JPH10223594A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH10223594A
JPH10223594A JP2038297A JP2038297A JPH10223594A JP H10223594 A JPH10223594 A JP H10223594A JP 2038297 A JP2038297 A JP 2038297A JP 2038297 A JP2038297 A JP 2038297A JP H10223594 A JPH10223594 A JP H10223594A
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JP
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recipe
processing
substrate
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JP2038297A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Adachi
訓章 足立
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理手順を変更したいときの待ち時間をなく
し、作業性の高い基板処理装置を提供する。 【解決手段】 基板処理を開始する際に、磁気ディスク
34内に記憶されたレシピ(処理手順)がバッファ4
2、52に複写される。マスターコントローラ40およ
び槽コントローラ50は、その複写されたレシピの内容
に従って基板搬送ロボットTRおよび槽制御装置BCを
制御し、所定の基板処理を実行する。一方、レシピ内容
の変更は、そのレシピが磁気ディスク34からバッファ
42、52に複写された後に、許容される。この変更
は、編集手段60を用いて行われ、磁気ディスク34内
のレシピ内容が変更される。このとき、バッファ42、
52に複写されたレシピは変更されず、変更前の内容に
従った処理が続行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板、液
晶ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板および光ディ
スク用基板などの薄板状基板(以下、単に「基板」と称
する)に対し、所定の処理手順に従った複数の基板処理
を施す基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、上記のような基板処理装
置としては、基板を処理液中に浸漬して処理を施す浸漬
処理装置や基板を回転させつつ処理を行う回転式処理装
置(例えば、回転式現像装置や回転式レジスト塗布装
置)など様々な種類のものが使用されている。そしてこ
れらの装置は、いずれも予め作成された処理手順(以
下、「レシピ」と称する)に従って、複数の基板処理が
施されて、所望の処理が達成される。例えば、浸漬処理
装置においては、薬液による薬液処理と純水による洗浄
処理とが予め作成されたレシピに従って行われ、所望の
処理が達成される。以下、従来の基板処理装置の一例で
ある浸漬処理装置について、その処理制御に関する概略
を説明する。
【0003】図7は、従来の基板処理装置における制御
機構の概略を説明するための機能ブロック図である。図
示の如く、従来の基板処理装置の制御機構は、主制御部
110と、マスターコントローラ120と、槽コントロ
ーラ130と、編集手段115とを備えている。ここ
で、マスターコントローラ120および槽コントローラ
130は、一組の複数の基板(以下、「ロット」とす
る)の搬送、浸漬処理を制御する制御部であり、それぞ
れレシピを記憶するための記憶手段であるRAM12
1、131を備えている。また、編集手段115は、オ
ペレータがRAM121、131内のレシピ内容を変更
するための手段である。
【0004】図8は、RAM121、131の記憶内容
を説明するための図である。図8(b)に示す如く、R
AM121、131には複数のレシピ(ここではn個)
が記憶されており、それぞれのレシピには、搬送される
べき処理槽やそこでの処理条件などが順に記述されてい
る。ここで、レシピが複数記憶されているのは、処理対
象となるロットによって処理順序や処理条件が異なるこ
とがあり、予め複数のパターンを用意しているためであ
る。
【0005】この従来の基板処理装置において、処理が
開始される際には、処理対象となるロットに施すべき処
理内容に応じたレシピNo.が主制御部110からマス
ターコントローラ120および槽コントローラ130に
