JPH10231299A - 有機ケイ素化合物 - Google Patents

有機ケイ素化合物

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JPH10231299A
JPH10231299A JP10027118A JP2711898A JPH10231299A JP H10231299 A JPH10231299 A JP H10231299A JP 10027118 A JP10027118 A JP 10027118A JP 2711898 A JP2711898 A JP 2711898A JP H10231299 A JPH10231299 A JP H10231299A
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ozonide
organosilicon compound
aryl
alkyl
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JP10027118A
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English (en)
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Daniel Graiver
グライバー ダニエル
Aaron Quoc Khieu
クオク キエウ エアロン
Binh Thanh Nguyen
ザン ギュイエン ビン
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Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/38Polysiloxanes modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12Organo silicon halides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F7/02Silicon compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F4/42Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾニド官能性を有する有機ケイ素化合物の
調製方法を提供すること。 【解決手段】 下記式: 【化1】 (式中、Rは少なくとも2個の炭素原子を有する炭化水
素連結基であり、R1、R2及びR3は水素、アルキル
基又はアリール基であり、xは少なくとも1の値であ
り、R7はアルキル基、アリール基、ハロゲン、アルコ
キシ又はアセトキシであり、R8は炭化水素基である)
から選ばれる式により表される有機ケイ素化合物をオゾ
ンに暴露することを含む方法により得られるオゾニド官
能性を有する有機ケイ素化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機モノマーの遊離
基重合の開始に関し、より詳細には、遊離基開始剤とし
てのオゾニド官能シラン及びオゾニド官能シロキサンの
使用に関する。
【0002】
【従来の技術】過酸化物及び他の高度に酸素化された化
合物によるビニルモノマーの重合の遊離基開始反応は周
知である。そのような不安定な過酸化物及び酸素化され
た化合物が分解して遊離基を形成し、次いで遊離基がビ
ニルモノマーと反応する場合に重合が開始され、その結
果としてビニルモノマーの重合が起こる。しかしなが
ら、遊離基開始剤の使用は比較的安定な開始剤のみに限
定されている。その結果、オゾンO3 を使用してあるポ
リマーの他のポリマーの表面へのグラフト重合を開始
し、主に他のポリマーの表面に関係する特性を変えるこ
とが提案されている。しかしながら、多くの場合におい
て、ポリマー表面とのO3 の反応及び酸化面の構造は、
明確に定義されず、ポリマーの化学構造にかなりの程度
依存する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、オレフィン
(アルケン)が使用される場合に、C−H結合の開裂及
び遊離基の形成がアイソタクチックポリプロピレンのオ
ゾン分解中に観察され、それにより不飽和を有するポリ
マーは転位し、不飽和結合の開裂が起こる。いずれの場
合においても典型的には寿命が短い中間体が形成され、
従って、中間体はビニルモノマーを重合する際に迅速に
使用されなければならない。
【0004】従って、オゾン分解反応の簡便さを利用す
る一方でビニル重合を意のままに開始させることに使用
できる安定な明確に定義されるオゾニド中間体を調製す
ることが望ましい。
【0005】そのような例の一つは、下記式:
【0006】
【化6】
【0007】により表される化合物、すなわちビシクロ
[2.2.1]ヘプト−2−エンをオゾンにより処理す
