JPH1020623A - 接触帯電装置 - Google Patents
接触帯電装置Info
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- JPH1020623A JPH1020623A JP17924896A JP17924896A JPH1020623A JP H1020623 A JPH1020623 A JP H1020623A JP 17924896 A JP17924896 A JP 17924896A JP 17924896 A JP17924896 A JP 17924896A JP H1020623 A JPH1020623 A JP H1020623A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルム帯電部材表面に汚染異物が埋まり込
み、堆積することを抑制し、それによって刷毛筋状の帯
電むらの発生を実用上問題のない程度に防止して、長期
にわたり安定した良好な帯電を行える信頼性の高い接触
帯電装置を提供する。 【解決手段】 片側端部で支持され、自由端部側が感光
体ドラム1(被帯電体)に接触配置されるフィルム帯電
部材21を備えており、該帯電部材21は、先端半径5
μm、頂角90°の円錐形ダイヤモンド触針をフィルム
帯電部材21の平坦にしたフィルム表面Fsに先端x1
を当接させて垂直に立て、0.4gの荷重を加えて該表
面Fsと平行に0.3mm/秒の速度で摺動させたとき
できる引っ掻き傷の幅が1μm以下となる表面硬度を有
している接触帯電装置2。
み、堆積することを抑制し、それによって刷毛筋状の帯
電むらの発生を実用上問題のない程度に防止して、長期
にわたり安定した良好な帯電を行える信頼性の高い接触
帯電装置を提供する。 【解決手段】 片側端部で支持され、自由端部側が感光
体ドラム1(被帯電体)に接触配置されるフィルム帯電
部材21を備えており、該帯電部材21は、先端半径5
μm、頂角90°の円錐形ダイヤモンド触針をフィルム
帯電部材21の平坦にしたフィルム表面Fsに先端x1
を当接させて垂直に立て、0.4gの荷重を加えて該表
面Fsと平行に0.3mm/秒の速度で摺動させたとき
できる引っ掻き傷の幅が1μm以下となる表面硬度を有
している接触帯電装置2。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式の複写
機、プリンタ等の画像形成装置用の接触帯電装置に関す
る。
機、プリンタ等の画像形成装置用の接触帯電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機、プリンタ等の画
像形成装置では、感光体ドラム等の静電潜像担持体を帯
電装置により帯電させ、その帯電域に画像露光して静電
潜像を形成し、該潜像を現像して可視像とし、これを転
写材へ転写し、定着させる。このように潜像の形成に先
立って静電潜像担持体表面を帯電させるのに帯電装置が
採用されている。この他、静電潜像担持体上に形成され
た可視像を転写材に転写させる転写チャージャ、可視像
を転写された転写材を静電潜像担持体から分離させる分
離チャージャ等にも帯電装置が採用されている。
像形成装置では、感光体ドラム等の静電潜像担持体を帯
電装置により帯電させ、その帯電域に画像露光して静電
潜像を形成し、該潜像を現像して可視像とし、これを転
写材へ転写し、定着させる。このように潜像の形成に先
立って静電潜像担持体表面を帯電させるのに帯電装置が
採用されている。この他、静電潜像担持体上に形成され
た可視像を転写材に転写させる転写チャージャ、可視像
を転写された転写材を静電潜像担持体から分離させる分
離チャージャ等にも帯電装置が採用されている。
【0003】前記帯電装置としてはコロナ放電を利用し
たコロトロン、スコロトロン等のコロナ帯電装置が従来
から用いられているが、これらコロナ帯電装置は安定し
た帯電を行えるという利点を有するものの、高電圧を必
要とすることや、オゾンの発生量が多いことから、安全
性や環境保全の点で問題がある。そこでこのような問題