送信され、それぞれのRAM121、131内に記憶さ
れた複数のレシピのうち受信したレシピNo.に該当す
るレシピ内容が参照されて処理が順次実行される。例え
ば、ロットAについて処理が開始される際には、ロット
Aに施すべき処理内容に応じたレシピNo.2が送信さ
れ、それを受信したマスターコントローラ120および
槽コントローラ130は、RAM121、131内に記
憶された複数のレシピのうちレシピNo.2の内容に従
って基板処理を実行する。図示のように、このレシピN
o.2に該当する処理内容は、まず処理槽Xに搬送して
所定の条件で処理を行い、次に処理槽Yに搬送して別の
条件で処理を行い、さらに最終工程では処理槽Zでの処
理を行う一連の基板処理内容である。
【0006】また、ロットは1つのみが処理を実行され
ているのではなく、通常、複数のロットが同時に処理さ
れている。そして、それぞれのロットは、上記と同様
に、その処理内容に応じたレシピNo.が主制御部11
0からマスターコントローラ120および槽コントロー
ラ130に送信され、当該レシピNo.に該当するレシ
ピ内容に従って処理が施される。したがって、RAM1
21、131内には、複数のレシピとともに、処理中の
ロットに対応するレシピNo.も記憶されている。例え
ば、図8(a)に示すように、3つのロットA、B、C
が同時に処理されているとすると、それぞれに対応する
レシピNo.2、4、xがRAM121、131内に記
憶されており、これらレシピNo.に該当するレシピ内
容に従ってそれぞれのロットが処理される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記レシピ
の内容に変更を加えたい場合(例えば、処理のパラメー
タを変更したい場合)があり、特に、従来定常的に処理
されてきたものとは異なる新種の基板を処理する場合や
新種の処理液などを使用する場合には、頻繁に変更を行
いたい場合もある。このような場合には、装置のオペレ
ータが編集手段115(図7参照)を用いてRAM12
1、131内に記憶されたレシピ内容を変更することが
できる。
【0008】しかしながら、例えば、上述のように3つ
のロットA、B、Cが同時に処理されている場合に、レ
シピNo.2の内容を変更しようとしても、ロットAの
処理がレシピNo.2の内容を参照しつつ行われている
ため、変更不可能である。これを無理に変更すると、処
理途中から変更後の内容に従ってロットAが処理された
り、あるいはロットAの処理が途中で中断されることと
なり、いずれにしてもロットAについては不良ロットと
なる。
【0009】したがって、レシピNo.2の内容を変更
したい場合には、処理中のロットAの処理が最終的に終
了するまで、その変更を待たなければならず、作業性が
低下することとなる。特に、上述のように頻繁に変更を
行いたい場合は、待ち時間も多くなり、著しい作業性の
低下をきたすこととなる。
【0010】上記課題に鑑み、本発明は、処理手順を変
更したいときの待ち時間をなくし、作業性の高い基板処
理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、所定の処理手順に従って、複数
の基板処理を行う基板処理装置において、(a) 予め前記
処理手順を記憶しておく第1記憶部と、(b) 前記第1記
憶部から前記処理手順が複写される第2記憶部と、(c)
前記第2記憶部に複写された処理手順に従って基板処理
を行う処理部と、(d) 前記第1記憶部に記憶されている
前記処理手順を編集する処理手順編集手段とを備え、前
記処理部が基板処理を行う際に、前記第2記憶部に前記
処理手順が複写された後は、前記第1記憶部に記憶され
ている前記処理手順の編集を許容している。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記第2記憶部に、それ
ぞれが前記処理手順を複写可能な複数の記憶領域を含ま
せ、前記第1記憶部から前記第2記憶部に前記処理手順
を複写する際には、所定の順序で定められた前記記憶領
域に前記処理手順を複写している。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記第2記憶部に、それ
ぞれが前記処理手順を複写可能な複数の記憶領域を含ま
せ、前記第1記憶部から前記第2記憶部に前記処理手順
を複写する際には、前記複数の記憶領域のうちの空き領
域に複写し、前記処理部が前記空き領域に複写された処
理手順に従った処理を終了したときには、当該領域を再
び解放している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明するが、その前にこの実
