JPH10206594A - 放射性廃棄物の処理方法および装置 - Google Patents
放射性廃棄物の処理方法および装置Info
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- JPH10206594A JPH10206594A JP837697A JP837697A JPH10206594A JP H10206594 A JPH10206594 A JP H10206594A JP 837697 A JP837697 A JP 837697A JP 837697 A JP837697 A JP 837697A JP H10206594 A JPH10206594 A JP H10206594A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物を加
熱して、放射性物質を気化させて分離する方法におい
て、加熱温度の低下と放射性物質の除染係数の向上を図
る。 【解決手段】 揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
を減圧状態で加熱し、該放射性物質を気化させて放射性
廃棄物から分離する一方で、気化した放射性物質を凝縮
させて液体、または固体で回収する。
熱して、放射性物質を気化させて分離する方法におい
て、加熱温度の低下と放射性物質の除染係数の向上を図
る。 【解決手段】 揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
を減圧状態で加熱し、該放射性物質を気化させて放射性
廃棄物から分離する一方で、気化した放射性物質を凝縮
させて液体、または固体で回収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力施設(発電
所、再処理工場)から発生する放射性廃棄物の処理方法
および装置に関し、揮発性の放射性物質を含有する放射
性廃棄物から該揮発性の放射性物質を分離回収、固型化
する方法及び装置に関する。
所、再処理工場)から発生する放射性廃棄物の処理方法
および装置に関し、揮発性の放射性物質を含有する放射
性廃棄物から該揮発性の放射性物質を分離回収、固型化
する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力発電所から発生する化学廃
液等の放射能レベルの低い廃棄物の固型化については、
一般的にセメント系の固化材が用いられている。一方、
再処理工場から発生する放射能レベルの高い廃棄物につ
いては、放射性核種の漏洩低減の観点から、ガラス等の
セメントより緻密な固化材の適用が研究されている。
液等の放射能レベルの低い廃棄物の固型化については、
一般的にセメント系の固化材が用いられている。一方、
再処理工場から発生する放射能レベルの高い廃棄物につ
いては、放射性核種の漏洩低減の観点から、ガラス等の
セメントより緻密な固化材の適用が研究されている。
【0003】ヨウ素に代表される揮発性の放射性物質を
含有する放射性廃棄物を安定に固化する方法に関して
は、特開平8−75898に記載のようにバナジウム、
リン等からなる低温溶融ガラスを用いて、ヨウ素が揮発
しない温度でガラス固化する方法が開示されている。
含有する放射性廃棄物を安定に固化する方法に関して
は、特開平8−75898に記載のようにバナジウム、
リン等からなる低温溶融ガラスを用いて、ヨウ素が揮発
しない温度でガラス固化する方法が開示されている。
【0004】また、本出願人によって放射性ヨウ素を含
有する放射性廃棄物から放射性ヨウ素を分離回収し、回
収ヨウ素のみをヨウ素が揮発しない温度でガラス固化す
る方法も開発されている。
有する放射性廃棄物から放射性ヨウ素を分離回収し、回
収ヨウ素のみをヨウ素が揮発しない温度でガラス固化す
る方法も開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうちバ
ナジウム、リン等からなる低温溶融ガラスを用いた固化
方法ではヨウ素揮発の問題はないが、廃棄物を放射性物
質を分離せずそのまま固化するため減容性に限界があっ
た。また固化体は非均質体となるため、固化体の冷却時
にクラックが発生する可能性が問題点としてあった。
ナジウム、リン等からなる低温溶融ガラスを用いた固化
方法ではヨウ素揮発の問題はないが、廃棄物を放射性物
質を分離せずそのまま固化するため減容性に限界があっ
た。また固化体は非均質体となるため、固化体の冷却時
にクラックが発生する可能性が問題点としてあった。
【0006】また上記従来技術のうち、放射性ヨウ素を
含有する放射性廃棄物から放射性ヨウ素を分離回収後、
ガラス固化する方法においては、固化時のヨウ素揮発を
防止し、かつ減容性、固化体の均一性に優れた固化体を
作成できる。しかしながら本従来技術では、廃棄物を加
熱して放射性ヨウ素を気化させた後、凝縮させて放射性
ヨウ素を回収する方法が開示されているが、処理温度が
高いため、加熱炉の腐食、廃棄物の熱変性による回収率
の低下の問題点があった。
含有する放射性廃棄物から放射性ヨウ素を分離回収後、
