JPH10237196A - トウプリプレグ - Google Patents
トウプリプレグInfo
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- JPH10237196A JPH10237196A JP6018397A JP6018397A JPH10237196A JP H10237196 A JPH10237196 A JP H10237196A JP 6018397 A JP6018397 A JP 6018397A JP 6018397 A JP6018397 A JP 6018397A JP H10237196 A JPH10237196 A JP H10237196A
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Abstract
に半径方向の強度、すなわち90゜方向の引っ張り強度
を向上させた、高速回転体複合材料用エポキシ樹脂組成
物を強化繊維に含浸してなるトウプリプレグを提供す
る。 【解決手段】(A)エポキシ樹脂、(B)高温時にエポ
キシ樹脂中に溶解または膨潤し、かつ25℃においての
粒径が1.0μm以下のアクリル樹脂系微粒子、(C)
硬化剤および(D)硬化促進剤からなる25℃での粘度
が0.5〜20Pa・ sであることを特徴とするエポキ
シ樹脂組成物を強化繊維に含浸してなるトウプリプレ
グ。
Description
リル樹脂系微粒子、硬化剤および硬化促進剤からなるエ
ポキシ樹脂組成物を強化繊維に含浸してなるトウプリプ
レグに関する。
度、比弾性率とも非常に優れた材料であり、これらの特
性を生かした、フライホイールの研究開発が進められて
きた。これらに用いられる繊維材料としては比強度及び
比弾性率とも非常に優れた炭素繊維、ガラス繊維及びア
ラミド繊維、またそのマトリックス樹脂としてはエポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等が一般的である。近
年、回転体への要求として軽量、高速化が要望されてお
り、これらの要求に応える繊維材料としては高強度のポ
リアクリロニトリル(以下PANという)系炭素繊維、
ピッチ系炭素繊維等がある。強化繊維の強度を有効に活
用するため、成形法としてフィラメントワインディング
法が用いられるが、円周巻きのため一種の一方向材とな
り円周方向に比べ、半径方向すなわち、繊維に対し90
゜方向の応力に非常に弱点がある。これらを補うため、
従来はマトリックスの改良を行うよりも強化繊維を多く
するような設計を行っていた。
でのエポキシ樹脂配合物では低粘度化による加工性の向
上に、低分子量のエポキシ樹脂を用いるため、得られる
硬化物は堅く、脆いものであった。また、可撓性を上げ
るため、液状の反応性ゴム成分を一部用いるが、粘度の
上昇のため、加工時に気泡を巻き込み、成形品へボイド
等の欠陥を招き好ましい方法ではなかった。
状況に鑑み、高速回転体等への加工性、稼働時の性能、
特に半径方向の強度、すなわち90゜方向の引っ張り強
度を向上させた、高速回転体複合材料用エポキシ樹脂組
成物を強化繊維に含浸してなるトウプリプレグを提供す
るものである。
を解決するために、高速回転体等への加工性、稼働時の
性能、特に半径方向の強度、すなわち90゜方向の引っ
張り強度を向上すべく種々検討した結果、本発明を完成
するに至った。
にエポキシ樹脂中に溶解または膨潤し、かつ25℃にお
いての粒径が1.0μm 以下のアクリル微粒子、硬化剤
および硬化促進剤からなるエポキシ樹脂組成物を強化繊
維に含浸してなるトウプリプレグに関する。
る。
℃で液状のエポキシ樹脂であり、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック
型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、グ
リシジルエステル型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂
等の各種エポキシ樹脂を用いることができ、またこれら
の2種以上のエポキシ樹脂の混合物を用いることができ
る。
は、エピコート825、エピコート827、エピコート
828(以上油化シェルエポキシ社製)、アラルダイト
GY250、アラルダイトGY260(以上チバ・ガイ
ギー社製)、ダウエポキシDER330、ダウエポキシ
DER331(以上ダウケミカル社製)、エピクロン8
