JPH1022182A - 固体電解コンデンサの製造に際してコンデンサ素子をリードフレームに対して供給する方法及びその装置 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造に際してコンデンサ素子をリードフレームに対して供給する方法及びその装置

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JPH1022182A
JPH1022182A JP8176344A JP17634496A JPH1022182A JP H1022182 A JPH1022182 A JP H1022182A JP 8176344 A JP8176344 A JP 8176344A JP 17634496 A JP17634496 A JP 17634496A JP H1022182 A JPH1022182 A JP H1022182A
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anode wire
capacitor element
anode
cutting
lead frame
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JP8176344A
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Yoshio Kurita
嘉夫 栗田
Nobutoshi Kodama
伸敏 児玉
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体電解コンデンサの製造に際して、横バー
9に装着されているコンデンサ素子3を、横バーから切
り離したのち、リードフレームAに対して供給して、そ
の陽極ワイヤー5をリードフレームにおける陽極リード
端子1に溶接する場合に、前記コンデンサ素子3にとけ
るチップ片4に絶縁破壊が発生すること、及び、溶接時
に陽極リード端子との間に相対的なずれが発生すること
を防止する。 【手段】 前記コンデンサ素子3の陽極ワイヤー5に、
そのチップ片4への付け根部をクランプした状態で切断
用切り込み溝26を刻設したのち、前記陽極ワイヤー5
を、チップ片4への付け根部をクランプした状態で横バ
ーから切り離して折り曲げし、この折り曲げ部5′を、
クランプした状態でリードフレームに供給して溶接した
のち、この折り曲げ部を、チップ片4への付け根部をク
ランプした状態で前記切断用切り込み溝26から千切
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンタル固体電解
コンデンサ等の固体電解コンデンサを、リードフレーム
を使用して製造する場合において、別の工程に製造され
たコンデンサ素子を、前記リードフレームに対して供給
する方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の固体電解コンデンサ
は、例えば、特開平6−20891号公報等に記載さ
れ、且つ、図12及び図13に示すように、金属板製の
陽極リード端子1と、同じく金属板製の陰極リード端子
2とを、相対向して配設し、この両リード端子1,2の
間に、コンデンサ素子3を、当該コンデンサ素子3にお
ける多孔質チップ片4の一端から所定長さLだけ突出す
る陽極ワイヤー5を前記陽極リード端子1の先端に溶接
にて固着するように配設する一方、前記陰極リード端子
2と前記チップ片4の表面における陰極膜6との間を、
温度及び過電流のうちいずれか一方又は両方に対する安
全ヒューズ線7を介して接続するか、前記陰極リード端
子2の先端を前記陰極膜6に対して直接的に接続し、そ
して、これらの全体を、熱硬化性合成樹脂製のモールド
部8にてパッケージすると言う構造にしている。
【0003】そして、この構造の固体電解コンデンサの
製造に際しては、例えば、特開平6−244233号公
報等に記載されているように、左右一対のサイドフレー
ムから内向きに陽極リード端子1と陰極リード端子2と
