JPH10235665A - 板状体又は成形体及びその製法 - Google Patents

板状体又は成形体及びその製法

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JPH10235665A
JPH10235665A JP9039096A JP3909697A JPH10235665A JP H10235665 A JPH10235665 A JP H10235665A JP 9039096 A JP9039096 A JP 9039096A JP 3909697 A JP3909697 A JP 3909697A JP H10235665 A JPH10235665 A JP H10235665A
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JP
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fiber
plate
fibers
woven fabric
palm
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JP9039096A
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English (en)
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Ryuji Fukuda
竜司 福田
Kenji Kurimoto
健二 栗本
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】透湿性と強度の双方において優れた性能を発揮
し、外観が良好で、ヤシ繊維のささくれを防ぎうる、触
感の良い木質系ファイバーボード類似の板状体又は成形
体を得る。 【解決手段】 必要により麻繊維、竹繊維等の植物性天
然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維マットに硬化性
樹脂を付着し、この少なくとも1表面及び/又は内部に
合成繊維又は合成繊維と天然繊維の混合繊維よりなる不
織布又は織布又は編織物を配置し、これらを圧縮成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木質系ファイバ
ーボード類似の板状体及びこれを所定形状に成形してな
る成形体に関し、特に透湿性と強度の双方において優れ
た性能を発揮し、外観が良好で、ヤシ繊維のささくれを
防ぎ、板状体又は成形体の触感が良い板状体又は成形体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木造家屋で壁中にグラスウール等
の繊維系の断熱層を形成する場合に、室内の水蒸気を室
外へ逃すために、外壁と断熱層との間に通気層を形成す
ることにより、断熱層を透過した室内の水蒸気が通気層
を通って軒下から室外へ拡散するようにしていた。その
場合に、この通気層と断熱層を区画する防風層が必要と
なる。この防風層は、断熱層を保持する機能を発揮する
が、水蒸気を通気層へスムーズに透過させ得るように透
湿性に優れたものでなければならない。
【0003】この防風層を形成するものとして、従来、
例えばポリエチレン製の不織布が使われてきたが、断熱
層にグラスウール等を使用すると、断熱層の膨張力に押
されてこの不織布が膨出変形し、通気層を狭め、時には
塞いでしまうという欠点があり、このことは特に寒冷地
においてグラスウール等を多量に詰め込んだときに起こ
り易い〔建築工事標準仕様書・同解説JASS24断熱
工事(日本建築学会編)参照〕。
【0004】そこで、ファイバーボードのなかでも比較
的密度が小さく通気性を有する軟質繊維板の一種である
シージングボードを断熱層の外側に当て、その端辺を
柱、間柱、梁、桁、又はブレース等の構造材に固定する
ことにより、ある程度の強度を有した防風層を形成して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
シージングボードは、断熱層の膨張力には耐え得ても、
それ自体が構造用面材として機能するほどの強度は有し
ていない。従って、シージングボード周辺の構造部分の
強度は、専らシージングボード以外の上記構造材に頼る
しかなかった。
