JPH10206721A - カメラのズームレンズ鏡筒 - Google Patents
カメラのズームレンズ鏡筒Info
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- JPH10206721A JPH10206721A JP9012613A JP1261397A JPH10206721A JP H10206721 A JPH10206721 A JP H10206721A JP 9012613 A JP9012613 A JP 9012613A JP 1261397 A JP1261397 A JP 1261397A JP H10206721 A JPH10206721 A JP H10206721A
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- cylinder
- optical axis
- lens barrel
- barrel
- lens
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ズームレンズ鏡筒において、回転筒に成型時
におけるパーティングの発生を防止する。 【解決手段】 外周面にギア部1aが形成されたギア環
1を中間筒2に嵌挿する。この際、ギア環1の凹部1c
を中間筒2の凸部2bと係合させる。ギア環1を回転さ
せることにより中間筒2も回転する。中間筒2の外周面
にはギア部を形成する必要がないため、中間筒2をその
光軸方向に金型が抜けるように成形することができ、こ
れにより中間筒2の外周面に成型時のパーティングが生
じることを防止できる。また、ギア環1を高強度材料に
て、中間筒2を低摩擦材料にて形成することができる。
におけるパーティングの発生を防止する。 【解決手段】 外周面にギア部1aが形成されたギア環
1を中間筒2に嵌挿する。この際、ギア環1の凹部1c
を中間筒2の凸部2bと係合させる。ギア環1を回転さ
せることにより中間筒2も回転する。中間筒2の外周面
にはギア部を形成する必要がないため、中間筒2をその
光軸方向に金型が抜けるように成形することができ、こ
れにより中間筒2の外周面に成型時のパーティングが生
じることを防止できる。また、ギア環1を高強度材料に
て、中間筒2を低摩擦材料にて形成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも第1お
よび第2のレンズ群を有し、回転筒を回転させて両レン
ズ群を光軸方向に移動させてズーミングを行うカメラの
ズームレンズ鏡筒に関する。
よび第2のレンズ群を有し、回転筒を回転させて両レン
ズ群を光軸方向に移動させてズーミングを行うカメラの
ズームレンズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のズームレンズ鏡筒は、例えば、1
つのレンズ群に対して3本のカム溝を有するカム筒と、
直進溝が形成されてカム筒に内挿される固定筒とを有
し、第1、第2のレンズ群を保持する第1、第2のレン
ズ保持部材に形成されたフォロアーピンをこれらのカム
溝および直進溝にそれぞれ係合させ、カム筒を回転させ
ることにより第1、第2のレンズ群を繰り込み位置とと
繰り出し位置との間で同方向に移動させつつ各レンズ群
の相対距離を変更してズーミングを行っている。一方、
レンズ保持部材である固定筒にオスヘリコイドを形成す
るとともに、回転筒にメスヘリコイドを形成し、各ヘリ
コイドを噛合させるとともに、固定筒と回転筒とを相対
的に回転させて、回転筒を光軸方向に移動させることな
く固定筒を光軸方向に移動させてズーミングを行う機構
も知られている。
つのレンズ群に対して3本のカム溝を有するカム筒と、
直進溝が形成されてカム筒に内挿される固定筒とを有
し、第1、第2のレンズ群を保持する第1、第2のレン
ズ保持部材に形成されたフォロアーピンをこれらのカム
溝および直進溝にそれぞれ係合させ、カム筒を回転させ
ることにより第1、第2のレンズ群を繰り込み位置とと
繰り出し位置との間で同方向に移動させつつ各レンズ群
の相対距離を変更してズーミングを行っている。一方、
レンズ保持部材である固定筒にオスヘリコイドを形成す
るとともに、回転筒にメスヘリコイドを形成し、各ヘリ
コイドを噛合させるとともに、固定筒と回転筒とを相対
的に回転させて、回転筒を光軸方向に移動させることな
く固定筒を光軸方向に移動させてズーミングを行う機構
も知られている。
【0003】一方、このようなズームレンズ鏡筒におい
て、光学的な調整のために一部のレンズ群のみを固定筒
に対して光軸方向に移動可能なように構成することがあ
る。この場合、一般的には最も被写体側のレンズ群を移
動可能とすることが多いが、ズームの高倍率化に伴い、
最もフィルム面側のレンズ群を移動させることもある。
このようにレンズ群を固定筒に対して移動させるための
移動機構は、固定筒とレンズ群を保持する回転筒とを、
ネジ、ヘリコイド、カム等で係合させ、回転筒を回転す
ることにより固定筒に対して移動可能なものとしてい
る。このようなズーミングを行う機構において、回転筒
はその外周面にギアが一体的に成形されており、回転筒
のギアに噛合するピニオンギアを駆動することにより回
転筒を回転している。
て、光学的な調整のために一部のレンズ群のみを固定筒
に対して光軸方向に移動可能なように構成することがあ
る。この場合、一般的には最も被写体側のレンズ群を移
動可能とすることが多いが、ズームの高倍率化に伴い、
最もフィルム面側のレンズ群を移動させることもある。
このようにレンズ群を固定筒に対して移動させるための
移動機構は、固定筒とレンズ群を保持する回転筒とを、
ネジ、ヘリコイド、カム等で係合させ、回転筒を回転す
ることにより固定筒に対して移動可能なものとしてい
る。このようなズーミングを行う機構において、回転筒
はその外周面にギアが一体的に成形されており、回転筒
のギアに噛合するピニオンギアを駆動することにより回
転筒を回転している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように回転筒
は固定筒に対して光軸方向に移動しないが、固定筒に対
して光軸を中心として摺動しつつ回転する。このため、
固定筒に対する回転を滑らかなものとするために、回転
筒を成形する際にはその外周面にパーティングを設けな
いように光軸方向に金型を抜く必要がある。しかしなが
ら、回転筒の外周面には回転筒を回転させるためのギア
を形成する必要があるため、回転筒の成型時に光軸方向
に金型を抜くことができず、光軸に対して放射状に金型
を抜く必要がある。したがって、回転筒の外周面にパー
ティングが形成されることを避けることができないた
め、回転筒と固定筒との摺動を滑らかに行うために、パ
ーティングを切除してカメラのズーミング動作がぎこち
なくならないようにする処理が必要となる。
は固定筒に対して光軸方向に移動しないが、固定筒に対
して光軸を中心として摺動しつつ回転する。このため、
固定筒に対する回転を滑らかなものとするために、回転
筒を成形する際にはその外周面にパーティングを設けな
いように光軸方向に金型を抜く必要がある。しかしなが
ら、回転筒の外周面には回転筒を回転させるためのギア
を形成する必要があるため、回転筒の成型時に光軸方向
に金型を抜くことができず、光軸に対して放射状に金型
を抜く必要がある。したがって、回転筒の外周面にパー
ティングが形成されることを避けることができないた
め、回転筒と固定筒との摺動を滑らかに行うために、パ
ーティングを切除してカメラのズーミング動作がぎこち
なくならないようにする処理が必要となる。
【0005】本発明の目的は、回転筒と固定筒との摺動
を滑らかに行うことができるカメラのズームレンズ鏡筒
を提供することを目的とするものである。
を滑らかに行うことができるカメラのズームレンズ鏡筒
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
〜図4を参照して説明すると、請求項1の発明は、光軸
方向に移動可能な少なくとも第1および第2のレンズ群
L1,L2,5,7と、光軸を中心として回転して第1
および第2のレンズ群L1,L2,5,7の少なくとも
一方を光軸方向に移動する回転筒100と、回転筒10
0を回転させる回転機構11とを備えたカメラのズーム
レンズ鏡筒に適用され、回転筒100は、外周面にギア
1aが形成された円環状部材1と、この円環状部材1が
外挿され、円環状部材1から回転機構11による回転力
が伝達される回転筒本体2とを有することにより上記目
的を達成する。
〜図4を参照して説明すると、請求項1の発明は、光軸
方向に移動可能な少なくとも第1および第2のレンズ群
L1,L2,5,7と、光軸を中心として回転して第1
および第2のレンズ群L1,L2,5,7の少なくとも
一方を光軸方向に移動する回転筒100と、回転筒10
0を回転させる回転機構11とを備えたカメラのズーム
レンズ鏡筒に適用され、回転筒100は、外周面にギア
1aが形成された円環状部材1と、この円環状部材1が
外挿され、円環状部材1から回転機構11による回転力
が伝達される回転筒本体2とを有することにより上記目
的を達成する。
【0007】請求項2の発明は、円環状部材1および回
転筒本体2は、それぞれ異なる材料にて形成される。請
求項3の発明は、円環状部材1は高強度材料により、回
転筒本体2は低摩擦材料にて形成される。
転筒本体2は、それぞれ異なる材料にて形成される。請
求項3の発明は、円環状部材1は高強度材料により、回
転筒本体2は低摩擦材料にて形成される。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
に係るズームレンズ鏡筒の構成部品の分解斜視図、図2
は後述する一群筒の光軸に垂直な方向における断面図、
図3は本発明の実施の形態に係るズームレンズ鏡筒の光
軸方向断面図、図4は本実施の形態に係るズームレンズ
鏡筒の光軸に垂直な方向における断面図である。なお、
図3においては広角(ワイド)位置(繰り込み位置)に
あるときのズームレンズ鏡筒を示している。
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
に係るズームレンズ鏡筒の構成部品の分解斜視図、図2
は後述する一群筒の光軸に垂直な方向における断面図、
図3は本発明の実施の形態に係るズームレンズ鏡筒の光
軸方向断面図、図4は本実施の形態に係るズームレンズ
鏡筒の光軸に垂直な方向における断面図である。なお、
図3においては広角(ワイド)位置(繰り込み位置)に
あるときのズームレンズ鏡筒を示している。
【0010】図1〜図4に示すように、本発明によるズ
ームレンズ鏡筒は、基本的にはカメラ本体に固定される
暗箱4と、暗箱4の内筒4aに嵌合する中間筒2と、レ
ンズ群L1を保持する一群筒5と、レンズ群L2を保持
する2群レンズ筒7とからなる。このように、本実施の
形態においては、撮影レンズは、一群筒5の前側に取り
付けられたレンズL1と、2群レンズ筒7内に取り付け
られたレンズL2とから構成された、2群ズームレンズ
の構成となっている。
ームレンズ鏡筒は、基本的にはカメラ本体に固定される
暗箱4と、暗箱4の内筒4aに嵌合する中間筒2と、レ
ンズ群L1を保持する一群筒5と、レンズ群L2を保持
する2群レンズ筒7とからなる。このように、本実施の
形態においては、撮影レンズは、一群筒5の前側に取り
付けられたレンズL1と、2群レンズ筒7内に取り付け
られたレンズL2とから構成された、2群ズームレンズ
の構成となっている。
【0011】中間筒2の内面にはメスヘリコイド2aと
カム溝(不図示)が形成されており、一群筒5の後端外
面には中間筒2のメスヘリコイド2aと噛合するオスヘ
リコイド5aが形成されている。中間筒2はリング状の
押え板9およびビス10により暗箱4に取り付けられ、
これにより光軸方向の移動が規制されて回転方向の運動
のみが可能となっている。また、中間筒2の外周面に
は、外面にギア部1aが形成されたギア環1が嵌挿され
る。ギア環1には2つの凹部1cが形成されており、こ
の凹部1cが中間筒2の外周面に形成された環状部2c
の凸部2bと係合する。したがって、ギア環1が図4に
示す回転機構のギア11と噛合して回転すると中間筒2
もギア環1と一体となって回転する。ここで、図1
(b)および図5に示すように、凸部2bは環状部2c
の切れ目2dに対応する位置に形成され、切れ目2dよ
りもその幅が小さく形成される。また、凹部1cは凸部
2bに係合するように突出部1dが形成されている。し
たがって、凹部1cが凸部2bに係合すると、ギア環1
が光軸方向に中間筒2から抜けることが防止される。ま
た、ギア環1の外周面におけるギア部1a以外の部分に
は、後述するように中間筒2の回転基準位置を検出する
ための窪部1bが形成されている。
カム溝(不図示)が形成されており、一群筒5の後端外
面には中間筒2のメスヘリコイド2aと噛合するオスヘ
リコイド5aが形成されている。中間筒2はリング状の
押え板9およびビス10により暗箱4に取り付けられ、
これにより光軸方向の移動が規制されて回転方向の運動
のみが可能となっている。また、中間筒2の外周面に
は、外面にギア部1aが形成されたギア環1が嵌挿され
る。ギア環1には2つの凹部1cが形成されており、こ
の凹部1cが中間筒2の外周面に形成された環状部2c
の凸部2bと係合する。したがって、ギア環1が図4に
示す回転機構のギア11と噛合して回転すると中間筒2
もギア環1と一体となって回転する。ここで、図1
(b)および図5に示すように、凸部2bは環状部2c
の切れ目2dに対応する位置に形成され、切れ目2dよ
りもその幅が小さく形成される。また、凹部1cは凸部
2bに係合するように突出部1dが形成されている。し
たがって、凹部1cが凸部2bに係合すると、ギア環1
が光軸方向に中間筒2から抜けることが防止される。ま
た、ギア環1の外周面におけるギア部1a以外の部分に
は、後述するように中間筒2の回転基準位置を検出する
ための窪部1bが形成されている。
【0012】なお、ギア環1のギア部1aは図4に示す
ギア11と噛合することから、ギア環1は比較的強度が
大きい材料(例えば、ガラス繊維含有量の多い複合樹
脂)にて形成される。一方、中間筒2は、その内面に形
成されたメスヘリコイド2aが一群筒5のオスヘリコイ
ド5aと摺動回転するとともに、その外周面が暗箱4の
内筒4aに嵌合して摺動回転するため、摩擦係数が比較
的小さい材料(例えばギア環1に比べてガラス繊維含有
量は少ないが耐摩耗性に優れた複合樹脂)にて形成され
る。また、中間筒2は光軸方向に環状部2cを境にして
相反する方向に一対の金型が抜けるように成形される。
ギア11と噛合することから、ギア環1は比較的強度が
大きい材料(例えば、ガラス繊維含有量の多い複合樹
脂)にて形成される。一方、中間筒2は、その内面に形
成されたメスヘリコイド2aが一群筒5のオスヘリコイ
ド5aと摺動回転するとともに、その外周面が暗箱4の
内筒4aに嵌合して摺動回転するため、摩擦係数が比較
的小さい材料(例えばギア環1に比べてガラス繊維含有
量は少ないが耐摩耗性に優れた複合樹脂)にて形成され
る。また、中間筒2は光軸方向に環状部2cを境にして
相反する方向に一対の金型が抜けるように成形される。
【0013】暗箱4には、直進筒8が不図示のビスによ
り固定される。直進筒8には、直進溝8a,8b,8
c,8d,8eが形成されており、直進溝8d,8e
に、一群筒5の内側に形成された凸部5A,5B(図
2)が係合することにより、一群筒5は光軸方向に直線
的に案内される。これにより、中間筒2がギア11(図
4参照)により駆動されて光軸を中心として回転する
と、一群筒5はヘリコイドにより回転力を与えられて光
軸方向に直線的に移動する。
り固定される。直進筒8には、直進溝8a,8b,8
c,8d,8eが形成されており、直進溝8d,8e
に、一群筒5の内側に形成された凸部5A,5B(図
2)が係合することにより、一群筒5は光軸方向に直線
的に案内される。これにより、中間筒2がギア11(図
4参照)により駆動されて光軸を中心として回転する
と、一群筒5はヘリコイドにより回転力を与えられて光
軸方向に直線的に移動する。
【0014】直進筒8の内部にはレンズ群L2を保持す
る2群レンズ筒7が挿入される。2群レンズ筒7の外面
にはフォロアーピン7A,7Bと図示しないフォロアー
ピンとが120度ピッチで形成されており、各フォロア
ーピン7A,7Bと不図示のフォロアーピンは直進筒8
の直進溝8a,8b,8cに係合する。これにより、後
述するカム機構によって2群レンズ筒7は光軸方向にの
み移動可能とされる。また、フォロアーピン7A,7B
と不図示のフォロアーピンとは、中間筒2の内面に形成
されたカム溝にも係合している。そしてこれにより、中
間筒2が回転すると、中間筒2のカム溝の形状に応じて
2群レンズ筒7が光軸方向に移動する。
る2群レンズ筒7が挿入される。2群レンズ筒7の外面
にはフォロアーピン7A,7Bと図示しないフォロアー
ピンとが120度ピッチで形成されており、各フォロア
ーピン7A,7Bと不図示のフォロアーピンは直進筒8
の直進溝8a,8b,8cに係合する。これにより、後
述するカム機構によって2群レンズ筒7は光軸方向にの
み移動可能とされる。また、フォロアーピン7A,7B
と不図示のフォロアーピンとは、中間筒2の内面に形成
されたカム溝にも係合している。そしてこれにより、中
間筒2が回転すると、中間筒2のカム溝の形状に応じて
2群レンズ筒7が光軸方向に移動する。
【0015】図3に示すように、一群筒5と2群レンズ
筒7との間にはばね6が介装されており、これにより一
群筒5と2群レンズ筒7とは互いに離反する方向に付勢
されているためバックラッシュが除去される。暗箱4の
外面には、中間筒2の基準位置検出用のリーフスイッチ
3が固定されている。図4に示すように、暗箱4に形成
された孔4bを通してスイッチ3の先端に形成された突
起3aがギア環1の窪部1bに嵌挿されることによりリ
ーフスイッチ3がオンとされて中間筒2の基準位置が検
出される。
筒7との間にはばね6が介装されており、これにより一
群筒5と2群レンズ筒7とは互いに離反する方向に付勢
されているためバックラッシュが除去される。暗箱4の
外面には、中間筒2の基準位置検出用のリーフスイッチ
3が固定されている。図4に示すように、暗箱4に形成
された孔4bを通してスイッチ3の先端に形成された突
起3aがギア環1の窪部1bに嵌挿されることによりリ
ーフスイッチ3がオンとされて中間筒2の基準位置が検
出される。
【0016】次いで、本発明の動作について説明する。
図4に示すように不図示の回転機構を駆動してギヤ11
を回転させると、中間筒2に嵌合されたギア環1が中間
筒2とともに光軸を中心として回転する。この際、ヘリ
コイド5a,2aが噛合しており、また一群筒5はその
内側に形成された凸部5A,5Bが直進筒8の直進溝8
d,8eと係合しているためその回転が阻止され、これ
により一群筒5が中間筒2に対して光軸方向(図3の左
右方向)に移動する。一方、2群レンズ筒7のフォロア
ーピン7A,7Bと不図示のフォロアーピンは、中間筒
2の内面に形成されたカム溝および直進筒8の直進溝8
a,8b,8cと係合しているため、2群レンズ筒7は
その回転が阻止され、中間筒2のカム溝の形状に応じて
光軸方向(図3の左右方向)に移動する。ギア11を正
逆転することにより、一群筒5と2群レンズ筒7とは、
図3に示すワイド位置から不図示のテレ位置、あるいは
テレ位置から図3に示すワイド位置まで移動してズーミ
ングが行われる。
図4に示すように不図示の回転機構を駆動してギヤ11
を回転させると、中間筒2に嵌合されたギア環1が中間
筒2とともに光軸を中心として回転する。この際、ヘリ
コイド5a,2aが噛合しており、また一群筒5はその
内側に形成された凸部5A,5Bが直進筒8の直進溝8
d,8eと係合しているためその回転が阻止され、これ
により一群筒5が中間筒2に対して光軸方向(図3の左
右方向)に移動する。一方、2群レンズ筒7のフォロア
ーピン7A,7Bと不図示のフォロアーピンは、中間筒
2の内面に形成されたカム溝および直進筒8の直進溝8
a,8b,8cと係合しているため、2群レンズ筒7は
その回転が阻止され、中間筒2のカム溝の形状に応じて
光軸方向(図3の左右方向)に移動する。ギア11を正
逆転することにより、一群筒5と2群レンズ筒7とは、
図3に示すワイド位置から不図示のテレ位置、あるいは
テレ位置から図3に示すワイド位置まで移動してズーミ
ングが行われる。
【0017】このように、本実施の形態においては、中
間筒2にギア環1を嵌挿しギア環1を回転させることに
より中間筒2を回転するようにしたため、中間筒2をそ
の光軸方向に金型が抜けるように成形することができ
る。したがって、中間筒2の外周面にギアを直接形成し
て金型を径方向に抜く場合のように中間筒2の外周面に
生じるパーティングの形成を防止することができ、これ
により中間筒2と暗箱4の内筒4aとの摺動を円滑に行
うためのパーティング除去作業を省略することができ
る。また、中間筒2とギア環1とは別体にて構成される
ため、ギア環1を比較的強度が大きい材料にて、中間筒
2を比較的摩擦係数が小さい材料にて形成することが可
能となる。したがって、中間筒2およびギア環1に要求
される機能を十分に発揮することができる。
間筒2にギア環1を嵌挿しギア環1を回転させることに
より中間筒2を回転するようにしたため、中間筒2をそ
の光軸方向に金型が抜けるように成形することができ
る。したがって、中間筒2の外周面にギアを直接形成し
て金型を径方向に抜く場合のように中間筒2の外周面に
生じるパーティングの形成を防止することができ、これ
により中間筒2と暗箱4の内筒4aとの摺動を円滑に行
うためのパーティング除去作業を省略することができ
る。また、中間筒2とギア環1とは別体にて構成される
ため、ギア環1を比較的強度が大きい材料にて、中間筒
2を比較的摩擦係数が小さい材料にて形成することが可
能となる。したがって、中間筒2およびギア環1に要求
される機能を十分に発揮することができる。
【0018】なお、上記実施の形態においては、一群筒
5を移動するための機構としてヘリコイド機構を用いた
が、これを例えばカム機構としてもよい。また、2群レ
ンズ筒7を移動するための機構としてカム機構を用いた
が、これをヘリコイド機構としてもよい。
5を移動するための機構としてヘリコイド機構を用いた
が、これを例えばカム機構としてもよい。また、2群レ
ンズ筒7を移動するための機構としてカム機構を用いた
が、これをヘリコイド機構としてもよい。
【0019】また、上記実施の形態においては、2群レ
ンズ筒7および一群筒5の双方を光軸方向に移動可能と
しているが、2群レンズ筒7および一群筒5のいずれか
一方を固定し、他方のみを光軸方向に移動してズーミン
グを行ってもよい。
ンズ筒7および一群筒5の双方を光軸方向に移動可能と
しているが、2群レンズ筒7および一群筒5のいずれか
一方を固定し、他方のみを光軸方向に移動してズーミン
グを行ってもよい。
【0020】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、レンズL1および一群筒5が第1のレンズ群を、レ
ンズL2および2群レンズ筒7が第2のレンズ群を、中
間筒2が回転筒本体を、ギア環1が円環状部材をそれぞ
れ構成する。
て、レンズL1および一群筒5が第1のレンズ群を、レ
ンズL2および2群レンズ筒7が第2のレンズ群を、中
間筒2が回転筒本体を、ギア環1が円環状部材をそれぞ
れ構成する。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、円環状部材の外周面にギアを形成し、こ
の円環状部材と回転筒本体とを係合させるようにしたた
め、円環状部材を回転機構により回転させることにより
回転筒本体を回転させることができる。したがって、回
転筒本体に直接ギアを形成する必要がなくなるため、回
転筒本体をその光軸方向に金型が抜けるように成形する
ことができる。これにより、回転筒本体の外周面に成型
時のパーティングが生じることがなくなり、回転筒の回
転を円滑に行うために行うパーティング切除作業が不要
となる。
発明によれば、円環状部材の外周面にギアを形成し、こ
の円環状部材と回転筒本体とを係合させるようにしたた
め、円環状部材を回転機構により回転させることにより
回転筒本体を回転させることができる。したがって、回
転筒本体に直接ギアを形成する必要がなくなるため、回
転筒本体をその光軸方向に金型が抜けるように成形する
ことができる。これにより、回転筒本体の外周面に成型
時のパーティングが生じることがなくなり、回転筒の回
転を円滑に行うために行うパーティング切除作業が不要
となる。
【0022】請求項2の発明によれば、回転筒本体と円
環状部材とをそれぞれ異なる材料にて形成したため、例
えば請求項3の発明のように、円環状部材を高強度材料
にて、回転筒本体を低摩擦材料にて形成することによ
り、それぞれの目的に適した機能を発揮することができ
る。
環状部材とをそれぞれ異なる材料にて形成したため、例
えば請求項3の発明のように、円環状部材を高強度材料
にて、回転筒本体を低摩擦材料にて形成することによ
り、それぞれの目的に適した機能を発揮することができ
る。
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係るズームレン
ズ鏡筒の分解斜視図、(b)はその要部斜視図
ズ鏡筒の分解斜視図、(b)はその要部斜視図
【図2】一群筒の光軸に垂直な方向における断面図
【図3】本発明の実施の形態に係るズームレンズ鏡筒の
光軸方向断面図
光軸方向断面図
【図4】本実施の形態に係るズームレンズ鏡筒の光軸に
垂直な方向における断面図
垂直な方向における断面図
【図5】ギア環の凹部および中間筒の凸部の構成を示す
拡大図
拡大図
1 ギア環 2 中間筒 4 暗箱 5 一群筒 6 ばね 7 2群レンズ筒 8 直進筒 L1,L2 レンズ
Claims (3)
- 【請求項1】 光軸方向に移動可能な少なくとも第1お
よび第2のレンズ群と、光軸を中心として回転して前記
第1および前記第2のレンズ群の少なくとも一方を光軸
方向に移動する回転筒と、該回転筒を回転させる回転機
構とを備えたカメラのズームレンズ鏡筒において、 前記回転筒は、外周面にギアが形成された円環状部材
と、該円環状部材が外挿されて該円環状部材から回転機
構により回転力が伝達される回転筒本体とを有すること
を特徴とするカメラのズームレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 前記円環状部材および前記回転筒本体
は、それぞれ異なる材料にて形成されることを特徴とす
る請求項1記載のカメラのズームレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 前記円環状部材は高強度材料により、前
記回転筒本体は低摩擦材料にて形成されることを特徴と
する請求項2記載のカメラのズームレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9012613A JPH10206721A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | カメラのズームレンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9012613A JPH10206721A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | カメラのズームレンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206721A true JPH10206721A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11810234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9012613A Pending JPH10206721A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | カメラのズームレンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10206721A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009204633A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Nikon Corp | レンズ鏡筒、光学機器 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9012613A patent/JPH10206721A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009204633A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Nikon Corp | レンズ鏡筒、光学機器 |
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