JPH10242401A - 半導体装置の保護回路 - Google Patents

半導体装置の保護回路

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JPH10242401A
JPH10242401A JP9364446A JP36444697A JPH10242401A JP H10242401 A JPH10242401 A JP H10242401A JP 9364446 A JP9364446 A JP 9364446A JP 36444697 A JP36444697 A JP 36444697A JP H10242401 A JPH10242401 A JP H10242401A
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気等のサージから半導体装置を保護する
信頼性の高い保護回路を少ない回路規模で実現すること
が目的である。 【解決手段】 p型ウェル16上にn型不純物領域1を
形成し、n型不純物領域1及びp型ウェル16により形
成されるダイオードD1とn型のトランジスタ25のゲ
ート電極3とを接続する。これによりチャネル領域64
とゲート電極3の電位差を低減しゲート酸化膜11を保
護する。n型不純物領域1を、ソース領域2とp型不純
物領域5の間であってソース領域2側の領域に形成す
る。ドレイン領域4、p型ウェル16、n型不純物領域
1で構成されるバイポーラがオンしないようにレイアウ
トを工夫する。1個の最小寸法のコンタクト7をn型不
純物領域1に形成する。金属シリサイド膜を形成する場
合には素子分離膜に重ならないようにする。出力バッフ
ァ、入力バッファ、入出力バッファ、異なる電源系の回
路ブロック間のインターフェース回路等に適用可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置を静電気
等のサージから保護する保護回路に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】図1
(A)に、第一従来例の保護回路を示す。この第一従来
例では、出力バッファ202を構成するトランジスタ2
03、204のドレイン領域は、パッド201に直接接
続される。またトランジスタ203、204のゲート電
極は、内部回路205、206に直接接続される。
【0003】しかしながら、この第一従来例には、静電
気等のサージがパッド201に加えられた場合に、アバ
ランシェブレイクを起こすドレイン領域を有するトラン
ジスタ203、204自身のゲート絶縁膜の静電破壊や
特性変動を招くという問題がある。
【0004】このような第一従来例の問題を解決するも
のとして、特開平5−275624号公報、特開平2−
277265号公報に開示される第二、第三従来例が知
られている。
【0005】第二従来例では図1(B)に示すように、
パッド211に対して、出力バッファ212と並列にト
ランジスタ215が接続される。そしてトランジスタ2
15のゲート電極には、常時オンになっているトランジ
スタ216が接続される。この第二従来例では、トラン
ジスタ215を設けることで、出力バッファ212等を
保護している。また常時オンになっているトランジスタ
216をトランジスタ215のゲート電極に接続するこ
とで、トランジスタ215のゲート絶縁膜が静電破壊さ
れるのを防止している。
【0006】第三従来例では図1(C)に示すように、
パッド221に対して、入力バッファ222と並列にト
ランジスタ224、225が接続される。またトランジ
スタ224、225のゲート電極には抵抗226、22
7が接続される。この第三の従来例では、トランジスタ
224、225を設けることで、入力バッファ222等
を保護している。また抵抗226、227をトランジス
タ224、225のゲート電極に接続することで、トラ
ンジスタ224、225のゲート絶縁膜が静電破壊され
るのを防止している。
【0007】しかしながら、図1(B)の第二従来例で
は、出力バッファ212以外に、別のトランジスタ21
5、216が必要になる。このため、保護回路の占有面
積が大きくなり、チップ面積の増大化を招く。
【0008】また図1(B)の第二従来例では、抵抗成
分を有するトランジスタ216がトランジスタ215の
ゲート電極に接続される。従って、パッド211の電位
が急激に変化した場合に、この電位変化に対してトラン
ジスタ215のゲート電極の電位が追従できず、トラン
ジスタ215のゲート絶縁膜が静電破壊されるという問
題がある。また図1(C)の第三従来例のようにトラン
ジスタ224、225のゲート電極に抵抗226、22
7を接続する構成には、パッド221の電位が急激に変
化した場合に、この電位変化に対するゲート電極の電位
の追従が遅れるという問題がある。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、小
さな回路規模で半導体装置を十分に保護できる保護回路
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る半導体装置の保護回路は、第一導電型の
第一領域に形成され、ゲート電極、ドレイン領域、及び
電源電位が与えられるソース領域を有する第二導電型の
トランジスタと、前記第一導電型の第一領域に少なくと
も一部が重なり合うように形成され、前記電源電位が与
えられる第一導電型の第一不純物領域と、前記第一導電
型の第一領域に形成され、トランジスタの構成要素とな
らない第二導電型の第二不純物領域とを含み、前記第二
導電型のトランジスタの前記ゲート電極が、前記第二不
純物領域に電気的に接続されていることを特徴とする。
【0011】本発明では、急激な静電気等のサージに対
しアバランシェブレイクを起こすドレイン領域を有する
トランジスタのゲート電極が、ドレイン領域と同一導電
型であり第一領域に存在する第二不純物領域に接続され
る。従ってドレイン領域のアバランシェブレイクによる
第一領域(チャネル領域)の電位変化は、第一領域と第
二不純物領域からなるダイオードを介しゲート電極に伝
えられることになる。これによりゲート電極とチャネル
領域の電位差が瞬時に緩和され、ゲート絶縁膜の破壊や
特性変動が防止される。この結果、アバランシェブレイ
クを起こすドレイン領域を有するトランジスタの、静電
気などのサージに対する耐性を強めることが可能にな
る。
【0012】また本発明は、前記ソース領域と該ソース
領域に対向する位置に形成される前記第一不純物領域と
の間であって、前記ゲート電極を基準として前記ソース
領域側の領域に、前記第二不純物領域が形成されている
ことを特徴とする。このような領域に第二不純物領域を
形成することで、空きスペースの有効利用を図れ、効率
の良いレイアウトが可能になる。また第二不純物領域を
ドレイン領域から離すことが可能となり、ドレイン領
域、第一領域及び第二不純物領域で構成されるバイポー
ラがオンしないようにすることが可能となる。
【0013】また本発明は、前記ゲート電極を前記第一
不純物領域側に延長したゲート電極延長部に形成される
第二コンタクトと、前記第二コンタクトを介して前記ゲ
ート電極に接続される配線層と、前記配線層と前記第二
不純物領域との間を接続する第一コンタクトとを含むこ
とを特徴とする。このようにすることで、第二コンタク
トに隣接する領域に作り出される空きスペースを有効で
き、効率の良いレイアウトが可能となる。
【0014】また本発明は、前記ドレイン領域に形成さ
れるドレインコンタクトと前記ソース領域に形成される
ソースコンタクトとの間の距離をL1、前記ドレインコ
ンタクトと前記第二不純物領域に形成される第一コンタ
クトとの間の距離をL2とした場合に、L2がL1より
も長いことを特徴とする。また本発明は、前記ドレイン
領域に形成されるドレインコンタクトと前記ソース領域
に形成されるソースコンタクトとの間の寄生抵抗をR
1、前記ドレインコンタクトと前記第二不純物領域に形
成される第一コンタクトとの間の寄生抵抗をR2とした
場合に、R2がR1よりも大きいことを特徴とする。こ
のようにすることで、ドレイン領域、第一領域及び第二
不純物領域で構成されるバイポーラがオンしないように
すること可能となり、第二不純物領域が電流経路になる
ことを防止できる。これにより、第二不純物領域を、ゲ
ート電極との接続が可能な限り最小の面積で形成するこ
とが可能となる。
【0015】また本発明は、半導体装置を保護する際
に、前記ドレイン領域と前記第一領域と前記ソース領域
とにより構成される第一バイポーラがオンになり且つ前
記ドレイン領域と前記第一領域と前記第二不純物領域と
により構成される第二バイポーラがオンにならないよう
に、前記ドレイン領域、前記ソース領域、前記第一、第
二不純物領域をレイアウトすることを特徴とする。この
ように第一バイポーラがオンになり第二バイポーラがオ
ンにならないようにする手法としては、上記のようにL
2>L1、R2>R1とする手法以外にも、例えば第二
不純物領域の近くに第一不純物領域を形成する等の種々
の手法を考えることができる。
【0016】また本発明は、前記ゲート電極と前記第二
不純物領域とを電気的に接続するための最小寸法の一個
の第一コンタクトが、前記第二不純物領域に形成されて
いることを特徴とする。このようにすることで、最小の
占有面積で、ゲート電極を第二不純物領域に電気的に接
続することが可能となる。これにより保護回路のレイア
ウト面積を小さくでき、チップ面積の縮小化を図れる。
なお、本発明においては、第二不純物領域が大電流の電
流経路にならないように、レイアウトの工夫を行うこと
が望まれる。
【0017】また本発明は、前記第二不純物領域の周囲
の素子分離膜に重なり合わないように前記第二不純物領
域に金属シリサイド層が形成され、前記ゲート電極と前
記金属シリサイド層とを電気的に接続するための第一コ
ンタクトが、前記金属シリサイド層に形成されているこ
とを特徴とする。このようにすることで、第一コンタク
トでのオーミック接続を実現できると共に、静電気等の
サージによる半導体装置の破壊を有効に防止できる。
【0018】また本発明は、前記ゲート電極及び前記第
二不純物領域に与えられる信号の電源電位と、前記第一
不純物領域に与えられる電源電位とを、前記第二不純物
領域と前記第一領域により形成されるダイオードをオン
させない電位に設定することを特徴とする。このように
することで、第二不純物領域と第一領域とにより形成さ
れるダイオードがオンしてリーク電流が発生するのを有
効に防止できる。
【0019】この場合、、前記ゲート電極及び前記第二
不純物領域に与えられる信号の電源電位を、前記第一不
純物領域に与えられる電源電位と同電位にすることが望
ましい。
【0020】また本発明では、パッドに接続される出力
バッファ、入力バッファ及び入出力バッファの少なくと
も1つを保護することを特徴とする。このようにするこ
とで、静電気等のサージに対する耐性が高く且つレイア
ウト面積の小さい出力バッファ、入力バッファ、入出力
バッファを提供できるようになる。これにより、信頼性
の向上を図りながらチップ面積の縮小化を図れるように
なる。
【0021】また本発明は、第一電源系で動作する第一
回路ブロックと該第一電源系と異なる第二電源系で動作
する第二回路ブロックとの間のインターフェース回路を
保護することを特徴とする。このようにすることで第一
電源系からのサージにより第二回路ブロックの回路が破
壊したり、第二電源系からのサージにより第一回路ブロ
ックの回路が破壊したりする等の事態を防止できるよう
になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の良好な実施形態に
ついて説明する。なお以下では、第一導電型をp型と
し、第二導電型をn型として説明する。またトランジス
タとしてMOS型トランジスタを用いた場合を例にとり
説明する。しかしながら、本発明は、第一導電型がn型
であり、第二導電型がp型である場合にも適用できる。
またMOS型トランジスタ以外にも、MIS型トランジ
スタなどの種々のトランジスタに適用できる。
【0023】1.本実施形態の構成 図2(A)に、本実施形態の保護回路の平面図の一例を
示す。また図2(B)に、図2(A)におけるA−B線
の断面概念図を示す。
【0024】図2(A)、(B)において、n型のトラ
ンジスタ25は、半導体基板17のp型ウェル16(第
一領域)に形成される。またトランジスタ25は、ソー
ス領域2、ポリシリコン等からなるゲート電極3、及び
ドレイン領域4を有する。ここでソース領域2は接地電
位(下側電源電位)に接続される。またドレイン領域3
は、図示しないパッドに接続される。
【0025】p型不純物領域5(第一の不純物領域)
は、拡散、イオン注入等の製造プロセスを用いてp型ウ
ェル16に形成される。このp型不純物領域5は、p型
ウェル16に電位を与えるためのものである。そしてp
型不純物領域5には接地電位が与えられるため、p型ウ
ェル16にも接地電位が与えられることになる。なおp
型不純物領域5は、少なくともその一部がp型ウェル1
6に重なり合うように形成されていればよい。
【0026】n型不純物領域1(第二不純物領域)は、
拡散、イオン注入等の製造プロセスを用いてp型ウェル
16に形成される。そして、このn型不純物領域1とp
型ウェル16とによりダイオードD1が形成される。な
お本実施形態では、n型不純物領域1がトランジスタの
構成要素とならないようになっている。
【0027】そして本実施形態の特徴は、トランジスタ
25のゲート電極3が、n型不純物領域1に電気的に接
続される点にある。これにより、小さな回路規模で半導
体装置を十分に保護できる保護回路を提供できるように
なる。
【0028】なお図2(A)、(B)では、ゲート電極
3は、アルミ、銅、チタン、タングステンなどの金属の
配線層6やコンタクト7、8を介してn型不純物領域1
に接続される。但し、ゲート電極3をn型不純物領域1
に電気的に接続する構成はこれに限らず、例えばゲート
電極3を、n型不純物領域1に直接接続する構成(スル
ーホールコンタクト)等、種々の変形実施が可能であ
る。
【0029】2.本実施形態の動作 次に本実施形態の保護回路の動作について説明する。
【0030】図3に示すように、パッド21から静電気
などのサージ62が加わると、ドレイン領域4とp型ウ
ェル16とにより構成されるダイオードD3がアバラン
シェブレイクを起こす。これによりゲート電極3の下の
チャネル領域64が高電位状態になる。そして、このよ
うにダイオードD3がアバランシェブレークしチャネル
領域64が高電位状態になると、p型ウェル16の電位
が上昇する。そして、ソース領域2の周囲のp型ウェル
16の電位と接地電位との電位差が、ソース領域2とp
型ウェル16とにより構成されるダイオードD2の順方
向電圧(例えば0.6V)よりも大きくなると、ダイオ
ードD2がオンする。即ちダイオードD3、D2が共に
オンし、ドレイン領域4、p型ウェル16及びソース領
域2により構成されるnpn型のバイポーラBP1によ
る電流経路が形成される。そして、このnpn型のバイ
ポーラBP1による電流経路により、静電気などのサー
ジ62による注入電荷は接地電位へと放電される。
【0031】一方、上記のようにダイオードD3がオン
しチャネル領域64が高電位状態になりp型ウェル16
の電位が上昇すると、n型不純物領域1とp型ウェル1
6とにより構成されるダイオードD1が、ダイオードD
2と同様にオンする。そしてダイオードD1がオンする
と、p型ウェル16の電位(正確には、n型不純物領域
1の周囲のp型ウェル16の電位からダイオードD1の
順方向電圧を引いた電位)がゲート電極3に伝わること
になる。これによりゲート電極3とチャネル領域64と
の間の電位差が低減され、酸化物等で形成されたゲート
絶縁膜11が保護されることになる。
【0032】この場合、ドレイン領域4とp型ウェル1
6とソース領域2とで構成されるバイポーラBP1がオ
ンになる一方で、ドレイン領域4とp型ウェル16とn
型不純物領域1とで構成されるバイポーラBP2がオン
にならないように、保護回路の各部分をレイアウトする
ことが肝要である。このようにすれば、バイポーラBP
2の電流経路によりn型不純物領域1に大電流が流れ込
むという事態を防止できる。
【0033】なお本実施形態では、n型のトランジスタ
のドレイン領域に外部から静電気などのサージが印加さ
れる場合について説明した。しかしながら、本発明は、
p型のトランジスタのドレイン領域に外部から静電気な
どのサージが印加される場合にも同様に適用できる。こ
の場合は、静電気などのサージによる注入電荷は、上側
電源電位に放電されることになる。
【0034】3.本実施形態の等価回路図 図4(A)に、本実施形態の等価回路図の一例を示す。
パッド51(出力パッド)は、出力バッファ50を構成
するp型のトランジスタ52及びn型のトランジスタ5
3のドレイン領域に接続される。またp型のトランジス
タ52のソース領域は上側電源電位56に、p型のトラ
ンジスタ52のゲート電極はダイオード54のアノード
及び内部回路57にそれぞれ接続される。またn型のト
ランジスタ53のソース領域は接地電位(下側電源電
位)59に、n型のトランジスタ53のゲート電極はダ
イオード55のカソード及び内部回路58にそれぞれ接
続される。
【0035】パッド51に静電気などの外来サージが加
えられると、p型のトランジスタ52又はn型のトラン
ジスタ53のドレイン領域がアバランシェブレイクを起
こす。アバランシェブレイクを起こしたトランジスタの
チャネル領域は、電位が上昇し高電位状態となる。そし
てアバランシェブレイクを起こしたトランジスタのソー
ス領域とウェルとから構成されるダイオードをオンさせ
る。これによりドレイン領域、p型ウェル(チャネル領
域)及びソース領域から構成されるバイポーラによる電
流経路が形成される。このようなバイポーラによる電流
経路が形成されることで、内部回路57又は内部回路5
8等が静電気などの外来サージから保護されることにな
る。
【0036】一方、ダイオード54又はダイオード55
は、アバランシェブレイクにより上昇したウェルの電位
をゲート電極へ伝達する機能を果たす。これによりアバ
ランシェブレイクを起こしたトランジスタのチャネル領
域とゲート電極との間の電位差が瞬時に低減され、トラ
ンジスタのゲート酸化膜が保護される。
【0037】図4(B)に、内部回路57、58の一例
を示す。なお、ここでは内部回路57及び内部回路58
を別々に設けた場合について説明した。しかしながら、
例えば図4(C)に示すように、p型のトランジスタ5
2及びn型のトランジスタ53のゲート電極を、1つの
内部回路60に接続する構成としてもよい。
【0038】4.本実施形態の効果 図5に、マシンモデルでのESD耐圧の評価結果の一例
を示す。図5には、種々のチャネル幅のトランジスタ
(チャネル長は0.35μm)のESD耐圧の評価結果
が示されている。ここでA1は、本実施形態を用いた場
合の評価結果であり、A2は、従来例である図1(A)
の構成を用いた場合の評価結果である。A1、A2を比
較すれば明らかなように、本実施形態によれば、図1
(A)の従来例に比べてESD性能を大幅に向上でき
る。
【0039】このように図1(A)に比べてESD性能
を向上できるのは以下の理由による。
【0040】図3にて既に説明したように、ドレイン領
域4にサージ62が印加されると、ドレイン領域4に寄
生するダイオードD3がアバランシェブレークする。こ
の時、図6のB1に示すように、ドレイン電圧はVbd
になる。その後、バイポーラBP1がオンすると、図6
のB2に示すように、ドレイン電圧はVbdからVsp
に低下する。このようにドレイン電圧が低下する現象は
スナップバックと呼ばれる。スナップバック時において
は、ドレイン領域4の入力インピーダンスは非常に低く
なる。従って、サージ62によりドレイン領域4に注入
される電荷を接地電位に容易に放電できるようになる。
また例えば200Vの大きさのサージ62が印加されて
も、ドレイン領域4の電圧をVsp=8V程度に低減で
きるようになる。図1(A)の保護回路は、このスナッ
プバックを利用して、半導体装置を保護している。
【0041】しかしながら、素子寸法の微細化が進みゲ
ート絶縁膜11が薄くなるのに伴い、スナップバックを
利用してドレイン領域4の電圧をVsp=8V程度に低
下させても、ゲート絶縁膜11が静電破壊されてしまう
という問題が顕在化してきた。即ち図1(A)の保護回
路では、スナップバック時のチャネル領域の高電位状態
により、ゲート絶縁膜が静電破壊されてしまう。
【0042】本実施形態によれば、スナップバックによ
りチャネル領域64が高電位状態になっても、p型ウェ
ル16(チャネル領域64)の電位がn型不純物領域1
を介してゲート電極3に伝えられる。従って、ゲート電
極3とチャネル領域64との間の電位差が低減され、ゲ
ート絶縁膜11を保護できるようになる。これによりE
SD性能を図6のA1に示すように向上できる。
【0043】出力バッファのゲート電極3に、ほぼフロ
ート状態となるn型不純物領域1を接続することは、通
常の回路設計においては好まれる事ではない。n型不純
物領域1の存在により回路が誤動作するかもしれないと
考えられるからである。本実施形態は、このような、本
実施形態を構成する事の妨げとなる事情にあえて反し
て、ゲート電極3にn型不純物領域1を電気的に接続し
た点に大きな特徴がある。
【0044】さて、図7(A)、(B)に、ゲート絶縁
膜の静電破壊を防止する保護回路の他の例を比較例とし
て示す。図7(A)では、常時オフ状態となるトランジ
スタ247のドレイン領域を、トランジスタ244のゲ
ート電極に接続している。図7(B)では、一端が接地
電位に接続される抵抗248の他端を、トランジスタ2
47のゲート電極に接続している。
【0045】図7(A)、(B)では、トランジスタ2
47のドレイン領域が、本実施形態のn型不純物領域1
の機能を果たすことになる。また図7(B)では、抵抗
248を設けることで、トランジスタ247のゲート絶
縁膜が静電破壊するのを防止している。
【0046】しかしながら、これらの比較例には以下の
ような問題点がある。
【0047】(1)トランジスタ244を保護するため
にトランジスタ247や抵抗248を設ける必要がある
ため、保護回路の占有面積が大きくなり、チップ面積の
増大化を招く。
【0048】(2)保護回路の構造が複雑になり、寄生
容量の増加等の問題を招く。この結果、回路動作に支障
を招くおそれがある。
【0049】(3)例えば図8に示すように、内部回路
側からサージ250が回り込んできた場合に、トランジ
スタ244を保護すべきトランジスタ247のゲート絶
縁膜254が静電破壊される。即ちドレイン領域25
6、p型ウェル258及びソース領域260から構成さ
れるバイポーラBP3が、サージ250によりオンす
る。そしてチャネル領域262が高電位状態になり、ゲ
ート絶縁膜254が静電破壊される。
【0050】また図7(B)のようにトランジスタ24
7のゲート電極に抵抗248を接続する構成には、ドレ
イン領域256やチャネル領域262の電位が急激に変
化した場合に、この電位変化に対するゲート電極の電位
の追従が遅れるという問題がある。
【0051】特に図7(A)、(B)の比較例では、ト
ランジスタ247は、保護すべきトランジスタ244の
近くに配置されることになるため、サージ250が周り
込んでくる可能性が非常に高い。更にトランジスタ24
7のサイズはトランジスタ244に比べて非常に小さく
なるため、サージ250により容易に静電破壊されてし
まう。
【0052】これに対して、図2(A)、(B)に示す
本実施形態では、n型不純物領域1はトランジスタの構
成要素とならない。従って、図7(A)、(B)に比べ
て保護回路の規模を格段に小さくできる。また図8に示
すようなバイポーラBP3やゲート絶縁膜254は本実
施形態では存在しない。従って、内部回路等からのサー
ジ250の回り込みによる静電破壊という事態が生じな
い。
【0053】5.レイアウト 図9(A)に本実施形態の保護回路のレイアウトの一例
を示す。図9(A)に示すように本実施形態では、ソー
ス領域2とソース領域2に対向する位置に形成されるp
型不純物領域5との間であって、ゲート電極3を基準と
してソース領域2側の領域70に、n型不純物領域1が
形成される。このため、無駄の無い効率的なレイアウト
が可能となる。またドレインコンタクト72とコンタク
ト7との距離を、ドレインコンタクト72とソースコン
タクト74との距離よりも長くできるという効果があ
る。
【0054】特に図9(A)では、ゲート電極3をp型
不純物領域5側に延長した部分にコンタクト8(第二コ
ンタクト)が形成され、このコンタクト8を介してゲー
ト電極3に配線層6が接続される。そして、この配線層
6はコンタクト7(第一コンタクト)を介してn型不純
物領域1に接続される。このようなレイアウトにおいて
は、コンタクト8を形成するために、トランジスタ25
とp型不純物領域5との間をある程度離す必要がある。
従って領域70は空きスペースとなる。従って、このよ
うな空きスペースにn型不純物領域1及びコンタクト7
をレイアウトすることで、無駄が無く効率の良いレイア
ウトが可能となる。これにより保護回路の小規模化、チ
ップ面積の縮小化を図ることが可能となる。
【0055】一方、図7(A)、(B)の比較例の保護
回路では、例えば図9(B)に示すように、トランジス
タ247や抵抗248をレイアウトする必要がある。従
って、図9(A)に比べて保護回路が大規模化し、チッ
プ面積の増大化を招く。
【0056】図10(A)に本実施形態のレイアウトの
他の例を示す。図10(A)は、1つのドレイン領域4
を2つのソース領域2で共有する場合のレイアウト例で
ある。このような場合にも、本実施形態によれば、n型
不純物領域1及びコンタクト7を、空きスペースに効率
的にレイアウトすることができる。
【0057】一方、図10(B)は、トランジスタ25
の両側にn型不純物領域1及びコンタクト7をレイアウ
トする例である。このようにレイアウトすることで、p
型ウェル(チャネル領域)の電位を、トランジスタ25
のゲート電極3に効率的に伝えることができ、ゲート電
極とチャネル領域の電位差を迅速に低減できる。
【0058】6.n型不純物領域への電流の流れ込みの
防止 図3において、ダイオードD3がアバランシェブレーク
を起こした場合に、バイポーラBP2がオンしてしまう
と、n型不純物領域1に大電流が流れ込み、n型不純物
領域1やコンタクト7が静電破壊されるおそれがある。
【0059】そこで本実施形態ではこのような大電流の
流れ込みを防ぐために次のような対策を施している。
【0060】例えば図11(A)に示すように、ドレイ
ンコンタクト72とソースコンタクト74との距離をL
1とする。またドレインコンタクト72とn型不純物領
域1のコンタクト7との距離をL2とする。この場合
に、本実施形態では、L2がL1よりも常に大きくなる
ようにデザインルールを定めている。このようにするこ
とで、図11(B)に示すバイポーラBP2がオンして
n型不純物領域1に大電流が流れ込むという事態を防止
でき、n型不純物領域1やコンタクト7の静電破壊を防
止できる。
【0061】なお図11(A)では、ソース領域2側に
n型不純物領域1をレイアウトしているが、L2>L1
の関係が成り立つならば、他の位置にレイアウトするこ
とも可能である。
【0062】また距離L1、L2ではなく、ドレインコ
ンタクト72とソースコンタクト74との間の寄生抵抗
R1、ドレインコンタクト72とコンタクト7との間の
寄生抵抗R2に基づき、n型不純物領域1等のレイアウ
トを決めてもよい。この場合には、R2>R1の関係が
成り立つように、n型不純物領域1等をレイアウトす
る。このようにすることで、n型不純物領域1やコンタ
クト7の静電破壊を防止できる。
【0063】また距離L1、L2、寄生抵抗R1、R2
以外の他の要因を考慮してn型不純物領域1等をレイア
ウトするようにしてもよい。即ちサージなどの印加時に
バイポーラBP1がオンする一方でバイポーラBP2が
オンにならないように、n型不純物領域1、ソース領域
2、ドレイン領域4、p型不純物領域5等のレイアウト
を決める。このようにするためには、L2>L1、R2
>R1とする以外にも、例えば、p型不純物領域5とn
型不純物領域1との距離を、p型不純物領域5とソース
領域2との距離よりも短くする等の対策が有効である。
【0064】7.n型不純物領域及びコンタクトのサイ
ズ 上記のようにn型不純物領域1に大電流が流れ込まない
ように対策することで、n型不純物領域1及びコンタク
トをデザインルール上の最小寸法にすることが可能にな
る。具体的には図12(A)において、コンタクト7の
サイズD1や、コンタクト7に対するn型不純物領域1
の重なり余裕D2をデザインルール上の最小寸法にでき
る。
【0065】このようにすることで、図9(A)、図1
0(A)、(B)から明らかなように、保護回路のレイ
アウト面積を小さくできる。即ち、小さな回路面積で高
いESD性能を持つ保護回路を得ることができるように
なる。
【0066】8.サリサイドプロセス 近年、半導体装置の素子寸法の微細化に伴い、不純物領
域やゲート電極の寄生抵抗が増大化している。このよう
な寄生抵抗の増大化は、回路の動作速度の低下を招く。
そして、不純物領域やゲート電極の寄生抵抗を低減する
手法として、サリサイドプロセスと呼ばれるものが提案
されている。
【0067】このサリサイドプロセスでは、チタン、コ
バルト、タングステン、モリブデン、タンタルなどの金
属の膜が、不純物領域やゲート電極が形成されるシリコ
ン基板上に全面スパッタリングされ、熱処理が施され
る。これにより不純物領域のシリコンやゲート電極のシ
リコンと堆積された金属とが合金化され、金属シリサイ
ド層が形成される。その後、合金化されずに残された金
属が除去される。これにより、金属シリサイド層が、ゲ
ート電極や不純物領域に対して自己整合的に形成される
ことになる。そして、ゲート電極や不純物領域の寄生抵
抗を大幅に低減できるようになり、回路の高速動作化を
図れるようになる。
【0068】しかしながら、サリサイドプロセスを用い
て形成したトランジスタ、即ちサリサイド構造のトラン
ジスタは、サリサイド構造ではないトランジスタに比べ
て、ESD性能が低いという問題がある。サリサイド構
造のトランジスタでは、不純物領域の寄生抵抗が低くな
るため、静電気による放電電流がゲート電極の端部に集
中しやすくなるからである。
【0069】そこで本実施形態では、ESD性能の向上
を図るべく、内部回路のトランジスタについてはサリサ
イド構造にする一方で保護回路のトランジスタについて
はサリサイド構造にしないようにしている。但し、保護
回路であってもコンタクト領域では金属シリサイド層を
形成するようにしている。コンタクト領域において配線
層と不純物領域が直接接続されると、オーミックな接続
ができなくなるからである。
【0070】例えば図9(A)において、ドレインコン
タクト72やソースコンタクト74の領域においては、
金属シリサイド層を介して配線層とドレイン領域4やソ
ース領域2を接続するようにする。
【0071】更にコンタクト7の領域においても、図1
2(B)に示すように、金属シリサイド層80を介して
配線層6とn型不純物領域1を接続するようにする。
【0072】そしてこの場合には、金属シリサイド層8
0を、n型不純物領域1の周囲の素子分離膜26に重な
り合わないようにn型不純物領域1の上に形成する。図
12(B)のE1やE2において素子分離膜26と金属
シリサイド層80が重なると、その重なり部分に静電気
の放電電流が集中しその部分が静電破壊されるおそれが
あるからである。
【0073】なお保護回路のレイアウト面積を縮小化す
るために、コンタクト7のサイズD1、コンタクト7に
対する金属シリサイド層の重なり余裕D3、金属シリサ
イド層80に対するn型不純物領域1の重なり余裕D4
を、デザインルール上の最小寸法にすることが望まし
い。
【0074】9.ゲート電極に与える信号の電源電位 本実施形態の保護回路においては、図13(A)に示す
ように、ゲート電極3に与えられる信号の電源電位とp
型ウェル16に与えられる電源電位とが異なる場合に、
ダイオードD1がオンとなりリーク電流が発生してしま
うという問題がある。例えばゲート電極3に与えられる
信号の下側の電源電位が−5V(前段のトランジスタ9
2の電源電位が−5V)であり、p型ウェル16に与え
られる電源電位が−3Vである場合に、p型ウェル16
の電位の方がn型不純物領域1の電位よりも2Vほど高
くなってしまう。これによりダイオードD1がオンして
しまう。
【0075】そこでこのような場合には、ゲート電極3
及びn型不純物領域1に与えられる信号の電源電位を、
p型不純物領域5に与えられる電源電位と同電位にする
ようにする。より具体的には例えば図13(B)に示す
ように、−3Vを電源電位とするトランジスタ25の前
段に、−3Vを電源電位とするトランジスタ90(バッ
ファ)を設ける。そしてこのトランジスタ90の前段
に、−5Vを電源電位とするトランジスタ92を設ける
ようにする。このようにすることで、ダイオードD1が
オンになりリーク電流が発生してしまうという事態を有
効に防止できるようになる。
【0076】なお、ゲート電極3及びn型不純物領域1
に与えられる信号の電源電位をV1とし、p型不純物領
域5に与えられる電源電位をV2とした場合に、V1と
V2は、n型不純物領域1とp型ウェル16により形成
されるダイオードD1がオンにならないような電位に設
定されていればよい。例えばV1=V2とは限らず、V
1>V2であってもよい。また25がp型トランジスタ
である場合には、V1<V2であってもよい。
【0077】10.保護回路の変形例 本実施形態の保護回路は種々の変形実施が可能である。
【0078】例えば図4(A)では、出力バッファ50
自体が保護回路を兼ねる構造となっている。しかしなが
ら、図14(A)に示すように、出力バッファ100と
は別に、本実施形態の保護回路の構造を有するn型のト
ランジスタ104、ダイオード108を設けるようにし
てもよい。
【0079】なお、この場合、上側の電源電位にも、本
実施形態の保護回路の構造を有するp型のトランジスタ
102、ダイオード106を設けるようにしもよい。
【0080】また本実施形態は、図14(B)に示すよ
うに、入力バッファ110の保護回路にも適用可能であ
る。この場合には、入力バッファ110のゲート電極に
接続される抵抗118の前段に、本実施形態の保護回路
の構造を有するトランジスタ111、112、ダイオー
ド114、116を設けることが望ましい。このような
構造にすることで、入力バッファ110のゲート電極の
静電破壊を効果的に防止できるようになる。
【0081】なお図14(A)、(B)に示すように、
トランジスタ102、104、111、112を完全に
オフさせるために、ダイオード106、108、11
4、116に対して並列に、抵抗(素子)107、10
9、115、117を設けることが望ましい。この場
合、図14(C)に示すように、抵抗107、109、
115、117は、p型不純物領域5(第一の不純物領
域)が有する抵抗を利用して形成することが好ましい。
このようにすることで、保護回路の占有面積の増大化を
防止できる。
【0082】また本実施形態は、図15(A)に示すよ
うに、出力バッファ50及び入力バッファ110により
構成される入出力バッファ120にも適用可能である。
この場合には、出力バッファ50のトランジスタ52、
53、ダイオード54、55自体が保護回路として機能
することになる。但し、図14(B)と同様に、抵抗1
18の前段に、本実施形態の保護回路の構造を有するト
ランジスタ及びダイオードを設けるようにしてもよい。
【0083】また本実施形態は、図15(B)に示すよ
うに、電源パッド130、132間に設けられる保護回
路にも適用できる。この場合には、電源パッド130、
132間に、本実施形態の保護回路の構造を有するトラ
ンジスタ134、136、ダイオード138、140を
設けることになる。このような保護回路を設けること
で、電源パッド130、132間に加えられたサージや
他のパッドに加えられたサージが内部回路等に回り込ん
だ場合に、内部回路等を静電破壊から保護できるように
なる。
【0084】また本実施形態の保護回路はパッドに接続
されるものに限られるものではない。例えば図16
(A)、(B)に示すように、第一電源系で動作する第
一回路ブロック150と第二電源系で動作する第二回路
ブロック152との間のインターフェース回路154に
も本実施形態の保護回路を適用できる。このような保護
回路を設けることで、第一電源系からのサージにより第
二回路ブロック152の回路が破壊されたり、第二電源
系からのサージにより第一回路ブロック150の回路が
破壊されたりする事態を防止できるようになる。
【0085】このような異なる電源系の回路ブロックを
有する半導体装置としては、液晶電源系で動作する回路
ブロックとコントロール電源系で動作する回路ブロック
とを有する液晶駆動用半導体装置を考えることができ
る。またアナログ電源系で動作する回路ブロックとデジ
タル電源系で動作する回路ブロックを有するアナログ・
デジタル混在の半導体装置も考えることができる。
【0086】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0087】例えば本発明に係る保護回路のレイアウト
は、図9(A)、図10(A)、(B)に示すものが特
に望ましいが、これに限らず種々の変形実施が可能であ
る。
【0088】またソースコンタクト、ドレインコンタク
ト、第二不純物領域、第二不純物領域に形成されるコン
タクトの関係は、図11(A)、(B)で説明したもの
が特に望ましいが、本発明はこれに限られるものではな
い。
【0089】またゲート電極と第二不純物領域とを電気
的に接続するためのコンタクトは図12(A)に示すよ
うに最小寸法であり、コンタクトの数も1つであること
が特に望ましいが、本発明はこれに限られるものではな
い。例えばコンタクトの大きさを最小寸法よりも若干大
きめにしたり、コンタクトの数を2以上にすることも可
能である。
【0090】また本発明に係る保護回路は、図14
(A)〜図16(B)に示したもの以外にも、種々の変
形実施が可能である。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、(B)、(C)は、従来例の保護
回路の一例を示す図である。
【図2】図2(A)は本実施形態の保護回路の平面図で
あり、図2(B)は、図2(A)のA−B線での断面概
念図である。
【図3】本実施形態の保護回路のデバイス構造を示す図
である。
【図4】図4(A)、(B)、(C)は、本実施形態の
保護回路の等価回路図を示す図である。
【図5】ESD耐圧の評価結果の一例を示す図である。
【図6】スナップバックについて説明するための図であ
る。
【図7】図7(A)、(B)は、比較例について説明す
るための図である。
【図8】比較例のデバイス構造を示す図である。
【図9】図9(A)は、本実施形態のレイアウトの一例
を示す図であり、図9(B)は、比較例のレイアウトの
一例を示す図である。
【図10】図10(A)、(B)は、本実施形態のレイ
アウトの他の例を示す図である。
【図11】図11(A)、(B)は、ソースコンタク
ト、ドレインコンタクト、n型不純物領域、n型不純物
領域に形成されるコンタクトの関係について説明するた
めの図である。
【図12】図12(A)、(B)は、n型不純物領域、
n型不純物領域に形成されるコンタクト等のサイズにつ
いて説明するための図である。
【図13】図13(A)、(B)は、ゲート電極に与え
る信号の電源電位がp型ウェルの電源電位と異なる場合
の回路の工夫について説明するための図である。
【図14】図14(A)、(B)、(C)は、本実施形
態の保護回路の種々の変形例を示す図である。
【図15】図15(A)、(B)も、本実施形態の保護
回路の種々の変形例を示す図である。
【図16】図16(A)、(B)も、本実施形態の保護
回路の種々の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 n型不純物領域 2 ソース領域 3 ゲート電極 4 ドレイン領域 5 p型不純物領域 6 配線層 7、8 コンタクト 10 配線層 11 ゲート絶縁膜 16 p型ウェル領域 17 半導体基板 18 n型不純物領域1とソース領域2との距離 19 配線層 21 パッド 25 トランジスタ 50 出力バッファ 51 パッド 52 p型のトランジスタ 53 n型のトランジスタ 54、55 ダイオード 56 上側電源電位 57、58 内部回路 59 接地電位(下側電源電位) 60 内部回路 62 サージ 64 チャネル領域 72 ドレインコンタクト 74 ソースコンタクト 80 金属シリサイド層 110 入力バッファ 120 入出力バッファ 150 第一回路ブロック 152 第二回路ブロック 154 インターフェース回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一導電型の第一領域に形成され、ゲー
    ト電極、ドレイン領域、及び電源電位が与えられるソー
    ス領域を有する第二導電型のトランジスタと、 前記第一導電型の第一領域に少なくとも一部が重なり合
    うように形成され、前記電源電位が与えられる第一導電
    型の第一不純物領域と、 前記第一導電型の第一領域に形成され、トランジスタの
    構成要素とならない第二導電型の第二不純物領域とを含
    み、 前記第二導電型のトランジスタの前記ゲート電極が、前
    記第二不純物領域に電気的に接続されていることを特徴
    とする半導体装置の保護回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ソース領域と該ソース領域に対向する位置に形成さ
    れる前記第一不純物領域との間であって、前記ゲート電
    極を基準として前記ソース領域側の領域に、前記第二不
    純物領域が形成されていることを特徴とする半導体装置
    の保護回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ゲート電極を前記第一不純物領域側に延長したゲー
    ト電極延長部に形成される第二コンタクトと、 前記第二コンタクトを介して前記ゲート電極に接続され
    る配線層と、 前記配線層と前記第二不純物領域との間を接続する第一
    コンタクトとを含むことを特徴とする半導体装置の保護
    回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記ドレイン領域に形成されるドレインコンタクトと前
    記ソース領域に形成されるソースコンタクトとの間の距
    離をL1、前記ドレインコンタクトと前記第二不純物領
    域に形成される第一コンタクトとの間の距離をL2とし
    た場合に、L2がL1よりも長いことを特徴とする半導
    体装置の保護回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記ドレイン領域に形成されるドレインコンタクトと前
    記ソース領域に形成されるソースコンタクトとの間の寄
    生抵抗をR1、前記ドレインコンタクトと前記第二不純
    物領域に形成される第一コンタクトとの間の寄生抵抗を
    R2とした場合に、R2がR1よりも大きいことを特徴
    とする半導体装置の保護回路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 半導体装置を保護する際に、前記ドレイン領域と前記第
    一領域と前記ソース領域とにより構成される第一バイポ
    ーラがオンになり且つ前記ドレイン領域と前記第一領域
    と前記第二不純物領域とにより構成される第二バイポー
    ラがオンにならないように、前記ドレイン領域、前記ソ
    ース領域、前記第一、第二不純物領域をレイアウトする
    ことを特徴とする半導体装置の保護回路。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記ゲート電極と前記第二不純物領域とを電気的に接続
    するための最小寸法の一個の第一コンタクトが、前記第
    二不純物領域に形成されていることを特徴とする半導体
    装置の保護回路。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、 前記第二不純物領域の周囲の素子分離膜に重なり合わな
    いように前記第二不純物領域に金属シリサイド層が形成
    され、 前記ゲート電極と前記金属シリサイド層とを電気的に接
    続するための第一コンタクトが、前記金属シリサイド層
    に形成されていることを特徴とする半導体装置の保護回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、 前記ゲート電極及び前記第二不純物領域に与えられる信
    号の電源電位と、前記第一不純物領域に与えられる電源
    電位とを、前記第二不純物領域と前記第一領域により形
    成されるダイオードをオンさせない電位に設定すること
    を特徴とする半導体装置の保護回路。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記ゲート電極及び前記第二不純物領域に与えられる信
    号の電源電位を、前記第一不純物領域に与えられる電源
    電位と同電位にすることを特徴とする半導体装置の保護
    回路。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかにおい
    て、 パッドに接続される出力バッファ、入力バッファ及び入
    出力バッファの少なくとも1つを保護することを特徴と
    する半導体装置の保護回路。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10のいずれかにおい
    て、 第一電源系で動作する第一回路ブロックと該第一電源系
    と異なる第二電源系で動作する第二回路ブロックとの間
    のインターフェース回路を保護することを特徴とする半
    導体装置の保護回路。
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