JPH10235253A - 水田用管理作業車 - Google Patents
水田用管理作業車Info
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- JPH10235253A JPH10235253A JP9046132A JP4613297A JPH10235253A JP H10235253 A JPH10235253 A JP H10235253A JP 9046132 A JP9046132 A JP 9046132A JP 4613297 A JP4613297 A JP 4613297A JP H10235253 A JPH10235253 A JP H10235253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medicine
- vehicle body
- boom
- spraying
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体の後方に薬剤散布用ブームと薬剤タンク
とポンプ・ブロワとを設けた従来の水田用管理作業車に
あっては、運転者は、前方の植付け苗の状態を見ながら
運転する一方で、時折り後方を振り返って、薬剤の散布
状態を見なければならず、常に注意を拂う必要があっ
た。 【解決手段】 車体の後方のPTO軸よりの出力にてポ
ンプ・ブロワを作動し、これによりタンク内の薬剤をブ
ームから散布するようにした水田用管理作業車におい
て、車体の前面側に昇降自在な薬剤散布用ブームを設け
るとともに、運転席の後部の車体上に薬剤タンクを、さ
らに車体の後端側にポンプ・ブロワを設けた構成とする
ことにより、車体の前後方向のバラスンの上に、前方を
見て運転をしながら、薬剤の散布をすることができるか
ら、適確な作業をすることができる。
とポンプ・ブロワとを設けた従来の水田用管理作業車に
あっては、運転者は、前方の植付け苗の状態を見ながら
運転する一方で、時折り後方を振り返って、薬剤の散布
状態を見なければならず、常に注意を拂う必要があっ
た。 【解決手段】 車体の後方のPTO軸よりの出力にてポ
ンプ・ブロワを作動し、これによりタンク内の薬剤をブ
ームから散布するようにした水田用管理作業車におい
て、車体の前面側に昇降自在な薬剤散布用ブームを設け
るとともに、運転席の後部の車体上に薬剤タンクを、さ
らに車体の後端側にポンプ・ブロワを設けた構成とする
ことにより、車体の前後方向のバラスンの上に、前方を
見て運転をしながら、薬剤の散布をすることができるか
ら、適確な作業をすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水田用の管理作業
車の分野に属し、詳しくは、水田における薬剤散布用と
して、又は苗植付け用、その他の作業車として使用する
ことができる管理作業車に関するものである。
車の分野に属し、詳しくは、水田における薬剤散布用と
して、又は苗植付け用、その他の作業車として使用する
ことができる管理作業車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水田用管理作業車にあって、薬剤
散布装置は、車体の後方に設けられているのが常であ
り、中には、車体の前面に設けられたものもあった。
散布装置は、車体の後方に設けられているのが常であ
り、中には、車体の前面に設けられたものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来における車体の後
方に設けた薬剤散布用ブームにあっては、運転者は、散
布による薬剤を直接浴びるようことは少ないが、運転者
は、前方の植付苗の状態を見ながら運転する一方で時折
り後方を振り返って、薬剤の散布状態をみなければなら
ず、常に注意を拂う必要があった。また、薬剤の散布装
置が車体の前面側にあるものにあっては、その高さの位
置調整と、車体の前後のバランスが必ずしも適正ではな
かった。
方に設けた薬剤散布用ブームにあっては、運転者は、散
布による薬剤を直接浴びるようことは少ないが、運転者
は、前方の植付苗の状態を見ながら運転する一方で時折
り後方を振り返って、薬剤の散布状態をみなければなら
ず、常に注意を拂う必要があった。また、薬剤の散布装
置が車体の前面側にあるものにあっては、その高さの位
置調整と、車体の前後のバランスが必ずしも適正ではな
