JPH10244639A - プロピレン系樹脂フィルム - Google Patents
プロピレン系樹脂フィルムInfo
- Publication number
- JPH10244639A JPH10244639A JP5202297A JP5202297A JPH10244639A JP H10244639 A JPH10244639 A JP H10244639A JP 5202297 A JP5202297 A JP 5202297A JP 5202297 A JP5202297 A JP 5202297A JP H10244639 A JPH10244639 A JP H10244639A
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- JP
- Japan
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- propylene
- film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来使用されているビニロンフィルム、軟質
塩化ビニルフィルム等と同等の柔軟性、透明性、フィル
ムに必要となる強度等を有し、しわが発生し難い、低コ
ストで得られるプロピレン系樹脂フィルムを提供する。 【解決手段】 メルトフローレートが0.5〜5g/1
0分、エチレン含有量が3〜4重量%のプロピレン−エ
チレンランダム共重合体90超〜97.5重量%及び共
役ジエン−芳香族系ビニルモノマー共重合体或いはその
水素添加物2.5〜10未満重量%からなる層の両面
に、前記プロピレン−エチレンランダム共重合体が積層
されたプロピレン系樹脂フィルム。
塩化ビニルフィルム等と同等の柔軟性、透明性、フィル
ムに必要となる強度等を有し、しわが発生し難い、低コ
ストで得られるプロピレン系樹脂フィルムを提供する。 【解決手段】 メルトフローレートが0.5〜5g/1
0分、エチレン含有量が3〜4重量%のプロピレン−エ
チレンランダム共重合体90超〜97.5重量%及び共
役ジエン−芳香族系ビニルモノマー共重合体或いはその
水素添加物2.5〜10未満重量%からなる層の両面
に、前記プロピレン−エチレンランダム共重合体が積層
されたプロピレン系樹脂フィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種包装用、透明性
や柔軟性が必要となる用途等に使用されるプロピレン系
樹脂フィルムに関する。
や柔軟性が必要となる用途等に使用されるプロピレン系
樹脂フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維製品、食品、日用品等の各種
包装用フィルムや、透明性、柔軟性等が要求される用途
に使用されるフィルムとしては、透明性、光沢性、柔軟
性、風合い等に優れている、可塑剤が添加されたビニロ
ンフィルム、軟質塩化ビニルフィルム等が使用されてい
るが、ビニロンフィルムは湿気により品質が変化し易
く、軟質塩化ビニルフィルムは廃棄の燃焼時に有害ガス
が発生するといった問題点を有し、価格や製袋性の面か
らも、他の樹脂からなるフィルムに変更されてきてい
る。
包装用フィルムや、透明性、柔軟性等が要求される用途
に使用されるフィルムとしては、透明性、光沢性、柔軟
性、風合い等に優れている、可塑剤が添加されたビニロ
ンフィルム、軟質塩化ビニルフィルム等が使用されてい
るが、ビニロンフィルムは湿気により品質が変化し易
く、軟質塩化ビニルフィルムは廃棄の燃焼時に有害ガス
が発生するといった問題点を有し、価格や製袋性の面か
らも、他の樹脂からなるフィルムに変更されてきてい
る。
【0003】そこで、価格が安価であるという点等から
プロピレン系樹脂フィルムが着目されているが、プロピ
レン系樹脂フィルムは従来のビニロンフィルム、軟質塩
化ビニルフィルム等に比べると柔軟性に劣り、しわが発
生し易いといった問題があった。
プロピレン系樹脂フィルムが着目されているが、プロピ
レン系樹脂フィルムは従来のビニロンフィルム、軟質塩
化ビニルフィルム等に比べると柔軟性に劣り、しわが発
生し易いといった問題があった。
【0004】上記問題を解決する方法として、フィルム
を構成するプロピレン系樹脂にエラストマーを添加して
柔軟性等を向上させる方法が挙げられるが、フィルムと
しての柔軟性を得るには、一般に、エラストマーの添加
量はプロピレン系樹脂100重量部に対して30重量部
以上は必要となり、柔軟性を向上させる効果の大きいエ
チレン−プロピレンゴムを使用した場合、分散性が悪
く、均一なフィルムが得られないといった問題があっ
た。特開平7−290649号公報では、プロピレン系
樹脂に水添ジエン系共重合体を添加して柔軟性及び透明
性を向上させる方法が示されているが、この方法でも、
ジエン系エラストマーの配合量は10重量%以上は必要
であり、配合量が多くなると柔軟になりすぎて強度が低
下したり、フィルムの表面に低分子量物がブリードアウ
トして品質が低下するといった問題があり、さらに、水
添ジエン系共重合体は一般に高価なものが多いため、コ
ストが増大するといった問題があった。
を構成するプロピレン系樹脂にエラストマーを添加して
