JPH10216945A - スタッド溶接用ピン及び母材に被覆材を添着する方法 - Google Patents
スタッド溶接用ピン及び母材に被覆材を添着する方法Info
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- JPH10216945A JPH10216945A JP5678797A JP5678797A JPH10216945A JP H10216945 A JPH10216945 A JP H10216945A JP 5678797 A JP5678797 A JP 5678797A JP 5678797 A JP5678797 A JP 5678797A JP H10216945 A JPH10216945 A JP H10216945A
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Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廉価で、かつ低い電流で溶接することのでき
る、ダクトなどの母材の表面に被覆材を添着するための
スタッド溶接用ピン及びそのピンを用いた添着方法を提
供する。 【解決手段】 丸棒の両端を尖鋭化したものを、スタッ
ド溶接用ピンとする。溶接したピンに被覆材を押し込
み、ワッシャをはめたのち、ピンの突出部分を折り曲げ
る。
る、ダクトなどの母材の表面に被覆材を添着するための
スタッド溶接用ピン及びそのピンを用いた添着方法を提
供する。 【解決手段】 丸棒の両端を尖鋭化したものを、スタッ
ド溶接用ピンとする。溶接したピンに被覆材を押し込
み、ワッシャをはめたのち、ピンの突出部分を折り曲げ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】ダクトなどの母材に、断熱材や防
音材等の被覆材を添着するときに用いるスタッド溶接用
ピン及びそのピンを用いてダクトなどに被覆材を添着す
る方法に関する。
音材等の被覆材を添着するときに用いるスタッド溶接用
ピン及びそのピンを用いてダクトなどに被覆材を添着す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示したように、細い金属棒11の
一方の側をやり状とし、他端に角盤12を取り付けたピ
ン1を用い、角盤12を接着剤14でダクトの母材4に
固着し、やり状端から被覆材3を押し込み、被覆材3か
ら突出した金属棒11にワッシャー13をはめて、図1
において2点鎖線で示したように、被覆材3から突出し
た金属棒11部分を折り曲げ、被覆材3をダクトの母材
4に添着する方法が知られている。
一方の側をやり状とし、他端に角盤12を取り付けたピ
ン1を用い、角盤12を接着剤14でダクトの母材4に
固着し、やり状端から被覆材3を押し込み、被覆材3か
ら突出した金属棒11にワッシャー13をはめて、図1
において2点鎖線で示したように、被覆材3から突出し
た金属棒11部分を折り曲げ、被覆材3をダクトの母材
4に添着する方法が知られている。
【0003】別の方法として、図2に示したような、細
い金属棒21の一方の側の先端に皿状円盤23を備え、
多端に金属棒21より太くなったフランジ24と、その
フランジ24の先端面にへそ状の小突起22を設けた皿
ピン2を用いるものがある。まず被覆材3をダクトの母
材4に添わせ、つぎにドライバー等で被覆材3にガイド
穴をあけ、溶接ガンのマグネットに皿ピン21を吸着し
た状態でガイド穴に挿入し、皿ピン2を母材4に圧接し
て、そのへそ状の小突起22側と母材4間でスタッド溶
接する方法が知られている。
い金属棒21の一方の側の先端に皿状円盤23を備え、
多端に金属棒21より太くなったフランジ24と、その
フランジ24の先端面にへそ状の小突起22を設けた皿
ピン2を用いるものがある。まず被覆材3をダクトの母
材4に添わせ、つぎにドライバー等で被覆材3にガイド
穴をあけ、溶接ガンのマグネットに皿ピン21を吸着し
た状態でガイド穴に挿入し、皿ピン2を母材4に圧接し
て、そのへそ状の小突起22側と母材4間でスタッド溶
接する方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の方法では、接着
剤を塗布するにの手間がかかり、かつ接着剤の乾燥に所
定の時間を必要とする。後者の方法では、先端にへそ状
の小突起22とフランジ24を設けた皿ピン2は製作費
が高く、施工コストが高くなる。かつ被覆材3にガイド
穴を設けなければ皿ピン2の挿通が困難である。またダ
クトの下面の施工の場合、溶接前に何らかの手段で被覆
材3を母材4に添わせておかなければならない。そのと
き、皿ピン2の先端が被覆材3で隠されて目視できない
ため、かなり熟練しないと皿ピン2をダクトの母材4に
