JPH10239577A - 移動操作装置 - Google Patents
移動操作装置Info
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- JPH10239577A JPH10239577A JP4446897A JP4446897A JPH10239577A JP H10239577 A JPH10239577 A JP H10239577A JP 4446897 A JP4446897 A JP 4446897A JP 4446897 A JP4446897 A JP 4446897A JP H10239577 A JPH10239577 A JP H10239577A
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- JP
- Japan
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- shaft
- groove
- slide mechanism
- sphere
- angle
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライド機構部を通電することなく保持す
る。 【解決手段】 シャフト1には、溝1A及び溝1Bが軸
方向に垂直に形成されている。上記溝Aは第1の面1a
と第2の面1bにて、溝1Bは第3の溝1c及び第4の
面1dにてそれぞれV字形状に形成されている。ここで
第2の面1bが上記シャフト1の軸方向とのなす角は第
1の面1aが軸方向となす角より小さく、上記第3の面
1cが軸方向となす角は上記第4の面1dが軸方向とな
す角よりも小さい。上記スライド機構部5は、球体保持
部4にて球体2を保持し、バネ3にてこの球体2を上記
シャフト1に押接しつつ、このシャフト1に沿って移動
する。そして、このスライド機構部5は、球体2を溝1
A又は溝1Bに嵌合することにより位置決め及び位置の
維持を行う。
る。 【解決手段】 シャフト1には、溝1A及び溝1Bが軸
方向に垂直に形成されている。上記溝Aは第1の面1a
と第2の面1bにて、溝1Bは第3の溝1c及び第4の
面1dにてそれぞれV字形状に形成されている。ここで
第2の面1bが上記シャフト1の軸方向とのなす角は第
1の面1aが軸方向となす角より小さく、上記第3の面
1cが軸方向となす角は上記第4の面1dが軸方向とな
す角よりも小さい。上記スライド機構部5は、球体保持
部4にて球体2を保持し、バネ3にてこの球体2を上記
シャフト1に押接しつつ、このシャフト1に沿って移動
する。そして、このスライド機構部5は、球体2を溝1
A又は溝1Bに嵌合することにより位置決め及び位置の
維持を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体をシャフ
トに沿って移動させる移動操作装置に関する。
トに沿って移動させる移動操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シャフトと、このシャフトに沿って移動
される移動体によって構成されるリニア移動操作装置が
提供されている。この移動操作装置は、移動させたい負
荷を移動体にて保持しつつシャフトに沿って所定の位置
まで移動させ、移動体をその位置にて維持する。このよ
うな移動操作装置の駆動源としては、コイル及びマグネ
ットからなる駆動機構が用いられる。ここで、移動体の
位置を維持するには、移動体の一端を固定されたストッ
パに押し付けるようにしている。
される移動体によって構成されるリニア移動操作装置が
提供されている。この移動操作装置は、移動させたい負
荷を移動体にて保持しつつシャフトに沿って所定の位置
まで移動させ、移動体をその位置にて維持する。このよ
うな移動操作装置の駆動源としては、コイル及びマグネ
ットからなる駆動機構が用いられる。ここで、移動体の
位置を維持するには、移動体の一端を固定されたストッ
パに押し付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
の移動操作装置は、次のような問題点があり改善が求め
られていた。
の移動操作装置は、次のような問題点があり改善が求め
られていた。
【0004】負荷が所定の位置に到達すると、負荷を保
持した移動体は、ストッパに当接することにより機械的
に停止させられる。この停止の際には、移動体及びスト
ッパに衝撃が加わるので、これら移動体及びストッパの
寿命を短くする。
持した移動体は、ストッパに当接することにより機械的
に停止させられる。この停止の際には、移動体及びスト
ッパに衝撃が加わるので、これら移動体及びストッパの
寿命を短くする。
【0005】また、負荷の位置の維持は、負荷を保持し
た移動体を、コイルとマグネットからなる駆動機構にて
ストッパに押し付けることにより行っている。このた
め、負荷の位置を維持し続ける限り通電を続ける必要が
あり、消費電力の増大を招来する。
た移動体を、コイルとマグネットからなる駆動機構にて
ストッパに押し付けることにより行っている。このた
め、負荷の位置を維持し続ける限り通電を続ける必要が
あり、消費電力の増大を招来する。
【0006】さらに、コイルに通電を続けるとこのコイ
ルは発熱する。これに伴い、このコイルから発せられた
熱が周囲に伝わり、レンズや保持部材の膨張をもたら
し、この移動操作装置の位置精度を悪化させる。
ルは発熱する。これに伴い、このコイルから発せられた
熱が周囲に伝わり、レンズや保持部材の膨張をもたら
し、この移動操作装置の位置精度を悪化させる。
【0007】この発明は、上述の実情に鑑みてなされる
ものであって、移動体をストッパに当接させずに、ま
た、位置を維持するために継続的な通電を要せずに、移
動体の位置決め及び保持を行う移動操作装置を提供する
ことを目的とする。
ものであって、移動体をストッパに当接させずに、ま
た、位置を維持するために継続的な通電を要せずに、移
動体の位置決め及び保持を行う移動操作装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【発明を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明に係る移動操作装置は、軸方向に略々垂
直な方向に形成された溝を少なくとも一つ有する高透磁
率性の材料にて形成されたシャフトと、コの字形状に形
成され両端側が上記シャフトの両端部に対応して接合さ
れた高透磁率性の材料にて形成されたヨークと、このヨ
ークに被着されたマグネットとにて構成された磁気回路
と、上記シャフトに沿って移動可能となされて、該シャ
フトに支持され駆動コイルが取り付けられた移動体と、
上記移動体に支持され上記シャフトに押接される球体と
を備えるものである。
めに、この発明に係る移動操作装置は、軸方向に略々垂
直な方向に形成された溝を少なくとも一つ有する高透磁
率性の材料にて形成されたシャフトと、コの字形状に形
成され両端側が上記シャフトの両端部に対応して接合さ
れた高透磁率性の材料にて形成されたヨークと、このヨ
ークに被着されたマグネットとにて構成された磁気回路
と、上記シャフトに沿って移動可能となされて、該シャ
フトに支持され駆動コイルが取り付けられた移動体と、
上記移動体に支持され上記シャフトに押接される球体と
を備えるものである。
【0009】また、上記移動操作装置は、上記移動体に
はレンズが取り付けられており、このレンズを移動させ
るものである。
はレンズが取り付けられており、このレンズを移動させ
るものである。
【0010】さらに、上記移動操作装置は、上記溝は、
上記シャフトの軸方向に対して第1の角度をなす第1の
面と、該軸方向に対して上記第1の角度より小さい第2
の角度をなす第2の面とによりV字形状に形成されてい
るものである。
上記シャフトの軸方向に対して第1の角度をなす第1の
面と、該軸方向に対して上記第1の角度より小さい第2
の角度をなす第2の面とによりV字形状に形成されてい
るものである。
【0011】そして、上記移動操作装置は、上記移動体
が第2の面側より第1の面側に向けて移動されるとき、
上記球体が第1の面上にある状態で上記移動体に当接し
てこの移動体を停止させるストッパを有するものであ
る。
が第2の面側より第1の面側に向けて移動されるとき、
上記球体が第1の面上にある状態で上記移動体に当接し
てこの移動体を停止させるストッパを有するものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明に係る移動操作装置について詳細に説明する。
明に係る移動操作装置について詳細に説明する。
【0013】移動操作装置は、図1に示すように、略々
円柱形状のシャフト1と、このシャフト1に沿って移動
可能となされて該シャフト1に支持されたスライド機構
部5とを有して構成される。
