JPH1020669A - 移送器及びこれを備えたトナーカートリッジ - Google Patents

移送器及びこれを備えたトナーカートリッジ

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JPH1020669A
JPH1020669A JP8174550A JP17455096A JPH1020669A JP H1020669 A JPH1020669 A JP H1020669A JP 8174550 A JP8174550 A JP 8174550A JP 17455096 A JP17455096 A JP 17455096A JP H1020669 A JPH1020669 A JP H1020669A
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JP
Japan
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side edge
toner
discharge port
rotating shaft
spiral blades
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JP8174550A
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English (en)
Inventor
Teruki Kishimoto
輝樹 岸本
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 トナーカートリッジ等における移送器42を
改良して、トナーの如き粉体の定量供給を常時安定して
遂行する。 【解決手段】 トナー排出口16の上方を通るよう位置
付けられた回転軸44と、回転軸44に形成され且つ巻
き方向が相互に逆である一対の螺旋羽根54及び56と
を備え、トナー排出口16は回転軸44に軸線方向に間
隔をおいて対向する一側縁及び他側縁を備えている移送
器42。トナー排出口16の上方において、螺旋羽根5
4はトナー排出口16の一側縁から他側縁に向かって延
出し、螺旋羽根56は他側縁から一側縁に向かって延出
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーの如き粉体
を移送するための移送器、及びかかる移送器を備えたト
ナーカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】静電式複写機、静電式印刷機或いは静電
式ファクシミリ等においては、静電感光体上に静電潜像
を形成し、次いでかかる静電潜像をトナー像に現像す
る。静電潜像をトナー像に現像するための現像装置は、
トナーのみから成る所謂一成分現像剤或いはトナーとキ
ャリア粒子とから成る所謂二成分現像剤を収容する現像
ハウジング、該現像ハウジング内に収容されている現像
剤を現像域に搬送して静電感光体に適用する現像剤適用
手段、及び現像ハウジングにトナーを補給するためのト
ナー補給手段を具備している。トナー補給手段は、通
常、交換自在に装着されるトナーカートリッジを含んで
いる。そして、トナーカートリッジの典型例は、トナー
が収容され且つ底壁及び両側壁を有する容器と、底壁に
形成されたトナー排出口と、容器内に存在するトナーを
トナー排出口に向けて移送する移送機構と、を備えた移
送器を含んでいる。
【0003】かような移送器の移送機構は、両側壁間に
回転自在に支持され且つトナー排出口の上方を通るよう
位置付けられた回転軸と、回転軸に形成され且つ巻き方
向が相互に逆である一対の螺旋羽根と、4個の排出羽根
を備えている。排出羽根の各々は相互に等角度間隔を置
いて回転軸から半径方向に突出する板状片からなり、ト
ナー排出口の上方に位置せしめられている。螺旋羽根の
一方は容器の一側壁と排出羽根との間を延びており、螺
旋羽根の他方は容器の他側壁と排出羽根との間を延びて
いる。
【0004】上記移送機構の回転軸の一端部は容器の側
壁を越えて容器外へ突出せしめられており、突出端には
入力歯車が装着されている。トナーカートリッジが現像
装置の所要位置に装着されると、移送機構の回転軸に装
着された入力歯車が伝動歯車列を介して電動モータに駆
動連結され、従って電動モータによって移送機構の回転
軸、螺旋羽根の各々及び排出羽根の各々が回転駆動せし
められる。容器内に存在するトナーは、螺旋羽根の各々
の回転により容器の両側部から排出羽根の各々に向かっ
て移送され、排出羽根の各々によって開放されているト
ナー排出口からトナーカートリッジの下方に位置せしめ
られている現像ハウジング内に直接落下(排出)せしめ
られ、或いはトナー排出口からトナーカートリッジの下
