JPH1024179A - 畳の両用縫着機 - Google Patents
畳の両用縫着機Info
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- JPH1024179A JPH1024179A JP18376596A JP18376596A JPH1024179A JP H1024179 A JPH1024179 A JP H1024179A JP 18376596 A JP18376596 A JP 18376596A JP 18376596 A JP18376596 A JP 18376596A JP H1024179 A JPH1024179 A JP H1024179A
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 187
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 8
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 101100495270 Caenorhabditis elegans cdc-26 gene Proteins 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミシン針の調整機構やその他の構造は従来の
ままでも薄厚の畳の返し縫いをすることができ、通常厚
の畳の縫着時と薄厚の畳の縫着時との受具の変更作業を
容易かつ迅速に行えるようにする。 【解決手段】 水平状に固定された畳の畳縁の平刺し縫
いと、左右傾斜状に固定された畳の上端側の畳縁の返し
縫いとを、畳縁に沿って前後方向に移動するミシン装置
10により行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い
時に傾斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具
14がミシン装置10に備えられており、該受具14
は、通常厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持す
る第1受け部材30に、該第1受け部材30よりも高い
受け面を有して薄厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面
を支持する第2受け部材31を着脱自在に取付け得るよ
う構成してなる。
ままでも薄厚の畳の返し縫いをすることができ、通常厚
の畳の縫着時と薄厚の畳の縫着時との受具の変更作業を
容易かつ迅速に行えるようにする。 【解決手段】 水平状に固定された畳の畳縁の平刺し縫
いと、左右傾斜状に固定された畳の上端側の畳縁の返し
縫いとを、畳縁に沿って前後方向に移動するミシン装置
10により行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い
時に傾斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具
14がミシン装置10に備えられており、該受具14
は、通常厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持す
る第1受け部材30に、該第1受け部材30よりも高い
受け面を有して薄厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面
を支持する第2受け部材31を着脱自在に取付け得るよ
う構成してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平刺し縫いと返し
縫いとを共通のミシン装置により行い得る畳の両用縫着
機に関し、特に、返し縫い時における畳の縁部の受具に
関する。
縫いとを共通のミシン装置により行い得る畳の両用縫着
機に関し、特に、返し縫い時における畳の縁部の受具に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来の両用縫着機は、例えば、特
公昭62−38973号公報に開示されるように既に周
知となっている。この従来の両用縫着機は、水平状に固
定された畳の畳縁の平刺し縫いと、左右傾斜状に固定さ
れた畳の上端側の畳縁の返し縫いとを、畳縁に沿って前
後方向に移動するミシン装置により行う得るよう構成さ
れている。ここで、ミシン装置のミシン針は、平刺し縫
いをも行うものであるから、通常は真っ直ぐなものとな
されている。
公昭62−38973号公報に開示されるように既に周
知となっている。この従来の両用縫着機は、水平状に固
定された畳の畳縁の平刺し縫いと、左右傾斜状に固定さ
れた畳の上端側の畳縁の返し縫いとを、畳縁に沿って前
後方向に移動するミシン装置により行う得るよう構成さ
れている。ここで、ミシン装置のミシン針は、平刺し縫
いをも行うものであるから、通常は真っ直ぐなものとな
されている。
【0003】かかる両用縫着機においては返し縫いは、
傾斜された畳の縁部に対し、略鉛直状のミシン針が斜め
に突入されるようになっている。畳の厚さに応じてミシ
ン針の適正な突入位置は異なるため、ミシン針の突入位
置は調整自在となされている。さらに、畳床の畳縁全長
にわたってミシン針の突き刺し位置を一様にするため
に、ミシン装置には畳床の畳縁の下面側を支持する受具
が設けられている。
傾斜された畳の縁部に対し、略鉛直状のミシン針が斜め
に突入されるようになっている。畳の厚さに応じてミシ
ン針の適正な突入位置は異なるため、ミシン針の突入位
置は調整自在となされている。さらに、畳床の畳縁全長
にわたってミシン針の突き刺し位置を一様にするため
に、ミシン装置には畳床の畳縁の下面側を支持する受具
が設けられている。
【0004】畳の一般的な通常厚さは凡そ25mm以上
であり、上記したミシン針の突入位置の調整機構もかか
る従来の厚さの範囲で行い得るよう設計されている。
であり、上記したミシン針の突入位置の調整機構もかか
る従来の厚さの範囲で行い得るよう設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、10
〜18mm程度の厚さの畳が新たに要望されつつある。
かかる薄厚の畳は、例えば、フローリングされた床の上
に敷き詰めることで洋室を和室に変える等の用途に多く
使用される。しかし、上記従来の両用縫着機では、凡そ
25mm以上の畳にしか対応していないために、現在使
用されている両用縫着機によって薄厚の畳の返し縫いを
することが非常に困難である。
〜18mm程度の厚さの畳が新たに要望されつつある。
かかる薄厚の畳は、例えば、フローリングされた床の上
に敷き詰めることで洋室を和室に変える等の用途に多く
使用される。しかし、上記従来の両用縫着機では、凡そ
25mm以上の畳にしか対応していないために、現在使
用されている両用縫着機によって薄厚の畳の返し縫いを
することが非常に困難である。
【0006】そこで、本発明は、返し縫い時の畳の縁部
の受具を改良することで、ミシン針の調整機構やその他
の構造は従来のままでも薄厚の畳の返し縫いをすること
ができ、通常厚の畳の縫着時と薄厚の畳の縫着時との受
具の変更作業を容易かつ迅速に行えるようにすることを
目的とする。
の受具を改良することで、ミシン針の調整機構やその他
の構造は従来のままでも薄厚の畳の返し縫いをすること
ができ、通常厚の畳の縫着時と薄厚の畳の縫着時との受
具の変更作業を容易かつ迅速に行えるようにすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、水平状に固定された畳の畳縁の平刺し縫い
と、左右傾斜状に固定された畳の上端側の畳縁の返し縫
いとを、畳縁に沿って前後方向に移動するミシン装置に
より行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い時に傾
斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具がミシ
ン装置に備えられており、該受具は、通常厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第1受け部材に、該
第1受け部材よりも高い受け面を有して薄厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第2受け部材を着脱
自在に取付け得るよう構成されていることを特徴とする
ものである。
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、水平状に固定された畳の畳縁の平刺し縫い
と、左右傾斜状に固定された畳の上端側の畳縁の返し縫
いとを、畳縁に沿って前後方向に移動するミシン装置に
より行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い時に傾
斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具がミシ
ン装置に備えられており、該受具は、通常厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第1受け部材に、該
第1受け部材よりも高い受け面を有して薄厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第2受け部材を着脱
自在に取付け得るよう構成されていることを特徴とする
ものである。
【0008】かかる本発明の両用縫着機では、通常厚の
畳の縫着を行う場合には第2受け部材を第1受け部材か
ら外しておき、薄厚の畳の縫着を行う場合には第2受け
部材を第1受け部材に取付ける。この第2受け部材の受
け面は第1受け部材よりも高く設定されているため、薄
厚の畳の縁部をミシン針の方に持ち上げるようになり、
ミシン針の調整機構が薄厚の畳に対応していなくとも、
薄厚の畳の返し縫いを適正に行うことが可能である。
畳の縫着を行う場合には第2受け部材を第1受け部材か
ら外しておき、薄厚の畳の縫着を行う場合には第2受け
部材を第1受け部材に取付ける。この第2受け部材の受
け面は第1受け部材よりも高く設定されているため、薄
厚の畳の縁部をミシン針の方に持ち上げるようになり、
ミシン針の調整機構が薄厚の畳に対応していなくとも、
薄厚の畳の返し縫いを適正に行うことが可能である。
【0009】また、第2受け部材の装着時には、傾斜状
に固定された畳の縁部を第2受け部材により持ち上げ、
かかる畳の縁部分が上方に反るようになるために、鉛直
状のミシン針を深く突き刺すことができるようになり、
返し縫い時に畳を傾斜状に固定する両用縫着機における
薄厚の畳の返し縫いの確実性を向上し得るとともに、こ
のように縁部のみを大きく傾斜させているので、全体を
大きく傾斜させたものに比して装置の全高を低く抑える
ことができ、コンパクト化を図れる。
に固定された畳の縁部を第2受け部材により持ち上げ、
かかる畳の縁部分が上方に反るようになるために、鉛直
状のミシン針を深く突き刺すことができるようになり、
返し縫い時に畳を傾斜状に固定する両用縫着機における
薄厚の畳の返し縫いの確実性を向上し得るとともに、こ
のように縁部のみを大きく傾斜させているので、全体を
大きく傾斜させたものに比して装置の全高を低く抑える
ことができ、コンパクト化を図れる。
【0010】上記第2受け部材を板材により構成して、
その一端部を屈曲形成することで係止片を構成するとと
もに、第1受け部材には前記係止片が挿入される係止孔
を設ければ、簡単な構成でコスト低減を図り得るととも
に、第2受け部材の着脱操作は係止片を係止孔に挿入す
るだけで良いからきわめて容易かつ迅速に行うことがで
きる。
その一端部を屈曲形成することで係止片を構成するとと
もに、第1受け部材には前記係止片が挿入される係止孔
を設ければ、簡単な構成でコスト低減を図り得るととも
に、第2受け部材の着脱操作は係止片を係止孔に挿入す
るだけで良いからきわめて容易かつ迅速に行うことがで
きる。
【0011】また、本発明は、上記のように別部材を着
脱自在に取付けることで受具の高さ調整を行うものに限
らず、平刺し縫いと返し縫いとを共通のミシン針により
行い得る畳の両用縫着機であって、平刺し縫い時に傾斜
状に固定された畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ
調整可能に設けられたものであればよい。例えば、受具
は、調整ねじやカム機構等によりワンタッチで高さ調整
可能に構成した一つの受け部材により構成することもで
きる。
脱自在に取付けることで受具の高さ調整を行うものに限
らず、平刺し縫いと返し縫いとを共通のミシン針により
行い得る畳の両用縫着機であって、平刺し縫い時に傾斜
状に固定された畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ
調整可能に設けられたものであればよい。例えば、受具
は、調整ねじやカム機構等によりワンタッチで高さ調整
可能に構成した一つの受け部材により構成することもで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1、図5又は図6に示す両用
縫着機は、前後一対のフレーム1を備え、該フレーム1
間には左右のレール2,3が長手方向に設けられてい
る。一対のフレーム1には、畳台4がアーム5等を介し
て図5に実線で示す水平姿勢と図5に二点鎖線で示す傾
斜姿勢とに姿勢変更自在に設けられている。畳台4には
締付バー6が取付けられており、畳台4上に載置した畳
7を上側から畳台4に対して締付固定するよう構成され
ている。
面に基づいて説明する。図1、図5又は図6に示す両用
縫着機は、前後一対のフレーム1を備え、該フレーム1
間には左右のレール2,3が長手方向に設けられてい
る。一対のフレーム1には、畳台4がアーム5等を介し
て図5に実線で示す水平姿勢と図5に二点鎖線で示す傾
斜姿勢とに姿勢変更自在に設けられている。畳台4には
締付バー6が取付けられており、畳台4上に載置した畳
7を上側から畳台4に対して締付固定するよう構成され
ている。
【0013】レール2,3上には、ミシン台8がハンド
ル9等を備えた従来公知の駆動機構により畳台4に沿っ
て往復走行自在に設けられている。ミシン台8上には、
ミシン装置10が設けられている。このミシン装置10
には従来公知の針駆動機構11により平刺し縫い又は返
し縫いを行うように運針運動される真っ直ぐなミシン針
12を備えている。なお、このミシン針12は、従来公
知の左右方向位置調整機構(図示せず)により畳7に対
する位置調整可能となされており、種々の厚さの畳に対
応可能となされている。このような調整機構としては、
ミシン装置10に対するミシン針12の左右方向位置を
変更するものでもよく、また、ミシン台8に対してミシ
ン装置10を左右方向に移動することで畳7に対するミ
シン針12の左右方向位置を変更するものでもよい。
ル9等を備えた従来公知の駆動機構により畳台4に沿っ
て往復走行自在に設けられている。ミシン台8上には、
ミシン装置10が設けられている。このミシン装置10
には従来公知の針駆動機構11により平刺し縫い又は返
し縫いを行うように運針運動される真っ直ぐなミシン針
12を備えている。なお、このミシン針12は、従来公
知の左右方向位置調整機構(図示せず)により畳7に対
する位置調整可能となされており、種々の厚さの畳に対
応可能となされている。このような調整機構としては、
ミシン装置10に対するミシン針12の左右方向位置を
変更するものでもよく、また、ミシン台8に対してミシ
ン装置10を左右方向に移動することで畳7に対するミ
シン針12の左右方向位置を変更するものでもよい。
【0014】なお、ミシン台8側には返し縫い時に畳7
の縁部を上方から抑える長尺の押え部材27が設けられ
ており、ミシン装置10側には、該押え部材27上面を
転動するローラ28が設けられている。また、ミシン装
置10は、平刺し縫いのために図1に二点鎖線で示すよ
うに水平状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具
13と、返し縫いのために図1に実線で示すように左右
傾斜状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具14
とを備えている。平刺し時用受具13はミシン台8上に
取付固定されている。
の縁部を上方から抑える長尺の押え部材27が設けられ
ており、ミシン装置10側には、該押え部材27上面を
転動するローラ28が設けられている。また、ミシン装
置10は、平刺し縫いのために図1に二点鎖線で示すよ
うに水平状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具
13と、返し縫いのために図1に実線で示すように左右
傾斜状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具14
とを備えている。平刺し時用受具13はミシン台8上に
取付固定されている。
【0015】また、図2にも示すように、ミシン台8に
支持ブラケット15を上方突出状に設け、該支持ブラケ
ット15に軸16を介して揺動アーム17を揺動自在に
取付け、該揺動アーム17の先端部に調整台座18を取
付け、該調整台座18に返し縫い時用受具14を固定す
ることにより、該受具14を図2に実線で示す使用位置
と二点鎖線で示す収納位置とに位置変更自在に構成して
いる。
支持ブラケット15を上方突出状に設け、該支持ブラケ
ット15に軸16を介して揺動アーム17を揺動自在に
取付け、該揺動アーム17の先端部に調整台座18を取
付け、該調整台座18に返し縫い時用受具14を固定す
ることにより、該受具14を図2に実線で示す使用位置
と二点鎖線で示す収納位置とに位置変更自在に構成して
いる。
【0016】なお、調整台座18は、ボルト19によっ
て揺動アーム17に固定されている。また、台座18の
基端部には下方に突出する突部20が設けられており、
揺動アーム17には、該突部20の側方に当接する調整
ボルト21が螺着されている。したがって、ボルト19
を緩めて調整ボルト21を操作することにより、調整台
座18を揺動アーム17に対してボルト19の軸回りに
揺動可能に構成されており、受具14の角度の微調整を
容易に行い得るようにしている。
て揺動アーム17に固定されている。また、台座18の
基端部には下方に突出する突部20が設けられており、
揺動アーム17には、該突部20の側方に当接する調整
ボルト21が螺着されている。したがって、ボルト19
を緩めて調整ボルト21を操作することにより、調整台
座18を揺動アーム17に対してボルト19の軸回りに
揺動可能に構成されており、受具14の角度の微調整を
容易に行い得るようにしている。
【0017】ミシン装置10の側部には、受具14を使
用位置と収納位置とに位置変更させるための操作アーム
22が回動操作可能に設けられている。即ち、操作アー
ム22の回動軸23には連係アーム24が一体的に設け
られ、該アーム24先端部と揺動アーム17とがリンク
25を介して連結されており、操作アーム22の回動操
作によって揺動アーム17を揺動させて、受具14を位
置変更可能としている。
用位置と収納位置とに位置変更させるための操作アーム
22が回動操作可能に設けられている。即ち、操作アー
ム22の回動軸23には連係アーム24が一体的に設け
られ、該アーム24先端部と揺動アーム17とがリンク
25を介して連結されており、操作アーム22の回動操
作によって揺動アーム17を揺動させて、受具14を位
置変更可能としている。
【0018】なお、ミシン装置10の側部には、受具1
4が使用位置にある状態で操作アーム22の位置決めを
するべく該アーム22に係脱自在に係合するロック部材
26が設けられている。返し縫い時用受具14は、台座
18上に取付固定された第1受け部材30と、該第1受
け部材30に着脱自在に取付られる第2受け部材31と
を備えており、通常厚の畳の返し縫い時には第2受け部
材31を取り外して第1受け部材30により畳7の縁部
下面を支持し、薄厚の畳の返し縫い時には第1受け部材
30に第2受け部材31を取付けて該第2受け部材31
により畳7の縁部下面を支持するよう構成している。
4が使用位置にある状態で操作アーム22の位置決めを
するべく該アーム22に係脱自在に係合するロック部材
26が設けられている。返し縫い時用受具14は、台座
18上に取付固定された第1受け部材30と、該第1受
け部材30に着脱自在に取付られる第2受け部材31と
を備えており、通常厚の畳の返し縫い時には第2受け部
材31を取り外して第1受け部材30により畳7の縁部
下面を支持し、薄厚の畳の返し縫い時には第1受け部材
30に第2受け部材31を取付けて該第2受け部材31
により畳7の縁部下面を支持するよう構成している。
【0019】第1受け部材30は、本実施形態では、図
4(b)にも示すように側面視略へ字状に屈曲形成され
た受板32と、該受板32の後方に配設されたローラ3
3とを、台座18に取付固定された支持ブラケット33
により一体的に支持することで構成されている。また、
支持ブラケット33の先端側は略板状となされていると
ともにその上面部を凹状に切り欠くことによって、かか
る支持ブラケット33と受板32との間に横長の係止孔
34が構成されている。
4(b)にも示すように側面視略へ字状に屈曲形成され
た受板32と、該受板32の後方に配設されたローラ3
3とを、台座18に取付固定された支持ブラケット33
により一体的に支持することで構成されている。また、
支持ブラケット33の先端側は略板状となされていると
ともにその上面部を凹状に切り欠くことによって、かか
る支持ブラケット33と受板32との間に横長の係止孔
34が構成されている。
【0020】第2受け部材31は、図4及び図5に示す
ように板材からなり、第1受け部材30の略全長にわた
る本体部35と、該本体部35の一端部を下方折返し状
に屈曲形成してなる係止片36とを備えている。この係
止片36の左右幅は本体部35の左右幅よりも狭くなさ
れ且つ前記係止孔34の左右幅よりも若干小さくなされ
ている。なお、本体部35は受板32の側面形状に沿っ
て略へ字状に屈曲形成されているとともに、本体部35
の前後中途部には、ミシン針12が運針運動するための
切欠部37が形成されている。
ように板材からなり、第1受け部材30の略全長にわた
る本体部35と、該本体部35の一端部を下方折返し状
に屈曲形成してなる係止片36とを備えている。この係
止片36の左右幅は本体部35の左右幅よりも狭くなさ
れ且つ前記係止孔34の左右幅よりも若干小さくなされ
ている。なお、本体部35は受板32の側面形状に沿っ
て略へ字状に屈曲形成されているとともに、本体部35
の前後中途部には、ミシン針12が運針運動するための
切欠部37が形成されている。
【0021】また、本体部35の下面には、ローラ33
上に位置するスペーサ38と、受板32上に位置するス
ペーサ39とが溶接により固着されており、第2受け部
材31を第1受け部材30上に安定的に載置可能として
いる。この第2受け部材31は、その係止片36を上記
のように第1受け部材30の先端部に形成された係止孔
34に挿入することによって第1受け部材30上にワン
タッチで取付けられる。このように取付けられた第2受
け部材31の受け面(即ち、上面)は、図2に示すよう
に、第1受け部材30の受け面よりも高さhだけ高くな
るために、10〜18mm程度の薄厚の畳の返し縫いを
行う場合に第2受け部材31を取付けることにより、ミ
シン針12の駆動機構11や左右方向位置調整機構が薄
厚の畳に対応していない場合であっても、かかる両用縫
着機によって薄厚の畳の返し縫いを容易かつ確実に行う
ことが可能となる。
上に位置するスペーサ38と、受板32上に位置するス
ペーサ39とが溶接により固着されており、第2受け部
材31を第1受け部材30上に安定的に載置可能として
いる。この第2受け部材31は、その係止片36を上記
のように第1受け部材30の先端部に形成された係止孔
34に挿入することによって第1受け部材30上にワン
タッチで取付けられる。このように取付けられた第2受
け部材31の受け面(即ち、上面)は、図2に示すよう
に、第1受け部材30の受け面よりも高さhだけ高くな
るために、10〜18mm程度の薄厚の畳の返し縫いを
行う場合に第2受け部材31を取付けることにより、ミ
シン針12の駆動機構11や左右方向位置調整機構が薄
厚の畳に対応していない場合であっても、かかる両用縫
着機によって薄厚の畳の返し縫いを容易かつ確実に行う
ことが可能となる。
【0022】即ち、図3を用いて具体的に説明すると、
使用位置の第1受け部材30が図3に示す位置で固定さ
れ、且つ、ミシン針12の左右方向位置(畳7に対する
突入位置)の調整範囲がD1〜D2の範囲であるとき、
通常厚の畳の場合は第2受け部材31を取付けなくとも
適正な返し縫いを行うことができるが、図3に二点鎖線
で示すように薄厚の畳7の場合は、該畳7の縁の角部に
ミシン針12が突き刺されてしまい、これでは適正な返
し縫いを行うことができない。
使用位置の第1受け部材30が図3に示す位置で固定さ
れ、且つ、ミシン針12の左右方向位置(畳7に対する
突入位置)の調整範囲がD1〜D2の範囲であるとき、
通常厚の畳の場合は第2受け部材31を取付けなくとも
適正な返し縫いを行うことができるが、図3に二点鎖線
で示すように薄厚の畳7の場合は、該畳7の縁の角部に
ミシン針12が突き刺されてしまい、これでは適正な返
し縫いを行うことができない。
【0023】そこで、薄厚の畳7の場合は、図3に実線
で示すように、第2受け部材31を取付けて、該部材3
1の受面(上面)によって傾斜状に固定された畳7の上
端側の縁部下面を支持して、該畳7の縁部を上方に反ら
せることによりミシン針12の調整範囲内に入るように
する。このとき、畳7の縁部の傾斜角度が若干大きくな
るため、ミシン針12の突き刺し深さa1は、第2受け
部材を取付けないときの傾斜角度における突き刺し深さ
a2よりも大きくなり、而して、薄厚の畳における返し
縫いを確実に行えるようになる。
で示すように、第2受け部材31を取付けて、該部材3
1の受面(上面)によって傾斜状に固定された畳7の上
端側の縁部下面を支持して、該畳7の縁部を上方に反ら
せることによりミシン針12の調整範囲内に入るように
する。このとき、畳7の縁部の傾斜角度が若干大きくな
るため、ミシン針12の突き刺し深さa1は、第2受け
部材を取付けないときの傾斜角度における突き刺し深さ
a2よりも大きくなり、而して、薄厚の畳における返し
縫いを確実に行えるようになる。
【0024】このように薄厚の畳7の返し縫いの際には
縫着部分(即ち縁部)の傾斜角度を大きくすることが特
に望まれるが、本実施形態では第2受け部材によって畳
7の縁部のみを反らせて、畳全体の傾斜角度は通常厚の
畳のときと同じであるから、畳台4等から構成される畳
の支持装置の構成が複雑化することもなく、また、畳全
体を大きく傾斜させるようにするものに比して、該傾斜
時の畳の鉛直高さを低くすることができて、装置全体の
コンパクト化をも図ることができる。
縫着部分(即ち縁部)の傾斜角度を大きくすることが特
に望まれるが、本実施形態では第2受け部材によって畳
7の縁部のみを反らせて、畳全体の傾斜角度は通常厚の
畳のときと同じであるから、畳台4等から構成される畳
の支持装置の構成が複雑化することもなく、また、畳全
体を大きく傾斜させるようにするものに比して、該傾斜
時の畳の鉛直高さを低くすることができて、装置全体の
コンパクト化をも図ることができる。
【0025】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、適宜設計変更することができる。例えば、
上記実施形態では第1受け部材30に第2受け部材31
を着脱することによって受具14の高さ調整を行うよう
にしたが、台座18に一つの受け部材をカムやねじ調整
によって高さ調整可能に取付けるようにすることもでき
る。
のではなく、適宜設計変更することができる。例えば、
上記実施形態では第1受け部材30に第2受け部材31
を着脱することによって受具14の高さ調整を行うよう
にしたが、台座18に一つの受け部材をカムやねじ調整
によって高さ調整可能に取付けるようにすることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の両用縫着機では、返し縫い時に
傾斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具は、
通常厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
1受け部材に、該第1受け部材よりも高い受け面を有し
て薄厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
2受け部材を着脱自在に取付け得るよう構成してなるも
のであるから、薄厚の畳に対応して設計されていないも
のであっても、第2受け部材を取付けることで薄厚の畳
の返し縫いを容易に行うことができ、通常厚の畳と薄厚
の畳とを連続して製造する場合であっても、第2受け部
材の着脱作業を容易かつ迅速に行うことができ、作業性
の向上を図り得る。
傾斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具は、
通常厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
1受け部材に、該第1受け部材よりも高い受け面を有し
て薄厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
2受け部材を着脱自在に取付け得るよう構成してなるも
のであるから、薄厚の畳に対応して設計されていないも
のであっても、第2受け部材を取付けることで薄厚の畳
の返し縫いを容易に行うことができ、通常厚の畳と薄厚
の畳とを連続して製造する場合であっても、第2受け部
材の着脱作業を容易かつ迅速に行うことができ、作業性
の向上を図り得る。
【0027】また、第2受け部材を板材で構成するとと
もに一端部を屈曲形成して係止片を構成し、第1受け部
材に係止片が挿入される係止孔を設けたものでは、構造
の簡素化が図られるとともに、第2部材の着脱作業をき
わめて容易かつ迅速に行える。以上のように、平刺し縫
い時に畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ調整可能
に設けられているので、ミシン針の調整範囲が薄厚の畳
に対応していなくとも、受具の高さ調整を行うことで薄
厚の畳の返し縫いを行うことができるようになり、現在
製造・使用等されている両用縫着機の受具を交換するこ
とで本発明装置を構成することができて、導入コスト低
減等をも図ることができる。
もに一端部を屈曲形成して係止片を構成し、第1受け部
材に係止片が挿入される係止孔を設けたものでは、構造
の簡素化が図られるとともに、第2部材の着脱作業をき
わめて容易かつ迅速に行える。以上のように、平刺し縫
い時に畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ調整可能
に設けられているので、ミシン針の調整範囲が薄厚の畳
に対応していなくとも、受具の高さ調整を行うことで薄
厚の畳の返し縫いを行うことができるようになり、現在
製造・使用等されている両用縫着機の受具を交換するこ
とで本発明装置を構成することができて、導入コスト低
減等をも図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る両用縫着機により薄
厚の畳の返し縫いを行っている状態の要部を示す正面図
である。
厚の畳の返し縫いを行っている状態の要部を示す正面図
である。
【図2】同両用縫着機の受具の取付リンク機構を示す拡
大正面図である。
大正面図である。
【図3】傾斜状に固定された薄厚の畳の縁部を第2受け
部材により支持した状態を示す拡大正面図である。
部材により支持した状態を示す拡大正面図である。
【図4】(a)は第2受け部材の拡大平面図、(b)は
第2受け部材を第1受け部材に取付けた状態の一部破断
拡大側面図である。
第2受け部材を第1受け部材に取付けた状態の一部破断
拡大側面図である。
【図5】同両用縫着機の全体正面図である。
【図6】同両用縫着機の全体平面図である。
10 ミシン装置 14 受具 30 第1受け部材 31 第2受け部材 34 係止孔 36 係止片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 畳の両用縫着機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平刺し縫いと返し
縫いとを共通のミシン装置により行い得る畳の両用縫着
機に関し、特に、返し縫い時における畳の縁部の受具に
関する。
縫いとを共通のミシン装置により行い得る畳の両用縫着
機に関し、特に、返し縫い時における畳の縁部の受具に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来の両用縫着機は、例えば、特
公昭62−38973号公報に開示されるように既に周
知となっている。この従来の両用縫着機は、水平状に固
定された畳の畳縁の平刺し縫いと、左右傾斜状に固定さ
れた畳の上端側の畳縁の返し縫いとを、畳縁に沿って前
後方向に移動するミシン装置により行う得るよう構成さ
れている。ここで、ミシン装置のミシン針は、平刺し縫
いをも行うものであるから、通常は真っ直ぐなものとな
されている。
公昭62−38973号公報に開示されるように既に周
知となっている。この従来の両用縫着機は、水平状に固
定された畳の畳縁の平刺し縫いと、左右傾斜状に固定さ
れた畳の上端側の畳縁の返し縫いとを、畳縁に沿って前
後方向に移動するミシン装置により行う得るよう構成さ
れている。ここで、ミシン装置のミシン針は、平刺し縫
いをも行うものであるから、通常は真っ直ぐなものとな
されている。
【0003】かかる両用縫着機においては返し縫いは、
傾斜された畳の縁部に対し、略鉛直状のミシン針が斜め
に突入されるようになっている。畳の厚さに応じてミシ
ン針の適正な突入位置は異なるため、ミシン針の突入位
置は調整自在となされている。さらに、畳床の畳縁全長
にわたってミシン針の突き刺し位置を一様にするため
に、ミシン装置には畳床の畳縁の下面側を支持する受具
が設けられている。
傾斜された畳の縁部に対し、略鉛直状のミシン針が斜め
に突入されるようになっている。畳の厚さに応じてミシ
ン針の適正な突入位置は異なるため、ミシン針の突入位
置は調整自在となされている。さらに、畳床の畳縁全長
にわたってミシン針の突き刺し位置を一様にするため
に、ミシン装置には畳床の畳縁の下面側を支持する受具
が設けられている。
【0004】畳の一般的な通常厚さは凡そ25mm以上
であり、上記したミシン針の突入位置の調整機構もかか
る従来の厚さの範囲で行い得るよう設計されている。
であり、上記したミシン針の突入位置の調整機構もかか
る従来の厚さの範囲で行い得るよう設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、10
〜18mm程度の厚さの畳が新たに要望されつつある。
かかる薄厚の畳は、例えば、フローリングされた床の上
に敷き詰めることで洋室を和室に変える等の用途に多く
使用される。しかし、上記従来の両用縫着機では、凡そ
25mm以上の畳にしか対応していないために、現在使
用されている両用縫着機によって薄厚の畳の返し縫いを
することが非常に困難である。
〜18mm程度の厚さの畳が新たに要望されつつある。
かかる薄厚の畳は、例えば、フローリングされた床の上
に敷き詰めることで洋室を和室に変える等の用途に多く
使用される。しかし、上記従来の両用縫着機では、凡そ
25mm以上の畳にしか対応していないために、現在使
用されている両用縫着機によって薄厚の畳の返し縫いを
することが非常に困難である。
【0006】そこで、本発明は、返し縫い時の畳の縁部
の受具を改良することで、ミシン針の調整機構やその他
の構造は従来のままでも薄厚の畳の返し縫いをすること
ができ、通常厚の畳の縫着時と薄厚の畳の縫着時との受
具の変更作業を容易かつ迅速に行えるようにすることを
目的とする。
の受具を改良することで、ミシン針の調整機構やその他
の構造は従来のままでも薄厚の畳の返し縫いをすること
ができ、通常厚の畳の縫着時と薄厚の畳の縫着時との受
具の変更作業を容易かつ迅速に行えるようにすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、水平状に固定された畳の畳縁の平刺し縫い
と、左右傾斜状に固定された畳の上端側の畳縁の返し縫
いとを、畳縁に沿って前後方向に移動するミシン装置に
より行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い時に傾
斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具がミシ
ン装置に備えられており、該受具は、通常厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第1受け部材に、該
第1受け部材よりも高い受け面を有して薄厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第2受け部材を着脱
自在に取付け得るよう構成されていることを特徴とする
ものである。
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、水平状に固定された畳の畳縁の平刺し縫い
と、左右傾斜状に固定された畳の上端側の畳縁の返し縫
いとを、畳縁に沿って前後方向に移動するミシン装置に
より行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い時に傾
斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具がミシ
ン装置に備えられており、該受具は、通常厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第1受け部材に、該
第1受け部材よりも高い受け面を有して薄厚の畳の返し
縫い時に該畳の縁部下面を支持する第2受け部材を着脱
自在に取付け得るよう構成されていることを特徴とする
ものである。
【0008】かかる本発明の両用縫着機では、通常厚の
畳の縫着を行う場合には第2受け部材を第1受け部材か
ら外しておき、薄厚の畳の縫着を行う場合には第2受け
部材を第1受け部材に取付ける。この第2受け部材の受
け面は第1受け部材よりも高く設定されているため、薄
厚の畳の縁部をミシン針の方に持ち上げるようになり、
ミシン針の調整機構が薄厚の畳に対応していなくとも、
薄厚の畳の返し縫いを適正に行うことが可能である。
畳の縫着を行う場合には第2受け部材を第1受け部材か
ら外しておき、薄厚の畳の縫着を行う場合には第2受け
部材を第1受け部材に取付ける。この第2受け部材の受
け面は第1受け部材よりも高く設定されているため、薄
厚の畳の縁部をミシン針の方に持ち上げるようになり、
ミシン針の調整機構が薄厚の畳に対応していなくとも、
薄厚の畳の返し縫いを適正に行うことが可能である。
【0009】また、第2受け部材の装着時には、傾斜状
に固定された畳の縁部を第2受け部材により持ち上げ、
かかる畳の縁部分が上方に反るようになるために、鉛直
状のミシン針を深く突き刺すことができるようになり、
返し縫い時に畳を傾斜状に固定する両用縫着機における
薄厚の畳の返し縫いの確実性を向上し得るとともに、こ
のように縁部のみを大きく傾斜させているので、全体を
大きく傾斜させたものに比して装置の全高を低く抑える
ことができ、コンパクト化を図れる。
に固定された畳の縁部を第2受け部材により持ち上げ、
かかる畳の縁部分が上方に反るようになるために、鉛直
状のミシン針を深く突き刺すことができるようになり、
返し縫い時に畳を傾斜状に固定する両用縫着機における
薄厚の畳の返し縫いの確実性を向上し得るとともに、こ
のように縁部のみを大きく傾斜させているので、全体を
大きく傾斜させたものに比して装置の全高を低く抑える
ことができ、コンパクト化を図れる。
【0010】上記第2受け部材を板材により構成して、
その一端部を屈曲形成することで係止片を構成するとと
もに、第1受け部材には前記係止片が挿入される係止孔
を設ければ、簡単な構成でコスト低減を図り得るととも
に、第2受け部材の着脱操作は係止片を係止孔に挿入す
るだけで良いからきわめて容易かつ迅速に行うことがで
きる。
その一端部を屈曲形成することで係止片を構成するとと
もに、第1受け部材には前記係止片が挿入される係止孔
を設ければ、簡単な構成でコスト低減を図り得るととも
に、第2受け部材の着脱操作は係止片を係止孔に挿入す
るだけで良いからきわめて容易かつ迅速に行うことがで
きる。
【0011】また、本発明は、上記のように別部材を着
脱自在に取付けることで受具の高さ調整を行うものに限
らず、平刺し縫いと返し縫いとを共通のミシン針により
行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い時に傾斜状
に固定された畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ調
整可能に設けられたものであればよい。例えば、受具
は、調整ねじやカム機構等によりワンタッチで高さ調整
可能に構成した一つの受け部材により構成することもで
きる。
脱自在に取付けることで受具の高さ調整を行うものに限
らず、平刺し縫いと返し縫いとを共通のミシン針により
行い得る畳の両用縫着機であって、返し縫い時に傾斜状
に固定された畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ調
整可能に設けられたものであればよい。例えば、受具
は、調整ねじやカム機構等によりワンタッチで高さ調整
可能に構成した一つの受け部材により構成することもで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1、図5又は図6に示す両用
縫着機は、前後一対のフレーム1を備え、該フレーム1
間には左右のレール2,3が長手方向に設けられてい
る。一対のフレーム1には、畳台4がアーム5等を介し
て図5に実線で示す水平姿勢と図5に二点鎖線で示す傾
斜姿勢とに姿勢変更自在に設けられている。畳台4には
締付バー6が取付けられており、畳台4上に載置した畳
7を上側から畳台4に対して締付固定するよう構成され
ている。
面に基づいて説明する。図1、図5又は図6に示す両用
縫着機は、前後一対のフレーム1を備え、該フレーム1
間には左右のレール2,3が長手方向に設けられてい
る。一対のフレーム1には、畳台4がアーム5等を介し
て図5に実線で示す水平姿勢と図5に二点鎖線で示す傾
斜姿勢とに姿勢変更自在に設けられている。畳台4には
締付バー6が取付けられており、畳台4上に載置した畳
7を上側から畳台4に対して締付固定するよう構成され
ている。
【0013】レール2,3上には、ミシン台8がハンド
ル9等を備えた従来公知の駆動機構により畳台4に沿っ
て往復走行自在に設けられている。ミシン台8上には、
ミシン装置10が設けられている。このミシン装置10
には従来公知の針駆動機構11により平刺し縫い又は返
し縫いを行うように運針運動される真っ直ぐなミシン針
12を備えている。なお、このミシン針12は、従来公
知の左右方向位置調整機構(図示せず)により畳7に対
する位置調整可能となされており、種々の厚さの畳に対
応可能となされている。このような調整機構としては、
ミシン装置10に対するミシン針12の左右方向位置を
変更するものでもよく、また、ミシン台8に対してミシ
ン装置10を左右方向に移動することで畳7に対するミ
シン針12の左右方向位置を変更するものでもよい。
ル9等を備えた従来公知の駆動機構により畳台4に沿っ
て往復走行自在に設けられている。ミシン台8上には、
ミシン装置10が設けられている。このミシン装置10
には従来公知の針駆動機構11により平刺し縫い又は返
し縫いを行うように運針運動される真っ直ぐなミシン針
12を備えている。なお、このミシン針12は、従来公
知の左右方向位置調整機構(図示せず)により畳7に対
する位置調整可能となされており、種々の厚さの畳に対
応可能となされている。このような調整機構としては、
ミシン装置10に対するミシン針12の左右方向位置を
変更するものでもよく、また、ミシン台8に対してミシ
ン装置10を左右方向に移動することで畳7に対するミ
シン針12の左右方向位置を変更するものでもよい。
【0014】なお、ミシン台8側には返し縫い時に畳7
の縁部を上方から抑える長尺の押え部材27が設けられ
ており、ミシン装置10側には、該押え部材27上面を
転動するローラ28が設けられている。また、ミシン装
置10は、平刺し縫いのために図1に二点鎖線で示すよ
うに水平状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具
29と、返し縫いのために図1に実線で示すように左右
傾斜状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具14
とを備えている。平刺し時用受具29はミシン台8上に
取付固定されている。
の縁部を上方から抑える長尺の押え部材27が設けられ
ており、ミシン装置10側には、該押え部材27上面を
転動するローラ28が設けられている。また、ミシン装
置10は、平刺し縫いのために図1に二点鎖線で示すよ
うに水平状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具
29と、返し縫いのために図1に実線で示すように左右
傾斜状に固定された畳7の縁部下面を支持する受具14
とを備えている。平刺し時用受具29はミシン台8上に
取付固定されている。
【0015】また、図2にも示すように、ミシン台8に
支持ブラケット15を上方突出状に設け、該支持ブラケ
ット15に軸16を介して揺動アーム17を揺動自在に
取付け、該揺動アーム17の先端部に調整台座18を取
付け、該調整台座18に返し縫い時用受具14を固定す
ることにより、該受具14を図2に実線で示す使用位置
と二点鎖線で示す収納位置とに位置変更自在に構成して
いる。
支持ブラケット15を上方突出状に設け、該支持ブラケ
ット15に軸16を介して揺動アーム17を揺動自在に
取付け、該揺動アーム17の先端部に調整台座18を取
付け、該調整台座18に返し縫い時用受具14を固定す
ることにより、該受具14を図2に実線で示す使用位置
と二点鎖線で示す収納位置とに位置変更自在に構成して
いる。
【0016】なお、調整台座18は、ボルト19によっ
て揺動アーム17に固定されている。また、台座18の
基端部には下方に突出する突部20が設けられており、
揺動アーム17には、該突部20の側方に当接する調整
ボルト21が螺着されている。したがって、ボルト19
を緩めて調整ボルト21を操作することにより、調整台
座18を揺動アーム17に対してボルト19の軸回りに
揺動可能に構成されており、受具14の角度の微調整を
容易に行い得るようにしている。
て揺動アーム17に固定されている。また、台座18の
基端部には下方に突出する突部20が設けられており、
揺動アーム17には、該突部20の側方に当接する調整
ボルト21が螺着されている。したがって、ボルト19
を緩めて調整ボルト21を操作することにより、調整台
座18を揺動アーム17に対してボルト19の軸回りに
揺動可能に構成されており、受具14の角度の微調整を
容易に行い得るようにしている。
【0017】ミシン装置10の側部には、受具14を使
用位置と収納位置とに位置変更させるための操作アーム
22が回動操作可能に設けられている。即ち、操作アー
ム22の回動軸23には連係アーム24が一体的に設け
られ、該アーム24先端部と揺動アーム17とがリンク
25を介して連結されており、操作アーム22の回動操
作によって揺動アーム17を揺動させて、受具14を位
置変更可能としている。
用位置と収納位置とに位置変更させるための操作アーム
22が回動操作可能に設けられている。即ち、操作アー
ム22の回動軸23には連係アーム24が一体的に設け
られ、該アーム24先端部と揺動アーム17とがリンク
25を介して連結されており、操作アーム22の回動操
作によって揺動アーム17を揺動させて、受具14を位
置変更可能としている。
【0018】なお、ミシン装置10の側部には、受具1
4が使用位置にある状態で操作アーム22の位置決めを
するべく該アーム22に係脱自在に係合するロック部材
26が設けられている。返し縫い時用受具14は、台座
18上に取付固定された第1受け部材30と、該第1受
け部材30に着脱自在に取付られる第2受け部材31と
を備えており、通常厚の畳の返し縫い時には第2受け部
材31を取り外して第1受け部材30により畳7の縁部
下面を支持し、薄厚の畳の返し縫い時には第1受け部材
30に第2受け部材31を取付けて該第2受け部材31
により畳7の縁部下面を支持するよう構成している。
4が使用位置にある状態で操作アーム22の位置決めを
するべく該アーム22に係脱自在に係合するロック部材
26が設けられている。返し縫い時用受具14は、台座
18上に取付固定された第1受け部材30と、該第1受
け部材30に着脱自在に取付られる第2受け部材31と
を備えており、通常厚の畳の返し縫い時には第2受け部
材31を取り外して第1受け部材30により畳7の縁部
下面を支持し、薄厚の畳の返し縫い時には第1受け部材
30に第2受け部材31を取付けて該第2受け部材31
により畳7の縁部下面を支持するよう構成している。
【0019】第1受け部材30は、本実施形態では、図
4(b)にも示すように側面視略へ字状に屈曲形成され
た受板32と、該受板32の後方に配設されたローラ3
3とを、台座18に取付固定された支持ブラケット33
により一体的に支持することで構成されている。また、
支持ブラケット33の先端側は略板状となされていると
ともにその上面部を凹状に切り欠くことによって、かか
る支持ブラケット33と受板32との間に横長の係止孔
34が構成されている。
4(b)にも示すように側面視略へ字状に屈曲形成され
た受板32と、該受板32の後方に配設されたローラ3
3とを、台座18に取付固定された支持ブラケット33
により一体的に支持することで構成されている。また、
支持ブラケット33の先端側は略板状となされていると
ともにその上面部を凹状に切り欠くことによって、かか
る支持ブラケット33と受板32との間に横長の係止孔
34が構成されている。
【0020】第2受け部材31は、図4及び図3に示す
ように板材からなり、第1受け部材30の略全長にわた
る本体部35と、該本体部35の一端部を下方折返し状
に屈曲形成してなる係止片36とを備えている。この係
止片36の左右幅は本体部35の左右幅よりも狭くなさ
れ且つ前記係止孔34の左右幅よりも若干小さくなされ
ている。なお、本体部35は受板32の側面形状に沿っ
て略へ字状に屈曲形成されているとともに、本体部35
の前後中途部には、ミシン針12が運針運動するための
切欠部37が形成されている。
ように板材からなり、第1受け部材30の略全長にわた
る本体部35と、該本体部35の一端部を下方折返し状
に屈曲形成してなる係止片36とを備えている。この係
止片36の左右幅は本体部35の左右幅よりも狭くなさ
れ且つ前記係止孔34の左右幅よりも若干小さくなされ
ている。なお、本体部35は受板32の側面形状に沿っ
て略へ字状に屈曲形成されているとともに、本体部35
の前後中途部には、ミシン針12が運針運動するための
切欠部37が形成されている。
【0021】また、本体部35の下面には、ローラ33
上に位置するスペーサ38と、受板32上に位置するス
ペーサ39とが溶接により固着されており、第2受け部
材31を第1受け部材30上に安定的に載置可能として
いる。この第2受け部材31は、その係止片36を上記
のように第1受け部材30の先端部に形成された係止孔
34に挿入することによって第1受け部材30上にワン
タッチで取付けられる。このように取付けられた第2受
け部材31の受け面(即ち、上面)は、図2に示すよう
に、第1受け部材30の受け面よりも高さhだけ高くな
るために、10〜18mm程度の薄厚の畳の返し縫いを
行う場合に第2受け部材31を取付けることにより、ミ
シン針12の駆動機構11や左右方向位置調整機構が薄
厚の畳に対応していない場合であっても、かかる両用縫
着機によって薄厚の畳の返し縫いを容易かつ確実に行う
ことが可能となる。
上に位置するスペーサ38と、受板32上に位置するス
ペーサ39とが溶接により固着されており、第2受け部
材31を第1受け部材30上に安定的に載置可能として
いる。この第2受け部材31は、その係止片36を上記
のように第1受け部材30の先端部に形成された係止孔
34に挿入することによって第1受け部材30上にワン
タッチで取付けられる。このように取付けられた第2受
け部材31の受け面(即ち、上面)は、図2に示すよう
に、第1受け部材30の受け面よりも高さhだけ高くな
るために、10〜18mm程度の薄厚の畳の返し縫いを
行う場合に第2受け部材31を取付けることにより、ミ
シン針12の駆動機構11や左右方向位置調整機構が薄
厚の畳に対応していない場合であっても、かかる両用縫
着機によって薄厚の畳の返し縫いを容易かつ確実に行う
ことが可能となる。
【0022】即ち、図3を用いて具体的に説明すると、
使用位置の第1受け部材30が図3に示す位置で固定さ
れ、且つ、ミシン針12の左右方向位置(畳7に対する
突入位置)の調整範囲がD1〜D2の範囲であるとき、
通常厚の畳の場合は第2受け部材31を取付けなくとも
適正な返し縫いを行うことができるが、図3に二点鎖線
で示すように薄厚の畳7の場合は、該畳7の縁の角部に
ミシン針12が突き刺されてしまい、これでは適正な返
し縫いを行うことができない。
使用位置の第1受け部材30が図3に示す位置で固定さ
れ、且つ、ミシン針12の左右方向位置(畳7に対する
突入位置)の調整範囲がD1〜D2の範囲であるとき、
通常厚の畳の場合は第2受け部材31を取付けなくとも
適正な返し縫いを行うことができるが、図3に二点鎖線
で示すように薄厚の畳7の場合は、該畳7の縁の角部に
ミシン針12が突き刺されてしまい、これでは適正な返
し縫いを行うことができない。
【0023】そこで、薄厚の畳7の場合は、図3に実線
で示すように、第2受け部材31を取付けて、該部材3
1の受面(上面)によって傾斜状に固定された畳7の上
端側の縁部下面を支持して、該畳7の縁部を上方に反ら
せることによりミシン針12の調整範囲内に入るように
する。このとき、畳7の縁部の傾斜角度が若干大きくな
るため、ミシン針12の突き刺し深さa1は、第2受け
部材を取付けないときの傾斜角度における突き刺し深さ
a2よりも大きくなり、而して、薄厚の畳における返し
縫いを確実に行えるようになる。
で示すように、第2受け部材31を取付けて、該部材3
1の受面(上面)によって傾斜状に固定された畳7の上
端側の縁部下面を支持して、該畳7の縁部を上方に反ら
せることによりミシン針12の調整範囲内に入るように
する。このとき、畳7の縁部の傾斜角度が若干大きくな
るため、ミシン針12の突き刺し深さa1は、第2受け
部材を取付けないときの傾斜角度における突き刺し深さ
a2よりも大きくなり、而して、薄厚の畳における返し
縫いを確実に行えるようになる。
【0024】このように薄厚の畳7の返し縫いの際には
縫着部分(即ち縁部)の傾斜角度を大きくすることが特
に望まれるが、本実施形態では第2受け部材によって畳
7の縁部のみを反らせて、畳全体の傾斜角度は通常厚の
畳のときと同じであるから、畳台4等から構成される畳
の支持装置の構成が複雑化することもなく、また、畳全
体を大きく傾斜させるようにするものに比して、該傾斜
時の畳の鉛直高さを低くすることができて、装置全体の
コンパクト化をも図ることができる。
縫着部分(即ち縁部)の傾斜角度を大きくすることが特
に望まれるが、本実施形態では第2受け部材によって畳
7の縁部のみを反らせて、畳全体の傾斜角度は通常厚の
畳のときと同じであるから、畳台4等から構成される畳
の支持装置の構成が複雑化することもなく、また、畳全
体を大きく傾斜させるようにするものに比して、該傾斜
時の畳の鉛直高さを低くすることができて、装置全体の
コンパクト化をも図ることができる。
【0025】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、適宜設計変更することができる。例えば、
上記実施形態では第1受け部材30に第2受け部材31
を着脱することによって受具14の高さ調整を行うよう
にしたが、台座18に一つの受け部材をカムやねじ調整
によって高さ調整可能に取付けるようにすることもでき
る。
のではなく、適宜設計変更することができる。例えば、
上記実施形態では第1受け部材30に第2受け部材31
を着脱することによって受具14の高さ調整を行うよう
にしたが、台座18に一つの受け部材をカムやねじ調整
によって高さ調整可能に取付けるようにすることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の両用縫着機では、返し縫い時に
傾斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具は、
通常厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
1受け部材に、該第1受け部材よりも高い受け面を有し
て薄厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
2受け部材を着脱自在に取付け得るよう構成してなるも
のであるから、薄厚の畳に対応して設計されていないも
のであっても、第2受け部材を取付けることで薄厚の畳
の返し縫いを容易に行うことができ、通常厚の畳と薄厚
の畳とを連続して製造する場合であっても、第2受け部
材の着脱作業を容易かつ迅速に行うことができ、作業性
の向上を図り得る。
傾斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持する受具は、
通常厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
1受け部材に、該第1受け部材よりも高い受け面を有し
て薄厚の畳の返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第
2受け部材を着脱自在に取付け得るよう構成してなるも
のであるから、薄厚の畳に対応して設計されていないも
のであっても、第2受け部材を取付けることで薄厚の畳
の返し縫いを容易に行うことができ、通常厚の畳と薄厚
の畳とを連続して製造する場合であっても、第2受け部
材の着脱作業を容易かつ迅速に行うことができ、作業性
の向上を図り得る。
【0027】また、第2受け部材を板材で構成するとと
もに一端部を屈曲形成して係止片を構成し、第1受け部
材に係止片が挿入される係止孔を設けたものでは、構造
の簡素化が図られるとともに、第2部材の着脱作業をき
わめて容易かつ迅速に行える。以上のように、返し縫い
時に畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ調整可能に
設けられているので、ミシン針の調整範囲が薄厚の畳に
対応していなくとも、受具の高さ調整を行うことで薄厚
の畳の返し縫いを行うことができるようになり、現在製
造・使用等されている両用縫着機の受具を交換すること
で本発明装置を構成することができて、導入コスト低減
等をも図ることができる。
もに一端部を屈曲形成して係止片を構成し、第1受け部
材に係止片が挿入される係止孔を設けたものでは、構造
の簡素化が図られるとともに、第2部材の着脱作業をき
わめて容易かつ迅速に行える。以上のように、返し縫い
時に畳の縁部の下面側を支持する受具が高さ調整可能に
設けられているので、ミシン針の調整範囲が薄厚の畳に
対応していなくとも、受具の高さ調整を行うことで薄厚
の畳の返し縫いを行うことができるようになり、現在製
造・使用等されている両用縫着機の受具を交換すること
で本発明装置を構成することができて、導入コスト低減
等をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る両用縫着機により薄
厚の畳の返し縫いを行っている状態の要部を示す正面図
である。
厚の畳の返し縫いを行っている状態の要部を示す正面図
である。
【図2】同両用縫着機の受具の取付リンク機構を示す拡
大正面図である。
大正面図である。
【図3】傾斜状に固定された薄厚の畳の縁部を第2受け
部材により支持した状態を示す拡大正面図である。
部材により支持した状態を示す拡大正面図である。
【図4】(a)は第2受け部材の拡大平面図、(b)は
第2受け部材を第1受け部材に取付けた状態の一部破断
拡大側面図である。
第2受け部材を第1受け部材に取付けた状態の一部破断
拡大側面図である。
【図5】同両用縫着機の全体正面図である。
【図6】同両用縫着機の全体平面図である。
【符号の説明】 10 ミシン装置 14 受具 30 第1受け部材 31 第2受け部材 34 係止孔 36 係止片
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (3)
- 【請求項1】 水平状に固定された畳の畳縁の平刺し縫
いと、左右傾斜状に固定された畳の上端側の畳縁の返し
縫いとを、畳縁に沿って前後方向に移動するミシン装置
(10)により行い得る畳の両用縫着機であって、 返し縫い時に傾斜状の畳の上端側の縁部の下面側を支持
する受具(14)がミシン装置(10)に備えられてお
り、該受具(14)は、通常厚の畳の返し縫い時に該畳
の縁部下面を支持する第1受け部材(30)に、該第1
受け部材(30)よりも高い受け面を有して薄厚の畳の
返し縫い時に該畳の縁部下面を支持する第2受け部材
(31)を着脱自在に取付け得るよう構成してなること
を特徴とする畳の両用縫着機。 - 【請求項2】 第2受け部材(31)は板材からなると
ともに一端部が屈曲形成されて係止片(36)が構成さ
れており、第1受け部材(30)には前記係止片(3
6)が挿入される係止孔(34)が設けられている請求
項1に記載の畳の両用縫着機。 - 【請求項3】 平刺し縫いと返し縫いとを共通のミシン
装置(10)により行い得る畳の両用縫着機であって、
平刺し縫い時に傾斜状に固定された畳の縁部の下面側を
支持する受具(14)が高さ調整可能に設けられている
ことを特徴とする畳の両用縫着機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18376596A JPH1024179A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 畳の両用縫着機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18376596A JPH1024179A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 畳の両用縫着機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1024179A true JPH1024179A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16141585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18376596A Pending JPH1024179A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 畳の両用縫着機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1024179A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002126383A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-08 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 畳縫着装置および縫着方法 |
| JP2015216999A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | 極東産機株式会社 | 畳縫着装置 |
| JP2016123734A (ja) * | 2015-01-05 | 2016-07-11 | 極東産機株式会社 | 畳縫着装置、および、畳縫着方法 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP18376596A patent/JPH1024179A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002126383A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-08 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 畳縫着装置および縫着方法 |
| JP2015216999A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | 極東産機株式会社 | 畳縫着装置 |
| JP2016123734A (ja) * | 2015-01-05 | 2016-07-11 | 極東産機株式会社 | 畳縫着装置、および、畳縫着方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020709 |