かった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、従来の
水田用管理作業車に改良を加えたもので、その目的とす
るところは、薬剤の散布において、運転者の薬剤に対す
る影響を考慮しながらも、車体の前後のバランスのとれ
た安定状態にて、植付け苗に対して、薬剤を適格に散布
することにあり、また必要に応じて容易に薬剤散布用の
作業車から、苗植付け用、その他の作業車に転換できる
ようにするにある。
水田用管理作業車に改良を加えたもので、その目的とす
るところは、薬剤の散布において、運転者の薬剤に対す
る影響を考慮しながらも、車体の前後のバランスのとれ
た安定状態にて、植付け苗に対して、薬剤を適格に散布
することにあり、また必要に応じて容易に薬剤散布用の
作業車から、苗植付け用、その他の作業車に転換できる
ようにするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、水田用管理作業車において、
車体の前面側に薬剤散布用のブームを設けるとともに、
後方に薬剤タンクとポンプ・ブロワを設けることによっ
て、車体の前後方向のバランスをとるようにし、また車
体の前方と後方とに昇降リンクとシリンダとからなる昇
降装置を設け、このシリンダに対する油路の切換コック
を設けることによって、この作業車を薬剤散布用から田
植機用に切換えるようにして問題点の解決を図ってい
る。
めに、本発明にあっては、水田用管理作業車において、
車体の前面側に薬剤散布用のブームを設けるとともに、
後方に薬剤タンクとポンプ・ブロワを設けることによっ
て、車体の前後方向のバランスをとるようにし、また車
体の前方と後方とに昇降リンクとシリンダとからなる昇
降装置を設け、このシリンダに対する油路の切換コック
を設けることによって、この作業車を薬剤散布用から田
植機用に切換えるようにして問題点の解決を図ってい
る。
【0006】すなわち、本発明は、車体後方のPTO軸
よりの出力にて、ポンプ・ブロワを作動し、これにより
タンク内の薬剤をブームから散布するようにしたものに
おいて、車体の前面側に昇降自在にして、車体側方に屈
曲できる薬剤散布用ブームを設けるとともに、運転席の
後方の車体上に薬剤タンクを、さらに車体の後端側にポ
ンプ・ブロワを設けた構成をとっており、また、車体前
面に昇降自在に設けた薬剤散布用ブームは、ボンネット
両側の車台フレーム上に設けられた昇降リンクとシリン
ダとオイルダンパとからなる昇降装置に設けた構成をと
っている。さらに、車体前面側に設けた薬剤散布用ブー
ムを支持する昇降リンクとシリンダとからなる昇降装置
と、車体後方側に設けた通常の作業用の昇降リンクとシ
リンダとからなる昇降装置とは、それぞれのシリンダに
対する油路の切替コックを運転席の近くに設けた構成を
とっている。
よりの出力にて、ポンプ・ブロワを作動し、これにより
タンク内の薬剤をブームから散布するようにしたものに
おいて、車体の前面側に昇降自在にして、車体側方に屈
曲できる薬剤散布用ブームを設けるとともに、運転席の
後方の車体上に薬剤タンクを、さらに車体の後端側にポ
ンプ・ブロワを設けた構成をとっており、また、車体前
面に昇降自在に設けた薬剤散布用ブームは、ボンネット
両側の車台フレーム上に設けられた昇降リンクとシリン
ダとオイルダンパとからなる昇降装置に設けた構成をと
っている。さらに、車体前面側に設けた薬剤散布用ブー
ムを支持する昇降リンクとシリンダとからなる昇降装置
と、車体後方側に設けた通常の作業用の昇降リンクとシ
リンダとからなる昇降装置とは、それぞれのシリンダに
対する油路の切替コックを運転席の近くに設けた構成を
とっている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、水田用管理作業車にお
いて、従来の、車体の後端より突出した位置に設けられ
ていた薬剤散布用ブーム、薬剤タンク、ポンプ・ブロワ
を、そのレイアウトの変更により、薬剤散布用ブーム
を、車体の前方側に移すことにより、薬剤タンクは、車
体の運転席の後方に移し、さらにポンプ・ブロワを車体
の後端側に残すことにより作業車の前後方向のバランス
をとるようにしたものである。
いて、従来の、車体の後端より突出した位置に設けられ
ていた薬剤散布用ブーム、薬剤タンク、ポンプ・ブロワ
を、そのレイアウトの変更により、薬剤散布用ブーム
を、車体の前方側に移すことにより、薬剤タンクは、車
