JPH102384A - 歯車の芯間調整方法及び装置 - Google Patents
歯車の芯間調整方法及び装置Info
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- JPH102384A JPH102384A JP8157070A JP15707096A JPH102384A JP H102384 A JPH102384 A JP H102384A JP 8157070 A JP8157070 A JP 8157070A JP 15707096 A JP15707096 A JP 15707096A JP H102384 A JPH102384 A JP H102384A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 title abstract 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/10—Bearings, parts of which are eccentrically adjustable with respect to each other
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- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ないスペースの中であっても容易に且つ確
実に調整し得る歯車の芯間調整方法と装置を提供する。 【解決手段】 噛合する2つの歯車7と9のうちの一方
の歯車9の回転軸11の一端側が、第1軸受で回転軸1
1の軸心B線上の一点Fを中心に旋回自在に軸支される
ので、回転軸11の傾きに応じて調整され軸支される。
前記回転軸11の他端側は第2軸受で軸承され、この第
2軸受の外周を偏心環状体17で回動自在に偏心軸承し
たので、偏心環状体17を回動するだけで、回転軸11
は容易に且つ確実に他の歯車7の軸心Aに接近又は離反
され、少ないスペースの中で2つの歯車7と9の芯間が
調整される。
実に調整し得る歯車の芯間調整方法と装置を提供する。 【解決手段】 噛合する2つの歯車7と9のうちの一方
の歯車9の回転軸11の一端側が、第1軸受で回転軸1
1の軸心B線上の一点Fを中心に旋回自在に軸支される
ので、回転軸11の傾きに応じて調整され軸支される。
前記回転軸11の他端側は第2軸受で軸承され、この第
2軸受の外周を偏心環状体17で回動自在に偏心軸承し
たので、偏心環状体17を回動するだけで、回転軸11
は容易に且つ確実に他の歯車7の軸心Aに接近又は離反
され、少ないスペースの中で2つの歯車7と9の芯間が
調整される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯車の芯間調整方
法及び装置に関し、特にウォームとウォームホイール、
2つの平歯車、2つのはすば歯車等の一般的な2つの歯
車の芯間の調整方法及び装置に関する。
法及び装置に関し、特にウォームとウォームホイール、
2つの平歯車、2つのはすば歯車等の一般的な2つの歯
車の芯間の調整方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つの歯車の芯間の調整方法にお
いては、例えばウォームとウォームホイールで説明する
と、図5を参照するに、ウォーム101とウォームホイ
ール103との噛合状態は、ウォームホイール103の
回転軸心Aとウォーム101の回転軸心Bが交叉するこ
となく芯間距離Lを隔てて互いに対して直交する方向に
位置している。しかも、ウォームホイール103の幅方
向の中心線Cはウォーム101の回転軸心Bと交叉する
面(この面を「Z面」という)上に位置していること
が、良好な噛合状態であるといえる。
いては、例えばウォームとウォームホイールで説明する
と、図5を参照するに、ウォーム101とウォームホイ
ール103との噛合状態は、ウォームホイール103の
回転軸心Aとウォーム101の回転軸心Bが交叉するこ
となく芯間距離Lを隔てて互いに対して直交する方向に
位置している。しかも、ウォームホイール103の幅方
向の中心線Cはウォーム101の回転軸心Bと交叉する
面(この面を「Z面」という)上に位置していること
が、良好な噛合状態であるといえる。
【0003】上記のウォーム101とウォームホイール
103の芯間距離Lを距離L’に調整するには、図5に
おいて、ウォーム101の回転軸心Bを図5において紙
面上で下方向へ寸法tだけシフトさせて芯間距離をL’
に調整する。
103の芯間距離Lを距離L’に調整するには、図5に
おいて、ウォーム101の回転軸心Bを図5において紙
面上で下方向へ寸法tだけシフトさせて芯間距離をL’
に調整する。
【0004】なお、他の方法としては、ウォームホイー
ル103の幅方向の中心線Cの位置を図5において紙面
上で下方向へ寸法tだけシフトさせて芯間距離をL’に
調整することもできる。
ル103の幅方向の中心線Cの位置を図5において紙面
上で下方向へ寸法tだけシフトさせて芯間距離をL’に
調整することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の2つ
の歯車の芯間の調整方法においては、ウォーム101と
ウォームホイール103との噛合状態を良好なものにす
るためには、ウォームホイール103の幅方向の中心線
Cとウォーム101の回転軸心Bとを互いに交叉する
Z’面上に位置するようにウォーム101の回転軸心B
を平行移動させ、且つウォームホイール103の回転軸
心Aを図5において紙面上で時計回り方向に傾ける必要
がある。
の歯車の芯間の調整方法においては、ウォーム101と
ウォームホイール103との噛合状態を良好なものにす
るためには、ウォームホイール103の幅方向の中心線
Cとウォーム101の回転軸心Bとを互いに交叉する
Z’面上に位置するようにウォーム101の回転軸心B
を平行移動させ、且つウォームホイール103の回転軸
心Aを図5において紙面上で時計回り方向に傾ける必要
がある。
【0006】したがって、従来の調整方法では歯車の芯
間を容易に調整できないという問題点と、従来の調整方
法ではスペース的に大きな範囲を要するので設計上のス
ペースの制限がある場合は良好な噛合状態となるよう芯
間を調整することが困難であるという問題点があった。
間を容易に調整できないという問題点と、従来の調整方
法ではスペース的に大きな範囲を要するので設計上のス
ペースの制限がある場合は良好な噛合状態となるよう芯
間を調整することが困難であるという問題点があった。
【0007】また、上述したように、ウォームホイール
103の回転軸心Aを図5において紙面上で時計回り方
向に傾けることをせずに、単にウォーム101の回転軸
心Bを図5において紙面上で下方向へ寸法tだけシフト
させるだけであると、ウォーム101とウォームホイー
ル103との歯当たりが均等ではなくなり、特に正逆転
をするときに歯の磨耗が生じるという問題点があった。
103の回転軸心Aを図5において紙面上で時計回り方
向に傾けることをせずに、単にウォーム101の回転軸
心Bを図5において紙面上で下方向へ寸法tだけシフト
させるだけであると、ウォーム101とウォームホイー
ル103との歯当たりが均等ではなくなり、特に正逆転
をするときに歯の磨耗が生じるという問題点があった。
【0008】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、2つの歯車の芯間を調整する
に際し、少ないスペースの中であっても容易に且つ確実
に調整し得る歯車の芯間調整方法及び装置を提供するこ
とにある。
れたもので、その目的は、2つの歯車の芯間を調整する
に際し、少ないスペースの中であっても容易に且つ確実
に調整し得る歯車の芯間調整方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の歯車の芯間調整方法は、噛
合する2つの歯車の軸心間を調整する方法にして、前記
一方の歯車の回転軸の一端側を軸心線上の一点を中心に
旋回自在に軸支し、前記回転軸の他端側を偏心軸承し、
この偏心軸で前記回転軸の位置を回動することにより前
記偏心軸承された回転軸を他の歯車の軸心に接近又は離
反せしめることを特徴とするものである。
に請求項1によるこの発明の歯車の芯間調整方法は、噛
合する2つの歯車の軸心間を調整する方法にして、前記
一方の歯車の回転軸の一端側を軸心線上の一点を中心に
旋回自在に軸支し、前記回転軸の他端側を偏心軸承し、
この偏心軸で前記回転軸の位置を回動することにより前
記偏心軸承された回転軸を他の歯車の軸心に接近又は離
反せしめることを特徴とするものである。
【0010】したがって、噛合する2つの歯車の一方の
歯車の回転軸の一端側が軸心線上の一点を中心に旋回自
在に軸支され、回転軸の傾きに応じて調整されるので、
前記回転軸の他端側のみを移動しても前記回転軸の回転
に支障を来す等の問題は生じない。しかも、前記偏心軸
で回転軸の他端側をわずかに回動するだけで、前記回転
軸は容易に且つ確実に他の歯車の軸心の方向に接近又は
離反され、少ないスペースの中で2つの歯車の芯間が調
整される。
歯車の回転軸の一端側が軸心線上の一点を中心に旋回自
在に軸支され、回転軸の傾きに応じて調整されるので、
前記回転軸の他端側のみを移動しても前記回転軸の回転
に支障を来す等の問題は生じない。しかも、前記偏心軸
で回転軸の他端側をわずかに回動するだけで、前記回転
軸は容易に且つ確実に他の歯車の軸心の方向に接近又は
離反され、少ないスペースの中で2つの歯車の芯間が調
整される。
【0011】請求項2によるこの発明の歯車の芯間調整
装置は、2つの歯車を噛合するよう軸承し、前記2つの
歯車の軸心間を調整する芯間調整装置において、前記一
方の歯車の回転軸の一端側を、この回転軸の軸心線上の
一点を中心に旋回自在に軸支する第1軸受を設け、前記
回転軸の他端側を軸承する第2軸受を設け、この第2軸
受で軸承された回転軸が他の歯車の軸心に接近又は離反
せしめるように前記第2軸受を回動自在に偏心軸承せし
めてなることを特徴とするものである。
装置は、2つの歯車を噛合するよう軸承し、前記2つの
歯車の軸心間を調整する芯間調整装置において、前記一
方の歯車の回転軸の一端側を、この回転軸の軸心線上の
一点を中心に旋回自在に軸支する第1軸受を設け、前記
回転軸の他端側を軸承する第2軸受を設け、この第2軸
受で軸承された回転軸が他の歯車の軸心に接近又は離反
せしめるように前記第2軸受を回動自在に偏心軸承せし
めてなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、前述した請求項1と同様に、
一方の歯車の回転軸の一端側が第1軸受で軸心線上の一
点を中心に旋回自在に軸支され、回転軸の傾きに応じて
調整されるので、前記回転軸の他端側のみを移動しても
前記回転軸の回転に支障を来す等の問題は生じない。し
かも、回転軸の他端側を軸承する第2軸受を回動自在に
偏心軸承したので、この第2軸受を前記偏心軸で回動す
るだけで、回転軸は容易に且つ確実に他の歯車の軸心の
方向に接近又は離反され、少ないスペースの中で2つの
歯車の芯間が調整される。
一方の歯車の回転軸の一端側が第1軸受で軸心線上の一
点を中心に旋回自在に軸支され、回転軸の傾きに応じて
調整されるので、前記回転軸の他端側のみを移動しても
前記回転軸の回転に支障を来す等の問題は生じない。し
かも、回転軸の他端側を軸承する第2軸受を回動自在に
偏心軸承したので、この第2軸受を前記偏心軸で回動す
るだけで、回転軸は容易に且つ確実に他の歯車の軸心の
方向に接近又は離反され、少ないスペースの中で2つの
歯車の芯間が調整される。
【0013】請求項3によるこの発明の歯車の芯間調整
装置は、前記第1軸受が自動調心形軸受でなり、前記第
2軸受の外周面を、内周と外周が偏心する偏心環状体の
前記内周で偏心軸承してなることを特徴とするものであ
る。
装置は、前記第1軸受が自動調心形軸受でなり、前記第
2軸受の外周面を、内周と外周が偏心する偏心環状体の
前記内周で偏心軸承してなることを特徴とするものであ
る。
【0014】したがって、自動調心形軸受で軸承された
回転軸の一端側は確実に軸心線上の一点を中心に旋回自
在に軸支され回転軸の傾きに応じて調整される。しか
も、偏心環状体は構造が簡単で且つこの偏心環状体で偏
心軸承された第2軸受を容易に且つ確実に回動するの
で、回転軸の軸心が他の歯車の軸心の方向に確実に接近
又は離反される。
回転軸の一端側は確実に軸心線上の一点を中心に旋回自
在に軸支され回転軸の傾きに応じて調整される。しか
も、偏心環状体は構造が簡単で且つこの偏心環状体で偏
心軸承された第2軸受を容易に且つ確実に回動するの
で、回転軸の軸心が他の歯車の軸心の方向に確実に接近
又は離反される。
【0015】請求項4によるこの発明の歯車の芯間調整
装置は、前記偏心軸承された回転軸の軸心と偏心軸との
偏心位置を、前記2つの歯車の各軸心を通過する歯車の
噛合中心線に対してほぼ直交する方向に位置せしめたこ
とを特徴とするものである。
装置は、前記偏心軸承された回転軸の軸心と偏心軸との
偏心位置を、前記2つの歯車の各軸心を通過する歯車の
噛合中心線に対してほぼ直交する方向に位置せしめたこ
とを特徴とするものである。
【0016】したがって、偏心軸で回転軸を回動する
と、この回転軸の軸心が円弧を描いて回動するが、この
軸心が回動する方向はほぼ噛合中心線に沿って他の歯車
の軸心の方向へ接近又は離反するので、偏心軸によるわ
ずかな回動で2つの歯車の芯間が効率よく確実に調整さ
れる。しかも、前記回転軸の軸心が回動する角度はわず
かであるので、前記回転軸の軸心が歯車の噛合中心線か
ら外れる距離は微少である。
と、この回転軸の軸心が円弧を描いて回動するが、この
軸心が回動する方向はほぼ噛合中心線に沿って他の歯車
の軸心の方向へ接近又は離反するので、偏心軸によるわ
ずかな回動で2つの歯車の芯間が効率よく確実に調整さ
れる。しかも、前記回転軸の軸心が回動する角度はわず
かであるので、前記回転軸の軸心が歯車の噛合中心線か
ら外れる距離は微少である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の歯車の芯間の調整
方法及び装置の実施の形態について、一般的な2つの噛
合する歯車としての例えばウォームとウォームホイール
を例にとって図面を参照して説明する。
方法及び装置の実施の形態について、一般的な2つの噛
合する歯車としての例えばウォームとウォームホイール
を例にとって図面を参照して説明する。
【0018】図2及び図3を参照するに、本実施の形態
の例に係わる歯車の芯間の調整方法及び装置としての例
えばウォーム歯車装置1は、歯車装置本体3の歯車回転
室5(ウォームホイールが回転するための空間)内にウ
ォームホイール7が回転自在に設けられている。このウ
ォームホイール7は図示せざる被回転部材の回転軸(図
示省略)が挿入されて回転可能に支持されている。
の例に係わる歯車の芯間の調整方法及び装置としての例
えばウォーム歯車装置1は、歯車装置本体3の歯車回転
室5(ウォームホイールが回転するための空間)内にウ
ォームホイール7が回転自在に設けられている。このウ
ォームホイール7は図示せざる被回転部材の回転軸(図
示省略)が挿入されて回転可能に支持されている。
【0019】また、前記ウォームホイール7にはウォー
ム9が噛合するよう設けられ、このウォーム9の回転軸
11の一端側が自動調心コロ軸受13(自動調心形軸
受)を介して歯車装置本体3に軸支されている。したが
って、回転軸11は自動調心コロ軸受13により回転軸
11の軸心B上の一点を中心に旋回自在に軸承されてい
る。
ム9が噛合するよう設けられ、このウォーム9の回転軸
11の一端側が自動調心コロ軸受13(自動調心形軸
受)を介して歯車装置本体3に軸支されている。したが
って、回転軸11は自動調心コロ軸受13により回転軸
11の軸心B上の一点を中心に旋回自在に軸承されてい
る。
【0020】さらに、前記回転軸11の他端側は軸受1
5及び偏心リング17で構成される偏心軸受装置19に
より歯車装置本体3に偏心軸承されている。より詳しく
は、図4を参照するに、偏心軸受装置19は歯車装置本
体3に断面円形の軸受ケーシング21が形成され、この
軸受ケーシング21内に偏心リング17(偏心環状体)
が回転可能に嵌挿されている。
5及び偏心リング17で構成される偏心軸受装置19に
より歯車装置本体3に偏心軸承されている。より詳しく
は、図4を参照するに、偏心軸受装置19は歯車装置本
体3に断面円形の軸受ケーシング21が形成され、この
軸受ケーシング21内に偏心リング17(偏心環状体)
が回転可能に嵌挿されている。
【0021】前記偏心リング17は外周面が断面円形を
なし、この外周面の断面円形の中心に対して偏心する断
面円形の内周面が形成されている。前記偏心リング17
の内周面には軸受15を介してウォーム9の回転軸11
が軸承されている。
なし、この外周面の断面円形の中心に対して偏心する断
面円形の内周面が形成されている。前記偏心リング17
の内周面には軸受15を介してウォーム9の回転軸11
が軸承されている。
【0022】なお、歯車装置本体3の外壁面から軸受ケ
ーシング21に貫通する挿孔23が設けられており、こ
の挿孔23内を挿通するレバー25の一端が偏心リング
17の外周面にネジ等で螺着されて突設され、レバー2
5の他端は歯車装置本体3の外方へ突出している。
ーシング21に貫通する挿孔23が設けられており、こ
の挿孔23内を挿通するレバー25の一端が偏心リング
17の外周面にネジ等で螺着されて突設され、レバー2
5の他端は歯車装置本体3の外方へ突出している。
【0023】さらに、歯車装置本体3の外壁面から軸受
ケーシング21に貫通するネジ孔27が2個、設けられ
ており、各ネジ孔27には固定ネジ29が螺合され、こ
の固定ネジ29で偏心リング17を軸受ケーシング21
に固定又は解除する。
ケーシング21に貫通するネジ孔27が2個、設けられ
ており、各ネジ孔27には固定ネジ29が螺合され、こ
の固定ネジ29で偏心リング17を軸受ケーシング21
に固定又は解除する。
【0024】図3を参照するに、ウォームホイール7の
回転軸心Aとウォーム9の回転軸11の軸心Bとは交叉
することなく芯間距離Lを隔てて互いに対して直交する
方向に位置している。なお、前記ウォームホイール7の
歯の幅方向の中心線Cとウォーム9の軸心Bが互いに交
叉するZ面上に位置することが、最適な噛合状態である
といえる。上記の最適な噛合状態に位置するウォームホ
イール7の回転軸心Aとウォーム9の軸心B間を最短距
離で通過する仮想直線を、本実施の形態の例では「最適
噛合中心線」(図2の直線G)という。
回転軸心Aとウォーム9の回転軸11の軸心Bとは交叉
することなく芯間距離Lを隔てて互いに対して直交する
方向に位置している。なお、前記ウォームホイール7の
歯の幅方向の中心線Cとウォーム9の軸心Bが互いに交
叉するZ面上に位置することが、最適な噛合状態である
といえる。上記の最適な噛合状態に位置するウォームホ
イール7の回転軸心Aとウォーム9の軸心B間を最短距
離で通過する仮想直線を、本実施の形態の例では「最適
噛合中心線」(図2の直線G)という。
【0025】なお、前記偏心リング17の中心Eとこの
偏心リング17に軸承されたウォーム9の回転軸11の
軸心Bとの偏心位置は、最適噛合中心線Gに対してほぼ
直交方向に位置することが望ましい。なぜなら、この場
合は偏心リング17を回動すると、回転軸11の軸心B
が円弧を描きながら回動するのであるが、軸心Bはほぼ
最適噛合中心線Gに沿ってウォームホイール7の回転軸
心Aの方向へ大きな移動距離で接近あるいは離反するの
で、偏心リング17のわずかな回動で回転軸心Aと軸心
Bとの芯間を効率よく調整できるからである。しかも、
軸心Bが回動する距離に比較して、軸心Bが最適噛合中
心線Gから外れる距離は微少である。
偏心リング17に軸承されたウォーム9の回転軸11の
軸心Bとの偏心位置は、最適噛合中心線Gに対してほぼ
直交方向に位置することが望ましい。なぜなら、この場
合は偏心リング17を回動すると、回転軸11の軸心B
が円弧を描きながら回動するのであるが、軸心Bはほぼ
最適噛合中心線Gに沿ってウォームホイール7の回転軸
心Aの方向へ大きな移動距離で接近あるいは離反するの
で、偏心リング17のわずかな回動で回転軸心Aと軸心
Bとの芯間を効率よく調整できるからである。しかも、
軸心Bが回動する距離に比較して、軸心Bが最適噛合中
心線Gから外れる距離は微少である。
【0026】上述した実施の形態の例に基づいて、その
作用を説明すると、図1(A)及び図1(B)を参照す
るに、偏心リング17の中心Eと回転軸11の軸心Bと
の偏心量は距離mである。偏心リング17を角度θだけ
回動すると、偏心リング17は中心Eを中心に回転し、
回転軸11の軸心Bは距離nの範囲を移動する。このと
き軸心Bはわずかな円弧を描いて移動するが、軸心Bが
回動する角度θは小さいので、軸心Bが最適噛合中心線
Gから外れる距離sは距離nに比較して極めてわずかで
ある。
作用を説明すると、図1(A)及び図1(B)を参照す
るに、偏心リング17の中心Eと回転軸11の軸心Bと
の偏心量は距離mである。偏心リング17を角度θだけ
回動すると、偏心リング17は中心Eを中心に回転し、
回転軸11の軸心Bは距離nの範囲を移動する。このと
き軸心Bはわずかな円弧を描いて移動するが、軸心Bが
回動する角度θは小さいので、軸心Bが最適噛合中心線
Gから外れる距離sは距離nに比較して極めてわずかで
ある。
【0027】つまり、偏心リング17の位置にある軸心
Bはほぼ最適噛合中心線Gに沿って距離nの範囲をウォ
ームホイール7の軸心Aの方向に接近又は離反する。
Bはほぼ最適噛合中心線Gに沿って距離nの範囲をウォ
ームホイール7の軸心Aの方向に接近又は離反する。
【0028】回転軸11は偏心リング17側と反対方向
の一端側が自動調心コロ軸受13で軸支(軸心B上の点
Fで旋回自在に)されているので、回転軸11の軸心B
が偏心リング17の位置で距離nだけ移動すると、ウォ
ームホイール7とウォーム9とが噛合する位置、換言す
れば最適噛合中心線Gの位置では、ウォーム9の軸心B
は距離pの範囲をウォームホイール7の軸心Aの方向に
接近又は離反するように移動する。
の一端側が自動調心コロ軸受13で軸支(軸心B上の点
Fで旋回自在に)されているので、回転軸11の軸心B
が偏心リング17の位置で距離nだけ移動すると、ウォ
ームホイール7とウォーム9とが噛合する位置、換言す
れば最適噛合中心線Gの位置では、ウォーム9の軸心B
は距離pの範囲をウォームホイール7の軸心Aの方向に
接近又は離反するように移動する。
【0029】なお、距離pの範囲については、例えばウ
ォーム9が点Fと偏心リング17の位置との間の中央に
位置するのであれば、距離pは距離nの1/2である。
ォーム9が点Fと偏心リング17の位置との間の中央に
位置するのであれば、距離pは距離nの1/2である。
【0030】ちなみに、本実施の形態の例では、前記偏
心リング17の偏心量(距離m)は約2mmであり、レ
バー23で偏心リング17を回動すると、回転軸11の
軸心Bが最適噛合中心線Gから外れる距離sが0.00
75mmであるが、回転軸11の軸心Bがほぼ最適噛合
中心線Gに沿ってウォームホイール7の回転軸心Aの方
向へ接近あるいは離反する移動距離nが0.172mm
である。
心リング17の偏心量(距離m)は約2mmであり、レ
バー23で偏心リング17を回動すると、回転軸11の
軸心Bが最適噛合中心線Gから外れる距離sが0.00
75mmであるが、回転軸11の軸心Bがほぼ最適噛合
中心線Gに沿ってウォームホイール7の回転軸心Aの方
向へ接近あるいは離反する移動距離nが0.172mm
である。
【0031】したがって、ウォーム9の位置での軸心B
の軸心Aの方向への接近又は離反する移動距離pは、
0.086mmとなる。
の軸心Aの方向への接近又は離反する移動距離pは、
0.086mmとなる。
【0032】以上のことから、レバー25を作動して偏
心リング17をわずかに回すという簡単な操作だけで、
ウォーム9はウォームホイール7との最適な噛合状態を
保ちながら、ウォームホイール7へ接近又は離反してウ
ォーム9とウォームホイール7との芯間の調整がなされ
る。
心リング17をわずかに回すという簡単な操作だけで、
ウォーム9はウォームホイール7との最適な噛合状態を
保ちながら、ウォームホイール7へ接近又は離反してウ
ォーム9とウォームホイール7との芯間の調整がなされ
る。
【0033】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の
例では歯車の芯間調整方法と装置としてウォーム歯車装
置を例にとって説明したが、平歯車、はすば歯車等の一
般的な歯車およびその他の歯車の歯車装置であっても構
わない。いわゆる芯間調整を要する歯車の歯車装置全般
に適用されるものである。
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の
例では歯車の芯間調整方法と装置としてウォーム歯車装
置を例にとって説明したが、平歯車、はすば歯車等の一
般的な歯車およびその他の歯車の歯車装置であっても構
わない。いわゆる芯間調整を要する歯車の歯車装置全般
に適用されるものである。
【0034】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、噛合する2つの
歯車の一方の歯車の回転軸の一端側が軸心線上の一点を
中心に旋回自在に軸支され、回転軸の傾きに応じて調整
されるので、前記回転軸の他端側のみを移動しても前記
回転軸の回転に支障を来す等の問題は生じない。しか
も、前記偏心軸で回転軸の他端側をわずかに回動するだ
けで、少ないスペースの中で前記回転軸を容易に且つ確
実に他の歯車の軸心の方向に接近又は離反できる。
れるように、請求項1の発明によれば、噛合する2つの
歯車の一方の歯車の回転軸の一端側が軸心線上の一点を
中心に旋回自在に軸支され、回転軸の傾きに応じて調整
されるので、前記回転軸の他端側のみを移動しても前記
回転軸の回転に支障を来す等の問題は生じない。しか
も、前記偏心軸で回転軸の他端側をわずかに回動するだ
けで、少ないスペースの中で前記回転軸を容易に且つ確
実に他の歯車の軸心の方向に接近又は離反できる。
【0035】請求項2の発明によれば、前述した請求項
1の効果と同様に、一方の歯車の回転軸の一端側が第1
軸受で軸心線上の一点を中心に旋回自在に軸支され、回
転軸の傾きに応じて調整されるので、前記回転軸の他端
側のみを移動しても前記回転軸の回転に支障を来す等の
問題は生じない。しかも、回転軸の他端側を軸承する第
2軸受を回動自在に偏心軸承したので、この第2軸受を
前記偏心軸で回動するだけで、少ないスペースの中で回
転軸を容易に且つ確実に他の歯車の軸心の方向に接近又
は離反でき、2つの歯車の芯間を容易に且つ確実に調整
できる。
1の効果と同様に、一方の歯車の回転軸の一端側が第1
軸受で軸心線上の一点を中心に旋回自在に軸支され、回
転軸の傾きに応じて調整されるので、前記回転軸の他端
側のみを移動しても前記回転軸の回転に支障を来す等の
問題は生じない。しかも、回転軸の他端側を軸承する第
2軸受を回動自在に偏心軸承したので、この第2軸受を
前記偏心軸で回動するだけで、少ないスペースの中で回
転軸を容易に且つ確実に他の歯車の軸心の方向に接近又
は離反でき、2つの歯車の芯間を容易に且つ確実に調整
できる。
【0036】請求項3の発明によれば、自動調心形軸受
で軸承された回転軸の一端側は確実に軸心線上の一点を
中心に旋回自在に軸支され回転軸の傾きに応じて調整さ
れる。しかも、偏心環状体は構造が簡単で且つこの偏心
環状体で偏心軸承された第2軸受を容易に且つ確実に回
動するので、回転軸の軸心を他の歯車の軸心の方向に確
実に接近又は離反できる。
で軸承された回転軸の一端側は確実に軸心線上の一点を
中心に旋回自在に軸支され回転軸の傾きに応じて調整さ
れる。しかも、偏心環状体は構造が簡単で且つこの偏心
環状体で偏心軸承された第2軸受を容易に且つ確実に回
動するので、回転軸の軸心を他の歯車の軸心の方向に確
実に接近又は離反できる。
【0037】請求項4の発明によれば、偏心軸で回転軸
を回動すると、この回転軸の軸心が円弧を描いて回動す
るが、この回動する角度が小さいので、前記回転軸の軸
心が歯車の噛合中心線から外れる距離は微少である。し
たがって、軸心Bをほぼ噛合中心線に沿って他の歯車の
軸心Aの方向へ接近あるいは離反できるので、偏心軸に
よるわずかな回動で2つの歯車の芯間を効率よく確実に
調整できる。
を回動すると、この回転軸の軸心が円弧を描いて回動す
るが、この回動する角度が小さいので、前記回転軸の軸
心が歯車の噛合中心線から外れる距離は微少である。し
たがって、軸心Bをほぼ噛合中心線に沿って他の歯車の
軸心Aの方向へ接近あるいは離反できるので、偏心軸に
よるわずかな回動で2つの歯車の芯間を効率よく確実に
調整できる。
【図1】(A)は、ウォームとウォームホイールとの噛
合状態を平面で模式的に示した模式図で、(B)は、ウ
ォームとウォームホイールとの噛合状態を縦断面で模式
的に示した模式図である。
合状態を平面で模式的に示した模式図で、(B)は、ウ
ォームとウォームホイールとの噛合状態を縦断面で模式
的に示した模式図である。
【図2】本発明の実施の形態の例で使用されるウォーム
歯車装置の要部断面を含む平面図である。
歯車装置の要部断面を含む平面図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿った断面図
である。
である。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿った断面図であ
る。
る。
【図5】従来のウォームとウォームホイールとの噛合状
態を縦断面で模式的に示した模式図である。
態を縦断面で模式的に示した模式図である。
1 ウォーム歯車装置 3 歯車装置本体 7 ウォームホイール 9 ウォーム 11 回転軸 13 自動調心コロ軸受(第1軸受) 15 軸受(第2軸受) 17 偏心リング(偏心環状体)
Claims (4)
- 【請求項1】 噛合する2つの歯車の軸心間を調整する
方法にして、前記一方の歯車の回転軸の一端側を軸心線
上の一点を中心に旋回自在に軸支し、前記回転軸の他端
側を偏心軸承し、この偏心軸で前記回転軸の位置を回動
することにより前記偏心軸承された回転軸を他の歯車の
軸心に接近又は離反せしめることを特徴とする歯車の芯
間調整方法。 - 【請求項2】 2つの歯車を噛合するよう軸承し、前記
2つの歯車の軸心間を調整する芯間調整装置において、 前記一方の歯車の回転軸の一端側を、この回転軸の軸心
線上の一点を中心に旋回自在に軸支する第1軸受を設
け、 前記回転軸の他端側を軸承する第2軸受を設け、 この第2軸受で軸承された回転軸が他の歯車の軸心に接
近又は離反せしめるように前記第2軸受を回動自在に偏
心軸承せしめてなることを特徴とする歯車の芯間調整装
置。 - 【請求項3】 前記第1軸受が自動調心形軸受でなり、
前記第2軸受の外周面を、内周と外周が偏心する偏心環
状体の前記内周で偏心軸承してなることを特徴とする請
求項2記載の歯車の芯間調整装置。 - 【請求項4】 前記偏心軸承された回転軸の軸心と偏心
軸との偏心位置を、前記2つの歯車の各軸心を通過する
歯車の噛合中心線に対してほぼ直交する方向に位置せし
めたことを特徴とする請求項2又は3記載の歯車の芯間
調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157070A JPH102384A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 歯車の芯間調整方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157070A JPH102384A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 歯車の芯間調整方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102384A true JPH102384A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15641584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8157070A Pending JPH102384A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 歯車の芯間調整方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102384A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007530333A (ja) * | 2004-03-24 | 2007-11-01 | ティッセンクルップ プレスタ ステアーテック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 伝動装置遊びの調節可能な電動パワーステアリング |
| JP2014516008A (ja) * | 2011-06-10 | 2014-07-07 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 車両におけるステアリングシステム |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8157070A patent/JPH102384A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007530333A (ja) * | 2004-03-24 | 2007-11-01 | ティッセンクルップ プレスタ ステアーテック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 伝動装置遊びの調節可能な電動パワーステアリング |
| JP2014516008A (ja) * | 2011-06-10 | 2014-07-07 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 車両におけるステアリングシステム |
| US9108666B2 (en) | 2011-06-10 | 2015-08-18 | Robert Bosch Gmbh | Steering system in a vehicle |
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