JPH10231052A - 巻取機の巻きずれ防止装置 - Google Patents
巻取機の巻きずれ防止装置Info
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- JPH10231052A JPH10231052A JP3621597A JP3621597A JPH10231052A JP H10231052 A JPH10231052 A JP H10231052A JP 3621597 A JP3621597 A JP 3621597A JP 3621597 A JP3621597 A JP 3621597A JP H10231052 A JPH10231052 A JP H10231052A
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- Japan
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- pressing roller
- coil
- pressing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の巻取機の巻きずれ防止装置は、押さえロ
ーラの両側に空気圧シリンダーを配置した構造であるの
で、巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じたコ
イルの凹凸等に押さえローラが柔軟に追従できないとい
う問題があった。 【解決手段】押さえローラ11の両側に空気バネを配置
し、巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じたコ
イルの凹凸等に押さえローラが柔軟に追従できるように
構成したものである。
ーラの両側に空気圧シリンダーを配置した構造であるの
で、巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じたコ
イルの凹凸等に押さえローラが柔軟に追従できないとい
う問題があった。 【解決手段】押さえローラ11の両側に空気バネを配置
し、巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じたコ
イルの凹凸等に押さえローラが柔軟に追従できるように
構成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、鉄板やア
ルミ板等の金属圧延板、フィルム、シート、テープのよ
うな帯状体を巻き取る巻取機に使用する巻きずれ防止装
置に関するものである。
ルミ板等の金属圧延板、フィルム、シート、テープのよ
うな帯状体を巻き取る巻取機に使用する巻きずれ防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄板やアルミ板等の金属圧延
板、フィルム、シート、テープのような帯状体を巻き取
る巻取機では、帯状体が巻取部の表面上で幅方向にずれ
て巻き取られる場合がある。このような「巻きずれ」
は、帯状体の損傷や切断、次工程への悪影響等の不都合
を生じるので、いわゆる「アイアニングロール」と呼ば
れる押さえローラを備えた巻きずれ防止装置によって、
帯状体の巻きずれを防止している。
板、フィルム、シート、テープのような帯状体を巻き取
る巻取機では、帯状体が巻取部の表面上で幅方向にずれ
て巻き取られる場合がある。このような「巻きずれ」
は、帯状体の損傷や切断、次工程への悪影響等の不都合
を生じるので、いわゆる「アイアニングロール」と呼ば
れる押さえローラを備えた巻きずれ防止装置によって、
帯状体の巻きずれを防止している。
【0003】従来の巻取機の巻きずれ防止装置として
は、特開昭63ー230224号公報に記載されたもの
が知られている。このものは、巻取りコイルを押圧する
押さえローラと、該押さえローラの両側に配置されて押
さえローラに押圧力を付与する空気圧シリンダーと、巻
きずれ位置を検出する位置検出センサ等を具備し、巻き
ずれ位置を位置検出センサで検出し、該位置検出センサ
の検出信号に基づいて演算器で巻取りコイルの巻きずれ
を解消するのに要する空気圧シリンダの最適修正圧力を
演算し、該値に基づいて左右いずれかの空気圧シリンダ
に空気を送って空気圧シリンダの押圧力を制御し、これ
によって巻きずれを修正するようにしたものである。
は、特開昭63ー230224号公報に記載されたもの
が知られている。このものは、巻取りコイルを押圧する
押さえローラと、該押さえローラの両側に配置されて押
