JPH1023677A - 無接点充電装置、充電器、コードレス機器および無接点充電器 - Google Patents

無接点充電装置、充電器、コードレス機器および無接点充電器

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JPH1023677A
JPH1023677A JP8173976A JP17397696A JPH1023677A JP H1023677 A JPH1023677 A JP H1023677A JP 8173976 A JP8173976 A JP 8173976A JP 17397696 A JP17397696 A JP 17397696A JP H1023677 A JPH1023677 A JP H1023677A
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JP
Japan
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charger
state
induction coil
induction
coil
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JP8173976A
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Hidekazu Nakama
英一 仲真
Toshiaki Fujikura
利暁 藤倉
Akitsugu Shigino
彰從 鴫野
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Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JELECTRIC POWER NETWORKS; CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or discharging batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/70Circuit arrangements for charging or discharging batteries or for supplying loads from batteries characterised by the mechanical construction
    • H02J7/731Circuit arrangements for charging or discharging batteries or for supplying loads from batteries characterised by the mechanical construction specially adapted for holding portable devices containing batteries
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JELECTRIC POWER NETWORKS; CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/005Mechanical details of housing or structure aiming to accommodate the power transfer means, e.g. mechanical integration of coils, antennas or transducers into emitting or receiving devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル自体の構造やそれの取付構造を複雑な
ものにすることがなく、低コストで、生産性のよい誘導
コイルを使用して相互誘導を適正ギャップをもって効率
よく行われるようにすること。 【解決手段】 充電器1の1次側誘導コイル15とコー
ドレス機器(子機)100の2次側誘導コイル112に
コンデンサ17、144を各々並列接続し、この並列接
続によって充電器1とコードレス機器100とに各々L
C並列共振回路を構成する。1次側誘導コイル15と2
次側誘導コイル112をシートコイルにより構成し、こ
れらシートコイルを充電器1にコードレス機器100が
セットされた充電状態時において所定のギャップをおい
て相対向するよう充電器1とコードレス機器100に各
々固定配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無接点充電装置
および無接点充電装置で使用される充電器、コードレス
機器に関し、更に詳細にはコードレスハンドセット、携
帯電話機などのコードレス機器が内蔵している2次電池
を相互誘導により無接点で充電する充電装置および無接
点充電装置で使用される充電器、コードレス機器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コードレスハンドセット、携帯電話機な
どのコードレス機器において、コードレス機器が内蔵す
るニッケル−カドミウム蓄電池やリチウムイオン蓄電池
などの2次電池を充電するために、コードレス機器に対
する電力伝送を誘導コイルによる相互誘導(電磁誘導)
によって無接点式に行うことは既に提案されており、こ
れは、例えば、特開昭54−12422号公報、特開平
5−64375号公報、特開平5−300662号公
報、特開平7−170312号公報などに示されてい
る。
【0003】相互誘導により電力伝送を行う無接点充電
装置では、充電器に1次側誘導コイルが設けられ、コー
ドレス機器に2次側誘導コイルが設けられ、コンデンサ
との組み合わせで充電器とコードレス機器とにLC共振
回路が構成され、高周波発振のもとに電磁誘導により充
