JPH10233810A - 差動入出力伝送装置および方法 - Google Patents

差動入出力伝送装置および方法

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JPH10233810A
JPH10233810A JP9037202A JP3720297A JPH10233810A JP H10233810 A JPH10233810 A JP H10233810A JP 9037202 A JP9037202 A JP 9037202A JP 3720297 A JP3720297 A JP 3720297A JP H10233810 A JPH10233810 A JP H10233810A
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differential
signal
output
data
semiconductor device
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Tokuo Nakajo
徳男 中條
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】差動伝送入出力装置において、データの方向が
1方向のみの場合や、片方の信号線数が多い場合であっ
ても、信号線の数を減らして、能率的な差動伝送をす
る。 【解決手段】装置を第1、第2の半導体装置と、それを
つなぐ伝送線路で構成し、第1の半導体装置で、振幅の
異なる波形3aおよび波形4aを加算器5により加算し
て4値の差動信号を生成する。第2の半導体装置では、
差動入力回路10により、波形3aと同じ情報を持つ波
形10aを生成する。そして、それぞれ差動信号にオフ
セット電圧8およびオフセット電圧9を加えた信号を入
力とする差動入力回路11および差動入力回路12の出
力を、波形10aの値に応じて、セレクタ13により選
択することにより波形4aと同じ情報を持つ波形13a
を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動入出力伝送装
置および方法に係り、特に、差動伝送の入出力のピンが
多くなりがちな時分割多重伝送装置などに用いて好適な
差動入出力伝送装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装置間や基板間の比較的長い距離
の伝送やグランド電位に差がある場合、ノイズの多いと
ころでの伝送には、差動伝送が用いられるてきた。この
差動伝送では、1つのデータにつき1対の伝送線路が必
要となるため、配線の問題は顕著となる。
【0003】例えば、時分割多重伝送装置では、光ファ
イバーの伝送速度が高速化すると、伝送するチャネルが
増加するため、低速の電気部の配線数が増し、装置内の
配線が困難になるという問題がある。
【0004】この問題を解決するために、Nation
al Semiconductor社F100250に
示されているような同一ピンで入力と出力を同時におこ
なう差動インターフェースを備えた半導体装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、差動
伝送に用いられる半導体装置において、必要なピン数を
減らそうという技術である。
【0006】しかしながら、National Sem
iconductor社F100250に示されている
ようなインターフェースは、半導体装置間で双方向のデ
ータのやりとりがあることを前提としており、データの
方向が1方向のみの場合や、片方の信号線数が多い場合
には適用できないという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、差動伝送入出力装置および
方法において、データの方向が1方向のみの場合や、片
方の信号線数が多い場合であっても、信号線の数を減ら
すことが可能な差動伝送入出力装置および方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の差動入出力伝送装置に係る発明の第一の構
成は、第1の半導体装置から第2の半導体装置へ、伝送
線路を介して差動伝送によりデータを伝えるための差動
入出力伝送装置において、前記第1の半導体装置は、振
幅の異なる2つの電圧を生成する手段と、振幅の異なる
2つの電圧を加算する加算器と、加算器の出力を差動信
号として伝送線路に出力するバッファ回路とを備え、前
記第2の半導体装置は、前記伝送線路を介して送られる
差動信号を受ける第1の差動入力回路と、前記伝送線路
を介して送られる差動信号の正側の信号に、第1のオフ
セット電圧を加えて、その正側の入力とし、前記伝送線
路を介して送られる差動信号の負側の信号を、その負側
の入力とする第2の差動入力回路と、前記伝送線路を介
して送られる差動信号の負側の信号に、第2のオフセッ
ト電圧を加えて、その負側の入力とし、前記伝送線路を
介して送られる差動信号の正側の信号を、その正側の入
力とする第3の差動入力回路と、前記第1の差動入力回
路の出力により、前記第2の差動入力回路の出力と、前
記第3の差動入力回路の出力を選択する手段とを備え、
前記伝送線路の信号線の数が、1対の入出力あたり2本
であるようにしたものである。
【0009】上記目的を達成するために、本発明の差動
入出力伝送方法に係る発明の第一の構成は、第1の半導
体装置から第2の半導体装置へ、伝送線路を介して差動
伝送によりデータを伝えるための差動入出力伝送方法に
おいて、第1の半導体装置から第2の半導体装置へ、第
1、第2の2つの異なるデータを差動伝送により2本の
信号線で伝送する方法であって、前記第1の半導体装置
で、第1のデータを表す電圧の振幅を、第2のデータを
表す電圧の振幅よりも大きくして、この第1の半導体装
置内で、第1のデータを表す電圧の振幅と第2のデータ
を表す電圧の振幅を加算して、最低電圧である第1のレ
ベルから、最高電圧である第4のレベルまでの4値の差
動信号の電圧レベルを生成して、前記第2の半導体装置
内で、前記4値の差動信号の電圧レベルのHigh、L
owの状態を比較して、データを表す電圧の振幅が、前