円柱形状のシャフト1と、このシャフト1に沿って移動
可能となされて該シャフト1に支持されたスライド機構
部5とを有して構成される。
【0014】上記シャフト1は、高透磁率性の材料にて
形成され、このシャフト1の軸方向に略々垂直な方向に
第1の面1a及び第2の面1bからなるV字形状第1の
溝1Aと、第3の面1c及び第4の面1dからなるV字
形状の第2の溝1Bとが形成されている。これら第1の
溝1A及び第2の溝1Bは、シャフト1の一端側と他端
側とに互いに距離Lをおいて平行に形成されている。
形成され、このシャフト1の軸方向に略々垂直な方向に
第1の面1a及び第2の面1bからなるV字形状第1の
溝1Aと、第3の面1c及び第4の面1dからなるV字
形状の第2の溝1Bとが形成されている。これら第1の
溝1A及び第2の溝1Bは、シャフト1の一端側と他端
側とに互いに距離Lをおいて平行に形成されている。
【0015】上記第1の面1aは、上記シャフト1の軸
方向に対して第1の角度をなす斜面である。ここで、第
1の角度としては、例えば60°〜80°程度である。
上記第2の面1bは、上記シャフト1の軸方向に対して
第2の角度をなす斜面である。ここで、第2の角度は上
記第1の角度よりも小さく、例えば10°〜30°程度
であり、図中には10°が例示してある。
方向に対して第1の角度をなす斜面である。ここで、第
1の角度としては、例えば60°〜80°程度である。
上記第2の面1bは、上記シャフト1の軸方向に対して
第2の角度をなす斜面である。ここで、第2の角度は上
記第1の角度よりも小さく、例えば10°〜30°程度
であり、図中には10°が例示してある。
【0016】この第1の面1aは、第1の溝1A内に嵌
入した球体2がこの第1の面1aより一端側に移動しな
いように球体2を保持する。上記第2の面1bは、第1
の溝1A内に嵌入した球体2がシャフト1の中央側に移
動しないように保持するが、閾値を越える力を加えると
上記球体2はこの第2の面1bを乗り越えてシャフト1
の中央側に移動する。逆に、上記球体2は、溝間部1M
からこの第2の面1bに沿って図中左に上記第1の面1
aに接するまで落とし込まれる。そして、上記球体2
は、上記第1の面1a及び第2の面1bの両方に接する
ことにより保持される。このように保持された球体2
は、精度よく位置決めされる。
入した球体2がこの第1の面1aより一端側に移動しな
いように球体2を保持する。上記第2の面1bは、第1
の溝1A内に嵌入した球体2がシャフト1の中央側に移
動しないように保持するが、閾値を越える力を加えると
上記球体2はこの第2の面1bを乗り越えてシャフト1
の中央側に移動する。逆に、上記球体2は、溝間部1M
からこの第2の面1bに沿って図中左に上記第1の面1
aに接するまで落とし込まれる。そして、上記球体2
は、上記第1の面1a及び第2の面1bの両方に接する
ことにより保持される。このように保持された球体2
は、精度よく位置決めされる。
【0017】このように、上記第1の面1aと第2の面
1bとからなる第1の溝1Aは、上記スライド機構部5
の球体2と組み合わせられることによって、位置決め部
及び保持部の機能を発揮する。すなわち、この第1の溝
1Aは、上記スライド機構部5を一端側へ移動しないよ
うに保持するとともに、上記スライド機構部5に対して
中央側に加える力が閾値を越えるか否かによって、上記
スライド機構部5を中央側に移動させるか否か選択可能
な状態で保持する。図2に示すように、この第1の溝1
Aの断面の底部は直線状になっている。なお、図2は、
図1において破線で示す断面を図中P方向に見たもので
ある。
1bとからなる第1の溝1Aは、上記スライド機構部5
の球体2と組み合わせられることによって、位置決め部
及び保持部の機能を発揮する。すなわち、この第1の溝
1Aは、上記スライド機構部5を一端側へ移動しないよ
うに保持するとともに、上記スライド機構部5に対して
中央側に加える力が閾値を越えるか否かによって、上記
スライド機構部5を中央側に移動させるか否か選択可能
な状態で保持する。図2に示すように、この第1の溝1
Aの断面の底部は直線状になっている。なお、図2は、
図1において破線で示す断面を図中P方向に見たもので
ある。
【0018】上記第3の面1cは、上記シャフト1の軸
方向に対して第2の角度をなす斜面である。ここで、第
2の角度は、上述したように、次に述べる第1の角度よ
り小さく、例えば10°〜30°程度であり、図中には
20°が例示してある。上記第4の面1dは、上記シャ
フト1の軸方向に対して第1の角度をなす斜面である。
ここで、第1の角度としては、例えば60°〜80°程
度であり、図中には70°が例示してある。
方向に対して第2の角度をなす斜面である。ここで、第
2の角度は、上述したように、次に述べる第1の角度よ
り小さく、例えば10°〜30°程度であり、図中には
20°が例示してある。上記第4の面1dは、上記シャ
フト1の軸方向に対して第1の角度をなす斜面である。
ここで、第1の角度としては、例えば60°〜80°程
度であり、図中には70°が例示してある。
【0019】この第3の面1cは、第2の溝1Bに嵌入
した球体2がシャフト1の中央側に移動しないように保
持するが、閾値を越える力を加えると上記球体2はこの
第3の面1cを乗り越えてシャフト1の中央側に移動す
る。上記第4の面1dは、第2の溝1Bに嵌入した球体
2がこの第4の面1dより他端側に移動しないように球
体2を保持する。逆に、上記球体2は、溝間部1Mから
この第3の面1cに沿って他端側に第4の面1dに接す
るまで落とし込まれる。上記球体2は、上記第3の面1
c及び第4の面1dの両方に接することにより保持され
る。このように保持された球体2は、精度よく位置決め
される。
した球体2がシャフト1の中央側に移動しないように保
持するが、閾値を越える力を加えると上記球体2はこの
第3の面1cを乗り越えてシャフト1の中央側に移動す
る。上記第4の面1dは、第2の溝1Bに嵌入した球体
2がこの第4の面1dより他端側に移動しないように球
体2を保持する。逆に、上記球体2は、溝間部1Mから
この第3の面1cに沿って他端側に第4の面1dに接す
るまで落とし込まれる。上記球体2は、上記第3の面1
c及び第4の面1dの両方に接することにより保持され
る。このように保持された球体2は、精度よく位置決め
される。
【0020】このように、上記第3の面1cと第4の面
1dとからなる第2の溝1Bは、上記スライド機構部5
の球体2と組み合わせられることによって、位置決め部
及び保持部の機能を発揮する。すなわち、この第2の溝
1Bは、上記スライド機構部5をシャフト1の他端側へ
移動しないように保持するとともに、上記スライド機構
部5にシャフト1の中央側に加える力が閾値を越えるか
否かによって、上記スライド機構部部5を中央側に移動
させるか否か選択可能な状態で保持する。
1dとからなる第2の溝1Bは、上記スライド機構部5
の球体2と組み合わせられることによって、位置決め部
及び保持部の機能を発揮する。すなわち、この第2の溝
1Bは、上記スライド機構部5をシャフト1の他端側へ
移動しないように保持するとともに、上記スライド機構
部5にシャフト1の中央側に加える力が閾値を越えるか
否かによって、上記スライド機構部部5を中央側に移動
させるか否か選択可能な状態で保持する。
【0021】上記スライド機構部5は、上記シャフト1
に球体2と、この球体2を上記シャフト1に押接させる
バネ3と、上記球体2を保持する球体保持部4とを備え
ている。このスライド機構部5は、上記シャフト1に沿
って、上記第1の溝1Aから第2の溝1Bまでの間を溝
間部1Mに沿って摺動し、このスライド機構部5に取り
付けられた負荷を移動操作することができる。上述した
ように、上記第1の溝1A及び第2の溝1Bにおいて
は、負荷の位置決め及びその位置の保持を精度よく行う
ことができる。
に球体2と、この球体2を上記シャフト1に押接させる
バネ3と、上記球体2を保持する球体保持部4とを備え
ている。このスライド機構部5は、上記シャフト1に沿
って、上記第1の溝1Aから第2の溝1Bまでの間を溝
間部1Mに沿って摺動し、このスライド機構部5に取り
付けられた負荷を移動操作することができる。上述した
ように、上記第1の溝1A及び第2の溝1Bにおいて
は、負荷の位置決め及びその位置の保持を精度よく行う
ことができる。
【0022】上記球体2は、上記第1の溝1A及び第2
の溝1Bの深さと同程度あるいは数倍程度の直径を有す
る。この球体2は、上記スライド機構部5が移動する
と、バネ3にてシャフト1に押し付けられつつ移動す
る。この球体2は、上記第1の溝1A及び第2の溝1B
においては、これらの溝に嵌め合わせられることによっ
て、位置決め部及び保持部の役割を果たす。
の溝1Bの深さと同程度あるいは数倍程度の直径を有す
る。この球体2は、上記スライド機構部5が移動する
と、バネ3にてシャフト1に押し付けられつつ移動す