を解決する手段として、近年各種の接触帯電装置が提案
されている。
たコロトロン、スコロトロン等のコロナ帯電装置が従来
から用いられているが、これらコロナ帯電装置は安定し
た帯電を行えるという利点を有するものの、高電圧を必
要とすることや、オゾンの発生量が多いことから、安全
性や環境保全の点で問題がある。そこでこのような問題
を解決する手段として、近年各種の接触帯電装置が提案
されている。
【0004】接触帯電装置は電圧を印加した帯電部材を
被帯電体に接触させ、主として、該帯電部材の被帯電体
との接触領域に連続して被帯電体から離れている領域と
被帯電体表面との空隙で発生する放電により被帯電体を
帯電させるものである。これら接触帯電装置は特にオゾ
ン発生量がコロナ帯電装置に比べて著しく少ないという
利点がある。また、印加すべき電圧もコロナ帯電装置に
比べて低く設定することが可能である。
被帯電体に接触させ、主として、該帯電部材の被帯電体
との接触領域に連続して被帯電体から離れている領域と
被帯電体表面との空隙で発生する放電により被帯電体を
帯電させるものである。これら接触帯電装置は特にオゾ
ン発生量がコロナ帯電装置に比べて著しく少ないという
利点がある。また、印加すべき電圧もコロナ帯電装置に
比べて低く設定することが可能である。
【0005】帯電部材としては、帯電ローラ、帯電ブラ
シ等種々の形態があり、フィルムからなるの帯電部材も
提案されいる。特にフィルム帯電部材は帯電装置をコン
パクト化、小型化し、安価に提供するうえで都合がよ
い。
シ等種々の形態があり、フィルムからなるの帯電部材も
提案されいる。特にフィルム帯電部材は帯電装置をコン
パクト化、小型化し、安価に提供するうえで都合がよ
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接触帯
電装置、特にフィルム帯電部材を採用した接触帯電装置
では次のような問題がある。すなわち、この帯電装置を
例えば潜像形成前に静電潜像担持体である感光体表面を
帯電させる帯電装置として使用した場合、耐刷(画像形
成の繰り返し)に伴って帯電装置の使用を重ねるうち
に、フィルム帯電部材の感光体に対向している表面に徐
々に異物(感光体削れ粉、残留トナー、紙粉等)が局所
的に付着し、蓄積され、その部分で異常放電が発生し、
その部分に対応する感光体表面部分を異常電位に刷毛筋
状に帯電させ、そのため画像に刷毛筋状ノイズが発生す
る。図6はかかる刷毛筋状ノイズのある画像(網点画
像)の1例を示している。
電装置、特にフィルム帯電部材を採用した接触帯電装置
では次のような問題がある。すなわち、この帯電装置を
例えば潜像形成前に静電潜像担持体である感光体表面を
帯電させる帯電装置として使用した場合、耐刷(画像形
成の繰り返し)に伴って帯電装置の使用を重ねるうち
に、フィルム帯電部材の感光体に対向している表面に徐
々に異物(感光体削れ粉、残留トナー、紙粉等)が局所
的に付着し、蓄積され、その部分で異常放電が発生し、
その部分に対応する感光体表面部分を異常電位に刷毛筋
状に帯電させ、そのため画像に刷毛筋状ノイズが発生す
る。図6はかかる刷毛筋状ノイズのある画像(網点画
像)の1例を示している。
【0007】そこで本発明は、片側端部で支持され、自
由端部側が被帯電体に接触配置されるフィルム帯電部材
を備えた接触帯電装置であって、該フィルム帯電部材表
面に汚染異物が付着、堆積することを抑制し、それによ
って刷毛筋状の帯電むらの発生を実用上問題のない程度
に防止して、長期にわたり安定した良好な帯電を行える
信頼性の高い接触帯電装置を提供することを課題とす
る。
由端部側が被帯電体に接触配置されるフィルム帯電部材
を備えた接触帯電装置であって、該フィルム帯電部材表
面に汚染異物が付着、堆積することを抑制し、それによ
って刷毛筋状の帯電むらの発生を実用上問題のない程度
に防止して、長期にわたり安定した良好な帯電を行える
信頼性の高い接触帯電装置を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決するため研究を重ねたところ、フィルム帯電部材に異
