメントMmが、Mm≦20(g・cm)、好
ましくはMm≦10(g・cm)であるものであり、帯
電用部材としての機械的強度(破れ、ちぎれ等に対する
強度)も有するものである。ここで曲げモーメントMm
はEI/ρ(I=bh3 /12)である。Eはフィルム
Fのヤング率(g/cm2 )、IはフィルムFの断面2
次モーメント(cm4 )、ρはフィルムFの曲率半径
(cm)で芯棒Rの中心OとフィルムFの中立面NSと
の距離、hはフィルムの厚さである。
部材21により帯電せしめられる感光体ドラム1表面の
該帯電部材による帯電前の表面電位Voと該電圧Vcと
の電位差ΔV=|Vc−Vo|が550V以上750V
以下となるように設定される。帯電部材21を構成する
フィルムFは、ここでは特開平4−249270号公報
に開示されているものと同種の可撓性フィルムである。
さらに詳言すると、被帯電体への接触性を良好にするた
めに、図3に示すように、幅b=1cmのものを外径D
1 =1cmの断面円形の芯棒Rに巻き付けるときに要す
る曲げモーメントMmが、Mm≦20(g・cm)、好
ましくはMm≦10(g・cm)であるものであり、帯
電用部材としての機械的強度(破れ、ちぎれ等に対する
強度)も有するものである。ここで曲げモーメントMm
はEI/ρ(I=bh3 /12)である。Eはフィルム
Fのヤング率(g/cm2 )、IはフィルムFの断面2
次モーメント(cm4 )、ρはフィルムFの曲率半径
(cm)で芯棒Rの中心OとフィルムFの中立面NSと
の距離、hはフィルムの厚さである。
【0024】そしてフィルムFの材質は、帯電寄与面f
s の表面抵抗ρs が0Ω/□より大きく、1×105 Ω/
□以下、但しここでは1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/
□以下の範囲内のものとなる材料から選ばれたものであ
る。このように接触帯電装置2は、そのフィルム帯電部
材21が上記のとおり、帯電寄与面fs の表面抵抗ρs
が1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/□以下という条件、
すなわち、従来ならば鱗状の帯電むらが発生する、又は
発生し易い条件であるにもかかわらず、帯電部材21に
印加する電圧Vcが、帯電部材21により帯電せしめら
れる感光体ドラム1表面の該帯電部材による帯電前の表
面電位Voと該電圧Vcとの電位差ΔVが550V以上
750V以下となるように設定されるので、鱗状の帯電
むらの発生は十分抑制される。
s の表面抵抗ρs が0Ω/□より大きく、1×105 Ω/
□以下、但しここでは1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/
□以下の範囲内のものとなる材料から選ばれたものであ
る。このように接触帯電装置2は、そのフィルム帯電部
材21が上記のとおり、帯電寄与面fs の表面抵抗ρs
が1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/□以下という条件、
すなわち、従来ならば鱗状の帯電むらが発生する、又は
発生し易い条件であるにもかかわらず、帯電部材21に
印加する電圧Vcが、帯電部材21により帯電せしめら
れる感光体ドラム1表面の該帯電部材による帯電前の表
面電位Voと該電圧Vcとの電位差ΔVが550V以上
750V以下となるように設定されるので、鱗状の帯電
むらの発生は十分抑制される。
【0025】次に帯電装置2における帯電部材21の帯
電寄与面fs の表面抵抗ρs 及び帯電部材21に印加す
る電圧が前記のものであれば鱗状の帯電むらが十分抑制
されることを示す実験例であって、該帯電部材を構成す
るフィルムFの材料を種々採用するとともにそれぞれに
ついて前記電圧Vcを種々変えて行った実験例1〜4を
表1に示す。また、比較のために行った比較実験例1〜
2についても併せて表1に示す。
電寄与面fs の表面抵抗ρs 及び帯電部材21に印加す
る電圧が前記のものであれば鱗状の帯電むらが十分抑制
されることを示す実験例であって、該帯電部材を構成す
るフィルムFの材料を種々採用するとともにそれぞれに
ついて前記電圧Vcを種々変えて行った実験例1〜4を
表1に示す。また、比較のために行った比較実験例1〜
2についても併せて表1に示す。
【0026】実験はすべて前記プリンタを用いて行っ
た。現像バイアス電圧VB は、表1に示すごとく、感光
体ドラム1が帯電部材21によって帯電される帯電電位
と近い値に設定し、白ベタ画像印字することによって帯
