JPH10226781A - 剥離剤含有塗液および剥離剤塗布物 - Google Patents
剥離剤含有塗液および剥離剤塗布物Info
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- JPH10226781A JPH10226781A JP3032497A JP3032497A JPH10226781A JP H10226781 A JPH10226781 A JP H10226781A JP 3032497 A JP3032497 A JP 3032497A JP 3032497 A JP3032497 A JP 3032497A JP H10226781 A JPH10226781 A JP H10226781A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】粘着テープとの脱着の際に発生する剥離音を軽
減する事のできる剥離剤塗液に関し、医療用テープや包
装用テープとして、また使い捨てオムツの粘着テープ被
着体(フロントシート)等を製造すための剥離剤塗液、
および剥離剤塗布物に関する。 【解決手段】剥離剤としてシリコーン系剥離剤を用いた
剥離剤含有塗液において、該塗液に剥離コントロール剤
及び/又は密着性向上剤を加え、厚さ20μmの二軸延
伸ポリプロピレンフィルム上に固形重量で0.20g/
m2 となるように塗布し、120℃×30秒間加熱処理
して形成した塗膜が、鉛筆硬度4Hにて250g以下の
荷重で塗膜変形するように塗液を調整したことを特徴と
する剥離剤含有塗液、および、シリコーン系剥離剤に、
剥離コントロール剤及び/又は密着性向上剤を加えた剥
離剤含有塗液を支持体に塗布し、加熱処理して形成した
塗膜が、鉛筆硬度4Hにて250g以下の荷重で塗膜変
形するよう塗布層を形成した特徴とする剥離剤塗布物で
ある。
減する事のできる剥離剤塗液に関し、医療用テープや包
装用テープとして、また使い捨てオムツの粘着テープ被
着体(フロントシート)等を製造すための剥離剤塗液、
および剥離剤塗布物に関する。 【解決手段】剥離剤としてシリコーン系剥離剤を用いた
剥離剤含有塗液において、該塗液に剥離コントロール剤
及び/又は密着性向上剤を加え、厚さ20μmの二軸延
伸ポリプロピレンフィルム上に固形重量で0.20g/
m2 となるように塗布し、120℃×30秒間加熱処理
して形成した塗膜が、鉛筆硬度4Hにて250g以下の
荷重で塗膜変形するように塗液を調整したことを特徴と
する剥離剤含有塗液、および、シリコーン系剥離剤に、
剥離コントロール剤及び/又は密着性向上剤を加えた剥
離剤含有塗液を支持体に塗布し、加熱処理して形成した
塗膜が、鉛筆硬度4Hにて250g以下の荷重で塗膜変
形するよう塗布層を形成した特徴とする剥離剤塗布物で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコーン系剥離
剤を含有する剥離剤塗液に関する。詳しくは、粘着テー
プとの脱着の際に発生する剥離音を軽減する事のできる
剥離剤塗液に関し、医療用テープや包装用テープとし
て、また使い捨てオムツの粘着テープ被着体(フロント
シート)等を製造すための剥離剤塗液に関するものであ
る。更に、シリコーン系剥離剤を含有する剥離剤塗液を
用いた剥離剤塗布物に関する。
剤を含有する剥離剤塗液に関する。詳しくは、粘着テー
プとの脱着の際に発生する剥離音を軽減する事のできる
剥離剤塗液に関し、医療用テープや包装用テープとし
て、また使い捨てオムツの粘着テープ被着体(フロント
シート)等を製造すための剥離剤塗液に関するものであ
る。更に、シリコーン系剥離剤を含有する剥離剤塗液を
用いた剥離剤塗布物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使い捨てオムツは、オムツ本体の
背部側に一端が固定された粘着テープいわゆるファスニ
ングテープと、該粘着テープをオムツ着用前の段階で仮
止めをして該粘着テープの粘着面を保護している剥離テ
ープいわゆるリリーステープと、オムツ本体の腹部側に
固定されていてオムツ着用時にファスニングテープの脱
着を可能とする為の剥離剤層を有する補強フィルムいわ
ゆるフロントシートとから構成されている。
背部側に一端が固定された粘着テープいわゆるファスニ
ングテープと、該粘着テープをオムツ着用前の段階で仮
止めをして該粘着テープの粘着面を保護している剥離テ
