JPH1022876A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JPH1022876A
JPH1022876A JP17375896A JP17375896A JPH1022876A JP H1022876 A JPH1022876 A JP H1022876A JP 17375896 A JP17375896 A JP 17375896A JP 17375896 A JP17375896 A JP 17375896A JP H1022876 A JPH1022876 A JP H1022876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転送レートの向上や秘匿性の向上が可能な周
波数ホッピング方式のスペクトラム拡散無線通信システ
ムを提供すること。 【解決手段】 周波数ホッピングを行う際に一つの周波
数を利用した通信時間(滞留時間)を変更可能とする。
変更方法は、ダイヤル部39により使用者が任意に設定
することができる。データ量が多い画像情報等の時は滞
留時間を大きくし、データ量の少ない音声情報等の時は
滞留時間を小さくする。秘匿性を求めるならば滞留時間
を小さくし秘匿性を求めないならば滞留時間を大きくし
てもよい。このような滞留時間の設定は、使用者による
マニュアル操作だけでなく、データ種別を判別して自動
的に設定されるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数ホッピング
方式により所定のホッピングパターンに従って周波数を
切り替えながら通信機相互間で双方向通信を行う無線通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記スペクトラム拡散通信方式を
用いた無線通信システムにおいて、周波数の有効利用、
かつ、秘匿性を高めるために使用されている周波数ホッ
ピング方式(以下、FH方式という)による通信方式が
ある。FH方式は搬送波を拡散符号系列により予め定め
られた規則に従い、ホッピングさせることにより拡散を
行うものである。FH方式によるスペクトラム拡散通信
方式を使用した従来の双方向通信システムは例えば図1
2のように構成されていた。
【0003】まず、送信する場合の通信機の動作につい
て説明する。拡散符号系列発生器5から出力される拡散
符号系列に従って周波数シンセサイザ6からはランダム
な周波数の信号が出力される。送信データ入力端子20
には一次変調信号が入力される。送信データ入力端子2
0に供給された一次変調信号は周波数シンセサイザ6か
らの出力によりアップコンバータ3で出力周波数が決定
される。アップコンバータ3により周波数変換された送
信データは、増幅器8で増幅された後、共用器10を経
てアンテナ11から送信出力される。
【0004】次に受信する場合の通信機の動作について
説明する。アンテナ11で受信された信号は共用器10
で送信波と分離され、増幅器9で増幅された後にダウン
コンバータ7に入力され、ダウンコンバータ7により前
記周波数シンセサイザ6からの周波数を指定する信号に
基づいて周波数変換され、復調器12により復調されて
受信データとされる。この受信データは図示外のデータ
演算回路に出力されると共に同期回路4にも出力され
る。
【0005】同期回路4では受信信号からホッピング周
波数の位相が検出され、同期回路4から拡散符号系列発
生器5に同期信号が出力される。拡散符号系列発生器5
は入力された同期信号に従い、拡散符号系列を出力す
る。拡散符号系列発生器5から出力された拡散符号系列
は周波数シンセサイザ6に供給される。周波数シンセサ
イザ6は入力された拡散符号系列に従ってランダムな周
波数の出力を発生する。ダウンコンバータ7は受信信号
と周波数シンセサイザ6からの出力とを乗算して受信信
号を逆拡散する。
【0006】ダウンコンバータ7において逆拡散された
逆拡散信号は復調器12で復調され、復調器12におい
て受信データを得て、復調された受信データは受信デー
タ出力端子21から出力される。このような送受信機で
双方向通信を行うには、これらの送信機と受信機とが同
時に動作することになる。
【0007】尚、前記ランダムな周波数とは、前記拡散
符号発生器5から同期信号の入力の度に出力される拡散
符号がランダムに変更することを意味し、この拡散符号
の系列(周波数ホッピングパターン)を一組の通信装置
相互で共有することにより、送受信が行われるのであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記F
H方式を利用した無線通信システムでは、ホッピングし
た直後に上記周波数シンセサイザの発生する周波数が安
定する時間(以下「占有時間」という)が必要となる。
ここで、FH方式を利用した無線通信は、通話の秘匿性
や多チャンネル化のために、同一周波数での通信時間に
上限が定められており、通常は上限よりも十分小さい時
間を滞留時間T’とし、この滞留時間T’毎にホッピン
グが行われている。図13に示すようにある周波数帯
(例えばf1)から、別の周波数帯(例えばf2)に周
