JPH10213207A - ローラクラッチ内蔵型プーリ - Google Patents

ローラクラッチ内蔵型プーリ

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JPH10213207A
JPH10213207A JP9296610A JP29661097A JPH10213207A JP H10213207 A JPH10213207 A JP H10213207A JP 9296610 A JP9296610 A JP 9296610A JP 29661097 A JP29661097 A JP 29661097A JP H10213207 A JPH10213207 A JP H10213207A
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JP
Japan
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pulley
peripheral surface
sleeve
roller clutch
ring
Prior art date
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Application number
JP9296610A
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English (en)
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Hiroshi Aida
博 相田
Moichi Chiba
茂一 千葉
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サポート軸受4、4及びローラクラッチ5の
構成部品の摩耗を防止して、耐久性の向上を図る。 【解決手段】 サポート軸受用内輪8、8に設けた内輪
側鍔部10、10と、外輪11に設けた外輪側鍔部12
a、12bとの間にフローティングワッシャ18、18
を設ける。この構成により、内輪側鍔部10、10と外
輪側鍔部12a、12bとが直接擦れ合って摩耗する事
を防止する。又、外輪11の両端部内周面とサポート軸
受用内輪8、8の外周面との間にシールリング19、1
9を設ける。この構成により、サポート軸受4、4及び
ローラクラッチ5の内部に異物が入り込む事を阻止し
て、摩耗防止を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のローラクラッチ内蔵
型プーリは、例えば各種エンジン用補機の一種であるオ
ルタネータの回転軸の端部に固定し、エンジンのクラン
クシャフトの端部に固定した駆動プーリとの間にベルト
を掛け渡す事により、上記オルタネータを駆動する為に
利用する。
【0002】
【従来の技術】オルタネータ等のエンジン用補機は、例
えば自動車の駆動用エンジンのクランクシャフトの端部
に固定した駆動プーリにその一部を掛け渡したベルトに
より駆動する。即ち、エンジン用補機の回転軸の端部に
固定した従動プーリと上記駆動プーリとの間に無端ベル
トを掛け渡し、上記エンジン用補機を、駆動用エンジン
と同期して回転駆動自在としている。
【0003】上記従動プーリとして従来一般的には、単
に上記回転軸に固定しただけのものを使用していた。こ
れに対して近年、ベルトの走行速度が一定若しくは上昇
傾向にある場合には、ベルトから回転軸への動力の伝達
を自在とし、ベルトの走行速度が低下傾向にある場合に
は、プーリと回転軸との相対回転を自在とする、ローラ
クラッチ内蔵型プーリが各種提案され、一部で使用され
ている。例えば、特開平7−31807〜8号公報、同
8−61443号公報、特公平7−72585号公報、
フランス特許公報FR2726059A1等に、上述の
様な機能を有するローラクラッチ内蔵型プーリが記載さ
れている。
【0004】これら各文献に記載されたローラクラッチ
内蔵型プーリは、回転軸に外嵌固定自在なスリーブを有
する。そして、このスリーブの周囲に、円筒状の内周面
を有するプーリを、このスリーブと同心に配置してい
る。そして、これらスリーブの外周面とプーリの内周面
との間に、1対のサポート軸受とローラクラッチとを設
けている。このうちのサポート軸受は、上記プーリに加
わるラジアル荷重を支承しつつ、これらスリーブとプー
リとの相対回転を自在とする。又、上記ローラクラッチ
は、上記プーリがスリーブに対して所定方向に回転する
場合にのみ、プーリからスリーブへの回転力の伝達を自
在とする。
【0005】この様なローラクラッチ内蔵型プーリを使
用する理由は、次の2通りである。先ず、第一の理由
は、無端ベルトの寿命を延長する為である。例えば、上
記駆動用エンジンがディーゼルエンジンであった場合、
アイドリング時等の低回転時には、クランクシャフトの
回転角速度の変動が大きくなる。この結果、上記駆動プ
ーリに掛け渡した無端ベルトの走行速度も細かく変動す