電器よりコードレス機器に電力伝送が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】相互誘導により効率よ
く電力伝送するためには、高周波共振のもとに1次側誘
導コイルと2次側誘導コイルとの磁気結合度を適正値に
設定する必要があり、この磁気結合度を適正値に設定す
るためには、充電時にはコードレス機器が充電器に対し
て位置決めセットされると云う前提条件を満たした上
で、これらのコイルの充電器、コードレス機器の各々に
おける取り付け位置が高精度に設定されている必要があ
る。
【0005】換言すれば、充電時には1次側誘導コイル
と2次側誘導コイルとが、高磁束密度雰囲気で結合され
るべく、所定のギャップをもって磁気結合される必要が
あり、また磁気結合面積が大きいことが要望され、そう
でないと、無駄な電力消費量が増大すると云う問題点が
生じる。
【0006】しかし、従来の無接点充電装置における1
次側誘導コイル、2次側誘導コイルは、巻き線コイルで
あるため、これら誘導コイルの充電器、コードレス機器
における取り付け位置を高精度に設定することが難し
く、またその取付構造も複雑になる。巻き線コイルの場
合、巻き線コイルがコア入りの特殊な形状のものにされ
れば、誘導コイルの取り付け位置精度は改善されるが、
しかしこの場合には誘導コイルの構造が複雑で、コスト
高のものとなる。
【0007】また磁気結合面積は巻き線コイルの巻き径
や巻き数が増加されることによって拡大されるが、しか
しこれは、誘導コイルを大型化、重量化することにな
り、小型軽量化が望まれる携帯電話器などの携帯性のコ
ードレス機器では適用が難しい。
【0008】また相互誘導式の無接点充電装置では、充
電器にコードレス機器がセットされていない状態(待機
状態時)でも、1次側誘導コイルが充電時と同等の出力
レベルで発振していると、充電器に誤って硬貨などの金
属導体が置かれると、1次側誘導コイルの磁界によって
金属導体に渦電流が流れ、誘導加熱が生じ、無駄な電力
消費量が増大すると云う問題点が生じる。
【0009】この発明は、上述の如き問題点に着目して
なされたものであり、無駄な電力消費量が少ない無接点
充電装置を提供することを主たる目的としており、特に
コイル自体の構造やそれの取付構造を複雑なものにする
ことがなく、低コストで、生産性のよい誘導コイルを使
用して相互誘導を適正ギャップをもって効率よく行い、
しかもコイルを大型化、重量化することなく、大きい磁
気結合面積が得られることで、無駄な電力消費量が少な
い無接点充電装置および無接点充電装置で使用される充
電器、コードレス機器を提供することと、待機状態時に
充電器に誤って金属導体が置かれても大きい誘導加熱が
生じることがないように改善することで、無駄な電力消
費量が少ない無接点充電器およびコードレス機器を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、充電器に設けられた1次側誘
導コイルと、2次電池を含むコードレス電機器に設けら
れた2次側誘導コイルとによる相互誘導によって前記充
電器より前記コードレス機器に電力を伝送し、前記2次
電池の充電を行う無接点充電装置において、前記1次側
誘導コイルと前記2次側誘導コイルにコンデンサが各々
並列接続され、この並列接続によって前記充電器と前記
コードレス機器とに各々LC並列共振回路が構成され、
前記1次側誘導コイルと前記2次側誘導コイルはシート
コイルにより構成され、これらシートコイルは前記充電
器に前記コードレス機器がセットされた充電状態時にお
いて所定のギャップをおいて相対向するよう前記充電器
と前記コードレス機器に各々固定配置されているもので
ある。
【0011】この発明による無接点充電装置では、充電
器とコードレス機器の各々に形成されたLC並列共振回
路の組み合わせによって複同調回路が構成され、複同調
回路による相互誘導によって充電器よりコードレス機器
へ電力伝送が行われる。1次側誘導コイルと2次側誘導
コイルはそれぞれシートコイルにより構成されているか
ら、コイル自体の構造やそれの取付構造が複雑なものに
なることがなく、これら誘導コイルによって相互誘導
が、適正ギャップをもって効率よく、しかもコイルを大
型化、重量化することなく、大きい磁気結合面積をもっ
て行われるようになる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の無接
点充電装置において、前記ギャップは前記1次側誘導コ
イルと前記2次側誘導コイルとで臨界結合状態が得られ
る大きさに設定されているものである。
【0013】LC並列共振回路の組み合わせによる複同
調回路では、磁気結合係数に依存して臨界結合状態が得
られるから、請求項2の発明では、1次側誘導コイルと
2次側誘導コイルとのギャップが過不足のない適正値に
設定されることで、臨界結合状態が得られ、最大単一ピ
ーク周波数特性をもって効率のよい電力伝送が行われる
ようになる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の無接点充電装置において、前記シートコイルは一平
面上にスパライル状にパターンニングされているもので
ある。
【0015】この発明による無接点充電装置では、シー
トコイルが一平面上にスパライル状にパターンニングさ
れているものであるから、小スペースで大きい平面状の
磁界が得られ、コイルを大型化、重量化することなく、
大きい磁気結合面積が確保される。
【0016】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
に記載の無接点充電装置において、前記シートコイルは
プリント基板にパターンニングされたパターンインダク
タにより構成されているものである。
【0017】この発明による無接点充電装置では、シー
トコイルがプリント基板にパターンニングされたパター