電電位の均一性を評価するための帯電状態評価用画像を
作成した。現像装置における使用トナー等は既述のとお
りのものを用いた。また、帯電部材21による帯電前の
感光体ドラム1の表面電位Voはここでは0Vである。
また表1においてVo1は帯電部材21通過後のドラム1
表面の帯電電位である。
た。現像バイアス電圧VB は、表1に示すごとく、感光
体ドラム1が帯電部材21によって帯電される帯電電位
と近い値に設定し、白ベタ画像印字することによって帯
電電位の均一性を評価するための帯電状態評価用画像を
作成した。現像装置における使用トナー等は既述のとお
りのものを用いた。また、帯電部材21による帯電前の
感光体ドラム1の表面電位Voはここでは0Vである。
また表1においてVo1は帯電部材21通過後のドラム1
表面の帯電電位である。
【0027】実験用帯電部材を構成するフィルムには次
のA、B、C及びDの4種類を採用した。 A:ステンレススチール製フィルム、厚さ20μm 表面抵抗ρs 1×10-5Ω/□ B:ポリイミドに導電性カーボン粉末を分散させたフィ
ルム、厚さ30μm 表面抵抗ρs 1×103 Ω/□ C:ポリイミドに導電性カーボン粉末を分散させたフィ
ルム、厚さ30μm 表面抵抗ρs 1×105 Ω/□ D:ポリイミドに導電性カーボン粉末を分散させたフィ
ルム、厚さ30μm 表面抵抗ρs 1×107 Ω/□ また、鱗状帯電むらが発生すると帯電状態評価用画像に
も鱗状ノイズがあらわれるので、この画像上の鱗状のノ
イズをみることで帯電性能を評価した。ここで感光体ド
ラム1表面上の鱗状帯電むらに基づく画像上の鱗状ノイ
ズの評価方法について説明しておく。 (鱗状ノイズ評価方法)プリンタの現像装置3の現像バ
イアス電位VB は、感光体ドラム1が帯電部材21によ
って帯電される帯電電位と同程度の電位に設定し、白ベ
タ画像印字(露光なし)することによって帯電部材によ
って帯電された電位のままでいわゆるバイアス現像を行
って、帯電電位の均一性を評価するための帯電状態評価
用画像を作成し、転写紙にプリントした。このとき、帯
電状態評価用画像においては、均一帯電状態であれば、
転写紙全体に均一にトナーの付着した均一な画像が得ら
れ、不均一帯電状態では、高帯電部は白く抜け、低帯電
部は黒くなる不均一な画像が得られる。該転写紙上の帯
電状態評価用画像を目視観察して次のようにランク付け
した。「○」印は許容できることを、「△」及び「×」
印は許容できないことを意味している。
のA、B、C及びDの4種類を採用した。 A:ステンレススチール製フィルム、厚さ20μm 表面抵抗ρs 1×10-5Ω/□ B:ポリイミドに導電性カーボン粉末を分散させたフィ
ルム、厚さ30μm 表面抵抗ρs 1×103 Ω/□ C:ポリイミドに導電性カーボン粉末を分散させたフィ
ルム、厚さ30μm 表面抵抗ρs 1×105 Ω/□ D:ポリイミドに導電性カーボン粉末を分散させたフィ
ルム、厚さ30μm 表面抵抗ρs 1×107 Ω/□ また、鱗状帯電むらが発生すると帯電状態評価用画像に
も鱗状ノイズがあらわれるので、この画像上の鱗状のノ
イズをみることで帯電性能を評価した。ここで感光体ド
ラム1表面上の鱗状帯電むらに基づく画像上の鱗状ノイ
ズの評価方法について説明しておく。 (鱗状ノイズ評価方法)プリンタの現像装置3の現像バ
イアス電位VB は、感光体ドラム1が帯電部材21によ
って帯電される帯電電位と同程度の電位に設定し、白ベ
タ画像印字(露光なし)することによって帯電部材によ
って帯電された電位のままでいわゆるバイアス現像を行
って、帯電電位の均一性を評価するための帯電状態評価
用画像を作成し、転写紙にプリントした。このとき、帯
電状態評価用画像においては、均一帯電状態であれば、
転写紙全体に均一にトナーの付着した均一な画像が得ら
れ、不均一帯電状態では、高帯電部は白く抜け、低帯電
部は黒くなる不均一な画像が得られる。該転写紙上の帯
電状態評価用画像を目視観察して次のようにランク付け
した。「○」印は許容できることを、「△」及び「×」
印は許容できないことを意味している。
【0028】 ○ : 鱗状ノイズ無し(鱗状帯電無し。均一帯電) △ : 部分的に鱗状ノイズあり(部分的に鱗状帯電む
ら有り) × : 全面的に鱗状ノイズあり(全面的に鱗状帯電む
ら有り)
ら有り) × : 全面的に鱗状ノイズあり(全面的に鱗状帯電む
ら有り)
【0029】
【表1】
【0030】以上の実験結果から、フィルム帯電部材2
1の帯電寄与面の表面抵抗ρs が1×10-5Ω/□以上1
×105 Ω/□以下という条件でも、帯電部材21に印加