ガラス固化する方法においては、固化時のヨウ素揮発を
防止し、かつ減容性、固化体の均一性に優れた固化体を
作成できる。しかしながら本従来技術では、廃棄物を加
熱して放射性ヨウ素を気化させた後、凝縮させて放射性
ヨウ素を回収する方法が開示されているが、処理温度が
高いため、加熱炉の腐食、廃棄物の熱変性による回収率
の低下の問題点があった。
【0007】本発明は、従来の問題点に着目してなされ
たもので、揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物を加
熱して、放射性物質を気化させて分離する方法におい
て、加熱温度を低下し、加熱炉の腐食低減、放射性物質
の回収率の向上を図る放射性廃棄物の処理方法の提供を
目的とするものである。
たもので、揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物を加
熱して、放射性物質を気化させて分離する方法におい
て、加熱温度を低下し、加熱炉の腐食低減、放射性物質
の回収率の向上を図る放射性廃棄物の処理方法の提供を
目的とするものである。
【0008】また、本発明は、上記第1の目的を達成
し、さらに処理装置のコスト低減、コンパクト化を図る
放射性廃棄物の処理方法の提供を目的とするものであ
る。
し、さらに処理装置のコスト低減、コンパクト化を図る
放射性廃棄物の処理方法の提供を目的とするものであ
る。
【0009】また、本発明は、揮発性の放射性物質を含
む放射性廃棄物をより低い温度で加熱して、放射性物質
を気化させて高収率で分離回収するのに適した放射性廃
棄物の処理装置の提供を目的とするものである。
む放射性廃棄物をより低い温度で加熱して、放射性物質
を気化させて高収率で分離回収するのに適した放射性廃
棄物の処理装置の提供を目的とするものである。
【0010】また、本発明は、上記第3の目的を達成
し、さらに分離した放射性物質の回収を容易にするのに
適した放射性廃棄物の処理装置の提供を目的とするもの
である。
し、さらに分離した放射性物質の回収を容易にするのに
適した放射性廃棄物の処理装置の提供を目的とするもの
である。
【0011】また、本発明は、上記第3,4の目的を達
成し、さらに回収した放射性物質のハンドリングを容易
にするのに適した放射性廃棄物の処理装置の提供を目的
とするものである。
成し、さらに回収した放射性物質のハンドリングを容易
にするのに適した放射性廃棄物の処理装置の提供を目的
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の請求項1では、揮発性の放射性物質を
含む放射性廃棄物を減圧状態で加熱し、該放射性物質を
気化させて放射性廃棄物から分離すると共に、気化した
該放射性物質を凝縮させて液体、または固体で回収する
放射性廃棄物の処理方法であることを特徴としている。
るために本発明の請求項1では、揮発性の放射性物質を
含む放射性廃棄物を減圧状態で加熱し、該放射性物質を
気化させて放射性廃棄物から分離すると共に、気化した
該放射性物質を凝縮させて液体、または固体で回収する
放射性廃棄物の処理方法であることを特徴としている。
【0013】本発明において、減圧状態で加熱すること
には次の2つの作用がある。
には次の2つの作用がある。
【0014】・被回収物質の沸点を下げることができ
る。例えば、放射性ヨウ素を吸着した銀添着吸着材から
放射性ヨウ素(ヨウ化銀の形態で存在)を蒸発回収する
場合、ヨウ化銀の沸点が大気圧の条件では1506℃で
あるのに対し、1Torrの真空度の状態で約830℃
まで低下することができる。
る。例えば、放射性ヨウ素を吸着した銀添着吸着材から
放射性ヨウ素(ヨウ化銀の形態で存在)を蒸発回収する
場合、ヨウ化銀の沸点が大気圧の条件では1506℃で
あるのに対し、1Torrの真空度の状態で約830℃
まで低下することができる。
【0015】また、放射性セシウム(ハロゲン化セシウ
ムの形態で存在)で汚染された廃棄物からハロゲン化セ
シウムを蒸発回収する場合、ハロゲン化セシウムの沸点
が大気圧の条件では1250〜1300℃であるのに対
し、1Torrの真空度の状態で約750℃まで低下す
ることができる。
ムの形態で存在)で汚染された廃棄物からハロゲン化セ
シウムを蒸発回収する場合、ハロゲン化セシウムの沸点
が大気圧の条件では1250〜1300℃であるのに対
し、1Torrの真空度の状態で約750℃まで低下す
ることができる。
【0016】亜鉛の場合、沸点が大気圧の条件では90
7℃であるのに対し、1Torrの真空度の状態では約
500℃に低下することができる。
7℃であるのに対し、1Torrの真空度の状態では約
500℃に低下することができる。
【0017】従って、大気中で加熱処理する場合と同じ
蒸発効率を得るための処理温度を低下することが可能に
なる。
蒸発効率を得るための処理温度を低下することが可能に
なる。
【0018】・上記作用に加えて、減圧状態で加熱する
ことによって、放射性廃棄物中の間隙やミクロポアに入
り込んだ放射性物質を強制的に気相へ引き出すことがで
きるため、放射性物質の回収率が飛躍的に向上する。こ
れによって、放射性物質の除染係数が向上する。
ことによって、放射性廃棄物中の間隙やミクロポアに入
り込んだ放射性物質を強制的に気相へ引き出すことがで
きるため、放射性物質の回収率が飛躍的に向上する。こ
れによって、放射性物質の除染係数が向上する。
【0019】さらに、本発明において、揮発性の放射性
物質を含む放射性廃棄物を減圧状態で加熱し、当該放射
性物質を気化させて放射性廃棄物から分離する一方で、
気化した放射性物質を凝縮させて気相から放射性物質の
蒸気を取り除いていくことで、加熱部と凝縮部で放射性
物質の蒸気圧の差が自然にでき、加熱部から凝縮部へ自
動的に蒸気の流れが形成される作用が得られる。これに
よって、機械的なブロア操作をすることなく、静的に廃
棄物から凝縮部へ放射性物質を移行させることができ
る。
物質を含む放射性廃棄物を減圧状態で加熱し、当該放射
性物質を気化させて放射性廃棄物から分離する一方で、
気化した放射性物質を凝縮させて気相から放射性物質の
蒸気を取り除いていくことで、加熱部と凝縮部で放射性
物質の蒸気圧の差が自然にでき、加熱部から凝縮部へ自
動的に蒸気の流れが形成される作用が得られる。これに
よって、機械的なブロア操作をすることなく、静的に廃
棄物から凝縮部へ放射性物質を移行させることができ
る。
【0020】上記第2の目的を達成するために本発明の
請求項2では、揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
と、該放射性物質と合金化、ガラス化または化合して低
融点化する物質(第2物質)を減圧状態で加熱し、該放
射性物質及び該第2物質を同時に気化させると共に、該
放射性物質と該第2物質の混合物を凝縮させて液体、ま
たは固体で回収する放射性廃棄物の処理方法であること
を特徴としている。
請求項2では、揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
と、該放射性物質と合金化、ガラス化または化合して低
融点化する物質(第2物質)を減圧状態で加熱し、該放
射性物質及び該第2物質を同時に気化させると共に、該
放射性物質と該第2物質の混合物を凝縮させて液体、ま
たは固体で回収する放射性廃棄物の処理方法であること
を特徴としている。
【0021】本発明において、第2物質は被回収物であ
る放射性物質と合金化、ガラス化または化合して融点を
低下させる作用を持つ。凝縮部において被回収物を液体
で回収する場合、該作用により融点を低下させることで
凝縮面の温度を下げることができる。これによって、凝
縮部の加熱装置が不要となることや、加熱部と凝縮部の
温度差を大きくできるため、加熱面と凝縮面での蒸気圧
差を大きくでき回収効率を高めることができる。
る放射性物質と合金化、ガラス化または化合して融点を
低下させる作用を持つ。凝縮部において被回収物を液体
で回収する場合、該作用により融点を低下させることで
凝縮面の温度を下げることができる。これによって、凝
縮部の加熱装置が不要となることや、加熱部と凝縮部の
温度差を大きくできるため、加熱面と凝縮面での蒸気圧
差を大きくでき回収効率を高めることができる。
【0022】最終的に、回収した放射性物質をガラス固
化する場合、本発明における第2物質に放射性物質と混
合してガラス化する物質を用いることにより、凝縮部で
ガラスの融液として回収可能で、融液を冷却凝固させる
ことでガラス固化体を作成することができる。従って、
放射性物質の分離回収とガラス固化を同一の装置で行な
うことが可能になる。
化する場合、本発明における第2物質に放射性物質と混
合してガラス化する物質を用いることにより、凝縮部で
ガラスの融液として回収可能で、融液を冷却凝固させる
ことでガラス固化体を作成することができる。従って、
放射性物質の分離回収とガラス固化を同一の装置で行な
うことが可能になる。
【0023】上記第3の目的を達成するために本発明の
請求項3では、揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
を装荷し、かつ放射性物質を気化するための加熱部を有
する密閉可能な容器と、前記加熱部に接続され該加熱部
より低温に保持される凝縮部と、該凝縮部に対し分離可
能に接続され前記凝縮部から前記放射性物質を液体状態
で回収するための回収容器と、前記容器、凝縮部及び回
収容器内を減圧状態にするための減圧手段と、を備えた
放射性廃棄物の処理装置であることを特徴としている。
請求項3では、揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
を装荷し、かつ放射性物質を気化するための加熱部を有
する密閉可能な容器と、前記加熱部に接続され該加熱部
より低温に保持される凝縮部と、該凝縮部に対し分離可
能に接続され前記凝縮部から前記放射性物質を液体状態
で回収するための回収容器と、前記容器、凝縮部及び回
収容器内を減圧状態にするための減圧手段と、を備えた
放射性廃棄物の処理装置であることを特徴としている。
【0024】本発明により、可動部のない静的な装置
で、廃棄物から揮発性の放射性物質のみを分離回収する
ことができる。
で、廃棄物から揮発性の放射性物質のみを分離回収する
