JPH10233389A - 半導体処理装置およびそのクリーニング方法ならびに半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体処理装置およびそのクリーニング方法ならびに半導体装置の製造方法Info
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- JPH10233389A JPH10233389A JP3777597A JP3777597A JPH10233389A JP H10233389 A JPH10233389 A JP H10233389A JP 3777597 A JP3777597 A JP 3777597A JP 3777597 A JP3777597 A JP 3777597A JP H10233389 A JPH10233389 A JP H10233389A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄後に処理容器室内に残留した水分または
半導体基板を処理した後に処理容器室内に付着、堆積し
た反応生成物を処理容器室内全体に均一に、且つ効率よ
く除去することができる半導体処理装置およびそのクリ
ーニング方法を得る。 【解決手段】 装置の処理容器室3内を洗浄した後、水
分14が残留した処理容器室3内に対しマイクロ波を導
入する。
半導体基板を処理した後に処理容器室内に付着、堆積し
た反応生成物を処理容器室内全体に均一に、且つ効率よ
く除去することができる半導体処理装置およびそのクリ
ーニング方法を得る。 【解決手段】 装置の処理容器室3内を洗浄した後、水
分14が残留した処理容器室3内に対しマイクロ波を導
入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LSI製造にお
ける半導体処理装置およびそのクリーニング方法ならび
に半導体装置の製造方法に関するもので、特にマイクロ
波および局所的排気により装置内の残留水分や処理にと
もなう生成物を均一に、且つ効率よく除去することを目
的としたものである。
ける半導体処理装置およびそのクリーニング方法ならび
に半導体装置の製造方法に関するもので、特にマイクロ
波および局所的排気により装置内の残留水分や処理にと
もなう生成物を均一に、且つ効率よく除去することを目
的としたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体処理装置、例えば、反応
性プラズマを利用したドライエッチング処理装置では、
反応性プラズマ中の反応性粒子と半導体基板上の被エッ
チング膜との化学・物理反応によってエッチングが行わ
れるが、このときその副生成物として多量の反応生成物
が発生する。この反応生成物は、半導体基板の累積処理
時間の増加にともない、処理容器室内の内壁面や処理容
器室内に配設された内容器の表面などに大量に付着、堆
積する。その結果、付着、堆積した反応生成物が処理中
の半導体基板上に再付着しプロセス性能が劣化したり、
その物理的な付着限界を超えた場合には剥離してパーテ
ィクルの原因になったりする。
性プラズマを利用したドライエッチング処理装置では、
反応性プラズマ中の反応性粒子と半導体基板上の被エッ
チング膜との化学・物理反応によってエッチングが行わ
れるが、このときその副生成物として多量の反応生成物
が発生する。この反応生成物は、半導体基板の累積処理
時間の増加にともない、処理容器室内の内壁面や処理容
器室内に配設された内容器の表面などに大量に付着、堆
積する。その結果、付着、堆積した反応生成物が処理中
の半導体基板上に再付着しプロセス性能が劣化したり、
その物理的な付着限界を超えた場合には剥離してパーテ
ィクルの原因になったりする。
【0003】そこで、一般に、これを防止するために、
処理容器室内の洗浄を行ったり、あるいは反応性プラズ
マを利用して付着した反応生成物を除去する、いわゆる
ドライクリーニング処理などのメンテナンスが行われて
いる。
処理容器室内の洗浄を行ったり、あるいは反応性プラズ
マを利用して付着した反応生成物を除去する、いわゆる
ドライクリーニング処理などのメンテナンスが行われて
いる。
【0004】洗浄は、装置を解体し、純水や沸酸などを
用いて処理容器室の内壁面や内容器に付着した反応生成
物を除去する。内容器は処理容器室の内壁面を処理によ
るダメージがら保護するとともに、洗浄等のメンテナン
ス性を容易にするものであるが、処理容器室の内壁面と
の間に狭い隙間を作るため、後述するような問題が生じ
る。
用いて処理容器室の内壁面や内容器に付着した反応生成
物を除去する。内容器は処理容器室の内壁面を処理によ
るダメージがら保護するとともに、洗浄等のメンテナン
ス性を容易にするものであるが、処理容器室の内壁面と
の間に狭い隙間を作るため、後述するような問題が生じ
る。
【0005】洗浄が終了したら、装置を元の状態に組立
て、再び一定の真空性能に達するまで処理容器室内を真
空引きする。そして、一定の真空性能に達すれば処理が
再開される。ところが、洗浄の際に処理容器室の内壁面
や内容器の表面に残留した水分が処理容器室内に常に放
出されるため、場合によっては、一定の真空性能に達す
るまでに、24時間以上の真空引き時間を要することが
ある。そこで、この真空引き時間を短縮する方法とし
て、従来からプラズマ放電や外部ヒーターによる加熱に
よって残留水分の脱離を加速する方法が知られている。
て、再び一定の真空性能に達するまで処理容器室内を真
空引きする。そして、一定の真空性能に達すれば処理が
再開される。ところが、洗浄の際に処理容器室の内壁面
や内容器の表面に残留した水分が処理容器室内に常に放
出されるため、場合によっては、一定の真空性能に達す
るまでに、24時間以上の真空引き時間を要することが
ある。そこで、この真空引き時間を短縮する方法とし
て、従来からプラズマ放電や外部ヒーターによる加熱に
よって残留水分の脱離を加速する方法が知られている。
【0006】図8は、プラズマ放電および外部ヒーター
による従来の方法における半導体基板の処理から洗浄お
よび処理再開までの一連のフローを示したものであり、
以下このフロー図に従って従来の方法を説明する。図
中、201〜208は、それぞれ、エッチング処理、プ
ロセス性能チェック、定期洗浄、真空引きおよびヒータ
ー加熱、真空度チェック、プラズマ放電、真空性能チェ
ック、処理再開の各工程に対応する。
による従来の方法における半導体基板の処理から洗浄お
よび処理再開までの一連のフローを示したものであり、
以下このフロー図に従って従来の方法を説明する。図
中、201〜208は、それぞれ、エッチング処理、プ
ロセス性能チェック、定期洗浄、真空引きおよびヒータ
ー加熱、真空度チェック、プラズマ放電、真空性能チェ
ック、処理再開の各工程に対応する。
【0007】また、図9は、従来の半導体処理装置、例
えば、マイクロ波プラズマを用いたドライエッチング処
理装置の断面と従来の方法における残留水分の加熱方法
を説明した概念図である。
えば、マイクロ波プラズマを用いたドライエッチング処
理装置の断面と従来の方法における残留水分の加熱方法
を説明した概念図である。
【0008】図9において、1は半導体基板、2は半導
体基板1を載置するステージ、3は処理容器室、4は処
理容器室3のプラズマ生成室、5は処理容器室3の反応
容器室、6aはプラズマ生成室4内に配置された内容
器、6bは反応容器室内に配置された内容器、7は内容
器6aと6bとの接続部品、8aおよび8bはプラズマ
生成室4の内壁面と内容器6aとに挟まれた隙間、8c
は反応容器室5の内壁面と内容器6bとに挟まれた隙
間、9は処理容器室3のコーナー部分、10は外部ヒー
ター、11は主排気管、12はガス導入口、13はプロ
セスガス、14は処理容器室3内に残留した水分、15
はマイクロ波発振器、16はマイクロ波導波管、17は
マイクロ波導入窓、18はマイクロ波、19aは不活性
ガスによるプラズマ放電、20はプラズマ放電19a中
で発生したイオン、21はプラズマ放電19a中からの
輻射熱である。
体基板1を載置するステージ、3は処理容器室、4は処
理容器室3のプラズマ生成室、5は処理容器室3の反応
容器室、6aはプラズマ生成室4内に配置された内容
器、6bは反応容器室内に配置された内容器、7は内容
器6aと6bとの接続部品、8aおよび8bはプラズマ
生成室4の内壁面と内容器6aとに挟まれた隙間、8c
は反応容器室5の内壁面と内容器6bとに挟まれた隙
間、9は処理容器室3のコーナー部分、10は外部ヒー
ター、11は主排気管、12はガス導入口、13はプロ
セスガス、14は処理容器室3内に残留した水分、15
はマイクロ波発振器、16はマイクロ波導波管、17は
マイクロ波導入窓、18はマイクロ波、19aは不活性
ガスによるプラズマ放電、20はプラズマ放電19a中
で発生したイオン、21はプラズマ放電19a中からの
輻射熱である。
【0009】まず、一定時間、半導体基板をエッチング
処理したら(201)、エッチングレートなどのプロセ
ス性能が規格内であるかどうかをチェックする(20
2)。もし、規格内であれば、さらに一定時間処理を行