記第1のデータとデジタル信号として等価な情報を持つ
第3のデータを生成し、かつ、前記4値の差動信号の正
側の信号に第1のオフセット電圧を加えた信号と、前記
4値の差動信号の負側の信号を比較して、その差動信号
として、第4のデータを生成し、前記4値の差動信号の
負側の信号に第2のオフセット電圧を加えた信号と、前
記4値の差動信号の正側の信号を比較して、その差動信
号として、第5のデータを生成し、前記第3のデータを
表す電圧の振幅のHigh、Lowのレベルの如何によ
って、第6のデータを、前記第4のデータとするか、前
記第5のデータとするかを選択し、前記第2のデータと
デジタル信号として等価な情報を持つ第6のデータを生
成し、前記第3のデータと前記第6のデータとを出力と
するようにしたものである。
【0010】上記目的を達成するために、本発明の差動
入出力伝送装置に係る発明の第二の構成は、第1の半導
体装置から第2の半導体装置へ、伝送線路を介して差動
伝送によりデータを伝えるための差動入出力伝送装置に
おいて、前記第1の半導体装置は、振幅の異なる2つの
電圧を生成する手段と、振幅の異なる2つの電圧を加算
する加算器と、前記加算器の出力を差動信号として伝送
線路に出力するバッファ回路とを備え、第2の半導体装
置は、前記伝送線路を介して送られる差動信号を受ける
第1の差動入力回路と、この第1の差動入力回路の負の
出力と、前記伝送線路を介して送られる差動信号の正側
の信号を加算する第1の加算器と、前記第1の差動入力
回路の正の出力と、前記伝送線路を介して送られる差動
信号の負側の信号を加算する第2の加算器と、第1の加
算器の出力を正側の入力とし、第2の加算器の出力を負
側の入力とする第2の差動入力回路とを備え、前記伝送
線路の信号線の数が、1対の入出力あたり2本であるよ
うにしたものである。
【0011】上記目的を達成するために、本発明の差動
入出力伝送方法に係る発明の第二の構成は、第1の半導
体装置から第2の半導体装置へ、伝送線路を介して差動
伝送によりデータを伝えるための差動入出力伝送方法に
おいて、第1の半導体装置から第2の半導体装置へ、第
1、第2の2つの異なるデータを差動伝送により2本の
信号線で伝送する方法であって、前記第1の半導体装置
で、第1のデータを表す電圧の振幅を、第2のデータを
表す電圧の振幅よりも大きくして、この第1の半導体装
置内で、第1のデータを表す電圧の振幅と第2のデータ
を表す電圧の振幅を加算して、最低電圧である第1のレ
ベルから、最高電圧である第4のレベルまでの4値の差
動信号の電圧レベルを生成して、前記第2の半導体装置
内で、前記4値の差動信号電圧レベルのHigh、Lo
wの状態を比較して、データを表す電圧の振幅が、前記
第1のデータとデジタル信号として等価な情報を持つ第
3のデータを生成し、その電圧レベルを逆にした第4の
データを生成し、かつ、前記第4のデータの信号と前記
4値の差動信号の負側の信号とを加算して、第5のデー
タを生成し、前記第3のデータの信号と前記4値の差動
信号の正側の信号とを加算して、第6のデータを生成
し、これら第5と第6のデータの表す電圧の振幅のHi
gh、Lowレベルの状態により、前記第2のデータと
デジタル信号として等価な情報を持つ第7のデータを生
成し、前記第3のデータと前記第7のデータとを出力と
するようにしたものである。
【0012】より詳しくは、上記第一と第二の構成の差
動伝送入出力装置において、前記第1の半導体装置内の
加算器が、第1、第2の差動増幅回路を備え、その回路
構成が、バイポーラトランジスタの場合には、それぞれ
第1、第2の差動増幅回路が、エミッタに接続した異な
る電流量の電流源を持ち、かつ、コレクタを共通の抵抗
に接続してなり、電解効果トランジスタの場合には、そ
れぞれ第1、第2の差動増幅回路が、ソースに接続した
異なる電流量の電流源を持ち、かつ、ドレインを共通の
抵抗に接続してなるようにしたものである。
【0013】また詳しくは、上記第一の構成の差動伝送
入出力装置において、前記第2の半導体装置において、
前記第1、第2のオフセット電圧を加算して、新たな信
号を生成するためにダイオードを用いたようにしたもの
である。
【0014】また別に詳しくは、上記第一の構成の差動
伝送入出力装置において、前記第2の半導体装置におい
て、前記第1、第2のオフセット電圧を加算して、新た
な信号を生成するために抵抗を用いたようにしたもので
ある。
【0015】このような構成にすれば、従来では、2種
類のデータを差動信号で伝送する場合に、4本の信号線
が必要であったのが、2本ですませることができる。す
なわち、半導体装置のピン数や信号線を2分の1に低減
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各実施形態
を、図1ないし図7を用いて説明する。 〔実施形態1〕以下、本発明に係る第一の実施形態を、
図1ないし図5を用いて説明する。先ず、図1を用いて
本実施形態に係る差動入出力伝送装置の構成について説
明しよう。図1は、本発明の第一の実施形態に係る差動
入出力伝送装置のブロック図である。
【0017】本発明の差動入出力伝送装置は、半導体装
置1と半導体装置2と、それらをつなぐ伝送線路とで構
成されている。この装置は、図1の半導体装置1の左か
らデータを入力し、半導体装置2の右からデータを出力
するようになっている。すなわち、半導体装置1は、入
力されたデータを加工して、伝送線路を介して、半導体
装置2にそれを送出し、半導体装置2では、それを元の
データに復元して出力するものである。
【0018】データを送出する半導体装置1は、データ
発生器3、データ発生器4と、加算器5、バッファ回路
6から構成されている。
【0019】データ発生器3とデータ発生器4は、入力
を受けて、振幅の異なるデータを生成する。加算器5
は、データ発生器3の出力3aとデータ発生器4の出力
4bを加算する機能を有する。バッファ回路6は、加算
器5の出力5aを差動信号として伝送線路7に出力す
る。
【0020】一方のデータを受け取る半導体装置2は、
差動入力回路10、差動入力回路11、差動入力回路1
2、セレクタ13から構成されている。
【0021】差動入力回路10には、伝送線路からの差
動信号6aと6bとが入力され、出力は、10aであ
