JPH10221828A - 写真用処理組成物および処理方法 - Google Patents
写真用処理組成物および処理方法Info
- Publication number
- JPH10221828A JPH10221828A JP3851497A JP3851497A JPH10221828A JP H10221828 A JPH10221828 A JP H10221828A JP 3851497 A JP3851497 A JP 3851497A JP 3851497 A JP3851497 A JP 3851497A JP H10221828 A JPH10221828 A JP H10221828A
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- JP
- Japan
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- group
- acid
- compound
- carbon atoms
- solution
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- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】迅速な脱銀を与える等の有用な写真処理組成物
を提供すること。 【解決手段】一般式(I)で表わされる化合物またはそ
の金属キレート化合物を含有したことを特徴とする写真
用組成物。 【化1】
を提供すること。 【解決手段】一般式(I)で表わされる化合物またはそ
の金属キレート化合物を含有したことを特徴とする写真
用組成物。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀写真
用添加剤及びこれを用いた処理方法に関し、さらに詳し
くは発色現像後の漂白もしくは漂白定着工程における新
規な漂白剤および写真処理にとって有害な金属イオンを
隠蔽するための新規なキレート剤に関するものである。
用添加剤及びこれを用いた処理方法に関し、さらに詳し
くは発色現像後の漂白もしくは漂白定着工程における新
規な漂白剤および写真処理にとって有害な金属イオンを
隠蔽するための新規なキレート剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ハロゲン化銀写真感光材料の
うち、ハロゲン化銀黒白写真感光材料は、露光後、黒白
現像、定着、水洗等の処理工程により処理され、ハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料(以下、カラー感光材料とい
う。)は、露光後、発色現像、脱銀、及び水洗、安定化
等の処理工程により処理される。ハロゲン化銀カラー反
転感光材料は、露光後、黒白現像、反転処理後に発色現
像、脱銀、水洗、安定化等の処理工程により処理され
る。カラー感光材料の処理における漂白工程や漂白定着
工程で漂白剤として従来使用されてきたエチレンジアミ
ン四酢酸第二鉄錯塩は、酸化力が弱いという面がある。
その問題を解決するものとして、米国特許第55478
17号に記載のアミノポリカルボン酸類の第二鉄錯塩が
挙げられる。これらの化合物は、確かに迅速な漂白を達
成できるが、ランニング時に、後続の水洗浴(水洗浴が
多段方式の場合、特に後ろ側の水洗浴)で藻やカビの発
生が早くなるという問題が生じた。米国特許第5547
817号に記載の化合物は、金属隠蔽剤としても用いる
ことができ、長期間、条件変動にも左右されにくく、効
果的に金属を隠蔽する。しかし、第二鉄錯塩を漂白剤と
して用いた場合と同様、後続の水洗浴(水洗浴が仕切ら
れて何浴かある場合、特に後ろ側の水洗浴)で藻やカビ
の発生が早くなるという問題が生じた。よって、米国特
許第5547817号に記載されている効果を持ち、か
つランニング時にも水洗浴あるいはリンス浴で藻やカビ
の発生を抑えることのできる化合物の開発が望まれてい
た。
うち、ハロゲン化銀黒白写真感光材料は、露光後、黒白
現像、定着、水洗等の処理工程により処理され、ハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料(以下、カラー感光材料とい
う。)は、露光後、発色現像、脱銀、及び水洗、安定化
等の処理工程により処理される。ハロゲン化銀カラー反
転感光材料は、露光後、黒白現像、反転処理後に発色現
像、脱銀、水洗、安定化等の処理工程により処理され
る。カラー感光材料の処理における漂白工程や漂白定着
工程で漂白剤として従来使用されてきたエチレンジアミ
ン四酢酸第二鉄錯塩は、酸化力が弱いという面がある。
その問題を解決するものとして、米国特許第55478
17号に記載のアミノポリカルボン酸類の第二鉄錯塩が
挙げられる。これらの化合物は、確かに迅速な漂白を達
成できるが、ランニング時に、後続の水洗浴(水洗浴が
多段方式の場合、特に後ろ側の水洗浴)で藻やカビの発
生が早くなるという問題が生じた。米国特許第5547
817号に記載の化合物は、金属隠蔽剤としても用いる
ことができ、長期間、条件変動にも左右されにくく、効
果的に金属を隠蔽する。しかし、第二鉄錯塩を漂白剤と
して用いた場合と同様、後続の水洗浴(水洗浴が仕切ら
れて何浴かある場合、特に後ろ側の水洗浴)で藻やカビ
の発生が早くなるという問題が生じた。よって、米国特
許第5547817号に記載されている効果を持ち、か
つランニング時にも水洗浴あるいはリンス浴で藻やカビ
の発生を抑えることのできる化合物の開発が望まれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第一
の目的は、漂白剤として用いた場合には、ランニング処
理時にも迅速な脱銀性を示し、かつ藻やカビの発生を抑
制する写真用処理組成物およびそれを用いた処理方法を
提供することにある。本発明の第二の目的は、金属隠蔽
剤として用いた場合にも、効果的に金属を隠蔽し、かつ
藻やカビの発生を抑制する写真用処理組成物およびそれ
を用いた処理方法を提供することにある。
の目的は、漂白剤として用いた場合には、ランニング処
理時にも迅速な脱銀性を示し、かつ藻やカビの発生を抑
制する写真用処理組成物およびそれを用いた処理方法を
提供することにある。本発明の第二の目的は、金属隠蔽
剤として用いた場合にも、効果的に金属を隠蔽し、かつ
藻やカビの発生を抑制する写真用処理組成物およびそれ
を用いた処理方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の各目的は、以下の
方法によって達成された。 (1)下記一般式(I)で表される写真用添加剤。 一般式(I)
方法によって達成された。 (1)下記一般式(I)で表される写真用添加剤。 一般式(I)
【0005】
【化2】
【0006】(式中、R1 は脂肪族炭化水素基、アルキ
ル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。Q1 は、水
素原子または−L3 −COOM3 を表す。Q2 は、水素
原子または−L4 −COOM4 を表す。L1 、L2 、L
3 、L4 及びL5 は、それぞれアルキレン基を表す。m
及びnは、それぞれ0または1を表す。Wは、炭素原子
を含む二価の連結基を表す。*は、絶対配置がS体であ
ることを表す。M1 、M2 、M3 及びM4 は、水素原子
またはカチオンを表す。) (2)一般式(I)で表される化合物の写真用金属レー
ト化合物。 (3)一般式(I)で表される化合物の重金属キレート
化合物を含有したことを特徴とする写真用処理組成物。 (4)一般式(I)で表される化合物の重金属キレート
化合物の少なくとも一種を脱銀工程またはその後の工程
(例.水洗浴、リンス浴など)を有することを特徴とす
る写真用処理組成物。 (5)上記(1)の組成物を用いることを特徴とするハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
ル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。Q1 は、水
素原子または−L3 −COOM3 を表す。Q2 は、水素
原子または−L4 −COOM4 を表す。L1 、L2 、L
3 、L4 及びL5 は、それぞれアルキレン基を表す。m
及びnは、それぞれ0または1を表す。Wは、炭素原子
を含む二価の連結基を表す。*は、絶対配置がS体であ
ることを表す。M1 、M2 、M3 及びM4 は、水素原子
またはカチオンを表す。) (2)一般式(I)で表される化合物の写真用金属レー
ト化合物。 (3)一般式(I)で表される化合物の重金属キレート
化合物を含有したことを特徴とする写真用処理組成物。 (4)一般式(I)で表される化合物の重金属キレート
化合物の少なくとも一種を脱銀工程またはその後の工程
(例.水洗浴、リンス浴など)を有することを特徴とす
る写真用処理組成物。 (5)上記(1)の組成物を用いることを特徴とするハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0007】一般式(I)の構造上の特徴は、脂肪族炭
化水素基、アリール基またはヘテロ環基で置換され、そ
の置換位置の不斉炭素の絶対配置がS体であるカルボキ
シアルキルを少なくとも一つ有することである。これま
で分岐型のカルボキシアルキルを導入したものは米国特
許第5547817号等で開示されているが、この化合
物では、漂白剤として使用した場合にも、金属隠蔽剤と
して使用した場合にも上記の問題を解決するには至って
いない。米国特許第5547817号で記載されている
化合物は、不斉炭素が1個の場合にはラセミ混合物(絶
対配置がS体とR体の1:1混合物。R体とS体の関係
を光学異性体という。)であり、不斉炭素が2個の場合
にはジアステレオマー混合物(SS、RR、RS、SR
体の混合物。SS体とRR体を光学異性体、SS体とR
S体、またはRR体とRS体の関係をジアステレオマー
という。)である。米国特許第5547817号に記載
してある合成法では、不斉炭素が1個の場合にはR体と
S体が1:1の割合で生成し、何らかの光学分割を施さ
なければS体は50%を越えることはない。また不斉炭
素が2個の場合にも、やはり意識して光学純度の高いも
のを得ようとしなければ、RR体:SS体:RS体=
1:1:2の割合で生成する。それに対し、本発明はそ
の光学異性体およびジアステレオマーの割合を変え、不
斉炭素が1個の場合には、S体が50%よりも多い割合
で存在していることを特徴としており、また不斉炭素が
2個の場合には、Sを少なくとも1個有する化合物(S
S体、SR体)の割合が、全体の75%よりも多いこと
を特徴としている。生物はS体を生分解しやすく、R体
を生分解しにくいとされているので、R体のみ、あるい
はR体、S体の混合物の方が、S体のみの場合よりも藻
やカビの発生を抑制すると考えられる。また、同じよう
に生物はSS体を生分解しやすく、RR体を生分解しに
くいと考えられるので、RR体のみ、あるいはSS体、
RR体、RS体、SR体の混合物の方が、SS体のみや
SS体、RS体、SR体の混合物よりも、藻やカビの発
生を抑制すると考えられる。しかし、写真処理工程にお
ける水洗浴やリンス浴の藻やカビの発生に関しては、全
く逆の結果となった。これは、予想外の結果であった。
化水素基、アリール基またはヘテロ環基で置換され、そ
の置換位置の不斉炭素の絶対配置がS体であるカルボキ
シアルキルを少なくとも一つ有することである。これま
で分岐型のカルボキシアルキルを導入したものは米国特
許第5547817号等で開示されているが、この化合
物では、漂白剤として使用した場合にも、金属隠蔽剤と
して使用した場合にも上記の問題を解決するには至って
いない。米国特許第5547817号で記載されている
化合物は、不斉炭素が1個の場合にはラセミ混合物(絶
対配置がS体とR体の1:1混合物。R体とS体の関係
を光学異性体という。)であり、不斉炭素が2個の場合
にはジアステレオマー混合物(SS、RR、RS、SR
体の混合物。SS体とRR体を光学異性体、SS体とR
S体、またはRR体とRS体の関係をジアステレオマー
という。)である。米国特許第5547817号に記載
してある合成法では、不斉炭素が1個の場合にはR体と
S体が1:1の割合で生成し、何らかの光学分割を施さ
なければS体は50%を越えることはない。また不斉炭
素が2個の場合にも、やはり意識して光学純度の高いも
のを得ようとしなければ、RR体:SS体:RS体=
1:1:2の割合で生成する。それに対し、本発明はそ
の光学異性体およびジアステレオマーの割合を変え、不
斉炭素が1個の場合には、S体が50%よりも多い割合
で存在していることを特徴としており、また不斉炭素が
2個の場合には、Sを少なくとも1個有する化合物(S
S体、SR体)の割合が、全体の75%よりも多いこと
を特徴としている。生物はS体を生分解しやすく、R体
を生分解しにくいとされているので、R体のみ、あるい
はR体、S体の混合物の方が、S体のみの場合よりも藻
やカビの発生を抑制すると考えられる。また、同じよう
に生物はSS体を生分解しやすく、RR体を生分解しに
くいと考えられるので、RR体のみ、あるいはSS体、
RR体、RS体、SR体の混合物の方が、SS体のみや
SS体、RS体、SR体の混合物よりも、藻やカビの発
生を抑制すると考えられる。しかし、写真処理工程にお
ける水洗浴やリンス浴の藻やカビの発生に関しては、全
く逆の結果となった。これは、予想外の結果であった。
【0008】まず、一般式(I)で表される化合物につ
いて以下に詳細に説明する。R1 で表される脂肪族炭化
水素基は、直鎖、分岐又は環状のアルキル基(好ましく
は炭素数1〜12、より好ましくは炭素数1〜7、特に
好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であり、例えばメ
チル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−
ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル、n−ヘプ
チル、n−ヘキシル、シクロヘキシルなどが挙げられ
る。)、アルケニル基(好ましくは炭素数2〜12、よ
り好ましくは炭素数2〜6、特に好ましくは炭素数2〜
4のアルケニル基であり、例えばビニル、アリルなどが
挙げられる。)、アルキニル基(好ましくは炭素数2〜
12、より好ましくは炭素数2〜6、特に好ましくは炭
素数2〜4のアルキニル基であり、例えばプロパルギル
などが挙げられる。)である。
いて以下に詳細に説明する。R1 で表される脂肪族炭化
水素基は、直鎖、分岐又は環状のアルキル基(好ましく
は炭素数1〜12、より好ましくは炭素数1〜7、特に
好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であり、例えばメ
チル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−
ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル、n−ヘプ
チル、n−ヘキシル、シクロヘキシルなどが挙げられ
る。)、アルケニル基(好ましくは炭素数2〜12、よ
り好ましくは炭素数2〜6、特に好ましくは炭素数2〜
4のアルケニル基であり、例えばビニル、アリルなどが
挙げられる。)、アルキニル基(好ましくは炭素数2〜
12、より好ましくは炭素数2〜6、特に好ましくは炭
素数2〜4のアルキニル基であり、例えばプロパルギル
などが挙げられる。)である。
【0009】また、R1 で表される脂肪族炭化水素基は
置換基を有してもよく、置換基としては、例えばアリー
ル基(好ましくは炭素数6〜12、より好ましくは炭素
数6〜10、特に好ましくは炭素数6〜8のアリール基
であり、例えばフェニル、p−メチルフェニルなどが挙
げられる。)、アミノ基(好ましくは炭素数0〜20、
より好ましくは炭素数0〜10、特に好ましくは炭素数
0〜6のアミノ基であり、例えばアミノ、メチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノなどが挙げられ
る。)、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜8、より
好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは炭素数1〜4
のアルコキシ基であり、例えばメトキシ、エトキシなど
が挙げられる。)、アリールオキシ基(好ましくは炭素
数6〜12、より好ましくは炭素数6〜10、特に好ま
しくは炭素数6〜8のアリールオキシ基であり、例えば
フェニルオキシなどが挙げられる。)、アシル基(好ま
しくは炭素数2〜12、より好ましくは炭素数2〜1
0、特に好ましくは炭素数2〜8のアシル基であり、例
えばアセチルなどが挙げられる。)、アルコキシカルボ
ニル基(好ましくは炭素数2〜12、より好ましくは炭
素数2〜10、特に好ましくは炭素数2〜8のアルコキ
シカルボニル基であり、例えばメトキシカルボニルなど
が挙げられる。)、アリールオキシカルボニル基(好ま
しくは炭素数7〜20、より好ましくは炭素数7〜1
5、特に好ましくは炭素数7〜10のアリールオキシカ
ルボニル基であり、例えばフェニルオキシカルボニルな
どが挙げられる。)、アシルオキシ基(好ましくは炭素
数2〜12、より好ましくは炭素数2〜10、特に好ま
しくは炭素数2〜8のアシルオキシ基であり、例えばア
セトキシなどが挙げられる。)、アシルアミノ基(好ま
しくは炭素数2〜10、より好ましくは炭素数2〜6、
特に好ましくは炭素数2〜4のアシルアミノ基であり、
例えばアセチルアミノなどが挙げられる。)、アルコキ
シカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数2〜12、よ
り好ましくは炭素数2〜10、特に好ましくは炭素数2
〜8のアルコキシカルボニルアミノ基であり、例えばメ
トキシカルボニルアミノなどが挙げられる。)、アリー
ルオキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数7〜2
0、より好ましくは炭素数7〜12、特に好ましくは炭
素数7〜10のアリールオキシカルボニルアミノ基であ
り、例えばフェニルオキシカルボニルアミノなどが挙げ
られる。)、スルホニルアミノ基(好ましくは炭素数1
〜10、より好ましくは炭素1〜6、特に好ましくは炭
素数1〜4のスルホニルアミノ基であり、例えばメタン
スルホニルアミノなどが挙げられる。)、スルファモイ
ル基(好ましくは炭素数0〜10、より好ましくは炭素
数0〜6、特に好ましくは炭素数0〜4のスルファモイ
ル基であり、例えばスルファモイル、メチルスルファモ
イルなどが挙げられる。)、カルバモイル基(好ましく
は炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜6、特に
好ましくは炭素数1〜4のカルバモイル基であり、例え
ばカルバモイル、メチルカルバモイルなどが挙げられ
る。)、アルキルチオ基(好ましくは炭素数1〜8、よ
り好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは炭素数1〜
4のアルキルチオ基であり、例えばメチルチオ、エチル
チオ、カルボキシメチルチオなどが挙げられる。)、ア
リールチオ基(好ましくは炭素数6〜20、より好まし
くは炭素数6〜10、特に好ましくは炭素数6〜8のア
リールチオ基であり、例えばフェニルチオなどが挙げら
れる。)、スルホニル基(好ましくは炭素数1〜8、よ
り好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは炭素数1〜
4のスルホニル基であり、例えばメタンスルホニルなど
が挙げられる。)、スルフィニル基(好ましくは炭素数
1〜8、より好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは
炭素数1〜4のスルフィニル基であり、例えばメタンス
ルフィニルなどが挙げられる。)、ウレイド基(好まし
くは炭素数1〜8、より好ましくは炭素数1〜6、特に
好ましくは炭素数1〜4のウレイド基であり、例えばウ
レイド、メチルウレイドなどが挙げられる。)、ヒドロ
キシ基、メルカプト基、ハロゲン原子(例えばフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、シアノ基、ス
ルホ基、カルボキシ基、ニトロ基、ヒドロキサム酸基、
ヘテロ環基(例えばイミダゾリル、ピリジル)などが挙
げられる。これらの置換基は更に置換されてもよい。ま
た、置換基が二つ以上ある場合は、同じでも異なっても
よい。置換基として好ましくは、アミノ基、アルコキシ
基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、シ
アノ基、ニトロ基であり、より好ましくは、アルコキシ
基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子であ
り、更に好ましくは、アルコキシ基、カルボキシル基、
ヒドロキシ基であり、特に好ましくは、ヒドロキシ基、
カルボキシ基である。
置換基を有してもよく、置換基としては、例えばアリー
ル基(好ましくは炭素数6〜12、より好ましくは炭素
数6〜10、特に好ましくは炭素数6〜8のアリール基
であり、例えばフェニル、p−メチルフェニルなどが挙
げられる。)、アミノ基(好ましくは炭素数0〜20、
より好ましくは炭素数0〜10、特に好ましくは炭素数
0〜6のアミノ基であり、例えばアミノ、メチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノなどが挙げられ
る。)、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜8、より
好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは炭素数1〜4
のアルコキシ基であり、例えばメトキシ、エトキシなど
が挙げられる。)、アリールオキシ基(好ましくは炭素
数6〜12、より好ましくは炭素数6〜10、特に好ま
しくは炭素数6〜8のアリールオキシ基であり、例えば
フェニルオキシなどが挙げられる。)、アシル基(好ま
しくは炭素数2〜12、より好ましくは炭素数2〜1
0、特に好ましくは炭素数2〜8のアシル基であり、例
えばアセチルなどが挙げられる。)、アルコキシカルボ
ニル基(好ましくは炭素数2〜12、より好ましくは炭
素数2〜10、特に好ましくは炭素数2〜8のアルコキ
シカルボニル基であり、例えばメトキシカルボニルなど
が挙げられる。)、アリールオキシカルボニル基(好ま
しくは炭素数7〜20、より好ましくは炭素数7〜1
5、特に好ましくは炭素数7〜10のアリールオキシカ
ルボニル基であり、例えばフェニルオキシカルボニルな
どが挙げられる。)、アシルオキシ基(好ましくは炭素
数2〜12、より好ましくは炭素数2〜10、特に好ま
しくは炭素数2〜8のアシルオキシ基であり、例えばア
セトキシなどが挙げられる。)、アシルアミノ基(好ま
しくは炭素数2〜10、より好ましくは炭素数2〜6、
特に好ましくは炭素数2〜4のアシルアミノ基であり、
例えばアセチルアミノなどが挙げられる。)、アルコキ
シカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数2〜12、よ
り好ましくは炭素数2〜10、特に好ましくは炭素数2
〜8のアルコキシカルボニルアミノ基であり、例えばメ
トキシカルボニルアミノなどが挙げられる。)、アリー
ルオキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数7〜2
0、より好ましくは炭素数7〜12、特に好ましくは炭
素数7〜10のアリールオキシカルボニルアミノ基であ
り、例えばフェニルオキシカルボニルアミノなどが挙げ
られる。)、スルホニルアミノ基(好ましくは炭素数1
〜10、より好ましくは炭素1〜6、特に好ましくは炭
素数1〜4のスルホニルアミノ基であり、例えばメタン
スルホニルアミノなどが挙げられる。)、スルファモイ
ル基(好ましくは炭素数0〜10、より好ましくは炭素
数0〜6、特に好ましくは炭素数0〜4のスルファモイ
ル基であり、例えばスルファモイル、メチルスルファモ
イルなどが挙げられる。)、カルバモイル基(好ましく
は炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜6、特に
好ましくは炭素数1〜4のカルバモイル基であり、例え
ばカルバモイル、メチルカルバモイルなどが挙げられ
る。)、アルキルチオ基(好ましくは炭素数1〜8、よ
り好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは炭素数1〜
4のアルキルチオ基であり、例えばメチルチオ、エチル
チオ、カルボキシメチルチオなどが挙げられる。)、ア
リールチオ基(好ましくは炭素数6〜20、より好まし
くは炭素数6〜10、特に好ましくは炭素数6〜8のア
リールチオ基であり、例えばフェニルチオなどが挙げら
れる。)、スルホニル基(好ましくは炭素数1〜8、よ