を長手方向に一定のピッチ間隔で造形して成るリードフ
レームを使用し、このリードフレームを、その長手方向
に移送する途中において、先づ、両リード端子1,2の
間にコンデンサ素子3を、当該コンデンサ素子3におけ
る陽極ワイヤー5が陽極リード端子1の上面に接当する
ように供給したのち、この陽極ワイヤー5を陽極リード
端子1に溶接にて固着し、次いで、コンデンサ素子3に
おける陰極膜6と陰極リード端子2との間を安全ヒュー
ズ7を介して接続し、これらの部分をパッケージするモ
ールド部8を成形したのち、前記リードフレームから切
り離すと言う方法が採用されている。
【0004】ところで、前記コンデンサ素子3は、例え
ば、特開平6−333788号公報に記載され、且つ、
図14に示すように、タンタル等の金属粒子を多孔質に
固め焼結したチップ片4の複数個を、金属製の横バー9
に対して、当該各チップ片4から突出する陽極ワイヤー
5を溶接にて固着することによって、横バー9の長手方
向に沿って一定のピッチ間隔で装着し、この状態で、各
チップ片4を陽極酸化液に浸して陽極酸化処理を行うこ
とにより誘電体膜を形成したのち、各チップ片4の表面
に固体電解膜を含む陰極膜6を形成すると言う方法にて
製造される。
【0005】そして、このように横バー9を使用して複
数個同時に製造されたコンデンサ素子3を、前記リード
フレームにおける各両リード端子1,2の間に一つずつ
供給して溶接するに際して、従来は、以下に述べる方法
を採用している。すなわち、図15に示すように、リー
ドフレームAを矢印で示すようにその長手方向に間欠的
に移送する搬送経路と、前記複数個のコンデンサ素子3
を備えた横バー9を矢印で示すようにその長手方向に間
欠的に移送する搬送経路との間の部位に、真空吸着式コ
レットアーム10aの複数個を放射状に備えて矢印で示
すように間欠的に回転する搬送手段10を配設し、この
搬送手段10における一つのコレットアーム10aに
て、前記横バー9における一つのコンデンサ素子3を真
空吸着すると、この真空吸着したコンデンサ素子3にお
ける陽極ワイヤー5を、図16に示すように、チップ片
4から所定長さLの部分においてカッター機構11にて
切断することにより、前記コンデンサ素子3を、当該コ
ンデンサ素子3をコレットアーム10aに真空吸着した
状態で横バー9から切り離す。
【0006】次いで、前記横バー9から切り離したコン
デンサ素子3を、コレットアーム10aにて真空吸着し
た状態のまま、搬送手段10の回転にて前記リードフレ
ームAの箇所まで搬送して、図18に示すように、両リ
ード端子1,2の間の部分に、当該コンデンサ素子3に
おける陽極ワイヤー5が陽極リード端子1の上面に接当
するように供給し、更に、コンデンサ素子3を、コレッ
トアーム10aにて真空吸着したままの状態で、当該コ
ンデンサ素子3における陽極ワイヤー5と陽極リード端
子1とを、一対の通電用電極12,13にて挟み付ける
ことより、スポット溶接するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
法は、コンデンサ素子3におけるチップ片4を、コレッ
トアーム10aにて真空吸着した状態のままで、当該チ
ップ片4から突出する陽極ワイヤー5の切断と、陽極ワ
イヤー5の陽極リード端子1に対する溶接とを行うもの
であることにより、この陽極ワイヤー5及びチップ片4
に、前記切断及び溶接に際して発生する衝撃が加わるこ
とになるから、多孔質の焼結体で脆い性質のチップ片4
に、絶縁破壊が多発するのである。
【0008】しかも、前記コンデンサ素子3は、その陽
極ワイヤー5を陽極リード端子1に対して溶接するとき
において、コレットアーム10aへの真空吸着にて保持
されているのみであることにより、前記陽極リード端子
1への溶接に際して、当該コンデンサ素子3が、図2に
一点鎖線又は二点鎖線で示すように、両リード端子1,
2の軸線に対して傾いたり、ずれたりして、このコンデ
ンサ素子3の一部がモールド部8の表面に露出したり、
或いは、当該コンデンサ素子3を覆うモールド部6の肉
厚さがきわめて薄くなったりすることになるから、前記
