JPH10275796A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH10275796A
JPH10275796A JP7773797A JP7773797A JPH10275796A JP H10275796 A JPH10275796 A JP H10275796A JP 7773797 A JP7773797 A JP 7773797A JP 7773797 A JP7773797 A JP 7773797A JP H10275796 A JPH10275796 A JP H10275796A
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JP
Japan
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substrate
time
tank
chemical solution
liquid exchange
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Application number
JP7773797A
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English (en)
Inventor
Masahiro Arioka
昌宏 有岡
Hitoshi Yoshioka
斉 吉岡
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットの低下を抑制することができる
基板処理装置を提供する。 【解決手段】 薬液槽へのロットの到達予定時刻が当該
薬液槽の液交換終了予定時刻以降である場合には、ロッ
トの投入が開始される。一方、ロットの到達予定時刻が
薬液槽の液交換終了予定時刻よりも前である場合には、
ロットの投入を遅延させる。この際、到達予定時刻が液
交換終了予定時刻と同時刻となるように、ロットの投入
を遅延させる。液交換処理とロットの搬送・処理とが同
時期に行われるとともに、液交換によってロット処理が
停滞することがないため、スループットの低下を抑制す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板、液
晶ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板および光ディ
スク用基板などの薄板状基板(以下、単に「基板」と称
する)を処理液に浸漬してこの表面に洗浄やエッチング
などの諸処理を施す基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような基板処理装置
は、薬液を貯留する薬液槽と純水を貯留する水洗槽とを
備えている。そして、予め定められた手順に従って、各
処理槽に一組の複数の基板(以下、「ロット」と称す
る)を循環搬送し、搬送先のそれぞれの処理槽において
所定の処理時間基板を浸漬する複数工程により、基板表
面の汚染物質を除去したり、基板表面の酸化膜をエッチ
ングしたり、レジスト膜を剥離したりする一連の基板処
理を達成している。
【0003】ところで、薬液には、その種類に応じて液
寿命が存在する。本明細書中において、「液寿命」と
は、薬液槽に薬液を供給してからその薬液を使用するこ
とができる上限時間またはその薬液に基板を浸漬できる
上限回数を意味している。液寿命に達した後の薬液を使
用して浸漬処理を行うと処理不良となることもあるた
め、薬液槽内の薬液が液寿命に達した場合には、一旦基
板の払い出しが中止され、液寿命に達した薬液が排液さ
れ、新たな薬液が供給された後、すなわち液交換が終了
した後、処理が再開されることとなる。処理が再開され
るとともに、再び基板が払い出され、一連の循環搬送に
よる基板処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、処理が再開
された後最初に払い出された基板が液交換された薬液槽
に到達するまでには搬送時間や循環搬送経路中の処理時
間などの一定の時間を要する。この時間は、液交換され
た薬液槽としては処理可能であるにもかかわらず待機し
ている状態となるため、無駄な時間となり、装置全体と
してのスループットが低下することとなる。
【0005】また、処理再開後の最初の基板が当該薬液
槽に搬入されるときには薬液がフレッシュな状態ではな
く、搬入されるまでに要する時間に応じて経時劣化する
こととなる。
【0006】このような問題は、液交換された薬液槽が