り好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは炭素数1〜
4のスルホニル基であり、例えばメタンスルホニルなど
が挙げられる。)、スルフィニル基(好ましくは炭素数
1〜8、より好ましくは炭素数1〜6、特に好ましくは
炭素数1〜4のスルフィニル基であり、例えばメタンス
ルフィニルなどが挙げられる。)、ウレイド基(好まし
くは炭素数1〜8、より好ましくは炭素数1〜6、特に
好ましくは炭素数1〜4のウレイド基であり、例えばウ
レイド、メチルウレイドなどが挙げられる。)、ヒドロ
キシ基、メルカプト基、ハロゲン原子(例えばフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、シアノ基、ス
ルホ基、カルボキシ基、ニトロ基、ヒドロキサム酸基、
ヘテロ環基(例えばイミダゾリル、ピリジル)などが挙
げられる。これらの置換基は更に置換されてもよい。ま
た、置換基が二つ以上ある場合は、同じでも異なっても
よい。置換基として好ましくは、アミノ基、アルコキシ
基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、シ
アノ基、ニトロ基であり、より好ましくは、アルコキシ
基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子であ
り、更に好ましくは、アルコキシ基、カルボキシル基、
ヒドロキシ基であり、特に好ましくは、ヒドロキシ基、
カルボキシ基である。
【0010】R1 で表される脂肪族炭化水素基として好
ましくは炭素数1〜12のアルキル基であり、より好ま
しくは炭素数1〜7のアルキル基であり、更に好ましく
は炭素数1〜4のアルキル基である。具体的には、メチ
ル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブ
チル、ベンジル、ヒドロキシメチル、カルボキシメチ
ル、5−イミダゾリルメチルが好ましく、特にメチル、
エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル
が好ましい。R1 で表されるアリール基は、単環であっ
ても更に他の環と縮環を形成していてもよく、好ましく
は炭素数6〜20、より好ましくは炭素数6〜16、更
に好ましくは炭素数6〜12のアリール基である。
ましくは炭素数1〜12のアルキル基であり、より好ま
しくは炭素数1〜7のアルキル基であり、更に好ましく
は炭素数1〜4のアルキル基である。具体的には、メチ
ル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブ
チル、ベンジル、ヒドロキシメチル、カルボキシメチ
ル、5−イミダゾリルメチルが好ましく、特にメチル、
エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル
が好ましい。R1 で表されるアリール基は、単環であっ
ても更に他の環と縮環を形成していてもよく、好ましく
は炭素数6〜20、より好ましくは炭素数6〜16、更
に好ましくは炭素数6〜12のアリール基である。
【0011】R1 で表されるアリール基としては、好ま
しくは単環または二環であり、例えばフェニル、ナフチ
ル等が挙げられ、より好ましくはフェニルである。R1
で表されるアリール基は置換基を有してもよく、置換基
としては、R1 、で表される脂肪族炭化水素の置換基と
して挙げたものの他、アルキル基、アルケニル基、アル
キニル基等が挙げられる。R1 で表されるヘテロ環基
は、N、OまたはS原子の少なくとも一つを含む3ない
し10員の飽和もしくは不飽和のヘテロ環であり、これ
らは単環であってもよいし、更に他の環と縮合環を形成
してもよい。
しくは単環または二環であり、例えばフェニル、ナフチ
ル等が挙げられ、より好ましくはフェニルである。R1
で表されるアリール基は置換基を有してもよく、置換基
としては、R1 、で表される脂肪族炭化水素の置換基と
して挙げたものの他、アルキル基、アルケニル基、アル
キニル基等が挙げられる。R1 で表されるヘテロ環基
は、N、OまたはS原子の少なくとも一つを含む3ない
し10員の飽和もしくは不飽和のヘテロ環であり、これ
らは単環であってもよいし、更に他の環と縮合環を形成
してもよい。
【0012】ヘテロ環として好ましくは、5ないし6員
の芳香族ヘテロ環であり、より好ましくは窒素原子を含
む5ないし6員の芳香族ヘテロ環であり、更に好ましく
は窒素原子を1ないし2原子含む5ないし6員の芳香族
ヘテロ環である。ヘテロ環の具体例としては、例えばピ
ロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルフォリン、チ
オフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、ピリジン、ピラジン、ピリダジン、トリアゾール、
トリアジン、インドール、インダゾール、プリン、チア
ジアゾール、オキサジアゾール、キノリン、フタラジ
ン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノ
リン、プテリジン、アクリジン、フェナントロリン、フ
ェナジン、テトラゾール、チアゾール、オキサゾールな
どが挙げられる。ヘテロ環として好ましくは、ピロー
ル、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、
ピリダジン、トリアゾール、トリアジン、インドール、
インダゾール、チアジアゾール、オキサジアゾール、キ
ノリン、フタラジン、キノキサリン、キナゾリン、シン
ノリン、テトラゾール、チアゾール、オキサゾールであ
り、より好ましくは、イミダゾール、ピラゾール、ピリ
ジン、ピラジン、インドール、インダゾール、チアジア
ゾール、オキサジアゾール、キノリン、チアゾール、オ
キサゾールであり、更に好ましくは、イミダゾール、ピ
リジン、キノリンであり、特に好ましくは、イミダゾー
ル、ピリジンである。
の芳香族ヘテロ環であり、より好ましくは窒素原子を含
む5ないし6員の芳香族ヘテロ環であり、更に好ましく
は窒素原子を1ないし2原子含む5ないし6員の芳香族
ヘテロ環である。ヘテロ環の具体例としては、例えばピ
ロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルフォリン、チ
オフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、ピリジン、ピラジン、ピリダジン、トリアゾール、
トリアジン、インドール、インダゾール、プリン、チア
ジアゾール、オキサジアゾール、キノリン、フタラジ
ン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノ
リン、プテリジン、アクリジン、フェナントロリン、フ
ェナジン、テトラゾール、チアゾール、オキサゾールな
どが挙げられる。ヘテロ環として好ましくは、ピロー
ル、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、
ピリダジン、トリアゾール、トリアジン、インドール、
インダゾール、チアジアゾール、オキサジアゾール、キ
ノリン、フタラジン、キノキサリン、キナゾリン、シン
ノリン、テトラゾール、チアゾール、オキサゾールであ
り、より好ましくは、イミダゾール、ピラゾール、ピリ
ジン、ピラジン、インドール、インダゾール、チアジア
ゾール、オキサジアゾール、キノリン、チアゾール、オ
キサゾールであり、更に好ましくは、イミダゾール、ピ
リジン、キノリンであり、特に好ましくは、イミダゾー
ル、ピリジンである。
【0013】R1 で表されるヘテロ環基は置換基を有し
てもよく、置換基としては、R1 で表される脂肪族炭化
水素の置換基として挙げたものの他、アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基等が挙げられる。R1 としては
炭素数1〜7のアルキル基またはフェニル基が好まし
く、炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基が更に
好ましい。
てもよく、置換基としては、R1 で表される脂肪族炭化
水素の置換基として挙げたものの他、アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基等が挙げられる。R1 としては
炭素数1〜7のアルキル基またはフェニル基が好まし
く、炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基が更に
好ましい。
【0014】Q1 は、水素原子または−L3 −COOM
3 を表すが、好ましくは−L3 −COOM3 である。Q
2 は、水素原子または−L4 −COOM4 を表すが、好
ましくは−L4 −COOM4 である。L1 〜L5 で表さ
れるアルキレン基は、直鎖、分岐もしくは環状でもよ
く、好ましくは直鎖または分岐状のアルキレン基であ
る。アルキレン基を形成する炭素数は、好ましくは1〜
10、より好ましくは1〜6であり、特に好ましくは1
〜4である。
3 を表すが、好ましくは−L3 −COOM3 である。Q
2 は、水素原子または−L4 −COOM4 を表すが、好
ましくは−L4 −COOM4 である。L1 〜L5 で表さ
れるアルキレン基は、直鎖、分岐もしくは環状でもよ
く、好ましくは直鎖または分岐状のアルキレン基であ
る。アルキレン基を形成する炭素数は、好ましくは1〜
10、より好ましくは1〜6であり、特に好ましくは1
〜4である。
【0015】L1 、L5 として好ましくはメチレンであ
り、より好ましくは無置換メチレンである。L2 、L
3 、L4 として好ましくは、メチレン、エチレンであ
る。また、L1 〜L5 で表されるアルキレン基は置換基
を有してもよく、置換基としては、R1 で表される脂肪
族炭化水素の置換基として挙げたものの他、アルケニル
基、アルキニル基等が挙げられる。
り、より好ましくは無置換メチレンである。L2 、L
3 、L4 として好ましくは、メチレン、エチレンであ
る。また、L1 〜L5 で表されるアルキレン基は置換基
を有してもよく、置換基としては、R1 で表される脂肪
族炭化水素の置換基として挙げたものの他、アルケニル
基、アルキニル基等が挙げられる。
【0016】mおよびnは、0または1を表し、好まし
くは(m,n)=(1,0)、(m,n)=(0,
1)、(m,n)=(0,0)であり、より好ましくは
(m,n)=(1,0)、(m,n)=(0,0)であ
り、最も好ましくは(m,n)=(0,0)である。
くは(m,n)=(1,0)、(m,n)=(0,
1)、(m,n)=(0,0)であり、より好ましくは
(m,n)=(1,0)、(m,n)=(0,0)であ
り、最も好ましくは(m,n)=(0,0)である。
【0017】Wで表される二価の連結基は、好ましくは
下記一般式(W)で表すことができる。一般式(W) −(W1 −D)s −(W2)t − 式中、W1 及びW2 は同じであっても異なっていてもよ
く、炭素数2〜8の直鎖または分岐のアルキレン基(例
えばエチレン、プロピレン)、炭素数5〜10のシクロ
アルキレン基(例えば1,2−シクロヘキシル)、炭素
数6〜10のアリーレン基(例えばo−フェニレン)、
炭素数7〜10のアラルキレン基(例えばo−キシレニ
ル)またはカルボニル基を表す。Dは、−O−、−S
−、−N(Rw )−、二価の含窒素ヘテロ環基を表す。
Rw は、水素原子又は−COOMa 、−PO3 M
b Mc 、−OHもしくは−SO3 Md で置換されてもよ
い炭素数1〜8のアルキル基(例えばメチル)もしくは
炭素数6〜10のアリール基(例えばフェニル)を表
す。Ma 、Mb 、Mc 及びMd は、それぞれ水素原子又
はカチオンを表す。二価の含窒素ヘテロ環基としては、
ヘテロ原子が窒素である5又は6員環のものが好まし
く、イミダゾリル基の如く隣り合った炭素原子にてW1
及びW2 と連結しているものが更に好ましい。W1 及び
W2 としては、炭素数2〜4のアルキレン基が好まし
い。sは、0〜3の整数を表し、sが2又は3の時に
は、W1 −Dは同じであっても異なっていてもよい。s
は、0〜2が好ましく、0又は1が更に好ましく、0が
特に好ましい。tは1〜3の整数を表し、tが2又は3
のときにはW2 は同じであっても異なっていてもよい。
tは好ましくは1又は2である。
下記一般式(W)で表すことができる。一般式(W) −(W1 −D)s −(W2)t − 式中、W1 及びW2 は同じであっても異なっていてもよ
く、炭素数2〜8の直鎖または分岐のアルキレン基(例
えばエチレン、プロピレン)、炭素数5〜10のシクロ
アルキレン基(例えば1,2−シクロヘキシル)、炭素
数6〜10のアリーレン基(例えばo−フェニレン)、
炭素数7〜10のアラルキレン基(例えばo−キシレニ
ル)またはカルボニル基を表す。Dは、−O−、−S
−、−N(Rw )−、二価の含窒素ヘテロ環基を表す。
Rw は、水素原子又は−COOMa 、−PO3 M
b Mc 、−OHもしくは−SO3 Md で置換されてもよ
い炭素数1〜8のアルキル基(例えばメチル)もしくは
炭素数6〜10のアリール基(例えばフェニル)を表
す。Ma 、Mb 、Mc 及びMd は、それぞれ水素原子又
はカチオンを表す。二価の含窒素ヘテロ環基としては、
ヘテロ原子が窒素である5又は6員環のものが好まし
く、イミダゾリル基の如く隣り合った炭素原子にてW1
及びW2 と連結しているものが更に好ましい。W1 及び
W2 としては、炭素数2〜4のアルキレン基が好まし
い。sは、0〜3の整数を表し、sが2又は3の時に
は、W1 −Dは同じであっても異なっていてもよい。s
は、0〜2が好ましく、0又は1が更に好ましく、0が
特に好ましい。tは1〜3の整数を表し、tが2又は3
のときにはW2 は同じであっても異なっていてもよい。
tは好ましくは1又は2である。
【0018】Wで表される連結基は、置換基を有しても
よく、置換基としては例えば、アルキル基(例えばR1
で表されるアルキル基として挙げたものが適用できる。
好ましい範囲も同様である。)、アリール基(フェニル
基、ナフチル基が挙げられ、好ましくはフェニル基であ
る。このアリール基はさらに置換基を有してもよ
い。)、ヘテロ環基(例えばR1 で表されるアルキル基
が有してもよいヘテロ環基として挙げたものが適用でき
る。好ましい範囲も同様である。これらのヘテロ環基は
さらに置換基を有してもよい。)、アルコキシ基(アル
コキシ基は、好ましくは炭素数1〜8であり、より好ま
しくは炭素数1〜6であり、特に好ましくは1〜4であ
る。例えばメトキシ、エトキシである。)、ヒドロキシ
基が挙げられる。置換基として好ましくは、アルキル
基、ヒドロキシ基であり、より好ましくはアルキル基で
ある。Wで表される連結基は、好ましくは無置換であ
る。Wの具体例としては、例えば以下のものが挙げられ
る。
よく、置換基としては例えば、アルキル基(例えばR1
で表されるアルキル基として挙げたものが適用できる。
好ましい範囲も同様である。)、アリール基(フェニル
基、ナフチル基が挙げられ、好ましくはフェニル基であ
る。このアリール基はさらに置換基を有してもよ
い。)、ヘテロ環基(例えばR1 で表されるアルキル基
が有してもよいヘテロ環基として挙げたものが適用でき
る。好ましい範囲も同様である。これらのヘテロ環基は
さらに置換基を有してもよい。)、アルコキシ基(アル
コキシ基は、好ましくは炭素数1〜8であり、より好ま
しくは炭素数1〜6であり、特に好ましくは1〜4であ
る。例えばメトキシ、エトキシである。)、ヒドロキシ
基が挙げられる。置換基として好ましくは、アルキル
基、ヒドロキシ基であり、より好ましくはアルキル基で
ある。Wで表される連結基は、好ましくは無置換であ
る。Wの具体例としては、例えば以下のものが挙げられ
る。
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】M1 、M2 、M3 およびM4 で表されるカ
チオンとしては、有機性のカチオンでも無機性のカチオ
ンでもよい。またカチオンが同一分子中に2個以上ある
場合には、それぞれ異なるカチオンでもよい。カチオン
としては、例えばアルカリ金属(例えばLi+ 、N
a+ 、K+ 、Cs+ など)、アルカリ土類金属(例えば
Ca2+、Mg2+など)、アンモニウム(例えばアンモニ
ウム、テトラエチルアンモニウムなど)、ピリジニウ
ム、ホスホニウム(例えばテトラブチルホスホニウム、
テトラフェニルホスホニウムなど)などが挙げられる。
好ましくは、無機性のカチオンであり、より好ましくは
アルカリ金属イオンである。一般式(I)で表される化
合物のうち、好ましくは下記一般式(II)で表される化
合物である。さらに好ましくは下記一般式(III) で表さ
れる化合物であり、もっとも好ましくは下記一般式(I
V)で表される化合物である。 一般式(II)
チオンとしては、有機性のカチオンでも無機性のカチオ
ンでもよい。またカチオンが同一分子中に2個以上ある
場合には、それぞれ異なるカチオンでもよい。カチオン
としては、例えばアルカリ金属(例えばLi+ 、N
a+ 、K+ 、Cs+ など)、アルカリ土類金属(例えば
Ca2+、Mg2+など)、アンモニウム(例えばアンモニ
ウム、テトラエチルアンモニウムなど)、ピリジニウ
ム、ホスホニウム(例えばテトラブチルホスホニウム、
テトラフェニルホスホニウムなど)などが挙げられる。
好ましくは、無機性のカチオンであり、より好ましくは
アルカリ金属イオンである。一般式(I)で表される化
合物のうち、好ましくは下記一般式(II)で表される化
合物である。さらに好ましくは下記一般式(III) で表さ
れる化合物であり、もっとも好ましくは下記一般式(I
V)で表される化合物である。 一般式(II)
【0022】
【化5】
【0023】(式中、R1aは脂肪族炭化水素基、または
アリール基を表す。R1aで表される脂肪族炭化水素基お
よびアリール基は、一般式(I)におけるR1 で表され
る脂肪族炭化水素基およびアリール基と同義であり、好
ましい範囲も同様である。L1、L2 、L3 、L4 、L
5 、m、n、*、W、M1 、M2 、M3 およびM4 は、
それぞれ一般式(I)におけるそれらと同義であり、ま
た好ましい範囲も同様である。) 一般式(III)
アリール基を表す。R1aで表される脂肪族炭化水素基お
よびアリール基は、一般式(I)におけるR1 で表され
る脂肪族炭化水素基およびアリール基と同義であり、好
ましい範囲も同様である。L1、L2 、L3 、L4 、L
5 、m、n、*、W、M1 、M2 、M3 およびM4 は、
それぞれ一般式(I)におけるそれらと同義であり、ま
た好ましい範囲も同様である。) 一般式(III)
【0024】
【化6】
【0025】(式中、R1aは脂肪族炭化水素基、または
アリール基を表す。R1aで表される脂肪族炭化水素基お
よびアリール基は、一般式(I)におけるR1 で表され
る脂肪炭化水素基およびアリール基と同義であり、好ま
しい範囲も同様である。W1 は、一般式(I)における
Wでの炭素数2〜8のアルキレン基であり、好ましい範
囲も同様である。L3 、L4 、m、*、M1 、M2 、M
3 およびM4 は、それぞれ一般式(I)におけるそれら
と同義であり、また好ましい範囲も同様である。) 一般式(IV)
アリール基を表す。R1aで表される脂肪族炭化水素基お
よびアリール基は、一般式(I)におけるR1 で表され
る脂肪炭化水素基およびアリール基と同義であり、好ま
しい範囲も同様である。W1 は、一般式(I)における
Wでの炭素数2〜8のアルキレン基であり、好ましい範
囲も同様である。L3 、L4 、m、*、M1 、M2 、M
3 およびM4 は、それぞれ一般式(I)におけるそれら
と同義であり、また好ましい範囲も同様である。) 一般式(IV)
【0026】
【化7】
【0027】(式中、R1aは脂肪族炭化水素基、または
アリール基を表す。R1aで表される脂肪族炭化水素基お
よびアリール基は、一般式(I)におけるR1 で表され
る脂肪族炭化水素基およびアリール基と同義であり、好
ましい範囲も同様である。W1は、一般式(I)におけ
るWでの炭素数2〜8のアルキレン基であり、好ましい
範囲も同様である。L3 、L4 、*、M1 、M2 、M3
およびM4 は、それぞれ一般式(I)におけるそれらと
同義であり、また好ましい範囲も同様である。) 一般式(I)で表される化合物、すなわち少なくとも1
つ絶対配置がSであることを特徴とする化合物は、光学
純度が必ずしも100%でなくとも効果が発現される。
少なくとも米国特許第5547817号記載の合成法で
得られる光学純度よりもS体の割合が多いものであれ
ば、本発明の目的とする効果が発現される。すなわち、
不斉炭素が1個の場合には、S体が50%より多く存在
すればよいわけであるが、十分な効果を発現するには8
0%以上であり、より好ましくは90%以上であり、特
に好ましくは95%以上である。また、不斉炭素が2個
存在する場合には、少なくとも一つ絶対配置Sを有する
化合物(RS体およびSS体)の存在率が、75%より
も大きければ効果が発現されるが、十分な効果を発現す
るには90%以上であり、より好ましくは95%以上で
ある。中でもSS体の存在割合の高い方が効果が大き
く、通常SS体の存在割合は25%であるが、十分な効
果を期待するにはSS体の存在率が全体の50%以上で
あることが好ましく、より好ましくは80%以上であ
り、特に好ましくは90%以上である。以下に一般式
(I)で表される化合物の具体例を挙げるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。具体例の中の*印は、
その不斉炭素の絶対配置がS体であることを示してい
る。
アリール基を表す。R1aで表される脂肪族炭化水素基お
よびアリール基は、一般式(I)におけるR1 で表され
る脂肪族炭化水素基およびアリール基と同義であり、好
ましい範囲も同様である。W1は、一般式(I)におけ
るWでの炭素数2〜8のアルキレン基であり、好ましい
範囲も同様である。L3 、L4 、*、M1 、M2 、M3
およびM4 は、それぞれ一般式(I)におけるそれらと
同義であり、また好ましい範囲も同様である。) 一般式(I)で表される化合物、すなわち少なくとも1
つ絶対配置がSであることを特徴とする化合物は、光学
純度が必ずしも100%でなくとも効果が発現される。
少なくとも米国特許第5547817号記載の合成法で
得られる光学純度よりもS体の割合が多いものであれ
ば、本発明の目的とする効果が発現される。すなわち、
不斉炭素が1個の場合には、S体が50%より多く存在
すればよいわけであるが、十分な効果を発現するには8
0%以上であり、より好ましくは90%以上であり、特
に好ましくは95%以上である。また、不斉炭素が2個
存在する場合には、少なくとも一つ絶対配置Sを有する
化合物(RS体およびSS体)の存在率が、75%より
も大きければ効果が発現されるが、十分な効果を発現す
るには90%以上であり、より好ましくは95%以上で
ある。中でもSS体の存在割合の高い方が効果が大き
く、通常SS体の存在割合は25%であるが、十分な効
果を期待するにはSS体の存在率が全体の50%以上で
あることが好ましく、より好ましくは80%以上であ
り、特に好ましくは90%以上である。以下に一般式
(I)で表される化合物の具体例を挙げるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。具体例の中の*印は、
その不斉炭素の絶対配置がS体であることを示してい
る。
【0028】
【化8】
【0029】
【化9】
【0030】
【化10】
【0031】
【化11】
【0032】
【化12】
【0033】
【化13】
【0034】
【化14】
【0035】
【化15】
【0036】
【化16】
【0037】
【化17】
【0038】
【化18】
【0039】上記化合物は金属キレート化合物の形で使
用してもよい。
用してもよい。
【0040】
【化19】
【0041】本発明の一般式(I)で表される化合物
は、例えばインオーガニック ケミストリー 第8巻
(第6号)1374頁(1969年)(Inorganic Chem
istry,8(6),1374(1969))記載の方法に準じて合成でき、
例えばスキーム1に示すように、化合物Aとアミン化合
物Bを反応させた後、化合物E、F、Gを反応させるこ
とによって合成できる。 スキーム1
は、例えばインオーガニック ケミストリー 第8巻
(第6号)1374頁(1969年)(Inorganic Chem
istry,8(6),1374(1969))記載の方法に準じて合成でき、
例えばスキーム1に示すように、化合物Aとアミン化合
物Bを反応させた後、化合物E、F、Gを反応させるこ
とによって合成できる。 スキーム1
【0042】
【化20】
【0043】(式中、R1 、Q1 、Q2 、L1 、L2 、
L3 、L4 、L5 、m、n、*、W、M1 、M2 、M3
およびM4 は、それぞれ一般式(I)におけるそれらと
同義である。Yは水素原子、または保護基(例えば、ア
シル基、ベンジル基)を表す。X1 、X2 、X3 及びX
4 は、それぞれ脱離基(例えばハロゲン原子、(例えば
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、スルホナート基