る。差動入力回路11には、差動信号6aにオフセット
電圧8を加えた信号8aと差動信号6bとが入力され、
出力は、11aである。差動入力回路12には、差動信
号6bにオフセット電圧9を加えた信号9aと差動信号
6aとが入力され、出力は、12aである。
【0022】セレクタ13は、差動入力回路10の出力
10aの値によって、差動入力回路11の出力11aか
または差動入力回路12の出力12aかを選択して、そ
れを出力13aとする。
【0023】次に、図2を用いて本実施形態に係る差動
入出力伝送装置の差動伝送方法の概要について説明しよ
う。図2は、本発明の第一の実施形態に係る差動入出力
伝送装置の各部の波形を示す波形図である。
【0024】図2には、上で説明したデータ発生器3の
出力3a、データ発生器4の出力4a、バッファ回路6
の出力6a,6b、差動入力回路10の出力10a、差
動入力回路11の出力11a、差動入力回路12の出力
12a、セレクタ13の出力13aが示されている。こ
の図は、出力の一例として、出力3aと出力4aの波形
を取り上げて、それぞれ対応する出力の波形が描かれる
ことを示している。なお、以下の説明では、出力信号の
波形を問題にしているときには、例えば、出力3aを波
形3aとも言うことにする。
【0025】半導体装置1では、図2に示される波形3
aと、この波形3aよりも振幅の小さい波形4aとを加
算器5で加算することにより、波形5aを生成する。波
形3aと波形4aは、2値であるが、それらを加算する
ために、波形5aは、4つの値を取りうることになる。
波形5aは、伝送線路7を介して、差動の4値の信号で
ある波形6a,6bとして、半導体装置2に伝えられ
る。
【0026】半導体装置2にある差動入力回路10で
は、差動の4値の信号である波形6aと6bとから、波
形3aと同じ情報を持つ波形10aを生成する。生成の
仕方は、波形6aが、波形6bより上にあるときには、
波形10aをHigh、その逆のときには、Lowとす
る。ここで、波形3aと波形10aが「同じ情報を持
つ」とは、これらの波形が波形の大きさ(電圧の大き
さ)こそ違うものの、デジタル信号として見れば、等価
なことを意味する。
【0027】差動入力回路11では、波形6aにオフセ
ット電圧8を加えた波形8aと波形6bとから、出力と
して、波形11aを生成する。生成の仕方は、波形8a
が、波形6bより上にあるときには、波形11aをHi
gh、その逆のときには、Lowとする。
【0028】オフセット電圧8は、(波形3aの振幅−
波形4aの振幅)=V1−V2より大きく、(波形3a
の振幅+波形4aの振幅)=(V1+V2)より小さけ
ればよいが、波形3aの振幅と等しくした場合に対雑音
性が最大となる。すなわち、オフセット電圧として、−
V1を加えるのが望ましい。
【0029】差動入力回路12では、波形6aと波形6
bにオフセット電圧9を加えた波形9aとから、出力と
して、波形12aを生成する。生成の仕方は、波形6a
が、波形9bより上にあるときには、波形12aをHi
gh、その逆のときには、Lowとする。
【0030】オフセット電圧9は、(波形3aの振幅−
波形4aの振幅)=V1−V2より大きく、(波形3a
の振幅+波形4aの振幅)=(V1+V2)より小さけ
ればよいが、波形3aの振幅と等しくした場合に対雑音
性が最大となる。すなわち、オフセット電圧として、−
V1を加えるのが望ましい。
【0031】セレクタ13では、波形10aの値にした
がって、その出力となる波形13aを、波形11aと波
形12aとから選択する。すなわち、波形10aがHi
ghのときには、波形11aを選択し、波形10aがL
owのときには、波形12aを選択する。このように選
択すると、図2から分かるように、波形4aと波形13
aは、同じ情報を持つ、すなわち、デジタル信号として
等価なことが理解できる。
【0032】以上をまとめてみると、波形3aと等価な
波形として、波形10aが、また、波形4aと等価な波
形として、波形13aが生成されたことになる。すなわ
ち、半導体装置1の入力信号が、半導体装置2の出力信
号として生成されたことになる。
【0033】以下、より具体的に図2に示された値によ
って、時系列的にT1ないしT4における値の変動を説
明していくことにする。
【0034】データ発生器3の出力3aの振幅(電圧
値)をV1、データ発生器4の出力4aの振幅(電圧
値)はV2とする。そして、その関係をV1>V2とす
る。また、データ発生器3の出力3aとデータ発生器4
の出力4aが共にLowのときのバッファ6の正側の出
力6aの電圧をV3とする。
【0035】オフセット電圧8とオフセット電圧9の大
きさは、ともにV1とする。セレクタ13は選択信号1
0aがHighのとき入力11aが選択され、選択信号
10aがLowのとき入力12aが選択されるとする。
【0036】(1)時刻T1のとき 時刻T1では、データ発生器3の出力3aがHigh、
データ発生器4の出力4aがLowであるので、バッフ
ァ6の正側の出力6aは、V1+V3となり、負側の出
力6bは、V2+V3となる。
【0037】(V1+V3)>(V2+V3)なので、
出力6a>出力6bである。したがって、差動入力回路
10の出力10aは、Highとなる。
【0038】差動入力回路11の入力となる出力8a
は、出力6a−オフセット電圧8の大きさで、(V1+
V3)−V1=V3となる。出力6bは、V2+V3な
ので、出力6a<出力6bとなり、差動入力回路11の
出力11aは、Lowとなる。
【0039】差動入力回路12の入力となる出力9a
は、出力6b−オフセット電圧9の大きさで、(V2+
V3)−V1となる。出力6aは、V1+V3なので、
出力6a>出力9aとなり、差動入力回路12の出力1
2aは、Highとなる。
【0040】そして、時刻T1におけるセレクタ13の
選択信号10aは、Highなので、規約により、セレ
クタ13の出力13aは、セレクタ13の入力11aを
選択するゆえ、Lowとなる。
【0041】(2)時刻T2のとき 時刻T2では、データ発生器3の出力3aがHigh、
データ発生器4の出力4aがHighであるので、バッ
ファ6の正側の出力6aは、V1+V2+V3となり、
負側の出力6bは、V3となる。
