JPH10206591A - 使用済燃料貯蔵容器 - Google Patents
使用済燃料貯蔵容器Info
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- JPH10206591A JPH10206591A JP9011780A JP1178097A JPH10206591A JP H10206591 A JPH10206591 A JP H10206591A JP 9011780 A JP9011780 A JP 9011780A JP 1178097 A JP1178097 A JP 1178097A JP H10206591 A JPH10206591 A JP H10206591A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 18
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済燃料貯蔵容器の底板と底部フランジと
の溶接を不要にする。 【解決手段】 内筒3および中間筒4を有する容器本体
2と容器本体2の下端を閉塞する底板14とで構成さ
れ、内筒3と中間筒4との間に遮蔽部材収納空間7が形
成され、底板14は、内筒3の下端に溶接された底板本
体部14aと、底板本体部14aの外周部に一体に形成
されかつ遮蔽部材収納空間7の下端を閉塞するフランジ
部14bとで構成され、フランジ部14bの外周面が中
間筒4の下端に溶接され、フランジ部14bに、外部か
ら遮蔽部材収納空間7内へ連通する開口部が形成され、
鉛の遮蔽部材6を開口部から遮蔽部材収納空間7内へ鋳
込んだ後に、フランジ部14bに閉止プラグ20を溶接
して開口部を塞いだ。
の溶接を不要にする。 【解決手段】 内筒3および中間筒4を有する容器本体
2と容器本体2の下端を閉塞する底板14とで構成さ
れ、内筒3と中間筒4との間に遮蔽部材収納空間7が形
成され、底板14は、内筒3の下端に溶接された底板本
体部14aと、底板本体部14aの外周部に一体に形成
されかつ遮蔽部材収納空間7の下端を閉塞するフランジ
部14bとで構成され、フランジ部14bの外周面が中
間筒4の下端に溶接され、フランジ部14bに、外部か
ら遮蔽部材収納空間7内へ連通する開口部が形成され、
鉛の遮蔽部材6を開口部から遮蔽部材収納空間7内へ鋳
込んだ後に、フランジ部14bに閉止プラグ20を溶接
して開口部を塞いだ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所など
から排出される使用済燃料を貯蔵したり運搬する際に用
いられる使用済燃料貯蔵容器に関する。
から排出される使用済燃料を貯蔵したり運搬する際に用
いられる使用済燃料貯蔵容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の使用済燃料貯蔵容器とし
ては、例えば図5に示すように、円筒状の内筒41と、
円筒状の外筒42と、これら両筒41,42間に位置す
る円筒状の中間筒43とを備えたものがある。上記内筒
41と中間筒43との間に形成された第1収納空間44
にはガンマ線遮蔽部材45が収納され、中間筒43と外
筒42との間に形成された第2収納空間46には中性子
遮蔽部材47が収納されている。上記内筒41の下端に
は円盤状の底板48が溶接されており、この底板48に
より内筒41の下端が閉塞されている。
ては、例えば図5に示すように、円筒状の内筒41と、
円筒状の外筒42と、これら両筒41,42間に位置す
る円筒状の中間筒43とを備えたものがある。上記内筒
41と中間筒43との間に形成された第1収納空間44
にはガンマ線遮蔽部材45が収納され、中間筒43と外
筒42との間に形成された第2収納空間46には中性子
遮蔽部材47が収納されている。上記内筒41の下端に
は円盤状の底板48が溶接されており、この底板48に
より内筒41の下端が閉塞されている。
【0003】上記底板48の外周部には、円環状の底部
フランジ49が設けられている。図5の溶接部Aで示す
ように、この底部フランジ49の内周端は底板48の外
周端に全周溶接されており、さらに、溶接部Bで示すよ