ることによって得られる(Otkrytiia Izobreteniia Pro
myshlennye Obraztsi Tovarnye Znaki 54 (48), 第89頁
(1977)参照)。
【0008】しかしながら、有機ケイ素オゾニドを使用
してビニル重合を開始させ、有機ケイ素末端基を有する
ポリマーが得られるように、有機ケイ素化合物、すなわ
ちシラン又はシロキサンポリマーに結合した安定なオゾ
ニドを得ることがさらに望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、オゾニド官能
性を有する有機ケイ素化合物である組成物及びオレフィ
ン系不飽和を有する有機ケイ素化合物をオゾンに暴露す
ることによるオゾニド官能性を有する有機ケイ素化合物
の調製方法を提供する。
【0010】また、本発明は、オゾニド官能性を有する
有機ケイ素化合物の存在下で重合性有機モノマーを加熱
することにより重合性有機モノマーの重合が開始される
重合方法、及びこの方法により調製されるポリマー又は
コポリマーを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】オゾニド官能性を有するある種の
有機ケイ素化合物は下記構造式:
【化7】 (式中、Rはケイ素に結合した不飽和基の残基であり、
R1、R2及びR3は水素、アルキル基又はアリール基
であり、R’はアルキル基、アリール基、加水分解性
基、オルガノシロキシ基又はポリオルガノシロキシ基で
ある)により表される。
【0012】前記オルガノシロキシ基及びポリオルガノ
シロキシ基の有機置換基は、ケイ素原子に結合するのに
適する置換基のうちのいずれであってもよい。これらの
基に適する典型的な有機置換基には、炭化水素基、すな
わち、アルキル基及びアリール基が含まれる。
【0013】本発明の代表的なオゾニド官能性を有する
有機ケイ素化合物の別の種類は、ケイ素原子が環構造の
一部であるオゾニドに結合したシクロアルキルシラン、
又はケイ素原子が環構造の一部でないオゾニドに結合し
たシクロアルキルシランである。
【0014】本発明は、有機ケイ素分子に結合したオゾ
ニド基を有する明確に定義される比較的安定な化合物を
提供する。ビニルモノマーの存在下で前記化合物を加熱
すると、前記化合物は分解し、重合を開始する。その結
果、開始剤の有機ケイ素部分は結果として生成する有機
ポリマーの不可欠な部分になる。
【0015】特定のアルケンのオゾン分解によって、オ
ゾニド中間体の形成が起こる。オゾニド中間体は下記
式:
【化8】 (式中、R1、R2、R3及びR4は水素、アルキル
基、すなわちメチル、又はアリール基、すなわちフェニ
ルである)により表される5員ペルオキシエーテル環状
物である。例えば、R1、R2、R3及びR4がそれぞ
れ水素である場合には、このオゾニドは1,2,4−ト
リオキソランである。例えば、R1及びR3が水素であ
り、かつ、R4がメチルである場合には、このオゾニド
は3,5−ジメチル−1,2,4−トリオキソランであ
る。
【0016】これらのオゾニド中間体は安定ではなく、
容易に転位して種々のヒドロペルオキシド、2量体及び
重合体過酸化物並びに他の酸素含有化合物となる。文献
によれば、殆どの場合においてこれらのオゾニドは急速
に分解してまず最初により安定な双性イオン中間体を形
成すると概して認識されている。
【0017】我々は、意外にも、オゾニド基を有する有
機ケイ素化合物が、有機オゾニド中間体を安定なカルボ
ニル化合物に減成することが周知の亜鉛及び酢酸の存在
下でも安定のまま存在することを見出した。亜鉛及び酢
酸の存在下での本発明のオゾニド化合物の分解は、たん
に反応混合物を32℃に1時間加熱した場合に完了す
る。
【0018】従って、本発明のオゾニドに結合した有機
ケイ素化合物は室温(20〜25℃)で比較的安定であ
り、高温でのみ分解するため、ビニルモノマーの重合を
開始する。例えば、オゾニドがシランに結合している場
合には、シラン基により停止された有機ポリマーが得ら
れる。
【0019】最初のビニルモノマーの重合後、それに続
いて他のシロキサンモノマー又はオリゴマーとのこれら
の末端シランの重縮合によりブロックコポリマーが生成
する場合に、加水分解性置換基を有する官能シラン、す
なわちハロシラン、アルコキシシラン及びアセトキシシ
ランを使用することができる。ブロックコポリマーの構
造は官能シランの構造に依存する。例えば、1個のアル
ケニル基及び1個の加水分解性基を有するシランが上記
のようにケイ素原子に結合する場合には、AB型ブロッ
クコポリマー(すなわち、Aが有機ブロックであり、B
がシリコーンブロックであるAAAABBBBB)が得
られる。2個のアルケニル基及び1個の加水分解性基を
有する前記シランがケイ素原子に結合する場合には、A
BA型ブロックコポリマー(すなわち、Aが有機ブロッ
クであり、BがシリコーンブロックであるAAAABB
BBBAAAA)が得られる。重縮合又は遊離基重合に