ープいわゆるリリーステープと、オムツ本体の腹部側に
固定されていてオムツ着用時にファスニングテープの脱
着を可能とする為の剥離剤層を有する補強フィルムいわ
ゆるフロントシートとから構成されている。
【0003】フロントシートは、一般に基材フィルムと
して二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、無延
伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)等を使用し、これらのフィルム
の面上にファスニングテープを貼り付けるときに高保持
性を有し、また脱着可能にするために、長鎖アルキル系
剥離剤やシリコーン系剥離剤の塗布層が形成されてい
た。長鎖アルキル系剥離剤は脱着可能な剥離性を有し、
且つファスニングテープをフロントシートに固定した時
に外れない保持性を有する利点を発揮したが、ファスニ
ングテープをフロントシートから剥がす際に「バリバ
リ」と大きな剥離音を立てて剥がれてしまうため赤ちゃ
んや周囲の人に不快感を与えてしまう欠点がある。
して二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、無延
伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)等を使用し、これらのフィルム
の面上にファスニングテープを貼り付けるときに高保持
性を有し、また脱着可能にするために、長鎖アルキル系
剥離剤やシリコーン系剥離剤の塗布層が形成されてい
た。長鎖アルキル系剥離剤は脱着可能な剥離性を有し、
且つファスニングテープをフロントシートに固定した時
に外れない保持性を有する利点を発揮したが、ファスニ
ングテープをフロントシートから剥がす際に「バリバ
リ」と大きな剥離音を立てて剥がれてしまうため赤ちゃ
んや周囲の人に不快感を与えてしまう欠点がある。
【0004】一方、一般的にシリコーン系剥離剤ではフ
ァスニングテープをフロントシートから剥がす際の剥離
音は小さくなる。しかし、シリコーン系剥離剤を用いる
とファスニングテープとのせん断接着力が極端に低下し
てしまう為、外れ易くなってしまうという欠点がある。
シリコーン系剥離剤に剥離コントロール剤を添加してな
る剥離剤組成物と特定の粘着剤との組み合わせにより高
い剥離力(せん断接着力)を有し、剥離音を抑制する試
みがある(特公平7−59244号公報)が、主剤とな
るシリコーン系剥離剤と添加する剥離コントロール剤の
組み合わせによっては、ファスニングテープを十分に保
持する剥離力があっても従来の長鎖アルキル系剥離剤と
比べ剥離音は何ら改善されず大きな剥離音を立てるもの
が多かった。
ァスニングテープをフロントシートから剥がす際の剥離
音は小さくなる。しかし、シリコーン系剥離剤を用いる
とファスニングテープとのせん断接着力が極端に低下し
てしまう為、外れ易くなってしまうという欠点がある。
シリコーン系剥離剤に剥離コントロール剤を添加してな
る剥離剤組成物と特定の粘着剤との組み合わせにより高
い剥離力(せん断接着力)を有し、剥離音を抑制する試
みがある(特公平7−59244号公報)が、主剤とな
るシリコーン系剥離剤と添加する剥離コントロール剤の
組み合わせによっては、ファスニングテープを十分に保
持する剥離力があっても従来の長鎖アルキル系剥離剤と
比べ剥離音は何ら改善されず大きな剥離音を立てるもの
が多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に剥離コントロー
ル剤(重剥離化添加剤)としては、MQ樹脂(これはM
単位((CH3)3SiO1/2もしくはCH2=CH(CH
3)2SiO1/2)及びQ単位(SiO4/2)を有する樹
脂)を有するいわゆるレジン構造のものと、SiO4/2
単位を有するシリカ構造のものが用いられる。どちらも
剥離剤塗液塗布層表面上で部分的に架橋密度の高い部分
を形成することにより剥離抵抗を重くするものと考えら
れている。前記特公平7−59244号公報に開示の技
術では、シリコーン系剥離剤に剥離コントロール剤を添
加することによりファスニングテープを十分に保持する
剥離力を有することが出来るが、その結果、剥離剤塗布
物の表面塗膜強度が強くなりファスニングテープをフロ
ントシートから剥した際に大きな剥離音を立てるという
問題がある。
ル剤(重剥離化添加剤)としては、MQ樹脂(これはM
単位((CH3)3SiO1/2もしくはCH2=CH(CH