ンインダクタにより構成され、パターンインダクタは、
安定した性能をもって生産性よく、安価に大量生産され
るから、シートコイルが品質安定性に優れた安価なもの
で構成されることになる。
【0018】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載の無接点充電装置における充電器である。
【0019】この発明による充電器では、請求項1〜4
の何れかに記載の無接点充電装置における充電器として
作用する。
【0020】請求項6の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載の無接点充電装置におけるコードレス機器であ
る。
【0021】この発明によるコードレス機器では、請求
項1〜4の何れかに記載の無接点充電装置におけるコー
ドレス機器として作用する。
【0022】また上述の目的を達成するために、請求項
7の発明は、2次側誘導コイルと2次電池を含むコード
レス機器に、1次誘導コイルによる相互誘導によって電
力を伝送し、前記2次電池の充電を行う無接点充電器に
おいて、1次側誘導コイルを含む共振回路と、前記共振
回路の共振電圧レベルを高レベルと低レベルとの間に切
り替える共振状態切り替え手段と、前記共振回路におけ
る発振振幅に応じて前記1次側誘導コイルが相互誘導状
態であるか否かを検出する相互誘導状態検出手段とを有
し、前記相互誘導状態判別手段により相互誘導状態が検
出されている時には共振状態切り替え手段により前記共
振回路の発振電圧レベルを高レベルにし、それ以外の時
には共振状態切り替え手段により前記共振回路の発振電
圧レベルを低レベルするものである。
【0023】この発明による無接点充電器では、コード
レス機器が充電器にセットされれば、1次側誘導コイル
が相互誘導状態になり、この時には相互誘導状態検出手
段が相互誘導状態を検出し、共振状態切り替え手段によ
り共振回路の発振電圧レベルが高レベルにされる。これ
に対し、コードレス機器が充電器にセットされていなけ
れば、1次側誘導コイルが相互誘導状態ではない状態に
なり、この時には相互誘導状態検出手段が相互誘導状態
でないことを検出し、共振状態切り替え手段により共振
回路の発振電圧レベルが低レベルにされる。
【0024】請求項8の発明は、請求項7に記載の無接
点充電器において、前記相互誘導状態検出手段は、前記
共振回路における発振振幅の変化を電圧変化として捉え
てこれを増幅する可変増幅器と、前記可変増幅器の出力
電圧を比較基準値と比較する比較器とを有し、前記比較
器は比較結果により前記誘導コイルが相互誘導状態であ
るか否かを示す判定信号を出力し、前記可変増幅器は前
記判定信号によって相互誘導状態でないと判定されてい
る時のオフセット電圧を相互誘導状態時のそれより低く
するものである。
【0025】この発明による無接点充電器では、可変増
幅器が共振回路における発振振幅の変化を電圧変化とし
て捉えてこれを増幅し、比較器がその可変増幅器の出力
電圧と比較基準値とを比較し、比較結果により1次側誘
導コイルが相互誘導状態であるか否かを示す判定信号を
出力する。この判定信号が可変増幅器に与えられ、判定
信号によって相互誘導状態でない時の可変増幅器のオフ
セット電圧を相互誘導状態時のそれより低くするから、
共振回路の発振電圧レベルが高レベルであるか低レベル
であるかによってオフセット電圧が切り替わる。これに
より比較器の比較基準値が一つであっても、共振回路の
発振電圧レベルが高レベルであっても低レベルであって
も、1次側誘導コイルが相互誘導状態であるか否かを的
確に判定する。
【0026】請求項9の発明は、請求項8に記載の無接
点充電器において、前記可変増幅器は前記比較器が出力
する判定信号によって相互誘導状態でなと判定されてい
る時の増幅率を相互誘導状態時のそれより大きくするも
のである。
【0027】この発明による無接点充電器では、判定信
号が可変増幅器に与えられ、相互誘導状態でない時の可
変増幅器の増幅率を相互誘導状態時のそれより大きくす
るから、発振振幅の変化に対して可変増幅器の出力電圧
が大きく変化し、相互誘導状態でない状態で、共振回路
の発振電圧レベルが低レベルであって、充電器にコード
レス機器がセットされていない待機状態(アイドル状
態)にて、充電器にコードレス機器がセットされたこと
による発振振幅の変化が少しであっても、このコードレ
ス機器のセットが比較器により的確に検出される。
【0028】請求項10の発明は、請求項8または9に
記載の無接点充電器において、前記判定信号を前記発振
状態切り替え手段に与えるタイミングを遅延させる遅延
回路を有しているものである。
【0029】この発明による無接点充電器では、遅延回
路によって発振状態切り替え手段にに対する判定信号の
入力が遅延される。これにより可変増幅器の出力状態が
安定した後に発振状態の切り替えが行われる。
【0030】請求項11の発明は、請求項7に記載の無
接点充電器において、前記相互誘導状態検出手段は、前
記共振回路における発振振幅により得られる発振電圧と
第1の比較基準値とを比較する第1の比較器と、前記共
振回路における発振振幅により得られる発振電圧と第1
の比較基準値より大きい第2の比較基準値とを比較する
第2の比較器とを有し、前記第1の比較器と前記第2の
比較器の出力信号の組み合わせによって、前記1次側誘
導コイルが相互誘導状態であるか否かを示す判定信号を
出力するものである。
【0031】この発明による無接点充電器では、第1の
比較器は共振回路における発振振幅により得られる発振
電圧と第1の比較基準値とを比較し、第2の比較器は共
振回路における発振振幅により得られる発振電圧と第1
の比較基準値より大きい第2の比較基準値とを比較し、
第1の比較器と第2の比較器の出力信号の組み合わせに
よって1次側誘導コイルが相互誘導状態であるか否かを
示す判定信号を出力する。
【0032】請求項12の発明は、請求項7〜11の何