方に位置せしめられているトナーホッパ内に落下せしめ
られる。トナーホッパ内に落下せしめられたトナーはト
ナーホッパ内に配設された他の移送機構を介して現像ハ
ウジング内に移送せしめられる。かくしてトナーカート
リッジから現像装置にトナーが供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述したとお
りの従来のトナーカートリッジには次のとおりの解決す
べき問題がある。即ち、上記したように、トナー排出口
の上方には回転軸及び回転軸から半径方向に突出する4
個の排出羽根が位置せしめられている。これらの排出羽
根は、トナー排出口からのトナーの落下量(排出量)を
規制し、移送機構の回転に応じて適量のトナー落下(排
出)が遂行されるべく配設されている。しかしながらそ
の反面、移送機構の回転開始直後におけるトナーの落下
量が比較的少なくなり、更に、トナーの落下量が安定す
るまでの時間が比較的長い。したがって、特に移送機構
の回転開始直後における現像装置へのトナーの供給量が
一時的に過少となり、トナーカートリッジから現像装置
へのトナーの定量供給が常時安定して遂行されない傾向
がある。
【0006】上記の問題を解消すべく、トナー排出口の
上方に位置する排出羽根を除去する手段も考えられる。
しかしながら、かかる構成においては、移送機構として
トナー排出口の上方に存在するのは回転軸のみである
故、上記とは逆に移送機構の回転開始直後におけるトナ
ーの落下量が比較的多くなり、トナー排出口の下方に他
の移送機構を有するトナーホッパが配設されているもの
においては、トナー排出口の下方においてトナーブロッ
キングが発生する傾向がある。したがって、特に移送機
構の回転開始直後における現像装置へのトナーの供給量
が一時的に過大となり、トナーカートリッジから現像装
置へのトナーの定量供給が常時安定して遂行されない傾
向がある。
【0007】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その第一の技術的課題は、トナーの如き粉体の定
量供給が常時安定して遂行せしめられる、新規且つ改良
された移送器を提供することである。
【0008】本発明の第二の技術的課題は、トナーの定
量供給が常時安定して遂行せしめられる、新規且つ改良
されたトナーカートリッジを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第一の技術的課題を
解決するため、本発明の第一の局面によれば、粉体が収
容され且つ底壁及び両側壁を有する容器と、該底壁に形
成された粉体の排出口と、該容器内に存在する粉体を該
排出口に向けて移送する移送機構とを備え、該移送機構
は該両側壁間に回転自在に支持され且つ該排出口の上方
を通るよう位置付けられた回転軸と、該回転軸に形成さ
れ且つ巻き方向が相互に逆である一対の螺旋羽根とを備
え、該排出口は該回転軸に軸線方向に間隔をおいて対向
する一側縁及び他側縁を備えている、移送器において、
該排出口の上方において、該螺旋羽根の一方は該排出口
の該一側縁から該他側縁に向かって延出し、該螺旋羽根
の他方は該他側縁から該一側縁に向かって延出してい
る、ことを特徴とする移送器、が提供される。
【0010】上記第二の技術的課題を解決するため、本
発明の第二の局面によれば、トナーが収容され且つ底壁
及び両側壁を有する容器と、該底壁に形成されたトナー
排出口と、該容器内に存在するトナーを該トナー排出口
に向けて移送する移送機構とを備えた移送器を含み、該
移送機構は、該両側壁間に回転自在に支持され且つ該ト
ナー排出口の上方を通るよう位置付けられた回転軸と、
該回転軸に形成され且つ巻き方向が相互に逆である一対
の螺旋羽根とを備え、該トナー排出口は該回転軸に軸線
方向に間隔をおいて対向する一側縁及び他側縁を備えて
いる、トナーカートリッジにおいて、該トナー排出口の
上方において、該螺旋羽根の一方は該トナー排出口の該
一側縁から該他側縁に向かって延出し、該螺旋羽根の他
方は該他側縁から該一側縁に向かって延出している、こ
とを特徴とするトナートリッジ、が提供される。
【0011】上記本発明においては、トナーの如き粉体
の排出口の上方において、螺旋羽根の一方は排出口の一
側縁から他側縁に向かって延出し、螺旋羽根の他方は他
側縁から一側縁に向かって延出している。すなわち排出
口の上方には回転軸の他に螺旋羽根の一方及び他方が存
在するので、移送機構の回転開始直後における粉体の落
下量は、従来の、排出口の上部に回転軸及び排出羽根が
存在するもののように過少となることはなく、また従来
の、排出口の上部に回転軸のみが存在するもののように
過大となることもない。その結果、移送機構の回転開始
直後から適正量の粉体の落下が遂行され、粉体の定量供
給が常時安定して遂行せしめられる。
【0012】該螺旋羽根の該一方及び該他方は、それぞ
れ、該一側縁と該他側縁との間の間隔の1/3まで延出
していることが好ましい。もちろん、螺旋羽根の一方及
び他方が、それぞれ、上記一側縁と上記他側縁との間の
間隔の1/3以上或いは1/2以上延出している実施形
態も成立する。
【0013】該螺旋羽根の各々は相互に実質上同一の外
径D及びピッチPを有し、該排出口は、更に、該軸線方
向に直交する方向に間隔Wをおいて対向する一端縁及び
他端縁を備え、該一側縁と該他側縁との間の該間隔をL
とすると、 W=0.95D〜1.05D L=0.95P〜1.05P に規定されている、ことが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
トナーカートリッジの好適実施形態を図示している添付
図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0015】図1〜図4を参照して説明すると、図示の
トナーカートリッジは全体を番号2で示す容器を具備し
ており、かかる容器2は主部材4と蓋部材6とから構成
されている。適宜の合成樹脂から形成することができる
主部材4は、上面が解放された箱形状である。図3を参
照することによって明確に理解される如く、主部材4の
底面壁は横断面図において並列配置されている二つの部
分8と10とからなる。片側の部分8は比較的小さい円
弧形状部により規定されている。また他側の部分10
は、実質上水平に延びる直線上中央部とその両側に位置
する円弧形状部とから規定されている。同様に適宜の合
成樹脂から形成することができる蓋部材6は、平板形状
であり、その下面には主部材4の上面に形成されている
矩形開口に対応した形状の突条12が形成されている。
蓋部材6はその突条12を主部材4内に突出せしめて主
部材4の上面に位置せしめられて、超音波溶着の如き適
宜の様式によって主部材4に固定され、主部材4の上面
を閉じる。
【0016】底壁における円弧形状部8には下方に突出
した略矩形の口頸部14が形成されており、かかる口頸
部14にトナー排出口16が形成されている。トナー排
出口16は略矩形をなし、後述する移送器42の回転軸
44の軸方向に間隔Lをおいて対向する一側縁及び他側
縁と、該軸線方向に直交する方向に間隔Wをおいて対向
する一端縁及び他端縁を備えている。トナー排出口16
は、図4に示すように、その上端が円弧形状部8の上面
に開口し、下端が口頸部14の水平下面に開口してい
る。口頸部14には、トナー排出口16を閉じる閉位置
とトナー排出口16を解放する開位置との間を滑動自在
にシャッタ部材18が装着されている。シャッタ部材1
8自体の構成は周知の形態でよいので、その詳細な説明
は本明細書においては省略する。
【0017】容器2の主部材4は両側壁20及び22を
有しており、一方の側壁20には2個の突出部24及び
26が形成されており、かかる突出部24及び26の内
側に盲穴28及び30が規定されている。かかる盲穴2
8及び30は内方に向かって内径が漸次増大する円錐台
形状である。他方の側壁22には上記盲穴28及び30
に対応せしめて貫通孔32及び34が形成されている。
盲穴28及び貫通孔32は、底壁における円弧形状部8
の曲率中心線上に位置せしめられている。他方、盲穴3
0及び貫通孔34は、底壁における片側部10の上方空
間の略中央を通る軸線上に位置せしめられている。側壁
20には、更に、比較的大きい円形開口36(図2)も
形成されている。かかる開口36を介して容器2内にト
ナー38(図3)が所要量充填される。容器内にトナー
38を充填した後に、閉塞部材40が溶着乃至接着等に
よって側壁20に固定され、かくして開口36が閉じら
れる。
【0018】図1乃至図3を参照して説明を続けると、
容器2内には、底壁の円弧形状部8の上方に位置するト
ナー移送器42が配設されている。この移送器42はト
ナー移送機構を含み、このトナー移送機構は回転軸44
を備えている。図1に示される如く、回転軸44の一端
部46は略球形状にせしめられており、その直径は上記
盲穴28の最小内径と最大内径との間の寸法に設定され
ている。回転軸44の他端部近傍には円形フランジ48
が形成されており、そしてまた円形フランジ48よりも
外側において回転軸44には環状シール部材50が装着
されている。シール部材50は柔軟なスポンジから形成
することができる。かような回転軸44は、図1に示す
如く略球形状の一端部46を容器2の側壁20に形成さ
れている盲穴28に挿入せしめ、そして全体を幾分弾性
変形せしめて他端部を容器2の側壁22に形成されてい
る貫通孔32に挿通せしめることによって、側壁20及
び22間に回転自在に装着される。かような装着状態に
おいて、回転軸44はトナー排出口16の上方を通るよ