より重合し得る基を多数有するシランを用いると、より
複雑なブロックコポリマー構造が可能である。
【0020】官能シラン及び本発明に最も好ましいシラ
ンの幾つかの例は、不飽和がケイ素原子から離れた少な
くとも2個の炭素原子に位置するシラン、すなわち、ブ
テニル−メチルジクロロシラン、5−ヘキセニルジメチ
ルクロロシラン、5−ヘキセニルメチルジクロロシラ
ン、5−ヘキセニルトリクロロシラン、7−オクテニル
ジメチルクロロシラン、7−オクテニルトリクロロシラ
ン、1,10−ビス(ジメチルクロロシリル)−5−デ
セン、3−ブテニルトリエトキシシラン、5−ヘキセニ
ルジメチル−メトキシシラン、5−ヘキセニルメチルジ
メトキシシラン、及び7−オクテニルトリメトキシシラ
ンである。
【0021】加水分解性置換基を有する官能シラン、す
なわち、ハロシラン、アルコキシシラン及びアセトキシ
シランが本発明において最も好ましいが、他の種類の加
水分解性置換基、すなわちアミノ、ケトキシム、ウレイ
ド、カルボキシル、スルフェート、スルホン酸エステ
ル、シアノ、イソシアナート、ホスフェート及びリン酸
エステルを有する官能シランを使用することができる。
【0022】オゾニドがオルガノシロキサンポリマーに
結合する場合に、有機モノマーがシリコーンポリマーに
グラフト化したものが得られる。そのようなグラフトコ
ポリマーの構造は、オルガノシロキサンポリマー鎖に沿
うオゾニドの位置に依存する。従って、テレケリックオ
ゾニドはABAブロック構造を導き、ペンダントオゾニ
ドは高分子くし状構造を導く。本明細書において「テレ
ケリック」なる用語は、選択的に反応して他の分子との
結合を提供する末端基を有するポリマーを意味する。
【0023】本発明において使用するのに最も好ましい
ものはテレケリックアルケニル基を有するポリシロキサ
ンである。適切なアルケニル官能シロキサン及びそれら
の調製方法は例えば米国特許第4,609,574号明
細書に記載されている。
【0024】一般的に、これらの物質は、ジオルガノシ
ロキサン「D」単位:R2 a SiO 2/2 及び鎖末端
「M」単位:R3 a SiO1/2 (式中、Ra はメチル基
又は不飽和を有する炭化水素基である)から構成される
ものとして表すことができる。前記不飽和基には、高級
アルケニル基、すなわち−(CH2 m −CH=CH
(CH2 n H(式中、mは2、3又は4であり、nは
0、1又は2であるが、望ましければmは4を超える値
であっても、nは2を超える値であってもよい)が含ま
れる。不飽和が炭化水素の末端部分に存在する必要はな
い。しかしながら、ケイ素原子から離れた少なくとも2
個の炭素原子に位置しなくてはならない。
【0025】上記官能シラン及びアルケニル官能シロキ
サンに加えて不飽和を有する他の種の有機ケイ素化合物
を使用することができる。例えば、ケイ素原子が環構造
の一部を構成しているシクロアルキルシラン等のシクロ
アルキルシランが使用される。そのようなシクロアルキ
ルシランは下記式により表される。
【0026】
【化9】
【0027】この種のシクロアルキルシランの例となる
化合物は、Journal of Organic Chemistry、第39巻、第
11号、第1539〜1542頁(1974)に記載されている。この種
のシクロアルキルシランにおいて、m及びnはそれぞれ
2〜4の値であり、R5はアルキル基、アリール基、又
は上記加水分解性基のうちの1種である。上記のよう
に、不飽和はケイ素原子から離れた少なくとも2個の炭
素原子に位置すべきである。
【0028】さらに、ケイ素原子が環構造の一部を構成
していない種類のシクロアルキルシランを使用すること
ができる。そのようなシクロアルキルシランは下記式に
より表される。
【0029】
【化10】
【0030】この種のシクロアルキルシランにおいて、
pは1〜4の値であり、qは2〜6の値であり、R6は
アルキル基、アリール基、又は上記加水分解性基のうち
の1種を表す。不飽和はケイ素原子から離れた少なくと
も2個の炭素原子の位置に有るべきである。
【0031】直前に示したシクロアルキルシランの別の
態様は下記式により表される。
【0032】
【化11】
【0033】この別の態様のシクロアルキルシランにお
いて、rは0〜4の値であり、s及びtはそれぞれ1〜
6の値であり、R6はアルキル基、アリール基、又は上
記加水分解性基のうちの1種を表わす。不飽和はケイ素
原子から離れた少なくとも2個の炭素原子の位置にある
べきである。
【0034】ケイ素原子が環構造の一部を構成していな
い種類のシクロアルキルシランのうち使用することがで
きる他の種類のシクロアルキルシランは下記式により表
される。
【0035】
【化12】
【0036】この種のシクロアルキルシランにおいて、
uは2〜4の値であり、vは3〜7の値であり、R6は
アルキル基、アリール基、又は上記加水分解性基のうち
の1種を表す。不飽和はケイ素原子から離れた少なくと
も2個の炭素原子に位置するべきである。