施形態で利用される処理制御の原理についてモデル的な
例を使用して概説しておく。
【0015】
【A:本発明に係る基板処理装置に適用される処理制御
の原理】後述する実施形態の装置においては、上位コン
トローラである卓上型コンピュータと下位コントローラ
である槽コントローラおよびマスタコントローラが制御
部として備えられているなどの点で、ここに例示するモ
デル的な例がそのまま適用されているわけではないが、
簡単な例で原理を理解しておくことにより、後で説明す
る本発明の実施形態の理解が容易になる。
【0016】図1は、本発明に係る基板処理装置に適用
される処理制御の原理を示す図である。図示のように、
制御部CTには、編集手段EDと、第1記憶部M1と、
第2記憶部M2と、処理部PSとが電気的に接続されて
いる。処理部PSは、予め作成されたレシピに従って基
板処理を行うが、通常、処理が行われていないときに
は、第1記憶部M1にレシピが記憶されている。そし
て、基板処理を開始する際に、必要なレシピが第1記憶
部M1から第2記憶部M2に複写され、処理中は第2記
憶部M2に複写されたレシピを参照しつつ処理部PSが
基板処理を実行する。
【0017】処理部PSが基板処理を行う際に、この処
理に使用するレシピについて変更する必要が生じたとき
には、第2記憶部M2にレシピが複写された後、オペレ
ータによる編集手段EDを使用した第1記憶部M1に記
憶されているレシピ内容の変更が許容される。このとき
に、第1記憶部M1と第2記憶部M2とは相互に独立に
制御されているものであり、第1記憶部M1に記憶され
ているレシピの内容を変更しても、第2記憶部M2に複
写されたレシピの内容は変更されずに維持されている。
【0018】すなわち、第2記憶部M2にレシピが複写
されてから、第1記憶部M1に記憶されているレシピの
変更を許容しているため、第1記憶部M1に記憶されて
いるレシピの内容が変更されても第2記憶部M2に複写
されたレシピの内容は変更されずに維持されることとな
る。その結果、第2記憶部M2に複写されたレシピの内
容を参照しつつ基板処理を実行する処理部PSの動作は
影響を受けない。このため、例えば、この処理より後に
行う別の処理用のレシピとして、この処理に使用するレ
シピを変更して新たなレシピを作成する等を意図してレ
シピ変更することは、この処理の終了を待たなくてもよ
く、レシピ変更時の待ち時間がなくなり、作業性の低下
を防ぐことができる。
【0019】以上が、本発明に特徴である処理制御の原
理であり、以下に説明する実施形態の基板処理装置はこ
の原理を適用したものである。
【0020】
【B:本発明に係る基板処理装置の全体概略構成】ま
ず、本発明に係る基板処理装置の全体構成について説明
する。図2は、本発明に係る基板処理装置の一例を示す
正面概略図である。この基板処理装置100は、基板W
を処理液中に浸漬して処理を施す浸漬処理装置であり、
薬液槽CB1、CB2と、水洗槽WB1、WB2、FR
と、乾燥部SDと、基板を搬送する基板搬送ロボットT
Rとを備えている。また、基板処理装置100は、その
両端に、未処理基板Wを収納したカセット20を載置す
るローダー部LDと処理済みの基板Wが格納されるカセ
ット20を載置するアンローダー部ULDとを備えてい
る。さらに、基板処理装置100は、卓上型コンピュー
タ30とそれに接続された手段とで構成される制御機構
を備えている。なお、この制御機構については、後に詳
述する。
【0021】薬液槽CB1、CB2は硫酸、アンモニ
ア、塩酸、フッ酸、過酸化水素水またはそれらの混合液
などの薬液を収容可能な槽であり、基板に対して表面薬
液処理を行うための処理槽である。また、水洗槽WB
1、WB2は純水を収容し、基板Wに付着した薬液を洗
浄する処理槽である。また、水洗槽FRも純水を収容す
る洗浄処理槽であるが、主として仕上洗浄用として用い
られる。さらに、乾燥部SDは基板Wを回転させつつ当
該基板Wに付着した水滴を除去、乾燥させる処理部であ
る。
【0022】基板搬送ロボットTRは、水平方向および
上下方向に移動可能であり、ローダー部LDから未処理
ロットを払い出し、予め作成されたレシピに従って上記
各処理槽間でロットを循環搬送するとともに、処理済み
のロットをアンローダー部ULDに渡すロボットであ
る。基板搬送ロボットTRは、開閉自在の一対のハンド
11を備えており、当該ハンド11には、その内側に基
板Wを保持するための複数の溝が一定のピッチで平行に
設けられており(図示省略)、当該複数の溝によってロ
ットが保持されることとなる。この基板搬送ロボットT
Rがローダー部LDからロットを受け取る際には、カセ
ット20の下方に設けられた図示を省略するホルダによ
ってカセット20から上昇されたロットを基板搬送ロボ
ットTRの一対のハンド11が把持することによって行
われる。また、アンローダー部ULDにロットを渡す場
合には、上記とは逆に、ハンド11から図示を省略する
ホルダにロットが渡され、そのホルダが下降することに
よって、ロットがカセット20内部に格納される。な
お、ここに示している例は、カセット20からロットを
取り出して、そのロットを直接基板搬送ロボットTRが
把持、搬送する方式の装置であるが、カセット20ごと
基板搬送ロボットTRが保持してロットを搬送する、い
わゆるカセット搬送方式の装置であってもかまわない。
【0023】
【C:基板処理装置の制御機構】次に、基板処理装置1
00の制御機構について説明する。図3は、基板処理装
置100の制御機構を説明するための機能ブロック図で
ある。この基板処理装置100には、卓上型コンピュー
タ30が組み込まれており、オペレータは当該卓上型コ
ンピュータ30を介して装置に指令を与えたり、レシピ
の内容、すなわち処理パターンや処理条件の設定を行っ
たりできる。
【0024】卓上型コンピュータ30は、その本体部で
あるCPU31と、読み出し専用メモリーであるROM
32と、読み書き自在のメモリーであるRAM33と、
制御用ソフトウェア、データおよびレシピなどを記憶し
ておく磁気ディスク34(第1記憶部)と、付随する入
出力機器とのインターフェイスである入出力ポート35
と、基板処理装置100を直接制御する装置とのインタ
ーフェイスであるネットワークポート36と、基板処理
装置100外部に設けられているホストコンピュータな
どと通信を行う通信ポート37とを備えている。
【0025】また、卓上型コンピュータ30には、入出
力ポート35を介してディスプレイ38とキーボード3
9とが付随して設けられており、これらが編集手段60
(処理手順編集手段)を構成している。オペレータはデ
ィスプレイ38の表示を確認しつつ、キーボード39か
らコマンドやパラメータを入力して、卓上型コンピュー
タ30に指令を与えたり、磁気ディスク34に格納され
ているレシピの内容を編集・変更することができる。な
お、この編集手段60としては、ディスプレイ38とキ
ーボード39との組み合わせに限定されず、例えば、タ
ッチパネルなどのようにコマンドやパラメータを入力で
きるものであれば良い。
【0026】卓上型コンピュータ30に入力された指令
は、処理用のソフトウェアに基づいて処理され、必要に
応じて当該卓上型コンピュータ30からネットワークポ
ート36を介してマスターコントローラ40および槽コ
ントローラ50などに伝達される。マスターコントロー
ラ40は、基板搬送ロボットTRの動作を制御する。ま
た、槽コントローラ50は、槽制御装置BCを制御し
て、各処理槽への注排液などを行う。なお、基板搬送ロ
ボットTRおよび槽制御装置BCが基板処理を行う処理
部に該当する。
【0027】マスターコントローラ40および槽コント
ローラ50は、それぞれメモリーとしてRAM41、5
1とバッファ42、52とを備えている。このRAM4
1、51は、処理中のロットとバッファNo.との対応
関係を記憶する手段であり、バッファ42、52(第2
記憶部)は、磁気ディスク34からレシピが複写される
メモリーであり複数のバッファエリア(記憶領域)によ
り構成されている。基板搬送ロボットTRおよび槽制御
装置BCは、それぞれバッファ42、52に複写された
レシピに従って動作するが、これらについては後に詳述
する。
【0028】なお、この制御機構においては、卓上型コ
ンピュータ30が上位コントローラとされ、マスターコ
ントローラ40および槽コントローラ50は上位コント
ローラの指令を受けて動作する下位コントローラとして
位置付けられている。
【0029】
【D:基板処理装置における基板処理手順】以上のよう
な構成を有する基板処理装置100における、基板処理
手順について説明する。
【0030】図4は、基板処理装置100における基板
処理手順について説明するためのフローチャートであ
る。
【0031】まず、基板処理が開始される前の状態にお
いては、予め作成されたレシピは磁気ディスク34に記
憶されており、バッファ42、52にはレシピは格納さ
れていない。そして、基板処理を開始するに先立ってバ
ッファNo.mを初期値”1”に設定しておく(ステッ
プS1)。なお、この設定は上位コントローラ(卓上型
コンピュータ30)が行うものである。
【0032】次に、基板処理開始が指示されると(ステ
ップS2)、そのロットについて基板処理が開始され
る。
【0033】あるロットについて基板処理が開始される
際には、まずそのロットに予め指定されたレシピNo.