する電圧Vcと感光体ドラム1表面の該帯電部材21に
よる帯電前の表面電位Voとの電位差ΔVが550V以
上750V以下となるように設定されると、鱗状の帯電
むらの発生は十分抑制されることが分かる。なお、ここ
には示していないが、帯電寄与面の表面抵抗ρs が1×
10-5Ω/□より小さい帯電部材についても前記電位差Δ
Vが550V以上750V以下に規制されていると鱗状
の帯電むらが抑制される。また、上記実験においてフィ
ルムDについては電位差ΔV550V〜800Vの場合
について評価しなかったのは、また、比較実験例2では
鱗状帯電むらが発生していないのは、フィルムDの表面
抵抗が1×107 Ω/□と大きく、前記電位差にかかわら
ずもともと鱗状帯電むらが発生しない、又は発生し難い
からである。
1の帯電寄与面の表面抵抗ρs が1×10-5Ω/□以上1
×105 Ω/□以下という条件でも、帯電部材21に印加
する電圧Vcと感光体ドラム1表面の該帯電部材21に
よる帯電前の表面電位Voとの電位差ΔVが550V以
上750V以下となるように設定されると、鱗状の帯電
むらの発生は十分抑制されることが分かる。なお、ここ
には示していないが、帯電寄与面の表面抵抗ρs が1×
10-5Ω/□より小さい帯電部材についても前記電位差Δ
Vが550V以上750V以下に規制されていると鱗状
の帯電むらが抑制される。また、上記実験においてフィ
ルムDについては電位差ΔV550V〜800Vの場合
について評価しなかったのは、また、比較実験例2では
鱗状帯電むらが発生していないのは、フィルムDの表面
抵抗が1×107 Ω/□と大きく、前記電位差にかかわら
ずもともと鱗状帯電むらが発生しない、又は発生し難い
からである。
【0031】次に本発明に係る接触帯電装置の他の例を
図5を参照して説明する。図5に示す帯電装置20A
は、図2に示す形態の帯電装置を感光体ドラム表面移動
方向aに沿って2段に設けたものである。ドラム1表面
の移動方向aにおいて上流側の帯電部20A1は、フィル
ム帯電部材201となる所定寸法に裁断されたフィルム
FA1の一端部を支持部材202で片持ち支持し、フィル
ム自由端部を上方へ折り曲げ、該自由端部側を感光体ド
ラム1表面に接触配置し、該帯電部材201に直流電圧
VCA1 を印加するものである。
図5を参照して説明する。図5に示す帯電装置20A
は、図2に示す形態の帯電装置を感光体ドラム表面移動
方向aに沿って2段に設けたものである。ドラム1表面
の移動方向aにおいて上流側の帯電部20A1は、フィル
ム帯電部材201となる所定寸法に裁断されたフィルム
FA1の一端部を支持部材202で片持ち支持し、フィル
ム自由端部を上方へ折り曲げ、該自由端部側を感光体ド
ラム1表面に接触配置し、該帯電部材201に直流電圧
VCA1 を印加するものである。
【0032】ドラム1表面の移動方向aにおいて下流側
の帯電部20A2は、フィルム帯電部材203となる所定
寸法に裁断されたフィルムFA2の一端部を支持部材20
4で片持ち支持し、フィルム自由端部を上方へ折り曲
げ、該自由端部側を感光体ドラム1表面に接触配置し、
該帯電部材203に直流電圧VCA2 を印加するものであ
る。
の帯電部20A2は、フィルム帯電部材203となる所定
寸法に裁断されたフィルムFA2の一端部を支持部材20
4で片持ち支持し、フィルム自由端部を上方へ折り曲
げ、該自由端部側を感光体ドラム1表面に接触配置し、
該帯電部材203に直流電圧VCA2 を印加するものであ
る。
【0033】各フィルムFA1、FA2はいずれも帯電寄与
面fsA1 、fsA2 の表面抵抗ρs が0Ω/□より大き
く、1×105 Ω/□以下、但しここでは1×10-5Ω/□
以上1×105 Ω/□以下の範囲内のものとなる材料から
選ばれたものである。また、帯電部材201に印加する
直流電圧VCA1 は、該部材201による帯電前の感光体
ドラム表面1の電位V0A( ここでは0V)との電位差Δ
V=|VCA1−V0A|が550V以上750V以下にな
るように設定されており、帯電部材203に印加する直
流電圧VCA2 は、該部材203による帯電前の感光体ド
ラム1表面の電位V0A1 との電位差ΔV=|VCA2 −V
0A1 |が550V以上750V以下になるように設定さ
れている。
面fsA1 、fsA2 の表面抵抗ρs が0Ω/□より大き
く、1×105 Ω/□以下、但しここでは1×10-5Ω/□
以上1×105 Ω/□以下の範囲内のものとなる材料から
選ばれたものである。また、帯電部材201に印加する