【0037】ケイ素原子が環構造の一部を構成していな
い種類の官能シクロアルキルシランの幾つかの例とし
て、[2−(3−シクロヘキセニル)エチル]ジメチル
クロロシラン、[2−(3−シクロヘキセニル)エチ
ル]メチルジクロロシラン、3−シクロヘキセニルトリ
クロロシラン、[2−(3−シクロヘキセニル)エチ
ル]トリエトキシシラン、及び[2−(3−シクロヘキ
セニル)エチル]トリメトキシシランがある。
【0038】本発明は下記の反応シーケンスで概略的に
例示される。例えば、オゾンはそれ自体が二重結合に結
合して下記式のようにオゾニドを形成する。
【0039】
【化13】
【0040】二重結合がオルガノシラン化合物内部に存
在する場合には、下記式のようにオゾニドに結合したシ
ランが得られる。
【0041】
【化14】
【0042】下記式:
【0043】
【化15】
【0044】により表されるオルガノシラン化合物を使
用すると同様な結果が得られる。
【0045】二重結合がポリオルガノシロキサン分子内
部に存在する場合には、下記式のようにオゾニドに結合
したポリオルガノシロキサンが得られる。
【0046】
【化16】
【0047】次の反応シーケンスにおいて、下記式のよ
うにケイ素原子が環構造の一部であるオゾニドに結合し
たシクロアルキルシランが得られる。
【0048】
【化17】
【0049】次の反応シーケンスにおいて、下記式のよ
うにケイ素原子が環構造の一部ではないオゾニドに結合
したシクロアルキルシランが得られる。
【0050】
【化18】
【0051】次の反応シーケンスにおいて、下記式のよ
うにケイ素原子が環構造の一部ではない別の態様のオゾ
ニドに結合したシクロアルキルシランが得られる。
【0052】
【化19】
【0053】次の反応シーケンスにおいて、下記式のよ
うにケイ素原子が環構造の一部ではない別の態様のオゾ
ニドに結合したシクロアルキルシランが得られる。
【0054】
【化20】
【0055】次の反応シーケンスにおいて、上記のオゾ
ニドに結合したシラン又はオゾニドに結合したポリシロ
キサンは「オゾニド」と表されるものであって、「ポリ
マー生成物」の調製の際の下記式により表される反応シ
ーケンスで使用される。
【0056】
【化21】
【0057】「オゾニド」に結合したシラン、すなわ
ち、
【0058】
【化22】
【0059】は下記例1に従って調製することができ
る。
【0060】「オゾニド」に結合したポリシロキサン、
すなわち
【0061】
【化23】
【0062】は下記例2に従って調製することができ
る。
【0063】本発明によると、上記反応シーケンスにお
いて下記式により表される種類の「オゾニド」を使用す
ることもできる。
【0064】
【化24】
【0065】この種の「オゾニド」に結合したシランは
下記式により表される。
【0066】
【化25】
【0067】この種の「オゾニド」に結合したシランは
下記例3に従って調製することができる。
【0068】この種の「オゾニド」に結合したポリシロ
キサンは下記式により表すことができる。
【0069】
【化26】
【0070】これらの「オゾニド」を表す式において、
xは1以上の値であり、Rは不飽和基の残基を表す。す
なわち、例えば不飽和が5−ヘキセニルである場合には
Rは−(CH2 4 −であり、Rは少なくとも2個の炭
素原子を含むものでなくてはならない。R7はアルキル
基、アリール基、又は上記官能基のうちの1種である。
R8は炭化水素基、すなわち、アルキル基である。本発
明をより詳細に説明する目的で次の実施例を示す。
【0071】
【実施例】例1 オゾニドに結合したシランの調製 攪拌機を備えた三つ口フラスコ内のD4、すなわち環状
4量体オクタメチルシクロテトラシロキサンに5−ヘキ
セニルジメチルクロロシランH2 C=CH(CH2 4
Si(CH3 2 Clを溶解させた(150ml中に1
7.43g)。溶液を0℃に冷却した。溶液を含む容器
内にオゾンを導入し、0.0268×10-4kg毎秒
(kg/s)の流量で通気した。オゾン分解反応は濃青
色により指示されるとして95分後に完了した。構造を
13C−NMR及びガスクロマトグラフにより確認した。
例えば、二重結合炭素に関係するピーク(−114及び
−140ppm)はオゾン分解により消失し、酸素に結
合した炭素に由来するオゾニド特性ピーク(−94及び
−104ppm)が観測された。NMRスペクトルにそ
の他の変化は観測されなかった。
【0072】例2 オゾニドに結合したポリシロキサン
の調製 この例においてテレケリックヘキセニル基を有するポリ
シロキサンを使用した。このシロキサンは25℃での粘
度が170センチストークス(mm2 /s)であるジメ
チル5−ヘキセニルシロキシ末端ジメチルポリシロキサ
ンであった。このテレケリックシロキサンを、攪拌機を
備えた三つ口フラスコ内の塩化メチレンCH2 Cl2
溶解させた(150ml中に50g)。溶液を−15℃
に冷却した。溶液を含む容器内にオゾンを導入し、0.