のレシピボディ(レシピの実体部分であり磁気ディスク
34に記憶されている)およびそのときのバッファN
o.の値を上位コントローラが下位コントローラ(マス
ターコントローラ40および槽コントローラ50)に送
信する(ステップS3)。そして、それらを受信した下
位コントローラは、受信したレシピボディを受信したバ
ッファNo.に該当するバッファエリアに格納する(ス
テップS4)。このときの様子を図5を参照しつつ、具
体的に説明する。
【0034】図5は、レシピボディがバッファエリアに
格納される様子を説明するための図である。図5(a)
には、ロット名とそのロットに指定されたレシピNo.
とバッファNo.との相関を示している。例えば、ロッ
トA、B、Cの順に払い出されるとして、まずロットA
について基板処理が開始される際には、ロットAに予め
指定されたレシピNo.2のレシピボディおよびそのと
きのバッファNo.の値として初期値である”m=1”
を上位コントローラが下位コントローラに送信する。こ
れを受信した下位コントローラは、図5(b)に示すよ
うに、磁気ディスク34に記憶されていたレシピNo.
2のレシピボディをバッファ42および52のそれぞれ
のバッファNo.1のバッファエリアに格納する。な
お、以上においてバッファエリアとは、バッファ42お
よびバッファ52内に設けられた記憶領域で、レシピボ
ディを格納できる程度の容量を有している。バッファ4
2、52は、それぞれ複数のバッファエリアにより構成
されており、その数は少なくとも基板処理装置100で
同時に処理されるロット数以上を確保してある。
【0035】図4に戻って、バッファNo.1のバッフ
ァエリアにレシピNo.2のレシピボディが格納された
後、すなわち磁気ディスク34からバッファ42、52
にレシピボディが複写された後は、上位コントローラ
が、バッファNo.の値を”1”だけインクリメントし
(ステップS5)、その値がバッファNo.の最大値、
すなわちバッファエリアの数を越えた場合は、再び”
1”に戻す(ステップS6)。一方、このとき、下位コ
ントローラは、バッファNo.1のバッファエリアに格
納されているレシピボディを参照しつつ基板搬送ロボッ
トTRおよび槽制御装置BCの動作を制御する(ステッ
プS7)。したがって、ロットAについては、バッファ
42、52に複写されたレシピNo.2の内容に従っ
て、基板搬送ロボットTRおよび槽制御装置BCが処理
を実行することとなる。
【0036】図6は、バッファNo.1のバッファエリ
アに格納されているレシピボディを示す図である。ここ
には、レシピNo.2のレシピボディが格納されてお
り、図示の如く、第1ステップでは薬液槽CBにおいて
所定の処理条件(例えば、薬液温度など)に従って処理
時間t1の浸漬処理が行われ、次に水洗槽WB1におい
て処理時間t2の浸漬処理が行われ、最後に乾燥部SD
において処理時間tkの乾燥処理が行われる内容となっ
ている。
【0037】再び図4に戻って、最後に、ステップS8
に進み、全てのロットについての処理が終了したか否か
の判断がなされる。ここで、例えば、ロットBを払い出
す場合には、再度ステップS2に戻ってステップS3〜
ステップS7までの処理が行われることになる。
【0038】すなわち、ロットBについて基板処理が開
始される際には、ロットBに予め指定されたレシピN
o.4のレシピボディおよび先にステップS5において
インクリメントされたバッファNo.の値”m=2”が
上位コントローラから下位コントローラに送信される。
これを受信した下位コントローラは、レシピNo.4の
レシピボディをバッファNo.2のバッファエリアに格
納する。そして、上位コントローラは、バッファNo.