れかに記載の無接点充電器によって充電されるコードレ
ス機器において、2次側誘導コイルと2次電池との間に
設けられる整流回路が2倍電圧整流回路であるものであ
る。
【0033】この発明によるコードレス機器では、2倍
電圧整流回路によって2次電池の端子間電圧が入力側か
ら見て実際値の1/2に見えるようになる。これによ
り、待機状態時に発振レベルが小さくなっていても充電
器にコードレス機器がセットされれば、充電電流が確実
に流れるようになり、充電器にコードレス機器がセット
されたことが、充電器側で、発振振幅の変化より的確に
検出され得るようになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明す
るこの発明の実施の形態において上述の従来例と同一構
成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0035】図1〜図4はこの発明による無接点充電装
置の一つの実施の形態を示している。これらの図におい
て、1は充電器を、100はコードレス機器としての電
話機のコードレスハンドセット(以下、これを子機と云
うことがある)を各々示している。
【0036】充電器1は子機100が載置される子機載
置台部3を形成されたアウタケーシング5を有してい
る。アウタケーシング5は、子機100のアウタケーシ
ング102の頭部104を搭載される傾斜枕部7と、起
立した電磁誘導面部9とを有しており、傾斜枕部7に頭
部104が載せられることにより、アウタケーシング1
02の底面部106が電磁誘導面部9にフラットに対接
し、子機載置台部3上に子機100が位置決めセットさ
れる。
【0037】充電器1の電磁誘導面部9の内側面にはプ
リント基板11が係合爪13によりはめ込み式に固定装
着されている。プリント基板11の表面(電磁誘導面部
9の側の面)には、図4によく示されているように、導
体14がスパライル状にパターンニングされ、導体14
によってパターンインダクタ、換言すればシートコイル
によるスパライル状の1次側誘導コイル15が平面的に
構成されている。
【0038】プリント基板11のシートコイル面(表
面)は、係合爪13によるプリント基板11の電磁誘導
面部9に対するはめ込み装着により、電磁誘導面部9の
内側面の全面に亙って一様に面接合している。このこと
は、後述する相互誘導におけるコイル間ギャップを適正
値に保つことにおいて重用な要件になる。
【0039】プリント基板11の裏面にはコンデンサ1
7が実装されている。このコンデンサ17は、図3に示
すように、1次側誘導コイル15に対して並列接続さ
れ、1次側誘導コイル15と共に1次側のLC並列共振
回路を構成している。1次側のLC並列共振回路には高
周波電源19が接続されている。
【0040】子機100の底面部106の内側面にはプ
リント基板108が係合爪110によりはめ込み式に固
定装着されている。プリント基板108の表面(底面1
06の側の面)には、プリント基板11と同等に、導体
がスパライル状にパターンニングされ、その導体によっ
てパターンインダクタ、換言すればシートコイルによる
スパライル状の2次側誘導コイル112が平面的に構成
されている。
【0041】プリント基板108のシートコイル面(表
面)は、係合爪110によるプリント基板108の底面
部106に対するはめ込み装着により、底面部106の
内側面の全面に亙って一様に面接合している。このこと
も、後述する相互誘導におけるコイル間ギャップを適正
値に保つことにおいて重用な要件になる。
【0042】プリント基板108の裏面にはコンデンサ
114が実装されている。このコンデンサ114は、2
次側誘導コイル112に対して並列接続され、2次側誘
導コイル112と共に2次側のLC並列共振回路を構成
している。2次側のLC並列共振回路にはダイオード1
16を介して充電対象の2次電池118が接続されてい
る。
【0043】この構成では、充電器1の子機載置台部3
上に子機100が位置決めセットされると、アウタケー
シング102の底面部106が電磁誘導面部9にフラッ
トに対接するから、子機セット状態においては、1次側
誘導コイル15と2次側誘導コイル112とがアウタケ
ーシング5の電磁誘導面部9とアウタケーシング102
の底面部106とを挟んで平行に対向し、1次側誘導コ
イル15と2次側誘導コイル112とのギャップは電磁
誘導面部9の壁厚と底面部106の壁厚の合計値により
必然的に決まる。
【0044】これにより電磁誘導面部9の壁厚と底面部
106の壁厚とが適当な値に設定されるだけで、1次側
誘導コイル15と2次側誘導コイル112とのギャップ
を、臨界結合状態が得られる大きさに正確に決めること
ができる。
【0045】上述の構成によれば、充電器1と子機10
0の各々に形成されたLC並列共振回路の組み合わせに
よって複同調回路が構成され、複同調回路による相互誘
導によって充電器1より子機100へ電力伝送が行われ
る。
【0046】1次側誘導コイル15と2次側誘導コイル
112はそれぞれシートコイルにより構成されているか
ら、コイル自体の構造やそれの取付構造が複雑なものに
なることがなく、これら誘導コイルによって相互誘導
が、臨界結合状態が得られる適正ギャップをもって効率
よく、しかもコイルを大型化、重量化することなく、大
きい磁気結合面積をもって行われるようになる。
【0047】特に、LC並列共振回路の組み合わせによ
る複同調回路では、磁気結合係数に依存して臨界結合状
態が得られるから、1次側誘導コイル15と2次側誘導
コイル112とのギャップが上述のように過不足のない
適正値に設定されることで、臨界結合状態が得られ、最
大単一ピーク周波数特性をもって効率のよい電力伝送が
行われるようになる。
【0048】図5は同調周波数のコイル間ギャップ・損
失レベル特性を示している。このグラフでは、コイル間
ギャップが6mmの場合に損失レベルが最少になって相
互誘導状態が最良好になり、コイル間ギャップが6mm