波数がホップする際の、周波数の不安定な時間(t)が
占有時間である。この占有時間中は通常の通信は不可能
であり、周波数が安定するまでの間、システム全体に待
ち時間が存在する。その結果、通常アマチュア無線等で
用いられる搬送周波数を一定とした通信と比較するとそ
の伝送速度は原理的に低下する。
【0009】一方、通信情報の秘匿性を考慮すると、搬
送周波数を一定とするよりも頻繁に周波数をホップさせ
ることが好ましい。本発明は、上述した問題点を解決す
るためになされたものであり、転送レートの向上又は秘
匿性の向上のいずれかを図ることができる無線通信シス
テムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、請求項1記載の発明は、周波数ホッピ
ング方式により所定のホッピングパターンに従って周波
数を切り替えながら双方向通信を行う無線通信システム
において、前記所定のホッピングパターンに従って切り
替えられた周波数を使用し続ける時間(以下、滞留時間
という)の長さを変更し、該変更した滞留時間により通
信を行う滞留時間制御手段を備えたことを特徴とする。
【0011】かかる無線通信システムでは、滞留時間制
御手段により滞留時間の長さを変更可能であり、滞留時
間制御手段にて変更された滞留時間によりFH方式で通
信を行う。ここで、滞留時間の長さは、例えば通話の秘
匿性や多チャンネル化のために同一周波数での通信時間
に上限が定められているため、通常はこの上限値以下に
設定される。変更された滞留時間がこの上限値に近けれ
ば近いほど、時間当りの周波数がホップする回数が少な
くなるため、上述の占有時間のトータル長さが短くな
り、転送レートが上がる。一方、変更された滞留時間が
短くなるほど、時間当りの周波数がホップする回数が多
くなるため、情報の秘匿性が向上する。
【0012】かかる無線通信システムによれば、滞留時
間を長くすれば周波数ホッピング時の占有時間を少なく
することによって転送レートの向上を図ることができ、
滞留時間を短くすれば周波数ホッピングの回数が増える
ことによって秘匿性の向上を図ることができるという効
果が得られる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の無
線通信システムであって、滞留時間の長さとして任意の
値を入力可能な滞留時間入力手段を備え、前記滞留時間
制御手段は、滞留時間を前記滞留時間入力手段により入
力された任意の値に変更することを特徴とする。
【0014】かかる無線通信システムでは、利用者は例
えば送信しようとする情報の種類に応じて滞留時間の長
さとして任意の値を入力することができる。例えば、送
信しようとする情報が公表されても構わないものであれ
ば滞留時間を長く設定して転送レートを向上させること
ができ、また、送信しようとする情報が秘匿性の高いも
のであれば滞留時間を短く設定して秘匿性を向上させる
ことができる。
【0015】かかる無線通信システムによれば、利用者
のニーズに応じて滞留時間を変更して転送レートの向上
又は秘匿性の向上のいずれかを図ることができる。請求
項3記載の発明は、請求項1又は2記載の無線通信シス
テムであって、前記滞留時間制御手段は、滞留時間の長
さを、通信情報が音声情報の場合には短くなるように、
通信情報が非音声情報の場合には長くなるように変更す
ることを特徴とする。
【0016】かかる無線通信システムでは、非音声情報
の通信時には滞留時間が長く、音声情報の通信時には滞
留時間が短くなるようにした。これは、非音声情報の場
合には情報量が比較的多いため秘匿性よりもむしろ転送
レートを上げる必要のある場合が多く、一方、音声情報
の場合には情報量が比較的少ないため転送レートを上げ
るよりもむしろ秘匿性を重視すべき場合が多いことに着
目したことによる。例えば、通信情報が非音声情報であ
るか音声情報であるかを逐次判断して滞留時間を逐次変
更するように構成してもよいが、次のように構成しても
よい。即ち、送信側の通信機がファクシミリ専用機のよ
うに非音声情報である画像情報のみを送信するものであ
るかまたは電話機のように音声情報のみを送信するもの
であるかを、送信側の通信機に固有の信号(例えばID
信号)によって受信側の通信機が認識し、その認識した
結果に応じて受信側の通信機は滞留時間変更手段により
滞留時間を変更させるように構成してもよい。
【0017】かかる無線通信システムによれば、情報の
種類に応じて、適切な滞留時間に変更することにより転
送レートの向上又は秘匿性の向上のいずれかを図ること
ができるという効果が得られる。請求項4記載の発明
は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の無線通信シ
ステムであって、前記滞留時間制御手段は、通信情報が
滞留時間情報を含む場合には、滞留時間を該滞留時間情
報に応じた値となるように変更することを特徴とする。
【0018】かかる無線通信システムでは、例えば、送
信側の通信機は送信情報を送る毎に滞留時間情報も付加
させて送るように構成してもよい。この場合、滞留時間
の長さは、例えば、画像情報などのような非音声情報の