のようにコンデンサ素子3に絶縁破壊が多発することと
相俟って、不良品の発生率が可成り高いと言う問題があ
った。
【0009】また、前記従来のものは、横バー9の搬送
経路と、リードフレームAの搬送経路との間に、真空吸
着式コレットアーム10aの複数本を備えた搬送手段1
0を配設すると言う構成であるから、装置が大型化する
と共に、コンデンサ素子のリードフレームへの供給速度
が遅いと言う問題もあった。本発明は、この問題、つま
り、不良品の発生率が高いことを確実に解消できるよう
にした方法及び装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明の方法は、「横バーに装着したコンデンサ
素子における陽極ワイヤーのチップ片に対する付け根部
をクランプした状態で前記陽極ワイヤーのうちチップ片
から所定長さの部分に切断用切り込み溝を刻設する工程
と、前記陽極ワイヤーのチップ片に対する付け根部をク
ランプした状態で前記陽極ワイヤーを前記横バーに近い
部分で切断したのち折り曲げる工程とを備えると共に、
前記コンデンサ素子における陽極ワイヤーのうち折り曲
げ部分をクランプした状態で前記コンデンサ素子をリー
ドフレームに対して当該コンデンサ素子における陽極ワ
イヤーがリードフレームにおける陽極リード端子に接当
するように供給したのち陽極ワイヤーを陽極リード端子
に対して溶接する工程を備え、更に、前記陽極ワイヤー
のチップ片に対する付け根部をクランプした状態で前記
折り曲げ部を前記切断用切り込み溝の箇所から千切る工
程を備えている。」ことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の装置は、「対を成す陽極リ
ード端子と陰極リード端子とを長手方向に沿って適宜ピ
ッチ間隔で備えたリードフレームと、コンデンサ素子を
長手方向に沿って適宜ピッチ間隔で備えた横バーとを、
略並行に並べて移送する経路を有し、この移送経路に沿
って、前記横バーのコンデンサ素子における陽極ワイヤ
ーのチップ片に対する付け根部をクランプした状態で前
記陽極ワイヤーのうちチップ片から所定長さの部分に切
断用切り込み溝を刻設するようにした切り込み溝刻設手
段と、前記コンデンサ素子における陽極ワイヤーのチッ
プ片に対する付け根部をクランプした状態で前記陽極ワ
イヤーを前記横バーに近い部分で切断したのち折り曲げ
るようにした切断折り曲げ手段と、前記コンデンサ素子
における陽極ワイヤーの折り曲げ部をクランプした状態
で前記コンデンサ素子を前記リードフレームに対して当
該コンデンサ素子における陽極ワイヤーがリードフレー
ムにおける陽極リード端子に接当するように供給したの
ち陽極ワイヤーを陽極リード端子に対して溶接するよう
にした供給溶接手段と、前記コンデンサ素子における陽
極ワイヤーのチップ片に対する付け根部をクランプした
状態で当該陽極ワイヤーの折り曲げ部を前記切断用切り
込み溝の箇所から千切るようにした千切り手段とを配設
する。」ことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の作用・効果】このように、本発明は、横バーに
装着されているコンデンサ素子における陽極ワイヤーの
うちチップ片から所定長さの部分に切断用切り込み溝を
刻設したのち、前記コンデンサ素子を、その陽極ワイヤ
ーのうち横バーに近い部分を切断と共に、折り曲げるよ
うにして横バーから切り離し、次いで、このコンデンサ
素子を、前記陽極ワイヤーにおける折り曲げ部をクラン
プした状態で、リードフレームに供給して溶接したの
ち、前記折り曲げ部を前記切断用切り込み溝の箇所から
千切るようにしたものであって、前記コンデンサ素子に
おける陽極ワイヤーのリードフレームにおける陽極リー
ド端子に対する溶接を、このコンデンサ素子の陽極ワイ
ヤーにおける折り曲げ部をクランプした状態で行うもの
であるから、その溶接に際して、従来のように、コンデ
ンサ素子がリードフレームにおける両リード端子の軸線
に傾いたり、或いは、軸線にから横方向にずれたりする