(例えばメチルスルホナート、p−トルエンスルホナー
ト))を表す。) また、一般式(III) については、スキーム1の他にも
「キレート化学」第5巻311頁 上野景平編集(南江
堂)記載のエチレンジアミンN,N′ジコハク酸の合成
法を参考にすることができる。例えばスキーム2のよう
に化合物Hと化合物Jを反応させた後、化合物FとGを
反応させることによって合成できる。 スキーム2
L3 、L4 、L5 、m、n、*、W、M1 、M2 、M3
およびM4 は、それぞれ一般式(I)におけるそれらと
同義である。Yは水素原子、または保護基(例えば、ア
シル基、ベンジル基)を表す。X1 、X2 、X3 及びX
4 は、それぞれ脱離基(例えばハロゲン原子、(例えば
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、スルホナート基
(例えばメチルスルホナート、p−トルエンスルホナー
ト))を表す。) また、一般式(III) については、スキーム1の他にも
「キレート化学」第5巻311頁 上野景平編集(南江
堂)記載のエチレンジアミンN,N′ジコハク酸の合成
法を参考にすることができる。例えばスキーム2のよう
に化合物Hと化合物Jを反応させた後、化合物FとGを
反応させることによって合成できる。 スキーム2
【0044】
【化21】
【0045】(式中、R1a、L3 、L4 、m、*、
M1 、M2 、M3 およびM4 は、それぞれ一般式(I)
におけるそれらと同義である。W1 は、一般式(I)に
おけるW2での炭素数2〜8のアルキレン基である。X
3 、X4 及びX5 は、それぞれ脱離基(例えばハロゲン
原子、(例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、ス
ルホナート基(例えばメチルスルホナート、p−トルエ
ンスルホナート))を表す。)
M1 、M2 、M3 およびM4 は、それぞれ一般式(I)
におけるそれらと同義である。W1 は、一般式(I)に
おけるW2での炭素数2〜8のアルキレン基である。X
3 、X4 及びX5 は、それぞれ脱離基(例えばハロゲン
原子、(例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、ス
ルホナート基(例えばメチルスルホナート、p−トルエ
ンスルホナート))を表す。)
【0046】原料となる化合物A、E、F、G、Jは、
X1 、X2 、X3 、X4 がハロゲン原子の場合は、市販
の化合物を用いることができ、またカルボン酸誘導体の
ハロゲン化によって合成することができる。ハロゲン化
は、例えば「新実験化学講座第14巻」、351〜35
4頁(丸善)記載の方法に準じて合成できる。また、X
1 、X2 、X3 、X4 がスルホナート基の場合には、ヒ
ドロキシ誘導体を原料とし、ヒドロキシ基のスルホン酸
エステル化が適用でき、例えば「新実験化学講座第14
巻」、1793〜1798頁(丸善)記載の方法に準じ
て合成できる。
X1 、X2 、X3 、X4 がハロゲン原子の場合は、市販
の化合物を用いることができ、またカルボン酸誘導体の
ハロゲン化によって合成することができる。ハロゲン化
は、例えば「新実験化学講座第14巻」、351〜35
4頁(丸善)記載の方法に準じて合成できる。また、X
1 、X2 、X3 、X4 がスルホナート基の場合には、ヒ
ドロキシ誘導体を原料とし、ヒドロキシ基のスルホン酸
エステル化が適用でき、例えば「新実験化学講座第14
巻」、1793〜1798頁(丸善)記載の方法に準じ
て合成できる。
【0047】また、アミン化合物Bは、Yが水素原子の
場合には、市販の化合物を用いることができる。Yが保
護基の場合には、アミンに保護基を導入する通常の方法
が適用でき、例えば「新実験化学講座第14巻」、25
55〜2568頁(丸善)記載の方法に準じて合成でき
る。また、アミノ酸化合物Hは、市販の化合物を用いる
ことができる。
場合には、市販の化合物を用いることができる。Yが保
護基の場合には、アミンに保護基を導入する通常の方法
が適用でき、例えば「新実験化学講座第14巻」、25
55〜2568頁(丸善)記載の方法に準じて合成でき
る。また、アミノ酸化合物Hは、市販の化合物を用いる
ことができる。
【0048】化合物Cの合成は、溶媒を使用してもよ
く、溶媒としては反応に関与しない限り限定されない
が、例えば水、アルコール(例えばメタノール、エタノ
ール、2−プロパノール等)、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等が挙げられ
る。化合物Aは化合物Bに対して、通常0.01〜10
倍モル用いるが、好ましくは0.01〜6倍モル、より
好ましくは0.01〜2倍モル用いる。また、この反応
は、塩基存在下で行うことが好ましく、塩基としてはア
ルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等)または三級アミン(トリエチ
ルアミン等)が挙げられる。塩基の量は、通常化合物A
に対して、1〜10倍モル用いるが、好ましくは1〜6
倍モル、より好ましくは1〜2倍モル用いる。更に触媒
量(好ましくは化合物Bに対して0.001〜0.5倍
モル、より好ましくは0.01〜0.5倍モル、更に好
ましくは0.01〜0.3倍モル)のヨウ化ナトリウ
ム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物を添加すると本反応は
有利に進行する。また、本反応は、通常0〜100℃で
行うが、好ましくは80℃以下、より好ましくは70℃
以下で行う。
く、溶媒としては反応に関与しない限り限定されない
が、例えば水、アルコール(例えばメタノール、エタノ
ール、2−プロパノール等)、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等が挙げられ
る。化合物Aは化合物Bに対して、通常0.01〜10
倍モル用いるが、好ましくは0.01〜6倍モル、より
好ましくは0.01〜2倍モル用いる。また、この反応
は、塩基存在下で行うことが好ましく、塩基としてはア
ルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等)または三級アミン(トリエチ
ルアミン等)が挙げられる。塩基の量は、通常化合物A
に対して、1〜10倍モル用いるが、好ましくは1〜6
倍モル、より好ましくは1〜2倍モル用いる。更に触媒
量(好ましくは化合物Bに対して0.001〜0.5倍
モル、より好ましくは0.01〜0.5倍モル、更に好
ましくは0.01〜0.3倍モル)のヨウ化ナトリウ
ム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物を添加すると本反応は
有利に進行する。また、本反応は、通常0〜100℃で
行うが、好ましくは80℃以下、より好ましくは70℃
以下で行う。
【0049】化合物Dの合成(Yが水素原子の場合には
化合物Cと化合物Dは同一化合物となる)は、用いた保
護基に適した脱保護条件を用いることができ、例えば、
「新実験化学講座第14巻」、2555〜2568頁
(丸善)記載の方法が適用できる。スキーム1における
化合物Dから一般式(I)の合成は、化合物Cを合成し
た際の条件が適用できる。また、L2 、L3 、L4 がエ
チレン誘導体の場合、化合物E、F、Gの代わりにアク
リル酸誘導体またはその塩を用いた、マイケル反応を利
用することもできる。
化合物Cと化合物Dは同一化合物となる)は、用いた保
護基に適した脱保護条件を用いることができ、例えば、
「新実験化学講座第14巻」、2555〜2568頁
(丸善)記載の方法が適用できる。スキーム1における
化合物Dから一般式(I)の合成は、化合物Cを合成し
た際の条件が適用できる。また、L2 、L3 、L4 がエ
チレン誘導体の場合、化合物E、F、Gの代わりにアク
リル酸誘導体またはその塩を用いた、マイケル反応を利
用することもできる。
【0050】更に、化合物E、F、Gの代わりにアルデ
ヒドまたはケトン誘導体を用い、化合物Dとの反応で生
成するイミンまたはインモニウムを還元することによっ
て合成することもできる。この場合、原料となるアルデ
ヒドおよびケトン誘導体は、市販品を用いることができ
る。還元条件としては特に限定はなく、例えば、「新実
験化学講座第14巻」、1339〜1341頁(丸善)
記載の方法が適用できるが、接触水素還元による方法が
好ましい。その他、カルボニル化合物とシアン化水素ま
たはシアン化物イオンとの反応によるStrecker
法によるアミノ酸合成法も適用できる。この場合の条件
としては、例えば「新実験化学講座第14巻」、167
3〜1674頁(丸善)やジャーナル オブ オーガニ
ック ケミストリー(Journal of Orga
nic Chemistry)、第15巻、46頁(1
950)記載の方法が適用できる。また、M1 O2 C−
( L1 )m−CHR1 −( L5 )n−、M2 O2 C−L
2−、M3 O2 C−L3 −、M4 O2 C−L4 −の導入
順は、スキーム1に記載した順である必要はない。更
に、合成中間体を単離することなく各反応を連続して行
ってもよい。
ヒドまたはケトン誘導体を用い、化合物Dとの反応で生
成するイミンまたはインモニウムを還元することによっ
て合成することもできる。この場合、原料となるアルデ
ヒドおよびケトン誘導体は、市販品を用いることができ
る。還元条件としては特に限定はなく、例えば、「新実
験化学講座第14巻」、1339〜1341頁(丸善)
記載の方法が適用できるが、接触水素還元による方法が
好ましい。その他、カルボニル化合物とシアン化水素ま
たはシアン化物イオンとの反応によるStrecker
法によるアミノ酸合成法も適用できる。この場合の条件
としては、例えば「新実験化学講座第14巻」、167
3〜1674頁(丸善)やジャーナル オブ オーガニ
ック ケミストリー(Journal of Orga
nic Chemistry)、第15巻、46頁(1
950)記載の方法が適用できる。また、M1 O2 C−
( L1 )m−CHR1 −( L5 )n−、M2 O2 C−L
2−、M3 O2 C−L3 −、M4 O2 C−L4 −の導入
順は、スキーム1に記載した順である必要はない。更
に、合成中間体を単離することなく各反応を連続して行
ってもよい。
【0051】スキーム2における化合物Kの合成は、溶
媒を使用した方がよく、溶媒としては反応に関与しない
限り限定されないが、例えば水、アルコール(例えばメ
タノール、エタノール、2−プロパノール)、アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、テトラヒドロフラン、ジオキサンが挙げられる。ま
た、2種の混合溶媒でもよい。化合物Hは、化合物Jに
対して通常1〜10倍モル用いるが、好ましくは1.5
〜5倍モルであり、より好ましくは1.8倍から3倍で
ある。また、この反応は塩基存在下で行うことが好まし
く、塩基としては、アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)または
3級アミン(トリエチルアミン等)が挙げられる。塩基
量は、通常化合物Jに対して2〜10倍モル用いるが、
好ましくは2〜5倍モル、より好ましくは2〜3倍モル
である。更に、触媒量のヨウ化ナトリウムやヨウ化カリ
ウムを添加すると本反応は有利に進行する。また、本反
応は通常0〜130℃で行うが、好ましくは100℃以
下、更に好ましくは90℃以下である。スキーム2にお
ける化合物Kから一般式(III) の合成は、スキーム1に
おける化合物Cを合成した際の条件が適用できる。ま
た、化合物F、Gの代わりにStrecker法によっても合成
することができる。
媒を使用した方がよく、溶媒としては反応に関与しない
限り限定されないが、例えば水、アルコール(例えばメ
タノール、エタノール、2−プロパノール)、アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、テトラヒドロフラン、ジオキサンが挙げられる。ま
た、2種の混合溶媒でもよい。化合物Hは、化合物Jに
対して通常1〜10倍モル用いるが、好ましくは1.5
〜5倍モルであり、より好ましくは1.8倍から3倍で
ある。また、この反応は塩基存在下で行うことが好まし
く、塩基としては、アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)または
3級アミン(トリエチルアミン等)が挙げられる。塩基
量は、通常化合物Jに対して2〜10倍モル用いるが、
好ましくは2〜5倍モル、より好ましくは2〜3倍モル
である。更に、触媒量のヨウ化ナトリウムやヨウ化カリ
ウムを添加すると本反応は有利に進行する。また、本反
応は通常0〜130℃で行うが、好ましくは100℃以
下、更に好ましくは90℃以下である。スキーム2にお
ける化合物Kから一般式(III) の合成は、スキーム1に
おける化合物Cを合成した際の条件が適用できる。ま
た、化合物F、Gの代わりにStrecker法によっても合成
することができる。
【0052】次に本発明の一般式(I)で表される化合
物の代表的合成例を以下に示す。 合成例1 化合物52の合成 L−アラニン300g(3.37mol)と水1.2リ
ットルを5リットルの三口フラスコに入れ、攪拌しなが
ら50%水酸化ナトリウム水溶液269g(3.37m
ol)を徐々に添加した。さらに、炭酸ナトリウム17
8g(1.68mol)、エタノール1.2リットル、
水590mlを加え加熱還流した。激しく攪拌しながら、
1,2−ジブロモエタン66gを滴下した。さらに30
分おきに50gずつ滴下し、全量で316g(1.68
mol)加えた。滴下のはじめから10時間還流した
後、沸点が85℃に到達するまで蒸留した。ついで残留
液を30分還流し、再び蒸留し、沸点が90℃に達した
ら30分還流させた。さらに沸点が100℃に達するま
で蒸留し、残留液を20℃に冷却した。激しく攪拌しな
がら、濃塩酸を加えてpHを3.5に調節した。析出し
た結晶を濾取し、乾燥した。化合物52 収量45.5
g(収率13%)
物の代表的合成例を以下に示す。 合成例1 化合物52の合成 L−アラニン300g(3.37mol)と水1.2リ
ットルを5リットルの三口フラスコに入れ、攪拌しなが
ら50%水酸化ナトリウム水溶液269g(3.37m
ol)を徐々に添加した。さらに、炭酸ナトリウム17
8g(1.68mol)、エタノール1.2リットル、
水590mlを加え加熱還流した。激しく攪拌しながら、
1,2−ジブロモエタン66gを滴下した。さらに30
分おきに50gずつ滴下し、全量で316g(1.68
mol)加えた。滴下のはじめから10時間還流した
後、沸点が85℃に到達するまで蒸留した。ついで残留
液を30分還流し、再び蒸留し、沸点が90℃に達した
ら30分還流させた。さらに沸点が100℃に達するま
で蒸留し、残留液を20℃に冷却した。激しく攪拌しな
がら、濃塩酸を加えてpHを3.5に調節した。析出し
た結晶を濾取し、乾燥した。化合物52 収量45.5
g(収率13%)
【0053】合成例2 化合物6の合成 化合物52を20g(0.098mol)と水100ml
を500mlの三口フラスコに入れ、攪拌しながら50%
水酸化ナトリウム63g(0.79mol)を加えた。
氷浴で冷却し、内温が10%以下になったら、ブロム酢
酸41g(0.295mol)を滴下開始し、20℃以
下を保ちながら全量滴下した。一晩放置後、濃塩酸でp
H1.5に調整し、析出した結晶を濾取し、水、アセト
ンでかけ洗いした。収量9.5g(収率30%)。
を500mlの三口フラスコに入れ、攪拌しながら50%
水酸化ナトリウム63g(0.79mol)を加えた。
氷浴で冷却し、内温が10%以下になったら、ブロム酢
酸41g(0.295mol)を滴下開始し、20℃以
下を保ちながら全量滴下した。一晩放置後、濃塩酸でp
H1.5に調整し、析出した結晶を濾取し、水、アセト
ンでかけ洗いした。収量9.5g(収率30%)。
【0054】合成例3 化合物12の合成 化合物52を20g(0.098mol)と水50mlを
200mlの三口フラスコに入れ、50%水酸化ナトリウ
ム水溶液16g(0.20mol)を加えた。氷浴で冷
却し、内温が20℃以下になったら、アクリロニトリル
21g(0.40mol)を加えて、室温で一晩放置し
た。分液ロートで、水層だけをとり、50%水酸化ナト
リウム水溶液32g(0.40mol)を加えて、50
℃6時間加熱した。室温まで冷却した後、濃塩酸を加え
pH1.5に調整した。電気透析法で脱塩した後、減圧
濃縮し、冷蔵庫で1週間放置した。析出した結晶を濾取
し、水、アセトンでかけ洗いした。収量19g(収率5
6%) 他の化合物も同様にして合成することができる。
200mlの三口フラスコに入れ、50%水酸化ナトリウ
ム水溶液16g(0.20mol)を加えた。氷浴で冷
却し、内温が20℃以下になったら、アクリロニトリル
21g(0.40mol)を加えて、室温で一晩放置し
た。分液ロートで、水層だけをとり、50%水酸化ナト
リウム水溶液32g(0.40mol)を加えて、50
℃6時間加熱した。室温まで冷却した後、濃塩酸を加え
pH1.5に調整した。電気透析法で脱塩した後、減圧
濃縮し、冷蔵庫で1週間放置した。析出した結晶を濾取
し、水、アセトンでかけ洗いした。収量19g(収率5
6%) 他の化合物も同様にして合成することができる。
【0055】本発明の一般式(I)で表わされる化合物
の金属キレート化合物(以下、単に本発明の金属キレー
ト化合物と言うこともある。)を構成する金属塩は、F
e(III) (例えば、硫酸第二鉄塩、塩化第二鉄塩、硝酸
第二鉄塩、硫酸第二鉄アンモニウム、燐酸第二鉄塩な
ど)であるが、他にもMn(III) 、Co(III) 、Rh
(II)、Rh(III) 、Au(II)、Au(III) 及びCe
(IV)などが挙げられる。そのうち好ましいのは、Fe
(III) 、Co(III) であり、より好ましくはFe(III)
である。
の金属キレート化合物(以下、単に本発明の金属キレー
ト化合物と言うこともある。)を構成する金属塩は、F
e(III) (例えば、硫酸第二鉄塩、塩化第二鉄塩、硝酸
第二鉄塩、硫酸第二鉄アンモニウム、燐酸第二鉄塩な
ど)であるが、他にもMn(III) 、Co(III) 、Rh
(II)、Rh(III) 、Au(II)、Au(III) 及びCe
(IV)などが挙げられる。そのうち好ましいのは、Fe
(III) 、Co(III) であり、より好ましくはFe(III)
である。
【0056】本発明の金属キレート化合物は、金属キレ
ート化合物として単離したものを用いてもよいし、上述
の一般式(I)で表される化合物と前記金属の塩とを、
溶液中で反応させて使用してもよい。同様に、一般式
(I)で表される化合物のアンモニウム塩やアルカリ金
属塩(例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム
塩)と前記金属の塩とを、溶液中で反応させて使用して
もよい。一般式(I)で表される化合物は金属イオンに
対してモル比で1.0以上で用いられる。この比は該金
属キレート化合物の安定度が低い場合には大きいほうが
好ましく、通常1から30の範囲で用いられる。
ート化合物として単離したものを用いてもよいし、上述
の一般式(I)で表される化合物と前記金属の塩とを、
溶液中で反応させて使用してもよい。同様に、一般式
(I)で表される化合物のアンモニウム塩やアルカリ金
属塩(例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム
塩)と前記金属の塩とを、溶液中で反応させて使用して
もよい。一般式(I)で表される化合物は金属イオンに
対してモル比で1.0以上で用いられる。この比は該金
属キレート化合物の安定度が低い場合には大きいほうが
好ましく、通常1から30の範囲で用いられる。
【0057】本発明にかかわる一般式(I)で示される
化合物は、写真特性(例、感度、カブリ)に悪影響を与
えない写真用添加剤として、感光材料(例えば、乳剤
層、中間層など)中に含有させてもよいし、それに用い
られる処理組成物(例えば、漂白組成物、漂白定着組成
物)に含有させてもよい。上記化合物を用いることによ
ってキレート化剤、漂白剤、酸化剤、沈澱防止剤、ステ
イン抑制剤、安定剤、減力剤などの作用を得ることがで
きる。本発明の金属キレート化合物は、ハロゲン化銀写
真感光材料用の酸化剤(特にカラー感光材料用の漂白
剤)としての効果を有する。本発明の金属キレート化合
物を含有する処理組成物の好ましい態様によれば、像様
露光されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を、発色現
像した後、少なくとも、本発明の金属キレート化合物を
漂白剤として含有する漂白能を有する処理液で処理する
ことで、現像銀の漂白が極めて迅速に行われた。また従
来の迅速な漂白を行える漂白剤にみられたランニング処
理時の沈澱物の生成や感光材料表面の汚れやフィルター
の目詰まりも少ない。
化合物は、写真特性(例、感度、カブリ)に悪影響を与
えない写真用添加剤として、感光材料(例えば、乳剤
層、中間層など)中に含有させてもよいし、それに用い
られる処理組成物(例えば、漂白組成物、漂白定着組成
物)に含有させてもよい。上記化合物を用いることによ
ってキレート化剤、漂白剤、酸化剤、沈澱防止剤、ステ
イン抑制剤、安定剤、減力剤などの作用を得ることがで
きる。本発明の金属キレート化合物は、ハロゲン化銀写
真感光材料用の酸化剤(特にカラー感光材料用の漂白
剤)としての効果を有する。本発明の金属キレート化合
物を含有する処理組成物の好ましい態様によれば、像様
露光されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を、発色現
像した後、少なくとも、本発明の金属キレート化合物を
漂白剤として含有する漂白能を有する処理液で処理する
ことで、現像銀の漂白が極めて迅速に行われた。また従
来の迅速な漂白を行える漂白剤にみられたランニング処
理時の沈澱物の生成や感光材料表面の汚れやフィルター
の目詰まりも少ない。
【0058】尚、本発明は、写真用処理組成物における
酸化剤として、特にカラー感光材料用の漂白能を有する
処理組成物における漂白剤に特徴を有する発明であり、
その他の素材等の要件については、一般に適用できる素
材等について適宜選択することができる。
酸化剤として、特にカラー感光材料用の漂白能を有する
処理組成物における漂白剤に特徴を有する発明であり、
その他の素材等の要件については、一般に適用できる素
材等について適宜選択することができる。
【0059】以下、本発明の金属キレート化合物及びキ
レート剤化合物を含有する処理組成物(処理液)につい
て説明する。本発明の金属キレート化合物は、如何なる
処理液(例えば漂白定着液、定着液や、発色現像と脱銀
工程の間の中間浴、安定液)に含有させてもよいが、処
理液1リットル当り、0.005〜1モル含有すること
で、黒白感光材料用の減力液やカラー感光材料用の漂白
能を有する処理液(漂白液あるいは漂白定着液)として
特に有効である。以下、好ましい態様の漂白能を有する
処理液について説明する。本発明の金属キレート化合物
は漂白能を有する処理液に上述のように処理液1リット
ル当り、0.005〜1モル含有することが漂白剤とし
て有効であり0.01〜0.5モルが更に好ましく、
0.05〜0.5モルが特に好ましい。尚、本発明の金
属キレート化合物は処理液1リットル当り0.005〜
0.2モル、好ましくは0.01〜0.2モル、更に好
ましくは0.05〜0.18モルの希薄な濃度で使用し
ても、優れた性能を発揮することができる。
レート剤化合物を含有する処理組成物(処理液)につい
て説明する。本発明の金属キレート化合物は、如何なる
処理液(例えば漂白定着液、定着液や、発色現像と脱銀
工程の間の中間浴、安定液)に含有させてもよいが、処
理液1リットル当り、0.005〜1モル含有すること
で、黒白感光材料用の減力液やカラー感光材料用の漂白
能を有する処理液(漂白液あるいは漂白定着液)として
特に有効である。以下、好ましい態様の漂白能を有する
処理液について説明する。本発明の金属キレート化合物
は漂白能を有する処理液に上述のように処理液1リット
ル当り、0.005〜1モル含有することが漂白剤とし
て有効であり0.01〜0.5モルが更に好ましく、
0.05〜0.5モルが特に好ましい。尚、本発明の金
属キレート化合物は処理液1リットル当り0.005〜
0.2モル、好ましくは0.01〜0.2モル、更に好
ましくは0.05〜0.18モルの希薄な濃度で使用し
ても、優れた性能を発揮することができる。
【0060】また、金属キレート化合物を漂白能を有す
る処理液に添加する場合には,酸化体(例えば、Fe
(III)のキレート化合物)として添加するだけではな
く、その還元体(例えば、Fe(II)のキレート化合
物)として添加してもよい。
る処理液に添加する場合には,酸化体(例えば、Fe
(III)のキレート化合物)として添加するだけではな
く、その還元体(例えば、Fe(II)のキレート化合
物)として添加してもよい。
【0061】本発明の金属キレート化合物を漂白能を有
する処理液で漂白剤として使用する場合、本発明の効果
を奏する範囲(好ましくは、処理液1リットル当り0.
01モル以下、好ましくは処理液1リットル当り0.0
05モル以下)においてその他の漂白剤と併用してもよ
い。そのような漂白剤としては、例えば鉄(III)などの
多価金属の化合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等
が用いられる。代表的漂白剤としては鉄(III)の有機錯
塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリア
ミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイ
ミノ二酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、特開
平4−121739号、第4ペ−ジ右下欄から第5ペ−
ジ左上欄の1,3−プロピレンジアミン四酢酸鉄錯塩を
はじめとする漂白剤、特開平4−73647号に記載の
カルバモイル系の漂白剤、特開平4−174432号に
記載のヘテロ環を有する漂白剤、N−(2−カルボキシ
フェニル)イミノ二酢酸第二鉄錯塩をはじめとする欧州
特許公開第520457号に記載の漂白剤、エチレンジ
アミン−N−2−カルボキシフェニル−N,N’,N’
−三酢酸第二鉄酢酸をはじめとする欧州特許特許公開第
530828A1号記載の漂白剤、欧州特許公開第50
1479号に記載の漂白剤、欧州特許公開第56712
6号に記載の漂白剤、特開平4−127145号に記載
の漂白剤、特開平3−144446号公報の(11)ペ
ージに記載のアミノポリカルボン酸第二鉄塩又はその塩
を挙げることができるがこれらに限定されるものではな
い。
する処理液で漂白剤として使用する場合、本発明の効果
を奏する範囲(好ましくは、処理液1リットル当り0.
01モル以下、好ましくは処理液1リットル当り0.0
05モル以下)においてその他の漂白剤と併用してもよ
い。そのような漂白剤としては、例えば鉄(III)などの
多価金属の化合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等
が用いられる。代表的漂白剤としては鉄(III)の有機錯
塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリア
ミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイ
ミノ二酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、特開
平4−121739号、第4ペ−ジ右下欄から第5ペ−
ジ左上欄の1,3−プロピレンジアミン四酢酸鉄錯塩を
はじめとする漂白剤、特開平4−73647号に記載の
カルバモイル系の漂白剤、特開平4−174432号に
記載のヘテロ環を有する漂白剤、N−(2−カルボキシ
フェニル)イミノ二酢酸第二鉄錯塩をはじめとする欧州
特許公開第520457号に記載の漂白剤、エチレンジ
アミン−N−2−カルボキシフェニル−N,N’,N’
−三酢酸第二鉄酢酸をはじめとする欧州特許特許公開第
530828A1号記載の漂白剤、欧州特許公開第50
1479号に記載の漂白剤、欧州特許公開第56712
6号に記載の漂白剤、特開平4−127145号に記載
の漂白剤、特開平3−144446号公報の(11)ペ
ージに記載のアミノポリカルボン酸第二鉄塩又はその塩
を挙げることができるがこれらに限定されるものではな
い。
【0062】本発明による金属キレート化合物を含有す
る漂白能を有する処理液は漂白剤として該金属キレート
化合物を含有する他、銀の酸化を促進する為の再ハロゲ
ン化剤として、塩化物、臭化物、ヨウ化物の如きハロゲ
ン化物を加えるのが好ましい。また、ハロゲン化物の代
わりに難溶性銀塩を形成する有機性配位子を加えてもよ
い。ハロゲン化物はアルカリ金属塩あるいはアンモニウ
ム塩、あるいはグアニジン、アミンなどの塩として加え
る。具体的には臭化ナトリウム、臭化アンモニウム、塩
化カリウム、塩酸グアニジン、臭化カリウム、塩化カリ
ウム等がある。本発明の漂白能を有する処理液において
再ハロゲン化剤の量は2モル/リットル以下が適当であ
り、漂白液の場合には0.01〜2.0モル/リットル
が好ましく、更に好ましくは0.1〜1.7モル/リッ
トルであり、特に好ましくは0.1〜0.6モル/リッ
トルである。漂白定着液においては、0.001〜2.
0モル/リットルが好ましく、0.001〜1.0モル
/リットルが更に好ましく、0.001〜0.5モル/
リットルが特に好ましい。
る漂白能を有する処理液は漂白剤として該金属キレート
化合物を含有する他、銀の酸化を促進する為の再ハロゲ
ン化剤として、塩化物、臭化物、ヨウ化物の如きハロゲ
ン化物を加えるのが好ましい。また、ハロゲン化物の代
わりに難溶性銀塩を形成する有機性配位子を加えてもよ
い。ハロゲン化物はアルカリ金属塩あるいはアンモニウ
ム塩、あるいはグアニジン、アミンなどの塩として加え
る。具体的には臭化ナトリウム、臭化アンモニウム、塩
化カリウム、塩酸グアニジン、臭化カリウム、塩化カリ
ウム等がある。本発明の漂白能を有する処理液において
再ハロゲン化剤の量は2モル/リットル以下が適当であ
り、漂白液の場合には0.01〜2.0モル/リットル
が好ましく、更に好ましくは0.1〜1.7モル/リッ
トルであり、特に好ましくは0.1〜0.6モル/リッ
トルである。漂白定着液においては、0.001〜2.
0モル/リットルが好ましく、0.001〜1.0モル
/リットルが更に好ましく、0.001〜0.5モル/
リットルが特に好ましい。
【0063】本発明による漂白液あるいは漂白定着液に
は、そのほか漂白促進剤、処理浴槽の腐食を防ぐ腐食防
止剤、液のpHを保つための緩衝剤、蛍光増白剤、消泡
剤などが必要に応じて添加される。漂白促進剤について
は、例えば、米国特許第3,893,858号明細書、
ドイツ特許第1,290,821号明細書、英国特許第
1,138,842号明細書、特開昭53−95630
号公報、リサーチ・ディスクロージャー第17129号
(1978年7月号)に記載のメルカプト基またはジス
ルフィド基を有する化合物、特開昭50−140129
号公報に記載のチアゾリジン誘導体、米国特許第3,7
06,561号明細書に記載のチオ尿素誘導体、特開昭
58−16235号公報に記載の沃化物、ドイツ特許第
2,748,430号明細書に記載のポリエチレンオキ
サイド類、特公昭45−8836号公報に記載のポリア
ミン化合物などを用いることができる。更に、米国特許
第4,552,834 号に記載の化合物も好ましい。これらの漂
白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用のカラー感
光材料を漂白定着するときにこれらの漂白促進剤は特に
有効である。特に好ましくは英国特許第1,138,8
42号明細書、特開平2−190856号に記載のよう
なメルカプト化合物が好ましい。
は、そのほか漂白促進剤、処理浴槽の腐食を防ぐ腐食防
止剤、液のpHを保つための緩衝剤、蛍光増白剤、消泡
剤などが必要に応じて添加される。漂白促進剤について
は、例えば、米国特許第3,893,858号明細書、
ドイツ特許第1,290,821号明細書、英国特許第
1,138,842号明細書、特開昭53−95630
号公報、リサーチ・ディスクロージャー第17129号
(1978年7月号)に記載のメルカプト基またはジス
ルフィド基を有する化合物、特開昭50−140129
号公報に記載のチアゾリジン誘導体、米国特許第3,7
06,561号明細書に記載のチオ尿素誘導体、特開昭
58−16235号公報に記載の沃化物、ドイツ特許第
2,748,430号明細書に記載のポリエチレンオキ
サイド類、特公昭45−8836号公報に記載のポリア
ミン化合物などを用いることができる。更に、米国特許
第4,552,834 号に記載の化合物も好ましい。これらの漂
白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用のカラー感
光材料を漂白定着するときにこれらの漂白促進剤は特に
有効である。特に好ましくは英国特許第1,138,8
42号明細書、特開平2−190856号に記載のよう
なメルカプト化合物が好ましい。
【0064】本発明の漂白液或いは漂白定着液のpHは
2.0〜8.0、好ましくは3.0〜7.5である。撮
影用感材において発色現像後直ちに漂白或いは漂白定着
を行う場合には、漂白カブリ等を抑えるために液のpH
を7.0以下、好ましくは6.4以下で用いるのが良
い。特に漂白液の場合には3.0〜5.0が好ましい。
pH2.0以下では、本発明になる金属キレートが不安
定となり易く、pH2.0〜6.4が好ましい。カラー
プリント材料ではpH3〜7の範囲が好ましい。このた
めのpH緩衝剤としては、漂白剤による酸化を受け難
く、上記pH範囲で緩衝作用のあるものであればどのよ
うなものでも用いることができる。例えば、酢酸、グリ
コール酸、乳酸、プロピオン酸、酪酸、リンゴ酸、クロ
ロ酢酸、レブリン酸、ウレイドプロピオン酸、ギ酸、ピ
ルビン酸、イソ酪酸、ピバル酸、アミノ酪酸、吉草酸、
イソ吉草酸、アスパラギン、アラニン、アルギニン、エ
チオニン、グリシン、グルタミン、システイン、セリ
ン、メチオニン、ロイシン、ヒスチジン、安息香酸、ヒ
ドロキシ安息香酸、ニコチン酸、シュウ酸、マロン酸、
コハク酸、酒石酸、マレイン酸、フマル酸、オキサロ
酸、グルタル酸、アジピン酸、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸、シスチン、アスコルビン酸、フタル酸、テレフ
タル酸等の有機酸類、ピリジン、ジメチルピラゾール、
2−メチル−o−オキサゾリン、アミノアセトニトリ
ル、イミダゾール等の有機塩基類等が挙げられる。これ
ら緩衝剤は複数の物を併用しても良い。本発明において
酸解離定数(pKa) が2.0〜5.5の有機酸が好まし
く、二塩基酸がより好ましい。特に好ましい二塩基酸と
しては、コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、フマル
酸、マロン酸、アジピン酸等が挙げられる。最も好まし
くは、コハク酸、グルタル酸及びマレイン酸である。こ
れらの有機酸はアルカリ金属塩(例えば、リチウム塩、
ナトリウム塩、カリウム塩)やアンモニウム塩としても
使用できる。これら緩衝剤の使用量は漂白能を有する処
理液1リットル当たり3.0モル以下が適当であり、好
ましくは0.1〜2.0モル、より好ましくは0.2〜
1.8モルであり、特に好ましくは0.4〜1.5モル
である。
2.0〜8.0、好ましくは3.0〜7.5である。撮
影用感材において発色現像後直ちに漂白或いは漂白定着
を行う場合には、漂白カブリ等を抑えるために液のpH
を7.0以下、好ましくは6.4以下で用いるのが良
い。特に漂白液の場合には3.0〜5.0が好ましい。
pH2.0以下では、本発明になる金属キレートが不安
定となり易く、pH2.0〜6.4が好ましい。カラー
プリント材料ではpH3〜7の範囲が好ましい。このた
めのpH緩衝剤としては、漂白剤による酸化を受け難
く、上記pH範囲で緩衝作用のあるものであればどのよ
うなものでも用いることができる。例えば、酢酸、グリ
コール酸、乳酸、プロピオン酸、酪酸、リンゴ酸、クロ
ロ酢酸、レブリン酸、ウレイドプロピオン酸、ギ酸、ピ
ルビン酸、イソ酪酸、ピバル酸、アミノ酪酸、吉草酸、
イソ吉草酸、アスパラギン、アラニン、アルギニン、エ
チオニン、グリシン、グルタミン、システイン、セリ
ン、メチオニン、ロイシン、ヒスチジン、安息香酸、ヒ
ドロキシ安息香酸、ニコチン酸、シュウ酸、マロン酸、
コハク酸、酒石酸、マレイン酸、フマル酸、オキサロ
酸、グルタル酸、アジピン酸、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸、シスチン、アスコルビン酸、フタル酸、テレフ
タル酸等の有機酸類、ピリジン、ジメチルピラゾール、
2−メチル−o−オキサゾリン、アミノアセトニトリ
ル、イミダゾール等の有機塩基類等が挙げられる。これ
ら緩衝剤は複数の物を併用しても良い。本発明において
酸解離定数(pKa) が2.0〜5.5の有機酸が好まし
く、二塩基酸がより好ましい。特に好ましい二塩基酸と
しては、コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、フマル
酸、マロン酸、アジピン酸等が挙げられる。最も好まし
くは、コハク酸、グルタル酸及びマレイン酸である。こ
れらの有機酸はアルカリ金属塩(例えば、リチウム塩、
ナトリウム塩、カリウム塩)やアンモニウム塩としても
使用できる。これら緩衝剤の使用量は漂白能を有する処
理液1リットル当たり3.0モル以下が適当であり、好
ましくは0.1〜2.0モル、より好ましくは0.2〜
1.8モルであり、特に好ましくは0.4〜1.5モル
である。
【0065】漂白能を有する処理液のpHを前記領域に
調節するには、前記の酸とアルカリ剤(例えば、アンモ
ニア水、KOH、NaOH、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、イミダゾール、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン)を併用してもよい。なかでも、アンモニア
水、KOH、NaOH、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
が好ましい。
調節するには、前記の酸とアルカリ剤(例えば、アンモ
ニア水、KOH、NaOH、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、イミダゾール、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン)を併用してもよい。なかでも、アンモニア
水、KOH、NaOH、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
が好ましい。
【0066】また、腐食防止剤としては、硝酸塩を用い
るのが好ましく、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウムや
硝酸カリウムなどが用いられる。その添加量は、0.0
1〜2.0モル/リットル、好ましくは0.05〜0.
5モル/リットルである。
るのが好ましく、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウムや
硝酸カリウムなどが用いられる。その添加量は、0.0
1〜2.0モル/リットル、好ましくは0.05〜0.
5モル/リットルである。
【0067】近年の地球環境の保全に対する認識の高ま
りから、環境中に排出される窒素原子を低減させる努力
が行なわれている。そのような観点からすると本発明の
処理液にも実質上アンモニウムイオンを含まないことが
望まれる。尚、本発明において、実質上アンモニウムイ
オンを含まないとは、アンモニウムイオンの濃度が0.
1モル/リットル以下の状態をさし、好ましくは0.0
8モル/リットル以下、より好ましくは0.01モル/
リットル以下、特に好ましくは全く含有しない状態を表
わす。アンモニウムイオン濃度を本発明の領域に減少す
るには、代わりのカチオン種としてアルカリ金属イオ
ン、アルカリ土類金属イオンが好ましく、特にアルカリ
金属イオンが好ましく、中でも特にリチウムイオン、ナ
トリウムイオン、カリウムイオンが好ましいが、具体的
には、漂白剤としての有機酸第二鉄錯体のナトリウム塩
やカリウム塩、漂白能を有する処理液中の再ハロゲン化
剤としての臭化カリウム、臭化ナトリウムの他、硝酸カ
リウム、硝酸ナトリウム等が挙げられる。また、pH調
整用に使用するアルカリ剤としては、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等が
好ましい。
りから、環境中に排出される窒素原子を低減させる努力
が行なわれている。そのような観点からすると本発明の
処理液にも実質上アンモニウムイオンを含まないことが
望まれる。尚、本発明において、実質上アンモニウムイ
オンを含まないとは、アンモニウムイオンの濃度が0.
1モル/リットル以下の状態をさし、好ましくは0.0
8モル/リットル以下、より好ましくは0.01モル/
リットル以下、特に好ましくは全く含有しない状態を表
わす。アンモニウムイオン濃度を本発明の領域に減少す
るには、代わりのカチオン種としてアルカリ金属イオ
ン、アルカリ土類金属イオンが好ましく、特にアルカリ
金属イオンが好ましく、中でも特にリチウムイオン、ナ
トリウムイオン、カリウムイオンが好ましいが、具体的
には、漂白剤としての有機酸第二鉄錯体のナトリウム塩
やカリウム塩、漂白能を有する処理液中の再ハロゲン化
剤としての臭化カリウム、臭化ナトリウムの他、硝酸カ
リウム、硝酸ナトリウム等が挙げられる。また、pH調
整用に使用するアルカリ剤としては、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等が
好ましい。
【0068】本発明の漂白能を有する処理液は、処理に
際し、エアレーションを実施することが写真性能をきわ
めて安定に保持するので特に好ましい。エアレーション
には当業界で公知の手段が使用でき、漂白能を有する処
理液中への、空気の吹き込みやエゼクターを利用した空
気の吸収などが実施できる。空気の吹き込みに際して
は、微細なポアを有する散気管を通じて、液中に空気を
放出させることが好ましい。このような散気管は、活性
汚泥処理における曝気槽等に、広く使用されている。エ
アレーションに関しては、イーストマン・コダック社発
行のZ−121、ユージング・プロセス・C−41第3
版(1982年)、BL−1〜BL−2頁に記載の事項
を利用できる。本発明の漂白能を有する処理液を用いた
処理に於いては、攪拌が強化されていることが好まし
く、その実施には特開平3−33847号公報の第8
頁、右上欄、第6行〜左下欄、第2行に記載の内容が、
そのまま利用できる。漂白あるいは漂白定着工程は、3
0℃〜60℃の温度範囲で行えるが、好ましくは35℃
〜50℃である。漂白及び/又は漂白定着処理工程の時
間は、撮影用感材においては、10秒から7分の範囲で
用いられるが、好ましくは10秒〜4分である。またプ
リント感材においては5秒〜70秒、好ましくは5秒〜
60秒、更に好ましくは10秒〜45秒である。これら
の好ましい処理条件においては、迅速で且つステインの
増加のない良好な結果が得られた。
際し、エアレーションを実施することが写真性能をきわ
めて安定に保持するので特に好ましい。エアレーション
には当業界で公知の手段が使用でき、漂白能を有する処
理液中への、空気の吹き込みやエゼクターを利用した空
気の吸収などが実施できる。空気の吹き込みに際して
は、微細なポアを有する散気管を通じて、液中に空気を
放出させることが好ましい。このような散気管は、活性
汚泥処理における曝気槽等に、広く使用されている。エ
アレーションに関しては、イーストマン・コダック社発
行のZ−121、ユージング・プロセス・C−41第3
版(1982年)、BL−1〜BL−2頁に記載の事項
を利用できる。本発明の漂白能を有する処理液を用いた
処理に於いては、攪拌が強化されていることが好まし
く、その実施には特開平3−33847号公報の第8
頁、右上欄、第6行〜左下欄、第2行に記載の内容が、
そのまま利用できる。漂白あるいは漂白定着工程は、3
0℃〜60℃の温度範囲で行えるが、好ましくは35℃
〜50℃である。漂白及び/又は漂白定着処理工程の時
間は、撮影用感材においては、10秒から7分の範囲で
用いられるが、好ましくは10秒〜4分である。またプ
リント感材においては5秒〜70秒、好ましくは5秒〜
60秒、更に好ましくは10秒〜45秒である。これら
の好ましい処理条件においては、迅速で且つステインの
増加のない良好な結果が得られた。
【0069】漂白能を有する処理液で処理された感光材
料は、定着または漂白定着処理される。尚、漂白能を有
する処理液が漂白定着液である場合には、その後に定着
又は漂白定着処理はあってもなくてもよい。このよう
な、定着液または漂白定着液には同じく特開平3-33847
号公報第6頁右下欄第16行〜第8頁左上欄第15行に
記載のものが好ましい。
料は、定着または漂白定着処理される。尚、漂白能を有
する処理液が漂白定着液である場合には、その後に定着
又は漂白定着処理はあってもなくてもよい。このよう
な、定着液または漂白定着液には同じく特開平3-33847
号公報第6頁右下欄第16行〜第8頁左上欄第15行に
記載のものが好ましい。
【0070】尚、脱銀工程における定着剤としては、一
般にチオ硫酸アンモニウムが使用されてきたが、公知の
他の定着剤、例えば、メソイオン系化合物、チオエーテ
ル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物、ハイポ等に置
き換えてもよい。これらについては、特開昭60-61749
号、同60-147735 号、同64-21444号、特開平1-201659
号、同1-210951号、同2-44355 号、米国特許第4,378,42
4 号等に記載されている。例えば、チオ硫酸アンモニウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸
グアニジン、チオシアン酸アンモニウム、チオシアン酸
ナトリウム、チオシアン酸カリウム、ジヒドロキシエチ
ル−チオエーテル、3,6−ジチア−1,8−オクタン
ジオール、イミダゾール等が挙げられる。なかでもチオ
硫酸塩やメソイオン類が好ましい。迅速な定着性の観点
からはチオ硫酸アンモニウムが好ましいが、前述したよ
うに環境問題上、処理液に実質上アンモニウムイオンを
含まないようにする観点からはチオ硫酸ナトリウムやメ
ソイオン類が更に好ましい。更には、二種類以上の定着
剤を併用する事で、更に迅速な定着を行うこともでき
る。例えば、チオ硫酸アンモニウムやチオ硫酸ナトリウ
ムに加えて、前記チオシアン酸アンモニウム、イミダゾ
ール、チオ尿素、チオエーテル等を併用するのも好まし
く、この場合、第二の定着剤はチオ硫酸アンモニウムや
チオ硫酸ナトリウムに対し0.01〜100モル%の範
囲で添加するのが好ましい。
般にチオ硫酸アンモニウムが使用されてきたが、公知の
他の定着剤、例えば、メソイオン系化合物、チオエーテ
ル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物、ハイポ等に置
き換えてもよい。これらについては、特開昭60-61749
号、同60-147735 号、同64-21444号、特開平1-201659
号、同1-210951号、同2-44355 号、米国特許第4,378,42
4 号等に記載されている。例えば、チオ硫酸アンモニウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸
グアニジン、チオシアン酸アンモニウム、チオシアン酸
ナトリウム、チオシアン酸カリウム、ジヒドロキシエチ
ル−チオエーテル、3,6−ジチア−1,8−オクタン
ジオール、イミダゾール等が挙げられる。なかでもチオ
硫酸塩やメソイオン類が好ましい。迅速な定着性の観点
からはチオ硫酸アンモニウムが好ましいが、前述したよ
うに環境問題上、処理液に実質上アンモニウムイオンを
含まないようにする観点からはチオ硫酸ナトリウムやメ
ソイオン類が更に好ましい。更には、二種類以上の定着
剤を併用する事で、更に迅速な定着を行うこともでき
る。例えば、チオ硫酸アンモニウムやチオ硫酸ナトリウ
ムに加えて、前記チオシアン酸アンモニウム、イミダゾ
ール、チオ尿素、チオエーテル等を併用するのも好まし
く、この場合、第二の定着剤はチオ硫酸アンモニウムや
チオ硫酸ナトリウムに対し0.01〜100モル%の範
囲で添加するのが好ましい。
【0071】定着剤の量は漂白定着液もしくは定着液1
リットル当り0.1〜3.0モル、好ましくは0.5〜
2.0モルである。定着液のpHは定着剤の種類による
が、一般的には3.0〜9.0であり、特にチオ硫酸塩
を用いる場合には、5.8〜8.0が安定な定着性能を
得る上で好ましい。
リットル当り0.1〜3.0モル、好ましくは0.5〜
2.0モルである。定着液のpHは定着剤の種類による
が、一般的には3.0〜9.0であり、特にチオ硫酸塩
を用いる場合には、5.8〜8.0が安定な定着性能を
得る上で好ましい。
【0072】漂白定着液や定着液には、保恒剤を加え、
液の経時安定性を高めることも出来る。チオ硫酸塩を含
む漂白定着液あるいは定着液の場合には、保恒剤として
亜硫酸塩、および/またはヒドロキシルアミン、ヒドラ
ジン、アルデヒドの重亜硫酸塩付加物(例えば、アセト
アルデヒドの重亜硫酸付加物、特に好ましくは、特開平
1−298935号に記載の芳香族アルデヒドの重亜硫
酸付加物)が有効である。
液の経時安定性を高めることも出来る。チオ硫酸塩を含
む漂白定着液あるいは定着液の場合には、保恒剤として
亜硫酸塩、および/またはヒドロキシルアミン、ヒドラ
ジン、アルデヒドの重亜硫酸塩付加物(例えば、アセト
アルデヒドの重亜硫酸付加物、特に好ましくは、特開平
1−298935号に記載の芳香族アルデヒドの重亜硫
酸付加物)が有効である。
【0073】また、本発明の金属キレート化合物を含有
する漂白定着液には、少なくとも一種のスルフィン酸お
よびその塩を含有することが好ましい。スルフィン酸お
よびその塩の好ましい例としては、特開平1−2300
39号、同1−224762号、同1−231051
号、同1−271748号、同2−91643号、同2
−251954号、同2−251955号、同3−55
542号、同3−158848号、同4−51237
号、同4−329539号、米国特許第5108876
号、同4939072号、EP第255722A号、同
第463639号などに記載の化合物が挙げられ、より
好ましくは置換されてもよいアリールスルフィン酸また
はその塩であり、更に好ましくは置換されてもよいフェ
ニルスルフィン酸またはその塩である。置換基として
は、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数6〜10のアリ
ール基、炭素数1〜5のカルバモイル基、炭素数1〜5
のアルコキシカルボニル基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、スルフィン酸基、スルホン酸基、カルボン酸基、ヒ
ドロキシ基、ハロゲン原子などが挙げられる。以下にス
ルフィン酸及びその塩の好ましい具体例を挙げるが本発
明はこれらに限定されるものではない。
する漂白定着液には、少なくとも一種のスルフィン酸お
よびその塩を含有することが好ましい。スルフィン酸お
よびその塩の好ましい例としては、特開平1−2300
39号、同1−224762号、同1−231051
号、同1−271748号、同2−91643号、同2
−251954号、同2−251955号、同3−55
542号、同3−158848号、同4−51237
号、同4−329539号、米国特許第5108876
号、同4939072号、EP第255722A号、同
第463639号などに記載の化合物が挙げられ、より
好ましくは置換されてもよいアリールスルフィン酸また
はその塩であり、更に好ましくは置換されてもよいフェ
ニルスルフィン酸またはその塩である。置換基として
は、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数6〜10のアリ
ール基、炭素数1〜5のカルバモイル基、炭素数1〜5
のアルコキシカルボニル基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、スルフィン酸基、スルホン酸基、カルボン酸基、ヒ
ドロキシ基、ハロゲン原子などが挙げられる。以下にス
ルフィン酸及びその塩の好ましい具体例を挙げるが本発
明はこれらに限定されるものではない。
【0074】
【化22】
【0075】
【化23】
【0076】漂白定着液あるいは定着液に加えるスルフ
ィン酸およびその塩の量としては、処理液1リットル当
たり1×10-4〜1モル、より好ましくは1×10-3〜
0.5モル、更に好ましくは1×10-2〜0.1モルで
ある。
ィン酸およびその塩の量としては、処理液1リットル当
たり1×10-4〜1モル、より好ましくは1×10-3〜
0.5モル、更に好ましくは1×10-2〜0.1モルで
ある。
【0077】また、漂白定着液や定着液には液のpHを
一定に保つために、緩衝剤を添加するのも好ましい。例
えば、リン酸塩、あるいはイミダゾール、1−メチル−
イミダゾール、2−メチル−イミダゾール、1−エチル
−イミダゾールのようなイミダゾール類、トリエタノー
ルアミン、N−アリルモルホリン、N−ベンゾイルピペ
ラジン等があげられる。
一定に保つために、緩衝剤を添加するのも好ましい。例
えば、リン酸塩、あるいはイミダゾール、1−メチル−
イミダゾール、2−メチル−イミダゾール、1−エチル
−イミダゾールのようなイミダゾール類、トリエタノー
ルアミン、N−アリルモルホリン、N−ベンゾイルピペ
ラジン等があげられる。
【0078】更に定着液においては、各種キレート化剤
を添加する事で漂白液から持ち込まれる鉄イオンを隠蔽
し液の安定性の向上を図ることも出来る。この様な好ま
しいキレート剤としては本発明化合物の他、1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロトリ
メチレンホスホン酸、2−ヒドロキシ−1,3−ジアミ
ノプロパン四酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレ
ントリアミン五酢酸、エチレンジアミン−N−(β−ヒ
ドロキシエチル)−N,N′,N′−三酢酸、1,2−
ジアミノプロパン四酢酸、1,3−ジアミノプロパン四
酢酸、ニトリロ三酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢
酸、イミノ二酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、エチ
ルエーテルジアミンテトラ酢酸、グリコールエーテルジ
アミン四酢酸、エチレンジアミン四プロピオン酸、フェ
ニレンジアミン四酢酸、1,3−ジアミノプロパノール
−N,N,N′,N′−四メチレンホスホン酸、エチレ
ンジアミン−N,N,N′,N′−四メチレンホスホン
酸、1,3−プロピレンジアミン−N,N,N′,N′
−四メチレンホスホン酸、セリン−N,N−二酢酸、2
−メチル−セリン−N,N−二酢酸、2−ヒドロキシメ
チル−セリン−N,N−二酢酸、ヒドロキシエチルイミ
ノ二酢酸、メチルイミノ二酢酸、N−(2−アセトアミ
ド)−イミノ二酢酸、ニトリトトリプロピオン酸、エチ
レンジアミン二酢酸、エチレンジアミン二プロピオン
酸、1,4−ジアミノブタン四酢酸、2−メチル−1,
3−ジアミノプロパン四酢酸、2−ジメチル−1,3−
ジアミノプロパン四酢酸、アラニン、酒石酸、ヒドラジ
ド二酢酸、N−ヒドロキシ−イミノ二プロピオン酸及び
これらのアルカリ金属塩(例えば、リチウム塩、ナトリ
ウム塩、カリウム塩)やアンモニウム塩等が挙げられ
る。
を添加する事で漂白液から持ち込まれる鉄イオンを隠蔽
し液の安定性の向上を図ることも出来る。この様な好ま
しいキレート剤としては本発明化合物の他、1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロトリ
メチレンホスホン酸、2−ヒドロキシ−1,3−ジアミ
ノプロパン四酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレ
ントリアミン五酢酸、エチレンジアミン−N−(β−ヒ
ドロキシエチル)−N,N′,N′−三酢酸、1,2−
ジアミノプロパン四酢酸、1,3−ジアミノプロパン四
酢酸、ニトリロ三酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢
酸、イミノ二酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、エチ
ルエーテルジアミンテトラ酢酸、グリコールエーテルジ
アミン四酢酸、エチレンジアミン四プロピオン酸、フェ
ニレンジアミン四酢酸、1,3−ジアミノプロパノール
−N,N,N′,N′−四メチレンホスホン酸、エチレ
ンジアミン−N,N,N′,N′−四メチレンホスホン
酸、1,3−プロピレンジアミン−N,N,N′,N′
−四メチレンホスホン酸、セリン−N,N−二酢酸、2
−メチル−セリン−N,N−二酢酸、2−ヒドロキシメ
チル−セリン−N,N−二酢酸、ヒドロキシエチルイミ
ノ二酢酸、メチルイミノ二酢酸、N−(2−アセトアミ
ド)−イミノ二酢酸、ニトリトトリプロピオン酸、エチ
レンジアミン二酢酸、エチレンジアミン二プロピオン
酸、1,4−ジアミノブタン四酢酸、2−メチル−1,
3−ジアミノプロパン四酢酸、2−ジメチル−1,3−
ジアミノプロパン四酢酸、アラニン、酒石酸、ヒドラジ
ド二酢酸、N−ヒドロキシ−イミノ二プロピオン酸及び
これらのアルカリ金属塩(例えば、リチウム塩、ナトリ
ウム塩、カリウム塩)やアンモニウム塩等が挙げられ
る。
【0079】定着工程は、30℃〜60℃の範囲で行え
るが、好ましくは、35℃〜50℃である。定着処理工
程の時間は、撮影用感材においては、15秒〜2分、好
ましくは25秒〜1分40秒であり、プリント用感材に
おいては、8秒〜80秒、好ましくは10秒〜45秒で
ある。脱銀工程は一般に漂白工程、漂白定着工程、定着
工程を組み合わせて行なわれる。具体的には次のものが
挙げられる。 漂白−定着 漂白−漂白定着 漂白−漂白定着−定着 漂白−水洗−定着 漂白定着 定着−漂白定着 撮影用感材においては、、、、、が好まし
く、本発明においては、、、のように漂白定着液
を含む工程において顕著な効果を奏し、が特に好まし
い。本発明は発色現像処理後に例えば調整浴、停止浴、
水洗浴等を介した脱銀処理にも適用することができる。
るが、好ましくは、35℃〜50℃である。定着処理工
程の時間は、撮影用感材においては、15秒〜2分、好
ましくは25秒〜1分40秒であり、プリント用感材に
おいては、8秒〜80秒、好ましくは10秒〜45秒で
ある。脱銀工程は一般に漂白工程、漂白定着工程、定着
工程を組み合わせて行なわれる。具体的には次のものが
挙げられる。 漂白−定着 漂白−漂白定着 漂白−漂白定着−定着 漂白−水洗−定着 漂白定着 定着−漂白定着 撮影用感材においては、、、、、が好まし
く、本発明においては、、、のように漂白定着液
を含む工程において顕著な効果を奏し、が特に好まし
い。本発明は発色現像処理後に例えば調整浴、停止浴、
水洗浴等を介した脱銀処理にも適用することができる。
【0080】また、本発明の漂白能を有する処理液は、
処理に使用後のオーバーフロー液を回収し、成分を添加
して組成を修正した後、再利用することが出来る。この
ような使用方法は、通常、再生と呼ばれるが、本発明は
このような再生も好ましくできる。再生の詳細に関して
は、富士写真フイルム株式会社発行の富士フイルム・プ
ロセシングマニュアル、フジカラーネガティブフィル
ム、CN−16処理(1990年8月改訂)第39頁〜
40頁に記載の事項が適用できる。本発明の漂白能を有
する処理液を調整するためのキットは、液体でも粉体で
も固体でも良いが、アンモニウム塩を排除した場合、ほ
とんどの原料が粉体で供給され、また吸湿性も少ないこ
とから、粉体を作るのが容易になる。上記再生用のキッ
トは、廃液量削減の観点から、余分な水を用いず、直接
添加できることから、粉体が好ましい。
処理に使用後のオーバーフロー液を回収し、成分を添加
して組成を修正した後、再利用することが出来る。この
ような使用方法は、通常、再生と呼ばれるが、本発明は
このような再生も好ましくできる。再生の詳細に関して
は、富士写真フイルム株式会社発行の富士フイルム・プ
ロセシングマニュアル、フジカラーネガティブフィル
ム、CN−16処理(1990年8月改訂)第39頁〜
40頁に記載の事項が適用できる。本発明の漂白能を有
する処理液を調整するためのキットは、液体でも粉体で
も固体でも良いが、アンモニウム塩を排除した場合、ほ
とんどの原料が粉体で供給され、また吸湿性も少ないこ
とから、粉体を作るのが容易になる。上記再生用のキッ
トは、廃液量削減の観点から、余分な水を用いず、直接
添加できることから、粉体が好ましい。
【0081】漂白能を有する処理液の再生に関しては、
前述のエアレーションの他、「写真工学の基礎−銀塩写
真編−」(日本写真学会編,コロナ社発行,1979
年)等に記載の方法が利用できる。具体的には電解再生
の他、臭素酸や亜鉛素酸、臭素、臭素プレカーサー、過
硫酸塩、過酸化水素、触媒を利用した過酸化水素、亜臭
素酸、オゾン等による漂白液の再生方法が挙げられる。
電解による再生においては、陰極及び陽極を同一漂白浴
に入れたり、或いは隔膜を用いて陽極槽と陰極槽を別浴
にして再生したりするほか、やはり隔膜を用いて漂白液
と現像液及び/又は定着液を同時に再生処理したりする
ことができる。定着液、漂白定着液の再生は、蓄積する
銀イオンを電解還元することでおこなわれる。その他、
蓄積するハロゲンイオンを陰イオン交換樹脂により除去
することも、定着性能を保つ上で好ましい。水洗水の使
用量を低減するためには、イオン交換、あるいは限外濾
過が用いられるが、とくに限外濾過を用いるのが好まし
い。尚、製版用のハロゲン化銀感光材料を露光後、現像
処理して得られる網点及び/又は線画からなる銀画像を
修正する減力液としても本発明を適用できる。
前述のエアレーションの他、「写真工学の基礎−銀塩写
真編−」(日本写真学会編,コロナ社発行,1979
年)等に記載の方法が利用できる。具体的には電解再生
の他、臭素酸や亜鉛素酸、臭素、臭素プレカーサー、過
硫酸塩、過酸化水素、触媒を利用した過酸化水素、亜臭
素酸、オゾン等による漂白液の再生方法が挙げられる。
電解による再生においては、陰極及び陽極を同一漂白浴
に入れたり、或いは隔膜を用いて陽極槽と陰極槽を別浴
にして再生したりするほか、やはり隔膜を用いて漂白液
と現像液及び/又は定着液を同時に再生処理したりする
ことができる。定着液、漂白定着液の再生は、蓄積する
銀イオンを電解還元することでおこなわれる。その他、
蓄積するハロゲンイオンを陰イオン交換樹脂により除去
することも、定着性能を保つ上で好ましい。水洗水の使
用量を低減するためには、イオン交換、あるいは限外濾
過が用いられるが、とくに限外濾過を用いるのが好まし
い。尚、製版用のハロゲン化銀感光材料を露光後、現像
処理して得られる網点及び/又は線画からなる銀画像を
修正する減力液としても本発明を適用できる。
【0082】また、一般式(I)で表わされるキレート
剤化合物は、ハロゲン化銀黒白感光材料やハロゲン化銀
カラー感光材料を処理するためのあらゆる処理組成物に
適用することが出来る。例えば、ハロゲン化銀黒白感光
材料用としては、一般用黒白現像液、リス・フィルム用
伝染現像液、定着液、水洗水等、ハロゲン化銀カラー感
光材料用としては、発色現像液、漂白液、定着液、漂白
定着液、調整液、停止液、硬膜液、水洗水、安定液、リ
ンス液、かぶらせ液、及び調色液等が挙げられるが、こ
れに限定されるものではない。本発明は特に黒白現像
液、発色現像液、定着液、安定液において有効であり、
黒白現像液、発色現像液において優れている。
剤化合物は、ハロゲン化銀黒白感光材料やハロゲン化銀
カラー感光材料を処理するためのあらゆる処理組成物に
適用することが出来る。例えば、ハロゲン化銀黒白感光
材料用としては、一般用黒白現像液、リス・フィルム用
伝染現像液、定着液、水洗水等、ハロゲン化銀カラー感
光材料用としては、発色現像液、漂白液、定着液、漂白
定着液、調整液、停止液、硬膜液、水洗水、安定液、リ
ンス液、かぶらせ液、及び調色液等が挙げられるが、こ
れに限定されるものではない。本発明は特に黒白現像
液、発色現像液、定着液、安定液において有効であり、
黒白現像液、発色現像液において優れている。
【0083】一般式(I)で表わされる化合物の添加量
は、添加する処理組成物によって異なるが、通常処理組
成物1リットル当たり10mg〜50gの範囲で用いられ
る。さらに詳しく述べると、例えば、黒白用現像液また
は発色現像液に添加する場合は、好ましい量としては該
処理液1リットル当り0.5〜10gであり、又漂白液
(例えば過酸化水素、過硫酸、臭素酸、等からなる)に
添加する場合、1リットル当り0.1〜20gであり、
定着液もしくは漂白定着液に添加する場合は1リットル
当り1〜40gであり、安定化浴に添加する場合は、1
リットル当り50mg〜1gである。一般式(I)で表わ
される化合物は単独で用いても、また2種以上を組み合
わせて使用してもよい。
は、添加する処理組成物によって異なるが、通常処理組
成物1リットル当たり10mg〜50gの範囲で用いられ
る。さらに詳しく述べると、例えば、黒白用現像液また
は発色現像液に添加する場合は、好ましい量としては該
処理液1リットル当り0.5〜10gであり、又漂白液
(例えば過酸化水素、過硫酸、臭素酸、等からなる)に
添加する場合、1リットル当り0.1〜20gであり、
定着液もしくは漂白定着液に添加する場合は1リットル
当り1〜40gであり、安定化浴に添加する場合は、1
リットル当り50mg〜1gである。一般式(I)で表わ
される化合物は単独で用いても、また2種以上を組み合
わせて使用してもよい。
【0084】発色現像液及び黒白現像液では、本発明の
化合物を添加することで沈殿の防止、液の安定性の向上
がはかれる。本発明に使用できる発色現像液としては、
特開平3−33847号公報の第9頁、左上欄の第6行
〜第11頁右下欄の第6行に記載のものや特開平5−1
97107号記載のものが挙げられる。尚、発色現像工
程における発色現像主薬としては、公知の芳香族第一級
アミンカラー現像主薬が適用でき、p-フェニレンジアミ
ン系化合物が好ましく使用され、その代表例としては3-
メチル-4- アミノ-N,Nジエチルアニリン、3-メチル-4-
アミノ-N- エチル-N- β- ヒドロキシエチルアニリン、
3-メチル-4- アミノ-N-エチル-N- β- メタンスルホン
アミドエチルアニリン、3-メチル-4- アミノ-N-エチル-
β- メトキシエチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N-
メチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミ
ノ-3- メチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)ア
ニリン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル-N-(2-ヒドロキ
シプロピル)アニリン、4-アミノ-3- エチル-N- エチル
-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メ
チル-N- プロピル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリ
ン、4-アミノ-3- プロピル -N-メチル-N-(3-ヒドロキシ
プロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N- メチル-N
-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メチル
-N- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミ
ノ-3- メチル-N- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチル)ア
ニリン、4-アミノ-3- エチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキ
シ-2- メチルプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル
-N,N- ビス(4- ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ
-3- メチル-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)アニリ
ン、4-アミノ-3- メチル-N-(5-ヒドロキシペンチル)-N
-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メトキ
シ-N- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-ア
ミノ-3- エトキシ-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)
アニリン、4-アミノ-3- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチ
ル)アニリン、及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp-
トルエンスルホン酸塩などが挙げられる。これらの中
で、特に、3-メチル-4- アミノ-N- エチル-N -β- ヒド
ロキシエチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル
-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メ
チル-N- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、及
びこれらの塩酸塩、p-トルエンスルホン酸塩もしくは硫
酸塩が好ましい。これらの化合物は目的に応じ2種以上
併用することもできる。
化合物を添加することで沈殿の防止、液の安定性の向上
がはかれる。本発明に使用できる発色現像液としては、
特開平3−33847号公報の第9頁、左上欄の第6行
〜第11頁右下欄の第6行に記載のものや特開平5−1
97107号記載のものが挙げられる。尚、発色現像工
程における発色現像主薬としては、公知の芳香族第一級
アミンカラー現像主薬が適用でき、p-フェニレンジアミ
ン系化合物が好ましく使用され、その代表例としては3-
メチル-4- アミノ-N,Nジエチルアニリン、3-メチル-4-
アミノ-N- エチル-N- β- ヒドロキシエチルアニリン、
3-メチル-4- アミノ-N-エチル-N- β- メタンスルホン
アミドエチルアニリン、3-メチル-4- アミノ-N-エチル-
β- メトキシエチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N-
メチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミ
ノ-3- メチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)ア
ニリン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル-N-(2-ヒドロキ
シプロピル)アニリン、4-アミノ-3- エチル-N- エチル
-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メ
チル-N- プロピル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリ
ン、4-アミノ-3- プロピル -N-メチル-N-(3-ヒドロキシ
プロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N- メチル-N
-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メチル
-N- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミ
ノ-3- メチル-N- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチル)ア
ニリン、4-アミノ-3- エチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキ
シ-2- メチルプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル
-N,N- ビス(4- ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ
-3- メチル-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)アニリ
ン、4-アミノ-3- メチル-N-(5-ヒドロキシペンチル)-N
-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メトキ
シ-N- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-ア
ミノ-3- エトキシ-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)
アニリン、4-アミノ-3- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチ
ル)アニリン、及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp-
トルエンスルホン酸塩などが挙げられる。これらの中
で、特に、3-メチル-4- アミノ-N- エチル-N -β- ヒド
ロキシエチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル
-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メ
チル-N- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、及
びこれらの塩酸塩、p-トルエンスルホン酸塩もしくは硫
酸塩が好ましい。これらの化合物は目的に応じ2種以上
併用することもできる。
【0085】欧州特許公開第410450号、特開平4
−11255等に記載のものも好ましく使用することが
できる。また、これらのp−フェニレンジアミン誘導体
と硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、ナフタレンジスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等の塩であってもよい。芳
香族第一級アミン現像主薬の使用量はカラー現像液1リ
ットル当たり好ましくは0.0002モル〜0.2モ
ル、さらに好ましくは0.001モル〜0.1モルであ
る。本発明における発色現像液での処理温度は20〜5
5℃、好ましくは30〜55℃である。処理時間は撮影
用感材においては20秒〜5分、好ましくは30秒〜3
分20秒である。更に好ましくは1分〜2分30秒であ
り、プリント用材料においては10秒〜1分20秒、好
ましくは10秒〜60秒であり、更に好ましくは10秒
〜40秒である。
−11255等に記載のものも好ましく使用することが
できる。また、これらのp−フェニレンジアミン誘導体
と硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、ナフタレンジスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等の塩であってもよい。芳
香族第一級アミン現像主薬の使用量はカラー現像液1リ
ットル当たり好ましくは0.0002モル〜0.2モ
ル、さらに好ましくは0.001モル〜0.1モルであ
る。本発明における発色現像液での処理温度は20〜5
5℃、好ましくは30〜55℃である。処理時間は撮影
用感材においては20秒〜5分、好ましくは30秒〜3
分20秒である。更に好ましくは1分〜2分30秒であ
り、プリント用材料においては10秒〜1分20秒、好
ましくは10秒〜60秒であり、更に好ましくは10秒
〜40秒である。
【0086】また、発色現像液には保恒剤として、亜硫
酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、
重亜硫酸カリウム、メタ亜硫酸ナトリウム、メタ亜硫酸
カリウム等の亜硫酸塩や、カルボニル亜硫酸付加物を必
要に応じて添加することができる。また、前記芳香族第
一級アミンカラー現像主薬を直接(保恒する化合物とし
て、各種ヒドロキシルアミン類、例えば特開昭63−5
341号や同63−106655号に記載の化合物、中
でもスルホ基やカルボキシ基を有する化合物が好まし
い。)特開昭63−43138号記載のヒドロキサム酸
類、同63−146041号記載のヒドラジン類やヒド
ラジド類、同63−44657号および同63−584
43号記載のフェノール類、同63−44656号記載
のα−ヒドロキシケトン類やα−アミノケトン類および
/または同63−36244号記載の各種糖類を添加す
るのが好ましい。また、上記化合物と併用して、特開昭
63−4235号、同63−24254号、同63−2
1647号、同63−146040号、同63−278
41号および同63−25654号等に記載のモノアミ
ン類、同63−30845号、同63−14640号、
同63−43139号等に記載のジアミン類、同63−
21647号、同63−26655号および同63−4
4655号記載のポリアミン類、同63−53551号
記載のニトロキシラジカル類、同63−43140号お
よび同63−53549号記載のアルコール類、同63
−56654号記載のオキシム類および同63−239
447号記載の3級アミン類を使用するのが好ましい。
酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、
重亜硫酸カリウム、メタ亜硫酸ナトリウム、メタ亜硫酸
カリウム等の亜硫酸塩や、カルボニル亜硫酸付加物を必
要に応じて添加することができる。また、前記芳香族第
一級アミンカラー現像主薬を直接(保恒する化合物とし
て、各種ヒドロキシルアミン類、例えば特開昭63−5
341号や同63−106655号に記載の化合物、中
でもスルホ基やカルボキシ基を有する化合物が好まし
い。)特開昭63−43138号記載のヒドロキサム酸
類、同63−146041号記載のヒドラジン類やヒド
ラジド類、同63−44657号および同63−584
43号記載のフェノール類、同63−44656号記載
のα−ヒドロキシケトン類やα−アミノケトン類および
/または同63−36244号記載の各種糖類を添加す
るのが好ましい。また、上記化合物と併用して、特開昭
63−4235号、同63−24254号、同63−2
1647号、同63−146040号、同63−278
41号および同63−25654号等に記載のモノアミ
ン類、同63−30845号、同63−14640号、
同63−43139号等に記載のジアミン類、同63−
21647号、同63−26655号および同63−4
4655号記載のポリアミン類、同63−53551号
記載のニトロキシラジカル類、同63−43140号お
よび同63−53549号記載のアルコール類、同63
−56654号記載のオキシム類および同63−239
447号記載の3級アミン類を使用するのが好ましい。
【0087】その他保恒剤として、特開昭57−441
48号および同57−53749号に記載の各種金属
類、特開昭59−180588号記載のサリチル酸類、
特開昭54−3582号記載のアルカノールアミン類、
特開昭56−94349号記載のポリエチレンイミン
類、米国特許第3,746,544号記載の芳香族ポリ
ヒドロキシ化合物等を必要に応じて含有してもよい。特
に芳香族ポリヒドロキシ化合物の添加が好ましい。これ
らの保恒剤の添加量は、発色現像液1リットル当り0.
005〜0.2モル、好ましくは0.01モル〜0.0
5モルである。
48号および同57−53749号に記載の各種金属
類、特開昭59−180588号記載のサリチル酸類、
特開昭54−3582号記載のアルカノールアミン類、
特開昭56−94349号記載のポリエチレンイミン
類、米国特許第3,746,544号記載の芳香族ポリ
ヒドロキシ化合物等を必要に応じて含有してもよい。特
に芳香族ポリヒドロキシ化合物の添加が好ましい。これ
らの保恒剤の添加量は、発色現像液1リットル当り0.
005〜0.2モル、好ましくは0.01モル〜0.0
5モルである。
【0088】本発明に使用される発色現像液は、pH9
〜12の範囲で用いることができるが、好ましくは9.
5〜11.5である。発色現像液には、その他に既知の
現像液成分の化合物を含ませることができる。上記pH
を保持するためには、各種緩衝剤を用いるのが好まし
い。
〜12の範囲で用いることができるが、好ましくは9.
5〜11.5である。発色現像液には、その他に既知の
現像液成分の化合物を含ませることができる。上記pH
を保持するためには、各種緩衝剤を用いるのが好まし
い。
【0089】緩衝剤の具体例としては、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウ
ム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸二
ナトリウム、リン酸二カリウム、ホウ酸ナトリウム、ホ
ウ酸カリウム、四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)、四ホウ
酸カリウム、o−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(サリ
チル酸ナトリウム)、o−ヒドキシ安息香酸カリウム、
5−スルホ−2−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(5−
スルホサリチル酸ナトリウム)、5−スルホ−2−ヒド
ロキシ安息香酸カリウム(5−スルホサリチル酸カリウ
ム)などを挙げることができる。しかしながら本発明
は、これらの化合物に限定されるものではない。緩衝剤
の発色現像液への添加量は、0.1モル/リットル以上
であることが好ましく、特に0.1〜0.4モル/リッ
トルであることが特に好ましい。
ム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウ
ム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸二
ナトリウム、リン酸二カリウム、ホウ酸ナトリウム、ホ
ウ酸カリウム、四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)、四ホウ
酸カリウム、o−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(サリ
チル酸ナトリウム)、o−ヒドキシ安息香酸カリウム、
5−スルホ−2−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(5−
スルホサリチル酸ナトリウム)、5−スルホ−2−ヒド
ロキシ安息香酸カリウム(5−スルホサリチル酸カリウ
ム)などを挙げることができる。しかしながら本発明
は、これらの化合物に限定されるものではない。緩衝剤
の発色現像液への添加量は、0.1モル/リットル以上
であることが好ましく、特に0.1〜0.4モル/リッ
トルであることが特に好ましい。
【0090】本発明においては、本発明の化合物の効果
を害しない範囲において、各種キレート剤を併用するこ
とができる。キレート剤としては有機酸化合物が好まし
く、例えばアミノポリカルボン酸類、有機ホスホン酸
類、ホスホノカルボン酸類をあげることができる。具体
例としてはニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢
酸、エチレンジアミン四酢酸、N,N,N−トリメチレ
ンホスホン酸、エチレンジアミン−N,N,N′,N′
−テトラメチレンホスホン酸、トランスシクロヘキサン
ジアミン四酢酸、1,2−ジアミノプロパン四酢酸、ヒ
ドロキシエチルイミノジ酢酸、グリコールエーテルジア
ミン四酢酸、エチレンジアミンビスオルトヒドロキシフ
ェニル酢酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカ
ルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸、N,N′−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エ
チレンジアミン−N,N′−ジ酢酸などがあげられる。
これらのキレート剤は処理液1リットル当り例えば0.
0001モル〜0.05モルで併用できる。
を害しない範囲において、各種キレート剤を併用するこ
とができる。キレート剤としては有機酸化合物が好まし
く、例えばアミノポリカルボン酸類、有機ホスホン酸
類、ホスホノカルボン酸類をあげることができる。具体
例としてはニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢
酸、エチレンジアミン四酢酸、N,N,N−トリメチレ
ンホスホン酸、エチレンジアミン−N,N,N′,N′
−テトラメチレンホスホン酸、トランスシクロヘキサン
ジアミン四酢酸、1,2−ジアミノプロパン四酢酸、ヒ
ドロキシエチルイミノジ酢酸、グリコールエーテルジア
ミン四酢酸、エチレンジアミンビスオルトヒドロキシフ
ェニル酢酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカ
ルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸、N,N′−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エ
チレンジアミン−N,N′−ジ酢酸などがあげられる。
これらのキレート剤は処理液1リットル当り例えば0.
0001モル〜0.05モルで併用できる。
【0091】発色現像液には、必要により任意の現像促
進剤を添加することができる。現像促進剤としては、特
公昭37−16088号、同3−5987号、同38−
7826号、同44−12380号、同45−9019
号、米国特許第3,818,247号等に記載のチオエ
ーテル系化合物、特開昭52−49829号および同5
0−15554号に記載のp−フェニレンジアミン系化
合物、特開昭50−137726号、特公昭44−30
074号、特開昭56−156826号、同52−43
429号等に記載の4級アンモニウム塩類、米国特許第
2,494,903号、同第3,128,182号、同
4,230,796号、同第3,253,919号、特
公昭41−11431号、米国特許第2,482,54
6号、同第2,496,926号、同第3,582,3
46号等に記載のアミン系化合物、特公昭37−160
88号、同42−25201号、米国特許第3,12
8,183号、特公昭41−11431号、同42−2
3883号、米国特許第3,532,501号等に記載
のポリアルキレンオキサイド、また2−メチルイミダゾ
ール、イミダゾールなどのイミダゾール類をあげること
ができる。また補助現像薬として1−フェニル−3−ピ
ラゾリドン類を添加するのも迅速な現像を行なわしめる
のに好ましい。
進剤を添加することができる。現像促進剤としては、特
公昭37−16088号、同3−5987号、同38−
7826号、同44−12380号、同45−9019
号、米国特許第3,818,247号等に記載のチオエ
ーテル系化合物、特開昭52−49829号および同5
0−15554号に記載のp−フェニレンジアミン系化
合物、特開昭50−137726号、特公昭44−30
074号、特開昭56−156826号、同52−43
429号等に記載の4級アンモニウム塩類、米国特許第
2,494,903号、同第3,128,182号、同
4,230,796号、同第3,253,919号、特
公昭41−11431号、米国特許第2,482,54
6号、同第2,496,926号、同第3,582,3
46号等に記載のアミン系化合物、特公昭37−160
88号、同42−25201号、米国特許第3,12
8,183号、特公昭41−11431号、同42−2
3883号、米国特許第3,532,501号等に記載
のポリアルキレンオキサイド、また2−メチルイミダゾ
ール、イミダゾールなどのイミダゾール類をあげること
ができる。また補助現像薬として1−フェニル−3−ピ
ラゾリドン類を添加するのも迅速な現像を行なわしめる
のに好ましい。
【0092】さらに発色現像液には必要に応じて、任意
のカブリ防止剤を添加できる。カブリ防止剤としては、
塩化ナトリウム、臭化カリウム、沃化カリウムのような
アルカリ金属ハロゲン化物および有機カブリ防止剤が使
用できる。有機カブリ防止剤としては、例えばベンゾト
リアゾール、6−ニトロベンズイミダゾール、5−ニト
ロイソインダゾール、5−メチルベンゾトリアゾール、
5−ニトロベンゾトリアゾール、5−クロロ−ベンゾト
リアゾール、2−チアゾリル−ベンズイミダゾール、2
−チアゾリルメチル−ベンズイダゾール、インダゾー
ル、ヒドロキシアザインドリジン、アデニンのような含
窒素ヘテロ環化合物を代表例としてあげることができ
る。
のカブリ防止剤を添加できる。カブリ防止剤としては、
塩化ナトリウム、臭化カリウム、沃化カリウムのような
アルカリ金属ハロゲン化物および有機カブリ防止剤が使
用できる。有機カブリ防止剤としては、例えばベンゾト
リアゾール、6−ニトロベンズイミダゾール、5−ニト
ロイソインダゾール、5−メチルベンゾトリアゾール、
5−ニトロベンゾトリアゾール、5−クロロ−ベンゾト
リアゾール、2−チアゾリル−ベンズイミダゾール、2
−チアゾリルメチル−ベンズイダゾール、インダゾー
ル、ヒドロキシアザインドリジン、アデニンのような含
窒素ヘテロ環化合物を代表例としてあげることができ
る。
【0093】また、発色現像液には、蛍光増白剤を含有
してもよい。蛍光増白剤としては、4,4′−ジアミノ
−2,2′−ジスルホスチルベン系化合物が好ましい。
添加量は0〜5g/リットル、好ましくは0.1g〜4
g/リットルである。また、必要に応じてアルキルスル
ホン酸、アリールスルホン酸、脂肪酸カルボン酸、芳香
族カルボン酸等の各種界面活性剤を添加してもよい。本
発明の化合物を使用することのできるカラー反転処理に
用いられる黒白第1現像液、黒白ハロゲン化銀感光材料
の黒白現像液には通常添加されているよく知られた各種
の添加剤を含有させることができる。
してもよい。蛍光増白剤としては、4,4′−ジアミノ
−2,2′−ジスルホスチルベン系化合物が好ましい。
添加量は0〜5g/リットル、好ましくは0.1g〜4
g/リットルである。また、必要に応じてアルキルスル
ホン酸、アリールスルホン酸、脂肪酸カルボン酸、芳香
族カルボン酸等の各種界面活性剤を添加してもよい。本
発明の化合物を使用することのできるカラー反転処理に
用いられる黒白第1現像液、黒白ハロゲン化銀感光材料
の黒白現像液には通常添加されているよく知られた各種
の添加剤を含有させることができる。
【0094】代表的な添加剤としては、1−フェニル−
3−ピラゾリドン、メトールおよびハイドロキノンのよ
うな現像主薬、亜硫酸塩のような保恒剤、水酸化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリから
なる促進剤、臭化カリウムや2−メチルベンツイミダゾ
ール、メチルベンツチアゾール等の無機性もしくは有機
性の抑制剤、ポリリン酸塩のような硬水軟化剤、微量の
ヨウ化物やメルカプト化合物からなる現像抑制剤を挙げ
ることができる。
3−ピラゾリドン、メトールおよびハイドロキノンのよ
うな現像主薬、亜硫酸塩のような保恒剤、水酸化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリから
なる促進剤、臭化カリウムや2−メチルベンツイミダゾ
ール、メチルベンツチアゾール等の無機性もしくは有機
性の抑制剤、ポリリン酸塩のような硬水軟化剤、微量の
ヨウ化物やメルカプト化合物からなる現像抑制剤を挙げ
ることができる。
【0095】本発明の化合物を使用することのできる漂
白液は少なくとも銀を酸化するための酸化剤及び再ハロ
ゲン化剤(或いはこれに代わる有機性配位子)を含有す
る。漂白剤としては、公知のポリアミノカルボン酸鉄
(III)錯塩、過酸化水素、過硫酸塩、臭素酸塩、等が用
いられ、それらを併用してもよい。漂白剤の使用量は漂
白液1リットル当たり0.05モル〜2モル、好ましく
は0.1〜5モルである。再ハロゲン化剤としては、塩
化物、臭化物、ヨウ化物のようなハロゲン化物が一般的
であるが、これらの代わりに、難溶性銀塩を形成する有
機性配位子を用いてもよい。それらの量は0.1〜2モ
ル/リットル、好ましは0.3〜1.5モル/リットル
である。
白液は少なくとも銀を酸化するための酸化剤及び再ハロ
ゲン化剤(或いはこれに代わる有機性配位子)を含有す
る。漂白剤としては、公知のポリアミノカルボン酸鉄
(III)錯塩、過酸化水素、過硫酸塩、臭素酸塩、等が用
いられ、それらを併用してもよい。漂白剤の使用量は漂
白液1リットル当たり0.05モル〜2モル、好ましく
は0.1〜5モルである。再ハロゲン化剤としては、塩
化物、臭化物、ヨウ化物のようなハロゲン化物が一般的
であるが、これらの代わりに、難溶性銀塩を形成する有
機性配位子を用いてもよい。それらの量は0.1〜2モ
ル/リットル、好ましは0.3〜1.5モル/リットル
である。
【0096】上記のハロゲン化物はアルカリ金属塩ある
いはアンモニウム塩、あるいはグアニジン、アミンなど
の塩として加える。具体的には、臭化ナトリウム、臭化
アンモニウム、塩化カリウム、塩酸グアニジンなどがあ
り、好ましくは臭化アンモニウムである。
いはアンモニウム塩、あるいはグアニジン、アミンなど
の塩として加える。具体的には、臭化ナトリウム、臭化
アンモニウム、塩化カリウム、塩酸グアニジンなどがあ
り、好ましくは臭化アンモニウムである。
【0097】一般式(I)で表わされる化合物を漂白液
に添加することで漂白液の保存性が向上するが、これは
とくに漂白剤として過酸化水素、過硫酸塩、臭素酸塩を
用いた場合に著しい。
に添加することで漂白液の保存性が向上するが、これは
とくに漂白剤として過酸化水素、過硫酸塩、臭素酸塩を
用いた場合に著しい。
【0098】本発明の化合物を添加することのできる漂
白定着液は該漂白剤の他、後述する定着剤を含み、また
必要に応じて前記再ハロゲン化剤も含むことができる。
漂白定着液における漂白剤の量は漂白液の場合とおなじ
である。また再ハロゲン化剤の量は、0〜2.0モル/
リットル、好ましくは0.01〜1.0モル/リットル
である。本発明の化合物を漂白定着液に添加することで
液の保存性が向上する。
白定着液は該漂白剤の他、後述する定着剤を含み、また
必要に応じて前記再ハロゲン化剤も含むことができる。
漂白定着液における漂白剤の量は漂白液の場合とおなじ
である。また再ハロゲン化剤の量は、0〜2.0モル/
リットル、好ましくは0.01〜1.0モル/リットル
である。本発明の化合物を漂白定着液に添加することで
液の保存性が向上する。
【0099】本発明による漂白液あるいは漂白定着液に
は、そのほか漂白促進剤、処理浴槽の腐食を防ぐ腐食防
止剤、液のpHを保つための緩衝剤、蛍光増白剤、消泡
剤などが必要に応じて添加される。本発明に好ましい漂
白液、漂白定着液及び定着液の条件については、本発明
の金属キレート化合物を含有してもよい処理液について
述べたものと同様である。本発明になる定着液において
は、一般式(I)で表わされる化合物を添加する事で液
の保存安定性が向上する他に漂白液から持ち込まれる鉄
イオンを隠蔽し液の安定性の向上がはかられる。
は、そのほか漂白促進剤、処理浴槽の腐食を防ぐ腐食防
止剤、液のpHを保つための緩衝剤、蛍光増白剤、消泡
剤などが必要に応じて添加される。本発明に好ましい漂
白液、漂白定着液及び定着液の条件については、本発明
の金属キレート化合物を含有してもよい処理液について
述べたものと同様である。本発明になる定着液において
は、一般式(I)で表わされる化合物を添加する事で液
の保存安定性が向上する他に漂白液から持ち込まれる鉄
イオンを隠蔽し液の安定性の向上がはかられる。
【0100】本発明の化合物を水洗水、安定液に添加す
ることでも同様の効果を得ることができる。水洗工程に
用いられる水洗水又は安定液には処理後の感光材料の乾
燥時の水滴ムラを防止するため、種々の界面活性剤を含
有させることができる。これらの界面活性剤としては、
ポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤、多価
アルコール型非イオン性界面活性剤、アルキルベンゼン
スルホン酸塩型アニオン性界面活性剤、高級アルコール
硫酸エステル塩型アニオン性界面活性剤、アルキルナフ
タレンスルホン酸塩型アニオン性界面活性剤、4級アン
モニウム塩型カチオン性界面活性剤、アミン塩型カチオ
ン性界面活性剤、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン
型両性界面活性剤があるが、イオン性界面活性剤は、処
理に伴って混入してくる種々のイオンと結合して不溶性
物質を生成する場合があるためノニオン性界面活性剤を
用いるのが好ましく、特にアルキルフェノールエチレン
オキサイド付加物が好ましい。アルキルフェノールとし
ては特にオクチル、ノニル、ドデシル、ジノニルフェノ
ールが好ましく、又エチレンオキサイドの付加モル数と
しては特に8〜14モルが好ましい。さらに消泡効果の
高いシリコン系界面活性剤を用いることも好ましい。
ることでも同様の効果を得ることができる。水洗工程に
用いられる水洗水又は安定液には処理後の感光材料の乾
燥時の水滴ムラを防止するため、種々の界面活性剤を含
有させることができる。これらの界面活性剤としては、
ポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤、多価
アルコール型非イオン性界面活性剤、アルキルベンゼン
スルホン酸塩型アニオン性界面活性剤、高級アルコール
硫酸エステル塩型アニオン性界面活性剤、アルキルナフ
タレンスルホン酸塩型アニオン性界面活性剤、4級アン
モニウム塩型カチオン性界面活性剤、アミン塩型カチオ
ン性界面活性剤、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン
型両性界面活性剤があるが、イオン性界面活性剤は、処
理に伴って混入してくる種々のイオンと結合して不溶性
物質を生成する場合があるためノニオン性界面活性剤を
用いるのが好ましく、特にアルキルフェノールエチレン
オキサイド付加物が好ましい。アルキルフェノールとし
ては特にオクチル、ノニル、ドデシル、ジノニルフェノ
ールが好ましく、又エチレンオキサイドの付加モル数と
しては特に8〜14モルが好ましい。さらに消泡効果の
高いシリコン系界面活性剤を用いることも好ましい。
【0101】また水洗水又は安定液中には、水アカの発
生や処理後の感光材料に発生するカビの防止のため、種
々の防バクテリア剤、防カビ剤を含有させることもでき
る。これらの防バクテリア剤、防カビ剤の例としては特
開昭57−157244号及び同58−105145号
に示されるような、チアゾリルベンズイミダゾール系化
合物、あるいは特開昭54−27424号や特開昭57
−8542号に示されるようなイソチアゾロン系化合
物、あるいはトリクロロフェノールに代表されるような
クロロフェノール系化合物、あるいはブロモフェノール
系化合物、あるいは、有機スズや有機亜鉛化合物、ある
いは、チオシアン酸やイソチオシアン酸系の化合物、あ
るいは、酸アミド系化合物、あるいはダイアジンやトリ
アジン系化合物、あるいは、チオ尿素系化合物、ベンゾ
トリアゾールアルキルグアニジン化合物、あるいは、ベ
ンズアルコニウムクロライドに代表されるような4級ア
ンモニウム塩、あるいは、ペニシリンに代表されるよう
な抗生物質等、ジャーナル・アンティバクテリア・アン
ド・アンティファンガス・エイジェント(J.Antibact.A
ntifung.Agents) Voll. No. 5、p.207〜223(1
983)に記載の汎用の防バイ剤を1種以上併用しても
よい。又、特開昭48−83820号に記載の種々の殺
菌剤も用いることができる。
生や処理後の感光材料に発生するカビの防止のため、種
々の防バクテリア剤、防カビ剤を含有させることもでき
る。これらの防バクテリア剤、防カビ剤の例としては特
開昭57−157244号及び同58−105145号
に示されるような、チアゾリルベンズイミダゾール系化
合物、あるいは特開昭54−27424号や特開昭57
−8542号に示されるようなイソチアゾロン系化合
物、あるいはトリクロロフェノールに代表されるような
クロロフェノール系化合物、あるいはブロモフェノール
系化合物、あるいは、有機スズや有機亜鉛化合物、ある
いは、チオシアン酸やイソチオシアン酸系の化合物、あ
るいは、酸アミド系化合物、あるいはダイアジンやトリ
アジン系化合物、あるいは、チオ尿素系化合物、ベンゾ
トリアゾールアルキルグアニジン化合物、あるいは、ベ
ンズアルコニウムクロライドに代表されるような4級ア
ンモニウム塩、あるいは、ペニシリンに代表されるよう
な抗生物質等、ジャーナル・アンティバクテリア・アン
ド・アンティファンガス・エイジェント(J.Antibact.A
ntifung.Agents) Voll. No. 5、p.207〜223(1
983)に記載の汎用の防バイ剤を1種以上併用しても
よい。又、特開昭48−83820号に記載の種々の殺
菌剤も用いることができる。
【0102】また、本発明の化合物の効果を害しない範
囲において各種キレート剤を併用することが好ましい。
キレート剤の好ましい化合物としては、エチレンジアミ
ン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸などのアミノポ
リカルボン酸や1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジ
ホスホン酸、エチレンジアミン−N,N,N′,N′−
テトラメチレンホスホン酸などの有機ホスホン酸、ある
いは欧州特許345172A1号に記載の無水マレイン
酸ポリマーの加水分解物などを挙げることができる。ま
た、前記の定着液や漂白定着液に含有することができる
保恒剤を水洗水に含有させることが好ましい。
囲において各種キレート剤を併用することが好ましい。
キレート剤の好ましい化合物としては、エチレンジアミ
ン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸などのアミノポ
リカルボン酸や1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジ
ホスホン酸、エチレンジアミン−N,N,N′,N′−
テトラメチレンホスホン酸などの有機ホスホン酸、ある
いは欧州特許345172A1号に記載の無水マレイン
酸ポリマーの加水分解物などを挙げることができる。ま
た、前記の定着液や漂白定着液に含有することができる
保恒剤を水洗水に含有させることが好ましい。
【0103】安定液としては、例えば、有機酸やpH3
〜6の緩衝能を有する液、アルデヒド(例えば、ホルマ
リンやグルタルアルデヒド)、ヘキサメチレンテトラミ
ン、ヘキサヒドロトリアジン、N−メチロール化合物
(例えば、ジメチロール尿素、N−メチロールピラゾー
ル)を含有した液などであるが、その他に必要に応じて
塩化アンモニウムや亜硫酸アンモニウム等のアンモニウ
ム化合物、Bi、Alなどの金属化合物、蛍光増白剤、
硬膜剤、米国特許4786583号に記載のアルカノー
ルアミンなどを用いることができる。
〜6の緩衝能を有する液、アルデヒド(例えば、ホルマ
リンやグルタルアルデヒド)、ヘキサメチレンテトラミ
ン、ヘキサヒドロトリアジン、N−メチロール化合物
(例えば、ジメチロール尿素、N−メチロールピラゾー
ル)を含有した液などであるが、その他に必要に応じて
塩化アンモニウムや亜硫酸アンモニウム等のアンモニウ
ム化合物、Bi、Alなどの金属化合物、蛍光増白剤、
硬膜剤、米国特許4786583号に記載のアルカノー
ルアミンなどを用いることができる。
【0104】また、水洗工程や安定化工程は、多段向流
方式が好ましく、段数としては2〜4段が好ましい。補
充量としては単位面積当り前浴からの持込量の2〜30
倍、好ましくは2〜15倍である。これらの水洗工程も
しくは安定化工程に用いられる水としては、水道水の
他、イオン交換樹脂などによってCa、Mg濃度を5mg
/リットル以下に脱イオン処理した水、ハロゲン、紫外
線殺菌灯等より殺菌された水を使用するのが好ましい。
方式が好ましく、段数としては2〜4段が好ましい。補
充量としては単位面積当り前浴からの持込量の2〜30
倍、好ましくは2〜15倍である。これらの水洗工程も
しくは安定化工程に用いられる水としては、水道水の
他、イオン交換樹脂などによってCa、Mg濃度を5mg
/リットル以下に脱イオン処理した水、ハロゲン、紫外
線殺菌灯等より殺菌された水を使用するのが好ましい。
【0105】また、蒸発分を補正するための水は、水道
水を用いてもよいが、上記の水洗工程もしくは安定化工
程に好ましく使用される脱イオン処理した水、殺菌され
た水とするのがよい。
水を用いてもよいが、上記の水洗工程もしくは安定化工
程に好ましく使用される脱イオン処理した水、殺菌され
た水とするのがよい。
【0106】本発明の各処理液においては、処理液の攪
拌が出来るだけ強化されているのが好ましい。攪拌強化
の方法としては、特開昭62−183460号に記載
の、処理液の噴流を感光材料の乳剤面に衝突させる方法
や、特開昭62−18346号記載の回転手段を用いて
攪拌効果を上げる方法、更には液中に設けたワイパープ
レードあるいはスクイズ・ローラーに乳剤面を接触させ
ながら感光材料を移動させ、乳剤表面を乱流化すること
により攪拌効果を向上させる方法、処理液全体の循環流
量を増加させる方法があげられる。
拌が出来るだけ強化されているのが好ましい。攪拌強化
の方法としては、特開昭62−183460号に記載
の、処理液の噴流を感光材料の乳剤面に衝突させる方法
や、特開昭62−18346号記載の回転手段を用いて
攪拌効果を上げる方法、更には液中に設けたワイパープ
レードあるいはスクイズ・ローラーに乳剤面を接触させ
ながら感光材料を移動させ、乳剤表面を乱流化すること
により攪拌効果を向上させる方法、処理液全体の循環流
量を増加させる方法があげられる。
【0107】本発明に処理方法は自動現像機を用いて実
施するのが好ましい。こうした自動現像機における搬送
方法については、特開昭60−191257号、同60
−191258号、同60−191259号に記載され
ている。また本発明の処理組成物を用いて迅速処理を行
う為には自動現像機においては、処理槽間のクロスオー
バーを短くするのが好ましい。クロスオーバー時間を1
0秒以下とした自動現像機については特開平1−319
038号に記載されている。
施するのが好ましい。こうした自動現像機における搬送
方法については、特開昭60−191257号、同60
−191258号、同60−191259号に記載され
ている。また本発明の処理組成物を用いて迅速処理を行
う為には自動現像機においては、処理槽間のクロスオー
バーを短くするのが好ましい。クロスオーバー時間を1
0秒以下とした自動現像機については特開平1−319
038号に記載されている。
【0108】本発明の処理方法により自動現像機を用い
て連続的な処理を行う際には、感材の処理に伴う、処理
液成分の消費を補い、また感光材料から溶出する望まし
くない成分の処理液への蓄積を抑える為に、処理された
感光材料の量に応じて補充液を添加するのが好ましい。
又、各処理工程には二つ以上の処理浴槽を設けてもよ
く、その場合補充液を後浴槽から前浴槽に流し込む向流
方式をとるのが好ましい。特に水洗工程や安定化工程で
は2〜4段のカスケードとするのが好ましい。
て連続的な処理を行う際には、感材の処理に伴う、処理
液成分の消費を補い、また感光材料から溶出する望まし
くない成分の処理液への蓄積を抑える為に、処理された
感光材料の量に応じて補充液を添加するのが好ましい。
又、各処理工程には二つ以上の処理浴槽を設けてもよ
く、その場合補充液を後浴槽から前浴槽に流し込む向流
方式をとるのが好ましい。特に水洗工程や安定化工程で
は2〜4段のカスケードとするのが好ましい。
【0109】補充液の量は、それぞれの処理液における
組成変化が写真性能上あるいはその他液の汚れの不都合
が起きない限りにおいて、低減するのが好ましい。発色
現像補充液の量は、カラー撮影材料の場合は、感光材料
1m2当たり100ml〜1500ml、好ましは100ml〜
1000mlであり、カラープリント材料の場合は、感光
材料1m2当たり20ml〜220ml、好ましくは30ml〜
160mlである。
組成変化が写真性能上あるいはその他液の汚れの不都合
が起きない限りにおいて、低減するのが好ましい。発色
現像補充液の量は、カラー撮影材料の場合は、感光材料
1m2当たり100ml〜1500ml、好ましは100ml〜
1000mlであり、カラープリント材料の場合は、感光
材料1m2当たり20ml〜220ml、好ましくは30ml〜
160mlである。
【0110】漂白補充液の量は、カラー撮影材料の場
合、感光材料1m2当たり10ml〜500ml、好ましくは
10ml〜160mlである。カラープリント材料の場合
は、感光材料1m2当たり20ml〜300ml、好ましは5
0ml〜150mlである。漂白定着補充液の量は、カラー
撮影用材料の場合、感光材料1m2当たり100ml〜30
00ml、好ましは200ml〜1300mlであり、カラー
プリント用材料の場合は感光材料1m2当たり20ml〜3
00ml、好ましくは50ml〜200mlである。漂白定着
液の補充は1液として補充しても良いし、また漂白組成
物として定着組成物として分けて補充しても、また漂白
浴および/または定着浴からのオーバーフロー液を混合
することで漂白定着補充液としても良い。
合、感光材料1m2当たり10ml〜500ml、好ましくは
10ml〜160mlである。カラープリント材料の場合
は、感光材料1m2当たり20ml〜300ml、好ましは5
0ml〜150mlである。漂白定着補充液の量は、カラー
撮影用材料の場合、感光材料1m2当たり100ml〜30
00ml、好ましは200ml〜1300mlであり、カラー
プリント用材料の場合は感光材料1m2当たり20ml〜3
00ml、好ましくは50ml〜200mlである。漂白定着
液の補充は1液として補充しても良いし、また漂白組成
物として定着組成物として分けて補充しても、また漂白
浴および/または定着浴からのオーバーフロー液を混合
することで漂白定着補充液としても良い。
【0111】定着補充液の量は、カラー撮影用材料の場
合、感光材料1m2当たり300ml〜3000ml、好まし
くは300ml〜1000mlであり、カラープリント用材
料の場合、感光材料1m2当たり20ml〜300ml、好ま
しくは50ml〜200mlである。
合、感光材料1m2当たり300ml〜3000ml、好まし
くは300ml〜1000mlであり、カラープリント用材
料の場合、感光材料1m2当たり20ml〜300ml、好ま
しくは50ml〜200mlである。
【0112】水洗水あるいは安定化液の補充量は単位面
積当たり前浴からの持ち込み量の1〜30倍、更に好ま
しくは2〜15倍である。環境保全のために前記補充液
の量を更に低減するために、各種の再生方法を組み合わ
せて用いるのも好ましい。再生は、処理液を自動現像機
の中で循環しつつ行っても良いし、又いったん処理槽か
ら取り除いた後、是に適当な再生処理を施した後、補充
液として再び処理槽に戻しても良い。
積当たり前浴からの持ち込み量の1〜30倍、更に好ま
しくは2〜15倍である。環境保全のために前記補充液
の量を更に低減するために、各種の再生方法を組み合わ
せて用いるのも好ましい。再生は、処理液を自動現像機
の中で循環しつつ行っても良いし、又いったん処理槽か
ら取り除いた後、是に適当な再生処理を施した後、補充
液として再び処理槽に戻しても良い。
【0113】現像液の再生は、アニオン交換樹脂による
イオン交換処理、電器透析処理等による蓄積物の除去、
および/または再生剤と呼ばれる薬品の添加によって行
うことが出来る。再生率は50%以上が好ましく、70
%以上がより好ましい。アニオン交換樹脂は市販のもの
を用いることができるが、特開昭63−11005号記
載の高選択性のイオン交換体を用いるのも好ましい。
イオン交換処理、電器透析処理等による蓄積物の除去、
および/または再生剤と呼ばれる薬品の添加によって行
うことが出来る。再生率は50%以上が好ましく、70
%以上がより好ましい。アニオン交換樹脂は市販のもの
を用いることができるが、特開昭63−11005号記
載の高選択性のイオン交換体を用いるのも好ましい。
【0114】本発明の処理組成物で処理することのでき
る写真感光材料としては、通常の黒白ハロゲン化銀写真
感光材料(例えば、撮影用黒白感材、Xレイ用黒白感
材、印刷用黒白感材)、通常の多層ハロゲン化銀カラー
写真感光材料(例えば、カラーネガティブフィルム、カ
ラーリバーサルフィルム、カラーポジティブフィルム、
映画用カラーネガティブフィルム、カラー印画紙、反転
カラー印画紙、直接ポジカラー印画紙)、レーザースキ
ャナー用赤外光用感材、拡散転写感光材料(例えば、銀
拡散転写感光材料、カラー拡散転写感光材料)などを挙
げることができる。本発明に係わる写真感光材料は、磁
気記録を担持していてもよい。
る写真感光材料としては、通常の黒白ハロゲン化銀写真
感光材料(例えば、撮影用黒白感材、Xレイ用黒白感
材、印刷用黒白感材)、通常の多層ハロゲン化銀カラー
写真感光材料(例えば、カラーネガティブフィルム、カ
ラーリバーサルフィルム、カラーポジティブフィルム、
映画用カラーネガティブフィルム、カラー印画紙、反転
カラー印画紙、直接ポジカラー印画紙)、レーザースキ
ャナー用赤外光用感材、拡散転写感光材料(例えば、銀
拡散転写感光材料、カラー拡散転写感光材料)などを挙
げることができる。本発明に係わる写真感光材料は、磁
気記録を担持していてもよい。
【0115】本発明に用いられる感光材料としては、下
記のようなものも好ましく用いることができる。磁気記
録層を有した感光材料であり、この記録層は、バインダ
ー中に磁性粒子(好ましくは、Co被覆強磁性酸化鉄な
ど)を分散したものからなり、また光学的に透明であり
感光材料の全面に設けられていることが好ましい。磁性
粒子は、特開平6−161032号に記載されたように
カップリング剤で処理されていてもよい。バインダーと
しては、特開平4−219569号などに記載重合体を
好ましく用いることができる。また、この記録層は、ど
こに設けられていてもよいが、好ましくは、支持体に対
して乳剤層とは反対側(バック層)に設けることが好ま
しい。この記録層の上層には滑り剤を含有した層が設け
られていること、支持体に対して感光性乳剤層側の最外
層にはマット剤を含有することなどが好ましい。また、
該感光材料は、現像処理後にもアンチスタチック性を付
与するために、帯電防止剤を含有していることが好まし
く、帯電防止剤としては、導電性金属酸化物、イオン性
ポリマーが好ましい。帯電防止剤は、電気抵抗が25
度、10%RHの条件下、1012Ω・cm以下となるよう
に用いることが好ましい。磁気記録層を有した感光材料
については、米国特許第5,336,589号、同5,
250,404号、同5,229,259号、同5,2
15,874号、EP466,130Aに記載されてい
る。また、該感光材料に用いられる支持体としては、巻
き癖が改良され薄層化されたポリエステル支持体が好ま
しい。厚みとしては、50〜105μm が、素材として
は、ポリエチレン芳香族ジカルボキシレート系ポリエス
テル(好ましくは、ベンゼンジカルボン酸、ナフタレン
ジカルボン酸とエチレングレコールを主原料としたも
の)が好ましい。ガラス転移温度が、50〜200度の
ものが好ましい。また、支持体の表面処理として、紫外
線照射処理、コロナ放電処理、グロー放電処理、火炎処
理が好ましい。また、支持体への下塗り層を付与する前
ないし後から乳剤層塗布前の間に、40度〜支持体のガ
ラス転移温度の範囲で0.1〜1500時間熱処理され
ることが好ましい。支持体の他、感光材料、現像処理、
カートリッジなどについては、公開技報、公技番号94
−6023(発明協会刊、1994年)に記載されてい
る。
記のようなものも好ましく用いることができる。磁気記
録層を有した感光材料であり、この記録層は、バインダ
ー中に磁性粒子(好ましくは、Co被覆強磁性酸化鉄な
ど)を分散したものからなり、また光学的に透明であり
感光材料の全面に設けられていることが好ましい。磁性
粒子は、特開平6−161032号に記載されたように
カップリング剤で処理されていてもよい。バインダーと
しては、特開平4−219569号などに記載重合体を
好ましく用いることができる。また、この記録層は、ど
こに設けられていてもよいが、好ましくは、支持体に対
して乳剤層とは反対側(バック層)に設けることが好ま
しい。この記録層の上層には滑り剤を含有した層が設け
られていること、支持体に対して感光性乳剤層側の最外
層にはマット剤を含有することなどが好ましい。また、
該感光材料は、現像処理後にもアンチスタチック性を付
与するために、帯電防止剤を含有していることが好まし
く、帯電防止剤としては、導電性金属酸化物、イオン性
ポリマーが好ましい。帯電防止剤は、電気抵抗が25
度、10%RHの条件下、1012Ω・cm以下となるよう
に用いることが好ましい。磁気記録層を有した感光材料
については、米国特許第5,336,589号、同5,
250,404号、同5,229,259号、同5,2
15,874号、EP466,130Aに記載されてい
る。また、該感光材料に用いられる支持体としては、巻
き癖が改良され薄層化されたポリエステル支持体が好ま
しい。厚みとしては、50〜105μm が、素材として
は、ポリエチレン芳香族ジカルボキシレート系ポリエス
テル(好ましくは、ベンゼンジカルボン酸、ナフタレン
ジカルボン酸とエチレングレコールを主原料としたも
の)が好ましい。ガラス転移温度が、50〜200度の
ものが好ましい。また、支持体の表面処理として、紫外