体の運転席の後方に移し、さらにポンプ・ブロワを車体
の後端側に残すことにより作業車の前後方向のバランス
をとるようにしたものである。
【0008】また、このようにレイアウトの変更によ
り、車体の前端側に設けた薬剤散布用ブームの昇降リン
クとシリンダとからなる昇降装置に対し、従来の苗植付
け装置用の昇降リンクとシリンダとからなる昇降装置を
車体後端側に残し、これらのシリンダに対する油路の切
換コックを、運転席の近くに設けたものである。
り、車体の前端側に設けた薬剤散布用ブームの昇降リン
クとシリンダとからなる昇降装置に対し、従来の苗植付
け装置用の昇降リンクとシリンダとからなる昇降装置を
車体後端側に残し、これらのシリンダに対する油路の切
換コックを、運転席の近くに設けたものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の水田用管理作業車(A)は、車台フレー
ム(1)の下方に水田用の前車輪(2)と後車輪(3)
とが設けられており、車台フレーム(1)の前方の上部
には、エンジン(4)が搭載され、これをカバーするボ
ンネット(5)に続いて操作パネル(6)が設けられて
おり、この操作パネル(6)には運転ハンドル(7)が
設けられている。この操作パネル(6)に対し、ステッ
プ(8)を経て運転席(9)が設けられている。そし
て、エンジン(4)からの出力は、前車輪(2)と後車
輪(3)との走行出力とPTO出力とに別れ、PTO出
力はPTO変速ケースを経てPTO軸より外部に出力が
取出されるようになっている。
する。本発明の水田用管理作業車(A)は、車台フレー
ム(1)の下方に水田用の前車輪(2)と後車輪(3)
とが設けられており、車台フレーム(1)の前方の上部
には、エンジン(4)が搭載され、これをカバーするボ
ンネット(5)に続いて操作パネル(6)が設けられて
おり、この操作パネル(6)には運転ハンドル(7)が
設けられている。この操作パネル(6)に対し、ステッ
プ(8)を経て運転席(9)が設けられている。そし
て、エンジン(4)からの出力は、前車輪(2)と後車
輪(3)との走行出力とPTO出力とに別れ、PTO出
力はPTO変速ケースを経てPTO軸より外部に出力が
取出されるようになっている。
【0010】このような水田用管理作業車にあっては、
従来は、車体の後端より突設されたトップリンク、ロワ
ーリンクよりなるリンク機構とシリンダとによって構成
される昇降装置の端部に、薬剤タンク、ポンプ・ブロ
ワ、薬剤散布用ブームからなる薬剤散布装置を取外し自
在に設けているものである。そして、このポンプ・ブロ
ワには、車体後端のPTO軸より出力が伝えられるよう
になっている。
従来は、車体の後端より突設されたトップリンク、ロワ
ーリンクよりなるリンク機構とシリンダとによって構成
される昇降装置の端部に、薬剤タンク、ポンプ・ブロ
ワ、薬剤散布用ブームからなる薬剤散布装置を取外し自
在に設けているものである。そして、このポンプ・ブロ
ワには、車体後端のPTO軸より出力が伝えられるよう
になっている。
【0011】本発明にあっては、このような薬剤散布装
置のレイアウトを変えるもので、薬剤散布用ブーム
(a)を車体(b)に対して、その前面側に移すととも
に、薬剤タンク(c)を運転席(9)の後方にして、こ
れを半ば取囲むように車体(b)上に設置する。この位
置は、後車輪(3)上に近いものである。薬剤タンク
(c)の薬剤を散布するためのポンプ・ブロワ(d)
は、車体(b)の後端より突出した位置に設けられてい
る。このポンプ・ブロワ(d)は、車体(b)の後端側
のPTO軸(10)より伝動軸(11)にて回転するよ
うになっている。すなわち、このように薬剤散布用ブー
ム(a)、薬剤タンク(c)及びポンプ・ブロワ(d)
の位置を、従来の薬剤散布装置の位置とレイアウトを変
えることが本発明の特徴とするところである。
置のレイアウトを変えるもので、薬剤散布用ブーム
(a)を車体(b)に対して、その前面側に移すととも
に、薬剤タンク(c)を運転席(9)の後方にして、こ
れを半ば取囲むように車体(b)上に設置する。この位
置は、後車輪(3)上に近いものである。薬剤タンク
(c)の薬剤を散布するためのポンプ・ブロワ(d)
は、車体(b)の後端より突出した位置に設けられてい
る。このポンプ・ブロワ(d)は、車体(b)の後端側
のPTO軸(10)より伝動軸(11)にて回転するよ
うになっている。すなわち、このように薬剤散布用ブー