【0042】(V1+V2+V3)>V3なので、出力
6a>出力6bである。したがって、差動入力回路10
の出力10aは、Highとなる。
【0043】差動入力回路11の入力となる出力8a
は、出力6a−オフセット電圧8の大きさで、(V1+
V2+V3)−V1=V2+V3となる。出力6bは、
V3なので、出力6a>出力6bとなり、差動入力回路
11の出力11aは、Highとなる。
【0044】差動入力回路12の入力となる出力9a
は、出力6b−オフセット電圧9の大きさで、V3−V
1となる。出力6aは、V1+V2+V3なので、出力
6a>出力9aとなり、差動入力回路12の出力12a
は、Highとなる。
【0045】そして、時刻T1におけるセレクタ13の
選択信号10aは、Highなので、規約により、セレ
クタ13の出力13aは、セレクタ13の入力11aを
選択するゆえ、Highとなる。
【0046】(3)時刻T3のとき 時刻T3では、データ発生器3の出力3aがLow、デ
ータ発生器4の出力4aがHighであるので、バッフ
ァ6の正側の出力6aは、V2+V3となり、負側の出
力6bは、V1+V3となる。
【0047】V2+V3<V1+V3なので、出力6a
<出力6bである。したがって、差動入力回路10の出
力10aは、Lowとなる。
【0048】差動入力回路11の入力となる出力8a
は、出力6a−オフセット電圧8の大きさで、(V2+
V3)−V1=V2+V3−V1となる。出力6bは、
V1+V3なので、出力6a<出力6bとなり、差動入
力回路11の出力11aは、Lowとなる。
【0049】差動入力回路12の入力となる出力9a
は、出力6b−オフセット電圧9の大きさで、(V1+
V3)−V1=V3となる。出力6aは、V2+V3な
ので、出力6a>出力9aとなり、差動入力回路12の
出力12aは、Highとなる。
【0050】そして、時刻T3におけるセレクタ13の
選択信号10aは、Lowなので、規約により、セレク
タ13の出力13aは、セレクタ13の入力12aを選
択するゆえ、Highとなる。
【0051】(4)時刻T4のとき 時刻T4では、データ発生器3の出力3aがLow、デ
ータ発生器4の出力4aがLowであるので、バッファ
6の正側の出力6aは、V3となり、負側の出力6b
は、V1+V2+V3となる。
【0052】V3<V1+V2+V3なので、出力6a
<出力6bである。したがって、差動入力回路10の出
力10aは、Lowとなる。
【0053】差動入力回路11の入力となる出力8a
は、出力6a−オフセット電圧8の大きさで、V3−V
1となる。出力6bは、V1+V2+V3なので、出力
6a<出力6bとなり、差動入力回路11の出力11a
は、Lowとなる。
【0054】差動入力回路12の入力となる出力9a
は、出力6b−オフセット電圧9の大きさで、(V1+
V2+V3)−V1=V2+V3となる。出力6aは、
V3なので、出力6a<出力9aとなり、差動入力回路
12の出力12aは、Lowとなる。
【0055】そして、時刻T3におけるセレクタ13の
選択信号10aは、Lowなので、規約により、セレク
タ13の出力13aは、セレクタ13の入力12aを選
択するゆえ、Lowとなる。
【0056】上の結果をまとめると、半導体装置1のデ
ータ発生器3で出力したHigh、High、Low、
Lowという出力3aが、半導体装置2の差動入力回路
10の出力10aでHigh、High、Low、Lo
wと再現でき、また、同様に、データ発生器4で出力し
たLow、High、High、Lowという出力4a
が、半導体装置2のセレクタ13の出力13aでLo
w、High、High、Lowと再現できることにな
る。すなわち、半導体装置1の入力と、等価な出力が半
導体装置2の出力として得られ、半導体装置1から半導
体装置2に伝送線路を介してデータ伝送がおこなえるこ
とがわかる。
【0057】このように本実施形態で説明したように、
2つのデータをまとめて4値の波形として1対の伝送線
路に送出し、受け側で再度2つのデータを分離すること
が可能となる。これにより、従来2対必要であった伝送
線路を1/2に低減することができる。
【0058】本実施形態では、半導体装置1内で、バッ
ファ回路6により、データを差動信号に変換している
が、差動信号への変換は、加算回路5でおこなってもよ
い。また、データ発生器3およびデータ発生器4で差動
信号への変換をおこなってもよい。
【0059】図1ではオフセット電圧8を差動入力回路
11の+入力に接続しているが、−入力に接続しても良
い。−入力に図1の向きで接続した場合、オフセット電
圧8は−(波形4aの振幅+波形3aの振幅)より大き
く、(波形4aの振幅−波形3aの振幅)より小さけれ
ばよい。同様に、オフセット電圧9を差動入力回路12
の−入力に接続しているが、+入力に接続しても良い。
+入力に接続した場合、オフセット電圧8は−(波形4
aの振幅+波形3aの振幅)より大きく、(波形4aの
振幅−波形3aの振幅)より小さければよい。
【0060】さらに、本実施形態では、セレクタ13の
選択信号10aを、差動入力回路10の出力としている
が、これは、差動入力回路10の入力6aでもよい。ま
た、入力6aと入力6bとをセレクタ13への入力信号
として、これをセレクタ13の選択信号としてもよい。
【0061】次に、図3および図4を用いて本実施形態
に係る差動入出力伝送装置の各部の詳細について説明し
よう。先ず、図3を用いて半導体装置1の方の構造の詳
細について説明する。図3は、本実施形態に係る差動入
出力伝送装置の半導体装置1の加算器5とバッファ回路
6の詳細を示す回路図である。
【0062】加算器5は、図3に示されるように差動増
幅回路14と差動増幅回路15とで構成されている。差
動増幅回路14は、トランジスタ16、トランジスタ1
7、電流源18で構成された差動増幅器14で構成され
ている。一方の差動増幅回路15は、トランジスタ1
9、トランジスタ20、電流源21で構成された差動増
幅器15、抵抗22、抵抗23で構成されている。そし
て、抵抗22は、トランジスタ16とトランジスタ19
のコレクタに共通に接続されおり、抵抗23は、トラン
ジスタ17とトランジスタ20のコレクタに共通に接続
されいる。
【0063】また、バッファ回路6は、トランジスタ2