うに、底部フランジ49の外周面は中間筒43の下端に
全周溶接されている。上記底部フランジ49を溶接する
ことにより、上記第1収納空間44の下端が閉塞され
る。
フランジ49が設けられている。図5の溶接部Aで示す
ように、この底部フランジ49の内周端は底板48の外
周端に全周溶接されており、さらに、溶接部Bで示すよ
うに、底部フランジ49の外周面は中間筒43の下端に
全周溶接されている。上記底部フランジ49を溶接する
ことにより、上記第1収納空間44の下端が閉塞され
る。
【0004】また、上記底部フランジ49の下部は底板
48の下面よりも下方へ突出しているため、底部フラン
ジ49の下部内周面と底板48の下面とに囲まれた凹部
空間50が形成される。この凹部空間50内には円盤状
の中性子遮蔽体51が挿入されて底板48の下面を覆っ
ている。また、上記内筒41の内部には、使用済燃料を
格納する格納部(図示せず)が設けられている。
48の下面よりも下方へ突出しているため、底部フラン
ジ49の下部内周面と底板48の下面とに囲まれた凹部
空間50が形成される。この凹部空間50内には円盤状
の中性子遮蔽体51が挿入されて底板48の下面を覆っ
ている。また、上記内筒41の内部には、使用済燃料を
格納する格納部(図示せず)が設けられている。
【0005】これによると、ガンマ線遮蔽部材45とし
ては鉛が用いられ、このガンマ線遮蔽用の鉛を内筒41
と中間筒43との下端側から第1収納空間44内に鋳込
み、その後、底部フランジ49を底板48と中間筒43
とに溶接し、底板48の下面を中性子遮蔽体51で覆っ
ていた。このようにして製作された使用済燃料貯蔵容器
52に使用済燃料を格納した後、使用済燃料貯蔵容器5
2は底部フランジ49を下にして縦置き状態で貯蔵され
る。
ては鉛が用いられ、このガンマ線遮蔽用の鉛を内筒41
と中間筒43との下端側から第1収納空間44内に鋳込
み、その後、底部フランジ49を底板48と中間筒43
とに溶接し、底板48の下面を中性子遮蔽体51で覆っ
ていた。このようにして製作された使用済燃料貯蔵容器
52に使用済燃料を格納した後、使用済燃料貯蔵容器5
2は底部フランジ49を下にして縦置き状態で貯蔵され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式では、
底板48と底部フランジ49とは支持構造物に該当する
ため、使用済燃料を貯蔵している使用済燃料貯蔵容器5
2に対して、その共用期間中に、上記底板48と底部フ
ランジ49との溶接部Aについて肉眼検査を行う必要が
ある。しかしながら、上記溶接部Aは中性子遮蔽体51
で覆われているため、肉眼検査の度に使用済燃料貯蔵容
器52を吊り上げて底部の中性子遮蔽体51を取り外さ
なければならず、肉眼検査が非常に困難であった。
底板48と底部フランジ49とは支持構造物に該当する
ため、使用済燃料を貯蔵している使用済燃料貯蔵容器5
2に対して、その共用期間中に、上記底板48と底部フ
ランジ49との溶接部Aについて肉眼検査を行う必要が
ある。しかしながら、上記溶接部Aは中性子遮蔽体51
で覆われているため、肉眼検査の度に使用済燃料貯蔵容
器52を吊り上げて底部の中性子遮蔽体51を取り外さ
なければならず、肉眼検査が非常に困難であった。
【0007】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、使用済燃料貯蔵容器の底板と底部フランジとの溶接
を不要にすることを目的としたものである。
は、使用済燃料貯蔵容器の底板と底部フランジとの溶接
を不要にすることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、容器本
体は、内側に位置する第1の筒体と、この第1の筒体の
外側を覆う第2の筒体とを有し、上記第1の筒体と第2
の筒体との間に、放射線を遮蔽する遮蔽部材が収納され
る遮蔽部材収納空間が形成され、上記容器本体の下端は
底板で閉塞され、上記底板は、第1の筒体の下端に溶接
された底板本体部と、この底板本体部の外周部に一体に
形成されかつ上記遮蔽部材収納空間の下端を閉塞するフ
ランジ部とで構成され、上記フランジ部の外周部が第2
の筒体の下端に溶接され、上記底板本体部の下面が放射