ム(a)、薬剤タンク(c)及びポンプ・ブロワ(d)
の位置を、従来の薬剤散布装置の位置とレイアウトを変
えることが本発明の特徴とするところである。
【0012】薬剤散布用ブーム(a)は、車体(b)の
前面側に設置されるものであるが、ブーム(a)は、前
面側ブーム(a1 )と、これの両端において、車体
(b)側にそって折曲される側方ブーム(a2 )、(a
2 )とから構成されるものである。この薬剤散布用ブー
ム(a)は、次の説明の昇降装置(e)によって上下方
向に昇降して薬剤の散布位置を調節するものである。
前面側に設置されるものであるが、ブーム(a)は、前
面側ブーム(a1 )と、これの両端において、車体
(b)側にそって折曲される側方ブーム(a2 )、(a
2 )とから構成されるものである。この薬剤散布用ブー
ム(a)は、次の説明の昇降装置(e)によって上下方
向に昇降して薬剤の散布位置を調節するものである。
【0013】この昇降装置(e)は、図1に示すよう
に、ボンネット(5)の両側の車台フレーム(1)に立
設された支柱(12)、(12)で構成される取付枠体
(f)に対し、その両側において、その上下位置に枢支
(13)、(13)された平行な2本の回動部材(1
4)、(14’)、この平行な回動部材(14)、(1
4’)の端部に対し、枢支(15)、(15)された上
下方向の部材(16)により側面視において平行4辺形
の枠体(g)を構成している。
に、ボンネット(5)の両側の車台フレーム(1)に立
設された支柱(12)、(12)で構成される取付枠体
(f)に対し、その両側において、その上下位置に枢支
(13)、(13)された平行な2本の回動部材(1
4)、(14’)、この平行な回動部材(14)、(1
4’)の端部に対し、枢支(15)、(15)された上
下方向の部材(16)により側面視において平行4辺形
の枠体(g)を構成している。
【0014】この両側に設けられた平行4辺形の枠体
(g)、(g)は、図2に示すように、上下方向の部材
(16)、(16)の上端を連結する連結部材(17)
には、その中央部に支持部材(17’)が立設されてお
り、この支持部材(17’)と、回動部材(14’)の
上端の枢支部(15)より離れた位置にて、平行4辺形
の枠体(g)、(g)の平行な回動部材(14’)、
(14’)間を結ぶ連結部材(18)の中間部との間に
シリンダ(h)及びオイルダンパ(h’)が設けられて
いる。
(g)、(g)は、図2に示すように、上下方向の部材
(16)、(16)の上端を連結する連結部材(17)
には、その中央部に支持部材(17’)が立設されてお
り、この支持部材(17’)と、回動部材(14’)の
上端の枢支部(15)より離れた位置にて、平行4辺形
の枠体(g)、(g)の平行な回動部材(14’)、
(14’)間を結ぶ連結部材(18)の中間部との間に
シリンダ(h)及びオイルダンパ(h’)が設けられて
いる。
【0015】このようにして構成された昇降装置(e)
は、シリンダ(h)が、その内部圧力が低下して、伸長
されていたオイルダンパ(h’)の収縮によって収縮し
たとき下方の実線の位置にあり、逆に伸長したときは、
上方の仮想線の位置にある。平行4辺形の枠体(g)、
(g)を構成する上下方向の部材(16)、(16)の
下端近くには、その内面側において、外方に突出した水
平状の支持部材(19)、(19)があり、この支持部
材(19)、(19)に前面側ブーム(a1)が支持さ
れている。
は、シリンダ(h)が、その内部圧力が低下して、伸長
されていたオイルダンパ(h’)の収縮によって収縮し
たとき下方の実線の位置にあり、逆に伸長したときは、
上方の仮想線の位置にある。平行4辺形の枠体(g)、
(g)を構成する上下方向の部材(16)、(16)の
下端近くには、その内面側において、外方に突出した水
平状の支持部材(19)、(19)があり、この支持部
材(19)、(19)に前面側ブーム(a1)が支持さ
れている。
【0016】この前面側ブーム(a1 )には、その両端
において、側方ブーム(a2 )、(a2 )が回動自在に
連結されており、この側方ブーム(a2 )、(a2 )
は、薬剤散布作業をしない不使用時には、車体(b)に
そって折曲しておくが、使用中においても、例えば水田
の畔近くで片側を使用する必要がないときは、折曲げて
おく。このとき、前面側ブーム(a1 )はその端面が閉
鎖するようになっている。薬剤散布用ブーム(a)に