物が付着、蓄積される原因は、帯電装置の使用を重ねる
うちに該帯電部材の被帯電体に対向している表面に被帯
電体との摺擦等により微小な凹凸が発生し、ここに異物
が埋まり込み、堆積することが大きい原因であることを
見いだし、さらに研究をすすめ、その表面の硬度を特定
の範囲のものにすれば、実用上問題のない程度まで刷毛
筋状の帯電むらを抑制できることを見いだし本発明を完
成した。
決するため研究を重ねたところ、フィルム帯電部材に異
物が付着、蓄積される原因は、帯電装置の使用を重ねる
うちに該帯電部材の被帯電体に対向している表面に被帯
電体との摺擦等により微小な凹凸が発生し、ここに異物
が埋まり込み、堆積することが大きい原因であることを
見いだし、さらに研究をすすめ、その表面の硬度を特定
の範囲のものにすれば、実用上問題のない程度まで刷毛
筋状の帯電むらを抑制できることを見いだし本発明を完
成した。
【0009】すなわち本発明は前記課題を解決するため
に、片側端部で支持され、自由端部側が被帯電体に接触
配置されるフィルム帯電部材を備えた接触帯電装置にお
いて、前記フィルム帯電部材は、先端半径5μm、頂角
90°の円錐形ダイヤモンド触針を前記フィルム帯電部
材の平坦姿勢にした表面に先端を当接させて垂直に立
て、0.4gの荷重を加えて該部材表面と平行に0.3
mm/秒の速度で摺動させたときできる引っ掻き傷の幅
が1μm以下となる表面硬度を有していることを特徴と
する接触帯電装置を提供するものである。
に、片側端部で支持され、自由端部側が被帯電体に接触
配置されるフィルム帯電部材を備えた接触帯電装置にお
いて、前記フィルム帯電部材は、先端半径5μm、頂角
90°の円錐形ダイヤモンド触針を前記フィルム帯電部
材の平坦姿勢にした表面に先端を当接させて垂直に立
て、0.4gの荷重を加えて該部材表面と平行に0.3
mm/秒の速度で摺動させたときできる引っ掻き傷の幅
が1μm以下となる表面硬度を有していることを特徴と
する接触帯電装置を提供するものである。
【0010】このようにフィルム帯電部材表面硬度を、
上記のとおりフィルム帯電部材表面に特定条件下に形成
される引っ掻き傷幅でみて、その傷幅が1μm以下であ
れば、実用上問題のない程度まで刷毛筋状の帯電むらを
抑制できる。ここで「被帯電体」は、代表的には感光体
等の静電潜像担持体であるが、それに限定される必要は
なく、本発明の帯電装置は、刷毛筋状の不均一帯電等を
防止又は抑制しようとする被帯電体に適用できる。
上記のとおりフィルム帯電部材表面に特定条件下に形成
される引っ掻き傷幅でみて、その傷幅が1μm以下であ
れば、実用上問題のない程度まで刷毛筋状の帯電むらを
抑制できる。ここで「被帯電体」は、代表的には感光体
等の静電潜像担持体であるが、それに限定される必要は
なく、本発明の帯電装置は、刷毛筋状の不均一帯電等を
防止又は抑制しようとする被帯電体に適用できる。
【0011】本発明の帯電装置によると、フィルム帯電
部材は被帯電体に一部接触する状態で配置され、該帯電
部材に直流電圧等の電圧が印加され、帯電部材と被帯電
体とが相対的に移動せしめられることで該被帯電体表面
が帯電する。そしてフィルム帯電部材は、前記のとおり
の表面硬度を有しているので、被帯電体に対向する面は
被帯電体との摺擦等によっても凹凸が発生し難く、従っ
て刷毛筋状帯電むらの原因となる局所的な汚染異物の埋
まり込み、堆積が抑制され、それによって刷毛筋状の帯
電むらの発生を実用上問題のない程度に防止して、長期
にわたり安定した良好な帯電を行える。
部材は被帯電体に一部接触する状態で配置され、該帯電
部材に直流電圧等の電圧が印加され、帯電部材と被帯電
体とが相対的に移動せしめられることで該被帯電体表面
が帯電する。そしてフィルム帯電部材は、前記のとおり
の表面硬度を有しているので、被帯電体に対向する面は
被帯電体との摺擦等によっても凹凸が発生し難く、従っ
て刷毛筋状帯電むらの原因となる局所的な汚染異物の埋
まり込み、堆積が抑制され、それによって刷毛筋状の帯
電むらの発生を実用上問題のない程度に防止して、長期