る。この球体2は、上記第1の溝1A及び第2の溝1B
においては、これらの溝に嵌め合わせられることによっ
て、位置決め部及び保持部の役割を果たす。
【0023】上記バネ3は、上記球体2を上記シャフト
1に押し付ける。上記球体保持部4は、上記バネ3を内
部に納め、上記球体2を保持する。
1に押し付ける。上記球体保持部4は、上記バネ3を内
部に納め、上記球体2を保持する。
【0024】以上説明したように、シャフト1と、この
シャフト1に押圧される球体2を有するスライド機構部
5とからなるこの移動操作装置においては、上記スライ
ド機構部5は、上記第1の溝1Aと、この第1の溝1A
から距離Lだけ離れた第2の溝1Bとの間の溝間部1M
を球体2をシャフト1に押し付けつつ移動し、上記第1
の溝1Aと第2の溝1Bとにて球体2をこれらの溝に嵌
め合わせることによって上記スライド機構部5の位置決
めをおこない、この位置を保持する。
シャフト1に押圧される球体2を有するスライド機構部
5とからなるこの移動操作装置においては、上記スライ
ド機構部5は、上記第1の溝1Aと、この第1の溝1A
から距離Lだけ離れた第2の溝1Bとの間の溝間部1M
を球体2をシャフト1に押し付けつつ移動し、上記第1
の溝1Aと第2の溝1Bとにて球体2をこれらの溝に嵌
め合わせることによって上記スライド機構部5の位置決
めをおこない、この位置を保持する。
【0025】さらに、上記第1の溝1Aの第2の面1b
及び第2の溝1Bの第3の面1cは、これら第1の溝1
A及び第2の溝1Bに保持された上記スライド機構5に
シャフト1の中央側に閾値を越える力を加えたときに
は、これらの面を乗り越えて移動することができるよう
な角度となっている。
及び第2の溝1Bの第3の面1cは、これら第1の溝1
A及び第2の溝1Bに保持された上記スライド機構5に
シャフト1の中央側に閾値を越える力を加えたときに
は、これらの面を乗り越えて移動することができるよう
な角度となっている。
【0026】続いて、このスライド機構部5をシャフト
1に沿ってリニア方向に移動させる駆動力を発生させる
磁気回路について説明する。
1に沿ってリニア方向に移動させる駆動力を発生させる
磁気回路について説明する。
【0027】上記磁気回路は、図3及び図4に示すよう
に、軸方向に略々垂直な方向に形成された溝を少なくと
も一つ有する高透磁率性の材料により形成されたシャフ
ト1と、コの字形状に形成され両端側がそれぞれ上記シ
ャフトの両端部に対応して接合された高透磁率性の材料
にて形成されたヨーク11aと、このヨーク11aに被
着されたリニア駆動マグネット13とから構成される。
に、軸方向に略々垂直な方向に形成された溝を少なくと
も一つ有する高透磁率性の材料により形成されたシャフ
ト1と、コの字形状に形成され両端側がそれぞれ上記シ
ャフトの両端部に対応して接合された高透磁率性の材料
にて形成されたヨーク11aと、このヨーク11aに被
着されたリニア駆動マグネット13とから構成される。
【0028】上記ヨーク11aは、透磁率の高い材料に
て略々コ字状の形状に形成され、両端部をそれぞれ上記
シャフト1の両端部に接合され、このヨーク11aの内
側の側面に被着されるリニア駆動マグネット13から発
生される磁束を周回して導く。
て略々コ字状の形状に形成され、両端部をそれぞれ上記
シャフト1の両端部に接合され、このヨーク11aの内
側の側面に被着されるリニア駆動マグネット13から発
生される磁束を周回して導く。
【0029】上記リニア駆動マグネット13は、略々直
方体状の形状をなし、主面に略々垂直な方向に着磁さ
れ、上記ヨーク11aのシャフト1に対向する面に被着
される。
方体状の形状をなし、主面に略々垂直な方向に着磁さ
れ、上記ヨーク11aのシャフト1に対向する面に被着
される。
【0030】上記スライド機構部5には、上記リニア駆
動コイル12が取り付けられている。このリニア駆動コ
イル12は、上記シャフト1をコイルが周回するように
配設され、駆動電流に応じて磁界を発生する。そして、
このリニア駆動コイル12は、上記磁気回路と組み合わ
されて、スライド機構部5をリニア方向に駆動するリニ
アモータを構成している。
動コイル12が取り付けられている。このリニア駆動コ
イル12は、上記シャフト1をコイルが周回するように
配設され、駆動電流に応じて磁界を発生する。そして、
このリニア駆動コイル12は、上記磁気回路と組み合わ
されて、スライド機構部5をリニア方向に駆動するリニ
アモータを構成している。
【0031】ここで、図4において、上記リニア駆動マ
グネット13とシャフト1との最短距離をLg、シャフ
ト1の半径をRYとしたとき、磁束の流れを考慮してギ
ャップ長Lggを次の式にて与えると、計算値は実測値
とよく一致する。
グネット13とシャフト1との最短距離をLg、シャフ
ト1の半径をRYとしたとき、磁束の流れを考慮してギ
ャップ長Lggを次の式にて与えると、計算値は実測値
とよく一致する。
【0032】Lg+RY/2=Lgg ここで、上記移動操作装置のスライド機構部5をシャフ
ト1に沿って一端側から他端側に図中右方向に移動させ
て、この移動に必要な推力を測定した結果を次に示す。
この測定は、上記スライド機構部5の有する球体2の位
置が、上記第1の溝1Aから上記第2の溝1Bの第4の
面1dに到達するまでの範囲にて行われた。
ト1に沿って一端側から他端側に図中右方向に移動させ
て、この移動に必要な推力を測定した結果を次に示す。
この測定は、上記スライド機構部5の有する球体2の位
置が、上記第1の溝1Aから上記第2の溝1Bの第4の
面1dに到達するまでの範囲にて行われた。
【0033】まず、第1の条件にてスライド機構部5の
移動に必要な推力を測定した結果を示す。
移動に必要な推力を測定した結果を示す。
【0034】ここで、上記シャフト1は、図5中の
(a)に示すように、第1の面1a及び第2の面1bか
らなる第1の溝1Aと、上記第3の面1c及び第4の面
1dからなる第2の溝1Bを有する。上記第2の面1b
及び第3の面1cと上記シャフト1の軸方向とのなす角
は、両方とも20度である。
(a)に示すように、第1の面1a及び第2の面1bか
らなる第1の溝1Aと、上記第3の面1c及び第4の面
1dからなる第2の溝1Bを有する。上記第2の面1b
及び第3の面1cと上記シャフト1の軸方向とのなす角
は、両方とも20度である。
【0035】ここでのバネ3は、負荷をかけない際の自
由長が1.5mm、バネ定数が5.1gf/mmであ
る。上記球体2が上記第1の溝1Aまたは上記第2の溝
1B内に位置する場合は、バネ長は1.441mm、こ
の球体2をシャフト11に押圧する圧力は3.0gfで
ある。上記球体2が、上記シャフト1の溝間部1Mに位
置する場合には、バネ長1.18mm、上記圧力は1
6.6gfである。
由長が1.5mm、バネ定数が5.1gf/mmであ
る。上記球体2が上記第1の溝1Aまたは上記第2の溝
1B内に位置する場合は、バネ長は1.441mm、こ
の球体2をシャフト11に押圧する圧力は3.0gfで
ある。上記球体2が、上記シャフト1の溝間部1Mに位
置する場合には、バネ長1.18mm、上記圧力は1
6.6gfである。
【0036】図5中の(b)に示されているように、上
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は最大で15gf程度であるが、上記第1の溝
1Aと第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力
は略々一定で5gf程度である。上記球1を上記第2の
溝1Bの第3の面1cに沿って押し下げるのに要する推
力は負の値となるが、上記第4の面1dを押し上げるに
は、摩擦を無視しても45gf程度の推力が必要であ
る。
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は最大で15gf程度であるが、上記第1の溝
1Aと第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力
は略々一定で5gf程度である。上記球1を上記第2の
溝1Bの第3の面1cに沿って押し下げるのに要する推
力は負の値となるが、上記第4の面1dを押し上げるに
は、摩擦を無視しても45gf程度の推力が必要であ
る。
【0037】次に、上記スライド機構部5をシャフト1
に沿って図中右に移動させるのに必要な推力を、第2の
条件にて測定した結果を示す。
に沿って図中右に移動させるのに必要な推力を、第2の
条件にて測定した結果を示す。
【0038】シャフト1の形状、バネ3の定数は上述の
第1の条件の場合に等しい。すなわち、上記シャフト1
は、図6中の(a)に示すように、第1の面1a及び第
2の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3の面1c