循環搬送の下流側に存在するほど顕著な問題となる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、スループットの低下を抑制することができる基
板処理装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、薬液が経時劣化していな
いフレッシュな状態で基板処理を行うことができる基板
処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板に対して浸漬処理を行う基
板処理装置において、(a) 薬液を貯留し、前記薬液中に
おいて基板に浸漬処理を行う薬液槽と、(b) 前記基板を
前記基板処理装置内に投入する基板投入部と、(c) 前記
基板が前記基板投入部から前記薬液槽に到達する到達予
定時刻を算出する到達予定時刻算出手段と、(d) 前記基
板の前記投入時点から前記到達時点までのいずれかの時
点において前記薬液槽の液交換が行われるときに、当該
液交換が終了する液交換終了予定時刻を算出する液交換
終了予定時刻算出手段と、(e) 前記到達予定時刻が前記
液交換終了予定時刻以降である場合には、前記基板の投
入を開始するように前記基板投入部を制御する投入制御
手段と、を備えている。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記投入制御手段に、前
記到達予定時刻が前記液交換終了予定時刻よりも早い場
合には前記到達予定時刻を前記液交換終了予定時刻に一
致させるように前記基板の投入を制御させている。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係る基板処理装置において、前記基板処理装置に複数
の前記薬液槽を備え、前記投入制御手段に、前記複数の
薬液槽のそれぞれの前記到達予定時刻のすべてがそれぞ
れの前記液交換終了予定時刻以降となるように前記基板
の投入を制御させている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0013】A.基板処理装置の全体概略構成:まず、
本発明に係る基板処理装置の全体構成について説明す
る。図1は、本発明に係る基板処理装置の一例を示す正
面概略図である。この基板処理装置100は、薬液槽C
B1、CB2、CB3と、水洗槽WB1、WB2、WB
3、FRと、乾燥部SDと、基板を搬送する基板搬送ロ
ボットTRとを備えている。また、基板処理装置100
は、その両端に、未処理の基板Wを収納したカセット2
0を載置するローダー部(基板投入部)LDと処理済み
の基板Wが格納されるカセット20を載置するアンロー
ダー部ULDとを備えている。
【0014】薬液槽CB1、CB2、CB3は硫酸、ア
ンモニア、塩酸、フッ酸、過酸化水素水またはそれらの
混合液などの薬液(以下、単に「薬液」とする)を収容
可能な槽であり、基板Wに対してエッチング処理などを
行うための処理槽である。また、水洗槽WB1、WB
2、WB3は純水を収容し、基板Wに付着した薬液を洗
浄する処理槽である。また、水洗槽FRも純水を収容す
る洗浄処理槽であるが、主として仕上げの洗浄用として
使用されている。さらに、乾燥部SDは基板Wを回転さ
せつつ当該基板Wに付着した水滴を除去、乾燥させる処
理部である。
【0015】基板搬送ロボットTRは、水平方向および
上下方向に移動可能であり、ローダー部LDから未処理
ロットを払い出し、予め定められた処理手順(以下、
「レシピ」と称する)に従って上記各処理槽間でロット
を循環搬送するとともに、処理済みのロットをアンロー
ダー部ULDに渡すロボットである。基板搬送ロボット
TRは、開閉自在の一対のハンド11を備えており、当
該ハンド11には、その内側に基板Wを保持するための
複数の溝が一定のピッチで平行に設けられており(図示
省略)、当該複数の溝によってロットが保持されること
となる。この基板搬送ロボットTRがローダー部LDか
らロットを受け取る際には、カセット20の下方に設け
られた図示を省略するホルダによってカセット20から
上昇されたロットを基板搬送ロボットTRの一対のハン
ド11が把持することによって行われる。また、アンロ
ーダー部ULDにロットを渡す場合には、上記とは逆
に、ハンド11から図示を省略するホルダにロットが渡
され、そのホルダが下降することによって、ロットがカ
セット20内部に格納される。なお、ここに示している
例は、カセット20からロットを取り出して、そのロッ
トを直接基板搬送ロボットTRが把持、搬送する方式の
装置であるが、カセット20ごと基板搬送ロボットTR
が保持してロットを搬送する、いわゆるカセット搬送方
