JPH1020662A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH1020662A
JPH1020662A JP8188552A JP18855296A JPH1020662A JP H1020662 A JPH1020662 A JP H1020662A JP 8188552 A JP8188552 A JP 8188552A JP 18855296 A JP18855296 A JP 18855296A JP H1020662 A JPH1020662 A JP H1020662A
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JP
Japan
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roller
toner
brush
supply roller
developing
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Pending
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JP8188552A
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English (en)
Inventor
Naotaka Iwata
尚貴 岩田
Hiroharu Suzuki
弘治 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/884,552 priority patent/US5812917A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0808Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer supplying means, e.g. structure of developer supply roller
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0602Developer
    • G03G2215/0604Developer solid type
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層のトナー層を形成すると共に、現像にお
けるトナー消費の有無によつてトナー層厚が変動するこ
となく、1回の供給により所定のトナー帯電量と層厚を
安定して得ることができ、トナー担持ローラの長手方向
全面に斑なく良好にトナーを供給することができる現像
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 表面にブラシ繊維26が形成されたブラ
シ状トナー供給ローラ16aと第2トナー供給ローラ1
8とが所定の間隔をおいて設置され、それぞれに現像ロ
ーラ20に接触している。ブラシ状供給ローラ16a
は、現像ローラ20が感光体24に対向する現像域を通
過した後最初に接触し、その接触部において現像ローラ
20の回転方向と逆方向に回転する。第2トナー供給ロ
ーラ18は、現像ローラ20がブラシ状供給ローラ16
aとの接触位置を通過した後に接触し、その接触部にお
いて現像ローラ20の回転方向と同一方向に回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置に係り、
特にPPC(Plain Paper Copy)、PPF、LBP等の
電子写真方式の非磁性1成分現像剤を使用した画像形成
プロセスにおいて用いる現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の非磁性1成分現像方式を、図8に
示す従来の非磁性1成分現像装置を用いて説明する。ホ
ッパ40内に未帯電の状態で収容された非磁性1成分現
像剤としてのトナー42は、アジテータ44により撹拌
されつつ、現像剤供給ローラとしてのトナー供給ローラ
46上に運ばれる。このトナー42は摩擦帯電されない
と現像担持ローラとしての現像ローラ48に対する吸看
力が発生しない。このため、トナー供給ローラ46が現
像ローラ48と接触しつつ現像ローラ48の回転方向と
同一方向又は逆方向に回転することにより、トナー42
を摩擦帯電させる。
【0003】この帯電させたトナー42を現像ローラ4
8表面に付着させた後、弾性規制部材としての弾性規制
ブレード(薄層化ブレード)50によって均し、トナー
42からなる適正な厚さのトナー層(図示せず)を現像
ローラ48上に形成する。そしてこの現像ローラ48と
潜像担持体としての感光体52とが互いに対向する現像
領域において、現像ローラ48上のトナー層から感光体
52にトナー42を転移させ、このトナー42により感
光体52に形成されている静電潜像を可視像化する。
【0004】ここで、非磁性1成分現像装置におけるト
ナー42の最適付着量と帯電量について説明する。例え
ば特開昭60−229057号、特開昭61−4267
2号に示される従来例においては、現像ローラ上のトナ
ー付着量は0.2〜0.5mg/cm2 と少なかった。
但し、トナー付着量としては、転写紙上においては0.
5〜0.7mg/cm2 が必要であり、感光体上におい
ては0.6〜1.0mg/cm2 が必要である。このた
め、現像ローラ上のトナー付着量が少ない分だけ現像ロ
ーラのスピードを感光体のスピードの2〜4倍にし、ト
ナー付着量の不足をカバーしている。
【0005】ところで、このような速度比で現像を行う
と、所謂「トナー後端より」という現象が発生する。こ
の現象は、ベタ部を現像した場合に画像の後端部の濃度
が高くなるというものであり、従来の白黒機においては
問題になったものの許容されてきたものである。
【0006】しかし、カラー画像においては、「トナー
後端より」は大きな問題となる。即ち、この現象が発生
すると、カラー画像はトナーを透過してみるため後端部
において濃度が濃くなり、特に重ね画像の場合には色違
いとなってしまう。