は、薬剤を噴出散布するノズル(20)が設けられてい
る。薬剤タンク(c)は、運転席(9)の後部にあっ
て、半ばこれを取囲むように設置されている。
において、側方ブーム(a2 )、(a2 )が回動自在に
連結されており、この側方ブーム(a2 )、(a2 )
は、薬剤散布作業をしない不使用時には、車体(b)に
そって折曲しておくが、使用中においても、例えば水田
の畔近くで片側を使用する必要がないときは、折曲げて
おく。このとき、前面側ブーム(a1 )はその端面が閉
鎖するようになっている。薬剤散布用ブーム(a)に
は、薬剤を噴出散布するノズル(20)が設けられてい
る。薬剤タンク(c)は、運転席(9)の後部にあっ
て、半ばこれを取囲むように設置されている。
【0017】また、図4に示すように、本発明の水田用
管理作業車(A)は、薬剤散布の作業車から苗植付け装
置を搭載した田植機に容易に変換することができるもの
である。そのときは、車体(b)の前方の車台フレーム
(1)に設けた取付け枠体(f)、(f)より薬剤散布
用のブーム(a)と共に昇降装置(e)を取外す。次い
で、運転席(9)の後部から薬剤タンク(c)を取外
し、その取外した位置に、苗植付け時の苗継ぎ作業用の
ステップ(j)を取付け、車体(b)の後端に取付けて
ある昇降リンクとシリンダとよりなる昇降装置(k)に
苗植付け装置(m)を取付ける。以上は、田植機とした
場合であるが、この昇降装置(k)に施肥装置を取付け
る等他の機種とすることもできる。
管理作業車(A)は、薬剤散布の作業車から苗植付け装
置を搭載した田植機に容易に変換することができるもの
である。そのときは、車体(b)の前方の車台フレーム
(1)に設けた取付け枠体(f)、(f)より薬剤散布
用のブーム(a)と共に昇降装置(e)を取外す。次い
で、運転席(9)の後部から薬剤タンク(c)を取外
し、その取外した位置に、苗植付け時の苗継ぎ作業用の
ステップ(j)を取付け、車体(b)の後端に取付けて
ある昇降リンクとシリンダとよりなる昇降装置(k)に
苗植付け装置(m)を取付ける。以上は、田植機とした
場合であるが、この昇降装置(k)に施肥装置を取付け
る等他の機種とすることもできる。
【0018】
【作用】本発明の水田用管理作業車(A)によって、水
田の植付け苗に対して薬剤を散布し、殺菌、消毒するに
は、車体(b)の前面側に設置してある薬剤散布用ブー
ム(a)が、昇降装置(e)を構成するシリンダ(h)
内のオイル圧力が低下し、自重、伸長されていたオイル
ダンパ(h’)の収縮によって下降点にあるときに、前
面側ブーム(a1 )に対して、その両端の折曲部(i)
より側方ブーム(a2 )、(a2 )を開いて一直線状に
する。次いで、車体(b)内に設けたオイルポンプ(図
示してない)よりのオイルがシリンダ(h)内に入り、
オイルダンパ(h’)の伸長に抗してシリンダ(h)の
伸長によりブーム(a)は上昇する。この上昇作用によ
って、水田の植付け苗に対するブーム(a)の薬剤散布
の位置を調節する。側方ブーム(a2 )、(a2 )を折
曲部(i)において側方に開くのは、前面側ブーム(a
1 )が上昇して位置調節をした後であってもよい。
田の植付け苗に対して薬剤を散布し、殺菌、消毒するに
は、車体(b)の前面側に設置してある薬剤散布用ブー
ム(a)が、昇降装置(e)を構成するシリンダ(h)
内のオイル圧力が低下し、自重、伸長されていたオイル
ダンパ(h’)の収縮によって下降点にあるときに、前
面側ブーム(a1 )に対して、その両端の折曲部(i)
より側方ブーム(a2 )、(a2 )を開いて一直線状に
する。次いで、車体(b)内に設けたオイルポンプ(図
示してない)よりのオイルがシリンダ(h)内に入り、
オイルダンパ(h’)の伸長に抗してシリンダ(h)の
伸長によりブーム(a)は上昇する。この上昇作用によ
って、水田の植付け苗に対するブーム(a)の薬剤散布
の位置を調節する。側方ブーム(a2 )、(a2 )を折
曲部(i)において側方に開くのは、前面側ブーム(a
1 )が上昇して位置調節をした後であってもよい。
【0019】エンジン(4)よりの出力を、車体(b)
の後端のPTO軸(10)よりの出力にて、伝動軸(1
1)を介してポンプ・ブロワ(d)を作動させ、薬剤タ
ンク(c)内の薬剤をパイプ(p1 )にて、後方のポン
プ・ブロワ(d)に送り、ここより薬剤はパイプ
(p2 )、(p2 )にて、エアは(p3 )、(p3 )に
て、前面側ブーム(a1 )に送る。薬剤は前面側ブーム