0268×10-4kg毎秒(kg/s)の流量で通気し
た。13C−NMRによって、残留二重結合が存在しない
ことによりオゾニド中間体への完全な転化が示された。
【0073】例3 他のオゾニドに結合したシランの調
下記式:
【0074】
【化27】
【0075】により表される1,10−ビス(ジメチル
クロロシリル)−5−デセンを攪拌機を備えた三つ口フ
ラスコ内の塩化メチレンに溶解させた(150ml中に
23.23g)。溶液を0℃に冷却した。溶液を含む容
器内にオゾンを導入し、0.0268×10-4kg毎秒
(kg/s)の流量で通気した。オゾン分解反応は濃青
色により指示されるとして80分後に完了した。
【0076】例4 オゾニドにより開始されるエチルア
クリレートの重合 例1において調製されたオゾニドシランとエチルアクリ
レートモノマーH2 C=CHCOOC2 5 とを重合さ
せることによりシリコーン末端基を有するポリエチルア
クリレートを調製した。この例において、重合開始剤を
含まない例1のオゾニドに結合したシラン15.63g
及びエチルアクリレート1.03gを混合し、1オンス
入り容器に入れた。窒素によりフラッシュした後、容器
を70℃の恒温槽内に入れた。60分後、反応混合物は
透明から濁った状態に変化し、メタノールからポリマー
が沈殿していた。
【0077】例5 オゾニドにより開始されるエルアク
リレートの重合 重合開始剤を含まない例2において調製されたオゾニド
に結合したポリシロキサン15.22gとエチルアクリ
レートモノマー8.61gとを1オンス入り容器内で混
合することによりポリシロキサンの末端にグラフト化さ
れたポリエチルアクリレート、すなわちABAブロック
コポリマーを調製した。酸素を除去するために窒素によ
りフラッシュした後、容器を70℃の恒温槽内に入れ
た。透明な反応混合物を恒温槽内に入れた直後に反応混
合物は濁った。しかしながら、反応を1時間続けさせる
とメタノールからコポリマーが沈殿した。
【0078】例6 オゾニドにより開始されるアクリル
アミドの重合 例3において調製されたオゾニドシランとアクリルアミ
ドモノマーH2 C=CHCONH2 とを重合させること
によりシリコーン末端基を有するポリアクリルアミドを
調製した。この例において、重合開始剤を含まない例3
のオゾニドに結合したシラン21.93g及びアクリル
アミド3.12gを混合し、1オンス入り容器内に入れ
た。酸素を除去するために窒素によりフラッシュした
後、容器を70℃の恒温槽内に入れた。60分後、反応
混合物は黄色から褐色に変色し、ポリマーが水中に沈殿
していた。
【0079】例7(比較例) オゾニドシランなし 重合開始剤を含まないエチルアクリレート(1.25
g)を13.24gのオクタメチルシクロテトラシロキ
サンに溶解させ、1オンス入り容器内に入れた。窒素に
より酸素を除去し、窒素置換した後、例4に記載のよう
に反応混合物を恒温槽内に1時間入れた。この間に変化
は観察されず、溶液は透明のまま残った。メタノール中
でポリマーは沈殿しなかった。この例は、オゾニド結合
基が存在しない場合には、重合が起こり得ないことを示
すものである。
【0080】例8(比較例) シリコーンなし この例は、シリコーンマトリックスがオゾニド結合基の
安定性に著しい影響を及ぼすことを示すものである。こ
の例において、オゾン分解反応は、塩化メチレン(10
0ml)中で1−ヘキセンCH3 CH2 CH2 CH2
H=CH2 (8.5g)を使用して−78℃で30分間
実施した。青色を呈することにより指示されるとして反
応は40分で完了した。しかしながら、このオゾニドは
非常に不安定であった。従って、このオゾニドを室温に
するか又は溶剤CH2 Cl2 を除去した直後に、このオ
ゾニドは制御できない発熱反応で急速に分解し、反応フ
ラスコから勢いよくはね出た。
【0081】シロキサン分子の存在によって分解反応の
速度が著しく遅くなり、またそのような高度に酸素化さ
れた不安定なオゾニド中間体を取り扱う場合に起こりや
すい爆発の危険性が低下すると考えられる。上記例は以