の値を”1”だけインクリメントし、下位コントローラ
は、バッファNo.2のバッファエリアに格納されてい
るレシピボディを参照しつつ基板搬送ロボットTRおよ
び槽制御装置BCの動作を制御する。
【0039】さらに、その後、ロットCについても基板
処理を開始するときは、上記と同様に、ステップS3〜
ステップS7までの処理が行われることになる。
【0040】以上のようにすれば、バッファ42、52
は、それぞれ複数のバッファエリアで構成されているた
め、複数のロット(最大限バッファエリアの数まで)を
同時に処理することが可能である。
【0041】
【E:レシピの編集】上記において、下位コントローラ
が基板処理を行う際に、レシピの内容を変更する必要が
生じたときは、磁気ディスク34からバッファ42、5
2にレシピボディが複写された後、すなわち図4におけ
るステップS4の処理終了後に、磁気ディスク34に記
憶されているレシピの内容編集が許容される。例えば、
レシピNo.2のレシピボディを一部変更したい場合、
当該レシピNo.2のレシピボディが磁気ディスク34
からバッファNo.1のバッファエリアに複写された
後、磁気ディスク34内のレシピNo.2のレシピボデ
ィの編集作業が許容される。
【0042】レシピボディの編集作業は、既述したよう
に、ディスプレイ38とキーボード39とで構成される
編集手段60を用いてオペレータが行う。この際に、磁
気ディスク34とバッファ42、52とは相互に独立し
ており、磁気ディスク34内のレシピボディを変更して
も、バッファ42、52に格納されたレシピボディは変
更されない。
【0043】したがって、バッファNo.1のバッファ
エリアに複写されたレシピボディに従って基板処理を実
行する基板搬送ロボットTRおよび槽制御装置BCの動
作には影響を与えることなく、言い換えればロットAに
ついての処理に影響を与えることなく磁気ディスク34
内のレシピNo.2のレシピボディの変更が可能となる
ため、レシピ変更時の待ち時間がなくなり、作業性の低
下を防ぐことができる。
【0044】次に、レシピNo.4のレシピボディを一
部変更したい場合も同様に、レシピNo.4のレシピボ
ディが磁気ディスク34からバッファNo.2のバッフ
ァエリアに複写された後、磁気ディスク34内のレシピ
No.4のレシピボディの編集作業が許容される。
【0045】なお、処理の対象となっていないレシピ、
例えばレシピNo.3のレシピボディについての編集
は、処理中のロットに影響を与えないため、任意の時点
で編集可能である。
【0046】
【変形例】以上、この発明の実施形態について説明した
が、この発明は上記の例に限定されるものではない。例
えば、上記実施形態においては、レシピボディの複写先
を決定するのに、バッファNo.の値を”1”ずつイン
クリメントし、バッファNo.の順序に従ってレシピボ
ディを複写していたが、これを処理開始時点で空いてい
るバッファエリアを検索し、その空いているバッファエ
リアにレシピボディを複写するようにしてもよい。具体
的には、基板処理開始要求があったときに、下位コント
ローラがバッファ42、52内の空きエリアを検索し、
その空きエリアのバッファNo.の値を上位コントロー
ラに送信し、上位コントローラは、受信したバッファN
o.の値および処理対象のロットに予め指定されたレシ
ピNo.のレシピボディを下位コントローラに送信す
る。その後の処理は、上記実施形態と同様であるが、ロ
ットの処理終了後は、そのロットの処理に参照されてい
たレシピボディが格納されていたバッファNo.のバッ
ファエリアからレシピボディが消去され、当該バッファ
エリアは解放される。
【0047】このようにすれば、使用中のバッファエリ
アに新たなレシピボディを上書きする可能性がなくなる
ため、複数のロットを同時に処理する場合でも、バッフ
ァエリアの数が少なくて済む。
【0048】また、記憶部としては、磁気ディスクとバ
ッファの組み合わせに限定されるものではなく、光ディ
スクや光磁気ディスクと通常のRAMとの組み合わせな
どの任意の公知記憶手段が適用可能である。
【0049】さらに、上記実施形態における基板処理装
置100は複数の処理槽を備えた浸漬処理装置であった
が、これに限定されるものではなく、1つの処理槽を備
えた浸漬処理装置や回転式処理装置など、所定の処理手
順に従って複数の処理を行う基板処理装置であれば、そ
の構成に図1に示した構成を含ませることにより、上記
実施形態と同様の効果を得られる。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、処理部が基板処理を行う際に、第2記憶部に
処理手順が複写された後は、第1記憶部に記憶されてい
る処理手順の編集を許容しているため、第1記憶部内の
処理手順を変更しても第2記憶部に複写された処理手順