(a1 )及びそれより折曲部(i)を経て、側方に伸ば
された側方ブーム(a2 )、(a2 )に送られ、ブーム
(a)の下面に設けられたノズル(20)よりエアの噴
出にて散布される。ブーム(a)は、折曲部(i)にお
いて側面ブーム(a2 )、(a2 )を折曲げたとき、前
面側ブーム(a1 )は、その端部が閉鎖されて、薬剤が
流出しないようになっているから、散布において片側の
側方ブーム(a2 )による散布が必要がないときは、側
方ブーム(a2 )は折曲げておいて作業する。
の後端のPTO軸(10)よりの出力にて、伝動軸(1
1)を介してポンプ・ブロワ(d)を作動させ、薬剤タ
ンク(c)内の薬剤をパイプ(p1 )にて、後方のポン
プ・ブロワ(d)に送り、ここより薬剤はパイプ
(p2 )、(p2 )にて、エアは(p3 )、(p3 )に
て、前面側ブーム(a1 )に送る。薬剤は前面側ブーム
(a1 )及びそれより折曲部(i)を経て、側方に伸ば
された側方ブーム(a2 )、(a2 )に送られ、ブーム
(a)の下面に設けられたノズル(20)よりエアの噴
出にて散布される。ブーム(a)は、折曲部(i)にお
いて側面ブーム(a2 )、(a2 )を折曲げたとき、前
面側ブーム(a1 )は、その端部が閉鎖されて、薬剤が
流出しないようになっているから、散布において片側の
側方ブーム(a2 )による散布が必要がないときは、側
方ブーム(a2 )は折曲げておいて作業する。
【0020】本発明の水田用管理作業車(A)による薬
剤の散布は、薬剤散布ブーム(a)が、車体(b)の前
面側に設置されているので、運転者は、薬剤を浴びるお
それはあるが、運転席(9)は車体(b)の比較的高い
位置にあり、薬剤散布用ブーム(a)を低く植付け苗近
くで散布するようにするとともに、運転者は、防塵眼
鏡、マスク等を着用して薬剤を直接浴びないように注意
して作業をする。運転者は、常に前方をみながら作業車
(A)の運転とともに、薬剤散布の作業をするのである
から、常に作業の状態を知ることができる。
剤の散布は、薬剤散布ブーム(a)が、車体(b)の前
面側に設置されているので、運転者は、薬剤を浴びるお
それはあるが、運転席(9)は車体(b)の比較的高い
位置にあり、薬剤散布用ブーム(a)を低く植付け苗近
くで散布するようにするとともに、運転者は、防塵眼
鏡、マスク等を着用して薬剤を直接浴びないように注意
して作業をする。運転者は、常に前方をみながら作業車
(A)の運転とともに、薬剤散布の作業をするのである
から、常に作業の状態を知ることができる。
【0021】図5に示す水田用管理作業車(A’)は、
車体(b’)の前面側に薬剤散布用ブーム(a’)を設
けるとともに、車体(b’)の後方の突設したポンプ・
ブロワユニット(d’)にリアウエイト(w)を取付け
たものである。このような作業車(A’)であれば、薬
剤散布用の作業車を、他の田植機、その他の作業車に変
換する場合、前面側の薬剤散布用ブーム(a’)を取外
すとともに、後方に突設したポンプ・ブロワユニット
(d’)及びリアウエイト(w)を取外し、これに苗植
付け装置を取付ければ田植機となり、また、他の作業機
を取付ければ機種の異なる作業車となる。
車体(b’)の前面側に薬剤散布用ブーム(a’)を設
けるとともに、車体(b’)の後方の突設したポンプ・
ブロワユニット(d’)にリアウエイト(w)を取付け
たものである。このような作業車(A’)であれば、薬
剤散布用の作業車を、他の田植機、その他の作業車に変
換する場合、前面側の薬剤散布用ブーム(a’)を取外
すとともに、後方に突設したポンプ・ブロワユニット
(d’)及びリアウエイト(w)を取外し、これに苗植
付け装置を取付ければ田植機となり、また、他の作業機
を取付ければ機種の異なる作業車となる。
【0022】
【発明の効果】本発明の水田用管理作業車は、車体の前
面側に昇降自在な薬剤散布用ブームを設けるとともに、
運転席の後部の車体上に薬剤タンクを、さらに車体の後
端側にポンプ・ブロワを突設したものであるから、運転
者は、その薬剤の散布に当たって、後方を見ることな
く、常に前方を見て、作業車の運転と植付け苗に対する
薬剤の散布状態とを見ることができ、常に作業の状態を
把握して適確な仕事をすることができる。また、薬剤散
布用ブームと薬剤タンク、ポンプ・ブロワとの設置位置
の関係で、車体の前後方向のバランスがよく、植付け苗
に対する薬剤の散布を適確に行うことができる。