さえローラに押圧力を付与する空気圧シリンダーと、巻
きずれ位置を検出する位置検出センサ等を具備し、巻き
ずれ位置を位置検出センサで検出し、該位置検出センサ
の検出信号に基づいて演算器で巻取りコイルの巻きずれ
を解消するのに要する空気圧シリンダの最適修正圧力を
演算し、該値に基づいて左右いずれかの空気圧シリンダ
に空気を送って空気圧シリンダの押圧力を制御し、これ
によって巻きずれを修正するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように押さえローラの両側に空気圧シリンダーを配置し
たものにおいては、巻き取りコイルの径の増大や巻き取
り中に生じたコイルの凹凸等に押さえローラが柔軟に追
従できないという問題があった。また空気圧シリンダー
は、コイルの巻き取り・取り外しのために一日に何百回
も伸縮されると供に圧延時の圧延機の細かな振動によ
り、摺動部が磨耗・磨滅・損傷し易く、このために、頻
繁にメンテナンスする必要があった。
ように押さえローラの両側に空気圧シリンダーを配置し
たものにおいては、巻き取りコイルの径の増大や巻き取
り中に生じたコイルの凹凸等に押さえローラが柔軟に追
従できないという問題があった。また空気圧シリンダー
は、コイルの巻き取り・取り外しのために一日に何百回
も伸縮されると供に圧延時の圧延機の細かな振動によ
り、摺動部が磨耗・磨滅・損傷し易く、このために、頻
繁にメンテナンスする必要があった。
【0005】また、従来の押さえローラとしては、一般
にフラットローラすなわち、円柱形のローラが使用され
ているが、かかるフラットローラを使用すると、後述の
図4で説明するように、巻きずれを抑制するために押さ
えローラの左右いずれかの圧力を変えた場合、ローラの
端面の角に圧力が集中するために、微妙な圧力差で巻き
ずれ状況が大きく変化し、巻きずれのコントロールが困
難であるという問題があった。この為に位置検出センサ
ーで精度よくずれを測定し、絶えずフィードバックし続
けなければならなかった。
にフラットローラすなわち、円柱形のローラが使用され
ているが、かかるフラットローラを使用すると、後述の
図4で説明するように、巻きずれを抑制するために押さ
えローラの左右いずれかの圧力を変えた場合、ローラの
端面の角に圧力が集中するために、微妙な圧力差で巻き
ずれ状況が大きく変化し、巻きずれのコントロールが困
難であるという問題があった。この為に位置検出センサ
ーで精度よくずれを測定し、絶えずフィードバックし続
けなければならなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決した巻取機の巻きずれ防止装置を提供するもので
あり、その構成は、巻取りコイルを押圧する押さえロー
ラと該押さえローラの両側にそれぞれ配置されて押さえ
ローラに押圧力を付与する押圧部材とを備えてなる巻取
機の巻きずれ防止装置において、前記各押圧部材として
空気バネを使用し、該各空気バネの内圧を別個に調整し
て巻きずれを防止することを特徴とするものである(請
求項1)。
を解決した巻取機の巻きずれ防止装置を提供するもので
あり、その構成は、巻取りコイルを押圧する押さえロー
ラと該押さえローラの両側にそれぞれ配置されて押さえ
ローラに押圧力を付与する押圧部材とを備えてなる巻取
機の巻きずれ防止装置において、前記各押圧部材として
空気バネを使用し、該各空気バネの内圧を別個に調整し
て巻きずれを防止することを特徴とするものである(請
求項1)。
【0007】また、押さえローラは、紡錘形を有してお
り、中心部の直径から端部の直径を引いた値(クラウン
量)が+300μm以上に形成されていることを特徴と
するものである(請求項2)。
り、中心部の直径から端部の直径を引いた値(クラウン
量)が+300μm以上に形成されていることを特徴と
するものである(請求項2)。
【0008】請求項1記載のように、押さえローラを押
圧する押圧部材として空気ばねを使用し、該各空気バネ
の内圧を別個に調整するように構成すると、巻きずれを
有効に防止することができるばかりでなく、空気ばねを
使用したことにより、巻き取りコイルの径の増大や巻き
取り中に生じたコイルの凹凸等に押さえローラが柔軟に
追従できる。また空気ばねは摺動部が少ないので磨耗・
磨滅・損傷することが少なく、メンテナンスが容易であ
る。
圧する押圧部材として空気ばねを使用し、該各空気バネ
の内圧を別個に調整するように構成すると、巻きずれを
有効に防止することができるばかりでなく、空気ばねを