対して垂直に溶接できず、溶接強度が極端に低下する。
そのうえ被覆材3の周りでアーク溶接が行われるから、
被覆材3が不燃性の材料でなければならない。また、被
覆材3がアルミ箔で覆われている場合、皿ピン2に電気
絶縁塗装を施す必要があるので、皿ピン2の製作費がさ
らに高くなり、施工コストが割高となる。
剤を塗布するにの手間がかかり、かつ接着剤の乾燥に所
定の時間を必要とする。後者の方法では、先端にへそ状
の小突起22とフランジ24を設けた皿ピン2は製作費
が高く、施工コストが高くなる。かつ被覆材3にガイド
穴を設けなければ皿ピン2の挿通が困難である。またダ
クトの下面の施工の場合、溶接前に何らかの手段で被覆
材3を母材4に添わせておかなければならない。そのと
き、皿ピン2の先端が被覆材3で隠されて目視できない
ため、かなり熟練しないと皿ピン2をダクトの母材4に
対して垂直に溶接できず、溶接強度が極端に低下する。
そのうえ被覆材3の周りでアーク溶接が行われるから、
被覆材3が不燃性の材料でなければならない。また、被
覆材3がアルミ箔で覆われている場合、皿ピン2に電気
絶縁塗装を施す必要があるので、皿ピン2の製作費がさ
らに高くなり、施工コストが割高となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明では、母材の表面に被覆材を添着するた
めのスタッド溶接用ピンを、丸棒の両端を尖鋭化したも
のとした。(請求項1)
ために、本発明では、母材の表面に被覆材を添着するた
めのスタッド溶接用ピンを、丸棒の両端を尖鋭化したも
のとした。(請求項1)
【0006】また、母材に被覆材を添着する方法として
は、丸棒の両端を尖鋭化したピンの一端を、スタッド溶
接により母材に立設し、ついでピンの他端より被覆材を
押し込み、被覆材から突出したピンにワッシャをはめた
のち、その部分を折り曲げることを特徴とするものとし
た。(請求項2)
は、丸棒の両端を尖鋭化したピンの一端を、スタッド溶
接により母材に立設し、ついでピンの他端より被覆材を
押し込み、被覆材から突出したピンにワッシャをはめた
のち、その部分を折り曲げることを特徴とするものとし
た。(請求項2)
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のスタッド用のピン5は、
例えば図3に示したように、黄銅製の径1.6mm、長
さ65mmの丸棒51の両端52.52を、先端角が6
0゜になるように円錐やり状に尖鋭化したものである。
すなわち針金を所定寸法に切断後、両端を尖らせたもの
であるから、比較的安価に製造することができる。
例えば図3に示したように、黄銅製の径1.6mm、長
さ65mmの丸棒51の両端52.52を、先端角が6
0゜になるように円錐やり状に尖鋭化したものである。
すなわち針金を所定寸法に切断後、両端を尖らせたもの
であるから、比較的安価に製造することができる。
【0008】この例ではスタッド溶接用のピン5は、図
5に示したように、亜鉛引き鉄板で作られたダクトの母
材4の外周に、厚さ50mmの被覆材3を添着させるた
めに、母材4の表面に立設するものである。従って、立
設したピン5に被覆材3を挿入したのち、被覆材3から
突出した丸棒51部分を折り曲げる必要があり、柔軟性
を持たせるために黄銅製の丸棒51を採用している。丸
棒51の材質は、溶接する母材の金属の種類やその金属
の表面処理の方法に応じて、軟鉄、ステンレス、銅、黄
銅、アルミニウムなどから選択される。
5に示したように、亜鉛引き鉄板で作られたダクトの母
材4の外周に、厚さ50mmの被覆材3を添着させるた
めに、母材4の表面に立設するものである。従って、立
設したピン5に被覆材3を挿入したのち、被覆材3から
突出した丸棒51部分を折り曲げる必要があり、柔軟性
を持たせるために黄銅製の丸棒51を採用している。丸
棒51の材質は、溶接する母材の金属の種類やその金属
の表面処理の方法に応じて、軟鉄、ステンレス、銅、黄
銅、アルミニウムなどから選択される。
【0009】丸棒51の径は、被覆材3の重量や厚さに
より異なるが、1〜3mm程度である。そして両端の先
端角は30〜120゜程度が適当等で、45〜90゜と
するのがもっとも好ましい。なお、先端角が30゜に満
たないと加工が困難なうえ、母材に圧接したとき先端が
曲がりやすく、また先端の細い部分が溶接電流により早
期に溶解するので、母材4との間に大きな隙間が生じて
溶接が不完全となり強固な溶着が望めない。先端角が1
20゜を超すと大きな溶接電流が必要となる。丸棒51
の長さは30〜150mm程度であり、被覆材3の厚さ
により適宜選択される。なお、丸棒51の両端の先端角
を同一にしておくと、いずれの側も溶接する側に使用で
きる。また丸棒51の先端は、円錐状のほか、四つ目き
りや三つ目きりの先端のように角錐状でもよく、または