面側に昇降自在な薬剤散布用ブームを設けるとともに、
運転席の後部の車体上に薬剤タンクを、さらに車体の後
端側にポンプ・ブロワを突設したものであるから、運転
者は、その薬剤の散布に当たって、後方を見ることな
く、常に前方を見て、作業車の運転と植付け苗に対する
薬剤の散布状態とを見ることができ、常に作業の状態を
把握して適確な仕事をすることができる。また、薬剤散
布用ブームと薬剤タンク、ポンプ・ブロワとの設置位置
の関係で、車体の前後方向のバランスがよく、植付け苗
に対する薬剤の散布を適確に行うことができる。
【0023】車体の前面側に設けられた薬剤散布用のブ
ームは、ボンネットの両側の車体フレームに突設された
支柱にて構成される取付け枠体に対し、枢支された昇降
リンクとこれに設けたシリンダとオイルダンパとからな
る昇降装置によって支持されているから、薬剤散布用ブ
ームは、車体前面より余り離れることなく、上下方向に
調節して適確な位置をとることができ、車体の前後方向
のバランスをとる上に寄与することができる。
ームは、ボンネットの両側の車体フレームに突設された
支柱にて構成される取付け枠体に対し、枢支された昇降
リンクとこれに設けたシリンダとオイルダンパとからな
る昇降装置によって支持されているから、薬剤散布用ブ
ームは、車体前面より余り離れることなく、上下方向に
調節して適確な位置をとることができ、車体の前後方向
のバランスをとる上に寄与することができる。
【0024】さらに、本発明の水田用管理作業車は、車
体の前面側に設けた昇降装置と、車体方向に設けた昇降
装置とのそれぞれのシリンダに対する油路の切替コック
を運転席の近くに設けたものであるから、薬剤散布用の
作業車から田植機、その他の作業車として変換する場合
において、運転席から切替コックにより油路を切替える
ことによって、その作業車の作動を容易に行うことがで
きる。
体の前面側に設けた昇降装置と、車体方向に設けた昇降
装置とのそれぞれのシリンダに対する油路の切替コック
を運転席の近くに設けたものであるから、薬剤散布用の
作業車から田植機、その他の作業車として変換する場合
において、運転席から切替コックにより油路を切替える
ことによって、その作業車の作動を容易に行うことがで
きる。
【図1】本発明の水田管理作業車の側面図
【図2】同上の作業車の平面図
【図3】同上の作業車から薬剤散布用ブーム及びこれの
昇降装置を外した状態の正面図
昇降装置を外した状態の正面図
【図4】同上の作業車を田植機として変換した状態の平
面図
面図
【図5】従来の水田用管理作業車から薬剤散布用ブーム
のみを車体前方に移し、代わりにリアウエイトを付加し
た状態の作業車の側面図
のみを車体前方に移し、代わりにリアウエイトを付加し
た状態の作業車の側面図
A 水田用管理作業車 a 薬剤散布用ブーム b 車体 c 薬剤タンク d ポンプ・ブロワ e 昇降装置 f 取付枠体 g 平行4辺形の枠体 h シリンダ h’ オイルダンパ i 折曲部 j ステップ k 昇降装置 1 車台フレーム 4 エンジン 8 ステップ 9 運転席 14 平行部材 17 連結部材 18 連結部材 20 ノズル
Claims (3)
- 【請求項1】 車体後方のPTO軸よりの出力にてポン
プ・ブロワを作動し、これによりタンク内の薬剤をブー
ムから散布するようにしたものにおいて、車体の前面に
昇降自在にして、車体側方に屈曲できる薬剤散布用ブー
ムを設けるとともに、運転席の後方の車体上に薬剤タン
クを、さらに車体の後端側にポンプ・ブロワを設けたこ
とを特徴とする水田用管理作業車。 - 【請求項2】 車体後方のPTO軸よりの出力にてポン
プ・ブロワを作動し、これによりタンク内の薬剤をブー
ムから散布するようにしたものにおいて、車体前面に昇
降自在に設けた薬剤散布用ブームは、ボンネット両側の
車台フレーム上に設けられた昇降リンクとシリンダとか
らなる昇降装置に支持されたことを特徴とする水田用管
理作業車。 - 【請求項3】 車体前面側に設けた薬剤散布用ブームを
支持する昇降リンクとシリンダとからなる昇降装置と、
車体後方側に設けた通常の作業用の昇降リンクとシリン
ダとからなる昇降装置とは、それぞれのシリンダに対す
る油路の切替コックを運転席の近くに設けたことを特徴