い、規格外であれば、先述した洗浄を行う(203)。
次に、洗浄が完了したら、装置を元の状態に組立て、処
理容器室3内を再び真空引きする(204)。このとき
同時に、従来法のひとつである外部ヒーター10を用い
処理容器室3内部を加熱することによって残留水分14
の脱離を加速する。次に、一定時間真空引きした後、処
理容器室3内の圧力が10-4以下であるかどうかをチェ
ックし(205)、達していなければさらに真空引きを
継続し、達していればプラズマ放電19aによる加熱を
行う(206)。ここで、プラズマ放電19aを行うの
にこのような低圧力が必要なのはプラズマを安定に発生
させるためであるが、この低圧力に達するまでに10時
間程度の真空引き時間を要する。
処理したら(201)、エッチングレートなどのプロセ
ス性能が規格内であるかどうかをチェックする(20
2)。もし、規格内であれば、さらに一定時間処理を行
い、規格外であれば、先述した洗浄を行う(203)。
次に、洗浄が完了したら、装置を元の状態に組立て、処
理容器室3内を再び真空引きする(204)。このとき
同時に、従来法のひとつである外部ヒーター10を用い
処理容器室3内部を加熱することによって残留水分14
の脱離を加速する。次に、一定時間真空引きした後、処
理容器室3内の圧力が10-4以下であるかどうかをチェ
ックし(205)、達していなければさらに真空引きを
継続し、達していればプラズマ放電19aによる加熱を
行う(206)。ここで、プラズマ放電19aを行うの
にこのような低圧力が必要なのはプラズマを安定に発生
させるためであるが、この低圧力に達するまでに10時
間程度の真空引き時間を要する。
【0010】プラズマ放電による方法は、図9に示すよ
うに、例えばアルゴンガスのような不活性ガスによるプ
ラズマ放電19aを処理容器室3内に発生させ、この放
電中に生じるイオン20(例えば、アルゴンイオン(A
r+))がプラズマ中の電界によって加速され内容器6
aや6bの表面へ衝突する際に生じる熱、あるいは、プ
ラズマ放電19a中で発生する輻射による輻射熱21を
利用して残留水分14の脱離を加速するものである。脱
離した残留水分14は直ちに主排気管11を通じて処理
容器室3外へ排出され、除去される。
うに、例えばアルゴンガスのような不活性ガスによるプ
ラズマ放電19aを処理容器室3内に発生させ、この放
電中に生じるイオン20(例えば、アルゴンイオン(A
r+))がプラズマ中の電界によって加速され内容器6
aや6bの表面へ衝突する際に生じる熱、あるいは、プ
ラズマ放電19a中で発生する輻射による輻射熱21を
利用して残留水分14の脱離を加速するものである。脱
離した残留水分14は直ちに主排気管11を通じて処理
容器室3外へ排出され、除去される。
【0011】次に、このプラズマ放電を一定時間行った
後、処理容器室3内の圧力をチェックし(207)、規
定の圧力に達していなければさらにプラズマ放電19a
による加熱を行い、規定の圧力に達するまでこれを繰り
返す。そして、規定の圧力に達すれば処理が再開される
(208)。
後、処理容器室3内の圧力をチェックし(207)、規
定の圧力に達していなければさらにプラズマ放電19a
による加熱を行い、規定の圧力に達するまでこれを繰り
返す。そして、規定の圧力に達すれば処理が再開される
(208)。
【0012】以上のような方法により、洗浄終了後、処
理が再開できるまでの時間を24時間から12時間程度
にまで短縮することができる。
理が再開できるまでの時間を24時間から12時間程度
にまで短縮することができる。
【0013】以上、洗浄後の残留水分の脱離を加速する
方法について説明したが、次に、このような洗浄を行わ
ずに、付着、堆積した反応生成物を直接、反応性プラズ
マを用いて除去するドライクリーニング処理について説
明する。図10は、図9と同じマイクロ波プラズマを用
いたドライエッチング装置の断面とドライクリーニング
処理による反応生成物の除去方法を説明した概念図であ
る。
方法について説明したが、次に、このような洗浄を行わ
ずに、付着、堆積した反応生成物を直接、反応性プラズ
マを用いて除去するドライクリーニング処理について説
明する。図10は、図9と同じマイクロ波プラズマを用
いたドライエッチング装置の断面とドライクリーニング
処理による反応生成物の除去方法を説明した概念図であ
る。
【0014】図10において、19bは反応性ガスによ
るプラズマ放電、22は処理容器室3内に付着した反応
生成物、23はプラズマ放電19b中で発生した反応性
イオン、24はプラズマ放電19中で発生した反応性粒
子、25は反応生成物22と反応性イオン23または反
応性粒子24などとの反応によってできた揮発性の高い
反応生成物であり、他の符号は図9の符号と同一であ
る。
るプラズマ放電、22は処理容器室3内に付着した反応
生成物、23はプラズマ放電19b中で発生した反応性
イオン、24はプラズマ放電19中で発生した反応性粒
子、25は反応生成物22と反応性イオン23または反
応性粒子24などとの反応によってできた揮発性の高い
反応生成物であり、他の符号は図9の符号と同一であ
る。
【0015】ドライクリーニング処理は、上記洗浄と同
様に半導体基板の累積処理によるプロセス性能の劣化が
生じた場合に行われるもので、処理容器室内に付着、堆
積した反応生成物を反応性ガスを用いたプラズマ放電に
よって除去するものである。例えば、図10に示すよう
に、半導体基板上のポリシリコンを塩素ガスを用いてエ
ッチングした場合、ポリシリコンと塩素プラズマ中の反
応性粒子との反応によって塩化シリコン(SiCl)な
どの反応生成物22が生成し室内に付着、堆積するが、
この反応生成物22は、これを除去するために室内に新
たに発生させた四フッ化炭素(CF4)などの反応性ガ
スプラズマ19b中の反応性粒子24(例えば、四フッ
化炭素分子(CF4))や反応性イオン23(例えば、
四フッ化炭素イオン(CF4 +))との物理・化学的反応
によって、揮発性のより高い反応生成物25(例えば、
フッ化シリコン(SiF))となって脱離が加速され
る。脱離した反応生成物25は、主排気管11を通じて
直ちに装置外へ排出され、除去される。
様に半導体基板の累積処理によるプロセス性能の劣化が
生じた場合に行われるもので、処理容器室内に付着、堆
積した反応生成物を反応性ガスを用いたプラズマ放電に
よって除去するものである。例えば、図10に示すよう
に、半導体基板上のポリシリコンを塩素ガスを用いてエ
ッチングした場合、ポリシリコンと塩素プラズマ中の反
応性粒子との反応によって塩化シリコン(SiCl)な
どの反応生成物22が生成し室内に付着、堆積するが、
この反応生成物22は、これを除去するために室内に新
たに発生させた四フッ化炭素(CF4)などの反応性ガ
スプラズマ19b中の反応性粒子24(例えば、四フッ
化炭素分子(CF4))や反応性イオン23(例えば、
四フッ化炭素イオン(CF4 +))との物理・化学的反応
によって、揮発性のより高い反応生成物25(例えば、
フッ化シリコン(SiF))となって脱離が加速され
る。脱離した反応生成物25は、主排気管11を通じて
直ちに装置外へ排出され、除去される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなプラズ
マによる残留水分の加熱方法では、処理容器室3の形状
や内容器6a、6bなどの配置の仕方などによって残留
水分の十分な加熱効果が得られない部分が生じる。すな
わち、図9に示すように、処理容器室内のコーナー部分
9はプラズマの性質上プラズマに晒されにくく、また、
処理容器室3と内容器6との間に挟まれた狭い隙間8な
どの部分では基本的にプラズマに晒されないため、これ
らの部分では、プラズマによる十分な加熱効果が得られ
ない。また、外部ヒーター10による方法においても、
ヒーターの大きさや形状、設置箇所などの物理的制約に
より十分に加熱効果が得られない部分が生ずる。したが
って、一定の真空性能に達するまでの真空引き時間はこ
のような部分での脱離速度で律速されるため、真空引き
時間の大幅な短縮には繋がらなかった。
マによる残留水分の加熱方法では、処理容器室3の形状
や内容器6a、6bなどの配置の仕方などによって残留
水分の十分な加熱効果が得られない部分が生じる。すな
わち、図9に示すように、処理容器室内のコーナー部分
9はプラズマの性質上プラズマに晒されにくく、また、
処理容器室3と内容器6との間に挟まれた狭い隙間8な
どの部分では基本的にプラズマに晒されないため、これ
らの部分では、プラズマによる十分な加熱効果が得られ
ない。また、外部ヒーター10による方法においても、
ヒーターの大きさや形状、設置箇所などの物理的制約に
より十分に加熱効果が得られない部分が生ずる。したが
って、一定の真空性能に達するまでの真空引き時間はこ
のような部分での脱離速度で律速されるため、真空引き
時間の大幅な短縮には繋がらなかった。
【0017】また、プラズマ放電による方法では、プラ
ズマを放電するために処理容器室の圧力を10-4Torr程
度の低圧力にする必要があるが、この低圧力に到達する
までにもかなりの時間を要していた。
ズマを放電するために処理容器室の圧力を10-4Torr程
