JPH10207151A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10207151A
JPH10207151A JP9009808A JP980897A JPH10207151A JP H10207151 A JPH10207151 A JP H10207151A JP 9009808 A JP9009808 A JP 9009808A JP 980897 A JP980897 A JP 980897A JP H10207151 A JPH10207151 A JP H10207151A
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JP
Japan
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unit
image forming
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color
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JP9009808A
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English (en)
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Giichi Yamamoto
義一 山本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/917,876 priority patent/US5893017A/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0194Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to the final recording medium
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像形成装置に関し、消費電力を
削減し、使用頻度の少ない画像形成手段の延命を図ると
共に、未使用色のトナーが汚れとして媒体に付着するの
を確実に防止して形成される画像の品質向上が実現で
き、更に、搬送手段へのストレスも軽減して搬送手段の
交換寿命を延ばすことを目的とする。 【解決手段】 媒体を搬送する搬送手段と、搬送手段に
より搬送される媒体上にトナー像を転写する画像形成手
段と、搬送手段及び画像形成手段の少なくとも一方を、
搬送手段及び画像形成手段が互いに接触する接触位置
と、互いに分離した分離位置とに移動する離接手段とを
備え、離接手段は、搬送手段の搬送速度と画像形成手段
の転写速度とが略同じ状態で、搬送手段及び画像形成手
段の少なくとも一方を接触位置及び/又は分離位置へ移
動するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に係
り、特に多色(カラー)画像を用紙等の媒体上に形成す
る画像形成装置に関する。トナー像を媒体上に転写する
電子写真型画像形成装置は、印刷装置、複写装置やファ
クシミリ装置等に適用されている。最近では、カラー画
像を形成する画像形成装置が普及してきている。
【0002】
【従来の技術】一般に、図27に示すように、カラー印
刷装置100は、上位装置であるホストコンピュータ1
10に接続され、このホストコンピュータ110からデ
ータを受信して所定の用紙に対しカラー印刷を行なう。
【0003】このようなプリンタ装置100は、通常、
カラー印刷メカ・エンジン101、両面機構部102、
ホッパ103,104、カセット105、トレー10
6、スタッカ107及びオペレータパネル108を有す
る。ここで、カラー印刷メカ・エンジン101は、所定
の用紙に対してカラー印刷を行なう機構であり、両面機
構部102は、所定の用紙に対して両面印刷を行なうべ
くその用紙を反転させるための機構である。
【0004】又、ホッパ103,104は、それぞれ所
定サイズの普通紙を印刷用の用紙として格納するもので
あり、カセット105は、あるジョブ印刷の完了後で次
のジョブ印刷への移行前に送り出されてジョブ印刷を区
切るために用いられる色紙を格納するものであり、トレ
ー106及びスカッタ107は、いずれも印刷された用
紙を排出される部分である。
【0005】更に、オペレータパネル108は、プリン
タ装置100に対して各種指示を入力するための制御用
キーやスイッチのほか、プリンタ装置100の動作状態
を表示するための表示部等を有するものである。なお、
図27中、符号111はホストコンピュータ110に備
えられたメインコンソールで、このメインコンソール1
11は、制御用キー,スイッチ,表示部などを備え、オ
ペレータが必要に応じてホストコンピュータ110の動
作に介入したりその動作を監視したりするために用いら
れる。
【0006】図28に示すように、カラー印刷メカ・エ
ンジン101は、4つのカラー印刷ユニット111Y,
111M,111C,111Kから構成されている。こ
れらのカラー印刷ユニット111Y,111M,111
C,111Kは、それぞれ、イエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),ブラック(K)の各色による印
刷を行なうためのもので、現像部112,感光体(転写
ドラム)113,光学部114,転写ローラ115を有
する。
【0007】なお、各カラー印刷ユニット111Y,1
11M,111C,111Kを構成する上記部分112
〜115は、極めて一般的なものであるので、その詳細
な説明は省略する。又、116は定着部であり、117
は用紙搬送路である。
【0008】このような構成により、図28に示すカラ
ー印刷メカ・エンジン101においては、ホッパ103
又はホッパ104から送り出された用紙がカラー印刷ユ
ニット111Yからカラー印刷ユニット111Kの方向
へ用紙搬送路117に沿って搬送される際に、各カラー
印刷ユニット111Y,111M,111C,111K
により各色のトナーを用紙に転写し、定着部116によ
り転写されたトナーを用紙に定着させることにより、カ
ラー印刷が行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカラー印刷ユニット111Y,111M,111
C,111Kをそなえたカラー印刷装置100では、単
色印刷をする際においても、全カラー印刷ユニット11
1Y,111M,111C,111Kを常に動作させて
いるため、使用頻度の少ないカラー印刷ユニットの感光
体(転写ドラム)113が消耗するとともにそのカラー
印刷ユニットで用いる現像剤が劣化して、使用頻度の少
ないカラー印刷ユニットの寿命を縮めてしまうという問
題があった。
【0010】又、使用しないカラー印刷ユニットも同時
に動作させることにより、無駄な電力を消費する上、使
用しないカラー印刷ユニットの感光体(転写ドラム)1
13に残留したトナーが汚れとして用紙に付着して印字
品質に悪影響を及ぼすという問題もあった。
【0011】そこで、本発明は、消費電力の削減や、使
用頻度の少ない画像形成ユニット(感光体や現像剤)の
延命をはかるとともに、未使用色のトナーが汚れとして
媒体に付着するのを確実に防止して形成される画像品質
の向上をはかった画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
記載の、媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段により
搬送される媒体上にトナー像を転写する画像形成手段
と、該搬送手段及び該画像形成手段の少なくとも一方
を、該搬送手段及び該画像形成手段が互いに接触する接
触位置と、互いに分離した分離位置とに移動する離接手
段とを備え、該離接手段は、該搬送手段の搬送速度と該
画像形成手段の転写速度とが略同じ状態で、該搬送手段
及び該画像形成手段の少なくとも一方を該接触位置及び
/又は分離位置へ移動する画像形成装置によって達成で
きる。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1におい
て、前記離接手段は、前記搬送手段の搬送速度と前記画
像形成手段の転写速度とが略停止している状態で、該搬
送手段及び該画像形成手段の少なくとも一方を該接触位
置及び/又は分離位置へ移動する。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
において、前記搬送手段は、前記媒体を搬送するベルト
からなり、前記離接手段は、該ベルトを前記画像形成手
段に対して離接する切換機構からなり、該切換機構の動
作タイミングを制御する制御手段を更に備えている。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項1又は2