ナイフ状に尖鋭化したものでもよい。
より異なるが、1〜3mm程度である。そして両端の先
端角は30〜120゜程度が適当等で、45〜90゜と
するのがもっとも好ましい。なお、先端角が30゜に満
たないと加工が困難なうえ、母材に圧接したとき先端が
曲がりやすく、また先端の細い部分が溶接電流により早
期に溶解するので、母材4との間に大きな隙間が生じて
溶接が不完全となり強固な溶着が望めない。先端角が1
20゜を超すと大きな溶接電流が必要となる。丸棒51
の長さは30〜150mm程度であり、被覆材3の厚さ
により適宜選択される。なお、丸棒51の両端の先端角
を同一にしておくと、いずれの側も溶接する側に使用で
きる。また丸棒51の先端は、円錐状のほか、四つ目き
りや三つ目きりの先端のように角錐状でもよく、または
ナイフ状に尖鋭化したものでもよい。
【0010】つぎに上記した丸棒51から作られたピン
5を用いて、母材4に被覆材2を添着する方法を、図4
に従って説明する。ピン5はスタッド溶接ガン6の頭部
中央のチャック61に装着される。
5を用いて、母材4に被覆材2を添着する方法を、図4
に従って説明する。ピン5はスタッド溶接ガン6の頭部
中央のチャック61に装着される。
【0011】この溶接ガン6の頭部の中央のチャック6
1の周囲には、チャック61位置を中心とする円周上
に、等間隔で3本の脚棒62が設けられていて、その円
周の内側に1本のアース棒63が設けられている。そし
て3本の脚棒62の先端を母材4に接触させたとき、チ
ャック61に装着されたピン5は母材4に対して垂直に
位置し、かつチャック61に付設されたバネにより母材
4に対して約1kgの力で圧接するようになっている。
またアース棒63の先端64も同様に、バネにより約1
kgの力で母材4に圧接するようになっている。
1の周囲には、チャック61位置を中心とする円周上
に、等間隔で3本の脚棒62が設けられていて、その円
周の内側に1本のアース棒63が設けられている。そし
て3本の脚棒62の先端を母材4に接触させたとき、チ
ャック61に装着されたピン5は母材4に対して垂直に
位置し、かつチャック61に付設されたバネにより母材
4に対して約1kgの力で圧接するようになっている。
またアース棒63の先端64も同様に、バネにより約1
kgの力で母材4に圧接するようになっている。
【0012】この状態で溶接ガン6のトリガー65を引
くと、ピン5の先端と母材4間に瞬間的に溶接電流が流
れてアークが発生し、ピン5の先端と母材4の接点の周
りが溶融し、圧接力によりピン5は母材4に溶着され
る。溶接が完了し、溶接ガン6を母材4から離すと、ピ
ン5は母材4に強固に立設される。ついでピン5の尖鋭
化した他端より被覆材3を押し込み、被覆材3から突出
したピン5部分にワッシャ13をはめたのち、その部分
を図5に二点鎖線で示したように折り曲げると、被覆材
3はダクトの母材4に添着される。
くと、ピン5の先端と母材4間に瞬間的に溶接電流が流
れてアークが発生し、ピン5の先端と母材4の接点の周
りが溶融し、圧接力によりピン5は母材4に溶着され
る。溶接が完了し、溶接ガン6を母材4から離すと、ピ
ン5は母材4に強固に立設される。ついでピン5の尖鋭
化した他端より被覆材3を押し込み、被覆材3から突出
したピン5部分にワッシャ13をはめたのち、その部分
を図5に二点鎖線で示したように折り曲げると、被覆材
3はダクトの母材4に添着される。
【0013】このようなピン5を用いると、低い溶接電
流で、ピン5を母材4に強固に溶接することができ、そ
の結果溶接電源部を作業者が携帯できるまでに小型軽量
化することができたほか、コンデンサー充電放電式の溶
接電源部から溶接ガン6までのケーブルの導体断面積を
大幅に小さくすることができて、作業者がスムースに溶
接ガン6を移動することができるようになった。
流で、ピン5を母材4に強固に溶接することができ、そ
の結果溶接電源部を作業者が携帯できるまでに小型軽量
化することができたほか、コンデンサー充電放電式の溶
接電源部から溶接ガン6までのケーブルの導体断面積を
大幅に小さくすることができて、作業者がスムースに溶
接ガン6を移動することができるようになった。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】溶接用のピンは、針金状の丸棒の両端を尖
鋭化したものであるから、価格は低廉であり、かついず
れの端も溶接用に用いることができるから、溶接ガンへ
の装着が容易である。
鋭化したものであるから、価格は低廉であり、かついず
れの端も溶接用に用いることができるから、溶接ガンへ
の装着が容易である。
【0016】針金状の丸棒の両端を尖鋭化した溶接用の
ピンを用いることにより、低い溶接電流でスタッド溶接
が可能となり、その結果溶接電源部を作業者が携帯でき
