JPH10218364A - ウエハ保持用ステージ - Google Patents
ウエハ保持用ステージInfo
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- JPH10218364A JPH10218364A JP2034997A JP2034997A JPH10218364A JP H10218364 A JPH10218364 A JP H10218364A JP 2034997 A JP2034997 A JP 2034997A JP 2034997 A JP2034997 A JP 2034997A JP H10218364 A JPH10218364 A JP H10218364A
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- Japan
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- wafer
- wafer holding
- base
- holding stage
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウエハとの接触面積が小さく、ウエハの反り
を確実に矯正した状態で、当該ウエハを吸着保持するこ
とのできるウエハ保持用ステージを提供する。 【解決手段】 ウエハを処理するために当該ウエハを吸
着保持するためのウエハ保持用ステージであって、円板
状の基台11と、この基台11の周縁に沿って当該基台11か
ら上方に突出するよう形成された、載置されたウエハ1
の周辺部を吸着することによって当該ウエハ1を保持す
るウエハ保持部12とを有してなり、ウエハ1の周辺部が
前記ウエハ保持部12に吸着された状態において、当該ウ
エハ保持部12によって囲まれた、当該ウエハ1と前記基
台11との間の空間Sを外気と連通させる開放用通路15が
形成されていることを特徴とする。
を確実に矯正した状態で、当該ウエハを吸着保持するこ
とのできるウエハ保持用ステージを提供する。 【解決手段】 ウエハを処理するために当該ウエハを吸
着保持するためのウエハ保持用ステージであって、円板
状の基台11と、この基台11の周縁に沿って当該基台11か
ら上方に突出するよう形成された、載置されたウエハ1
の周辺部を吸着することによって当該ウエハ1を保持す
るウエハ保持部12とを有してなり、ウエハ1の周辺部が
前記ウエハ保持部12に吸着された状態において、当該ウ
エハ保持部12によって囲まれた、当該ウエハ1と前記基
台11との間の空間Sを外気と連通させる開放用通路15が
形成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハを処理する
ために当該ウエハを吸着保持するためのウエハ保持用ス
テージに関する。
ために当該ウエハを吸着保持するためのウエハ保持用ス
テージに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばIC、LSI等の製造工程におい
ては、半導体ウエハの表面に感光性のレジストを塗布
し、この塗布層をマスクを介して露光して現像すること
により、ウエハの表面に回路パターンを形成するが、ウ
エハの表面にレジストを塗布した後、回路パターンを形
成する前に、当該ウエハの周辺部に塗布された不要レジ
ストを露光して現像することにより、当該不要レジスト
を除去することが行われている。そして、ウエハの周辺
部に塗布された不要レジストを露光する露光装置におい
ては、ウエハを保持して回転させるウエハ保持用ステー
ジが用いられている。このようなウエハ保持用ステージ
においては、ウエハとの接触面積が小さいことが肝要で
ある。これは、ウエハとの接触面積が大きいと、ウエハ
に塵埃が付着する量が多くなるからである。また、ウエ
ハを保持する手段としては、一般に、吸着による手段が
採用されている。
ては、半導体ウエハの表面に感光性のレジストを塗布
し、この塗布層をマスクを介して露光して現像すること
により、ウエハの表面に回路パターンを形成するが、ウ
エハの表面にレジストを塗布した後、回路パターンを形
成する前に、当該ウエハの周辺部に塗布された不要レジ
ストを露光して現像することにより、当該不要レジスト
を除去することが行われている。そして、ウエハの周辺
部に塗布された不要レジストを露光する露光装置におい
ては、ウエハを保持して回転させるウエハ保持用ステー