において、前記画像形成手段は、互いに異なる色のトナ
ー像を前記媒体上に転写する複数の画像形成ユニットか
らなり、前記離接手段は、前記搬送手段及び/又は該複
数の画像形成ユニットを、該搬送手段及び各画像形成ユ
ニットが互いに接触する接触位置と、互いに分離した分
離位置とに移動し、該搬送手段と各画像形成ユニットと
の接触状態を各画像形成ユニットについて独立に制御す
る複数の離接ユニットからなる。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項4におい
て、前記搬送手段は、前記媒体を搬送するベルトからな
り、前記離接ユニットは、夫々該ベルトを対応する画像
形成ユニットに対して離接する切換機構からなり、該切
換機構の動作タイミングを制御する制御手段を更に備え
ている。
【0017】請求項6記載の発明では、請求項1〜5の
いずれかにおいて、前記画像形成手段は、前記トナー像
を前記媒体に転写する感光体を有し、前記離接手段は、
前記搬送手段の搬送速度と該感光体の搬送速度とが略同
じ状態で、該搬送手段及び該感光体の少なくとも一方を
該接触位置及び/又は分離位置へ移動する。
【0018】請求項1記載の発明によれば、消費電力を
削減し、使用頻度の少ない画像形成手段の延命を図ると
共に、未使用色のトナーが汚れとして媒体に付着するの
を確実に防止して形成される画像の品質向上が実現で
き、更に、搬送手段へのストレスも軽減して搬送手段の
交換寿命を延ばすことが可能となる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、画像形成手
段と搬送手段との接触時の摩擦等による損傷を最小限に
抑さえることができる。請求項3記載の発明によれば、
特に耐久性が比較的弱い搬送ベルトであっても、交換寿
命を確実に延ばすことができる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、複数の画像
形成ユニット及び搬送手段を確実に延命することが可能
となる。請求項5記載の発明によれば、複数の画像形成
ユニット及び搬送手段を確実に延命することができると
共に、特に耐久性が比較的弱い搬送ベルトであっても、
交換寿命を確実に延ばすことができる。
【0021】請求項6記載の発明によれば、搬送手段と
感光体との接触時に互いに与える損傷を最小限に抑さえ
ることができる。従って、本発明によれば、消費電力を
削減し、使用頻度の少ない画像形成手段の延命を図ると
共に、未使用色のトナーが汚れとして媒体に付着するの
を確実に防止して形成される画像の品質向上が実現で
き、更に、搬送手段へのストレスも軽減して搬送手段の
交換寿命を延ばすことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明になる画像形成装
置の基本構成を示すブロック図である。同図中、画像形
成装置は、大略画像形成手段1−1〜1−nと、離接手
段2−1〜2−nと、制御手段4とからなる。各画像形
成手段1−1〜1−nは、搬送手段(図示せず)により
搬送される用紙等の媒体にトナー像を転写する。離接手
段2−1〜2−nは、搬送手段及び対応する画像形成手
段1−1〜1−nの少なくとも一方を、搬送手段及び画
像形成手段1−1〜1−nが互いに接触する接触位置
と、互いに分離した分離位置とに移動する。離接手段2
−1〜2−nは、搬送手段の搬送速度と対応する画像形
成手段1−1〜1−nの転写速度とが略同じ状態で、搬
送手段及び対応する画像形成手段1−1〜1−nの少な
くとも一方を接触位置及び/又は分離位置へ移動する。
制御手段3は、各離接手段2−1〜2−nを独立に制御
する。
【0023】搬送手段は、例えば媒体を搬送するベルト
からなり、離接手段2−1〜2−nは、ベルトを前記画
像形成手段1−1〜1−nに対して離接する機構からな
り、制御手段3は前記機構の動作タイミングを制御す
る。画像形成手段1−1〜1−nは、夫々異なる色のト
ナーを使用することで、多色、即ち、カラー画像の形成
が可能である。
【0024】本発明によれば、消費電力を削減し、使用
頻度の少ない画像形成手段の延命を図ると共に、未使用
色のトナーが汚れとして媒体に付着するのを確実に防止
して形成される画像の品質向上が実現でき、更に、搬送
手段へのストレスも軽減して搬送手段の交換寿命を延ば
すことが可能となる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は、本発明になる画像形成装置の第1実施例
を示すブロック図である。本実施例及び後述する実施例
では、本発明がカラー印刷装置に適用されている。尚、
図2に示すカラー印刷装置5も、図27と共に説明した
カラー印刷装置100と概略的には略同様に構成されて
いる、つまり、本実施例におけるカラー印刷装置5は、
ホストコンピュータ等の上位インタフェース部30に接
続され、この上位インタフェース部30からデータを受
信すると、そのデータを所定の用紙に印刷するようにな
っている。
【0026】また、図2に示すように、カラー印刷装置
5は、カラー印刷メカ・エンジン部20,制御部10を
そなえるとともに、外部からオペレータが各種指示の入
力を行なって、カラー印刷装置5の各種動作状態を設定
する際に用いる操作パネル29をそなえて構成されてい
る。
【0027】ここで、カラー印刷メカ・エンジン部20
は、所定の用紙に対してカラー印刷を行なう機構であ
り、4つの独立したカラー印刷ユニット21Y,21
M,21C,21K、切換機構26Y,26M,267
C,26K、定着部27、用紙搬送部28をそなえて構
成されている。
【0028】カラー印刷ユニット21Y,21M,21
C,21Kは、複数色を重ね合わせてカラー印刷を行な
うべく、それぞれ、イエロー(Y),マゼンタ(M),
シアン(C),ブラック(K)の各色毎に印刷用紙に対
する印刷を行なうものであり、現像部22、感光体(転
写ドラム)23、光学部24、転写ローラ25を有して
構成されている。なお、各カラー印刷ユニット21Y,
21M,21C,21Kを構成する上記部分22〜25
は、極めて一般的なものであるので、その詳細な説明は
省略する。
【0029】また、切換機構26Y,26M,26C,
26Kは、それぞれ、各カラー印刷ユニット21Y,2
1M,21C,21Kの状態を、カラー印刷ユニット2
1Y,21M,21C,21Kが印刷用紙に対する印刷
を行なう復帰状態とカラー印刷ユニット21Y,21
M,21C,21Kが印刷用紙に直接的に接することの
ない退避状態とのいずれか一方に切り換えるものであ
り、各カラー印刷ユニット21Y,21M,21C,2
1K毎に付設されている。
【0030】各切換機構26Y,26M,26C,26
Kは、詳細には図3〜図5にて後述するごとく構成さ
れ、制御部10からの印刷指示に応じて、カラー印刷ユ
ニット21Y,21M,21C,21Kの退避/復帰動
作の切換動作を行なうものである。
【0031】また、制御部10は、上位インタフェース
部30からの印刷データやコマンドを受信するととも
に、オペレータが操作パネル29を介して印刷条件及び
印刷指示を入力・設定したときには、それらの条件及び
指示に従って上位インタフェース部30からの印刷デー
タを印刷すべく、カラー印刷メカ・エンジン部20を制
御するものである。
【0032】この制御部10は、データ処理部11、装
置制御部12、パネル制御部13、描画処理部14、カ
ラー印刷ユニット制御部15、印刷制御部16、作業用
メモリ17、ビットマップメモリ18をそなえて構成さ
れている。ここで、データ処理部11は、図8に示すよ
うに、上位インタフェース部30から文字,図形,イメ
ージ及びオーバレイ(このオーバレイについては後述す
る)等の印刷データと使用色情報とを受け、その色情報
に基づいてイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(K)のうち、その印刷データの印刷
に使用する色を解析し、その解析結果の色情報と前記印
刷データの展開・描画要求とを描画処理部14へ送るも
のである。また、データ処理部11は、前記解析結果に
応じたページ色情報,ジョブ/ファイル色情報,オーバ
レイ色情報(図8〜図11により後述)をカラー印刷ユ
ニット制御部15へ送る機能も有している。
【0033】装置制御部12は、カラー印刷装置5全体
の制御及び管理を行なうものである。パネル制御部13
は、操作パネル29の各種設定用スイッチ(図示せず)
による入力情報を解析して各制御部12,15,16へ
通知するとともに、操作パネル29の表示部(図示せ
ず)におけるメッセージ表示状態を制御する機能を有し
ており、操作パネル29を介してオペレータとのコミュ
ニケーションを司るものである。そして、このパネル制
御部13は、本実施例では、操作パネル29を介してオ