式の装置であってもかまわない。
【0016】B.基板処理装置の制御機構:次に、基板
処理装置100の制御機構について説明する。図2は、
基板処理装置100の制御機構を説明するための機能ブ
ロック図である。この基板処理装置100には、卓上型
コンピュータ30が組み込まれており、オペレータは当
該卓上型コンピュータ30を介して装置に指令を与えた
り、処理パターンや処理条件の設定を行ったりできる。
【0017】卓上型コンピュータ30は、その本体部で
あるCPU31と、読み出し専用メモリーであるROM
32と、読み書き自在のメモリーであるRAM33と、
制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく磁気デ
ィスク34と、付随する入出力機器とのインターフェイ
スである入出力ポート35と、基板処理装置100を直
接制御する装置とのインターフェイスであるネットワー
クポート36と、基板処理装置100外部に設けられて
いるホストコンピュータなどと通信を行う通信ポート3
7とを備えている。また、卓上型コンピュータ30に
は、入出力ポート35を介してディスプレイ38とキー
ボード39とが付随して設けられており、オペレータは
ディスプレイ38の表示を確認しつつ、キーボード39
からコマンドやパラメータを入力することができる。そ
して、オペレータは、キーボード39から後述する基板
の到達予定時刻や薬液槽の液交換終了予定時刻を設定入
力することが可能である。
【0018】卓上型コンピュータ30に入力された指令
は、処理用のソフトウェアに基づいて処理され、必要に
応じて当該卓上型コンピュータ30からネットワークポ
ート36を介してマスターコントローラ40および槽コ
ントローラ50などに伝達される。マスターコントロー
ラ40は、基板搬送ロボットTR(図1参照)の動作を
制御する。また、マスターコントローラ40は、ロット
が薬液槽に到達する到達予定時刻や薬液槽の液交換終了
予定時刻を算出することが可能であるとともに、必要に
応じて槽コントローラ50に液交換の指令を与える。
【0019】液交換の指令を受けた槽コントローラ50
は、後述する薬液排液手段51および薬液供給手段53
などに指令を伝達して、各処理槽への注排液などを制御
する。さらに、槽コントローラ50は、タイマー56お
よびカウンター57を備えており、それらを使用して薬
液の液寿命を管理する。
【0020】C.薬液槽の構成:次に、基板処理装置1
00に備えられた薬液槽CB2の構成について説明す
る。なお、以下の説明は、薬液槽CB2についてのもの
であるが、薬液槽CB1、CB3についても同じであ
る。
【0021】図3は、基板処理装置100の薬液槽CB
2の構成を説明する概念図である。薬液槽CB2は、内
槽60、外槽65、バット68およびそれらに付随する
注排液機構により構成されている。
【0022】内槽60は、薬液を貯留し、浸漬された基
板Wに対し薬液によるエッチング処理などを行う槽であ
る。また、外槽65は、内槽60から溢れ出た薬液を回
収するための槽である。外槽65に溢れ出た薬液は、循
環ポンプ70によって内槽60に循環され、その経路中
において循環フィルター71によって浄化される。
【0023】また、内槽60には、薬液供給手段53か
ら薬液を供給することができる。薬液供給は、内槽60
の上方から直接内槽60内に薬液を供給することにより
行われるが、これに限定されるものではなく、例えば、
外槽65から内槽60への循環経路中に新たな薬液を供
給するようにしてもよい。
【0024】バット68は、内槽60および外槽65か
らさらに溢れ出た薬液を回収するための容器である。
【0025】上記の内槽60、外槽65およびバット6
8に貯留している薬液は、それぞれドレイン用のエアー
弁73、72、74を介し、薬液排液手段51によって
排液することができる。なお、図3に示す薬液排液手段
51、薬液供給手段53、循環ポンプ70およびエアー
弁72、73、74はすべて槽コントローラ50(図2
参照)により、その動作を制御されている。
【0026】図3に示す薬液槽CB2において浸漬処理
が行われるときには、まず、薬液供給手段53から薬液
が供給され、内槽60および外槽65に浸漬処理に必要
な所定の液量が貯留されて、薬液の供給が中止された
後、内槽60内の薬液中にロットが浸漬され、基板Wに
対するエッチング処理が開始される。基板Wに対する浸
漬処理が行われている最中は、エアー弁72、73、7
4は、閉鎖され、循環ポンプ70による薬液の循環利用
がなされている。すなわち、浸漬処理の定常状態にあっ
ては、内槽60内の処理用薬液のうち溢れ出た薬液が、