より多くても、少なくても損失レベルが増大し、相互誘
導状態が劣化することが分かる。
【0049】従って、この場合には、臨界結合状態が得
られる適正ギャップは6mmであり、電磁誘導面部9の
壁厚と底面部106の壁厚が各々3mmに設定されれば
よい。
【0050】1次側誘導コイル15と2次側誘導コイル
112をなすシートコイルは、プリント基板11、10
8の板面において一平面上にスパライル状にパターンニ
ングされているから、小スペースで大きい平面状の磁界
が得られ、コイルを大型化、重量化することなく、大き
い磁気結合面積が確保される。
【0051】これらのことにより効率のよい電力伝送が
行われ、無駄な電力消費量が少なくなる。
【0052】またこのシートコイルはプリント基板にパ
ターンニングされたパターンインダクタにより構成され
ているものであり、パターンインダクタは、プリント基
板生産技術によって安定した性能をもって生産性よく、
安価に大量生産されるから、シートコイル、換言すれ
ば、1次側誘導コイル15と2次側誘導コイル112と
が品質安定性に優れた安価なもので構成されることにな
り、コストの低減が図られる。
【0053】図6はこの発明による無接点充電器とコー
ドレス機器(子機)の電気回路を示している。尚、図6
に於いて、図1〜図3に対応する部分は図1〜図3に付
した符号と同一の符号により示されている。
【0054】無接点充電器1は、1次側誘導コイル15
(L1 )とコンデンサ17(C2 )とによるLC並列共
振回路21と、ACアダプタなどにより得られる直流電
源23と、CR発振器などによる発振回路25と、発振
回路25が出力する高周波信号をゲート端子に与えらる
ことによりLC並列共振回路21を高周波駆動する共振
回路駆動トランジスタ27(Q1 )と、分圧抵抗29
(R21)の回路を開閉することにより共振回路21の共
振電圧レベルを高レベルと低レベルとの間に切り替える
共振状態切り替えトランジスタ31(Q2 )と、LC並
列共振回路21に接続されて発振周波数信号の振幅を電
圧信号Vaとして出力する検波回路33(D1 ,C5
6 )と、検波回路33の出力電圧Vaを増幅する可変
増幅器35と、可変増幅器35により増幅された電圧V
bと比較基準値Vrefとを比較する比較器37(OP
2 ,R11〜R14)とを有している。
【0055】比較器37は可変増幅器35により増幅さ
れた電圧Vbが比較基準値Vrefより大きいときには
1次側誘導コイル15が相互誘導状態でないと判定して
オン信号を出力し、そうでない時、即ち電圧Vbが比較
基準値Vrefより大きくないときには1次側誘導コイ
ルが相互誘導状態であると判定してオフ信号を出力す
る。
【0056】比較器37が出力する上述のオン・オフ信
号、即ち判定信号(出力電圧)Vcは、抵抗39
(R20)とコンデンサ41(C6 )とによる遅延回路4
3を介して共振状態切り替えトランジスタ31のゲート
端子に入力される。
【0057】これにより共振状態切り替えトランジスタ
31は、1次側誘導コイル15が相互誘導状態でない場
合、換言すれば、充電器1に子機100がセットされて
いないアイドル状態時には、オン状態になり、共振回路
21の共振電圧レベルを低レベルに設定し、これに対し
1次側誘導コイル15が相互誘導状態である場合、換言
すれば、充電器1に子機100がセットされた状態時に
は、オフ状態になり、共振回路21の共振電圧レベルを
高レベルに設定する。
【0058】可変増幅器35は、この実施の形態では、
演算増幅器(OP1)による非反転増幅器により構成さ
れ、オフセット電圧回路45(R15〜R19)にトランジ
スタ47(Q3 )によって選択的に回路接続される分圧
抵抗49(R18)を有しており、この分圧抵抗49によ
ってオフセット電圧Vdを選択的に低下させる。
【0059】トランジスタ47のゲート端子には比較器
37が出力する上述のオン・オフ信号(Vc)が与えら
れる。これにより充電器1に子機100がセットされて
いないアイドル状態時には、トランジスタ47がオン状
態になり、オフセット電圧Vdが相互誘導状態時(充電
器1に子機100がセットされた状態時)に比して低く
なる。
【0060】また可変増幅器35の帰還抵抗回路51
(R7 〜R10)にはトランジスタ53(Q4 )によって
選択的に回路接続される分圧抵抗55(R9 )が設けら
れており、この分圧抵抗55によって増幅率Gが選択的
に大きくなる。
【0061】トランジスタ53のゲート端子には比較器
37が出力する上述のオン・オフ信号(Vc)が与えら
れる。これにより充電器1に子機100がセットされて
いないアイドル状態時には、トランジスタ53がオン状
態になり、可変増幅器35の増幅率Gが相互誘導状態時
(充電器1に子機100がセットされた状態時)に比し
て大きくなる。
【0062】子機100は、2次側誘導コイル112
(L2 )とコンデンサ114(C7 )とによるLC並列
共振回路120と、2次電池118と、共振回路120
と2次電池118との間に設けられた相互反転接続の二
つのダイオード122(D2 )、124(D3 )と二つ
の平滑コンデンサ126(C7 )、128(C8 )とに
よる2倍電圧整流回路130とを有している。
【0063】なお、図6にて、符号R1 〜R22は抵抗で
あり、C1 〜C8 はコンデンサであり、Q1 〜Q4 はト
ランジスタであり、D1 〜D3 はダイオードである。
【0064】つぎに上述の回路構成よりなる無接点充電
器1と子機100の動作について図7に示されているタ
イミングチャートを参照して説明する。
【0065】アイドル状態(子機100が充電器1より
外されている状態)では、比較器37の出力信号Vcは
ハイレベル(オン信号)であり、トランジスタ31、4
7、53が各々オンしている。したがってこのときに
は、共振回路21の発振レベルは、例えば6Vp−p程
度にまで下げられ、検波回路33の出力電圧Vaが1.
4V程度で、可変増幅器35のオフセット電圧Vdが
1.4V程度まで下げられ、可変増幅器35の増幅率G
が7.5程度にまで上げられ、可変増幅器35の出力電
圧Vbは、Vb=Va(3+G)−G・Vdで、4.2
Vとなり、比較基準値Vref=1.75Vで、Vb>
Vrefとなり、比較器37の出力信号Vcはハイレベ
ル(3.8V)を維持する。
【0066】このようにアイドル状態では、共振回路2
1の発振レベルが下げられるので、充電器1に誤って金
属導体が置かれても大きい誘導加熱が生じることがな
く、無駄な電力消費量が少なくなる。
【0067】この状態で、子機100が充電器1にセッ
トされると、低レベル発振状態にて充電器1の共振回路
15と子機100の共振回路120とによる複同調回路
をもって相互誘導が開始され、充電器1より子機100
へ電力伝送が開始される。
【0068】子機100は、2倍電圧整流回路130の
存在によって2次電池118の端子間電圧が入力側が見
て実際値の1/2に見えるようになっており、これによ
り、上述のように発振レベルが小さくなっていても充電
器1に子機100がセットされれば、充電電流が確実に
流れる。
【0069】これにより、共振回路15の発振振幅、即
ち発振レベルが負荷によって更に低下、例えば1Vp−
p程度まで低下する。この時には、検波回路33の出力
電圧Vaが1.0V程度で、可変増幅器35の出力電圧
Vbは、Vb=Va(3+G)−G・Vdで、0Vとな
り、比較基準値Vref=1.75Vで、Vb<Vre
fとなり、比較器37の出力信号Vcはローレベル(0
V)になる。
【0070】この結果、トランジスタ47、53が各々
即座にオフし、可変増幅器35のオフセット電圧Vdが
4V程度まで上げられ、また可変増幅器35の増幅率G
が3程度にまで下げられる。
【0071】上述のような可変増幅器35の状態切り替
えが完了して可変増幅器35の出力状態が安定すると、
遅延回路43による遅延作用のもとに比較器37の出力
信号Vc(0V)が共振状態切り替えトランジスタ31
に入力され、トランジスタ31がオフする。これにより
共振回路21の発振レベルが、例えば10Vp−p程度
にまで上げられる。この時の検波回路33の出力電圧V
aは3V程度にまで上昇する。
【0072】しかしこの時には、既に、可変増幅器35
のオフセット電圧Vdが4V程度まで上げられ、また可
変増幅器35の増幅率Gが3程度にまで下げられている
から、可変増幅器35の出力電圧Vbは、Vb=Va
(1+G)−G・Vdで、0Vとなり、比較基準値Vr
ef=1.75Vで、Vb<Vrefが維持され、比較
器37の出力信号Vcはローレベル(0V)を維持す
る。
【0073】この状態より子機100が充電器1より外
されると、負荷が無くなることによって共振回路21の
発振レベルが、例えば17Vp−p程度にまで上がるこ
とになる。この時には検波回路33の出力電圧Vaは5
V程度にまで上昇し、可変増幅器35の出力電圧Vb
は、Vb=Va(1+G)−G・Vdで、8Vとなり、
比較基準値Vref=1.75Vで、Vb>Vrefと
なり、比較器37の出力信号Vcはハイレベル(3.8
V)に変わる。これにより元のアイドル状態に戻る。
【0074】上述の構成によれば、共振回路31の発振
電圧レベルが高レベルであるか低レベルであるかによっ
て可変増幅器35のオフセット電圧が切り替わることに
より、比較器37の一つの比較基準値Vrefをもっ
て、共振回路21の発振電圧レベルが高レベルであって
も低レベルであっても、1次側誘導コイル15が相互誘
導状態であるか否か、即ち子機100が充電器1にセッ
トされているか否かが的確に判定される。
【0075】また相互誘導状態でない時の可変増幅器3
5の増幅率を相互誘導状態時のそれより大きくするか
ら、発振振幅の変化に対して可変増幅器の出力電圧が大
きく変化し、相互誘導状態でない状態で、共振回路の発
振電圧レベルが低レベルであって、アイドル状態にて、
充電器1に子機100がセットされたことによる発振振
幅の変化が少しであっても、この子機100のセットが
比較器31により的確に検出される。
【0076】これらのことにより子機100が充電器1
にセットされたか否かが、特別なセンサを必要とするこ
となく確実に検出される。
【0077】図8はこの発明による無接点充電器とコー
ドレス機器(子機)の他の実施の形態に係る電気回路を
示している。尚、図8に於いて、図6に対応する部分は
図6に付した符号と同一の符号を付けてその説明を省略
する。
【0078】検波回路33の出力電圧Vaは各状態にお
いて上述の実施の形態における場合と同じであり、この
出力電圧Vaは第1の比較器61と第2の比較器63と
に入力される。
【0079】第1の比較器61は出力電圧Vaと第1の
比較基準値Vref1とを比較し、Va>Vref1であ
る時にロー信号を出力し、これ以外の時にはハイ信号を
出力する。第1の比較基準値Vref1は1.2V程度
に設定されていることから、第1の比較器61は、アイ
ドル状態にて充電機1に子機100がセットされたとき
のみハイ信号を出力し、アイドル状態時、高レベル出力
による充電時、高レベル出力による充電状態より子機1
00が充電器1より外れた時のいずれの時もロー信号を
出力する。
【0080】第2の比較器63は出力電圧Vaと第1の
比較基準値Vref1より大きい第2の比較基準値Vr
ef2とを比較し、Va>Vref2である時にロー信号
を出力し、これ以外の時にはハイ信号を出力する。第2
の比較基準値Vref2は4V程度に設定されているこ
とから、第2の比較器63は、高レベル出力による充電
状態より子機100が充電器1より外れた時のみロー信
号を出力し、アイドル状態時、アイドル状態にて充電機
1に子機100がセットされたとき、高レベル出力によ
る充電時のいずれの時もロー信号を出力する。
【0081】第1の比較器61と第2の比較器63の出
力信号は各々2入力型のNORゲート65とANDゲー
ト67に入力される。NORゲート65の出力信号はD
−ラッチ回路69のリセット端子に入力され、ANDゲ
ート67の出力信号はD−ラッチ回路69のクロック端
子に入力される。D−ラッチ回路69は、クロック端子
に入力される信号のローからハイへの立ち上がりで、反
転Q出力信号をオンよりオフに反転し、リセット入力に
より反転Q出力信号をオフよりオンに反転する。この反
転Q出力信号は、1次側誘導コイル15が相互誘導状態
であるか否かを示す判定信号として共振状態切り替えト