及び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有し、上記第
2の面1b及び第3の面1cとシャフト1の軸方向との
なす角は、両方とも20度である。バネ3は、負荷をか
けない際の自由長が1.5mm、バネ定数が5.1gf
/mmである。
第1の条件の場合に等しい。すなわち、上記シャフト1
は、図6中の(a)に示すように、第1の面1a及び第
2の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3の面1c
及び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有し、上記第
2の面1b及び第3の面1cとシャフト1の軸方向との
なす角は、両方とも20度である。バネ3は、負荷をか
けない際の自由長が1.5mm、バネ定数が5.1gf
/mmである。
【0039】ただし、バネ3が球体2をシャフト1に押
圧する圧力が上と異なっている。すなわち、球体2が、
上記第1の溝1Aまたは上記第2の溝1B内に位置する
場合は、バネ長は1.341mmであり、この球体2を
シャフト1に押し付ける圧力は8.1gfである。上記
球体2が、上記シャフト1の溝間部1Mに位置する場合
には、バネ長1.08mmであり、上記圧力は21.4
gfである。
圧する圧力が上と異なっている。すなわち、球体2が、
上記第1の溝1Aまたは上記第2の溝1B内に位置する
場合は、バネ長は1.341mmであり、この球体2を
シャフト1に押し付ける圧力は8.1gfである。上記
球体2が、上記シャフト1の溝間部1Mに位置する場合
には、バネ長1.08mmであり、上記圧力は21.4
gfである。
【0040】図6中の(b)に示されているように、上
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は最大で17gf程度であるが、上記第1の溝
1Aと第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力
は略々一定で6gf程度である。上記球体2を、上記第
4の面1dを押し上げるには、摩擦を無視しても59g
f程度の推力が必要である。
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は最大で17gf程度であるが、上記第1の溝
1Aと第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力
は略々一定で6gf程度である。上記球体2を、上記第
4の面1dを押し上げるには、摩擦を無視しても59g
f程度の推力が必要である。
【0041】次に、上記スライド機構部5をシャフト1
に沿って移動させて、移動に必要な推力を第3の条件に
て測定した結果を示す。
に沿って移動させて、移動に必要な推力を第3の条件に
て測定した結果を示す。
【0042】シャフト1の形状、バネ3の定数は上述の
第1及び第2の条件の場合に等しい。すなわち、上記シ
ャフト1は、図7中の(a)に示すように、第1の面1
a及び第2の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3
の面1c及び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有
し、上記第2の面1b及び第3の面1cとシャフト1の
軸方向とのなす角は、両方とも20度である。バネ3
は、負荷をかけない際の自由長が1.5mm、バネ定数
が5.1gf/mmである。
第1及び第2の条件の場合に等しい。すなわち、上記シ
ャフト1は、図7中の(a)に示すように、第1の面1
a及び第2の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3
の面1c及び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有
し、上記第2の面1b及び第3の面1cとシャフト1の
軸方向とのなす角は、両方とも20度である。バネ3
は、負荷をかけない際の自由長が1.5mm、バネ定数
が5.1gf/mmである。
【0043】ただし、上記バネ3が球体2をシャフト1
に押圧する圧力が上の第1及び第2の条件と異なってい
る。すなわち、上記球体2が、上記第1の溝1Aまたは
上記第2の溝1B内に位置する場合は、バネ長は1.2
41mm、この球体2を上記シャフト1に押し付ける圧
力は13.2gfである。上記球体2が、上記シャフト
1の溝間部1Mに位置する場合には、バネ長0.98m
m、上記圧力は26.5gfである。ここで、上記バネ
長のうち0.2mmは、スペーサの長さである。
に押圧する圧力が上の第1及び第2の条件と異なってい
る。すなわち、上記球体2が、上記第1の溝1Aまたは
上記第2の溝1B内に位置する場合は、バネ長は1.2
41mm、この球体2を上記シャフト1に押し付ける圧
力は13.2gfである。上記球体2が、上記シャフト
1の溝間部1Mに位置する場合には、バネ長0.98m
m、上記圧力は26.5gfである。ここで、上記バネ
長のうち0.2mmは、スペーサの長さである。
【0044】図7中の(b)に示されているように、上
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は最大で17gf程度であるが、上記第1の溝
1Aと第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力
は略々一定で6gf程度である。上記球2を、上記第4
の面1dを押し上げるには、摩擦を無視しても73gf
程度の推力が必要である。
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は最大で17gf程度であるが、上記第1の溝
1Aと第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力
は略々一定で6gf程度である。上記球2を、上記第4
の面1dを押し上げるには、摩擦を無視しても73gf
程度の推力が必要である。
【0045】次に、上記スライド機構部5をシャフト1
に沿って移動させて、移動に必要な推力を第4の条件に
て測定した結果を示す。
に沿って移動させて、移動に必要な推力を第4の条件に
て測定した結果を示す。
【0046】ここで、上記シャフト1の形状は上とは異
なり、図8(a)に示すように、第1の面1a及び第2
の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3の面1c及
び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有し、上記第2
の面1bとシャフト1の軸方向とのなす角は20度であ
るが、上記第3の面1cとシャフト1の軸方向とのなす
角は10度である。また、上記第4の面1dと上記軸方
向となす角は80度である。
なり、図8(a)に示すように、第1の面1a及び第2
の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3の面1c及
び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有し、上記第2
の面1bとシャフト1の軸方向とのなす角は20度であ
るが、上記第3の面1cとシャフト1の軸方向とのなす
角は10度である。また、上記第4の面1dと上記軸方
向となす角は80度である。
【0047】このように、上記第2の面1bと第3の面
1cとのシャフト1の軸方向に対する角度が異なるの
は、上記第1の溝1Aはスライド機構部5を保持する際
に精度を確保するために、上記第2の面1bがシャフト
1となす角を20°として、上記スライド機構部5の保
持に精度を要さない上記第3の面1cがシャフト1とな
す角である10°よりも角度を大きくしたものである。
1cとのシャフト1の軸方向に対する角度が異なるの
は、上記第1の溝1Aはスライド機構部5を保持する際
に精度を確保するために、上記第2の面1bがシャフト
1となす角を20°として、上記スライド機構部5の保
持に精度を要さない上記第3の面1cがシャフト1とな
す角である10°よりも角度を大きくしたものである。
【0048】このようにスライド機構部5を保持する位
置によって、必要とする精度が異なるといった状況は、
例えばレンズホルダーにおいて、レンズを光学系に挿入
してセットする際には精度を要するが、光学系から外し
て単に保持する際には精度を要さない、という場合に当
てはまる。
置によって、必要とする精度が異なるといった状況は、
例えばレンズホルダーにおいて、レンズを光学系に挿入
してセットする際には精度を要するが、光学系から外し
て単に保持する際には精度を要さない、という場合に当
てはまる。
【0049】この第4の条件での測定では、上記バネ3