【0006】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであり、その第一の課題とするところは、植物性天
然繊維の使用を前提とし、そのなかで、太い繊維間に大
きな隙間が形成されるヤシ繊維を集めて繊維同士を硬化
性樹脂により確実に固定し、これに対して適度な引張強
さ及び引張弾性率を有する合成繊維又は合成繊維と天然
繊維の混合繊維よりなる不織布又は織布又は編織物で補
強することにより、優れた透湿性と高い強度とを兼ね備
え、外観が良好で、ヤシ繊維のささくれを防ぎ、板状体
又は成形体の触感が良い板状体又は成形体を提供するこ
とにある。また、併せてその製法も提案するものであ
る。
【0007】また、その第二の課題とするところは、植
物性天然繊維の使用を前提とし、そのなかで、太い繊維
間に大きな隙間が形成されるヤシ繊維を集めて繊維同士
を硬化性樹脂により確実に固定し、これに対して適度な
引張強さ及び引張弾性率を有する合成繊維又は合成繊維
と天然繊維の混合繊維よりなる不織布又は織布又は編織
物を硬化性樹脂で一体化して補強することにより、優れ
た透湿性と高い強度とを兼ね備え、外観が良好で、ヤシ
繊維のささくれを防ぎ、板状体又は成形体の触感が良
く、板状体又は成形体を提供することにある。また、併
せてその製法も提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記第1の
課題を解決するために鋭意検討を行い、必要により麻繊
維、竹繊維等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維マッ
トの表面及び/又は内部に、合成繊維又は合成繊維と天
然繊維の混合繊維よりなる不織布又は織布又は編織物を
配置することにより、強度と透湿性の双方において優れ
た性能を発揮し、外観が良好で、ヤシ繊維のささくれを
防ぎ、板状体又は成形体の触感が良く、切削時に端部で
の積層物のはがれがないことをを見いだし以下の発明に
至った。すなわち本発明は、必要により麻繊維、竹繊維
等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維マ
ットに、硬化性樹脂を付着し、この少なくとも1表面及
び/又は内部に、合成繊維又は合成繊維と天然繊維の混
合繊維よりなる不織布又は織布又は編織物を配置し、圧
縮成形することにより得られる板状体又は成形体に関す
る。
【0009】さらに本発明は、必要により麻繊維、竹繊
維等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維
マットの少なくとも1表面及び/又は内部に、合成繊維
又は合成繊維と天然繊維の混合繊維よりなる不織布又は
織布又は編織物を配置し、これらに硬化性樹脂を付着
し、圧縮成形することにより得られる板状体又は成形体
に関する。
【0010】さらに本発明は、ヤシ繊維として油ヤシ繊
維を用いた上記板状体又は成形体に関する。さらに本発
明は、不織布が熱溶融性の繊維よりなる上記板状体又は
成形体に関する。さらに本発明は、不織布がポリプロピ
レン繊維、ポリエチレン繊維、又はポリエステル繊維よ
りなる上記板状体又は成形体に関する。
【0011】また、さらに本発明は必要により麻繊維、
竹繊維等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維からなる
繊維マットに、硬化性樹脂を付着し、この少なくとも1
表面及び/又は内部に、合成繊維又は合成繊維と天然繊
維の混合繊維よりなる不織布又は織布又は編織物を配置
し、圧縮成形することにより得られる板状体又は成形体
の製法に関する。
【0012】さらに本発明は、必要により麻繊維、竹繊
維等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維
マットの少なくとも1表面及び/又は内部に、合成繊維
又は合成繊維と天然繊維の混合繊維よりなる不織布又は
織布又は編織物を配置し、これらに硬化性樹脂を付着
し、圧縮成形することにより得られる板状体又は成形体
の製法に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、必要により麻繊維、竹
繊維等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊
維マットに、硬化性樹脂を付着し、この少なくとも1表