度の低圧力にする必要があるが、この低圧力に到達する
までにもかなりの時間を要していた。
【0018】さらに、隙間8などのような空間的に狭い
領域では一般に排気効率が低いため、この領域内で脱離
した水分が主排気管11からの排気だけでは十分に装置
外へ排出されないという問題もあった。
領域では一般に排気効率が低いため、この領域内で脱離
した水分が主排気管11からの排気だけでは十分に装置
外へ排出されないという問題もあった。
【0019】また、従来のドライクリーニング処理によ
る反応生成物の除去方法にあっては、プラズマ放電によ
る残留水分の加熱方法におけると同様に、プラズマに晒
されにくい、あるいはほとんど晒されない部分での除去
効果が十分でないという問題があった。さらに、本処理
は元来エッチング反応を利用した処理であって、例え
ば、四沸化炭素(CF4)や三沸化窒素(NF3)などの
フッ素系ガスプラズマを利用した場合には、通常石英な
どの誘電体材料からなる内容器6自体に対してもかなり
のエッチングレートを有するため、該部品の消耗が速ま
ったり、破損したりするといった問題もあった。
る反応生成物の除去方法にあっては、プラズマ放電によ
る残留水分の加熱方法におけると同様に、プラズマに晒
されにくい、あるいはほとんど晒されない部分での除去
効果が十分でないという問題があった。さらに、本処理
は元来エッチング反応を利用した処理であって、例え
ば、四沸化炭素(CF4)や三沸化窒素(NF3)などの
フッ素系ガスプラズマを利用した場合には、通常石英な
どの誘電体材料からなる内容器6自体に対してもかなり
のエッチングレートを有するため、該部品の消耗が速ま
ったり、破損したりするといった問題もあった。
【0020】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、処理容器室内全
体を均一に、且つ効率よく残留水分の脱離を加速しメン
テナンスによるダウンタイムを低減する半導体装置およ
びそのクリーニング方法を得るものである。
ためになされたもので、第1の目的は、処理容器室内全
体を均一に、且つ効率よく残留水分の脱離を加速しメン
テナンスによるダウンタイムを低減する半導体装置およ
びそのクリーニング方法を得るものである。
【0021】また、第2の目的は、半導体処理装置内の
狭い隙間における排気効率を向上させることによってそ
の領域の水分の除去性を促進し、メンテナンスによるダ
ウンタイムを低減する半導体装置およびそのクリーニン
グ方法を得るものである。
狭い隙間における排気効率を向上させることによってそ
の領域の水分の除去性を促進し、メンテナンスによるダ
ウンタイムを低減する半導体装置およびそのクリーニン
グ方法を得るものである。
【0022】また、第3の目的は、内容器の消耗や破損
なしに、処理容器室内全体を均一に、且つ効率よく反応
生成物の除去ができるクリーニング方法を得るものであ
る。
なしに、処理容器室内全体を均一に、且つ効率よく反応
生成物の除去ができるクリーニング方法を得るものであ
る。
【0023】また、第4の目的は、信頼性の高い半導体
装置を製造する方法を得るものである。
装置を製造する方法を得るものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】マイクロ波発生装置と半
導体基板を処理するための処理容器室と処理容器室内に
その内壁面を覆うように配設されマイクロ波に対し誘電
損失が石英より大きな誘電体材料からなる内容器を備え
たものである。
導体基板を処理するための処理容器室と処理容器室内に
その内壁面を覆うように配設されマイクロ波に対し誘電
損失が石英より大きな誘電体材料からなる内容器を備え
たものである。
【0025】さらに、処理容器室と内容器との間に挟ま
れた隙間にマイクロ波に対し誘電損失が石英より大きな
誘電体材料を配したものである。
れた隙間にマイクロ波に対し誘電損失が石英より大きな
誘電体材料を配したものである。
【0026】また、半導体基板を処理する工程で生じ処
理容器室内に付着した反応生成物を純水や水分を含んだ
薬剤等を用いた洗浄によって除去する工程と洗浄終了
後、処理容器室内を排気する工程と処理容器室内にプロ
セスガスを導入しない状態でマイクロ波を導入する工程
を備えたものである。
理容器室内に付着した反応生成物を純水や水分を含んだ
薬剤等を用いた洗浄によって除去する工程と洗浄終了
後、処理容器室内を排気する工程と処理容器室内にプロ
セスガスを導入しない状態でマイクロ波を導入する工程
を備えたものである。
【0027】また、マイクロ波発生装置とプラズマ生成
室および半導体基板の処理室からなる処理容器室と処理
容器室内に配設された内容器と処理容器室と内容器とに
挟まれた隙間に接続された真空引きラインと処理容器室
と内容器室との間に挟まれた隙間と処理容器室の所望の
位置とを連通したバイパスラインとを備えたものであ
る。
室および半導体基板の処理室からなる処理容器室と処理
容器室内に配設された内容器と処理容器室と内容器とに
挟まれた隙間に接続された真空引きラインと処理容器室
と内容器室との間に挟まれた隙間と処理容器室の所望の
位置とを連通したバイパスラインとを備えたものであ
る。
【0028】さらに、処理容器室と内容器とに挟まれた
隙間隙間に接続されたパージガス導入ラインを備えたも
のである。
隙間隙間に接続されたパージガス導入ラインを備えたも
のである。
【0029】また、半導体基板を処理する工程で生じ処
理容器室内に付着した反応生成物を純水や水分を含んだ
薬剤等を用いた洗浄によって除去する工程と洗浄終了
後、処理容器室内を排気する工程と真空引きラインおよ
びバイパスラインによって処理容器室と内容器との間に
挟まれた隙間を排気する工程を備えたものである。
理容器室内に付着した反応生成物を純水や水分を含んだ
薬剤等を用いた洗浄によって除去する工程と洗浄終了
後、処理容器室内を排気する工程と真空引きラインおよ
びバイパスラインによって処理容器室と内容器との間に
挟まれた隙間を排気する工程を備えたものである。
【0030】また、半導体基板を処理する工程とこの処
理工程で生じ処理容器室内に付着した反応生成物を純水
や水分を含んだ薬剤等を用いた洗浄によって除去する工
程と洗浄終了後、処理容器室内を排気する工程と処理容
器室の主排気のバルブおよび真空引きラインないしバイ
パスラインの排気バルブを閉じる工程とパージガス導入
ラインから不活性ガスを導入し処理容器室内を所望の圧
力にした後、パージガス導入ラインの排気バルブを閉じ
る工程と主排気のバルブおよび真空引きラインならびに
バイパスラインの排気バルブを開け処理容器室と内容器
との間に挟まれた隙間および処理容器室内を一定時間排
気する工程とを備え、これら一連の工程を複数回繰り返
すものである。
理工程で生じ処理容器室内に付着した反応生成物を純水
や水分を含んだ薬剤等を用いた洗浄によって除去する工
程と洗浄終了後、処理容器室内を排気する工程と処理容
器室の主排気のバルブおよび真空引きラインないしバイ
パスラインの排気バルブを閉じる工程とパージガス導入
ラインから不活性ガスを導入し処理容器室内を所望の圧
力にした後、パージガス導入ラインの排気バルブを閉じ
る工程と主排気のバルブおよび真空引きラインならびに
バイパスラインの排気バルブを開け処理容器室と内容器
との間に挟まれた隙間および処理容器室内を一定時間排
気する工程とを備え、これら一連の工程を複数回繰り返
すものである。
【0031】また、本願発明の半導体処理装置を用いた
ものである。
ものである。
【0032】また、本願発明のクリーニングを行った後
に半導体基板を処理するものである。
に半導体基板を処理するものである。
【0033】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.本願発明の実施の形態1をマイクロ波プ
ラズマを用いたドライエッチング処理装置の場合につい
て説明する。
ラズマを用いたドライエッチング処理装置の場合につい
て説明する。
【0034】図2は、実施の形態1における半導体基板
の処理から洗浄および処理再開までの一連のフローを示
したものである。以下、このフロー図に従って実施の形
態1を説明する。図中、101〜106は、それぞれ、
エッチング処理、プロセスチェック、定期洗浄、真空引
きおよびマイクロ波導入、真空性能チェック、処理再開
の各工程に対応する。
の処理から洗浄および処理再開までの一連のフローを示
したものである。以下、このフロー図に従って実施の形
態1を説明する。図中、101〜106は、それぞれ、
エッチング処理、プロセスチェック、定期洗浄、真空引
きおよびマイクロ波導入、真空性能チェック、処理再開
の各工程に対応する。
【0035】まず始めに、この装置を用いた通常のエッ
チング処理、例えば、半導体基板上のポリシリコン膜を
塩素ガスプラズマを用いたエッチング処理(101)に
ついて説明する。図7はこのエッチング処理装置の断面
とエッチング処理におけるエッチング過程を説明するた
めの概念図である。
チング処理、例えば、半導体基板上のポリシリコン膜を
塩素ガスプラズマを用いたエッチング処理(101)に
ついて説明する。図7はこのエッチング処理装置の断面