40、エピクロン850(以上大日本インキ化学工業社
製)、エポトートYD127、エポトートYD128
(以上東都化成社製)等を用いることができる。
は、エピコート807(油化シェルエポキシ社製)、エ
ピクロン830(大日本インキ化学工業社製)、YDF
170(東都化成社製)EP−4900(旭電化工業社
製)、PY−306(旭チバ社製)等を用いることがで
きる。
ては、エピコート152、エピコート154(以上油化
シェルエポキシ社製)、アラルダイトEPN1138、
アラルダイトEPN1139(以上チバ・ガイギー社
製)、ダウエポキシDEN431(以上ダウケミカル社
製)、EPPN201(日本化薬社製)、エピクロンN
740(大日本インキ化学工業社製)、エポトートYD
PN638(東都化成社製)、TACTIX785(ダ
ウ・ケミカル日本社製)等を用いることができる。
ては、ECN1280,ECN1299(以上チバ・ガ
イギー社製)、EOCN102(日本化薬社製)等を用
いることができる。
は、アラルダイトMY720、アラルダイトMY051
0(以上チバ・ガイギー社製)、GAN、GOT(以上
日本化薬社製)、エポトートYH434(東都化成社
製)、ELM120、ELM434(以上住友化学工業
社製)、TETRAD−C、TETRAD−X(以上三
菱ガス化学社製)等を用いることができる。
は、エピコート191P、エピコート190P、カージ
ュラE10(以上油化シェルエポキシ社製)、AK−6
01(日本化薬社製),アラルダイトCY183、アラ
ルダイトCY182(以上チバ・ガイギー社製)、デナ
コールEX−721(ナガセ化成工業社製)、エポトー
トYD171(東都化成社製)等を用いることができ
る。
9(ユニオンカーバイド社製)、ERL4221(ユニ
オンカーバイド社製)、アラルダイトCY179(チバ
・ガイギー社製)、ダイセルセロキサイド2021(ダ
イセル化学工業社製)、ERL4206(ユニオンカー
バイド社製)、エピコートRX−21(油化シェルエポ
キシ社製)、等を用いることができる。
ができるが、上記エポキシ樹脂の中から選ばれる2種以
上の混合物として組成物の粘度が25℃で20Pa・ s
を超えない範囲で使用することもできる。
高粘度、半固形あるいは固形のエポキシ樹脂を前記低粘
度エポキシ樹脂と混合することができ、この場合25℃
で粘度が20Pa・ sを超えないエポキシ樹脂組成物と
して使用することができる。更に、エポキシ樹脂の靱性
を向上させるため各種のプラスチックおよびゴム等を添
加することができ、この場合得られるエポキシ樹脂組成
物の粘度が25℃で20Pa・ sを超えない範囲で添加
することができる。
ネート、ポリエーテルスルフォン、フェノキシ樹脂、ポ
リビニルフォルマール、ポリビニルブチラール、ポリエ
チレンテレフタレート等がある。ゴム類としてはブタジ
エン−アクリロニトリルゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、シ
リコーン樹脂等がある。
分子微粒子を併用添加することもできる。高分子微粒子
としてスチレン樹脂、ジビニルベンゼン樹脂、スチレン
−ジビニルベンゼン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラ
ミン樹脂、ベンゾグアナミン−メラミン共縮合樹脂、尿
素樹脂、シリコーン樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
樹脂、メチルメタクリレート樹脂、n−ブチルアクリレ
ート樹脂、アクリル−ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、
芳香族ポリエステル樹脂等がある。
に溶解または膨潤し、かつ25℃において粒径が1.0
μm 以下のアクリル樹脂微粒子としては、アクリル酸、
メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル等のアク
リル酸誘導体を原料とし、従来から知られたあらゆる乳
化重合法を適用して得られるものであり、形態としては
単一モノマー系、共重合系、コア−シェル型系のいずれ
でもよいが、コア−シェル型系が特に好ましい。
エポキシ樹脂中で昇温前の粘度変化が少ないため、特に
好ましい。
下、好ましくは0.1〜1μm の該微粒子を用 いるこ
とができる。1μm よりも大きいと強化繊維に含浸する
とき内部まで含浸することが困難であり好ましくない。