線照射処理、コロナ放電処理、グロー放電処理、火炎処
理が好ましい。また、支持体への下塗り層を付与する前
ないし後から乳剤層塗布前の間に、40度〜支持体のガ
ラス転移温度の範囲で0.1〜1500時間熱処理され
ることが好ましい。支持体の他、感光材料、現像処理、
カートリッジなどについては、公開技報、公技番号94
−6023(発明協会刊、1994年)に記載されてい
る。
【0116】本発明に係わる写真感光材料は、その感光
材料の目的に応じて片面又は両面に種々の層構成(例え
ば、赤緑青のそれぞれに感光性を有するハロゲン化銀乳
剤層、下塗り層、ハレーション防止層、フィルター層、
中間層、表面保護層)や配列をとることができる。本発
明の処理に適用されるカラー感光材料には種々のカラー
カプラーを使用することができ、その具体例は前出のR
DNo. 17643 、VII −C〜G、同No. 307105、VII −C
〜Gに記載された特許や特開昭 62-215272号、特開平 3
-33847号、同 2-33144号、欧州特許公開第447969A 号、
同482552A 号等に記載されている。イエローカプラーと
しては、例えば米国特許第3,933,501 号、同第 4,022,6
20号、同第 4,326,024号、同第 4,401,752号、同第 4,2
48,961号、特公昭 58-10739 号、英国特許第 1,425,020
号、同第 1,476,760号、米国特許第 3,973,968号、同第
4,314,023号、同第4,511,649 号、同第5,118,599 号、
欧州特許第 249,473A 号、同第0,447,969 号、特開昭63
-23145号、同63-123047 号、特開平1-250944号、同1-21
3648号等に記載のものが本発明の効果を害しない限り併
用することができる。特に好ましいイエローカプラー
は、特開平2-139544号の第18頁左上欄〜第22頁左下
欄記載の一般式(Y)で表わされるイエローカプラー、
特開平5-2248号、欧州特許公開第0447969 号記載のアシ
ル基に特徴のあるアシルアセトアミド系イエローカプラ
ー及び特開平5-27389 号、欧州特許公開第0446863A2 号
記載の一般式(Cp−2)のイエローカプラーがあげら
れる。
材料の目的に応じて片面又は両面に種々の層構成(例え
ば、赤緑青のそれぞれに感光性を有するハロゲン化銀乳
剤層、下塗り層、ハレーション防止層、フィルター層、
中間層、表面保護層)や配列をとることができる。本発
明の処理に適用されるカラー感光材料には種々のカラー
カプラーを使用することができ、その具体例は前出のR
DNo. 17643 、VII −C〜G、同No. 307105、VII −C
〜Gに記載された特許や特開昭 62-215272号、特開平 3
-33847号、同 2-33144号、欧州特許公開第447969A 号、
同482552A 号等に記載されている。イエローカプラーと
しては、例えば米国特許第3,933,501 号、同第 4,022,6
20号、同第 4,326,024号、同第 4,401,752号、同第 4,2
48,961号、特公昭 58-10739 号、英国特許第 1,425,020
号、同第 1,476,760号、米国特許第 3,973,968号、同第
4,314,023号、同第4,511,649 号、同第5,118,599 号、
欧州特許第 249,473A 号、同第0,447,969 号、特開昭63
-23145号、同63-123047 号、特開平1-250944号、同1-21
3648号等に記載のものが本発明の効果を害しない限り併
用することができる。特に好ましいイエローカプラー
は、特開平2-139544号の第18頁左上欄〜第22頁左下
欄記載の一般式(Y)で表わされるイエローカプラー、
特開平5-2248号、欧州特許公開第0447969 号記載のアシ
ル基に特徴のあるアシルアセトアミド系イエローカプラ
ー及び特開平5-27389 号、欧州特許公開第0446863A2 号
記載の一般式(Cp−2)のイエローカプラーがあげら
れる。
【0117】マゼンタカプラーとしては5−ピラゾロン
系及びピラゾロアゾール系の化合物が好ましく、米国特
許第 4,310,619号、同第 4,351,897号、欧州特許第73,6
36号、米国特許第 3,061,432号、同第 3,725,067号、リ
サーチ・ディスクロージャー誌No.24220(1984年6
月)、特開昭60-33552号、リサーチ・ディスクロージャ
ー誌No.24230(1984年6月)、特開昭60-43659号、同61
-72238号、同60-35730号、同55-118034 号、同60-18595
1 号、米国特許第4,500,630 号、同第4,540,654 号、同
第 4,556,630号、国際公開WO88/04795号等に記載のもの
がより好ましい。特に好ましいマゼンタカプラーとして
は、特開平2-139544号の第3頁右下欄〜第10頁右下欄
の一般式(I)のピラゾロアゾール系のマゼンタカプラ
ー及び特開平2-139544号の第17頁左下欄〜第21頁左
上欄の一般式(M−1)の5−ピラゾロンマゼンタカプ
ラーがあげられる。最も好ましいのは上述のピラゾロア
ゾール系マゼンタカプラーである。シアンカプラーとし
ては、フェノール系及びナフトール系カプラーが挙げら
れ、米国特許第 4,052,212号、同第 4,146,396号、同第
4,228,233号、同第 4,296,200号、同第 2,369,929号、
同第 2,801,171号、同第 2,772,162号、同第2,895,826
号、同第 3,772,002号、同第 3,758,308号、同第 4,33
4,011号、同第 4,327,173号、西独特許公開第3,329,729
号、欧州特許第0,121,365A号、同第0,249,453A号、米
国特許第 3,446,622号、同第 4,333,999号、同第 4,77
5,616号、同第 4,451,559号、同第 4,427,767号、同第
4,690,889号、同第 4,254, 212号、同第4,296,199号、
特開昭 61-42658 号等に記載のものが好ましい。さら
に、特開昭64-553号、同64-554号、同64-555号、同64-5
56に記載のピラゾロアゾール系カプラーや、欧州特許公
開第0,488,248 号、同0,491,197 号に記載のピロロトリ
アゾール系カプラー、欧州特許公開第0,456,226A号記載
のピロロイミダゾール系カプラー、特開昭64-46753号記
載のピラゾロピリミジン系カプラー、米国特許第4,818,
672 号、特開平2-33144 号に記載のイミダゾール系カプ
ラー、特開昭64-32260号に記載の環状活性メチレン型シ
アンカプラー、特開平1-183658号、同2-262655号、同2-
85851 号、同3-48243 号記載のカプラーも使用すること
ができる。
系及びピラゾロアゾール系の化合物が好ましく、米国特
許第 4,310,619号、同第 4,351,897号、欧州特許第73,6
36号、米国特許第 3,061,432号、同第 3,725,067号、リ
サーチ・ディスクロージャー誌No.24220(1984年6
月)、特開昭60-33552号、リサーチ・ディスクロージャ
ー誌No.24230(1984年6月)、特開昭60-43659号、同61
-72238号、同60-35730号、同55-118034 号、同60-18595
1 号、米国特許第4,500,630 号、同第4,540,654 号、同
第 4,556,630号、国際公開WO88/04795号等に記載のもの
がより好ましい。特に好ましいマゼンタカプラーとして
は、特開平2-139544号の第3頁右下欄〜第10頁右下欄
の一般式(I)のピラゾロアゾール系のマゼンタカプラ
ー及び特開平2-139544号の第17頁左下欄〜第21頁左
上欄の一般式(M−1)の5−ピラゾロンマゼンタカプ
ラーがあげられる。最も好ましいのは上述のピラゾロア
ゾール系マゼンタカプラーである。シアンカプラーとし
ては、フェノール系及びナフトール系カプラーが挙げら
れ、米国特許第 4,052,212号、同第 4,146,396号、同第
4,228,233号、同第 4,296,200号、同第 2,369,929号、
同第 2,801,171号、同第 2,772,162号、同第2,895,826
号、同第 3,772,002号、同第 3,758,308号、同第 4,33
4,011号、同第 4,327,173号、西独特許公開第3,329,729
号、欧州特許第0,121,365A号、同第0,249,453A号、米
国特許第 3,446,622号、同第 4,333,999号、同第 4,77
5,616号、同第 4,451,559号、同第 4,427,767号、同第
4,690,889号、同第 4,254, 212号、同第4,296,199号、
特開昭 61-42658 号等に記載のものが好ましい。さら
に、特開昭64-553号、同64-554号、同64-555号、同64-5
56に記載のピラゾロアゾール系カプラーや、欧州特許公
開第0,488,248 号、同0,491,197 号に記載のピロロトリ
アゾール系カプラー、欧州特許公開第0,456,226A号記載
のピロロイミダゾール系カプラー、特開昭64-46753号記
載のピラゾロピリミジン系カプラー、米国特許第4,818,
672 号、特開平2-33144 号に記載のイミダゾール系カプ
ラー、特開昭64-32260号に記載の環状活性メチレン型シ
アンカプラー、特開平1-183658号、同2-262655号、同2-
85851 号、同3-48243 号記載のカプラーも使用すること
ができる。
【0118】ポリマー化された色素形成カプラーの典型
例は、米国特許第 3,451,820号、同第 4,080,211号、同
第 4,367,282号、同第 4,409,320号、同第 4,576, 910
号、英国特許 2,102,137号、欧州特許第341,188A号等に
記載されている。発色色素が適度な拡散性を有するカプ
ラーとしては、米国特許第 4,366,237号、英国特許第
2,125,570号、欧州特許第 96,570 号、西独特許(公
開)第 3,234,533号に記載のものが好ましい。カップリ
ングに伴って写真的に有用な残基を放出するカプラーも
また本発明で使用できる。現像抑制剤を放出するDIR
カプラーは、前述のRD誌 No. 17643、VII 〜F項に記載
された特許、特開昭57-151944 号、同57-154234 号、同
60-184248 号、同63-37346号、米国特許 4,248,962号、
同4,782,012 号に記載されたものが好ましい。現像時に
画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出するカプラー
としては、英国特許第 2,097,140号、同 2,131,188号、
特開昭59-157638 号、同59-170840 号に記載のものが好
ましい。
例は、米国特許第 3,451,820号、同第 4,080,211号、同
第 4,367,282号、同第 4,409,320号、同第 4,576, 910
号、英国特許 2,102,137号、欧州特許第341,188A号等に
記載されている。発色色素が適度な拡散性を有するカプ
ラーとしては、米国特許第 4,366,237号、英国特許第
2,125,570号、欧州特許第 96,570 号、西独特許(公
開)第 3,234,533号に記載のものが好ましい。カップリ
ングに伴って写真的に有用な残基を放出するカプラーも
また本発明で使用できる。現像抑制剤を放出するDIR
カプラーは、前述のRD誌 No. 17643、VII 〜F項に記載
された特許、特開昭57-151944 号、同57-154234 号、同
60-184248 号、同63-37346号、米国特許 4,248,962号、
同4,782,012 号に記載されたものが好ましい。現像時に
画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出するカプラー
としては、英国特許第 2,097,140号、同 2,131,188号、
特開昭59-157638 号、同59-170840 号に記載のものが好
ましい。
【0119】その他、本発明のカラー写真要素に使用で
きるカプラーとしては、米国特許第4,130,427号等に記
載の競争カプラー、米国特許第 4,283,472号、同 4,33
8,393号、同 4,310,618号等に記載の多当量カプラー、
特開昭60-185950 号、同昭62-24252号等に記載のDIR
レドックス化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カ
プラー、DIRカプラー放出レドックス化合物もしくは
DIRレドックス放出レドックス化合物、欧州特許第17
3,302A号に記載の離脱後復色する色素を放出するカプラ
ー、RD誌 No.11449 号、同誌No.24241号、特開昭61-2
01247 号等に記載の漂白促進剤放出カプラー、米国特許
第 4,553,477号等に記載のリガンド放出カプラー、特開
昭63-75747号に記載のロイコ色素を放出するカプラー、
米国特許第4,774,181 号に記載の蛍光色素を放出するカ
プラー等が挙げられる。本発明に使用できる適当な支持
体は、例えば、前述のリサーチ・ディスクロージャー
(RD)No. 17643の28頁、及び同No. 1871
6の647頁右欄から648頁左欄に記載されている。
きるカプラーとしては、米国特許第4,130,427号等に記
載の競争カプラー、米国特許第 4,283,472号、同 4,33
8,393号、同 4,310,618号等に記載の多当量カプラー、
特開昭60-185950 号、同昭62-24252号等に記載のDIR
レドックス化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カ
プラー、DIRカプラー放出レドックス化合物もしくは
DIRレドックス放出レドックス化合物、欧州特許第17
3,302A号に記載の離脱後復色する色素を放出するカプラ
ー、RD誌 No.11449 号、同誌No.24241号、特開昭61-2
01247 号等に記載の漂白促進剤放出カプラー、米国特許
第 4,553,477号等に記載のリガンド放出カプラー、特開
昭63-75747号に記載のロイコ色素を放出するカプラー、
米国特許第4,774,181 号に記載の蛍光色素を放出するカ
プラー等が挙げられる。本発明に使用できる適当な支持
体は、例えば、前述のリサーチ・ディスクロージャー
(RD)No. 17643の28頁、及び同No. 1871
6の647頁右欄から648頁左欄に記載されている。
【0120】特にカラーネガフィルムを用いる場合の支
持体は、特開平4−62543号に記載のように、片面
に導電性を有する層と透明磁性体層を有するものや、国
際公開特許公報WO90/04205号、FIG.1A
に記載された磁気記録層を有するものや、特開平4−1
24628号に記載のストライプ磁気記録層を有し、か
つ、ストライプ磁気記録層に隣接した透明磁気記録層を
有するものも好ましい。これらの磁気記録層の上には、
特開平4−73737号記載の保護層を設けることが好
ましい。
持体は、特開平4−62543号に記載のように、片面
に導電性を有する層と透明磁性体層を有するものや、国
際公開特許公報WO90/04205号、FIG.1A
に記載された磁気記録層を有するものや、特開平4−1
24628号に記載のストライプ磁気記録層を有し、か
つ、ストライプ磁気記録層に隣接した透明磁気記録層を
有するものも好ましい。これらの磁気記録層の上には、
特開平4−73737号記載の保護層を設けることが好
ましい。
【0121】支持体の厚みは70μm〜120μmが好
ましく、支持体の素材としては、特開平4−12463
6号第5頁右上欄第1行〜第6頁右上欄第5行に記載の
各種プラスチックフィルムが使用でき、好ましいものと
しては、セルロース誘導体(例えばジアセチル−、トリ
アセチル−、プロピオニル−、ブタノイル−、アセチル
プロピオニル−アセテート)や特公昭48−40414
号に記載のポリエステル(例えばポリエチレンテレフタ
レート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート)が挙げられ
る。本発明に使用されるフィルムの支持体は、より高い
液切り効果が得られることから、ポリエステルを使用す
ることが好ましい。
ましく、支持体の素材としては、特開平4−12463
6号第5頁右上欄第1行〜第6頁右上欄第5行に記載の
各種プラスチックフィルムが使用でき、好ましいものと
しては、セルロース誘導体(例えばジアセチル−、トリ
アセチル−、プロピオニル−、ブタノイル−、アセチル
プロピオニル−アセテート)や特公昭48−40414
号に記載のポリエステル(例えばポリエチレンテレフタ
レート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート)が挙げられ
る。本発明に使用されるフィルムの支持体は、より高い
液切り効果が得られることから、ポリエステルを使用す
ることが好ましい。
【0122】また本発明のカラーネガフィルムを収納す
る包装体(パトローネ)は、現用あるいは公知のいかな
るものでもよいが、特には米国特許第4,834,30
6号、FIG.1〜FIG.3に記載の形状のものや、
米国特許第4,846,418号、FIG.1〜FI
G.3に記載のものが好ましい。その他、本発明に使用
されるカラーネガフィルムは、特開平4−125558
号第14頁左上欄第1行〜第18頁左下欄第11行に記
載の内容を持つものが好ましい。
る包装体(パトローネ)は、現用あるいは公知のいかな
るものでもよいが、特には米国特許第4,834,30
6号、FIG.1〜FIG.3に記載の形状のものや、
米国特許第4,846,418号、FIG.1〜FI
G.3に記載のものが好ましい。その他、本発明に使用
されるカラーネガフィルムは、特開平4−125558
号第14頁左上欄第1行〜第18頁左下欄第11行に記
載の内容を持つものが好ましい。
【0123】
【実施例】以下に、本発明を実施例により、さらに詳細
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 本発明化合物と米国特許第5547817号記載の化合
物を比較するため、米国特許第5547817号記載の
実施例3を行った。上記試験が終わった後さらに、試料
101を毎日20本ずつ(24枚撮りの長さ)処理し、
30日ランニングしたときの水洗浴1〜5の藻とカビの
発生具合を観察した。但し、本発明化合物の光学異性体
およびジアステレオマーの存在割合は、不斉炭素が1個
の場合にはS体が全体の8割以上のサンプルを用いた。
また、不斉炭素が2個ある場合には、SS体が8割以上
存在するサンプルを用いた。 藻とカビの発生:30日後の水洗浴1〜5の部分を観察
し、水中および水面上の浮遊物の量を×印で表した。×
が多いほど、藻とカビが多い。○は、黙視では藻とカビ
が確認できない程度。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 本発明化合物と米国特許第5547817号記載の化合
物を比較するため、米国特許第5547817号記載の
実施例3を行った。上記試験が終わった後さらに、試料
101を毎日20本ずつ(24枚撮りの長さ)処理し、
30日ランニングしたときの水洗浴1〜5の藻とカビの
発生具合を観察した。但し、本発明化合物の光学異性体
およびジアステレオマーの存在割合は、不斉炭素が1個
の場合にはS体が全体の8割以上のサンプルを用いた。
また、不斉炭素が2個ある場合には、SS体が8割以上
存在するサンプルを用いた。 藻とカビの発生:30日後の水洗浴1〜5の部分を観察
し、水中および水面上の浮遊物の量を×印で表した。×
が多いほど、藻とカビが多い。○は、黙視では藻とカビ
が確認できない程度。
【0124】
【表1】
【0125】表1に示したように、脱銀性、漂白かぶ
り、ステイン増加の問題をクリアーするだけでなく、本
発明化合物はランニング時においても水洗浴の藻とカビ
の発生を抑制している点で優れているといえる。
り、ステイン増加の問題をクリアーするだけでなく、本
発明化合物はランニング時においても水洗浴の藻とカビ
の発生を抑制している点で優れているといえる。
【0126】実施例2 本発明化合物とUS5547817号記載の化合物を比
較するため、US5547817号の実施例10を行っ
た。上記試験が終わった後さらに、特開平5−3031
86号の実施例4の試料001試料を毎日1m2ずつ処理
し、28日ランニングしたときのリンス浴1〜3の藻と
カビの発生具合を観察した。但し、本発明化合物の光学
異性体およびジアステレオマーの存在割合は、不斉炭素
が1個の場合にはS体が全体の8割以上のサンプルを用
いた。また、不斉炭素が2個ある場合には、SS体が8
割以上存在するサンプルを用いた。 藻とカビの発生:28日後のリンス浴1〜3の部分を観
察し、液中および水面上の浮遊物の量を×印で表した。
×が多いほど、藻とカビが多い。○は、黙視では藻とカ
ビが確認できない程度。
較するため、US5547817号の実施例10を行っ
た。上記試験が終わった後さらに、特開平5−3031
86号の実施例4の試料001試料を毎日1m2ずつ処理
し、28日ランニングしたときのリンス浴1〜3の藻と
カビの発生具合を観察した。但し、本発明化合物の光学
異性体およびジアステレオマーの存在割合は、不斉炭素
が1個の場合にはS体が全体の8割以上のサンプルを用
いた。また、不斉炭素が2個ある場合には、SS体が8
割以上存在するサンプルを用いた。 藻とカビの発生:28日後のリンス浴1〜3の部分を観
察し、液中および水面上の浮遊物の量を×印で表した。
×が多いほど、藻とカビが多い。○は、黙視では藻とカ
ビが確認できない程度。
【0127】
【表2】
【0128】表2に示したように、本発明化合物を添加
した場合には、主薬残存量は十分な性能が得られる量が
残存しており、さらにランニング時においてもリンス浴
の藻とカビの発生を抑制している点で優れているといえ
る。
した場合には、主薬残存量は十分な性能が得られる量が
残存しており、さらにランニング時においてもリンス浴
の藻とカビの発生を抑制している点で優れているといえ
る。
【0129】
【発明の効果】本発明である一般式(I)で表される化
合物の鉄錯体は、迅速な漂白が可能であり、また金属隠
蔽剤としても長期間、条件変動に左右されにくく、効果
的に金属を隠蔽するだけでなく、後続の水洗浴あるいは
リンス浴の藻やカビの発生を抑制することができる。
合物の鉄錯体は、迅速な漂白が可能であり、また金属隠
蔽剤としても長期間、条件変動に左右されにくく、効果
的に金属を隠蔽するだけでなく、後続の水洗浴あるいは
リンス浴の藻やカビの発生を抑制することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表される化合物を含
有したことを特徴とする写真用処理組成物。 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は脂肪族炭化水素基、アリール基またはヘ
テロ環基を表す。Q1 は、水素原子または−L3 −CO
OM3 を表す。Q2 は、水素原子または−L4 −COO
M4 を表す。L1 、L2 、L3 、L4 及びL5 は、それ
ぞれアルキレン基を表す。m及びnは、それぞれ0また
は1を表す。Wは、炭素原子を含む二価の連結基を表
す。*は、絶対配置がS体であることを表す。M1 、M
2 、M3 及びM4 は、水素原子またはカチオンを表
す。) - 【請求項2】 請求項1の一般式(I)で表される化合
物が、脱銀工程またはその後の工程に用いられることを
特徴とする写真用処理組成物。一般式(I)で表される
化合物の写真用金属キレート化合物。 - 【請求項3】 請求項1の一般式(I)で表される化合
物の重金属キレート化合物を含有したことを特徴とする
写真用処理組成物。 - 【請求項4】 請求項1の一般式(I)で表される化合
物の重金属キレート化合物が、脱銀工程またはその後の
工程に用いられることを特徴とする写真用処理組成物。 - 【請求項5】 請求項1の写真用処理組成物を用いるこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3851497A JPH10221828A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 写真用処理組成物および処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3851497A JPH10221828A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 写真用処理組成物および処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10221828A true JPH10221828A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12527389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3851497A Pending JPH10221828A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 写真用処理組成物および処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10221828A (ja) |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP3851497A patent/JPH10221828A/ja active Pending
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