にわたり安定した良好な帯電を行える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。以下に説明する本発明に係る
接触帯電装置はいずれも図1に示すプリンタに組み込ん
で使用されるものである。図1に示すプリンタは中央部
に静電潜像担持体(被帯電体)である感光体ドラム1を
備えており、このドラムはメインモータ100により矢
印a方向に回転駆動される。ドラム1の周囲には帯電装
置2、現像装置3、転写チャージャ4、クリーニング装
置5及びイレーサ6が順次配置してある。帯電装置2は
本発明にかかる接触帯電装置であり、図2に示すように
帯電部材21を有し、画像形成にあたっては、これに電
源PWから直流電圧Vcが印加される。帯電装置2につ
いては後ほどさらに説明する。
図面を参照して説明する。以下に説明する本発明に係る
接触帯電装置はいずれも図1に示すプリンタに組み込ん
で使用されるものである。図1に示すプリンタは中央部
に静電潜像担持体(被帯電体)である感光体ドラム1を
備えており、このドラムはメインモータ100により矢
印a方向に回転駆動される。ドラム1の周囲には帯電装
置2、現像装置3、転写チャージャ4、クリーニング装
置5及びイレーサ6が順次配置してある。帯電装置2は
本発明にかかる接触帯電装置であり、図2に示すように
帯電部材21を有し、画像形成にあたっては、これに電
源PWから直流電圧Vcが印加される。帯電装置2につ
いては後ほどさらに説明する。
【0013】感光体ドラム1の上方には光学系7が配置
してあり、この光学系はハウジング71の中に半導体レ
ーザ発生装置、ポリゴンミラー、トロイダルレンズ、ハ
ーフミラー、球面ミラー、折り返しミラー、反射ミラー
等を配置したもので、ハウジング71の床部に露光スリ
ット72が形成してあり、ここから帯電装置2と現像装
置3の間を通して感光体ドラム1に画像露光できるもの
である。
してあり、この光学系はハウジング71の中に半導体レ
ーザ発生装置、ポリゴンミラー、トロイダルレンズ、ハ
ーフミラー、球面ミラー、折り返しミラー、反射ミラー
等を配置したもので、ハウジング71の床部に露光スリ
ット72が形成してあり、ここから帯電装置2と現像装
置3の間を通して感光体ドラム1に画像露光できるもの
である。
【0014】感光体ドラム1の図中右側にはタイミング
ローラ対81、中間ローラ対82及び給紙カセット83
が順次配置してあり、給紙カセット83には給紙ローラ
84が臨んでいる。また、感光体ドラム1の図中左側に
は定着ローラ対91、排紙ローラ対92が順次配置して
あり、排紙ローラ対92には排紙トレイ93が臨んでい
る。以上の各部品はプリンタ本体10に搭載されてい
る。
ローラ対81、中間ローラ対82及び給紙カセット83
が順次配置してあり、給紙カセット83には給紙ローラ
84が臨んでいる。また、感光体ドラム1の図中左側に
は定着ローラ対91、排紙ローラ対92が順次配置して
あり、排紙ローラ対92には排紙トレイ93が臨んでい
る。以上の各部品はプリンタ本体10に搭載されてい
る。
【0015】このプリンタによると、感光体ドラム1表
面が帯電装置2により所定電位に一様に帯電され、該帯
電域に光学系7から画像露光されて静電潜像が形成され
る。かくして形成された静電潜像は現像装置3により現
像されてトナー像となり、転写チャージャ4に臨む転写
領域へ移行する。一方、給紙カセット83から給紙ロー
ラ84により転写紙が引き出され、中間ローラ対82を
経てタイミングローラ対81に至り、ここでドラム1上
のトナー像と同期をとって転写領域へ送り込まれる。か
くして転写領域において転写チャージャ4の作用でドラ
ム1上のトナー像が転写紙上に転写され、該転写紙は定
着ローラ対91へ至り、ここでトナー像を定着されたの
ち排紙ローラ対92により排紙トレイ93へ排出され
る。
面が帯電装置2により所定電位に一様に帯電され、該帯
電域に光学系7から画像露光されて静電潜像が形成され
る。かくして形成された静電潜像は現像装置3により現
像されてトナー像となり、転写チャージャ4に臨む転写
領域へ移行する。一方、給紙カセット83から給紙ロー