る事になる。一方、この無端ベルトにより従動プーリを
介して回転駆動されるオルタネータの回転軸は、この回
転軸並びにこの回転軸に固定したロータ等の慣性質量に
基づき、それ程急激には変動しない。従って、上記従動
プーリを回転軸に対し単に固定した場合には、クランク
シャフトの回転角速度の変動に伴い、上記無端ベルトと
従動プーリとが両方向に擦れ合う傾向となる。この結
果、この従動プーリと擦れ合う無端ベルトに、繰り返し
異なる方向の応力が作用して、この無端ベルトと従動プ
ーリとの間に滑りが発生し易くなったり、或はこの無端
ベルトの寿命が短くなったりする原因となる。
【0006】そこで、この様な従動プーリとして、上記
ローラクラッチ内蔵型プーリを使用する事により、上記
無端ベルトの走行速度が一定若しくは上昇傾向にある場
合には、上記従動プーリから回転軸への回転力の伝達を
自在とし、反対に上記無端ベルトの走行速度が低下傾向
にある場合には、これら従動プーリと回転軸との相対回
転を自在とする。即ち、上記無端ベルトの走行速度が低
下傾向にある場合には、上記従動プーリの回転角速度を
上記回転軸の回転角速度よりも遅くして、上記無端ベル
トと従動プーリとの当接部が強く擦れ合う事を防止す
る。この様にして、従動プーリと無端ベルトとの擦れ合
い部に作用する応力の方向を一定にし、この無端ベルト
と従動プーリとの間に滑りが発生したり、或はこの無端
ベルトの寿命が低下する事を防止する。
【0007】第二の理由は、オルタネータの発電効率を
向上させる為である。オルタネータのロータを固定した
回転軸は、自動車の駆動用エンジンにより、無端ベルト
と従動プーリとを介して回転駆動する。一般的な従動プ
ーリを使用すると、上記駆動用エンジンの回転速度が急
激に低下した場合に、上記ロータの回転速度も急激に低
下して、上記オルタネータによる発電量も急激に減少す
る。これに対して、上記オルタネータに付属の従動プー
リとして、上記ローラクラッチ内蔵型プーリを使用すれ
ば、上記駆動用エンジンの回転速度が急激に低下した場
合でも、上記ロータの回転速度が慣性力により徐々に低
下して、その間も発電を続ける。この結果、固定式の従
動プーリを使用した場合に比べて、上記回転軸及びロー
タの運動エネルギを有効に利用して、オルタネータの発
電量の増大を図れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来から知られている
ローラクラッチ内蔵型プーリの場合には、回転軸に外嵌
固定するスリーブの外周面とプーリの内周面との間にサ
ポート軸受とローラクラッチとを組み込む事に伴って必
要になる、耐久性確保に関する考慮が必ずしも十分とは
言えない。即ち、オルタネータ等、エンジンルーム等の
内部に組み込むエンジン用補機の駆動に利用するローラ
クラッチ内蔵型プーリの場合、周囲空間に多くの塵芥が
存在する為、耐久性を確保する為には、この塵芥が内部
に入り込む事を防止すると共に、この塵芥に基づく構成
各部の摩耗防止を考慮する必要がある。本発明のローラ
クラッチ内蔵型プーリは、この様な事情に鑑みて発明し
たものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のローラクラッチ
内蔵型プーリは何れも、従来から知られているローラク
ラッチ内蔵型プーリと同様に、回転軸に外嵌固定自在な
スリーブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心
に配置した、円筒状の内周面を有するプーリと、これら
スリーブの外周面とプーリの内周面との間に設け、この
プーリに加わるラジアル荷重を支承しつつこれらスリー
ブとプーリとの相対回転を自在とするサポート軸受と、
上記スリーブの外周面とプーリの内周面との間に設け、
このプーリとスリーブとが所定方向に相対回転する場合
にのみプーリとスリーブとの間での回転力の伝達を自在
とするローラクラッチとを備える。
【0010】特に、本発明のローラクラッチ内蔵型プー
リに於いては、上記スリーブの中間部外周面に固設した
ローラクラッチ用内輪と、このスリーブの外周面でこの
ローラクラッチ用内輪から軸方向に外れた部分に固設し
た、少なくとも1個のサポート軸受用内輪と、上記プー
リの内周面に固設した外輪とを備える。そして、上記ロ
ーラクラッチは、この外輪の中間部内周面と上記ローラ
クラッチ用内輪の外周面とを含んで構成しており、上記
サポート軸受は、上記サポート軸受用内輪と上記外輪の
軸方向端部寄り部分とを含んで構成している。尚、上記
外輪は、例えば軸受鋼等の硬質金属板にプレス加工を施
す事により形成する。
【0011】又、請求項1に記載したローラクラッチ内
蔵型プーリの場合には、上記外輪の端部に内向フランジ
状の外輪側鍔部を、上記サポート軸受用内輪の端部でこ
の外輪側鍔部と対向する部分に外向フランジ状の内輪側
鍔部を、それぞれ形成している。そして、これら外輪側
鍔部と内輪側鍔部との間にフローティングワッシャを、
これら外輪側鍔部と内輪側鍔部とに対する相対回転を自
在に装着している。