ジが用いられている。このようなウエハ保持用ステージ
においては、ウエハとの接触面積が小さいことが肝要で
ある。これは、ウエハとの接触面積が大きいと、ウエハ
に塵埃が付着する量が多くなるからである。また、ウエ
ハを保持する手段としては、一般に、吸着による手段が
採用されている。
【0003】図6は、従来のウエハ保持用ステージの一
例における構成を示す説明用断面図である。このウエハ
保持用ステージ80は、全体が円板状の形状を有し、そ
の上面には、ウエハ1を吸着するための吸着用凹所81
が形成されていると共に、当該ウエハ保持用ステージ8
0をその厚み方向に貫通して吸着用凹所81に連通する
吸引路82が形成されており、このウエハ保持用ステー
ジ80の上面にウエハ1が載置されてその中央部が吸着
されることによって当該ウエハ1が保持されている。ウ
エハ保持用ステージ80の下面には、当該ウエハ保持用
ステージ80に対して垂直に伸びる回転軸85が設けら
れており、この回転軸85には、その軸方向に沿って伸
び、一端が吸引路82に連通し、他端が当該回転軸85
の外周面に開口する空気通路86が形成されており、空
気通路86の他端には、適宜の吸引装置(図示省略)が
接続されている。また、回転軸85の下端には、モータ
87が設けられている。2は、露光装置の光出射部であ
り、この光出射部2には、導光ファイバ4からの光線束
をウエハ1の周辺部に結像するための投影レンズ3が設
けられている。
例における構成を示す説明用断面図である。このウエハ
保持用ステージ80は、全体が円板状の形状を有し、そ
の上面には、ウエハ1を吸着するための吸着用凹所81
が形成されていると共に、当該ウエハ保持用ステージ8
0をその厚み方向に貫通して吸着用凹所81に連通する
吸引路82が形成されており、このウエハ保持用ステー
ジ80の上面にウエハ1が載置されてその中央部が吸着
されることによって当該ウエハ1が保持されている。ウ
エハ保持用ステージ80の下面には、当該ウエハ保持用
ステージ80に対して垂直に伸びる回転軸85が設けら
れており、この回転軸85には、その軸方向に沿って伸
び、一端が吸引路82に連通し、他端が当該回転軸85
の外周面に開口する空気通路86が形成されており、空
気通路86の他端には、適宜の吸引装置(図示省略)が
接続されている。また、回転軸85の下端には、モータ
87が設けられている。2は、露光装置の光出射部であ
り、この光出射部2には、導光ファイバ4からの光線束
をウエハ1の周辺部に結像するための投影レンズ3が設
けられている。
【0004】このようなウエハ保持用ステージ80によ
れば、ウエハ1の中央部のみが吸着されることによって
当該ウエハが保持されるので、ウエハ1との接触面積が
小さく、これにより、ウエハ1に付着する塵埃の量を少
なくすることができる。
れば、ウエハ1の中央部のみが吸着されることによって
当該ウエハが保持されるので、ウエハ1との接触面積が
小さく、これにより、ウエハ1に付着する塵埃の量を少
なくすることができる。
【0005】しかしながら、上記のウエハ保持用ステー
ジ80においては、以下のような問題がある。ウエハ1
は厳密には平らなものではなく、例えば直径が200m
m程度のウエハには、その周辺部において例えば±60
〜70μmの反りが生じている。そして、図7に示すよ
うに、反りが生じたウエハ1の中央部をウエハ保持用ス
テージ80に保持した状態で、当該ウエハ保持用ステー
ジ80をモータ86により回転させると、光出射部2
と、この光出射部2の直下におけるウエハ1の周辺部と
の距離が変動する。従って、投影レンズ3によって、導
光ファイバからの光線束をウエハ1の周辺部に安定に結
像することができず、そのため、ウエハ1の周辺部をシ
ャープに露光することが困難となる。
ジ80においては、以下のような問題がある。ウエハ1
は厳密には平らなものではなく、例えば直径が200m
m程度のウエハには、その周辺部において例えば±60
〜70μmの反りが生じている。そして、図7に示すよ
うに、反りが生じたウエハ1の中央部をウエハ保持用ス
テージ80に保持した状態で、当該ウエハ保持用ステー
ジ80をモータ86により回転させると、光出射部2
と、この光出射部2の直下におけるウエハ1の周辺部と
の距離が変動する。従って、投影レンズ3によって、導
光ファイバからの光線束をウエハ1の周辺部に安定に結
像することができず、そのため、ウエハ1の周辺部をシ
ャープに露光することが困難となる。
【0006】一方、ウエハとの接触面積が小さいウエハ