ラ84により転写紙が引き出され、中間ローラ対82を
経てタイミングローラ対81に至り、ここでドラム1上
のトナー像と同期をとって転写領域へ送り込まれる。か
くして転写領域において転写チャージャ4の作用でドラ
ム1上のトナー像が転写紙上に転写され、該転写紙は定
着ローラ対91へ至り、ここでトナー像を定着されたの
ち排紙ローラ対92により排紙トレイ93へ排出され
る。
【0016】トナー像が転写紙に転写されたのち、感光
体ドラム1上に残留するトナーはクリーニング装置5に
よって清掃される。残留電荷はイレーサ6により消去さ
れる。なお、前記プリンタのシステム速度(感光体ドラ
ム1の周速)は3.5cm/secである。また、帯電
装置2の帯電部材21に印加する電圧VC は−1.3k
Vの直流電圧であり、現像装置3は一成分の接触現像装
置であり、反転現像を行う。
体ドラム1上に残留するトナーはクリーニング装置5に
よって清掃される。残留電荷はイレーサ6により消去さ
れる。なお、前記プリンタのシステム速度(感光体ドラ
ム1の周速)は3.5cm/secである。また、帯電
装置2の帯電部材21に印加する電圧VC は−1.3k
Vの直流電圧であり、現像装置3は一成分の接触現像装
置であり、反転現像を行う。
【0017】前記感光体ドラム1は長波長光に対し感度
を有する負帯電用の機能分離型有機感光体である。電荷
発生層はτ型無金属フタロシアニンとポリビニルブチラ
ール樹脂の混合物で厚さ約0.4μmに形成され、次に
電荷輸送層としてヒドラゾン化合物とポリカーボネイト
樹脂を主成分とする混合物が厚さ約18μmに形成され
ている。なお、本発明帯電装置が適用可能な静電潜像担
持体は、前記のものに限定されるものではない。
を有する負帯電用の機能分離型有機感光体である。電荷
発生層はτ型無金属フタロシアニンとポリビニルブチラ
ール樹脂の混合物で厚さ約0.4μmに形成され、次に
電荷輸送層としてヒドラゾン化合物とポリカーボネイト
樹脂を主成分とする混合物が厚さ約18μmに形成され
ている。なお、本発明帯電装置が適用可能な静電潜像担
持体は、前記のものに限定されるものではない。
【0018】また、ここでは現像装置3において使用す
るトナーは負帯電型で、ビスフェノールA型ポリエステ
ル樹脂とカーボンブラックを主成分とする混合物を公知
の方法によって混練、粉砕、分級し、平均粒径が10μ
mとしたものである。このようなトナーを前記現像装置
3に収納し、現像バイアスVB =−300Vの下で現像
を行うようにした。
るトナーは負帯電型で、ビスフェノールA型ポリエステ
ル樹脂とカーボンブラックを主成分とする混合物を公知
の方法によって混練、粉砕、分級し、平均粒径が10μ
mとしたものである。このようなトナーを前記現像装置
3に収納し、現像バイアスVB =−300Vの下で現像
を行うようにした。
【0019】接触帯電装置2についてさらに説明する
と、これは図2に示すように、フィルム帯電部材21と
なる所定寸法に裁断されたフィルムFの一端部f1を支
持部材22で片持ち支持し、フィルム自由端部f2を上
方へ折り曲げ、該自由端部側を感光体ドラム1表面に接
触配置し、該帯電部材21に電源PWから前記のとおり
−1.3kVの直流電圧を印加するものである。
と、これは図2に示すように、フィルム帯電部材21と
なる所定寸法に裁断されたフィルムFの一端部f1を支
持部材22で片持ち支持し、フィルム自由端部f2を上
方へ折り曲げ、該自由端部側を感光体ドラム1表面に接
触配置し、該帯電部材21に電源PWから前記のとおり
−1.3kVの直流電圧を印加するものである。
【0020】帯電部材21を構成するフィルムFは、こ
こでは特開平4−249270号公報に開示されている
ものと同種の可撓性フィルムである。さらに詳言する
と、被帯電体への接触性を良好にするために、図3に示
すように、幅b=1cmのものを外径D=1cmの断面
円形の芯棒Rに巻き付けるときに要する曲げモーメント
Mmが、Mm≦20(g・cm)、好ましくはMm≦1
0(g・cm)であるものであり、帯電用部材としての
機械的強度(破れ、ちぎれ等に対する強度)も有するも
のである。ここで曲げモーメントMmはEI/ρ(I=
bh3 /12)である。EはフィルムFのヤング率(g
/cm2 )、IはフィルムFの断面2次モーメント(c
m4 )、ρはフィルムFの曲率半径(cm)で芯棒Rの
中心OとフィルムFの中立面NSとの距離、hはフィル
ムの厚さである。
こでは特開平4−249270号公報に開示されている
ものと同種の可撓性フィルムである。さらに詳言する
と、被帯電体への接触性を良好にするために、図3に示
すように、幅b=1cmのものを外径D=1cmの断面
円形の芯棒Rに巻き付けるときに要する曲げモーメント
Mmが、Mm≦20(g・cm)、好ましくはMm≦1
0(g・cm)であるものであり、帯電用部材としての
機械的強度(破れ、ちぎれ等に対する強度)も有するも
のである。ここで曲げモーメントMmはEI/ρ(I=
bh3 /12)である。EはフィルムFのヤング率(g
/cm2 )、IはフィルムFの断面2次モーメント(c
m4 )、ρはフィルムFの曲率半径(cm)で芯棒Rの
中心OとフィルムFの中立面NSとの距離、hはフィル
ムの厚さである。
【0021】そしてフィルムの材質は、表面硬度が後述
する範囲内のものとなる材料から選ばれたものである。
すなわち、図4に示すように、先端x1の半径が5μ
m、頂角が90°の円錐形ダイヤモンド触針Xを準備
し、感光体ドラム1に対向すべきフィルム表面Fsが平
坦になるようにサンプル台SB上に固定したフィルムF
の該表面Fsに、該触針Xの先端x1を当接させて垂直
に立て、0.4gの荷重Wを加えて、該触針Xを該表面
Fsと平行に0.3mm/秒の速度Spで摺動させたと
きできる引っ掻き傷の幅が1μm以下となる表面硬度で
ある。なお、引っ掻き傷の幅は別途測定器で測定する。
する範囲内のものとなる材料から選ばれたものである。
すなわち、図4に示すように、先端x1の半径が5μ
m、頂角が90°の円錐形ダイヤモンド触針Xを準備
し、感光体ドラム1に対向すべきフィルム表面Fsが平
坦になるようにサンプル台SB上に固定したフィルムF
の該表面Fsに、該触針Xの先端x1を当接させて垂直
に立て、0.4gの荷重Wを加えて、該触針Xを該表面
Fsと平行に0.3mm/秒の速度Spで摺動させたと
きできる引っ掻き傷の幅が1μm以下となる表面硬度で
ある。なお、引っ掻き傷の幅は別途測定器で測定する。
【0022】このように接触帯電装置2は、そのフィル
ム帯電部材21が上記のとおりの表面硬度を有している
ので、感光体ドラム1に対向する面は感光体ドラム1と
の摺擦等によっても凹凸が発生し難く、従って刷毛筋状
帯電むらの原因となる局所的な汚染異物(感光体削れ
粉、残留トナー、転写紙粉等)の埋まり込み、堆積が抑
制され、それによって刷毛筋状の帯電むらの発生を実用
上問題のない程度に防止して、長期にわたり安定した良
好な帯電を行える。
ム帯電部材21が上記のとおりの表面硬度を有している
ので、感光体ドラム1に対向する面は感光体ドラム1と
の摺擦等によっても凹凸が発生し難く、従って刷毛筋状
帯電むらの原因となる局所的な汚染異物(感光体削れ
粉、残留トナー、転写紙粉等)の埋まり込み、堆積が抑
制され、それによって刷毛筋状の帯電むらの発生を実用
上問題のない程度に防止して、長期にわたり安定した良
好な帯電を行える。
【0023】次に帯電装置2における帯電部材21の表
面硬度が前記のものであれば刷毛筋状の帯電むらが十分
抑制されることを示す実験例であって、該帯電部材を構
成するフィルムFの材料を種々採用して行った実験例1
〜8を表1に示す。また、比較のために行った比較実験
例1〜5についても併せて表1に示す。実験はすべて前
記プリンタを用いて行った。システム速度、帯電部材に
印加する電圧、現像装置における使用トナー、現像バイ
アス電圧等は既述のとおりである。
面硬度が前記のものであれば刷毛筋状の帯電むらが十分
抑制されることを示す実験例であって、該帯電部材を構
成するフィルムFの材料を種々採用して行った実験例1
〜8を表1に示す。また、比較のために行った比較実験