外槽65に回収され、循環ポンプ70を経て、循環フィ
ルター71により浄化された後、再び内槽60に供給さ
れる動作が繰り返されることとなる。
【0027】また、薬液槽CB2において液交換が行わ
れるときには、内槽60および外槽65に貯留されてい
る薬液をそれぞれエアー弁72、73を介して全て排液
した後、薬液供給手段53から新しい薬液を供給し、内
槽60および外槽65に浸漬処理に必要な所定の液量を
再び貯留することにより実行される。また、液交換時に
は、図示を省略する洗浄手段および温調手段により槽洗
浄および薬液の温調も行われる。
【0028】D.基板処理手順:次に、基板処理装置1
00における基板処理手順の特徴であるロットの投入時
期調整処理について説明する。図4は、基板処理装置1
00における基板処理手順を示すフローチャートであ
る。以下の処理はロットの投入時、すなわちロットがロ
ーダー部LDから払い出される時点において実行される
処理である。
【0029】まず、ステップS1において投入すべき新
規のロットが対象となる薬液槽に搬入されるか否かが判
断される。この判断は、そのロットに対応するレシピを
マスターコントローラ40が識別して行う。ここで、図
4に示す処理手順は薬液槽CB1、CB2、CB3のそ
れぞれについて順に実行されるものであり、「対象とな
る薬液槽」とはそれらのうちステップS1の判断時点で
対象となっている薬液槽である。
【0030】投入すべきロットが対象となる薬液槽に搬
入される場合には、ステップS2に進み、当該ロットが
対象薬液槽に到達する到達予定時刻が算出される。到達
予定時刻は、マスターコントローラ40が算出するパラ
メータであり、そのロットが対象薬液槽に搬入されるま
でに要する時間、換言すればロットが対象薬液槽に搬入
されるまでに浸漬される各処理槽における処理時間と各
処理槽間の搬送時間との和に基づいて算出される。到達
予定時刻を算出する一例を以下の表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】ロットは各処理部に表1の上から順に従っ
て搬送されるものとし、各処理部間の搬送時間は理解を
容易にするためすべて1分としている。また、各処理部
での処理時間も表1に記載の通りであるとする。この場
合、薬液槽CB2への到達予定時刻は薬液槽CB1、水
洗槽WB1での浸漬処理時間と搬送時間の合計である2
3分となる。表1に示すように、対象としている薬液槽
が薬液槽CB1、CB2、CB3のいずれであるかによ
って到達予定時刻も異なる。なお、到達予定時刻は、オ
ペレータがキーボード39を介して設定入力するように
してもよい。
【0033】次に、ロットの投入時点から対象薬液槽へ
の到達時点までのいずれかの時点において対象薬液槽が
液交換を実施するか否かが判断される(ステップS
3)。この判断は、液寿命を管理する槽コントローラ5
0が上記到達予定時刻を参照しつつ行う。薬液槽の液交
換が実施される場合は、液交換が終了する液交換終了予
定時刻がマスターコントローラ40によって算出される
(ステップS4)。なお、液交換の開始時点(液寿命に
達する時点)はロットの投入時点以前であっても以後で
あってもよく、薬液が液寿命に達する時刻に液交換に必
要な時間を加算して液交換終了予定時刻を算出する。ま
た、液交換終了予定時刻もオペレータがキーボード39
を介して設定入力するようにしてもよい。
【0034】次に、ステップS5に進み、マスターコン
トローラ40が上記到達予定時刻と液交換終了予定時刻
とを比較する。そして、到達予定時刻が液交換終了予定
時刻以降である場合には、ステップS7に進む。
【0035】一方、到達予定時刻が液交換終了予定時刻
よりも前である場合には、ステップS6に進んで到達予
定時刻の再算出が実行され、再びステップS5に戻る。
すなわち、液交換終了予定時刻は液寿命と液交換に要す
る時間とによって決定される不変の時刻であるのに対し
て、到達予定時刻はロットの投入時期を調整することに
よって変化させることが可能な時刻である。そして、ス
テップS5からステップS6への循環処理は、到達予定
時刻が液交換終了予定時刻以降になるまでロットの投入
時期を遅らせる処理である。
【0036】ところで、ロットが対象薬液槽に搬入され
ない場合(ステップS1)および上記所定の期間内に対
象薬液槽が液交換を実施しない場合(ステップS3)
は、投入したロットの処理が当該対象薬液槽によって中
断されることはない。また、所定の期間内に対象薬液槽
が液交換を実施する場合でも、ロットの到達予定時刻が
液交換終了予定時刻以降(ステップS5)であれば、投