ことができる。
【0025】上記第4の目的を達成するために本発明の
請求項4では、請求項第3項に記載の凝縮部において、
放射性物質または該放射性物質と合金化、ガラス化また
は化合して低融点化する物質と該放射性物質の混合物の
融点または流動化温度以上に保持された放射性廃棄物の
処理装置であることを特徴としている。
請求項4では、請求項第3項に記載の凝縮部において、
放射性物質または該放射性物質と合金化、ガラス化また
は化合して低融点化する物質と該放射性物質の混合物の
融点または流動化温度以上に保持された放射性廃棄物の
処理装置であることを特徴としている。
【0026】本発明により、凝縮部に回収される放射性
物質が、固体状で付着することが回避されるため、回収
率を高めることができる。
物質が、固体状で付着することが回避されるため、回収
率を高めることができる。
【0027】上記第5の目的を達成するために本発明の
請求項5では、請求項第4項に記載の凝縮部において、
傾斜管、またはラッパ管であり、凝縮した液体を収集す
るトラップを設けた放射性廃棄物の処理装置であること
を特徴としている。
請求項5では、請求項第4項に記載の凝縮部において、
傾斜管、またはラッパ管であり、凝縮した液体を収集す
るトラップを設けた放射性廃棄物の処理装置であること
を特徴としている。
【0028】本発明により、凝縮した液体状の放射性物
質を一箇所に集めることが可能になるので、回収物のハ
ンドリングが容易になる。
質を一箇所に集めることが可能になるので、回収物のハ
ンドリングが容易になる。
【0029】本発明で言う揮発性の放射性物質には、ヨ
ウ素、ルテニウム、セシウム、亜鉛、ウラン、プルトニ
ウム、鉄、コバルト、ニッケル及びこれらの元素の化合
物が該当する。
ウ素、ルテニウム、セシウム、亜鉛、ウラン、プルトニ
ウム、鉄、コバルト、ニッケル及びこれらの元素の化合
物が該当する。
【0030】
(実施例1)本発明の一実施例を以下に説明する。本実
施例はヨウ素フィルターで使用されたあとの廃棄吸着材
から、放射性ヨウ素を分離回収する方法と装置に関する
ものである。
施例はヨウ素フィルターで使用されたあとの廃棄吸着材
から、放射性ヨウ素を分離回収する方法と装置に関する
ものである。
【0031】図1に、本発明を実施するのに適した回収
装置の構成図を示す。本装置は、処理する廃棄物2を装
荷する加熱容器1、装荷した廃棄物2を加熱するための
ヒーター3、加熱容器1に直結した凝縮管4、該凝縮管
4の管壁の温度を制御するためのヒーター5、加熱容器
1と凝縮管4の熱応力を緩和するためのフレキシブルジ
ョイント6、凝縮管4に直結した回収容器7とバルブ
8、真空圧力計9、真空ポンプ10から構成される。
装置の構成図を示す。本装置は、処理する廃棄物2を装
荷する加熱容器1、装荷した廃棄物2を加熱するための
ヒーター3、加熱容器1に直結した凝縮管4、該凝縮管
4の管壁の温度を制御するためのヒーター5、加熱容器
1と凝縮管4の熱応力を緩和するためのフレキシブルジ
ョイント6、凝縮管4に直結した回収容器7とバルブ
8、真空圧力計9、真空ポンプ10から構成される。
【0032】加熱容器1は廃棄物2の装荷、取りだしの
ため、開閉可能な構造となっており、合わせ部にはOリ
ング、またはガスケットを介し、気密を保つことができ
る。また回収容器7も着脱可能な構造であり、合わせ部
にはOリング、またはガスケットを介し、気密を保つよ
うにすることができる。回収物を回収容器7に集めるた
め、加熱容器1より回収容器7を低く配置し凝縮管4は
傾斜を持たせている。処理操作は、廃棄物2(廃棄吸着
材)を加熱容器1に装荷し、密閉した後、バルブ8を開
にし、真空ポンプ10を起動し、真空圧力計9を見なが
ら加熱容器1、凝縮管4、回収容器7の内部を設定真空
度まで減圧する。次にヒーター3,5を各々所定の温度
まで昇温する。
ため、開閉可能な構造となっており、合わせ部にはOリ
ング、またはガスケットを介し、気密を保つことができ
る。また回収容器7も着脱可能な構造であり、合わせ部
にはOリング、またはガスケットを介し、気密を保つよ
うにすることができる。回収物を回収容器7に集めるた
め、加熱容器1より回収容器7を低く配置し凝縮管4は
傾斜を持たせている。処理操作は、廃棄物2(廃棄吸着
材)を加熱容器1に装荷し、密閉した後、バルブ8を開
にし、真空ポンプ10を起動し、真空圧力計9を見なが
ら加熱容器1、凝縮管4、回収容器7の内部を設定真空
度まで減圧する。次にヒーター3,5を各々所定の温度
まで昇温する。
【0033】銀を添着したシリカゲル吸着材に安定ヨウ
素を吸着させた模擬廃棄物による試験結果を次に示す。
この場合、廃棄物2中のヨウ素はヨウ化銀の形態で存在
しており、ヨウ化銀の形態で模擬廃棄物から分離した。
設定した真空圧は1Torrで、加熱部であるヒーター
3の温度を800℃に、凝縮部であるヒーター5の温度
をヨウ化銀の融点である552℃より高い560℃に設
定した。この条件でのヨウ化銀蒸気のモル分率は大気圧
条件での1400℃に相当し、減圧にすることにより加
熱部温度を大幅に低下することができた。凝縮管4で
は、気化したヨウ化銀の蒸気が凝縮するが、融点以上に
