JPH10229291A - 配線基板及びその製造方法 - Google Patents

配線基板及びその製造方法

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JPH10229291A
JPH10229291A JP3191997A JP3191997A JPH10229291A JP H10229291 A JPH10229291 A JP H10229291A JP 3191997 A JP3191997 A JP 3191997A JP 3191997 A JP3191997 A JP 3191997A JP H10229291 A JPH10229291 A JP H10229291A
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ferrite
hole
thin film
wiring board
substrate
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JP3191997A
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Akinori Seki
章憲 関
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Toyota Motor Corp
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  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなる電子部品についてもより的確に電磁
波障害除去・発振防止を行うことのできる配線基板及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 セラミック基板10aの上下面に薄膜A
2 3 絶縁層14が形成され、この上下絶縁層14の
表面に薄膜Al配線15が設けられる。また、この上下
の配線15は、スルーホール16aにより連結される。
なお、スルーホール16a近傍の配線15は、ランド1
7を形成する。また、基板10の上面配線15上には、
トランジスタ18がそのリード19をランド17にハン
ダ付けされて固定される。このリード19が接続された
ランド17下のスルーホール16a外周部に、薄膜絶縁
層14を介して円筒状の薄膜フェライト層20が形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は配線基板及びその
製造方法に係り、詳しくは、磁性材料を用いて電磁波障
害除去・発振防止対策を施した配線基板及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、GaAsFET(ガリウム砒素電
界効果トランジスタ)やHEMT(High Electron M
obility Transisitor)などゲインの高いトランジスタ
のDC特性測定(電流電圧特性を自動スイープで行う測
定)を行う場合、一般に発振抑制対策が講じられる。
【0003】例えば、測定ケーブルにリング状のフェラ
イトビーズを環装したり、発振抑制を考慮したバイアス
回路(コンデンサ、コイル及び抵抗から構成される)を
設けた基板に前記トランジスタをセットするなどの発振
抑制対策を施した上でこうした測定が行われる。
【0004】ここに、上記リング状のフェライトビーズ
を用いた例としては、例えば特開平4−167497公
報「電子回路の電磁波障害除去・発振防止装置」に記載
されたものが知られている。
【0005】この公報には、図8に示すような電子回路
の電磁波障害除去・発振防止装置が示されている。図8
において、電子回路を構成する基板110には6個の信
号入力端子110aが形成され、この信号入力端子11
0aはコネクタ111を介して図示しない他の電子回路
を構成する基板の信号入力端子に接続されている。この
コネクタ111には6本の接続端子111aが形成され
ている。この接続端子111aは、例えば高周波信号用
を含む電磁波障害対策を必要としない端子を除いてフェ
ライト材料112(フェライトビーズ)に挿通した後、
基板110の信号入力端子110aに接続される。
【0006】このフェライト材料112は円柱状に形成
され、そのほぼ中央には接続端子挿通用の挿通孔112
aが形成されている。そして、このフェライト材料11
2は、点線で示すように、絶縁性ハウジング113に形
成された挿通孔113aの必要箇所に挿着される。
【0007】このような構成によれば、基板110の信
号入力端子110aにコネクタ111の接続端子111
aを介して入力される信号は、前記フェライト材料11
2により雑音の混入が阻止され、所望の信号特性が保持
されて入力される。すなわち同装置にあって、フェライ
ト材料112は、入力側における雑音の混入を効果的に