とエッチング処理におけるエッチング過程を説明するた
めの概念図である。
【0036】図7において、1は半導体基板、2は半導
体基板1を載置するためのステージ、3は処理容器室、
4は処理容器室3のプラズマ生成室、5は処理容器室3
の反応処理室、6aはプラズマ生成室4内の内容器、6
bは反応処理室5内の内容器、7は内容器6aと6bと
を接続する接続部品、8a、8bはプラズマ生成室4の
内壁面と内容器6aとの間に挟まれた隙間、8cは反応
処理室5の内壁面と内容器6bとの間に挟まれた隙間、
9は処理容器室3のコーナー部分、11は主排気管、1
2はガス導入口、13はプロセスガス、15はマイクロ
波発振器、16はマイクロ波導波管、17はマイクロ波
導入窓、18はマイクロ波、19cはプラズマ放電、2
2は反応生成物、24はプラズマ中の反応性粒子であ
る。
体基板1を載置するためのステージ、3は処理容器室、
4は処理容器室3のプラズマ生成室、5は処理容器室3
の反応処理室、6aはプラズマ生成室4内の内容器、6
bは反応処理室5内の内容器、7は内容器6aと6bと
を接続する接続部品、8a、8bはプラズマ生成室4の
内壁面と内容器6aとの間に挟まれた隙間、8cは反応
処理室5の内壁面と内容器6bとの間に挟まれた隙間、
9は処理容器室3のコーナー部分、11は主排気管、1
2はガス導入口、13はプロセスガス、15はマイクロ
波発振器、16はマイクロ波導波管、17はマイクロ波
導入窓、18はマイクロ波、19cはプラズマ放電、2
2は反応生成物、24はプラズマ中の反応性粒子であ
る。
【0037】本装置は、円筒状のプラズマ生成室4とそ
の下部に半導体基板1が処理される長方体の反応処理室
5とからなる処理容器室3を本体とし、その内部には、
反応処理室5の下部中央部に半導体基板1を載置するス
テージ2とプラズマ生成室4および反応処理室5の内壁
面を覆うようにして内容器6aや6bが配設されてい
る。また、プラズマ生成室4の上部中央部には、マイク
ロ波を発生するためのマイクロ波発振器15、マイクロ
波導波管16およびマイクロ波導入窓17が配設され、
さらに、プラズマ生成室4の下方側部にはプロセスガス
13を導入するためのガス導入口12、反応処理室5の
下部にはこれを排気するための主排気管11が配設され
ている。
の下部に半導体基板1が処理される長方体の反応処理室
5とからなる処理容器室3を本体とし、その内部には、
反応処理室5の下部中央部に半導体基板1を載置するス
テージ2とプラズマ生成室4および反応処理室5の内壁
面を覆うようにして内容器6aや6bが配設されてい
る。また、プラズマ生成室4の上部中央部には、マイク
ロ波を発生するためのマイクロ波発振器15、マイクロ
波導波管16およびマイクロ波導入窓17が配設され、
さらに、プラズマ生成室4の下方側部にはプロセスガス
13を導入するためのガス導入口12、反応処理室5の
下部にはこれを排気するための主排気管11が配設され
ている。
【0038】次に、エッチング処理の動作を説明する。
ガス導入口12よりプロセスガス13である塩素ガスを
処理容器室3内に供給し、圧力制御機構(図示せず)に
より処理容器室内3を一定の低圧力に制御する。次に、
一定の低圧力に制御された処理容器室3に対し、マイク
ロ波発振器15で発生し、マイクロ波導波管16および
マイクロ波導入窓17を通じて導入したマイクロ波18
と外部コイル(図示せず)によって発生させた磁場との
相互作用によりプラズマ生成室4にプラズマ放電19c
を発生させる。なお、発生したプラズマ放電19cは、
反応処理室5内へ拡散し、概略図7に示すようなプラズ
マ領域を有するため、処理容器室3のコーナー部分9な
どにはプラズマが晒されにくく、また、処理容器室3と
内容器6の間に挟まれた隙間8には基本的にプラズマが
晒されない。
ガス導入口12よりプロセスガス13である塩素ガスを
処理容器室3内に供給し、圧力制御機構(図示せず)に
より処理容器室内3を一定の低圧力に制御する。次に、
一定の低圧力に制御された処理容器室3に対し、マイク
ロ波発振器15で発生し、マイクロ波導波管16および
マイクロ波導入窓17を通じて導入したマイクロ波18
と外部コイル(図示せず)によって発生させた磁場との
相互作用によりプラズマ生成室4にプラズマ放電19c
を発生させる。なお、発生したプラズマ放電19cは、
反応処理室5内へ拡散し、概略図7に示すようなプラズ
マ領域を有するため、処理容器室3のコーナー部分9な
どにはプラズマが晒されにくく、また、処理容器室3と
内容器6の間に挟まれた隙間8には基本的にプラズマが
晒されない。
【0039】エッチングは、このプラズマ放電19cに
晒された半導体基板1上のポリシリコンと放電中に生じ
た、例えば、活性な塩素原子(Cl)である反応性粒子
24との化学反応によって、ポリシリコンが塩化シリコ
ン(SiCl)などの反応生成物22として半導体基板
1から脱離し、主排気管11を通じて装置外へ排出、除
去されることによって行われる。
晒された半導体基板1上のポリシリコンと放電中に生じ
た、例えば、活性な塩素原子(Cl)である反応性粒子
24との化学反応によって、ポリシリコンが塩化シリコ
ン(SiCl)などの反応生成物22として半導体基板
1から脱離し、主排気管11を通じて装置外へ排出、除
去されることによって行われる。
【0040】ところが、このようなエッチング処理を重
ねていくと、内容器6の表面や接続部品7の接続部分や
ガス導入口12の隙間から拡散して隙間8に侵入した反
応生成物22が大量に付着、堆積してくる。この結果、
付着、堆積した反応生成物22が、エッチング処理中に
半導体基板1上に再付着してエッチング性能が劣化した
り、また、付着限界を超えて堆積した場合には、剥離し
てパーティクルの原因になるなど、半導体装置の信頼性
を著しく低下させる。そこで、このようなトラブルを未
然に防止するため、図2に示すように、半導体基板を一
定時間処理する毎にエッチングレートやパーティクルな
どのプロセス性能をチェックし(102)、規格を外れ
た場合には、以下に述べる洗浄(103)を行う。
ねていくと、内容器6の表面や接続部品7の接続部分や
ガス導入口12の隙間から拡散して隙間8に侵入した反
応生成物22が大量に付着、堆積してくる。この結果、
付着、堆積した反応生成物22が、エッチング処理中に
半導体基板1上に再付着してエッチング性能が劣化した
り、また、付着限界を超えて堆積した場合には、剥離し
てパーティクルの原因になるなど、半導体装置の信頼性
を著しく低下させる。そこで、このようなトラブルを未
然に防止するため、図2に示すように、半導体基板を一
定時間処理する毎にエッチングレートやパーティクルな
どのプロセス性能をチェックし(102)、規格を外れ
た場合には、以下に述べる洗浄(103)を行う。
【0041】洗浄を行うには、まず、処理時には通常真
空状態に保持されている処理容器室3を一旦、大気に開
放し、内容器6a、6bや接続部品7などを取り出す。
そして、取り出した部品の表面や処理容器室3の内壁面
およびステージ2などに付着、堆積した反応生成物22
を純水や水分を多量に含んだ沸酸水などの薬剤を用いて
丹念に除去する。脱着可能な内容器6a、6bなどは、
さらにベーク設備などでベーキングし、できるだけ残留
水分を除去しておくのが望ましい。洗浄後はすみやかに
内容器6などを処理容器室3内に組み込んだ後、処理容
器室3内を主排気管11より真空引きする。
空状態に保持されている処理容器室3を一旦、大気に開
放し、内容器6a、6bや接続部品7などを取り出す。
そして、取り出した部品の表面や処理容器室3の内壁面
およびステージ2などに付着、堆積した反応生成物22
を純水や水分を多量に含んだ沸酸水などの薬剤を用いて
丹念に除去する。脱着可能な内容器6a、6bなどは、
さらにベーク設備などでベーキングし、できるだけ残留
水分を除去しておくのが望ましい。洗浄後はすみやかに
内容器6などを処理容器室3内に組み込んだ後、処理容
器室3内を主排気管11より真空引きする。
【0042】図1は、図7のマイクロ波プラズマを用い
たドライエッチング処理装置の断面とともに本実施の形
態におけるマイクロ波による残留水分14の加熱方法を
説明した概念図である。図において、14は処理容器室
内に残留した水分である。他の符号は、図7のものと同
一である。
たドライエッチング処理装置の断面とともに本実施の形
態におけるマイクロ波による残留水分14の加熱方法を
説明した概念図である。図において、14は処理容器室
内に残留した水分である。他の符号は、図7のものと同
一である。
【0043】洗浄が終了し主排気管11より真空引きを
開始した処理容器室3内に対し、マイクロ波発振器15
で発生させたマイクロ波18をプロセスガスを何も導入
しない状態で、マイクロ波導波管16およびマイクロ波
導入窓17を通じてプラズマ生成室4内に導入する(1
04)。導入されたマイクロ波18のエネルギーは残留
水分14に効率良く吸収され加熱される。エネルギーを
吸収した残留水分14は、処理容器室3の内壁面や内容
器6の表面から容易に脱離できるようになり主排気管1
1を通じて装置外へ排出され、除去される。
開始した処理容器室3内に対し、マイクロ波発振器15