例1〜5についても併せて表1に示す。実験はすべて前
記プリンタを用いて行った。システム速度、帯電部材に
印加する電圧、現像装置における使用トナー、現像バイ
アス電圧等は既述のとおりである。
【0024】実験用帯電部材を構成するフィルムには下
記表1の「フィルム構成」欄に示すように単層構造のも
のと、2層構造のものを用いた。単層構造のフィルムは
表1の「フィルム基材樹脂」欄に示す樹脂に導電性カー
ボン粉末を分散させて抵抗調整(体積抵抗率が1×10
4 Ωcm〜1×106 Ωcmと)した厚さ約30μmの
フィルムである。2層構造のフィルムは厚さ約30μm
のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上
に、表1の「フィルム基材樹脂」欄に示す樹脂に導電性
カーボン粉末を分散させて抵抗調整(体積抵抗率が1×
104 Ωcm〜1×106 Ωcmと)した材料で厚さ約
3μmの感光体接触層を形成したフィルムである。フィ
ルム表面硬度は基材樹脂の材質及び樹脂原料の分子量に
より変えた。
記表1の「フィルム構成」欄に示すように単層構造のも
のと、2層構造のものを用いた。単層構造のフィルムは
表1の「フィルム基材樹脂」欄に示す樹脂に導電性カー
ボン粉末を分散させて抵抗調整(体積抵抗率が1×10
4 Ωcm〜1×106 Ωcmと)した厚さ約30μmの
フィルムである。2層構造のフィルムは厚さ約30μm
のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上
に、表1の「フィルム基材樹脂」欄に示す樹脂に導電性
カーボン粉末を分散させて抵抗調整(体積抵抗率が1×
104 Ωcm〜1×106 Ωcmと)した材料で厚さ約
3μmの感光体接触層を形成したフィルムである。フィ
ルム表面硬度は基材樹脂の材質及び樹脂原料の分子量に
より変えた。
【0025】また、刷毛筋状の帯電むらが発生すると画
像にも刷毛筋状のノイズがあらわれるので、この画像上
の刷毛筋状のノイズをみることで帯電性能を評価した。
ここで感光体ドラム1表面上の刷毛筋状帯電むらに基づ
く画像上の刷毛筋状ノイズの評価方法について説明して
おく。 (刷毛筋状ノイズ評価方法)図5のように1ドット/4
ドットの網点画像をA4サイズの転写紙3000枚にプ
リント後、その次にプリントとした1枚について、コニ
カ(株)社製のサクラ濃度計(modelPDA−6
5)を使用し、画像濃度変動幅を複写紙の幅方向につい
て測定し、次のように画像ノイズのランク付けを行っ
た。
像にも刷毛筋状のノイズがあらわれるので、この画像上
の刷毛筋状のノイズをみることで帯電性能を評価した。
ここで感光体ドラム1表面上の刷毛筋状帯電むらに基づ
く画像上の刷毛筋状ノイズの評価方法について説明して
おく。 (刷毛筋状ノイズ評価方法)図5のように1ドット/4
ドットの網点画像をA4サイズの転写紙3000枚にプ
リント後、その次にプリントとした1枚について、コニ
カ(株)社製のサクラ濃度計(modelPDA−6
5)を使用し、画像濃度変動幅を複写紙の幅方向につい
て測定し、次のように画像ノイズのランク付けを行っ
た。
【0026】 画像濃度変動幅 評価ランク 0.05より下 5(ほとんど問題無し) 0.05以上0.10より下 4(ほとんど問題無し) 0.10以上0.15より下 3(実用限界) 0.15以上0.20より下 2(許容できないレベル) 0.20以上 1(許容できないレベル)
【0027】
【表1】
【0028】以上の実験結果から、フィルム帯電部材2
1の表面硬度が前記引っ掻き傷幅にして1μm以下であ
れば、長期にわたり刷毛筋状帯電むらがない、又は実用
上問題のない程度に抑制された良好な帯電を行えること
が分かる。
1の表面硬度が前記引っ掻き傷幅にして1μm以下であ
れば、長期にわたり刷毛筋状帯電むらがない、又は実用
上問題のない程度に抑制された良好な帯電を行えること
が分かる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、片
側端部で支持され、自由端部側が被帯電体に接触配置さ