直流電圧VCA1 は、該部材201による帯電前の感光体
ドラム表面1の電位V0A( ここでは0V)との電位差Δ
V=|VCA1−V0A|が550V以上750V以下にな
るように設定されており、帯電部材203に印加する直
流電圧VCA2 は、該部材203による帯電前の感光体ド
ラム1表面の電位V0A1 との電位差ΔV=|VCA2 −V
0A1 |が550V以上750V以下になるように設定さ
れている。
【0034】この帯電装置20Aにおいても、感光体ド
ラム1表面の鱗状の帯電むらの発生は十分抑制される。
次に帯電装置20Aにおける各帯電部材201、203
の帯電寄与面fsA1 、fsA2 の表面抵抗及び各帯電部材
201、203に印加する電圧が前記のものであれば鱗
状の帯電むらが抑制されることを示す実験例5及び6を
表2に示す。また、比較のために行った比較実験例3及
び4についても併せて表2に示す。
ラム1表面の鱗状の帯電むらの発生は十分抑制される。
次に帯電装置20Aにおける各帯電部材201、203
の帯電寄与面fsA1 、fsA2 の表面抵抗及び各帯電部材
201、203に印加する電圧が前記のものであれば鱗
状の帯電むらが抑制されることを示す実験例5及び6を
表2に示す。また、比較のために行った比較実験例3及
び4についても併せて表2に示す。
【0035】これら実験では、帯電部材201について
は前記実験例1等で採用したフィルムA( ステンレスス
チール製) で構成し、これへの印加電圧VCA1 を−70
0Vに固定し、これにより該帯電部材201によるドラ
ム1 表面の帯電電位V0A1 をV0A1 =−170Vの一定
値とし、帯電部材203については前記実験例1等で採
用したフィルムA、B、Cの3種類をそれぞれ採用し、
それらへの印加電圧VCA2 を種々変えた。
は前記実験例1等で採用したフィルムA( ステンレスス
チール製) で構成し、これへの印加電圧VCA1 を−70
0Vに固定し、これにより該帯電部材201によるドラ
ム1 表面の帯電電位V0A1 をV0A1 =−170Vの一定
値とし、帯電部材203については前記実験例1等で採
用したフィルムA、B、Cの3種類をそれぞれ採用し、
それらへの印加電圧VCA2 を種々変えた。
【0036】実験はすべて前記プリンタを用いて行っ
た。現像バイアス電圧VB は、表2に示すごとく、感光
体ドラム1が後段帯電部材203通過後のドラム1表面
の帯電電位V0A2 と近い値に設定し、白ベタ画像印字す
ることによって帯電電位の均一性を評価するための帯電
状態評価用画像を作成した。現像装置における使用トナ
ー等は既述のものを用いた。画像評価(帯電むら評価)
の方法は前記実験例1等と同様である。
た。現像バイアス電圧VB は、表2に示すごとく、感光
体ドラム1が後段帯電部材203通過後のドラム1表面
の帯電電位V0A2 と近い値に設定し、白ベタ画像印字す
ることによって帯電電位の均一性を評価するための帯電
状態評価用画像を作成した。現像装置における使用トナ
ー等は既述のものを用いた。画像評価(帯電むら評価)
の方法は前記実験例1等と同様である。
【0037】
【表2】
【0038】以上の実験結果から、帯電部材を複数段に
設けたときでも、各帯電部材について、帯電に寄与する
面の表面抵抗ρs が1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/□
以下という広い範囲から選ばれたものであっても、各帯
電部材に印加する直流電圧と該帯電部材による感光体ド
ラム1表面の帯電前電位との電位差が550V以上75
0V以下であれば、鱗状の帯電むらを十分抑制できるこ
とが分かる。なお、ここには示していないが、帯電寄与
面の表面抵抗ρs が1×10-5Ω/□より小さい帯電部材
についても前記電位差ΔVが550V以上750V以下
に規制されていると鱗状の帯電むらが抑制される。
設けたときでも、各帯電部材について、帯電に寄与する
面の表面抵抗ρs が1×10-5Ω/□以上1×105 Ω/□
以下という広い範囲から選ばれたものであっても、各帯
電部材に印加する直流電圧と該帯電部材による感光体ド
ラム1表面の帯電前電位との電位差が550V以上75
0V以下であれば、鱗状の帯電むらを十分抑制できるこ
とが分かる。なお、ここには示していないが、帯電寄与
面の表面抵抗ρs が1×10-5Ω/□より小さい帯電部材
についても前記電位差ΔVが550V以上750V以下
に規制されていると鱗状の帯電むらが抑制される。
【0039】前記電位差550V以上750V以下の条
件を満たすように電圧印加すると、1段の帯電部材だけ