ことを確実に防止することができると共に、コンデンサ
素子におけるチップ片に、溶接に際しての衝撃が作用す
ることを確実に低減できるのである。
【0013】しかも、前記陽極ワイヤーに対する切断用
切り込み溝の刻設、陽極ワイヤーの切断折り曲げ、及
び、前記陽極ワイヤーにおける折り曲げ部の千切りを、
いずれも、陽極ワイヤーのうちチップ片に対する付け根
部をクランプした状態で行うので、これらに際して、チ
ップ片に衝撃が作用することを確実に防止できるのであ
る。
【0014】すなわち、本発明によると、横バーに装着
されているコンデンサ素子を、この横バーから切り離し
たのち、リードフレームにおける所定の位置に正しい姿
勢で供給することを、当該コンデンサ素子におけるチッ
プ片に絶縁破壊を発生することなく確実に行うことがで
きるから、固体電解コンデンサの製造に際しての不良品
の発生率を大幅に低減できる効果を有する。
【0015】特に、前記陽極ワイヤーの切断折り曲げに
よりも前において、前記陽極ワイヤーのうち横バーに近
い部分に、当該陽極ワイヤーのうちチップ片側の部分を
クランプした状態で補助切断用切り込み溝を刻設するこ
とにより、前記陽極ワイヤーの切断折り曲げを小さい力
で容易に行うことができて、前記切断折り曲げに際して
チップ片に及ぼす衝撃を小さくすることができるから、
チップ片に絶縁破壊が発生する率をより低減でき、ひい
ては、固体電解コンデンサの製造に際しての不良品の発
生率をより低減できる利点がある。
【0016】また、本発明の装置によると、前記のこと
を、横バー及びリードフレームをその長手方向に移送し
ながら連続して行うことができるから、装置を従来より
も小型化できると共に、リードフレームに対するコンデ
ンサ素子の供給速度を、前記従来の場合によりも、アッ
プすることができるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を、図1〜図11の図面に基づいて説明する。図1に示
すように、左右一対のサイドフレームから内向きに陽極
リード端子1と陰極リード端子2とを長手方向に一定の
ピッチ間隔で造形して成るリードフレームAを、その長
手方向に移送する一方、このリードフレームAの搬送経
路と平行に、コンデンサ素子3の複数個を備えた横バー
9の搬送経路20を設けて、この搬送経路20により、
前記横バー9をその長手方向に、前記リードフレームA
の平行に移送する。
【0018】そして、前記リードフレームAの搬送経
路、及び前記横バー9の搬送経路20に沿って最初の第
1ステージに、切り込み溝刻設手段21を、この第1ス
テージより搬送方向に沿って前方の第2ステージに、補
助切り込み溝刻設手段22を、この第2ステージより搬
送方向に沿って前方の第3ステージに、切断折り曲げ手
段23及び供給溶接手段24を、この第3ステージより
搬送方向に沿って前方の第4ステージに、千切り手段2
5を各々配設する。
【0019】前記第1ステージにおける切り込み溝刻設
手段21は、図2に示すように、上下一対のクランプ片
21a,21bと、上下一対のポンチ片21c,21d
とを備え、前記横バー9のコンデンサ素子3における陽
極ワイヤー5のうちチップ片4から所定長さの部分を、
当該陽極ワイヤー5のうちチップ片4に対する付け根部
を前記一対のクランプ片21a,21bにてクランプし
た状態で、前記一対のポンチ片21c,21dにて挟み
付けることにより、この部分に切断用切り込み溝26を
刻設する。
【0020】前記第2ステージにおける補助切り込み溝
刻設手段22は、図3に示すように、上下一対のクラン
プ片22a,22bと、上下一対のポンチ片22c,2
2dとを備え、前記横バー9のコンデンサ素子3におけ
る陽極ワイヤー5のうち横バー9に近い部分を、当該陽
極ワイヤー5のうちチップ片4側の部分を前記一対のク
ランプ片22a,22bにてクランプした状態で、前記
一対のポンチ片22c,22dにて挟み付けることによ
り、この部分に補助切断用切り込み溝27を刻設する。
【0021】前記第3ステージにおける切断折り曲げ手
段23は、図5及び図6に示すように、上面に前記横バ