設定したため固体での析出は見られず、回収容器7へ回
収された。処理後の吸着材中のヨウ素濃度を測定し、処
理前のヨウ素濃度との比をとって除染係数を求めた結
果、大気条件で1200℃、1時間加熱した場合に比較
して、約10倍向上した。
素を吸着させた模擬廃棄物による試験結果を次に示す。
この場合、廃棄物2中のヨウ素はヨウ化銀の形態で存在
しており、ヨウ化銀の形態で模擬廃棄物から分離した。
設定した真空圧は1Torrで、加熱部であるヒーター
3の温度を800℃に、凝縮部であるヒーター5の温度
をヨウ化銀の融点である552℃より高い560℃に設
定した。この条件でのヨウ化銀蒸気のモル分率は大気圧
条件での1400℃に相当し、減圧にすることにより加
熱部温度を大幅に低下することができた。凝縮管4で
は、気化したヨウ化銀の蒸気が凝縮するが、融点以上に
設定したため固体での析出は見られず、回収容器7へ回
収された。処理後の吸着材中のヨウ素濃度を測定し、処
理前のヨウ素濃度との比をとって除染係数を求めた結
果、大気条件で1200℃、1時間加熱した場合に比較
して、約10倍向上した。
【0034】また、放射性セシウム(ハロゲン化セシウ
ム)で汚染された廃棄物からセシウムのみを回収する場
合、設定真空度が10Torrの場合、加熱部であるヒ
ーター3の温度を900℃に、凝縮部であるヒーター5
の温度をハロゲン化セシウムの融点より高い700℃に
設定することにより実施することができる。
ム)で汚染された廃棄物からセシウムのみを回収する場
合、設定真空度が10Torrの場合、加熱部であるヒ
ーター3の温度を900℃に、凝縮部であるヒーター5
の温度をハロゲン化セシウムの融点より高い700℃に
設定することにより実施することができる。
【0035】本実施例によれば、廃棄物2から放射性物
質を蒸発回収する際の、加熱温度を低下できる効果がえ
られる。また、廃棄物2(廃棄吸着材)のミクロポアの
内部まで浸透している放射性物質の気相への移行を減圧
にすることによって加速することができるため、放射性
物質の廃棄物2(廃棄吸着材)からの分離の除染係数を
向上することができる。
質を蒸発回収する際の、加熱温度を低下できる効果がえ
られる。また、廃棄物2(廃棄吸着材)のミクロポアの
内部まで浸透している放射性物質の気相への移行を減圧
にすることによって加速することができるため、放射性
物質の廃棄物2(廃棄吸着材)からの分離の除染係数を
向上することができる。
【0036】(実施例2)本発明の他の実施例を図2を
用いて説明する。本実施例は加熱容器11の一部を、空
冷する凝縮部13とした処理装置に関する。
用いて説明する。本実施例は加熱容器11の一部を、空
冷する凝縮部13とした処理装置に関する。
【0037】加熱容器11の上部はヒーター12によ
り、被回収物を気化させる温度に保持されている。一方
下部は、ラッパ管状で自然空冷される凝縮部13と、こ
れに直結し、着脱可能な回収容器14を備える。加熱容
器11は処理する廃棄物2を支持するバスケット15を
備えており、ここに廃棄物2を装填する。加熱容器1
1、凝縮部13、回収容器14は気密が保たれる構造に
なっており、真空ポンプ16により加熱容器11、凝縮
部13、回収容器14の内部を所定の真空度まで減圧に
することができる。バスケット内に装填された廃棄物を
減圧下で加熱すると、廃棄物から揮発性の放射性物質の
蒸気が発生し、重力と蒸気圧の差にしたがってバスケッ
トを通過して下方に移行する。放射性物質の蒸気は凝縮
部13の内壁で冷却され凝縮して液体状となり、該液体
も重力にしたがって下方に移行し、最終的に回収容器1
4に入り、さらに冷却されて固体状態となる。回収容器
14は処理終了後、加熱容器11から取り外し蓋を熔接
して貯蔵する。
り、被回収物を気化させる温度に保持されている。一方
下部は、ラッパ管状で自然空冷される凝縮部13と、こ
れに直結し、着脱可能な回収容器14を備える。加熱容
器11は処理する廃棄物2を支持するバスケット15を
備えており、ここに廃棄物2を装填する。加熱容器1
1、凝縮部13、回収容器14は気密が保たれる構造に
なっており、真空ポンプ16により加熱容器11、凝縮
部13、回収容器14の内部を所定の真空度まで減圧に
することができる。バスケット内に装填された廃棄物を
減圧下で加熱すると、廃棄物から揮発性の放射性物質の
蒸気が発生し、重力と蒸気圧の差にしたがってバスケッ
トを通過して下方に移行する。放射性物質の蒸気は凝縮
部13の内壁で冷却され凝縮して液体状となり、該液体
も重力にしたがって下方に移行し、最終的に回収容器1
4に入り、さらに冷却されて固体状態となる。回収容器
14は処理終了後、加熱容器11から取り外し蓋を熔接
して貯蔵する。
【0038】本実施例によれば、凝縮部の温度調整が不
要で、単純な装置構成が実現でき、装置のコンパクト
化、低コスト化を図ることができる。
要で、単純な装置構成が実現でき、装置のコンパクト
化、低コスト化を図ることができる。
【0039】(実施例3)本発明の他の実施例を図3を
用いて説明する。本実施例は加熱容器11の一部を、空
冷する凝縮部13とした処理装置に関する。本実施例は