【0007】この現象の発生を抑制するには、現像ロー
ラのスピードと感光体のスピードとを略同速度にして現
像を行う必要がある。このため、現像ローラ上には、等
速現像の可能なトナー付着量として、現像効率の高い接
触現像法の場合には少なくとも0.8mg/cm2 が、
現像効率の低い非接触現像法の場合には1.0mg/c
2 以上が必要である。そしてこのようなトナー付着量
を得るためにはトナー層を多層に積み重ねなければなら
ない。
【0008】こうした要請に応えるため、特開平4−1
27177号において、現像ローラ表面に選択的に電荷
を保持させてその表面近傍に多数の微小閉電界(マイク
ロフィールド)を形成し、この微小閉電界により多量の
トナーを現像ローラ表面に付着する現像装置が提案され
た。
【0009】この特開平4−127177号に開示され
た現像装置においては、規則的又は不規則に微小面積で
分布した誘電部と接地された導電部とが表面に混在露出
している現像ローラを用いることにより、トナー供給ロ
ーラが現像ローラに接触して回転し、トナー供給ローラ
及びトナーとの摩擦によって現像ローラ表面の誘電部に
摩擦電荷を発生させて多数の微小閉電界を形成する。そ
してこの微小閉電界によってトナーを現像ローラ表面に
吸引することにより、現像ローラ上に多層のトナー層を
保持するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように多層のトナー層を保持することが可能なように現
像ローラを改良した現像装置であっても、以下のような
問題があった。即ち、図8の現像装置のトナー供給部を
一部拡大した図9に示すように、トナー供給ローラ46
を現像ローラ48に接触して回転させる際に、その回転
方向がその接触部において現像ローラ48の回転方向と
逆方向の場合には、アジテータ44によって汲み上げら
れたホッパ内のトナー42は回転するトナー供給ローラ
46上に乗って、図中の白抜き矢印で表すような方向に
搬送される。そしてトナー供給ローラ46と現像ローラ
48との接触部を通過することなく現像ローラ48に付
着して、弾性規制ブレード50へ搬送されてしまう。従
って、現像ローラ48上には摩擦帯電の不十分な厚めの
トナー層が形成されてしまうという問題があった。
【0011】また、同じく図8の現像装置のトナー供給
部を一部拡大した図10に示すように、トナー供給ロー
ラ46を現像ローラ48に接触して回転させる際に、そ
の回転方向がその接触部において現像ローラ48の回転
方向と同一方向の場合には、アジテータ44によって汲
み上げられたホッパ内のトナー42は図中の白抜き矢印
で表すような方向に搬送され、トナー供給ローラ46の
下側を通過して現像ローラ48との接触部に供給され
る。従って、現像ローラ48に付着するトナーの帯電の
均一性は良好となるものの、現像ローラ48の下部に搬
送されてきたトナー42を塞き止めるためのシール機構
54を設置する必要が生じ、現像装置が複雑になってし
まうという問題があった。
【0012】また、現像により現像ローラ48上のトナ
ー42が消費された後においては、1回のトナー供給に
よっては現像ローラ48上へのトナー供給量が不足して
十分なトナー帯電量と層厚を得ることができず、トナー
供給ローラ46が数回トナー供給部を通過して初めてト
ナー帯電量と層厚が回復することになる。従って、大面
積の画像の後端部においては濃度不足が生じるという問
題があった。
【0013】そこで本発明は、上記問題点を鑑みてなさ
れたものであり、多層のトナー層を形成すると共に、現
像におけるトナー消費の有無によつてトナー層厚が変動
することなく、1回の供給により所定のトナー帯電量と
層厚を安定して得ることができ、トナー担持ローラの長
手方向全面に斑なく良好にドナーを供給することができ
る現像装置を提供することを目的とする。また、更に、
トナー担持ローラの現像履歴を消去する効果をより高
め、経時的にも画像の変動を少なくすることができる現
像装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
現像装置を、図1及び図2を用いて説明する。ここで、
図1は請求項1に係る現像装置を説明するための概略断
面図であり、図2はそのトナー供給部を示す一部拡大図
である。現像装置のホッパ10内には、必要に応じて補
助剤を外添した非磁性1成分現像剤としてのトナー12
が未帯電の状態で収容され、図中の矢印に示す方向に回
転するアジテータ14により撹拌されるようになってい
る。そして未帯電のトナー12を収容したホッパ10に
隣接して、第1の現像剤供給ローラとしての第1トナー
供給ローラ16及び第2の現像剤供給ローラとしての第
2トナー供給ローラ18が所定の間隔をおいてほぼ上下
に設置されている点に特徴がある。
【0015】また、これら第1及び第2トナー供給ロー
ラ16、18にそれぞれ接触して、現像剤担持ローラと
して現像ローラ20が設置されている。また、この現像
ローラ20に面接触して、弾性規制部材としての弾性規
制ブレード22が設置されている。更に、このように構
成された現像装置の現像ローラ20に対向して、潜像担
持体としての感光体24が設置されている。
【0016】第1トナー供給ローラ16は、現像ローラ
20が感光体24に対向する現像領域を通過した後最初
に接触するものであり、図中の矢印に示すように、現像
ローラ20との接触部において現像ローラ20の回転方
向と逆方向に回転する点に特徴がある。他方、第2トナ
ー供給ローラ18は、現像ローラ20が第1トナー供給
ローラ16との接触位置を通過した後に接触するもので
あり、図中の矢印に示すように、現像ローラ20との接
触部において現像ローラ20の回転方向と同一方向に回
転する点に特徴がある。即ち、第1トナー供給ローラ1
6はトナー層形成工程の上流に位置し、第2トナー供給
ローラ18はトナー層形成工程の下流に位置する。
【0017】従って、第1トナー供給ローラ16は、現
像ローラ20との接触部における現像ローラ20の回転
方向と逆方向の回転により、現像後に残存している現像
ローラ20上のトナー12を掻き落として現像履歴を除
去し、更に第1トナー供給ローラ16下部のトナー12
をホッパ10側へ送り戻す働きをする。