阻止して、接続端子111aを介して入力される信号へ
の電磁波干渉(EMI)を防止する役割を果たしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうして測
定ケーブル(測定端子)にリング状のフェライト材料1
12を環装する場合、同フェライト材料112の微細加
工(穴の径、外形、長さ等の)が困難であるため、フェ
ライト材料112の装着箇所及び間隔にも自ずと制限を
受けることとなる。そのため、リードピッチ間隔の狭い
ICやトランジスタ(2mm間隔以下のもの)、更には
表面実装型ICパッケージ等には直接には適用できない
という不都合がある。すなわちこの場合、十分な発振抑
制が困難となることがある。
【0009】また、同従来の装置の上記絶縁性ハウジン
グ113を前記DC特性測定用の基板に使用しようとす
ると、フェライト材料112の挿通孔112aにトラン
ジスタのリードピン等を合わせ込む作業が必要となるた
め、煩雑であり且つ、自動測定への適用も困難である。
【0010】さらに、同従来の装置の場合、測定用基板
作成には、フェライト材料112、絶縁性ハウジング1
13及び基板110等を個別に製造して、それらを所定
に配置・接続する必要があり、量産性が悪いとともに、
その作成コストも高くなる。
【0011】また、こうしたDC特性測定に際しての発
振抑制対策としては、前記発振抑制のためのバイアス回
路を設けた基板にトランジスタをセットして行う方法も
あるが、これでは測定一素子当たりの基板占有面積が大
きくなり、大量測定ができない不都合がある。またこの
場合、上記バイアス回路としてコンデンサ、コイル、抵
抗などの部品が必要であり、やはり測定基板が高価とな
る。
【0012】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、いかなる電子部品につ
いてもより的確に電磁波障害除去・発振防止を行うこと
のできる配線基板及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、スルーホールを有する配
線基板であって、スルーホールの外周部に絶縁体を介し
て磁性材料が配設されてなることをその要旨とする。
【0014】また請求項2記載の発明は、請求項1に記
載の配線基板において、磁性材料は薄膜フェライトであ
ることをその要旨とする。上記請求項1又は2に記載の
発明によれば、スルーホールを有する配線基板におい
て、そのスルーホールの外周部に絶縁体を介して磁性材
料又は薄膜フェライトが筒状に配設される。この磁性材
料及び薄膜フェライトは、電磁波吸収作用を有するた
め、同配線基板内において電磁波障害除去・発振防止手
段として機能する。しかも、この磁性材料及び薄膜フェ
ライトは配線基板内のスルーホールの外周部に設けられ
るものであるため、ピッチ間隔の狭い配線にも対応可能
となる。
【0015】また、請求項3記載の発明は、貫通孔を有
する基板の少なくとも貫通孔周面に磁性材料を被着させ
る工程と、前記磁性材料の上に絶縁材料を被着させる工
程と、前記絶縁材料の上に導電材料を被着させる工程と
を備えることをその要旨とする。
【0016】また、請求項4記載の発明は、請求項3に
記載の配線基板の製造方法において、前記磁性材料とし
て薄膜フェライトを被着させることをその要旨とする。
上記請求項3又は4に記載の発明によれば、貫通孔を有
する基板の少なくとも貫通孔周面に磁性材料又は薄膜フ
ェライトを被着させて、同貫通孔の内壁に筒状の磁性材
料層又は薄膜フェライト層を形成する。次に、この磁性
材料層又は薄膜フェライト層の上に絶縁材料を被着さ
せ、さらにこの絶縁材料の上に導電材料を被着させてス
ルーホールを完成させる。
【0017】この配線基板の製造方法によれば、電磁波
障害除去・発振防止手段としての筒状磁性材料層又は薄
膜フェライト層が当該配線基板内に作り込まれる。その
ため、従来のフェライトビーズ等を用いて電磁波障害除
去・発振防止対策をする場合に比べ、電磁波障害除去・
発振防止対策が容易であるとともに、そのコストも低減
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態を、図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実
施形態にかかるGaAsFET(ガリウム砒素電界効果
トランジスタ、以下単に「トランジスタ」と記す)用測
定基板(以下単に「基板」と記す)の概略断面構造を、
また図2は、その平面図をそれぞれ示している。
【0019】これら図1及び図2に示されるように、基
板10においては、セラミック基板10aの上下面に薄
膜Al2 3 (酸化アルミニウム)絶縁層14が形成さ
れ、この上下薄膜Al2 3 絶縁層14の表面に薄膜A
l(アルミニウム)配線15が設けられている。また、
この上下の薄膜Al配線15は、スルーホール(導電性
を有する貫通孔)16aにより連結されている。なお、