保持用ステージとしては、ウエハの周辺部を吸着するこ
とによって当該ウエハを保持する構成のものが考えられ
る。このようなウエハ保持用ステージの構成例を図8に
示す。このウエハ保持用ステージ90は、円板状の基台
91と、この基台91の全周縁から上方に突出するウエ
ハ保持部92とを有し、このウエハ保持部92には、ウ
エハを吸着するための吸着用溝93が形成されており、
基台91には、当該基台91の径方向に伸び、両端の各
々が吸着用溝93に連通するよう、吸引路94が形成さ
れている。そして、ウエハ保持部92にウエハ1の周辺
部が吸着されることによって当該ウエハ1が保持されて
いる。このような構成のウエハ保持用ステージ90にお
いては、ウエハ保持部92によってウエハ1の周辺部が
吸着されるので、当該ウエハ保持部92の吸引力によ
り、ウエハ1の周辺部における反りが矯正されることが
期待される。
保持用ステージとしては、ウエハの周辺部を吸着するこ
とによって当該ウエハを保持する構成のものが考えられ
る。このようなウエハ保持用ステージの構成例を図8に
示す。このウエハ保持用ステージ90は、円板状の基台
91と、この基台91の全周縁から上方に突出するウエ
ハ保持部92とを有し、このウエハ保持部92には、ウ
エハを吸着するための吸着用溝93が形成されており、
基台91には、当該基台91の径方向に伸び、両端の各
々が吸着用溝93に連通するよう、吸引路94が形成さ
れている。そして、ウエハ保持部92にウエハ1の周辺
部が吸着されることによって当該ウエハ1が保持されて
いる。このような構成のウエハ保持用ステージ90にお
いては、ウエハ保持部92によってウエハ1の周辺部が
吸着されるので、当該ウエハ保持部92の吸引力によ
り、ウエハ1の周辺部における反りが矯正されることが
期待される。
【0007】しかしながら、このような構成のウエハ保
持用ステージ90においても、以下のような問題がある
ことが判明した。ウエハ1の裏面は鏡面処理されていな
いため、当該裏面には微細な凹凸が形成されている。こ
のようなウエハ1をウエハ保持用ステージ90に保持さ
せると、ウエハ1とウエハ保持部92との間に僅かな間
隙が存在し、この間隙を介して、ウエハ保持部92によ
って囲まれた、ウエハ1と基台91との間の空間Sに存
在する空気が吸引され、これにより、当該空間Sが減圧
状態となるので、ウエハ1の中央部が下方にへこみ、当
該ウエハ1に、より大きい反りが発生するため、所期の
露光処理を達成することができない。
持用ステージ90においても、以下のような問題がある
ことが判明した。ウエハ1の裏面は鏡面処理されていな
いため、当該裏面には微細な凹凸が形成されている。こ
のようなウエハ1をウエハ保持用ステージ90に保持さ
せると、ウエハ1とウエハ保持部92との間に僅かな間
隙が存在し、この間隙を介して、ウエハ保持部92によ
って囲まれた、ウエハ1と基台91との間の空間Sに存
在する空気が吸引され、これにより、当該空間Sが減圧
状態となるので、ウエハ1の中央部が下方にへこみ、当
該ウエハ1に、より大きい反りが発生するため、所期の
露光処理を達成することができない。
【0008】また、図9に示すように、基台91の中央
部に、ウエハ保持部92と同等の高さに突出する支持部
95を設けることにより、ウエハ1の中央部を支持する
構成のウエハ保持用ステージ90も考えられるが、ウエ
ハ1におけるウエハ保持部92と支持部95との間の部
分が下方にへこむため、結局、ウエハ1の反りを矯正す
ることはできない。
部に、ウエハ保持部92と同等の高さに突出する支持部
95を設けることにより、ウエハ1の中央部を支持する
構成のウエハ保持用ステージ90も考えられるが、ウエ
ハ1におけるウエハ保持部92と支持部95との間の部
分が下方にへこむため、結局、ウエハ1の反りを矯正す
ることはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
ウエハとの接触面積が小さく、しかも、ウエハの周辺部
の反りを確実に矯正した状態で、当該ウエハを吸着保持
することのできるウエハ保持用ステージを提供すること
にある。
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
ウエハとの接触面積が小さく、しかも、ウエハの周辺部
の反りを確実に矯正した状態で、当該ウエハを吸着保持
することのできるウエハ保持用ステージを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のウエハ保持用ス