使用したことにより、巻き取りコイルの径の増大や巻き
取り中に生じたコイルの凹凸等に押さえローラが柔軟に
追従できる。また空気ばねは摺動部が少ないので磨耗・
磨滅・損傷することが少なく、メンテナンスが容易であ
る。
【0009】また、押さえローラを、紡錘形に形成し、
かつ中心部の直径から端部の直径を引いた値が+300
μm以上に形成すると、後述するように、ローラの左右
の押圧力を変えた時の巻きずれへの影響が減衰し、微妙
な調整をする必要がなくなるので、巻きずれの制御を容
易に行うことができる。
かつ中心部の直径から端部の直径を引いた値が+300
μm以上に形成すると、後述するように、ローラの左右
の押圧力を変えた時の巻きずれへの影響が減衰し、微妙
な調整をする必要がなくなるので、巻きずれの制御を容
易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1は本発明にかかる巻取機の巻きず
れ防止装置の一実施の形態を示すものである。圧延機A
の加圧ロールによって圧延された金属板等の帯状板B
は、送出しロール2を介して巻取機Cに送られる。そし
て、帯状板Bはモータ等の回転駆動源によって回転され
るリール3aまたはリール3aに装着されたスプール3
bに矢印方向に巻き付けられ、巻き取りコイル4とな
る。
照して説明する。図1は本発明にかかる巻取機の巻きず
れ防止装置の一実施の形態を示すものである。圧延機A
の加圧ロールによって圧延された金属板等の帯状板B
は、送出しロール2を介して巻取機Cに送られる。そし
て、帯状板Bはモータ等の回転駆動源によって回転され
るリール3aまたはリール3aに装着されたスプール3
bに矢印方向に巻き付けられ、巻き取りコイル4とな
る。
【0011】巻取機の上部には、巻き取り時に帯状体B
の幅方向の動きを防止する為に、巻きずれ防止装置6が
配置されている。この巻きずれ防止装置6は、巻き取り
コイル4の外周を押圧する押さえローラ5と、圧延機A
に設けられたブラケット7に支軸7aを中心に回動可能
に取付けられた略くの字状のアーム8と、該アーム8を
上下に回動させるシリンダ9と、押さえローラ5を支持
し且つアーム8の先端部に支軸8aを中心に回動可能に
取付けられたローラ支持部10と、アーム8とローラ支
持部10との間でしかも押さえローラ5の両側に配置さ
れ、押さえローラ5を巻き取りコイル4側に押圧する押
圧部材である空気ばね11とから構成されている。
の幅方向の動きを防止する為に、巻きずれ防止装置6が
配置されている。この巻きずれ防止装置6は、巻き取り
コイル4の外周を押圧する押さえローラ5と、圧延機A
に設けられたブラケット7に支軸7aを中心に回動可能
に取付けられた略くの字状のアーム8と、該アーム8を
上下に回動させるシリンダ9と、押さえローラ5を支持
し且つアーム8の先端部に支軸8aを中心に回動可能に
取付けられたローラ支持部10と、アーム8とローラ支
持部10との間でしかも押さえローラ5の両側に配置さ
れ、押さえローラ5を巻き取りコイル4側に押圧する押
圧部材である空気ばね11とから構成されている。
【0012】上記構成の巻取機の巻きずれ防止装置は、
押圧部材である空気ばね11で押さえローラ5を押圧
し、該押さえローラ5を巻き取りコイル4の外周に押圧
させて使用するものである。
押圧部材である空気ばね11で押さえローラ5を押圧
し、該押さえローラ5を巻き取りコイル4の外周に押圧
させて使用するものである。
【0013】押さえローラ5を巻き取りコイル4の外周
に押圧させて巻き取り作業を行っている際、例えば図2
に示すように、巻き取りコイル4が左側にずれた場合に
は、左側の空気ばね11の内圧を高めて巻き取りコイル
4が左側にずれるのを防止するものである。空気ばね1
1の内圧は、例えば最初は左右の空気ばね11に、2.
0kgf/cm2 の空気を入れておき、巻き取りコイル
4が左側にずれた場合には左側の空気ばね11の内圧を
例えば、3.0kgf/cm2 まで高めるものである。
なお、図2において、WSはコイルの巻きずれが右側に
生じる場合、DSはコイルの巻きずれが左側に生じる場
合を示すものである。また、空気ばね11の内圧を変化
させる操作は手動で行ってもよいが、位置検出センサー
を使用して自動的に行うようにしてもよい。
に押圧させて巻き取り作業を行っている際、例えば図2
に示すように、巻き取りコイル4が左側にずれた場合に
は、左側の空気ばね11の内圧を高めて巻き取りコイル
4が左側にずれるのを防止するものである。空気ばね1
1の内圧は、例えば最初は左右の空気ばね11に、2.