【0012】又、請求項2に記載したローラクラッチ内
蔵型プーリに於いては、上記外輪の軸方向端部内周面と
上記サポート軸受用内輪の外周面との間の隙間を、それ
ぞれシールリングにより塞いでいる。
【0013】又、請求項3に記載したローラクラッチ内
蔵型プーリに於いては、上記外輪の端部に、内向フラン
ジ状で内周縁部が上記サポート軸受用内輪の内周面より
も直径方向内方に突出する外輪側鍔部を形成している。
そして、この外輪側鍔部と上記スリーブの軸方向端面と
の間にフローティングワッシャを、これら外輪側鍔部と
スリーブとに対する相対回転を自在に装着している。
【0014】又、請求項4に記載したローラクラッチ内
蔵型プーリに於いては、上記サポート軸受用内輪の端部
に、外向フランジ状で外周縁部が上記外輪の外周面より
も直径方向外方に突出する内輪側鍔部を形成している。
そして、この内輪側鍔部と上記プーリの軸方向端面との
間にフローティングワッシャを、これら内輪側鍔部とプ
ーリとに対する相対回転を自在に装着している。
【0015】更に、好ましくは、上記フローティングワ
ッシャとシールリングとの双方を、軸方向両端部に設け
ると共に、上記外輪側、内輪側両鍔部とフローティング
ワッシャとを設けた部分にラビリンスシールを設ける。
【0016】
【作用】上述の様に構成する本発明のローラクラッチ内
蔵型プーリの場合には、周囲に存在する塵芥により構成
各部が摩耗する事を防止して、十分な耐久性を確保でき
る。即ち、外輪側鍔部又は内輪側鍔部と相手部材とに対
する相対回転を自在に装着したフローティングワッシャ
は、プーリとスリーブとの間に作用するスラスト荷重を
支承しつつ、上記外輪側鍔部又は内輪側鍔部と相手部材
との互いに対向する面が摩耗する事を防止する。又、外
輪の内周面とサポート軸受用内輪の外周面との間の隙間
を塞ぐシールリングは、サポート軸受及びローラクラッ
チの設置部分に塵芥等の異物が進入する事を防止して、
これらサポート軸受及びローラクラッチの構成部品の摩
耗防止に寄与する。更に、ラビリンスシールを設けた場
合には、上記シールリングの外側に達する異物の量を少
なくし、このシールリングを越えてサポート軸受及びロ
ーラクラッチの設置部分に達する異物の量をより少なく
して、これらサポート軸受及びローラクラッチの構成部
品の摩耗防止効果をより一層向上させる事ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜2は、請求項1、2に対応
する、本発明の実施の形態の第1例を示している。スリ
ーブ1は、全体を円筒状に形成しており、オルタネータ
等のエンジン用補機の回転軸(図示せず)の端部に外嵌
固定して、この回転軸と共に回転自在である。この為
に、上記スリーブ1の中間部内周面には雌スプライン部
2を形成し、この雌スプライン部2と上記回転軸の端部
外周面に形成した雄スプライン部とを係合自在としてい
る。この様なスリーブ1の周囲にはプーリ3を、このス
リーブ1と同心に配置している。このプーリ3は、円筒
状の内周面と段付(歯車状)の外周面とを有する。尚、
外周面は、V溝等、他の形状としても良い。又、回転軸
とスリーブ1との相対回転を防止する為の構造を、スプ
ラインに代えてねじ、或は非円筒面同士の嵌合、キー係
合等としても良い。
【0018】これらスリーブ1の外周面とプーリ3の内
周面との間には、1対のサポート軸受4、4と、1個の
ローラクラッチ5とを設けている。このうちのサポート
軸受4、4は、上記プーリ3に加わるラジアル荷重を支
承しつつ、上記スリーブ1とプーリ3との相対回転を自
在とする。又、上記ローラクラッチ5は、このプーリ3
がスリーブ1に対して所定方向に回転する場合にのみ、
プーリ3とスリーブ1との間での回転力の伝達を自在と
する。
【0019】この様なローラクラッチ5を構成する為、
上記スリーブ1の中間部外周面にローラクラッチ用内輪
6を、締まり嵌めにより外嵌固定している。このローラ
クラッチ用内輪6は、軸受鋼等の硬質金属により全体を
円筒状に形成し、外周面は図2に示す様な凹凸を有する
カム面7としている。又、上記各サポート軸受4、4を
構成する為、上記スリーブ1の両端部外周面には、それ
ぞれサポート軸受用内輪8、8を、締まり嵌めにより外
嵌固定している。やはり、軸受鋼等の硬質金属により造
った、これら各サポート軸受用内輪8、8は、それぞれ
円筒部9の一端縁に外向フランジ状の内輪側鍔部10を
形成する事により、断面L字形で全体を円筒状に形成し
ている。この様な各サポート軸受用内輪8、8は、上記
内輪側鍔部10を互いに反対側に位置させた状態で上記
スリーブ1に外嵌し、それぞれの先端縁を上記ローラク
ラッチ用内輪6の軸方向両端縁に突き当てている。尚、
上記サポート軸受用内輪6は、上記スリーブ1の中間部
外周面に、このスリーブ1と一体に形成する事もでき
る。
【0020】一方、上記プーリ3の中間部には外輪11
を、締まり嵌めにより内嵌固定している。この外輪11
は、やはり軸受鋼等の硬質金属製の板材にプレス加工を
施す等により、全体を円筒状に形成しており、軸方向両