【0018】また、第1及び第2トナー供給ローラ1
6、18の回転により、アジテータ14により撹拌され
つつ搬送されてきた未帯電トナー12は、図中の白抜き
矢印で表すように、主要に第1トナー供給ローラ16と
第2トナー供給ローラ18とに挟まれた領域に搬送され
る。このため、第2トナー供給ローラ18と現像ローラ
20との接触部を通過することなく現像ローラ20に付
着して弾性規制ブレード22に搬送されてしまうことは
ないし、また第1トナー供給ローラ16の下側を通過し
て蓄積されることもない。そして第1及び第2トナー供
給ローラ16、18間の領域に搬送されてきたトナー1
2は効率よく現像ローラ20上に供給される。
【0019】また、第2トナー供給ローラ18は、第1
トナー供給ローラ16と第2トナー供給ローラ18との
間に搬送されてきた未帯電トナー12を、第1トナー供
給ローラ16と共に現像ローラ20上へ搬送すると共
に、現像ローラ20との接触部における現像ローラ20
の回転方向と同一方向の回転により、現像ローラ20と
の接触部において摩擦帯電と適量の付着量への規制を行
い、更にブレード22下部に入り込んだ未帯電トナー1
2を再ぴホッパ内へ送り戻す働きをする。
【0020】また、弾性規制ブレード22は、現像ロー
ラ20の回転に対してトレーリング方向から面接触で当
接していることにより、第2トナー供給ローラ18と現
像ローラ20との接触部において形成された現像ローラ
20上のトナー層の層厚の均一化を行う。そして現像ロ
ーラ20上の層厚が均一化されたトナー層は、現像ロー
ラ20と感光体24とが対向している現像領域において
感光体24に移転し、感光体24に形成されている潜像
を顕像化する。
【0021】このように請求項1に係る現像装置におい
ては、第1及び第2トナー供給ローラ16、18の回転
により、ホッパ10から第1トナー供給ローラ16と第
2トナー供給ローラ18との間の領域に常に一定量の未
帯電トナー12が搬送され、蓄積されることとなるた
め、現像ローラ20上への均一なトナー供給が可能にな
る。
【0022】また、請求項2に係る現像装置は、上記請
求項1に係る現像装置において、第1トナー供給ローラ
の表面にブラシ状部材、例えばブラシ繊維が形成されて
おり、このブラシ繊維の先端部が現像ローラに接触して
いることを特徴とする。
【0023】このように第1トナー供給ローラがブラシ
状トナー供給ローラであることにより、第1トナー供給
ローラによる現像ローラの現像履歴の除去、第1及び第
2トナー供給ローラの回転による第1トナー供給ローラ
と第2トナー供給ローラとの間への未帯電トナーの安定
した搬送等、上記請求項1に係る現像装置における作
用、効果がより効率的に達成される。
【0024】更に加えて、第1トナー供給ローラと第2
トナー供給ローラとの間に搬送され蓄積される未帯電ト
ナーのトナー圧力が一定以上に高まると、第1トナー供
給ローラ表面のブラシ繊維の隙間よりトナーが下側へ漏
れ出て、蓄積される未帯電トナーのトナー圧力は常に一
定に保持される。このため、第2トナー供給ローラと現
像ローラとの接触部を通過してブレード部ヘ向かうトナ
ー量は常に一定にすることが可能となり、また第1トナ
ー供給ローラと第2トナー供給ローラとの間に過剰のト
ナーが詰め込まれて流動しなくなるブロッキング現象の
ような不具合の発生が防止される。
【0025】従って、現像装置内におけるトナーは常に
良好に循環し、特定方向にだけトナーが片寄ることな
く、現像ローラの長手方向にわたって均一なトナー供給
圧力が生み出され、安定した付着トナー層の形成が可能
になる。
【0026】また、請求項3に係る現像装置は、上記請
求項2に係る現像装置において、第1トナー供給ローラ
表面に形成されたブラシ状部材、例えばブラシ繊維の先
端部が、第2トナー供給ローラにも接触していることを
特徴とする。
【0027】このように第1トナー供給ローラは、その
表面のブラシ繊維の先端部が現像ローラと接触すると共
に、第2トナー供給ローラにも接触しているため、現像
ローラとの接触により現像ローラから掻き落とした帯電
トナーがブラシ繊維に付着しても、次の第2トナー供給
ローラとの接触点におけるたわみの衝撃によって付着ト
ナーはブラシ繊維から遊離してホッパ内へ戻されること
になる。
【0028】従って、1度掻き取った帯電トナーを第1
トナー供給ローラのブラシ繊維によって現像ローラに再
付着させてしまうことはないため、トナー消費が殆どな
い状態において現像ローラを回転させても現像ローラ上
に形成されるトナー層厚が増加するようなことはなく、
画像濃度を一定に保つことができる。そして現像履歴の
除去と現像ローラの初期化の効果を更に向上させること
が可能になる。
【0029】なお、この場合、上記請求項2に係る現像
装置において第1トナー供給ローラと第2トナー供給ロ
ーラとの間に搬送されていた未帯電トナーは、第1トナ
ー供給ローラ表面のブラシ繊維の間を通って搬送される
ため、未帯電トナーの循環が妨げられることはない。
【0030】また、請求項4に係る現像装置は、上記請
求項2又は3に係る現像装置において、第1トナー供給
ローラ表面に形成されたブラシ状部材、例えばブラシ繊
維の密度が、5000本/cm2 以上15000本/c
2 以下であることを特徴とする。
【0031】例えば第1トナー供給ローラ表面に形成さ
れたブラシ繊維の密度が5000本/cm2 以下である
と、現像ローラからの帯電トナーの掻き取りにムラが発
生して、現像ローラ初期化の作用に不具合が生じてしま
う。第1トナー供給ローラと第2トナー供給ローラとの
間又は第1トナー供給ローラ表面のブラシ繊維の間に搬
送してきた未帯電トナーがブラシ繊維の隙間から下方へ
流れてしまってトナー密度が高まらないため、十分なト
ナー供給圧力が生じない。
【0032】反面、第1トナー供給ローラ表面に形成さ
れたブラシ繊維の密度が15000本/cm2 以上であ
ると、第1トナー供給ローラと第2トナー供給ローラと
の間又は第1トナー供給ローラ表面のブラシ繊維の間に
搬送してきた未帯電トナーのトナー密度が高くなりすぎ
て、例えば第1トナー供給ローラ表面のブラシ繊維の間
に入り込んだトナーがブロッキング等の不具合を起こし