テージは、ウエハを処理するために当該ウエハを吸着保
持するためのウエハ保持用ステージであって、円板状の
基台と、この基台の周縁に沿って当該基台から上方に突
出するよう形成された、載置されたウエハの周辺部を吸
着することによって当該ウエハを保持するウエハ保持部
とを有してなり、ウエハの周辺部が前記ウエハ保持部に
吸着された状態において、当該ウエハ保持部によって囲
まれた、当該ウエハと前記基台との間の空間を外気と連
通させる開放用通路が形成されていることを特徴とす
る。
テージは、ウエハを処理するために当該ウエハを吸着保
持するためのウエハ保持用ステージであって、円板状の
基台と、この基台の周縁に沿って当該基台から上方に突
出するよう形成された、載置されたウエハの周辺部を吸
着することによって当該ウエハを保持するウエハ保持部
とを有してなり、ウエハの周辺部が前記ウエハ保持部に
吸着された状態において、当該ウエハ保持部によって囲
まれた、当該ウエハと前記基台との間の空間を外気と連
通させる開放用通路が形成されていることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は、本発明のウエハ保持用ステ
ージの一例を示す説明用平面図、図2は、図1のウエハ
保持用ステージにおけるA−A断面図、図3は、図1の
ウエハ保持用ステージにおけるB−B断面図であり、例
えば、ウエハ上の周辺部における不要レジストを露光す
るための露光装置に用いられるものである。
て詳細に説明する。図1は、本発明のウエハ保持用ステ
ージの一例を示す説明用平面図、図2は、図1のウエハ
保持用ステージにおけるA−A断面図、図3は、図1の
ウエハ保持用ステージにおけるB−B断面図であり、例
えば、ウエハ上の周辺部における不要レジストを露光す
るための露光装置に用いられるものである。
【0012】このウエハ保持用ステージ10は、円板状
の基台11と、この基台11の周縁から上方に突出する
ウエハ保持部12とを有し、このウエハ保持部12に、
ウエハ1の周辺部が吸着保持されている。具体的に説明
すると、ウエハ保持部12は、基台11の周縁に沿って
その全周にわたって伸びるよう形成され、このウエハ保
持部12には、ウエハを吸着するための吸着用溝13が
形成されている。基台11には、当該基台11の径方向
に伸び、両端の各々が吸着用溝13に連通するよう、吸
引路14が形成されている。そして、基台11には、ウ
エハ保持部12によって囲まれた、ウエハ1と基台11
との間の空間Sを外気と連通させるための開放用通路1
5が、基台11の厚み方向に貫通するよう形成されてい
る。
の基台11と、この基台11の周縁から上方に突出する
ウエハ保持部12とを有し、このウエハ保持部12に、
ウエハ1の周辺部が吸着保持されている。具体的に説明
すると、ウエハ保持部12は、基台11の周縁に沿って
その全周にわたって伸びるよう形成され、このウエハ保
持部12には、ウエハを吸着するための吸着用溝13が
形成されている。基台11には、当該基台11の径方向
に伸び、両端の各々が吸着用溝13に連通するよう、吸
引路14が形成されている。そして、基台11には、ウ
エハ保持部12によって囲まれた、ウエハ1と基台11
との間の空間Sを外気と連通させるための開放用通路1
5が、基台11の厚み方向に貫通するよう形成されてい
る。
【0013】ウエハ保持用ステージ10における基台1
1の下面には、当該基台11に対して垂直に伸びる回転
軸20が設けられており、この回転軸20には、その軸
方向に沿って伸び、一端が吸引路14に連通し、他端が
当該回転軸20の外周面に開口する空気流路21が形成
されており、空気通路21の他端には、適宜の吸引装置
(図示省略)が接続されている。また、回転軸20の下
端には、モータ30が設けられている。
1の下面には、当該基台11に対して垂直に伸びる回転
軸20が設けられており、この回転軸20には、その軸
方向に沿って伸び、一端が吸引路14に連通し、他端が
当該回転軸20の外周面に開口する空気流路21が形成
されており、空気通路21の他端には、適宜の吸引装置
(図示省略)が接続されている。また、回転軸20の下
端には、モータ30が設けられている。
【0014】上記のウエハ保持用ステージ10において
は、ウエハ保持部12上にウエハ1が載置された状態で
吸引装置を作動させると、回転軸20の空気通路21お
よび吸引路14を介して吸着用溝13に負圧が作用さ
れ、この負圧による吸引力により、ウエハ1の周辺部が