端縁に、それぞれ内向フランジ状の外輪側鍔部12a、
12bを形成している。尚、これら両外輪側鍔部12
a、12bのうち、一方(図1の左方)の外輪側鍔部1
2aは、他の構成各部材と組み合わせる以前に形成する
為、上記外輪11の本体部分と同様の厚さ寸法を有す
る。これに対して、他方(図1の右方)の外輪側鍔部1
2bは、他の構成各部材と組み合わせた後に形成する
為、薄肉にしている。
【0021】そして、前記ローラクラッチ5は、上記外
輪11の中間部内周面と上記ローラクラッチ用内輪6の
外周面とを含んで構成している。即ち、上記外輪11の
中間部内周面と上記ローラクラッチ用内輪6の外周面と
の間に、合成樹脂により籠型円筒状に形成した保持器1
3と、それぞれ複数ずつのローラ14及びばね15とを
設けている。又、保持器13の内周面は上記ローラクラ
ッチ用内輪6のカム面7と係合させて、このローラクラ
ッチ用内輪6に対する相対回転を阻止している。又、上
記ローラ14は、それぞれ上記保持器13に転動自在に
保持している。又、ばね15は、それぞれ保持器13と
ローラ14との間に設けて、これら各ローラ14を、円
周方向に関して同方向に、弾性的に押圧している。尚、
図1でばね15は、直径方向から見た形状を示す為、実
際に円周方向から見た場合に見える形状とは異なった状
態で、摸式的に描いている。この様に、ローラクラッチ
用内輪6と、外輪11と、保持器13と、それぞれ複数
個ずつのローラ14及びばね15とから成る、上記ロー
ラクラッチ5は、周知の作用に基づき、上記ローラクラ
ッチ用内輪6を外嵌固定した前記スリーブ1と、上記外
輪11を内嵌固定した前記プーリ3との間で、一方向の
回転運動のみを伝達自在とする。
【0022】又、前記各サポート軸受4、4は、前記各
サポート軸受用内輪8、8と上記外輪11の軸方向両端
部寄り部分とを含んで構成している。即ち、上記各サポ
ート軸受用内輪8、8の外周面と上記外輪11の軸方向
両端部寄り部分の内周面との間に、それぞれ合成樹脂に
より籠型円筒状に形成された保持器16と、この保持器
16により転動自在に保持された複数のローラ17とを
配置して、ラジアルころ軸受を構成している。
【0023】又、前記各外輪側鍔部12a、12bの外
側面と前記各内輪側鍔部10、10の内側面との間に
は、それぞれフローティングワッシャ18、18を、こ
れら各外輪側鍔部12a、12bと内輪側鍔部10、1
0とに対する相対回転を自在に装着している。上記各フ
ローティングワッシャ18、18は、銅等の自己潤滑性
を有する金属、タフトライド処理した金属、或は含油メ
タル等の潤滑油を含浸させた金属材、若しくはポリアミ
ド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ四弗化エチレン樹脂
等の摩擦係数の低い合成樹脂により、円輪状に形成して
いる。この様なフローティングワッシャ18、18は、
上記各外輪側鍔部12a、12bと内輪側鍔部10、1
0との間に、緩く挟持している。又、このフローティン
グワッシャ18、18は、上記各サポート軸受用内輪
8、8の外周面、又は上記プーリ3の内周面により案内
(ラジアル方向の変位を防止)する。
【0024】又、上記外輪11の軸方向端部内周面と上
記各サポート軸受用内輪8、8の外周面との間の隙間
は、それぞれシールリング19、19により塞いでい
る。これら各シールリング19、19は、それぞれ芯金
20と弾性材21とにより構成しており、上記外輪11
の両端部内周面に、上記弾性材21の外径を弾性的に縮
めた状態で、内嵌支持している。そして、各弾性材2
1、21にそれぞれ複数本ずつ設けたシールリップの先
端縁を、上記サポート軸受用内輪8、8の中間部外周
面、並びに上記各外輪側鍔部12a、12bの内側面に
摺接若しくは当接させている。
【0025】更に、上記外輪側、内輪側両鍔部12a、
12b、10とフローティングワッシャ18、18とを
設けた部分に、ラビリンスシールを設けている。即ち、
上記各内輪側鍔部10、10の外径を、前記プーリ3の
内径よりも僅かに小さくし、これら各内輪側鍔部10、
10の外周縁を上記プーリ3の内周面に近接させてい
る。又、上記各フローティングワッシャ18、18の外
径を上記プーリ3の内径よりも僅かに小さくし、これら
各フローティングワッシャ18、18の内径を上記各サ
ポート軸受用内輪8、8の円筒部9、9の外径よりも僅
かに大きくして、これら各フローティングワッシャ1
8、18の内外両周縁を、上記各円筒部9、9の外周面
又は上記プーリ3の内周面に近接させている。更に、上
記各外輪側鍔部12a、12bの内径を、上記各円筒部
9、9の外径よりも僅かに大きくして、これら各外輪側
鍔部12a、12bの内周縁と各円筒部9、9の外周面
とを近接させている。これら各部材の周縁と周面との近
接部分は、それぞれラビリンスシールとして機能し、周
囲に存在する塵芥等の異物が、上記各シールリング1
9、19側に入り込む事に対する抵抗となる。
【0026】上述の様に構成する本発明のローラクラッ