易くなってしまう。
【0033】従って、第1トナー供給ローラ表面に形成
されたブラシ繊維の密度が5000本/cm2 以上15
000本/cm2 以下であることにより、現像ローラの
長手方向全体にわたって均一にトナーの供給圧力が生み
出されると共に、現像ローラ上の帯電トナーの良好な掻
き取りが可能になる。
【0034】また、請求項5に係る現像装置は、上記請
求項2又は3に係る現像装置において、第1トナー供給
ローラ表面に形成されたブラシ状部材、例えばブラシ繊
維の各々の太さ(1本当たりの直径)が10μm以上6
0μm以下であり、ブラシ繊維の各々の長さが2mm以
上8mm以下であることを特徴とする。
【0036】例えば第1トナー供給ローラ表面に形成さ
れたブラシ繊維の各々の太さが10μm以下、又はブラ
シ繊維の各々の長さが2mm以下であると、このブラシ
繊維が現像ローラから帯電トナーを掻き落とすための機
械的な力が弱くなり、現像ローラの現像履歴の除去が良
好に行われない。
【0037】反面、第1トナー供給ローラ表面に形成さ
れたブラシ繊維の各々の太さが60μm以上、又はブラ
シ繊維の各々の長さが8mm以上であると、現像装置を
長期間にわたって放置した場合に、第1トナー供給ロー
ラのブラシ繊維と現像ローラとの接触部において毛倒れ
が固定化してしまい、やはり現像ローラから帯電トナー
を掻き落とす作用は弱まってしまう。
【0038】従って、第1トナー供給ローラ表面に形成
されたブラシ繊維の各々の太さが10μm以上60μm
以下であり、ブラシ繊維の各々の長さが2mm以上8m
m以下であることにより、第1トナー供給ローラのブラ
シ繊維と現像ローラが接触する際にブラシ繊維の弾性が
作用して良好な加圧力が生じ、現像ローラ上の帯電トナ
ーの掻き取りが良好に行われる。
【0039】また、請求項6に係る現像装置は、上記請
求項2又は3に係る現像装置において、第1トナー供給
ローラ表面に形成されたブラシ状部材、例えばブラシ繊
維の先端部が、直毛形状又はループ形状であることを特
徴とする。
【0040】特に、第1トナー供給ローラ表面のブラシ
繊維の先端部がループ状に編まれたループ形状である場
合、その先端部が現像ローラに接触して現像ローラ上の
帯電トナーを掻き取る際に、ブラシ繊維の先端のループ
内に現像ローラ上の帯電トナーを取り込んで擦ることに
なるため、ブラシ繊維の先端が直毛形状の場合に比較し
て、現像ローラ上の帯電トナーがより効率的に掻き取ら
れ、良好な現像ローラ初期化が可能になる。
【0041】また、請求項7に係る現像装置は、上記請
求項1乃至6のいずれかに係る現像装置において、現像
ローラと第1トナー供給ローラとの間に、所定の直流電
圧が印加されていることを特徴とする。
【0042】このように現像ローラと第1トナー供給ロ
ーラとの間に所定の直流電圧を印加し、この印加電圧に
より、現像ローラ上から帯電トナーを容易に引き剥がし
て第1トナー供給ローラ側へ引き寄せることが可能にな
る。特に、第1トナー供給ローラ表面にブラシ状部材、
例えばブラシ繊維が形成されている場合には、ブラシ繊
維に中抵抗処理を施し、当接している現像ローラ上の帯
電トナーを引き剥がして容易にブラシ繊維側へ引き寄せ
る電圧設定にすることにより、ブラシ繊維の先端部が現
像ローラに僅かに食い込ませた接触条件において帯電ト
ナーの良好な掻き取りが可能となり、現像ローラ初期化
の効果が得られるため、経時的にブラシ繊維の毛倒れ等
の不具合が起きにくい。
【0043】また、請求項8に係る現像装置は、上記請
求項1乃至7のいずれかに係る現像装置において、現像
ローラと第1トナー供給ローラとの間に、所定の交番電
圧が印加されていることを特徴とする。
【0044】このように現像ローラと第1トナー供給ロ
ーラとの間に所定の交番電圧を印加し、交番電界を形成
することにより、現像ローラ上から帯電トナーを容易に
引き剥がして第1トナー供給ローラ側へ引き寄せること
が可能になる。特に、第1トナー供給ローラ表面にブラ
シ状部材、例えばブラシ繊維が形成されている場合に
は、中抵抗処理を施したブラシ繊維と当接している現像
ローラとの間に交番電界を形成することにより、現像ロ
ーラ上の帯電トナーがブラシ繊維との微小ギャップにお
いて往復運動するため、現像ローラ上から帯電トナーを
引き剥がして現像ローラ初期化をする効果は大きい。
【0045】また、この場合、トナー層中の正規帯電ト
ナーに逆極性に帯電した不良トナーが混じっていても、
交番電界によってやはり往復動するため、正規極性トナ
ー及び逆極性トナーの双方とも現像ローラから掻き落と
す効果は変わらない。このため良好な現像ローラ初期化
が行われる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施形態)図3は第1の実施形態に係る現像装
置のトナー供給部を示す断面概略図である。なお、図3
は上記図2に対応するものであり、上記図2に示す構成
要素と同一要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0047】第1の実施形態に係る現像装置は、上記図
1及び図2を用いて説明した請求項1に係る現像装置に
おける第1トナー供給ローラ16として、ブラシ状部材
が表面に形成されているブラシ状トナー供給ローラ16
aを用いているものであり、請求項2に係る現像装置に
対応する。即ち、ブラシ状トナー供給ローラ16aと第
2トナー供給ローラ18とが所定の間隔をおいてほぼ上
下に設置されているが、このブラシ状トナー供給ローラ
16aの表面にはブラシ状部材、例えばブラシ繊維26
が多数形成されている。また、第2トナー供給ローラ表
面はスポンジ材質で形成されている。
【0048】そしてこれらのブラシ状トナー供給ローラ
16a及び第2トナー供給ローラ18にそれぞれ接触し
て、現像ローラ20が設置されている。また、この現像
ローラ20に面接触して、弾性規制ブレード22が設置
されている。更に、このように構成された現像装置の現
像ローラ20に対向して、例えばドラムタイプの感光体
24が設置されている。
【0049】ブラシ状供給ローラ16aは、現像ローラ
20が感光体24に対向する現像領域を通過した後のト