れるフィルム帯電部材を備えた接触帯電装置であって、
該フィルム帯電部材表面に汚染異物が埋まり込み、堆積
することを抑制し、それによって刷毛筋状の帯電むらの
発生を実用上問題のない程度に防止して、長期にわたり
安定した良好な帯電を行える信頼性の高い接触帯電装置
を提供することができる。
側端部で支持され、自由端部側が被帯電体に接触配置さ
れるフィルム帯電部材を備えた接触帯電装置であって、
該フィルム帯電部材表面に汚染異物が埋まり込み、堆積
することを抑制し、それによって刷毛筋状の帯電むらの
発生を実用上問題のない程度に防止して、長期にわたり
安定した良好な帯電を行える信頼性の高い接触帯電装置
を提供することができる。
【図1】本発明に係る接触帯電装置の1例を搭載したプ
リンタの断面図である。
リンタの断面図である。
【図2】図1に示すプリンタにおける接触帯電装置の側
面図である。
面図である。
【図3】フィルム帯電部材を構成しているフィルム材料
の説明図である。
の説明図である。
【図4】フィルム(フィルム帯電部材)の表面硬度測定
方法を示す図である。
方法を示す図である。
【図5】刷毛筋状帯電むら評価を行うための評価用画像
の説明図である。
の説明図である。
【図6】刷毛筋状ノイズのある画像(網点画像)の1例
を示す図である。
を示す図である。
1 感光体ドラム(被帯電体) a ドラム1の表面移動方向 2 帯電装置 21 フィルム帯電部材 F フィルム Fs フィルムFの表面 f1 フィルムFの一端部 f2 フィルムFの自由端部 22 フィルム支持部材 PW 帯電装置電源 X 触針 x1 触針Xの先端 SB サンプル台 W 荷重
Claims (1)
- 【請求項1】 片側端部で支持され、自由端部側が被帯
電体に接触配置されるフィルム帯電部材を備えた接触帯
電装置において、前記フィルム帯電部材は、先端半径5
μm、頂角90°の円錐形ダイヤモンド触針を前記フィ
ルム帯電部材の平坦にした表面に先端を当接させて垂直
に立て、0.4gの荷重を加えて該部材表面と平行に
0.3mm/秒の速度で摺動させたときできる引っ掻き
傷の幅が1μm以下となる表面硬度を有していることを
特徴とする接触帯電装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17924896A JPH1020623A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 接触帯電装置 |
| US08/889,822 US5860046A (en) | 1996-07-09 | 1997-07-08 | Charging method and charging device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17924896A JPH1020623A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 接触帯電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020623A true JPH1020623A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16062533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17924896A Pending JPH1020623A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 接触帯電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1020623A (ja) |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP17924896A patent/JPH1020623A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030114 |