柔軟性等を向上させる方法が挙げられるが、フィルムと
しての柔軟性を得るには、一般に、エラストマーの添加
量はプロピレン系樹脂100重量部に対して30重量部
以上は必要となり、柔軟性を向上させる効果の大きいエ
チレン−プロピレンゴムを使用した場合、分散性が悪
く、均一なフィルムが得られないといった問題があっ
た。特開平7−290649号公報では、プロピレン系
樹脂に水添ジエン系共重合体を添加して柔軟性及び透明
性を向上させる方法が示されているが、この方法でも、
ジエン系エラストマーの配合量は10重量%以上は必要
であり、配合量が多くなると柔軟になりすぎて強度が低
下したり、フィルムの表面に低分子量物がブリードアウ
トして品質が低下するといった問題があり、さらに、水
添ジエン系共重合体は一般に高価なものが多いため、コ
ストが増大するといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
使用されているビニロンフィルム、軟質塩化ビニルフィ
ルム等と同等の柔軟性、透明性、フィルムに必要となる
強度等を有し、しわが発生し難い、低コストで得られる
プロピレン系樹脂フィルムを提供することにある。
使用されているビニロンフィルム、軟質塩化ビニルフィ
ルム等と同等の柔軟性、透明性、フィルムに必要となる
強度等を有し、しわが発生し難い、低コストで得られる
プロピレン系樹脂フィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプロピレン系樹
脂フィルムは、メルトフローレートが0.5〜5g/1
0分、エチレン含有量が3〜4重量%のプロピレン−エ
チレンランダム共重合体90超〜97.5重量%及び共
役ジエン−芳香族系ビニルモノマー共重合体或いはその
水素添加物2.5〜10未満重量%からなる層の両面
に、前記プロピレン−エチレンランダム共重合体が積層
されていることを特徴とする。
脂フィルムは、メルトフローレートが0.5〜5g/1
0分、エチレン含有量が3〜4重量%のプロピレン−エ
チレンランダム共重合体90超〜97.5重量%及び共
役ジエン−芳香族系ビニルモノマー共重合体或いはその
水素添加物2.5〜10未満重量%からなる層の両面
に、前記プロピレン−エチレンランダム共重合体が積層
されていることを特徴とする。
【0007】以下、上記共役ジエン−芳香族系ビニルモ
ノマー共重合体を「ジエン系共重合体」、上記プロピレ
ン−エチレンランダム共重合体及びジエン系共重合体或
いはその水素添加物からなる層を「中間層」、その両面
に積層されたプロピレン−エチレン共重合体からなる層
を「外層」と記す。
ノマー共重合体を「ジエン系共重合体」、上記プロピレ
ン−エチレンランダム共重合体及びジエン系共重合体或
いはその水素添加物からなる層を「中間層」、その両面
に積層されたプロピレン−エチレン共重合体からなる層
を「外層」と記す。
【0008】本発明で使用されるプロピレン−エチレン
ランダム共重合体のエチレン含有量は、少なくなるとフ
ィルムの風合い及び透明性が低下し、多くなるとフィル
ムが柔軟になりすぎて使用しにくくなる傾向があるの
で、3〜4重量%に限定され、メルトフローレート(以
下、MFRと記す)は、小さくなるとフィルムの表面の
平滑性が悪くなって透明性が低下し、大きくなるとフィ
ルムの強度が低下する傾向があるので、0.5〜5g/
10分に限定される。本発明でいうMFRはJIS K
7210に準拠して測定した値である。
ランダム共重合体のエチレン含有量は、少なくなるとフ
ィルムの風合い及び透明性が低下し、多くなるとフィル
ムが柔軟になりすぎて使用しにくくなる傾向があるの
で、3〜4重量%に限定され、メルトフローレート(以
下、MFRと記す)は、小さくなるとフィルムの表面の
平滑性が悪くなって透明性が低下し、大きくなるとフィ
ルムの強度が低下する傾向があるので、0.5〜5g/
10分に限定される。本発明でいうMFRはJIS K
7210に準拠して測定した値である。
【0009】本発明で使用されるジエン系共重合体或い
はその水素添加物は、ランダム共重合体でもブロック共
重合体でもよい。ブロック共重合体は、共役ジエン重合
体ブロックをB、芳香族系モノマー重合体ブロックをA
とすると、A(BA)m 又は(AB)n (m、nは自然
数)で示される。これらの中でも、ランダム共重合体や
ABA型或いはAB型のブロック共重合体が好ましい。
はその水素添加物は、ランダム共重合体でもブロック共
重合体でもよい。ブロック共重合体は、共役ジエン重合
体ブロックをB、芳香族系モノマー重合体ブロックをA
とすると、A(BA)m 又は(AB)n (m、nは自然
数)で示される。これらの中でも、ランダム共重合体や
ABA型或いはAB型のブロック共重合体が好ましい。
【0010】上記共役ジエンとしては、例えば、1,3
−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2−メチル−
1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、4,5
−ジエチル−1,3−オクタジエン、3−ブチル−1,
3−オクタジエン、クロロプレン等が挙げられ、中でも
1,3−ブタジエンやイソプレンが好ましい。
−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2−メチル−
1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、4,5
−ジエチル−1,3−オクタジエン、3−ブチル−1,
3−オクタジエン、クロロプレン等が挙げられ、中でも
1,3−ブタジエンやイソプレンが好ましい。
【0011】上記芳香族系ビニルモノマーとしては、例
えば、スチレン、t−ブチルスチレン、α−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン等が挙げられ、中でもスチレ
ンやα−メチルスチレンが好ましい。
えば、スチレン、t−ブチルスチレン、α−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン等が挙げられ、中でもスチレ
ンやα−メチルスチレンが好ましい。
【0012】ジエン系共重合体或いはその水素添加物は
水素添加物の方が好ましく、中でも、イソプレン−スチ
レンブロック共重合体或いはその水素添加物が好まし
く、イソプレン−スチレンブロック共重合体のイソプレ
ンユニットの結合様式が主として3,4結合からなるも
のの水素添加物が特に好ましい。
水素添加物の方が好ましく、中でも、イソプレン−スチ
レンブロック共重合体或いはその水素添加物が好まし
く、イソプレン−スチレンブロック共重合体のイソプレ
ンユニットの結合様式が主として3,4結合からなるも
のの水素添加物が特に好ましい。
【0013】上記ジエン系共重合体或いはその水素添加
物中の芳香族系ビニルモノマーの共重合割合は、少なく
なるとフィルムの耐熱性及び透明性が低下し、多くなる
とエラストマーとしての効果が低下してフィルムの風合
いが悪くなり、また、樹脂への分散性が悪くなってフィ
ルムの透明性が低下する傾向があるので、5〜40重量
%が好ましく、より好ましくは10〜30重量%であ
り、共役ジエンの共重合割合は、60〜95重量%が好
ましく、より好ましくは70〜90重量%である。
物中の芳香族系ビニルモノマーの共重合割合は、少なく
なるとフィルムの耐熱性及び透明性が低下し、多くなる
とエラストマーとしての効果が低下してフィルムの風合
いが悪くなり、また、樹脂への分散性が悪くなってフィ
ルムの透明性が低下する傾向があるので、5〜40重量
%が好ましく、より好ましくは10〜30重量%であ
り、共役ジエンの共重合割合は、60〜95重量%が好
ましく、より好ましくは70〜90重量%である。
【0014】本発明では、上記プロピレン−エチレンラ
ンダム共重合体及びジエン系共重合体或いはその水素添
加物から中間層を形成するが、中間層のジエン系共重合
体或いはその水素添加物の配合量は、少なくなるとフィ
ルムの風合いが低下し、多くなるとフィルムの引張降伏
強さが低下して強度的に弱くなるためしわが発生し易く
なり、コストも高くなる傾向があるので、2.5〜10
未満重量%に限定され、プロピレン−エチレンランダム
共重合体の配合量は、90超〜97.5重量%に限定さ
れる。
ンダム共重合体及びジエン系共重合体或いはその水素添
加物から中間層を形成するが、中間層のジエン系共重合
体或いはその水素添加物の配合量は、少なくなるとフィ
ルムの風合いが低下し、多くなるとフィルムの引張降伏
強さが低下して強度的に弱くなるためしわが発生し易く
なり、コストも高くなる傾向があるので、2.5〜10
未満重量%に限定され、プロピレン−エチレンランダム
共重合体の配合量は、90超〜97.5重量%に限定さ
れる。
【0015】本発明のプロピレン系樹脂フィルムは、上
記中間層の両面に、上記プロピレン−エチレンランダム
共重合体からなる外層が積層されたものであるが、層の
形成方法及び積層方法としては従来公知の任意の方法が
採用でき、例えば、各層を構成する樹脂組成物を単軸押
出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキ
サー、ロール、ブラベンダー等の混練装置にて、一般に
は170〜250℃、好ましくは190〜230℃で溶
融混練し、多層押出する方法が挙げられる。特に、得ら
れるフィルムの表面の平滑性及び透明性が向上するとい
う点で、Tダイより共押出し、冷却ロールにより急冷す
るのが好ましい。
記中間層の両面に、上記プロピレン−エチレンランダム
共重合体からなる外層が積層されたものであるが、層の
形成方法及び積層方法としては従来公知の任意の方法が
採用でき、例えば、各層を構成する樹脂組成物を単軸押
出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキ
サー、ロール、ブラベンダー等の混練装置にて、一般に
は170〜250℃、好ましくは190〜230℃で溶
融混練し、多層押出する方法が挙げられる。特に、得ら
れるフィルムの表面の平滑性及び透明性が向上するとい
う点で、Tダイより共押出し、冷却ロールにより急冷す
るのが好ましい。
【0016】プロピレン系樹脂フィルムの厚さ及び各層
の厚さは特には限定されないが、風合いが向上するとい
う点で、中間層がプロピレン系樹脂フィルム全体の厚さ
の50〜90%であるのが好ましい。
の厚さは特には限定されないが、風合いが向上するとい
う点で、中間層がプロピレン系樹脂フィルム全体の厚さ
の50〜90%であるのが好ましい。
【0017】プロピレン系樹脂フィルムには、透明性を
低下させない範囲で、各層にタルクや炭酸カルシウムな
どの無機充填剤、ガラス繊維やカーボン繊維などの強化
材、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、可塑
剤、帯電防止剤、離型剤、発泡剤、滑剤、ブロッキング
剤等が添加されていてもよい。
低下させない範囲で、各層にタルクや炭酸カルシウムな
どの無機充填剤、ガラス繊維やカーボン繊維などの強化
材、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、可塑
剤、帯電防止剤、離型剤、発泡剤、滑剤、ブロッキング
剤等が添加されていてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げて本発明の態
様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
【0019】尚、実施例及び比較例では、以下に示した
プロピレン系樹脂(PP)及びジエン系共重合体の水素
添加物(エラストマー)を使用した。 PP(1);MFR=1.8g/10分、エチレン含有
量=3.8重量%のプロピレン−エチレンランダム共重
合体 PP(2);MFR=9g/10分、エチレン含有量=
3.2重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体 PP(3);MFR=5g/10分、エチレン含有量=
1.5重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体
プロピレン系樹脂(PP)及びジエン系共重合体の水素
添加物(エラストマー)を使用した。 PP(1);MFR=1.8g/10分、エチレン含有
量=3.8重量%のプロピレン−エチレンランダム共重
合体 PP(2);MFR=9g/10分、エチレン含有量=
3.2重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体 PP(3);MFR=5g/10分、エチレン含有量=
1.5重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体
【0020】エラストマー(1);日本合成ゴム社製、
商品名「ダイナロン1320P」(MFR=3.5g/
10分、スチレン含有量=10重量%のブタジエン−ス
チレンランダム共重合体の水素添加物) エラストマー(2);クラレ社製、商品名「セプトン2
007」(MFR=7g/10分、スチレン含有量=3
0重量%のイソプレン−スチレンブロック共重合体の水
素添加物) エラストマー(3);クラレ社製、商品名「ハイブラー
HVS−3」(MFR=6g/10分、スチレン含有量
=20重量%の、イソプレンユニットの結合様式が主と
して3,4結合からなるイソプレン−スチレンブロック
共重合体の水素添加物)
商品名「ダイナロン1320P」(MFR=3.5g/
10分、スチレン含有量=10重量%のブタジエン−ス
チレンランダム共重合体の水素添加物) エラストマー(2);クラレ社製、商品名「セプトン2
007」(MFR=7g/10分、スチレン含有量=3
0重量%のイソプレン−スチレンブロック共重合体の水
素添加物) エラストマー(3);クラレ社製、商品名「ハイブラー
HVS−3」(MFR=6g/10分、スチレン含有量
=20重量%の、イソプレンユニットの結合様式が主と
して3,4結合からなるイソプレン−スチレンブロック
共重合体の水素添加物)
(実施例1〜3、比較例1〜4)中間層として、表1に
示した所定配合のPP(1)〜(3)及びエラストマー
(1)〜(3)を、外層として、前記中間層に使用した
PP(1)〜PP(3)を使用し、多層押出Tダイより
共押出して厚さ45μmのフィルムに成形した。各層の
厚さは、各外層が9μm、中間層が27μmであった。
示した所定配合のPP(1)〜(3)及びエラストマー
(1)〜(3)を、外層として、前記中間層に使用した
PP(1)〜PP(3)を使用し、多層押出Tダイより
共押出して厚さ45μmのフィルムに成形した。各層の
厚さは、各外層が9μm、中間層が27μmであった。
【0021】実施例及び比較例で得られたフィルムにつ
いて、引張降伏強さ、引張弾性率及びヘイズを以下のよ
うに測定し、その値を表1に示した。 (引張降伏強さ及び引張弾性率)JIS K 7113
に準拠して測定した。 (ヘイズ)JIS K 7105に準拠して散乱光線透
過率及び全光線透過率を測定し、(散乱光線透過率/全
光線透過率)×100によりヘイズ(%)を算出した。
いて、引張降伏強さ、引張弾性率及びヘイズを以下のよ
うに測定し、その値を表1に示した。 (引張降伏強さ及び引張弾性率)JIS K 7113
に準拠して測定した。 (ヘイズ)JIS K 7105に準拠して散乱光線透
過率及び全光線透過率を測定し、(散乱光線透過率/全
光線透過率)×100によりヘイズ(%)を算出した。
【0022】また、得られたフィルムについて、以下に
示したように触感及びしわの発生のし易さを風合いとし
て評価し、結果を表1に示した。 (風合い) ◎;触感が柔軟で、しわが発生し難かった ○;触感は柔軟だが、しわが発生し易かった △;触感がやや硬かった ×;触感が硬くしわが発生し易かった
示したように触感及びしわの発生のし易さを風合いとし
て評価し、結果を表1に示した。 (風合い) ◎;触感が柔軟で、しわが発生し難かった ○;触感は柔軟だが、しわが発生し易かった △;触感がやや硬かった ×;触感が硬くしわが発生し易かった
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明のプロピレン系樹脂フィルムは上
述したような構成であるので、ビニロンフィルム、軟質
塩化ビニルフィルム等と同等の柔軟性及び透明性を有
し、かつ、しわが発生し難く、風合いに優れている。ま
た、エラストマーの添加量が少量であるので、エラスト
マーのブリードアウト等による品質の低下がなく、フィ
ルムに必要となる強度を有し、低コストである。
述したような構成であるので、ビニロンフィルム、軟質
塩化ビニルフィルム等と同等の柔軟性及び透明性を有
し、かつ、しわが発生し難く、風合いに優れている。ま
た、エラストマーの添加量が少量であるので、エラスト
マーのブリードアウト等による品質の低下がなく、フィ
ルムに必要となる強度を有し、低コストである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C08L 23/16 15:00)
Claims (1)
- 【請求項1】 メルトフローレートが0.5〜5g/1
0分、エチレン含有量が3〜4重量%のプロピレン−エ
チレンランダム共重合体90超〜97.5重量%及び共
役ジエン−芳香族系ビニルモノマー共重合体或いはその
水素添加物2.5〜10未満重量%からなる層の両面
に、前記プロピレン−エチレンランダム共重合体が積層
されたプロピレン系樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5202297A JPH10244639A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | プロピレン系樹脂フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5202297A JPH10244639A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | プロピレン系樹脂フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10244639A true JPH10244639A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12903199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5202297A Withdrawn JPH10244639A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | プロピレン系樹脂フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10244639A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001030425A (ja) * | 1999-07-19 | 2001-02-06 | Gunze Kobunshi Corp | 樹脂積層体 |
| JP2015143107A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 包装材及び成形ケース |
| JP2018076127A (ja) * | 2018-01-10 | 2018-05-17 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 包装材及び成形ケース |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP5202297A patent/JPH10244639A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001030425A (ja) * | 1999-07-19 | 2001-02-06 | Gunze Kobunshi Corp | 樹脂積層体 |
| JP2015143107A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 包装材及び成形ケース |
| JP2018076127A (ja) * | 2018-01-10 | 2018-05-17 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 包装材及び成形ケース |
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