う位置付けられる。
【0019】図1を参照することによって容易に理解さ
れる如く、盲穴28が円錐台形状であり、回転軸44の
一端部46が略球形状である故に、幾分かの製作誤差が
存在しても、回転軸44の一端部46の外周面と盲穴2
8の内周面とは面接触ではなくて線接触せしめられ、従
って盲穴28と回転軸44の一端部46との摩擦接触に
起因する回転抵抗が過剰になることはない。回転軸44
の他端部が貫通孔32に挿通せしめられると、円形フラ
ンジ48は側壁22の内面に近接して位置せしめられ、
シール部材50が円形フランジ48と側壁22との間で
幾分圧縮され、かかるシール部材50の存在により貫通
孔32を通ってトナー38が容器外へ漏出することが防
止される。
【0020】回転軸44の他端部は側壁22を貫通して
外部へ突出し、突出端には入力歯車(図示していない)
が装着される。この入力歯車は、トナーカートリッジが
現像装置(図示していない)の所要位置に装着される
と、伝動歯車列(図示していない)を介して電動モータ
(図示していない)に連結され、電動モータが付勢され
ると、回転軸44は図3において反時計方向に回転せし
められる。図1及び図2を参照することによって理解さ
れる如く、上記移送機構は更に、回転軸44に形成され
た一対の螺旋羽根54及び56を備えている。螺旋羽根
54の螺旋方向と螺旋羽根56の螺旋方向とは逆にせし
められている。螺旋羽根54は側壁20からトナー排出
口16まで延び、更にトナー排出口16の一側縁から他
側縁に向かって延出している。また螺旋羽根56は側壁
22からトナー排出口16まで延び、更にトナー排出口
16の他側縁から一側縁に向かって延出している。螺旋
羽根54は、トナー排出口16の一側縁から1/3Lの
長さ延出し、螺旋羽根56は、トナー排出口16の他側
縁から1/3Lの長さ延出している。したがって、トナ
ー排出口16の上方において、一側縁と他側縁との間の
中間に位置する1/3Lの長さの範囲には螺旋羽根54
及び56は存在せず、回転軸44のみが存在している。
【0021】螺旋羽根54及び56の各々は相互に実質
上同一の外径D及びピッチPを有している。トナー排出
口16の一端縁と他端縁との間の間隔Wと螺旋羽根54
及び56における外径Dとの関係は、 W=0.96D に規定されている。このWは、W=0.95D〜1.0
5Dの範囲に規定されることが好ましい。
【0022】またトナー排出口16の一側縁と他側縁と
の間の間隔Lと螺旋羽根54及び56におけるピッチP
との関係は、 L=P に規定されている。このLは、L=0.95P〜1.0
5Pの範囲に規定されることが好ましい。
【0023】回転軸44が図3において反時計方向に回
転せしめられると、螺旋羽根54はトナー38を図1及
び図2において右方へトナー排出口16に向けて移送
し、螺旋羽根56はトナー38を図1及び図2において
左方へトナー排出口16に向けて移送する。トナー排出
口16の上方に移送されたトナー38は、トナー排出口
16を通して容器2から落下せしめられ、かくしてトナ
ーカートリッジから現像装置(図示していない)にトナ
ー38が供給される。
【0024】上記実施形態においては、トナー排出口1
6の上方において、螺旋羽根54はトナー排出口16の
一側縁から他側縁に向かって長さ1/3L延出し、螺旋
羽根56は他側縁から一側縁に向かって長さ1/3L延
出している。この構成に起因して、移送機構の回転開始
直後におけるトナー38の落下量は、従来の、トナー排
出口16の上部に回転軸及び排出羽根が存在するものの
ように過少となることはなく、また従来の、トナー排出
口16の上部に回転軸のみが存在するもののように過大
となることもない。その結果、移送機構の回転開始直後
から適正量のトナー38の落下が遂行され、トナー38
の定量供給が常時安定して遂行せしめられる。換言すれ
ば、トナー38の落下量が安定するまでの時間が著しく
短縮され、現像装置において一時的にトナーが不足する
おそれは確実に回避される。なお、螺旋羽根54及び5
6は、それぞれ、トナー排出口16の一側縁及び他側縁
から1/3以上或いは1/2L以上延出した実施形態も
成立する。この構成においても、先に述べた従来の移送
器より優れた効果が達成される。
【0025】トナー排出口16の上記間隔Wと螺旋羽根
54及び56における外径Dとの関係を、W=0.96
Dとし、トナー排出口16の上記間隔Lと螺旋羽根54
及び56におけるピッチPとの関係を、L=Pとするこ
とは、上記効果の達成に寄与するものである。なお、W
=0.95D〜1.05D、L=0.95P〜1.05
Pは、上記効果の達成上好ましい範囲である。
【0026】トナー移送器42の回転軸44、フランジ
48、螺旋羽根54及び56は、適宜の合成樹脂から一
体に成形されているのが好適である。これにより、回転
軸44の一端を盲穴28に挿入せしめ、他端を貫通孔3
2に挿通せしめる組付作業の際の弾性変形が比較的容易
となり、したがって上記組付作業が容易となる。
【0027】容器2内には、更に、底壁の上記他側の部
分10の上方に位置する攪拌器58も配設されている。
図1〜図3を参照して説明すると、攪拌器58は回転軸
60を含んでいる。この回転軸60の一端部62も、上
記移送器42の回転軸44の一端部と同様に、略球形状
にせしめられており、その直径は盲穴30の最小内径と
最大内径との間の寸法に設定されている。回転軸60の
他端部近傍には円形フランジ64が形成されており、そ
してまた円形フランジ64よりも外側において回転軸6
0には環状シール部材66が装着されている。シール部
材66は柔軟なスポンジあるいは合成ゴムから形成する
ことができる。かような回転軸60も、上記移送器42
の回転軸44と同様に、略球形状の一端部62を容器2
の側壁20に形成されている盲穴30に挿入せしめ、そ
して全体を幾分弾性変形せしめて他端部を容器2の側壁
22に形成されている貫通孔34に挿通せしめることに
よって、側壁20及び22間に回転自在に装着される。
【0028】図1に示す回転軸44の一端部46と盲穴
28の関係と同様に、盲穴30が円錐台形状であり、回
転軸60の一端部62が略球形状である故に、幾分かの
製作誤差が存在しても、回転軸60の一端部62の外周
面と盲穴30の内周面とは面接触ではなくて線接触せし
められ、従って盲穴30と回転軸60の一端部62との
摩擦接触に起因する回転抵抗が過剰になることはない。
回転軸60の他端部が貫通孔34に挿通せしめられる
と、円形フランジ64は側壁22の内面に近接して位置
せしめられ、シール部材66が円形フランジ64と側壁
22との間で幾分圧縮され、かかるシール部材66の存
在により貫通孔34を通ってトナー38が容器外へ漏出
することが防止される。回転軸60の他端部は側壁22
を貫通して外部へ突出し、突出端には入力歯車(図示し
ていない)が装着される。この入力歯車は、上記移送器
42の回転軸44の突出端に装着されている歯車(図示
していない)に他の図示しない歯車を介して係合せしめ
られており、上記電動モータが付勢されて移送器42の
回転軸44が図3において反時計方向に回転せしめられ
ると、攪拌器58の回転軸60は図3において反時計方
向に回転せしめられる。
【0029】攪拌器58の回転軸60には、軸線方向に
等間隔をおいて20個のアーム68が配設されている。
各アーム68は回転軸60の外周面から半径方向に延び
ているが、1個のアーム68は回転軸60に形成されて
いる円形フランジ64の外周縁から半径方向に延びてい
る。同一角度位置に配置されかつ軸線方向に隣接するア
ーム68の各対の先端部間にはパドル70が配設されて
いる。アーム68の各対は、全体として回転軸60の周
方向に間隔をおいて所定の角度位置に分散せしめられて
配設されている。その結果、パドル70の各々は同一角
度位置ではなくて、36度の角度間隔をおいた10個の
異なる角度位置に配置されている。
【0030】回転軸60の中心軸線からアーム68の各
々の先端までの距離は実質上同一である。パドル70の
各々は、回転軸60と実質上平行に延在せしめられてお
り、パドル70の各々の長さは実質上同一である。また
パドル70の各々と回転軸60との間隔は実質上同一で
ある。パドル70の各々の横断面形状は半円形状であ
る。攪拌器58の回転軸60、フランジ64、アーム6
8の各々、並びにパドル70の各々は、適宜の合成樹脂
から一体に形成されているのが好適である。これによ
り、回転軸60の一端を盲穴30に挿入せしめ、他端を
貫通孔34に挿通せしめる組付作業の際の弾性変形が比
較的容易となり、したがって上記組付作業が容易とな
る。
【0031】攪拌器58においては、上記パドル70の
各々に板状片90が配設されている。かかる板状片90
の各々は、ポリエチレンテレフタレートフィルムの如き
適宜の合成樹脂フィムルから形成されている。板状片9
0の各々は、パドル70の各々の平坦表面に接着の如き
適宜の方式によって固定された基部から、パドル70の
各々の平坦な表面に平行に、回転軸60から遠ざかる方
向に延出している。板状片90の各々の主部、すなわち
パドル70の各々に固定された基部から延出した部分、
の幅(回転軸60の軸線方向の寸法)はパドル70の各
々の長さと実質上同一であるが、各々の先端部には両側
に突出する一対の突出部が形成されている。かかる突出
部の突出長さはパドル70の各々を支持しているアーム
68の各々の厚さよりも幾分大きく設定されている。板
状片90の各々には、実質上同一の矩形をなす2個の穴
100が形成されている。穴100の各々は、板状片9
0の各々の上記主部に、その幅方向(回転軸60の軸線