3)2SiO1/2)及びQ単位(SiO4/2)を有する樹
脂)を有するいわゆるレジン構造のものと、SiO4/2
単位を有するシリカ構造のものが用いられる。どちらも
剥離剤塗液塗布層表面上で部分的に架橋密度の高い部分
を形成することにより剥離抵抗を重くするものと考えら
れている。前記特公平7−59244号公報に開示の技
術では、シリコーン系剥離剤に剥離コントロール剤を添
加することによりファスニングテープを十分に保持する
剥離力を有することが出来るが、その結果、剥離剤塗布
物の表面塗膜強度が強くなりファスニングテープをフロ
ントシートから剥した際に大きな剥離音を立てるという
問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために種々検討した結果、フロントシートの表面
にシリコーン系剥離剤を塗布して成るシリコーンポリマ
ーの塗膜強度を特定の強度以下に柔らかくすることによ
り、上記の課題、即ちフロントシートとファスニングテ
ープ間の剥離力(せん断接着力)を維持しながら剥離音
を軽減しうることを見い出し、本発明を完成したもので
ある。
決するために種々検討した結果、フロントシートの表面
にシリコーン系剥離剤を塗布して成るシリコーンポリマ
ーの塗膜強度を特定の強度以下に柔らかくすることによ
り、上記の課題、即ちフロントシートとファスニングテ
ープ間の剥離力(せん断接着力)を維持しながら剥離音
を軽減しうることを見い出し、本発明を完成したもので
ある。
【0007】即ち本発明は、剥離剤としてシリコーン系
剥離剤を用いた剥離剤含有塗液において、該塗液に剥離
コントロール剤及び/又は密着性向上剤を加え、厚さ2
0μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム上に固形重量
で0.20g/m2となるように塗布し、120℃×3
0秒間加熱処理して形成した塗膜が、鉛筆硬度4Hにて
250g以下の荷重で塗膜変形するように塗液を調整し
たことを特徴とする剥離剤含有塗液である。また、該剥
離剤含有塗液を支持体に塗布し、加熱処理して塗布層を
形成した剥離剤塗布物である。
剥離剤を用いた剥離剤含有塗液において、該塗液に剥離
コントロール剤及び/又は密着性向上剤を加え、厚さ2
0μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム上に固形重量
で0.20g/m2となるように塗布し、120℃×3
0秒間加熱処理して形成した塗膜が、鉛筆硬度4Hにて
250g以下の荷重で塗膜変形するように塗液を調整し
たことを特徴とする剥離剤含有塗液である。また、該剥
離剤含有塗液を支持体に塗布し、加熱処理して塗布層を
形成した剥離剤塗布物である。
【0008】更に、シリコーン系剥離剤に、剥離コント
ロール剤及び/又は密着性向上剤を加えた剥離剤含有塗
液を支持体に塗布し、加熱処理して形成した塗膜が、鉛
筆硬度4Hにて250g以下の荷重で塗膜変形するよう
ことを特徴とする剥離剤塗布物である。
ロール剤及び/又は密着性向上剤を加えた剥離剤含有塗
液を支持体に塗布し、加熱処理して形成した塗膜が、鉛
筆硬度4Hにて250g以下の荷重で塗膜変形するよう
ことを特徴とする剥離剤塗布物である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について主として使
い捨てオムツ用シートに用いた場合について説明する
が、本発明は医療用テープを用いた剥離剤塗布物として
使用するにも適しており、また一般に用いられる包装用
テープに用いた場合にも剥離音が軽減されることから有
用である。
い捨てオムツ用シートに用いた場合について説明する
が、本発明は医療用テープを用いた剥離剤塗布物として
使用するにも適しており、また一般に用いられる包装用
テープに用いた場合にも剥離音が軽減されることから有
用である。
【0010】本発明の剥離剤はシリコーン系剥離剤を使
用し、剥離コントロール剤及び/又は密着性向上剤を加
えたものである。シリコーン系剥離剤としてはジメチル
ポリシロキサンを主体とする通常用いられる付加反応
型、あるいは縮合反応型シリコーンのいずれも使用可能
であるがシリコーンの硬化反応性の高い付加反応型が望
ましい。具体的にはBY−24−162,BY23−7
53(東レダウコーニング),KS−3703(信越化
学)等を使用することができる。剥離力を重くする目的
で一般的に使用されている剥離コントロール剤として
は、SiO4/2単位と(CH3)3SiO1/2単位、あるい
はCH2=CH(CH3)2SiO1/2単位を有するいわゆ
るレジン構造のものや、SiO4/2単位を有するシリカ
構造のものが使用可能であるが、具体的にはBY23−
753,BY−24−843,SD7292(東レダウ
コーニング)、KS−3800(信越化学)等を使用す
ることができる。また、シリコーン系剥離剤と高分子フ
ィルム等の支持体との密着性を向上させるための密着向
上剤としては、シランカップリング剤等が使用できる。
これらの付加反応型シリコーン剥離剤を硬化させる触媒
としては白金系触媒が好ましく、具体的にはSRX−2
12(東レダウコーニング)、PL−50−T(信越化
学)等を使用することができる。
用し、剥離コントロール剤及び/又は密着性向上剤を加
えたものである。シリコーン系剥離剤としてはジメチル
ポリシロキサンを主体とする通常用いられる付加反応
型、あるいは縮合反応型シリコーンのいずれも使用可能
であるがシリコーンの硬化反応性の高い付加反応型が望
ましい。具体的にはBY−24−162,BY23−7
53(東レダウコーニング),KS−3703(信越化
学)等を使用することができる。剥離力を重くする目的
で一般的に使用されている剥離コントロール剤として
は、SiO4/2単位と(CH3)3SiO1/2単位、あるい
はCH2=CH(CH3)2SiO1/2単位を有するいわゆ
るレジン構造のものや、SiO4/2単位を有するシリカ
構造のものが使用可能であるが、具体的にはBY23−
753,BY−24−843,SD7292(東レダウ
コーニング)、KS−3800(信越化学)等を使用す
ることができる。また、シリコーン系剥離剤と高分子フ
ィルム等の支持体との密着性を向上させるための密着向
上剤としては、シランカップリング剤等が使用できる。
これらの付加反応型シリコーン剥離剤を硬化させる触媒
としては白金系触媒が好ましく、具体的にはSRX−2
12(東レダウコーニング)、PL−50−T(信越化
学)等を使用することができる。
【0011】これら上記成分をトルエン等の溶剤に溶解
する。場合によっては混合溶剤でも構わない。具体的に
はトルエンとn−ヘキサンの7:3混合液(重量比)等
である。上記成分の合計の濃度は1〜10%、好ましく
は2〜5%である。
する。場合によっては混合溶剤でも構わない。具体的に
はトルエンとn−ヘキサンの7:3混合液(重量比)等
である。上記成分の合計の濃度は1〜10%、好ましく
は2〜5%である。
【0012】本発明は、このようにして得られた剥離剤
含有塗液を、予め厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム上に固形重量で0.20g/m2となるよう
に塗布し、120℃×30秒間加熱処理して形成する。
得られた塗膜が鉛筆硬度4Hにて250g以下の荷重で
塗膜変形するような塗液が、課題を解決できる剥離剤塗
布物が得られるのである。例えばオムツ用フロントシー
トの場合、ファスニングテープを貼り付けるときに高保
持性を有するとともに、ファスニングテープを剥がす際
の剥離音は小さくなる。調整方法としては、シリコーン
系剥離剤の官能基の数を減らしたり、触媒の使用量を減
らしたりするなど適宜調整することにより可能である。
含有塗液を、予め厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム上に固形重量で0.20g/m2となるよう
に塗布し、120℃×30秒間加熱処理して形成する。
得られた塗膜が鉛筆硬度4Hにて250g以下の荷重で
塗膜変形するような塗液が、課題を解決できる剥離剤塗
布物が得られるのである。例えばオムツ用フロントシー
トの場合、ファスニングテープを貼り付けるときに高保
持性を有するとともに、ファスニングテープを剥がす際
の剥離音は小さくなる。調整方法としては、シリコーン
系剥離剤の官能基の数を減らしたり、触媒の使用量を減
らしたりするなど適宜調整することにより可能である。
【0013】この剥離剤含有塗液の塗工方法は、バーコ
ーター、グラビアコーター等により二軸延伸ポリプロピ
レンフィルム(OPP)、無延伸ポリプロピレンフィル
ム(CPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)
等の支持体の片面に塗布される。塗布量としては0.0
5〜1.00g/m2、好ましくは0.10〜0.50
g/m2である。塗工後の硬化処理は、剥離剤の種類、
成分によって異なるが一般的手段として加熱処理、紫外
線照射処理等により剥離剤層の硬化を行う。
ーター、グラビアコーター等により二軸延伸ポリプロピ
レンフィルム(OPP)、無延伸ポリプロピレンフィル
ム(CPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)
等の支持体の片面に塗布される。塗布量としては0.0
5〜1.00g/m2、好ましくは0.10〜0.50
g/m2である。塗工後の硬化処理は、剥離剤の種類、
成分によって異なるが一般的手段として加熱処理、紫外
線照射処理等により剥離剤層の硬化を行う。
【0014】
【実施例】以下、実施例、比較例を示すことにより本発
明を一層具体的に示すが、本発明はこれに限定されるも
のではない。尚、以下において部、%とあるのは全て重
量部、重量%を示す。
明を一層具体的に示すが、本発明はこれに限定されるも
のではない。尚、以下において部、%とあるのは全て重
量部、重量%を示す。
【0015】
【実施例1】 シリコーン系剥離剤 100部 (BY23−753:東レダウコーニング,固形分30%) 密着向上剤(SD7200:東レダウコーニング) 2部 白金触媒(SRX−212:東レダウコーニング) 7部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 この混合溶液を剥離剤とし、基材として20μm厚の二
軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)上に
メイヤーバーを用いて0.20g/m2 になるよう塗布
した後120℃×30秒間加熱処理して硬化させ、剥離
剤塗布物を形成させたものを試料片とした。
軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)上に
メイヤーバーを用いて0.20g/m2 になるよう塗布
した後120℃×30秒間加熱処理して硬化させ、剥離
剤塗布物を形成させたものを試料片とした。
【0016】
【実施例2】 シリコーン系剥離剤 80部 (BY23−753:東レダウコーニング,固形分30%) 剥離コントロール剤 20部 (BY−24−843:東レダウコーニング,固形分50%) 密着向上剤(SD7200:東レダウコーニング) 2部 白金触媒(SRX−212:東レダウコーニング) 7部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 上記にて得られた混合溶液を剥離剤として用いた以外は
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
【0017】
【実施例3】 シリコーン系剥離剤 60部 (BY−24−162:東レダウコーニング,固形分30%) 剥離コントロール剤 40部 (BY−24−843:東レダウコーニング,固形分50%) 密着向上剤(SD7200:東レダウコーニング) 2部 白金触媒(SRX−212:東レダウコーニング) 7部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 上記にて得られた混合溶液を剥離剤として用いた以外は
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
【0018】
【実施例4】 シリコーン系剥離剤(KS3703:信越化学,固形分30%) 70部 剥離コントロール剤(KS3800:信越化学,固形分30%) 30部 白金触媒(PL−50−T:信越化学) 15部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 上記にて得られた混合溶液を剥離剤として用いた以外は
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
【0019】
【比較例1】 シリコーン系剥離剤 80部 (SD−7234:東レダウコーニング,固形分30%) 剥離コントロール剤 20部 (SD−7292:東レダウコーニング,固形分60%) 密着向上剤(SD7200:東レダウコーニング) 2部 白金触媒(SRX−212:東レダウコーニング) 7部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 上記にて得られた混合溶液を剥離剤として用いた以外は
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
【0020】
【比較例2】 シリコーン系剥離剤 70部 (SD−7234:東レダウコーニング,固形分30%) 剥離コントロール剤 30部 (SD−7292:東レダウコーニング,固形分60%) 密着向上剤(SD7200:東レダウコーニング) 2部 白金触媒(SRX−212:東レダウコーニング) 7部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 上記にて得られた混合溶液を剥離剤として用いた以外は
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
【0021】
【比較例3】 シリコーン系剥離剤 50部 (BY−24−162:東レダウコーニング,固形分30%) 剥離コントロール剤 50部 (SD−7292:東レダウコーニング,固形分60%) 密着向上剤(SD7200:東レダウコーニング) 2部 白金触媒(SRX−212:東レダウコーニング) 7部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 上記にて得られた混合溶液を剥離剤として用いた以外は
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
【0022】
【比較例4】 シリコーン系剥離剤 100部 (BY−24−162:東レダウコーニング,固形分30%) 密着向上剤(SD7200:東レダウコーニング) 2部 白金触媒(SRX−212:東レダウコーニング) 7部 トルエン:n−ヘキサン(7:3)にて固形分濃度2.8%に希釈。 上記にて得られた混合溶液を剥離剤として用いた以外は
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
実施例1と同じ条件で試料片を製造した。
【0023】上記方法により得られた剥離剤塗布物の塗
膜強度(引掻き強度)、剥離力、せん断接着力、剥離
音、外れ難さを測定し、その結果を表1に示す。
膜強度(引掻き強度)、剥離力、せん断接着力、剥離
音、外れ難さを測定し、その結果を表1に示す。
【0024】〔塗膜強度〕連続荷重式引掻き試験機(H
EIDON製トライボギア タイプ:20)にペンテル
の鉛筆硬度4H(直径0.5mm)の芯をセットし引掻
き、塗膜が変形する荷重(g)を測定。
EIDON製トライボギア タイプ:20)にペンテル
の鉛筆硬度4H(直径0.5mm)の芯をセットし引掻
き、塗膜が変形する荷重(g)を測定。
【0025】〔剥離力〕ステンレス板上に各剥離剤塗布
物を固定させ、剥離処理面上にファスニングテープ(花
王製,25mm幅)を貼り2kgの圧着ローラーで1往
復圧着後、3分以内に200mm/分で180°剥離力
を測定した。50 gf/25mm未満の場合使い捨ておむつに
用いた場合ファスニングテープが剥がれ易くなるので、
50 gf/25mm以上が好ましい。
物を固定させ、剥離処理面上にファスニングテープ(花
王製,25mm幅)を貼り2kgの圧着ローラーで1往
復圧着後、3分以内に200mm/分で180°剥離力
を測定した。50 gf/25mm未満の場合使い捨ておむつに
用いた場合ファスニングテープが剥がれ易くなるので、
50 gf/25mm以上が好ましい。
【0026】〔せん断接着力〕各剥離剤塗布物をSUS
板上に固定させ、剥離処理面上にファスニングテープの
貼付面積が25mm×25mmになるように一端を貼付
し、2kgの圧着ローラーにて1往復した直後、引っ張
り試験機にて300mm/分で他端側をせん断方向に引
っ張り、せん断力を測定した。
板上に固定させ、剥離処理面上にファスニングテープの
貼付面積が25mm×25mmになるように一端を貼付
し、2kgの圧着ローラーにて1往復した直後、引っ張
り試験機にて300mm/分で他端側をせん断方向に引
っ張り、せん断力を測定した。
【0027】〔モニターテスト〕 〔剥離音〕各剥離剤塗布物を実際の使い捨てオムツのフ
ロント部に取り付け、剥離処理面上にファスニングテー
プ(花王製、25mm幅)を貼り、貼着後3分以内にフ
ァスニングテープを剥がし、剥離時の音の静かさについ
て5人のモニターテストを行った。5人それぞれが音の
静かさについて判断し、5人中4人以上が剥離音がしな
い(音が静か)と判断した物を○、3人が良好と判断し
たを物を△、2人以下の場合を×とする。
ロント部に取り付け、剥離処理面上にファスニングテー
プ(花王製、25mm幅)を貼り、貼着後3分以内にフ
ァスニングテープを剥がし、剥離時の音の静かさについ
て5人のモニターテストを行った。5人それぞれが音の
静かさについて判断し、5人中4人以上が剥離音がしな
い(音が静か)と判断した物を○、3人が良好と判断し
たを物を△、2人以下の場合を×とする。
【0028】〔外れにくさ〕各剥離剤塗布物を実際の使
い捨てオムツのフロント部に取り付け、剥離処理面上に
ファスニングテープ(花王製、25mm幅)を貼り、貼
着後3分後にファスニングテープの外れにくさについて
5人のモニターテストを行った。5人中4人以上が良好
(外れにくい)と判断した物を○、3人が良好と判断し
たを物を△、2人以下の場合を×とする。
い捨てオムツのフロント部に取り付け、剥離処理面上に
ファスニングテープ(花王製、25mm幅)を貼り、貼
着後3分後にファスニングテープの外れにくさについて
5人のモニターテストを行った。5人中4人以上が良好
(外れにくい)と判断した物を○、3人が良好と判断し
たを物を△、2人以下の場合を×とする。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明はフロントシートの塗膜強度を2
50g(鉛筆硬度4H)以下にすることによりファスニ
ングテープを固定する際に、フロントシートからファス
ニングテープが外れにくい一方、剥離時には剥離音が軽
減できるという効果を有する。
50g(鉛筆硬度4H)以下にすることによりファスニ
ングテープを固定する際に、フロントシートからファス
ニングテープが外れにくい一方、剥離時には剥離音が軽
減できるという効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】剥離剤としてシリコーン系剥離剤を用いた
剥離剤含有塗液において、該塗液に剥離コントロール剤
及び/又は密着性向上剤を加え、厚さ20μmの二軸延
伸ポリプロピレンフィルム上に固形重量で0.20g/
m2 となるように塗布し、120℃×30秒間加熱処理
して形成した塗膜が、鉛筆硬度4Hにて250g以下の
荷重で塗膜変形するように塗液を調整したことを特徴と
する剥離剤含有塗液。 - 【請求項2】シリコーン系剥離剤に、剥離コントロール
剤及び/又は密着性向上剤を加えた剥離剤含有塗液を支
持体に塗布し、加熱処理して形成した塗膜が、鉛筆硬度
4Hにて250g以下の荷重で塗膜変形するよう塗布層
を形成した特徴とする剥離剤塗布物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3032497A JPH10226781A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 剥離剤含有塗液および剥離剤塗布物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3032497A JPH10226781A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 剥離剤含有塗液および剥離剤塗布物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10226781A true JPH10226781A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12300637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3032497A Pending JPH10226781A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 剥離剤含有塗液および剥離剤塗布物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10226781A (ja) |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP3032497A patent/JPH10226781A/ja active Pending
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