るまでに小型軽量化することができる。さらに、コンデ
ンサー充電放電式の溶接電源部から溶接ガンまでのケー
ブルの導体断面積を大幅に小さくすることができて、作
業者がスムースに溶接ガンを移動することができる。
ピンを用いることにより、低い溶接電流でスタッド溶接
が可能となり、その結果溶接電源部を作業者が携帯でき
るまでに小型軽量化することができる。さらに、コンデ
ンサー充電放電式の溶接電源部から溶接ガンまでのケー
ブルの導体断面積を大幅に小さくすることができて、作
業者がスムースに溶接ガンを移動することができる。
【図1】従来の接着材で母材に接着されるピンを使用し
て、母材に被覆材が添着された状態を示す断面図であ
る。
て、母材に被覆材が添着された状態を示す断面図であ
る。
【図2】従来のスタッド溶接用のピンと、そのピンを使
用して母材に被覆材が添着された状態を説明する断面図
である。
用して母材に被覆材が添着された状態を説明する断面図
である。
【図3】この発明の溶接用のピンを示す側面図である。
【図4】この発明の溶接用のピンを母材にスタッド溶接
する状態を説明するための側面図である。
する状態を説明するための側面図である。
【図5】この発明の溶接用のピンを使用して母材に被覆
材が添着される状態を説明するための断面図である。
材が添着される状態を説明するための断面図である。
3 被覆材 4 母材 5 ピン 13 ワッシャー 51 丸棒
Claims (2)
- 【請求項1】 母材の表面に被覆材を添着するための、
丸棒の両端を尖鋭化したスタッド溶接用ピン。 - 【請求項2】 丸棒の両端を尖鋭化したピンの一端を、
スタッド溶接により母材に立設し、ついでピンの他端よ
り被覆材を押し込み、被覆材から突出したピンにワッシ
ャをはめたのち、その部分を折り曲げることを特徴とす
る、母材に被覆材を添着する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5678797A JPH10216945A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | スタッド溶接用ピン及び母材に被覆材を添着する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5678797A JPH10216945A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | スタッド溶接用ピン及び母材に被覆材を添着する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216945A true JPH10216945A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=13037137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5678797A Pending JPH10216945A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | スタッド溶接用ピン及び母材に被覆材を添着する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10216945A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008005508A1 (de) * | 2008-01-22 | 2009-07-30 | Heinz Soyer Bolzenschweisstechnik Gmbh | Tellerstift zum Bolzenschweißen |
| JP2014213376A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 株式会社大林組 | 溶接方法、及び、溶接装置 |
-
1997
- 1997-02-04 JP JP5678797A patent/JPH10216945A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008005508A1 (de) * | 2008-01-22 | 2009-07-30 | Heinz Soyer Bolzenschweisstechnik Gmbh | Tellerstift zum Bolzenschweißen |
| JP2014213376A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 株式会社大林組 | 溶接方法、及び、溶接装置 |
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