面及び/又は内部に、合成繊維又は合成繊維と天然繊維
の混合繊維よりなる不織布又は織布又は編織物を配置
し、圧縮成形すること、又は、必要により麻繊維、竹繊
維等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維
マットの少なくとも1表面及び/又は内部に、合成繊維
又は合成繊維と天然繊維の混合繊維よりなる不織布又は
織布又は編織物を配置し、これらに硬化性樹脂を付着
し、圧縮成形すること、によって得られる板状体又は成
形体及びその製法である。これら板状体又は成形体は、
優れた透湿性と高い強度を兼ね備え、特に外観及び触感
が良好である。
【0014】本発明で用いるヤシ繊維とは、ココヤシ、
油ヤシ、サゴヤシ、ナツメヤシ、オウギヤシ、ニッパヤ
シ、サトウヤシ、クジャクヤシ、シュロ、トウジュロ、
クロツグ等のヤシ科の植物から採取される繊維状樹皮、
葉柄基部繊維、中果皮繊維等の繊維をいい、これには油
ヤシの空果房を解繊して得る繊維が含まれる。また、複
数種類のヤシ繊維を混合したものを含む。
【0015】ヤシ繊維は直径が約100〜600μmと
太いので、 繊維マットにしたときには繊維充填密度に
もよるが繊維間に、例えば100μm〜5mm程度、好
ましくは200μm〜3mm程度の大きさの隙間が形成
される。従って、繊維マットの透湿性は極めて良い。こ
の繊維マットに硬化性樹脂を付着させて圧縮成形する際
の樹脂量又は成形時の圧縮の程度により、得られる板状
体又は成形体の繊維間の隙間の大きさや隙間の密度を種
々に変化させることができる。そのことにより板状体又
は成形体の透湿性のコントロールが出来る。例えば、板
状体又は成形体の隙間を1〜100μm程度、通常5〜
50μm程度とすることにより、通気性は有するが雨は
通さない良好な板状体又は成形体も製造することが可能
である。
【0016】さらに、ヤシ繊維は、直径が約100〜6
00μmと太く、長さが約5〜30cmと長く、屈曲し
ており繊維同士のからまりも大きいので、板状体又は成
形体は釘を打ちつけた場合の保持力に優れる。
【0017】ヤシ繊維としては油ヤシ繊維を使用するこ
とが好ましい。この油ヤシ繊維は、油ヤシの空果房を解
繊して得られるものである。油ヤシ繊維は他の種類のヤ
シ繊維に比して解繊等に要する労力が少なく、そのため
に製造に要するエネルギーが節減できて、コスト的に安
くつく。例えばココヤシ繊維では、ヤシ殻を軟化させる
ために長期間水中に浸漬し、その後に機械的に繊維状に
解繊するために長期間多大のエネルギーを必要とする。
これに対して油ヤシでは、もともと繊維状のままで集合
体となっている空果房を解繊するから、水中浸漬の必要
はなく、解繊のために要するエネルギーも非常に少なく
て済む。又、油ヤシ繊維はココヤシ繊維に比して発塵性
が少なく、その取扱いにおいて作業環境の悪化が避けら
れ好ましい。
【0018】この油ヤシ繊維は、解繊の前後には、油分
及び臭いを除去するために必要に応じて洗浄を行う。油
ヤシ繊維の単体は、剛性度が高く、断面径が100〜6
00μm程度であり、その毛足、すなわち長さも約5〜
30cm程度であり、これを解繊することにより、その
絡み合いも高度なものが期待できる。しかも、油ヤシの
果実からは油ヤシ油が搾取できるが、この果実を採取し
たあとに残る空果房には現在のところ特定の用途がなく
通常は廃棄される運命にあるので、低コストで入手でき
るという利点がある。
【0019】さらに、この繊維マットは必要により麻繊
維、竹繊維等の天然植物繊維を混合しても良い。ここ
で、天然植物繊維は、麻を解繊した麻繊維、若竹を解繊
した竹繊維、サトウキビ繊維、へちま繊維、パイナップ
ル繊維、バナナ繊維、コウリャン繊維、イナワラより得
られる繊維、木質繊維等が例示され、天然植物より得ら
れる繊維質であれば特に限定はない。またこれらは、単
独で混合しても良く、二種以上を同時に混合しても良
い。
【0020】繊維マットに、例えば麻繊維、竹繊維等の
植物性天然繊維を混合した場合、ヤシ繊維の直径が約1
00〜600μmであるのに対して、麻繊維の直径が約
5〜30μm、竹繊維等の直径が10〜200μmと細
いため、麻繊維、竹繊維等の植物性天然繊維がヤシ繊維
の交差部分などに絡まり、ヤシ繊維同士の結合強度が高
まると考えられる。
【0021】繊維マットを形成するには、ニードルパン
チ等によりヤシ繊維を不織布様又は三次元編組織状に絡
み合わせる処理を行って剥離強度を上げ、さらに必要に
応じてプレス又は熱プレス等により繊維マット2を緻密
にする。なお、この繊維マットの厚みは、通常5mm〜
20mm程度にすると使い易いと云われるが、勿論これ
に限定されることなく用途に応じて任意に設定すればよ
く、さらに、この繊維マットの目付は、例えば0.5k
g/m2〜6kg/m2が例示される。また複数枚重ねて
使用してもよい。
【0022】また、ヤシ繊維マットの耐水性をより向上
させる必要がある場合には、ヤシ繊維マットにワック
ス、シリコン等を塗布又は含浸するようにしてもよい。
さらに、難燃剤、着色剤、防腐剤、防蟻剤、防かび剤等
を必要により塗布又は含浸しても良い。
【0023】本発明で使用する不織布又は織布又は編織
物は、合成繊維又は合成繊維と天然繊維の混合繊維(以
下、天然繊維を含むこと有る合成繊維と称する場合があ
る)よりなる不織布又は織布又は編織物であり、合成繊
維としては、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体繊
維、アクリル、ビニロン、ポリエーテルスルホン等の合
成繊維、ビスコース、レーヨン、ベンベルグ等の再生繊
維等があげられる。さらに、ガラス繊維、炭素繊維、石
綿繊維等の無機繊維も含まれる。
【0024】さらに、これらの合成繊維に綿や麻、絹、
竹、サトウキビ繊維、へちま繊維、パイナップル繊維、
バナナ繊維、コウリャン繊維、イナワラより得られる繊
維、木質繊維、獣毛等の天然繊維を混合しても良い。
【0025】これら合成繊維及び天然繊維を含む合成繊
維は、単独でも2種以上を混合したものでも良い。これ
ら天然繊維を含むこと有る合成繊維からなる不織布又は
織布又は編織物は通気性を持ち、透湿性に優れる。ま
た、これら不織布、織布又は編織物は適宜二種以上用い
ても良い。
【0026】これら天然繊維を含むこと有る合成繊維の
不織布又は織布又は編織物の内でも、加熱圧縮成形の際
に、加熱温度で熱溶融し、ヤシ繊維マットと接着し得る
熱溶融性繊維からなる不織布が接着性、成形性の観点か
ら好適に使用出来る。この点で、特に、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエステルよりなる不織布が最も
好ましい。
【0027】この天然繊維を含むこと有る合成繊維から
なる不織布は、特に繊維長、製法などに限定はない。す
なわち、短繊維よりなるものでも良く、長繊維よりなる
ものでも良い。又、製造方法も湿式法、乾式法、スパン
ボンド法、フラッシュ紡糸法、メルトブロー法、スパン
レース法など一般的な方法で製造された不織布はいずれ
も用いることができる。
【0028】これら天然繊維を含むこと有る合成繊維か
らなる不織布又は織布又は編織物が硬化性樹脂又は熱溶
融性繊維を介して繊維マットと強く接合するから、板状
体又は成形体の強度が高められる。すなわち、不織布又
は織布又は編織物を繊維マットの表面、特に両表面に配
置したときには、いわゆるサンドイッチ効果が発揮され
て板状体又は成形体の曲げ強さ及び曲げ弾性率が高くな
る。
【0029】また、不織布又は織布又は編織物は外観が
良好であり、ヤシ繊維マットのヤシ繊維が板状体又は成
形体の表面に現れることがないので、板状体又は成形体
の外観が良好になる。加えて、板状体又は成形体の表面
が不織布又は織布又は編織物に覆われることによりヤシ
繊維のささくれが表面に現れなくなり、触感も良くな
る。
【0030】これら天然繊維を含むこと有る合成繊維か
らなる不織布又は織布又は編織物の内でも、特に不織布
は、織布、編織布などに比較して、織り目、編み目がな
く平滑であるため、板状体又は成形体中でのヤシ繊維マ
ットとの接触が良好になり、結果として接着点が多くな
ることから、接着強度が増し、板状体と不織布との端部
で剥がれる危険性が減少し好ましい実施態様となる。
【0031】一方、不織布又は織布又は編織物を繊維マ
ットの内部に配置したときには、板状体又は成形体の引
張強さ及び引張弾性率、せん断強さ及びせん断弾性率、
並びに平面内圧縮強度及び平面内圧縮弾性率が高くな
る。この平面内圧縮強度は、平面応力状態で圧縮力を受
けたときの強さを意味している。また、上記のごとく、
端部での剥がれがなくなる。さらに、不織布又は織布又
は編織物は、吸水、吸湿時の寸法変化が小さいので、繊
維マットの表面または内部に配置したときには板状体又
は成形体の吸水、吸湿時の寸法変化が小さくなり、吸
水、吸湿時の強度低下が小さくなる。
【0032】また、この不織布又は織布又は編織物の目
付は10g/m2〜1500g/m2が強度と透湿性、成
形性等の観点から好ましい。さらに好ましくは10g/
2〜600g/m2、より好ましくは10g/m2〜3
50g/m2である。目付が10g/m2以下の場合は上
述した曲げ強度などの補強効果が小さくなり、外観及び
触感の改善効果が小さくなる。また、目付が1500g
/m2以上になると不織布又は織布又は編織物の変形に
板状体、成形体が引きずられて、成形後の反りやねじれ
が大きくなる。
【0033】また、不織布又は織布又は編織物の耐水性
をより向上させる必要がある場合には、不織布又は織布
又は編織物にワックス、シリコン等を塗布又は含浸する
ようにしてもよい。さらに、難燃剤、着色剤、防腐剤、
防蟻剤、防かび剤等を必要により塗布又は含浸しても良
い。
【0034】不織布又は織布又は編織物をヤシ繊維マッ
トに積層する場合、第1の発明では、硬化性樹脂を付着
したマットに不織布又は織布又は編織物をそのまま配置
する。この場合、不織布又は織布又は編織物はマットに
付着した硬化性樹脂を介して接合する。また、不織布又
は織布又は編織物が熱溶融性の繊維からなるものである
場合、加熱圧縮成型時に繊維が熱溶融し、溶融した繊維
を介しても接合される。また、第2の発明では、不織布
又は織布又は編織物にも硬化性樹脂を付着させるので、
この樹脂を介しても接合される。
【0035】本発明の硬化性樹脂の例としては、まず熱
硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、アミノ樹脂、及
びジアリルフタレート樹脂(DAP樹脂)などがある。
フェノール樹脂には、ノボラック樹脂(酸触媒、フェノ
ール過剰)、レゾール樹脂(塩基性触媒、ホルムアルデ
ヒド過剰)、フェノール−メラミン共重合樹脂、フェノ
ール−ユリア共重合樹脂、フェノール−メラミン−ユリ
ア共重合樹脂、アルキルフェノール変成フェノール樹
脂、ゴム変成フェノール樹脂等の変成フェノール樹脂が
あり、アミノ樹脂にはユリア樹脂(尿素樹脂)、メラミ
ン樹脂、ユリア−メラミン共重合樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、及びアセトグアナミン樹脂がある。次に、反応
硬化型樹脂(常温硬化型樹脂)としては、フラン樹脂、
アルキッド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、変性(変成)シリコーン樹脂、及び
シリコーン樹脂などがある。さらに、繊維マットの集束
剤又はバインダーとしては、これら硬化性樹脂が寸法精
度、耐久性、強度等の点から好ましい。しかしながら、
物性上少し劣りはするが、バインダー効果を持つアクリ
ル系、スチレン系等の熱可塑型樹脂(特に水性分散液)
及び天然あるいはSBRなどの合成ゴムラテックスも一
部使用することができ、本発明の硬化性樹脂とは、これ
らを含めた概念である。
【0036】上記の硬化性樹脂の内、熱硬化性樹脂が硬
化時間、生産性の観点から好ましく、その内でもフェノ
ール樹脂、アミノ樹脂が良好である。硬化性樹脂の使用
量は、板状体または成形体に要求される物性によって異
なるので一概に既定できないが、例えばヤシ繊維マット
重量に対して5〜100重量%、好ましくは5〜50重
量%、更に好ましくは10〜30重量%が例示される。
【0037】さらに、第2の発明では不織布又は織布又
は編織物に硬化性樹脂を使用する。特に熱溶融性の繊維
よりなる不織布又は織布又は編織物を用いない場合は使
用することが好ましい。不織布又は織布又は編織物への
硬化性樹脂の使用量は0〜500%、好ましくは3〜1
50%、さらに好ましくは5〜50%が例示される。硬
化性樹脂の使用量が5%より低い場合は不織布又は織布
又は編織物の積層効果が発現されにくく、500%以上
の場合は増量効果が得られにくくなる。
【0038】本発明の硬化性樹脂には、必要に応じて可
塑剤、充填剤、補強材、垂れ防止剤、着色剤、老化防止
剤、接着促進剤、硬化触媒、物性調整剤、ワックス、シ
リコンなどの撥水剤、防かび剤、防蟻剤、防腐剤などを
配合し得る。尚、接着付与剤として、コンニャク、小麦
粉、デンプン等を添加し得る。硬化性樹脂を付着する方
法には特に限定はない。ヤシ繊維の繊維マットには繊維
間に大きな隙間が形成されるので、噴霧または浸漬によ
り硬化性樹脂を供給すると、硬化性樹脂が上記隙間を介
して全繊維にまんべんなく付着し、このことにより板状
体又は成形体の強度分布が均一になる。
【0039】本発明の板状体1の厚さは、3mm〜25
mmが好ましく、9mm〜20mmがさらに好ましい。
板状体の厚みが3mm以下の場合は十分な曲げ強度が得
られず、25mm以上になると壁用途に使用する場合に
は、壁厚を厚くすることが考えられ、使用上余り現実的
ではない。板状体1の密度は0.2g/cm3〜1g/
cm3が好ましく、さらに0.3g/cm3〜0.7g/
cm3が好ましく、最も好ましくは、0.35g/cm3
〜0.6g/cm3である。また、板状体1の目付は、
例えば、板状体1の厚さが9mmの場合、密度が0.2
g/cm3で目付1.8kg/m2となり、密度が1g/
cm3では目付9kg/m2となる。密度が0.2g/c
3以下の場合、板状体の強度が十分でなく、1g/c
3以上になると透湿性が低下し、板状体又は成形体重
量が重くなりすぎてハンドリングが悪くなる。
【0040】また、本発明の板状体又は成形体の用途に
ついては、前述した住宅外壁の通気層形成に用いる防風
層としての用途があるが、これに限定される物ではな
い。例えば、住宅内装材、内装下地材、屋根下地材、天
井材、床材、床下地材、畳床、建築用構造材断熱材、吸
音材、遮音材、衝撃吸収材、緩衝材、胴縁等建材として
合板、集成材、パーティクルボードなどが用いられてい
る建材用途のすべてに利用できる。
【0041】さらに、コンクリート型枠用材、排水暗
渠、地盤安定材、ジオテキスタイル等土木用途、パレッ
ト、包装材用途、自動車等車両内装材、内装下地材、外
装材及び植生マット、育樹ポット等農芸園芸用途等とし
ても用いることができる。本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は第1の実施形態に係る板状体
1を示す。この板状体1は、必要により麻繊維、竹繊維
等の植物性天然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維マ
ット2に硬化性樹脂を付着し、この両表面に、不織布3
をそれぞれ配置し、圧縮成形することにより成形してな
るものである。
【0042】上記板状体1の製法は、まず、ヤシ繊維、
また必要により麻繊維等を解繊し、単位断面径が約5〜
600μm、長さが約5〜30cm程度の繊維を得る。
また、解繊したヤシ繊維には、もっと断面径が太い繊維
や細い繊維、もっと長い繊維や短い繊維も含まれるがそ
のまま用いることができる。この際、ヤシ繊維は自然長
が5〜30cm程度であるので特に加工する必要はない
が、麻繊維は自然長がかなり長いので、適宜設定寸法に
切断して用いる。次に、解繊したヤシ繊維に、必要によ
り解繊した麻繊維、竹繊維等の植物性天然繊維を混合し
て繊維マット2を形成する。
【0043】この工程で使われる機構は、例えば図2に
示すようにベルトコンベヤ4の上方に複数のホッパ5を
ベルト進行方向に直列に設け、ホッパの下流にニードル
パンチ装置6を、その下流のベルトコンベヤ4の上方と
下方にスプレーガン7、7を設置したものである。ホッ
パ5にはヤシ繊維、麻繊維、竹繊維等を適宜比率で混合
した混合繊維を入れ、スプレーガン7に硬化性樹脂を加
圧供給しておく。そして、ベルトコンベヤ4の稼働と同
時にホッパ5からベルトコンベヤ4上に混合繊維を落下
供給したのち、ニードルパンチ装置6により混合繊維を
絡み合わせる処理を行い、さらにスプレーガン7から混
合繊維に向けて硬化性樹脂を噴射供給することにより繊
維マット2を形成する。勿論、繊維を混合しないときに
は全てのホッパ5にヤシ繊維のみを供給すればよいし、
ホッパ5を1つにしてもよい。また、スプレーガン7は
ホッパー5とニードルパンチ装置6の間に配置しても良
い。また、複数のホッパ5に供給する繊維の特質(混合
比、繊維太さ、繊維長さ)を変えれば、各層を構成する
繊維の特質を変えることができる。特に繊維マット2の
中心部に太いヤシ繊維を配し、両表面部に細いヤシ繊維
を配したものは、繊維マット2の表面側の繊維の接触密
度が高まる結果、これから成形される板状体1は良好な
ものが得られる。
【0044】次いで、この繊維マット2の両面に不織布
3,3を配置し、熱圧縮成形する。熱圧縮成形は、加熱
圧着ローラあるいはベルトプレス等により連続成型する
方法と、単独あるいは多段プレスによりバッチ式で繰り
返し成形する方法がある。
【0045】また、硬化性樹脂はスプレーガン7等で噴
霧することにより繊維に付着させたが、繊維を硬化性樹
脂に浸漬させることにより付着させてもよい。尚、硬化
性樹脂は、繊維マット2の集束剤又はバインダーとして
使用されると共に、不織布自体への強度付与及び不織布
3と繊維マット2との結合剤、更には板状体全体の結合
剤又は強度付与のための構成剤として働く。
【0046】また、第2の発明では不織布3にも硬化性
樹脂を付着させるが、この工程で使われる機構も、例え
ば、繊維マット2を前方へ引っ張りつつ、その上下方か
ら不織布3,3を連続供給すると共に、合流部分にスプ
レーガンをそれぞれ配置し、スプレーガンには硬化性樹
脂を加圧供給しておく。そして、ベルトコンベヤの稼働
と同時に、各スプレーガンから硬化性樹脂水溶液または
水分散液を噴射供給し、連続成形する。
【0047】従って、上記第1実施形態の板状体1にお
いては、繊維マット2が麻繊維、竹繊維等の植物性天然
繊維を混合したヤシ繊維であり、不織布3が積層されて
いる。ヤシ繊維の直径が約100〜600μmであるの
に対して、例えば麻繊維は直径が約5〜30μmと細い
ため、麻繊維等の植物性天然繊維がヤシ繊維の交差部分
などに絡まり、ヤシ繊維同士の結合強度が高められる。
従って、この板状体1により防風層を形成すれば、高い
強度により断熱層を安定して保持できるのは勿論のこ
と、この板状体1によって防風層周辺の構造部分を補強
することができる。
【0048】そして、ヤシ繊維は直径が約100〜60
0μmと太いので、繊維マット2としたときには、繊維
充填密度にもよるが繊維間に、例えば100μm〜5m
m程度の大きさの隙間が形成されることから、繊維マッ
ト2の透湿性は極めて良い。また、不織布3も通気性を
もつから、透湿性に優れる。従って、これらの素材から
得られる本発明の板状体1は、硬化性樹脂の量、繊維マ
ット2、不織布3の使用量、圧縮成形時の圧縮率等によ
り、種々の強度と透湿性のものを得ることができる。よ
って、この板状体1は優れた防風層として機能する。
【0049】なお、以上の実施形態では、ヤシ繊維に対
して必要により麻繊維、竹繊維等の植物性天然繊維を混
合して繊維マット2をつくったが、ヤシ繊維のみで繊維
マット2を形成してもよい。また、不織布3を繊維マッ
ト2の両表面に配置したが、本発明は不織布3を繊維マ
ット2の1表面にのみ配置するもの、不織布3を繊維マ
ット2の内部に配置するもの、不織布3を繊維マット2
の両表面又は1表面並びに内部に配置するもの、を含む
ものである。
【0050】図3は、第2実施形態に係る板状体1を示
すもので、この板状体1は、繊維マット2と、この繊維
マット2の内部に配された不織布3と、繊維マット2の
両側の表面にそれぞれ配された不織布3とから、所定板
厚の板状に形成されている。
【0051】さらに、不織布3を繊維マット2の内部に
配置する場合に、不織布3を複数枚とし、不織布3と繊
維マット2のヤシ繊維等とを交互に重ねて多層状に配置
したものを含む。また、不織布3を繊維マット2の内部
に配置する場合には、このように配置した状態でニード
ルパンチ等による処理を行えば、繊維マット2と不織布
3の繊維が良く絡み合って板状体又は成形体の剥離強度
が上がり、曲げ強さ及び曲げ弾性率が向上する。
【0052】また、以上の実施形態では、正面視が矩形
で一定厚さの板状体についてのみ説明したが、圧縮硬化
成形時に種々形状の型により所望の形状に成形した成形
体としてもよく、さらに、以上の実施形態では、不織布
を用いて説明したが、織布、編織布を用いることができ
る。これらの場合においても上記板状体と同様の作用及
び効果を得ることができる。
【0053】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに説明す
る。 実施例1 解繊した油ヤシ繊維を用いて、ニードルパンチにより繊
維を交絡させ、繊維マットを作成した。そして、目付
1.22kg/m2の上記油ヤシマットに樹脂濃度41
%に調整したユリア樹脂(三井東圧社製U−755)を
スプレー法により噴霧し、マット重量に対して固形分で
15%のユリア樹脂を付着させた。次にポリプロピレン
(PP)スパンボンド不織布(三井石油化学製PS−1
03、目付け15g/m2)、2枚の油ヤシ繊維マット、
PPスパンボンド不織布の順に重ねたのち、プレス機に
より165℃−10分の条件で加熱プレスし、厚さ9.
0mmの板状体が得られた。得られた板状体は、以下の
評価項目及び方法で評価した。
【0054】曲げ強さ測定は、JIS A 5906
中質繊維板の測定法によった。
【0055】透湿係数はJIS Z 0208 防湿包
装材料の透湿度試験方法に準じて測定した。
【0056】板状体の外観、触感は目視、肌さわりで評
価した。評価は以下の3段階でおこなった。
【0057】 ○:外観または触感が良好 △:外観がやや不良またはボード表面にささくれが少し
ある。
【0058】 ×:外観が不良またはボードの表面に繊維によるささく
れが多くある。さらに、端部の剥がれについては、板状
体をバンドソーにて切削し、切削端面の不織布の剥がれ
の状態を目視で評価した。評価は以下の3段階で行っ
た。 ○:剥がれはない △:端部をさわると積層物に少し浮きがある。
【0059】 ×:手で容易に積層物が剥離する。 この評価結果は表1に示した。 実施例2 実施例1と同様にして、目付1.21kg/m2のマッ
トを用い、実施例1と同様のユリア樹脂を、実施例1と
同量付着させた。次いで、目付13g/m2のポリエス
テルスパンボンド不織布(三井石油化学製R−004)
に対し固形分で5%になるように樹脂濃度21%のユリ
ア樹脂(実施例1に同じ)を付着させて、前記のヤシ繊
維マット上に重ね、実施例1の条件で加熱プレスを行い
板状体を成形した。厚さ9.2mmの板状体が得られ
た。得られた板状体は、実施例1と同様に評価し、評価
結果は表1に示した。
【0060】比較例1 実施例1と同様にして、目付1.18kg/m2のマッ
トを用い不織布を積層せずに板状体を成形した。厚さ
8.8mmの板状体が得られた。得られた板状体は、実
施例1と同様に評価し、評価結果は表1に示した。 比較例2 表面及び/又は内部に合成繊維よりなる不織布又は織布
を配置しての成形等、本発明の何らの加工を施さない市
販のシージングボード(大建工業製アセダスD)につい
ても、実施例1と同様に物性評価を行った。結果を表1
に示した。用いたシージングボードは厚さ11.5mm
であった。
【0061】
【表1】
【0062】表1より、実施例1、2より、不織布を表
面に積層することによって、強度と透湿性の双方におい
て優れた性能を発揮し、外観が良好で、触感も良く、積
層物の端部での剥がれがない板状体であることがわかっ
た。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の板状体又
は成形体によれば、繊維マット中の太いヤシ繊維間にで
きる大きな隙間と通気性を持つ不織布又は織布又は編織
物により、優れた透湿性が得られる。また、不織布又は
織布又は編織物を積層することによって外観が良好で、
表面のささくれをなくし、触感が良好になり、また、端
部の積層物の剥がれがないことがわかった。従って、こ
の板状体又は成形体により防風層を形成すれば、施工し
やすく、室内の水蒸気を通気層をスムーズに透過させる
ことができると共に、断熱層を安定して保持できるのは
勿論のこと、この板状体又は成形体によって防風層周辺
の構造部分を補強することができる。
【0064】また本発明の板状体又は成形体に好適な製
法を提案することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の1例を示す板状体の断面
図、
【図2】図1の本発明の実施形態に用いる繊維マットの
製法を示す説明図、
【図3】本発明の他の実施形態の1例を示す板状体の断
面図、
【符号の説明】
1 板状体 2 繊維マット 3 不織布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04C 2/16 D06M 17/00 Z // B29K 105:06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要により麻繊維、竹繊維等の植物性天
    然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維マットに硬化性
    樹脂を付着し、この少なくとも1表面及び/又は内部に
    合成繊維又は合成繊維と天然繊維の混合繊維よりなる不
    織布又は織布又は編織物を配置し、これらを圧縮成形す
    ることにより得られた板状体又は成形体。
  2. 【請求項2】 必要により麻繊維、竹繊維等の植物性天
    然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維マットの少なく
    とも1表面及び/又は内部に、合成繊維又は合成繊維と
    天然繊維の混合繊維よりなる不織布又は織布又は編織物
    を配置し、これらに硬化性樹脂を付着し、圧縮成形する
    ことにより得られた板状体又は成形体。
  3. 【請求項3】 ヤシ繊維が油ヤシ繊維である請求項1
    又は2記載の板状体又は成形体。
  4. 【請求項4】 不織布が熱溶融性の繊維よりなる請求項
    1、2又は3記載の板状体又は成形体。
  5. 【請求項5】 不織布がポリプロピレン繊維、ポリエチ
    レン繊維又はポリエステル繊維、又はこれらの混合繊維
    よりなる請求項1、2、3又は4記載の板状体又は成形
    体。
  6. 【請求項6】 必要により麻繊維、竹繊維等の植物性天
    然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維マットの少なく
    とも1表面及び/又は内部に、合成繊維又は合成繊維と
    天然繊維の混合繊維よりなる不織布又は織布又は編織物
    を配置し、これらに硬化性樹脂を付着し、圧縮成形する
    ことにより得られた板状体又は成形体の製造方法。
  7. 【請求項7】 必要により麻繊維、竹繊維等の植物性天
    然繊維を混合したヤシ繊維からなる繊維マットに硬化性
    樹脂を付着し、この少なくとも1表面及び/又は内部に
    合成繊維又は合成繊維と天然繊維の混合繊維よりなる不
    織布又は織布又は編織物を配置し、これら圧縮成形する
    ことにより得られた板状体又は成形体の製造方法。
  8. 【請求項8】ヤシ繊維が油ヤシ繊維である請求項6又は
    7記載の板状体又は成形体の製造方法。
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