ナー層形成工程の上流に位置し、図中の白抜き矢印に示
すように、現像ローラ20との接触部において現像ロー
ラ20の回転方向と逆方向に回転する点に特徴がある。
他方、第2トナー供給ローラ18は、現像ローラ20が
ブラシ状供給ローラ16aとの接触位置を通過した後の
トナー層形成工程の下流に位置し図中の矢印に示すよう
に、現像ローラ20との接触部において現像ローラ20
の回転方向と同一方向に回転する点に特徴がある。
【0050】次に、動作を説明する。感光体24は、図
中の矢印に示すように時計回りに、200mm/秒のス
ピードで回転している。また、現像ローラ20は、図中
の矢印に示すように反時計回りに、約210mm/秒の
スピードで回転している。従って、感光体24と現像ロ
ーラ20が対向している現像領域においては、両者は同
一方向に回転している。そしてこの現像領域において現
像を終了した後、現像ローラ20はブラシ状トナー供給
ローラ16aと接触する。
【0051】この現像ローラ20との接触部において、
ブラシ状トナー供給ローラ16aは現像ローラ20の回
転方向と逆方向に回転し、そのブラシ繊維26の先端部
により現像ローラ20上に付着している帯電トナーを掻
き落とすと共に、第2トナー供給ローラ18との間に挟
まれた領域、即ち図4中に斜線で示す領域を通って未帯
電トナーを現像ローラ20上に供給する。
【0052】他方、第2トナー供給ローラ18は現像ロ
ーラ20と接触しつつその接触部において現像ローラ2
0の回転方向と同一方向に回転し、ブラシ状トナー供給
ローラ16aとの間に挟まれた領域を通って未帯電トナ
ーを現像ローラ20上に供給すると共に、現像ローラ2
0との接触面において現像ローラ20上のトナーの摩擦
帯電と付着量の適量化を行い、トナー層を形成する。
【0053】このとき、第2トナー供給ローラ18がス
ポンジ材質で形成されているのに対し、第1トナー供給
ローラとしてのブラシ状トナー供給ローラ16aは文字
通りその表面に多数のブラシ繊維26が形成されてい
る。このため、ブラシ状トナー供給ローラ16aの反時
計回りの回転と第2トナー供給ローラ18の時計回りの
回転とにより、未帯電トナーは両者ローラ16a、18
の間に挟まれた領域に効率よく搬送されて蓄積される
が、この領域におけるトナー密度が所定の密度以上に高
くなり過ぎると、ブラシ状トナー供給ローラ16aのブ
ラシ繊維26の間からトナーが抜け落ちてしまう。
【0054】従って、ブラシ状トナー供給ローラ16a
と第2トナー供給ローラ18との間の領域に過剰のトナ
ー12が詰め込まれて流動しなくなるようなブロッキン
グ現象が発生することもなく、第2トナー供給ローラ1
8によって現像ローラ20上に供給される未帯電トナー
のトナー供給圧力は常に一定に保たれ、経時的に安定し
た画像形成が可能になる。また、トナー消費が現像ロー
ラ20の長手方向のいずれか一方に片寄った場合でも、
1度トナー供給領域を通過した後は現像ローラ20の長
手方向全面にわたつて均一なトナー層が形成され、現像
履歴が現れるようなことはなくなる。
【0055】(第2の実施形態)図4は第2の実施形態
に係る現像装置のトナー供給部を示す断面概略図であ
る。なお、図4は上記第2の実施形態における図3に対
応するものであり、上記図3に示す構成要素と同一要素
には同一の符号を付して説明を省略する。第2の実施形
態に係る現像装置は、上記図3に示す第1の実施形態に
係る現像装置におけるブラシ状トナー供給ローラ16a
が、第2トナー供給ローラ18と接触している点に特徴
がある。
【0056】即ち、表面にブラシ繊維26が形成されて
いるブラシ状トナー供給ローラ16aと表面がスポンジ
材質で形成されている第2トナー供給ローラ18とが接
触して上下に設置されている。
【0057】そしてこれらのブラシ状トナー供給ローラ
16a及び第2トナー供給ローラ18にそれぞれ接触し
て、現像ローラ20が設置されている。また、この現像
ローラ20に面接触して、弾性規制ブレード22が設置
されている。更に、このように構成された現像装置の現
像ローラ20に対向して、感光体24が設置されてい
る。
【0058】次に、動作を説明する。第1の実施形態の
場合と同様に、感光体24は図中の矢印に示すように時
計回りに200mm/秒のスピードで回転し、また現像
ローラ20は図中の矢印に示すように反時計回りに約2
10mm/秒のスピードで回転している。また、ブラシ
状トナー供給ローラ16aは、図中の白抜き矢印に示す
ように、現像ローラ20との接触部において現像ローラ
20の回転方向と逆方向に回転し、第2トナー供給ロー
ラ18は、図中の矢印に示すように、現像ローラ20と
接触しつつその接触部において現像ローラ20の回転方
向と同一方向に回転している。
【0059】そしてブラシ状トナー供給ローラ16aと
第2トナー供給ローラ18とは互いに接触しつつその接
触部においては同一方向に回転している。このため、上
記図3に示すようなブラシ状トナー供給ローラ16aと
第2トナー供給ローラ18との間に未帯電トナーを搬送
・蓄積する領域はなく、ブラシ状トナー供給ローラ16
a表面のブラシ繊維26の間を通って搬送される。従っ
て、搬送される未帯電トナーの量は、ブラシ状トナー供
給ローラ16a及び第2トナー供給ローラ18のそれぞ
れの回転のスピード及びブラシ繊維26の密度によって
制御される。即ち、現像ローラ20上に供給されるトナ
ーの量が、高精度に制御することが可能になる。
【0060】また、ブラシ状トナー供給ローラ16aの
ブラシ繊維26によって現像ローラ20から掻き落とし
た帯電トナーがブラシ繊維26に付着しても、次の第2
トナー供給ローラ18との接触点におけるたわみの衝撃
によって付着トナーはブラシ繊維26から遊離してしま
う。このため、1度掻き取った帯電トナーがブラシ状ト
ナー供給ローラ16aのブラシ繊維26よって現像ロー
ラ20に再付着することはない。
【0061】従って、画像面積が小さくてトナー消費が
殆どない場合であっても、現像ローラ20上へのトナー
供給量が必要以上に増大するようなことはなく、常に一
定の面像濃度を保持することができる。そして現像履歴
の除去と現像ローラ20の初期化の効果を更に向上させ
ることが可能になる。
【0062】
【実施例】本発明の上記第1及び第2の実施の形態にお
ける種々の現像部品及び現像条件を具体的に説明する。 (第1の実施例)上記図3及び図4に示すブラシ状トナ
ー供給ローラ16aは、以下の条件で構成されている。
即ち、 ・ローラ表面に形成するブラシ繊維26の材質:ポリエ
ステル繊維 ・ブラシ繊維26の形状:直毛形状 ・ブラシ繊維26の長さ:3mm ・ブラシ繊維26の太さ(1本当たりの直径):40μ
m ・ブラシ繊維26の密度:8000本/cm2 ・ローラ径:13mm ・対現像ローラ食い込み量:0.8mm ・対現像ローラ線速比:0.5倍速 (但し、回転方向は、現像ローラ20との接触部におい
て現像ローラ20の回転方向と逆方向)である。
【0063】なお、ブラシ状トナー供給ローラ16aの
ブラシ繊維26の長さ及び太さを変化させて、ブラシ状
トナー供給ローラ16aによるトナー供給と現像ローラ
初期化の様子を調べると、図5のグラフに示すような結
果となった。このグラフにおいて、○印は従来よりも良
好なトナー供給と現像ローラ初期化を示したもの、△印
は従来と同程度のトナー供給と現像ローラ初期化を示し
たもの、×印は従来よりも低度のトナー供給と現像ロー
ラ初期化を示したものである。
【0064】この図5のグラフに示す実験結果から明ら
かなように、良好なトナー供給と現像ローラ初期化を得
るためには、ブラシ状トナー供給ローラ16aのブラシ
繊維26の長さは2mm以上8mm以下の範囲内である
ことが望ましく、例えば上記の3mmが好適である。ま
た、ブラシ繊維26の太さは10μm以上60μm以下
以下の範囲内であることが望ましく、例えば上記の40
μmが好適である。
【0065】また、ブラシ状トナー供給ローラ16aの
ブラシ繊維26の密度を3000本/cm2 として実験
を行ったところ、1周後の現像ローラ20においてトナ
ーを消費した部分は画像が薄くなり、トナーの消費のな
い部分は濃くなってしまい、現像履歴が現れた。更に、
ブラシ繊維26の密度を20000本/cm2 とした実
験においては、1000枚程度の画像を形成した後に、
ブラシ繊維26間にトナーが固まってブロッキング状態
となり、トナーの供給が不能になった。
【0066】そしてブラシ繊維26の密度が5000〜
15000本/cm2 の範囲内であると、このような不
具合は発生することなく、良好なトナーの供給と現像ロ
ーラ初期化が可能であった。従って、ブラシ繊維26の
密度は例えば上記の8000本/cm2 が好適である。
【0067】また、上記図3及び図4に示す第2トナー
供給ローラ18は、以下の条件で構成されている。即
ち、 ・ローラ表面の材質:カーボン練り込みポリウレタンス
ポンジ ・スポンジ肉厚:3mm ・ローラ径:13mm ・対現像ローラ食い込み量:lmm ・対現像ローラ線速比:0.8倍速 (但し、回転方向は、現像ローラ20との接触部におい
て現像ローラ20の回転方向と同一方向)である。
【0068】また、上記図3及び図4に示す現像ローラ
20は、図6に示されるように構成されている。ここ
で、図6(a)は現像ローラ20の外観を示す斜視図で
あり、図6(b)はそのローラ表面の一部拡大図ある。
即ち、現像ローラ20はアルミニウム芯金をもつローラ
径20mmのローレットタイプのローラである。そして
そのローラ表面には、導電面28と誘電面30とが3:
7の割合で規則的に分布している。
【0069】次に、この図6に示す現像ローラ20の作
成方法を説明する。現像ローラ20のアルミ芯金に、深
さ0.1mm、溝巾0.2mmの溝を、例えば0.3m
mのピッチをもって45度の角度で形成するアヤメロー
レット加工を行う。続いて、表面に誘電層コートを行
う。即ち、エポキシ変性シリコーン樹脂(例えば商品
名:東レSR2115)をコーティングし、温度50℃
で約90分間の乾燥を行う。その後、誘電層コートを行
ったローラ表面を切削して、アルミニウムからなる導電
面28とエポキシ変性シリコーン樹脂からなる誘電面3
0とを3:7の割合で露出させる。このようにして図6
に示す現像ローラ20を作成する。
【0070】また、上記図3及び図4に示す弾性規制ブ
レード22は、以下の条件で構成されている。即ち、 ・材質:ウレタンゴム ・厚み:2mm ・自由端までのブレード長さ:llmm ・現像ローラに対するブレード食い込み量0.6mm ・ブレード当接部から自由端までの突き出し量:0.5
mm である。
【0071】また、上記図3及び図4に示す感光体24
は、以下の条件で構成されている。即ち、 ・感光体種類:OPC ・地肌部の表面電位:DC(直流電圧)−850V ・書き込み部(画像部)の表面電位:DC−I00V である。
【0072】また、現像ギャップ、即ち対向する現像ロ
ーラ20と感光体24との間隔は、150μmである。
また、現像バイアスは、DC−750Vである。また、
トナーは、以下の条件で構成されている。即ち、 ・非磁性スチレンアクリル系樹脂及びポリエステル系樹
脂を使用したマイナス帯電トナー ・体積平均粒径:10μm ・外添剤:疎水性シリカ微粉末 0.7wt%添加 である。
【0073】(第2の実施例)第2トナー供給ローラ1
8、現像ローラ20、弾性規制ブレード22、感光体2
4、現像ギャップ、現像バイアス、及びトナーは上記第
1の実施例と同様の条件で構成されている。そしてブラ
シ状トナー供給ローラ16aにおいて、そのブラシ繊維
26の材質として、上記第1の実施例におけるポリエス
テル繊維の代わりに、カーボン練り込みアクリル繊維を
用いる。
【0074】このカーボン練り込みアクリル繊維は、抵
抗値が107 Ωcm〜109 Ωcm(電圧10V印加
時)であり、導電性の現像ローラ20と接触しながら5
00V程度までの電位差をとることができる。このた
め、現像時の現像ローラ20の電位−750Vに対し
て、ブラシ状トナー供給ローラ16aのローラ軸には−
550Vの電位を設定する。
【0075】このような条件に設定した第2の実施例に
おいては、現像ローラ20上の帯電トナーがブラシ状ト
ナー供給ローラ16aのブラシ繊維26の方ヘ効率的に
転移してくるため、ブラシ繊維26の現像ローラ20に
対する食い込み量が0.25mm程度であっても十分な
現像ローラ初期化の効果を得ることができた。このた
め、上記の第1の実施例と比較して、ブラシ繊維26の
毛倒れ等の不具合が起き難く、その寿命を約2倍に伸ば
すことが可能となった。
【0076】(第3の実施例)第2トナー供給ローラ1
8、現像ローラ20、弾性規制ブレード22、感光体2
4、現像ギャップ、現像バイアス、及びトナーは上記第
1の実施例と同様の条件で構成されている。また、ブラ
シ状トナー供給ローラ16aは上記第2の実施例と同様
の条件で構成されている。そしてこのとき、現像ローラ
20の電位−750Vに対して、ブラシ状トナー供給ロ
ーラ16aのローラ軸には−750VのDCバイアス
に、更にVp-p 500VのAC(交流)バイアスを重畳
した電位設定とする。
【0077】このような条件に設定した第3の実施例に
おいては、現像装置内に逆極性の不良帯電トナーが存在
して現像ローラ20上に現れた場合でも、ブラシ状トナ
ー供給ローラ16aに印加されたACバイアスによって
正規極性のトナーと同様にして現像ローラ20から引き
剥がされる。このため、現像装置のホッパ内にトナーを
継ぎ足しながら使用して徐々に逆極性トナーの割合が増
加しても、ブラシ状トナー供給ローラ16aによる現像
ローラ初期化の効果は変わず維持することが可能となっ
た。
【0078】(第4の実施例)第2トナー供給ローラ1
8、現像ローラ20、弾性規制ブレード22、感光体2
4、現像ギャップ、現像バイアス、及びトナーは上記第
1の実施例と同様の条件で構成されている。そしてブラ
シ状トナー供給ローラ16aにおいて、そのブラシ繊維
26の形状が、上記第1の実施例における直毛形状の代
わりに、ブラシ繊維26の先端が図7に示すようにルー
プ状に編まれている。
【0079】この場合、ブラシ繊維26の現像ローラ2
0に対する食い込み量を上記第1の実施例の直毛形状の
場合の0.8mmより減少させ、例えば0.4mmにし
ても、直毛形状の場合の0.8mmの食い込みの場合と
同様なトナーの掻き落としと現像ローラ初期化の効果を
得ることができた。このため、上記第1の実施例と比較
して、先端がループ状のブラシ繊維26では毛倒れ等の
不具合が発生し難く、長期にわたって良好なトナー供給
と現像ローラ初期化が可能になった。
【0080】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
る現像装置によれば、次のような効果を奏することがで
きる。即ち、請求項1に係る現像装置によれば、現像剤
担持ローラが現像領域を通過した後最初に接触する第1
の現像剤供給ローラと、現像剤担持ローラが第1の現像
剤供給ローラとの接触位置を通過した後に接触する第2
の現像剤供給ローラとを有し、第1の現像剤供給ローラ
が現像剤担持ローラとの接触部において現像剤担持ロー
ラの回転方向と逆方向に回転し、第2の現像剤供給ロー
ラが現像剤担持ローラとの接触部において現像剤担持ロ
ーラの回転方向と同一方向に回転することにより、第1
の現像剤供給ローラと第2の現像剤供給ローラとの間に
常に一定量の現像剤が最適に搬送され蓄積されることと
なり、現像剤担持ローラ上への均一な現像剤供給が可能
になるため、現像前後での画像濃度の変動を防止した簡
便な現像装置を提供することができる。
【0081】また、請求項2に係る現像装置によれば、
上記請求項1に係る現像装置において、第1の現像剤供
給ローラの表面にブラシ状部材が形成されており、この
ブラシ状部材の先端部が現像剤担持ローラに接触してい
ることにより、第1の現像剤供給ローラと第2の現像剤
供給ローラとの間の現像剤が所定の現像剤圧力以上に高
まると、第1の現像剤供給ローラの表面のブラシ状部材
の隙間より下側へ漏れ出て現像剤圧力が常に一定に保持
されるため、上記請求項1に係る現像装置の場合の効果
に加えて、現像装置内における現像剤は常に良好に循環
し、現像剤担持ローラの長手方向にわたって均一な現像
剤供給圧力が生み出され、安定した付着現像剤層の形成
が可能になる。
【0082】また、請求項3に係る現像装置によれば、
上記請求項2に係る現像装置において、第1の現像剤供
給ローラ表面に形成されたブラシ状部材の先端部が、第
2の現像剤供給ローラにも接触していることにより、現
像剤担持ローラとの接触により現像剤担持ローラから掻
き落とした帯電現像剤がブラシ状部材に付着しても、次
の第2の現像剤供給ローラとの接触点におけるたわみの
衝撃によって付着現像剤はブラシ状部材から遊離して現
像剤担持ローラに再付着させることはないため、現像剤
消費が殆どない状態において現像剤担持ローラを回転さ
せても画像濃度を一定に保つことができると共に、現像
履歴の除去と現像剤担持ローラ初期化の効果を更に向上
させ、経時的な現像剤消費状態によって現像剤層厚の変
動がない現像装置を提供することができる。
【0083】また、請求項4に係る現像装置は、上記請
求項2又は3に係る現像装置において、第1の現像剤供
給ローラ表面に形成されたブラシ状部材の密度が、50
00本/cm2 以上15000本/cm2 以下であるこ
とにより、現像剤担持ローラの長手方向全体にわたって
均一に現像剤の供給圧力が生み出されると共に、現像剤
担持ローラ上の帯電現像剤の良好な掻き取りが可能にな
るため、安定的な現像剤供給と現像履歴の除去を行うこ
とができる。
【0084】また、請求項5に係る現像装置によれば、
上記請求項2又は3に係る現像装置において、第1の現
像剤供給ローラ表面に形成されたブラシ状部材の各々の
太さが10μm以上60μm以下であり、ブラシ状部材
の各々の長さが2mm以上8mm以下であることによ
り、第1の現像剤供給ローラのブラシ状部材と現像剤担
持ローラが接触する際にブラシ状部材の弾性が作用して
良好な加圧力が生じ、現像剤担持ローラ上の帯電現像剤
の掻き取りが良好に行われるため、安定的な現像剤供給
と現像履歴の除去を行うことができる。
【0085】また、請求項6に係る現像装置によれば、
上記請求項2又は3に係る現像装置において、第1の現
像剤供給ローラ表面に形成されたブラシ状部材の先端部
がループ状に編まれていることにより、ブラシ状部材の
先端が直毛の場合に比較して、現像剤担持ローラ上の帯
電現像剤がより効率的に掻き取られ、良好な現像剤担持
ローラ初期化が可能になる。
【0086】また、請求項7に係る現像装置によれば、
上記請求項1乃至6のいずれかに係る現像装置におい
て、現像剤担持ローラと第1の現像剤供給ローラとの間
に、所定の直流電圧が印加されていることにより、現像
剤担持ローラ上から帯電現像剤を引き剥がして第1の現
像剤供給ローラ側へ容易に引き寄せることが可能になる
ため、特に第1の現像剤供給ローラ表面にブラシ状部材
が形成されている場合には、ブラシ状部材の先端部が現
像剤担持ローラに僅かに食い込ませた接触条件において
帯電現像剤の良好な掻き取りが可能となるため、第1の
現像剤供給ローラの不具合が起き難く、経時的に第1の
現像剤供給ローラの部品を効率的に用いて寿命を延ばす
ことができる。
【0087】また、請求項8に係る現像装置によれば、
上記請求項1乃至7のいずれかに係る現像装置におい
て、現像剤担持ローラと第1の現像剤供給ローラとの間
に、所定の交番電圧が印加されていることにより、現像
剤層中の正規帯電現像剤に逆極性に帯電した不良現像剤
が混じっていても、現像剤担持ローラ上から帯電現像剤
を容易に引き剥がして第1の現像剤供給ローラ側へ引き
寄せることが可能になるため、経時的な現像剤劣化状態
に関わらず良好な現像剤担持ローラ初期化を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る現像装置を説明するための概略
断面図である。
【図2】図1の現像装置のトナー供給部を示す一部拡大
図である。
【図3】第1の実施形態に係る現像装置のトナー供給部
を示す断面概略図である。
【図4】第2の実施形態に係る現像装置のトナー供給部
を示す断面概略図である。
【図5】第1の実施例に係るブラシ状トナー供給ローラ
のブラシ繊維の長さ及び太さの変化によるトナー供給と
現像ローラ初期化の良否を調べたグラフである。
【図6】第1の実施例に係る現像ローラ20の外観を示
す斜視図及びそのローラ表面の一部拡大図ある。
【図7】第4の実施例に係るブラシ状トナー供給ローラ
16aのブラシ繊維26の形状を示す概略図である。
【図8】従来の非磁性1成分現像装置をを説明するため
の概略断面図である。
【図9】図8の現像装置のトナー供給部を示す一部拡大
図(その1)である。
【図10】図8の現像装置のトナー供給部を示す一部拡
大図(その1)である。
【符号の説明】
10 ホッパ 12 トナー 14 アジテータ 16 第1トナー供給ローラ 16a ブラシ状トナー供給ローラ 18 第2トナー供給ローラ 20 現像ローラ 22 弾性規制ブレード 24 感光体 26 ブラシ繊維 28 導電面 30 誘電面 40 ホッパ 42 トナー 44 アジテータ 46 トナー供給ローラ 48 現像ローラ 50 弾性規制ブレード 52 感光体 54 シール機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持ローラ上に現像剤を担持し、
    前記現像剤により潜像担持体上に形成された潜像を顕像
    化する現像装置であって、 前記現像剤担持ローラが現像領域を通過した後最初に接
    触する第1の現像剤供給ローラと、 前記現像剤担持ローラが前記第1の現像剤供給ローラと
    の接触位置を通過した後に接触する第2の現像剤供給ロ
    ーラとを有し、 前記第1の現像剤供給ローラが、前記現像剤担持ローラ
    との接触部において前記現像剤担持ローラの回転方向と
    逆方向に回転し、 前記第2の現像剤供給ローラが、前記現像剤担持ローラ
    との接触部において前記現像剤担持ローラの回転方向と
    同一方向に回転することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の現像装置において、 前記第1の現像剤供給ローラの表面に、ブラシ状部材が
    形成されており、前記ブラシ状部材の先端部が、前記現
    像剤担持ローラに接触していることを特徴とする現像装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の現像装置において、 前記第1の現像剤供給ローラ表面に形成された前記ブラ
    シ状部材の先端部が、前記第2の現像剤供給ローラに接
    触していることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の現像装置におい
    て、 前記第1の現像剤供給ローラ表面に形成された前記ブラ
    シ状部材の密度が、5000本/cm2 以上15000
    本/cm2 以下であることを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3に記載の現像装置におい
    て、 前記第1の現像剤供給ローラ表面に形成された前記ブラ
    シ状部材の各々の太さが、10μm以上60μm以下で
    あり、前記ブラシ状部材の各々の長さが、2mm以上8
    mm以下であることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は3に記載の現像装置におい
    て、 前記第1の現像剤供給ローラ表面に形成された前記ブラ
    シ状部材の先端部が、直毛形状又はループ形状であるこ
    とを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の現像
    装置において、 前記現像剤担持ローラと前記第1の現像剤供給ローラと
    の間に、所定の直流電圧が印加されていることを特徴と
    する現像装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の現像
    装置において、 前記現像剤担持ローラと前記第1の現像剤供給ローラと
    の間に、所定の交番電圧が印加されていることを特徴と
    する現像装置。
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Cited By (4)

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