では被帯電体表面電位を実用上の所定の電位に到達させ
られないようなとき、このように複数の帯電部材を設
け、それら帯電部材で被帯電体表面電位を段階的に所定
電位に到達させることができる。なお、被帯電体の表面
電位を段階的に所望の電位に到達させるにあたり、実用
上支障のない範囲で、本発明に係る接触帯電装置とコロ
ナ帯電装置や高抵抗の帯電部材を用いた接触帯電装置等
の従来型帯電装置を併用することも考えられる。例え
ば、本発明に係る接触帯電装置の前段に高抵抗の帯電部
材を用いた接触帯電装置を配置することも考えられる。
このようにすると、前段の接触帯電装置にて発生しがち
な筋状の帯電むらを、後段の本発明に係る接触帯電装置
によって打ち消して均一な帯電が得られる効果がある。
件を満たすように電圧印加すると、1段の帯電部材だけ
では被帯電体表面電位を実用上の所定の電位に到達させ
られないようなとき、このように複数の帯電部材を設
け、それら帯電部材で被帯電体表面電位を段階的に所定
電位に到達させることができる。なお、被帯電体の表面
電位を段階的に所望の電位に到達させるにあたり、実用
上支障のない範囲で、本発明に係る接触帯電装置とコロ
ナ帯電装置や高抵抗の帯電部材を用いた接触帯電装置等
の従来型帯電装置を併用することも考えられる。例え
ば、本発明に係る接触帯電装置の前段に高抵抗の帯電部
材を用いた接触帯電装置を配置することも考えられる。
このようにすると、前段の接触帯電装置にて発生しがち
な筋状の帯電むらを、後段の本発明に係る接触帯電装置
によって打ち消して均一な帯電が得られる効果がある。
【0040】以上、帯電部材がフィルム帯電部材である
接触帯電装置について説明したが、帯電部材の形態はフ
ィルム状のものに限定されることはない。これに関連し
て本発明に係る接触帯電装置の他の例を次に説明する。
図6に示す帯電装置20Bは、厚肉のブレードからなる
ブレード帯電部材205、206、207を感光体ドラ
ム表面移動方向aに沿って3段に設けたものであり、各
ブレード帯電部材は感光体ドラム1表面に一部を接触す
る状態で配置されており、電源PWB から直流電圧を印
加される。
接触帯電装置について説明したが、帯電部材の形態はフ
ィルム状のものに限定されることはない。これに関連し
て本発明に係る接触帯電装置の他の例を次に説明する。
図6に示す帯電装置20Bは、厚肉のブレードからなる
ブレード帯電部材205、206、207を感光体ドラ
ム表面移動方向aに沿って3段に設けたものであり、各
ブレード帯電部材は感光体ドラム1表面に一部を接触す
る状態で配置されており、電源PWB から直流電圧を印
加される。
【0041】図7に示す帯電装置20Cは、2個のロー
ラ帯電部材208、209を感光体ドラム表面移動方向
aに沿って2段に設けたものであり、各ローラ帯電部材
は感光体ドラム1表面に一部を接触する状態で配置さ
れ、ドラム表面移動に伴って回転できる。帯電部材20
8には電源PWC1から、帯電部材209には電源PWC2
からそれぞれ直流電圧が印加される。
ラ帯電部材208、209を感光体ドラム表面移動方向
aに沿って2段に設けたものであり、各ローラ帯電部材
は感光体ドラム1表面に一部を接触する状態で配置さ
れ、ドラム表面移動に伴って回転できる。帯電部材20
8には電源PWC1から、帯電部材209には電源PWC2
からそれぞれ直流電圧が印加される。
【0042】図6及び図7に示す帯電装置においても、
各帯電部材の帯電寄与面の表面抵抗ρs を0Ω/□より
大きく、1×105 Ω/□以下とし、各帯電部材による帯
電前のドラム1表面電位と該帯電部材に印加する直流電
圧との電位差を550V以上750V以下に規制するこ
とで鱗状の帯電むらを実用上問題のない程度に抑制でき
る。
各帯電部材の帯電寄与面の表面抵抗ρs を0Ω/□より
大きく、1×105 Ω/□以下とし、各帯電部材による帯
電前のドラム1表面電位と該帯電部材に印加する直流電
圧との電位差を550V以上750V以下に規制するこ
とで鱗状の帯電むらを実用上問題のない程度に抑制でき
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、被
帯電体に接触配置される帯電部材を備え、前記被帯電体
を帯電させるために該帯電部材に電源から直流電圧を印
加する接触帯電装置であって、帯電部材材料を広い範囲
から選択でき、しかも、鱗状の帯電むらの発生を実用上
問題のない程度に抑制できる接触帯電装置を提供するこ
とができる。
帯電体に接触配置される帯電部材を備え、前記被帯電体