場合には長く、音声情報の場合には短く、というよう
に、送信情報に応じて決めてもよい。
【0019】かかる無線通信システムによれば、通信情
報に含まれる滞留時間情報に応じて滞留時間が変更され
るため、通信情報の種類に応じた長さの滞留時間により
双方向通信が行われ、転送レートの向上又は秘匿性の向
上のいずれかを図ることができるという効果が得られ
る。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の無線通信システムであって、前記
滞留時間制御手段は、パケット交換方式により通信する
場合には、滞留時間のうち通信可能時間がパケット長の
整数倍となるように滞留時間を変更することを特徴とす
る。
【0021】かかる無線通信システムでは、パケット交
換方式による通信を行う。パケット交換方式において
は、通信情報は一旦バッファメモリに蓄積され、その後
一定長のブロックに分割されたもの(パケットという)
を相手先に転送する。この場合、滞留時間のうち通信可
能時間(滞留時間のうち占有時間を除いた時間)がパケ
ット長の整数倍でなければ、通信可能時間とパケット長
の整数倍との差が余り時間となってしまい、この余り時
間は情報を送ることができず、転送レートを十分に上げ
ることができない。これに対して通信可能時間がパケッ
ト長の整数倍であれば、このような余り時間が発生しな
いため、効率よく送信でき、結果的に転送レートが上が
る。
【0022】かかる無線通信システムによれば、パケッ
ト通信を行う場合において転送レートを上げることがで
きるという効果が得られる。請求項6記載の発明は、請
求項1〜5のいずれかに記載の無線通信システムであっ
て、滞留時間の変更パターンを記憶する変更パターン記
憶手段を備え、前記滞留時間制御手段は、前記変更パタ
ーン記憶手段に記憶された滞留時間の変更パターンに従
って滞留時間を変更することを特徴とする。
【0023】かかる無線通信システムでは、滞留時間の
変更パターンに従ってある周波数の滞留時間が決定され
る。ここで、変更パターンは、例えば、切り替わる周波
数毎に滞留時間が決められていてもよいし、あるいは一
定時間ごとにそのときの周波数を維持するか変更するか
が決められていてもよい。この場合、第三者が通信情報
を傍受しようとしても、周波数が切り替わるばかりでな
く滞留時間も切り替わるため傍受することはきわめて困
難であり、秘匿性が向上するという効果が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、
下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の
技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはい
うまでもない。
【0025】図1は本実施例の通信機の回路構成を表す
ブロック図、図2は本実施例の無線通信の手順を表すフ
ローチャートである。尚、通信機1a、1bは略同等の
構成であるため、ここでは通信機1として以下に説明す
る。但し、通信機1a、1bを区別する必要がある場合
には、通信機1aの構成を表す符号には末尾にaを付
し、通信機1bの構成を表す符号には末尾にbを付す。
【0026】本実施例の通信機1は、主として、同期部
25、拡散符号系列発生器26、通信部50、制御部3
8を備えている。同期部25は、通信相手との同期をと
るための回路であり、一定周波数の同期信号を制御部3
8に出力するように構成されている。
【0027】拡散符号系列発生器26は、前記同期信号
に応答して制御部38が出力する指令信号を読み取り、
それが周波数のホッピングを指令する周波数ホップ指令
信号である場合には拡散符号系列であるホッピングテー
ブル35(下記表1参照)の次列の拡散符号を周波数シ
ンセサイザ28に出力する。
【0028】
【表1】
【0029】通信部50は、拡散符号系列発生器26か
ら拡散符号が与えられると、それに応じた発振周波数を
周波数シンセサイザ28が発振する。この周波数シンセ
サイザ28からの発振周波数(fN')の信号は、アップ
コンバータ22にてデータ冗長器36からの信号(周波
数fIF)と混合されて周波数fN の送信信号として出力
され、増幅器30で増幅されて共用器32を介してアン
テナ33から発信される。一方、アンテナ33で受信し
た周波数fN の信号は、共用器32を介して増幅器31
にて増幅され、ダウンコンバータ29にて周波数シンセ
サイザ28からの発振周波数(fN')の信号と混合され
て、出力信号(周波数fIF)を生成し、この信号を復調
器34に出力する。
【0030】制御部38は、前記同期信号に応答して動
作し、受信データ出力端子21とダウンコンバータ29
との間に接続された復調器34にその入力側が接続さ
れ、その出力側は一次変調器37を介してデータ冗長器
36に接続されている。このデータ冗長器36は送信デ
ータ入力端子20とアップコンバータ22との間に接続
され、送信データ入力端子20から入力された送信デー
タと制御部38からのデータとを冗長するものである。
【0031】また、制御部38は、周知のCPU等を含
んで構成され、ダイヤル部39、記憶部40、タイマ部