ー9のコンデンサ素子3における陽極ワイヤー5のうち
チップ片4に対する付け根部の部分が嵌まるV型溝23
a′を備えた上下動式の受け体23aと、前記陽極ワイ
ヤー5のうち前記切断用切り込み溝26と補助切断用切
り込み溝27との間の部分を上向きに押し上げるように
した上下動式の折り曲げ体23bと、前記陽極ワイヤー
5のうち前記切断用切り込み溝26の部分を受け体23
aの上面に、陽極ワイヤー5のうち横バー9側の部分を
搬送経路20に各々押圧するための上下動式の一対の押
さえ体23c,23dとから成り、前記折り曲げ体23
bの上面には、陽極ワイヤー5が嵌まる傾斜溝23b′
を備えいる。
【0022】そして、受け体23aが、その上面におけ
るV型溝23a内に陽極ワイヤー5が嵌まるように上昇
動すると、両押さえ体23c,23dが図7に示すよう
に下降動することにより、その一方の押さえ体23cに
て前記陽極ワイヤー5のうち前記切断用切り込み溝26
の部分を受け体23aの上面に対して押圧することによ
り、この部分をクランプすると同時に、他方の押さえ体
23dにて前記陽極ワイヤー5のうち横バー9側の部分
を搬送経路20に対して押圧する。
【0023】次いで、この状態で、前記折り曲げ体23
bが、図8に示すように、上昇動することにより、前記
陽極ワイヤー5のうち切断用切り込み溝26と補助切断
用切り込み溝27との間の部分を、当該陽極ワイヤー5
のうちチップ片4に対する付け根部を受け体23aと押
さえ体23cとでクランプした状態で、前記補助切断用
切り込み溝27の箇所において千切りながら上向きに折
り曲げする。この折り曲げ部を符号5′で示す。
【0024】なお、この場合において、前記両押さえ体
23c、23dは、一つの部材に一体的に設けられてい
る。また、前記のように、陽極ワイヤー5を、これに補
助切断用切り込み溝27の箇所において千切ったのち、
上向きに折り曲げることに代えて、当該陽極ワイヤー5
のうち横バー9に近い部分を、折り曲げ体23bと他方
の押さえ体23dとでせん断にて切断したのち、上向き
に折り曲げるように構成しても良い。
【0025】また、前記したように受け体23aの上面
に、陽極ワイヤー5が嵌まるV型溝23a′を設けるこ
とにより、この受け体23aを上昇動することで、前記
陽極ワイヤー5を正しい位置に位置決めすることが自動
的にできるほか、前記折り曲げ体23bの陽極ワイヤー
5が嵌まる溝23b′を設けて、陽極ワイヤー5をこの
溝23b′内にはめた状板で折り曲げすることにより、
陽極ワイヤー5の折り曲げ加工に際して、当該陽極ワイ
ヤー5が横方向に逃げることを防止できるから、前記V
型溝23a′を設けることと相俟って、陽極ワイヤー5
を正しい形状に正確に折り曲げすることができる。
【0026】次に、前記第3ステージにおける供給溶接
手段24は、開閉式のクランプ機構24aと、上下一対
の通電用電極24b,24cとから成り、前記クランプ
機構24aは、切断折り曲げ手段23によって折り曲げ
した陽極ワイヤー5における折り曲げ部5′をクランプ
すると(このクランプすると、前記両押さえ体23c,
23dは、折り曲げ体23bの箇所から離れるように移
動する)、リードフレームAの箇所まで移動したのち下
降動することにより、図10に示すように、コンデンサ
素子3をリードフレームAに対して、当該コンデンサ素
子3における陽極ワイヤー5が陽極リード端子1の上面
に接当するように供給する。次いで、前記両通電用電極
24b,24cが、コンデンサ素子3における陽極ワイ
ヤー5とリードフレームAにおける陽極リード端子1と
を挟み付けることにより、スポット溶接する。
【0027】そして、前記第4ステージにおける千切り
手段25は、図11に示すように、前記陽極ワイヤー5
における折り曲げ部5′を掴むペンチ25aと、上下一
対のクランプ片25b,25cとを備え、コンデンサ素
子3における陽極ワイヤー5のうちチップ片4に対する
付け根部を、前記一対のクランプ片25b,25cにて
クランプした状態で、前記前記折り曲げ部5′を、前記
ペンチ25aにて引っ張るか、捩じることにより、この
折り曲げ部5′を前記切断用切り込み溝26の箇所から
千切るのである。
【0028】この構成において、横バー9に装着されて
いるコンデンサ素子3が、第1ステージにおける切り込
み溝刻設手段21に移送されると、このコンデンサ素子
3の陽極ワイヤー5のうちチップ片4から所定長さLの
部分に、当該陽極ワイヤー5のうちチップ片4に対する
付け根の部分を両チップ片21a,21bにてクランプ
した状態で、一対のポンチ片21c,21dにて切断用
切り込み溝26が刻設される。、次いで、このコンデン
サ素子3が、第2ステージにおける補助切り込み溝刻設
手段22に移送されると、このコンデンサ素子3の陽極
ワイヤー5のうち横バー9に近い部分に、当該陽極ワイ
ヤー5のうちチップ片4側の部分を両クランプ片22
a,22bにてクランプした状態で、一対のポンチ片2
2c,22dにて補助切断用切り込み溝27が刻設され
る。
【0029】そして、前記コンデンサ素子3が、第3ス
テージにおける切断折り曲げ手段23及び供給溶接手段
24に移送されると、このコンデンサ素子3の陽極ワイ
ヤー5のうち前記切断用切り込み溝26と補助切断用切
り込み溝27との間の部分が、当該陽極ワイヤー5のう
ちチップ片4に対する付け根部が受け体23aと一方の
押さえ体23cとでクランプされた状態で、横バー9か
ら切り離されながら上向きに折り曲げられ、次いで、こ
の折り曲げ部5′を、クランプ機構24aにてクランプ
した状態で、コンデンサ素子3がリードフレームAに対
して、当該コンデンサ素子3における陽極ワイヤー5が
陽極リード端子1の上面に接当するように供給されたの
ち、一対の通電用電極24b,24cの挟み付けにてス
ポット溶接される。
【0030】このようにして、リードフレームAに供給
固定されたコンデンサ素子3が、第4ステージにおける
千切り手段25に移送されると、その陽極ワイヤー5の
うち折り曲げ部5′が、当該陽極ワイヤー5のうちチッ
プ片4に対する付け根部を両クランプ片25b,25c
にてクランプした状態で、ペンチ25aにて前記切断用
切り込み溝26の箇所から千切られることにより、リー
ドフレームAに対するコンデンサ素子3の供給を完了す
るのである。
【0031】なお、前記リードフレームAは、第4ステ
ージから更に移送される途中において、コンデンサ素子
3における陰極膜6と陰極リード端子2との間を安全ヒ
ューズ7を介して接続する工程、これらの部分をパッケ
ージするモールド部8を成形する工程を経て固体電解コ
ンデンサの完成品とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】図1のIII −III 視拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図1のV−V視拡大断面図である。
【図6】図5を示す斜視図である。
【図7】図5における第1の作用を示す図である。
【図8】図5における第2の作用を示す図である。
【図9】図5における第3の作用を示す図である。
【図10】図5における第4の作用を示す図である。
【図11】図1のXI−XI視拡大断面図である。
【図12】固体電解コンデンサの拡大縦断正面図であ
る。
【図13】図12のXIII−XIII視断面図である。
【図14】複数個のコンデンサ素子を備えた横バーを示
す斜視図である。
【図15】従来の例を示す平面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 視拡大断面図である。
【図17】図15のXVII−XVII拡大側面図である。
【図18】図15のXVIII −XVIII 視拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
A リードフレーム 1 陽極リード端子 2 陰極リード端子 3 コンデンサ素子 4 チップ片 5 陽極ワイヤー 5′ 陽極ワイヤーの折り曲げ部 9 横バー 21 切り込み溝刻設手段 22 補助切り込み溝刻設手段 23 切断折り曲げ手段 24 供給溶接手段 25 千切り手段 26 切断用切り込み溝 27 補助切断用切り込み溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横バーに装着したコンデンサ素子における