で発生させたマイクロ波18をプロセスガスを何も導入
しない状態で、マイクロ波導波管16およびマイクロ波
導入窓17を通じてプラズマ生成室4内に導入する(1
04)。導入されたマイクロ波18のエネルギーは残留
水分14に効率良く吸収され加熱される。エネルギーを
吸収した残留水分14は、処理容器室3の内壁面や内容
器6の表面から容易に脱離できるようになり主排気管1
1を通じて装置外へ排出され、除去される。
【0044】本実施の形態はマイクロ波のみによって水
分を加熱するところに特徴がある。すなわち、導入され
たマイクロ波18は処理容器室3の形状や内容器の配置
の仕方にかかわらず室内全体を均一に伝搬するので、従
来のプラズマ放電では十分に加熱できなかったコーナー
部分9や隙間8の部分においても十分な加熱効果が得ら
れるものである。
分を加熱するところに特徴がある。すなわち、導入され
たマイクロ波18は処理容器室3の形状や内容器の配置
の仕方にかかわらず室内全体を均一に伝搬するので、従
来のプラズマ放電では十分に加熱できなかったコーナー
部分9や隙間8の部分においても十分な加熱効果が得ら
れるものである。
【0045】次に、マイクロ波18によるクリーニング
方法を一定時間行った後、処理容器室3内の圧力を測定
し、規定の圧力に達していなければ、さらにマイクロ波
18によるクリーニングを一定時間行い(105)、達
していればエッチング処理が再開される(106)。
方法を一定時間行った後、処理容器室3内の圧力を測定
し、規定の圧力に達していなければ、さらにマイクロ波
18によるクリーニングを一定時間行い(105)、達
していればエッチング処理が再開される(106)。
【0046】なお、本実施の形態では、マイクロ波は洗
浄後の真空引きを行った後に導入したが、真空引き前の
大気圧の状態で先にマイクロ波を導入しても同様の効果
が得られる。
浄後の真空引きを行った後に導入したが、真空引き前の
大気圧の状態で先にマイクロ波を導入しても同様の効果
が得られる。
【0047】本実施の形態によれば、マイクロ波18は
その性質上、プラズマ放電に晒されない処理容器室3の
コーナー部分9や隙間8の部分などにも均一に伝搬する
ので、従来のプラズマ放電を利用する方法や外部ヒータ
ーを利用する方法と比較して、処理容器室3内全体にわ
たり均一に、且つ効率よく残留水分14の加熱を行うこ
とができる。
その性質上、プラズマ放電に晒されない処理容器室3の
コーナー部分9や隙間8の部分などにも均一に伝搬する
ので、従来のプラズマ放電を利用する方法や外部ヒータ
ーを利用する方法と比較して、処理容器室3内全体にわ
たり均一に、且つ効率よく残留水分14の加熱を行うこ
とができる。
【0048】また、処理容器室3内にマイクロ波18を
導入するときの処理容器室3内の圧力は、従来のプラズ
マ放電による方法では、10-4Torr程度の低圧力に到達
するまでプラズマが放電できず、しかも、この低圧力に
達するまでにかなりの時間を要していたのに対し、本実
施の形態では、マイクロ波を圧力と無関係に導入できる
ため、洗浄完了後、真空引きを開始した直後から残留水
分14の加熱ができ、大幅な装置のダウンタイムの低減
が可能となる。
導入するときの処理容器室3内の圧力は、従来のプラズ
マ放電による方法では、10-4Torr程度の低圧力に到達
するまでプラズマが放電できず、しかも、この低圧力に
達するまでにかなりの時間を要していたのに対し、本実
施の形態では、マイクロ波を圧力と無関係に導入できる
ため、洗浄完了後、真空引きを開始した直後から残留水
分14の加熱ができ、大幅な装置のダウンタイムの低減
が可能となる。
【0049】さらに、洗浄直後の処理容器室3内におい
て、マイクロ波18が作用するのは、ほとんどが残留水
分子14に対してのみであり、処理容器室3の母材が金
属のような通常の導電体であっても、その温度が大幅に
上昇することはなく、熱ストレスによる処理容器室3の
変形を防止する作用もある。
て、マイクロ波18が作用するのは、ほとんどが残留水
分子14に対してのみであり、処理容器室3の母材が金
属のような通常の導電体であっても、その温度が大幅に
上昇することはなく、熱ストレスによる処理容器室3の
変形を防止する作用もある。
【0050】実施の形態2.なお、図1において、処理
容器室3内の内容器6には通常、石英材料が用いられる
が、本実施の形態ではマイクロ波に対し誘電損失が石英
より大きな誘電体材料、例えば、チタン酸バリウム(B
aTiO3)を主成分とするセラミックスからなる内容
器6を用いることによって該内容器に残留した水分14
の加熱効率をさらに高めることができる。
容器室3内の内容器6には通常、石英材料が用いられる
が、本実施の形態ではマイクロ波に対し誘電損失が石英
より大きな誘電体材料、例えば、チタン酸バリウム(B
aTiO3)を主成分とするセラミックスからなる内容
器6を用いることによって該内容器に残留した水分14
の加熱効率をさらに高めることができる。
【0051】誘電損失は、誘電体に交流電界を印加した
時に誘電体の分極が電界の変化に追従できず、電束密度
が電界に対して位相の遅れを生じる事により発生する。
この損失のエネルギーは、一般的に熱となって放出さ
れ、この熱を残留水分14が吸収することによって加熱
効率が高まるものである。したがって、実施の形態1と
比較して、さらに一定の真空性能に達するまでのダウン
タイムを低減することができる。
時に誘電体の分極が電界の変化に追従できず、電束密度
が電界に対して位相の遅れを生じる事により発生する。
この損失のエネルギーは、一般的に熱となって放出さ
れ、この熱を残留水分14が吸収することによって加熱
効率が高まるものである。したがって、実施の形態1と
比較して、さらに一定の真空性能に達するまでのダウン
タイムを低減することができる。
【0052】なお、本実施の形態では、内容器を誘電損
失が石英より大きな誘電体材料からなるものとしたが、
通常の石英材料からなる内容器の表面に誘電損失の大き
な誘電体材料をコーティングしたものでも同様の効果を
奏することができる。
失が石英より大きな誘電体材料からなるものとしたが、
通常の石英材料からなる内容器の表面に誘電損失の大き
な誘電体材料をコーティングしたものでも同様の効果を
奏することができる。
【0053】実施の形態3.実施の形態2では、誘電損
失が石英より大きな誘電体材料からなる内容器6を配し
たが、本実施の形態では、同様の効果を奏するものとし
て、図3に示すように、処理容器室3の内壁面と内容器
6aまたは6bとに挟まれた隙間8a、8bまたは8c
などにさらに誘電損失が石英より大きな誘電体材料2
6、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成
分としたセラミック材料を配設するものである。なお、
図3は、図1と同じマイクロ波プラズマを用いたドライ
エッチング処理装置の断面と本実施の形態における水分
の加熱過程を説明した概念図であり、同一の符号は図1
と同じものである。
失が石英より大きな誘電体材料からなる内容器6を配し
たが、本実施の形態では、同様の効果を奏するものとし
て、図3に示すように、処理容器室3の内壁面と内容器
6aまたは6bとに挟まれた隙間8a、8bまたは8c
などにさらに誘電損失が石英より大きな誘電体材料2
6、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成
分としたセラミック材料を配設するものである。なお、
図3は、図1と同じマイクロ波プラズマを用いたドライ
エッチング処理装置の断面と本実施の形態における水分
の加熱過程を説明した概念図であり、同一の符号は図1
と同じものである。
【0054】隙間8は間隔が狭いため、一般に排気効率
が低く、主排気管11からの排気だけでは、これらの隙
間に残留した水分14を十分に排出できない。しかし、
誘電損失が石英より大きな誘電体材料26を隙間8に配
設すれば、残留水分14が誘電損失による熱エネルギー
を吸収し脱離が促進されるため、排気効率の低い隙間8
においても残留水分14の除去性を向上させることがで
きる。
が低く、主排気管11からの排気だけでは、これらの隙
間に残留した水分14を十分に排出できない。しかし、
誘電損失が石英より大きな誘電体材料26を隙間8に配
設すれば、残留水分14が誘電損失による熱エネルギー
を吸収し脱離が促進されるため、排気効率の低い隙間8
においても残留水分14の除去性を向上させることがで
きる。
【0055】実施の形態4.図4は、図1と同様のマイ
クロ波プラズマを用いたドライエッチング処理装置の断
面と実施の形態4における洗浄後の残留水分の除去方法
を説明した概念図である。図において、28は真空引き
ライン、29はターボ分子ポンプ、30はバルブ、31
はバイパスライン、32はバルブ、36は内容器6bの
開口孔である。他の符号は図1と同じである。
クロ波プラズマを用いたドライエッチング処理装置の断
面と実施の形態4における洗浄後の残留水分の除去方法
を説明した概念図である。図において、28は真空引き
ライン、29はターボ分子ポンプ、30はバルブ、31
はバイパスライン、32はバルブ、36は内容器6bの