下のように要約される。
【0082】
【表1】
【0083】本発明の本質的態様から離れることなく本
明細書に記載の化合物、組成物及び方法に他の変更を加
えてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07F 7/18 C07F 7/18 X C08F 283/12 C08F 283/12 (72)発明者 エアロン クオク キエウ アメリカ合衆国,ミネソタ 55433,クー ン ラピッズ,110ス レーン ノース ウエスト 2203 (72)発明者 ビン ザン ギュイエン アメリカ合衆国,ミシガン 48640,ミッ ドランド,オタワ ストリート 4511

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式: 【化1】 (式中、Rは少なくとも2個の炭素原子を有する炭化水
    素連結基であり、R1、R2及びR3は水素、アルキル
    基又はアリール基であり、xは少なくとも1の値であ
    り、R7はアルキル基、アリール基、ハロゲン、アルコ
    キシ又はアセトキシであり、R8は炭化水素基である)
    から選ばれる式により表される有機ケイ素化合物をオゾ
    ンに暴露することを含む方法により得られるオゾニド官
    能性を有する有機ケイ素化合物。
  2. 【請求項2】 オゾンに暴露される有機ケイ素化合物が
    5−ヘキセニルジメチルクロロシラン、1,10−ビス
    (ジメチルクロロシリル)−5−デセン及びジメチルヘ
    キセニルシロキシ末端ジメチルポリシロキサンからなる
    群から選ばれる請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 下記式: 【化2】 (式中、m及びnは2〜4の値であり、pは1〜4の値
    であり、qは2〜6の値であり、rは0〜4の値であ
    り、s及びtはそれぞれ1〜6の値であり、uは2〜4
    の値であり、vは3〜7の値であり、R5及びR6はア
    ルキル、アリール、ハロゲン、アルコキシ又はアセトキ
    シである)から選ばれる式により表される有機ケイ素化
    合物をオゾンに暴露することを含む方法により得られる
    オゾニド官能性を有する有機ケイ素化合物。
  4. 【請求項4】 下記構造式: 【化3】 (式中、Rはケイ素に結合している不飽和基の残基であ
    り、R1、R2及びR3は水素、アルキル基又はアリー
    ル基であり、R’はアルキル基、アリール基、加水分解
    性基、オルガノシロキシ基又はポリオルガノシロキシ基
    である)により表されるオゾニド官能性を有する有機ケ
    イ素化合物の存在下で重合性有機モノマーを加熱するこ
    とにより前記重合性有機モノマーの重合を開始させるこ
    とを含む重合方法。
  5. 【請求項5】 有機ケイ素化合物が下記式: 【化4】 【化5】 (式中、xは少なくとも1の値であり、R7はアルキル
    基、アリール基、ハロゲン、アルコキシ又はアセトキシ
    であり、R8は炭化水素基である)からなる群から選ば
    れる式により表されるものである請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 有機ケイ素化合物が、ケイ素原子が環構
    造の一部であるシクロアルキルシラン及びケイ素原子が
    環構造の一部でないシクロアルキルシランからなる群か
    ら選ばれるシクロアルキルシランである請求項4記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 重合性有機モノマーがビニル含有モノマ
    ーである請求項4記載の方法。
JP10027118A 1997-02-11 1998-02-09 有機ケイ素化合物 Withdrawn JPH10231299A (ja)

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