ランジスタ31のゲート端子に入力される。
【0082】したがって、この実施の形態にあってもア
イドル状態にて充電機1に子機100がセットされる
と、ANDゲート67の出力信号がハイになり、クロッ
ク端子に入力される信号がローからハイへ変化すること
で、反転Q出力信号がオンよりオフに反転し、共振状態
切り替えトランジスタ31がオフする。これにより共振
回路21の発振レベルが、低レベル出力より高レベル出
力に変化する。
【0083】これに対し、高レベル出力による充電状態
より子機100が充電器1より外れると、NANDゲー
ト65の出力信号がハイになり、リセット入力されるこ
とで、反転Q出力信号がオフよりオンに反転し、共振状
態切り替えトランジスタ31がオンする。これにより共
振回路21の発振レベルが、高レベル出力より低レベル
出力に変化する。
【0084】しがって、この実施の形態にあっても、ア
イドル状態では、共振回路21の発振レベルが下げられ
るので、充電器1に誤って金属導体が置かれても大きい
誘導加熱が生じることがなく、無駄な電力消費量が少な
くなり、また子機100が充電器1にセットされたか否
かが、特別なセンサを必要とすることなく確実に検出さ
れる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1による無接点充電装置においては、充電器とコードレ
ス機器の各々に設けられる1次側誘導コイルと2次側誘
導コイルはそれぞれシートコイルにより構成されている
から、コイル自体の構造やそれの取付構造が複雑なもの
になることがなく、これら誘導コイルによって相互誘導
が、適正ギャップをもって効率よく、しかもコイルを大
型化、重量化することなく、大きい磁気結合面積をもっ
て行われるようになり、無駄な電力消費量を低減して高
速充電が行われ得るようになる。
【0086】請求項2による無接点充電装置において
は、1次側誘導コイルと2次側誘導コイルとのギャップ
が過不足のない適正値に設定されることで、臨界結合状
態が得られ、最大単一ピーク周波数特性をもって効率の
よい電力伝送が行われるようになり、このことによって
も無駄な電力消費量を低減して高速充電が行われ得るよ
うになる。
【0087】請求項3による無接点充電装置において
は、シートコイルが一平面上にスパライル状にパターン
ニングされているから、小スペースで大きい平面状の磁
界が得られ、コイルを大型化、重量化することなく、大
きい磁気結合面積が確保されるなり、このことによって
も無駄な電力消費量を低減して高速充電が行われ得るよ
うになる。
【0088】請求項4による無接点充電装置において
は、シートコイルがプリント基板にパターンニングされ
たパターンインダクタにより構成され、パターンインダ
クタは、安定した性能をもって生産性よく、安価に大量
生産されるから、シートコイルが品質安定性に優れた安
価なもので構成されることになる。
【0089】請求項5による充電器においては、請求項
1〜4の何れかに記載の無接点充電装置における充電器
として作用し、無駄な電力消費量を低減して高速充電が
行われ得るようになる。
【0090】請求項6によるコードレス機器において
は、請求項1〜4の何れかに記載の無接点充電装置にお
けるコードレス機器として作用し、無駄な電力消費量を
低減して高速充電が行われ得るようになる。
【0091】また請求項7の発明による無接点充電器に
おいては、コードレス機器が充電器にセットされれば、
相互誘導状態検出手段が相互誘導状態を検出し、共振状
態切り替え手段により共振回路の発振電圧レベルを高レ
ベルし、コードレス機器が充電器にセットされていなけ
れば、相互誘導状態検出手段が相互誘導状態でないこと
を検出し、共振状態切り替え手段により共振回路の発振
電圧レベルを低レベルとするから、相互誘導状態でない
アイドル状態時に充電器に誤って金属導体が置かれても
大きい誘導加熱が生じることがなく、無駄な電力消費量
が少なくなり、またコードレス機器が充電器にセットさ
れたか否かが、特別なセンサを必要とすることなく確実
に検出される。
【0092】請求項8の発明による無接点充電器におい
ては、共振回路の発振電圧レベルが高レベルであるか低
レベルであるかによって可変増幅器のオフセット電圧が
切り替わるから、比較器の比較基準値が一つであって
も、共振回路の発振電圧レベルが高レベル、低レベルの
如何に拘らず1次側誘導コイルが相互誘導状態であるか
否かを的確に判定することができる。
【0093】請求項9の発明による無接点充電器におい
ては、判定信号が可変増幅器に与えられ、相互誘導状態
でない時の可変増幅器の増幅率を相互誘導状態時のそれ
より大きくするから、充電器にコードレス機器がセット
されていないアイドル状態にて、充電器にコードレス機
器がセットされたことによる発振振幅の変化が少しであ
っても、このコードレス機器のセットが比較器により的
確に検出されるようになる。
【0094】請求項10の発明による無接点充電器にお
いては、遅延回路によって発振状態切り替え手段に対す
る判定信号の入力が遅延され、可変増幅器の出力状態が
安定した後に発振状態の切り替えが行われるから、ハン
チング現象が発生することがなく安定した発振状態切り
替え動作が行われるようになる。
【0095】請求項11の発明による無接点充電器にお
いては、第1の比較器と第2の比較器の出力信号の組み
合わせによって誘導コイルが相互誘導状態であるか否か
を示す判定信号を出力するから、コードレス機器が充電
器にセットされたか否かが、特別なセンサを必要とする
ことなく確実に検出される。
【0096】請求項12の発明によるコードレス機器に
おいては、2倍電圧整流回路によって2次電池の端子間
電圧が入力側から見て実際値の1/2に見えるようにな
るから、待機状態時に発振レベルが小さくなっていても
充電器にコードレス機器がセットされれば、充電電流が
確実に流れるようになり、充電器にコードレス機器がセ
ットされたことが、充電器側で、発振振幅の変化より的
確に検出され得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による無接点充電装置の一つの実施の
形態を示す斜視図である。
【図2】この発明による無接点充電装置の一つの実施の
形態を示す部分断面図である。
【図3】この発明による無接点充電装置の一つの実施の
形態を示す部分断面図である。
【図4】この発明による無接点充電装置で使用されるシ
ートコイル方式の誘導コイルの一つの実施の形態を示す
正面図である。
【図5】複同調回路における同調周波数のコイル間ギャ
ップ・損失レベル特性を示すグラフである。
【図6】この発明による無接点充電器とコードレス機器
(子機)の電気回路の一つの実施の形態を示す回路図で
ある。
【図7】この発明による無接点充電器の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図8】この発明による無接点充電器とコードレス機器
(子機)の電気回路の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 充電器 11 プリント基板 15 1次側誘導コイル 17 コンデンサ 19 高周波電源 21 LC並列共振回路 23 直流電源 25 発振回路 27 共振回路駆動トランジスタ 31 共振状態切り替えトランジスタ 33 検波回路 35 可変増幅器 37 比較器 45 オフセット電圧回路 51 帰還抵抗回路 61 第1の比較器 63 第2の比較器 69 D−ラッチ回路 100 子機 108 プリント基板 112 2次側誘導コイル 114 コンデンサ 118 2次電池 130 2倍電圧整流回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電器に設けられた1次側誘導コイル
    と、2次電池を含むコードレス電機器に設けられた2次
    側誘導コイルとによる相互誘導によって前記充電器より
    前記コードレス機器に電力を伝送し、前記2次電池の充
    電を行う無接点充電装置において、 前記1次側誘導コイルと前記2次側誘導コイルにコンデ
    ンサが各々並列接続され、この並列接続によって前記充
    電器と前記コードレス機器とに各々LC並列共振回路が
    構成され、 前記1次側誘導コイルと前記2次側誘導コイルはシート
    コイルにより構成され、これらシートコイルは前記充電
    器に前記コードレス機器がセットされた充電状態時にお
    いて所定のギャップをおいて相対向するよう前記充電器
    と前記コードレス機器に各々固定配置されていることを
    特徴とする無接点充電装置。
  2. 【請求項2】 前記ギャップは前記1次側誘導コイルと
    前記2次側誘導コイルとで臨界結合状態が得られる大き
    さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の
    無接点充電装置。
  3. 【請求項3】 前記シートコイルは一平面上においてス
    パライル状にパターンニングされていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の無接点充電装置。
  4. 【請求項4】 前記シートコイルはプリント基板にパタ
    ーンニングされたパターンインダクタにより構成されて
    いることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の無
    接点充電装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の無接点充
    電装置における充電器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4の何れかに記載の無接点充
    電装置におけるコードレス機器。
  7. 【請求項7】 2次側誘導コイルと2次電池を含むコー
    ドレス機器に、1次誘導コイルによる相互誘導によって
    電力を伝送し、前記2次電池の充電を行う無接点充電器
    において、 1次側誘導コイルを含む共振回路と、 前記共振回路の共振電圧レベルを高レベルと低レベルと
    の間に切り替える共振状態切り替え手段と、 前記共振回路における発振振幅に応じて前記1次側誘導
    コイルが相互誘導状態であるか否かを検出する相互誘導
    状態検出手段とを有し、 前記相互誘導状態判別手段により相互誘導状態が検出さ
    れている時には共振状態切り替え手段により前記共振回
    路の発振電圧レベルを高レベルにし、それ以外の時には
    共振状態切り替え手段により前記共振回路の発振電圧レ
    ベルを低レベルすることを特徴とする無接点充電器。
  8. 【請求項8】 前記相互誘導状態検出手段は、前記共振
    回路における発振振幅の変化を電圧変化として捉えてこ
    れを増幅する可変増幅器と、前記可変増幅器の出力電圧
    を比較基準値と比較する比較器とを有し、前記比較器は
    比較結果により前記1次側誘導コイルが相互誘導状態で
    あるか否かを示す判定信号を出力し、前記可変増幅器は
    前記判定信号によって相互誘導状態でないと判定されて
    いる時のオフセット電圧を相互誘導状態時のそれより低
    くすることを特徴とする請求項7に記載の無接点充電
    器。
  9. 【請求項9】 前記可変増幅器は前記比較器が出力する
    判定信号によって相互誘導状態でないと判定されている
    時の増幅率を相互誘導状態時のそれより大きくすること
    を特徴とする請求項8に記載の無接点充電器。
  10. 【請求項10】 前記判定信号を前記発振状態切り替え
    手段に与えるタイミングを遅延させる遅延回路を有して
    いることを特徴とする請求項8または9に記載の無接点
    充電器。
  11. 【請求項11】 前記相互誘導状態検出手段は、前記共
    振回路における発振振幅により得られる発振電圧と第1
    の比較基準値とを比較する第1の比較器と、前記共振回
    路における発振振幅により得られる発振電圧と第1の比
    較基準値より大きい第2の比較基準値とを比較する第2
    の比較器とを有し、前記第1の比較器と前記第2の比較
    器の出力信号の組み合わせによって、前記1次側誘導コ
    イルが相互誘導状態であるか否かを示す判定信号を出力
    することを特徴とする請求項7に記載の無接点充電器。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11の何れかに記載の無接
    点充電器によって充電されるコードレス機器において、
    2次側誘導コイルと2次電池との間に設けられる整流回
    路が2倍電圧整流回路であることを特徴とするコードレ
    ス機器。
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