方向)に間隔をおいて形成されている。
【0032】攪拌器58が図3において反時計方向に回
転せしめられると、パドル70の各々は、特にそれらの
平坦な表面が容器2内に収容されているトナー38に作
用してトナー38を攪拌し、そしてまた底壁の部分10
の上方に存在するトナー38を円弧形状部8の上方、即
ち移送器42が配設されている部分に移送する。すなわ
ち、パドル70の各々の横断面は半円形状をなしている
ので、各々の平坦な表面がトナー38に作用することに
より、横断面が円形であるものに較べて、攪拌機能及び
移送機能が一層向上せしめられる。パドル70の各々に
配設されている板状片90の各々は、容器2の底壁にお
ける上記部分10の内面及び後壁(図3において左端に
位置する壁)の内面を摺擦し、これらの内面にトナー3
8が滞留するのを防止する。隣接する板状片90の各々
の先端部に形成されている突出部が描く軌跡は相互に重
なり合い、従って板状片90の各々は、回転軸60の軸
線方向に連続して容器2の内面に作用する。
【0033】板状片90の各々には2個の穴100が形
成されているので、板状片90の各々が上記のように回
転する際、トナー38が穴100を通過することによっ
て、従来の攪拌器に比べて最大必要回転トルクが相当低
減せしめられる。更に、板状片90の各々の穴100
は、トナー38を通過せしめることにより塊状のトナー
38をほぐす機能を有するので、板状片90の各々の攪
拌能力が向上せしめられる。
【0034】図示の回転軸60、アーム68の各々、パ
ドル70の各々及び2個の穴100を有する板状片90
の各々を含む攪拌器58の構成自体は、本発明の新規な
特徴をなすものではなく、そしてこれらの詳細について
は、本出願人の出願にかかる他の出願(発明の名称:攪
拌器及びこれを備えたトナーカートリッジ、整理番号P
51−00222A)の明細書及び図面に詳細に説明さ
れているので、それらの明細書及び図面に委ね、本明細
書及び図面においては省略する。
【0035】以上、添付図面を参照して本発明に従って
構成されたトナーカートリッジの好適実施形態について
説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形
乃至修正が可能であることが理解されるべきである。例
えば、トナーカートリッジの実施形態について詳細に説
明したが、本発明の移送器は、トナーカートリッジにお
いてトナーを移送するためのみならず、トナー乃至現像
剤以外の粉体を取り扱う装置において粉体を移送するた
めにも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の移送器及びトナーカートリッジ
においては、トナーの如き粉体の定量供給が常時安定し
て遂行せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたトナーカートリッジ
の好適実施形態を、容器内に収容されているトナーを省
略して図示する軸線方向断面図。
【図2】図1に示すトナーカートリッジを、容器の上蓋
と容器内に収容されているトナーを省略して図示する平
面図。
【図3】図2の線A−Aに沿った横断面図。
【図4】図3のトナー排出口付近の拡大図。
【符号の説明】
2:容器 16:トナー排出口 38:トナー 42:トナー移送器 44:回転軸 54及び56 螺旋羽根 58:攪拌器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体が収容され且つ底壁及び両側壁を有
    する容器と、該底壁に形成された粉体の排出口と、該容
    器内に存在する粉体を該排出口に向けて移送する移送機
    構とを備え、該移送機構は該両側壁間に回転自在に支持
    され且つ該排出口の上方を通るよう位置付けられた回転
    軸と、該回転軸に形成され且つ巻き方向が相互に逆であ
    る一対の螺旋羽根とを備え、該排出口は該回転軸に軸線
    方向に間隔をおいて対向する一側縁及び他側縁を備えて
    いる、移送器において、 該排出口の上方において、該螺旋羽根の一方は該排出口
    の該一側縁から該他側縁に向かって延出し、該螺旋羽根
    の他方は該他側縁から該一側縁に向かって延出してい
    る、ことを特徴とする移送器。
  2. 【請求項2】 該螺旋羽根の該一方及び該他方は、それ
    ぞれ、該一側縁と該他側縁との間の間隔の1/3まで延
    出している、請求項1記載の移送器。
  3. 【請求項3】 該螺旋羽根の各々は相互に実質上同一の
    外径D及びピッチPを有し、該排出口は、更に、該軸線
    方向に直交する方向に間隔Wをおいて対向する一端縁及
    び他端縁を備え、該一側縁と該他側縁との間の該間隔を
    Lとすると、 W=0.95D〜1.05D L=0.95P〜1.05P に規定されている、請求項1記載の移送器。
  4. 【請求項4】 トナーが収容され且つ底壁及び両側壁を
    有する容器と、該底壁に形成されたトナー排出口と、該
    容器内に存在するトナーを該トナー排出口に向けて移送
    する移送機構とを備えた移送器を含み、該移送機構は、
    該両側壁間に回転自在に支持され且つ該トナー排出口の
    上方を通るよう位置付けられた回転軸と、該回転軸に形
    成され且つ巻き方向が相互に逆である一対の螺旋羽根と
    を備え、該トナー排出口は該回転軸に軸線方向に間隔を
    おいて対向する一側縁及び他側縁を備えている、トナー
    カートリッジにおいて、 該トナー排出口の上方において、該螺旋羽根の一方は該
    トナー排出口の該一側縁から該他側縁に向かって延出
    し、該螺旋羽根の他方は該他側縁から該一側縁に向かっ
    て延出している、ことを特徴とするトナートリッジ。
  5. 【請求項5】 該螺旋羽根の該一方及び該他方は、それ
    ぞれ、該一側縁と該他側縁との間の間隔の1/3まで延
    出している、請求項4記載のトナーカートリッジ。
  6. 【請求項6】 該螺旋羽根の各々は相互に実質上同一の
    外径D及びピッチPを有し、該トナー排出口は、更に、
    該軸線方向に直交する方向に間隔Wをおいて対向する一
    端縁及び他端縁を備え、該一側縁と該他側縁との間の該
    間隔をLとすると、 W=0.95D〜1.05D L=0.95P〜1.05P に規定されている、請求項4記載のトナーカートリッ
    ジ。
JP8174550A 1996-07-04 1996-07-04 移送器及びこれを備えたトナーカートリッジ Pending JPH1020669A (ja)

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US08/880,361 US5812916A (en) 1996-07-04 1997-06-23 Conveyer device and toner cartridge equipped with conveyer device
EP97304493A EP0816938A3 (en) 1996-07-04 1997-06-25 Conveyer device and toner cartridge equipped with conveyor device
SG1997002302A SG55337A1 (en) 1996-07-04 1997-06-28 Conveyer device and toner cartridge equipped with conveyor device
TW089221189U TWM270382U (en) 1996-07-04 1997-07-03 Conveyer device and toner cartridge equipped with conveyor device
KR1019970030856A KR980010646A (ko) 1996-07-04 1997-07-03 이송기 및 그것을 구비한 토너 카트리지
CN97111876A CN1105333C (zh) 1996-07-04 1997-07-04 上色剂输送装置和装备有该上色剂输送装置的上色剂盒
IDP972328A ID17414A (id) 1996-07-04 1997-07-04 Perangkat pengangkut dan cartridge toner yang dilengkapi perangkat pengangkut

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091920A (en) * 1998-03-27 2000-07-18 Minolta Co., Ltd. Cylindrical toner container having a toner port and a movable lid for closing the toner port
JP2005309034A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Kyocera Mita Corp トナー供給装置
JP2006323107A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Sharp Corp 現像装置
CN116605599A (zh) * 2023-07-20 2023-08-18 莱阳和美华饲料有限公司 一种饲料运输机

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