41等を備えている。ダイヤル部39は、本発明の滞留
時間入力手段に相当し、利用者がダイヤルつまみを回す
ことにより、送信する際の滞留時間を任意の値に設定で
きるものである。記憶部40は、例えば周知のRAMや
ROM等から構成されている。この記憶部40には、あ
る周波数帯から別の周波数帯に周波数がホップする際に
周波数が不安定となる時間として、所定の占有時間tが
記憶されている。また、ダイヤル部39にて変更された
滞留時間も逐次記憶される。
【0032】次に2つの通信機1a、1bの双方向通信
につき、図2(a)、(b)のフローチャート及び図3
のタイムチャートに基づいて説明する。ここでの送信デ
ータのフォーマットは図4に示すようにヘッダに滞留時
間情報が付され、その後ろに送信情報が付されたもので
ある。尚、図2(a)、(b)のフローチャートにおけ
るステップ番号のうち下2桁が一致している処理につい
ては略同時に行われていることを表す。また、両通信機
1a、1bは同期がとれているものとして説明を進める
こととする。
【0033】まず、通信機1aの処理について図2
(a)に基づいて説明する。処理が開始されると、制御
部38aは周波数ホップ信号を拡散符号系列発生器26
aに出力し、次列の拡散符号を発生させ、周波数をホッ
プさせる(S101)。すると、拡散符号系列発生器2
6aは拡散符号列のうち次列の拡散符号をアップコンバ
ータ22に与える。
【0034】続いて、制御部38aは、所定の占有時間
tが経過したか否かを判断する(S102)。即ち、記
憶部40aから所定の占有時間tを読み出し、この占有
時間tをタイマ部41aにセットしてカウントダウンを
開始させ、タイマ部41aのカウントがゼロになったか
否かで所定の占有時間tが経過したか否かを判断する。
占有時間tが経過していなければ(S102でNO)、
再びS102の処理を行う。一方、占有時間tが経過し
たならば(S102でYES)、ホップした周波数で安
定したものとみなし、続いてダイヤル部39aにて設定
された滞留時間Tを記憶部40aから読み出し、タイマ
部41aにセットする(S103)。ここで、ダイヤル
部39aにて設定された滞留時間Tをタイマ部41aに
セットすると、タイマ部41aは滞留時間Tから占有時
間tを差し引いた時間のカウントダウンを開始する。
【0035】続いて、制御部38aは、滞留時間Tに基
づいて送信データを作成し、送信する(S104)。具
体的には、送信データ入力端子20aからの入力データ
を基にして、滞留時間Tから占有時間tを差し引いた長
さの送信データを作成し、この送信データと共に滞留時
間情報(ダイヤル部39aにて設定された滞留時間Tを
表す情報)を一次変調器37aに出力し、これらを変調
させてデータ冗長器36aで送信データのヘッダに滞留
時間情報を付加させ、アップコンバータ22a、増幅器
30a、共用器32aを介してアンテナ33aから通信
機1bへ送信する。尚、送信が終了したか否かはタイマ
部41aのカウントがゼロになったか否かで判断する。
【0036】制御部38aは、送信が終了した後、拡散
符号系列発生器26aに周波数ホップ信号を出力し、次
列の拡散符号を発生させ、周波数をホップさせる(S1
07)。そして、所定の占有時間tが経過したか否かを
判断し(S108)、経過していなければ(S108で
NO)、再びS108に戻る。一方、所定の占有時間t
が経過したならば(S108でYES)、ホップした後
の周波数で安定したものとみなし、続いて通信機1bか
らのデータを受信する(S110〜S112)。
【0037】即ち、制御部38aはアンテナ33aから
受信した信号が共用器32a、増幅器31a、ダウンコ
ンバータ29a、復調器34aを経て入力されると、ヘ
ッダに付された滞留時間情報を読み出し(S110)、
その滞留時間情報に表された滞留時間Tb即ち通信機1
bのダイヤル部39bで設定された滞留時間Tbをタイ
マ部41aにセットする(S111)。ここで、通信機
1bのダイヤル部39bにて設定された滞留時間Tbを
タイマ部41aにセットすると、タイマ部41aは滞留
時間Tbから占有時間tとヘッダの受信に要した時間と
を差し引いた時間のカウントダウンを開始する。続い
て、残りのデータを受信する(S112)。尚、受信が
終了したか否かはタイマ部41aのカウントがゼロにな
ったか否かで判断する。そして受信終了後、つまりタイ
マ部41aのカウントがゼロになった後、再び、S10
1以下の処理を行う。
【0038】続いて、通信機1bの処理について説明す
る。尚、この通信機1bの処理は通信機1aの処理と送
受の順序が異なる以外は略同様であるので、やや簡略化
して説明する。まず、処理が開始されると、制御部38
bは通信機1aのS101と同じタイミングで周波数ホ
ップ信号を拡散符号系列発生器26bに出力し、通信機
1aと同じ周波数にホップさせる(S201)。続い
て、通信機1aのS102と同じタイミングで所定の占
有時間tが経過したか否かを判断する(S202)。そ
して所定の占有時間tが経過したならば(S202でY
ES)、続いて通信機1aからのデータを受信する(S
204〜S206)。