なお、0.1μm 以下ではアクリル微粒子粉体の取り扱
い性が劣るようになる。
し、かつ25℃において粒径が1.0μm 以下のアクリ
ル樹脂微粒子の使用量は、エポキシ樹脂100重量部に
対し5〜35重量部、好ましくは8〜15重量部であ
る。使用量が5重量部未満の際には、複合材としたとき
の90゜方向物性が不十分となり、また35重量部を超
えるときは、樹脂組成物の混合性が不十分であるため、
いずれも好ましくない。本発明で使用される硬化剤とし
ては、例えば室温において液状であるメチルテトラヒド
ロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、ト
リアルキルテトラヒドロ無水フタル酸、ドデセニル無水
フタル酸および無水メチルナジック酸等のいずれも使用
できる。固形のテトラヒドロ酸無水物、ヘキサヒドロ無
水物、ナジック酸無水物を併用する場合には、エポキシ
樹脂および/または他の液状の硬化剤により均一に分散
させることが好ましい。特にメチルヘキサヒドロ無水フ
タル酸を使用した場合、成形物としたときの吸湿性、耐
候性、耐久性が良く、好ましい。
75〜230重量部、好ましくは75〜110重量部を
使用することができる。添加量が75重量部未満あるい
は230重量部を越えると硬化した樹脂組成物のガラス
転移温度が低下し、好ましくない。
各種イミダゾール類、第3級アミン等があげられる。こ
れらの例として1−メチルイミダゾール、1−ベンジル
イミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、
BF3・モノエチルアミン、BCl3・モノエチルアミ
ン、ジメチルベンジルアミン、トリスジアミノフェノー
ル、ジアザビシクロウンデセン等が挙げられる。
に対して0.5〜10重量部、好ましくは1.0〜3重
量部が添加される。添加量が0.5重量部未満の際に
は、硬化不十分となり、また10重量部を超えるとき
は、中間材、すなわちトウプリプレグの貯蔵安定性が悪
くなりいずれも好ましくない。
温したときに前記アクリル樹脂系微粒子の溶解あるいは
膨潤作用により樹脂組成物がゲル化を始め、ある温度で
急激に粘度を上昇させることができる。
に昇温したときに示す最低粘度と最低粘度を示す温度
(通常60〜110℃)から10〜15゜ C高めの温度
での粘度(ゲル化粘度という)との比、即ち階段状に急
激に粘度増加したときの粘度増加割合が1.2〜100
0、好ましくは1.2〜100、最も好ましくは1.5
〜10であることができる。該粘度増加割合が1.2に
満たない場合、樹脂がトウから流れ出てしまい、繊維体
積含量Vfを目的の値にすることが困難になり、得られ
る高速回転体の90°方向の引張強度を向上させること
が困難になる。
5℃での粘度が0.5〜20Pa・sであることが好ま
しい。
とができる。
N系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、ガラス繊維、アラミ
ド繊維、ボロン繊維等を用いることができ、好ましくは
強度が高く、弾性率の高いPAN系炭素繊維を用いるこ
とができる。
般的であるが、用途により2種以上の繊維を用いるハイ
ブリッド積層も使用することができる。
40重量%、好ましくは28〜35重量%が使用され
る。
剤、各種フィラー、可塑剤、整泡剤、着色剤等を混合す
ることもできる。
うにして行うことができる。すなわち高速回転体複合材
料用エポキシ樹脂組成物の製造における重要な工程は、
1)配合物の添加順序および2)混合方法である。
ものであれば、いずれでも使用できる。中でもインキ用
の3本ロールが好ましい。
よび硬化促進剤を混合するに際し、混合時の粘度増加を
抑えるため、まずエポキシ樹脂、アクリル微粒子および
硬化剤を混合し、十分混合した後、真空脱泡し、硬化促
進剤を添加し、さらに気泡が巻き込まれないように混合
することが好ましい。
散するにあたり、乳化重合後のエマルションにエポキシ
樹脂を添加し、水のような分散媒を脱気して得るin−
situ法、乳化重合後のエマルションを噴霧乾燥して
得られる粉体をエポキシ樹脂中でハイシェアーをかけな
がら分散する方法および使用時にエポキシ樹脂とアクリ
ル微粒子を分散し、三本ロール等による分散する方法等
があり、いずれも使用できる。
三本ロール等による分散したものが微粒子の溶解あるい
は膨潤によるエポキシ樹脂組成物のゲル化(疑似硬化
性)が大きいので好ましい。
シ樹脂を添加し、水のような分散媒を脱気して得るin