入したロットの処理が対象薬液槽の液交換によって中断
されることはない。これらの場合には、ステップS7に
進み、マスターコントローラ40が全ての薬液槽につい
て上記ステップS1〜ステップS6の処理を行ったか否
かを判断する。そして、例えば、薬液槽CB3について
は未処理である場合には、再びステップS1に戻り、薬
液槽CB3を対象薬液槽として上記処理を繰り返すこと
となる。一方、薬液槽CB1、CB2、CB3のすべて
について上記処理が終了しているときは、これらのいか
なる薬液槽によってもロットの処理が中断されることは
なく、ステップS8に進み、ロットの投入が開始され、
レシピに従って処理が実行される。
【0037】以上のような手順での処理内容を図5を用
いて具体的に示す。図5は、ロット投入時期の調整を説
明するための図である。なお、以下に示す例は、すべて
投入ロットが対象薬液槽に搬入され(ステップS1)か
つ所定の期間内に対象薬液槽が液交換を実施する(ステ
ップS3)場合である。
【0038】図5(a)の例では、時刻t1にロットが
投入されると、到達予定時刻は時刻t2となる。一方、
対象薬液槽における液交換はロット投入以前の時刻t3
に開始されており、時刻t2が液交換終了予定時刻であ
る。このケースでは、到達予定時刻と液交換終了予定時
刻が同時刻t2であるため、当該対象薬液槽の液交換が
ロット処理の障害となることはなく、ステップS5から
直接ステップS7に進む。そして、従来では、時刻t2
に液交換が終了してからロットが投入され、対象薬液槽
には時刻t4に到達していたのが、液交換と基板処理と
が同時期(時刻t1から時刻t2の時間)に行われ、時刻
2に薬液交換終了と同時に対象薬液槽に到達するた
め、その時間差(時刻t2と時刻t4との差)分だけスル
ープットが向上するとともに、液交換直後のフレッシュ
な薬液を使用して浸漬処理を行うことができる。
【0039】次に、図5(b)の例は、液交換がロット
の投入後の時刻t3に開始される点のみが図5(a)の
例と異なる。この場合であっても、到達予定時刻と液交
換終了予定時刻が同時刻t2であるため、当該対象薬液
槽の液交換がロット処理の障害となることはなく、ステ
ップS5から直接ステップS7に進む。その結果、上記
と同様の効果が得られる。
【0040】また、図5(c)の例では、時刻t1にロ
ットが投入され、到達予定時刻は時刻t2である。対象
薬液槽における液交換はロット投入以前の時刻t3に開
始され、到達予定時刻t2よりも前の時刻t5が液交換終
了予定時刻である。このケースでは、到達予定時刻t2
が液交換終了予定時刻t5よりも後であるため、対象薬
液槽の液交換がロット処理の障害となることはなく、ス
テップS5から直接ステップS7に進む。そして、従来
に比較して時刻t2から時刻t4までの時間差分だけスル
ープットを向上することができる。
【0041】さらに、図5(d)に示す例では、時刻t
1にロットが投入されると、到達予定時刻は時刻t2とな
る。一方、対象薬液槽における液交換はロット投入以前
の時刻t3に開始されており、時刻t5が液交換終了予定
時刻である。この場合は、到達予定時刻t2が液交換終
了予定時刻t5よりも前であるため、対象薬液槽の液交
換がロット処理の障害となる。そこで、ステップS6か
らステップS5の循環処理を繰り返すことにより、時間
の経過とともにロット投入時期が時刻t1から遅延す
る。やがて、ロット投入時期が時刻t6になると、その
時点における到達予定時刻は液交換終了予定時刻と同時
刻t5となり、この時点でステップS5からステップS
7に進む。この場合も、従来に比較して時刻t5から時
刻t4までの時間差分だけスループットを向上すること
ができるとともに、薬液が経時劣化していないフレッシ
ュな状態で基板浸漬処理を実行することができる。
【0042】以上のような処理を、すべての薬液槽CB
1、CB2、CB3について実行しているため、どの薬
液槽の液交換も投入されたロットの処理の障害となるこ
とはなく、基板処理装置100全体として従来よりもス
ループットの低下を抑制することができる。なお、対象
となる薬液槽が異なれば到達予定時刻も異なることは、
既に述べた通りである。
【0043】以上、この発明の実施形態について説明し
たが、本発明は上記の例に限定されるものではなく、例
えば、上記実施形態における基板処理装置100は、基
板Wをロット単位で処理する装置であったが、これを1
枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置としてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、到達予定時刻が液交換終了予定時刻以降である