4とトランジスタ25で構成され、差動増幅回路15に
接続されている。
【0064】以下では、この装置の動作について入力1
6a〜19aの電圧の大きさの場合に分けて説明しよ
う。
【0065】差動増幅回路14の入力16aの電圧をV
16a、差動増幅回路14の入力17aの電圧をV17
a、差動増幅回路15の入力19aの電圧をV19a、
と差動増幅回路15の入力20aの電圧をV20aとす
る。また、抵抗22と抵抗23の抵抗値は、ともにR1
とする。
【0066】(1) V16a<V17a、かつ、V1
9a>V20aのとき このとき、抵抗22には、差動増幅回路15の電流源2
1の電流I2が流れるので、トランジスタ24のベース
24aの電圧は、Vcc−R1×I2となる。また、抵
抗23には、差動増幅回路14の電流源18の電流I1
が流れるので、トランジスタ25のベース25aの電圧
は、Vcc−R1×I1となる。
【0067】(2) V16a<V17a、かつ、V1
9a<V20aのとき このとき、抵抗22には、電流がほとんど流れないの
で、トランジスタ24のベース24aの電圧は、ほぼV
ccとなる。また、抵抗23には、差動増幅回路14の
電流源18の電流I1と差動増幅回路15の電流源21
の電流I2とが流れるので、抵抗23の抵抗値をR1と
するとトランジスタ25のベース25aの電圧は、Vc
c−R1×(I1+I2)となる。
【0068】(3) V16a>V17a、かつ、V1
9a<V20aのとき このとき、抵抗22には、差動増幅回路14の電流源1
8の電流I1が流れるので、トランジスタ24のベース
24aの電圧はVcc−R1×I1となる。また、抵抗
23には、差動増幅回路15の電流源21の電流I2が
流れるので、トランジスタ25のベース25aの電圧
は、Vcc−R1×I2となる。
【0069】(3) V16a>V17a、かつ、V1
9a>V20aのとき このとき、抵抗22には差動増幅回路14の電流源18
の電流I1と差動増幅回路15の電流源21の電流I2
が流れるので、抵抗22の抵抗値をR1とするとトラン
ジスタ24のベース24aの電圧はVcc−R1×(I
1+I2)となる。また、抵抗23には電流がほとんど
流れないので、トランジスタ25のベース25aの電圧
は、ほぼVccとなる。
【0070】本回路は、このような動作をするので、加
算器5の出力として、差動増幅回路14の電流源18の
電流I1と差動増幅回路15の電流源19の電流I2に
重み付けされた、図2に示す6a,6bと同じ4値の差
動の波形を得ることができる。
【0071】なお、図3に示される回路では、バイポー
ラトランジスタを用いたが、MOSトランジスタ(電解
効果トランジスタ)を用いてもよい。
【0072】また、図3に示されるバッファ回路6で
は、エミッタフォロア回路を用いているが、プッシュプ
ル回路など電力増幅をおこなうその他の回路を用いても
よい。さらに、コレクタに接続した抵抗22と抵抗23
を伝送線路の特性インピーダンスと等しくする場合に
は、バッファ回路6を省いてもよい。
【0073】差動増幅器14の入力について言うと、入
力16aと入力17aに差動の信号を入力すれば良い。
また、入力16aと入力17aには、入力16aまたは
入力17aのどちらかに信号を入力し、他方には直流の
電圧を入力しても良い。
【0074】同様に、差動増幅器15のの入力について
言うと、入力18aと入力19aに差動の信号を入力す
れば良い。また、入力18aと入力19aには、入力1
8aまたは入力19aのどちらかに信号を入力し、他方
には直流の電圧を入力してもよい。
【0075】次に、図4を用いて半導体装置2の方の構
造の詳細について説明する。図4は、本実施形態に係る
差動入出力伝送装置の半導体装置2の差動入力回路1
1,12、セレクタ13、およびオフセット電圧8とオ
フセット電圧9の発生回路の詳細を示す第一の回路図で
ある。
【0076】半導体装置2は、図4に示されるように、
オフセット電圧8とオフセット電圧9の発生回路、差動
入力回路11,12、セレクタ13で構成されている。
【0077】オフセット電圧8を発生する回路は、エミ
ッタフォロア回路26、ダイオード28および電流源3
0である。一方のオフセット電圧9を生成する回路は、
エミッタフォロア回路27と、ダイオード29および電
流源31である。また、エミッタフォロア回路26のト
ランジスタのベース部分には、入力26aの電圧が、エ
ミッタフォロア回路27のトランジスタのベース部分に
は、入力27aの電圧がかけられる。
【0078】差動入力回路10は、トランジスタ34、
トランジスタ35、抵抗32、抵抗33、および電流源
36で構成されている。
【0079】差動入力回路11および差動入力回路12
およびセレクタ13は、構成するトランジスタ39、ト
ランジスタ40、トランジスタ41、トランジスタ42
およびトランジスタ43、トランジスタ44、抵抗3
7、抵抗38、電流源45から構成される。抵抗37
は、トランジスタ39とトランジスタ41のコレクタ部
分に、抵抗38は、トランジスタ40とトランジスタ4
2のコレクタ部分に共通に接続されている。
【0080】以下では、この装置の動作について図2で
示した電圧の大きさの場合に分けて説明しよう。すなわ
ち、V1〜V4を用いて入力電圧の場合分けをおこなう
ものとする。
【0081】ここで、半導体装置2の入力26aの電圧
を、V26a、半導体装置2の入力27aの電圧を、V
27aなどと表記することにする。また、トランジスタ
のベース・エミッタ間電圧をVBE、ダイオードの降下
電圧をVDとする。さらに、抵抗33,38の抵抗値
を、R2、電流源36,45の電流値を、I4とする。
【0082】(1)V26a=V1+V3、かつ、V2
7a=V2+V3のとき 差動入力回路10の入力34aの電圧V34aは、V1
+V3−VBEとなり、入力35aの電圧V35aは、
V2+V3−VBEとなる。(V1+V3−VBE)>
(V2+V3−VBE)であるから差動増幅回路10の
出力35bは、ほぼ、Vccとなる。
【0083】このとき、トランジスタ43のベース43
aの電圧V43aは、V1+V3−VBE−VDとな
り、トランジスタ44のベース44aの電圧V44a
は、V2+V3−VBE−VDとなる。(V1+V3−
VBE−VD)>(V2+V3−VBE−VD)である
から、トランジスタ39とトランジスタ40で構成され
る差動回路に電流が流れる。そして、トランジスタ39
のベース39aの電圧V39aは、V1+V3−VBE
−VDとなり、トランジスタ40のベース40aの電圧
V40aは、V2+V3−VBEとなる。
【0084】ここで、(V1−V2)<VD<(V1+
V2)となるようにV1とV2を設定した場合には、
(V1+V3−VBE−VD)<(V2+V3−VB
E)であるから、差動入力回路11および差動入力回路
12およびセレクタ13を構成する回路の出力40b
は、抵抗38の抵抗値をR2、電流源45の電流値をI
4としたので、Vcc−R2×I4となる。
【0085】(2)V26a=V1+V2+V3、か
つ、V27a=V3のとき 差動入力回路10の入力34aの電圧V34aは、V1
+V2+V3−VBEとなり、入力35aの電圧V35
aは、V3−VBEとなる。(V1+V2+V3−VB
E)>(V3−VBE)であるから、差動増幅回路10
の出力35bは、ほぼ、Vccとなる。このとき、トラ
ンジスタ43のベース43aの電圧V43aは、V1+
V2+V3−VBE−VDとなり、トランジスタ44の
ベース44aの電圧V44aは、V3−VBE−VDと
なる。(V1+V2+V3−VBE−VD)>(V3−
VBE−VD)であるから、トランジスタ39とトラン
ジスタ40で構成される差動回路に電流が流れる。そし
て、トランジスタ39のベース39aの電圧V39a
は、V1+V2+V3−VBE−VDとなり、トランジ
スタ40のベース40aの電圧V40aは、V3−VB
Eとなる。(V1−V2)<VD<(V1+V2)とな
るように、V1とV2を設定した場合には、(V1+V
2+V3−VBE−VD)>(V3−VBE)であるか
ら、差動入力回路11および差動入力回路12およびセ
レクタ13を構成する回路の出力40bは、ほぼ、Vc
cとなる。
【0086】(3)V26a=V2+V3、かつ、V2
7a=V1+V3のとき 差動入力回路10の入力34aの電圧V34aは、V2
+V3−VBEとなり、入力35aの電圧V35aは、
V1+V3−VBEとなる。(V2+V3−VBE)<
(V1+V3−VBE)であるから、差動増幅回路10
の出力35bは、抵抗33の抵抗値をR2、電流源36
の電流値をI4としたので、Vcc−R2×I4とな
る。このとき、トランジスタ43のベース43aの電圧
V43aは、V2+V3−VBE−VDとなり、トラン
ジスタ44のベース44aの電圧V44aは、V1+V
3−VBE−VDとなる。(V2+V3−VBE−V
D)<(V1+V3−VBE−VD)であるから、トラ
ンジスタ41とトランジスタ42で構成される差動回路
に電流が流れる。そして、トランジスタ41のベース4
1aの電圧V41aは、V2+V3−VBEとなり、ト
ランジスタ42のベース42aの電圧V42aは、V1
+V3−VBE−VDとなる。(V1−V2)<VD<
(V1+V2)となるようにV1とV2を設定した場合
には、(V2+V3−VBE)>(V1+V3−VBE
−VD)であるから、差動入力回路11および差動入力
回路12およびセレクタ13を構成する回路の出力40
bは、ほぼVccとなる。
【0087】(4)V26a=V3、かつ、V27a=
V1+V2+V3のとき 差動入力回路10の入力34aの電圧V34aは、V3
−VBEとなり、入力35aの電圧V35aは、V1+
V2+V3−VBEとなる。(V3−VBE)<(V1
+V2+V3−VBE)であるから、差動増幅回路10
の出力35bは、Vcc−R2×I4となる。このと
き、トランジスタ43のベース43aの電圧V43a
は、V3−VBE−VDとなり、トランジスタ44のベ
ース44aの電圧V44aは、V1+V2+V3−VB
E−VDとなる。(V3−VBE−VD)<(V1+V
2+V3−VBE−VD)であるからトランジスタ41
とトランジスタ42で構成される差動回路に電流が流れ
る。そして、トランジスタ41のベース41aの電圧
は、V3−VBEとなり、トランジスタ42のベース4
2aの電圧はV1+V2+V3−VBE−VDとなる。
(V1−V2)<VD<(V1+V2)となるようにV
1とV2を設定した場合には、(V2+V3−VBE)
<(V1+V3−VBE−VD)であるから、差動入力
回路11および差動入力回路12およびセレクタ13を
構成する回路の出力40bは、抵抗38の抵抗値をR
2、電流源45の電流値をI4としたので、Vcc−R
2×I4となる。
【0088】すなわち、この回路構成において、電圧V
ccをHigh、電圧Vcc−R2×I4をLowとす
れば、図2の波形10aおよび波形13aと同じ波形を
得ることができ、4値の波形からデータを取り出すこと
ができる。
【0089】なお、図4に示される回路では、バイポー
ラトランジスタを用いたが、MOSトランジスタ(電界
効果トランジスタ)を用いてもよい。
【0090】次に、図5を用いて半導体装置2の方の他
の構造の詳細について説明する。図5は、本実施形態に
係る差動入出力伝送装置の半導体装置2の差動入力回路
11,12、セレクタ13、およびオフセット電圧8と
オフセット電圧9の発生回路の詳細を示す第二の回路図
である。
【0091】図4に示される回路と、図5に示される回
路の違いは、ダイオード28,29の代わりに抵抗46,
47を設け、これにより電圧降下をおこさせるものであ
る。
【0092】ここで、抵抗46、抵抗47の抵抗値を、
共に、R3、また、電流源30、電流源31の電流値
を、共に、I3とする。
【0093】このとき、図5の回路における抵抗46と
抵抗47の電圧降下分は、R3×I3となる。
【0094】したがって、図5の回路の動作は、図4の
回路の動作のVDをR3×I3に置き換えて、読み替え
をおこなえば説明することができる。
【0095】なお、図5の回路でもバイポーラトランジ
スタを用いているが、これは、MOSトランジスタ(電
界効果トランジスタ)を用いてもよいのは、図4の回路
の場合と同様である。
【0096】〔実施形態2〕以下、本発明に係る第二の
実施形態を、図6および図7を用いて説明する。先ず、
図6を用いて本発明に係る差動伝送方法の概要について