スルーホール16a近傍の薄膜Al配線15は、ランド
17を形成している。
【0020】また、基板10上面の薄膜Al配線15上
には、トランジスタ18がそのリード19をランド17
にハンダ付けされて固定されている。なお、トランジス
タ18の固定方法としては、この他にも絶縁性部材から
なる押圧部材でリード19を基板のランド17に押し付
けて固定する方法等も適用可能である。このリード19
が接続されたランド17下のスルーホール16aを、前
記薄膜Al2 3 絶縁層14を介して囲むように、円筒
状の薄膜フェライト層20(以下単に「フェライト層」
と記す)が形成されている。
【0021】次に、上記のように構成された本実施形態
における基板10の製造方法について、図3〜図6に基
づいて説明する。同基板10の製造に際してはまず、図
3(a)に示す通常の貫通孔16を有するセラミック基
板10aに、図3(b)に示ように、少なくとも貫通孔
16の側壁にフェライト層20が形成されるように、ス
パッタ蒸着法などによりフェライト材料を被着させる。
なお、このフェライト層20の膜厚は、0.2〜5μm
とする。
【0022】次に、図3(c)に示ように、所定箇所の
貫通孔16の側壁にのみフェライト層20が残るように
フォトリソグラフィ工程などで図示しないレジストマス
クを作成し、イオンミリングにより不要箇所のフェライ
ト層20aを除去する。そして、レジストマスクを溶剤
等で選択的に除去する。なお、図3(c)に示すセラミ
ック基板10aの断面斜視図を図4に示す。
【0023】続いて、図5(a)に示ように、薄膜Al
2 3 (絶縁材料)14を、スパッタ蒸着法又はCVD
(Chemical Vapor Deposition )法など薄膜形成技
術により、セラミック基板10aの上下表面及び貫通孔
16の側壁に堆積させて形成する。
【0024】さらに、図5(b)に示ように、導電材料
である薄膜Al配線15を、前記スパッタ蒸着法又はC
VD法など薄膜作成技術により、貫通孔16の側壁をも
含めた前記薄膜Al2 3 絶縁層14上に堆積させて形
成する。この工程により貫通孔16壁に導電膜が形成さ
れることによりスルーホール16aが完成する。
【0025】最後に、図5(c)に示ように、必要な薄
膜Al配線15及びランド17等が残るようにフォトリ
ソグラフィ工程などで図示しないレジストマスクを作成
し、イオンミリングにより不要箇所の薄膜Al配線15
aを除去する。そして、レジストマスクを溶剤等で選択
的に除去して、所定の基板10を完成する。なお、図6
に、図5(c)に示す基板10の断面斜視図を示す。
【0026】このようにして製造される本実施形態の配
線基板及びその製造方法によれば、以下に記載する効果
が得られる。すなわち、本実施形態における基板10に
よれば、同基板10内の微小な領域において円筒状のフ
ェライト層20が一体形成される。そのため、電磁波障
害除去・発振防止対策がリード線間隔の狭いICパッケ
ージ等にも対応できるとともに、前記絶縁性ハウジング
に比べて位置合わせマージンも大きくとれる。また円筒
状のフェライト層20は基板10と一体形成されるた
め、すなわち通常のセラミック配線基板製造プロセスに
基づいて同フェライト層20が形成されるため、電磁波
障害除去・発振抑制対策が容易であるとともにそのコス
トも低減できる。
【0027】また、上記したように、円筒状のフェライ
ト層20は基板10内に形成されるため、従来のフェラ
イトビーズ及び絶縁性ハウジングに対してスペース的に
有利でもある。
【0028】さらに、フェライト層20をトランジスタ
18の直近に配設することができるため、効果的な発振
抑制が可能となる。なお、前記実施形態は、次のように
変更して具体化することも可能である。
【0029】・ 前記実施形態においては、GaAsF
ET用測定基板10に適用した例を示したがこれに限定
されるものではない。例えば、図7に示すような表面実
装型パッケージIC51の評価基板50等にも適用でき
る。この図において、前記実施形態と同一構成部材は同
一部材番号で示す。また、図中52は電極パッド、53
はICリードを示す。また、矢印区間Aで示されるIC
リードピッチは、この場合0.6mmである。
【0030】・ 前記実施形態においては、フェライト
層20を円筒状に形成した例を示したがこれに限定され
るものではない。例えば、角筒状貫通孔の内壁に薄膜フ
ェライトを角筒状に形成すれば、断面角状のピン等に対
応させることができる。
【0031】・ 前記実施形態においては、絶縁材料を
薄膜Al2 3 (絶縁材料)14で構成する例を示した
がこれに限定されるものではない。例えば、絶縁材料を
SiO2 (シリコン酸化膜)、Si3 4 (チッ化
膜)、PSG(リンシリケードガラス)等の薄膜で構成
してもよい。
【0032】・ 前記実施形態においては、導電材料を
Al(アルミニウム)薄膜15で構成する例を示したが
これに限定されるものではない。例えば、導電材料をT
i(チタン)、Pt(プラチナ)、Au(金)等の薄膜