チ内蔵型プーリにより、例えばエンジンのクランクシャ
フトによりオルタネータの回転軸を回転駆動する場合に
は、この回転軸の端部でオルタネータのケースから突出
した部分に、前記スリーブ1を外嵌固定する。そして、
上記クランクシャフトの端部に固定した駆動シャフトと
上記プーリ3との間に、無端ベルトを掛け渡す。この
際、上記回転軸の回転方向に関して、上記プーリ3の回
転角速度が回転軸の回転角速度よりも速くなる傾向の場
合に、前記ローラクラッチ5がロックされ、上記プーリ
3の回転が上記スリーブ1を介して上記回転軸に伝達さ
れる様に、その装着方向を規制する。逆に言えば、上記
回転軸の回転方向に関して、上記プーリ3の回転角速度
が回転軸の回転角速度よりも遅い場合には、前記ローラ
クラッチ5がフリーとなり、上記プーリ3と上記回転軸
との間で回転力の伝達が行なわれない様にする。
【0027】特に、本発明のローラクラッチ内蔵型プー
リの場合には、周囲に存在する塵芥等の異物により構成
各部が摩耗する事を防止して、十分な耐久性を確保でき
る。即ち、外輪側鍔部12a、12bと内輪側鍔部1
0、10とに対する相対回転を自在に装着したフローテ
ィングワッシャ18、18は、前記外輪11と上記各サ
ポート軸受用内輪8、8との間に作用するスラスト荷重
を支承しつつ、上記外輪側鍔部12a、12bと内輪側
鍔部10、10との互いに対向する面が摩耗する事を防
止する。即ち、前記ローラクラッチ5には、スリーブ1
とプーリ3との間での回転力の伝達方向を規制する機能
はあるが、これらスリーブ1とプーリ3とがスラスト方
向にずれる事を防止する機能はない。又、それぞれがラ
ジアルころ軸受である、前記各サポート軸受4、4は、
大きなラジアル荷重を支承する機能を有する反面、やは
り上記スリーブ1とプーリ3とがスラスト方向にずれる
事を防止する機能はない。そこで、図示のローラクラッ
チ内蔵型プーリの場合には、上記各外輪側鍔部12a、
12bと、内輪側鍔部10、10と、フローティングワ
ッシャ18、18とにより、上記スリーブ1とプーリ3
とがスラスト方向にずれる事を防止している。しかも、
それぞれが硬質金属により造られた上記各外輪側鍔部1
2a、12bと内輪側鍔部10、10とが直接擦れ合う
事を防止して、これら各鍔部12a、12b、10の摩
耗防止を図ると同時に、上記スリーブ1とプーリ3との
相対変位が円滑に行なわれる様にしている。
【0028】又、上記外輪11の両端部には、それぞれ
シールリング19、19を内蔵している。これら各シー
ルリング19、19は、上記外輪11の両端部内周面と
上記各サポート軸受用内輪8、8の中間部外周面との間
の隙間を塞ぎ、上記各サポート軸受4、4及びローラク
ラッチ5の設置部分に塵芥等の異物が進入する事を防止
する。そして、これら各サポート軸受4、4及びローラ
クラッチ5の構成部品の摩耗防止に寄与する。特に、図
示の例の場合には、これら各シールリング19、19の
外側部分に、それぞれ複数段のラビリンスシールを設け
ている為、上記各シールリング19、19の外側に達す
る異物の量自体が少なくなる。この為、これら各シール
リング19、19を越えて上記サポート軸受4、4及び
ローラクラッチ5の設置部分に達する異物の量が極く少
なくなる。この結果、これら各サポート軸受4、4及び
ローラクラッチ5の構成部品の摩耗防止効果をより一層
向上させる事ができる。尚、図示は省略するが、ローラ
クラッチ5を構成する為のカム面は、ローラクラッチ用
内輪6の外周面に代えて、外輪11の中間部内周面に形
成しても良い。
【0029】次に、図3は、やはり請求項1、2に対応
する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例
の場合には、スリーブ1aの片側(図3の右側)半部に
直接内輪軌道並びに内輪側鍔部10aを形成して、当該
部分のサポート軸受用内輪を省略している。その他の構
成及び作用は、上述した第1例の場合と同様であるか
ら、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略
する。尚、本例の場合、上記内輪軌道並びに内輪側鍔部
10aだけでなく、ローラクラッチ用内輪6も、上記ス
リーブ1aと一体に設けても良い。
【0030】次に、図4は、やはり請求項1、2に対応
する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例
の場合には、サポート軸受用内輪8c、8cのうち、ロ
ーラ17、17を当接させる内輪軌道部分の外径を、シ
ールリング19、19を構成する弾性材21、21のシ
ールリップ24、24の先端縁を摺接させる部分の外径
よりも小さくしている。そして、これら両部分同士を、
それぞれ傾斜面23、23により連続させている。本例
は、この様な外周面形状を有するサポート軸受用内輪8
c、8cを使用する事により、ローラクラッチ内蔵型プ
ーリの組み立てに伴って、上記各シールリップ24、2
4がめくれる事を防止している。即ち、上記シールリン