説明しよう。図6は、本発明の第二の実施形態に係る差
動入出力伝送装置のブロック図である。
【0097】本実施形態の差動入出力伝送装置も、第一
の実施形態と同様に、半導体装置1と半導体装置2と、
それらをつなぐ伝送線路とで構成されていて、各部の役
割も第一の実施形態と同様である。そして、この中で、
半導体装置1と伝送線路の構造は、第一の実施形態と同
様であり、半導体装置2の構造のみ異なっている。
【0098】半導体装置2は、差動入力回路48、差動
入力回路51、加算器49、加算器50から構成されて
いる。
【0099】差動入力回路48には、伝送線路からの正
側の差動信号6aと負側の差動信号6bとが入力され、
出力は、48aと48bである。
【0100】加算器49では、信号6aと出力48bを
加算して、出力49aを生成する。加算器50では、信
号6bと出力48aを加算して、出力50aを生成す
る。
【0101】差動入力回路51には、加算回路49の出
力49aと加算回路50の出力50aを入力して、51
aを出力する。
【0102】次に、図7を用いて本発明に係る差動入出
力伝送装置の差動伝送方法の概要について説明しよう。
図7は、本発明の第二の実施形態に係る差動入出力伝送
装置の各部の波形を示す波形図である。
【0103】半導体装置1の動作と図7に示した波形3
a、波形4a、波形6a、波形6bまでの部分について
は、実施形態1と同様である。また、V1>V2である
ことも実施形態1と同様である。
【0104】半導体装置2にある差動回路48では、波
形6aと波形6bから、波形48aと波形48bを生成
する。波形48aの生成の仕方は、波形6aが、波形6
bより上にあるときには、High、その逆のときに
は、Lowとするものである。波形48bは、波形48
aの逆で、HighとLowをひっくり返したものであ
る。ここで、波形48aは、波形3aと同じ情報を持っ
ていること(すなわち、デジタル信号として等価なこ
と)に注意しておく。差動入力回路48の振幅は、(波
形3aの振幅−波形4aの振幅)より大きく、(波形3
aの振幅+波形4aの振幅)より小さければよいが、波
形3aの振幅と等しくした場合に対雑音性が最大となる
ので望ましい。したがって、本実施形態では、差動入力
回路48の振幅をV1としておく。
【0105】加算器49では、波形6bと波形48aを
加算して、波形49aを得る。波形49aは、High
レベルが、V1+V2+V3、Lowレベルが、V1+
V3となる2値の信号である。
【0106】加算器50では、波形6aと波形48bを
加算して、波形59aを得る。波形50aは、High
レベルが、V1+V2+V3、Lowレベルが、V1+
V3となる2値の信号であり、波形49aのHighと
Lowをひっくり返したものである。
【0107】差動入力回路51では、波形49aと波形
50aから、出力51aを生成する。生成の仕方は、波
形49aが、波形50aより上にあるときには、Hig
h、その逆のときには、Lowとするものである。
【0108】このようにすれば、波形3aと同じ情報を
持つ波形48aが生成され、波形4aと同じ情報を持つ
波形51aが生成されることになる。すなわち、半導体
装置1からの入力が、半導体装置2の出力として得られ
ることになる。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、差動伝送入出力装置お
よび方法において、データの方向が1方向のみの場合
や、片方の信号線数が多い場合であっても、信号線の数
を減らすことが可能な差動伝送入出力装置および方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る差動入出力伝送
装置のブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施形態に係る差動入出力伝送
装置の各部の波形を示す波形図である。
【図3】本実施形態に係る差動入出力伝送装置の半導体
装置1の加算器5とバッファ回路6の詳細を示す回路図
である。
【図4】本実施形態に係る差動入出力伝送装置の半導体
装置2の差動入力回路11,12、セレクタ13、およ
びオフセット電圧8とオフセット電圧9の発生回路の詳
細を示す第一の回路図である。
【図5】本実施形態に係る差動入出力伝送装置の半導体
装置2の差動入力回路11,12、セレクタ13、およ
びオフセット電圧8とオフセット電圧9の発生回路の詳
細を示す第二の回路図である。
【図6】本発明の第二の実施形態に係る差動入出力伝送
装置のブロック図である。
【図7】本発明の第二の実施形態に係る差動入出力伝送
装置の各部の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1…半導体装置、2…半導体装置、3…データ発生器、
4…データ発生器、5…加算器、6…バッファ回路、7
…伝送線路、8…オフセット電圧、9…オフセット電
圧、10…差動入力回路、11…差動入力回路、12…
差動入力回路、13…セレクタ、48…差動入力回路、
49…加算器、50…加算器、51…差動入力回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体装置から第2の半導体装置
    へ、伝送線路を介して差動伝送によりデータを伝えるた
    めの差動入出力伝送装置において、 前記第1の半導体装置は、 振幅の異なる2つの電圧を生成する手段と、 振幅の異なる2つの電圧を加算する加算器と、 加算器の出力を差動信号として伝送線路に出力するバッ
    ファ回路とを備え、 前記第2の半導体装置は、 前記伝送線路を介して送られる差動信号を受ける第1の
    差動入力回路と、 前記伝送線路を介して送られる差動信号の正側の信号
    に、第1のオフセット電圧を加えて、その正側の入力と
    し、前記伝送線路を介して送られる差動信号の負側の信
    号を、その負側の入力とする第2の差動入力回路と、 前記伝送線路を介して送られる差動信号の負側の信号
    に、第2のオフセット電圧を加えて、その負側の入力と
    し、前記伝送線路を介して送られる差動信号の正側の信
    号を、その正側の入力とする第3の差動入力回路と、 前記第1の差動入力回路の出力により、前記第2の差動