線を遮蔽する遮蔽体で覆われ、上記フランジ部に、外部
から上記遮蔽部材収納空間内へ連通する開口部が形成さ
れ、遮蔽部材を開口部から遮蔽部材収納空間内へ収納し
た後に、上記フランジ部に閉止プラグを溶接して上記開
口部を塞いだことを特徴としたものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、容器本
体は、内側に位置する第1の筒体と、この第1の筒体の
外側を覆う第2の筒体とを有し、上記第1の筒体と第2
の筒体との間に、放射線を遮蔽する遮蔽部材が収納され
る遮蔽部材収納空間が形成され、上記容器本体の下端は
底板で閉塞され、上記底板は、第1の筒体の下端に溶接
された底板本体部と、この底板本体部の外周部に一体に
形成されかつ上記遮蔽部材収納空間の下端を閉塞するフ
ランジ部とで構成され、上記フランジ部の外周部が第2
の筒体の下端に溶接され、上記底板本体部の下面が放射
線を遮蔽する遮蔽体で覆われ、上記フランジ部に、外部
から上記遮蔽部材収納空間内へ連通する開口部が形成さ
れ、遮蔽部材を開口部から遮蔽部材収納空間内へ収納し
た後に、上記フランジ部に閉止プラグを溶接して上記開
口部を塞いだことを特徴としたものである。
【0009】これによると、底板のフランジ部は底板本
体部と一体に形成されているため、フランジ部と底板本
体部との溶接は不要になり、したがって、従来困難であ
ったフランジ部と底板本体部との溶接部の共用期間中の
肉眼検査が不要になる。
体部と一体に形成されているため、フランジ部と底板本
体部との溶接は不要になり、したがって、従来困難であ
ったフランジ部と底板本体部との溶接部の共用期間中の
肉眼検査が不要になる。
【0010】また、底板本体部を第1の筒体の下端に溶
接するとともに、フランジ部の外周部を第2の筒体の下
端に溶接することにより、底板を容器本体の下端に取付
ける。その後、遮蔽部材をフランジ部の開口部から遮蔽
部材収納空間内へ収納し、フランジ部に閉止プラグを溶
接して上記開口部を塞ぐ。これにより、フランジ部と底
板本体部とを一体構造にしたにもかかわらず、遮蔽部材
を第1の筒体と第2の筒体との間に収納することができ
る。
接するとともに、フランジ部の外周部を第2の筒体の下
端に溶接することにより、底板を容器本体の下端に取付
ける。その後、遮蔽部材をフランジ部の開口部から遮蔽
部材収納空間内へ収納し、フランジ部に閉止プラグを溶
接して上記開口部を塞ぐ。これにより、フランジ部と底
板本体部とを一体構造にしたにもかかわらず、遮蔽部材
を第1の筒体と第2の筒体との間に収納することができ
る。
【0011】尚、上記閉止プラグは支持構造物に該当し
ないため、閉止プラグとフランジ部との溶接部に対する
共用期間中の肉眼検査は不要である。請求項2記載の発
明は、遮蔽部材として、開口部から遮蔽部材収納空間内
に鋳込まれる鉛が用いられていることを特徴としたもの
である。
ないため、閉止プラグとフランジ部との溶接部に対する
共用期間中の肉眼検査は不要である。請求項2記載の発
明は、遮蔽部材として、開口部から遮蔽部材収納空間内
に鋳込まれる鉛が用いられていることを特徴としたもの
である。
【0012】これによると、底板を容器本体の下端に取
付けた後、遮蔽用の鉛をフランジ部の開口部から遮蔽部
材収納空間内へ鋳込み、フランジ部に閉止プラグを溶接
して上記開口部を塞ぐことにより、フランジ部と底板本
体部とを一体構造にしたにもかかわらず、遮蔽用の鉛を
第1の筒体と第2の筒体との間に収納することができ
る。
付けた後、遮蔽用の鉛をフランジ部の開口部から遮蔽部
材収納空間内へ鋳込み、フランジ部に閉止プラグを溶接
して上記開口部を塞ぐことにより、フランジ部と底板本
体部とを一体構造にしたにもかかわらず、遮蔽用の鉛を
第1の筒体と第2の筒体との間に収納することができ
る。
【0013】請求項3記載の発明は、開口部はフランジ
部の周方向に複数箇所設けられ、これら開口部を複数の
閉止プラグで塞いだことを特徴としたものである。
部の周方向に複数箇所設けられ、これら開口部を複数の
閉止プラグで塞いだことを特徴としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。使用済燃料貯蔵容器1の容