グ19、19による外部からの異物進入防止効果を良好
にする為には、上記各シールリップ24、24を、先端
縁に向かう程外方に向かう方向に傾斜させる事が好まし
い。
【0031】一方、上記第1〜2例のローラクラッチ内
蔵型プーリを組み立てるべく、上記各シールリップ2
4、24の内径側に上記各サポート軸受用内輪8c、8
cを挿入する際には、これら各サポート軸受用内輪8
c、8cの内端縁外径寄り部分と上記各シールリップ2
4、24の先端縁との衝合に基づき、これら各シールリ
ップ24、24がめくれる可能性がある。これに対して
本例の場合には、上記各サポート軸受用内輪8c、8c
の内端縁の外径が小さい為、これら各内端縁と上記各シ
ールリップ24、24の先端縁とを衝合させる事なく、
これら各シールリップ24、24の内径側に上記各サポ
ート軸受用内輪8c、8cを入り込ませ易くなる。上記
内輪軌道部分の外径側に入り込んだ上記各シールリップ
24、24は、上記各サポート軸受用内輪8c、8cを
更にこれら各シールリップ24、24内に押し込むのに
伴って、上記各傾斜面23、23により内径を広げられ
つつ、上記各シールリップ24、24の先端縁を摺接さ
せる部分に移動する。この為、上記ローラクラッチ内蔵
型プーリの組み立てを完了した状態で、上記各シールリ
ップ24、24をめくれさせる事なく、先端縁に向かう
程外方に向かう方向に傾斜させたままにして、良好なシ
ール効果を得られる。その他の部分の構成及び作用は、
前述した第1例の場合と同様であるから、同等部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0032】次に、図5は、請求項2、3に対応する、
本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合
には、外輪11aの端部に、それぞれが内向フランジ状
の外輪側鍔部12c、12dを形成している。そして、
これら外輪側鍔部12c、12dの内周縁部を、それぞ
れ円筒状に形成したサポート軸受用内輪8a、8aの内
周面よりも直径方向内方に突出させている。又、スリー
ブ1bの軸方向両端面外径側半部にはそれぞれ段部2
2、22を形成し、上記各サポート軸受用内輪8a、8
aの外端部により、これら各段部22、22の内半部外
径側開口部を覆っている。そして、上記各外輪側鍔部1
2c、12dの内径側端部内側面と、スリーブ1bの軸
方向端面である、上記各段部22、22の外側面との間
に、それぞれフローティングワッシャ18、18を、こ
れら外輪側鍔部12c、12dとスリーブ1bとに対す
る相対回転を自在に装着している。又、1対のシールリ
ング19、19を、上記外輪11aの両端部内周面と上
記各サポート軸受用内輪8a、8aの外端部外周面との
間に設けている。
【0033】上述の様に構成する本例の構造によれば、
プーリ3の内径とスリーブ1bの外径との差に関係な
く、上記各フローティングワッシャ18、18の直径方
向に亙る幅寸法を設定できる。この為、上記プーリ3と
スリーブ1bとの間に作用するスラスト荷重に応じて、
上記各フローティングワッシャ18、18の受圧面積を
設定し、これら各フローティングワッシャ18、18及
び対向部材の摩耗防止を有効に図れる。即ち、フローテ
ィングワッシャ18、18等の構造を含む滑り軸受の摩
耗は、面圧(P)と滑り速度(V)との積であるPV値
の関数であり、このPV値が低い程摩耗防止が図られる
事が知られている。本例の場合には、上記受圧面積を広
くして上記面圧Pを下げる事が可能になる。しかも、本
例の場合には、上記各フローティングワッシャ18、1
8の直径を小さくして、これら各フローティングワッシ
ャ18、18と対向部材との滑り速度Vを小さくできる
為、より優れた摩耗防止効果を得られる。その他の構成
及び作用は、前述した第1例の場合と同様であるから、
同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0034】次に、図6は、請求項2、4に対応する、
本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合
には、1対のサポート軸受用内輪8b、8bの外端部
に、それぞれが外向フランジ状の内輪側鍔部10b、1
0bを形成している。そして、これら各内輪側鍔部10
b、10bの外周縁部を、外輪11の外周面よりも直径
方向外方に突出させている。又、プーリ3aの軸方向両
端面内径側半部にはそれぞれ段部22a、22aを形成
し、上記外輪11の外端部により、これら各段部22
a、22aの内半部内径側開口部を覆っている。そし
て、上記各内輪側鍔部10b、10bの外径側端部内側
面と、プーリ3aの軸方向端面である、上記各段部22
a、22aの外側面との間に、それぞれフローティング
ワッシャ18、18を、これら内輪側鍔部10b、10
bとプーリ3aとに対する相対回転を自在に装着してい
る。この様に構成する本例の場合にも、上述の第4例の
場合と同様に、プーリ3aの内径とスリーブ1の外径と