を帯電させるために該帯電部材に電源から直流電圧を印
加する接触帯電装置であって、帯電部材材料を広い範囲
から選択でき、しかも、鱗状の帯電むらの発生を実用上
問題のない程度に抑制できる接触帯電装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明に係る接触帯電装置の1例を備えたプリ
ンタの断面図である。
ンタの断面図である。
【図2】図1に示すプリンタにおける接触帯電装置の側
面図である。
面図である。
【図3】フィルム帯電部材を構成しているフィルム材料
の説明図である。
の説明図である。
【図4】網点画像の説明図である。
【図5】本発明に係る帯電装置の他の例の側面図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る帯電装置のさらに他の例の側面図
である。
である。
【図7】本発明に係る帯電装置のさらに他の例の側面図
である。
である。
【図8】鱗状ノイズのみられる帯電状態評価用画像の1
例を示す図である。
例を示す図である。
1 感光体ドラム(被帯電体) a ドラム1の表面移動方向 2 接触帯電装置 21 フィルム帯電部材 22 フィルム支持部材 PW 帯電装置電源 F フィルム f1 フィルムFの一端部 f2 フィルムFの自由端部 fs 帯電寄与面 20A 接触帯電装置 20A1 上流側の帯電部 201 フィルム帯電部材 FA1 フィルム fsA1 帯電寄与面 202 支持部材 20A2 下流側の帯電部 203 フィルム帯電部材 FA2 フィルム fsA2 帯電寄与面 204 支持部材 20B 接触帯電装置 205、206、207 ブレード帯電部材 PWB 電源 20C 接触帯電装置 208、209 ローラ帯電部材 PWC1、PWC2 電源
Claims (2)
- 【請求項1】 被帯電体に接触配置される帯電部材を備
え、前記被帯電体を帯電させるために該帯電部材に電源
から直流電圧を印加する接触帯電装置において、前記帯
電部材の帯電に寄与する面の表面抵抗ρs が0Ω/□よ
り大きく、1×105 Ω/□以下であり、前記被帯電体の
前記帯電部材による帯電前の表面電位と該帯電部材に印
加する直流電圧との電位差が550V以上750V以下
であることを特徴とする接触帯電装置。 - 【請求項2】 前記帯電部材を複数備えており、該帯電
部材のそれぞれについて、帯電に寄与する面の表面抵抗
ρs が0Ω/□より大きく、1×105 Ω/□以下であ
り、前記被帯電体の該帯電部材による帯電前の表面電位
と該帯電部材に印加する直流電圧との電位差が550V
以上750V以下である請求項1記載の接触帯電装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17921996A JPH1020621A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 接触帯電装置 |
| US08/889,817 US5881343A (en) | 1996-07-09 | 1997-07-08 | Charging method and charging device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17921996A JPH1020621A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 接触帯電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020621A true JPH1020621A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16062025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17921996A Pending JPH1020621A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 接触帯電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1020621A (ja) |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP17921996A patent/JPH1020621A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030114 |