は、上記球体2が上記第1の溝1A内に位置する場合
は、バネ長は1.341mm、この球2をシャフト1に
押圧する圧力は8.1gfである。上記球体2が溝間部
1Mに位置する場合には、バネ長1.08mm、上記圧
力は26.5gfである。
は、上記球体2が上記第1の溝1A内に位置する場合
は、バネ長は1.341mm、この球2をシャフト1に
押圧する圧力は8.1gfである。上記球体2が溝間部
1Mに位置する場合には、バネ長1.08mm、上記圧
力は26.5gfである。
【0050】図8中の(b)に示されているように、上
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は略々15gfであるが、上記第1の溝1Aと
第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力は略々
一定で6gf程度である。上記球体2を上記第2の溝1
Bの第3の面1cに沿って図中右に移動させるのに要す
る推力は略々1gfであり、上記第4の面1dを押し上
げるには130〜140gfが必要である。
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は略々15gfであるが、上記第1の溝1Aと
第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力は略々
一定で6gf程度である。上記球体2を上記第2の溝1
Bの第3の面1cに沿って図中右に移動させるのに要す
る推力は略々1gfであり、上記第4の面1dを押し上
げるには130〜140gfが必要である。
【0051】次に、上記スライド機構部5をシャフト1
に沿って図中右に移動させて、移動に必要な推力を第5
の条件にて測定した結果を示す。
に沿って図中右に移動させて、移動に必要な推力を第5
の条件にて測定した結果を示す。
【0052】ここで、上記シャフト1の形状は上とは異
なり、図9中の(a)に示すように、第1の面1a及び
第2の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3の面1
c及び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有し、これ
ら第1の溝1A及び第2の溝1Bの深さはともに0.9
mmである。上記第2の面1bとシャフト1の軸方向と
のなす角は10度であるが、上記第3の面1cの軸方向
とのなす角は20度である。また、上記第4の面1dの
上記方向となす角は70度である。
なり、図9中の(a)に示すように、第1の面1a及び
第2の面1bからなる第1の溝1Aと、上記第3の面1
c及び第4の面1dからなる第2の溝1Bを有し、これ
ら第1の溝1A及び第2の溝1Bの深さはともに0.9
mmである。上記第2の面1bとシャフト1の軸方向と
のなす角は10度であるが、上記第3の面1cの軸方向
とのなす角は20度である。また、上記第4の面1dの
上記方向となす角は70度である。
【0053】このように、上の場合と第1の溝1Aの第
2の斜面1bと第2の溝1Bの第3の斜面1cの上記軸
1とのなす角を入れ換えた。上記スライド機構部5は、
シャフト1の軸方向とのなす角が20°である第3の面
1cを有する第2の溝1Bにて精度よく保持される。
2の斜面1bと第2の溝1Bの第3の斜面1cの上記軸
1とのなす角を入れ換えた。上記スライド機構部5は、
シャフト1の軸方向とのなす角が20°である第3の面
1cを有する第2の溝1Bにて精度よく保持される。
【0054】上記バネ3は、上記球体2が、上記第1の
溝1A内に位置する場合は、バネ長は1.402mm、
この球2を軸1に押し付ける圧力は5.0gfである。
上記球2が、上記シャフト1の溝間部1Mに位置する場
合には、バネ長1.08mm、上記圧力は18.3gf
である。
溝1A内に位置する場合は、バネ長は1.402mm、
この球2を軸1に押し付ける圧力は5.0gfである。
上記球2が、上記シャフト1の溝間部1Mに位置する場
合には、バネ長1.08mm、上記圧力は18.3gf
である。
【0055】図9中の(b)に示されているように、上
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は略々13gfであるが、上記第1の溝1Aと
第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力は略々
一定で7gf程度である。上記球体2を上記第4の面1
dを押し上げるには略々70gfが必要である。
記球体2を上記第1の溝1Aの第2の斜面1bを押し上
げる推力は略々13gfであるが、上記第1の溝1Aと
第2の溝1Bの間の溝間部1Mで移動させる推力は略々
一定で7gf程度である。上記球体2を上記第4の面1
dを押し上げるには略々70gfが必要である。
【0056】次に、移動操作装置にストッパを設けた場
合の実施の形態の一例を示す。
合の実施の形態の一例を示す。
【0057】この移動操作装置は、図10に示すよう
に、第1の斜面1a及び第2の斜面1bからなる第1の
溝1Aを有するシャフト1と、球体2とバネ3と球体保
持部4とを有するスライド機構部5と、ストッパ6とか
ら構成される。ここで、上述のように、第2の斜面1b
が上記シャフト1の軸方向となす第2の角度θ2は、第
1の面1aのこれに対応する第1の角度θ1よりも小さ
い。
に、第1の斜面1a及び第2の斜面1bからなる第1の
溝1Aを有するシャフト1と、球体2とバネ3と球体保
持部4とを有するスライド機構部5と、ストッパ6とか
ら構成される。ここで、上述のように、第2の斜面1b
が上記シャフト1の軸方向となす第2の角度θ2は、第
1の面1aのこれに対応する第1の角度θ1よりも小さ
い。
【0058】上記ストッパ6は、上記スライド機構部5
に強い力が加わってこのスライド機構部5の備える球体
2が第1の面1aに乗り上げた場合に、このスライド機
構部5がこれより一端側に移動しないように機械的に停
止させる機能を有する。
に強い力が加わってこのスライド機構部5の備える球体
2が第1の面1aに乗り上げた場合に、このスライド機
構部5がこれより一端側に移動しないように機械的に停
止させる機能を有する。
【0059】このため、スライド機構部5の球体2の中
心とこのスライド機構部5の左端との距離xは、上記第
1の面1aの左端と上記ストッパ6の右端との距離aよ
り大きく、また、上記第1の溝1Aの最下部と上記スト
ッパ6の右端との距離bは上記距離xより大きい。すな
わち、距離aと、距離bと、距離xとの間には、次のよ
うな大小関係がある。
心とこのスライド機構部5の左端との距離xは、上記第
1の面1aの左端と上記ストッパ6の右端との距離aよ
り大きく、また、上記第1の溝1Aの最下部と上記スト
ッパ6の右端との距離bは上記距離xより大きい。すな
わち、距離aと、距離bと、距離xとの間には、次のよ
うな大小関係がある。
【0060】a<x<b 上記球体2は力の加わっていない状態にて上記第1の溝
1Aの第1の面1aと第2の面1bとの両方に接してい
るので、スライド機構部5は、図中左の一端側に向けて
強い力が加わり第1の面1aに乗り上げた際に上記スト
ッパ6に突き当たる。
1Aの第1の面1aと第2の面1bとの両方に接してい
るので、スライド機構部5は、図中左の一端側に向けて
強い力が加わり第1の面1aに乗り上げた際に上記スト
ッパ6に突き当たる。
【0061】このように、ストッパ6を配設することに
より、上記スライド機構部5を第1の溝1Aより一端側
に移動しないように確実に保持することができる。さら
に、位置決めの際にスライド機構部5をストッパ6に衝
突させないので、衝撃によりスライド機構部5等の寿命
を短くすることもない。
より、上記スライド機構部5を第1の溝1Aより一端側
に移動しないように確実に保持することができる。さら
に、位置決めの際にスライド機構部5をストッパ6に衝
突させないので、衝撃によりスライド機構部5等の寿命
を短くすることもない。
【0062】次に、この発明に係る移動操作装置を備え
る光学ピックアップ装置の全体の構造を説明する。
る光学ピックアップ装置の全体の構造を説明する。
【0063】この光学ピックアップ装置は、図11、図
12及び図13に示すように、媒体の種類の違いによる
収差の違いを吸収する補助レンズを切り替える補助レン
ズ切り換えアクチュエータ部10と、対物レンズを二軸
方向に駆動する二軸アクチュエータ部20と、光源及び
光検出器を備える光学系30から構成される。
12及び図13に示すように、媒体の種類の違いによる
収差の違いを吸収する補助レンズを切り替える補助レン
ズ切り換えアクチュエータ部10と、対物レンズを二軸
方向に駆動する二軸アクチュエータ部20と、光源及び
光検出器を備える光学系30から構成される。
【0064】上記二軸アクチュエータ部20は、この光
学ピックアップ装置を備える筐体に固定される二軸固定