で構成してもよい。
【0033】・ 前記実施形態においては、磁性材料と
して薄膜フェライトを使用する例を示したがこれに限定
されるものではない。 ・ 前記実施形態においては、不要箇所のフェライトの
薄膜層20a及び配線用Al薄膜15aの除去をイオン
ミリングにより行う例を示したがこれに限定されるもの
ではない。スパッタエッチング、プラズマエッチング等
により前記不要箇所を除去してもよい。
【0034】さらに、前記実施形態により把握される技
術的思想について以下に記載する。 (1) スルーホールを有する配線基板であって、特定
のスルーホールの外周部に絶縁体を介して薄膜フェライ
トが配設されてなることを特徴とする配線基板。
【0035】上記構成によれば、配線基板上の所望され
る特定箇所のみの電磁波障害除去・発振防止対策ができ
る。 (2) 請求項4に記載の配線基板の製造方法におい
て、前記貫通孔内に被着した薄膜フェライトを、特定の
貫通孔に被着した薄膜フェライトを除き、除去する工程
を備えたことを特徴とする配線基板の製造方法。
【0036】上記構成によれば、電磁波障害除去・発振
防止対策を必要とする貫通孔内のみに薄膜フェライト層
を形成できる。
【0037】
【発明の効果】請求項1又は2に記載の発明によれば、
配線基板内に一体形成されるとともに配線基板上のピッ
チ間隔の狭い配線にも適用できる電磁波障害除去・発振
防止対策が可能となる。
【0038】請求項3又は4に記載の発明によれば、磁
性材料又は薄膜フェライトが配線基板内に一体形成され
るため、従来のフェライトビーズ等を用いて電磁波障害
除去・発振防止対策をする場合に比べ、電磁波障害除去
・発振防止対策が容易となるとともに、そのコストも低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した配線基板の一実施形態
を示す図2のI−I線に沿った断面図。
【図2】 同じくその平面図。
【図3】 同じくその製造プロセスを示す断面図。
【図4】 図3(c)の断面斜視図。
【図5】 同配線基板の製造プロセスを示す断面図。
【図6】 図5(c)の断面斜視図。
【図7】 他の実施形態を示す断面図。
【図8】 従来の電磁波障害除去・発振防止装置を示す
分解斜視図。
【符号の説明】
10…配線基板、14…薄膜Al2 3 絶縁層(絶縁材
料)、15…薄膜Al配線(導電材料)、16…貫通
孔、16a…スルーホール、20…薄膜フェライト層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルーホールを有する配線基板であっ
    て、スルーホールの外周部に絶縁体を介して磁性材料が
    配設されてなることを特徴とする配線基板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の配線基板において、 前記磁性材料は薄膜フェライトであることを特徴とする
    配線基板。
  3. 【請求項3】 貫通孔を有する基板の少なくとも貫通孔
    周面に磁性材料を被着させる工程と、 前記磁性材料の上に絶縁材料を被着させる工程と、 前記絶縁材料の上に導電材料を被着させる工程とを備え
    ることを特徴とする配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の配線基板の製造方法に
    おいて、 前記磁性材料として薄膜フェライトを被着させることを
    特徴とする配線基板の製造方法。
JP3191997A 1997-02-17 1997-02-17 配線基板及びその製造方法 Pending JPH10229291A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1456882B1 (de) * 2001-12-20 2012-09-26 Infineon Technologies AG Schaltungsanordnung mit elektronischen bauelementen auf einem isolierenden trägersubstrat
US8455973B2 (en) 2009-12-04 2013-06-04 Denso Corporation Region divided substrate and semiconductor device

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EP1456882B1 (de) * 2001-12-20 2012-09-26 Infineon Technologies AG Schaltungsanordnung mit elektronischen bauelementen auf einem isolierenden trägersubstrat
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