ウエハ保持部12に吸着されることによって当該ウエハ
1が保持される。ここで、吸着用溝13に作用される負
圧の大きさは、例えば500mmHg(絶対圧として2
60mmHg)である。以上において、吸着用溝13に
負圧が作用されることにより、ウエハ1の裏面とウエハ
保持部12の上面との間の僅かな間隙を介して、ウエハ
1と基台11との間の空間Sに存在する空気が吸引され
るが、この空間Sは、基台11に形成された開放用通路
15によって外気と連通しているので、ウエハ1と基台
11との間の空間Sが減圧状態となることが確実に防止
される。
は、ウエハ保持部12上にウエハ1が載置された状態で
吸引装置を作動させると、回転軸20の空気通路21お
よび吸引路14を介して吸着用溝13に負圧が作用さ
れ、この負圧による吸引力により、ウエハ1の周辺部が
ウエハ保持部12に吸着されることによって当該ウエハ
1が保持される。ここで、吸着用溝13に作用される負
圧の大きさは、例えば500mmHg(絶対圧として2
60mmHg)である。以上において、吸着用溝13に
負圧が作用されることにより、ウエハ1の裏面とウエハ
保持部12の上面との間の僅かな間隙を介して、ウエハ
1と基台11との間の空間Sに存在する空気が吸引され
るが、この空間Sは、基台11に形成された開放用通路
15によって外気と連通しているので、ウエハ1と基台
11との間の空間Sが減圧状態となることが確実に防止
される。
【0015】そして、このようなウエハ保持用ステージ
10によれば、ウエハ保持部12にウエハ1の周辺部の
みが吸着されることによって当該ウエハ1が保持される
ので、ウエハ1との接触面積が小さく、これにより、ウ
エハ1に付着する塵埃の量を少なくすることができる。
しかも、基台11には、ウエハ保持部12によって囲ま
れた、ウエハ1と基台11との間の空間Sを外気と連通
させる開放用通路15が形成されているため、ウエハ1
と基台11との間の空間Sが減圧状態となることが防止
され、その結果、吸着用溝13に作用される負圧による
吸引力により、ウエハ1の周辺部の反りを確実に矯正し
た状態で当該ウエハ1を吸着保持することができる。
10によれば、ウエハ保持部12にウエハ1の周辺部の
みが吸着されることによって当該ウエハ1が保持される
ので、ウエハ1との接触面積が小さく、これにより、ウ
エハ1に付着する塵埃の量を少なくすることができる。
しかも、基台11には、ウエハ保持部12によって囲ま
れた、ウエハ1と基台11との間の空間Sを外気と連通
させる開放用通路15が形成されているため、ウエハ1
と基台11との間の空間Sが減圧状態となることが防止
され、その結果、吸着用溝13に作用される負圧による
吸引力により、ウエハ1の周辺部の反りを確実に矯正し
た状態で当該ウエハ1を吸着保持することができる。
【0016】以上、本発明の実施の一形態について説明
したが、本発明は上記のウエハ保持用ステージに限定さ
れるものではなく、種々の変更を加えることが可能であ
る。例えば、開放用通路は、ウエハ保持部12によって
囲まれた、ウエハ1と基台11との間の空間Sを外気と
連通させるものであれば、当該ウエハ保持用ステージの
適宜の個所に形成されていればよく、図4および図5に
示すように、基台11の周縁に沿って伸びるウエハ保持
部12の一部を切り欠くことにより、開放用通路16を
形成することもできる。また、本発明のウエハ保持用ス
テージの用途は、ウエハ上の周辺部における不要レジス
トを露光する露光装置に限定されず、種々のウエハ処理
装置に利用することができる。
したが、本発明は上記のウエハ保持用ステージに限定さ
れるものではなく、種々の変更を加えることが可能であ
る。例えば、開放用通路は、ウエハ保持部12によって
囲まれた、ウエハ1と基台11との間の空間Sを外気と
連通させるものであれば、当該ウエハ保持用ステージの
適宜の個所に形成されていればよく、図4および図5に
示すように、基台11の周縁に沿って伸びるウエハ保持
部12の一部を切り欠くことにより、開放用通路16を
形成することもできる。また、本発明のウエハ保持用ス
テージの用途は、ウエハ上の周辺部における不要レジス
トを露光する露光装置に限定されず、種々のウエハ処理
装置に利用することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明のウエハ保持用ステージの具体
的な実施例について説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
的な実施例について説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0018】〈実施例〉図1〜図3に示す構成に従い、
下記の条件により、本発明に係るウエハ保持用ステージ
を作製した。 基台(11):直径120mm,厚み20mm, ウエハ保持部(12):突出高さ1mm,幅6mm, 吸着用溝(13):深さ1mm,幅1mm, 開放用通路(15):直径2mm
下記の条件により、本発明に係るウエハ保持用ステージ
を作製した。 基台(11):直径120mm,厚み20mm, ウエハ保持部(12):突出高さ1mm,幅6mm, 吸着用溝(13):深さ1mm,幅1mm, 開放用通路(15):直径2mm
【0019】直径が150mm、厚みが0.675mm
で、周辺部における初期の反りの大きさが±50μmで
あるシリコンウエハを用い、吸引装置によって上記のウ
エハ保持用ステージにおける吸着用溝に500mmHg
の負圧を作用させることにより、ウエハ保持部にシリコ
ンウエハを吸着させ、この状態で、当該シリコンウエハ
の周辺部における反りの大きさを測定したところ、±
2.5μmであった。この値は、ウエハ保持部の上面の
平面精度と同等であり、ウエハの周辺部の反りを確実に
矯正した状態で、当該ウエハを吸着保持することができ
ることが確認された。
で、周辺部における初期の反りの大きさが±50μmで
あるシリコンウエハを用い、吸引装置によって上記のウ
エハ保持用ステージにおける吸着用溝に500mmHg
の負圧を作用させることにより、ウエハ保持部にシリコ
ンウエハを吸着させ、この状態で、当該シリコンウエハ
の周辺部における反りの大きさを測定したところ、±
2.5μmであった。この値は、ウエハ保持部の上面の
平面精度と同等であり、ウエハの周辺部の反りを確実に
矯正した状態で、当該ウエハを吸着保持することができ
ることが確認された。
【0020】〈比較例〉基台に開放用通路を形成しなか
ったこと以外は実施例と同様の条件により、比較用のウ
エハ保持用ステージを作製し、このウエハ保持用ステー
ジに実施例1と同様のシリコンウエハを吸着保持させた
ところ、ウエハと基台との間の空間が減圧されて、ウエ
ハが約1mm(ウエハの中心部を測定)へこんでしま
い、ウエハの周辺部の反りを矯正した状態で、当該ウエ
ハを吸着保持することができなかった。
ったこと以外は実施例と同様の条件により、比較用のウ
エハ保持用ステージを作製し、このウエハ保持用ステー
ジに実施例1と同様のシリコンウエハを吸着保持させた
ところ、ウエハと基台との間の空間が減圧されて、ウエ
ハが約1mm(ウエハの中心部を測定)へこんでしま
い、ウエハの周辺部の反りを矯正した状態で、当該ウエ
ハを吸着保持することができなかった。
【0021】
【発明の効果】本発明のウエハ保持用ステージによれ
ば、ウエハ保持部にウエハの周辺部のみが吸着されるこ
とによって当該ウエハが保持されるので、ウエハとの接
触面積が小さく、これにより、ウエハに付着する塵埃の
量を少なくすることができる。しかも、ウエハ保持部に
よって囲まれた、ウエハと基台との間の空間を外気と連
通させる開放用通路が形成されているため、ウエハと基
台との間の空間が減圧状態となることが防止され、その
結果、ウエハ保持部の吸引力により、ウエハの周辺部の
反りを確実に矯正した状態で当該ウエハを吸着保持する
ことができる。
ば、ウエハ保持部にウエハの周辺部のみが吸着されるこ
とによって当該ウエハが保持されるので、ウエハとの接
触面積が小さく、これにより、ウエハに付着する塵埃の
量を少なくすることができる。しかも、ウエハ保持部に
よって囲まれた、ウエハと基台との間の空間を外気と連
通させる開放用通路が形成されているため、ウエハと基
台との間の空間が減圧状態となることが防止され、その
結果、ウエハ保持部の吸引力により、ウエハの周辺部の
反りを確実に矯正した状態で当該ウエハを吸着保持する
ことができる。
【図1】本発明のウエハ保持用ステージの一例を示す説
明用平面図である。
明用平面図である。
【図2】図1に示すウエハ保持用ステージにおけるA−
A断面図である。
A断面図である。
【図3】図1に示すウエハ保持用ステージにおけるB−
B断面図である。
B断面図である。
【図4】本発明のウエハ保持用ステージの他の例を示す
説明用平面図である。
説明用平面図である。
【図5】図4に示すウエハ保持用ステージにおけるC−
C断面図である。
C断面図である。
【図6】従来のウエハ保持用ステージの一例を示す説明