ヨウ素フィルターで使用されたあとの廃棄吸着材から、
放射性ヨウ素を分離回収し、さらにガラス化する方法と
装置に関するものである。
用いて説明する。本実施例は加熱容器11の一部を、空
冷する凝縮部13とした処理装置に関する。本実施例は
ヨウ素フィルターで使用されたあとの廃棄吸着材から、
放射性ヨウ素を分離回収し、さらにガラス化する方法と
装置に関するものである。
【0040】図3に示す処理装置は、実施例2で説明し
た処理装置のバスケット15を分割し、一方に処理する
廃棄物2(廃棄吸着材)を、他方に廃棄物2(廃棄吸着
材)から分離回収するヨウ化銀と固溶してガラスを生成
する物質(ガラス生成物質17)を装填する。このよう
な物質には、酸化リン、酸化銀と酸化リンの混合物、メ
タリン酸銀、オルトリン酸銀、ピロリン酸銀、重合リン
酸銀等が該当する。ガラス生成物質17は、通常粉末で
あるが、装填後減圧状態にするので、圧縮成型したペレ
ット状か、顆粒状が望ましい。
た処理装置のバスケット15を分割し、一方に処理する
廃棄物2(廃棄吸着材)を、他方に廃棄物2(廃棄吸着
材)から分離回収するヨウ化銀と固溶してガラスを生成
する物質(ガラス生成物質17)を装填する。このよう
な物質には、酸化リン、酸化銀と酸化リンの混合物、メ
タリン酸銀、オルトリン酸銀、ピロリン酸銀、重合リン
酸銀等が該当する。ガラス生成物質17は、通常粉末で
あるが、装填後減圧状態にするので、圧縮成型したペレ
ット状か、顆粒状が望ましい。
【0041】バスケット内に装填された廃棄物2(廃棄
吸着材)とガラス生成物質17を減圧下で加熱すると、
廃棄物2(廃棄吸着材)から揮発性のヨウ化銀の蒸気が
発生し、重力と蒸気圧の差にしたがってバスケットを通
過して下方に移行する。と同時に、ガラス生成物質17
の一部も蒸気となってバスケットを通過して下方に移行
する。凝縮部13では、ヨウ化銀の蒸気とガラス生成物
質17の蒸気が同時に凝縮するため、両者が固溶しガラ
ス状態となる。従って、凝縮部13での回収形態はガラ
スの融液となる。得られたガラスの融液は、重力にした
がって下方に移行し、最終的に回収容器14に入り、さ
らに冷却されてガラス固化体となる。回収容器14は処
理終了後取り外し、蓋を熔接して貯蔵する。
吸着材)とガラス生成物質17を減圧下で加熱すると、
廃棄物2(廃棄吸着材)から揮発性のヨウ化銀の蒸気が
発生し、重力と蒸気圧の差にしたがってバスケットを通
過して下方に移行する。と同時に、ガラス生成物質17
の一部も蒸気となってバスケットを通過して下方に移行
する。凝縮部13では、ヨウ化銀の蒸気とガラス生成物
質17の蒸気が同時に凝縮するため、両者が固溶しガラ
ス状態となる。従って、凝縮部13での回収形態はガラ
スの融液となる。得られたガラスの融液は、重力にした
がって下方に移行し、最終的に回収容器14に入り、さ
らに冷却されてガラス固化体となる。回収容器14は処
理終了後取り外し、蓋を熔接して貯蔵する。
【0042】本実施例では次の2つの効果が得られる。
【0043】1)ヨウ化銀の融点は552℃であるが、
ガラス状態になると流動化温度が約300℃に低下す
る。従って、ガラス生成物質17を共存させることによ
り、液体状態で回収可能な温度範囲が広がり、凝縮部1
3での回収物のロスを低減することができる。また、加
熱部と凝縮部13の温度差を大きく設定することが可能
となり、凝縮部13での回収率が高くなる。
ガラス状態になると流動化温度が約300℃に低下す
る。従って、ガラス生成物質17を共存させることによ
り、液体状態で回収可能な温度範囲が広がり、凝縮部1
3での回収物のロスを低減することができる。また、加
熱部と凝縮部13の温度差を大きく設定することが可能
となり、凝縮部13での回収率が高くなる。
【0044】2)廃棄吸着材からの放射性物質の分離回
収と、放射性物質のガラス固化を同一の装置でできるた
め、処理装置のコンパクト化、低コスト化、処理工程の
簡素化を図ることができる。
収と、放射性物質のガラス固化を同一の装置でできるた
め、処理装置のコンパクト化、低コスト化、処理工程の
簡素化を図ることができる。
【0045】本実施例の変形例として、ガラス生成物質
17をバスケット15ではなく、回収容器14に入れて
おく方法が可能である。この場合、凝縮部13で回収さ
れたヨウ化銀の液体が回収容器14に流下し、回収容器
14の内部でガラス生成物質17と固溶してガラス化が
進行していく。回収容器14は処理終了後取り外し、蓋
を熔接して貯蔵するか、さらに均一なガラス固化体を得
るためには、取り外した容器を再度300℃に加熱し、
撹拌翼を挿入して内部を撹拌する処理が必要となる。
17をバスケット15ではなく、回収容器14に入れて
おく方法が可能である。この場合、凝縮部13で回収さ
れたヨウ化銀の液体が回収容器14に流下し、回収容器
14の内部でガラス生成物質17と固溶してガラス化が
進行していく。回収容器14は処理終了後取り外し、蓋
を熔接して貯蔵するか、さらに均一なガラス固化体を得
るためには、取り外した容器を再度300℃に加熱し、
撹拌翼を挿入して内部を撹拌する処理が必要となる。
【0046】なお、請求項中で記載された合金化の例と