0kgf/cm2 の空気を入れておき、巻き取りコイル
4が左側にずれた場合には左側の空気ばね11の内圧を
例えば、3.0kgf/cm2 まで高めるものである。
なお、図2において、WSはコイルの巻きずれが右側に
生じる場合、DSはコイルの巻きずれが左側に生じる場
合を示すものである。また、空気ばね11の内圧を変化
させる操作は手動で行ってもよいが、位置検出センサー
を使用して自動的に行うようにしてもよい。
【0014】上記のように、空気ばねを使用し、該各空
気ばねの内圧を別個に調整すると、容易に巻きずれを防
止することができる。また空気ばね11を使用すると、
巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じたコイル
の凹凸等に押さえローラ5が柔軟に追従することができ
る。また空気ばね11は、摺動部が少ないので磨耗・磨
滅・損傷することが少なく、メンテナンスが容易であ
る。
気ばねの内圧を別個に調整すると、容易に巻きずれを防
止することができる。また空気ばね11を使用すると、
巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じたコイル
の凹凸等に押さえローラ5が柔軟に追従することができ
る。また空気ばね11は、摺動部が少ないので磨耗・磨
滅・損傷することが少なく、メンテナンスが容易であ
る。
【0015】図3は本発明で使用する押さえローラ5の
断面図であり、この押さえローラ5は、紡錘形を有して
おり、中心部の直径tcから端部の直径teを引いた値
(クラウン量という)が+300μm以上に形成されて
いる。このように、クラウン量を+300μm以上に形
成する理由を図4ないし図7を用いて説明する。
断面図であり、この押さえローラ5は、紡錘形を有して
おり、中心部の直径tcから端部の直径teを引いた値
(クラウン量という)が+300μm以上に形成されて
いる。このように、クラウン量を+300μm以上に形
成する理由を図4ないし図7を用いて説明する。
【0016】図4ないし図7は、左右の空気ばねの圧力
差を横軸に、巻きずれ量を縦軸に取り、左右の空気ばね
の圧力差を変化させた際に巻きずれ量がどのように変化
するかを調べたものである。この際、図4ないし図7は
押さえローラのクラウン量を変化させてある。すなわ
ち、図4は押さえローラがフラットの場合、図5は押さ
えローラのクラウン量が+300μmの場合、図6は押
さえローラのクラウン量が+600μmの場合、図7は
押さえローラのクラウン量が+1000μmの場合であ
る。
差を横軸に、巻きずれ量を縦軸に取り、左右の空気ばね
の圧力差を変化させた際に巻きずれ量がどのように変化
するかを調べたものである。この際、図4ないし図7は
押さえローラのクラウン量を変化させてある。すなわ
ち、図4は押さえローラがフラットの場合、図5は押さ
えローラのクラウン量が+300μmの場合、図6は押
さえローラのクラウン量が+600μmの場合、図7は
押さえローラのクラウン量が+1000μmの場合であ
る。
【0017】図4においては、左右の空気ばねに僅かな
圧力差が生じても、巻きずれが左右(WSまたはDS方
向)に大きく生じることがわかる。したがって巻きずれ
を制御するために右または左の空気ばねの内圧を高くす
ると、巻きずれが左右に大きく変動してしまい安定し難
いという問題がある。
圧力差が生じても、巻きずれが左右(WSまたはDS方
向)に大きく生じることがわかる。したがって巻きずれ
を制御するために右または左の空気ばねの内圧を高くす
ると、巻きずれが左右に大きく変動してしまい安定し難
いという問題がある。
【0018】これに対して、図5ないし図7に示した、
押さえローラのクラウン量が+300μm以上の場合に
おいては、左右の空気ばねに僅かな圧力差が生じた場合
に、巻きずれのばらつきが少なくなっていることがわか
る。したがって巻きずれを制御するために右または左の
空気ばねの内圧を高くしても、巻きずれのばらつきが少
ないので、巻きずれの制御を容易に行えるという利点が
ある。図5ないし図7から明らかなように、クラウン量
が大きくなるにしたがって、左右の空気ばねの圧力差に
伴う巻きずれのばらつきが少なくなっている。したがっ
てクラウン量は+300μm以上であることが好まし
い。すなわち、クラウン量が+300μm未満である
と、左右の空気ばねの圧力差に伴う巻きずれのばらつき
が大きくなると共に押さえローラの幅が巻き取りコイル
の幅よりも小さい場合には、押さえローラのエッジが巻
き取りコイルに接触して巻き取りコイルが損傷する恐れ
があり、また押さえローラの幅が巻き取りコイルの幅よ
りも大きい場合には、コイルのエッジが押さえローラに
接触して押さえローラが損傷するという問題がある。こ
のために押さえローラのクラウン量は+300μm以上
であることが好ましいものである。
押さえローラのクラウン量が+300μm以上の場合に
おいては、左右の空気ばねに僅かな圧力差が生じた場合
に、巻きずれのばらつきが少なくなっていることがわか