とする水田用管理作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046132A JPH10235253A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 水田用管理作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046132A JPH10235253A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 水田用管理作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10235253A true JPH10235253A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12738466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9046132A Withdrawn JPH10235253A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 水田用管理作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10235253A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2352383A (en) * | 1999-07-08 | 2001-01-31 | Foresight Sprayers Ltd | Spraying apparatus |
| KR100464589B1 (ko) * | 2002-04-24 | 2005-01-03 | 아세아종합기계 주식회사 | 분체살포기능을 가지는 방제장치 |
| CN102726360A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-10-17 | 吴永冰 | 农用车载喷雾压力容器装置 |
| CN108296361A (zh) * | 2018-02-12 | 2018-07-20 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 模具喷油机构及冲压模具 |
| CN109315379A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-02-12 | 大连识汇岛科技服务有限公司 | 一种枸杞种植用喷药装置 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9046132A patent/JPH10235253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2352383A (en) * | 1999-07-08 | 2001-01-31 | Foresight Sprayers Ltd | Spraying apparatus |
| GB2352383B (en) * | 1999-07-08 | 2003-08-06 | Foresight Sprayers Ltd | Spraying apparatus |
| KR100464589B1 (ko) * | 2002-04-24 | 2005-01-03 | 아세아종합기계 주식회사 | 분체살포기능을 가지는 방제장치 |
| CN102726360A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-10-17 | 吴永冰 | 农用车载喷雾压力容器装置 |
| CN108296361A (zh) * | 2018-02-12 | 2018-07-20 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 模具喷油机构及冲压模具 |
| CN108296361B (zh) * | 2018-02-12 | 2019-06-04 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 模具喷油机构及冲压模具 |
| CN109315379A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-02-12 | 大连识汇岛科技服务有限公司 | 一种枸杞种植用喷药装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |