JPH1023733A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH1023733A
JPH1023733A JP19146396A JP19146396A JPH1023733A JP H1023733 A JPH1023733 A JP H1023733A JP 19146396 A JP19146396 A JP 19146396A JP 19146396 A JP19146396 A JP 19146396A JP H1023733 A JPH1023733 A JP H1023733A
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JP
Japan
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pole
pole teeth
stepping motor
phase
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP19146396A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Egawa
克己 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sayama Precision Ind Co Ltd
Original Assignee
Sayama Precision Ind Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sayama Precision Ind Co Ltd filed Critical Sayama Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極歯間で発生する高調波成分を減衰させ、振
動及び騒音のより低いステッピングモータを提供する。 【解決手段】 従来のような極歯の均等配置を行わず、
2対の固定子が各々2n個の極歯の内同極性と成る極歯
に関し、ある極歯が該極歯からp個目の極歯との間で対
を作った時に、該対同士の極歯間ピッチが(360゜/
n)・(p±1/8)角度となる極歯不均衡配置とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステッピングモータ
の回転中の振動、及び騒音低減の特性改善に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関するステッピングモータは、
いわゆる板金構造型多極PMステッピングモータと呼ば
れるもので、その構造は図1に示される。図1の符号1
はモータ取付のためのフランジ、21はA相、22はB
相の2組の固定子で、21及び22の両者は、互いにス
テップ角シフトとして組み合わされて固定子2を形成し
ている。212はA相固定子巻線、222はB相固定子
巻線である。211、221は、それぞれの相の固定子
極歯であり、1相について言えば同極性のn個の極歯が
交互に、合計2n個、均等ピッチで配置されている。符
号3は外周に均等ピッチで着磁された永久磁石の回転
子、4はシャフトである。
【0003】この状態のA相、B相の極歯の関係を示す
ために、固定子内径360゜を直線的に展開したのが、
図2である。図2は最も一般的な7.5゜/ステップ、
つまり24極(n=12)ステッピングモータを例に描
かれてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】昨今、ステッピングモ
ータは、FDD、HDD、プリンター、ファクシミリ、
複写機など電算機機器、事務機器などの応用分野が広ま
ると同時に、ステッピングモータ特有の騒音、振動が問
題になって来た。より低い振動・騒音のステッピングモ
ータの出現が強く期待されている所であり、本発明は、
その解決策を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】進歩した最新の計測機器
を使って従来からの極歯均等配置型ステッピングモータ
のトルク波形、極歯間の磁束分布などを調査するに及ん
で、従来型の極歯の均等配置は、必ずしも賢明な方法で
はない、と結論に達した。
【0006】ステッピングモータの振動、騒音は、トル
ク/軸角度の波形(通常T−θ特性と呼ぶ)、或いは、
その原因となる空隙磁束分布の高調波が原因となってい
ることは以前から知られていた。従って極歯は均等ピッ
チで配置されるものと言う前提の元で、如何なる極歯形
状が最も高調波を低くできるか研究のみが進められ、極
歯の配置変更による相殺という考えには至ってなかっ
た。
【0007】本発明は、極歯間で高調波成分を相殺する
ために、外周に磁極Nと磁極Sとが交互に且つ均等ピッ
チで着磁された円筒型の永久磁石を回転子とし、巻線を
備え、2n個の極歯を持つ2組のステータを、互いにス
テップ角度シフトとして組み立てられた、いわゆる板金
構造の2相多極ステッピングモータを対象として、固定
子極歯を固定子内径に均等な角度ピッチで配置すること
なく、1相毎の固定子の同極性の極間に対の関係を作
り、対の極歯同士に、(360゜/n)(p±1/8)
…(ただし、pは対を為す極歯間ピッチで、同極性の極
歯で数えたピッチ数の正整数)となる角度を持つ、極歯
不均等配置を採用した。
【0008】
【作用】本発明が以上のように構成される最大の理由
は、図3に示されるT−θカーブの歪補正にあった。図
3を詳細に分析するとき、極歯間空隙磁束分布の4次高
調波の強い影響を受けて発生するトルクカーブ歪は殆ど
が4次高調波によるものと確認出来た(図4)。言い換
えれば4次高調波を除去できれば、T−θカーブを極め
て正しい正弦波に近づけることが出来ると言うことであ
る。
【0009】4次高調波トルクとは、このステッピング
モータで言う基本波トルクの1サイクルが360゜/n
であるのに対し、その1/4の細かいサイクルであるの
は言を待たない。従って1/4の更に半サイクル、1/
8サイクルのシフトで4次高調波は相殺できる。
【0010】図2は、多極2相PMステッピングモータ
で最もポピュラーな24極(n=12)、7.5゜/ス
テップの極歯位置関係を示すもので、空隙を直線的に展
開した解説図である。1相当たり24個の極歯は全て均
等ピッチで配置された従来型を表している。 A1,A
2・・・An同士は同極性で、A1’,A2’,..A
n’は、上記に逆極性の同極性極歯である。
【0011】ところで、本発明の根拠を図2で説明すれ
ば、極歯A1と対抗するA1’の組み合わせが、pピッ
チ隔てたAp、及びAp’の組み合わせに対して、(3
60゜/n)(p±1/8)の角度である時、両組み合
わせで発生するトルクカーブには1/8サイクルの位相
差を生じ、4次高調波は相殺される、と言うことであ
る。
【0012】図5は、4次高調波を持つ歪波形の基本正
弦波に対する4次高調波の関係を示すと共に、1/8サ
イクルの位相差を持つ極歯の対の発生4次高調波が互い
に打ち消す状況を示すものである。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図2は、前述の通り7.5゜/ステップの
24極2相PMステッピングモータの従来型である。極
歯が全て固定子内径に均等ピッチで配置されている。
【0015】これを本発明による低振動、低騒音に効果
的な極歯配列とした第1実施例が、図6である。図6に
おいて、極歯○印と●印、□印と■印、△印と▲印は、
互いに対を為す関係にあり、対相互の極歯間には、本発
明の請求範囲で規定する、(360゜/n)(p±1/
8)ピッチ角度が適用されてある。
【0016】図7は、同じステッピングモータの極歯の
対を別の組み合わせで選んだ第2実施例である。第1実
施例と同様、極歯○印と●印、□印と■印、△印と▲印
とは互いに対を為す関係にあり、対相互の極歯間には、
(360゜/n)(p±1/8)ピッチ角度が適用され
てある。
【0017】以上第1、第2実施例によって、4次高調
波を相殺されるめに設定する対の選び方を理解されたと
思うが、特異なケースとして他の実施例を説明する。
【0018】図8は、既述と同じ構造を持つ18゜/ス
テップ2相PMステッピングモータの従来型の極歯展開
図である。即ち、回転子10極に対して、固定子極歯は
全て均等に配置されてある。
【0019】これに対し本発明による、対の極歯間ピッ
チ(360゜/n)(p±1/8)を適用した第3実施
例が、図9である。この場合、同極性極歯の数が奇数で
あるので、対の組めない極歯が1個発生する。図9にお
ける☆印極歯がそれである。5組のN・S極で発生する
4次高調波の内の4組分は全て相殺され、残りの1/5
のみが残存することになるので、その相殺効果は充分と
みなされる。
【0020】次に、図10は本発明の第4実施例であ
り、本実施例は上述した第3実施例で残存している4次
高調波を更に削減しようとする目的で、対の組めない☆
印極歯を欠いた極歯構造としている。
【0021】☆印極歯が欠けているため、☆印極歯があ
る第3実施例と比較して幾分トルク減となるのは致し方
のないことではあるが、4次高調波の更なる削減が可能
であり、ステップモータの機能を失わず、より一層高度
の低振動、低騒音特性を発揮することが出来る。
【0022】なお本発明では、回転子が外周に磁極Nと
磁極Sとを交互に且つ均等ピッチで着磁した円筒型の永
久磁石から構成されているが、NSの極数は極歯の数と
異なっていても同一であってもよい。
【0023】
【発明の効果】発生するトルクカーブ歪の殆どが極歯間
空隙磁束分布の4次高調波によるものであったが、本発
明によれば4次高調波を除去してT−θ特性カーブを極
めて正しい正弦波に近づけることが出来るように成り、
より低い振動・騒音のステッピングモータの提供が可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】2相多極型PMステッピングモータ、通常板金
構造PMステッピングモータの構造図である。
【図2】図1の構造で、最も一般的な7.5゜/ステッ
プ、24極PMステッピングモータ従来型の極歯位置、
角度関係を説明するために、磁気空隙360゜を直線的
に展開した図である。
【図3】同ステッピングモータの軸角度に対する発生ト
ルクのカーブであって、一般にT−θカーブと呼ばれる
ものの説明図である。
【図4】発生トルクカーブ(T−θカーブ)には、4次
高調波が含まれること、及び4次高調波を説明する図で
ある。
【図5】4次高調波は1/8サイクル位相シフトにより
相殺されること、その場合の基本波の合成トルクを説明
する図である。
【図6】図2で挙げた最も一般的なステッピングモータ
に、本発明を適用した場合の第1実施例図である。
【図7】図2に挙げた最も一般的なステッピングモータ
に、本発明を適用した場合の第2実施例図である。
【図8】18゜/ステップ、板金構造10極型ステッピ
ングモータにおける従来型の極歯展開図である。
【図9】図8の展開図に、本発明を適用した場合の第3
実施例図である。
【図10】本発明の第4実施例図である。
【符号の説明】
1 フランジ 2 固定子 21 A相固定子 22 B相固定子 211 A相固定子極歯 212 A相固定子巻線 221 B相固定子極歯 222 B相固定子巻線 3 回転子 4 シャフト An 極歯 An’ 極歯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に磁極Nと磁極Sとが交互に且つ均
    等ピッチで着磁された円筒型の永久磁石を回転子とし、
    巻線を備え、内径に2n個の極歯を持つ2組のステータ
    を、互いにステップ角度シフトして組み立てられた、い
    わゆる板金構造のPMステッピングモータにおいて、固
    定子極歯を固定子内径に均等な角度ピッチで配置するこ
    となく、1相の固定子の同極の極間に対の関係を作り、
    対の極歯同士に、(360゜/n)(p±1/8)…
    (ただし、pは対を為す極歯間ピッチで、1相の同極性
    の極歯を数えるピッチ数で正整数)となる角度を持つ、
    極歯不均等配置を特徴とする多極PMステッピングモー
    タ。
JP19146396A 1996-07-02 1996-07-02 ステッピングモータ Pending JPH1023733A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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