ペレータにより入力・設定された退避/復帰動作モード
情報、退避契機ページ数情報、オペレータ退避/復帰指
示情報(図8及び図12〜図14により後述)をカラー
印刷ユニット制御部15に通知するものとして機能す
る。
【0034】描画処理部14は、データ処理部11から
展開・描画依頼された印刷データを、使用色情報に基づ
いてイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),
ブラック(K)の各ビットマップメモリ18上に展開・
描画するものである。カラー印刷ユニット制御部15
は、図8〜図14にて後述する各種情報(データ処理部
11またはパネル制御部13からの情報)に基づき、図
16〜図21に示すフローチャートに従ってカラー印刷
メカ・エンジン部20の各切換機構26Y,26M,2
6C,26Kに対する退避/復帰指示を出力するもの
で、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),
ブラック(K)のうち所定の未使用条件(この未使用条
件については後述する)を満たすものを未使用色と判断
し、この未使用色に対応するカラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kの状態を退避状態に切り換
えるように、このカラー印刷ユニット21Y,21M,
21C,21Kに付設された切換機構26Y,26M,
26C,26Kによる切換動作を制御する機能を有して
いる。
【0035】そして、本実施例のカラー印刷ユニット制
御部15は、パネル制御部13を介して操作パネル29
から入力される退避/復帰動作モード情報に応じて、ペ
ージ単位契機退避/復帰処理モード(第1モード)、ジ
ョブ/ファイル契機退避/復帰処理モード(第2モー
ド)、オペレータ設定契機退避/復帰処理モード(第3
モード)、オーバレイ印刷契機退避/復帰処理モード
(第4モード)のうちの1つのモードを実行するように
なっている。
【0036】ここで、ページ単位契機退避/復帰処理モ
ード(第1モード)は、図17及び図18にて後述する
手順を実行するモードであり、このモードでは、印刷用
紙に対するカラー印刷を規定ページ数だけ連続して行な
う間に一度も使用されない色であることを、前記所定の
未使用条件としている。このとき、カラー印刷ユニット
制御部15は、退避状態に切り換えられたカラー印刷ユ
ニット21Y,21M,21C,21Kを使用してカラ
ー印刷を行なうべきページが現れた場合は、このカラー
印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの状態を
退避状態から復帰状態に切り換えるように、切換機構2
6Y,26M,26C,26Kによる切換動作を制御す
るようになっている。また、前記規定ページ数は、パネ
ル制御部13を介して操作パネル29から入力される退
避契機ページ数情報により、各カラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21K(各色)毎に設定される。
【0037】ジョブ/ファイル契機退避/復帰処理モー
ド(第2モード)は、図19にて後述する手順を実行す
るモードであり、このモードでは、上位インタフェース
部30からの印刷ジョブまたは印刷ファイルのデータに
先立って受信する色情報に基づいて、そのデータを印刷
する間に一度も使用されないと判断された色であること
を、前記所定の未使用条件としている。
【0038】オペレータ設定契機退避/復帰処理モード
(第3モード)は、図20にて後述する手順を実行する
モードであり、このモードでは、パネル制御部13を介
して操作パネル29によりオペレータ退避/復帰指示情
報として指定された色であることを、前記所定の未使用
条件としている。
【0039】オーバレイ印刷契機退避/復帰処理モード
(第4モード)は、図21にて後述する手順を実行する
モードであり、このモードでは、上位インタフェース部
30からのオーバレイ印刷依頼に先立って受信するオー
バレイ色情報に基づいて、そのオーバレイ印刷を行なう
間に一度も使用されないと判断された色であることを、
前記所定の未使用条件としている。
【0040】なお、カラー印刷ユニット制御部15は、
未使用色および未使用色に対応するカラー印刷ユニット
がそれぞれ複数あった場合でも、同様に機能するように
なっている。また、このカラー印刷ユニット制御部15
は、退避状態にあるカラー印刷ユニットを示す情報であ
る退避カラー印刷ユニット情報(図15参照)を印刷制
御部16に通知する機能も有している。
【0041】一方、印刷制御部16は、カラー印刷ユニ
ット制御部15からの退避カラー印刷ユニット情報と、
描画処理部14により展開・描画されたイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(K)の各ビットマップ情報とに基づいて、各イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(K)に対応する印刷画像データをカラー印刷メカ・エ
ンジン部20に転送して、カラー印刷メカ・エンジン部
20での印刷動作を制御するものである。
【0042】また、作業用メモリ17は、カラー印刷装
置5の各種制御を行なうための制御テーブルや、上位イ
ンタフェース部30からの印刷データを一時的に格納す
るバッファであり、文字フォント情報等の印刷データ解
析に必要な各種データ〔APTANファイル,ATT
(Alphanumeric Translation Table),KTT(KanjiT
ranslation Table),マージ規則等〕や、操作パネル2
9から入力・設定された各種条件等を格納するものであ
る。
【0043】さらに、ビットマップメモリ18は、基本
原色となるブラック(K),イエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)の各色毎にそなえられ、各ビット
マップメモリ18上で各色の印刷画像データが描画処理
部14により展開・描画されるようになっている。
【0044】なお、制御部10においては、上述したデ
ータ処理部11、装置制御部12、パネル制御部13、
描画処理部14、カラー印刷ユニット制御部15、印刷
制御部16、作業用メモリ17、ビットマップメモリ1
8は、コントロールバス,データバス等のバス19を介
して接続されている。
【0045】また、操作パネル29は、前述のごとく、
外部からオペレータが各種指示の入力を行なって、カラ
ー印刷装置5の各種動作状態を設定する際に用いられる
ものであり、ページ数設定部,未使用色指定部,モード
指定部としての機能を果たしている。
【0046】つまり、ページ数設定部としての機能は、
前述した通り、ページ単位契機退避/復帰処理モード選
択時に、各カラー印刷ユニット21Y,21M,21
C,21K毎に未使用条件となる規定ページ(退避契機
ページ数情報)を外部から設定するために用いられる。
【0047】また、未使用色指定部としての機能は、前
述した通り、オペレータ設定契機退避/復帰処理モード
選択時(未使用色が予めわかっている場合)にこの未使
用色をオペレータ退避/復帰指示情報として外部から指
定するために用いられる。さらに、モード指定部として
の機能は、前述した通り、所定の未使用条件に関するモ
ードである第1モード〜第4モードの4つのモードのい
ずれかのモードを外部から退避/復帰動作モード情報と
して指定するために用いられる。
【0048】次に、図3〜図7を用いて、カラー印刷メ
カ・エンジン部20における各カラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kの退避/復帰切換動作につ
いて説明する。各カラー印刷ユニット21Y,21M,
21C,21Kの退避/復帰切換動作は、前述のごと
く、各切換機構26Y,26M,26C,26Kによっ
て行なわれている。
【0049】図3,図4は、カラー印刷メカ・エンジン
部20における用紙搬送路28及びその近傍を示したも
のである。この図3に示すように、用紙搬送路28の上
部には各カラー印刷ユニット21Y,21M,21C,
21Kの感光体(転写ドラム)23が配設されており、
用紙搬送路28の下部には4つの転写ローラ25が配設
されている。
【0050】即ち、用紙搬送路28は、用紙を搬送する
搬送ベルト28aにより形成されており、この搬送ベル
ト28aは、支持ローラ31−1,31−2及び張力付
与用のローラ(テンショナー)32−1,32−2の外
周に無端状に巻回されており、搬送ベルト28aの外側
上部に4つの感光体23が配設され、4つの感光体23
が配設された部位の搬送ベルト28aの内側には、4つ
の転写ローラ25がそれぞれ4つの感光体23に対向す
るように配設されている。なお、ローラ31−1,31
−2は、それぞれ図示しないバネ機構等により搬送ベル
ト28aの外側方向(即ち、ローラ31−1は図3のa
方向、ローラ31−2は図3のb方向)に張力を与えて
搬送ベルト28aの冗長を吸収するものである。
【0051】また、転写ローラ25は、各切換機構26
Y,26M,26C,26Kの切換動作によって、例え
ば図3のLで示す距離だけ下降するようになっている
(図4では下降した転写ローラを25′で表す)。実際
には、図4に示すように、転写ローラ25は、無端状に
構成された搬送ベルト28aの上部がゆるやかな弧をえ
がくように配設されており、転写ローラ25′が下降し
た状態になると、搬送ベルト28aの転写ローラ25′
が接していた部位Rが、搬送ベルト28aの張力により
実線で示すごとく下降するため、転写ローラ25′に対
向した感光体23が用紙搬送路28から離隔した退避状
態(図4では、転写ローラ25′に対向したカラー印刷
ユニット21Cが印刷用紙に直接接しない状態)とな
る。ただし、図4では、搬送ベルト28aが弧状になっ
ていることを明確化するため、搬送ベルト28aが極端
に弧状になるように感光体23や転写ローラ25を配置
させた状態が示されている。
【0052】下降していた転写ローラ25′が上昇する
と、下降していた部位Rがもとの位置まで上昇するた
め、転写ローラ25′に対向した感光体23が搬送ベル
ト28aつまり用紙と直接接する復帰状態(即ち、カラ
ー印刷ユニットが印刷用紙に対する印刷をおこなう状
態)となるのである。
【0053】さらに、図5を用いて、切換機構26Y,
26M,26C,26Kの具体的な構成および各切換機
構26Y,26M,26C,26Kによる転写ローラ2
5の切換動作(昇降駆動動作)について説明する。図5
に示すように、各カラー印刷ユニット21Y,21M,
21C,21Kの転写ローラ25を昇降駆動する各切換
機構26Y,26M,26C,26Kは、それぞれ上レ
バー33,下レバー34,バネ35および駆動ギヤ37
からなる機構を、転写ローラ25の両側にそなえて構成
されている。
【0054】上レバー33と下レバー34とは接続ピン
36により相互に回転可能に連結した状態で装置本体側
に取り付けられており、上レバー33の一端側は転写ロ
ーラ25の端部を軸支している。また、上レバー33の
他端側と下レバー34の一端側とはバネ35を介装して
接続されている。このバネ35は、転写ローラ25を感
光体23に押圧する方向への付勢力を上レバー33に付
与するもので、感光体23と転写ローラ25との間に印
刷用紙が搬送ベルト28aに沿って搬送された時、上レ
バー33がバネ35の付勢力に対抗して接続ピン36周
りに回動して転写ローラ25が若干下降することによ
り、用紙の紙厚を吸収できるようになっている。
【0055】なお、下レバー34には、ストッパ38が
形成されている。このストッパ38は、バネ35との間
に接続ピン36をはさんだ位置で、上レバー33の上面
に当接するように形成されており、ストッパ38に上レ
バー33が当接することにより、バネ35の付勢力に伴
う上レバー33の回動が規制され、転写ローラ25が感
光体23に対して過度に押圧されるのを抑制している。
【0056】また、下レバー34の下部外縁は、接続ピ
ン36を中心とする円弧状に形成され、この円弧状外縁
に、駆動ギヤ37と噛み合うラック34aが形成されて
いる。そして、駆動ギヤ37は、図示しないパルスモー
タによって、A方向又はB方向へ回転駆動されるもの
で、この駆動ギヤ37の回転駆動力によって転写ローラ
25,上レバー33,下レバー34およびバネ35の全
体が接続ピン36周りにC方向又はD方向へ回動され、
これに伴い転写ローラ25が昇降駆動されるようになっ
ている。
【0057】このような切換機構26Y,26M,26
C,26Kにおいては、駆動ギヤ37をB方向に回動さ
せると、下レバー34がD方向へ回動するとともに、上
レバー33もストッパ38に当接しながらD方向へ回動
する。これにより、転写ローラ25は下降して感光体2
3から離れることとなり、カラー印刷ユニット21Y,
21M,21C,21Kは退避状態になる。
【0058】また、駆動ギヤ37をA方向に回動させる
と、下レバー34がC方向へ回動するとともに、上レバ
ー33もバネ35の付勢力を受けながらC方向へ回動す
る。これにより、転写ローラ25は上昇駆動され、転写
ローラ25が感光体23に対して適当な力で押圧される
所定の位置まで上昇すると、カラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kは復帰状態になる。
【0059】以上のような切換機構26Y,26M,2
6C,26Kにおける切換動作により、所望の転写ロー
ラ25を下降させると、所望のカラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kを印刷用紙に直接接しない
退避状態とすることができ、下降した転写ローラ25を
もとの位置まで上昇させると、所望のカラー印刷ユニッ
ト21Y,21M,21C,21Kを印刷用紙に直接接
して印刷を行なう状態である復帰状態とすることができ
るのである。
【0060】このような退避/復帰動作を行なったとき
のカラー印刷ユニット21Y,21M,21C,21K
を模式的に表すと、カラー印刷ユニット21Y,21
M,21Cを退避させたときは図6に示すようになり、
カラー印刷ユニット21Y,21Mを復帰させたときは
図7に示すようになる。なお、図6,図7では、退避状
態を、現像部22,感光体23および光学部24を上昇
させた状態として示しているが、本実施例では、前述し
た通り、実際には転写ローラ25を下降させることによ
り退避状態を実現している。
【0061】このとき、退避させたカラー印刷ユニット
21Y,21M,21Cの現像部22及び感光体23
は、用紙搬送路28から分離されるため、印刷時におい
ても、現像部22の現像剤の攪拌及び感光体23の回動
動作を行なう必要がなくなり、使用頻度の少ないカラー
印刷ユニットの感光体23の消耗を防ぐとともに、その
カラー印刷ユニットで用いる現像剤の劣化をも防ぎ、使
用頻度の少ないカラー印刷ユニットの寿命を延ばすこと
ができるのである。
【0062】上述のような各カラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kを退避/復帰切換動作させ
るための各切換機構26Y,26M,26C,26Kの
制御は、前述のごとく、制御部10のデータ処理部11
及びパネル制御部13からの各種情報に基づいて、制御
部10のカラー印刷ユニット制御部15によって行なわ
れている。
【0063】ここでカラー印刷ユニット21Y,21
M,21C,21Kの退避/復帰に関する各種情報の流
れを図8に示す。この図8に示すように、上部インタフ
ェース部30からの使用色情報は、制御部10のデータ
処理部11において、ページ色情報、ジョブ/ファイル
色情報、オーバレイ色情報のいずれかに変換されて、印
刷データとともにカラー印刷ユニット制御部15に入力
される。
【0064】また、オペレータによって操作パネル29
から入力された情報は、パネル制御部13で入力情報に
応じて退避/復帰動作モード情報、退避契機ページ数情
報、オペレータ退避/復帰指示情報に変換されて、カラ
ー印刷ユニット制御部15に入力される。
【0065】さらに、カラー印刷ユニット制御部15
は、入力された上記の各種情報から得られた退避カラー
印刷ユニット情報を印刷制御部16へ出力する。ここ
で、ページ色情報は、第1モード設定時に用いられるペ
ージ毎の使用色情報で、図9に示すように、ページ毎に
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラ
ック(K)の各色に対応するデータの有無を表す4ビッ
トデータであり、各色に対応するデータがない場合を
“0”で表し、ある場合を“1”で表している。
【0066】また、ジョブ/ファイル色情報は、第2モ
ード設定時に用いられるジョブ単位又はファイル単位の
使用色情報で、図10に示すように、ジョブ単位又はフ
ァイル単位でのイエロー(Y),マゼンタ(M),シア
ン(C),ブラック(K)の各色の使用有無を表す4ビ
ットデータであり、各色を使用しない場合を“0”で表
し、使用する場合を“1”で表している。
【0067】さらに、オーバレイ色情報は、第4モード
設定時に用いられるオーバレイの色情報である。ここ
で、オーバレイ印刷とは、例えば帳票の罫線のような所
定の様式の罫線を予め印刷して、印刷された罫線の上か
ら文字データを印刷するものであり、このときの所定の
様式の罫線のことをオーバレイという。
【0068】このオーバレイ色情報は、図11に示すよ
うに、オーバレイにおけるイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),ブラック(K)の各色の使用有
無を表す4ビットデータであり、各色を使用しない場合
を“0”で表し、使用する場合を“1”で表している。
なお、オーバレイ印刷においては、文字データは通常黒
色で印刷されるため、図11に示す例では、ブラック
(K)は常時使用するようにKのビットには“1”が固
定的に設定されているが、この場合、Kビットは省略す
ることもできる。
【0069】また、退避/復帰動作モード情報は、操作
パネル29から設定・入力されるもので、カラー印刷ユ
ニット21Y,21M,21C,21Kの退避/復帰動
作を、前述した第1〜第4モードのいずれによって実行
するかを設定するための情報であり、図12に示すよう
に、退避/復帰動作が不要である場合を“00”で表
し、退避/復帰動作を行なう場合を“01”〜“04”
で表す。
【0070】ここで、“01”はページ単位での退避/
復帰動作を行なうページ単位契機退避/復帰処理モード
(第1モード)を設定したことを表し、“02”はジョ
ブ/ファイル単位での退避/復帰動作を行なうジョブ/
ファイル契機退避/復帰処理モード(第2モード)を設
定したことを表し、“03”はオペレータが任意に設定
した退避/復帰動作を行なうオペレータ設定契機退避/
復帰処理モード(第3モード)を設定したことを表し、
“04”はオーバレイ印刷に応じた退避/復帰動作を行
なうオーバレイ印刷契機退避/復帰処理モード(第4モ
ード)を設定したことを表す。
【0071】さらに、退避契機ページ数情報は、操作パ
ネル29から設定・入力され第1モード設定時に用いら
れるもので、カラー印刷ユニット21Y,21M,21
C,21Kの退避/復帰動作を行なうときのページ数情
報であり、図13に示すように、イエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色に対
応するカラー印刷ユニット21Y,21M,21C,2
1K毎に退避契機ページ数(規定ページ数)を設定して
おき、退避制御が不要である場合は“0”のフラグをた
て、退避制御が必要である場合は“1”のフラグをたて
るようになっている。
【0072】なお、実際には、カラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kの退避は500枚〜100
0枚単位のページ数で行ない、ページ数のカウントは、
カラー印刷ユニット制御部15においてソフト的に構成
されたイエロー(Y)用ページ数カウンタ、マゼンタ
(M)用ページ数カウンタ、シアン(C)用ページ数カ
ウンタ、ブラック(K)用ページ数カウンタ(図示せ
ず)によって行なわれる。
【0073】また、オペレータ退避/復帰指示情報は、
操作パネル29から設定・入力され第3モード設定時に
用いられるもので、オペレータが任意に設定したカラー
印刷ユニット21Y,21M,21C,21K毎の退避
指示を表したものであり、図14に示すように、退避指
示をあたえない場合を“0”で表し、退避指示をあたえ
る場合を“1”で表す。
【0074】さらに、上記の各種情報に基づいてカラー
印刷ユニット制御部15により得られ印刷制御部16へ
出力される退避カラー印刷ユニット情報は、退避させる
べきカラー印刷ユニットに関する情報であり、図15に
示すように、各カラー印刷ユニット21Y,21M,2
1C,21Kにおいて、復帰状態にしておく場合を
“0”で表し、退避状態にしておく場合を“1”で表
す。
【0075】上述の構成による本発明の一実施例として
のカラー印刷装置5の動作を、図16〜図21に示した
フローチャートを用いて説明する。図16に、カラー印
刷装置5のカラー印刷ユニット制御部15による処理の
概略を示す。
【0076】オペレータが操作パネル29からパネル制
御部13を介して退避/復帰動作モード情報を新規入力
または変更するまでは、カラー印刷ユニット制御部15
は待機状態にあり(ステップS1)、退避/復帰動作モ
ード情報が入力または変更されると、カラー印刷ユニッ
ト制御部15は、その退避/復帰動作モード情報が“0
0”〜“04”のいずれであるかを判定する(ステップ
S2)。
【0077】入力された退避/復帰動作モード情報が、
退避/復帰動作が不要であることを示す“00”である
場合、カラー印刷ユニット制御部15は、ステップS1
に戻り処理依頼待ちとなる。また、退避/復帰動作モー
ド情報が“01”〜“04”である場合には、カラー印
刷ユニット制御部15は、その情報“01”〜“04”
に応じて、それぞれページ単位契機退避/復帰処理(第
1モード;ステップS3)、ジョブ/ファイル契機退避
/復帰処理(第2モード;ステップS4)、オペレータ
設定契機退避/復帰処理(第3モード;ステップS
5)、オーバレイ印刷契機退避/復帰処理(第4モー
ド;ステップS6)へ移行し、その後は、再びカラー印
刷ユニット制御部15は待機状態になる(ステップS
1)。
【0078】このように、外部からオペレータが、退避
/復帰動作契機を第1〜第4モードのいずれかから選択
できるようにすることにより、印刷性能を確保しながら
多種多様な印刷業務形態にとって最適の、各カラー印刷
ユニット21Y,21M,21C,21Kの退避/復帰
動作を行なうことができるのである。
【0079】さらに、図17〜図21を用いて、上述の
第1〜第4モードについて詳述する。まず、図17,図
18を用いて、第1モードとしてのページ単位契機退避
/復帰処理(図16のステップS3)について説明す
る。
【0080】ページ単位契機退避/復帰処理モードが設
定されると、カラー印刷ユニット制御部15は、まず、
全カウンタ(即ち、イエロー(Y)用ページ数カウン
タ、マゼンタ(M)用ページ数カウンタ、シアン(C)
用ページ数カウンタ、ブラック(K)用ページ数カウン
タ)を初期化する(ステップSA1)。
【0081】次に、1ページ分の印刷依頼があるかを判
断し(ステップSA2)、印刷依頼がないときは印刷依
頼があるまで待機し、印刷依頼があるときはページ色情
報のYビットが“1”であるかを判断する(ステップS
A3)。ページ色情報のYビットが“1”であるとき
は、イエロー(Y)用のカラー印刷ユニット21Y(以
下では、Yユニットということがある。同様に、マゼン
タ(M)用,シアン(C)用,ブラック(K)用のカラ
ー印刷ユニット21M,21C,21Kを、それぞれM
ユニット,Cユニット,Kユニットということがあ
る。)が復帰状態にあるかを判断し(ステップSA
4)、復帰状態にないときはYユニットを復帰させた
後、Y用ページ数カウンタを初期化する(ステップSA
5,SA6)。
【0082】また、ページ色情報のYビットが“1”で
ないときは、Yユニットが復帰状態にあるかを判断して
(ステップSA7)、復帰状態にあるときはY用ページ
数カウンタを1だけカウントアップして(ステップSA
8)、カウント値とY用退避契機ページ数とを比較して
(ステップSA9)、カウント値がY用退避契機ページ
数と一致したときはYユニットを退避させる(ステップ
SA10)。
【0083】以上のステップSA3〜SA10の動作
を、それぞれMユニット(ステップSA11〜SA1
8),Cユニット(ステップSA19〜SA26),K
ユニット(ステップSA27〜SA34)についても同
様に行ない、最後に印刷が終了したかを判断する(ステ
ップSA35)。
【0084】このようにすれば、規定ページ数(例えば
1000ページ)分を印刷する際に使用されないカラー
印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kを色ごと
に独立に退避させておき、退避させたカラー印刷ユニッ
ト21Y,21M,21C,21Kを使用するページが
現れた場合には退避させていたカラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kを復帰させることができ、
一定ページ数(このページ数は可変である)単位でカラ
ー印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの退避
/復帰動作を行なうことができる。
【0085】このとき、本実施例では、退避契機のペー
ジ数を、印刷色の使用頻度に応じて各カラー印刷ユニッ
ト21Y,21M,21C,21K毎に設定でき、印刷
性能を確保しながら印刷業務,運用に適した各カラー印
刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの退避/復
帰動作を行なうことができる。
【0086】次に、図19を用いて、第2モードとして
のジョブ/ファイル契機退避/復帰処理(図16のステ
ップS4)について説明する。ジョブ/ファイル契機退
避/復帰処理モードが設定されると、カラー印刷ユニッ
ト制御部15は、ジョブ/ファイル色情報に基づいて、
各カラー印刷ユニット21Y,21M,21C,21K
毎に使用の有無を判断し、使用しないカラー印刷ユニッ
ト21Y,21M,21C,21Kに付設された切換機
構26Y,26M,26C,26Kに対して退避指示を
出力する。
【0087】つまり、図19に示すように、カラー印刷
ユニット制御部15は、ジョブ/ファイル色情報のYビ
ットが“1”であるか否かを判断し(ステップSB
1)、ジョブ/ファイル色情報のYビットが“1”でな
いときには、Yユニットを退避させる(ステップSB
2)。同様の動作をそれぞれMユニット(ステップSB
3,SB4),Cユニット(ステップSB5,SB
6),Kユニット(ステップSB7,SB8)について
も行なう。
【0088】このような処理により、モノクロ印刷を行
なう場合には、Kユニットのみを使用すため、使用しな
いYユニット,Mユニット,Cユニットが退避状態に切
り換えられることになる。ます、カラー印刷の場合に
は、使用する色情報に応じて退避制御が行なわれる。例
えば使用する色が黒色と赤色である場合には、黒色を印
刷するKユニットと赤色を印刷するためのYユニットお
よびMユニット(赤色はYユニット,Mユニットを合わ
せた色である)とを使用するため、Cユニットのみが退
避状態に切り換えられることになる。
【0089】このように、ジョブ/ファイル色情報に基
づいて、各カラー印刷ユニット21Y,21M,21
C,21K毎に使用の有無を判断し、使用しないカラー
印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kを退避さ
せて、印刷ジョブ単位又は印刷ファイル単位の契機でカ
ラー印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの退
避/復帰動作を行なうことにより、ページ単位で退避/
復帰動作を行なう場合よりも高速度で印刷を行なうこと
ができ、印刷性能を確保することができる。
【0090】さらに、図20を用いて、第3モードとし
てのオペレータ設定契機退避/復帰処理(図16のステ
ップS5)について説明すると、オペレータ設定契機退
避/復帰処理モードが設定されると、カラー印刷ユニッ
ト制御部15は、オペレータ退避/復帰指示情報のYビ
ットが“1”であるか否かを判断し(ステップSC
1)、オペサータ退避/復帰指示情報のYビットが
“1”でないときには、Yユニットを退避させる(ステ
ップSC2)。なお、同様の動作をそれぞれMユニット
(ステップSC3,SC4),Cユニット(ステップS
C5,SC6),Kユニット(ステップSC7,SC
8)についても行なう。
【0091】このように、外部からオペレータが操作パ
ネル29を介して、使用する色または使用しない色(使
用するカラー印刷ユニットまたは使用しないカラー印刷
ユニット)を設定して、その設定情報により使用しない
カラー印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの
退避駆動を行なうことにより、印刷性能を確保しながら
印刷業務,運用に適した退避/復帰動作う行なうことが
できる。
【0092】また、この第3モードを用い、各カラー印
刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの故障や、
各カラー印刷ユニット21Y,21M,21C,21K
のトナー,現像剤などの在庫切れの際に、外部(オペレ
ータ等)の指定により使用不可のカラー印刷ユニット2
1Y,21M,21C,21Kを強制退避させることが
でき、印刷業務を止めることなく、他のカラー印刷ユニ
ット21Y,21M,21C,21Kで可能の印刷業務
を継続することが可能となる。
【0093】最後に、図21を用いて、第4モードとし
てのオーバレイ印刷契機退避/復帰処理(図16のステ
ップS6)について説明する。ここで、オーバレイ印刷
では、文字を印刷する際に黒のカラー印刷ユニットであ
るKユニットを必ず使用することになっているため、こ
のオーバレイ印刷契機退避/復帰処理では、Yユニッ
ト、Mユニット、Cユニットの退避/復帰動作を行な
う。
【0094】まず、オーバレイ印刷契機退避/復帰処理
モードが設定されると、カラー印刷ユニット制御部15
は、オーバレイ色情報のYビットが“1”であるか否か
を判断し(ステップSD1)、オーバレイ色情報のYビ
ットが“1”でないときには、Yユニットを退避させる
(ステップSD2)。なお、同様の動作をそれぞれMユ
ニット(ステップSD3,SD4)、Cユニット(ステ
ップSD5,SD6)についても行なう。
【0095】このようにして、カラー印刷されることが
多いと予想されるオーバレイ印刷においては、オーバレ
イ色情報により、使用しないカラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kを判断し、オーバレイ印刷
を契機に使用しないカラー印刷ユニット21Y,21
M,21C,21Kの退避/復帰動作を行なうことによ
り、印刷性能を確保しながら印刷業務,運用に適した退
避/復帰動作を行なうことができる。
【0096】以上詳述したように、各カラー印刷ユニッ
ト21Y,21M,21C,21Kの退避/復帰動作の
契機を、ページ毎ではなく第1〜第4モードによる所定
の未使用条件を満たした時点とすることにより、印刷性
能を確保しながら消費電力を大幅に削減できるととも
に、使用頻度の少ないカラー印刷ユニット21Y,21
M,21C,21K及びその現像剤の寿命を延ばすこと
ができるほか、未使用色のトナーが汚れとして用紙に付
着することが確実に防止され、印字品質をより高めるこ
とができる。
【0097】また、外部からオペレータが、退避/復帰
動作契機を第1〜第4モードのいずれかから選択できる
ので、印刷性能を確保しながら多種多様な印刷業務形態
にとって最適の、各カラー印刷ユニット21Y,21
M,21C,21Kの退避/復帰動作を行なうことがで
きる。
【0098】ところで、搬送ベルトは、用紙等の媒体を
静電吸着させて搬送する薄いフィルム状の素材からな
る。しかし、この搬送ベルトの素材は強度が比較的弱
く、外力による歪み、破れ、摩擦による損傷等のストレ
スに対する耐久力が比較的弱い。このため、搬送ベルト
が上記の如き退避/復帰動作を各感光ドラムに対して繰
り返し、搬送ベルトと各感光ドラムとの接触/分離が繰
り返されると、特に搬送ベルトが損傷しやすく、搬送ベ
ルトの交換寿命が比較的短くなってしまう。そこで、搬
送ベルトと各感光ドラムとの接触/分離時の互いの損傷
を最小限に抑さえて、特に搬送ベルトの寿命を延ばすこ
とができる実施例を以下に説明する。
【0099】図22は、第2実施例としてのカラー印刷
装置の要部を示すブロック図である。同図中、プリンタ
部200は、図2に示す第1実施例の制御部10に対応
し、ホスト装置204は図2に示す上位インタフェース
部30に対応している。プリンタ部200は、大略各種
センサからなるセンサ群201、タイマ202、インタ
フェース制御部203、プロセス系制御部205、光学
系制御部206、現像系制御部207、印刷制御部20
8、用紙搬送系制御部209、搬送系モータ制御部21
3、定着器制御部214、定着ヒータ制御部215、定
着ローラ制御部216、メカ動作制御部217、クロッ
ク発生器225及び中央制御部230からなる。
【0100】中央制御部230は、ホスト装置204か
らインタフェース制御部203を介して得られる指示や
画像データに従って、プリンタ部200の各部を制御す
る。中央制御部230には、用紙センサや温度センサ等
からなるセンサ群201からの情報と、タイマ292か
らの時間情報とが供給されている。又、クロック発生器
225は各種クロック信号を発生し、中央制御部23
0、インタフェース制御部203及びメカ動作制御部2
17等へ供給する。
【0101】プロセス系制御部205は、中央制御部2
30からの指示に基づいて、カラー印刷装置のプロセス
系、即ち、カラー印刷ユニットを制御する。具体的に
は、プロセス系制御部205は、光学系制御部206を
制御することで、メカ動作制御部217を介して光学系
駆動部224等の光学系に関連した装置部分を制御し、
現像系制御部207を制御することで、メカ動作制御部
217を介してモータ群222のモータ等の現像系に関
連した装置部分を制御する。更に、プロセス系制御部2
05は、用紙搬送系制御部209と共に、印刷制御部2
08を制御する。
【0102】印刷制御部208は、転写機構制御部31
0と、転写離接機構制御部311と、搬送ベルト制御部
312と、感光ドラム系制御部313とからなる。転写
機構制御部310は、中央制御部230により用紙搬送
系制御部209を介して制御され、転写離接機構制御部
311、搬送ベルト制御部312及び感光ドラム系制御
部313を制御する。感光ドラム系制御部313は、中
央制御部230によりプロセス系制御部205を介して
も制御される。感光ドラム系制御部313は、モータ群
222のうち、各カラー印刷ユニットの感光ドラムを回
転するモータを制御する。搬送ベルト制御部312は、
モータ群222のうち、搬送ベルトを駆動するモータを
制御する。又、転写離接機構制御部311は、各カラー
印刷ユニットのY転写離接モータ218、M転写離接モ
ータ219、C転写離接モータ220及びK転写離接モ
ータ221を独立に制御する。Y,M,C,K転写離接
モータ218,219,220,221は、夫々対応す
るY,M,C,Kカラー印刷ユニットに対して搬送ベル
トを接触/分離する機構を駆動する。この機構は、上記
第1実施例の場合と同様の構成のものを使用可能であ
る。
【0103】搬送系モータ制御部213は、用紙搬送系
制御部209を介して得られる中央制御部230からの
指示に基づいて、モータ群222のうち、搬送ベルトを
駆動するモータ以外の、用紙反転部等の両面印刷ユニッ
ト、用紙供給部、用紙排出部等を駆動するモータを制御
する。定着ヒータ制御部215は、定着器制御部214
を介して得られる中央制御部230からの指示に基づい
て、定着ヒータ223の発熱量を制御する。定着ローラ
制御部216は、定着器制御部214を介して得られる
中央制御部230からの指示に基づいて、モータ群22
2のうち、定着ローラを駆動するモータを制御する。
【0104】プリンタ部200の各部の動作は、1又は
複数の中央処理装置(CPU)及びCPUの実行するプ
ログラムやデータを格納するメモリにより実現可能であ
る。従って、印刷制御部208の動作も、例えば1又は
複数のCPU及びメモリにより実現できる。
【0105】図23及び図24は、夫々本実施例の動作
を説明する図である。図23は、搬送ベルトと各カラー
印刷ユニットの感光ドラムとが分離している状態を示
す。又、図24は、搬送ベルトと各カラー印刷ユニット
の感光ドラムとが接触している状態を示す。図23及び
図24中、図2〜図5と実質的に同じ部分には同じ符号
を付し、その説明は省略する。422は前帯電器であ
る。尚、各転写ローラ25は、上記印刷制御部208に
より、対応するY,M,C,Kカラー印刷ユニット21
Y,21M,21C,21Kに対して独立に制御される
が、図23及び図24では、説明の便宜上、夫々全ての
転写ローラ25が対応するY,M,C,Kカラー印刷ユ
ニット21Y,21M,21C,21Kに対して分離し
ている状態と接触している状態を示す。尚、カラー印刷
装置の他の部分は、上記第1実施例と同様の構成を使用
し得るので、その図示及び説明は省略する。
【0106】図25は、本実施例において、印刷制御部
208の動作をCPUで実現した場合のCPUの動作を
説明するフローチャートである。以下の説明では、便宜
上、1つのカラー印刷ユニットに対する搬送ベルト28
aの復帰動作を説明する。図25中、ステップS101
は、カラー印刷ユニットの感光ドラム23又は搬送ベル
ト28aが停止中であるか否かを判定する。感光ドラム
23が停止中であるか否かは、例えば印刷制御部208
内の感光ドラム系制御部313、即ち、CPUが、モー
タ群222のうち、感光ドラム23を駆動するモータを
駆動中であるか否かを確認すれば良い。同様にして、搬
送ベルト28aが停止中であるか否かは、例えば印刷制
御部208内の搬送ベルト制御部312、即ち、CPU
が、モータ群222のうち、搬送ベルト28aを駆動す
るモータを駆動中であるか否かを確認すれば良い。
【0107】ステップS101の判定結果がYESであ
ると、ステップS102は切換機構を駆動して復帰状態
とすることで、搬送ベルト28aとカラー印刷ユニット
の感光ドラム23とを接触させる。ステップS103
は、搬送ベルト28aとカラー印刷ユニットの感光ドラ
ム23との接触が完了したか否かを判定し、判定結果が
YESとなるとステップS104で感光ドラム23の駆
動と搬送ベルト28aの駆動とを開始し、処理は終了す
る。
【0108】他方、ステップS101の判定結果がNO
の場合は、ステップS105が感光ドラム23の搬送速
度と搬送ベルト28aの搬送速度とが等しいか否かを判
定する。ステップS105の判定結果がYESとなる
と、ステップS106はステップS102と同様にし
て、切換機構を駆動して復帰状態とすることで、搬送ベ
ルト28aとカラー印刷ユニットの感光ドラム23とを
接触させ、処理は終了する。この場合、感光ドラム23
と搬送ベルト28aとは、夫々同じ搬送速度で駆動され
ている状態で接触する。つまり、感光ドラム23の回転
速度、即ち、画像の転写速度と、搬送ベルト28aの用
紙500を搬送する搬送速度とは、同じであり、用紙5
00はスリップすることなく感光ドラム23と搬送ベル
ト28aとの間に挟まれた状態で安定して搬送できる。
【0109】上記の如き復帰処理は、各カラー印刷ユニ
ットについて同様に、且つ、独立して行われる。以上の
ようにして、搬送ベルト28aと各Y,M,C,Kカラ
ー印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの感光
ドラム23との接触は、感光ドラム23の搬送速度と搬
送ベルト28aの搬送速度が同じ場合にのみ行われる。
つまり、搬送ベルト28aと感光ドラム23とが接触す
るのは、互いの搬送速度が同じが互いに停止している場
合だけである。このため、搬送ベルト28aと各感光ド
ラム23との接触時の互いの損傷を最小限に抑さえて、
特に搬送ベルト28aの寿命を延ばすことができる。
【0110】図26は、本実施例において、印刷制御部
208の動作をCPUで実現した場合のCPUの動作を
説明するフローチャートである。以下の説明では、便宜
上、1つのカラー印刷ユニットに対する搬送ベルト28
aの退避動作を説明する。図26中、ステップS201
は、カラー印刷ユニットの感光ドラム23又は搬送ベル
ト28aが停止中であるか否かを判定する。感光ドラム
23が停止中であるか否かは、例えば印刷制御部208
内の感光ドラム系制御部313、即ち、CPUが、モー
タ群222のうち、感光ドラム23を駆動するモータを
駆動中であるか否かを確認すれば良い。同様にして、搬
送ベルト28aが停止中であるか否かは、例えば印刷制
御部208内の搬送ベルト制御部312、即ち、CPU
が、モータ群222のうち、搬送ベルト28aを駆動す
るモータを駆動中であるか否かを確認すれば良い。
【0111】ステップS201の判定結果がYESであ
ると、ステップS202は切換機構を駆動して退避状態
とすることで、搬送ベルト28aとカラー印刷ユニット
の感光ドラム23とを分離させる。ステップS203
は、搬送ベルト28aとカラー印刷ユニットの感光ドラ
ム23との分離が完了したか否かを判定し、判定結果が
YESとなると処理は終了する。
【0112】他方、ステップS201の判定結果がNO
の場合は、ステップS204が感光ドラム23の搬送速
度と搬送ベルト28aの搬送速度とが等しいか否かを判
定する。ステップS204の判定結果がYESとなる
と、ステップS205はステップS202と同様にし
て、切換機構を駆動して退避状態とすることで、搬送ベ
ルト28aとカラー印刷ユニットの感光ドラム23とを
分離させる。この場合、感光ドラム23と搬送ベルト2
8aとは、夫々同じ搬送速度で駆動されている状態で分
離する。つまり、感光ドラム23の回転速度、即ち、画
像の転写速度と、搬送ベルト28aの用紙500を搬送
する搬送速度とは、同じであり、感光ドラム23と搬送
ベルト28aとは互いにスリップして傷つけ合うことも
なく、安定に且つ確実に分離される。ステップS206
は、感光ドラム23の駆動及び搬送ベルト28aの駆動
を停止し、処理は終了する。
【0113】上記の如き退避処理は、各カラー印刷ユニ
ットについて同様に、且つ、独立して行われる。以上の
ようにして、搬送ベルト28aと各Y,M,C,Kカラ
ー印刷ユニット21Y,21M,21C,21Kの感光
ドラム23との分離は、感光ドラム23の搬送速度と搬
送ベルト28aの搬送速度が同じ場合にのみ行われる。
つまり、搬送ベルト28aと感光ドラム23とが分離す
るのは、互いの搬送速度が同じが互いに停止している場
合だけである。このため、搬送ベルト28aと各感光ド
ラム23との分離時の互いの損傷を最小限に抑さえて、
特に搬送ベルト28aの寿命を延ばすことができる。
【0114】ところで、上記各実施例では、搬送手段側
が駆動されて画像形成手段に対して接触・分離する構成
をとっているが、本発明は同様にして搬送手段及び画像
形成手段の少なくとも一方が駆動されて搬送手段と画像
形成手段とを接触・分離する構成にも適用可能であるこ
とは、言うまでもない。
【0115】上記各実施例では、本発明がカラー印字装
置に適用されているが、本発明はカラー印刷装置に限定
されるものではなく、単色印刷装置の切換機構の退避/
復帰動作を同様に制御することも可能である。更に、本
発明が適用可能な画像形成装置は印刷装置に限らず、本
発明は同様にして各種複写装置等にも適用可能である。
【0116】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言う
までもない。
【0117】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、消費電力
を削減し、使用頻度の少ない画像形成手段の延命を図る
と共に、未使用色のトナーが汚れとして媒体に付着する
のを確実に防止して形成される画像の品質向上が実現で
き、更に、搬送手段へのストレスも軽減して搬送手段の
交換寿命を延ばすことが可能となる。
【0118】請求項2記載の発明によれば、画像形成手
段と搬送手段との接触時の摩擦等による損傷を最小限に
抑さえることができる。請求項3記載の発明によれば、
特に耐久性が比較的弱い搬送ベルトであっても、交換寿
命を確実に延ばすことができる。
【0119】請求項4記載の発明によれば、複数の画像
形成ユニット及び搬送手段を確実に延命することが可能
となる。請求項5記載の発明によれば、複数の画像形成
ユニット及び搬送手段を確実に延命することができると
共に、特に耐久性が比較的弱い搬送ベルトであっても、
交換寿命を確実に延ばすことができる。
【0120】請求項6記載の発明によれば、搬送手段と
感光体との接触時に互いに与える損傷を最小限に抑さえ
ることができる。従って、本発明によれば、消費電力を
削減し、使用頻度の少ない画像形成手段の延命を図ると
共に、未使用色のトナーが汚れとして媒体に付着するの
を確実に防止して形成される画像の品質向上が実現で
き、更に、搬送手段へのストレスも軽減して搬送手段の
交換寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成のブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例としてのカラー印刷装置を
示すブロック図である。
【図3】第1実施例のカラー印刷メカ・エンジン部にお
ける用紙搬送路及びその近傍を示す図である。
【図4】第1実施例のカラー印刷メカ・エンジン部にお
ける用紙搬送路及びその近傍を示す図である。
【図5】第1実施例の切換機構による転写ローラき切換
動作を説明するための図である。
【図6】第1実施例のカラー印刷ユニットの退避/復帰
動作を説明するための図である。
【図7】第1実施例のカラー印刷ユニットの退避/復帰
動作を説明するための図である。
【図8】第1実施例のカラー印刷ユニットの退避/復帰
に関する各種情報の流れを示すブロック図である。
【図9】第1実施例のページ色情報を示す図である。
【図10】第1実施例のジョブ/ファイル色情報を示す
図である。
【図11】第1実施例のオーバレイ色情報を示す図であ
る。
【図12】第1実施例の退避/復帰動作モード情報を示
す図である。
【図13】第1実施例の退避契機ページ数情報を示す図
である。
【図14】第1実施例のオペレータ退避/復帰指示情報
を示す図である。
【図15】第1実施例の退避カラー印刷ユニット情報を
示す図である。
【図16】第1実施例のカラー印刷装置のカラー印刷ユ
ニットによる処理の概略を説明するためのフローチャー
トである。
【図17】第1実施例の第1モードとしてのページ単位
契機退避/復帰処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図18】第1実施例の第1モードとしてのページ単位
契機退避/復帰処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図19】第1実施例の第2モードとしてのジョブ/フ
ァイル契機退避/復帰処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図20】第1実施例の第3モードとしてのオペレータ
設定契機退避/復帰処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図21】第1実施例の第4モードとしてのオーバレイ
印刷契機退避/復帰処理を説明するめたのフローチャー
トである。
【図22】第2実施例の要部を示すブロック図である。
【図23】第2実施例の動作を説明する図である。
【図24】第2実施例の動作を説明する図である。
【図25】第2実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図26】第2実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図27】一般的な印刷装置の概略構成を示す模式図で
ある。
【図28】カラー印刷メカ・エンジンの内部構成を示す
模式図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n 画像形成手段 2−1〜2−n 離接手段 3 制御手段 5 カラー印刷装置 10 制御部 11 データ処理部 12 装置制御部 13 パネル制御部 14 描画処理部 15 カラー印刷ユニット制御部(制御部) 16 印刷制御部 17 作業用メモリ 18 ビットマップメモリ 19 バス 20 カラー印刷メカ・エンジン部 21Y,21M,21C,21K カラー印刷ユニット 22 現像部 23 感光体(転写ドラム) 24 光学部 25 転写ローラ 26Y,26M,26C,26K 切換機構 27 定着部 28 用紙搬送路 28a 搬送ベルト 29 操作パネル(ページ数設定部,未使用色指定部,
モード指定部) 30 上位インタフェース部 31−1,31−2 支持ローラ 32−1,32−2 ローラ(テンショナー) 33 上レバー 34 下レバー 34a ラック 35 バネ 36 接続ピン 37 駆動ギヤ 38 ストッパ 100 カラー印刷装置 101 カラー印刷メカ・エンジン 102 両面機構部 103,104 ホッパ 105 カセット 106 トレー 107 スタッカ 108 オペレータパネル 110 ホストコンピュータ 111 メインコンソール 111Y,111M,111C,111K カラー印刷
ユニット 112 現像部 113 感光体(転写ドラム) 114 光学部 115 転写ローラ 116 定着部 117 用紙搬送路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体を搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送される媒体上にトナー像を転写す
    る画像形成手段と、 該搬送手段及び該画像形成手段の少なくとも一方を、該
    搬送手段及び該画像形成手段が互いに接触する接触位置
    と、互いに分離した分離位置とに移動する離接手段とを
    備え、 該離接手段は、該搬送手段の搬送速度と該画像形成手段
    の転写速度とが略同じ状態で、該搬送手段及び該画像形
    成手段の少なくとも一方を該接触位置及び/又は分離位
    置へ移動する、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記離接手段は、前記搬送手段の搬送速
    度と前記画像形成手段の転写速度とが略停止している状
    態で、該搬送手段及び該画像形成手段の少なくとも一方
    を該接触位置及び/又は分離位置へ移動する、請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、前記媒体を搬送するベ
    ルトからなり、 前記離接手段は、該ベルトを前記画像形成手段に対して
    離接する切換機構からなり、 該切換機構の動作タイミングを制御する制御手段を更に
    備えた、請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成手段は、互いに異なる色の
    トナー像を前記媒体上に転写する複数の画像形成ユニッ
    トからなり、 前記離接手段は、前記搬送手段及び/又は該複数の画像
    形成ユニットを、該搬送手段及び各画像形成ユニットが
    互いに接触する接触位置と、互いに分離した分離位置と
    に移動し、該搬送手段と各画像形成ユニットとの接触状
    態を各画像形成ユニットについて独立に制御する複数の
    離接ユニットからなる、請求項1又は2記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、前記媒体を搬送するベ
    ルトからなり、 前記離接ユニットは、夫々該ベルトを対応する画像形成
    ユニットに対して離接する切換機構からなり、 該切換機構の動作タイミングを制御する制御手段を更に
    備えた、請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、前記トナー像を前
    記媒体に転写する感光体を有し、 前記離接手段は、前記搬送手段の搬送速度と該感光体の
    搬送速度とが略同じ状態で、該搬送手段及び該感光体の
    少なくとも一方を該接触位置及び/又は分離位置へ移動
    する、請求項1〜5のいずれか1項記載の画像形成装
    置。
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