開口孔である。他の符号は図1と同じである。
【0056】必要に応じて洗浄を行った処理容器室3に
対し主排気管11よりの真空引きを行うが、この真空引
きを行っている間にも処理容器室3内からは残留水分1
4が常時、脱離除去される。しかし、隙間8のような狭
い部分では、前述したように排気効率が低く残留水分1
4が脱離しても主排気管11からの排気だけでは十分に
除去することができない。
対し主排気管11よりの真空引きを行うが、この真空引
きを行っている間にも処理容器室3内からは残留水分1
4が常時、脱離除去される。しかし、隙間8のような狭
い部分では、前述したように排気効率が低く残留水分1
4が脱離しても主排気管11からの排気だけでは十分に
除去することができない。
【0057】そこで、本実施の形態では、隙間8aに独
立に配設した真空引きライン28および隙間8aと隙間
8cとの間を連通したバイパスライン31とによって隙
間8aおよび8bの局所的排気を行い水分14の除去性
を向上させるものである。真空引きライン28はターボ
分子ポンプ29およびバルブ30から構成されており、
必要に応じてバルブ30を開閉し、隙間8aおよび8b
で脱離した残留水分14を直接、装置外へ排出し、除去
するものである。また、バイパスライン31にもバルブ
32が取り付けられており、バルブ32を必要に応じて
開閉し、隙間8aおよび8bで脱離した残留水分14を
内容器6bの開口孔35を通じていったん反応処理室5
内に排気し、その後、主排気管11を通じて装置外へ排
出、除去するものである。
立に配設した真空引きライン28および隙間8aと隙間
8cとの間を連通したバイパスライン31とによって隙
間8aおよび8bの局所的排気を行い水分14の除去性
を向上させるものである。真空引きライン28はターボ
分子ポンプ29およびバルブ30から構成されており、
必要に応じてバルブ30を開閉し、隙間8aおよび8b
で脱離した残留水分14を直接、装置外へ排出し、除去
するものである。また、バイパスライン31にもバルブ
32が取り付けられており、バルブ32を必要に応じて
開閉し、隙間8aおよび8bで脱離した残留水分14を
内容器6bの開口孔35を通じていったん反応処理室5
内に排気し、その後、主排気管11を通じて装置外へ排
出、除去するものである。
【0058】次に、本実施の形態における具体的な動作
を説明する。まず、洗浄終了後、真空引きライン28の
バルブ30およびバイパスライン31のバルブ32を閉
じた状態で、主排気管11より処理容器室3内を真空引
きする。その直後、あるいはその後、バルブ28および
バルブ32を開け隙間8aおよび8bで脱離した残留水
分14を一定時間排気する。排気後、処理容器室3内の
到達圧力などの真空性能をチェックし問題なければバル
ブ28およびバルブ32を閉じ処理を再開する。
を説明する。まず、洗浄終了後、真空引きライン28の
バルブ30およびバイパスライン31のバルブ32を閉
じた状態で、主排気管11より処理容器室3内を真空引
きする。その直後、あるいはその後、バルブ28および
バルブ32を開け隙間8aおよび8bで脱離した残留水
分14を一定時間排気する。排気後、処理容器室3内の
到達圧力などの真空性能をチェックし問題なければバル
ブ28およびバルブ32を閉じ処理を再開する。
【0059】本実施の形態によれば、排気効率の低い隙
間8aおよび8bでの残留水分14の除去性が向上し、
一定の真空性能に達するまでのダウンタイムを低減する
ことができる。
間8aおよび8bでの残留水分14の除去性が向上し、
一定の真空性能に達するまでのダウンタイムを低減する
ことができる。
【0060】実施の形態5.図5は、図4と同様のマイ
クロ波プラズマを用いたドライエッチング処理装置の断
面と実施の形態5における洗浄後の残留水分の除去方法
を説明した概念図である。図において、27は主排気管
11のバルブ、33はパージガスライン、34はバル
ブ、35はパージガスである。他の符号は図4と同じで
ある。
クロ波プラズマを用いたドライエッチング処理装置の断
面と実施の形態5における洗浄後の残留水分の除去方法
を説明した概念図である。図において、27は主排気管
11のバルブ、33はパージガスライン、34はバル
ブ、35はパージガスである。他の符号は図4と同じで
ある。
【0061】本実施の形態は、実施の形態4の装置にさ
らにパージガス導入ラインを備え、このパージガス導入
ラインから導入したパージガスによってさらに隙間8a
および8bの残留水分14の除去性を向上させたもので
ある。
らにパージガス導入ラインを備え、このパージガス導入
ラインから導入したパージガスによってさらに隙間8a
および8bの残留水分14の除去性を向上させたもので
ある。
【0062】本実施の形態における具体的な動作を説明
する。洗浄を終え、処理容器室3内の真空引きを開始し
た後、ある所定の真空度に達したら、まず、主排気管1
1のバルブ27、真空引きライン28のバルブ30およ
びバイパスライン31のバルブ32を閉じる。次に、隙
間8bに配設されたパージガスライン33のバルブ34
を開け、パージガス35を処理容器室3内に所定の圧力
に達するまで導入した後、バルブ34を閉じる。次に、
主排気管11のバルブ27、真空引きライン28のバル
ブ30およびバイパスライン31のバルブ32を再び開
き、処理容器室3内、とくに隙間8aに封入されたパー
ジガス33を一定時間排気する。排気が完了したら、再
び、主排気管11のバルブ27、真空引きライン28の
バルブ30およびバイパスライン31のバルブ32を閉
じ、同様の操作を繰り返す。その後、一定の真空性能に
達したら、バルブ30、バルブ32およびバルブ34を
閉じ、処理を再開する。
する。洗浄を終え、処理容器室3内の真空引きを開始し
た後、ある所定の真空度に達したら、まず、主排気管1
1のバルブ27、真空引きライン28のバルブ30およ
びバイパスライン31のバルブ32を閉じる。次に、隙
間8bに配設されたパージガスライン33のバルブ34
を開け、パージガス35を処理容器室3内に所定の圧力
に達するまで導入した後、バルブ34を閉じる。次に、
主排気管11のバルブ27、真空引きライン28のバル
ブ30およびバイパスライン31のバルブ32を再び開
き、処理容器室3内、とくに隙間8aに封入されたパー
ジガス33を一定時間排気する。排気が完了したら、再
び、主排気管11のバルブ27、真空引きライン28の
バルブ30およびバイパスライン31のバルブ32を閉
じ、同様の操作を繰り返す。その後、一定の真空性能に
達したら、バルブ30、バルブ32およびバルブ34を
閉じ、処理を再開する。
【0063】本実施の形態によれば、隙間8aおよび8
bに封入されたパージガス33を繰り返し排気すること
によって、パージガス33が残留水分14のキャリアガ
スとして機能するため、排気効率の低い隙間8aおよび
8bの残留水分14の除去性がさらに向上する。
bに封入されたパージガス33を繰り返し排気すること
によって、パージガス33が残留水分14のキャリアガ
スとして機能するため、排気効率の低い隙間8aおよび
8bの残留水分14の除去性がさらに向上する。
【0064】実施の形態6.図6は、図1と同様のマイ
クロ波プラズマを用いたドライエッチング処理装置の断
面と実施の形態6における反応生成物の除去方法を説明
した概念図である。図において、26は誘電損失の大き
い誘電体材料である。他の符号は図1と同じである。
クロ波プラズマを用いたドライエッチング処理装置の断
面と実施の形態6における反応生成物の除去方法を説明
した概念図である。図において、26は誘電損失の大き
い誘電体材料である。他の符号は図1と同じである。
【0065】本実施の形態は、半導体基板1の処理によ
って反応生成物22が付着した処理容器室3内に対し、
マイクロ波18を導入し反応生成物を除去するものであ
る。本実施の形態では、内容器6aおよび6bが誘電損
失が石英より大きな誘電体材料、例えば、チタン酸バリ
ウム(BaTiO3)を主成分としたセラミック材料か
らなっており、また隙間8aおよび8bまたは8cにも
同様に誘電損失の大きな誘電体材料26、例えば、チタ
ン酸バリウム(BaTiO3)を主成分としたセラミッ
ク材料を配しているもので、導入されたマイクロ波18
に対し誘電損失によって生じる熱によって反応生成物を
脱離させ除去性を向上させるものである。
って反応生成物22が付着した処理容器室3内に対し、
マイクロ波18を導入し反応生成物を除去するものであ
る。本実施の形態では、内容器6aおよび6bが誘電損
失が石英より大きな誘電体材料、例えば、チタン酸バリ
ウム(BaTiO3)を主成分としたセラミック材料か
らなっており、また隙間8aおよび8bまたは8cにも
同様に誘電損失の大きな誘電体材料26、例えば、チタ
ン酸バリウム(BaTiO3)を主成分としたセラミッ
ク材料を配しているもので、導入されたマイクロ波18
に対し誘電損失によって生じる熱によって反応生成物を
脱離させ除去性を向上させるものである。
【0066】本実施の形態によれば、処理容器室3内全
体を均一に伝搬するマイクロ波18を用いているので、
従来のようなプラズマに晒されにくいコーナー部分9や