    入力回路の出力と、前記第3の差動入力回路の出力を選
    択する手段とを備え、 前記伝送線路の信号線の数が、1対の入出力あたり2本
    であることを特徴とする差動入出力伝送装置。
  2. 【請求項2】 第1の半導体装置から第2の半導体装置
    へ、伝送線路を介して差動伝送によりデータを伝えるた
    めの差動入出力伝送方法において、 第1の半導体装置から第2の半導体装置へ、第1、第2
    の2つの異なるデータを差動伝送により2本の信号線で
    伝送する方法であって、 前記第1の半導体装置で、第1のデータを表す電圧の振
    幅を、第2のデータを表す電圧の振幅よりも大きくし
    て、 この第1の半導体装置内で、第1のデータを表す電圧の
    振幅と第2のデータを表す電圧の振幅を加算して、最低
    電圧である第1のレベルから、最高電圧である第4のレ
    ベルまでの4値の差動信号の電圧レベルを生成して、 前記第2の半導体装置内で、 前記4値の差動信号の電圧レベルのHigh、Lowの
    状態を比較して、データを表す電圧の振幅が、前記第1
    のデータとデジタル信号として等価な情報を持つ第3の
    データを生成し、かつ、 前記4値の差動信号の正側の信号に第1のオフセット電
    圧を加えた信号と、前記4値の差動信号の負側の信号を
    比較して、その差動信号として、第4のデータを生成
    し、 前記4値の差動信号の負側の信号に第2のオフセット電
    圧を加えた信号と、前記4値の差動信号の正側の信号を
    比較して、その差動信号として、第5のデータを生成
    し、 前記第3のデータを表す電圧の振幅のHigh、Low
    のレベルの如何によって、第6のデータを、前記第4の
    データとするか、前記第5のデータとするかを選択し、
    前記第2のデータとデジタル信号として等価な情報を持
    つ第6のデータを生成し、 前記第3のデータと前記第6のデータとを出力とするこ
    とを特徴とする差動伝送入出力方法。
  3. 【請求項3】 第1の半導体装置から第2の半導体装置
    へ、伝送線路を介して差動伝送によりデータを伝えるた
    めの差動入出力伝送装置において、 前記第1の半導体装置は、 振幅の異なる2つの電圧を生成する手段と、 振幅の異なる2つの電圧を加算する加算器と、 前記加算器の出力を差動信号として伝送線路に出力する
    バッファ回路とを備え、 第2の半導体装置は、 前記伝送線路を介して送られる差動信号を受ける第1の
    差動入力回路と、 この第1の差動入力回路の負の出力と、前記伝送線路を
    介して送られる差動信号の正側の信号を加算する第1の
    加算器と、 前記第1の差動入力回路の正の出力と、前記伝送線路を
    介して送られる差動信号の負側の信号を加算する第2の
    加算器と、 第1の加算器の出力を正側の入力とし、第2の加算器の
    出力を負側の入力とする第2の差動入力回路とを備え、 前記伝送線路の信号線の数が、1対の入出力あたり2本
    であることを特徴とする差動入出力伝送装置。
  4. 【請求項4】 第1の半導体装置から第2の半導体装置
    へ、伝送線路を介して差動伝送によりデータを伝えるた
    めの差動入出力伝送方法において、 第1の半導体装置から第2の半導体装置へ、第1、第2
    の2つの異なるデータを差動伝送により2本の信号線で
    伝送する方法であって、 前記第1の半導体装置で、第1のデータを表す電圧の振
    幅を、第2のデータを表す電圧の振幅よりも大きくし
    て、 この第1の半導体装置内で、第1のデータを表す電圧の
    振幅と第2のデータを表す電圧の振幅を加算して、最低
    電圧である第1のレベルから、最高電圧である第4のレ
    ベルまでの4値の差動信号の電圧レベルを生成して、 前記第2の半導体装置内で、 前記4値の差動信号電圧レベルのHigh、Lowの状
    態を比較して、データを表す電圧の振幅が、前記第1の
    データとデジタル信号として等価な情報を持つ第3のデ
    ータを生成し、 その電圧レベルを逆にした第4のデータを生成し、か
    つ、 前記第4のデータの信号と前記4値の差動信号の負側の
    信号とを加算して、第5のデータを生成し、 前記第3のデータの信号と前記4値の差動信号の正側の
    信号とを加算して、第6のデータを生成し、 これら第5と第6のデータの表す電圧の振幅のHig
    h、Lowレベルの状態により、前記第2のデータとデ
    ジタル信号として等価な情報を持つ第7のデータを生成
    し、 前記第3のデータと前記第7のデータとを出力とするこ
    とを特徴とする差動伝送入出力方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の半導体装置内の加算器が、第
    1、第2の差動増幅回路を備え、 その回路構成が、 バイポーラトランジスタの場合には、 それぞれ第1、第2の差動増幅回路が、エミッタに接続
    した異なる電流量の電流源を持ち、かつ、コレクタを共
    通の抵抗に接続してなり、 電解効果トランジスタの場合には、 それぞれ第1、第2の差動増幅回路が、ソースに接続し
    た異なる電流量の電流源を持ち、かつ、ドレインを共通
    の抵抗に接続してなることを特徴とする請求項1または
    請求項3記載のいずれかの差動入出力伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の半導体装置において、 前記第1、第2のオフセット電圧を加算して、新たな信
    号を生成するためにダイオードを用いたことを特徴とす
    る請求項1記載の差動入出力伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の半導体装置において、 前記第1、第2のオフセット電圧を加算して、新たな信
    号を生成するために抵抗を用いたことを特徴とする請求
    項1記載の差動入出力伝送装置。
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