    陽極ワイヤーのチップ片に対する付け根部をクランプし
    た状態で前記陽極ワイヤーのうちチップ片から所定長さ
    の部分に切断用切り込み溝を刻設する工程と、前記陽極
    ワイヤーのチップ片に対する付け根部をクランプした状
    態で前記陽極ワイヤーを前記横バーに近い部分で切断し
    たのち折り曲げる工程とを備えると共に、前記コンデン
    サ素子における陽極ワイヤーのうち折り曲げ部分をクラ
    ンプした状態で前記コンデンサ素子をリードフレームに
    対して当該コンデンサ素子における陽極ワイヤーがリー
    ドフレームにおける陽極リード端子に接当するように供
    給したのち陽極ワイヤーを陽極リード端子に対して溶接
    する工程を備え、更に、前記陽極ワイヤーのチップ片に
    対する付け根部をクランプした状態で前記折り曲げ部を
    前記切断用切り込み溝の箇所から千切る工程を備えてい
    ることを特徴とする固体電解コンデンサの製造に際して
    コンデンサ素子をリードフレームに対して供給する方
    法。
  2. 【請求項2】前記「請求項1」において、前記陽極ワイ
    ヤーのチップ片に対する付け根部をクランプした状態で
    前記陽極ワイヤーを前記横バーに近い部分で切断したの
    ち折り曲げる工程よりも前に、前記陽極ワイヤーのうち
    前記横バーに近い部分に当該陽極ワイヤーのうちチップ
    片側の部分をクランプした状態で補助切断用切り込み溝
    を刻設する工程を備えていることを特徴とする固体電解
    コンデンサの製造に際してコンデンサ素子をリードフレ
    ームに対して供給する方法。
  3. 【請求項3】対を成す陽極リード端子と陰極リード端子
    とを長手方向に沿って適宜ピッチ間隔で備えたリードフ
    レームと、コンデンサ素子を長手方向に沿って適宜ピッ
    チ間隔で備えた横バーとを、略並行に並べて移送する経
    路を有し、この移送経路に沿って、前記横バーのコンデ
    ンサ素子における陽極ワイヤーのチップ片に対する付け
    根部をクランプした状態で前記陽極ワイヤーのうちチッ
    プ片から所定長さの部分に切断用切り込み溝を刻設する
    ようにした切り込み溝刻設手段と、前記コンデンサ素子
    における陽極ワイヤーのチップ片に対する付け根部をク
    ランプした状態で前記陽極ワイヤーを前記横バーに近い
    部分で切断したのち折り曲げるようにした切断折り曲げ
    手段と、前記コンデンサ素子における陽極ワイヤーの折
    り曲げ部をクランプした状態で前記コンデンサ素子を前
    記リードフレームに対して当該コンデンサ素子における
    陽極ワイヤーがリードフレームにおける陽極リード端子
    に接当するように供給したのち陽極ワイヤーを陽極リー
    ド端子に対して溶接するようにした供給溶接手段と、前
    記コンデンサ素子における陽極ワイヤーのチップ片に対
    する付け根部をクランプした状態で当該陽極ワイヤーの
    折り曲げ部を前記切断用切り込み溝の箇所から千切るよ
    うにした千切り手段とを配設することを特徴とする固体
    電解コンデンサの製造に際してコンデンサ素子をリード
    フレームに対して供給する装置。
  4. 【請求項4】前記「請求項3」において、前記切断折り
    曲げ手段より前の箇所に、前記陽極ワイヤーのうち前記
    横バーに近い部分に当該陽極ワイヤーのうちチップ片側
    の部分をクランプした状態で補助切断用切り込み溝を刻
    設するようにした補助切り込み溝刻設手段を配設するこ
    とを特徴とする固体電解コンデンサの製造に際してコン
    デンサ素子をリードフレームに対して供給する装置。
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