ほとんど晒されない隙間8の部分に付着した反応性生成
物22に対しても、均一に、且つ効率よく除去できる。
体を均一に伝搬するマイクロ波18を用いているので、
従来のようなプラズマに晒されにくいコーナー部分9や
ほとんど晒されない隙間8の部分に付着した反応性生成
物22に対しても、均一に、且つ効率よく除去できる。
【0067】また、従来のような反応性プラズマを用い
ていないので、内容器の消耗や破損がないというような
効果もある。
ていないので、内容器の消耗や破損がないというような
効果もある。
【0068】以上、いずれの実施の形態においても、半
導体処理装置として、ドライエッチング処理装置の場合
について説明したが、本願発明は、これに限定されるも
のではなく、CVD装置やスパッタ装置などの半導体処
理装置にも適用されるものである。
導体処理装置として、ドライエッチング処理装置の場合
について説明したが、本願発明は、これに限定されるも
のではなく、CVD装置やスパッタ装置などの半導体処
理装置にも適用されるものである。
【0069】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0070】マイクロ波に対して誘電損失の大きな誘電
体材料からなる内容器を処理容器室内に配しているの
で、マイクロ波の導入によって、内容器に残留した洗浄
後の残留水分をより効率よく除去することができ、洗浄
によるメンテナンス時間を短縮することができる。
体材料からなる内容器を処理容器室内に配しているの
で、マイクロ波の導入によって、内容器に残留した洗浄
後の残留水分をより効率よく除去することができ、洗浄
によるメンテナンス時間を短縮することができる。
【0071】さらに、処理容器室の内壁面と内容器との
間に挟まれた隙間にマイクロ波に対して誘電損失の大き
な誘電体材料を配しているので、マイクロ波の導入によ
って、洗浄後の該隙間にある残留水分をもより効率よく
除去することができ、洗浄によるメンテナンス時間を短
縮することができる。
間に挟まれた隙間にマイクロ波に対して誘電損失の大き
な誘電体材料を配しているので、マイクロ波の導入によ
って、洗浄後の該隙間にある残留水分をもより効率よく
除去することができ、洗浄によるメンテナンス時間を短
縮することができる。
【0072】また、マイクロ波を用いているので、洗浄
後の残留水分の除去が処理容器室および内容器の形状や
配置構成にかかわらず全体にわたって均一に、且つ効率
よくでき、洗浄によるメンテナンス時間を短縮すること
ができる。
後の残留水分の除去が処理容器室および内容器の形状や
配置構成にかかわらず全体にわたって均一に、且つ効率
よくでき、洗浄によるメンテナンス時間を短縮すること
ができる。
【0073】また、排気効率の低い隙間に主排気管とは
独立して真空引きラインまたはバイパスラインを備えて
いるので、洗浄後の隙間にある残留水分をより効率よく
に除去することができ、洗浄によるメンテナンス時間を
短縮することができる。。
独立して真空引きラインまたはバイパスラインを備えて
いるので、洗浄後の隙間にある残留水分をより効率よく
に除去することができ、洗浄によるメンテナンス時間を
短縮することができる。。
【0074】さらに、隙間にパージガスを封入し、真空
引きラインおよびバイパスラインからの排気を繰り返し
行うようにしたので、隙間の残留水分をさらに効率よく
除去することができ、洗浄によるメンテナンス時間を短
縮することができる。。
引きラインおよびバイパスラインからの排気を繰り返し
行うようにしたので、隙間の残留水分をさらに効率よく
除去することができ、洗浄によるメンテナンス時間を短
縮することができる。。
【0075】また、マイクロ波の導入によって、処理容
器室内に付着した反応生成物を均一に、且つ効率よく除
去でき、半導体装置の信頼性を向上することができる。
器室内に付着した反応生成物を均一に、且つ効率よく除
去でき、半導体装置の信頼性を向上することができる。
【0076】また、マイクロ波に対して誘電損失の大き
な誘電体材料からなる内容器、さらに処理容器室の内壁
面と内容器との間に挟まれた隙間にマイクロ波に対して
誘電損失の大きな誘電体材料を配した半導体処理装置を
用いて半導体装置を製造しているので、信頼性の高い半
導体装置を製造することができる。
な誘電体材料からなる内容器、さらに処理容器室の内壁
面と内容器との間に挟まれた隙間にマイクロ波に対して
誘電損失の大きな誘電体材料を配した半導体処理装置を
用いて半導体装置を製造しているので、信頼性の高い半
導体装置を製造することができる。
【0077】また、マイクロ波の導入によるクリーニン
グ方法を用いた後に半導体基板を処理するので、信頼性
の高い半導体装置を得ることができる。
グ方法を用いた後に半導体基板を処理するので、信頼性
の高い半導体装置を得ることができる。
【図1】この発明の実施の形態1および実施の形態2を
示すマイクロ波プラズマを用いたドライエッチング処理
装置の断面とマイクロ波による残留水分の加熱方法を説
明した概念図である。
示すマイクロ波プラズマを用いたドライエッチング処理
装置の断面とマイクロ波による残留水分の加熱方法を説
明した概念図である。
【図2】この発明の実施の形態1における半導体基板の
処理から洗浄および処理再開までの一連のフローを示し
たものである。
処理から洗浄および処理再開までの一連のフローを示し
たものである。
【図3】この発明の実施の形態3を示すマイクロ波プラ
ズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と残留水
分の除去方法を説明するための概念図である。
ズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と残留水
分の除去方法を説明するための概念図である。
【図4】この発明の実施の形態4におけるマイクロ波プ
ラズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と洗浄
後の残留水分の除去方法を説明した概念図である。
ラズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と洗浄
後の残留水分の除去方法を説明した概念図である。
【図5】この発明の実施の形態5を示すマイクロ波プラ
ズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と実施の
形態4における洗浄後の残留水分の除去方法を説明した
概念図である。
ズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と実施の
形態4における洗浄後の残留水分の除去方法を説明した
概念図である。
【図6】この発明の実施の形態6を示すマイクロ波プラ
ズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と実施の
形態6における反応生成物の除去方法を説明した概念図
である。
ズマを用いたドライエッチング処理装置の断面と実施の
形態6における反応生成物の除去方法を説明した概念図
である。
【図7】従来のマイクロ波プラズマを用いたドライエッ
チング処理装置の断面とエッチング処理方法を説明する
ための概念図である。
チング処理装置の断面とエッチング処理方法を説明する
ための概念図である。
【図8】プラズマ放電および外部ヒーターによる従来の
方法における半導体基板の処理から洗浄および処理再開
までの一連のフロー図である。
方法における半導体基板の処理から洗浄および処理再開
までの一連のフロー図である。
【図9】従来のマイクロ波プラズマを用いたドライエッ
チング処理装置の断面とプラズマ放電および外部ヒータ
ーによる水分除去方法を説明するための概念図である。
チング処理装置の断面とプラズマ放電および外部ヒータ
ーによる水分除去方法を説明するための概念図である。
【図10】従来のマイクロ波プラズマを用いたドライエ
ッチング処理装置の断面とドライクリーニング処理にお
ける反応生成物の除去方法を説明するための概念図であ
る。
ッチング処理装置の断面とドライクリーニング処理にお
ける反応生成物の除去方法を説明するための概念図であ
る。
1 半導体基板、 3 処理容器室、 4 プラズマ生
成室、 5 反応処理室 6 内容器、 8 処理容器室と内容器とに挟まれた隙
間 9 処理容器室のコーナー部分、 11 主排気管、
14 残留水分 18 マイクロ波、 22 反応生成物、 26 誘電
損失の大きな誘電体材料 27 主排気バルブ、 28 真空引きライン、 30
真空引きラインのバルブ 31 バイパスライン、 32 バイパスラインのバル
ブ 33 パージガスライン、 34 パージガスラインの
バルブ
成室、 5 反応処理室 6 内容器、 8 処理容器室と内容器とに挟まれた隙
間 9 処理容器室のコーナー部分、 11 主排気管、
14 残留水分 18 マイクロ波、 22 反応生成物、 26 誘電
損失の大きな誘電体材料 27 主排気バルブ、 28 真空引きライン、 30
真空引きラインのバルブ 31 バイパスライン、 32 バイパスラインのバル
ブ 33 パージガスライン、 34 パージガスラインの