は変更されず、処理部の動作に影響を与えることなく第
1記憶部内の処理手順が変更可能となり、その結果処理
手順変更時の待ち時間がなくなり、作業性の低下を防ぐ
ことができる。
【0051】また、請求項2の発明によれば、第2記憶
部にそれぞれが処理手順を複写可能な複数の記憶領域を
含ませ、第1記憶部から第2記憶部に処理手順を複写す
る際には、所定の順序で定められた記憶領域に処理手順
を複写しているため、複数の処理手順に従った処理を同
時に実行することができる。
【0052】また、請求項3の発明によれば、第2記憶
部にそれぞれが処理手順を複写可能な複数の記憶領域を
含ませ、第1記憶部から第2記憶部に処理手順を複写す
る際には、複数の記憶領域のうちの空き領域に複写し、
処理部が空き領域に複写された処理手順に従った処理を
終了したときには、当該領域を再び解放しているため、
使用中の記憶領域に別の処理手順を上書き複写する可能
性がなくなり、複数の処理手順に従った処理を同時に実
行する場合でも、記憶領域の数が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置に適用される処理制
御の原理を示す図である。
【図2】本発明に係る基板処理装置の一例を示す正面概
略図である。
【図3】図2の基板処理装置の制御機構を説明するため
の機能ブロック図である。
【図4】図2の基板処理装置における基板処理手順につ
いて説明するためのフローチャートである。
【図5】レシピボディがバッファエリアに格納される様
子を説明するための図である。
【図6】バッファエリアに格納されているレシピボディ
を示す図である。
【図7】従来の基板処理装置における制御機構の概略を
説明するための機能ブロック図である。
【図8】図7の従来の基板処理装置におけるRAMの記
憶内容を説明するための図である。
【符号の説明】
30 卓上型コンピュータ 34 磁気ディスク 40 マスターコントローラ 50 槽コントローラ 42、52 バッファ 60 編集手段 100 基板処理装置 TR 基板搬送ロボット BC 槽制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の処理手順に従って、複数の基板処
    理を行う基板処理装置において、 (a) 予め前記処理手順を記憶しておく第1記憶部と、 (b) 前記第1記憶部から前記処理手順が複写される第2
    記憶部と (c) 前記第2記憶部に複写された処理手順に従って基板
    処理を行う処理部と、 (d) 前記第1記憶部に記憶されている前記処理手順を編
    集する処理手順編集手段と、を備え、 前記処理部が基板処理を行う際に、前記第2記憶部に前
    記処理手順が複写された後は、前記第1記憶部に記憶さ
    れている前記処理手順の編集を許容することを特徴とす
    る基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記第2記憶部は、それぞれが前記処理手順を複写可能
    な複数の記憶領域を含み、 前記第1記憶部から前記第2記憶部に前記処理手順を複
    写する際には、所定の順序で定められた前記記憶領域に
    前記処理手順を複写することを特徴とする基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記第2記憶部は、それぞれが前記処理手順を複写可能
    な複数の記憶領域を含み、 前記第1記憶部から前記第2記憶部に前記処理手順を複
    写する際には、前記複数の記憶領域のうちの空き領域に
    複写し、前記処理部が前記空き領域に複写された処理手
    順に従った処理を終了したときには、当該領域を再び解
    放することを特徴とする基板処理装置。
JP2038297A 1997-02-03 1997-02-03 基板処理装置 Pending JPH10223594A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140076A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Seiko Epson Corp ロボットコントロール装置、ロボットコントロール方法

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JP2011140076A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Seiko Epson Corp ロボットコントロール装置、ロボットコントロール方法

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