場合には、基板の投入を開始するようにしているため、
基板処理が液交換によって阻害されることなく液交換と
基板処理とを同時期に行うことができ、その結果スルー
プットの低下を抑制することができる。また、液交換が
終了してから短時間で基板が浸漬されるため、薬液が経
時劣化していないフレッシュな状態で基板処理を行うこ
とができる。
【0045】また、請求項2の発明によれば、到達予定
時刻が液交換終了予定時刻よりも早い場合には、到達予
定時刻を液交換終了予定時刻に一致させるように基板の
投入を制御しているため、基板処理が液交換によって阻
害されることなく液交換と基板処理とを同時期に行うこ
とができ、その結果スループットの低下を抑制すること
ができる。
【0046】また、請求項3の発明によれば、複数の薬
液槽のそれぞれの到達予定時刻のすべてがそれぞれの液
交換終了予定時刻以降となるように基板の投入を制御し
ているため、どの薬液槽の液交換も基板処理の障害とな
ることはなく、基板処理装置全体としてのスループット
低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の一例を示す正面概
略図である。
【図2】図1の基板処理装置の制御機構を説明するため
の機能ブロック図である。
【図3】図1の基板処理装置の薬液槽の構成を説明する
概念図である。
【図4】図1の基板処理装置における基板処理手順を示
すフローチャートである。
【図5】ロット投入時期の調整を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
40 マスターコントローラ 50 槽コントローラ 51 薬液排液手段 53 薬液供給手段 72、73、74 エアー弁 100 基板処理装置 CB1、CB2、CB3 薬液槽 LD ローダー部 W 基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して浸漬処理を行う基板処理装
    置において、 (a) 薬液を貯留し、前記薬液中において基板に浸漬処理
    を行う薬液槽と、 (b) 前記基板を前記基板処理装置内に投入する基板投入
    部と、 (c) 前記基板が前記基板投入部から前記薬液槽に到達す
    る到達予定時刻を算出する到達予定時刻算出手段と、 (d) 前記基板の前記投入時点から前記到達時点までのい
    ずれかの時点において前記薬液槽の液交換が行われると
    きに、当該液交換が終了する液交換終了予定時刻を算出
    する液交換終了予定時刻算出手段と、 (e) 前記到達予定時刻が前記液交換終了予定時刻以降で
    ある場合には、前記基板の投入を開始するように前記基
    板投入部を制御する投入制御手段と、を備えることを特
    徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記投入制御手段は、前記到達予定時刻が前記液交換終
    了予定時刻よりも早い場合には、前記到達予定時刻を前
    記液交換終了予定時刻に一致させるように前記基板の投
    入を制御することを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板処理装置において、 前記基板処理装置は、複数の前記薬液槽を備え、 前記投入制御手段は、前記複数の薬液槽のそれぞれの前
    記到達予定時刻のすべてがそれぞれの前記液交換終了予
    定時刻以降となるように前記基板の投入を制御すること
    を特徴とする基板処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522938A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 グラナドス,ファン ルイス レンドン 同時かつ連続的な製造のために、酸溶液に浸漬することを含む反射防止仕上げされたガラスを得るための化学的方法
JP2008522939A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 グラナドス,ファン ルイス レンドン 同時かつ及び連続製造のために、酸溶液に浸漬することを含む全体的又は部分的にサテン/艶消し仕上げされたガラスを得るための化学的方法
JP2015056631A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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