バルブ
Claims (10)
- 【請求項1】 マイクロ波発生装置と、半導体基板を処
理するための処理容器室と、前記処理容器室内に配設さ
れマイクロ波に対し誘電損失が石英より大きな誘電体材
料からなる内容器と、を備えた半導体処理装置。 - 【請求項2】 処理容器室と内容器とに挟まれた隙間に
マイクロ波に対し誘電損失が石英より大きな誘電体材料
をさらに配したことを特徴とする請求項1記載の半導体
処理装置。 - 【請求項3】 半導体基板を処理する工程で生じ処理容
器室内に付着した反応生成物を純水または水分を含んだ
薬剤等を用いた洗浄によって除去する工程と、前記洗浄
工程終了後に前記処理容器室内を排気する工程と、前記
処理容器室内にプロセスガスを導入しない状態でマイク
ロ波を導入する工程と、を備えたクリーニング方法。 - 【請求項4】 マイクロ波発生装置と、半導体基板を処
理するための処理容器室と、前記処理容器室内に配設さ
れた内容器と、前記処理容器室と前記内容器室とに挟ま
れた隙間に接続された真空引きラインと、前記処理容器
室と前記内容器室とに挟まれた隙間と前記処理容器室の
所望の位置とを連通したバイパスラインと、を備えた半
導体処理装置。 - 【請求項5】 処理容器室と前記内容器室とに挟まれた
隙間にパージガスを導入するためのパージガスラインを
さらに備えたことを特徴とする請求項4記載の半導体処
理装置。 - 【請求項6】 半導体基板を処理する工程で生じ処理容
器室内に付着した反応生成物を純水または水分を含んだ
薬剤等を用いた洗浄によって除去する工程と、前記洗浄
工程終了後に前記処理容器室内を排気する工程と、前記
処理容器室と内容器室とに挟まれた隙間に接続された真
空引きラインによって排気する工程と、前記処理容器室
と前記内容器室とに挟まれた隙間と前記処理容器室の所
望の位置とを連通したバイパスラインによって排気する
工程と、を備えたクリーニング方法。 - 【請求項7】 (a)半導体基板を処理する工程で生じ
処理容器室内に付着した反応生成物を純水または水分を
含んだ薬剤等を用いた洗浄によって除去する工程と、
(b)前記洗浄工程終了後に前記処理容器室内を排気す
る工程と、(c)前記処理容器室の主排気バルブおよび
真空引きラインないしバイパスラインの排気バルブを閉
じる工程と、(d)パージガス導入ラインから不活性ガ
スを導入し前記処理容器室内を所望の圧力にする工程
と、(e)前記パージガス導入ラインのバルブを閉じる
工程と、(f)前記主排気バルブおよび真空引きライン
ないしバイパスラインの排気バルブを開け前記隙間およ
び処理容器室内を一定時間排気する工程と、を備え、前
記(c)ないし(f)の工程を複数回繰り返すことを特
徴とするクリーニング方法。 - 【請求項8】 半導体基板を処理する工程と、処理容器
室内にプロセスガスを導入しないで状態でマイクロ波を
導入する工程と、を備えたクリーニング方法。 - 【請求項9】 請求項2または5記載の半導体処理装置
を用いて製造したことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項10】 請求項3、7または8記載のクリーニ
ングを行った後に半導体基板を処理することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3777597A JPH10233389A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 半導体処理装置およびそのクリーニング方法ならびに半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3777597A JPH10233389A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 半導体処理装置およびそのクリーニング方法ならびに半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10233389A true JPH10233389A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12506865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3777597A Pending JPH10233389A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 半導体処理装置およびそのクリーニング方法ならびに半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10233389A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000019501A1 (en) * | 1998-09-30 | 2000-04-06 | Tokyo Electron Limited | Method and apparatus for plasma processing |
| JP2000353683A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-12-19 | Applied Materials Inc | 加速プラズマ洗浄 |
| JP2005032934A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置 |
| JP2008277843A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-11-13 | Shibaura Mechatronics Corp | 半導体製造装置のクリーニング方法 |
| JP2009231344A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 真空装置における水分除去方法及び装置 |
| JP2012119539A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Ulvac Japan Ltd | ラジカルクリーニング方法及びラジカルクリーニング装置 |
| JP2012222226A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置及びその運転方法 |
| JP2017183558A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法およびドライエッチング装置のメンテナンス方法 |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP3777597A patent/JPH10233389A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000019501A1 (en) * | 1998-09-30 | 2000-04-06 | Tokyo Electron Limited | Method and apparatus for plasma processing |
| US6431114B1 (en) | 1998-09-30 | 2002-08-13 | Tokyo Electron Limited | Method and apparatus for plasma processing |
| JP2000353683A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-12-19 | Applied Materials Inc | 加速プラズマ洗浄 |
| JP2005032934A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置 |
| JP2009231344A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 真空装置における水分除去方法及び装置 |
| JP2008277843A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-11-13 | Shibaura Mechatronics Corp | 半導体製造装置のクリーニング方法 |
| JP2012119539A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Ulvac Japan Ltd | ラジカルクリーニング方法及びラジカルクリーニング装置 |
| JP2012222226A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置及びその運転方法 |
| JP2017183558A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法およびドライエッチング装置のメンテナンス方法 |
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