【0039】即ち、制御部38bは、ヘッダに付された
滞留時間情報を読み出し(S204)、その滞留時間情
報に表された滞留時間Ta即ち通信機1aのダイヤル部
39aで設定された滞留時間Taをタイマ部41bにセ
ットする(S205)。ここで、滞留時間Taをタイマ
部41bにセットすると、タイマ部41bは滞留時間T
aから占有時間tを差し引いた時間のカウントダウンを
開始する。続いて、残りのデータを受信する(S20
6)。
【0040】制御部38bは、受信が終了した後、拡散
符号系列発生器26bに周波数ホップ信号を出力し、通
信機1aのS107と同じタイミングで周波数をホップ
させる(S207)。そして、所定の占有時間tが経過
した後(S208でYES)、通信機1aへデータを送
信する(S209〜S210)。
【0041】即ち、制御部38bは、ダイヤル部39b
にて設定された滞留時間Tbをタイマ部41bにセット
する(S209)。ここで、滞留時間Tbをタイマ部4
1bにセットすると、タイマ部41bは滞留時間Tbか
ら占有時間tを差し引いた時間のカウントダウンを開始
する。
【0042】続いて、滞留時間Tbに基づいて送信デー
タを作成し、送信する(S210)。送信が終了した
後、つまりタイマ部41bのカウントがゼロになった
後、再びS201に戻る。以上の通信機1a、1bの双
方向通信のタイムチャートを図3に示す。このタイムチ
ャートから明らかなように、ホップされた周波数f1に
おいて滞留時間Taで通信機1aが送信、通信機1bが
受信を行い、次にホップされた周波数f2において滞留
時間Tbで通信機1aが受信、通信機1bが送信を行
い、更にホップされた周波数f3において滞留時間Ta
で通信機1aが送信、通信機1bが受信を行う。このよ
うに、通信機のうち送信する側が主導を握って滞留時間
が決められていく。このとき、滞留時間Ta(又はT
b)は占有時間tを含んだ値となっている。このため、
送信又は受信のタイムスロットの長さは滞留時間Ta
(又はTb)から占有時間tを差し引いた時間である。
【0043】ここで、制御部38が本発明の滞留時間制
御手段に相当し、S103、S104の処理、S11
0、S111の処理、S204、S205の処理、S2
09、S210の処理が滞留時間制御手段の処理に相当
する。以上の本実施例によれば、利用者が滞留時間を長
くすれば、滞留時間に占める周波数ホッピング時の占有
時間の割合を少なくすることができるため、これにより
転送レートの向上を図ることができる。一方、利用者が
滞留時間を短くすれば、周波数ホッピングの回数が増え
ることによって秘匿性の向上を図ることができる。
【0044】尚、上記実施例において、通信機1aの処
理のうちS107、S108の代わりに「送信受信の切
替」を行うものとし、通信機1bの処理のうちS20
7、S208の代わりに「受信送信の切替」を行うもの
としてもよい(図5参照)。この場合、通信機1aはS
101でホップし、その周波数において送信(S102
〜S104)を行った後、引続き受信(S110〜S1
12)を行い、一方、通信機1bは同周波数において受
信(S202〜S206)を行った後、引続き送信(S
209〜S210)を行う。その結果、得られるタイム
チャートは図6のようになる。即ち、送受1単位毎に周
波数がホッピングするのである。この場合も上記実施例
と同様の効果が得られる。
【0045】また、上記実施例の図2中、通信機1aの
S103において、送信データ入力端子20aからの入
力データが音声データの場合には滞留時間TVO、ファク
シミリデータの場合には滞留時間TFA(TFA>TVO、但
し、TFAはFH方式を利用した無線通信における同一周
波数での通信時間の上限値は超えない)をタイマ部41
aにセットしてもよい。具体的には、入力データの中に
例えばCNG信号が含まれていればファクシミリデータ
あると判断して滞留時間TFAとし、CNG信号が含まれ
ていなければ音声データであると判断して滞留時間TVO
としてもよい。あるいは、通信機1aが電話とファクシ
ミリの共用機であった場合、通常は滞留時間TVOにセッ
トし、ファクシミリのスタートボタンを押して送信した
ときのみ滞留時間TFAにセットするようにしてもよい。
【0046】このようにファクシミリデータの滞留時間
FAを音声データの滞留時間TVOよりも長くするのは、
ファクシミリデータの場合には情報量が比較的多いため
秘匿性よりもむしろ転送レートを上げる必要のある場合
が多く、一方、音声データの場合には情報量が比較的少
ないため転送レートを上げるよりもむしろ秘匿性を重視
すべき場合が多いことに着目したことによる。この場
合、送受信データの種類に応じて、適切な滞留時間に変
更することにより転送レートの向上又は秘匿性の向上の
いずれかを図ることができるという効果が得られる。
【0047】更に、上記実施例の図2中、通信機1aの
S103において、自己の機種(ファクシミリ専用機又
は電話機)に基づいて滞留時間をタイマ部41aにセッ
ト(ファクシミリ専用機ならば滞留時間TFA、電話機な
らば滞留時間TVO)し、S104において、滞留時間情
報として自己のID信号を付けて送信してもよい。この