器本体2は、円筒状の内筒3(第1の筒体の一例)と、
この内筒3の外側を覆う円筒状の中間筒4(第2の筒体
の一例)と、この中間筒4の外側を覆う円筒状の外筒5
とを有している。
〜図4に基づいて説明する。使用済燃料貯蔵容器1の容
器本体2は、円筒状の内筒3(第1の筒体の一例)と、
この内筒3の外側を覆う円筒状の中間筒4(第2の筒体
の一例)と、この中間筒4の外側を覆う円筒状の外筒5
とを有している。
【0015】上記内筒3と中間筒4との間には、ガンマ
線を遮蔽するガンマ線遮蔽部材6が収納される第1遮蔽
部材収納空間7が形成されている。上記ガンマ線遮蔽部
材6としては鉛が用いられている。また、上記中間筒4
と外筒5との間には、中性子を遮蔽する中性子遮蔽部材
8が収納される第2遮蔽部材収納空間9が形成されてい
る。
線を遮蔽するガンマ線遮蔽部材6が収納される第1遮蔽
部材収納空間7が形成されている。上記ガンマ線遮蔽部
材6としては鉛が用いられている。また、上記中間筒4
と外筒5との間には、中性子を遮蔽する中性子遮蔽部材
8が収納される第2遮蔽部材収納空間9が形成されてい
る。
【0016】上記容器本体2の上端には開閉自在な一次
蓋11と二次蓋12とが設けられており、容器本体2の
内部には、複数本の使用済燃料棒が格納される格納部1
3が設けられている。また、容器本体2の下端は底板1
4で閉塞されている。
蓋11と二次蓋12とが設けられており、容器本体2の
内部には、複数本の使用済燃料棒が格納される格納部1
3が設けられている。また、容器本体2の下端は底板1
4で閉塞されている。
【0017】上記底板14は、内筒3の下端に溶接され
た底板本体部14aと、この底板本体部14aの外周部
に一体に形成されかつ上記第1遮蔽部材収納空間7の下
端を閉塞するフランジ部14bとで構成されている。上
記フランジ部14bの外周面は中間筒4の下端に全周溶
接されている。
た底板本体部14aと、この底板本体部14aの外周部
に一体に形成されかつ上記第1遮蔽部材収納空間7の下
端を閉塞するフランジ部14bとで構成されている。上
記フランジ部14bの外周面は中間筒4の下端に全周溶
接されている。
【0018】上記フランジ部14bの下部は底板本体部
14aの下面よりも下方へ突出しているため、フランジ
部14bの内周面と底板本体部14aの下面とに囲まれ
た凹部空間17が形成され、この凹部空間17内には円
盤状の中性子遮蔽体18が挿入されて底板本体部14a
の下面を覆っている。
14aの下面よりも下方へ突出しているため、フランジ
部14bの内周面と底板本体部14aの下面とに囲まれ
た凹部空間17が形成され、この凹部空間17内には円
盤状の中性子遮蔽体18が挿入されて底板本体部14a
の下面を覆っている。
【0019】図2,図3に示すように、上記フランジ部
14bには、外部から上記第1遮蔽部材収納空間7内へ
連通する開口部19が周方向に4箇所形成されている。
これら各開口部19はフランジ部14bの上下両面と外
周面とに開口した円弧状に形成されている。
14bには、外部から上記第1遮蔽部材収納空間7内へ
連通する開口部19が周方向に4箇所形成されている。
これら各開口部19はフランジ部14bの上下両面と外
周面とに開口した円弧状に形成されている。
【0020】また、フランジ部14bには、上記各開口
部19にはめ込まれて開口部19を塞ぐ閉止プラグ20
が溶接されている。上記各閉止プラグ20とフランジ部
14bとの溶接部は、閉止プラグ20の下端とフランジ
部14bの下端とを周方向に溶接する下部溶接部22
と、閉止プラグ20の周方向の両端と開口部19の周方
向端面とを縦方向に溶接する縦溶接部23とから成り、
上記下部溶接部22は外側下向きに露出し、上記縦溶接
部23は外側外周向きに露出している。
部19にはめ込まれて開口部19を塞ぐ閉止プラグ20
が溶接されている。上記各閉止プラグ20とフランジ部
14bとの溶接部は、閉止プラグ20の下端とフランジ
部14bの下端とを周方向に溶接する下部溶接部22
と、閉止プラグ20の周方向の両端と開口部19の周方
向端面とを縦方向に溶接する縦溶接部23とから成り、
上記下部溶接部22は外側下向きに露出し、上記縦溶接
部23は外側外周向きに露出している。
【0021】尚、上記底板14のフランジ部14bに
は、使用済燃料貯蔵容器1を吊り上げる際などに使用さ
れる下部トラニオン24が周方向に4箇所取付けられて
おり、これら下部トラニオン24は開口部19の形成位
置に対して周方向へずれた位置に取付けられている。ま
た、上記二次蓋12には、使用済燃料貯蔵容器1を吊り
上げる際などに使用される上部トラニオン25が周方向
に4箇所取付けられている。
は、使用済燃料貯蔵容器1を吊り上げる際などに使用さ
れる下部トラニオン24が周方向に4箇所取付けられて
おり、これら下部トラニオン24は開口部19の形成位
置に対して周方向へずれた位置に取付けられている。ま
た、上記二次蓋12には、使用済燃料貯蔵容器1を吊り
上げる際などに使用される上部トラニオン25が周方向
に4箇所取付けられている。
【0022】以下、上記構成における作用を説明する。
使用済燃料貯蔵容器1の格納部13に格納された使用済
燃料棒から発生するガンマ線や中性子はガンマ線遮蔽部
材6と中性子遮蔽部材8と中性子遮蔽体18とで遮蔽さ
れる。
使用済燃料貯蔵容器1の格納部13に格納された使用済
燃料棒から発生するガンマ線や中性子はガンマ線遮蔽部
材6と中性子遮蔽部材8と中性子遮蔽体18とで遮蔽さ
れる。
【0023】また、底板14のフランジ部14bは底板
本体部14aと一体に形成されているため、フランジ部
14bと底板本体部14aとの溶接は不要になり、した
がって、従来困難であったフランジ部14bと底板本体
部14aとの溶接部の共用期間中の肉眼検査が不要にな
る。
本体部14aと一体に形成されているため、フランジ部
14bと底板本体部14aとの溶接は不要になり、した
がって、従来困難であったフランジ部14bと底板本体
部14aとの溶接部の共用期間中の肉眼検査が不要にな
る。
【0024】さらに、使用済燃料貯蔵容器1の製作の際
には、図3に示すように、底板本体部14aを内筒3の
下端に溶接するとともに、フランジ部14bの外周面を
中間筒4の下端に溶接することにより、底板14を容器
本体2の下端に取付ける。その後、ガンマ線遮蔽部材6
である鉛をフランジ部14bの開口部19から第1遮蔽
部材収納空間7内へ鋳込み、フランジ部14bの開口部
19に閉止プラグ20をはめ込んで溶接し、図1に示す
ように上記開口部19を閉止プラグ20で塞ぐことによ
り、フランジ部14bと底板本体部14aとを一体構造
にしたにもかかわらず、ガンマ線遮蔽部材6である鉛を
内筒3と中間筒4との間に充填することができる。
には、図3に示すように、底板本体部14aを内筒3の
下端に溶接するとともに、フランジ部14bの外周面を
中間筒4の下端に溶接することにより、底板14を容器
本体2の下端に取付ける。その後、ガンマ線遮蔽部材6
である鉛をフランジ部14bの開口部19から第1遮蔽
部材収納空間7内へ鋳込み、フランジ部14bの開口部
19に閉止プラグ20をはめ込んで溶接し、図1に示す
ように上記開口部19を閉止プラグ20で塞ぐことによ
り、フランジ部14bと底板本体部14aとを一体構造
にしたにもかかわらず、ガンマ線遮蔽部材6である鉛を
内筒3と中間筒4との間に充填することができる。
【0025】尚、上記閉止プラグ20は支持構造物に該
当しないため、閉止プラグ20とフランジ部14bとの
溶接部22,23に対する共用期間中の肉眼検査は不要
になる。さらに、上記溶接部22,23は外側へ露出し
ているため、万一、これら溶接部22,23に異常が発
生しても、早期に発見ができる。
当しないため、閉止プラグ20とフランジ部14bとの
溶接部22,23に対する共用期間中の肉眼検査は不要
になる。さらに、上記溶接部22,23は外側へ露出し
ているため、万一、これら溶接部22,23に異常が発
生しても、早期に発見ができる。
【0026】上記実施の形態では、図2に示すように、
開口部19をフランジ部14bの周方向に4箇所形成し
ているが、4箇所に限らず、複数あるいは単数箇所に形
成してもよい。また、開口部19をフランジ部14bの
上下両面と外周面とに開口した円弧状に形成している
が、円弧状に限らず、ガンマ線遮蔽部材6である鉛を鋳
込み易くかつ溶接し易い形状であればよい。
開口部19をフランジ部14bの周方向に4箇所形成し
ているが、4箇所に限らず、複数あるいは単数箇所に形
成してもよい。また、開口部19をフランジ部14bの
上下両面と外周面とに開口した円弧状に形成している
が、円弧状に限らず、ガンマ線遮蔽部材6である鉛を鋳
込み易くかつ溶接し易い形状であればよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、底板のフランジ部は底板本体
部と一体に形成されているため、フランジ部と底板本体
部との溶接は不要になり、したがって、従来困難であっ
たフランジ部と底板本体部との溶接部の共用期間中の肉
眼検査が不要になる。
項1記載の発明によると、底板のフランジ部は底板本体
部と一体に形成されているため、フランジ部と底板本体
部との溶接は不要になり、したがって、従来困難であっ
たフランジ部と底板本体部との溶接部の共用期間中の肉
眼検査が不要になる。
【0028】また、底板を容器本体の下端に取付けた
後、遮蔽部材をフランジ部の開口部から遮蔽部材収納空
間内へ収納し、フランジ部に閉止プラグを溶接して上記
開口部を塞ぐ。これにより、フランジ部と底板本体部と
を一体構造にしたにもかかわらず、遮蔽部材を第1の筒
体と第2の筒体との間に収納することができる。
後、遮蔽部材をフランジ部の開口部から遮蔽部材収納空
間内へ収納し、フランジ部に閉止プラグを溶接して上記
開口部を塞ぐ。これにより、フランジ部と底板本体部と
を一体構造にしたにもかかわらず、遮蔽部材を第1の筒
体と第2の筒体との間に収納することができる。
【0029】尚、上記閉止プラグは支持構造物に該当し
ないため、閉止プラグとフランジ部との溶接部に対する
共用期間中の肉眼検査は不要となる。
ないため、閉止プラグとフランジ部との溶接部に対する
共用期間中の肉眼検査は不要となる。
【図1】本発明の実施の形態における使用済燃料貯蔵容
器の下部の断面図である。
器の下部の断面図である。
【図2】同、使用済燃料貯蔵容器の底面図である。
【図3】同、使用済燃料貯蔵容器の下部の断面図であっ
て、閉止プラグて開口部を塞ぐ前の状態を示す。
て、閉止プラグて開口部を塞ぐ前の状態を示す。
【図4】同、使用済燃料貯蔵容器全体の一部切欠き斜視
図である。
図である。
【図5】従来の使用済燃料貯蔵容器の下部の断面図であ
る。
る。
2 容器本体 3 内筒(第1の筒体) 4 中間筒(第2の筒体) 6 ガンマ線遮蔽部材 7 第1遮蔽部材収納空間 14 底板 14a 底板本体部 14b フランジ部 18 中性子遮蔽体 19 開口部 20 閉止プラグ
Claims (3)
- 【請求項1】 容器本体は、内側に位置する第1の筒体
と、この第1の筒体の外側を覆う第2の筒体とを有し、
上記第1の筒体と第2の筒体との間に、放射線を遮蔽す
る遮蔽部材が収納される遮蔽部材収納空間が形成され、
上記容器本体の下端は底板で閉塞され、上記底板は、第
1の筒体の下端に溶接された底板本体部と、この底板本
体部の外周部に一体に形成されかつ上記遮蔽部材収納空
間の下端を閉塞するフランジ部とで構成され、上記フラ
ンジ部の外周部が第2の筒体の下端に溶接され、上記底
板本体部の下面が放射線を遮蔽する遮蔽体で覆われ、上
記フランジ部に、外部から上記遮蔽部材収納空間内へ連
通する開口部が形成され、遮蔽部材を開口部から遮蔽部
材収納空間内へ収納した後に、上記フランジ部に閉止プ
ラグを溶接して上記開口部を塞いだことを特徴とする使
用済燃料貯蔵容器。 - 【請求項2】 遮蔽部材として、開口部から遮蔽部材収
納空間内に鋳込まれる鉛が用いられていることを特徴と
する請求項1記載の使用済燃料貯蔵容器。 - 【請求項3】 開口部はフランジ部の周方向に複数箇所
設けられ、これら開口部を複数の閉止プラグで塞いだこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の使用済燃
料貯蔵容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011780A JPH10206591A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 使用済燃料貯蔵容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011780A JPH10206591A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 使用済燃料貯蔵容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206591A true JPH10206591A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11787476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9011780A Pending JPH10206591A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 使用済燃料貯蔵容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10206591A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007240173A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Kobe Steel Ltd | 放射性物質の輸送・貯蔵容器 |
| JP2008076270A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Kobe Steel Ltd | 放射性物質の輸送兼貯蔵容器 |
| US7514701B2 (en) * | 2002-02-11 | 2009-04-07 | Cogema Logistics | Container shielding wall with puncture-resistant shield and container comprising at least one such wall |
| CN108428483A (zh) * | 2017-11-02 | 2018-08-21 | 中广核研究院有限公司 | 乏燃料运输储存容器 |
| CN111524629A (zh) * | 2019-02-03 | 2020-08-11 | 西安大医集团股份有限公司 | 一种屏蔽装置 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9011780A patent/JPH10206591A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7514701B2 (en) * | 2002-02-11 | 2009-04-07 | Cogema Logistics | Container shielding wall with puncture-resistant shield and container comprising at least one such wall |
| JP2007240173A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Kobe Steel Ltd | 放射性物質の輸送・貯蔵容器 |
| JP2008076270A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Kobe Steel Ltd | 放射性物質の輸送兼貯蔵容器 |
| CN108428483A (zh) * | 2017-11-02 | 2018-08-21 | 中广核研究院有限公司 | 乏燃料运输储存容器 |
| CN108428483B (zh) * | 2017-11-02 | 2024-04-23 | 中广核研究院有限公司 | 乏燃料运输储存容器 |
| CN111524629A (zh) * | 2019-02-03 | 2020-08-11 | 西安大医集团股份有限公司 | 一种屏蔽装置 |
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