の差に関係なく、上記各フローティングワッシャ18、
18の直径方向に亙る幅寸法を設定できる為、上記プー
リ3aとスリーブ1との間に作用するスラスト荷重に応
じて、上記各フローティングワッシャ18、18の受圧
面積を設定し、これら各フローティングワッシャ18、
18及び対向部材の摩耗防止を有効に図れる。その他の
構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様であるか
ら、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略
する。
【0035】尚、前述の第3例のローラクラッチ内蔵型
プーリは、第1例のローラクラッチ内蔵型プーリのサポ
ート軸受用内輪8a、8aに代えて、サポート軸受用内
輪8c、8cを使用したものである。この場合と同様
に、上述の第2、第4、第5例のローラクラッチ内蔵型
プーリにも、上記各サポート軸受用内輪8c、8cと同
様に、中間部外周面に傾斜部を有するものを使用する事
もできる。
【0036】
【発明の効果】本発明のローラクラッチ内蔵型プーリ
は、以上に述べた通り構成され作用するので、プーリを
回転駆動する為のベルトの寿命延長効果と、オルタネー
タと組み合わせた場合には発電効率の向上効果とを確保
し、しかもローラクラッチ内蔵型プーリ自体の耐久性向
上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を、一部を模式的
にして示す部分拡大断面図。
【図2】ローラクラッチ用内輪のみを取り出して図1の
側方から見た図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を、一部を模式的
にして示す部分拡大断面図。
【図4】同第3例を、一部を模式的にして示す部分拡大
断面図。
【図5】同第4例を、一部を省略して示す部分拡大断面
図。
【図6】同第5例を、一部を省略して示す部分拡大断面
図。
【符号の説明】
1、1a、1b スリーブ 2 雌スプライン部 3、3a プーリ 4 サポート軸受 5 ローラクラッチ 6 ローラクラッチ用内輪 7 カム面 8、8a、8b、8c サポート軸受用内輪 9 円筒部 10、10a、10b 内輪側鍔部 11、11a 外輪 12a、12b、12c、12d 外輪側鍔部 13 保持器 14 ローラ 15 ばね 16 保持器 17 ローラ 18 フローティングワッシャ 19 シールリング 20 芯金 21 弾性材 22、22a 段部 23 傾斜面 24 シールリップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に外嵌固定自在なスリーブと、こ
    のスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置した、円
    筒状の内周面を有するプーリと、これらスリーブの外周
    面とプーリの内周面との間に設け、このプーリに加わる
    ラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブとプーリとの
    相対回転を自在とするサポート軸受と、上記スリーブの
    外周面とプーリの内周面との間に設け、このプーリとス
    リーブとが所定方向に相対回転する場合にのみプーリと
    スリーブとの間での回転力の伝達を自在とするローラク
    ラッチとを備えたローラクラッチ内蔵型プーリに於い
    て、上記スリーブの中間部外周面に固設したローラクラ
    ッチ用内輪と、このスリーブの外周面でこのローラクラ
    ッチ用内輪から軸方向に外れた部分に固設した、少なく
    とも1個のサポート軸受用内輪と、上記プーリの内周面
    に固設した外輪とを備え、上記ローラクラッチは、この
    外輪の中間部内周面と上記ローラクラッチ用内輪の外周
    面とを含んで構成しており、上記サポート軸受は、上記
    サポート軸受用内輪と上記外輪の軸方向端部寄り部分と
    を含んで構成しており、上記外輪の端部に内向フランジ
    状の外輪側鍔部を、上記サポート軸受用内輪の端部でこ
    の外輪側鍔部と対向する部分に外向フランジ状の内輪側
    鍔部を、それぞれ形成しており、これら外輪側鍔部と内
    輪側鍔部との間にフローティングワッシャを、これら外
    輪側鍔部と内輪側鍔部とに対する相対回転を自在に装着
    した事を特徴とするローラクラッチ内蔵型プーリ。
  2. 【請求項2】 回転軸に外嵌固定自在なスリーブと、こ
    のスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置した、円
    筒状の内周面を有するプーリと、これらスリーブの外周
    面とプーリの内周面との間に設け、このプーリに加わる
    ラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブとプーリとの
    相対回転を自在とするサポート軸受と、上記スリーブの
    外周面とプーリの内周面との間に設け、このプーリとス
    リーブとが所定方向に相対回転する場合にのみプーリと
    スリーブとの間での回転力の伝達を自在とするローラク
    ラッチとを備えたローラクラッチ内蔵型プーリに於い
    て、上記スリーブの中間部外周面に固設したローラクラ
    ッチ用内輪と、このスリーブの外周面でこのローラクラ
    ッチ用内輪から軸方向に外れた部分に固設した、少なく
    とも1個のサポート軸受用内輪と、上記プーリの内周面
    に固設した外輪とを備え、上記ローラクラッチは、この
    外輪の中間部内周面と上記ローラクラッチ用内輪の外周
    面とを含んで構成しており、上記サポート軸受は、上記
    サポート軸受用内輪と上記外輪の軸方向端部寄り部分と
    を含んで構成しており、上記外輪の軸方向端部内周面と
    上記サポート軸受用内輪の外周面との間の隙間をシール
    リングにより塞いでいる事を特徴とするローラクラッチ
    内蔵型プーリ。
  3. 【請求項3】 回転軸に外嵌固定自在なスリーブと、こ
    のスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置した、円
    筒状の内周面を有するプーリと、これらスリーブの外周
    面とプーリの内周面との間に設け、このプーリに加わる
    ラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブとプーリとの
    相対回転を自在とするサポート軸受と、上記スリーブの
    外周面とプーリの内周面との間に設け、このプーリとス
    リーブとが所定方向に相対回転する場合にのみプーリと
    スリーブとの間での回転力の伝達を自在とするローラク
    ラッチとを備えたローラクラッチ内蔵型プーリに於い
    て、上記スリーブの中間部外周面に固設したローラクラ
    ッチ用内輪と、このスリーブの外周面でこのローラクラ
    ッチ用内輪から軸方向に外れた部分に固設した、少なく
    とも1個のサポート軸受用内輪と、上記プーリの内周面
    に固設した外輪とを備え、上記ローラクラッチは、この
    外輪の中間部内周面と上記ローラクラッチ用内輪の外周
    面とを含んで構成しており、上記サポート軸受は、上記
    サポート軸受用内輪と上記外輪の軸方向端部寄り部分と
    を含んで構成しており、上記外輪の端部に内向フランジ
    状で内周縁部が上記サポート軸受用内輪の内周面よりも
    直径方向内方に突出する外輪側鍔部を形成しており、こ
    の外輪側鍔部と上記スリーブの軸方向端面との間にフロ
    ーティングワッシャを、これら外輪側鍔部とスリーブと
    に対する相対回転を自在に装着した事を特徴とするロー
    ラクラッチ内蔵型プーリ。
  4. 【請求項4】 回転軸に外嵌固定自在なスリーブと、こ
    のスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置した、円
    筒状の内周面を有するプーリと、これらスリーブの外周
    面とプーリの内周面との間に設け、このプーリに加わる
    ラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブとプーリとの
    相対回転を自在とするサポート軸受と、上記スリーブの
    外周面とプーリの内周面との間に設け、このプーリとス
    リーブとが所定方向に相対回転する場合にのみプーリと
    スリーブとの間での回転力の伝達を自在とするローラク
    ラッチとを備えたローラクラッチ内蔵型プーリに於い
    て、上記スリーブの中間部外周面に固設したローラクラ
    ッチ用内輪と、このスリーブの外周面でこのローラクラ
    ッチ用内輪から軸方向に外れた部分に固設した、少なく
    とも1個のサポート軸受用内輪と、上記プーリの内周面
    に固設した外輪とを備え、上記ローラクラッチは、この
    外輪の中間部内周面と上記ローラクラッチ用内輪の外周
    面とを含んで構成しており、上記サポート軸受は、上記
    サポート軸受用内輪と上記外輪の軸方向端部寄り部分と
    を含んで構成しており、上記サポート軸受用内輪の端部
    に外向フランジ状で外周縁部が上記外輪の外周面よりも
    直径方向外方に突出する内輪側鍔部を形成しており、こ
    の内輪側鍔部と上記プーリの軸方向端面との間にフロー
    ティングワッシャを、これら内輪側鍔部とプーリとに対
    する相対回転を自在に装着した事を特徴とするローラク
    ラッチ内蔵型プーリ。
JP9296610A 1996-11-29 1997-10-29 ローラクラッチ内蔵型プーリ Pending JPH10213207A (ja)

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