る。したがって巻きずれを制御するために右または左の
空気ばねの内圧を高くしても、巻きずれのばらつきが少
ないので、巻きずれの制御を容易に行えるという利点が
ある。図5ないし図7から明らかなように、クラウン量
が大きくなるにしたがって、左右の空気ばねの圧力差に
伴う巻きずれのばらつきが少なくなっている。したがっ
てクラウン量は+300μm以上であることが好まし
い。すなわち、クラウン量が+300μm未満である
と、左右の空気ばねの圧力差に伴う巻きずれのばらつき
が大きくなると共に押さえローラの幅が巻き取りコイル
の幅よりも小さい場合には、押さえローラのエッジが巻
き取りコイルに接触して巻き取りコイルが損傷する恐れ
があり、また押さえローラの幅が巻き取りコイルの幅よ
りも大きい場合には、コイルのエッジが押さえローラに
接触して押さえローラが損傷するという問題がある。こ
のために押さえローラのクラウン量は+300μm以上
であることが好ましいものである。
【0019】一方、押さえローラのクラウン量をあまり
大きくすると、押さえローラの中央部が巻き取りコイル
に強く当たり巻き取りコイルに損傷を与えるのでクラウ
ン量の上限は巻き取りコイルに損傷を与えない範囲で決
定するものである。すなわち押さえローラのクラウン量
の上限は、巻き取りコイルに局部応力を与えないように
できるだけ巻き取りコイルと幅広く接触する範囲に選定
するものであり、例えば+3000〜+5000μm程
度とするものである。
大きくすると、押さえローラの中央部が巻き取りコイル
に強く当たり巻き取りコイルに損傷を与えるのでクラウ
ン量の上限は巻き取りコイルに損傷を与えない範囲で決
定するものである。すなわち押さえローラのクラウン量
の上限は、巻き取りコイルに局部応力を与えないように
できるだけ巻き取りコイルと幅広く接触する範囲に選定
するものであり、例えば+3000〜+5000μm程
度とするものである。
【0020】したがって、クラウン量は、例えば+30
0〜+5000μm程度、好ましくは+600〜+30
00μm程度、特に好ましくは+600〜+1000μ
m程度である。
0〜+5000μm程度、好ましくは+600〜+30
00μm程度、特に好ましくは+600〜+1000μ
m程度である。
【0021】なお、押さえローラの幅は、巻き取りコイ
ルの幅よりもやや小さくしておくことが好ましい。押さ
えローラの幅を、巻き取りコイルの幅よりも大きくする
と、コイル巻き取り中に、コイルのエッジが押さえロー
ラに当たりこのために押さえローラに傷がついてしまい
うという問題があり、また押さえローラの幅を、巻き取
りコイルの幅よりも極端に小さくすると、押さえローラ
に高い荷重をかけた際に、荷重が板の中央に集中し、コ
イルの中央に歪みが生じ易くなるという問題が生じるか
らである。
ルの幅よりもやや小さくしておくことが好ましい。押さ
えローラの幅を、巻き取りコイルの幅よりも大きくする
と、コイル巻き取り中に、コイルのエッジが押さえロー
ラに当たりこのために押さえローラに傷がついてしまい
うという問題があり、また押さえローラの幅を、巻き取
りコイルの幅よりも極端に小さくすると、押さえローラ
に高い荷重をかけた際に、荷重が板の中央に集中し、コ
イルの中央に歪みが生じ易くなるという問題が生じるか
らである。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る巻取機の巻
きずれ防止装置は、押さえローラを押圧する押圧部材と
して空気ばねを使用し、該各空気バネの内圧を別個に調
整するように構成したので、巻きずれを有効に防止する
ことができるばかりでなく、空気ばねを使用したことに
より、巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じた
コイルの凹凸等にローラを柔軟に追従させることができ
る。また、空気ばねは、摺動部が少ないので磨耗・磨滅
・損傷することが少なく、メンテナンスが容易である。
きずれ防止装置は、押さえローラを押圧する押圧部材と
して空気ばねを使用し、該各空気バネの内圧を別個に調
整するように構成したので、巻きずれを有効に防止する
ことができるばかりでなく、空気ばねを使用したことに
より、巻き取りコイルの径の増大や巻き取り中に生じた
コイルの凹凸等にローラを柔軟に追従させることができ
る。また、空気ばねは、摺動部が少ないので磨耗・磨滅
・損傷することが少なく、メンテナンスが容易である。
【0023】また、押さえローラを、紡錘形に形成し、
かつ中心部の直径から端部の直径を引いた値(クラウン
量)を+300μm以上に形成したので、押さえローラ
の左右の押圧力を変えた時の巻きずれへの影響が減衰
し、空気バネの内圧を微妙に調整をする必要がなくな
る。したがって制御の安定性を保つことができる。
かつ中心部の直径から端部の直径を引いた値(クラウン
量)を+300μm以上に形成したので、押さえローラ
の左右の押圧力を変えた時の巻きずれへの影響が減衰
し、空気バネの内圧を微妙に調整をする必要がなくな
る。したがって制御の安定性を保つことができる。
【図1】本発明に係る巻取機の巻きずれ防止装置の一実
施の形態を示す概略側面図。
施の形態を示す概略側面図。
【図2】図1の使用状態の概略正面図。
【図3】押さえローラの断面図。
【図4】押さえローラとしてフラットローラを使用した
際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係を示す
グラフ。
際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係を示す
グラフ。
【図5】クラウン量+300μmの押さえローラを使用
した際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係を
示すグラフ。
した際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係を
示すグラフ。
【図6】クラウン量+600μmの押さえローラを使用
した際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係を
示すグラフ。
した際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係を
示すグラフ。
【図7】クラウン量+1000μmの押さえローラを使
用した際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係
を示すグラフ。
用した際の左右の空気ばねの圧力差と巻きずれ量の関係
を示すグラフ。
A 圧延機 B 帯状板 C 巻取機 2 送出しロール 4 巻き取りコイル 5 押さえローラ 6 巻きずれ防止装置 11 空気ばね
Claims (2)
- 【請求項1】 巻取りコイルを押圧する押さえローラと
該押さえローラの両側にそれぞれ配置されて押さえロー
ラに押圧力を付与する押圧部材とを備えてなる巻取機の
巻きずれ防止装置において、前記各押圧部材として空気
バネを使用し、該各空気バネの内圧を別個に調整して巻
きずれを防止することを特徴とする巻取機の巻きずれ防
止装置。 - 【請求項2】 押さえローラは、紡錘形を有しており、
中心部の直径から端部の直径を引いた値(クラウン量)
が+300μm以上に形成されていることを特徴とする
請求項1記載の巻取機の巻きずれ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3621597A JPH10231052A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 巻取機の巻きずれ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3621597A JPH10231052A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 巻取機の巻きずれ防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231052A true JPH10231052A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12463547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3621597A Pending JPH10231052A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 巻取機の巻きずれ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10231052A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008302418A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Mitsubishi Materials Corp | 金属箔の巻き取り装置及び金属箔の巻き取り方法 |
| CN107324110A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-11-07 | 安徽省通达包装材料有限公司 | 一种用于包装膜的调节式压纸轮 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP3621597A patent/JPH10231052A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN107324110A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-11-07 | 安徽省通达包装材料有限公司 | 一种用于包装膜的调节式压纸轮 |
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