部21と、この二軸固定部21に対して、軸28方向へ
の移動と、この軸28についての回転との2自由度で駆
動される二軸可動部22とからなる。
学ピックアップ装置を備える筐体に固定される二軸固定
部21と、この二軸固定部21に対して、軸28方向へ
の移動と、この軸28についての回転との2自由度で駆
動される二軸可動部22とからなる。
【0065】上記二軸固定部21は、この光学ピックア
ップ装置を備える筐体に固定され、上記二軸可動部22
を支持し、また、補助レンズアクチュエータ固定部11
を固定する。この二軸固定部21は、上記トラッキング
駆動コイル23と組み合わされて上記二軸可動部22を
軸28を中心として回転させる駆動力を発生するトラッ
キング駆動マグネット24と、フォーカス駆動コイル2
5と組み合わされて二軸可動部22を軸28方向へ移動
させる駆動力を発生するフォーカス駆動マグネット26
と、上記二軸可動部22のトラッキング方向及びフォー
カス方向への微動の軸となる上記軸28とを備える。
ップ装置を備える筐体に固定され、上記二軸可動部22
を支持し、また、補助レンズアクチュエータ固定部11
を固定する。この二軸固定部21は、上記トラッキング
駆動コイル23と組み合わされて上記二軸可動部22を
軸28を中心として回転させる駆動力を発生するトラッ
キング駆動マグネット24と、フォーカス駆動コイル2
5と組み合わされて二軸可動部22を軸28方向へ移動
させる駆動力を発生するフォーカス駆動マグネット26
と、上記二軸可動部22のトラッキング方向及びフォー
カス方向への微動の軸となる上記軸28とを備える。
【0066】この二軸可動部22は、光学記録媒体に対
してレーザ光を集光して照射する対物レンズ27を備
え、トラッキング駆動マグネット24と組み合わされて
軸28を中心としてこの二軸可動部22を回転させる駆
動力を発生するトラッキング駆動コイル23と、フォー
カス駆動マグネット26と組み合わされてこの二軸可動
部22を軸28方向に移動させる駆動力を発生するフォ
ーカス駆動コイル25とから構成される。
してレーザ光を集光して照射する対物レンズ27を備
え、トラッキング駆動マグネット24と組み合わされて
軸28を中心としてこの二軸可動部22を回転させる駆
動力を発生するトラッキング駆動コイル23と、フォー
カス駆動マグネット26と組み合わされてこの二軸可動
部22を軸28方向に移動させる駆動力を発生するフォ
ーカス駆動コイル25とから構成される。
【0067】上記補助レンズ切り替えアクチュエータ部
10は、上記二軸固定部21に固定される補助レンズ切
り替えアクチュエータ固定部11と、スライド機構部5
のリニア移動の軸となるシャフト1と、磁束を導くヨー
ク11aと、リニア駆動コイル12と、リニア駆動マグ
ネット13と、スライド機構部5と、補助レンズ14
と、補助レンズホルダ15とから構成される。
10は、上記二軸固定部21に固定される補助レンズ切
り替えアクチュエータ固定部11と、スライド機構部5
のリニア移動の軸となるシャフト1と、磁束を導くヨー
ク11aと、リニア駆動コイル12と、リニア駆動マグ
ネット13と、スライド機構部5と、補助レンズ14
と、補助レンズホルダ15とから構成される。
【0068】上記トラッキング駆動コイル23は、上記
二軸可動部22の略端部に上記トラッキング固定部21
に配設されるトラッキング駆動マグネット24に対向し
て配設され、駆動電流に応じて磁界を発生し、上記トラ
ッキング駆動マグネット24と組み合わされて、上記二
軸可動部22を軸28を中心として回転させる駆動力を
発生する。
二軸可動部22の略端部に上記トラッキング固定部21
に配設されるトラッキング駆動マグネット24に対向し
て配設され、駆動電流に応じて磁界を発生し、上記トラ
ッキング駆動マグネット24と組み合わされて、上記二
軸可動部22を軸28を中心として回転させる駆動力を
発生する。
【0069】上記トラッキング駆動マグネット24は、
保磁力の大きいいわゆる永久磁石にて形成され、上記二
軸固定部21の略端部に上記二軸可動部22に備えられ
る配設されトラッキング駆動コイル23に対向して配設
され、このトラッキング駆動コイル23と組み合わされ
て、上記二軸可動部22を軸28を中心として回転させ
る駆動力を発生する。
保磁力の大きいいわゆる永久磁石にて形成され、上記二
軸固定部21の略端部に上記二軸可動部22に備えられ
る配設されトラッキング駆動コイル23に対向して配設
され、このトラッキング駆動コイル23と組み合わされ
て、上記二軸可動部22を軸28を中心として回転させ
る駆動力を発生する。
【0070】上記フォーカス駆動コイル25は、上記二
軸可動部22の主面裏側に上記二軸固定部21の備える
軸28を取り囲んで略々円筒状に配設され、駆動電流に
応じて磁界を発生し、上記フォーカス駆動マグネット2
6と組み合わされて、上記二軸可動部22を軸28方向
に移動させる駆動力を発生させる。
軸可動部22の主面裏側に上記二軸固定部21の備える
軸28を取り囲んで略々円筒状に配設され、駆動電流に
応じて磁界を発生し、上記フォーカス駆動マグネット2
6と組み合わされて、上記二軸可動部22を軸28方向
に移動させる駆動力を発生させる。
【0071】上記フォーカス駆動マグネット26は、保
磁力の大きい永久磁石にて形成され、上記二軸固定部2
1の略々中央部に上記軸28を取り囲んで略々円筒状に
配設される上記二軸可動部22のフォーカス駆動コイル
25に対向して配設され、このフォーカス駆動コイル2
5の発生する磁界と組み合わされて上記二軸可動部22
を軸28方向にさせる駆動力を発生する。
磁力の大きい永久磁石にて形成され、上記二軸固定部2
1の略々中央部に上記軸28を取り囲んで略々円筒状に
配設される上記二軸可動部22のフォーカス駆動コイル
25に対向して配設され、このフォーカス駆動コイル2
5の発生する磁界と組み合わされて上記二軸可動部22
を軸28方向にさせる駆動力を発生する。
【0072】ここで、上記トラッキング駆動コイル23
及びトラッキング駆動マグネット24が駆動する二軸可
動部22の軸方向への移動は、光学記録媒体上の記録ト
ラックに略々直交するトラッキング方向への移動に対応
している。また、上記フォーカス駆動コイル25及びフ
ォーカス駆動マグネット26の駆動する、軸28方向へ
の駆動は、対物レンズ27の光軸方向へのフォーカス方
向への駆動に対応している。
及びトラッキング駆動マグネット24が駆動する二軸可
動部22の軸方向への移動は、光学記録媒体上の記録ト
ラックに略々直交するトラッキング方向への移動に対応
している。また、上記フォーカス駆動コイル25及びフ
ォーカス駆動マグネット26の駆動する、軸28方向へ
の駆動は、対物レンズ27の光軸方向へのフォーカス方
向への駆動に対応している。
【0073】上記対物レンズ27は、上記二軸可動部2
2の主面に光学記録媒体101に対向して配設され、上
記補助レンズアクチュエータ部10の備えるスライド機
構部5に配設される補助レンズ14を介して、あるいは
この補助レンズ14を介さずに上記光学系30から与え
られるレーザ光束を光学記録媒体101上に集光してす
る。また、この光学記録媒体101からのレーザ光の反
射光を受け、光束となして上記光学系30に与える。
2の主面に光学記録媒体101に対向して配設され、上
記補助レンズアクチュエータ部10の備えるスライド機
構部5に配設される補助レンズ14を介して、あるいは
この補助レンズ14を介さずに上記光学系30から与え
られるレーザ光束を光学記録媒体101上に集光してす
る。また、この光学記録媒体101からのレーザ光の反
射光を受け、光束となして上記光学系30に与える。
【0074】上記軸28は、円柱状の形状であり、上記
二軸固定部21の底部の中央に略々垂直に配設され、上
記二軸可動部22の中央を貫通しこの二軸可動部22の
主面に達する。この軸28は、上記二軸可動部22を軸
28に対して回転させ、また、この軸28方向への並進
を可能に支持する。上述したように、上記回転はトラッ
キング方向への移動に、上記並進はフォーカス方向への
移動にそれぞれ対応している。
二軸固定部21の底部の中央に略々垂直に配設され、上
記二軸可動部22の中央を貫通しこの二軸可動部22の
主面に達する。この軸28は、上記二軸可動部22を軸
28に対して回転させ、また、この軸28方向への並進
を可能に支持する。上述したように、上記回転はトラッ
キング方向への移動に、上記並進はフォーカス方向への
移動にそれぞれ対応している。
【0075】上記補助レンズアクチュエータ固定部11
は、外周が略々直方体の枠であり、上記二軸固定部21
に固定される。この補助レンズアクチュエータ固定部1
1は、高透磁率の材料にて形成され、この補助レンズア
クチュエータ固定部11の略々中央部に配設される上記
スライド機構部5を支持するシャフト1と一体となって
磁気回路を構成し、この補助アクチュエータ固定部11