しては、亜鉛に対して錫を第2物質に、ウランに対して
鉄を第2物質に、化合の例としてはウラン、プルトニウ
ム、鉄、コバルト、ニッケルに対して塩素を第2物質に
挙げることができる。
しては、亜鉛に対して錫を第2物質に、ウランに対して
鉄を第2物質に、化合の例としてはウラン、プルトニウ
ム、鉄、コバルト、ニッケルに対して塩素を第2物質に
挙げることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明によれば、揮発
性の放射性物質を含む放射性廃棄物を加熱して、放射性
物質を気化させて分離する方法において、加熱温度を低
下でき、加熱炉の腐食低減が図れる。また、廃棄物の熱
変性による放射性物質の回収率の低下を回避することが
でき、廃棄物の内部に浸透した放射性物質の気化を加速
できるため、放射性物質の除染係数の向上を図ることが
できる。
性の放射性物質を含む放射性廃棄物を加熱して、放射性
物質を気化させて分離する方法において、加熱温度を低
下でき、加熱炉の腐食低減が図れる。また、廃棄物の熱
変性による放射性物質の回収率の低下を回避することが
でき、廃棄物の内部に浸透した放射性物質の気化を加速
できるため、放射性物質の除染係数の向上を図ることが
できる。
【0048】本発明の請求項2の発明によれば、請求項
1の発明で得られる効果に加えて、さらに、処理装置の
コスト低減、コンパクト化、処理工程の大幅な簡素化を
図ることができる。
1の発明で得られる効果に加えて、さらに、処理装置の
コスト低減、コンパクト化、処理工程の大幅な簡素化を
図ることができる。
【0049】本発明の請求項3の発明によれば、揮発性
の放射性物質を含む放射性廃棄物をより低い温度で加熱
して、放射性物質を気化させて高収率で分離回収するの
に適した処理装置を実現することができる。
の放射性物質を含む放射性廃棄物をより低い温度で加熱
して、放射性物質を気化させて高収率で分離回収するの
に適した処理装置を実現することができる。
【0050】本発明の請求項4の発明によれば、請求項
3の発明で得られる効果に加えて、分離した放射性物質
の回収がさらに容易な処理装置を実現することができ
る。
3の発明で得られる効果に加えて、分離した放射性物質
の回収がさらに容易な処理装置を実現することができ
る。
【0051】本発明の請求項5の発明によれば、請求項
3および4の発明で得られる効果に加えて、回収した放
射性物質のハンドリングを容易にする処理装置を実現す
ることができる。
3および4の発明で得られる効果に加えて、回収した放
射性物質のハンドリングを容易にする処理装置を実現す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例である放射性廃棄物処理装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】本発明の他の実施例である放射性廃棄物処理装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図3】本発明の他の実施例である放射性廃棄物処理装
置の構成図である。
置の構成図である。
1…加熱容器、2…廃棄物、3…ヒーター、4…凝縮
管、5…ヒーター、6…フレキシブルジョイント、7…
回収容器、8…バルブ、9…真空圧力計、10…真空ポ
ンプ、11…加熱容器、12…ヒーター、13…凝縮
部、14…回収容器、15…バスケット、16…真空ポ
ンプ、17…ガラス生成物質
管、5…ヒーター、6…フレキシブルジョイント、7…
回収容器、8…バルブ、9…真空圧力計、10…真空ポ
ンプ、11…加熱容器、12…ヒーター、13…凝縮
部、14…回収容器、15…バスケット、16…真空ポ
ンプ、17…ガラス生成物質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉田龍男 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
を減圧状態で加熱し、該放射性物質を気化させて該放射
性廃棄物から分離すると共に、気化した該放射性物質を
凝縮させて液体、または固体で回収することを特徴とす
る放射性廃棄物の処理方法。 - 【請求項2】 揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
と、該放射性物質と合金化、ガラス化または化合して低
融点化する物質(第2物質)を減圧状態で加熱し、該放
射性物質及び該第2物質を同時に気化させると共に、該
放射性物質と該第2物質の混合物を凝縮させて液体、ま
たは固体で回収することを特徴とする放射性廃棄物の処
理方法。 - 【請求項3】 揮発性の放射性物質を含む放射性廃棄物
を装荷し、かつ放射性物質を気化するための加熱部を有
する密閉可能な容器と、前記加熱部に接続され該加熱部
より低温に保持される凝縮部と、該凝縮部に対し分離可
能に接続され前記凝縮部から前記放射性物質を液体状態
で回収するための回収容器と、前記容器、凝縮部及び回
収容器内を減圧状態にするための減圧手段と、を備えた
ことを特徴とする放射性廃棄物の処理装置。 - 【請求項4】 請求項第3項に記載の凝縮部が、放射性