とき、通信機1bのS204では受信したID信号に基
づき相手の機種を判断し、S205で滞留時間TFA又は
滞留時間TVOのいずれかをタイマ部41bにセットす
る。この場合、機種に応じて、適切な滞留時間に変更す
ることにより転送レートの向上又は秘匿性の向上のいず
れかを図ることができるという効果が得られる。
【0048】更にまた、制御部38aは、S103にお
いて、新たな双方向通信を開始する毎に、例えば滞留時
間がランダムに配列されたテーブルから順番に滞留時間
を読み出し、今回の双方向通信において使用する滞留時
間として設定してもよい。この場合、前回の双方向通信
で用いた滞留時間と今回の双方向通信で用いる滞留時間
が変更される。あるいは、制御部38aは、S103に
おいて、例えば下記表2のようにホッピングテーブルに
滞留時間変更テーブルが併記されたものを用いて、滞留
時間を変更するように構成してもよい。この場合、周波
数が切り替わる毎に滞留時間も切り替わる。これらの場
合には、第三者が通信情報を傍受しようとしても、周波
数が切り替わるばかりでなく滞留時間も切り替わるため
傍受することはきわめて困難であり、秘匿性が向上する
という効果が得られる。
【0049】
【表2】
【0050】続いて第2実施例について説明する。第2
実施例の無線通信システムは、第1実施例と同様の構成
であるためその説明を省略する。但し、通信機1aの記
憶部40aの所定領域には、仮の滞留時間TH (ある一
定長さの滞留時間)が記憶されると共に、滞留時間の変
更パターン(例えば下記表3参照)が記憶されている。
通信機1bの記憶部40bにも、仮の滞留時間TH 及び
滞留時間の変更パターン(通信機1aと同じものでもよ
いし、異なるものでもよい)が記憶されている。
【0051】
【表3】
【0052】次に、2つの通信機1a、1bの双方向通
信につき、図7(a)、(b)のフローチャート及び図
8のタイムチャートに基づいて説明する。ここでの送信
データのフォーマットは図9に示すように送信情報の後
ろに滞留時間情報としてのホップ情報フラグが付された
ものである。尚、両通信機1a、1bは同期がとれてい
るものとして説明を進めることとする。また、両フロー
チャートにおけるステップ番号のうち下2桁が一致して
いる処理については略同時に行われていることを表す。
【0053】まず、通信機1aについて説明する。処理
が開始されると、制御部38aは周波数ホップ信号を拡
散符号系列発生器26aに出力し、周波数をホップさせ
る(S301)。すると、拡散符号系列発生器26aは
拡散符号列のうち次列の拡散符号をアップコンバータ2
2に与える。
【0054】続いて、制御部38aは、所定の占有時間
tが経過したか否かを判断する(S302)。所定の占
有時間tが経過したならば(S302でYES)、ホッ
プした周波数で安定したものとみなし、続いてホップ情
報フラグを作成する(S303)。即ち、記憶部40a
の滞留時間の変更パターン(上記表3参照)に従って、
今回のホップ情報が「変更」であればホップ情報フラグ
をオン、「維持」であればホップ情報フラグをオフにセ
ットする。そして、仮の滞留時間TH をタイマ部41a
にセットする。尚、変更パターンは、今回のS303で
番号1に対応するホップ情報をセットした場合、次回の
S303で番号2に対応するホップ情報をセットし、番
号kの後は再び番号1に戻る。
【0055】続いて、制御部38aは、仮の滞留時間T
H に基づいて送信データを作成し、送信する(S30
4)。具体的には、送信データ入力端子20aからの入
力データを基にして、仮の滞留時間TH 分の長さの送信
データを作成し、この送信データと共にホップ情報フラ
グを一次変調器37aに出力し、これらを変調させてデ
ータ冗長器36aで送信データの末端にホップ情報フラ
グを付加させ、アップコンバータ22a、増幅器30
a、共用器32aを介してアンテナ33aから通信機1
bへ送信する。尚、送信が終了したか否かはタイマ部4
1aのカウントがゼロになったか否かで判断する。
【0056】制御部38aは、送信が終了した後、S3
03でセットしたホップ情報フラグを読み取る(S30
5)。ここでホップ情報フラグがオンならば、拡散符号
列に従って次列の拡散符号を発生させて周波数をホップ
させ(S306)、占有時間tが経過した後(S307
でYES)、S309に進む。一方、S305でホップ
情報フラグがオフならば、拡散符号は更新せず、周波数
をホップさせることなく、S309に進む。
【0057】S309にて、制御部38aは通信機1b
からのデータを受信する。アンテナから受信した信号
は、共用器32a、増幅器31a、ダウンコンバータ2
9a、復調器34aを経て入力される。続いて、ホップ
情報フラグを読み出し、ホップ情報フラグのオンオフを
判断する(S310)。そして、S310でホップ情報
フラグがオンならば、S301に進み、拡散符号列に従
って次列の拡散符号を発生させて周波数をホップさせ、
その後S302以下の処理を行う。一方、S310でホ
ップ情報フラグがオフならば、拡散符号は更新せず、周
波数をホップさせることなく、S303以下の処理を行
う。
【0058】続いて、通信機1bの処理について説明す
る。尚、この通信機1bの処理は通信機1aの処理と送
受の順序が異なる以外は略同様であるので、やや簡略化
して説明する。まず、処理が開始されると、制御部38
bは、通信機1aのS301と同じタイミングで周波数
ホップ信号を拡散符号系列発生器26bに出力し、通信
機1aと同じ周波数にホップさせる(S401)。続い
て、通信機1aのS302と同じタイミングで所定の占
有時間tが経過したか否かを判断し(S402)、所定
の占有時間tが経過した後(S402でYES)、続い
て通信機1aからのデータを受信する(S404)。そ
して、ホップ情報フラグを読み出し、読み出したホップ
情報フラグのオンオフを判断する(S405)。S40
5でホップ情報フラグがオンならば、拡散符号列に従っ
て次列の拡散符号を発生させて周波数をホップさせ(S
406)、占有時間tが経過した後(S407でYE
S)、S408に進む。一方、S405で受信したホッ
プ情報フラグがオフならば、拡散符号は更新せず、周波
数をホップさせることなくS408に進む。
【0059】S408において、制御部38bはホップ
情報フラグを作成する。即ち、通信機1bの記憶部40
bに記憶された滞留時間の変更パターンに従って、今回
のホップ情報が「変更」であればホップ情報フラグをオ
ン、「維持」であればホップ情報フラグをオフにセット
する。
【0060】続いて、仮の滞留時間TH に基づいて送信
データを作成し、送信する(S409)。そして送信が
終了した後、S408でセットしたホップ情報フラグを
読み取る(S410)。S410でホップ情報フラグが
オンならば、S401に進み、拡散符号系列に従って次
列の拡散符号を発生させ周波数をホップさせ、S402
以下の処理を行う。一方、S410でホップ情報フラグ
がオフならば、拡散符号を更新せず、周波数をホップさ
せることなくS404に進む。
【0061】以上の通信機1a、1bの双方向通信のタ
イムチャートの一例を図8に示す。ここで、周波数f1
にホップした直後の通信機1aの滞留時間変更パターン
のホップ情報が「維持」であったとすると、通信機1a
はS303でホップ情報フラグをオフにセットする。そ
してこの周波数f1で通信機1aから通信機1bへ仮の
滞留時間TH で送信される。送信後、S303のホップ
情報フラグがオフであったため、周波数f1を維持す
る。
【0062】次いで、通信機1bの滞留時間変更パター
ンのホップ情報が「変更」であったとすると、通信機1
bはS408でホップ情報フラグをオンにセットする。
そして、周波数f1で通信機1bから通信機1aへ仮の
滞留時間TH で送信される。送信後、S408のホップ
情報フラグがオンであったため、周波数f2にホップす
る。
【0063】このように、滞留時間変更パターンに従っ
てホップ情報フラグがオンオフされ、このホップ情報フ
ラグに従って周波数をホップするか否かが決定され、実
際の滞留時間の長さが決定される。以上の本実施例によ
れば、第三者が通信情報を傍受しようとしても、周波数
が切り替わるばかりでなく滞留時間も切り替わるため傍
受することはきわめて困難であり、秘匿性が向上すると
いう効果が得られる。
【0064】上記第2実施例の変形例として、通信機1
aから通信機1bにパケット交換方式で通信する場合に
本実施例を適用してもよい。即ち、通信機1aは、送信
データを一旦バッファメモリに蓄積し、その後一定長の
ブロックに分割されたパケットとし、これを通信機1b
へ送信する構成としてもよい。この場合、通信機1aは
仮の滞留時間TH をパケット長LPAC として記憶部40
aに記憶する。また、制御部38aは、実際の滞留時間
のうちの通信可能時間(占有時間tを除いた時間)が仮
の滞留時間TH のn倍(nは整数)で、且つ、実際の滞
留時間がFH方式を利用した無線通信における同一周波
数での通信時間の上限値を超えないように設定した上
で、変更パターンが例えば下記表4となるように作成し
記憶部40aに記憶する。
【0065】
【表4】
【0066】ここで、上記第2実施例では、図7のフロ
ーチャートにおいて、通信機1aはS305においてホ
ップ情報フラグがオフの場合にはS309以下の受信処
理を行ったが、この変形例では、通信機1aはS305
においてホップ情報フラグがオフの場合には図7(a)
中のに進みS303以下の処理を行うこととする(他
のステップについては上記第2実施例と同じである)。
【0067】この結果、この変形例によれば、図10の
ようなタイムチャートが得られる。即ち、実際の滞留時
間のうち通信可能時間(占有時間tを除いた時間)は、
パケット長LPAC のn倍(ここでは4倍)となる。ここ
で、通信可能時間がパケット長LPAC のn倍でなけれ
ば、図11(b)に示すように実際の滞留時間において
情報を送ることのできない余り時間が生じてしまうた
め、転送レートを十分に上げることができない。しか
し、通信可能時間がパケット長PAC のn倍であれば、図
11(a)に示すように、上述のような余り時間が生じ
ることがなく、転送レートを十分上げることができると
いう効果が得られる。
【0068】尚、送信すべきパケットの総数がmのと
き、m=n×p(pは整数)となるように前記nの値を
定めることが望ましい。mとnが上記関係を満たさない
場合には、図11(c)に示すように、最後のパケット
を送信する際の実際の滞留時間に、パケット長LPAC
の空きが生じ、このため転送レートを十分に上げること
ができない。これに対して、mとnが上記関係を満たす
場合には、このような空きが生じることがないため、転
送レートをより十分に上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無線通信システムを実現するための
通信機の概略ブロック図である。
【図2】 第1実施例における2台の通信機の処理を表
すフローチャートであり、(a)は一方の通信機の処
理、(b)は他方の通信機の処理を表す。
【図3】 第1実施例における無線通信のタイムチャー
トである。
【図4】 第1実施例における送信データフォーマット
の説明図である。
【図5】 第1実施例の変形例における2台の通信機の
処理を表すフローチャートであり、(a)は一方の通信
機の処理、(b)は他方の通信機の処理を表す。
【図6】 第1実施例の変形例における無線通信のタイ
ムチャートである。
【図7】 第2実施例における2台の通信機の処理を表
すフローチャートであり、(a)は一方の通信機の処
理、(b)は他方の通信機の処理を表す。
【図8】 第2実施例における無線通信のタイムチャー
トである。
【図9】 第2実施例における送信データフォーマット
の説明図である。
【図10】 第2実施例の変形例(パケット通信)にお
ける無線通信のタイムチャートである。
【図11】 滞留時間とパケット長との関係を表す説明
図である。
【図12】 従来の無線通信システムに用いる通信機の
概略ブロック図である。
【図13】 従来の無線通信システムにおける、搬送周
波数と時間との関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1・・・通信機、20・・・送信データ入力端子、21
・・・受信データ出力端子、22・・・アップコンバー
タ、25・・・同期部、26・・・拡散符号系列発生
器、28・・・周波数シンセサイザ、29・・・ダウン
コンバータ、30、31・・・増幅器、32・・・共用
器、33・・・アンテナ、34・・・復調器、36・・
・データ冗長器、37・・・一次変調器、38・・・制
御部、39・・・ダイヤル部、40・・・記憶部、41
・・・タイマ部、50・・・通信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数ホッピング方式により所定のホッ
    ピングパターンに従って周波数を切り替えながら通信機
    相互間で双方向通信を行う無線通信システムにおいて、 前記所定のホッピングパターンに従って切り替えられた
    周波数を使用し続ける時間(以下、滞留時間という)の
    長さを変更し、該変更した滞留時間により通信を行う滞
    留時間制御手段を備えたことを特徴とする無線通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 滞留時間の長さとして任意の値を入力可
    能な滞留時間入力手段を備え、 前記滞留時間制御手段は、滞留時間を前記滞留時間入力
    手段により入力された任意の値に変更することを特徴と
    する請求項1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記滞留時間制御手段は、滞留時間の長
    さを、通信情報が音声情報の場合には短くなるように、
    通信情報が非音声情報の場合には長くなるように変更す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通
    信システム。
  4. 【請求項4】 前記滞留時間制御手段は、通信情報が滞
    留時間情報を含む場合には、滞留時間を該滞留時間情報
    に応じた値となるように変更することを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれかに記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記滞留時間制御手段は、パケット交換
    方式により通信する場合には、滞留時間のうち通信可能
    時間がパケット長の整数倍となるように滞留時間を変更
    することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 滞留時間の変更パターンを記憶する変更
    パターン記憶手段を備え、 前記滞留時間制御手段は、前記変更パターン記憶手段に
    記憶された滞留時間の変更パターンに従って滞留時間を
    変更することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれ
    かに記載の無線通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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