用断面図である。
用断面図である。
【図7】ウエハの反りの状態を示す説明図である。
【図8】ウエハの周辺部を吸着保持するウエハ保持用ス
テージの構成例を示す説明用断面図である。
テージの構成例を示す説明用断面図である。
【図9】ウエハの中央部を支持する支持部が設けられた
ウエハ保持用ステージの構成例を示す説明用断面図であ
る。
ウエハ保持用ステージの構成例を示す説明用断面図であ
る。
1 ウエハ 2 光照射部 3 投影レンズ 4 導光ファイバ 10 ウエハ保持用ステージ 11 基台 12 ウエハ保持部 13 吸着用溝 14 吸引路 15,16 開放用通路 20 回転軸 21 空気通路 30 モータ 80 ウエハ保持用ステージ 81 吸着用凹所 82 吸引路 85 回転軸 86 空気通路 87 モータ 90 ウエハ保持用ステージ 91 基台 92 ウエハ保持部 93 吸着用溝 94 吸引路 95 支持部 S 空間
Claims (1)
- 【請求項1】 ウエハを処理するために当該ウエハを吸
着保持するためのウエハ保持用ステージであって、 円板状の基台と、 この基台の周縁に沿って当該基台から上方に突出するよ
う形成された、載置されたウエハの周辺部を吸着するこ
とによって当該ウエハを保持するウエハ保持部とを有し
てなり、 ウエハの周辺部が前記ウエハ保持部に吸着された状態に
おいて、当該ウエハ保持部によって囲まれた、当該ウエ
ハと前記基台との間の空間を外気と連通させる開放用通
路が形成されていることを特徴とするウエハ保持用ステ
ージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2034997A JPH10218364A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | ウエハ保持用ステージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2034997A JPH10218364A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | ウエハ保持用ステージ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10218364A true JPH10218364A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12024657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2034997A Pending JPH10218364A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | ウエハ保持用ステージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10218364A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006313816A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Mtc:Kk | 薄膜形成装置 |
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| JP2022054764A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 日本特殊陶業株式会社 | 保持装置 |
| CN116487314A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-07-25 | 上海新创达半导体设备技术有限公司 | 一种带翘曲校正功能的晶圆承载器 |
| JP2023157377A (ja) * | 2022-04-15 | 2023-10-26 | 株式会社ディスコ | 搬送パッド |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP2034997A patent/JPH10218364A/ja active Pending
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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