の内側側面に被着されるリニア駆動マグネット13から
発生される磁束を周回して導く。
は、外周が略々直方体の枠であり、上記二軸固定部21
に固定される。この補助レンズアクチュエータ固定部1
1は、高透磁率の材料にて形成され、この補助レンズア
クチュエータ固定部11の略々中央部に配設される上記
スライド機構部5を支持するシャフト1と一体となって
磁気回路を構成し、この補助アクチュエータ固定部11
の内側側面に被着されるリニア駆動マグネット13から
発生される磁束を周回して導く。
【0076】上記シャフト1は、高透磁率の材料にて円
筒状の形状に形成され、軸方向に略々垂直な溝を少なく
とも一つ有し、上記補助レンズ駆動アクチュエータ固定
部11の略々中央部に上記二軸固定部21に略々垂直な
方向に配設される。このシャフト1は、上記リニア駆動
マグネット13から発生される磁束を導くとともに、上
記スライド機構部5をリニア方向に移動可能に支持する
軸となる。
筒状の形状に形成され、軸方向に略々垂直な溝を少なく
とも一つ有し、上記補助レンズ駆動アクチュエータ固定
部11の略々中央部に上記二軸固定部21に略々垂直な
方向に配設される。このシャフト1は、上記リニア駆動
マグネット13から発生される磁束を導くとともに、上
記スライド機構部5をリニア方向に移動可能に支持する
軸となる。
【0077】このシャフト1は、このシャフト1の中心
軸に対して光記録媒体101側に、この軸方向に対して
略々垂直な方向に第1の面1a及び第2の面1bからな
る第1の溝1Aを有している。上記第2の面1bとシャ
フト1の軸方向とのなす角は、上記第1の面1aが上記
軸方向とのなす角よりも小さく形成されている。上述し
たように、上記第1の面1aは、上記スライド機構部5
の備える球体2がこの第1の面1aを乗り越えないよう
に保持する。上記第2の面1bは、上記球体2をこの第
2の面1bを乗り越えないように保持するが、閾値より
も大きい力を加えた場合には上記球体2はこの第2の面
1bを乗り越える。
軸に対して光記録媒体101側に、この軸方向に対して
略々垂直な方向に第1の面1a及び第2の面1bからな
る第1の溝1Aを有している。上記第2の面1bとシャ
フト1の軸方向とのなす角は、上記第1の面1aが上記
軸方向とのなす角よりも小さく形成されている。上述し
たように、上記第1の面1aは、上記スライド機構部5
の備える球体2がこの第1の面1aを乗り越えないよう
に保持する。上記第2の面1bは、上記球体2をこの第
2の面1bを乗り越えないように保持するが、閾値より
も大きい力を加えた場合には上記球体2はこの第2の面
1bを乗り越える。
【0078】上記スライド機構部5は、補助レンズ14
を支持するレンズホルダ15及びリニア駆動コイル12
と一体に上記シャフト1に沿ってリニア方向に移動自在
に配設される。このスライド機構部5は、上記シャフト
の押圧される球体2を有し、この球体2を上記シャフト
1に押圧しつつ移動する。このスライド機構部5は、上
記リニア駆動コイル12によってリニア方向への駆動力
を与えられる。そして、上記球体2がシャフト1に形成
された第1の溝1A等に嵌め合わされることによって位
置決め及び保持がなされる。
を支持するレンズホルダ15及びリニア駆動コイル12
と一体に上記シャフト1に沿ってリニア方向に移動自在
に配設される。このスライド機構部5は、上記シャフト
の押圧される球体2を有し、この球体2を上記シャフト
1に押圧しつつ移動する。このスライド機構部5は、上
記リニア駆動コイル12によってリニア方向への駆動力
を与えられる。そして、上記球体2がシャフト1に形成
された第1の溝1A等に嵌め合わされることによって位
置決め及び保持がなされる。
【0079】上記ヨーク11aは、上記補助レンズ固定
部11の一部をなし、高透磁率の材料にて形成され、外
縁が略々直方体の形状をなし、上記シャフト1と接合さ
れ、、上記リニア駆動マグネット13から発生される磁
束を周回して導く。
部11の一部をなし、高透磁率の材料にて形成され、外
縁が略々直方体の形状をなし、上記シャフト1と接合さ
れ、、上記リニア駆動マグネット13から発生される磁
束を周回して導く。
【0080】上記リニア駆動コイル12は、上記スライ
ド機構部5に配設され、上記シャフト1にリニア方向に
移動可能に巻回される。このリニア駆動コイル12は、
上記リニア駆動マグネット13から発生される磁束と組
み合わされてリニア方向への駆動力を発生し、上記補助
レンズ14を備える補助レンズホルダ15をリニア方向
に移動させる。
ド機構部5に配設され、上記シャフト1にリニア方向に
移動可能に巻回される。このリニア駆動コイル12は、
上記リニア駆動マグネット13から発生される磁束と組
み合わされてリニア方向への駆動力を発生し、上記補助
レンズ14を備える補助レンズホルダ15をリニア方向
に移動させる。
【0081】上記リニア駆動マグネット13は、略々直
方体の形状で、主面方向に着磁された保磁力の大きい材
料にて形成され、上記ヨーク11aの内側側面に被着さ
れる。そして、上記リニア駆動マグネット13の発生す
る磁束は、上記リニア駆動コイル12とともにリニア方
向に駆動力を発生させる。
方体の形状で、主面方向に着磁された保磁力の大きい材
料にて形成され、上記ヨーク11aの内側側面に被着さ
れる。そして、上記リニア駆動マグネット13の発生す
る磁束は、上記リニア駆動コイル12とともにリニア方
向に駆動力を発生させる。
【0082】上記補助レンズ14は、上記レンズホルダ
15にて支持され、光学記録媒体101の種類による収
差の補正を行うものであり、必要な場合には上記スライ
ド機構5にて上記レンズホルダ15とともにリニア方向
に移動され、上記対物レンズ27の直下の光路中に挿入
される。
15にて支持され、光学記録媒体101の種類による収
差の補正を行うものであり、必要な場合には上記スライ
ド機構5にて上記レンズホルダ15とともにリニア方向
に移動され、上記対物レンズ27の直下の光路中に挿入
される。
【0083】上記レンズホルダ15は、上記スライド機
構部5に一体に形成された平坦な直方体板状であり、主
面中央に補助レンズ14を備える。
構部5に一体に形成された平坦な直方体板状であり、主
面中央に補助レンズ14を備える。
【0084】上記光学系30は、光源31と、光検出器
32と、ハーフミラー33と、コリメータレンズ34と
から構成される。
32と、ハーフミラー33と、コリメータレンズ34と
から構成される。
【0085】上記光源31のレーザダイオード等によっ
て発生された光は、上記ハーフミラー33によって方向
を90°転じられ、コリメータレンズ34にて平行光束
となされ、上記対物レンズ27を介して、あるいは対物
レンズ27及び補助レンズ14を介して、上記記録媒体
101上に集光して照射される。
て発生された光は、上記ハーフミラー33によって方向
を90°転じられ、コリメータレンズ34にて平行光束
となされ、上記対物レンズ27を介して、あるいは対物
レンズ27及び補助レンズ14を介して、上記記録媒体
101上に集光して照射される。
【0086】上記記録媒体101からの反射光は、対物
レンズ27を介して、あるいは対物レンズ27及び補助
レンズ14を介して得られ、上記コリメータレンズ34
にて集光され、上記ハーフミラー33を介して上記光検
出器32に入射する。
レンズ27を介して、あるいは対物レンズ27及び補助
レンズ14を介して得られ、上記コリメータレンズ34
にて集光され、上記ハーフミラー33を介して上記光検
出器32に入射する。
【0087】なお、この実施の形態においてはシャフト
1は円柱形状としたが、この形状に限定されない。
1は円柱形状としたが、この形状に限定されない。
【0088】また、この実施の形態においては球体2を
シャフト1に押接するバネ3としては弦巻バネを用いた
が、この発明はこれに限定されない。例えば、図14に
示すように、板バネを用いることができる。すなわち、
図14におけるスライド機構部4は、上述したスライド
機構部5のバネ3に換わって板バネ61を用い、この板
バネ61を板バネ保持部62にて保持固定している。
シャフト1に押接するバネ3としては弦巻バネを用いた
が、この発明はこれに限定されない。例えば、図14に
示すように、板バネを用いることができる。すなわち、
図14におけるスライド機構部4は、上述したスライド
機構部5のバネ3に換わって板バネ61を用い、この板
バネ61を板バネ保持部62にて保持固定している。
【0089】さらに、この実施の形態においては、シャ
フト1に形成された溝の面がこのシャフト1の軸方向と
なす角度を示したが、この角度は単に一例として挙げた
ものであり、これに限定されない。
フト1に形成された溝の面がこのシャフト1の軸方向と
なす角度を示したが、この角度は単に一例として挙げた
ものであり、これに限定されない。
【0090】
【発明の効果】上述したように、この発明に係る移動操
作装置においては、スライド機構部の位置決めは、この
スライド機構部の備える球体をシャフトに形成された溝
に嵌合させることにより行うので、スライド機構部をス
トッパに直接突き当てる必要がない。このため、衝撃を
生ずることがなく、スライド機構部の寿命を長くするこ
とができる。
作装置においては、スライド機構部の位置決めは、この
スライド機構部の備える球体をシャフトに形成された溝
に嵌合させることにより行うので、スライド機構部をス
トッパに直接突き当てる必要がない。このため、衝撃を
生ずることがなく、スライド機構部の寿命を長くするこ
とができる。
【0091】また、上記位置決めにおいては、コイルと
マグネットからなる駆動機構にてスライド機構部をスト
ッパに常に当接させる必要がないので、コイルに通電す
る必要がない。従って、コイルの発熱による保持部材等
の膨張による変形による精度の低下を招来せず、また、
消費電力を減少させることができる。
マグネットからなる駆動機構にてスライド機構部をスト
ッパに常に当接させる必要がないので、コイルに通電す
る必要がない。従って、コイルの発熱による保持部材等
の膨張による変形による精度の低下を招来せず、また、
消費電力を減少させることができる。
【0092】また、この移動操作装置のホールドは、シ
ャフトに形成された溝と球体の嵌合により行うので位置
精度が高い。従って、位置精度を要するレンズ等の光学
素子の移動操作装置として適している。
ャフトに形成された溝と球体の嵌合により行うので位置
精度が高い。従って、位置精度を要するレンズ等の光学
素子の移動操作装置として適している。
【0093】さらに、この移動操作装置のシャフトに形
成された溝は、可動側の面とストップ側の面にてV字形
状をなし、可動側の面がシャフトの軸方向に対してなす
角度はストップ側の面が上記軸方向に対してなす角度よ
りも小さい角度となっている。これによって、可動側は
推力が閾値を越えるか否かによってスライド機構を保持
するか移動させるかを選択することができ、また、スト
ップ側は確実に保持することができる。
成された溝は、可動側の面とストップ側の面にてV字形
状をなし、可動側の面がシャフトの軸方向に対してなす
角度はストップ側の面が上記軸方向に対してなす角度よ
りも小さい角度となっている。これによって、可動側は
推力が閾値を越えるか否かによってスライド機構を保持
するか移動させるかを選択することができ、また、スト
ップ側は確実に保持することができる。
【0094】そして、この移動操作装置は、上記球体が
ストップ側の斜面内に位置する状態でスライド機構を停
止させるストッパを有するので、スライド機構部にスト
ップ側に強い力が加わった際にも機械的に確実にホール
ドすることができる。
ストップ側の斜面内に位置する状態でスライド機構を停
止させるストッパを有するので、スライド機構部にスト
ップ側に強い力が加わった際にも機械的に確実にホール
ドすることができる。
【図1】移動操作装置の横断面図である。
【図2】移動操作装置の縦断面図である。
【図3】磁気回路の平面図である。
【図4】磁気回路の左側面図である。
【図5】第1のシャフトの形状及びスライド機構部をシ
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
【図6】第2のシャフトの形状及びスライド機構部をシ
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
【図7】第3のシャフトの形状及びスライド機構部をシ
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
【図8】第4のシャフト形状及びスライド機構部をシャ
フトに沿って摺動させる推力のグラフである。
フトに沿って摺動させる推力のグラフである。
【図9】第5のシャフトの形状及びスライド機構部をシ
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
ャフトに沿って摺動させる推力のグラフである。
【図10】ストッパを有する移動操作装置の断面図であ
る。
る。
【図11】光学ピックアップ装置の平面図である。
【図12】光学ピックアップ装置の横断面図である。
【図13】光学ピックアップ装置の縦断面図である。
【図14】板バネを用いた移動操作装置の断面図であ
る。
る。
1 シャフト、1A 第1の溝、1B 第2の溝、2
球体、3 バネ、5 スライド機構部、10 補助レン
ズ切換アクチュエータ部、11a ヨーク、12 リニ
ア駆動コイル、13 リニア駆動マグネット、20二軸
アクチュエータ部、30 光学系
球体、3 バネ、5 スライド機構部、10 補助レン
ズ切換アクチュエータ部、11a ヨーク、12 リニ
ア駆動コイル、13 リニア駆動マグネット、20二軸
アクチュエータ部、30 光学系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 道子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 軸方向に略々垂直な方向に形成された溝
を少なくとも一つ有する高透磁率性の材料により形成さ
れたシャフトと、コの字形状に形成され両端側がそれぞ
れ上記シャフトの両端部に対応して接合された高透磁率
性の材料にて形成されたヨークと、このヨークに被着さ
れたマグネットとから構成された磁気回路と、 上記シャフトに沿って移動可能となされて該シャフトに
支持され駆動コイルが取り付けられた移動体と、 上記移動体に支持され上記シャフトに押接される球体と
を備えることを特徴とする移動操作装置。 - 【請求項2】 上記移動体にはレンズが取り付けられて
おり、このレンズを移動させることを特徴とする請求項
1記載の移動操作装置。 - 【請求項3】 上記溝は、上記シャフトの軸方向に対し
て第1の角度をなす第1の面と、該軸方向に対して上記
第1の角度より小さい第2の角度をなす第2の面とによ
りV字形状に形成されていることを特徴とする請求項1
記載の移動操作装置。 - 【請求項4】 上記移動体が第2の面側より第1の面側
に向けて移動されるとき、上記球体が第1の面上にある
状態で上記移動体に当接してこの移動体を停止させるス
トッパを有することを特徴とする請求項3記載の移動操
作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4446897A JPH10239577A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 移動操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4446897A JPH10239577A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 移動操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10239577A true JPH10239577A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12692347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4446897A Withdrawn JPH10239577A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 移動操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10239577A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004200988A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮影装置 |
| JP6009704B1 (ja) * | 2016-01-19 | 2016-10-19 | 株式会社Pga | スライド式手帳型携帯ケース |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP4446897A patent/JPH10239577A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004200988A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮影装置 |
| JP6009704B1 (ja) * | 2016-01-19 | 2016-10-19 | 株式会社Pga | スライド式手帳型携帯ケース |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |