JPH10244001A - 薬液注入器具 - Google Patents

薬液注入器具

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JPH10244001A
JPH10244001A JP9051742A JP5174297A JPH10244001A JP H10244001 A JPH10244001 A JP H10244001A JP 9051742 A JP9051742 A JP 9051742A JP 5174297 A JP5174297 A JP 5174297A JP H10244001 A JPH10244001 A JP H10244001A
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JP
Japan
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chemical
flow control
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balloon
passage
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Application number
JP9051742A
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English (en)
Inventor
Norihiro Hiejima
徳寛 比恵島
Takeshi Mori
猛史 森
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Nissho Corp
Original Assignee
Nissho Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブ同士が絡み合うことなく、人体の異
なる箇所に所望流量の薬液を注入することができる薬液
注入器具を提供する。 【解決手段】 両端が開口した支持体2のほぼ全体に渡
って弾性材料からなるバルーン1が被覆されている。支
持体2は内腔21と管壁とを有しており、その管壁には
内腔21と外部とを連通する連通孔22が穿設されると
ともにその両端には内腔21と外部とを連通する流出通
路23、24が形成されている。そして、支持体2の両
端にはそれぞれ第一の流量制御部41、第二の流量制御
部42が連設され、第一の流量制御部41の流量制御管
412より上流側の薬液通路411に薬液注入部3が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血管、硬膜外、皮
下、膀胱などに所定量の薬液を長時間に渡って微量持続
注入できる薬液注入器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、抗生物質や抗癌剤、麻酔剤な
どの薬液を血管、硬膜外などに微量ずつ注入する手段と
して、弾性材料からなるバルーンに薬液を充填し、この
バルーンの収縮力を利用して薬液を比較的長時間に渡っ
て血管などに持続注入する薬液注入器具が使用されてい
る。(特開平4−2360号公報など)このものは、天
然ゴム製管状体の中空内面をシリコーン樹脂で覆ってな
る多層構造のバルーンを用いた薬液注入器具であって、
バルーンと、薬液注入部と、薬液流出部を含んでなり、
薬液流出部側の薬液通路に介在させた流量制御手段によ
って、流量が制御されるようになっている。使用に際し
ては、薬液注入器具に注射針あるいはカテーテルが接続
され、人体への薬液注入が行われる。そして、例えば、
この薬液注入器具を用いて抗癌剤を投与する場合、正常
細胞への悪影響あるいは副作用をなるべく避けるため
に、癌細胞部分のみに薬液を注入するという方法が採ら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、癌細胞
は一箇所のみに存在しているとは限らず、複数箇所に転
移してしまっている場合もあり、従来のように1本のチ
ューブを接続して注入する方法では、点在している複数
の癌細胞部分それぞれに対して抗癌剤を注入することが
できなかった。そこで、複数に分岐した形状のチューブ
あるいは三方活栓等を接続して、点在している複数の癌
細胞部分それぞれに対して抗癌剤を注入する方法が考え
られるが、この方法では分岐したチューブ同士が絡み合
うという問題が生じていた。本発明は上記問題点を解決
するためのもので、チューブ同士が絡み合うことなく、
人体の異なる箇所に所望流量の薬液を注入することがで
きる薬液注入器具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる従
来の薬液注入器具の欠点を解決するために鋭意検討の結
果、バルーンを支持している支持体の両端に流出通路を
設け、それぞれの流出通路に流量制御管を具備した流量
制御部を連設することにより、上記問題点を解決するこ
とを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明は、弾
性材料からなるバルーンに薬液を収容し、バルーンの収
縮力を利用して薬液を長時間に渡って人体に持続注入で
きる薬液注入器具であって、内腔と管壁とを有し、該管
壁に内腔と外部とを連通する孔が穿設されるとともに両
端に内腔と外部とを連通する流出通路が形成されてなる
支持体と、該支持体を覆うとともに該支持体の両端部外
周に密着固定されたバルーンと、前記流出通路と連通す
る薬液通路に介在され該薬液通路を開閉する活栓と、該
薬液通路内に配置された薬液流量を制御する流量制御管
と、チューブを接続可能なチューブ接続部とからなる、
前記支持体の両端開口部に連設された第一および第二の
流量制御部と、前記第一の流量制御部の流量制御管より
上流側の薬液通路に設けられた薬液注入部と、を含んで
なる薬液注入器具である。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の薬液注入器具の実施例
を示す平面図であり、図2は図1に示す薬液注入器具の
断面図、図3は図1に示す薬液注入器具の使用状態説明
図である。
【0006】図1および図2は本発明の一例を示す薬液
注入器具の図面であって、両端が開口した支持体2のほ
ぼ全体に渡って弾性材料からなるバルーン1が被覆され
ている。支持体2は内腔21と管壁とを有しており、そ
の管壁には内腔21と外部とを連通する連通孔22が穿
設され、その両端には内腔21と外部とを連通する流出
通路23、24が形成されている。そして、支持体2の
両端にはそれぞれ第一の流量制御部41、第二の流量制
御部42が連設され、第一の流量制御部41の流量制御
管412より上流側の薬液通路411には薬液注入部3
が設けられている。
【0007】支持体2は通常円筒状に形成されており、
その長手方向に沿って内腔21が形成されている。この
内腔21はそれぞれ流出通路23、24を介して第一の
流量制御部41および第二の流量制御部42と連通して
おり、第一の流量制御部41には薬液注入部3が設けら
れている。また、支持体2の管壁には、内腔21とバル
ーン1内部とが連通するように少なくとも1つの連通孔
22が穿設されており、薬液注入部3から注入された薬
液は、流出通路23を通って内腔21に流入した後、さ
らに連通孔22を通ってバルーン1に流入し、バルーン
1を膨張させるようになっている。ここで、連通孔22
はバルーン1全体が均等に膨張するように均等に複数個
配列されるのが好ましい。また、内腔21は、人体へ薬
液を注入した後の薬液残存量を考慮して小さく形成する
のが好ましく、例えば、流出通路23と同等の大きさに
形成してもよい。ここで採用される支持体2の材質とし
ては、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン等が挙げられる。
【0008】バルーン1は支持体2の両端部外周におい
て、固定リング51、52により密着固定されている。
バルーン1は、薬液が注入されてない収縮状態では支持
体2の外壁に密着する程度の内径を有するチューブ形状
を有しており(図示しない)、薬液が注入されると膨張
する。尚、バルーン1の材質としては、合成ゴム、天然
ゴム等のゴム状弾性材料が挙げられる。
【0009】第一の流量制御部41は、支持体2の流出
通路23と連通する薬液通路411と、薬液通路411
内に配置され薬液を所定の流量に制御する流量制御管4
12と、好ましくはこの流量制御管412より上流側の
薬液通路411に介在され、薬液通路411を開いた状
態と閉じた状態に切り換えることができる活栓413
と、図3に示すチューブ61を螺合等の手段により接続
可能なチューブ接続部414とから構成されている。第
二の流量制御部42は、第一の流量制御部41と同様の
構成であり、支持体2の流出通路24と連通する薬液通
路421と、薬液通路421内に配置され薬液を所定の
流量に制御する流量制御管422と、好ましくはこの流
量制御管422より上流側の薬液通路421に介在さ
れ、薬液通路421を開いた状態と閉じた状態に切り換
えることができる活栓423と、図3に示すチューブ6
2を螺合等の手段により接続可能なチューブ接続部42
4とから構成されている。ここで、流量制御管412、
422としては、薬液通路411、421の内径より小
さい内径(好ましくは1/5〜1/500位の内径)を
有するステンレスまたは合成樹脂性の中空管等が好まし
く採用される。流量制御管412により制御される流量
と流量制御管422により制御される流量は、薬液注入
器具の使用形態に応じて、同じ流量としても異なる流量
としてもよい。尚、本実施例における第一の流量制御部
41の流量制御管412は、製造しやすいように、活栓
413より下流側の薬液通路411内端部に介在されて
いるが、この配置に限定されるものではない。これは、
第二の流量制御部42についても同様に言える。
【0010】薬液注入部3は、シリンジ等で薬液を注入
可能な注入ポート31と、注入ポート31から薬液通路
411への薬液通過は許すが、逆向きへの薬液通過は許
さない逆止弁32を備えている。ここで、薬液注入部3
は流量制御部41の活栓413より上流側(支持体2端
部と活栓413の間)に設けられるのが好ましい。なぜ
なら、活栓413と活栓423を両方とも閉じた状態に
して薬液注入部3から薬液を注入すると、バルーン1に
薬液を充填することができるからである。また、逆止弁
32と活栓413は三方活栓(図示しない)で代用する
ことも可能である。尚、薬液の注入時に多少入ってしま
った空気は、その空気を片方の流量制御部41あるいは
流量制御部42付近にまとめてからプライミング(チュ
ーブ61、62内に薬液を満たすこと)を行うことによ
り、容易に流出させることができる。
【0011】バルーン1はハウジング(図示しない)に
収納してもよい。ハウジングにより、バルーンが外部の
鋭利な物体に触れて破損するのを防止することができ、
また、バルーン自体のピンホールなどの欠陥によってバ
ルーンから液漏れが発生した場合に外部に薬液が飛散す
るのを防止することができる。ハウジングは、薬液の注
入状況を外部から目視にて観察できるように透明な材料
で作製するのが好ましく、さらに、バルーンの膨張およ
び収縮に影響を与えないように、ハウジングには疎水性
エアーフィルター等を設けるのが好ましい。
【0012】次に、本発明の薬液注入器具の使用例を図
面に基づいて説明する。図3に示すように、それぞれの
流量制御部41、42のチューブ接続部414、424
には軟質合成樹脂からなるチューブ61、62が接続さ
れている。両方の活栓413、423を閉じた状態でバ
ルーン1に薬液を注入し、プライミング完了後、チュー
ブ61、62の他端に注射針あるいはカテーテルが接続
され、人体の2箇所へ薬液が注入される。例えば、癌細
胞が人体の2箇所に点在する場合、それぞれの癌細胞部
分に抗癌剤を注入することができる。この場合、第一の
流量制御部41の流量制御管412と第二の流量制御部
42の流量制御管422は同じ流量に制御されるのが好
ましい。また、第一の流量制御部41の流量制御管41
2と第二の流量制御部42の流量制御管422が異なる
流量に制御されていた場合、チューブ61を一方のチュ
ーブ接続部414から他方のチューブ接続部424につ
なぎかえて、人体への薬液注入量を変更することもでき
る。この場合、流量制御部41から流出する薬液流量と
流量制御部42から流出する薬液流量が一目でわかるよ
うに、活栓413、423あるいはチューブ61、62
の先端に流量の表示があるのが好ましい。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の薬液注入器具は、バルーンを支持している
支持体の両端に流出通路を設け、それぞれの流出通路に
流量制御管を具備した流量制御部が連設されているの
で、流量制御チューブ同士が絡み合うことなく、人体の
異なる箇所へ所望流量の薬液を注入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬液注入器具の実施例を示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す薬液注入器具の断面図である。
【図3】図1に示す薬液注入器具の使用状態説明図であ
る。
【符号の説明】
1 バルーン 2 支持体 21 内腔 22 連通孔 23、24 流出通路 3 薬液注入部 31 注入ポート 32 逆止弁 41 第一の流量制御部 42 第二の流量制御部 411、421 薬液通路 412、422 流量制御管 413、423 活栓 414、424 チューブ接続部 51、52 固定リング 61、62 チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料からなるバルーンに薬液を収容
    し、バルーンの収縮力を利用して薬液を長時間に渡って
    人体に持続注入できる薬液注入器具であって、内腔と管
    壁とを有し、該管壁に内腔と外部とを連通する孔が穿設
    されるとともに両端に内腔と外部とを連通する流出通路
    が形成されてなる支持体と、該支持体を覆うように該支
    持体の両端部外周に密着固定されたバルーンと、前記流
    出通路と連通する薬液通路に介在され該薬液通路を開閉
    する活栓と、該薬液通路内に配置された薬液流量を制御
    する流量制御管と、チューブを接続可能なチューブ接続
    部とからなる、前記支持体の両端開口部に連設された第
    一および第二の流量制御部と、前記第一の流量制御部の
    流量制御管より上流側の薬液通路に設けられた薬液注入
    部と、を含んでなる薬液注入器具。
JP9051742A 1997-03-06 1997-03-06 薬液注入器具 Pending JPH10244001A (ja)

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JP9051742A JPH10244001A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 薬液注入器具

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JP (1) JPH10244001A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111329598A (zh) * 2018-12-19 2020-06-26 上海康路联医疗科技有限公司 注液装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111329598A (zh) * 2018-12-19 2020-06-26 上海康路联医疗科技有限公司 注液装置

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