JPH10207126A - 電子写真用カラートナー - Google Patents
電子写真用カラートナーInfo
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- JPH10207126A JPH10207126A JP2322697A JP2322697A JPH10207126A JP H10207126 A JPH10207126 A JP H10207126A JP 2322697 A JP2322697 A JP 2322697A JP 2322697 A JP2322697 A JP 2322697A JP H10207126 A JPH10207126 A JP H10207126A
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Abstract
イルを塗布することなく、良好な定着性を示し、光沢
性、透明性が高く、高温でオフセットが十分に防止され
るフルカラートナーを提供すること。 【解決手段】 少なくとも結着樹脂、着色剤、ワックス
からなるカラートナーにおいて、前記結着樹脂のうち、
重量平均分子量(Mw)と、数平均分子量(Mn)の比
(Mw/Mn)が15〜30であり、かつMwが150
00〜70000の範囲である結着樹脂(A)を70重
量%以上含有することを特徴とするカラートナー。
Description
ー、特に定着装置にオイルを必要としない優れたカラー
トナーに関するものである。
ーの技術は、白黒からフルカラーへの展開が急速になさ
れつつあり、フルカラーの市場は特に拡大している。フ
ルカラー電子写真法によるカラー画像形成は一般に3原
色であるイエロー、マゼンタ、シアンの3色のカラート
ナー又はそれに黒色を加えた4色を用いて全ての色の再
現を行なうものである。その一般的な方法は、まず原稿
からの光をトナーの色と補色の関係にある色分解光透過
フィルターを通して光導電層上に静電潜像を形成する。
次いで現像、転写工程を経てトナーは支持体に保持され
る。次いで前述の工程を順次複数回行ない、レジストレ
ーションを合わせつつ、同一支持体上にトナーは重ね合
わせられ、ただ1回のみの定着によって最終のフルカラ
ー画像が得られる。このような、複数回の現像を行な
い、定着工程として同一支持体上に色の異なる数種のト
ナー像の重ね合わせを必要とするカラー電子写真法で
は、カラートナーが持つべき定着特性は極めて重要な要
素である。すなわち、定着したカラートナーは、トナー
粒子による乱反射をできる限り抑え、適度の光沢性やつ
やが必要である。また、トナー層の下層にある異なる色
調のトナー層を妨げない透明性を有し、色再現性の広い
カラートナーでなければならない。
着器は、表面剥離性の優れた材料を用いたローラを用い
るものの、ローラ表面にオイルを塗布したものが殆どで
ある。ところが、離型性を増すための多量のオイル塗布
は、転写紙のオイル汚れ、コストアップ、オイルを収納
するタンクのスペースが必要になり、定着器が大型化す
る等の問題がある。
布する理由は、以下の通りである。すなわち、一般にカ
ラートナーは白黒プリント用の黒トナーに対して、定着
加熱時に、より熱溶融性を増し、低粘度化して、光沢や
透明性を得る必要がある。しかし、このような樹脂を用
いたトナーは、熱溶融時の分子間凝集力が低下しやすく
なるため、定着ローラを通過時に熱ローラのトナーの付
着性が増して、高温オフセット現象が発生する。したが
って、この高温オフセットを防止するために定着ローラ
にオイルを塗布して、定着ローラへのトナーの付着性を
低減することが一般的である。また、定着ローラへオイ
ルを塗布しない、いわゆるオイルレストナーが試みられ
ており、一般的にワックスをトナー中に分散させること
が提案されている。しかし、カラートナーの場合、前述
のように低粘度化したトナーからワックスが十分に染み
出す必要があり、オフセットを防止することが困難であ
る。また、白黒プリント用の黒トナーのように、高粘性
のトナーの場合には、トナーの熱溶融時の分子間凝集力
が高いため、ワックスが少量染み出すことでオフセット
が防止できるが、十分なトナーの溶融は行なわれておら
ず、光沢や透明性が不十分である。以上のような理由か
ら、オイルを用いない定着装置に使用可能で、耐オフセ
ット性、十分な光沢性、透明性を有するカラートナーは
得られていないのが現状である。
ル化ジフェノール成分、炭化水素基置換された2価のカ
ルボン酸又はその誘導体、3価以上のポリカルボン酸又
は/及びポリオール類、又はその誘導体成分から成り、
見掛け粘度、DSC吸熱ピークを限定したポリエステル
樹脂を用いたカラートナーが記載されており、特開昭5
1−144625公報には、軟化点80〜150℃のポ
リエステル樹脂と、分子量500〜2000の固形シリ
コーンワニスの樹脂混合物に、一定の顔料を加えたマゼ
ンタトナーが開示されており、特開平5−158281
公報には、結着樹脂の分散液の曇価7〜30%のトナー
が記載されているが、結着樹脂は、弱い架橋した樹脂を
使用したものであって、オイルレスで耐オフセット性は
不十分である。
フタル酸、テレフタル酸及びその誘導体より選ばれた2
価の芳香族系酸成分(a)、トリメリット酸及びその誘
導体より選ばれた3価の芳香族系酸成分(b)、ドデセ
ニルコハク酸、オクチルコハク酸及びその無水物より選
ばれた2価の酸成分(c)、プロポキシ化又は/及びエ
トキシ化したエーテル化ジフェノール(d)から生成さ
れ水酸基価が10〜20、Mw:13000〜2000
0、Mn:5000〜8000、Mw/Mn=2〜3.
5のポリエステル樹脂を含有するカラートナー及びカラ
ー画像形成方法が開示されているが、この技術は、オイ
ルレスで耐オフセット性が不十分であり、特開平7−2
19274号公報には、ポリオレフィンワックスと顔料
の含水ペーストを顔料分散用樹脂溶液中に混入後加熱処
理された顔料分散樹脂を含有し、結着樹脂と顔料分散用
樹脂のSP値の差が、1.5〜0.5とするカラートナ
ーが開示されており、特開平7−311479公報に
は、特開平7−219274号公報のトナーを用いる定
着ローラが、表面層にフッ素樹脂で被覆された弾性層を
用いるものが開示されている。しかしながら、これら技
術におけるカラートナーはポリオレフィンワックスの結
着樹脂中への高分散化を狙ってるものであるが、オイル
レス性を付与するために、ポリオレフィンワックスの効
果のみを期待するのでは十分でない。
2500〜3500、Mwが5万〜30万のTHF(テ
トラヒドロフラン)不溶分を含有しないポリエステル樹
脂含有トナーが開示されているが、この技術は微量のオ
イル塗布を必要としており、オイルレス化は不十分であ
り、特開平7−333904公報には、ワックス及びT
HF不溶分15〜40%で、多価アルコール成分を限定
したポリエステル樹脂を用い、結着樹脂とワックスの屈
折率の差を限定下トナーガ記載されているが、このトナ
ーは、THF不溶分が多く、高い光沢を得ることが困難
である。
含有トナーにおいて、ワックスの分子量が350〜85
0と900〜4000の各々範囲に極大値を有し、M
w:350〜4000、Mn:200〜4000のエス
テルワックス含有トナーが記載されており、特開平8−
50368公報には、トータルの炭素数が同一のエステ
ル化合物が50〜95重量%エステルワックスに含有し
たワックス含有トナーが記載されているが、ワックスの
特性を限定するだけでは十分なオイルレス性は得られな
い。
ルエン不溶分を含まず、分子量500〜2000と、1
万〜10万の範囲にピークを有し、Mw:1万〜8万、
Mn:1500〜8000で、Mw/Mn>3の樹脂含
有カラートナーが開示されており、特開平4−5706
2公報には、フローテスター溶融粘度105ポアズの軟
化温度が90〜120℃でMwが1.5×104〜5×
104、Mnが2×103〜1×104で、Mw/Mn=
5〜15の樹脂含有カラートナーが開示されているが、
これらのトナーによるオイルレス化は未だ十分でない。
従来技術における問題点を改善し、フルカラートナーに
おいて、定着ローラにオイルを塗布することなく、良好
な定着性を示し、光沢性、透明性が高く、高温でオフセ
ットが十分に防止されるフルカラートナーを提供するこ
とにある。
(1)「少なくとも結着樹脂、着色剤、ワックスからな
るカラートナーにおいて、前記結着樹脂のうち、重量平
均分子量(Mw)と、数平均分子量(Mn)の比(Mw
/Mn)が15〜30であり、かつMwが15000〜
70000の範囲である結着樹脂(A)を70重量%以
上含有することを特徴とするカラートナー。」、(2)
「前記結着樹脂(A)の軟化点が90〜120℃である
ことを特徴とする前記(1)項に記載のカラートナ
ー。」、(3)「前記ワックスのトナー中での平均分散
粒径が0.2〜3μmであることを特徴とする前記
(1)項に記載のカラートナー。」および(4)「前記
ワックスがエステル系又はオレフィン系のワックスであ
ることを特徴とする前記(1)項に記載のカラートナ
ー」によって、達成される。
像を得るための加熱定着ローラを用いた加圧定着方式に
おいて、本発明者らが検討の結果、本発明の構成から成
るカラートナーを用いることにより、定着ローラにオイ
ルの塗布を行なわなくても十分な耐オフセット性を得る
ことが可能となった。以下、本発明の内容を詳細かつ具
体的に説明する。すなわち、結着樹脂、着色剤、ワック
スからなるカラートナーにおいて、結着樹脂のうち、重
量平均分子量(Mw)と、数平均分子量(Mn)の比
(Mw/Mn)が15〜30で、且つMwが15000
〜70000の結着樹脂(A)を70重量%以上含有す
ることで、定着時にトナーが低粘度化し、十分な溶融が
起こるために光沢や透明性を得ることが可能となり、更
に分子間の凝集力の低下が発生しにくく、オフセットが
発生しにくくなる。
オフセットが発生しやすくなる場合があり、30よりも
大きい場合には、光沢や透明性が不十分となる場合があ
る。また、Mwが15000未満の場合には、十分な耐
オフセット性を得ることが困難となる場合があり、70
000よりも大きな場合には、光沢や透明性が不十分と
なる場合がある。また、特に結着樹脂(A)の軟化点
は、90〜120℃であることが好ましく、90℃未満
の場合には、オフセットが発生しやすくなり、更にトナ
ーの保存時にブロッキングが発生しやすくなる。逆に1
20℃よりも高い場合には光沢や透明性が不十分となる
場合がある。
に行なった。 〔GPCによる分子量測定〕40℃の恒温槽中でカラム
を安定させ、溶離液としてTHFを1ml/minの流
速で流し、試料濃度0.05〜0.5重量%に調整した
試料のTHF溶液を200μl注入して測定を行なう。
試料の分子量はあらかじめ作成した検量線に基づき、リ
テンションタイムから決定した分子量分布より算出し
た。このときの検量線は数種類の単分散ポリスチレンを
標準試料として作成したものである。 分析カラム:Excel pak SEC−G14/G
16/G18(横河アナリティカルシステムズ(株)
製)
測定した。即ち、高架式フローテスター(CFT−50
0)(島津製作所製)を用い、ダイスの細孔の径1m
m、加圧20kg/cm2、昇温速度6℃/minの条
件で1cm3の試料を溶融流出させたときの流出開始点
から流出終了点の高さの1/2に相当する温度を軟化点
とする。また、特に本カラートナーに用いられるワック
スは、トナー中での平均分散粒径が0.2〜3μmのも
のを使用することで、定着時にワックスがトナー表面に
しみ出して定着ローラにオイルを塗布しない状態におい
ても十分な耐オフセット性を有する。また、ワックスの
トナー中での平均分散粒径が0.2μmよりも小さい場
合には、定着時に十分なワックスのしみ出し効果が弱
く、十分な耐オフセット性が得られない場合があり、逆
に3μmよりも大きい場合には、トナーの流動性の低下
や、トナー表面からの脱離によるキャリア表面への汚染
によって帯電特性を悪化させる場合がある。ワックスの
トナー中での平均分散粒径は、透過型電子顕微鏡により
確認することができ、本発明におけるこの定義は、倍率
10万倍での拡大写真によりランダムに選択したワック
ス部分100点を平均したものである。また、ワックス
の融点は、特に65〜90℃であることが好ましい。こ
の範囲よりも低い場合は、トナーの保存時にブロッキン
グが発生しやすくなり、オフセットが発生しやすくなる
場合があり、逆に高い場合は、定着ローラの温度が低い
領域でオフセットが発生しやすくなる場合がある。
した。理学電機製の融点測定器(Rigaku THE
RMOFLEX TG8110型)により昇温速度10
℃/minの条件にて測定し、吸熱曲線の主体極大ピー
クを融点とする。また、本発明において、用いるワック
スを、エステル系又はオレフィン系のワックスとするこ
とで、特に耐オフセット性が向上することが明らかにな
った。これらのワックスは、結着樹脂と非相溶として均
一に分散されることから、トナーの定着時に耐オフセッ
ト性を示し、特にポリエステル樹脂やポリオール樹脂を
結着樹脂として用いた場合にその効果が高い。なお、こ
こでエステル系ワックスとしては、エステル結合を有す
るワックスを意味し、キャンデリラワックス、カルナウ
バワックス、ライスワックス等の天然ワックス及びモン
タンワックス等が挙げられ、オレフィン系のワックスと
しては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワック
ス等が挙げられる。
料の具体的内容を説明する。本発明に用いられる結着樹
脂(A)の組成は、特にポリエステル樹脂、ポリオール
樹脂のうち、いずれかの樹脂であることが、光沢、透明
性、耐オフセット性に特に優れている。ポリエステル樹
脂として、各種のタイプのものが使用できるが、本発明
に用いられるものとして以下のものが特に好ましい。
イ.下記の一般式(I)
x、yは正の整数であり、その和の平均値は2〜16で
ある。)で示されるジオール成分と、ロ.2価以上の多
価カルボン酸、その無水物及びその低級アルキルエステ
ルからなる群から選ばれる成分を縮合重合して得られる
ポリエステル樹脂である。
ソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸及び
それらの無水物、及びそれらの低級アルキルエステル、
トリメリット酸若しくはその無水物を含有する酸、n−
ドデセニルこはく酸、n−ドデシルこはく酸、n−ブチ
ルこはく酸、イソ−ドデセニルこはく酸、イソ−オクチ
ルこはく酸等のこはく酸誘導体が挙げられる。これらの
こはく酸誘導体を導入することによりトナーとしての低
温時の定着性が十分となり、更に光沢性も向上する。
ルの例としては、ポリオキシプロピレン(2,2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシエステル(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシプロピレン(16)−2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン等が挙げられる。なお、ジオ
ール成分に下記のような2官能以上のポリヒドロキシ化
合物を、約5モル%以下使用することもできる。エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ペ
ンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、水素添
加ビスフェノールA、ソルビトール、又はそれらのエー
テル化ポリヒドロキシル化合物等。上記ポリエステル樹
脂は、通常ポリオール成分と多価カルボン酸成分とを不
活性ガス雰囲気中で180〜250℃の温度で縮重合す
ることによって製造することができる。
イプのものが使用できるが、本発明においては、特にポ
リオール樹脂として、エポキシ樹脂と、2価フェノ
ールのアルキレンオキサイド付加物若しくはそのグリシ
ジルエーテルと、エポキシ基と反応する活性水素を分
子中に1個有する化合物と、エポキシ樹脂基と反応す
る活性水素を分子中に2個以上有する化合物を反応して
なるポリオールを用いることが好ましい。更にまた、
のエポキシ樹脂は、数平均分子量の相異する少なくとも
2種以上のビスフェノールA型エポキシ樹脂であること
が特に好ましい。この場合のポリオール樹脂は、良好な
光沢、透明性を付与し、耐オフセット性に効果がある。
本発明に用いられるエポキシ樹脂は、好ましくはビスフ
ェノールAやビスフェノールF等のビスフェノールとエ
ピクロロヒドリンを結合して得られたものである。
2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物として
は、以下のものが例示される。即ち、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド及びこ
れらの混合物とビスフェノールAやビスフェノールF等
のビスフェノールとの反応生成物が挙げられる。得られ
た付加物をエピクロロヒドリンやβ−メチルエピクロロ
ヒドリンでグリシジル化して用いてもよい。特に下記一
般式(II)で表わされるビスフェノールAのアルキルオ
キサイド付加物のジグリシジルエーテルが好ましい。
−又は−CH2−CH2−CH2−基であり、またn、m
は繰り返し単位の数であり、各々1以上であって、n+
m=2〜6である。) また、2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物若
しくはグリシジルエーテルが、ポリオール樹脂に対して
10〜40wt%含まれていることが好ましい。ここで
量が少ないと、カールが増すなどの不具合が生じ、ま
た、n+mが7以上であったり、量が多すぎると、光沢
が出すぎたり、更には保存性の悪化の可能性がある。
する活性水素を分子中に1個有する化合物としては、1
価フェノール類、2級アミン類、カルボン酸類がある。
1価フェノール類としては、以下のものが例示される。
即ち、フェノール、クレゾール、イソプロピルフェノー
ル、アミノフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフ
ェノール、キシレノール、p−クミルフェノール等が挙
げられる。2級アミン類としては、ジエチルアミン、ジ
プロピルアミン、ジブチルアミン、N−メチル(エチ
ル)ピペラジン、ピペリジンなどが挙げられる。また、
カルボン酸類としては、プロピオン酸、カプロン酸など
が挙げられる。
する活性水素を分子中に1個有する化合物は、また前記
2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物を、ジハ
ライドやジイソシアネート、ジアミン、ジオチール、多
価フェノール、ジカルボン酸と反応させることにより得
ることができる。このうち、2価のフェノールを反応さ
せるのが反応安定性の点で最も好ましい。また、ゲル化
しない範囲で多価フェノール類や多価カルボン酸類を、
2価フェノールと併用するのも好ましい。ここで、多価
フェノール類、多価カルボン酸類の量は、全量に対し1
5%以下、好ましくは10%以下である。
活性水素を分子中に2個以上有する化合物としては、2
価フェノール類、多価フェノール類、多価カルボン酸類
が挙げられる。2価フェノールとしては、ビスフェノー
ルAやビスフェノールF等のビスフェノール類が挙げら
れる。また、多価フェノール類としては、オルソクレゾ
ールノボラック類、フェノールノボラック類、トリス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1−〔α−メチル
−α−(4−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼンが
例示される。多価カルボン酸類としては、マロン酸、コ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル
酸、フタル酸、テレフタル酸、トリメット酸、無水トリ
メリット酸が例示される。
ール樹脂は、高い架橋密度を持たせると、透明性や光沢
度が得られにくくなり、好ましくは非架橋若しくは弱い
架橋(THF不溶分5%以下)とすることが好ましい。
らなる結着樹脂(A)及び(A)に加えて、必要に応じ
て以下の樹脂を使用することもできる。ポリスチレン、
ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチ
レン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−クロロ
スチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、ス
チレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナ
フタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−
アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オク
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロル
メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合
体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン
−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マ
レイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重
合体などのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレ
ート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポ
リビニルブチルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジ
ン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂等。
タ、シアン、ブラック色のトナーを得ることが可能な染
顔料が使用できる。例えば、カーボンブラック、ランプ
ブラック、群青、アニリンブルー、フタロシアニンブル
ー、フタロシアニングリーン、ハンザイエローG、ロー
ダミン6G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエ
ロー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベン
ガル、トリアリルメタン系染料、等の染顔料など、従来
公知のいかなる染顔料をも単独或いは混合して使用し得
る。これらの着色剤の使用量は結着樹脂に対して、通常
1〜30重量%、好ましくは3〜20重量%である。
制御剤を用い、安定した帯電量を得ることが好ましい。
この場合の帯電制御剤としては、カラートナーの色調を
損なうことのない透明色から白色の物質を添加し、負極
性若しくは正極性にトナーを安定化付与することが好ま
しい。具体的には、正極性のものとして、四級アンモニ
ウム塩、イミダゾール金属錯体や塩類等が用いられ、負
極性のものとして、サリチル酸金属錯体や塩類、有機ホ
ウ素塩類、カリックスアレン系化合物等が用いられる。
また、本発明のトナーの粒径は、体積平均粒径で3〜1
0μm程度が好ましく、これよりも小粒径の場合には現
像時に地汚れの原因となったり、流動性を悪化させトナ
ーの補給やクリーニング性を阻害する場合がある。ま
た、これよりも大粒径の場合には、画像中のチリや、解
像性の悪化等が問題となる場合がある。また、外添剤と
して、トナーの流動性を向上させる目的で疎水性シリカ
や酸化チタン、アルミナ等を添加することが可能であ
る。なお、必要に応じて、脂肪酸金属塩(ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸アルミニウム等)や、ポリフッ化ビ
ニリデン等を添加してもよい。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。ま
た、特性測定は以下のとおりに行なった。 (1)オフセット未発生温度範囲 リコー製カラー複写機プリテール550を用いて、複写
紙(リコー製タイプ6000−70W)に、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの単色及び中間色としてレ
ッド、ブルー、グリーンからなるベタ画像を、単色で
1.0±0.1(mg/cm2)のトナーが現像される
ように調整を行ない、定着ローラの温度が可変となるよ
うに調整を行なってオフセットの発生しない温度を測定
した。なお、定着ローラにはオイルを塗布しない条件で
評価を行なった。 光沢度 上記単色画像サンプルにおいて、定着ローラ表面温度が
160℃の時のサンプルの光沢度を、日本電色工業株式
会社製のグロスメーターにより入射角60°により計測
した。この光沢は、値の高い程光沢感が出る。フルカラ
ーのコピー画像としては適度な光沢が好まれ、10〜3
0%程度が好ましい。 ヘイズ度 上記単色画像サンプルを転写紙としてリコー製タイプP
PC−DXを用い、定着ローラ表面温度が160℃の時
のサンプルのヘイズ度をスガ試験機株式会社製の直読ヘ
イズコンピュータHGM−2DP型により測定した。こ
のヘイズ度は、曇り度とも言われ、トナーの透明性を示
す尺度として測定され、値の低い程透明性が高く、OH
P紙を用いた場合の発色性が良好なものとなる。また、
良好な発色性を示すヘイズ度の値は、30%以下が好ま
しい。
合したのち、100〜110℃に加熱した2本ロールに
よって溶融混練した。混練物を自然放冷後、カッターミ
ルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕
後、風力分級装置を用いて各色の母体着色粒子を得た。
なお、各色母体着色粒子の体積平均粒径は、以下の通り
であった。(体積平均粒径は、コールターエレクトロニ
クス社製のコールターカウンターモデルTA−IIにより
計測した。) イエロー:7.6μm マゼンタ:7.4μm シアン :7.7μm ブラック:7.3μm
て、疎水性シリカ0.5重量部をヘンシェルミキサーに
て混合を行ない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
ク各色のトナーを得た。本トナーを、平均粒径50μm
のフェライト粒子にシリコーン樹脂を表面コートしたキ
ャリア100重量部に対し、各々5重量部の割合で、タ
ーブラミキサーにて混合して、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色現像剤を得た。得られた現像剤を
リコー社製プリテール550にセットし、定着装置には
オイルをセットしない状態で、画像を出した。その結
果、鮮明なフルカラー画像が得られ、定着性、光沢共に
良好で、オフセット余裕度が高く、更にOHP紙を用い
た発色性も良好なものであった。実施例の要約を表1に
示す。
の材料を、実施例1と同様に処理を行ない、以下の体積
平均粒径のトナーを得た。 イエロー:8.0μm マゼンタ:8.1μm シアン :7.8μm ブラック:7.9μm 更に、実施例1と同様に処理を行ない、各色トナー、更
に現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて実施例
1と同様の評価を行なった。評価の結果を表1に示す。
の材料を、実施例1と同様に処理を行ない、以下の体積
平均粒径のトナーを得た。 イエロー:8.4μm マゼンタ:8.2μm シアン :7.9μm ブラック:8.3μm 更に、実施例1と同様に処理を行ない、各色トナー、更
に現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて実施例
1と同様の評価を行なった。評価の結果を表1に示す。
の材料を、実施例1と同様に処理を行ない、以下の体積
平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.2μm マゼンタ:7.3μm シアン :7.1μm ブラック:7.0μm 更に、実施例1と同様に処理を行ない、各色トナー、更
に現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて実施例
1と同様の評価を行なった。評価の結果を表1に示す。
の材料を、実施例1と同様に処理を行ない、以下の体積
平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.5μm マゼンタ:7.5μm シアン :7.4μm ブラック:7.6μm 更に、実施例1と同様に処理を行ない、各色トナー、更
に現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて実施例
1と同様の評価を行なった。評価の結果を表1に示す。
の材料を、実施例1と同様に処理を行ない、以下の体積
平均粒径のトナーを得た。 イエロー:7.1μm マゼンタ:7.3μm シアン :7.4μm ブラック:7.0μm 更に、実施例1と同様に処理を行ない、各色トナー、更
に現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて実施例
1と同様の評価を行なった。評価の結果を表1に示す。
の材料を、実施例1と同様に処理を行ない、以下の体積
平均粒径のトナーを得た。 イエロー:6.7μm マゼンタ:6.5μm シアン :6.4μm ブラック:6.8μm 更に、実施例1と同様に処理を行ない、各色トナー、更
に現像剤を得た。次に、得られた現像剤を用いて実施例
1と同様の評価を行なった。評価の結果を表1に示す。
なように、本発明のカラートナーは、少なくとも結着樹
脂、着色剤、ワックスからなるカラートナーにおいて、
結着樹脂のうち、重量平均分子量(Mw)と数平均分子
量(Mn)の比(Mw/Mn)が15〜30であり、且
つMwが15000〜70000の範囲である結着樹脂
(A)を70重量%以上含有するものとしたことから、
定着ローラにオイルを塗布することなしに、a.良好な
定着性を示し、b.光沢性、透明性が高く、c.高温オ
フセットが十分に防止されるものとなるというれたもの
である。そして、前記結着樹脂(A)の軟化点が90〜
120℃であることにより、更に結着樹脂(A)の軟化
点が90〜120℃であることにより、更に良好な定着
性、高い光沢性、透明性、また、高温オフセットが防止
され、前記ワックスのトナー中での平均分散粒径が0.
2〜3μmであることにより、更にワックスのトナー中
での平均分散粒径が0.2〜3μmであることにより、
十分な耐オフセット性が得られる。さらに、前記ワック
スがエステル系又はオレフィン系のワックスであること
により、更にワックスがエステル系又はオレフィン系の
ワックスであることにより、更に十分な耐オフセット性
が得られるという極めて優れた効果を発揮する。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも結着樹脂、着色剤、ワックス
からなるカラートナーにおいて、前記結着樹脂のうち、
重量平均分子量(Mw)と、数平均分子量(Mn)の比
(Mw/Mn)が15〜30であり、かつMwが150
00〜70000の範囲である結着樹脂(A)を70重
量%以上含有することを特徴とするカラートナー。 - 【請求項2】 前記結着樹脂(A)の軟化点が90〜1
20℃であることを特徴とする請求項1に記載のカラー
トナー。 - 【請求項3】 前記ワックスのトナー中での平均分散粒
径が0.2〜3μmであることを特徴とする請求項1に
記載のカラートナー。 - 【請求項4】 前記ワックスがエステル系又はオレフィ
ン系のワックスであることを特徴とする請求項1に記載
のカラートナー。
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|---|---|---|---|
| JP2322697A JP3674804B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 電子写真用カラートナー |
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10207126A true JPH10207126A (ja) | 1998-08-07 |
| JP3674804B2 JP3674804B2 (ja) | 2005-07-27 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2002189310A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-05 | Hitachi Ltd | 電子写真用トナーとその製法および電子写真画像形成装置 |
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| JP2003043730A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Minolta Co Ltd | オイルレス定着用トナー、該トナーの製造方法およびオイルレス定着方法 |
| JP2003043729A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Minolta Co Ltd | 静電潜像現像用トナー、該トナーの製造方法および定着方法 |
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| JP2008112181A (ja) * | 1999-04-08 | 2008-05-15 | Ricoh Co Ltd | トナー、その製造方法および画像形成方法 |
| JP2016200807A (ja) * | 2015-04-09 | 2016-12-01 | ゼロックス コーポレイションXerox Corporation | クリアトナー組成物 |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP2322697A patent/JP3674804B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2016200807A (ja) * | 2015-04-09 | 2016-12-01 | ゼロックス コーポレイションXerox Corporation | クリアトナー組成物 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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