物質または該放射性物質と合金化、ガラス化または化合
して低融点化する物質と該放射性物質の混合物の融点ま
たは流動化温度以上に保持されることを特徴とする放射
性廃棄物の処理装置。 - 【請求項5】 請求項第4項に記載の凝縮部が、傾斜
管、またはラッパ管であり、凝縮した液体を収集するト
ラップを設けることを特徴とする放射性廃棄物の処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP837697A JPH10206594A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 放射性廃棄物の処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP837697A JPH10206594A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 放射性廃棄物の処理方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206594A true JPH10206594A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11691517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP837697A Pending JPH10206594A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 放射性廃棄物の処理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10206594A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101415173B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-07-04 | 한국원자력연구원 | 방사성 핵종을 포함하는 폐액의 분리 회수 장치 및 이를 이용한 분리 회수 방법 |
| KR101585455B1 (ko) * | 2014-10-31 | 2016-01-15 | 한국수력원자력(주) | 액체 방사성 폐기물의 증발건조 처리장치 |
| KR101669131B1 (ko) * | 2016-01-25 | 2016-10-26 | 한국수력원자력 주식회사 | 방사성 액체 폐기물 증발 및 건조 시스템 |
| KR101695565B1 (ko) * | 2015-09-22 | 2017-01-11 | 한국항공우주연구원 | 상 분리 장치 |
| US10378084B2 (en) | 2012-08-31 | 2019-08-13 | Hosei University | Method for concentrating metal compound by reduction and oxidation |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP837697A patent/JPH10206594A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10378084B2 (en) | 2012-08-31 | 2019-08-13 | Hosei University | Method for concentrating metal compound by reduction and oxidation |
| KR101415173B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-07-04 | 한국원자력연구원 | 방사성 핵종을 포함하는 폐액의 분리 회수 장치 및 이를 이용한 분리 회수 방법 |
| US9604154B2 (en) | 2012-11-30 | 2017-03-28 | Korea Atomic Energy Research Institute | Separation and recovery device for liquid waste including radionuclide, and separation and recovery method using the same |
| KR101585455B1 (ko) * | 2014-10-31 | 2016-01-15 | 한국수력원자력(주) | 액체 방사성 폐기물의 증발건조 처리장치 |
| KR101695565B1 (ko) * | 2015-09-22 | 2017-01-11 | 한국항공우주연구원 | 상 분리 장치 |
| KR101669131B1 (ko) * | 2016-01-25 | 2016-10-26 | 한국수력원자력 주식회사 | 방사성 액체 폐기물 증발 및 건조 시스템 |
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