−situ法、乳化重合後のエマルションを噴霧乾燥し
て得られる粉体をエポキシ樹脂中でハイシェアーをかけ
ながら分散する方法で得られたものに、さらに他のアク
リル微粒子粉体を添加することも可能である。
程の時間がかかると混合物の粘度が上昇し、次の中間材
であるトウプリプレグの樹脂含量が変化し、最終の硬化
物の繊維含有率が変わるため好ましくない。
硬化阻害の原因となるため、乾燥雰囲気中において混合
することが好ましい。
と摩擦熱により混合物の温度が上昇し、エポキシ樹脂の
反応が進行し、粘度が上昇したり気泡の巻き込みが起こ
ったりするので、せん断速度の調節が重要である。
ましく、粘度が高すぎると中間材であるトウプリプレグ
製造時の取り扱い性が悪く、さらに強化繊維への含浸が
不十分となり好ましくない。
樹脂組成物の最低粘度以下の温度、即ち前記アクリル樹
脂系微粒子が膨潤あるいは溶解して樹脂組成物がゲル化
を起こさないような温度で行うことが好ましい。
ため、真空脱気することが好ましく、一般的には10m
mHg下、10〜20minで処理すれば十分である。
真空脱気付きの混合機があればさらに好ましい。
浸して中間体であるトウプリプレグを製造する方法とし
ては特に制限はないが、樹脂含浸量をコントロールする
ため繊維トウをエポキシ樹脂組成物の入った含浸槽中を
通過させた後、絞りダイスを通して付着樹脂量をコント
ロールする方法、エポキシ樹脂を入れた含浸槽にドクタ
ーブレードを有する回転ドラムを一部浸せきさせ、この
回転ドラム上に繊維トウを通過させて付着樹脂量をコン
トロールする方法、エポキシ樹脂および一部の硬化剤を
第一ディスペンサーから、硬化剤および硬化促進剤を第
二ディスペンサーより移動中の強化繊維トウ上の同一場
所に連続的かつ定量的に滴下することにより付着樹脂量
をコントロールする方法、エポキシ樹脂を第一タンクに
仕込み、硬化剤および硬化促進剤を第二タンクに仕込
み、それぞれ第一ディスペンサー、第二ディスペンサー
よりミキサーを介して移動中の強化繊維トウ上に連続的
かつ定量的に滴下することにより付着樹脂量をコントロ
ールする方法等がある。
脂組成物は常温あるいは適度に加温することができる
が、加熱しすぎて樹脂組成物がアクリル樹脂系微粒子の
溶解あるいは膨潤によるゲル化を起こし粘度上昇しない
ようにする必要がある。
レグはすぐにフィラメントワインディングにより積層す
る以外は、通常は冷蔵庫または冷凍庫中に保管する。保
管については硬化剤は水分等に暴露を続けると、酸無水
物からジカルボン酸に変化し、硬化阻害を引き起こすた
め、繊維トウを強く接触しない程度にポリエチレン等の
袋中に保管することが必要である。
微粒子を溶解あるいは膨潤させて樹脂組成物をゲル化さ
せたトウプリプレグとすることができるが、トウプリプ
レグの取り扱い性が悪くなるため通常はゲル化させない
で硬化成形時に初めてゲル化させることが好ましい。
ー等により巻く方法は特に制限はないが、円周方向に巻
く方法が高速回転体用には好ましい。ワインディングに
際し、トウに対して、適度なテンションが必要であり、
弱すぎるとボイド、巻きゆるみの原因となり、強すぎる
と繊維中の樹脂含量が小さくなり、層間剥離の原因とな
り好ましくない。
件としては、未硬化成形体の大きさにもよるが通常10
0゜C、10〜20hr、短時間硬化の場合には100
゜C、4hr後、140゜C、4hrとすることも可能
である。硬化に際し、高温時にエポキシ樹脂中に溶解ま
たは膨潤し、かつ25℃においての粒径が1.0μm以
下のアクリル樹脂系微粒子を用いると、60〜110℃
において粘度上昇が起こり、成形体からの樹脂だれを防
止できる。
ことにより、高速回転用円筒体の他に平板状、曲面状、
管状、棒状等いずれにも適用できる。
のシャフト、ロッド、パイプ等があげられる。
するが、本発明はこれによって制限されるものではな
い。
0、東都化成(株)製)を4500重量部、粒径0.3
μmを有するアクリル系コア−シェル型微粒子(商品
名:ゼオンF351、日本ゼオン(株)製)500重量
部およびメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(商品名:H
Y917J、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)
製)4000重量部を混合した。十分混合後、1−メチ
ルイミダゾールを50重量部添加し、25℃で混合し
た。これらの混合物から樹脂中の気泡を除くため、真空
脱気装置内で、室温、10mmHg、10minの条件
により脱気した。得られた混合物を回転ドラム付きの含
浸槽に入れ、炭素繊維(M−40J、12000フィラ
メント、東レ(株)製)のトウを回転ドラムに付設した
ドクターブレードで薄膜状にした樹脂上に接触させるこ
とにより連続的に樹脂含浸した。
得られたトウプリプレグを直径260mmのマンドレル
を有するフィラメントワインディング装置にて直径46
0mm、胴長200mmの円筒体を成形した。これらを
20rpmの回転を与えながら硬化炉中において100
゜C、12時間硬化した。硬化後、徐冷し、脱芯するこ
とにより成形体を得た。この端部を切断機により切断
後、研磨して表面観察したところ、層間の剥離、ボイド
は見られなかった。なお、硬化時の樹脂だれは見られな
かった。得られた樹脂組成物および成形体の性能を表1
に示す。
幅300mmのドラムワインダーのドラム上に巻き、目
付350g/m2 のシート状のプリプレグを得た。これ
らを一方向に積層し、実施例1と同様の条件下において
硬化し、硬化板を得た。長さ140mm、幅20mm、
厚さ2mmを持つ、繊維方向が90゜の試験片をタブな
しで引っ張り試験をした。得られた樹脂組成物および成
形体の性能を表1に示す。
0、東都化成(株)製)を4000重量部、粒径0.3
μmを有するアクリル系コア−シェル型微粒子(商品
名:ゼオンF351、日本ゼオン(株)製)1000重
量部を混合し、脱気後、第一タンクに仕込んだ。メチル
ヘキサヒドロ無水フタル酸(商品名:HY917J、チ
バ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製)4000重
量部および1−メチルイミダゾールを50重量部添加
し、混合、脱気し、第二タンクに仕込んだ。第一タンク
の樹脂、第二タンクの硬化剤はそれぞれ計量ポンプを通
り、ミキサー、定量バルブを通って、炭素繊維(M−4
0J、12000フィラメント、東レ(株)製)のトウ
上に滴下させることにより連続的に樹脂含浸した。付着
樹脂量は35重量%であった。以上で得られたトウプリ
プレグを直径260mmのマンドレルを有するフィラメ
ントワインディング装置にて直径460mm、胴長20
0mmの円筒体を成形した。これらを20rpmの回転
を与えながら硬化炉中において100゜C、3時間、さ
らに140゜C、4時間硬化した。硬化後、徐冷し、脱
芯することにより成形体を得た。この端部を切断機によ
り切断後、研磨して表面観察したところ、層間の剥離、
ボイドは見られなかった。なお、硬化時の樹脂だれは見
られなかった。得られた樹脂組成物および成形体の性能
を表1に示す。
幅300mmのドラムワインダーのドラム上に巻き、目
付350g/m2 のシート状のプリプレグを得た。これ
らを一方向に積層し、実施例1と同様の条件下において
硬化し、硬化板を得た。長さ140mm、幅20mm、
厚さ2mmを持つ、繊維方向が90゜の試験片をタブな
しで引っ張り試験をした。得られた樹脂組成物および成
形体の性能を表1に示す。
0、東都化成(株)製)を4500重量部、粒径0.3
μmを有するアクリル系コア−シェル型微粒子(商品
名:MP1000、綜研化学(株)製)500重量部お
よびメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(商品名:HY9
17J、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製)
4000重量部を混合した。十分混合後、1−メチルイ
ミダゾールを50重量部添加し混合した。
直径460mm、胴長200mmの円筒体を成形した。
この端部を切断機により切断後、研磨して表面観察した
ところ、層間の剥離、ボイドは見られなかった。なお、
硬化時の樹脂だれは見られなかった。得られた樹脂組成
物および成形体の性能を表1に示す。
幅300mmのドラムワインダーのドラム上に巻き、目
付350g/m2 のシート状のプリプレグを得た。これ
らを一方向に積層し、実施例1と同様の条件下において
硬化し、硬化板を得た。長さ140mm、幅20mm、
厚さ2mmを持つ、繊維方向が90゜の試験片をタブな
しで引っ張り試験をした。得られた樹脂組成物および成
形体の性能を表1に示す。
0、東都化成(株)製)を4500重量部、およびメチ
ルヘキサヒドロ無水フタル酸(商品名:HY917J、
チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製)4000
重量部を混合した。十分混合後、ジメチルベンジルアミ
ンを45重量部を添加し、25℃で混合した。これらの
混合物から樹脂中の気泡を除くため、真空脱気装置内
で、室温、10mmHg、10minの条件により脱気
した。得られた混合物を回転ドラム付きの含浸槽に入
れ、実施例1の炭素繊維のトウを回転ドラムに付設した
ドクターブレードで薄膜状にした樹脂上に接触させるこ
とにより連続的に樹脂含浸した。付着樹脂量は35重量
%であった。以上で得られたトウプリプレグを直径26
0mmのマンドレルを有するフィラメントワインディン
グ装置にて直径460mm、胴長200mmの円筒体を
成形した。これらを20rpmの回転を与えながら硬化
炉中において100゜C、3時間、さらに100゜C、
12時間硬化した。硬化後、徐冷し、脱芯することによ
り成形体を得た。この端部を切断機により切断後、研磨
して表面観察したところ、一部に層間剥離が見られた。
なお、硬化時の樹脂だれが見られた。得られた樹脂組成
物および成形体の性能を表1に示す。
幅300mmのドラムワインダーのドラム上に巻き、目
付350g/m2 のシート状のプリプレグを得た。これ
らを一方向に積層し、実施例1と同様の条件下において
硬化し、硬化板を得た。長さ140mm、幅20mm、
厚さ2mmを持つ、繊維方向が90゜の試験片をタブな
しで引っ張り試験をした。結果を表1に示す。
0、東都化成(株)製)を4000重量部、粒径1μm
を有するポリアミド系微粒子(商品名:オルガソール2
001 日本リルサン(株)製)1000重量部および
メチルヘキサヒドロ無水フタル酸(商品名:HY917
J、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製)40
00重量部を混合した。十分混合後、1−メチルイミダ
ゾールを50重量部添加し、混合した。これらの混合物
から樹脂中の気泡を除くため、真空脱気装置内で、室
温、10mmHg、10minの条件により脱気した。
得られた混合物を回転ドラム付きの含浸槽に入れ、炭素
繊維(M−40J、12000フィラメント、東レ
(株)製)のトウを回転ドラムに付設したドクターブレ
ードで薄膜状にした樹脂上に接触させることにより連続
的に樹脂含浸した。付着樹脂量は35重量%であった。
以上で得られたトウプリプレグを直径260mmのマン
ドレルを有するフィラメントワインディング装置にて直
径460mm、胴長200mmの円筒体を成形した。こ
れらを20rpmの回転を与えながら硬化炉中において
100゜C、12時間硬化した。硬化後、徐冷し、脱芯
することにより成形体を得た。この端部を切断機により
切断後、研磨して表面観察したところ、層間の剥離、ボ
イドは見られなかったが、硬化時の樹脂だれが見られ
た。得られた樹脂組成物および成形体の性能を表1に示
す。
幅300mmのドラムワインダーのドラム上に巻き、目
付350g/m2 のシート状のプリプレグを得た。これ
らを一方向に積層し、実施例1と同様の条件下において
硬化し、硬化板を得た。長さ140mm、幅20mm、
厚さ2mmを持つ、繊維方向が90゜の試験片をタブな
しで引っ張り試験をした。得られた樹脂組成物および成
形体の性能を表1に示す。
ポキシ樹脂、高温時にエポキシ樹脂中に溶解または膨潤
し、かつ25℃においての粒径が1.0μm以下のアク
リル樹脂系微粒子、硬化剤および硬化促進剤からなるこ
とを特徴とする高速回転体複合材料用樹脂組成物を強化
繊維に含浸してなるトウプリプレグ、これを成形するこ
とにより、硬化時の樹脂だれのない、90゜方向の引っ
張り強度の改良された高速回転体複合材料を得ることが
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)エポキシ樹脂、 (B)高温時にエポキシ樹脂中に溶解または膨潤し、か
つ25℃においての粒径が1.0μm以下のアクリル樹
脂系微粒子、 (C)硬化剤および (D)硬化促進剤 からなる25℃での粘度が0.5〜20Pa・ sである
ことを特徴とするエポキシ樹脂組成物を強化繊維に含浸
してなるトウプリプレグ。
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| JPH10237196A true JPH10237196A (ja) | 1998-09-08 |
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